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【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と
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764 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/19(木) 23:14:49.42 ID:mHnhvJZq0
優護「――――っ」
先日テラスと戦った時のあの"超感覚"――これをマスターするために優護はスクトゥムに乗りトレーニングをする。
意識せずともロボットを動かすために、別のところの意識を持っていく。これを実践するために優護は本を読んでいた。
ロボットに関する本に意識を集中させながら、スクトゥムを動かす。これを完璧にできればあの感覚をマスターしたと言っても過言ではないだろう。
優護「ぇ、ぁ、ぅ、ぁ……!」
――が、しかし中々そう上手くはいかない。ファクトリーの私有地でのトレーニングだったから良かったもの、あらぬ方向に進み始めるわ、躓いて転んでしまうなど。実戦でやったら即敗北みたいな動きを続けてしまう。
操縦に集中しすぎると本を読めず、本を読もうとするとずっこける。上手い具合が見つからない。
優護「……ふぅ、テラスさんなら、上手く行くんですかね」
あの身のこなしならこれくらい余裕でこなせてしまうと感じてしまう……そんなことを考えながら一度ロボットから降りて休憩をしようとすると――。
クーナ「――ふん、私有地で良かったわね?ここが道路で車の運転なら余裕で道路交通法違反ね」
優護「ひやぁあぁあ!?」
クーナ「えっ!?」
――何故かそこに居たクーナに驚いて。とても情けない声を出してしまう優護。
765 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/19(木) 23:18:55.52 ID:mHnhvJZq0
なんでファクトリーに……?:コンマ直下
コンマが高いほど欲望混じり。低いととても真面目。
766 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/19(木) 23:19:33.24 ID:4WctfJF50
あ
767 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/19(木) 23:20:34.18 ID:B+L0jjAOo
密入国の疑いもあるし軍人ならそら真面目にもなる
768 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/19(木) 23:58:47.06 ID:mHnhvJZq0
クーナ「――――こほん、今日はファクトリー長であるロイドさんに用があってね。それで来てみたら……ねぇ」
優護「あ、そ、そうなんですか」
よく分からないが軍人という立場ならファクトリーに用があるものだろうと納得する優護。
クーア「……なに?本を読みながら操縦……?何の意味があるのかしら、それ」
優護「ぇ、えっとそのぉ……」
自己流のトレーニング方法をクーアに説明をすると、何とも言えない表情で優護を見つめ始めてくる。
クーア「なんか話を訊いても回りくどいわね……まあ意識せずとも、自分の身体の一部のように機体を動かして……というのは良い心がけだと思うけどね」
優護「そ、そうですか?」
クーア「じゃあアンタ、走るときに右足出して次に左足出して〜、なんて考えながら走る?そんな考え事しながら走ったらドベよドベ」
クーア「……そんなマルチタスクをこなそうとするよりも先に、基本動作を体に浸み込ませなさいよ。アンタ、そんな器用なタイプじゃないでしょ」
優護「ぅ、ぁ、はい……」
クーア「ああもうメソメソしない!はぁ……別に間違った努力じゃないわよ。ただちょっと遠回りなだけ」
クーア「なにか掴めそうなものがあるなら全力で掴みに行く……そのためのトレーニングでしょ。別に怒ってるわけじゃないわよ」
優護「は、はい……ありがとうございます……」
……今にも倒れてしまいそうだった優護の様子に、クーアはため息をつきながら補足をする。
769 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/20(金) 00:08:55.17 ID:pCd3ATA90
クーア「……ああそうそう、アタシちょくちょくこのファクトリーにお邪魔することになると思うから」
優護「ぇ、あ、そ、そうなんですか?」
クーア「ええ。勿論"ロイドさんへの用事"として……ね」
クーア「そのついでなら、アンタに色々と教えて上げてもいいわよ?ロボット操縦」
優護「ぇ」
クーア「……ふん、嫌ならいいのよ、嫌ならね。その反応だと、どうせアタシがこの国家においてどういう存在なのかも知らなさそうだし……気まぐれよ」
優護「あ、ありがとうございます!クーア、さん……!」
クーア「きゃっ!ぁ、な、ちょ……ち、近づかないで。アタシはそんなつもりで来たんじゃないの……!」
女の子のような声を上げて、クーアは一歩下がって優護から離れる。
優護「す、すみません……その、えっと、怖がらせるとか、そういうのじゃなくて……」
クーア「は?アタシが怖がったって言いたいわけ?アンタみたいなビビリに怖がるわけないでしょ?軍のトップパイロットを舐めるのも大概にして」
クーア「……ほ、ほら。とりあえずこれ、連絡先。アタシは暇じゃないけど?まあ、アンタが何か聞きたいことがあったら……連絡しなさい」
優護「わわっ、あ、ありがとうございます……!」
770 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/20(金) 00:15:08.89 ID:pCd3ATA90
クーア「――――はい、はい。対象のアリトモ・ユーゴと接触出来ました」
クーア「第62ファクトリーが危険人物を匿っている恐れがないか――それを判断するために、今後継続して接触を図ろうと思います」
クーア「はい、承知いたしました。失礼いたします――はぁ」
ファクトリーから軍へと戻る道、クーアは誰かとの電話を終えてスマホをポケットにしまう。
クーア「……身元不明の怪しい人物。他の国からの入国者情報にも載っていない、不審者」
クーア「人は見かけにも性格にもよらない――アタシがしっかりと調査しなくては」
クーア「…………うぅ」
クーア「連先交換しちゃった……だ、大丈夫よね?変じゃない、わよね?別に、やましいことなんてないんだから」
クーア「でも恋愛漫画だと夜寝る前に寝落ち通話とか……いやいやいや。いけないわ、変な風に考えちゃってる」
クーア「相手は怪しい人物、怪しい人物……」
771 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/20(金) 00:17:33.98 ID:FsA+K+8lo
アニメのOPとかで「私いつものメンバーですけど?」って仲間面してそうなポジション
772 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/20(金) 00:22:02.41 ID:7CH4VE+g0
ファクトリーで練習試合イベントあったらバトルの解説ポジションにうってつけの立場になった
773 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/20(金) 00:27:04.69 ID:pCd3ATA90
■Q.なんだか連絡先交換と各キャラとトレーニングしそうな雰囲気ですがこれは……?
