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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ
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529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/11(日) 23:32:48.60 ID:r/4muJq7o
朝廷に乗り込む
530 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 10:40:44.37 ID:20UQliQaO
アインズ「すまない、メルル。家へ案内する前に食事をしたいのだが」グゥ……
メルル「全然構わないよ!最近だとラーメンって食べ物が流行ってるんだけど、やっぱりオノゴロに来たからには食べてほしいものがいっぱいあるし……むむむ……どうしよう……」
オールバックサングラス牛獣人「おい」ズン……
メルル「わァ!?」ビクッ
ガイ「……何か用か?」
オールバックサングラス牛獣人「お前がガイだな?」
ガイ「人違いだ。俺はそんな名前じゃない」
オールバックサングラス牛獣人「間違えるものか。救国の影、暗黒館のガイは紛れもなくお前だろう?」
短剣に手をかけるガイ「……」ザッ
アモ「待って、ガイ。構えなくて大丈夫だよ」スッ
リーゼリット「ちょっと、グレイグさん。怖いって」
オールバックサングラス牛獣人→グレイグ「あン?そうか?」
サーシャ「え?リーゼとアモちゃんの知り合い?」
リーゼリット「うん。この人はグレイグ・ストーム・マークス……暗黒館創設初期からいる古参の幹部の人だよ」
グレイグ「おっと、自己紹介をしていなかったな!悪い悪い!リーゼリットが言ったように、幹部をやらせてもらっているグレイグだ。オーナーからの指令でお前たちの手助けをするよう言われている」スッ
スライムが描かれたメダル「」キラッ……
ガイ「……そうならそうと先に言ってくれ。俺たちは扱っているモノがモノなんだ。一瞬、他勢力の刺客かと思ったじゃないか」
グレイグ「ハッハ!どうにも初対面の挨拶ってのは苦手でよ!とにかく、無事にオノゴロに着いたようでよかった!まずは一杯……じゃねぇ、飯だ。腹減ってんだろ?俺に奢らせろ!」
リーゼリット「え、いいの?」
グレイグ「おうよ!ビビらせちまった詫びと歓迎だ!中々他の幹部と顔を合わせる機会も無ぇしな!個人的にお前らのことは気に入ってるし、なんも遠慮せず好きなものを頼んでくれや!」
アインズ「ふむ。そういうことであれば有り難く乗っかるのがいいんじゃないか?」
グレイグ「おう!乗っかれ乗っかれ!案内頼むぜ、幽歩の嬢ちゃん!この辺でオノゴロ来たらまずコレ食っとけって店、知ってんだろ?」
メルル「そういうことなら……そうだ、あそこがいいかも!」
◆
531 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 10:41:48.61 ID:20UQliQaO
ーートウゲン宿場町 潮風亭前
メルル「ここここ!8年前くらいにできてから結構人気なんだよねェ」
グレイグ「潮風亭か!たしかに、ここなら量も味も外さねぇな」
アモ「ここ、新聞で見たことあるよ。オノゴロの名物定食って特集で載ってた。ここに食べにくる為に旅行に来る人も多いとか」
メルル「そうそう!今はお昼時の一番混んでる時間帯から少しズレてるから、大人数で入ってもあんまり待たないと思うよ」
サーシャ「しかも、食材選択式だけじゃなくて普通のメニューもあるんだって」
アインズ「ほう……店主はずいぶん腕がいいようだな。これは期待が高まるぞ」
リーゼリット「ふふっ、それじゃあ早速入ろっか」
ガラッ……
◆
ーー潮風亭
ワイワイガヤガヤ
ガイ「……これで混んでない方なのか?」
メルル「うん。お昼とお夕飯のときは行列ができるくらい待たされるよ?お、来た来た。やっほ、ミソラ」フリフリ
アモ「え?」
ピンク髪の女天狗→ミソラ「いらっしゃいませ。メルルに……アモちゃん!?」
アモ「ミソラさん、お久しぶり〜」
ミソラ「久しぶりだねえ、アモちゃん……!見ない間にこんなに大きくなっちゃって……」ナデナデ
アモ「わっ……ふふっ……ミソラさん、くすぐったいよ……!髪、ぐちゃぐちゃになっちゃう」クシャクシャ
メルル「ミソラ、今は接客中でしょ?ほらほら、案内お願い!」
ミソラ「おっと、いけないいけない……えーと、失礼しました。では7名様、ご案内しますね。こちらへどうぞ!」
スタスタ
サーシャ「ここの店主さんってアモちゃんとどういう関係なの?」
アモ「ミソラさんは10年前はウォーターポートで働いてたんだ。そのとき、イーリンさんと一緒によくしてもらったんだ」
サーシャ「なるほどね……」
ミソラ「そういうことなんです。懐かしくて、つい手が出ちゃいました。ごめんね、アモちゃん……こちら、奥の座敷でよろしいですか? 靴は下の棚へお願いしますね」
グレイグ「へっ、世間は狭ぇな。よし、座敷なら落ち着いて食える。今日は腹ぁ割っていこうぜ」
正座するアインズ「ふむ……座り方はこうでいいのか?」
メルル「アインズさん、ここでは正座じゃなくて楽な姿勢で大丈夫だよ?」
ミソラ「お茶とおしぼりお持ちしますね。ご注文が決まったら、呼んでください」ニコリ
グレイグ「さぁ、好きなものを頼んでくれ!遠慮はするなよ?」
安価下1〜2 追加の食材を1〜2つ選択
肉類:トリ肉、ケモノ肉
魚介:サワガニ、ザリガニ、タニシ、イセエビ、イクラマス、マグロ
野菜:野草、ドラ大根、ゴボウの根っこ、フキノトウ、タケノコ
穀物:お米、ウドン麦、ソバ麦、ヤマイモ、オオキイ豆
果実:どんぐり、リンゴ、ミカン、ナシ、ブドウ、カキ、クリ
卵乳:トリの卵、ミルク、チーズ、バター
特殊:上白糖、香辛料
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 10:56:26.90 ID:U6Po2RSPO
ソバ麦 フキノトウ
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 11:14:21.87 ID:QnxyAi+OO
香辛料
534 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 21:17:39.90 ID:POuHQ/KzO
ミソラ「お待たせいたしました。フキノトウと薄切り肉のソバです。辛味はこちらの香辛料をお使いください」
フキノトウと薄切り肉のソバ「」ドン!
