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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ
- 958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/28(土) 10:45:20.06 ID:s/rfh3sYO
- 乙
ココロイシ道具屋いきなり警備厳重になったら逆に怪しまれるんじゃ···
- 959 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:22:09.00 ID:KUVHO8uyO
- >>953
ヒロインかどうかはわかりませんが、ガイに対する感情は結構重たいようです。
>>954
たまたまです。時間魔法の適性を持つ人は本当に希少なのです。ソールさんはかなり時間魔法を熟知していますが、前回の一件で封印してしまったようです。ガイは現在も修練中。それなりに力を扱えますが、キキョウのものは自分で制御することができないようです。その影響か、キキョウは他の魔法を使うこともできないみたいです。
>>955
襲撃自体は可能です。これまでの描写で分かりづらいかもしれませんが、デロデロ教会第2支部には高い確率で誰かがいるかと思われます。参考までに。
>>956
兵士の護衛さんは物事は簡単に解決するのがいいという考えの持ち主みたいです。
現在は内戦が始まっていたユーシリアとは違い、国自体は平和なのでなんとも言えません。
世界全体で見れば、世界めくれの影響を大きく受けたところはとても酷い状況であるみたいです。
>>957
今回の回想はキキョウの視点になっている筈なので、ビャクヤの過去についてはわからないかと思われます。また、自由安価でビャクヤの過去を調べるのは可能ですが、あまりオススメできません。理由については、内緒です。
>>958
護衛をつけるといっても物々しい感じではなく、一般市民に紛れてなのであまり目立たないかと思われます。ご安心ください。
- 960 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:23:09.89 ID:KUVHO8uyO
- ーートウゲン国政区
雨「」ザァァァ……
キキョウ「──ッ!」フラッ……
壁に手をつくキキョウ(また……戻ってきちゃった……今は一体、いつの時間なんだろ……?)
グウウウ……
キキョウ(……お腹、すいた……)
◆
おでん屋台「」モクモク
キキョウ(あそこでいっか……とりあえず、何か食べなきゃ……)
のれん「」パサッ……
魚人店主「いらっしゃい。こんな雨の日に来るなんて、お客さんも好きものだね──……って、あんた……太政大臣じゃねぇか」
キキョウ「……そうかしこまらないで。今は、ただの客として来ただけ……」チラリ
黒髪の無愛想な青年「」ハフハフ
おでん皿「」ホカホカ
キキョウ「……彼と、同じものをお願いします」
魚人店主「……あいよ。客だってんなら、俺は品を用意するだけさ。座って待ってな」
黒髪の無愛想な青年「……おい」
キキョウ「?」
黒髪の無愛想な青年「」
ハンカチ「」スッ
キキョウ「ええと……これは一体?」
黒髪の無愛想な青年「……雨が降ってからずっと歩いていたんだろう。濡れたままだと風邪をひくぞ」
キキョウ「……ですが……」
黒髪の無愛想な青年「……置いておく。使っても使わなくても、好きにしろ」
- 961 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:23:35.88 ID:KUVHO8uyO
- キキョウ「……ありがとう」
ハンカチを手に取るキキョウ「」スッ
濡れた髪を拭くキキョウ「……」フキフキ……
魚人店主「……ほらよ、同じのだ」
湯気の立つおでん皿「」コト……
キキョウ「どうも……あっつ!」
黒髪の無愛想な青年「急いで食うからだ」
キキョウ「あはは……お腹が空いていたから……」
黒髪の無愛想な青年「……飯は逃げない。落ち着いて食え」
キキョウ「……初対面の相手に、いつもそんなふうに親切なの?」
黒髪の無愛想な青年「別に。放っておくと、そのまま倒れそうだったからだ」
キキョウ「それを親切って言うんですよ」
黒髪の無愛想な青年「そうか」
キキョウ「そうです」
鍋「」グツグツ……
新聞を読む魚人店主「……最近は暗い話題ばかりだな。空が赤くなってから、景気のいい話より死人の数を聞く方が多くなっちまった」パサッ……
新聞「ユーシリア帝国崩壊 実権はクラウディアへ」
新聞「テラヌス・ウルス壊滅 魔王封印の代償甚大」
キキョウ(今回は大陸の方、凄いことになっちゃってるなぁ……あ、この日付なら……まだ2ヶ月は余裕があるかな)
黒髪の無愛想な青年「……美味かった。代金は置いておく」スッ
魚人店主「毎度!」
キキョウ「待って!……君、名前は?」
黒髪の無愛想な青年→ガイ「……ガイだ。それは返さなくていい」
スタスタ……
キキョウ「……行っちゃった」
◆
- 962 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:24:41.14 ID:KUVHO8uyO
- ー数日後
ーートウゲン国政区 裏路地
ザワザワ……
胸を貫かれた女性の死体「」
氷ついてバラバラになったスライムの欠片「」
キキョウ「な……なにこれ……?」
兵士「キキョウ様!お疲れ様です。まさか、太政大臣直々に、現場に来ていただけるとは……」
キキョウ「……」チラ
胸を貫かれた女性の死体「」
キキョウ(この女の人はたしか……ネオデロデロ教のロヴィア。私も何回か殺されたことがあるけど……彼女が殺されているのを見るのは始めてだ。隣に散らばってるスライムは……?)