A.【目標】に合わせて各キャラとの交流と一緒にユーゴくんの成長イベントをやろうかと……
■ユーゴくんの肉体成長をしてくれるテラスお姉さんと、めちゃつよパイロット軍人クーアさんのエントリー。万能ルッチーさん、超感覚シエラ、スクトゥム改造相談ルルちゃんなど色々選択肢はある予定です。
せっかくのイベント安価でトレーニングをするより、自由度の高そうなとんちきイベをやりたいなぁという奴です。
■お疲れ様でした。今日はこれで、おやすみなさい。
774 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/20(金) 00:29:59.38 ID:qwwY96y80
乙
頭の中はほぼ空っぽだけど人脈はいっぱい
775 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/20(金) 00:33:23.95 ID:iaiWGzzqo
乙
全員ユーゴ君の容姿でも平常心だから理性がダイヤモンド並みに堅いという究極の力まである
776 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/20(金) 00:56:32.92 ID:pCd3ATA90
■下手に理性とか好感度判定をすると容姿99のパワーでとんでもないことになるのでネームドキャラにはちょっとだけ控えてもらってます……はい……。
■とはいえそういうコンマで爆発してそこそこ交流が続いたらね……という感じはあります。ルッチーさんの
>>670
のコンマとかね……クーアさんも設定がとても爆発しそうです。
777 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/20(金) 01:12:17.87 ID:JNHdL0AIo
機体関係 まともに生きていけるだけのお勉強 他の国行った時のために何でもいいから生身で戦いから生き残る手段 衣住食保証されない環境での生活力
いっぱい必要なスキルたくさんあるしアホの優護くんでは独学で身に付けるなんて無理だな
778 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/20(金) 17:45:31.08 ID:REgWfZb5o
直近のルッチーさんのイベントは全ての判定が連続で上手く行くという奇跡
779 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/20(金) 20:26:53.29 ID:6Z6MWE+60
記憶なくて頭の中空っぽな実質赤ちゃんだから成長は早いのかもしれない
780 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/21(土) 00:10:21.51 ID:BZlfxyP50
ルル「――あ、新しいカフェオープンしたんですね」
ルルと一緒にファクトリーで必要となる細々とした備品の買い出しをしている途中、新しいカフェがオープンしているのを見つける。
ルル「ちょっと休憩していきましょうか?少し暑いですし、水分補給がてら涼みたいですし……優護さんにもずっと荷物を持ってもらうのも申し訳ないので」
優護「わ、分かりました……あ、あの、自分はその、荷物持ちなのでそんな……大丈夫です、よ?」
――一応のパイロットとして採用されることとなった優護だが、普段の生活としては前からあまり変わっていない。
掃除に荷物整理、軽い荷物運び、そしてこの買い出しの荷物持ちなど。あのファクトリー内でもやろうと思えば仕事があるのだった。
ルル「いえいえ、ユーゴさんが居なかったらこの量の荷物は私だけじゃ運べませんでしたから……これくらいさせてください、では行きましょう?」
781 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/21(土) 00:11:01.18 ID:BZlfxyP50
店内には優護とルル以外のお客さんもおり、店員さんに窓際の席に案内されて着席する。
――店員さんが言うに、今のおすすめはメニューに書かれているパフェとドリンクのようだ。
ルル「ええっと、それでは店員さん。そのパフェとドリンクを……」
店員「はい!パフェとドリンクですね!少々お待ちください!」
ルル「楽しみですねパフェ。ユーゴさん、結構甘いの好き、ですよね?」
優護「ぇ、そ、そう、ですね……好きです」
ルル「この前食堂で出されてたデザートのケーキ、凄い美味しそうに食べてたのを見て……もしかして、結構色んなお店に行ったりします?」
今度お勧めのお店紹介してくださいね?……と、少し雑談をしていると店員さんがパフェを持ってやってくる。
店員「お待たせしました!こちら当店のパフェとドリンクになります!どうぞごゆっくり〜……」
ルル「わっ、結構大きいですね……んっ、え……」
優護「おー……凄いですね、これ」
そこそこ大きなパフェとドリンクが一人前。二人前のはずだが一つしかないのを疑問に思いドリンクを見ると――まるでカップルが使うようなハートストローが刺さっていた。
ルル「――っ!?」
ルルの顔が一気に赤くなる、そして必死になってメニューを確認した後、優護のスマホに入っているアイナに向かって訊ね始める。
ルル「あ、アイナ……!こ、ここの喫茶店のメニューについて教えて……!ぇ、ぇ……!?」
アイナ「――はいよ!アイナちゃんの登場や!なんや、デートしとるんか?ええっと、そのパフェとドリンクは……カップル限定っぽいな?」
ルル「っ〜〜〜!?!?!?」
より一層顔が赤くなる、男女二人で来店したことで店員さんがカップルだと勘違いしてしまったのだろう。
優護「ぇ、えっと……?」
慌てふためくルルと、小さくけらけら笑うアイナ。そして、未だに状況が飲み込めていない優護。
782 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 00:13:27.45 ID:wsl7d1V4o
こういうことはお子様優護君
783 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/21(土) 00:26:53.59 ID:BZlfxyP50
ルル「と、とにかく!これは……だ、だめです!て、店員さんに話して、返品――」
アイナ「まあまあルルちゃん!ほら伝票確認してみぃ?カップル割りで安くなっとるやろ多分。だったら遠慮なく食べればええやん?」
ルル「で、でも……!そ、その、か、カップル……とか、そんな……ゆ、ユーゴさん!」
優護「ひゃ、ひゃい!?」
ルル「い、いや……ですよね?カップルとか、私みたいなのと……そんなのよくありません、よね?」
顔を真っ赤にして、プルプルと震えた声で聞いてくるルル。しかし優護にはそのカップルというものがよく分からなかった。単語としての意味を、なんとなく知っている……くらいであった。
――恋人、といういい方なら優護も反応できたかもしれないが。知識のなさはこういうところを結びつけないものだ。
アイナ「……カップルってのは、仲の良い男の子と女の子って意味やでユーゴ」
優護「ぇ?じゃあ、自分とルルさんはカップル……なんですか?」
ルル「ぴぇ……!?あ、アイナさん……!!!」
アイナ「なんでぇ?ウチ嘘はついとらんやろ?」
――なんだか知らないうちに大騒ぎになり始めている、普段大人しいルルがこんなにも慌てていると優護もなんだかやってはいけないことをしてしまったんじゃないかと心配になってくる。
ルル「そ、そういうのはもっと大事な人に……い、言うものですよユーゴさん……!か、カップルじゃありません!違いますよ……!」
優護「そ、そうなん、ですか?でも、ルルさんは……大事な人ですよ?」
ルル「……〜〜〜っっっ!!!」
……なんだかルルが顔を押さえてしまった。
とりあえず、パフェかドリンクかを食べてしまいたいが――。
カップル割りのパフェとドリンク:コンマ一桁直下
1-2 なんだかよく分からなくなってきたので無心で食べ始める
3-7 優護「あーん……なら、知ってますよ?」
8-0 ドリンクを一緒に
784 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 00:27:06.96 ID:/ufPcgoAO
はい
785 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/21(土) 00:48:37.90 ID:BZlfxyP50
優護「……る、ルルさん?」
ルル「ぅ、な、なんです――――」
優護は小さなスプーンでパフェを一口すくい、ルルに向ける。
優護「あ、あーん……って、すると。美味しい、ですよ?」
ルル「ぇ、ぁ、ぅ…………わ、分かっててやってるんですか、ユーゴさん……」
顔を赤くして、モジモジし始めるルル。一瞬の逡巡の後、ルルはぎゅっと目を瞑って口を開いて――。
ルル「ぁ、あー……ん」
ルル「……ぁ、美味しい……」
――その瞬間、小さくおぉという声が聞こえてきた気がする。声の方向を見ると、数人のお客さんがこちらを生暖かい目で見ていた。
……何か変なことをしてしまったかと不安になる。が、とりあえず優護は向かいに居るルルを見る。
優護「ぁ、美味しい」
ルル「ぁ!そ、それ間接……!ぃ、いえなんでもないです……」
優護「……?」
786 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/21(土) 01:10:51.18 ID:BZlfxyP50
ルル「…………」
優護「……」
――カフェで休憩を終えて、買い出しを終えて二人は帰路に付く。が、その空気がなんとも気まずい。
ルルが優護の方をチラチラと見て、顔を赤くして俯いて。またチラチラと見て……を繰り返している。
優護「ぁ、あのぉ……」
ルル「っ!?な、なんですか!?」
優護「ぁ、な、なんでもないです……」
ルル「ぁぅ……そ、そう、ですか……」
とても気まずい、優護にこの空気は最悪だった。自分があのカフェで何か嫌われるようなことをしていまったんじゃないかと、心配で心臓が爆発しそうだった。
あれだけ仲良くしていたルルとのこの空気、もしかしたらファクトリーでも続くのかと考えるだけで……死にたくなる。
嫌われたくない、どうにか仲良くして欲しい。優護の願いは切実だった。
何か言おう:コンマ一桁直下
1-7 こ、今度、お勧めのスイーツ店があるので……行きましょうね?
