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【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と
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1 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:21:23.94 ID:CJLJ6WZH0
【注意】
安価とコンマで異世界を旅していきます。
更新頻度低め、筆遅め、勢いマシマシとなります。
【安価コンマ】
安価の範囲は基本そのときそのときで、コンマは基本直下となります。
連取りは原則禁止ですが、20分以上安価やコンマが来なかった場合は連取り可能とします。
まだ内容次第で再暗化する可能性もあります。ご了承ください。
随時システム変更やルール変更があります、改めましてよろしくお願いいたします。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1747304482
2 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:24:24.33 ID:CJLJ6WZH0
――目を覚ますと、そこは神殿だった。
女性「目を、覚ましましたね。あら……まあ、良いでしょう」
神殿の奥からこの世のものとは思えない美貌を持った女性が現れ、あなたを見ると何か驚いたような顔をする。
……よく見ると、あなたには体がなかった。眼も鼻も口もない、煙のようにふわふわとした存在だった。
女性「――この世に生まれ落ちる生命には決まって【好き】と【嫌い】があります」
目の前に居る美女が語る。姿がないはずの貴方をジっと見つめながら、語り始める。
女性「人生の中で形成されていく好き嫌いではなく、魂に刻み込まれる、その存在にとっての核となる好悪が」
女性「人にとっての【好き】は信念でありプライドであり熱情であり」
女性「人にとっての【嫌い】は天敵であり仇敵であり邪悪である、と言い切ることが出来るかもしれませんね」
女性「分かりやすい例をあげましょうか。もし【好き】が勉強の人間がいたとしたら、その人間は日夜勉強を楽しみ嬉々として知識を吸収し始めるでしょう」
女性「しかし【嫌い】が勉強の人間がいたとしたら、そんな知識を吸収することを嫌悪しありとあらゆる学びを拒絶するでしょう。果てしない努力を続ければマシになるかもしれませんが――それでもその勉強に対しての根本的な認識は変わりません」
女性「この世界において【好き】と【嫌い】はそういう概念なのです。ご理解いただけましたか?」
女性「――改めて自己紹介をいたしましょう。私はアモディア・セル、そんな好悪を司る神様をしています」
3 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:25:34.66 ID:CJLJ6WZH0
その女性は自らの事を神様だと自称する。圧倒的なオーラとその存在が、それを嫌でも本当の事だと教えてくれる。
アモディア「さて、今からあなたには世界を旅し私の力を宿したアイテムを回収していただきます」
アモディア「感情の聖杯――手にしたものの感情を暴走させ、その感情が望む力を授けるアイテム」
アモディア「かつて人の身でありながら私の元までたどり着いてた者たちに褒美として授けた物ですが……少々事情が変わったため、回収しなくてはいけなくなりました」
アモディア「では、これよりあなたを世界に移動させます――が」
アモディア「何かがあってはいけません、あなたのことを今一度理解してもらう必要があります」
アモディア「不安定な体も、自我も、性別も――勿論好悪も」
アモディア「導きましょう、作り出しましょう。さあ、よろしくお願いいたします」
そして、その神様は――そっと、無いはずのあなたの手を手に取った。
■キャラメイクを始めます。よろしくお願いします。
4 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:27:26.11 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「まず、あなたの性別は――――」
性別は――:安価下2まででコンマが大きいもの
1 男性
2 女性
3 そういうの無い
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:28:17.52 ID:VVI+wi6lo
1
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:28:32.95 ID:/XfhMphY0
1
7 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:31:09.14 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「そう、貴方は男性――」
アモディア「では次に貴方の種族は――――」
種族は――:安価下3まで募集。(人間でも、人間以外でも人型なら異なる種族でも)
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:32:50.67 ID:XjSlUhz3o
人間
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:36:52.92 ID:RuiAuQm8o
人間とエルフのハーフ
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:39:09.62 ID:SpaMZ0l1O
鳥人類
11 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:42:45.72 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「人間、ハーフエルフ、ハーピー……でしょうか?」
アモディア「ここまでは絞れました、後は……貴方の意志で決まるでしょう」
そうだ、自分は……。
多数決安価:先に二つとったものを採用。
1 人間
2 ハーフエルフ
3 ハーピー
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:43:14.03 ID:Fs0rTl+5o
1
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:45:30.90 ID:oR1eqROy0
1
14 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:49:16.31 ID:CJLJ6WZH0
――自分の体がはっきりしてきた。見慣れた手足、身体、自由に動かすことが出来る……。
そうだ、自分は人間だ……。
アモディア「……ふふ、良かったですね」
アモディア「では次に決めるのはステータスです」
アモディア「肉体は貴方の体の強弱を決め、精神はメンタルの強さを、そして知能は頭の良さを決める」
アモディア「貴方は――――」
ステータス判定:コンマ01が一番小さく00が最大
肉体:コンマ直下
精神:コンマ下2
知能:コンマ下3
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:49:56.69 ID:Aa00hNJU0
あ
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:51:00.08 ID:XjSlUhz3o
あ
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:52:17.09 ID:z8LVoAXj0
ダメなところも後でちゃんと強くなるのかな
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 19:54:10.70 ID:HGXKNfGZo
メンタル弱くて頭も弱い…
絶望的ですね
19 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:55:21.58 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「肉体は平均以上、ですがそれ以外が……」
それ以外が、なんですか……?
