シンゲキロンパ CHAPTER 04

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396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/06(土) 10:15:08.78 ID:fll0FjbX0
アルミン「そして、もしかしたら…」

アルミン「モノクマの正体も…」




アニ『…!!』ゾワッ

モノクマ『それ以上は…』

モノクマ『わかってるよね?』

アニ『………………』



397 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2021/03/06(土) 10:20:15.78 ID:fll0FjbX0
今日はここまで
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 16:41:37.01 ID:BCBV5XE10
更新来てた、続き楽しみにしてます
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/20(土) 07:35:15.17 ID:wI2OlyDm0
アルミン「アニは全ての答えを知っていて、
     それを僕たちに伝えようとしていたんじゃないか…」

アルミン「僕にはそう思えるんだよ」

ミカサ「そんな… どうしてアニが?
    アニは真の【裏切り者】ではないのでしょう?」




アルミン『真の【裏切り者】は本当にいる。
     そして、それはライナー、ベルトルト、アニではない…』

アルミン『…それだけわかれば十分だ』




ミカサ「真の【裏切り者】ならまだしも…
    どうしてアニが全ての答えを知っていたの?」
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/20(土) 07:50:06.25 ID:wI2OlyDm0
ミカサ「それに、仮にアニが全ての答えを知っていたとして…」

ミカサ「それを私たちに伝えようとしていた素振りはなかったように思えた。
    どうしてそう思ったの?」

アルミン「これだよ、ミカサ」

ミカサ「…?」

アルミン「さっきの落書きの話… あれは落書きなんかじゃなくて、
     本の中の単語に線を引いたものなんだよ」

アルミン「線が引かれた単語は複数あって、どれもありふれたものばかりなんだ」
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/20(土) 07:55:17.94 ID:wI2OlyDm0
ミカサ「つまり… 何?」

アルミン「これはアニからの暗号なんじゃないかな。
     アニが何の意味もなくこんな事をするとは思えないよ」

ミカサ「暗号…? どうしてそんなわかりにくい真似を…?」

アルミン「きっと何か事情があったんだよ。
     僕たちに直接言えなかった事情が…」
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/20(土) 08:00:14.76 ID:wI2OlyDm0
アルミン「今からこの暗号を解いてみるよ」

ミカサ「…正直、考えすぎだと思う。本当にただの落書きかもしれない」

アルミン「…そうかもね」

ミカサ「………………」

ミカサ「…わかった。私も付き合う」
403 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2021/03/20(土) 08:05:08.02 ID:wI2OlyDm0
今日はここまで
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/04(日) 15:10:39.42 ID:sbHEdSFF0
アルミン(僕は本を広げた状態で床の上に置いた)

アルミン(そして訓練兵手帳を取り出し、ペンを走らせていく)




ミカサ「何をしているの?」

アルミン「アニが印を付けた文章や単語をメモしているんだ」

ミカサ「印を付けた…?」

アルミン「うん。これ、落書きに見えなくもないけど、よく見ると
     本に書かれている文章の一部や単語に印を付けているようなんだ」
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/04(日) 15:20:01.63 ID:sbHEdSFF0
アルミン(印の付いた部分を一文字残さずメモしていく)

アルミン(そうして現れたのは、次のような文字群だった)




誰をこの中に
イヌエンジュ
ヨウシュヤマゴボウ
クサアジサイ
地獄絵図
ヨツバシオガマ
ウミシマワタ
野原の広さ



406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/04(日) 15:25:02.19 ID:sbHEdSFF0
ミカサ「…これがアニが印を付けたもの?」

アルミン「そうだね、これで全部みたいだ」

ミカサ「パッと見たところ、全く意味を成していないように思えるけど…」

アルミン「パッと見てわかるなら暗号とは呼べないからね。問題はここからだよ」
407 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2021/04/04(日) 15:30:02.13 ID:sbHEdSFF0
今日はここまで
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/04(日) 15:41:37.04 ID:/XRts5D0O

暗号ってワクワクする
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 18:25:06.80 ID:2GMUyMsH0
アルミン(僕は本を広げた状態で床の上に置いた)

アルミン(そして訓練兵手帳を取り出し、ペンを走らせていく)




アルミン「アニが線を引いた単語はこれで全部かな…」




アルミン(僕はそう呟いて手を止める)

アルミン(そうして手帳に現れたのは、次のような文字群だった)
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 18:30:10.23 ID:2GMUyMsH0




