【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ

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449 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/01(木) 17:47:22.87 ID:nRVw+2GkO
ーー暗黒館1F 酒場

アモ「あっ!お帰り、ガイ……少し焼けた?」

イーリン「!」

ガイ「アモ、イーリン……久しぶりだな」

アモ「今はどこもテラヌス・ウルスの魔王の話で持ちきりだよ。ずいぶん大変そうだったね?」

ガイ「ああ。下手をすれば世界めくれに次ぐ危機になっていたかもしれない」

アモ「魔王だもんね。生きて帰ってきて本当によかったよ。サーシャちゃん達は?」

ガイ「今は各々、自由行動中だ。俺たちがいない間、こっちで変わったことはあるか?」

アモ「変わったこと……あっ、デロデロ教に新しい派閥ができたとかなんとか」

ガイ「派閥?」

アモ「うん。なんでも、全てが溶けて一つに混ざり合うんじゃなくて、もう一度世界めくれを起こして全てが無になることこそが救い……なんだって」

ガイ「……良いものではないな。どれくらいの規模なんだ?」

アモ「まだなんとも言えないね……ところでイーリンさんはどうして黙ってるのかな?」ニヤニヤ

イーリン「ええと……その、なんでもないんですけど……そうだ!報告書!報告書は出来上がりましたか?」

ガイ「もうしばらく時間がかかる。すぐに提出はできない」

イーリン「そうですか……」

ガイ「……出発前のことなら、気にしていない。だから、いつも通り接してくれないか?」

アモ「だって。よかったね、イーリンさん」

イーリン「それなら……ゴホン。改めて、お疲れ様でした。ガイ様」ニコ

ガイ「ああ」

暗黒館バーテンダー「現在はオーナーもいらっしゃいます。面会をご希望であればお申し付けください」

ガイ「わかった」

現在はウォーターポートです。

何をする?
安価下1〜3

※次の目的地はあとで決めるので自由行動で指定しなくても大丈夫です。
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/01(木) 18:02:20.77 ID:BCkQSjjAO
メルルミチルイーリンと酒場で呑み会
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/01(木) 18:02:20.85 ID:2gbpHvBCO
ルーから早速アツアツなラブレターが届き、文面上では思ったより情熱的なのだなと思いつつ、ついでに浮気するなよと釘を刺される
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/01(木) 18:10:19.65 ID:/ym1s9Nr0
アインズ 大剣の練習をする
453 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/01(木) 21:34:15.05 ID:cHf6HDk1O
ーーウォーターポート 港

カモメ「クゥー、クゥー」

アインズ「久々の魚介は美味かったな……さて……」チラ

大剣「」ズゥン……

アインズ「絶望の魔王と戦ったときは的がデカいから特に何も考えずに振り回していたが……竜の体になっても使える分、案外私に向いているのかもしれないな」

アインズ「……今後も扱う機会が多くなるだろう。槍ではなく、この剣だからできることを理解してみるか」



大剣を振るアインズ「」ブォンッ!ブォンッ!

サーシャ「あれ……アインズ?」

アインズ「む、サーシャか。こんな所で会うとは……鍛錬をしに来たのか?」

ストレッチをするサーシャ「そうだよ。ここ、動くのに丁度いい広さだからね……アインズは大剣の練習?」グッグッ

アインズ「うむ。ただ振り回すだけでも充分、威力は出せるが、それではこの武器の真髄を発揮しているとは思えなくてな。いろいろ思索している」

サーシャ「うーん……でも、見てた感じ、充分に扱えてるように見えたけど」

アインズ「む、そうだろうか?」

サーシャ「少なくとも、手練れの剣士には見えるよ?」

アインズ「……見えるだけではダメなんだ。サーシャの目から見て、何か気になったことはあるか?」

サーシャ「ええ?私、剣は専門外なんだけど……あっ、アインズさんって大剣で斬ろうとしてない?」

アインズ「剣は斬るものだろう?」

サーシャ「まあ、確かにそうなんだけど……大剣って純粋に斬るんじゃなくて、その重さで粉砕しながら斬るっていうのかな……ごめん、ちゃんとしたことは言えないや」

アインズ「いや……なるほど。サーシャ、それはすごく参考になる意見だ」

サーシャ「え?」

アインズ「私は剣は斬るものという先入観で速く振ることに拘っていた。大剣自体の重さを利用する……うむ。つまり──」スッ

大剣「」ブォンッ……

割れる海面「」ズザアアア──

サーシャ「わっ!……凄いよ、アインズさん!」

アインズ「サーシャのお陰だ。新しい使い方を得ることができた」

サーシャ「私なんて何も……ていうか、今の……怒られない?」

アインズ「……港の人間に見られていないことを祈ろう」

⭐︎アインズが大剣を練習しました。
454 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/01(木) 21:34:50.64 ID:cHf6HDk1O
ーー暗黒館1F 酒場

ガイ(ようやく報告書を書き終えた……少し休憩しよう……)

ミチル「──おやおや!噂の有名人じゃないか!久しぶりだね!」

ガイ「誰だ?」

ミチル「……会った期間が短いとはいえ、忘れられると心に来るね」

イーリン「ミチル様、ガイ様はユーシリア帝国で訳あって記憶を失っているのです」

ミチル「そうだったのかい?……それはなんと言えばいいか……」

ガイ「すまないな。どういう関係だったかはわからないが、改めてよろしく頼む。俺はガイだ」

ミチル「……知っているとも。私はミチル。クロシュヴァル号の船長をやっているよ」

ガイ「クロシュヴァル号……たしか、トコナツ火山島に行くとき乗った船だったと聞いている」

ミチル「ふふ……次の乗船はいつでも歓迎だ。君たちは結構楽しんでくれてたからね」

メルル「ほうほう……ガイ、っていうんだ。クロシュヴァル号の船長と知り合いなあたり、只者じゃなかったり?」ヒョコ

ガイ「メルル・マインドストーン……!」

メルル「メルルでいいよォ。一緒に魔導車に乗った仲でしょ?」

ガイ「正確には俺たちが乗せたんだがな」

メルル「まぁまぁ、細かいことは気にしな〜い」ポンポン

ミチル「おや……幽歩のメルルと会えるなんて、今日はツイてるな。折角だ、一杯奢るから話さないかい?」

メルル「えっ?いいの?それじゃあいただきます!」

ミチル「イーリンさんとガイさんも、よければ」

イーリン「私までよろしいのでしょうか?」

ガイ「俺は酒を飲めない」

ミチル「ははっ、全然構わないよ。お酒じゃなくても好きなのを頼んでくれ。こういうのはその場を一緒に楽しむのが大事だからね」

メルル「太っ腹だねェ」

何を話す?

安価下1〜2
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/01(木) 21:36:21.70 ID:/dqfhBkV0
メルルも魔族なのか?
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/01(木) 21:52:05.55 ID:vfhf5qCyO
ガイはモテるらしいという話
457 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/01(木) 23:32:51.78 ID:IRcpCkYEO
ガイ「メルルはそんなに有名なのか?」

ミチル「ガイさんは知らないのかい?ソロ冒険者で名を挙げている有名所を聞けば、必ず名前が上がってくる程度には有名だよ」

イーリン「ガイ様はここへ来た際、暗黒館のことも知らない様子でしたから案外、世俗には疎いのかもしれません」クスッ

メルル「え〜?一体どんな秘境で暮らして来たのさ?もしかして、オノゴロの山奥だったり?」

ガイ「……その記憶もないんだ。だから、俺は今の自分を一から作り直してる途中だ」

メルル「ほぇ〜……じゃあ自分探しの途中でもあるって訳だ。人生の先輩として応援してるよ」ウンウン

ガイ「そういえば……なぜずっと帽子を被っているんだ?」

メルル「ああ、コレ?セイントレア王国の人達が蔓延っていたときの癖だよ……十年前は色々うるさかったからねェ」

ガイ「お前は魔族なのか?」

メルル「なんかその言い方、セイントレアの悪逆騎士達みたいで嫌だなァ……」

ガイ「気分を害したならすまない。俺は魔族に特別、差別意識は持っていない」

ミチル「今どきは差別意識を持っている人の方が珍しいからね。十年前だったら私もこんな風にここでお酒を飲めていなかったよ」

イーリン「私もです。セイントレア王国が滅びたことによる弊害もありますが……差別が廃れたのは思わぬ転機だったのかもしれません」

メルル「なんとも言い難いねェ。あ、私はオノゴロ出身の妖怪と人間のハーフだから、厳密には魔族とは違うよ?」

ガイ「妖、怪……?魔族とどう違うんだ?」

ミチル「大きな違いはないんじゃないかな?まオノゴロの周辺で見かける人間意外の種族は妖怪で、他の大陸にいるのは魔族ぐらいの認識で問題ないと思うよ。私たち人魚もオノゴロの海出身の子達は自分達のことを妖怪だと言っているしね」

ガイ「ミチルは人魚だったのか……ん?どうやってここまで?」

ミチル「人魚は魔法で人と同じような足になることもできるんだ。たまに人に化ける竜がいるだろう?あれみたいなものさ」

ガイ「なるほどな……」
458 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/01(木) 23:35:03.50 ID:IRcpCkYEO
メルル「それよりィ……君って、目つきは悪いけどよく見たら結構イイ顔してるよねェ?」

ガイ「そうなのか?」

ミチル「おや、ナンパかい?ガイさんは手強いよ。最後に船で見たときはサーシャさんとリーゼリットさんと良い感じだからね」

メルル「おやおやァ?既に二人も手篭めに?」

ガイ「その記憶はないが誤解だ。イーリン、ユーシリアで一緒に過ごしたお前なら分かるだろう?何か言ってやってくれ」

イーリン「そうですね。一緒に過ご──」



下着イーリン『……ふふっ、びびってんの?』



イーリン「///」ボンッ!

ガイ「えっ」

ミチル「驚いたな。イーリンさんにも手を出していたのかい?これならアモちゃんやオーナーと関係を持っていても不思議じゃないね。なんだったらアトニスさんとだって──」

メルル「ワオ!遊び人だったんだ!こりゃ泣かせた女の子の数は多いんじゃないの〜?」

ガイ「……話が飛びすぎてる。俺はそんな大人数と関係を持っていない」

メルル「ってことは何人かには手を出してるんだ?」

ガイ「……酔ってるな」

ミチル「ははは!大分出来上がっているようだね。これはしばらく止まらないよ!」

メルル「ガイ君は、モテモテなんだねェ!!!」

イーリン「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ」ゴクゴクゴク

ガイ(なんだこれ)

⭐︎4人で盛り上がりました。
459 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/01(木) 23:36:59.64 ID:IRcpCkYEO
本日はここまでです。あけましておめでとうございます。
次回はトゥルーエンドさんの手紙が届くところから始めたいと思います。よければ、お付き合いください。
今年もよろしくお願いします。
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/02(金) 10:05:14.04 ID:uGEN8WmOO
461 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 17:12:35.45 ID:1ZL2WCVtO
ーー暗黒館2F 幹部宿泊部屋

ガイ(やれやれ、休憩のはずが余計に疲れてしまったな。今日はもう寝るか……)

コンコン

ガイ「……誰だ」ノソ

ガチャ

女性暗黒館幹部「あっ、夜分遅くに失礼しますぅ……ガイさん宛に、先ほどお手紙が届いたので渡しに来ましたぁ」スッ

手紙「」ポン!