アモディア「はい?」
…………ぐすっ。どうせ自分はちょっと力があるだけの……。
アモディア「わぁ、わぁ!ちょっと泣かないでください!貴方を貶すつもりでは……!」
……ぐすん。
アモディア「……今は少々低いかもしれませんが、伸びしろがありますよ。ええ、神様の私が言うんですから」
20 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 19:58:48.75 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「では、最後に――」
アモディア「一番重要な部分、【好き】と【嫌い】を決めましょう」
…………自分は一番自分が嫌いです。
アモディア「卑屈にならないでください、もう。自我が確立したばかりで不安定なんでしょうか……」
アモディア「こほん、【好き】と【嫌い】は貴方の核となるもの。これが今後の貴方を形作るでしょう」
アモディア「では、まずあなたの可能性を私が確認します――――」
好き嫌い安価:20:15まで単語を募集。1ID2つまで安価可能!
集まった単語の中からコンマで【好き】と【嫌い】を決定します。
21 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 20:02:07.12 ID:CJLJ6WZH0
単語は何でも大丈夫です。勉強とか動物とか、海とか蛇とか重火器とか。
とりあえず思いつくものを安価してくれると嬉しいです。
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:03:23.25 ID:Nrulwbkbo
好き 絆
嫌い 傷つける
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:05:36.34 ID:Dv7ZaNW80
好き 護
嫌い 侮辱
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:08:06.11 ID:9+rLzb/M0
好き 絵を描く
嫌い 人間
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:09:01.62 ID:CPO2BQw2o
好き 慈悲
嫌い 酷薄
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:11:28.58 ID:yO8wLLUB0
好き 水
嫌い 秩序
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:11:31.09 ID:uPkM8+WR0
好き読書
嫌い喧嘩
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:13:36.65 ID:tuh97GCmO
好き 優しい人
嫌い 乱暴な人
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:15:06.64 ID:lN0klw1ko
好き 友情
嫌い 友情を嘲笑う者
30 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 20:29:48.82 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「ふむ、ではこの中からだと……」
アモディア「――――理解しました、まず。貴方の【好き】は――」
【好き】グループ決め:コンマ直下
偶数:グループ1
奇数:グループ2
決定:コンマ下2
1-25 @
25-50 A
51-75 B
76-00 C
グループ1
@絆
A護
B絵描き
C慈悲
グループ2
@水
A読書
B優しい人
C友情
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:33:51.24 ID:0J/b3o0Zo
あ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:34:32.43 ID:uPkM8+WR0
あ
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:34:38.95 ID:wsrMtXTVo
あ
34 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 20:41:30.73 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「では【嫌い】は――」
【嫌い】グループ決め:コンマ直下
偶数:グループ1
奇数:グループ2
決定:コンマ下2
1-25 @
25-50 A
51-75 B
76-00 C
グループ1
@傷害
A侮辱
B人間
C酷薄
グループ2
@秩序
A喧嘩
B乱暴な人
C友情をあざ笑う者
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:44:28.93 ID:EcgJQECwo
あ
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 20:53:56.96 ID:tK+jbc8U0
あ
37 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 21:04:22.74 ID:CJLJ6WZH0
■好きの表示を少し変えております。
アモディア「ふむ……ところで何をしているんですか?」
……か、神様を守っています。どこから攻撃があるか分からないので…………。
アモディア「ええっと、ここは私の世界なのでそういうのは特にないと思いますが……」
も、もしかしたら攻撃が来るかもしれないじゃないですかぁ!い、痛いのは嫌ですけど、人が傷つくのはもっと嫌です……。
……ぼ、ぼでーかーどやりたいです。
アモディア「……まあ、それが貴方のやりたいことなのであれば。私は喜んでそれを受け入れましょう」
【好き】守護
【嫌い】絆を嘲笑う者
38 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 21:06:33.35 ID:CJLJ6WZH0