誰をこの中に
イヌエンジュ
ヨウシュヤマゴボウ
クサアジサイ
地獄絵図
ヨツバシオガマ
ウミシマワタ
野原の広さ



411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 18:35:23.37 ID:2GMUyMsH0
ミカサ「…これがアニが線を引いた単語?」

アルミン「そうだね、これで全部みたいだ」

ミカサ「パッと見たところ、全く意味を成していないように思えるけど…」

アルミン「パッと見てわかるなら暗号とは呼べないからね。問題はここからだよ」
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 18:40:22.60 ID:2GMUyMsH0
アルミン(僕は現れた文字を見つめながら考え込んだ)

アルミン(ヒントは何もない。ここにある文字だけで、
     アニが伝えようとしたことを見出さなければならない)




ミカサ「このイヌエンジュとかヨウシュヤマゴボウとかいうのは何?」

アルミン「植物の名前だよ。どうやらこの本、植物図鑑のようなんだ」

ミカサ「知らない名前ばかり…」

アルミン「そうかな? 僕には聞き覚えがあるものばかりだけど…」
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 18:45:32.05 ID:2GMUyMsH0
ミカサ「………………」

アルミン「…? どうしたの、ミカサ」

ミカサ「アルミン、その本をよく見せて」

アルミン「え? いいけど…」
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 18:50:11.91 ID:2GMUyMsH0
ミカサ「………………」

アルミン「どうしたの? 怖い顔して…」

ミカサ「やっぱり、名前が違う…」

アルミン「えっ…?」

ミカサ「植物図鑑だというから、他の植物のページを見てみた」

ミカサ「そうしたら、この挿絵… 私が知っている植物のものだけど」

ミカサ「私が知っている名前と違う」
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 18:55:06.90 ID:2GMUyMsH0
ミカサ「この植物だけじゃない。これも、これも…」

ミカサ「私が知っているのとは違う名前で記されている」

アルミン「名前が違う…? これ全部?」

ミカサ「多分そうだと思う」

アルミン「そんなはずは…」
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 19:00:14.49 ID:2GMUyMsH0








アルミン「うぐっ…!?」







417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 19:05:07.29 ID:2GMUyMsH0








???『これはクサアジサイ』

???『………は、『移り気』』







418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 19:10:26.17 ID:2GMUyMsH0
ミカサ「アルミン?」

アルミン「……ッ!?」

ミカサ「どうしたの、大丈夫?」

アルミン「あ、うん… ちょっと眩暈が」

ミカサ「…少し休む?」

アルミン「そうだね…」
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 19:15:07.74 ID:2GMUyMsH0








ドドドドドドドッ







420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 19:35:13.95 ID:2GMUyMsH0
アルミン「…!?」

ミカサ「今の音は…?」

アルミン「この奥からみたいだけど…」

ミカサ「誰かいるの…?」

アルミン「………………」
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 19:40:29.13 ID:2GMUyMsH0
アルミン「そういえば、この奥って…」




ジャン『ああ、書庫ってところだろうな』

ジャン『それと、その中にもう1つ扉があったんだが、
    そっちは閉鎖されてたぜ』




アルミン「鍵のかかった扉があったはず…」
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/04/13(火) 19:45:20.53 ID:2GMUyMsH0




モノクマ『なお、このゲームでは公平を期すために
     施設内のドアのロックを全て解除いたしました』




ミカサ「…つまり、ジャンかコニーかヒストリアが中で捜索を?」

アルミン「そうかもしれないけど、今の音って…」

ミカサ「………………」

アルミン「…行ってみよう、ミカサ」
423 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2021/04/13(火) 19:50:31.46 ID:2GMUyMsH0
今日はここまで


>>404-406はミスです
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/14(水) 21:06:19.43 ID:ekSH3udgO