リーゼリット「あれ?肉は頼んでない筈だけど……」
ミソラ「アモちゃんと久々に会えたのでサービスです!お金の心配はしなくていいですよ。気持ちなので」
メルル「ありがとミソラ!やっぱり持つべきモノは友達だねェ」
アインズ「これがソバ……!絵でしか見たことがないが、とても良い匂いだ。まずは何も足さずに一口いこう」ズルル……
アインズ「……!」ズル……ズルル……
グレイグ「ハハッ!気に入ったみたいだな!気にせず好きなだけ食え!」
香辛料を大量にかけるガイ「……」パッパッ
アモ「えっ……ガイ、そんなに入れるの?色変わってるよ?」
ガイ「ああ。これくらいで丁度いい」ズルル……
グレイグ「大したもんだな!そんだけかけたら元の味なんて吹き飛びそうなモンだが……涼しい顔で食ってやがる」
サーシャ「そんな食べ方したら身体壊しちゃうよ?」
ガイ「たまにはこういうのが食いたくなるんだ……効くからな」
リーゼリット「あはは、なにその薬みたいな言い方!」
グレイグ「味より手応え派か。妙に納得だぜ」
アインズ「……」ズルル……
サーシャ「このフキノトウって野菜……今まで食べたことないけど、美味しいです!」
メルル「言われてみれば、オノゴロでしか見たことないね。冬が終わって雪解け時期に山で採れる山菜の一種だよ。なんかの植物の蕾らしいんだけど、そこまで詳しくはないや」ズルル……
ミソラ「フキっていう植物の蕾です。ほろ苦いのが特徴で……脂と合わせると、ぐっと旨みが出るんですよ」ニコリ
リーゼリット「へえ〜。じゃあ今時期くらいしか食べられないものなんですね」
ミソラ「ええ。出せる日が限られるんです……旬以外のものも美味しく提供させていただくので、またお立ち寄りください」ニコリ
メルル「おっ、商売上手だねェ!幼馴染として私からもよろしく頼むよ」
⭐︎グレイグとミソラに出会いました。
535 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 21:18:16.52 ID:POuHQ/KzO
ーートウゲン国政区
レンガ造りの街並み「」
トウゲン城「」
道路を走る電車「」ガタンゴトン
ワイワイガヤガヤ
アモ「ソバ、美味しかったね。グレイグさんは手下の人に連れられてどこか行っちゃったけど」
ガイ「俺たちの支援の絡みだろう……この辺りは雰囲気が大分違うな。オノゴロらしくない、というか」
サーシャ「うん。なんだか大魔女帝国とかイスファハーンに似てるかも?」
メルル「ここ10年で国力を上げる政策だかで外国の人たちを招き入れてから急に発展したんだよねェ。便利になるのはいいけど、変わる前を知ってるとちょっと複雑な気分だよ……」
アインズ「街並みというのは、技術が発展すればそれを追うように変わっていくものだ。割り切れない気持ちはなんとなくわかるがな」
リーゼリット「街並みは変わっても、変わらないものもあるよ。それで、メルルさんの実家に行く前にここで何をするの?」
ガイ「光についての情報収集だ。しかし、どこから手をつければいいのか見当がつかないな……」
遊ぶ子どもたち「」ワイワイキャッキャッ
サーシャ「うーん……あっ!子どもに何か聞いてみる?」
ガイ「……10年前のことなどまったく知らないと思うのだが」
サーシャ「でも、子どもって意外と今の変なことには詳しいよ?大人が気にしない噂とか、すぐ回るし」
ガイ「……今の違和感が、光に繋がる可能性はある、か」
リーゼリット「それに、知らないからこそ変に隠さず話してくれるかも。ただ、ガイが話しかけたら怖がられちゃうかもね?」
ガイ「……」
メルル「そういうことなら私に任せてよ!私はそれなりに有名な冒険者だからね!」
アモ「そっか!メルルさんなら……!」
◆
メルル「やあ、君たち!すこーしだけ聞きたいことがあるんだけど、いいかなァ?」
鬼の子ども「おねーちゃん誰?」
メルル「ふっふっ……何を隠そう、私はあのメルル・マインドストーン……あ、ここならココロイシの方が伝わるかな?」
鬼の子ども「……誰?」
メルル「嘘ォ!?」ガーン
鬼の子ども「え、オレが知らないだけで有名な人なのかな……お前知ってる?」
坊主頭の子ども「いや……全然わかんねぇ。でもココロイシって言ってたからサララさんの家族かなんかかな?」
メルル「……ま、まァ君たちくらいの年なら知らなくても当然だよね……サララの姉って言った方が早かったかァ!」
リーゼリット「……冒険者に興味ない人は全然知らないものなんだね。メルルさんが有名でも、子どもにとっては知らない大人だからか……」
何について聞く?