兵士「キキョウ様、気分が優れないようであれば、お下がりください。その……刺激が強いので」
キキョウ「……大丈夫。この死体、誰がやったの」
兵士「はっ。目撃証言では、黒髪の男が二人を相手取っていたとのことです。こちらが駆けつけた時には既に決着がついており……」
キキョウ「黒髪の、男……?」
兵士「ええ。もっとも、騒ぎの最中でしたので信憑性は欠けますが」
キキョウ「……他には」
兵士「剣と複数属性の魔法を使っていたそうです。変形した女の方は身体を何度も組み替えて応戦したらしいのですが……どういうわけか、攻撃を辞めて最後は胸を貫かれ、もう1人は全身を氷漬けにされて砕かれたと。そのときは擬態していた姿だったのですが、この欠片を見るにスライムだったようで──」
キキョウ(状況から考えると、このスライムの欠片はホロウの可能性が高い。今までの繰り返しで、あの二人は最後まで厄介な不安要素として残り続けた。ビャクヤの蜂起に合わせて動くことはあっても、こんな早い段階で脱落したことなんて一度もなかった……)
兵士「──その青年の行方はまだ掴めておりません。民間人の避難を優先したこともあり……」
キキョウ「……そう」
兵士「追手を出しますか?」
死体に視線を落とすキキョウ「いいえ。下手に刺激しないで」ジッ……
キキョウ「現場の封鎖を続けて。遺体は魔法封印をかけた上で別室に移して。ネオデロデロ教の関係者に奪われると面倒だから」
兵士「はっ!」ビシッ
スタスタ……
キキョウ「黒髪……」
◇
ガイ『……ガイだ。それは返さなくていい』
◇
キキョウ「……まさか、あの人が?」
◆
- 963 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:25:21.80 ID:KUVHO8uyO
- ーートウゲン宿場町
おでん屋台「」モクモク
仕込みをする魚人店主「」テキパキ
のれん「」パサッ……
魚人店主「いらっしゃ……って、またあんたかい。今日は忙しそうな顔してるな、太政大臣さん」
キキョウ「おじさん、少し聞きたいことがあるんだけど」
魚人店主「仕事の話か?」
キキョウ「うん……この前、雨の日にここでおでん食べてた黒髪の青年。覚えてる?」
魚人店主「黒髪の……ああ。無愛想な兄ちゃんか。妙に気が利く割に、口数の少ねぇ」
キキョウ「ちゃんと覚えてるんだ」
魚人店主「そりゃこの屋台にはよく来るからな。で?あの兄ちゃんがどうかしたのかい」
キキョウ「今、その人を探してる。どこに泊まってるとか、普段どの辺にいるとか……何か知らない?」
魚人店主「……」
キキョウ「……教えられない?」
魚人店主「いや、そういう訳じゃねぇ。単純に、そこまで深い話はしてねぇんだ。あの兄ちゃん、飯を食ったらさっさといなくなる。引き止めようのない手合いだよ」
キキョウ「……そっか」
魚人店主「……強いていうなら、初めて会ったときはすたれ村について聞かれたよ」
キキョウ「すたれ村……!」
魚人店主「一つ忠告しとく。あの兄ちゃん、悪人って顔じゃなかったが……人の死に慣れた目をしてた。追い詰めるなら、覚悟はいるぜ」
キキョウ「……追い詰めるつもりはないよ。むしろ逆かな」
魚人店主「逆?」
キキョウ「助けてほしいの。たぶん、私だけじゃどうにもならないから」
魚人店主「……太政大臣ともなると、頭を下げる相手を選ばなくなるもんかね」
キキョウ「選んでたら、この国が先に終わっちゃうよ。ありがとう、おじさん!」タタッ
◆
- 964 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:26:32.74 ID:KUVHO8uyO
- ーーすたれ村
キキョウ(アキトさん、通してくれてよかった……にしても、イクセちゃんもよくこんな所に住んでるよね)
キキョウ(……ガイ、って言ったっけ。見つけたところで、なんて話しかける?『あなた、ネオデロデロ教の幹部を二人殺しましたよね?』……これは論外)
キキョウ(『この国は何度も滅びていて、あなたはその外側にいるかもしれないから助けてください』……もっと論外か。まあ、会ってから考えればいいかな?)
キンッ……キンッ……
キキョウ(……この音、誰かが戦っている……?まさか!?)タッタッ……
◆
カァンッ!!!
ヒュンヒュン……
地面に突き刺さる刀「」ザクッ!
ガイ「……これで、力は示した。光を寄越せ」
イクセ「……ええ。試練は合格です。この光を貴方に預けます」スッ
星の力[水]ポゥ……スィー……
翡翠の賽「」キランッ!!
キキョウ「ぜえ……はあ……な、なに今の光……?」ヨタヨタ
イクセ「──えっ!?キキョウお姉ちゃん!?」
ガイ「……太政大臣だったか。何をしにきた」
キキョウ「……」
ガイ「おい」
キキョウ「……見つけた」
ガイ「見つけた、じゃない。質問に答えろ」
キキョウ「……その前に一つ確認。ロヴィアとホロウを殺したの、君でしょ?」
キキョウ(ああああ……しまった、最悪の入り方した……!)
ガイ「……」ジッ……
キキョウ(もういい、腹を括れ私……!)
キキョウ「その顔、当たりみたいだね」
ガイ「……だったら何だ。捕まえに来たのか」
キキョウに向けられる剣「」チャキ……
両手を上げるキキョウ「違う違う!そうじゃなくて、むしろ逆!できれば、ちょっと話がしたいなって」バッ
ガイ「断る」
キキョウ「即答!?」
ガイ「面倒だ」
キキョウ「面倒なのは否定しないけど、そこをなんとか!この国の今後に関わる、とても大事な話だから!」
剣を下ろすガイ「」スッ
ガイ「……それなら、尚更だ。国のイザコザに首を突っ込んでも碌なことにならない……俺にはやることがある。他をあたれ」
キキョウ「……それでも、君にしか頼めない」
ガイ「買い被りだな」
キキョウ「違う。消去法だよ。私はこの国が壊れるところを、もう何度も見てる」
イクセ「え?」
ガイ「……」
- 965 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:26:59.16 ID:KUVHO8uyO
- キキョウ「反朝廷とネオデロデロに混ざってビャクヤが動いて……城が燃える。将軍が倒されて、街が割れて、大勢の人が死ぬ。細かい順番は違っても、最後はだいたい同じ。私はそれを何回も見てる」
ガイ「……それを、俺が信じると思うのか」
キキョウ「私はこの国で何が起きるか、ある程度知ってる。どこが危ないか、誰が怪しいか、何を放っておくと燃え広がるか……全部じゃないけど、何も知らない人よりはずっと知ってる」
キキョウ「君はロヴィアとホロウを殺した。あの二人は、本来こんなところで死ぬような相手じゃない……だから私は、君が“今までと違う”って確信した。私の知ってる繰り返しの外側にいるかもしれない人間だって」
キキョウ「──だから頼みたいの。この国が壊れる前に、止めるのを手伝って」
ガイ「断る理由なら、さっき言った筈だ」