アモディア「では、最後に――あなたの名前を思い出しましょう」
…………名前。
アモディア「名前が付けばあなたが確立する、そうすればもうあなたは何時でも世界に行くことが出来る」
アモディア「あなたの名前は――」
名前安価:安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 21:15:57.85 ID:XFW8KL/xo
有友 優護(ありとも ゆうご)
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 21:20:14.02 ID:CyeJPcQA0
星海 護(ほしみ まもる)
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 21:24:56.61 ID:Rd8F+D+2o
白崎 十護(しろさき とうご)
42 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 21:39:48.43 ID:CJLJ6WZH0
優護「…………!」
アモディア「有友優護――素敵な名前ですね」
アモディア「では、貴方にはこれから世界に降り、ある国にある三つの感情の聖杯を回収してもらいます」
アモディア「殆どが海に沈み、人口島で生活する人々と海上に魂を捧げた海賊が蔓延る大自然の――海洋国家」
アモディア「神を信仰し、各国に存在する教会の本拠地が存在する祈りと願いと宗教の国――神聖国家」
アモディア「ここ数十年で大きく規模を拡大し、魔法を使わずとも魔法を使う欲望と繁栄の国――科学国家」
アモディア「各国に一つ聖杯がありますので、回収したら――」
優護「ちょ、ちょっと待ってください……!」
アモディア「はい?」
優護「……も、もう一度お願いします。な、なにが、なんですか?」
アモディア「海洋国家と神聖国家、そして科学国家の――」
優護「……かいよう?しんせい?か、化学はなんとか……?」
貴方の知能では情報量が多すぎる。処理することが出来ない。
アモディア「……科学も感じが違う気がしますが、とにかく行けば分かります。感情の聖杯を集めることが、護ることに繋がるのですから――頑張ってくださいね、優護」
優護「!」
43 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 21:43:05.77 ID:CJLJ6WZH0
優護「ま、待って下さい!も、もうですか!?ま、まだあと少し心の準備を――」
アモディア「残念ながら時間は残り少ないのです――では、また後で」
次合うときは聖杯を手にしたときでしょう。そう言って、彼女は微笑むと。
優護「――へぇ?」
優護の足元に、漆黒の穴が開いて。落ちた。
優護「――――ぁあああぁああぁあぁぁぁぁ……!!!」
アモディア「……」
アモディア「…………ふう」
アモディア「お願いしますね優護。どうか、どうか私を――」
44 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 21:46:06.42 ID:CJLJ6WZH0
――――――――……
――――――……
――――……
――…
―…
重要安価:優護は――:安価下3までで一番コンマが大きいもの
1 海洋
2 神聖
3 科学
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 21:46:39.73 ID:mJEtOL+dO
2
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 21:48:42.83 ID:Gyu/pJRDo
3
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 21:48:58.46 ID:a9iZh5X00
1
48 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 22:07:59.19 ID:CJLJ6WZH0
優護「――――いたたぁ」
目を覚ますとそこは塗装された道路だった。
優護「……ぐすっ」
身体がなんだか痛い、なにがなんだか分からない。優護には神様に言われたことの半分も理解できなかった。
優護「と、とにかく……歩こう――――うわぁ!?」
立ち上がり、どこか人がいる場所を目指そうとした瞬間――大きな地ならし。そして、どごぉおおおおおおおん!と大きな地鳴り!
優護「ひぅ!ぁ、な、なんだよぉ…………ぁ!?」
『ターゲットロックオン!対ダイアモンド装甲破壊ミサイル――!』
『ミサイルが来ます!電磁バリア起動します!』
優護「」
振り返るとそこには――二体の超巨大ロボット。とてもとてもとてもでっかい――山くらいでっかい、二体のロボ
片方のロボからは大量のミサイルの雨が、そしてそれを防ごうをもう一つのロボがバチバチとド派手な音を出しながらバリアのようなものを展開する。
爆発。爆発。超爆発。熱風がこちらまで飛んでくる。
優護「ひゅっ」
――そんな衝撃に肉体は耐えれても、精神が耐えきれなかった。
ブラックアウト。意識を失い、優護はまたそこに倒れこんだ――。
49 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 22:11:54.86 ID:CJLJ6WZH0
優護「」
「…………!??!?!?!」
どっちのロボット:安価直下
1 ミサイル
2 電磁バリア
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 22:12:53.29 ID:NDoOrhXQo
2
51 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 22:20:47.72 ID:CJLJ6WZH0
■ここで初めてのキャラ募集をしたいと思います。
巨大ロボットのパイロットを募集します。一応ファンタジー異世界ですが、初手がそういう国になっちゃいました。
下記テンプレートを使用してください。また、今回選ばれなかった場合でも、別の機会に登場する可能性が大いにあります。
【名前】(カタカナ)
【種族】
【性別】
【好き】
【嫌い】
【容姿】
【性格】