8-0 ……る、ルルさんは、自分の事が嫌いですか……?
787 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 01:12:11.62 ID:B7bo6Iujo
あ
788 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/21(土) 01:17:13.73 ID:BZlfxyP50
■こんな時間に初めて途中ですが寝ます。ありがとうございました。
■年頃の女の子に大事な人とかカップルとか使うな優護。
789 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 01:19:43.98 ID:Oj3y//wjo
乙
人生経験が実質ほぼゼロだから仕方ないね
790 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 01:22:51.01 ID:fT037j4I0
乙
色んな意味でバカとかアホとか言われても否定できない
791 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 01:27:41.87 ID:iC6eu8Pro
乙
身元不明の美男子で色んな女性の心を掴んでいる
これはスパイの疑いがあるからじっくりと尋問しなきゃいけませんね
何か危険な物も持ってるかもしれないから服も脱がせないと
792 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 10:34:23.51 ID:jv6gFhrZo
募集イベントの前に挟む予定だった固定イベントは後回しかな?
793 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/21(土) 12:17:46.87 ID:1sbpMaPcO
乙
優護君があーんして食べる側だったらカップルと莞うより幼児にご飯を食べさせる母親の図に見えそう
794 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/22(日) 03:18:08.08 ID:B3TZo7PtO
この国家が一夫多妻なら色んな女の子侍らせ放題だぞ!
これならユーゴくんが刺されることもないね
795 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/22(日) 21:01:03.27 ID:zaNOD9/Zo
女を侍らすじゃなくて女に侍られそうだな
悪い人にパクッと食べられないためにシエラさんが言うところの直感で自衛しないと
796 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/22(日) 21:24:35.83 ID:8+PdiM3OO
多分ユーゴくん恋愛とか性欲とかそういうの無縁だから直感で感じ取ってもそのまま突っ込んでいきそう
やっぱ悪い人から守ってくれる優しい人が必要だよ
797 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/23(月) 00:52:48.65 ID:zRZ7jhNLo
今日も報告出来ないくらい忙しい感じか
798 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/23(月) 22:36:34.53 ID:pz4LU33l0
■ちまりちまりとやります。
優護「こ、今度……行きましょう。おススメのスイーツ屋さんがあるんですよ……!」
ルル「ぇ、あ……スイーツ……?」
優護「パンケーキがとっても美味しいんです、ふわっふわで、甘くて、生クリームも絶妙で……なので、ルルさんと一緒に行けたら……嬉しいです」
店内で交わした会話から何とか話を続けていく、気まずい空気をどうにかしなければと優護も必死だった。
優護「あとコーヒーと……ココナッツミルクも。パンケーキ以外にも、沢山あって……えっと、あのぅ」
ルル「……ふふっ」
あわあわと慌てながら喋っている優護がなんだかおかしくて、ルルは思わず笑ってしまう。
ルル「すみませんユーゴさん。ちょっと困らせてしまいました……よね」
優護「ぅぇ?そ、そんなことは……?」
ルル「それじゃあ今度連れていってくださいね。楽しみにしちゃいますね?そのふわっふわのパンケーキ」
優護「――ぁ、は、はい!」
その反応に安心したのか、優護は嬉しくなって明るい笑顔を浮かべた……。
799 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/23(月) 22:51:32.36 ID:pz4LU33l0
オペッコ「これとあれと……ルル、そっちはどう?」
ルル「はいオペッコさん。こちらは確保済みです!」
優護「……」
またも続けて買い出し中。今度はオペッコも一緒に買い出しに来ていた。
自由に連れ出せる男手というのは実は貴重で、優護は今日もこうして荷物持ちだった。会計を済ませ、両手のバックで荷物を運ぼうとすると……。
シエラ「――ぁ、ユーゴ」
優護「ぇ、シエラさん……?」
偶然出くわしたシエラがトコトコと近づいてこちらにやってくる。普段はあまり変わらない表情が、今日はなんだか嬉しそうに見える。
シエラ「……前の試合見てた。ユーゴ、私と一緒……だね」
オペッコ「ええっと、ユーゴ?この子は……それに試合って」
シエラ「……ハッキングして見た。ね、ね。ユーゴのあの動き……マスターした?よね?」
オペッコ「は、ハッキングって……そんな軽々しく」
優護「え、えっと。この人は、シエラさんって言いまして。えっと、じ、自分の……と、友達?ですかね」
とりあえず二人にシエラの事を紹介するが、その二人は何とも不思議そうな怪しむような表情を浮かべていた。ハッキングで試合を勝手に観戦していたと宣言されたら、それはそうもなるだろうが。
それよりも……きっと優護が"超感覚"に目覚めたからだろうか。ほんの少しだけ、シエラの距離が近い気がする。
800 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/23(月) 23:16:22.42 ID:pz4LU33l0
シエラ「――あ、もしかしてそっちの女の子、ユーゴと一緒に戦ってた人?」
ルル「っ!?ぇ、あ、は、はい……!はじめまして、私ルルと申します」
オペッコの後ろにちょっと隠れていたルルにシエラは視線を合わせる。いきなり話しかけられて驚くが、ルルはなんとか自己紹介を済ませると……。
シエラ「ルル。私覚えてるよ?ユーゴと一緒に戦って……全然動けてなかった子」
ルル「――!」
シエラ「でも。ルルがピンチになったから……ユーゴは"超感覚"を身に付けられたのかな?そう考えたら……良い人かも?」
シエラ「……ね、ね。今度一緒にタッグで戦おう、ユーゴ。私の方がもっと、もっと……ユーゴに合わせられるよ?それで、ユーゴも私にぴったり……」
言いたいことだけ言ってシエラはもう優護に視線を向けていた。普段のシエラなら言わなさそうな言葉だったが、気持ちの高ぶりで言ってしまったのだろう。
"超感覚"を持った者同士、出会えたことへの悦びと感謝で。シエラは嬉しくてたまらないのだ。
オペッコ「……ねえ、ちょっとキミ――」
優護「し、シエラさん……」
流石に言い過ぎだと、優護とオペッコがシエラに言おうとした――瞬間。
ルル「――な、なんですかいきなり……!」
シエラ「……?」
優護「ぇ、る、ルルさん……?」
ルルが吠える……!