速報がいきなり閉鎖されて続き読めなくなったらどうしようって震えてた
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/18(日) 20:54:35.84 ID:ms5aDGpk0
エレンいれば大体なんとかなるからエレン殺したのか
しかし未来エレンはそれで良かったのか?
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/19(月) 22:20:50.10 ID:lNt+mtVU0
おつです
原作の方が先に終わるとは
こちらも面白いので最後まで読んでいきたい
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/27(火) 17:42:09.73 ID:aih2rbw80
もう続き書かないのかなぁ…
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/01/31(月) 21:20:29.48 ID:PalM+HeB0
こちらの結末も知りたかった
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/02/25(金) 17:58:57.07 ID:qfooSmVV0
道なら可能になりそうな展開だった事に驚く
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 05:10:20.23 ID:PqMMy5b30
エレンを早々に殺したのは大失敗だったな
まあ序盤のエレン見てたらまさか黒幕だとは思わないからしょうがない気もするが
今からでも実は生きてましたって展開に出来ないんだろうかこれ
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/10(金) 01:47:43.88 ID:WuH3HhMJ0
もう1年以上か
原作の新情報うまく取り入れたりしていて凄かった
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 14:21:45.09 ID:14GZanXk0
― 書庫(奥の部屋) ―




ジャン「痛っ……」

アルミン「ジャン!? 大丈夫!?」

ジャン「あ、ああ… 床につっかかっちまってよ…
    その時に、積んでた本にぶつかっちまって…」

ミカサ「…とりあえず、何事もなさそうで良かった」
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 14:27:09.28 ID:14GZanXk0
アルミン「ジャンはここの捜索をしていたんだね」

ジャン「ああ、書庫にも鍵のかかった扉があったのは覚えてたからな…
    前々から気になってたから来てみたんだ」

ミカサ「…それで、何か見つかった?」

ジャン「ああ、色々と気になるもんが見つかったぜ。
    まずはこれを見てみろよ」
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 14:35:18.60 ID:14GZanXk0
アルミン(そう言ってジャンが差し出したのは、一冊の冊子だった)

アルミン(表紙には知らない言葉で何かが書かれている)




アルミン「変わった文字だね… どこの言葉だろう?」

ジャン「気になるだろ? ちなみに、この部屋にある本や資料は全部そんな感じだぜ」

ミカサ「全部読めないの?」

ジャン「ああ、何が書いてあるのか全然わからん。
    でもよ、その冊子は中を見ると… 驚くぞ」
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 14:42:22.46 ID:14GZanXk0
アルミン(ジャンに促されて、冊子の適当なページを開いた)

アルミン(そこには…)




アルミン「…!! こ、これ…!」

ミカサ「…!? これは… ジャン?」

ジャン「ああ、どう見たってオレだよな。間抜けな顔してやがる」

ミカサ「一体どういうこと…? これは似顔絵?」

アルミン「いや、似顔絵にしては精巧すぎる…
     表面もなんだかツルツルしてるし…」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 14:52:41.93 ID:14GZanXk0
アルミン(そこにあったのは、ジャンの似顔絵のような“何か”だった)

アルミン(ジャンは『間抜け顔』と言ったが、冊子のジャンは
     あんぐりと口を開けて眠っているように見える)




ジャン「他のページも見てみろよ」




アルミン(ジャンに言われるがまま、僕はそのまま次のページを開いた)




アルミン「コニー…!!」

ジャン「こいつはオレ以上に間抜け顔だよな…
    とにかく、そのまま全部のページ見てみろよ」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 15:18:27.98 ID:14GZanXk0
アルミン(僕はそのままページをめくり続けた)

アルミン(どのページにも見知った顔の“何か”があり、
     どの顔も例外なく『間抜け顔』をしていた)




アルミン「これ、僕たち… だよね?」

ジャン「ああ… どういうわけか、この冊子には
    この施設にいるオレ達全員の顔が載ってる」

ジャン「生きてる5人だけじゃなく、殺された奴らの顔もな…」

ミカサ「…エレンの顔も、あった」
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 15:51:25.84 ID:14GZanXk0
アルミン(冊子には全部で12人の顔があった)

アルミン(この施設に閉じ込められた12人の顔だ)




ユミル『わからないのか?今来た2人を含めてもたったの12人なんだぞ?
    他の連中はどこに行ったんだよ』




アルミン(生きている5人と死んでしまった7人…
     そこには明確な違いがあった)

アルミン(死んだ7人の顔には、大きなバッテン印が描かれていたのだ)
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 15:57:48.81 ID:14GZanXk0




ライナー『議論の前に聞いておきたいんだが…あれってどういう意味だ?』




アルミン?ライナーの指差した先には、空いた席に立てられた顔写真があった?

アルミン?エレンの写真だ。大きなバッテン印が描かれている?