【その他】(書ききれなかった特徴や、趣味嗜好など。なんでもどうぞ)
52 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/15(木) 22:22:00.11 ID:CJLJ6WZH0
パイロット――:日付が変わるまで募集。
日付変更後、改めてパイロット以外の科学国家キャラ募集も始めたいと思います。
質問などあればご気軽にどうぞ。頑張って答えさせていただきます
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 22:30:55.31 ID:iMBulPdxo
【名前】アサヒ・ノーラン
【種族】人間
【性別】女
【好き】義理
【嫌い】不義理
【容姿】スタイルはかなり良い
【性格】快活で勝ち気でツンツンしてるとこもあるけど優しくて面倒見が良い
【その他】(書ききれなかった特徴や、趣味嗜好など。なんでもどうぞ)
【好き】と【嫌い】を人には押し付けない、あくまでも自分が遵守したいもの
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 22:47:16.66 ID:uPkM8+WR0
【名前】ルル•ノートン
【種族】 人間
【性別】女性
【好き】読書
【嫌い】死
【容姿】 緑色の髪をした片目隠れの小柄で華奢な少女
【性格】気弱で引っ込み思案な性格だが心優しく、誰かの為に頑張れる性格
【その他】本を読むだけでなく密かに小説も書いている
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 23:17:17.71 ID:o15TMm8Fo
【名前】テラス・リンドン
【種族】改造人間
【性別】女
【好き】勇気
【嫌い】諦める
【容姿】金髪碧眼 美人と可愛いの中間辺り 腰まで届くボリュームある髪をツインテールにしてる(スパロボ30のミツバっぽい髪型)
【性格】おしとやかで優等生お姉さん系だが戦術眼は大胆さと繊細さを併せ持ち強気なところがある
【その他】別に自分が改造人間であることは気にしないで欲しい
そこまでネガティブな境遇があるわけではなくて自分で選んだことで周りの人達もかなり躊躇っていたから
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2025/05/15(木) 23:52:44.70 ID:7bCzIJRLo
【名前】ミモザ・ブーゲンビリア
【種族】人間
【性別】女
【好き】平和
【嫌い】平和が乱されること
【容姿】腰まで伸ばした黒髪、片メカクレ(左目)、瞳の色は紅
年齢は20代前半、身長は160cm後半、胸は大きめ
【性格】普段はオドオドしていてパイロットにはとても向いていなさそうだが、コクピットに座ると一転しオラオラ系になる
(彼女の素。ハンドルを握ると人格が変わるタイプ)
その根底には揺るぎない正義感と心優しさがあり、オラオラモードの際もそれは変わらない
【その他】ロボット搭乗中人格が変わることを恥ずかしく思っている
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/15(木) 23:59:12.17 ID:Vg/dh5ZKO
【名前】シエラ
【種族】人間
【性別】女
【好き】空
【嫌い】墜落
【容姿】黒髪ショートの小柄な少女
【性格】寡黙。命令に忠実
【その他】巨大ロボットのパイロット兼生体ユニット。搭乗時は機体に直結され、迅速かつ精密に機体を操作することができる
命を奪うことに躊躇いはないが、敵機を撃墜する時に形容しがたい不快感を覚えることがある
好きな飲み物はココナッツミルク
58 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 00:04:14.25 ID:4Zs2ArZ90
■パイロット募集終了します。皆さんありがとうございました。
では、これから科学国家キャラ募集を始めます。集まったキャラから何人か採用したいと思います。
味方として出すかもしれませんし、敵として出るかもしれませんが。その辺はその時の流れになります。
■では、本日はこれで終わりになります。
ありがとうございました!ゆっくりやっていきます。
59 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 00:04:44.39 ID:4Zs2ArZ90
期限は18時までです!
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 00:45:02.89 ID:/rc2W53+O
乙
期待
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 01:28:11.10 ID:aN/Z/IYvo
【名前】ピタコ・サモスラス
【種族】人間
【性別】男
【好き】知的好奇心がくすぐられるもの
【嫌い】度が過ぎてること
【容姿】あんまり身なりを整えない 身なりさえきちんとすればそれなりに見える
【性格】一人称は僕 いつも気の抜けたようなふざけてるようなテンション 目上に対しても不敬 無礼で馴れ馴れしいマッドサイエンティスト寄りではあるけど自分が非常識なことや技術者としての責任は理解してる
【その他】誰が正義か悪かなんて人や状況によって変わるからあんまり考えない
一般的な倫理観道徳思いやりなどといったものは薄いように見えるが人や物の数だけ面白いものが生まれるんだからそこら辺は大切にした方がいいとは思ってる
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 09:17:21.01 ID:S/lsGR08o
【名前】オペッコ・ペッコ
【種族】人間
【性別】女
【好き】ソフトクリーム
【嫌い】辛い食べ物
【容姿】クールな印象
【性格】クール
【その他】オペレーターとか管制官的なものの担当
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 13:15:05.66 ID:+zdJrENWO
【名前】ジーク・ルブラン
【種族】鬼
【性別】男
【好き】秩序
【嫌い】混沌
【容姿】非常に大柄で筋骨隆々としたゴツい体格。日に焼けた肌。スキンヘッド。左目を隠す眼帯。強面。軍服姿。額から生える一本の角。