キキョウ「国のイザコザに首を突っ込んでも碌なことにならない、でしょ?でもね、それは“放っておけば自分に関係ない”話なら通る理屈だよ。この件は違う」
キキョウ「ビャクヤもネオデロデロも、姫巫女様を旗にして人を集める気でいる。今日ここで君が姫巫女様と接触したことがどこかから漏れたら、君も無関係では済まない」
ガイ「……」
キキョウ「君が何者で、何をしようとしているのか、私は知らない。けど、ビャクヤたちをこのまま放っておけば、いずれ君も巻き込まれる」
キキョウ「ネオデロデロ教の幹部を二人も殺したんだ……向こうが君を放っておくとは思えない。そこにビャクヤまで繋がっているなら、君の行く先々で邪魔をしてくる可能性だってある」
ガイ「……」
イクセ「ガイさん……?」
ガイ「ネオデロデロ教は放っておけない。あの連中は敵だ」
キキョウ「……!それじゃあ──」
ガイ「勘違いするな。俺はこの国を救いたいわけじゃない。あくまで、俺の邪魔になる連中を潰すだけだ」
キキョウ「それで十分だよ」
ガイ「まだ最後まで聞け。お前の言う“繰り返し”が本当なら……利用価値はあるな」
ガイ「条件を出す。知っていることは全部話せ。隠し事はなしだ。それから、お前の目的と俺の目的が食い違った時は、俺は迷わず自分を優先する」
キキョウ「……いいよ。選んでる余裕なんてないもの。それに……そう言う方が信じられる」
ガイ「……」
イクセ「……ガイさん。私からもお願いが」
ガイ「なんだ」
イクセ「その方の話、どうか聞いてあげてください。キキョウお姉ちゃんは……その、色々と雑なところもありますが、今は本当に切羽詰まっているように見えますので」
キキョウ「イクセちゃん、庇ってるのか刺してるのかわかんないよ!?」
イクセ「半々です」
ガイ「……フッ」
キキョウ「今、笑った?」
ガイ「気のせいだ」
キキョウ「いや絶対笑ったでしょ今!?」
◆
- 966 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:28:05.50 ID:KUVHO8uyO
- ー数日後
ー夜
ーートウゲン城 キキョウの部屋
キキョウ「……君のお陰である程度の問題は片付いた。残る不安要素はあと……」
ガイ「ビャクヤか」
キキョウ「うん……そして、これまでの繰り返しだと、そろそろ私が死ぬ可能性が高まってきている」
ガイ「そうはさせない」
キキョウ「……頼もしいね」
ガイ「……」ジッ
キキョウ「……な、なに?」
ガイ「……お前、疲れてるだろう」
キキョウ「君に言われたくないなあ。ただでさえ、教会の件で血まみれになって帰ってきたくせに」ジトー……
ガイ「戻ってきただろう」
キキョウ「……怖かったんだよ、今日」
ガイ「……」
キキョウ「君が戻ってこないかもしれないって思ったら、頭の中ぐちゃぐちゃになって……それでも私は指示を出さなきゃいけなくて。そんなの慣れてるつもりだったのに……」
ガイ「……俺もだ」
キキョウ「え?」
ガイ「ここ最近、お前と一緒に過ごすようになって……戻ればお前がいるのが、少しずつ当たり前になってきた。お前が一緒にいると、少しだけ楽になる」
ガイ「だが、それがいいことかはわからん」
キキョウ「どうして?」
ガイ「……お前を見てると、救えなかった誰かを思い出す。いや、思い出すどころじゃないな。たぶん俺は、お前にそいつらを重ねてる」
ガイ「だから、お前が無事でいると少しだけ救われた気になる……それが、お前自身に向いてる感情なのかはわからん」
キキョウ「……そっか」
ガイ「……すまない」
シーン……
- 967 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:28:32.71 ID:KUVHO8uyO
- キキョウ「……ねえ、ガイ。もしも全部うまくいってさ……もし今回、全部終わって……ビャクヤも止められて、この国がちゃんと明日に進めたらさ」
キキョウ「その時は、私の傍に……君もいてくれたら嬉しい」
ガイ「断る」
キキョウ「早いなぁ!?」
ガイ「……今はな。まだやることがある。それが終わるまでは無理だ」
キキョウ「……待って。それじゃあ、それが終わったあとは……?」
ガイ「俺には行く宛も……帰る場所もない。だから、終わるまで待っていてくれるか?」
口元を押さえるキキョウ「っ……うん、……うん!」
ガイ「……泣くほどのことか」
キキョウ「泣くよ、こんなの……だって君、さっきまで散々ひどいこと言ってたのに……最後にそれは、ずるいよ……」
ガイ「誤魔化すよりはいいだろう」
キキョウ「よくない。心臓に悪い」グスッ……
ガイ「……そうか」
袖で目元を拭うキキョウ「そうだよ……」ゴシゴシ……
キキョウ「……じゃあ、待つ。君のやることが終わるまで。ちゃんと待つ」
ガイ「いつ終わるかはわからんぞ」
キキョウ「わかってるよ。君が背負ってるもの、そんな簡単じゃないってことくらい……」
ポスッ
ガイ「……キキョウ」
ガイに身体を預けるキキョウ「……今夜は、一緒に居てくれる?」
ガイ「……ああ」
◆
- 968 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:29:26.77 ID:KUVHO8uyO
- ー数日後
ガイ「……今日が全てが崩れる日か。北方群島に姫巫女達は逃した。少なくとも前までと同じ形にはならない」
キキョウ「うん……やれることはやったけど、いつそれが起きても可笑しくはない……今までの繰り返しだと、ここから先は一気だった。城のどこかで火が上がって、悲鳴が響いて、……気づいた時には、もう全部手遅れ」
ガイ「今回は違う」
キキョウ「……そうだといいな」
ガラッ……
兵士「──失礼します、キキョウ様!将軍様がお呼びです!至急、天守閣までお越しください!」
キキョウ「将軍が?わかりました。すぐに向かいます」スタスタ……
ガイ「……」キュイイイン……
兵士「ええ……お急ぎになられた方がよいかと」
キキョウ(……なんだろう、この違和感。緊急時なら理由を省いてでも呼ぶだろうし、それ自体は変じゃない……けど、この感じは……)
兵士「」ニヤリ
銃を構える兵士「ここで死ね、キキョウ!!!」バッ
キキョウ「!?」
ガイ「」シュンッ
ザクッ……
胸を突き刺された兵士「……?」バタッ
ガイ「……反朝廷勢力は居ないが、内部にビャクヤの息がかかった内通者がいるようだな……つまり、毎回手遅れになっていたのは、敵がもう城の中にいたからか」
キキョウ「……そう考えると、全部繋がる。火の回り方も、門が開くのも、崩れ方が早すぎた理由も……全部、それで説明がつく。完全にビャクヤと繋がった人間は排除したと思ってたのに……」
ガイ「将軍の所に急ぐぞ。キキョウ、俺から離れるな」
キキョウ「」コクン
◆
- 969 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:31:08.41 ID:KUVHO8uyO
- ーートウゲン城 天守閣
キィンッ!!! キィンッ!!!