ガイ「そうか。ありがとう」

女性暗黒館幹部「いえいえ、それでは失礼しますね」スタスタ

ガイ「……誰からだ?」ペラッ

ガイへ

何も言わずに帰るなんて、いい度胸をしてるわね。
腹が立つ。本当に。おかげでテラヌス・ウルスを探しまわったじゃない。無言で消えられると、寂しいのよ。

近況を報告するわ。テラヌス・ウルスは、あなた達の頑張りもあって今は元通り。むしろ遺跡の探索や観光に来る人が増えていて、この先もっと増える見込みよ。

ソーラのことも書いておく。あの子、魔王の分体だったらしいじゃない?魔王に詳しいクロ教授にも診てもらったけど、もう心配はいらないそうよ。このまま普通に暮らしていける。

ホレスはまだ治療に時間がかかる。大魔女帝国に移して、最善の手を尽くすわ。ついでに、私も大魔女帝国へ戻る。会いたくなったら、テラヌス・ウルスじゃなくて大魔女帝国に来なさい。場所、間違えないでね。

本当は私が直接ついて行きたかったのだけど、それができないのは分かって。あと、連絡だけは欠かさないで。生きてるって報告、それだけでいいから。

追伸
サーシャとテルならまだ許す。でも、それ以上は駄目。これ以上他の子に手を出したら、どこにいようとお仕置きに行くから。浮気するなら覚悟しなさい。できるものならね。

トゥルーエンドより
462 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 17:13:24.87 ID:1ZL2WCVtO
ガイ「……フッ……意外と情熱的だな、ルーは……」

ガイ(生きている報告、か。世界めくれを止めるまでは簡単には死なないつもりだが……それに、フローディアの残したもので俺は死にづらくなっているんだろう?)

ガイ(治りが早い。倒れにくい。限界を越えても戻ってこれる。だから、踏み込める。踏み込ませられる)

ガイ(……それは、誰のためだ?)

ガイ(俺が勝手に「自分は使っていい」と決めてるだけじゃないのか?使っていい。削っていい。壊れてもいい……そんなふうに考えた時点で、道具扱いと何が違う?)

ガイ(俺は、俺を道具して、その延長で他人も同じように扱ってないか?他のヤツは俺やフローディアと違って簡単に死ねる……違う。簡単じゃない。誰だって簡単に死ぬわけがない。なのに俺は、戦場の死を当然の前提に置いた)

ガイ(置けば計算できる。計算できれば勝てる。記憶を失う前の俺は、そこまで割り切れてたのか?)

ガイ(世界めくれを止める。暗黒館の使命。五つの光。翡翠の賽……これは俺が覚えていた目的であって、なぜそれを選んだかは思い出せない)

ガイ(記憶を失う前の俺は、何を思って……それでも止めようとした?)

ガイ(いや、考えるな……記憶のない俺でも、一つだけ分かることがある)

ガイ(世界めくれを止めない理由は、どこにもない。止める。理由が思い出せなくても、止める)

ガイ(そして、俺が道具に寄るならせめて、自分で気づけ。自分で止めろ。決して)

ガイ(……ルー。報告だけでいいって言ったな……なら、報告する)サラッ……

ガイ(──生きてる。まだ、俺は俺だ)

463 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 17:14:50.14 ID:1ZL2WCVtO
ーー暗黒館1F 酒場

ガイ「次の目的地だが、オノゴロと浮島のどちらかになる。もっとも、全員で空を飛ぶ手段が限られている現状ではほぼ一択のようなものだが」

サーシャ「……浮島は、また今度ってこと?」

アインズ「現実的にはそうなるな。私が運べる人数にも限りがある」

リーゼリット「じゃあ、オノゴロかぁ」

ガイ「ああ……並行して、道すがら空を飛ぶ手段もついでに探そう」

サーシャ「ついで、って……そんな簡単に見つかるの?」

ガイ「簡単に見つかるとは言ってない。だが、探さない理由もないだろう?」

リーゼリット「オノゴロ……もちろん、海路で行くんだよね?ってことは……」

サーシャ「え!?またあの船に乗れるの!?」

アインズ「む?」

ガイ「……ミチルに伝えておこう」

リーゼリット「やったね!アインズ、豪華客船って乗ったことある?」

アインズ「いや、そもそも船というのに乗ったことがなくてな」

サーシャ「なら驚くかも?船長もいい人だから、きっと気にいるよ!」

アインズ「ほう……それは楽しみだな。期待しておく」

ガイ「……出発は明後日にしよう。各々、準備をしておいてくれ」

⭐︎次の目的地がオノゴロ諸島に決まりました。
464 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 17:16:04.42 ID:1ZL2WCVtO
ーー暗黒館2F 幹部宿泊部屋

ガイ(さて、出発の準備は終わった……なにかやり残したことはないだろうか?)

ガイ(……オノゴロは以前、サーシャが言っていたな。ユーシリアのときと違って平和な雰囲気はあるが……実際行ってみたら火種が燻っていた、なんてことになれば洒落にならん)

ガイ(今回も人数を増やすか……?とにかく、動こう)

現在はウォーターポートです。
何をする?(自由安価終了後、オノゴロ諸島へ向けて出発します)
安価下1〜3

誰かに声をかける?(以下から1〜2名、指定してください)
安価下4

イーリン
アモ
アトニス
テル
メルル
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/04(日) 17:16:39.34 ID:Aw5pv3Y20
魔族国から重鎮がくるのでお出迎えする
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/04(日) 17:44:05.58 ID:+Qn6Y5d/o
負の属性使いと会った経験からリーゼが負の属性魔法に触れてみる
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/04(日) 17:47:22.35 ID:oaHr23XEO
テルを一抱き
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/04(日) 17:47:47.47 ID:om6WJuziO
メルルアモ
469 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 19:03:51.22 ID:LxqUkn18O
ーーウォーターポート 大通り

ワイワイガヤガヤ

ガイ「……ん?おい、リーゼ」

リーゼリット「?ああ、ガイか。こんなところで会うなんて珍しいね」

ガイ「そうだな……何をしている?」

リーゼリット「オノゴロに行く準備してんの。そういうガイは?」

ガイ「似たようなものだ……邪魔をしたな。明日にまた会おう」スタスタ

リーゼリット「ちょっと待って!今、暇?少し付き合ってよ」

ガイ「?……わかった」



ーーウォーターポート 港

カモメ「クゥー、クゥー」

ガイ「何をやるんだ?」

リーゼリット「実はこの前、テラヌス・ウルスでリーナちゃんとか、ユキさんの魔法を見たとき……その魔力が妙に落ち着く感じがして……私も練習しようと思うの」

ガイ「練習……そういえば、リーゼが魔法を使っているところを見たことがないな」

リーゼリット「私、千里眼魔法くらいしか使えないからね……」ズーン

ガイ「そう気にするな。魔法に匹敵するくらい、リーゼの銃の腕には助けられている。自分の武器を理解してる奴は強い……リーゼはその部類だ」

リーゼリット「ありがと……でも、やれることを増やしておきたいんだ。またフローディアが襲って来たら、手札が多い方がいいでしょ?」

ガイ「……それもそうだな。ここで見ているから、気楽にやってみろ」

リーゼリット「お願い。それじゃあ──」スッ

安価下1

闇、氷、乾、凪、虚の中から一つ選んでください

コンマ下2
氷の場合コンマ補正+20
虚属性の場合コンマ補正-30

01-50 イマイチ
51-90 いけた!
91-00 コレって……
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/04(日) 19:13:42.48 ID:JdcubvUl0
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/04(日) 19:17:44.35 ID:Kc+6w0PlO
完璧
472 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 23:53:17.46 ID:4nMlFlhuO
リーゼリット「!」
手のひらから噴出する闇「」ズオオ……

ガイ(この感覚は……闇属性、か?見たことがあるような、無いような……)

収束する闇「」シュウン……

リーゼリット「──ねえ、今のって……」

ガイ「紛れもなく魔法だな。ほんの一瞬だけだったが、闇属性の力を感じられた。見たところ、実用できるレベルではないが……今回初めて出来たのだろう?」

リーゼリット「うん……そっか、私……闇属性だったんだ」

ガイ「……自分のことを知れたなら、大きな前進だ。道中でも時間があれば、やってみるといい」

リーゼリット「そうするよ。そのときはガイも手伝ってよね?」

ガイ「もちろん構わない。その代わり、魔導拳銃の練習につきあってもらうぞ」

リーゼリット「うん、オッケー!それじゃあお互いに頑張ろ?ガイはヴィルトの名を名乗るにはまだ速いからね」

ガイ「……名乗る気はないが。なぜそんな話に?」

リーゼリット「私の一族は代々、技術の継承者はヴィルトの名を名乗ることが許されるの。魔導拳銃とはいえ、ガイは私から技術を教えてもらってるんだから、継承者みたいなものでしょ?」

ガイ「軽く言うな。お前の一族の名だろ……俺が名乗っていいものじゃない」

リーゼリット「……もう、私しか残ってないから。名前を継承してくれる人もこの先、現れないだろうし」

ガイ「ならなおさら、簡単に渡すな」

リーゼリット「簡単じゃないよ」

ガイ「技術の継承と、名の継承は別物だ。俺が受け取るのは技術だけでいい」

リーゼリット「いつならいいの」

ガイ「……どうしても、というなら全部が終わった後だ。世界めくれが止まって、お前がそれでも渡したいと思えたら」

リーゼリット「……そしたら?」

ガイ「その時は、ヴィルトを名乗らせてもらおう。お前が許すなら」

リーゼリット「……言った。約束ね!」

ガイ「ああ」

⭐︎リーゼリットの闇属性適性が判明しました。
473 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 23:54:42.81 ID:4nMlFlhuO
ーーウォーターポート 大通り

ザワザワ……

馬車「」カラカラ……
馬車を取り囲む兵の隊列「」ザッザッ

リーゼリット「わっ、何この人だかり……!?」

ガイ「……リーゼ、あの旗はどこの国のものだ?」スッ

魔族国の旗「」パタパタ……

リーゼリット「あれは魔族国の……!これだけの警備ってことは相当偉い人だよね?事前情報にも、ここに来るなんてことは入ってなかったし……」

ガイ「……緊急の要件だろう。暗黒館に向かってるなら、オーナー絡みかもしれん」

リーゼリット「あり得るかも……あっ、暗黒館の方に向かっていってない?」

ガイ「もしかしたら俺たちも呼ばれるかもしれないな。ついて行くぞ」



ーー暗黒館 入り口前

クー「連絡も寄越さず、わざわざ馬車で来るなんて……何をしにきたのよ?」

金髪ロングの幼女?「休暇よ。マリーとフレメアには悪いけど、しばらく羽を休めに来たってワケ」

クー「なんだ……てっきり世界めくれか、世界樹の光に関する緊急の要件があるのかと思ったじゃない」

金髪ロングの幼女?「私が自分の国の外に出るのがそんなに珍しい?むしろ、あなたは動き回り過ぎよ。もう少しどっしり構えたら?」

クー「じっとしてるのは私の趣味じゃないの。それにしても、その護衛……休暇のわりに物騒じゃない?」

金髪ロングの幼女?「マリーが馬車で行くならつけろってうるさくて──」

物陰に隠れるリーゼリット(えっ……あれって、フラナ・バイオレットじゃない!?)

物陰に隠れるガイ(誰だ?)

物陰に隠れるリーゼリット(ガイはフレメア・バイオレットにはあったことがあるんでしょう?その姉だよ……つまり、魔族国バイオレットの重鎮!)

物陰に隠れるガイ(なるほど……だが、どうも緊急の要件ではなさそうだな。素知らぬ顔をして戻ろう)

物陰に隠れるリーゼリット(そっか……それじゃあ、そっと……)

金髪ロングの幼女?→フラナ「あら、こんなところで内緒話?私も混ぜてちょうだい」ヒョコ

リーゼリット「うわあっ!?」

ガイ「!?」

クー「あら、ガイにリーゼじゃない……なんでそんな所にいるのよ?」

ガイ「……てっきり、緊急の要件と思ってな。呼ばれる可能性があると思って来た」

クー「そういうこと。聞いてたと思うけど、本当に観光しに来たみたいだからアンタたちも自由にしてていいわよ」

フラナ「なんだ。暗黒館の幹部だったの。隠れてたから刺客かと思ったじゃない?」

ガイ「……疑わせたなら悪かった。用件が観光なら、こちらも引く」

フラナ「謝る必要はないわ。警戒するのは、悪いことじゃないもの」

クー「じゃ、解散。アンタたち、次はオノゴロに行くんでしょ?準備はしたの?」

リーゼリット「はい、ある程度は……」

クー「そう。それならあとは休養してなさい。アンタたちは、暗黒館でも特に重要な立ち位置にいるんだから、倒れられたら困るのよ」

ガイ「……了解」

フラナ「さて……クー、この辺りで美味しい店を教えてちょうだい」

クー「ええ。オススメのところがある……味は保証するわ」

⭐︎フラナがウォーターポートに観光に来ました。
474 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 23:56:33.78 ID:4nMlFlhuO
ーー暗黒館1F 酒場

ワイワイガヤガヤ

ガイ(なんだか今日はいつも以上に賑わってるな……フラナが来ている影響か?)