【性格】厳格でストイックな堅物。強く自分を律し努力を怠らないが、その分他者にも厳しく人望はあまりないようだ。生粋の愛国者。
【その他】
科学国家の軍を束ねる総司令で、無秩序に陥りそうな「欲望と繁栄の国」である科学国家の治安を一手に守る人物でもある。
国民の幸福を第一と考えており、自国の技術なら幸福を実現できると信奉している。
しかし秩序を重んじる反面、国民からの人気は低く舵取りに苦労しているようだ。
辛い物が好きでかなりの酒豪。
妻と娘がいる。(仲が良いか悪いかはコンマに委ねる)
異種族ありだから鬼を投げてみる。
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 15:10:07.51 ID:FyPbmln20
【名前】ロイド・マクスマン
【種族】人間
【性別】男
【好き】機械いじり
【嫌い】喋ること
【容姿】マスクを着けた白衣姿の男性。肩にはいつも自作の鳥型ロボットが留まっている
【性格】極度のコミュ障で自分の口では喋ることが出来ず、いつも肩の鳥型ロボットが彼の代わりに話している
【その他】科学国家の科学者の一人。容姿のせいで苗字をよく間違えられるのだが、マスクマンではなくマクスマンである
怪しげなビジュアルのせいで誤解されがちだが、中身は極めて真面目かつ常識人
科学は人を幸せにするべきものだという信念があり、戦いや兵器として利用されている現状には疑問を抱いている
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 17:52:12.15 ID:FF8voNlfO
【名前】レオン•ヴァニス 【種族】人間 【性別】男 【好き】女性 【嫌い】父 【容姿】金髪長身の美青年 【性格】ナルシスト気味の残念なイケメンだが憎めない性格 【その他】科学国家の王族の1人。父親からは落ちこぼれ扱いされてるが彼なりに国の未来について考えている
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 18:02:20.08 ID:nE5Rv2u2o
【名前】ドロシー・マーブル
【種族】人間
【性別】女
【好き】意志の強い人
【嫌い】信念を持たない人
【容姿】紫髪ポニーテール、キャップ、作業着、やや小柄
【性格】活発、義理堅い、機械マニア
【その他】現在の国家の体制に反発するテロリストグループのメンバー
メカニックの天才でありパイロットとしても優秀
67 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 20:21:02.37 ID:4Zs2ArZ90
■お疲れ様です。少しやっていきます。
>>60
ありがとうございます。頑張ります。
優護「ん、んんぅ……」
「ぇ、ぁ……!だ、大丈夫ですか……!あ、あのぉ!」
――目を覚まし声を上げると、誰かが体をゆする。
蛍光灯の光がまぶしく、そこに居る誰かをハッキリと見ることが出来ない。微かに見えたのは――とても綺麗な緑色の髪だった。
「ど、ドクターさん!ドクターさん!」
慌てた様子で声を上げながら、彼女は行ってしまった。どたばたと慌てていたらしく、先ほどまで読んでいた本を床に落としてしまっている。
……表紙に何か文字らしきものが書いてあるが、優護には分からない。
ドクター「おお、目が覚めたのか!そこのキミ、意識ははっきりしているか?名前は、年齢は言えるか?」
優護「ぇ」
扉が開かれると、彼女が連れてきたらしい医者がやってきて。貴方のベッドの近くにある椅子に座りこんで、次々と質問を続ける。
貴方の意識がはっきりとしているかの確認なのだが。知らない人からの圧に驚き、なんだか怖くなった貴方は。
優護「ぇ、ぁ、その……じ、自分は…………うっ」
「へっ!?」
医者「ど、どうしていきなり泣き出す!?何か精神的に負荷がかかったのか……?と、とにかく落ち着いてくれ、な、な?」
優護「うううううぅうぅううぅ」
ボロボロと涙が零れて、止まらなかった。
68 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 20:30:11.25 ID:4Zs2ArZ90
「…………ど、どうしてドクターさんは私を……う、うぅ」
優護「…………」
――いきなり私が診察しても怖がらせるだけだろう。とかなんとか言って、医者は緑髪の彼女を置いて部屋を出て行ってしまった。
気まずい空気。静寂。両方ともにぐいぐい話すタイプではなかったが、先に口を開いたのは彼女だった。
ルル「ぁ、えっと。分かりますか?今朝行われた決闘のフィールドで貴方が倒れていたのを、私が運んだんですけど……」
ルル「そ、そうだ名前……!わ、私ルル・ノートンと申します。貴方は……」
優護「ぁ、ご、ごめんなさい。自分は……有友優護、って言います」
ルル「アリトモ・ユーゴ?珍しい名前ですね……ええっと、ではユーゴさんと呼ばせていただきます、ね……?」
にこりと優しく微笑む少女――ルル・ノートン。小柄で華奢な体躯をした彼女を見て、優護はまず守護らねばならないと本能で感じ取る。
……が、いきなり初対面の相手に行動できるわけもなく。ベッドの上で彼女の話を聞くだけだった。
ルル「えっと、どうしてユーゴさんはあそこに……?フィールドは関係者以外立ち入り禁止、そもそも決闘中に生身の人がは入れるわけが……」
優護「……? ??」
何かを問われているのだろうが、まったくもって何を言っているのか分からない。
ちんぷんかんぷんなまま、その空気に耐え切れずまた涙が出そうになっていると、ルルは慌てたように喋り出す。
ルル「ま、まあ、そういうことも……あります、よね?た、たぶん…………」
優護「……す、すみません」
ルル「い、いえいえ!別に責めているわけじゃなくて……!け、怪我とかも特になかったですので、そこは一安心と言いますか……」
なんとも会話が進まない二人。しかし、確実に優護の中の緊張はほぐれていっている。
――もう少し会話をしようと。ルルがなんとか会話を繋げていく。
69 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 20:33:35.78 ID:4Zs2ArZ90
会話をしましょう:安価直下
1 ユーゴさんはいったいどちら国家から……?