勢いよく開かれる天守の扉「」バァン!!!
キキョウ「リュウトウ!」
ガイ「……遅かったか」
斬られた式神「」
半分失くなった式神「」
倒れた兵士たち「」
ビャクヤ「……これはこれは。太政大臣殿に、例の余所者まで」ニコッ
リュウトウ「……キキョウ……ガイ……」ヨロ……
キキョウ「喋らないで!すぐ手当てを──」
視界に入るイヨの亡骸「」
キキョウ「……ッ、イヨ……!」
ビャクヤ「今さら駆けつけたところで、もう遅い」
パチンッ
呼応して立ち上がる隠れていた兵たち「」ザッ……!
キキョウ「っ……まだいたの!?」
ガイ「……下がれ」
キキョウ「でも──」
ガイ「リュウトウを連れて壁際へ。ビャクヤは俺が抑える」
ビャクヤ「抑える、ですか」
ガイ「お前のやり方は気に入らない」キュイイイン……
ビャクヤ「光栄です。こちらも、貴方のような手合いは好みではない」
一瞬で間合いを詰めるガイ「」シュンッ
ビャクヤ「!!」
火花を散らしてぶつかる剣「」ギィンッ!!!
ビャクヤ「……なるほど。相当な腕前だ」
ガイ「城を燃やし、人を中から食い破るのが、お前の正しさか」
ビャクヤ「ええ。綺麗事で覆った腐肉など、一度焼き払うしかない」
ガイ「なら、お前ごと斬る」
- 970 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:34:03.82 ID:KUVHO8uyO
- キキョウ「肩貸すよ……イヨは、もう……」
リュウトウ「……すまない。守れなかった……」
キキョウ「謝らなくていい……!まだ終わってない!」
兵士「太政大臣を狙えッ!!」
キキョウに一斉に向けられる銃口「」カチャッ……
キキョウ「しま──」
パパパパパン!!!
目を瞑るキキョウ「」ギュッ……
キキョウ「……?」パチ……
ドサッ……
倒れたリュウトウ「……ぶ、じか……き、きょう……」
キキョウ「あ……」
血を流すリュウトウ「」ドクドク……
キキョウ「ああ……あああっ……!!!」ガバッ
目の光がなくなるリュウトウ「……っ、ぁ……」
ガイ「……ッ」シュンッ!!!
切り伏せられていく兵士「」ドサッ! ドサッ! ドサッ!
ビャクヤ「……化け物じみていますね」
ガイ「……お前には言われたくないな」スタッ
キキョウ「リュウトウ……リュウトウちゃん、ねえ……!いや……いやだよ……!」グッ
ビャクヤ「お気の毒に。ですが、それが将軍としての末路です。あなたもすぐに同じ場所に送ってあげますよ」
- 971 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:34:33.75 ID:KUVHO8uyO
- ゴオオオオ……
赤く染まり始める障子「」
ガイ「キキョウ、下がれ」
キキョウ「でも……!」
ガイ「下がれ!!」
ビャクヤ「よろしいのですか? 目を離して」パチンッ
次々と現れる兵たち「」ザッ……ザッ……ザッ……
キキョウ「……っ、まだ……!?」
ガイ「随分と用意周到だな」
ビャクヤ「褒め言葉として受け取っておきましょう」
キキョウ「……こんなの、まるで……」
ビャクヤ「処刑場ですよ。今更お気づきですか?」
ドォンッ!!!
揺れる天守「」ミシッ……ミシミシ……
ビャクヤ「火も回っている。逃げ道はじきに煙で潰れる……そして、ここにいる兵は全て私の手駒です。反朝廷の兵ではない。逃亡も投降も考えぬ、私のためだけに磨いた刃だ」
ガイ「……」
ビャクヤ「どうしました? 先ほどの威勢は」
ガイ「別に。斬る数が増えただけだ」
ビャクヤ「強がりはおやめなさい。貴方が強いのは認めます……ですが、一人で守りながら抜けられるほど、戦場は甘くない」
キキョウ「……ッ」
ガイ「キキョウ」
キキョウ「……なに」
ガイ「俺の後ろから離れるな。何があってもだ」
キキョウ「でも、こんな数……」
ガイ「黙ってろ」
ビャクヤ「よい覚悟です。では──」
黒く染まり始める刀身「」ズズズ……
刀を静かに構えるビャクヤ「」スッ……
ビャクヤ「その覚悟ごと、ここで折りましょう」
◆
ゴオオオオオオ──
メラメラ……
血塗れのガイ「……すまない、キキョウ……約束したわけでもないのに、守れる気でいた……」
ビャクヤ「撃て」
兵士たち「撃てェ!」
パパパパパン!!!