801 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/23(月) 23:21:54.23 ID:SutWjl6Io
優護君に新たな経験値
女の人の喧嘩は怖い
802 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/23(月) 23:46:49.38 ID:pz4LU33l0
ルル「な、何ですか。いきなり、初対面で言いたい放題して……だ、大体シエラさんは誰なんですか……!」
ルル「わ、私と!ユーゴさんの関係に……口出し、しないでください……!」
シエラ「私とユーゴは……友達、なのかな?私、ちょっと分かんないけど……」
シエラ「……少なくとも、ルルよりもユーゴのこと、分かってると思うよ?」
ルル「……同じファクトリーで一緒に過ごして、ロボットバトルの練習も一緒にやる私より分かってるとは、思えませんけどね……」
シエラ「むっ……」
――ルルとシエラ、見た目の年齢が同じくらいの少女二人が。バチバチと言い争いをしている。
優護「ぇ、ぁ、そ、その……ぇ?」
オペッコ「貴方は慌てすぎよ」
その言い争いの原因になった男はなんだか怖くて慌てているし、この場で一番の年上?であるオペッコは様子見に回ってしまった。
……どんどん二人の少女が不機嫌になっていく。
ルル「……分かりました、そこまで言うなら、や、やりましょう……!ロボットバトル!」
シエラ「……むっ」
ルル「1VS1で私が勝ったら……ゆ、ユーゴさんとはもう関わらないでください!」
優護「!?」
突然の話に流石に驚く優護、しかし。当のシエラはあまり驚いた様子じゃなく……。
シエラ「……じゃあ私が勝ったら――」
コンマ判定:コンマ直下
コンマ一桁8以上で……。
803 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/23(月) 23:47:27.15 ID:zWxS0a9M0
あ
804 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 00:10:55.53 ID:eMdjXPjY0
シエラ「……ねえユーゴ」
優護「ぇ、ぁ、はい?」
シエラ「今度、また一緒にパンケーキ、食べに行こ?予定、作っといてね」
――そう言って、いつもの表情でシエラは……笑った。
ルル「っ……なんですか、そんな余裕そうに……!」
シエラ「え?だって……ルルが私に勝てるわけ、ないでしょ?」
シエラ「だから嬉しいの、ユーゴと……デート、って言うんだよね?これ……うん、ピタコもそう言ってた」
ルル「――〜〜〜っっっ!!!」
そして、優護たちはシエラを連れてファクトリーに戻っていった……。
805 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 00:15:52.21 ID:eMdjXPjY0
■一日ぶり更新でした。お疲れさまでした、おやすみなさい。
明日もやります。ちなみに、戦闘はやらずダイジェストです。
■シエラが私のところに来て……?するのはなかったんだ。
806 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 00:17:58.15 ID:XhFo6yIao
乙
負けても失うもの別にないからロイドさんからしたら何のリスクもなく良いデータ取れるんだ
807 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 00:20:47.70 ID:ZGgrz1kdo
乙
808 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 13:01:57.73 ID:nYJ0M5/qo
優護君はいつもノーリスクで他所からのデータゲットしてくるね
809 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 22:03:55.28 ID:eMdjXPjY0
■今日もちまりちまりとやります。
ロイド「『うん、そういうことならファクトリー内の敷地を使ってもらって構わないよ。こちらとしてもデータを取ることが出来るしね』」
オペッコ「ありがとうございますロイドさん。それで、シエラ?キミの機体は……」
シエラ「……ね、お金多く払うから、私あれが良いな」
そう言ってシエラは指を差したのはあのバトルで優護が搭乗した機体「スクトゥム・試作1号機」だった。
シエラ「……ユーゴと同じ機体。乗りたいな」
ルル「……貴方の機体はないんですか?少しの運搬なら全然待ちますよ」
シエラ「いい、時間の無駄」
ルル「……っ!」
――今日初めて乗る機体でも余裕で勝てる。シエラの態度をルルはそう解釈する。これがどういう意図なのかはシエラしか分からないが……これによってルルはますますヒートアップする。
ロイド「『ん、それじゃあ軽い調整だけさせてもらうね……分かってるとは思うけど。安全第一、お互いに怪我の内容にね?』」
シエラ「……」
ルル「……」
優護「…………ぁ、ぇ、その」
ここまで一言も喋ることの出来ていない優護。なんだかとんとん拍子に進んでしまい何が何だか分からなくなってしまっているのだ。
何か声を掛けたほうが良いのでないか、そうは思うが今の二人に何を話しかけたらいいのかが分からない。優護には圧倒的に人生経験が足りていない。
……そんな時。
どちらかが話しかけてきた:安価直下。
1 ルルが話しかけてきた
2 シエラが話しかけてきた
810 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 22:05:35.62 ID:DaBw8uB+O
2
811 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 22:11:44.13 ID:pf2ozUpX0
人生経験足りててもおそらく大抵の男はこの状況どうすれば良いのか分からないのだ
812 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 22:31:16.34 ID:eMdjXPjY0
シエラ「――ユーゴ」
優護「ぇ、し、シエラさん……?」
いつの間にか近くまで近づいてきていたシエラが、優護の顔を見上げて言う。
シエラ「見ててね?きっとこれからの戦いが一番のお手本で……ユーゴの進む道だから」
シエラ「……あと、応援しててくれると、嬉しいな?」
そして、そう言い残して彼女はとてとてと小走りで行ってしまった……。
優護「…………」
シエラとルルの二人は二つのスクトゥムに乗り込みフィールドに向かっていく。
――この時はまだ、良い勝負になるだろうと思っていたが……そんなことにはならなかった。
813 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 22:33:24.76 ID:rxErPwiZo
クーナさんも見てるんかな?
或いは後でハッキングして見るか
814 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 22:42:52.86 ID:eMdjXPjY0
ルル「――――ぐぅうううう!!!」
シエラ「…………」
――当たらない。当たらない。どれだけ撃ってもルルの攻撃がシエラの試作1号機に当たらない。
先手を打っているはずなのに、死角から攻撃しているはずなのに――まるで機体の四方八方に目があるように、試作1号機は攻撃を回避する。
そして、それに反応するように放つ試作1号機の攻撃は的確にルルのスクトゥムを撃ち抜いた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン■】【――――】
スクトゥムの『通常射撃』!
――シエラの研ぎ澄まされた『超直感+』は全ての攻撃を回避する!
試作1号機の『カウンター』!