アモ「ガイさ〜ん、この席空いてるよ〜」ヒラヒラ

ガイ「……ちょうどいいか」スタスタ

アモ「ちょうどいいって……何が?」

ガイ「アモ、俺たちは依頼でオノゴロへ行くんだが……一緒に来てくれないか?」

アモ「わたし……?」

ガイ「無理にとは言わない。もしかしたら、危険な目にあうかもしれない」

アモ「大丈夫だよ。わたし、これでもそれなりに場数を踏んできてるから。それより、約束、覚えててくれたの?」

ガイ「……いや。すまないが、それは覚えていない。何を約束した?」

アモ「そっか……忘れちゃってるんだもんね。大丈夫、たいしたことじゃないから。ガイ、よろしくね」ニコ

ガイ「ああ。よろしくな、アモ」

メルル「おやおやァ?今、オノゴロって言葉が聞こえたけど、もしかして……行っちゃうの?」ヒョコ

ガイ「メルル……そうだ、お前はオノゴロ出身だったよな?一緒に来てくれないか?」

メルル「私を雇うならお高くつくよ?」

ガイ「いくらだ」

メルル「えっ」

ガイ「なんだ、その反応は?」

メルル「いやァ……ちょっとした冗談だったんだけど……私、パーティは組まない主義だからさァ……」

ガイ「そうか……来てくれれば、戦力になると思ったんだが──」

メルル「と!十年前の私なら言うでしょう!君たち、のっぴきならない事情があるんでしょう?このメルルお姉さんが力を貸してあげちゃいます!」

ガイ「……いいのか?」

メルル「勿論!まだ、触手に助けてもらったお礼もしてないし……アモちゃんも、これからヨロシクねェ♪」

アモ「わぁ……よろしくお願いします。あのメルルさんと一緒に行動できるなんて、感激です」

メルル「にゃは!いや〜、もう!そんなこと言われたら奢りたくなっちゃうなァ〜!バーテンダーさん!アモちゃんに一杯!」

暗黒館バーテンダー「かしこまりました」シャカシャカ

⭐︎アモとメルルがオノゴロ諸島についてきてくれます。
475 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/04(日) 23:59:32.91 ID:4nMlFlhuO
本日はここまでです。
次回の更新は土曜日予定です。
また、水曜日にオノゴロ諸島に登場するキャラ募集も予定しております。

それでは、また。
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/05(月) 00:31:45.57 ID:pj+QNT3sO

浮気しないで済むやら
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/05(月) 01:17:42.72 ID:uJFrQug6o
おつ
自分が生きていた証を誰かに残せるのなら悔いはないってニュアンスだな…
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/05(月) 02:05:09.42 ID:qwa5pOtiO

本家と違ってこっちの主人公周りは湿度とか重さがすごいことになっとる
479 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/06(火) 21:43:18.81 ID:pjuWJdjaO
>>476
状況次第です。>>1の趣味や気分も多分に含まれる可能性が高いですが、よければお付き合いください。

>>477
リーゼリットさんは今でこそ仲間と行動を共にしていることが多いですが、それまでは天涯孤独で生きているだけの状態でした。ガイやサーシャたちと一緒に過ごすうちに先のことを考えられるようになったというべきか、なってしまったというべきか。そこから継承者発言が出てきたみたいです。

>>478
気がつけばこんなことになってしまいました。本家様の空気感や魅力を前提にしつつ、こちらではまた違った雰囲気を楽しんでいただければと思います。
480 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/06(火) 21:44:24.62 ID:pjuWJdjaO
少し速いのですが、現在から木曜日の0時までキャラ募集を行いたいと思います。オノゴロ諸島にいそうな人等をよければ、お願いします。
また、応募されたキャラは若干の設定変更等も行う可能性がありますのでご了承ください。

〈オノゴロ諸島〉
■概要
大陸から東の海域にある島国。代々続く姫巫女の血筋によって統治されていたが、十年前に制度が廃止されてからは朝廷により統治が行われており、朝廷の最高権力者である将軍リュウトウが実権を握り、国政を取り仕切っている。
大陸とは異なる独自の文化を発展させており、その独特の雰囲気から旅行者の間で密かに人気がある。忍術や妖術といったこの地域特有の魔法(?)もあり、これの習得や研究を目当てに訪れる者もいる。
また、他の地域ではあまり見られない〝妖怪〟という種族が存在する。
■産業
温泉、忍術、妖術、鉄鋼業(特に刀鍛冶)が盛ん。
刀剣の品質は世界最高水準と言われており、それを求めてここを訪れる剣客も少なくない。
オノゴロ本島の中心に聳える霊峰の麓にはトウゲン温泉と呼ばれる温泉街があり、人気のある観光地の一つとなっている。なお北大陸のトウゲン帝国とは特に関係ない。
■情勢
魔導機械等の外来文化の流入が顕著であり、諸外国の人員が往来することで、都市部を中心に急速な近代化と経済活性が進行している。
また、軍備の見直しにより刀や妖術を主要としたものから銃や魔導兵器を利用した編制へ移行しつつあり、侍や忍といった存在は刀を中心とした時代の終わりとともに、社会的な立ち位置と役割を揺さぶられている。