安価下1〜2
1 世界樹の光
2 デロデロ教
3 自由安価
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 21:19:26.48 ID:845oQiIi0
3頼りになりそうな人知らない?
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 21:20:33.92 ID:Y6Y1zE1No
2
538 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 23:12:26.51 ID:4jdaOqJ9O
鬼の子ども「それで聞きたいことってなんだよ?」
メルル「私、オノゴロを離れる時間が多くて最近の流行りについていけなくてさァ……近頃流行ってるものをなんでもいいから教えてくれないかな?」
鬼の子ども「最近かぁ……大人の流行りは分かんねえけど、オレたちの間じゃこれが流行ってるぜ!」ガサゴソ……スッ
コマ「」キラン!
メルル「これは……コマ?私が知ってるやつとは形が随分変わってるね」
坊主頭の子ども「パーツを組み替えて重くしたり、長く回るようにしたりできるんだぜ!サララさんのお店で売り出されてから一気に広まったんだ」
鬼の子ども「寺子屋でも遊びすぎてイブキ先生に没収されるヤツが出るくらいなんだ。そろそろ俺のメタリックローガン、返してくれねぇかなあ……」
アモ「ふふっ、相当人気なんだ……」
リーゼリット「それにしてもよく考えられてるねぇ……見た目もこだわって作られてるみたい」
サーシャ「……?あれ、このサイン……どこかで見たことあるような……」
アインズ「たしか、改造された魔導車にも隅に似たような意匠が施されていたな」
ガイ「……おい、このコマは今も新しいのが出るのか?」
鬼の子ども「!は、はい。先週も新型が出てみんな買ってました!」
ガイ「……別に敬語は使わなくていい。どうやらニナがこの国にいるようだな。協力を頼めるかもしれない」
サーシャ「それなら、メルルさんの実家に行けばニナさんの居場所もわかりそうだね!」
539 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 23:12:59.03 ID:4jdaOqJ9O
おかっぱ髪の幼女「流行ってるっていえば、デロデロ教も最近は流行ってるよね」
坊主頭の子ども「ミュージアから来た宗教だよな?内容はよく知らねぇけど」
アモ「どうして流行ってるか、知ってる?」
おかっぱ髪の幼女「ううん……お母さんもお父さんも、マトモな考えをしてないから近づくなって……」
鬼の子ども「でもさ、あそこのおねーさんは優しいんだぜ。腹減ってると団子くれたり、ケガしてたら薬くれたりするし」
坊主頭の子ども「大人にも子どもにも分け隔てねぇんだよ。怒鳴ったりもしねぇしさ」
おかっぱ髪の幼女「うちの近所にも来たよ。最初は怖かったけど……お父さんとお母さんが言うほど、変な人ではないかも?」
ガイ「そのお姉さんとやらは──」
おかっぱ髪の幼女「ヒッ!?」
ガイ「……サーシャ、あとは頼む」
サーシャ「うん、任せて……ごめんね、びっくりしちゃったよね?さっき言ってた優しいお姉さんって、どこにいるの?」
おかっぱ髪の幼女「場所は……毎回バラバラだからわかんない。けど、せいんとれあ?ドレスを着てるから、見つけたらすぐ分かると思う」
サーシャ「そっか。お姉さんは、誰かと一緒にいるの?怖い人とか、護衛みたいな人とか」
坊主頭の子ども「デッカいコボルドがよく近くにいたぜ!ありゃ間違いなく、用心棒ってやつだ。おねーさんに触ろうとした奴、ボコボコにされてた」
サーシャ「……そっか。ありがと!教えてくれて助かったよ。もし、次はその人に会っても、一人でついていっちゃダメだよ。誰か大人と一緒に、ね?」
おかっぱ髪の幼女「うん……!」
アインズ「……子どもの情報もあながち侮れんな」
メルル「うんうん。思わぬところから欲しかったものが手に入るなんてザラにあることだし、今日は船旅で疲れた身体を癒す為にもう休もう……あっ、君たち!ウチの道具屋を今後ともご贔屓にねェ〜!」
鬼の子ども「おう!じゃあな、メルル!」
メルル「"さん"をつけんかい!」
⭐︎子どもたちから色々教えてもらいました。
540 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 23:13:26.27 ID:4jdaOqJ9O
ガイ(……さて。この国の世界樹の光はどのような顛末を迎えたのだろうか?当時を知る物がいれば、そいつに聞くのが手っ取り早いか……)
ガイ(……街中でもデロデロ教が流行っているらしい。アルバが言っていた一部の勢力が入り込んでいるかもしれない。それだけじゃない、フローディアの脅威もある……それらに注意を向けつつ探索を続けよう)
ガイ(……それと、空を飛ぶ手段も考えないとな)
現在はオノゴロ諸島です。(2日目)
何をする?