2 ……ロボが好きなんですか?
3 会話内容自由(自由安価)
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 20:34:49.55 ID:aGbZ03ns0
1
71 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 20:43:04.52 ID:4Zs2ArZ90
ルル「ところでユーゴさんはどちらの国家から……?」
優護「ぇ、こっか?」
ルル「はい、科学国家の人間のようには見えませんが……?」
国家、という言葉を聞いて優護は頭を巡らせる。そうだ、たしか神様が話していた言葉の中にあった……なんとか国家が三つほど。
しかしその中の一つが科学国家だったかどうかはっきりしない……が、きっとそうなのだろう。
優護「こっか、国家……えー…………」
優護の勘が言っている、おそらくここで口をもごもごさせるのは怪しまれると。早く答えなければいけない、しかし分からない。
必死に必死に頭を回転させて――。
安価:安価直下
1 ――か、化学国家、ですよ?
2 ――し、新鮮国家……ですかね?
3 ――か、解放国家、みたいな?
4 …………(言葉が出てこない)
5 会話内容自由(自由安価)
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 20:45:11.87 ID:4mYMi0H4o
4
73 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 21:00:42.57 ID:4Zs2ArZ90
――言葉が出ない!
優護「――――」
嘘でもいい何か喋らなくてはいけない、しかしその噓がバレたら?優護は一気に怪しまれることになるだろう。
そもそも国の名前が出てこない、嘘をつくのも怖い。バレた後を考えるとまた気絶してしまいそうだ。
ガラスのハートがミシミシと音を立てていく。が、またそれを救ったのはルルだった。
ルル「……そうですね、自分の出自を言いにくい人もいますよね。ごめんなさい、無理して言わなくても大丈夫ですよ、ユーゴさん」
優護「ぁ……」
ルル「私はその、ずーっとこの科学国家に居るので、そういうのはないんですけど…………あ、そ、そうです!」
ユーゴさん!その、もし歩けるなら……案内しましょうか?と、恥ずかしそうにしながら、彼女は提案をする。
ルル「――私が過ごすこのファクトリーを紹介しますね。あ、も、もし嫌なら嫌と言っていただいても……あの、ご、ご迷惑でなければそのぉ……」
それを断る勇気も理由も貴方にはなかった。
74 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 21:11:10.50 ID:4Zs2ArZ90
――そこは小さな工場のようだった。
職人1「おーい!素材はまだか!」
職人2「すみませーん!今切り出してまーす!」
大量の鉱石と、何かの部品。巨大なクレーンなどの重機が動き、それを修復している。
優護「…………!」
ルル「あ、これは覚えていますか?そうです、今朝の試合で私が搭乗したロボット……と言っても、今日も負けてしまったんですけど」
あはは……と、困ったように笑うルル。しかし、優護の目線はそれに釘付けだった。
ロボットアニメで見るような人型のロボット。銀色がかった白い装甲と腰に掛けられている申し訳程度の小さな銃。そして、なによりも――巨大な白い盾。
ルル「……これがこの第62ファクトリーのロボットなんです。ほかのファクトリーよりも守備に重きを置いた、被害を最小限に抑える目的で使用されるロボット――カッコいいですよね」
優護「…………は、はい。カッコいいと思います」
ルル「ふふっ……それは良かったです」
優護「……」
何とも男の気持ちをくすぐるロボットだ、それになによりあの盾が良い。あれが優護の気持ちにドストライクだった。
ドクター「おーい、おーいルルー!勝手に部屋を出ていかないでおくれよー!」
ルル「あ、ドクター……!ご、ごめんなさい……!」
――そして、優護はドクターと共に貴方が眠っていた部屋。医務室まで戻っていった……。
75 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 21:22:51.41 ID:4Zs2ArZ90
ドクター「――うむ、特に問題はなさそうだな。しかし不安だ、しばらくはこのファクトリーに泊っていきなさい。なぁに心配はいらない、うちの長ならその辺緩いから」
――というわけですぐに解放された。こういう時に少しだけ丈夫な体に感謝をする。
ルル「よ、よかったですねユーゴさん……!」
優護「……そ、そうですね。その、しばらくお世話になります……」
ルル「は、はい!こ、こちらこそよろしくお願いします……!で、ではユーゴさんのお部屋は――あ!」
貴方の部屋に案内される途中、ルルが誰かを見つけたように小走りで行ってしまう。
ルル「ロイドさん……!あの、ちょっといいですか……?」
ロイド「…………」
優護「…………!!!」
――なんとも怪しげな男性だ。顔の半分を覆うマスク、そして白衣姿。肩には小さな鳥なんかが乗っていてますます怪しい。
しかも優護には分かる。あの絶対に喋りたくないというオーラ……優護の何倍も強いそのオーラに押され、思わず目が眩む。
…………というか普通に怖い。人体実験とかされそうで。ぶるぶると体が震えていく。
優護「ひっ……ぁ…………ぐすっ。い、痛いのは止めてください…………」
ルル「ゆ、ユーゴさん……!?」