『超直感+』による反射的な一撃は敵の急所を的確に狙い撃つ!
スクトゥムに■■のダメージ!
『超直感+』によりシエラは敵の隙を見逃さない!
スクトゥムに追加で■■のダメージ!
815 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 22:44:56.91 ID:7c/4AQIIo
強制敗北イベント!
ゲームでよくあるやつ!
816 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 22:51:12.31 ID:eMdjXPjY0
ロイド「『……これは』」
オペッコ「……っ!ルル、落ち着いて!まずはその盾で相手の攻撃を防いで――!」
優護「……!」
ルル「っやぁあああああああ!!!!」
シエラ「……遅い」
シエラ「ぁ、ユーゴの戦い方だと……こうかな?」
ルル「っ!?」
大盾を構え、射撃をしながら突撃してくるスクトゥム――しかしその攻撃も虚しく試作1号機にはかすりもしない。
試作1号機は体勢を大きく変えると、スクトゥムの大盾による突撃を"小さな盾を壊すことなく"下から受け止め――ひっくり返すように吹き飛ばした!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン■】【――――】
シエラの『超直感+』により使い捨てのシールドセットが破壊されない!(『■■■』)
試作1号機の『吹き飛ばし(受)』!
攻撃をしてきた敵を受け流し、敵の次の行動を行動不能にする!
817 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/24(火) 22:55:20.92 ID:FLaD0bK/o
スクトゥムが試作機でもここまでやれるポテンシャルがあったなんて
開発者冥利に尽きるというやつだ
818 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 23:16:59.43 ID:eMdjXPjY0
ルル「っ、まだ――!」
シエラ「まだ……?」
シエラ「……そんなのあるわけないでしょ?」
倒れたスクトゥムの頭に向かって一発、二発と……弾丸を打ち込む。
シエラ「……でも、初めての機体は……うん、難しかったな」
シエラ「ユーゴ、見ててくれたかな……?えっと、あそこ、かな……?」
優護「……!」
――動かなくなったスクトゥムと、まるで傷一つない試作1号機。乗り手が変わるだけでここまで動きに差が付くのかと優護は驚く。
……試作1号機の頭部が、ぴったり優護の方を向く。そして――。
シエラ「……えへへ、おーい」
まるで親や友達を見つけたかのように、試作1号機は無邪気に右手を振ってアピールした……。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン■】【――――】
試作1号機の『通常射撃』!(『超直感+』)
スクトゥムに――■■■のダメージ!
――スクトゥムはダウンした……。
819 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/24(火) 23:48:12.70 ID:eMdjXPjY0
シエラ「――――じゃあ、請求先はここで」
ロボットバトルの後、シエラはロイドにそれを書き記し渡す。
ロイド「『……圧巻のバトルだったよ、シエラさん。試作1号機の開発者としてはこの上ない幸せだね、まさかあそこまで動かせるとは……』」
シエラ「……ユーゴならちょっと練習したらあれくらい出来るようになるよ?でも、ユーゴに合わせるなら――ぁ、ユーゴ」
優護「ぁ……」
シエラ「ね、ね?見ててくれた?……今日は全然上手にできなかったけど、いつも使ってる"レイヴン"ならもっと早く……」
シエラ「……じゃ、私はこれで。約束通り今度、パンケーキ食べに行こうね?これ、私の連絡先、だよ」
スマホのメッセージアプリにシエラを追加して、シエラはルンルン気分でファクトリーを去っていった……。
ルル「…………」
――ルルには目も合わせず。対戦相手だったルルはまさに絶望という表情だった。
オペッコ「お疲れ様、ルル。とりあえず水分取りましょ、ね?」
ルル「……っ。ありがとう、ございます……」
絶対に埋まらない実力と才能の差。自分が使っていたスクトゥムの試作型に圧倒された事実は……あまりにも大きくルルに突き刺さっていた。
ルル「……ぐすっ」
優護「ぁ、……ルル、さ……」
ルル「ごめっ、ごめんなさいユーゴさん……ちょっと今は、一人にさせてください……」
――走り去っていく後ろ姿。それを引き留めることなんて、優護にはできなかった……。
820 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 00:02:17.31 ID:9i1nRpMN0
62ファクトリー側としては大きな利益は得られてラッキーなんだけどねえ
821 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 00:23:57.38 ID:krz7rjNUo
ルルさん自分から売った喧嘩で負けてしまう
822 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/25(水) 00:30:58.90 ID:8gX9R7WF0
ロイド「『あれ、この請求先……』」
オペッコ「……どうかしましたか?」
ロイド「『……んんっ、いや。なんでもないよ、それよりもオペッコさん。ルルさんの様子、お願いしますね?私よりも女性の貴方の方がルルさんも安心するでしょうから……』」
オペッコ「はい……でもそういうの、今はあまりよくありませんよ」
ロイド「『はは、気を付けるよ……本当にね』」
ロイド「『……』」
823 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/25(水) 00:31:35.71 ID:8gX9R7WF0
ピタコ「――おおシエラ戻りましたか!今日は随分と長い散歩でしたね?」
シエラ「ただいまピタコ。今日は何も命令ないでしょ?」
ピタコ「まあそれはそうなんですが、いやはやキミがこんな時間まで戻らないのは珍しいですし……もしかしてお友達でも出来ましたか?」
――そのファクトリーに戻ると、目の下に大きなクマを作ったピタコ・サモスラスがシエラを出迎えた。
他の職員たちも働きづめだ、中には何日も自宅に帰っていない者や眠っていない者もいるだろう。
ピタコ「ま、とにかく――件の大会も近づいてきています。我が"国王様"主催ではありますが、優勝賞品である感情の聖杯は私たちが確保するために……貴方には十分頑張ってもらいますよ?」
シエラ「……ん」
ピタコ「ま、私たちの立場からすれば変な気分ですが、研究材料としてあれはまだまだ価値しかありませんからねぇ……国王様もそれがお望みですし」
ピタコ「感情の聖杯がもたらす効果、感情の暴走とは一体どのようなものなのか……ところでシエラ。夜ご飯は食べましたか?」
シエラ「……まだ」
ピタコ「でしたら一緒に食べましょうか、今日はいつもと違うカップ麺ですよ!ふふふ」
シエラ「……」
――――ずるずると、ラーメンをすする音が、ファクトリーに響いていく。
824 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/25(水) 00:46:50.61 ID:8gX9R7WF0
■こんな時間ですが、今日はこれで終わりです。ありがとうございました。
お疲れ様でした。おやすみなさい。
825 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 00:48:59.96 ID:2g8vIk6bo
乙
826 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 00:56:21.33 ID:pO5a/Q2vo
乙
次はイベント募集か固定イベントか
827 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 01:02:15.08 ID:sLWCas8L0
乙です
このコンマ無しで負けてしまったけど、この負けがルルの成長に繋がればいいな
828 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 01:06:09.93 ID:+qKR2Ma30
乙
優護君あの化物に勝たないといけないんですか!?