安価下1〜3
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 23:16:38.10 ID:K88E5yuvO
イブキ先生とやらに会いに行って情報収集
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 23:17:20.53 ID:nHd4H04pO
朝廷にいって暗黒館と大魔女帝国の後ろ楯あるんやぞと行動の自由と許可を得る
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 23:19:05.73 ID:bevVPAMfO
早速デロデロ教の勧誘を受ける
544 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/12(月) 23:20:55.70 ID:4jdaOqJ9O
すいません、
>>539
と
>>540
の間が抜けてしまっていました。
ーーオノゴロ宿場町 ココロイシ道具店
カランカラン
メルル「ただいまー!サララ、いるー?」
水色髪の単眼少女→サララ「えっ!?お姉ちゃん!?帰ってくるならもっと前に連絡してよ!」
メルル「ごめんごめん、急遽決まったから連絡する時間がなくてさァ……あ、お客様いっぱい連れてきたんだけど、泊まっても大丈夫?」
ガイ「……急に押しかけて申し訳ない。迷惑料も含めて礼はする。泊めてくれると助かるが、無理に泊めてくれとは言わん」
サララ「あっ、そんな畏まらないでください……!ええと、泊まるのは問題ありませんよ。旅館に比べたら、居心地はあまりよくないかもしれませんが……」
サーシャ「いえ、全然!泊めてもらえるだけありがたいです!」
アモ「急でごめんなさい……お世話になります」
リーゼリット「私も手伝えることは手伝うから、遠慮なく言って」
アインズ「うむ。礼は言葉だけでは足りぬ。何か必要があれば言え」
メルル「全然いいよォ!じゃ、荷物置いて今日はもう寝よ寝よ!明日からまた色々動こうよ」
サララ「もう、お姉ちゃんったら……あ、今お布団用意するのでお待ちくださいね。お風呂は入られます?」
◆
545 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/13(火) 00:03:37.50 ID:ZNrtGGm9O
ーートウゲン国政区
金髪ロングのお姫様「──で、あるからして、再び世界めくれを起こすことが新たなる救済になるのです。怖がる必要はありません。わたくしが正しい終わりへ導きます──」
民衆たち「」ザワザワ……
腕を組む大柄なコボルド「……」
ガイ(……ミュージアのヤツらとは違う教えか。思想は終末論によっているようだが……今のところ、あのコボルド以外に武力的な手段は持っていないようだな。しばらく警戒はしなくてもいいかもしれない……)
大柄なコボルド「……フェルメール、これ以上は変な輩に巻き込まれる。一度退くぞ」
金髪ロングのお姫様→フェルメール「あら?わたくしの説法はまだ終わっておりませんのに」
大柄なコボルド「つい最近痛い目を見たのを忘れたようだな。全員がいい顔をする訳がないだろう」
フェルメール「わたくしが救いの言葉を与えて差し上げているのに、無礼ですわね」
大柄なコボルド「諦めろ。今日はここまでだ……離れるぞ──」
ガイ「」スタスタ
大柄なコボルド「……は?なんで、あいつが──」
フェルメール「どうかなさって?」
大柄なコボルド「……いや。今の男……」
フェルメール「知り合いですの?」
大柄なコボルド「……知り合いってほどじゃねぇが……見間違いじゃなけりゃ、十年前と背格好が変わってない」
フェルメール「十年も?ふふ、若作りがお上手なのでは?」
大柄なコボルド「笑い事じゃない。エルフでもなんでもねえ人間が十年経って、あそこまで変わらないのはおかしい」
フェルメール「ラルフ……そんなに気になるのなら、追えばよろしいでしょう?」
大柄なコボルド→ラルフ「……本部までお前を護送したあと、ヤツを追跡する」
ラルフ(その名前を聞いたときは、同姓同名の別人だと思っていた。そうであってくれ、とさえ思った……)
ラルフ(ガイ……本当に、お前なのか?)
◆
546 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/13(火) 00:06:20.86 ID:ZNrtGGm9O
本日はここまでです。
>>1
が思う、今回のオノゴロのテーマは「過去」と「復讐」です。
次回の更新は土曜日になると思います。よければお付き合いください。
それでは、また。
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/13(火) 00:15:46.93 ID:VKRgE1a+o
乙
デロデロ教とはオノゴロで決着をつけるのかまだ展開あるのか
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/13(火) 00:50:18.67 ID:KeL+hvhJo
おつ
本編と違って敵対視されてないから朝廷と連携できると助かりそうね
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/13(火) 02:25:17.20 ID:p63Oh//nO
乙
フェルメールさんこっちでも善玉っぽくて草ですわ
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 10:56:17.03 ID:RNnwO5z5O
乙
道具屋姉妹は見た目あまり変わらないっぽいかな
551 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 15:42:36.77 ID:aqkXHDXhO
>>547
現状、
>>1
としてはオノゴロで決着をつけられればいいなとは思っていますが、安価とコンマ次第でいかようにも変わります。この先どうなるのでしょうか?
>>548
協力関係を得られれば、オノゴロ内では更に動きやすくなるかもしれません。こちらがテロを起こしたり、悪いことをしない限りは何もしてきません。ただ、内部には怪しい動きをしている人物もいるみたいなので完全に信用もできない、のかもしれません。
>>549
10年経っても中身は大きく変わらなかったみたいです。ただ、クロシュヴィア氏が姿を消してから長い時間が経っているのでその影響による心情の変化を描写できたらいいなあ()
>>550
お二人も体型は大きくは変わっていないようです。強いて言うなら、髪型や服装くらいでしょうか?
メタ的に言うと詳細に決めていないので、皆様のイメージ+安価等の展開で色付けしていく感じになるかもしれません。
552 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 15:42:58.89 ID:JbU6b8x6O
デロデロ信徒たち「」ワイワイガヤガヤ
スライムたち「」モニョモニョ
ガイ(……この辺りはデロデロ教の勢力が強いな。元々この辺りに住んでいたであろう人々は、どこへいったのだろうか?)