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 21:46:25.63 ID:EeaW5EMY0
メンタルも頭もダメ
せめて容姿は最低でも普通くらいはないと人とのコミュニケーション厳しいかも
77 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 22:05:48.85 ID:4Zs2ArZ90
ロイド「――『別に痛いことはしませんよユーゴさん』」
優護「……?」
今、確実に彼の方から声がした……が、彼が喋ったようには見えない。
ロイド「『ああ、私はこのロボットを通じて会話をするようにしているんです……初めまして、第62ファクトリーのファクトリー長をしています、ロイド・マクスマンと申します」
優護「……ま、マスクマンさん……?」
ロイド「『マクスマンですよ、ロイドで大丈夫ですよユーゴさん』」
……ナチュラルに名前を間違えてしまった。人の名前を間違えてしまうのは最低なことだ、じんわりと心が傷を負っていく。
優護「す、すみません……わ、わざとではなくて……ぁの」
ロイド「『いえ、別に気にしていませんよ。この見た目と名前ですから、しょうがありませんよ』」
ルル「ロイドさん、よく間違われてしまいますよね……」
ロイド「『普段はそもそもロイドの方で呼ばれますからねぇ』」
……なんだか優しい人、なのかもしれない。見た目とオーラに騙されてはいけないなと優護は反省する。
それになんだか鳥のロボットも可愛らしい。
ロイド「『ドクターから話は聞いていますよ、どうか安静になるまでこのファクトリーをお使いください。部屋なら沢山ありますので』」
ロイド「『なんでしたら色々と見学していってください、もし興味があれば機械工作なんかも――』」
ルル「ろ、ロイドさん……。その、そろそろお部屋に…………」
ロイド「『ああ、すみませんルルさん引き留めてしまって。それでは、暫くの間よろしくお願いしますね』」
……軽く頭を下げて、ロイドは行ってしまった。
ルル「……ロイドさんは、とても良い人なのでそんなに怖がらないでくださいね?私も、ずっとお世話になっているので……」
78 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 22:21:10.45 ID:4Zs2ArZ90
――その日の夜。
優護「……眠れない」
このファクトリーの方々とご飯を食べ、一通り挨拶をしただけですべての力を使い果たしたような。そんな感覚だった。
ルルにはとても感謝している。こんな自分に付き添ってあいさつ回りに付き合ってくれたのだから。
優護「…………」
……色々なことを考えていると、どんどん目が覚めてくる。
優護「少しだけ、水でも…………」
優護は――:安価直下
1 何か準備をしているルルがいた
2 ロボを見つめているロイドがいた
3 ……ええっと、あれはご飯を食べるときにいた……
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 22:22:26.92 ID:aGbZ03ns0
1
80 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 22:40:36.51 ID:4Zs2ArZ90
ルル「きゃっ!ゆ、ゆーごさんですか……?」
台所に向かうとそこには可愛らしいパジャマ姿のルルがいた。見られたくないところを見られてしまったのか、顔を赤くして恥ずかしそうにしている。
ルル「は、恥ずかしいところを見られてしまいました……ゆ、ユーゴさん……内緒にしてくださいね?」
優護「……はい」
なにが恥ずかしいのかいまいちよく分かっていないが、とりあえず頷いておく。
よく見るとルルの手はマグカップを持っていた。ふんわりと甘い匂いがするこれは……。
ルル「あ……よ、良かったら飲みますか?ホットミルクなんですけど…………」
ルル「……わ、分かりました!それじゃあ、作っちゃいますね……!」
81 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 22:47:49.56 ID:4Zs2ArZ90
――ルルに入れてもらったホットミルクはとても美味しかった。
ルル「男の人って甘いもの苦手な人が多いイメージなので……気に入ってくれてよかったです」
優護「そう、かなぁ?」
ルル「ロイドさんが苦手なのでそう思い込んでるだけかも……あの人、コーヒーもブラックで飲めちゃうので凄い、えっと。大人だなぁって思います……」
コーヒーは何とか知っているので胸を撫でおろす。脳みそが他の人よりも弱い優護にとって、知っている単語が出てくることは安心につながる。
ルル「私はお砂糖とかミルクを沢山入れちゃうので……ぁ、ユーゴさんは、飲めます?ブラック」
優護「……コーヒーは、飲まないかも……?」
ルル「あ、そうなんですね。じゃあもしかして紅茶派とか……?」
そこから他愛のない会話を続けていく。ルルに作ってもらったホットミルクを飲むと、だんだんと体がぽかぽかしてくる。
……眠気が襲ってくる。眠ってしまう前に、何か色々と訊けたら……。
ルル「……?どうかしましたか?」
会話安価:自由安価下1-2でコンマが大きいものを。
ルルに何か話を訊いてみましょう。
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 22:51:54.51 ID:uqdoS14gO
収入がほしいが働き先はないものか
ファンタジー世界だから冒険者的なサムシングとかあるかな?