ガイ「」ドシャッ……
キキョウ「あっ……」
ビャクヤ「残るは憎き太政大臣だけだ!その女も仕留めろ!」
パァンッ──
キキョウ(──謝らないでよ。君のおかげで今回は少しだけ先を信じたくなったんだ……)
キキョウ(次も……もう一度君に……会いたいな……)ドサッ…
ギュウウウウウウン──
◆
- 972 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:35:13.81 ID:KUVHO8uyO
- ガイ「……なるほどな」
キキョウ「……信じる?」
ガイ「全部を鵜呑みにはしない。だが、お前が嘘をついてるようにも見えない」
キキョウ「それはどうも」
ガイ「それに、実際に噛み合う部分が多すぎる。ビャクヤの動き、城下の空気、監視の件……お前の話を前提にした方が説明がつく」
キキョウ「……そっか」
ガイ「ただし、一つだけ言っておく。前の俺と今の俺は同じじゃない」
キキョウ「……うん」
ガイ「お前が見た俺のことは知らん。だが今の俺は、背負ってるものが多い。守りたい相手も、一緒に動く仲間もいる。だから、お前一人のために動くとは思うな」
キキョウ「……そこは、まあ……わかってるよ」
ガイ「それでも、お前を切り捨てる気はない」
キキョウ「……!」
ガイ「姫巫女も、将軍も、俺の仲間も……守るべきものはまとめて守る。その中に、お前も入ってる」
キキョウ「……嬉しいけど複雑だなあ」
ガイ「勝手に複雑になってろ」
キキョウ「ひど……そういうところ変わんないよね、君」
ガイ「俺は、一人で全部背負うつもりはない」
キキョウ「……仲間がいるから?」
ガイ「ああ。それに、お前の話が本当なら尚更だ。同じやり方を繰り返した時点で、また同じ結末に近づく。お前は繰り返しに慣れすぎてる。慣れた失敗は判断を鈍らせる」
キキョウ「君、たまに本当に容赦ないよね……ねえ、ガイ」
ガイ「なんだ」
キキョウ「今の君は前の君と違うって、さっき言ったでしょ」
ガイ「ああ」
キキョウ「それでも……もう一度来てくれてよかった」
ガイ「……そうか」
キキョウ「うん。だって今の君は、前の君と全然違うけど、前の君よりずっと勝てそうだから」
ガイ「……褒めてるのか、それ」
キキョウ「うん……かなり、褒めてるよ」ニコリ
⭐︎キキョウと話しました。
- 973 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:36:38.83 ID:KUVHO8uyO
- ーートウゲン国政区 デロデロ教会 オノゴロ支部?
ネオデロデロ教信徒の死体の山「」
ブンッ……
ブシャァァァァッ!!!
上半身を斬られた聖女「あぁ……私は……まだ……」
ドサッ……
「……あとは、ビャクヤだけか。ネオデロデロ教もここから先は立て直せまい」
剣から落ちる血の雫「」ポタ……ポタ……
床に広がっていく血溜まり「」ドロッ……
動かなくなった聖女「」
「……お前は、どうしてこの光を求めたんだ?」ボソッ
燭台「」ユラユラ……
「……」
燭台を蹴り倒す◆◆「」ガシャァン!
ボッ……
燃え広がる炎「」ゴオオオオオオ──
燃えていくデロデロ教会「」メラメラ……
「……ロヴィア。お前を殺した俺が言えることじゃないけど……お前を道具みたいに扱った連中だけは、俺が終わらせる……だから、見ていてくれ──」グッ
スタスタ……
◆
ー夜
ーートウゲン城
ガイ「……今のは?」モソ……
アモ「んん……どうしたの、ガイ?……まだ夜だよ?」モソ……
ガイ「……いや。なんでもない。自分の寝相に驚いただけだ……」
アモ「そっか。寝辛かったら遠慮なく言ってね。すぐ、眠らせてあげるから」
ガイ「……ああ。頼む……」トサッ……
怪しく目が光るアモ「……はぁい♡」ユラァ……
ガイ(……キキョウの話を聞いたからか?変な夢を見たな。アモの魔法で眠っても寝ることはあるんだな……)
ガイ(夢と言えば……最近はクロシュと夢で会ってないな……今はただ、眠ろう──)
- 974 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 19:37:16.04 ID:KUVHO8uyO
- ◆現在はオノゴロ諸島です。(25日目)
何をする?
安価下1~3
⭐︎試練を受けることができるようになりました。受ける場合はその旨を記載してください。
⭐︎27日目に何かが起こるみたいです。
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/28(土) 19:37:55.57 ID:9VZbB/bi0
- イクセ久しぶりに雪解けのトキワに会いに行くということで護衛を兼ねてついていく
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/28(土) 19:38:04.50 ID:wY/jipbTO
- ビャクヤの過去について情報収集する
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/28(土) 19:38:08.95 ID:SJzbii9S0
- 城にこっそり来たサララがリーゼの特殊銃弾ほか有用アイテムを持ってきた。ついでに姉にハグする。
- 978 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 23:07:24.13 ID:r/VL+nU3O
- ーー旅館雪解け 近傍
ガイ「どうしても、というから連れてきたが……ここへ来た理由は?」
キキョウ「ここの人たちは……私が繰り返してきた中で、頼めば力を貸してくれた人たちなんだ。最期には自分を犠牲にしてまで助けようとしてくれるんだけど……それを見るのが辛くて、今回も頼らないつもりだった」
アインズ「それでもここに来たということは、巻き込む価値があると見たのだな」
キキョウ「うん。今回はこれまでとは違うから……頼れるものには頼っておきたいなって」
ガイ「理由は分かったが、戦力になるのか?」
アインズ「む?知らないのか、ガイ。この宿の従業員は10年前に起きた事件の際に大活躍しているぞ」
ガイ「そうだったのか」
キキョウ「うん……久々に会うから、なんだか緊張しちゃうな」
◆
トキワ「いらっしゃいま……えっ!?キキョウさん!?じゃなかった、えっと、太政大臣様!」
キキョウ「そんな硬くならないでよ。久しぶりだね、トキワちゃん、シズクちゃん」
シズク「わぁ……本当にお久しぶりです!それに、ガイさんも!」
ガイ「ああ。この前の案内は助かった」
アインズ「ほう……聞いていた通り、見事な擬態だな。スライムだとは見かけではわからん」
シズク「えへへっ、ありがとうございます!ところで、今日は何のご用で?」
トキワ「まさか、イクセちゃんの身になにか──」
キキョウ「いや、違うよ……でも、この先のことを考えると、あなたたちにも話を通しておきたくて」