薄灰髪の幼女「」ツンツン
ガイ「?」クルッ
薄灰髪の幼女「おにーさん、迷子?」
ガイ「……いや、違うが」
薄灰髪の幼女「……そうなの?デロデロ教でもない人がこの辺りにいるの、珍しいから……そうなのかなって」
ガイ「ただの観光だ。お前はデロデロ教の……信徒か?」
薄灰髪の幼女→ホロウ「うん。ホロウっていうの」
ガイ「ガイだ……ホロウは、俺のことを怖がらないんだな」
ホロウ「……正直、声をかけようか凄く悩んだ。だって目、怖いし」
ガイ「……そうか」
ホロウ「……観光なら、ここじゃなくて別の場所の方がいいよ。ここ、昔のオノゴロの雰囲気、あんまり残ってないから」
ガイ「……そのようだな。デロデロ教を信じる奴らを否定する訳じゃないが、俺は関わりたくない。離れさせてもらう」
ホロウ「うん……その方がいい……でも、ひとつだけ。体裁のために聞くね。返事は、どっちでもいい」
ガイ「言ってみろ」
ホロウ「……真に正しき世界へ導かれる為に、我々と共に歩みませんか?」
ガイ「断る」
ホロウ「うん……質問は終わり」
ホロウ「勧誘しないと、上がうるさいから……早く行って。次は、もっとしつこい人が来るかも」
ガイ「……助かる。ありがとう、ホロウ」
ホロウ「……ばいばい」
⭐︎デロデロ教に勧誘されました。
553 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 15:43:25.01 ID:JbU6b8x6O
ーートウゲン国政区 郊外
一面に広がる畑「」サァァァ──
ボロボロのカカシ「」ポツン
サーシャ「ここは街の方とは違って、イメージしてたオノゴロの雰囲気がありますね」
メルル「このあたりはほぼ畑だから。開発するっていってもこれ以上は手の加えようがないんじゃないかな」
リーゼリット「大陸とはまた違った様式だね。ここで育ててるのは何なんだろう?」
メルル「お米だよ!大陸に住んでると、食べる前のお米を見る機会は少ないもんね。この一面に広がっている畑はほとんどがお米の畑なんだよォ」
リーゼリット「へー……こうして育つんだ。思ったより背が高いんだね」
サーシャ「ところで……今日はなぜ、こちらに?」
メルル「イブキ先生への挨拶兼、情報収集!色々物知りなんだよ、イブキ先生は」
サーシャ「イブキ先生って……昨日の子たちが言ってた……」
メルル「そうそう!相変わらず怒ったら怖いみたいだけど、すっごく優しいんだよ?……ほら、あそこ!前と変わってないな〜」
リーゼリット「……えっ?あの建物?」
年季の入った木造の建物「」
◆
554 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 15:43:54.14 ID:JbU6b8x6O
ーー寺子屋
メルル「イブキ先生、いますかー?」
「あら?その声は──」スタスタ
白髪ロングの鬼→イブキ「──メルル。珍しいわね、ここに顔を出すなんて」
メルル「にゃはは……今回はオノゴロに長く滞在しそうだから、挨拶に来たんですよォ〜。イブキ先生は相変わらず元気そうで……」
イブキ「それなりにね……後ろの方々は?」
サーシャ「初めまして、サーシャといいます」ペコリ
リーゼリット「リーゼリットです。暗黒館に所属しています」ペコリ
イブキ「暗黒館の冒険者さんでしたか。メルルから聞いていると思いますが、イブキと申します。ここで長いこと子供たちに勉強を教えさせていただいてます」ニコッ
リーゼリット「なるほど。だから、先生って呼ばれてるんだ」
メルル「ねぇ先生!先生って昔から変化に気づくのが早いですよね?なんか最近変わったこととか知ってたら教えてほしいなァって……」
サーシャ「些細なことでもいいんです。危ない場所とか、近づかない方がいい所とかでも」
イブキ「変わったこと……うーん、最近は変わってることが多くて……そうそう、電車には乗りましたか?鐘みたいな音を鳴らして、ゆっくり進んで……人も荷も運ぶのに、意外と揺れが少なくて驚きました」
リーゼリット「電車って……道路を走ってたアレか!最初は魔導車の新型かと思ったよ」
イブキ「たしか、原型を作ったのは魔導車の製作者だと噂で聞きました。機会があれば乗ってみるのもいいでしょう。乗り心地は悪くないですよ」
イブキと何か話す?