829 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 13:25:01.68 ID:CCLPWyuQ0
シエラさんの戦い一切見ずにぶっつけ本番だったらヤバかった
830 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/25(水) 23:08:17.17 ID:8gX9R7WF0
>>826
■次固定イベちょっとやってイベ募集です!
ちょっと前に戦闘やるって言いましたけどちょい先延ばしで!
■今日無しです!
シエラちゃんはバケモノじゃなくて可愛い女の子です!
831 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/25(水) 23:34:10.49 ID:8TvBIfmxO
報告乙
まあ実際出会った人たちの中では一番幼そうだよねシエラちゃん
精神年齢で言えば優護くんも大分だけどw
832 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/26(木) 00:12:43.05 ID:ZeTTQCzBo
やる予定だったイベントが募集したイベントの中にあったこと何回あるんだろう?
833 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/26(木) 23:58:59.46 ID:zfZ3Z3/+0
ルル「それじゃあ――いきますよユーゴさん……!」
優護「は、はぃ……!」
――きっかけは先日の試合。シエラとの戦いで完膚なきまでの敗北を味わったルル、流石に思うところがあったのだろう。彼女はユーゴにロボットバトルの訓練を申し込んできた。
スクトゥムに搭乗しての動きの向上、遠距離近距離攻撃両方の精度向上……優護にもある程度動いてもらう実践を想定した練習だった。
オペッコ「……オッケー。それじゃあルル、まずは遠距離からの射撃で試作1号機を狙い打ちましょう。シエルのあの動きに最初から当てらると思わないこと、コツコツいきましょう」
アイナ「……んじゃ、ウチらは動こうかーユーゴ?盾もあるし喜んでサンドバッグになるで!」
優護「ぅ、はい……」
こうして優護は思い思いに動きながらルルの射撃の相手となった。時に勢いよく近づいて距離を詰めて見たり、一気に左右に動いて翻弄してみたり。とにかく実戦で起こりそうな動きを色々と試してみる。
遠距離だけでなく、近距離の盾を使った戦闘なども繰り返し、ルルとの訓練は続いていった……。
834 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/27(金) 00:03:38.71 ID:daCy8WMG0
オペッコ「――ねえルル、そろそろ終わりにしましょう。これ以上は貴方の体力では……」
ルル「っ!いえ、まだ……まだ大丈夫です!」
休憩を挟まないまま数時間の訓練、オペッコが止めようとしてもルルは止まらなかった。
優護から見てもすでにルルは限界そうだ、しかし今の彼女に何を言っても聞かないだろうとも思った。
そもそも何を言えばいいのかが分からなかった。
アイナ「ルルちゃん焦ってるなぁ、この前の戦闘データ見せてもろたけどさぁ……シエルのあれ、ユーゴの……」
優護「そう、ですね……」
優護の"超感覚"よりも一つ上の"超感覚"……今の優護が使いこなせているとは微塵も考えていなかったが、それでもあの領域の動きには息を呑んでしまった。
あんな動きが可能なのか、自分にあんなことが……?
ルル「それじゃあユーゴさん!近接、行きますよ……!っやぁああああ!」
優護「っぇ、ぁ、は、はい!」
盾を振りかぶったルルが強引に盾をぶつけてくる。何とかこちらも盾で受けきるが、その衝撃は抑えきれない。慣れない思考をしていなければ問題なかったかもしれないが――今の優護には大ダメージだった。
ルル「――っ!そこ、ですっ……!」
好機とばかりに攻め立てるルル。今日の練習と日ごろの勉強で学んだ盾の扱いで試作1号機を追い詰め――とどめの一撃と言わんばかりの強烈な殴打を喰らわせる!
――が、それがあまりよくなかった。
優護「がっ……!?」
アイナ「なっ、信号がストップ……!?ちょ、ユーゴ!ユーゴ大丈夫か!?」
軽量級の試作1号機が弾き飛ばされ、外の岩壁に叩きつけられる。力強くめり込み、当たった位置が悪かったのか優護の操縦席にダメージが大きく加わる。メンテナンスをしているとはいえ旧型の試作1号機、機体ももろくなっておりガタがきている。
脳みそがぐわんと揺れる、視界がブレて気持ちが悪い……ルルが相手だから油断していたわけじゃない、ただただタイミングが悪かった。
……が、訓練とはいえロボットバトル。その状況で別の事を考えている者は怪我をする――。
ルル「ぇ……ぁ、ユーゴさん……?」
オペッコ「――救急班急いで!それと職員の人たちを呼んで試作1号機の回収!ねえ、ユーゴ!ユーゴ聞こえる!」
アイナ「おいユーゴ!あかん反応ない……!損傷個所のデータ送るで!あっかん機体に岩が突き刺さっとる……!下手に崩すと崩れるでこれ!」
――――意識が消えていく、何も聞こえなくなっていく。ぐわん、ぐわんと吐き気のような感覚が襲ってくる。
そして、そのままユーゴは……。
835 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 00:05:28.82 ID:RGTPzv7Wo
優護君まさかの2回目の死か!
836 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/27(金) 00:39:33.25 ID:daCy8WMG0
――――――――……
――――――……
――――……
――…
―…
優護「……ぁ、れ……?」
ルル「っ!ユーゴさん!?」
――目を覚ます。ぼやけた視界が徐々にはっきりしてくる。
身体が揺れる、ゆっくりと視線を向けると……顔をぐちゃぐちゃに泣き腫らしたルルがそこに居た。
ルル「ぐすっ、うぁ、ごべっ、ごべんなざっ……!ゆぅごさぁん……!」
ルル「し、しんじゃ、しんじゃったんじゃないかって……!やだ、やだぁ……!」
うわぁあああああ……と、普段の様子とは明らかに違う。確かに自分の攻撃で優護が気絶してしまったと思えば思い詰めてもしょうがないが……それとも違う。
"死"そのものを恐れているような……そこまで考えて、優護は神様に言われた言葉を思いだす。
アモディア『――【嫌い】は天敵であり仇敵であり邪悪である』
その言葉の意味ははっきりと分かっていないが、とにかく嫌いな物であるということは認識できる。と、するなら……ルルにとってのそれは……。
ルル「いなくならないで……しなないで……ゆぅごさぁん……ぐずっ……」
優護「…………」
どんな言葉を掛けて良いのかが分からない、分からないから……優護は行動に表した。
優護の身体に抱き着いて顔を埋めて泣きじゃくるルルの頭を優しく撫でる。緑色のサラサラの髪の毛が指の間を通っていく。
……こうすることでしか、優護はどうルルに対応していいのかが分からなかった……。
ドクター「――無事か!!!ユーゴくん!!!」
優護「っ!?!?」
数分後、走ってやってきたドクターに検査をされ、無事問題なしと診断された優護。