テンプレは以下のものをよろしくお願いします。

【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【魔法】(主に使う魔法や得意属性など)
【備考】(来歴や嗜好、その他特徴や長所短所などなんでも)
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/06(火) 21:59:05.36 ID:LvpEZsgQ0
【名前】イブキ・カミシミズ
【種族】鬼
【性別】女
【年齢】不明
【容姿】白髪ロングの美女。頭に角が2本生えており、青の着物を着ている。
【性格】普段は冷静だが怒ったり酒を飲むと気性が荒くなる。
【魔法】重力魔法(相手や自分を浮かせたり押しつぶしたりできる)・治癒魔法の使い手。またかなりの怪力で体も頑丈。
【備考】オノゴロで寺子屋の先生をしつつ町の用心棒をしている。カグヤの師でもあり、モーリィが頭が上がらない数少ない相手でもある。国の発展には興味津々だが何かあれば立ち向かう覚悟も秘めている。
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/06(火) 23:59:36.35 ID:dq+sdpRvo
【名前】スチールシャフト・ゴールドマン
【種族】堕天使
【性別】男
【年齢】655
【容姿】とても柔和で優しそうな男
【性格】外道でお金大好き。金にならないことはしない主義。
【魔法】鉄を産み出し操る魔法
【備考】
オノゴロの急速な近代化は当然外部勢力なしには不可能であったが、同時にオノゴロの様々な権益に外国人が干渉することでもあった。彼はオノゴロの高品質な鉄に目を付け、工場を建てることで上級魔導兵器を量産することに成功する。これを朝廷や外国の兵器商会に売り付けることで儲けているが、安く労働力を買い叩き、工場によって環境を汚し、オノゴロ中から反感を買っているがそんなことより金儲けだ。金より大事なものは自分の命以外に存在しない思想。
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 01:06:59.44 ID:9YW4JAio0
【名前】ビャクヤ・イカルガ(斑鳩 白夜)
【種族】人間
【性別】男
【年齢】28
【容姿】白髪で長髪。背が高い。刀を持っている。いつも笑顔。
【性格】表だとおおらかで優しく頼りがいがある。裏だと冷徹で手段を選ばない性格。
【魔法】虚魔法
【備考】表ではオノゴロ諸島の朝廷の側近だが裏ではもう一つはデロデロ教の新しい派閥の幹部を勤めている。幼い頃、父親が朝廷の関係者を暗殺したという無実の罪で投獄されさらにビャクヤ含む家族は地位を剥奪されさらに多くの民から迫害されてしまう。結果的にビャクヤ以外の家族は亡くなってしまった過去がある。現在は自分の父親を暗殺の濡れ衣を着せた朝廷関係者や誰一人無罪の事を信じてくれずなおかつ誰も手を差しのべず迫害してきた国の民に対して強い恨みを持っている。それと同時にデロデロ教から元々扱えていた虚魔法や剣術からスカウトされ幹部にまで上りつめた。そして身分を隠して自力で朝廷の側近にまで上がっている。デロデロ教からの依頼とはいえ世界樹の光を手にいれて、さらにその力で自分が朝廷になり一から国を変えようと計画している。苗字を隠している為、色んな人達から「ビャクヤ」と呼ばれている。剣術の腕はリュウトウ以上に強い。虚魔法も理解しており上手く扱えている。
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 12:28:02.64 ID:0SMHfEJuO
【名前】ミソラ=ウタノ
【種族】人と烏天狗のハーフ
【性別】女
【年齢】23歳
【容姿】ピンク髪の女性で背中にカラスの羽が生えている。
【性格】穏やかで優しい性格だがツケ払いには厳しい。
【魔法】風·炎魔法と音魔法(自分の歌を聞いた者を操ったり眠らせたりできる)が使える。
【備考】オノゴロで食堂を営む女性。ユキや道具屋姉妹とは幼馴染。料理の腕は絶品で昔はウォーターポートの料理屋で修行しており、実はイーリンに酒を覚えさせた張本人。最近の近代化によりガラの悪い客が増えてきてるのが悩み。
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 16:34:50.44 ID:sX8gjNKKo
【名前】フェルメール・ド・ロスチャイルド
【種族】人間
【性別】女
【年齢】23
【容姿】長めの金髪をたなびかせた美しいお姫様。オノゴロに似つかわしくないセイントレアドレスを着る。
【性格】我が儘、傲慢、強欲だが丁寧口調。
【魔法】記憶操作
【備考】デロデロ教最高幹部の一人。デロデロ番号一桁の古参。ネオデロデロ教や邪神教と揶揄されるデロデロ教の新興派閥に所属する。オノゴロに進んだ思想や技術、製品を伝授するべく最前線で布教する。弱者には本当に優しくオノゴロでも人気があるが、所詮外国勢力と忌み嫌う者も多い。長いこといるのでオノゴロ料理が上手になった。
実は今でも心はクロシュヴィア教徒。クロシュヴィアの思想はついぞ理解できていないが、それでも今のデロデロ教がクロシュヴィアの教えから大きく外れていることは理解できる。そのため、表では導師として活動しつつ裏では間違ったデロデロ教の解体に動いており、こんな風にした黒幕を探している。旧派閥の幹部でありながら新興派閥の幹部として偽るために魔翌力の大部分を注いでいる。
ロスチャイルド?興味ないですね。
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 17:35:30.20 ID:oWOfRN7Ao
【名前】グレイグ・ストーム・マークス
【種族】牛の獣人 【性別】男性 【年齢】52
【容姿】オールバックの黒い短髪と紅い瞳を持つ褐色肌で筋骨隆々な強面大男。頭の両横から大角がL字型に生え、耳は牛と同じ形をしている。黒のインナーシャツと長ズボン姿にサングラスを掛けており、仕事中は東洋龍の刺繍が施された黒地に赤の厚手のコートを羽織る。身長268cm。
【性格】属性は混沌・中立。豪快にして爽快。荒っぽく欲に正直でタダ酒に弱いが、信義を貫き面倒見が良く細かな気配りも欠かさない立派なカシラ。多少丸くなった今では基本的に寛大だが、盗賊時代の情け容赦の無さも未だ健在。怒らせてはならない。
【魔法】強力な風属性を扱う。徒手や武器での攻撃と併用され、風が攻撃の威力・速度・範囲を大幅に拡大して後隙をカバーする。精密な操作が求められる風属性を巧みに使いこなし、竜巻の如き暴風を振り撒いて戦う。
【備考】ユーシリア帝国とテラヌス・ウルスの件を鑑みてオーナーが用意した助っ人。暗黒館幹部最古参の一人。任侠バイソン。
元は逸れ者を束ねる盗賊団の長。当時の名は"狂飆のグレイグ"。近隣の村々と"外敵を排除する代わりに必要な物を融通してもらう"という共生関係を築いて暮らしていたが、世界めくれによる環境変化で村共々飢饉に陥っていた所をオーナーに(成り行きで)助けてもらう。その大恩を返すべく、付いてきた子分達と共に暗黒館に参加した。近頃は後輩幹部(特にガイ達)の活躍が目覚ましく上機嫌な様子。
得物は全長約3mの長大な両刃ハルバード。戦闘能力は幹部内上位で、全てを打ち壊し吹き飛ばす重戦車スタイル。性格や戦法から脳筋と思われがちだが、元団長らしく頭が回る方で洞察力や対応力にも優れる。
好き:オーナー(尊敬する人物)、オノゴロ文化、肉と酒
苦手:節制節約、子供(怖がられる)、空腹
夢:明日笑って美味い飯を食べる事
大嫌い:筋を通さない奴
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 19:32:26.03 ID:xENpam3Ao
【名前】無銘(教団兵器シリアルNo.Z)
【種族】呪術スライム
【性別】女
【年齢】22
【容姿】左半身に大きな呪いのアザが広がる金髪娘。しかし何にでもなれるので見た目は自在。
【性格】卑屈で怖がりなのでどんな性格でも演じるよ。愛されたがり。今は空元気陽気キャラ。
【魔法】反映魔法
姿形、性格を変幻自在に変化させる。
翼を生やしたり、腕を槍のようにしたりできるが、本人は無機物になることが得意だし好き安心する。
【備考】
カリスノーランドが主幹を務めていた魔王再現計画の被験者であり、大した再現を得られず無能のそしりを受け、愛されず、打ち捨てられた。部分魔王化の跡が今でも呪いとして半身に残り苦痛を生み続けている。
誰かから認められたい愛されたいと世界を放浪し、いつしかデロデロ教に拾われた。名前を捨てさせられ、見た目も変えて、卑屈な性格が不愉快なら陽気な性格をインストールし、何でもするから愛して欲しい。道具扱いでいいから誰か私を必要として欲しいと健気で憐れな娘だった。他人の呪詛や呪念を拾いエネルギーとする性質を有しており、銀狐の呪いの残滓、姫巫女の呪いの残滓、オノゴロの混乱により起こる民の感情、星の光の残滓何もかも吸収させて新たな世界めくれをオノゴロで起こそうと教団が企んでいる。良かったね世界を滅ぼす道具として必要とされているよ。
10年前記憶をなくす前のガイと出逢い、その頃のわずかな恋心を頼りに、また逢おうという言葉を慰めに、過酷な実験に耐え忍び、孤独な放浪も続けることができた。しかし、待てど暮らせどガイは逢いに来てなんてくれなかった。
捨てた名前はロヴィア・ビターエンド。甘い終わりはどこにもなかった。
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 23:00:25.41 ID:cKfkxhYgO
【名前】トモスケ(友助)
【種族】狐の獣人
【性別】男
【年齢】16
【容姿】茶髪で狐耳と尻尾がある。童顔で幼い雰囲気がある。背は低いほう。
【性格】明るく頑張り屋。
【魔法】水
【備考】温泉宿で働いている狐の獣人。前は普通の狐でハツヒ達がいる山でたくさんの狐たちと一緒に暮らしいた。アウルから変化の術を教えてもらい結果的に人の姿を手に入れた。その時に「トモスケ」と言う名前もつけてくれた(意味はどんな時でも"友"達を"助"ける事が出来るような存在になって欲しいと思って付けたそうです)。魔法もアウルから教えてもらい水魔法を扱える事が出来る。いつか朝廷にいるリュウトウのもとで働きたいと思っており武力を頑張っている(実際リュウトウ本人にもその事は伝えている)。今は人間社会を学ぶために温泉宿で働いている。週に2回はハツヒ達のいる森に帰っている。道場で薙刀を習っている。戦闘では薙刀と水魔法で戦っている。
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 23:32:18.66 ID:9YW4JAio0
>>483を安価した者ですが少しだけ変更
「さらにその力で自分が朝廷になり一から国を変えようと計画している」→「さらにその力で自分が朝廷のトップ(最高権力者)になり一から国を変えようと計画している」
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 23:36:07.77 ID:oq5WArVRO
【名前】キキョウ
【種族】人間
【性別】女
【年齢】22
【容姿】すっごい美人
【性格】頭は良いがめんどくさがりの傾向あり
【魔法】時間魔法
【備考】
リュウトウやイクセの友人かつ太政大臣を勤める朝廷のNo.2。一見平和に見えるオノゴロであるが、デロデロした変な教えが広まるわ近代化が急速すぎて民がついていけてないわ反朝廷勢力がまた現れるわ外国が勢力広げるわジワジワと崩壊が迫ってきており、常にゲロ吐きそうになっている苦労人。休みたい。外国の文化技術人材を受け入れた張本人であり、良かれと思ったが裏目に出た責任を強く痛感している。
清濁併せ呑むタイプの政治家であり、理想論だけではなく汚い手段も使える。アウルを牢から解放し手駒として都合良く利用している。裏切ったら爆発する首輪付きで。
麻雀タバコ酒スルメが好きな中身ほぼおっさん。はいダメ〜この国終わりー。と部屋に帰ると酒飲みながら大体ぼやいている。酒は必需品。
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 23:59:30.06 ID:efSgtY890
【名前】ラルフ・ハーヴィー
【種族】コボルド
【性別】男
【年齢】33
【容姿】ドーベルマン顔のコボルド。身長230cm
【性格】しばしばジョークや軽口をたたき、常に余裕ある態度を崩さない。
【魔法】咆哮魔法(遠吠えに麻痺や睡眠、混乱や沈静化などの精神干渉、魔法解除を付与する。衝撃波として放つことも可能)
【備考】歴戦の傭兵であり冒険者。基本的に雇い主を選ばず、いかなる主義主張、種族であっても雇われるが、非道を嫌い、民間人や非戦闘員には刃を向けない主義。雇い主が意に反する依頼をした場合には借金してても違約金を払い、契約を破棄するなど色々な意味で筋の通った男。
駆け出しの冒険者だった頃のガイの先輩でもあり、彼の精神的な危うさを危惧しつつもふとしたことで別れ、それきりになってしまったが、現在になってガイの名声を耳にし、彼を助けるため敢えてデロデロ教の傭兵となる。
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 23:59:46.36 ID:Ji5chm4GO
【名前】リハン・モノノベ
【種族】ぬらりひょん
【性別】女
【年齢】1500
【容姿】複数枚の男用の和服をマントのように重ね着したイケメン美人。キセルを愛用する。
【性格】親分肌で面倒見が良い。
【魔法】どこにでもいるし、どこにでもいなくなる妖術を使う。存在あやふや魔法。呼べばすぐ現れる。
【備考】
外国からやってきた新しいものによって駆逐されつつ侍、忍者、妖怪全てに手を差しのべるべく反朝廷勢力を復活させた。アウルの時のような暴力革命ではなく、帝国議会の設置による穏和なオノゴロ改革を主張する。友人であるハツヒと同じで結構新しいもの好きで最近ヘリなるものを購入した。でも旧きものたちを助ける立場的に新しいもの好きは自重している。
朝廷、反朝廷、デロデロ、外国、民草全てを助けたい。
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/07(水) 23:59:55.98 ID:VhFOi0HD0
【名前】ホロウ
【種族】スライム
【性別】なし
【年齢】12
【容姿】薄灰色のスライム。人型に擬態する際は、薄灰色の髪の幼子のような姿になる
【性格】物静か。寂しがり
【魔法】虚魔法
【備考】デロデロ教の新しい派閥に所属するスライム。光の残滓捜索を命じられ、現在はオノゴロで活動している
元々はカリスに造られたスライムの一体。カリスの隠された施設の一つで生まれ、物心付く前から過酷な実験と戦闘訓練を繰り返された。あまり良い思い出はないが、カリスに付けられたホロウという名前はそのまま使用し続けている
カリスの消滅後、施設から逃げ出して宛もなく彷徨っていたところをリーナと出会った。自分と同じ孤独な少女だったが、自分よりも苦しんでいるように見えて、ホロウは一緒にいてあげたいと思った。そうすれば彼女が孤独の寂しさで苦しまずに済むからだ。自分自身も孤独を恐れていたことに気付いたのは、それから何年も後のことだった
リーナと出会って共に過ごしていくうちに、二人は強い信頼で結びつき、世界めくれの成就こそが何者も苦しむことのない真の正しい世界であるという考えを持つようになる。そうして共にデロデロ教の新派閥に加入し、世界めくれを目指して活動を始めた
しかしデロデロ教の新派閥に加入していくらか経った頃、オノゴロで残滓捜索の任に就いていたホロウのもとにリーナの訃報が届く。ホロウは著しく動揺して意識を失った。悲しみ、苦しみ、怒り、恐怖、寂しさ……そのどれでもあり、どれとも言い難い爆発的な感情が、しばらくホロウの心象を激しく反響し続けた
ホロウは思う。普通に死んだリーナは、星の内側を巡った後、再びこの地上に生まれて苦しむことになってしまう。そんなことなら、自分の虚魔法で一足先に完全消滅させてあげれば良かった。そうするべきだった。でもできなかった。そうしたら、自分がまた独りぼっちになってしまうから。寂しさも、孤独の暗闇も、嫌だった。でもそんな我儘な感情のせいで、リーナは来世まで苦しむ羽目になった……
しばらくして意識を取り戻したホロウは、一つの決意をした。リーナを形作っていた命が再びこの世に芽吹いてしまう前に、世界めくれを必ず成就させる。そしてその前に、リーナを殺した者を同じ目に遭わせなければならない
大好きなリーナを殺した者は、絶対に許さない
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/08(木) 00:10:37.67 ID:2oX/ds000
すみません、>>491の記入者ですが以下の文が抜けていました。

斧と盾が主武装だが俊敏な身のこなしと鋭い爪や牙から繰り出す格闘戦も得意。またコボルド特有の鋭敏な聴覚や嗅覚を生かした偵察行動やそれに基づく罠の設置、身の回りのあらゆる物を武器として使用するなどいかにも傭兵らしい手段を選ばない戦法もとり、その戦闘ロジックはどこかガイと似通ったものがある。
495 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/08(木) 00:11:38.01 ID:qEH/zgvDO
皆様、素敵な案をこんなに沢山ありがとうございます。
>>1が想定していた状況よりオノゴロも大変なことになりそうな予感がします。(まだ最後の舞台ではない筈なのですが)
とりあえず頑張りたいと思います。よければお付き合いください。次回は土曜日更新予定です。
それでは、また。
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 08:21:11.94 ID:YLAbABaH0

全体にキャラをみて確かにオノゴロ諸島は大変な感じになりそうだけどオノゴロ諸島編がどんな風な話しになるか楽しみです。
497 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 16:55:20.39 ID:PsXbA/1+O
>>496
進めてみないと何とも言えません。少し殺伐とするかもしれませんし、しないかもしれません。いただいた案は十年前に関連する設定が多いのでそれらをうまく絡ませられれば、と思います。
498 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 16:55:46.44 ID:PsXbA/1+O
ガイ(アモとメルルは部屋へ帰った。今回の旅の準備をしてくれている。唐突に誘って申し訳ないが、すぐに対応してくれるのは有難い……俺も明日に備えて寝るとするか)

