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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ
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931 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/03/21(土) 18:27:40.84 ID:eRKAg8PxO
ビャクヤ「おのれ……」
ビャクヤ兵「び、ビャクヤ様!追いますか!?」
ビャクヤ「……いや、もう間に合わない。空へ上がられた時点で追撃は不可能だ」スッ
アキト「……そういうことでござる。お主らの負けだ」
ビャクヤ「負け、か……フッ。ならせめて、ここに残った障害だけは始末しておこう」ジロッ
アキト「……」
ビャクヤ兵「ど、どうされます?」
ビャクヤ「包囲しろ。姫巫女は逃したが、この男を生かして帰す理由はない」スッ
ビャクヤ兵たち「「「はっ!!!」」」ザッ
アキト「……上等」シャキン
アキト「イクセ殿が無事に離脱できたのなら、拙者に退く理由はないでござる」スッ
ビャクヤ「忠義だな。だが、その忠義も今日で終わりだ」
アキト「終わるのはお主らの企みでござるよ」
ダッ!!!
◆
血を流すアキト「……」ポタ……ポタ……
ビャクヤ「流石だ。だが、もう息が上がっているぞ」
アキト「年長者を労る言葉にしては、随分と冷たいでござるな」
ビャクヤ「敵に情を掛ける趣味はない」
アキト「結構……それでこそ斬り甲斐がある」
ビャクヤ「──」ブツブツ
黒く染まっていく刀身「」ズズズ──
アキト「……!」
ビャクヤ「」タッ
黒い刃「」ヒュンッ!
アキト「ちぃっ!!」キィンッ! キィンッ!
腕を裂かれるアキト「ぐっ……!」
ビャクヤ兵「今だ!!!」パァンッ! パァンッ!
脇腹を撃ち抜かれるアキト「がっ……!」
ビャクヤ「よくやった」ヒュンッ
ズッ……
アキトの手から落ちる刀「」カラン……
ビャクヤ「……見事だった。だが、ここで終わりだ」
アキト「……っ……かも、しれん……で、ござるな……」ボタ……ボタ……
ビャクヤ「辞世の句でも詠むか?」
アキト「生憎……柄じゃない……ただ……イクセ殿は……お主らの、好きには……させぬ……」ニヤッ
ビャクヤ「……死に際まで不快な男だ」
刀を引き抜くビャクヤ「」ズルッ……
崩れ落ちるアキト「」ドサッ……
シーン……
ビャクヤ「……敬服に値する男だ。敵なのが本当に、惜しい……」スチャ……
消えていくアキトの体「」サァァァ──
ビャクヤ兵「……ビャクヤ様」
ビャクヤ「……トウゲン城にはしばらく戻れんな。姫巫女を取り逃がしたのは痛いが、それで潰える悲願ではない。引き続き、クーデターの準備を進めろ」
ビャクヤ兵「……はっ」
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