幸いにも体に傷はなく、安静にすればすぐに普段通り行動できるようだ……。その間、ずっとルルは泣いてくっ付いたままだった。
837 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 00:43:07.19 ID:HErm4ThFo
ドクター久しぶりの出番
838 :
◆gnMVpaH84at6
[saga]:2025/06/27(金) 01:02:59.74 ID:daCy8WMG0
■固定イベ
>>709
でした。ルルの【嫌い】はやる予定だったのでこのタイミングで。
■こんな時間ですがイベント安価だけ投げて寝ようと思います。
お疲れさまでした。おやすみなさい……。
■イベント安価を始めます。
目標達成、キャラ交流、それ以外でも。
イベント安価: 18時まで募集。
【目標】
「優護がパイロットとしてトーナメントに出場する」or「第62ファクトリー関係者に聖杯の事を伝える」
「色々なことを知る」
【出会ったキャラ】
ルル・ノートン
シエラ
クーナ・シュタージュ
テラス・リンドン
オペッコ・ペッコ
ロイド・マクスマン
ルッチー
アイナ
839 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 01:05:26.12 ID:ZvxFtQnVo
乙
ロイドさんが「小遣い稼ぎ」のレポートを書いてた
その内容は
『政府が制圧しているダンジョン』の管理にロボットを使う場合どんな能力が求められるか
840 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 01:13:03.15 ID:0lyTiyhF0
乙
整備班や開発スタッフが凄い落ち込んでた
あんないつ壊れてもおかしくない機体を使わせてしまって今回の事故も自分達に責任があると
そもそも使う機体とパイロットが2人になったのにバックアップ体制は前と同じでいたこと自体が間違いだったとか何がいけなかったかちゃんと話し合いをした末に
もう優護を正式なパイロットとして扱い人員も何とか補強しようとか色々改善案を出していく
841 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 01:20:22.34 ID:xNGf+/LX0
乙
よくは分からないけど自分が原因ならルルとシエラが喧嘩したことについて謝った方が良いのか聞いてみたらロイドさんに止めとくよう言われた
厳しい言い方すると彼女の責任だし、あのルルが自分の欲望のために動いたのはむしろ良い傾向だし今回の件で君の責任は特にないと
むしろロイドさんは仲間の応援しなきゃいけないのにシエラの戦いに夢中になってた自分を悪いことしたなと思っていた
自分の作った機体がパイロット次第であそこまでのポテンシャルを発揮できる、あんなことの出来る人材がこの世界にはいる、ルルには悪いけどあの戦いでロボットと人間の『可能性』にワクワクしてしまった
842 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 01:31:03.80 ID:MJSMxAA8o
ルルに昔何があったのかは本人の許可なく明かせないけどとにかくあなたは絶対死んじゃいけない人だと言うことは分かって欲しいと優護に伝えるオペッコさん
後、何も告げずに消えないで欲しいとも
突然ここに現れて出会ったのなら突然消えてお別れしてしまう可能性だってあり得ると考えてた
もし黙っていなくなったらルルやみんなは泣くし自分も泣いてあげる
──そしてどんな手段を使っても絶対探しだしてみんなで"色々"してやると警告される
843 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 01:38:44.50 ID:A2Ii97FU0
乙
優護 テラス クーナ
やっぱり人を殴るの向いてないなって話してたら通りすがりのクーナさんが「殴るのが向いてないなら蹴れば良いじゃない」と
え?そういう問題?とも思われたが人の顔面殴るよりは相手の脛を執拗に蹴る方がまだ抵抗感に関してはマシそうだし殴るよりは蹴る方が威力は高いんだから吹っ飛ばしやすいし人に攻撃する回数だって減る、姿勢が不安定になりやすい蹴りに慣れれば下半身の安定度も増すしそもそも人間が一番使うのは脚なんだから鍛えて損はないとの理屈
844 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 01:53:05.49 ID:yBfRGcmi0
シエラって子のこと悪い子ではなさそうだし優護君の友達なら信用してあげたいロイドさんとドクターだけど
コックピットなどからこっそり採取した髪の毛や汗や飛沫や皮膚片などを調べて出た結果がそれを許さない
845 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 08:15:00.85 ID:Qt8NUSEBo
遠くにルッチーさんが見えたので声を掛けようとしたら指を口に当てて「シーッ」ってされてウインクされた
そしてルッチーさんは声高らかに自分を尾行してる人の人数、歩幅と呼吸のリズムからそれぞれの性別と年齢、具体的な距離と位置まで全て言い当ててみんなの「秘密」も全部言っちゃおうかな?(こっちはハッタリ)と脅して全員追い払うと優護を呼んだ
アイドル足るものパパラッチの気配くらい察せられなきゃ務まらないとのことで(
>>663
の時は目の前の相手とやりあおうとして気を取られてたのと余計なこと考えずに雑念も迷いもなく突っ込んできた優護が速すぎて感知出来なかった)
優護どころかアイナすらアイドルって何なのか分かんなくなった
846 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 08:40:19.80 ID:ceLW2ygE0
色んな過去の試合映像を優護に見せては"細かく"丁寧に解説するルル
優護は頭に?を浮かべてかわいらしく首を傾げるのだった
アホの優護ほどではないけどまどろっこしいのはそんな好きじゃないからかなり大雑把に解説してくれるクーナさん
優護は分かったことが嬉しいのかかわいらしく顔を輝かせた
847 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 09:29:49.86 ID:AI0xToiPO
事故の件があって優護に過保護に接するルル
優護もルルを心配させない為に過剰に元気アピール
結局お互い違和感を感じていつもの優護•ルルの方が良いということでいつも通りに戻る
848 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 10:23:46.43 ID:VbH/3j9Fo
どの女の子に声を掛けても誰も合コンに参加してくれなくて落ち込むモブさん(タッグの練習試合のときの)
そんな時通りすがりの優護君を見かけて、写真をパシャリ、断られた女の子達に写真を送る、全員OKしてくれた、そして優護君はモブさんに泣きつかれる
優護君はこの事をルルさんオペッコさんに相談した
2人は食べられちゃう優護を想像して断ってくるよう言うけど困っている人を見過ごせないとこういう時は無駄に頑固なバカ優護
2人は考える、あのモブさんを信頼して任せるか?