安価下1〜2
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 15:48:37.83 ID:/acSB0JTO
そこに飾ってある写真の子供達、どこかで見たような···
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 16:25:22.10 ID:2bdrzzPno
何かこの国進んでる部分とそうでない部分の格差大きいねって話
557 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 21:11:57.56 ID:t0kUalgpO
サーシャ「その写真に写ってる子たちって……」
イブキ「ああ、これは今教えてる子達です。せがまれて一緒に写真を撮ったんです。みんないい笑顔でしょう?」
メルル「おー……これ、昨日の子たちじゃない?」
リーゼリット「ほんとだ。鬼の子と坊主の子が変なポーズしてふざけてる」
イブキ「この子たちと会ったんですか?もしかして、ご迷惑をおかけしたんじゃ……」
サーシャ「いえ全然!私たちの質問にもしっかり答えてくれましたよ」
イブキ「そう……それなら良かったです。あの子たち、ふざけて見えても、街の空気には敏いんですよ。大人が見ないふりをしていることまで、先に拾ってきたりする」
メルル「確かにねェ。昨日も、変な噂の方がすぐ出てきたし」
リーゼリット「子どもは口が軽いぶん、情報が早いから」
サーシャ「国政区の方は電車まで走ってて、別の国みたいでしたけど……ここは変わっていないみたいですね」
イブキ「……そうなんです。都心部だけ、急に新しくなっていく。けれど、ここみたいな場所は置いていかれるままで……」
イブキ「国政区は見せるための顔です。外国の人も来ますし、朝廷も力を誇示したい。だから最新のものが集まる……大半の人は、明日から急に暮らし方だけ変えるなんてできません」
リーゼリット「進んでる部分と、そうでない部分の落差が大きい……その隙間に、宗教や扇動が入り込む」
イブキ「ええ。新しいものに乗れた人は豊かになる。でも、乗れなかった人は“置いていかれた”と思う。その怒りや不安は、格好の餌です。そういった所から反朝廷組織が再び現れたなんて話も上がるくらいですし……」
サーシャ「反朝廷組織……」
イブキ「ですが近代化そのものも悪ではないんです。路面電車は便利ですし、物流も良くなる。医療も、農具も、生活は確かに良くなる部分がある。ただ、私としては急ぎすぎた、と感じてしまうのです」
メルル「キキョウ様も良かれと思ってやってるのは分かるんだけどさァ……このスピードはさすがにね。何を考えてるんだか、って思っちゃうよ」
サーシャ「キキョウ?」
イブキ「朝廷の太政大臣です。頭の切れる方で、外国の技術者や資本を呼び込んだのも彼女。結果として国は強くなった……けれど、その速度に民は追いつけていません」
イブキ「……私の寺子屋にも、最近は家の手伝いが増えたって子が増えました。親が仕事を変えられなかったり、借金を背負ったり……そういう歪みが、子どもたちに出るんです」
サーシャ「……笑ってるように見えても、空気は重いんですね」
イブキ「ええ。だからこそ、優しい言葉をくれる誰かに、すがりたくなる……デロデロ教みたいに」
メルル「うーん。国は強くなってるのに、人の心が先に折れそうって嫌な感じだねェ」
イブキ「……国が強くなっても、子どもが弱ってしまったら意味がありません。だから私は、この寺子屋で踏ん張るだけです」
リーゼリット「……踏ん張れる大人がいるってだけで、救われる子は多いよ」
メルル「先生、ほんとに無理しすぎないでね?倒れたら元も子もないんだからさァ」
イブキ「ふふ……心配はいりません。こう見えて私はしぶといですから……」
サーシャ「イブキさん、ありがとうございました」ペコリ
イブキ「ええ。また何かあればいつでも来てください。私でよければお力になりましょう」
⭐︎イブキと話しました。
558 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 21:12:27.25 ID:t0kUalgpO
ーートウゲン城 入り口
軍服を着た兵士A「」ピシッ
軍服を着た兵士B「」ピシッ
アインズ「ほう……ここはなんというか、アレだな。格式を感じるな。アモ、お前もそう思わないか?」
アモ「うーん……まあたしかに、ここだけオノゴロらしさが残ってるかも?ところでアインズさん……今さらだけど、招待状とか持ってる?ないと無理じゃない?」
アインズ「なに、我々は怪しいものじゃない。堂々と近づいていけばいいのだ」スタスタ
銃を構える兵士A「止まれ!動くな!」カチャッ
銃を構える兵士B「貴様、何者だ!」カチャッ
アインズ「銃を下せ。私は将軍殿と話に来たのだ。礼を失するつもりはないが、これ以上構えるなら──こちらも相応の対応をする」
銃を構える兵士A「アカシ将軍に……?おい、そんな予定聞いてるか?」
銃を構える兵士B「いや……許可証を見せろ!今の状況ではどんな理由があれ、許可証を持たないものは通せん!」スチャ
アインズ「……面倒だな。少し気絶して──」
目を妖しく光らせるアモ「お兄さんたち、ここを通してくれないかなぁ?」ユラァ……
銃を下ろす兵士A「あ……はい、どうぞ……」スッ
銃を下ろす兵士B「ど、どうぞ……!こちらで止める理由はありません!」スッ
アモ「ありがと。アインズさん、早く入ろ?入っちゃえば多分大丈夫だから」
アインズ「……アモ、2人に何をしたんだ?」
アモ「淫魔の力を使ってちょっと……しばらくしたら元に戻るよ」
アインズ「まったく末恐ろしいな……だが、よくやった。中に入ろう」
◆
559 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 21:12:54.37 ID:t0kUalgpO
ーートウゲン城内
アインズ「さて、将軍殿はどこにいるのやら……」
アモ「えっ……知らないで来たの?」
アインズ「もとより、世界樹の光を調査するのに改めて許可をとる必要はないだろう。こういった場所や禁足地に踏み入れるならまだしも、そこに光が落ちた訳でもあるまい。サーシャが念の為と言ったからここへ許可をとりに来たんだぞ?」
アモ「まあ、オノゴロに光が落ちたってことぐらいしか知られてないもんね……許可をとるにしろ取らないにしろ、何かしらの情報を得られればいいけど……」