トキワ「この先……?」
キキョウ「うん。遠からず、トウゲン城が荒れるかもしれない」
トキワ「……やっぱり、そうなんですね」
キキョウ「……気づいてたの?」
トキワ「最近、街の空気が変なんです。常連さんの顔ぶれも、宿に流れてくる噂も……みんな少しずつ、嫌な方に揃ってきてる」
シズク「それに、知らない兵隊さんがこの辺りを何度も見に来てて……観光客のふり、してましたけど」
キキョウ「……そっか。やっぱり、ここにも来てたんだ」
トキワ「それで、本題はなんでしょう?」
キキョウ「……単刀直入に言うね。この先、もしトウゲン城で何か起きたら……この辺りまで余波が来る可能性がある。だから、先に話を通しておきたかった」
シズク「それって……避難した方がいい、ってことですか?」
キキョウ「本音を言えば、そうしてほしいんだけど、力を貸して欲しくて」
トキワ「私たちの……?」
キキョウ「……うん」
ガイ「こいつは本当は、お前たちを巻き込みたくない」
キキョウ「ちょ、ちょっとガイ」
ガイ「だが、状況がそれを許さないかもしれないとも思っている」
アインズ「要するに、最悪に備えて連絡線と退路を確保しておきたいのだろう」
キキョウ「……その通り」
トキワ「なるほど」
シズク「えっと……具体的には、何をしたらいいんでしょう?」
- 979 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 23:08:18.99 ID:r/VL+nU3O
- キキョウ「もし城で火の手が上がったり、兵の動きが急に荒くなったら、この旅館を一時的な避難場所として使わせてほしい」
トキワ「それは構いませんよ」
シズク「はい!部屋も、地下の倉庫も空けられます!」
キキョウ「ありがとう。それと、もしイクセちゃんか、その周りの人たちが動く必要が出た時……この旅館を中継点にしたい」
トキワ「イクセちゃんも狙われる可能性があるんですね」
ガイ「ああ。下手をすれば市民が暴徒と化す」
キキョウ「だからこそ、こっちから先に逃がす道も用意しておきたい。ここなら、街道にも山にも抜けやすいから」
アインズ「戦場に立て、とは言わん。だが、退く者を通し、隠し、繋ぐ役は必要だ」
トキワ「……それなら、できます」
キキョウ「トキワちゃん。巻き込んでごめんね……」
トキワ「キキョウさん。私たち、何も知らずに守られるだけっていうのは、あまり好きじゃないんです」
シズク「そうです!もちろん、怖いですけど……何もできないまま後で後悔するのは、もっと嫌です」
キキョウ「……そう言ってもらえると、少しだけ救われる……ありがとう。本当に」
トキワ「でも、ひとつだけ言わせてください。キキョウさん、一人で背負うのはやめてください」
キキョウ「……っ」
シズク「そうです!キキョウさん、そういう時ほど一人で抱え込んじゃうから……」
キキョウ「……そんなにわかりやすい?」
トキワ「わかりやすいです」
アインズ「少なくとも、隠せてはいないな」
トキワ「だから、ちゃんと“助けて”って言ってください。回りくどくなく」
キキョウ「……」
キキョウ「……助けて、トキワちゃん。シズクちゃん」
トキワ「はい」ニコリ
シズク「もちろんです!」ニコリ
シズク「……あ、そうだ! アキトさんにも知らせないとですよね。あの人がいれば、きっと──」
ガイ「……アキトは来ない」
シズク「えっ?」
ガイ「すたれ村で、イクセを逃がすために残った。ビャクヤの兵を引き受けて……それで」
シズク「……」
トキワ「……まさか」
ガイ「俺たちが離脱した後のことまでは見ていない。だが、戻っては来なかった」
アインズ「……アキトは、最後までイクセちゃんを守ろうとしたんだと思う」
シズク「そん、な……」
俯くシズク「」ギュッ……
トキワ「シズク」
シズク「っ……」
ガイ「……すまない」
シズク「ガイさんが謝ることじゃ、ないです……」
トキワ「……ええ。あの人が自分で選んだことなら、外から責めることはできません。でも……辛いですね」
アインズ「……これ以上、同じことを繰り返すわけにはいかん」
トキワ「ええ。アキトさんの分まで、とは軽々しく言いません。でも……あの人が繋いだものを、ここで無駄にはしたくないですから」
ガイ「……ああ」
⭐︎雪解けの協力を得ました。
- 980 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 23:08:44.58 ID:r/VL+nU3O
- ーートウゲン城 城内
メルル「んんー?」ジィ~……
兵士の護衛「……どうかされましたか?」
メルル「将軍様もキキョウ様も城内の不安分子は排除したっていうけど、もしもってことがあるでしょォ〜?」
兵士の護衛「はぁ……ですが、ビャクヤと関わりが深かった者は全て城外に出しました。もう中に残っているのは信頼の置ける者だけかと」
メルル「とかいってェ、君が実はスパイだったりするんじゃないかなァ〜?」
兵士の護衛「失礼な!私は将軍様に命を捧げた身!裏切りなどありえません!」
リーゼリット「……何やってるの、メルルさん?兵士の人、困ってるじゃん」
メルル「あ、リーゼちゃん!ほらほら、こういう時こそ雑談風に揺さぶるとボロが出るかなってェ〜」
リーゼリット「ただ怒らせてるだけにしか見えないけど……すいません、邪魔して」
兵士の護衛「……いえ。朝廷内に反乱分子がいたのです。疑り深いぐらいが、今は丁度いいでしょう。巡回に戻ります」ペコリ
スタスタ……
メルル「……案外、ちゃんとしてる人だったねェ」
リーゼリット「メルルさんが変に絡むからでしょ……」
メルル「変にじゃないよォ。大事な確認。こういう時に後ろからバッサリやられちゃうんだから」
リーゼリット「まあ、それはそうだけど……」
柱の陰に隠れたサララ「」ヒョコッ
リーゼリット「……?」
メルル「んん?……えっ、サララ!?なんでここにいるの!?」
サララ「しーっ!しーっ!大声出さないでよぉ……せっかく見張りの目を避けて来たのにぃ……」タタッ
メルル「ちょ、ちょっと待って!?どうやってここまで入ってきたのォ!?」
サララ「そこはほら、ココロイシ一族に伝わるアレで……」
リーゼリット「その透明化魔法、一族相伝だったんだ……」
サララ「あっ、そうそう。今日はこちらを渡しに来たんですよ」スッ
道具や銃弾が入った箱「」ポンッ
リーゼリット「わっ……閃光玉も入ってる。いいんですか?」
サララ「はい。皆様が城内でしばらく過ごすと聞いて、もしかしたら危ないことをしようとしてるのかなって思って。少しでも役に立てばいいんだけど……」
メルル「流石私の妹!!!よくできた子だよ、サララは!!!」ギュッ
サララ「わわっ……お姉ちゃん、苦しいって……!」
リーゼリット「……?サララさん、この銃弾は……?」