否、有り得ない、何も信頼できる要素がない
熟考の末考え抜いた結論は
男装して自分達が男側に参加して教育に良くないことから優護を守る(年齢分かんないからとりあえずお酒飲まされそうになったら絶対断らせるとか)
相手側の女の子がモブの方に行くよう援護もしてやればモブと利害は一致するはずという魂胆
849 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 11:27:51.50 ID:DG+1jFoR0
考えてみるとあんまり落ち着いて細部まで町のことをよく知る機会がなかったのでオペレーターで案内は十八番のオペッコさんが町を案内してくれた
850 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 12:15:53.41 ID:eIDGfnyX0
乙
イベント安価で「オペッコと一緒に科学国家の歴史を勉強する」
851 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 12:16:13.13 ID:K4nuxPqA0
シエラ ルッチー
自分と優護は似てると語るが、似てる"とこ"はあるけど根本的にどこか違う気がすると言うルッチーにイラつくシエラ
自分と似てるとこがある人に好感持つとか好感持ってる人と自分の似てるとこ頑張って探そうするのよくあるよね!とか分かったような口を聞くルッチーにイラつくシエラ
誰かを好きになるのはとっても素敵だとか相手の好きになれるとこをちゃんと見つけられるシエラは凄いとか色んなことをマシンガンの如くめっちゃベタ褒めしてくるルッチーにシエラはどんな感情でいれば良いか分からなくなった
優護は人の良いところを見つけるのは素晴らしいことだと学びまた1つ賢くなった
852 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 12:46:04.48 ID:02h8YhDyo
テラスさんとこにいたモブさんが落ち込んでた
>>155
のファクトリーのドリルかっこいいからこっちでも作れるようにちょっとお話聞かせてもらおうとしたら出禁にされたとのこと
人と人との繋がりが軽視される非常な現実、世界の理不尽さをモブさんはちくしょう…ちくしょう!と膝をつき地面を殴りながら涙を流して訴える
ドリルのお話と女性全員に連絡先とか予定とか聞いたりデートのお誘いしただけなのにあまりにも酷すぎる!と
853 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 12:47:37.06 ID:dJ6ofvkA0
乙
約束通りにシエラとパンケーキを食べに行く
そこでシエラの素性や腕前のことが気になって聞いてみると、シエラの所属するファクトリーへ案内されることに
そしてスクトゥム試作1号機に乗せてもらったお礼?としてシエラの機体に乗せられ、遊覧飛行に連れていかれることになる
(部外者を勝手に連れてきたり機体に乗せたことについてシエラは後でめちゃくちゃ怒られた)
854 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 14:41:16.85 ID:buQmXwiho
シエラVSルルを見てて優護が何をしたかったのか大体分かったクーナさん
アレは出来ないことを出来るようにする力じゃなくて出来ることを出来るようにする力だから決して万能じゃないとか(人間と乗ってる機体が出来ないことは出来ないし限界はある的な)
アレが出来るようになってもそれを活かせるかどうかはアンタの強さ次第だとかどんなバカでも絶対に考えなきゃいけない時だってあるから時と場合で使い分けろとかアドバイスのつもり
855 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 16:00:46.84 ID:NvNnQa82O
大会で少しでも有利に立てるように、他の大会参加者の調査・偵察を行う。
856 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 16:11:26.18 ID:K7m/Gak10
機体や装備のテスト要員やその他雑用諸々のためにパイロットがもっと欲しい、ルルや優護ほどじゃなくて良いからとにかく普通(モブレベル)くらいにはロボット動かせる人材がもっと増えればやれることもたくさん増える、そんな悩みを抱えるロイドさん
857 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 16:31:00.86 ID:qgpRvtjn0
色んなことの祈願しに神社にお参りに
神職さんの服着れる体験コーナー的なとこあったからついでに着てみたら参拝者に神職さんだと優護君は勘違いされる
ビジネスチャンスの気配を感じ取った神職さん達は超イケメンだとかハンサムとかかっこいいとか美少女がいるとか一応はプライバシーに配慮して優護本人の容姿の特徴からちょっとズレた表現を使って大量の裏アカでSNSに拡散しまくって参拝者を激増を試みる
神職さんの中にはこんなお金儲け優先のちょっと汚いやり方はどうかと…という意見もあったが真っ当なやり方での金儲けは何も汚くはないし必要なことだと堂々と胸を張ってくる
当の優護君は服着せられたまま神職さんにいっぱい案内されてた(なるべく長く引き留めたいという魂胆)
858 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 16:49:03.13 ID:o9GuhWNso
息抜きで気楽にみんなで野球やってた
優護君もあまり深く考えずにやることに
初心者にとってはまあまあややこしいルールのはずなのに優護君は何故かある程度は知っていて(アホでも好きなことならルール分かるのび太君的な)
世界全体で見ればそんなにメジャーではないスポーツの知識があったことを訝しむロイドさん
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 17:10:04.24 ID:YUMpsA9X0
62ファクトリーのみなさんとお話ししてる時に生活力の話になって距離近い女性の方々が「恋人やお嫁さんにはどのくらい家事出来てほしい?」「ユーゴ君って料理とか出来る?」「お姉さん達が手取り足取り教えてあげましょうか?」「毎日お部屋お掃除してあげよっか?」とか妖しい雰囲気出しながら誘ってきて、相変わらずなことに呆れる通りすがりのオペッコさんwithルル
そういうことは出来といて損はないからって一応教えとくことに
但しオペッコさんwithルルの監視付き
860 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 17:26:01.89 ID:RKdMh1Tpo
ルッチーさんから番組が借り切ったテーマパークやショッピングセンター等を舞台にして「逃走者」が「ハンター」と呼ばれる鬼から逃げるという大規模な鬼ごっこ(色んなミッションもある)で制限時間いっぱい逃げ切ることが出来れば「逃走成功」となり、賞金を獲得できるバラエティ番組に一般逃走者枠として友達も連れてきて良いから参加してみないか誘われた
この話をファクトリーのみんなにしたらただでこのファクトリーの名前を売れるチャンスってことで参加すること決まってキャラの濃さ、顔の良さ、運動したいとかしなきゃいけない人とかの基準で選ばれたのは
優護 ルル オペッコさん ロイドさんだった
ルッチーさんはハンター側で参加してて何故かクーナさんもハンター側にいた(本人はバレてないと思ってしらばっくれてる)(思いっきり男の子の身体触ってもハンターは逃走者を確保するのが仕事なんだからこれはしょうがないというルッチーさんの口車に乗せられた)
861 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 17:42:40.08 ID:/C84zrXR0
電子書籍とは何かについて説明されて、アホの優護は電子書籍は紙の上位互換なんですね!と言い出す
ルル、キレた!
いつものルルからは想像できない剣幕で紙の素晴らしさを語ってきて優護は目ぐるぐるのふにゃ〜となって最早洗脳染みてくる
オペッコさんが優護の頭を斜め45度の角度でチョップして治った
862 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 17:55:48.26 ID:qHZSH6PsO
他の機体にはどんな装備を持っているか調査する。その後にアイナとスクトゥムに何か新しい装備を付けるか相談する。
863 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/27(金) 17:58:57.77 ID:iEmhFeqI0
トーナメントのポスター眺めながらみんなに聖杯のこと話すか?やっぱりルルさんが勝った時譲ってもらうことも考慮した方が確率は上がるんじゃないかと一瞬考えたけど自分の都合に誰かを巻き込むのも気が引けたし人がもらったもの譲ってもらうのは論外だからやっぱり止めたそんなとき
───聖杯欲しいんだ?
と囁く甘い声が、声がした方を振り返るとそこにいたのはルッチーさんだった
なんで分かったのか、ルッチーさんはそういうのも割と得意だった
まるで何かを試してるような表情でそんなに欲しいなら自分が出場して取ってきてあげるって言われて気持ちは嬉しいけど断る
そういうプランも考えとく方が可能性は高いのにどうしてか問われると
自分の力で大きな目標を成し遂げてみたい、『実績と自信』が欲しい、経験や人生の積み重ねなんてものが殆んどないからとにかくなんでもいい、自分の支えになるものがハッキリとした形で欲しいと告白した
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