アインズ「いざとなれば大魔女帝国の後ろ盾があると言えばいい……それこそ正式な許可証があればいいのだが、そういうのは渡されていないしな」
アモ「……とりあえず、片っ端から声をかけてみるね」
コンマ下1
01-59 朝廷の幹部
60-79 フラフラのナンバー2
80-90 ツクヨミ家の文官
91-00 将軍様
560 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 21:18:34.24 ID:SBbGKu1OO
あ
561 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 22:45:48.77 ID:3nGCllroO
アモ「あの……」
白髪の侍「む?なんだ、貴様等は」
アインズ「我々は旅の者だ。朝廷に用があって来た。許可を得たいことがある」
白髪の侍「許可……?今日日、わざわざ朝廷に許可を取りにくるなんて……どうやって入ったかわからないけど、見たところ許可証もないようだし、そういうのは役所の管轄だ。見なかったことにするから出直してきなさい」
アインズ「世界樹の光に関することだ。こちらも無闇に踏み込むつもりはない。正式に手続きを踏む」
白髪の侍→ビャクヤ「光、だと……?なるほど、なら名乗っておこう。ビャクヤと呼ばれている。朝廷の側近だ」
アモ「側近……!じゃ、じゃあ、話が早いかも……!」
ビャクヤ「早いかどうかは、君たちの態度次第だ。まず確認させてくれ。君たちは朝廷に敵意がない。そうだね?」
アインズ「ない。必要なのは情報と、調査の許可だけだ」
ビャクヤ「なら良い……ただし、今のままでは許可を出す側に会えない。手続きというのは順番がある」
アモ「順番……?」
ビャクヤ「まず名。次に用件。最後に範囲。そこまで揃えば、こちらも動ける」
アモ「あ、えっと……私はアモ。こっちはアインズさん。私たちは──」
アインズ「世界樹の光の落下に関する情報を探している。オノゴロ領内での調査の許可が欲しい」
ビャクヤ「うん。筋は通っている……けど、許可は出せない。というより、出す必要はない」
アインズ「なんだと?」
ビャクヤ「……ここだと少し話し辛いから、私の部屋で話そうか。罠に嵌めたりはしないから、ついてきてくれ」スタスタ
アモ「……どうする?」
アインズ「……行くしかあるまい」
◆
562 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 22:47:16.48 ID:3nGCllroO
ーートウゲン城 ビャクヤの部屋
ビャクヤ「さて、許可を出す必要がないといった理由だが……実はもうこの国に星の力は残滓すら残っていない」
アインズ「説明を頼む」
ビャクヤ「10年前、最後の姫巫女がこの国に落ちた光を掌握し、甚大な被害を与えた。だが、異国の英雄たちの活躍によりその被害は大幅に低減……むしろ、死傷者はでなかった」
アモ「それってもしかして……」
ビャクヤ「ダークヒーローイリスのパーティ、といえば大陸では有名なのだろう?最終的に、この国に落ちた光はこの地に返還されずに英雄達が持ち去って行方知らず……というわけなのだ」
アインズ「なるほど。星の力は残滓すら残っていないとは、そういうことか」
アモ「そんな……」
ビャクヤ「そういうわけだ……君たちが光のことを調べて何をしようとしているのかは知らないが、この国にはないと断言する。誓って、私は嘘をついていない」
アモ「でも……せっかくここまで来たのに……」
ビャクヤ「無駄足だった、と言いたいのなら否定はしない。だが──ないと分かったのは収穫だ。探し方を誤らずに済む」
アインズ「……この国で許可が要らない理由は分かった。なら我々は、次に行くべき場所へ行く」
アモ「……ごめんなさい。話、聞かせてくれてありがとう」
ビャクヤ「気にするな。もしよければ観光してから帰るといい。今日のところは招かれた客として扱っておく。門で揉めるなよ」
⭐︎ビャクヤと会いました。
563 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 22:47:56.41 ID:3nGCllroO
ーー離れ山 すたれ村
首輪付きイケメン狐獣人「──おや、珍しい。君が姿を見せるなんてねえ」
ブラッド「お前の番が来たから、伝えにきたの」
首輪付きイケメン狐獣人「へぇ、嬉しいね。オレを選ぶなんて……あのスライムも見る目があるじゃないか。だけど、オレに任せていいのかい?また、10年前みたいに──」
ブラッド「その首輪がある限り、変なことしたら死ぬだけでしょ?それに、お前がもうそういうのに興味ないのは誰が見てもわかるし」
首輪付きイケメン狐獣人「それで、オレは何をすれば?」
ブラッド「まずは、コレを」デロデロ……
蒼き星の杖「」ポン
首輪付きイケメン狐獣人「……驚いたな。あの魔女もどきから取り返すのに苦労しただろ?」
ブラッド「ホンット最悪だった……ものすごく疲れたし、分体は全滅したし……しばらくあたしは休む。時が来たら、翡翠の賽を持ってる奴を試して。どいつかは……会えばわかる」
首輪付きイケメン狐獣人「任されたよ……試験官ってやつか。悪くない肩書きだ」
蒼き星の杖「」パシッ
◆
564 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/17(土) 22:48:30.64 ID:3nGCllroO
ーーココロイシ道具店
ガイ「……つまり、この国に残滓の力は存在しないと?」
アインズ「そのようだ……嘘はついていないように見えたが」
ガイ「……まだ情報源は一つだけだ。信憑性は高いが、この国に残滓の力がないと確定させてから次の国に向かおう」
サーシャ「確定って、どうやって?」
ガイ「十年前の光の後始末を知ってる連中か……当時の現場にいた奴から話を聞けるのが一番いいな。他にも記録やらなんやらを漁ってその情報を確定させればいい……サーシャ、この国にもダークヒーローは来てたのか?」
サーシャ「え?うん……流石に誇張した表現だと思うけど、10年前にオノゴロで死傷者を一切出さなかったとか……」
ガイ「……蘇生魔法でも使えたのか?ダークヒーローたちは」
サーシャ「魔族国の代表も一度、死亡が確認されているし……案外、本当に使えてたのかもね?」
ガイ「……」
現在はオノゴロ諸島です。(3日目)
何をする?