サララ「ああ、それですか。リーゼリットさんなら使えると思って持ってきたんですよ。それは魔導銃で使えるものです。魔力を込めて撃つと、込めた魔力の影響が当たった対象に現れるんです。例えば、炎の魔力を込めて撃ったら、対象は消えない炎で燃え上がる、みたいな」
リーゼリット「へぇ……ニナさんに改造してもらって属性弾は撃ててたけど、影響を与えるのは初めてかも……使わせてもらいますね!」
サララ「はい!少しでも役に立てて貰えれば嬉しいです……お姉ちゃん、いい加減離してよ」グイッグイッ
メルル「うわァーん!サララが反抗期になっちゃったァ!」
サララ「もう成人してるよ!!!」
⭐︎サララが道具を届けてくれました。
- 981 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/28(土) 23:09:13.86 ID:r/VL+nU3O
- サーシャ「……うーん?」
アモ「どうしたの、サーシャちゃん?」
サーシャ「アモちゃん……あのね、国に不満があるからクーデターを起こそうとするのはまだなんとなくわかるんだけど……朝廷の人が、将軍を倒そうとする理由ってなんだろうって思って」
アモ「えっ……?」
サーシャ「城内の人に話を聞いたんだけどね、姫巫女の制度が終わったときに将軍になるのは誰か、っていうのでリュウトウ将軍と同じくらいビャクヤは推されてたらしいんだって」
アモ「それじゃあ……選ばれなかった腹いせかな?」
サーシャ「それが……ビャクヤは自分から将軍の座を辞退しているって」
アモ「えっ……じゃあ、将軍になれなかったからじゃないんだ?」
サーシャ「うん。だから変だなって。将軍になりたかったのに選ばれなかった、ならまだわかる。でも、自分から降りたのに、その後で将軍ごと朝廷を壊しにくるなんて……順番が逆じゃない?」
アモ「……一回、ビャクヤのことを調べてみる?過去の経歴とか……」
サーシャ「そうだね。今できることをやっていこう」
◆コンマ下1
01-50 拉致
51-90 口封じ
91-00 口封じ失敗
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/28(土) 23:15:06.35 ID:T7Q72Nix0
- あ
- 983 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 00:13:45.17 ID:0RieBkJjO
- 煙「」モクモク……
サーシャ「……?なんだか、煙たいような……」
アモ「サーシャちゃん、部屋の端に誰か……立ってない?」
サーシャ「え?」
キセル「」プカプカ
イケメン美女「……やぁ。始めまして、お嬢さん方」
サーシャ「……城の人じゃないですよね。あなたは、誰?」
イケメン美女→リハン「アタイはリハン……簡単に説明したら、この城を仮住まいにしている妖怪の1人さ」
アモ「はじめまして、アモです」
リハン「うん、知ってる知ってる……君等は面白いからずっと見させてもらってたんだ」
サーシャ「ずっと、って……」
アモ「気配、全然わからなかった……」
リハン「そりゃそうさ。アタイはそういう妖怪だからねェ」プカァ……
サーシャ「……私たちに何の用ですか?」
リハン「用ってほどでもないけど、ちょいと見てられなくてね。君等、ビャクヤを探ってるんだろ?ああ、先に言っとくけど、アタイはビャクヤの味方じゃない。もちろん朝廷の味方でも、デロデロの味方でもない。助けたいのは全部だ。朝廷も、反朝廷も、デロデロも、外国も、民草も……みーんなまとめてね」
アモ「欲張りだね」
リハン「よく言われる」ニッ
アモ「じゃあ、どうして私たちの前に……?」
リハン「ちょっとしたお節介さ。ビャクヤのこと、知りたいんだろう?」
サーシャ「教えてくれるんですか!?」
リハン「全部は無理だけどね。この部屋なら、まだマシだ」
サーシャ「……?」
リハン「煙があるだろ?」プカッ
煙「」モクモク……
リハン「これで少しは“聞かれにくく”してる。城の中は耳が多いからねェ。真面目な話は、口の軽い壁の近くでするもんじゃない」
アモ「……本当にここで話して大丈夫なの?」
リハン「“大丈夫”なんて言葉、今の城にはないよ。けど、しないよりはマシってやつさ」
サーシャ「……ビャクヤは、どうして将軍様を倒そうとしてるんですか?」
リハン「ふむ……そこからか」
キセルの先を軽く叩くリハン「」コン
リハン「まず前提として、あいつは“将軍になれなかったから暴れてる”わけじゃない。昔、将軍の器として推されたのは本当だよ。人当たりが良くて、仕事もできて、剣も強い。表向きだけ見れば、リュウトウより上だって言う声が出てもおかしくない」
サーシャ「……でも、自分から辞退した」
リハン「そう。そこが大事だ。将軍の椅子そのものは、あいつにとって目的じゃなかったんだよ」
- 984 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 00:14:24.71 ID:0RieBkJjO
- アモ「じゃあ、目的は……?」
リハン「国そのものさ。もっと言えば、“壊した後の国”だね」
アモ「……」
リハン「ビャクヤは、この国に恨みを持ってる。朝廷にも、民にも。朝廷に家を潰され、民に石を投げられ、誰にも救われなかった」
サーシャ「家を……潰された?」
リハン「うん。今は名を隠してるけど、あいつは元々朝廷に仕える家の出だよ。濡れ衣で父親が罪を着せられて、家は没落。残った家族も迫害されて、ほとんど死んだ」
アモ「そんな……」
リハン「朝廷だけが悪いんじゃない。見て見ぬふりをした奴、面白がって石を投げた奴、罪人の家だって笑った奴……そういうの全部込みで、この国そのものを憎んでる」
サーシャ「……だから、将軍まで」
リハン「そう。けど、ただの復讐者ならもっと雑にやる。火を放って終わり、毒を撒いて終わり、首を取って終わり……いくらでもやりようはある」
アモ「でも、ビャクヤは違う」
リハン「違うねェ。あいつは壊すだけじゃ足りない。壊して、その上で“自分の正しい形”に立て直したいんだ。改革は議会でもできるのに、あいつは火をつける方を選んだ」
アモ「……議会?」
リハン「おっと、そこはアタイの夢の話だ。今は置いときな」フッ
サーシャ「……なんでそこまで教えてくれるんですか?」
リハン「君等が放っておけない顔してるから。あと、キキョウの嬢ちゃんが珍しく本気で誰かに頼ろうとしてるって聞いてね。そういう時くらい、少しは手ぇ貸してやりたいじゃないか」
アモ「リハンさん……」
リハン「……ここまでだ。アタイが前に出すぎると話が余計にややこしくなる。それに……時間切れみたいだ」
サーシャ「えっ……?」
リハン「まだ城内にはビャクヤの息がかかった連中が残っているってこった。じゃ、アタイはここで消える。呼べば出るとは限らないけど、まあ頑張りな」
サーシャ「待って──」
煙「」ブワッ……
アモ「……いなくなっちゃった」