アルミン「…写真?」

ミカサ「えっ…?」

アルミン「これ… 写真じゃないかな」

ジャン「…? 何だよ、写真って」
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 16:01:53.20 ID:14GZanXk0
アルミン「何だよって…」

アルミン「…っ」

ミカサ「アルミン…? 大丈夫?」

アルミン「う、うん… ちょっと頭が…」

ジャン「無理しないで休んどけ。ここで見つけたものは
    ミカサにあらかた説明しておくからよ」

アルミン「…ううん、大丈夫。それより…」
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 16:07:07.83 ID:14GZanXk0
アルミン「この冊子… もしかして、僕らが目覚める前の様子を
     記録したものじゃないかな」

ミカサ「目覚める前の様子?」

アルミン「ここでの生活が始まった一番最初の日…
     僕たちは全員、気を失った状態から目覚めたんだよね?」




エレン『気絶?お前らもか?』

アルミン『えっ,じゃあエレンも…!?』

ライナー『エレンだけじゃないぜ。ここにいる全員がそうだ』



442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 16:12:45.78 ID:14GZanXk0
ミカサ「…つまりこれは、私達が気を失ってる間に
    モノクマが描いたものということ?」

アルミン「描いたか… あるいは、何らかの手段を使って
     その瞬間の様子を切り取ったのかも」

ジャン「とんだ悪趣味野郎だな… なんでそんな事を?」

アルミン「わからないけど… モノクマはこうも言っていたよね」
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 16:17:39.78 ID:14GZanXk0




モノクマ『オマエラは元々、全ての記憶が無い状態だったんだよ?』

モノクマ『それを心優しいボクが保護して、
     なんとか訓練兵団入団直前の記憶まで戻してあげたってわけ』

モノクマ『つまり、オマエラの記憶を奪ったのは【別の誰か】で、
     ボクはそんなオマエラを助けてあげたの。アンダスタン?』




モノクマ『なにしろ発見当時のオマエラは、
     記憶どころか人格すら無い存在だったんだから』

モノクマ『それを普通の人間に戻してあげたんだから、
     ボクにちゃんと感謝したまえよ?』




モノクマ『見て見て、その時のオマエラの真似』

モノクマ『あー…うあー…』



444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/15(月) 16:23:21.47 ID:14GZanXk0
アルミン「僕たちは元々、【別の誰か】に記憶を奪われて
     廃人同然の状態だった…」

アルミン「その話を踏まえてこの冊子を見ると…
     まさにそんな感じに見えない?」

ジャン「…確かに、みんなしてこれ以上ない間抜け面だもんな。
    そう見えないこともないが…」

ミカサ「………………」
445 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/08/15(月) 16:25:28.60 ID:14GZanXk0
今日はここまで


大変間が空いてしまって申し訳ありません
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/15(月) 17:56:30.32 ID:/gJwoJnVo
おー!お帰りなさい。待ってたよ!
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/16(火) 09:24:03.66 ID:YtZXqPXj0
アルミン「ジャン、他には何を見つけたの?」

ジャン「ああ… 次に見てほしいのはこれだ」




アルミン(ジャンがそう言って差し出したのは、また別の冊子だった)

アルミン(ただ、その冊子は…)




アルミン「ずいぶん古いものみたいだね… かなり色あせてる」

ジャン「違いはそれだけじゃないぜ。表紙をよく見てみろ」
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/16(火) 09:27:20.17 ID:YtZXqPXj0








第104期 訓練兵団卒業生 一覧







449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/16(火) 09:42:45.70 ID:YtZXqPXj0
アルミン「第104期… 訓練兵団卒業生…!?」

ジャン「ああ… そいつだけ何故か“読める”んだ」

ミカサ「…? さっき、この部屋の本や資料は全部読めないって…」

ジャン「そいつだけは例外なんだよ。この部屋の中で唯一のな」

ジャン「状態だってそいつだけが異様にボロボロだし、気になるだろ?」
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/16(火) 09:51:38.79 ID:YtZXqPXj0
アルミン「さっきの冊子に比べると、この冊子はかなり分厚いね…」

ジャン「その理由は読めばわかるさ。見てみろよ」




アルミン(ジャンに促され、冊子を開く)

アルミン(そこにあったのは…)




アルミン「…! これは……」




アルミン(そこにあったのは… 大量の顔とバッテン印だった)
451 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/08/16(火) 09:52:50.48 ID:YtZXqPXj0
今日はここまで
452 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2022/08/17(水) 03:08:38.70 ID:CTExJ3+f0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/19(金) 19:47:23.58 ID:/dyxNUdD0
復活して貰えるとはホントありがとう
写真設定も出てきてまた楽しみができた
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/20(土) 17:19:56.51 ID:AWGBor1a0
物体xとか気になってた
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/20(土) 18:46:15.07 ID:d0a1ileq0
ミカサ「これは一体…!?」