テル「お〜い、ガイく〜ん」ヒラヒラ
大量の空きグラス「」カラン……

ガイ「テル。またずいぶんと飲んでいるな」

テル「そりゃあ、あんなことを経験したあとだもん。生きてることに感謝して飲みたくもなるでしょ?」

ガイ「……テラヌス・ウルスでは世話になった」

テル「いいよ、気にしないで。それより、もう次の場所に行っちゃうの?」

ガイ「ああ。世界めくれはいつ始まってもおかしくない。時間がどれだけ残されているかもわからない……手段がわかっているなら、早めに解決するべきだろう」

ガイ「テルも来るか?」

テル「誘ってくれて嬉しいけど、今回はパス。あ、ガイ君たちと一緒に行くのが嫌なわけじゃ無くて、こっちで調べたいことがあってね」

ガイ「……そうか」

テル「寂しい?」

ガイ「寂しくないといえば、嘘になる」

テル「熱い夜を一緒に過ごしたし?」

ガイ「……」

テル「ごめんごめん……ねね、ガイ君。ちょっとこっち来て」チョイチョイ

ガイ「……なんだ」

テル「えいっ♪」ギュッ
抱きしめられるガイ「むぐっ」

テル「う〜ん……スライムや触手とは違った感覚。ガイ君でしか味わえないね」ナデナデ

ガイ「離してくれ」

テル「ふふっ……嫌なら無理やり引き剥がしたりすればいいのに。どうしてそうしないの?」

ガイ「……怪我をさせるかもしれない」

テル「ガイ君。そんなに優しいと、そのうち誰かに騙されちゃうよ?」

ガイ「……」

テル「──ちょっとだけ、聞いて。記憶を無くす前の君のこと……ほんの少ししか会ったことはないけど、今の君と大きくは変わってない気がする。けど、今のガイ君は世界めくれをどうにかしようとすることの為なら何だってしてしまう……自分も他人も顧みずに、結果だけを求めちゃうような……」

ガイ「何が言いたい」

テル「世界を救うのは重要なことだけど……それで君が犠牲を当たり前のことみたいに扱うのは、嫌」

テル「だから、君は君自身も周りのことも……もっと大切にしてあげて。記憶が無くても、君は君。紛れもなくガイ君なんだからさ」ギュッ……

ガイ「俺、は……」

テル「大丈夫……みんなが一緒だから、君が道を間違えることはないよ。だから……頑張ってね?」

ガイ「……ああ」ギュッ

テル「……それじゃ、これでまたしばらくお別れ!もし覚えてたらオノゴロのお酒を買ってきてくれない?けっこう美味しいんだよね、独特な味わいでさ」

ガイ「……わかった。楽しみにしておいてくれ」

テル「うんうん。それと、サーシャちゃんたちに心配かけちゃダメだからね?お姉さんとの約束!気をつけていってらっしゃい!」

ガイ「ああ。テルもな」

⭐︎テルと話しました。
499 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 16:56:23.94 ID:PsXbA/1+O
幕間
ーーデロデロ都市ミュージア

十字瞳孔のフード女性「リーナの抜けた穴は大きいですね……導師リュアンは見つかりましたか?」

デロデロ信徒「申し訳ありません。皆、光魔法にやられて行方も聞き出せず……逃げられました」

十字瞳孔のフード女性「そうですか。ですが、この地から追い出せたのは大きな前進です。我々がデロデロ教の実権を得たと言っても過言ではないでしょう」

デロデロ信徒「もう一件、報告が。テラヌス・ウルスへ光の残滓及び魔王の探索に向かった者の大半が行方不明か、死体となって発見されています」

十字瞳孔のフード女性「……絶望の魔王にやられたわけではなさそうですね。何者かが我々の動きに勘づいているのかもしれません。引き続き光の捜索を続け、敵の正体も調べましょう」

デロデロ信徒「では、そのように……それと、これより我々の名を定める必要があるかと。各地の信徒や協力者への通達にも使えます」

十字瞳孔のフード女性「名前……そうですね、ネオデロデロ教、とでもしましょうか。それに付随して私も名を変えます」

デロデロ信徒「……どうお呼びすれば?」

十字瞳孔のフード女性→聖女「……では、十年前に出会った方の名前をお借りして聖女と名乗ります。関係者に伝達を」

500 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 16:56:52.12 ID:PsXbA/1+O
ーーウォーターポート 港

メルル「ありゃ?出遅れちゃった?」

ガイ「いや、時間通りだ……これで全員揃ったな」

サーシャ「うん!……流石に、今回は魔王と戦うようなことにはならないよね?」

リーゼリット「そう何回も魔王と戦いたくないけどね」

アインズ「魔王じゃない別の脅威があるかもしれないがな」

リーゼリット「ちょっとアインズ!やめてよ!」

アインズ「ふふっ、すまない。冗談だ」

アモ「でも、ガイたちは二つも国を救ってるんだし、並大抵のことはどうにかしそうだよね」

ガイ「……及ばないこともある。可能な限り、手は尽くすが」

アモ「……無理はしちゃダメだよ?」

ガイ「するつもりはない。無論、させるつもりもな」

メルル「おー、カッコいいセリフ!それじゃあ準備もできたことだし、我が故郷へ行きましょう皆様方!」

サーシャ「よろしくお願いします、メルルさん!」

クロシュヴァル号「」ボーッ

オノゴロ諸島へ2日間かけて向かいます。
(1日目)
このレスのコンマが80以下で嵐が起きます。

航海中何をする?または何が起きた?
安価下1~3
※船内にはプール、温泉、カジノ、図書館、レストラン等があります。参考までに。
自由安価でありそうな場所を安価してもらっても大丈夫です。
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 16:59:41.89 ID:U8taKK2h0
ミチルとプールで競争するガイ
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 17:04:13.26 ID:CVGN01WDO
アモ、メルルと模擬戦
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 17:06:14.43 ID:cPZ4eG2D0
時間魔法の特訓
504 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 19:42:26.72 ID:JZLMHek0O
ーークロシュヴァル号 甲板

プールを見つめるサーシャ「……」

ガイ「……サーシャ、プールに入りたければ入ってきてもいいんだぞ」

サーシャ「あっ……ううん。そうじゃなくて……ガイとパーティを組んで初めての依頼で一緒に遊んだときのことを思い出してたの」

ガイ「……そうだったか。すまない」

サーシャ「謝らないでいいよ。思い出はまたこれから沢山作れるから、ね?」

ガイ「……」

ミチル「お二人さん、そんな暗い顔をしてどうしたんだい?」ヌッ

サーシャ「わっ、ミチルさん!?」

ガイ「……船長か。とくになにもない。航海は順調か?」

ミチル「今のところは!……ただ、怪しい雲が見えるから今回も嵐に突っ込むことになるかもしれないかな」

サーシャ「えっ、今回"も"?」

ミチル「君たちが初めてこの船に乗ったときは快晴だったけど……実は私の航海は高い確率で嵐に巻き込まれてしまうんだよね……」

ガイ「……呪われているんじゃないのか?」

ミチル「あはは、そうだったらよかったんだけど……」

サーシャ「ま、まあでもクロシュヴァル号では一度も悪い噂を聞いたことはありませんし、ミチルさんは全ての航海を成功させてますもんね!嵐が起きてもミチルさんが船長なら、きっと大丈夫です!」

ミチル「サーシャさん……そうだ!そうだとも!嵐が来ようが海が荒れようが、この船は必ず目的地まで届けるよ!」

ガイ「フッ……頼もしい限りだな」

ミチル「あっ、そうそう。お客さん方、もしプールに入りたければ今のうちに楽しんでよ!もうしばらくしたら嵐で甲板には立てなくなっちゃうだろうし……今なら船長直伝で泳ぎ方のレクチャーもしてあげよう!」

サーシャ「人魚直伝の……」

ガイ「泳ぎ方のレクチャー?」



水着サーシャ「トコナツ以来だなー……水着を着るの」グッグッ……

水着ガイ(……ルーと比べると全体的に筋肉がついているな。無駄のない、見惚れるような……何を考えている!ルーに釘を刺されたばかりだろう!)

サーシャ「ガイ……私、何か変だった……?///」

ガイ「……い、いや。変じゃない」

サーシャ「ほんと?じゃあ、なんで目そらしたの……?」

ガイ「見ていたら……気が散る」

サーシャ「……気が散るって、泳ぎ方のレクチャーだよ?」ジトッ

ガイ「うぐ……まあ、それはそうなんだが……」

ミチル「はいはい、ご馳走さん。それじゃあ初めていくよ!」



ガイ「……本当に俺は泳げていたのか?」

サーシャ「うん……それにしても、ふふっ……まさか泳ぎ方も忘れてるなんて……なんだか可笑しいね」

ミチル「たしかに、以前みたときはもっと自在に泳いでいたよね」

ガイ「……記憶を取り戻したくなってきた」

サーシャ「ふふっ……今のガイのままでも私はいいと思うよ?」

ガイ「どういう意味だ、それは」

⭐︎ミチルとプールで泳ぎました。
505 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 19:42:54.12 ID:JZLMHek0O
ーークロシュヴァル号 客室

ゴロゴロ……

メルル「あちゃー……やっぱり八割の確率で嵐に巻き込まれる噂は本当だったか……」

アモ「クロシュヴァル号に乗るときは晴れてる方が珍しいですから」

リーゼリット「外のプールも港で停泊してるときくらいしか使われてないしね」

アインズ「見たところ船の中は様々な設備があるようだな……レストランに興味が惹かれるな。リーゼ、案内してくれないか?」

リーゼリット「もちろん。オススメ教えてあげる!二人はどうする?」

メルル「うーん……甲板でボーッとしようと思ってたけどこの天気じゃ外には出れないしなァ……」

アモ「私もお腹空いてないから今はいいかな?そうだ、メルルさん。時間あるなら、軽く手合わせしません? 甲板は無理でも、船内なら空いてる場所ありそうですし」

メルル「お!いいね!私が幽歩と呼ばれる所以をご覧にいれて差し上げましょう!」

リーゼリット「模擬戦……それなら、ちょうど良い場所が──」



ーークロシュヴァル号 訓練室

メルル「流石、豪華客船……ヘンテコな部屋もあるんだねェ」

リーゼリット「利用するお客さんの要望で作られた部屋らしいですよ。意外と人気なんだとか」

アインズ「ふむ……結界が張ってあるな。衝撃を吸って、怪我をしにくくしている。余程のことをしない限りは周囲に影響も与えないだろうな」

メルル「それじゃあ……アモちゃん、準備はいい?」

アモ「はい……!よろしくお願いします!」

コンマ下1
偶数でメルル、奇数でアモの勝利
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 19:50:14.32 ID:wwxQUSbio
507 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 22:02:34.75 ID:L+SuXijfO
メルル「」スゥ─

透明「」スゥゥ──

アインズ「消えた!?」

リーゼリット「あれが幽歩……噂通り、存在そのものが消えたみたいに見える!」

アモ「すごい……!」
透明「驚いてる場合じゃないよォ〜?ほらほら〜」ペチペチ

アモ「嘘……もうここまで近づかれてたの!?」バッ

透明「「「今のはほんのちょっとした挨拶……まだアモちゃんの技術を見れてないから特別にノーカンにしてあげよう♪」」」

アインズ「四方八方から声がする……魔法か?」

透明「「「忍術だよ。分身の術っていって結構疲れるけど……それなりに便利なんだよねェ」」」

アインズ「ふむ……名が知れているだけのことはあるな。今は心底、味方にいてよかったと思う」

透明「「「やは〜、お褒めに預かり光栄です!さ、アモちゃん。次はどうする?」」」

目を閉じて両手を合わせるアモ「……見えない相手に私ができるのは、これくらいかな」スッ

透明「おや?何を──!?」フラッ

透明「うぐぐ……頭が、割れるみたいに痛い……これ、まるでサキュバスが使うみたいな……」

リーゼリット「サキュバス……そうか、アモってたしか──」

アインズ「淫魔か……なるほど、納得だな。だが相手は歴戦の猛者だ。心属性の魔法を使う相手の対策も用意しているだろう……さて、どう出る?」

メルル「うぅ……一度エルダーサキュバスと揉めたときに痛い目を見たんだけど……そのとき学んだんだよねェ」

アモ「出てきた──これなら!」ジッ

額の目を開くメルル「私も種族の力を存分に使わせてもらうよ!」ジッ……

アモ「!?」ピタッ

メルル「動けないでしょ?メデューサとかと似た視線の呪いみたいなやつだよ……最も、私のやつは石にしたりとかはできないし、お互いに認識しなきゃ効かないんだけど」スタスタ