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/16(金) 22:54:18.11 ID:CltvJ67Oo
ここはどういう世界なのか
多分記憶がないと言っておく
84 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 23:17:00.09 ID:4Zs2ArZ90
ルル「え、お仕事ですか?」
優護「……お金とか、欲しくて」
賢くない優護でもわかる、お金がないとご飯は買えないし生きていけないのだと。
野宿をするにしても食べられる草とかがあるのかもわからないし、そもそもどれが食べれる奴なのかの判断もつかない。
ルル「んー……そう、ですね。ロイドさんにお願いすればお仕事を貰えるかもしれませんが……ユーゴさんって、機械弄りできますか?」
優護は首を横に振る、チラっとしかみていないがあんなものを優護が動かせるなんて到底思えない。
ルル「でしたら、荷物整理とか荷物運びとか……でしょうか?それでしたらユーゴさんでもできると思います、よ……?あ、その、一応ファクトリーなので基本は機械に任せているんですが、どうしても人の手が必要な部分もあるので……」
優護「その、ダンジョン的なものとか……冒険者、みたいな?そういうのって……」
ギリギリ頭の片隅にあった知識でルルに質問する。異世界ならば、冒険者的稼ぎがあるかもしれない。
……それなら、ぎりぎり……。
ルル「ダンジョンですか?いやぁ……今の時代、科学国家のダンジョンと呼べるものは、大体政府に制圧されていますから……」
ルル「魔物もいるにはいるらしいですが、私は見たことありませんね……海洋国家ならばダンジョンがまだあると聞きますけど」
優護「…………」
なんだかあまり異世界らしくなかった……。
85 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 23:41:11.92 ID:4Zs2ArZ90
ルル「と、とりあえず明日ロイドさんにお仕事の話はしておきますね」
優護「あ、ありがとうございます……す、すみません。いきなりやってきて、迷惑ばかり……」
ルル「い、いえいえ!そんな、大丈夫ですよ……!」
ルル「ではそろそろ寝ましょうか、夜更かしをしすぎるとオペッコさんに怒られてしまいますから」
……では、おやすみなさい。ユーゴさん。
そういって、会釈をしてルルは行ってしまった。優護だけが一人ぽつんと台所にいる。
……なんだか急に一人が怖くなって。優護はその場から逃げるように部屋に戻った。頭から布団をかぶって眠ると、すぐに意識は夢に消えていった。
86 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/16(金) 23:47:39.06 ID:4Zs2ArZ90
【名前】有友優護(ありとも ゆうご)
【種族】人間
【性別】男
【ステータス】肉体:69 精神:8 知能:9
【好き】守護
【嫌い】絆を嘲笑う者
【能力】
守護:人を護ること、およびそれに伴う行動に躊躇がない。
スイッチ(絆):絆を侮辱されると行動が少々乱暴になる。
■お疲れさまでした、本日はこれで終わりにします。
パイロット採用は
>>54
となりました。これから長い付き合いになると思いますので、仲良くしたいですね。
■ついでなのでロボットの名前安価とかしてみます。
>>74
のやつです。
安価下1-5まででよさそうなものを。
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 00:04:42.54 ID:+8XHroXSO
スクタリ
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 00:11:17.85 ID:GRG13Jx6o
アイアス
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2025/05/17(土) 00:58:42.38 ID:tmpmb42LO
スクトゥム
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 02:09:40.25 ID:4ux0faqYo
ガードナー
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 02:14:17.48 ID:pwKy20Gho
サーズデイ
92 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/17(土) 20:31:38.49 ID:zOR4Fb830
■安価ありがとうございました。この中から選ばせていただきます。
>>76
■優護くんの見た目決めてなかったので、コンマで決めておきます。最低保証はありです。
具体的な見た目は、後でどこかで。
容姿:コンマ直下(最低保証45)
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2025/05/17(土) 20:32:24.99 ID:aDQwkBGWo
ほいさ
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 20:33:00.56 ID:VhWf56uvo
あ
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 20:33:31.87 ID:H4sDqNTOo
こんなところでクリティカル
96 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/17(土) 20:33:51.87 ID:zOR4Fb830
たっか
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 20:35:24.11 ID:GQ5Rm2I4o
草
98 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/05/17(土) 20:55:08.06 ID:zOR4Fb830
■容姿:99 世界でもトップクラスの容姿をしています。なんもしてないのにとてもイケメン。
真面目に仕事するよりホストとかやった方が稼げますよ。コミュ力がちょっとまずいけど
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 20:57:03.68 ID:H4sDqNTOo
喋り方だけならかっこいい系というよりかわいい系にも見えるな
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/17(土) 21:00:48.88 ID:4gnAAolMO
女の子だったほうが生きやすそう
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