ジャン「『第104期 訓練兵団卒業生』ってやつじゃねえか?
    タイトルを額面通りに受け取るならだが」

アルミン「訓練兵団卒業生…」




ライナー『モノクマの話によると、俺たちは数年間の記憶を失っている』

ライナー『その“数年間”がどれくらいのものかはわからないが…』

ライナー『もし3年以上経っているなら、
     俺たちは訓練兵団を卒業していることになるよな』



456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/20(土) 19:02:19.49 ID:d0a1ileq0
アルミン「これ… 僕たちの事だよね?」

ミカサ「えっ…」

アルミン「ほら、見てよ」




アルミン(僕は開いていたページのある人物の顔を指さす)

アルミン(そこにいたのは、僕のよく見知った人だった)
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/20(土) 19:29:54.60 ID:d0a1ileq0
ミカサ「私…!?」

ジャン「…どう見てもそうだよな。顔の下に名前もあるぜ」

アルミン「でも、このミカサには頬の傷がないね」




エレン『それにその頬の傷…怪我してんのはお前じゃねえか』

ミカサ『さっきから何言ってるの。私は髪なんか切って…』



458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/20(土) 19:48:54.68 ID:d0a1ileq0
ミカサ「じゃあ、この傷は本物の訓練兵団を
    卒業してから出来たもの…?」

アルミン「そういう事になるんだろうね。それに…」




アルミン(僕は、1つ前の冊子とは
     明らかに異なる点に気づいていた)




アルミン「ここにある顔は全部似顔絵だ…
     さっきの冊子とは違う」

ジャン「でも、かなり上手いよな。どれも特徴をよく捉えてる」
459 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/08/20(土) 19:51:20.69 ID:d0a1ileq0
今日はここまで
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/22(月) 10:31:54.14 ID:s9RNAhH80
ペース早い
残っているキャラは原作でも生き残り組にいるのが面白い
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/22(月) 17:11:40.37 ID:KXGMrwtx0
アルミンの夢の彼女とは
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/22(月) 19:51:54.93 ID:uEnJluZu0
アルミン(ジャンの言う通り、この冊子にある無数の似顔絵は
     相当な絵心のある人間が描いたもののようだった)

アルミン(そして、その似顔絵を否定するかのように、
     大量のバッテン印が描かれている)




アルミン「ミカサの顔にはバッテン印がないけど、
     他の人達にはみんなバッテン印があるね」

ジャン「いや、ミカサだけじゃねえ。オレも全部見たわけじゃねえが、
    アルミンの顔にもバッテン印はなかったぜ」

アルミン「そっか、やっぱり僕もいたんだね…」
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/22(月) 20:44:22.91 ID:uEnJluZu0
ミカサ「…ねえ、この人」




アルミン(一緒に冊子を覗き込んでいたミカサが息を呑むのがわかった)

アルミン(震える指先が示す似顔絵に、僕も思わず目を見張る)




アルミン「…! この人…」

ジャン「…ああ」
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/22(月) 20:49:50.18 ID:uEnJluZu0








マルコ・ボット(席次7位)







465 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/08/22(月) 20:51:10.78 ID:uEnJluZu0
今日はここまで
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/25(木) 18:35:48.29 ID:0RTou0LR0
ジャン「…マルコだ」

ミカサ「…!!」

アルミン「同じ顔だね…」

アルミン「やっぱり、アニのおしおきの時にいたのは…」
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/25(木) 18:38:03.99 ID:0RTou0LR0








マルコ『まだ…』

マルコ『ちゃんと…』

マルコ『話し合ってないじゃないかぁあああ』







468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/25(木) 18:49:32.48 ID:0RTou0LR0
ジャン「…マルコだったよな。どう見ても」

アルミン「………………」

ミカサ「ちょ、ちょっと待って…」

ミカサ「それなら、マルコは私たちとは別に捕らえられていたということ?」

ミカサ「元々モノクマに監禁されていて、アニの処刑のときに一緒に殺された…?」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/25(木) 18:55:40.67 ID:0RTou0LR0
ジャン「それはねえよ」