アモの肩を叩くメルル「はい、私の勝ち♪」ポンポン

アモ「負けちゃった……」

リーゼリット「ううん……アモはよくやったと思うよ」

メルル「そうそう。私が目を開くのがもう少し遅かったらアモちゃんの魔法で私は催眠状態にかかって好き放題されちゃってたよォ」

アインズ「そこは経験の差が出たな。だがアモ、お前の一手は正しい。惜しかったな」

メルル「これならその辺の輩程度は全然怖くないね!今のオノゴロは変なのが沢山いるから安心だよォ」

アモ「まあ、そういうことなら……ありがとうございました、メルルさん」ペコリ

メルル「全然!時間があったらまた色々見てあげる!」

⭐︎メルルに敗北しました。
508 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 22:03:04.75 ID:L+SuXijfO
ガイ(嵐が来たから中に来たが……暇だな)

ガイ(いや……ちょうどいい。時間魔法を練習しよう。俺はまだ完璧ではないし、ソールほど時間の檻を使いこなしている訳でもない……)

ガイ(……今の俺ができるのは、自分自身の時間を"進めて"速く動くこと、それから自分以外の時間を"止める"時間の檻……)

ガイ(巻き戻しは試したことがないが……ルーから教わっていない。彼女が知らないなら、それ相応の理由がある筈だ……試すのは辞めておこう)

ガイ(そうだ……自分自身ではなく、対象物の時間を操ってみるか。時間の檻は三拍しか持たないが、止める対象が少ない分長く持つ筈だ……)

ガイ「……」スッ
スライムが描かれたメダル「」ポン

ピーン……

空中で止まるメダル「」ピタッ

ガイ「……思った通り、意外と消耗しないな」

ガイ「だが、今のところ有効な使い方が思いつかないな……手品のネタくらいにはなるか?」パシッ

⭐︎時間魔法を練習しました。
509 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 22:03:37.39 ID:L+SuXijfO
ーークロシュヴァル号 レストラン

大盛りオムライス「」ドン!

アインズ「おお……これは食べ応えがありそうだな」キラキラ

サーシャ「すごく美味しいんだよ、ここのオムライス!」

リーゼリット(既にすごい量だけど、サーシャとアインズは三皿は軽く食べるんだよね……一体どこにそれだけ入るんだろう……)

アモ「暗黒館の人なら無料で食べれるからお得だよねぇ……」モグモグ

メルル「私もご馳走になって申し訳ないねェ……でも豪華客船なんて中々乗らないからさ、こういう時くらいは遠慮なく味わい尽くさせてもらうよ」

ガイ「……いつでも乗れるくらいの余裕はあるんじゃないのか?」

メルル「またまたご冗談を!どれだけ有名でもこの船に乗ったら高額依頼の報酬金なんて全部無くなっちゃうよ?」

リーゼリット「そうそう、この船に乗船するだけで、普通の宿なら何日も暮らせるくらい飛んでいくんだから」

サーシャ「そ、そうだったんだ……」

ガイ「……幹部の恩恵はしっかり受けているわけだ」

オノゴロ諸島へ2日間かけて向かいます。
(2日目)

航海中何をする?または何が起きた?
安価下1~3
※船内にはプール、温泉、カジノ、図書館、レストラン等があります。参考までに。
自由安価でありそうな場所を安価してもらっても大丈夫です。
※現在、嵐のため甲板に出るのは難しいです。
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 22:06:12.77 ID:92kX5mKcO
不死鳥能力を自分である程度コントロールできないかちょっと修行しつつエターナルなエンドについても考えてみる
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 22:10:17.23 ID:rxQh0kYRO
ガイ 暇潰しにカジノをしてみる
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 22:14:21.91 ID:wwxQUSbio
そういえば記憶なくしたガイでも自分との出逢いの記憶は最初からあるのだなと珍しくアインズが独占心を見せる
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/10(土) 22:34:45.30 ID:PshlrUJto
雨粒静止の練習
こう、飛んでくる飽和攻撃をいなす手段を得るみたいな意図
514 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 23:57:45.53 ID:HsmvBFG7O
ーークロシュヴァル号 図書館

ガイ「……」ペラッ……
思い出す方法の本「」
記憶の仕組み「」
解剖図鑑「」

アインズ「……ガイ、何を読んでいる?」

ガイ「アインズ。どうかしたか?」

アインズ「いやなに……船内を歩いて回っていたら姿を見かけたから声をかけたんだ……記憶喪失のことを調べているのか?」チラ

ガイ「ああ……手応えは今のところ無いな。俺の記憶喪失は事故や病気でなったものではない……コイツに捧げたものだから、取り戻すのは半ば諦め始めている」
代償の刃「」チラ

アインズ「……一度休憩にしよう。喉は渇いてないか?」



ーークロシュヴァル号 レストラン

水「」コト
水「」コト

ガイ「……俺のことは気にせずにジュースを頼んでいいんだぞ?」

アインズ「私も水が飲みたい気分だったんだ」

ガイ「そうか」

アインズ「……味がついていないものなら、少しはお前の気持ちがわかるかと思ってな」

ガイ「……あまりいいものじゃないぞ」

ゴロゴロ……ピッシャーン!

アインズ「……不思議なものだな。記憶を代償に捧げても、お前は私のことを覚えていてくれた。出会った場面も、名前も……」

ガイ「ああ。ちょうどその前後くらいから記憶が曖昧になるというか……思い出せなくなる」

アインズ「フッ……そうか」

ガイ「なぜ笑った?」

アインズ「よくないことだとは思うんだがな……お前が記憶を失っても私のことを忘れていなかった。その事実が、嬉しくてな」

ガイ「……嬉しい、か」

アインズ「不愉快か?」

ガイ「いや。意外なだけだ」

アインズ「意外で結構……お前は“失った”と言うが、全部が空っぽになったわけじゃない。私の名前も、出会った時のことも残っている」

ガイ「残っているのが、たまたまお前だっただけだろ」

アインズ「たまたまでも、私は、忘れられる側だと思っていたからな。それに……お前の周りには、人が多い。サーシャ、リーゼ、イーリン、テル、アモ……記憶が戻れば、私は後から来た側になる。だが、今は違う。今だけは、私は最初からお前の中にいる」

アインズ「私にとっては、十分だ。お前が記憶を取り戻すなら、それはそれでいい。だが、その時も……私を他人にしないでくれ」

ガイ「他人にするつもりはない……お前は仲間だ。今も、これからも」

アインズ「フッ……フフフ……」

ガイ「なぜ笑う?」

アインズ「なに、嬉しいだけだ。お前の口からこれからも仲間だ、と聞けたからな」

ガイ「……それで笑うのか」

アインズ「笑うさ。竜だって、こういう時は顔が緩む」

ガイ「……俺は、うまくやれているか?」

アインズ「不器用だが、やれている。少なくとも私は、そう思う」

ガイ「そうか……ありがとう」

アインズ「礼はいい……さて、そろそろ図書館に戻ろう。諦めるのはまだ早い」

ガイ「……ああ」

⭐︎アインズと話しました。
515 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/10(土) 23:59:07.65 ID:HsmvBFG7O
本日はここまでです。次回は永遠の終わりについて考え、カジノで遊ぶみたいです。よければお付き合いください。
それでは、また。
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 00:47:04.83 ID:xz9rGW7ro
おつ
この豪華客船を何度も航行出来る暗黒館の財力よ
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 05:11:42.54 ID:2BNERsuYo
おつです
アインズはルーの釘刺し時に言及されてなかったよな……吉と出るかはたして
518 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/11(日) 21:50:18.29 ID:4GgnckWmO
>>516
オーナーはたくさん頑張ったみたいです。いつか会えるかもしれない友達との再会を胸に、現在も組織を強くするために色々やっていると思われます。その友達と会える可能性は低そうですが。

>>517
おそらく関係を持ってしまっても正直に話して謝れば許される可能性が高いです。
都合がいい話ですが、大魔女代理はその名の通り大魔女の代わりを務めることができるくらい懐が広いです。何より産まれて(起動して)から初めての恋でガイにゾッコンなので余程おかしなことをしない限りは見捨てることもないと思われます。
恐るべし主人公補正です。
519 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/11(日) 21:50:46.64 ID:4GgnckWmO
ーークロシュヴァル号 客室

空中で止まった短剣「」
空中で止まった翡翠の賽「」

ピーン……

空中で止まったメダル「」

ガイ(結局、あの後も記憶に関係しそうな本をアインズと読み漁っていたが、まったく手応えはなかった。翡翠の賽で光の力を扱えば記憶を取り戻せる気もするが……自分のために使うのは、きっと違う。既に一度使ってしまった身ではあるが、正しいことにのみ光の力を使うべきだ……光の力といえば、フローディアは──)



フローディア「死なない世界、終わらない時間、失われない繋がり……私が完成させるものは、あなたが想像しているよりずっと優しい世界よ」



ガイ?(……永遠に続く世界……聞こえはいいが、そんなものは地獄と変わらない。何事も終わりがあるから大切にできる。そのことに気がつかないほどお前は愚かじゃない)

ガイ?(死を目前にしたとき、お前はまるで救われたような顔をしたな。あのとき、少しだけお前を羨ましく思った。"オレ"は"どこ"で"いつ"なのかも分からない場所で永遠を繰り返している。それから解放されるようなことがあれば、どれだけ──)

落ちるメダル「」ポロッ
落ちる短剣「」カラン
落ちる翡翠の賽「」コロン

ガイ(……何を考えていた?今のは……俺の考えじゃない。永遠を繰り返しているだと?そんなもの、俺は知らない。知らないはずだ)

ガイ(なのに……知っているみたいに、嫌な感触だけが残っている。気持ちが悪い……少し、休もう……)



コンコン

リーゼリット「ガイ、起きてる?」ソロ……

ガイ「……ん、リーゼ?どうした?」ムク……

リーゼリット「あ、寝てたんだ……起こしてごめんね、大した用事じゃないからいいんだ。おやす──」

ガシッ

ガイに腕を掴まれるリーゼリット「うぇっ!?な、何!?」

ガイ「……大した用事じゃなくてもいい。今は一人だと変なことばかり考えてしまってな。それで、用事は?」

520 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/11(日) 21:51:12.65 ID:4GgnckWmO
ーークロシュヴァル号 カジノ

ワイワイガヤガヤ

ガイ「……なるほど。以前、俺がここでスロットを当てたのを見て俺を連れてくれば流れが変わるとでも?」

リーゼリット「お願い!その運、分けて!隣で見てるだけでいいから!」

ガイ「俺が居て変わるものなのか?」

リーゼリット「やっぱり一度、大勝ちしてる姿を見てるから縁起を担ぎたくなるっていうか……ほら、ガイがいると勝てそうじゃん?」

ガイ「まったく……」

何で遊ぶ?