安価下1〜3
※ガイが何者かに監視されているようです。
コンマ下1
01-50 監視継続
51-00 接触
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 22:48:47.09 ID:1oW4mcjd0
道具屋の手伝い
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 22:50:43.35 ID:REvG32jk0
何か世界樹の光に関するヒントはないか図書館で情報収集
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 22:56:01.12 ID:uNiGNzg2o
皆で魔法の修練
568 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 22:56:02.40 ID:EjgieQuFo
当時の現場を探して聞き込み
569 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/18(日) 00:29:53.71 ID:oCnksTK0O
ガイ「今日は過去の記録を調べてみよう……一度図書館に向かう」
サーシャ「1人で行くの?」
ガイ「そのつもりだが……サーシャも来るか?」
サーシャ「うん!ついて行くよ!みんなはどうする?」
アモ「それなら、みんなで行かない?……人手が多いと沢山調べられるでしょ?」
アインズ「ふむ……そうだな。そうだな。全員で行けば早い。余計な足取りも要らん」
リーゼリット「私も賛成。資料って、探し方さえ分かれば一気に進むし」
メルル「よーし決まり!それじゃ、さっそく──」
サララ「……あの、みなさん」オズオズ
一同「?」
サララ「図書館に行く前に……ちょっとだけ、手伝ってくれませんか?」
◆
570 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/18(日) 00:30:44.18 ID:oCnksTK0O
着物ニナ「おや?懐かしい顔だな。久しぶり」ヒラヒラ
荷台付き魔導車「」
サーシャ「ニナさん!お久しぶりです!」
アモ「えっと……魔導車を改造してくれた人?」
ニナ「お、そっちは新顔か。ニナだ。初めまして」ニヤリ
アモ「アモです。よろしくお願いします」ペコリ
ニナ「そう謙遜するな。ガイたちの仲間ならもっと気楽にしてくれ」
サララ「みなさん、お知り合いでしたか?」
ニナ「ああ。ユーシリアで世話したというか、世話になったというか……っと、今は仕事中だから込み入った話はあとだ。ほら、納品だ」
大量の箱「」ドン!
大量の箱「」ドン!
大量の箱「」ドン!
大量の箱「」ドン!
サララ「はい、たしかに……毎度、ありがとうございます」
メルル「……ねェ、我が愛しのマイシスター……まさかこれ全部、店の中に?」
サララ「そうだよ?お姉ちゃんがいないときはこれ全部私1人で運んでたんだからね?」ゴゴゴ……
メルル「ヒィッ!?私の妹、いつからこんなに怖くなっちゃったのォ〜!?」
リーゼリット「……これ、見た目以上に重そうだけど」
ニナ「中身は魔導機械が多い。気休めに作ったコマも怖いくらい人気になってな……まったく、嬉しい悲鳴だよ」
ガイ「なるほど……これはたしかに、1人だと時間がかかりすぎるな。泊めてもらっている恩もある。手伝おう」
サララ「わあ、ありがとうございます!……お姉ちゃん。透明になっても私、わかるからね?ちゃんと手伝ってよ?」クルリ
透明「も、モチロンだよォ!?」ビクッ!
⭐︎サララの店を手伝いました。
571 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/18(日) 00:32:47.35 ID:oCnksTK0O
ー幕間
ーーネヴァーエンド 最南端
ー先の未来
吹雪「」ビュオオオ──
アインズ(竜)「」バサァァ……ドスン……
シュウウウウウウ……
スタッ
ガイ「──ありがとう、アインズ。世話になったな」
アインズ「……本当に、戻るのか?」
ガイ「ああ……翡翠の賽を聖女に渡さなければならない。もし、みんなが俺を探していたら……"いずれ戻る"と伝えておいてくれ」
アインズ「フッ……"ここ"に戻って来る保証などないだろうに」
ガイ「……お見通しか」
アインズ「それなりに長い間を共に過ごしたのだ。なんとなく、わかるさ……サーシャから、これをお前に、と」スッ
サーシャの短剣「」キラン……
ガイ「これは……サーシャの短剣か……たしかに、預かった」グッ
アインズ「……寂しくなるな。今度は記憶を無くすなよ?」
ガイ「そう何度もあってたまるか。戻ってよかったが……二度とごめんだ。あれは、きつい。味がしないのと同じくらい、な」
アインズ「フフッ、その様子なら心配はなさそうだ……では、さらばだ、ガイ。これ以上は、お前を引き留めたくなってしまう」
ガイ「フッ……別れの言葉が違うぞ」クルッ
アインズ「?」
ガイ「……"また会おう"」
ザッ……ザッ……ザッ……
吹雪「」ビュオオオ──
◆
572 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/18(日) 00:33:32.03 ID:oCnksTK0O
本日はここまでです。明日もよろしくお願いします。
それでは、また。
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