ミカサ「えっ…?」

ジャン「今朝言ったろ。オレはマルコの死体を見たことがあるって」




ジャン『まだ詳しくは思い出せねえが…
    オレはマルコの死体を見たんだ』

ジャン『顔の半分を喰い千切られたマルコの死体を…』



470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/25(木) 19:03:06.75 ID:0RTou0LR0
ジャン「マルコはもっと前に死んでる。あれはマルコじゃねえ」

ミカサ「じゃあ… あれは誰だっていうの?」

ジャン「…さあな」

ミカサ「声もマルコのものに聞こえた」

ジャン「そうだな。でも、あれはマルコじゃねえ」

ジャン「あり得ないんだよ、そんな事…」
471 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/08/25(木) 19:04:17.42 ID:0RTou0LR0
今日はここまで
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/26(金) 00:39:40.78 ID:IY7pT5yd0
謎も今後の展開もまだまだ闇の中
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/26(金) 19:33:36.61 ID:wGoHdaeF0
アルミン「ミカサはマルコの死については
     あまり思い出せてないのかな?」

ミカサ「マルコについては思い出したけど、死んだことまでは…」

アルミン「そっか。どうやら、記憶の取り戻し方に
     個人差があるみたいだね…」

アルミン「僕はマルコが死んだことまでは思い出してるんだけど、
     どうやって死んだのかはまだ思い出せてないんだ」
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/26(金) 19:41:26.24 ID:wGoHdaeF0
アルミン「他にも、例えばこの人…」




アルミン(僕は冊子に描かれた1つの似顔絵を示した)

アルミン(短髪の男性で、名前は“フランツ・ケフカ”とある)




アルミン「2人は彼のことは思い出してる?」

ジャン「フランツ・ケフカ… 見たことあるような、ないような…」

ミカサ「…私は全く思い出せてない」
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/26(金) 19:42:34.32 ID:wGoHdaeF0
ミカサ「アルミンは思い出したの? その人のこと」

アルミン「うん… サシャのパーティーのときにね」




???『ジャン これ以上騒いだら教官が来ちゃうよ!』

ジャン『オイ… フランツ…!!』

ジャン『これは送別会の出し物だろ? 止めんなよ!!』

フランツ『イ…イヤぁ… もう十分堪能したよ』



476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/26(金) 19:43:31.87 ID:wGoHdaeF0
アルミン「あの記憶の中にはジャンもいた」

アルミン「だから、この冊子にある似顔絵は…
     僕たちがかつて所属していた本物の訓練兵団の同期なんだと思う」

ジャン「マジかよ… じゃあ、オレはこいつら全員と
    顔見知りだったってことか」

ミカサ「でも、ほとんどの似顔絵にバッテン印がある…
    みんな死んだということ?」

アルミン「兵団裁判で見たときと同じように、バッテン印を“死”と捉えるなら、
     そういうことになるだろうね…」
477 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/08/26(金) 19:44:31.15 ID:wGoHdaeF0
今日はここまで
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/28(日) 10:19:49.02 ID:PwPwMgSN0
ジャン「もし、バッテン印のある奴らが全員死んでいるとして…」

ジャン「そいつらはなんで死んだんだろうな? こんなに大量に…」

アルミン「わからないけど… 多分、モノクマの言う
     “失われた数年間”に何かがあったんだろうね」

ミカサ「何かって…」

ミカサ「もしかして、ミーナが言ってた…」
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/28(日) 10:21:20.58 ID:PwPwMgSN0




モノクマ『順を追って説明するとね、こういう事なんだ』

モノクマ『845年、突如として現れた超大型巨人と鎧の巨人により、
     人類はウォール・マリアを失いました』

モノクマ『その後しばらくは何事もなく平和でしたが…』

モノクマ『ある日再び、超大型巨人と鎧の巨人が出現し、
     今度はウォール・ローゼとウォール・シーナも破られました』

モノクマ『その結果、人類のほとんどが巨人に喰い殺されましたとさ』



480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/28(日) 10:26:53.01 ID:PwPwMgSN0
ジャン「けどよ… もしそうなら、どうしてオレ達だけ無事なんだろうな?」