安価下1
1 ルーレット
2 カード
3 スロット
4 その他(自由安価です。ありそうなものをお願いします。無理そうだったら別の選択肢になります)
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 21:54:25.97 ID:r/4muJq7o
2
522 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/11(日) 22:32:13.99 ID:NkpbP8hjO
女性兎人ディーラー「」
カード「」バラララ……シャッシャッ

リーゼリット「カードか……うん。行ける気がする!」

ガイ「……オノゴロで活動する分は残せ」

リーゼリット「わかってるよ!いこ、ガイ!」



女性兎人ディーラー「こんばんは。カードで遊んで行かれますか?」

ガイ「ルールを教えてくれ」

女性兎人ディーラー「では簡単に説明いたしますね。この卓は1〜10の数字だけが書かれたカードを使います」

女性兎人ディーラー「私と皆様に、それぞれ2枚ずつカードを配ります。2枚の合計点で勝負し、9に近い方が勝ちです」

女性兎人ディーラー「点数の計算は簡単で、合計が10以上になったら一の位だけを使います。たとえば7と5なら12なので2点。そしてこの卓では10は0点扱いです」

女性兎人ディーラー「賭け先は3つ。“皆様”、“私”、それと“引き分け”です。引き分けは配当が高いですよ」

リーゼリット「うーん……それじゃあ──」

ディーラーのカード このレスのコンマ
※コンマを2枚のカードとして扱います(十の位=1枚目/一の位=2枚目)

ガイたちのカード コンマ下1
※コンマを2枚のカードとして扱います(十の位=1枚目/一の位=2枚目)

賭ける先は? 安価下1
1 皆様
2 ディーラー
3 引き分け
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 22:36:45.96 ID:24bHg/jsO
強えぇ
2
524 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/11(日) 23:30:20.90 ID:oqnY5sK9O
女性兎人ディーラー「──皆様、確認は済みましたか?賭け先はどうされます?」
公開された9のカード「」ペラッ……
裏向きのカード「」

リーゼリット「私の引いたカードの合計は15だから5点扱い……引き分けは当たらないだろうから選択肢から外すとして……ど、どっちに賭けよう?」

ガイ「わかっているカードだけで見ても勝率は五分五分といったところか……今回はディーラーに賭けたらどうだ?」

リーゼリット「えっ……ディーラー?それって私たちが負ける方に賭けるってことだよね?」

ガイ「嫌なら自分に賭けてもいい。ただ、俺は今回はディーラーが勝つ気がする、というだけだ」

リーゼリット「ガイがそういうなら……!」スッ
チップ「」ジャラ……

女性兎人ディーラー「……では、開示します」スッ
9のカード「」
9のカード「」

女性兎人「あら、9が重なるとは……こほん。私のカードの合計は18、よって8として扱います。皆様の方は8を超える方がいらっしゃいませんので、私の勝ちです」

リーゼリット「やった!ガイ、すごい!ほんとに流れ持ってるじゃん!」

ガイ「偶然だ。次も当たると思うなよ」

⭐︎ゲームで勝利しました。
525 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/11(日) 23:30:46.53 ID:oqnY5sK9O
ーーオノゴロ諸島 港

クロシュヴァル号「」ボーッ

ミチル「今回も無事に着いてよかったよ!皆様、ご乗船ありがとうございました!」フリフリ

ワイワイガヤガヤ

メルル「んんー!着いたねェ、オノゴロ諸島!ここ十年でこの辺りもすっかり変わっちゃったなァ……」

サーシャ「わああ……!すごい!フォレスティナの選挙祭ぐらい人が沢山いるね!」

リーゼリット「サーシャはオノゴロ諸島に来たことないの?」

サーシャ「うん!実は何回か行こうとは思ってたんだけど中々機会がなくて」

メルル「そうだったの?それなら、私が観光案内したげようか?」

サーシャ「えっ、いいんですか!?」

アモ「ふふっ……サーシャさん、楽しそうだね。アインズさんは、どう?」

アインズ「戦場でもないのに、ここまで大勢の人々がいると少々違和感を感じるが、これはこれで面白いな……人が生きている匂いがする」

ガイ「……本来の目的を忘れるなよ」

メルル「あ、そういえばみんなって宿はどうするか決めてるの?もし決まってなかったら私の実家なら皆泊まれると思うけど」

リーゼリット「えっ、そんないきなり行ったら迷惑じゃ……」

メルル「大丈夫だよォ〜!私の妹は全然気にしないし、むしろ客が来たら張り切るタイプだからさァ」

ガイ「……世話になるなら、最低限の礼は通す。手土産くらいは買って行くぞ」

現在はオノゴロ諸島です。(1日目)

何をする?安価下1〜3
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 23:31:11.52 ID:XmJueCOM0
とりあえず飯
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 23:31:17.07 ID:xz9rGW7ro
おっかない見た目の人達から歓待を受けて頭との歓談に誘われる
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 23:32:45.56 ID:ybqqa49gO
子供達から情報収集
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/11(日) 23:32:48.60 ID:r/4muJq7o
朝廷に乗り込む
530 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 10:40:44.37 ID:20UQliQaO
アインズ「すまない、メルル。家へ案内する前に食事をしたいのだが」グゥ……

メルル「全然構わないよ!最近だとラーメンって食べ物が流行ってるんだけど、やっぱりオノゴロに来たからには食べてほしいものがいっぱいあるし……むむむ……どうしよう……」

オールバックサングラス牛獣人「おい」ズン……

メルル「わァ!?」ビクッ

ガイ「……何か用か?」

オールバックサングラス牛獣人「お前がガイだな?」

ガイ「人違いだ。俺はそんな名前じゃない」

オールバックサングラス牛獣人「間違えるものか。救国の影、暗黒館のガイは紛れもなくお前だろう?」

短剣に手をかけるガイ「……」ザッ
アモ「待って、ガイ。構えなくて大丈夫だよ」スッ

リーゼリット「ちょっと、グレイグさん。怖いって」

オールバックサングラス牛獣人→グレイグ「あン?そうか?」

サーシャ「え?リーゼとアモちゃんの知り合い?」

リーゼリット「うん。この人はグレイグ・ストーム・マークス……暗黒館創設初期からいる古参の幹部の人だよ」

グレイグ「おっと、自己紹介をしていなかったな!悪い悪い!リーゼリットが言ったように、幹部をやらせてもらっているグレイグだ。オーナーからの指令でお前たちの手助けをするよう言われている」スッ
スライムが描かれたメダル「」キラッ……

ガイ「……そうならそうと先に言ってくれ。俺たちは扱っているモノがモノなんだ。一瞬、他勢力の刺客かと思ったじゃないか」

グレイグ「ハッハ!どうにも初対面の挨拶ってのは苦手でよ!とにかく、無事にオノゴロに着いたようでよかった!まずは一杯……じゃねぇ、飯だ。腹減ってんだろ?俺に奢らせろ!」

リーゼリット「え、いいの?」

グレイグ「おうよ!ビビらせちまった詫びと歓迎だ!中々他の幹部と顔を合わせる機会も無ぇしな!個人的にお前らのことは気に入ってるし、なんも遠慮せず好きなものを頼んでくれや!」

アインズ「ふむ。そういうことであれば有り難く乗っかるのがいいんじゃないか?」

グレイグ「おう!乗っかれ乗っかれ!案内頼むぜ、幽歩の嬢ちゃん!この辺でオノゴロ来たらまずコレ食っとけって店、知ってんだろ?」

メルル「そういうことなら……そうだ、あそこがいいかも!」

531 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 10:41:48.61 ID:20UQliQaO
ーートウゲン宿場町 潮風亭前

メルル「ここここ!8年前くらいにできてから結構人気なんだよねェ」

グレイグ「潮風亭か!たしかに、ここなら量も味も外さねぇな」

アモ「ここ、新聞で見たことあるよ。オノゴロの名物定食って特集で載ってた。ここに食べにくる為に旅行に来る人も多いとか」

メルル「そうそう!今はお昼時の一番混んでる時間帯から少しズレてるから、大人数で入ってもあんまり待たないと思うよ」

サーシャ「しかも、食材選択式だけじゃなくて普通のメニューもあるんだって」

アインズ「ほう……店主はずいぶん腕がいいようだな。これは期待が高まるぞ」

リーゼリット「ふふっ、それじゃあ早速入ろっか」

ガラッ……



ーー潮風亭

ワイワイガヤガヤ

ガイ「……これで混んでない方なのか?」

メルル「うん。お昼とお夕飯のときは行列ができるくらい待たされるよ?お、来た来た。やっほ、ミソラ」フリフリ

アモ「え?」

ピンク髪の女天狗→ミソラ「いらっしゃいませ。メルルに……アモちゃん!?」

アモ「ミソラさん、お久しぶり〜」

ミソラ「久しぶりだねえ、アモちゃん……!見ない間にこんなに大きくなっちゃって……」ナデナデ

アモ「わっ……ふふっ……ミソラさん、くすぐったいよ……!髪、ぐちゃぐちゃになっちゃう」クシャクシャ

メルル「ミソラ、今は接客中でしょ?ほらほら、案内お願い!」

ミソラ「おっと、いけないいけない……えーと、失礼しました。では7名様、ご案内しますね。こちらへどうぞ!」

スタスタ

サーシャ「ここの店主さんってアモちゃんとどういう関係なの?」

アモ「ミソラさんは10年前はウォーターポートで働いてたんだ。そのとき、イーリンさんと一緒によくしてもらったんだ」

サーシャ「なるほどね……」

ミソラ「そういうことなんです。懐かしくて、つい手が出ちゃいました。ごめんね、アモちゃん……こちら、奥の座敷でよろしいですか? 靴は下の棚へお願いしますね」

グレイグ「へっ、世間は狭ぇな。よし、座敷なら落ち着いて食える。今日は腹ぁ割っていこうぜ」

正座するアインズ「ふむ……座り方はこうでいいのか?」

メルル「アインズさん、ここでは正座じゃなくて楽な姿勢で大丈夫だよ?」

ミソラ「お茶とおしぼりお持ちしますね。ご注文が決まったら、呼んでください」ニコリ

グレイグ「さぁ、好きなものを頼んでくれ!遠慮はするなよ?」

安価下1〜2 追加の食材を1〜2つ選択
肉類:トリ肉、ケモノ肉
魚介:サワガニ、ザリガニ、タニシ、イセエビ、イクラマス、マグロ
野菜:野草、ドラ大根、ゴボウの根っこ、フキノトウ、タケノコ
穀物:お米、ウドン麦、ソバ麦、ヤマイモ、オオキイ豆
果実:どんぐり、リンゴ、ミカン、ナシ、ブドウ、カキ、クリ
卵乳:トリの卵、ミルク、チーズ、バター
特殊:上白糖、香辛料
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/12(月) 10:56:26.90 ID:U6Po2RSPO
ソバ麦 フキノトウ
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/12(月) 11:14:21.87 ID:QnxyAi+OO
香辛料
534 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 21:17:39.90 ID:POuHQ/KzO
ミソラ「お待たせいたしました。フキノトウと薄切り肉のソバです。辛味はこちらの香辛料をお使いください」

フキノトウと薄切り肉のソバ「」ドン!