ミカサ「それは、モノクマが私達を保護したから…」




モノクマ『オマエラは元々、全ての記憶が無い状態だったんだよ?』

モノクマ『それを心優しいボクが保護して、
     なんとか訓練兵団入団直前の記憶まで戻してあげたってわけ』

モノクマ『つまり、オマエラの記憶を奪ったのは【別の誰か】で、
     ボクはそんなオマエラを助けてあげたの。アンダスタン?』



481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/08/28(日) 10:37:19.97 ID:PwPwMgSN0
ジャン「なんでモノクマはオレ達を保護したんだ?
    こんな一般兵士の卵でしかないオレ達を…」

ミカサ「モノクマが言うには、記憶を奪った
    【別の誰か】から助けたという話だった」

ジャン「オレ達が元は廃人状態だったっていうあれだよな。
    でもよ、その話にしたって妙じゃねえか?」

ジャン「ミーナの話通り、巨人が壁内に押し寄せてきたとして…
    どうしてその【別の誰か】とやらはオレ達の記憶を奪う必要があったんだ?」

ミカサ「…そんなの、私に聞かれてもわからない」
482 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/08/28(日) 10:41:43.90 ID:PwPwMgSN0
今日はここまで
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/28(日) 14:29:51.04 ID:2It13ydz0
どこまで原作通り進んだ世界なんだろう
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/03(土) 14:30:13.65 ID:TNOfIXbq0
アルミン(それきり2人は押し黙る)

アルミン(なぜ【別の誰か】は僕たちの記憶を奪ったのか、
     なぜモノクマは記憶を奪われて廃人状態だった僕たちを保護したのか…)

アルミン(それは、今回解かなければならない大きな謎の1つだった)




アルミン「………………」
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/03(土) 14:39:45.46 ID:TNOfIXbq0
アルミン(【別の誰か】が僕たちの記憶を奪って、
     モノクマがそんな僕たちを“保護”した…?)

アルミン(あの言い方からすると… もしかして、
     【別の誰か】とモノクマは敵対関係にあるってことか…?)




アルミン「………………」




アルミン(モノクマと敵対関係……それって…)
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/03(土) 14:41:35.32 ID:TNOfIXbq0




ライナー『おい… 何をする気だ!?』

ベルトルト『やめろ!!』

???『ごめん… でも…』

???『もう耐えられない…』



487 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/09/03(土) 14:42:33.82 ID:TNOfIXbq0
今日はここまで
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/05(月) 19:10:15.01 ID:whqnYA7+0
アルミン「…ん?」




アルミン(物思いに耽っていた僕は、視界の端に何かをとらえた)

アルミン(ジャンが崩した無数の本の中に、ページが開いた本が2つある)




アルミン「これは…」




アルミン(僕はそのうちの1つを手に取った)

アルミン(それは本というには薄く、一番最初に見た
     僕たちの“間抜け顔リスト”の冊子に似ていた)
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/05(月) 19:25:38.73 ID:whqnYA7+0
アルミン「これ、ジャンが一番最初に見せてくれた冊子に似てる…」

ジャン「ん? これは初めて見たな…」

ジャン「確かに、オレたちの間抜け面が載ってたやつに似てるが…
    こいつらは誰だ?」




アルミン(その冊子には“間抜け顔リスト”の冊子と同じように、
     似顔絵にしては精巧な人の顔があった)

アルミン(ただ、そこに載っていた人達は見たことのない顔ばかりで、
     いずれも妙な恰好をしている)

アルミン(それだけではない…)
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/05(月) 19:36:40.75 ID:whqnYA7+0
アルミン「みんな“普通の顔”をしてる…
     僕たちみたいな“間抜け顔”じゃない」

ジャン「こいつらにも何人かバッテン印が付いてるな…
    死んでるってことか?」

ミカサ「ちょっと待って」




アルミン(ミカサが僕とジャンの会話を遮る)

アルミン(その声は心なしか恐怖の色を帯びているように聞こえた)
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/05(月) 19:43:10.72 ID:whqnYA7+0
ジャン「…何だよ」

ミカサ「これ… 一体どういうこと…?」




アルミン(ミカサは震える声で、冊子の中にいる1人の人物を指さした)

アルミン(その人物を見た僕とジャンは、思わず声を失う)
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/09/05(月) 19:44:39.48 ID:whqnYA7+0








アルミン「この人……!!」







493 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2022/09/05(月) 19:45:12.22 ID:whqnYA7+0
今日はここまで
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/09/06(火) 10:02:11.96 ID:ID1tFM7K0
パラディ島外のキャラかな
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/09/06(火) 20:46:35.76 ID:KUBSC+Qq0
乙です
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