リーゼリット「あれ?肉は頼んでない筈だけど……」

ミソラ「アモちゃんと久々に会えたのでサービスです!お金の心配はしなくていいですよ。気持ちなので」

メルル「ありがとミソラ!やっぱり持つべきモノは友達だねェ」

アインズ「これがソバ……!絵でしか見たことがないが、とても良い匂いだ。まずは何も足さずに一口いこう」ズルル……

アインズ「……!」ズル……ズルル……

グレイグ「ハハッ!気に入ったみたいだな!気にせず好きなだけ食え!」

香辛料を大量にかけるガイ「……」パッパッ

アモ「えっ……ガイ、そんなに入れるの?色変わってるよ?」

ガイ「ああ。これくらいで丁度いい」ズルル……

グレイグ「大したもんだな!そんだけかけたら元の味なんて吹き飛びそうなモンだが……涼しい顔で食ってやがる」

サーシャ「そんな食べ方したら身体壊しちゃうよ?」

ガイ「たまにはこういうのが食いたくなるんだ……効くからな」

リーゼリット「あはは、なにその薬みたいな言い方!」

グレイグ「味より手応え派か。妙に納得だぜ」

アインズ「……」ズルル……

サーシャ「このフキノトウって野菜……今まで食べたことないけど、美味しいです!」

メルル「言われてみれば、オノゴロでしか見たことないね。冬が終わって雪解け時期に山で採れる山菜の一種だよ。なんかの植物の蕾らしいんだけど、そこまで詳しくはないや」ズルル……

ミソラ「フキっていう植物の蕾です。ほろ苦いのが特徴で……脂と合わせると、ぐっと旨みが出るんですよ」ニコリ

リーゼリット「へえ〜。じゃあ今時期くらいしか食べられないものなんですね」

ミソラ「ええ。出せる日が限られるんです……旬以外のものも美味しく提供させていただくので、またお立ち寄りください」ニコリ

メルル「おっ、商売上手だねェ!幼馴染として私からもよろしく頼むよ」

⭐︎グレイグとミソラに出会いました。
535 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 21:18:16.52 ID:POuHQ/KzO
ーートウゲン国政区

レンガ造りの街並み「」
トウゲン城「」
道路を走る電車「」ガタンゴトン

ワイワイガヤガヤ

アモ「ソバ、美味しかったね。グレイグさんは手下の人に連れられてどこか行っちゃったけど」

ガイ「俺たちの支援の絡みだろう……この辺りは雰囲気が大分違うな。オノゴロらしくない、というか」

サーシャ「うん。なんだか大魔女帝国とかイスファハーンに似てるかも?」

メルル「ここ10年で国力を上げる政策だかで外国の人たちを招き入れてから急に発展したんだよねェ。便利になるのはいいけど、変わる前を知ってるとちょっと複雑な気分だよ……」

アインズ「街並みというのは、技術が発展すればそれを追うように変わっていくものだ。割り切れない気持ちはなんとなくわかるがな」

リーゼリット「街並みは変わっても、変わらないものもあるよ。それで、メルルさんの実家に行く前にここで何をするの?」

ガイ「光についての情報収集だ。しかし、どこから手をつければいいのか見当がつかないな……」

遊ぶ子どもたち「」ワイワイキャッキャッ

サーシャ「うーん……あっ!子どもに何か聞いてみる?」

ガイ「……10年前のことなどまったく知らないと思うのだが」

サーシャ「でも、子どもって意外と今の変なことには詳しいよ?大人が気にしない噂とか、すぐ回るし」

ガイ「……今の違和感が、光に繋がる可能性はある、か」

リーゼリット「それに、知らないからこそ変に隠さず話してくれるかも。ただ、ガイが話しかけたら怖がられちゃうかもね?」

ガイ「……」

メルル「そういうことなら私に任せてよ!私はそれなりに有名な冒険者だからね!」

アモ「そっか!メルルさんなら……!」



メルル「やあ、君たち!すこーしだけ聞きたいことがあるんだけど、いいかなァ?」

鬼の子ども「おねーちゃん誰?」

メルル「ふっふっ……何を隠そう、私はあのメルル・マインドストーン……あ、ここならココロイシの方が伝わるかな?」

鬼の子ども「……誰?」

メルル「嘘ォ!?」ガーン

鬼の子ども「え、オレが知らないだけで有名な人なのかな……お前知ってる?」

坊主頭の子ども「いや……全然わかんねぇ。でもココロイシって言ってたからサララさんの家族かなんかかな?」

メルル「……ま、まァ君たちくらいの年なら知らなくても当然だよね……サララの姉って言った方が早かったかァ!」

リーゼリット「……冒険者に興味ない人は全然知らないものなんだね。メルルさんが有名でも、子どもにとっては知らない大人だからか……」

何について聞く?

安価下1〜2

1 世界樹の光
2 デロデロ教
3 自由安価
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/12(月) 21:19:26.48 ID:845oQiIi0
3頼りになりそうな人知らない?
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/12(月) 21:20:33.92 ID:Y6Y1zE1No
2
538 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 23:12:26.51 ID:4jdaOqJ9O
鬼の子ども「それで聞きたいことってなんだよ?」

メルル「私、オノゴロを離れる時間が多くて最近の流行りについていけなくてさァ……近頃流行ってるものをなんでもいいから教えてくれないかな?」

鬼の子ども「最近かぁ……大人の流行りは分かんねえけど、オレたちの間じゃこれが流行ってるぜ!」ガサゴソ……スッ
コマ「」キラン!

メルル「これは……コマ?私が知ってるやつとは形が随分変わってるね」

坊主頭の子ども「パーツを組み替えて重くしたり、長く回るようにしたりできるんだぜ!サララさんのお店で売り出されてから一気に広まったんだ」

鬼の子ども「寺子屋でも遊びすぎてイブキ先生に没収されるヤツが出るくらいなんだ。そろそろ俺のメタリックローガン、返してくれねぇかなあ……」

アモ「ふふっ、相当人気なんだ……」

リーゼリット「それにしてもよく考えられてるねぇ……見た目もこだわって作られてるみたい」

サーシャ「……?あれ、このサイン……どこかで見たことあるような……」

アインズ「たしか、改造された魔導車にも隅に似たような意匠が施されていたな」

ガイ「……おい、このコマは今も新しいのが出るのか?」

鬼の子ども「!は、はい。先週も新型が出てみんな買ってました!」

ガイ「……別に敬語は使わなくていい。どうやらニナがこの国にいるようだな。協力を頼めるかもしれない」

サーシャ「それなら、メルルさんの実家に行けばニナさんの居場所もわかりそうだね!」
539 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 23:12:59.03 ID:4jdaOqJ9O
おかっぱ髪の幼女「流行ってるっていえば、デロデロ教も最近は流行ってるよね」

坊主頭の子ども「ミュージアから来た宗教だよな?内容はよく知らねぇけど」

アモ「どうして流行ってるか、知ってる?」

おかっぱ髪の幼女「ううん……お母さんもお父さんも、マトモな考えをしてないから近づくなって……」

鬼の子ども「でもさ、あそこのおねーさんは優しいんだぜ。腹減ってると団子くれたり、ケガしてたら薬くれたりするし」

坊主頭の子ども「大人にも子どもにも分け隔てねぇんだよ。怒鳴ったりもしねぇしさ」

おかっぱ髪の幼女「うちの近所にも来たよ。最初は怖かったけど……お父さんとお母さんが言うほど、変な人ではないかも?」

ガイ「そのお姉さんとやらは──」

おかっぱ髪の幼女「ヒッ!?」

ガイ「……サーシャ、あとは頼む」

サーシャ「うん、任せて……ごめんね、びっくりしちゃったよね?さっき言ってた優しいお姉さんって、どこにいるの?」

おかっぱ髪の幼女「場所は……毎回バラバラだからわかんない。けど、せいんとれあ?ドレスを着てるから、見つけたらすぐ分かると思う」

サーシャ「そっか。お姉さんは、誰かと一緒にいるの?怖い人とか、護衛みたいな人とか」

坊主頭の子ども「デッカいコボルドがよく近くにいたぜ!ありゃ間違いなく、用心棒ってやつだ。おねーさんに触ろうとした奴、ボコボコにされてた」

サーシャ「……そっか。ありがと!教えてくれて助かったよ。もし、次はその人に会っても、一人でついていっちゃダメだよ。誰か大人と一緒に、ね?」

おかっぱ髪の幼女「うん……!」

アインズ「……子どもの情報もあながち侮れんな」

メルル「うんうん。思わぬところから欲しかったものが手に入るなんてザラにあることだし、今日は船旅で疲れた身体を癒す為にもう休もう……あっ、君たち!ウチの道具屋を今後ともご贔屓にねェ〜!」

鬼の子ども「おう!じゃあな、メルル!」

メルル「"さん"をつけんかい!」

⭐︎子どもたちから色々教えてもらいました。
540 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 23:13:26.27 ID:4jdaOqJ9O
ガイ(……さて。この国の世界樹の光はどのような顛末を迎えたのだろうか?当時を知る物がいれば、そいつに聞くのが手っ取り早いか……)

ガイ(……街中でもデロデロ教が流行っているらしい。アルバが言っていた一部の勢力が入り込んでいるかもしれない。それだけじゃない、フローディアの脅威もある……それらに注意を向けつつ探索を続けよう)

ガイ(……それと、空を飛ぶ手段も考えないとな)

現在はオノゴロ諸島です。(2日目)

何をする?

安価下1〜3
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/12(月) 23:16:38.10 ID:K88E5yuvO
イブキ先生とやらに会いに行って情報収集
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/12(月) 23:17:20.53 ID:nHd4H04pO
朝廷にいって暗黒館と大魔女帝国の後ろ楯あるんやぞと行動の自由と許可を得る
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/12(月) 23:19:05.73 ID:bevVPAMfO
早速デロデロ教の勧誘を受ける
544 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/12(月) 23:20:55.70 ID:4jdaOqJ9O
すいません、>>539>>540の間が抜けてしまっていました。





ーーオノゴロ宿場町 ココロイシ道具店

カランカラン

メルル「ただいまー!サララ、いるー?」

水色髪の単眼少女→サララ「えっ!?お姉ちゃん!?帰ってくるならもっと前に連絡してよ!」

メルル「ごめんごめん、急遽決まったから連絡する時間がなくてさァ……あ、お客様いっぱい連れてきたんだけど、泊まっても大丈夫?」

ガイ「……急に押しかけて申し訳ない。迷惑料も含めて礼はする。泊めてくれると助かるが、無理に泊めてくれとは言わん」

サララ「あっ、そんな畏まらないでください……!ええと、泊まるのは問題ありませんよ。旅館に比べたら、居心地はあまりよくないかもしれませんが……」

サーシャ「いえ、全然!泊めてもらえるだけありがたいです!」

アモ「急でごめんなさい……お世話になります」

リーゼリット「私も手伝えることは手伝うから、遠慮なく言って」

アインズ「うむ。礼は言葉だけでは足りぬ。何か必要があれば言え」

メルル「全然いいよォ!じゃ、荷物置いて今日はもう寝よ寝よ!明日からまた色々動こうよ」

サララ「もう、お姉ちゃんったら……あ、今お布団用意するのでお待ちくださいね。お風呂は入られます?」

545 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/13(火) 00:03:37.50 ID:ZNrtGGm9O
ーートウゲン国政区

金髪ロングのお姫様「──で、あるからして、再び世界めくれを起こすことが新たなる救済になるのです。怖がる必要はありません。わたくしが正しい終わりへ導きます──」

民衆たち「」ザワザワ……

腕を組む大柄なコボルド「……」

ガイ(……ミュージアのヤツらとは違う教えか。思想は終末論によっているようだが……今のところ、あのコボルド以外に武力的な手段は持っていないようだな。しばらく警戒はしなくてもいいかもしれない……)

大柄なコボルド「……フェルメール、これ以上は変な輩に巻き込まれる。一度退くぞ」

金髪ロングのお姫様→フェルメール「あら?わたくしの説法はまだ終わっておりませんのに」

大柄なコボルド「つい最近痛い目を見たのを忘れたようだな。全員がいい顔をする訳がないだろう」

フェルメール「わたくしが救いの言葉を与えて差し上げているのに、無礼ですわね」

大柄なコボルド「諦めろ。今日はここまでだ……離れるぞ──」

ガイ「」スタスタ

大柄なコボルド「……は?なんで、あいつが──」

フェルメール「どうかなさって?」

大柄なコボルド「……いや。今の男……」

フェルメール「知り合いですの?」

大柄なコボルド「……知り合いってほどじゃねぇが……見間違いじゃなけりゃ、十年前と背格好が変わってない」

フェルメール「十年も?ふふ、若作りがお上手なのでは?」

大柄なコボルド「笑い事じゃない。エルフでもなんでもねえ人間が十年経って、あそこまで変わらないのはおかしい」

フェルメール「ラルフ……そんなに気になるのなら、追えばよろしいでしょう?」

大柄なコボルド→ラルフ「……本部までお前を護送したあと、ヤツを追跡する」

ラルフ(その名前を聞いたときは、同姓同名の別人だと思っていた。そうであってくれ、とさえ思った……)

ラルフ(ガイ……本当に、お前なのか?)

546 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/13(火) 00:06:20.86 ID:ZNrtGGm9O
本日はここまでです。
>>1が思う、今回のオノゴロのテーマは「過去」と「復讐」です。

次回の更新は土曜日になると思います。よければお付き合いください。

それでは、また。
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/13(火) 00:15:46.93 ID:VKRgE1a+o

デロデロ教とはオノゴロで決着をつけるのかまだ展開あるのか
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/13(火) 00:50:18.67 ID:KeL+hvhJo
おつ
本編と違って敵対視されてないから朝廷と連携できると助かりそうね
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