サーシャ「……まだ残ってるって一体……」
兵士A「」ヌッ
アモ「!!!サーシャちゃん、後ろ!!!」
サーシャ「!」クルッ
バキッ……
ドサッ……
兵士B「おいおい……美人には加減してやれよ……あーあー血まで出ちまって……」
兵士A「ビャクヤ様から聞いているだろう。こいつらに加減などしたら命が足りない」
怪しく目が光るアモ「」ユラァ……
兵士B「危ねえっ!」ゲシッ
アモ「ぐぅっ……!」ドサッ……
目を布で隠されるアモ「うぅ……」
兵士A「……よし、これで大丈夫だな。教会まで運ぶぞ」
兵士B「人質か……あんまり気持ちのいい手じゃねぇな……」
スタスタ……
- 985 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 00:15:54.62 ID:0RieBkJjO
- 本日はここまでです。
次回もよろしくお願いします。
それでは、また。
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/29(日) 09:27:42.30 ID:jrs5cR8io
- 乙
もし死に戻りを得られたら、いくら死んでも問題なくなるな
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/29(日) 11:31:29.98 ID:aZdZXD3qO
- キキョウかわいい
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/29(日) 19:36:35.83 ID:G5jVJ+o1O
- 今の世界線はかなり上手く行っている世界線なのね他国滅びてるし
- 989 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 20:36:40.60 ID:UzaIBJG+O
- >>986
フローディアのプレゼントが無ければ、ガイが使える能力の一つとして考えていましたが、今回はその力を得ることはできません。
>>987
よかったです。キキョウさんはかなり辛い目にあっているので、どうにか救われてほしいですね。容赦はしませんが。
>>988
上手く行ってるかはわかりませんが、キキョウが初めて会ったガイと今のガイは色々違うみたいです。わかりやすい違いは仲間との行動、代償の刃の所持、フローディアの祝福の有無、時間魔法の理解等が挙げられます。
- 990 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 20:36:54.00 ID:6k+oj46qO
- 兵士の護衛「おや、キキョウ様にガイ殿、アインズ殿。お戻りになられましたか」
キキョウ「うん。私たちが出ている間に何か変わったことはある?」
兵士の護衛「いえ……特に大きな変化は。巡回も定刻通り、城内の見回りも問題ありません」
ガイ「そうか。サーシャ達はどこにいる?情報を共有したくてな」
兵士の護衛「メルル殿とリーゼリット殿は城内の見回りを手伝ってくれています。サーシャ殿とアモ殿は、最後に客間で見ましたが」
ガイ「客間か。ありがとう」
兵士の護衛「お気になさらず!では、巡回に戻ります!」ビシッ
アインズ「私はメルルとリーゼを捕まえてくる。先に客間へ向かっていてくれ」
ガイ「わかった」
◆
ーートウゲン城 客間
ガイ「サーシャ、アモ。話したいことが──」
ガラン……
ガイ「……どこに行った?」
キキョウ「……待って。何か変。サーシャさん達が部屋を空けるなら、兵に一言くらい残す筈だよ」
ガイ「……」
◆コンマ下1
痕跡を見つけ
01-50 られなかった
51-00 た!
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/29(日) 20:40:39.09 ID:jrs5cR8io
- た
- 992 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 22:39:01.56 ID:OlwZQUghO
- ガイ「……」
机「」
座布団「」
窓「」
障子「」
キキョウ「別の場所に行ったのかもね。あの二人なら、何か手掛かりを見つけて先に動いたのかもしれないし」
ガイ「……ああ。そうだな……」クルッ
スタスタ……
シーン……
机の角に着いたサーシャの血「」ポタッ……
◆
- 993 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 22:41:21.22 ID:OlwZQUghO
- ーーデロデロ教会 第2オノゴロ支部
サーシャ「ん……?ここ、は……?」パチ……
両手を合わせて祈る聖女「」ブツブツ
聖女「──目覚めましたか。少々乱暴でしたが、ご容赦ください」
両腕を縛られたサーシャ「……ッ!?」ギチッ……
ホロウ「動かない方がいいよ。変に暴れると、縄が食い込むから」
サーシャ「アモちゃんはどこ!?何が目的なの!?」ギチッ……
ロヴィア「落ち着いてくださいなー、すぐに合わせてあげますよ……ほらっ」グイッ
ドサッ
両腕を縛られて目を隠されたアモ「わっ……サーシャ、ちゃん……?」フルフル
サーシャ「アモちゃん……!よかった……」
聖女「手荒な真似をして申し訳ありません。はじめまして、サーシャさん。私はネオデロデロ教の導師、聖女と申します」
アモ「えっ……?」
聖女「この名前に聞き覚えがありますか?先に申し上げておきますが、私は名前をお借りしているだけなので、人違いかと」
アモ「なんで……聖女さんの名前を?」
聖女「お借りしているのです。かつて、会った方への手向けとして」
サーシャ「それってどういう──」
聖女「私が名前を借りている人は死にました」
アモ「……???」
ロヴィア「理解したくないよねー……私も大切な人ともう会えないって思うと本当に辛いよ」
アモ「嘘……だって、そしたら私……そう、クロシュちゃんと、イーリンさんと、またあの教会で会おうって……」
サーシャ「アモちゃん……」
アモ「いや……!嘘……嘘だよ!信じない!私、そんなの信じたくない……!」
- 994 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 22:41:47.24 ID:OlwZQUghO
- 聖女「紛れもなく事実です。彼女は影に触れて輪廻の理から外れて、救われたのです。苦しみのない無の世界へと」
サーシャ「影って……影の魔物のこと?」
聖女「ええ。世界めくれと共に現れ、今も現世を飲み込もうとしてくれている。飲まれれば、苦しまずに済む」
聖女「──本題に入りましょう。あなた方をここへ連れて来たのは、ガイさんに翡翠の賽を持って来させるためです」
アモ「翡翠の賽を……?どうして?」
聖女「10年前、私は力を失いました。世界めくれを進める途中で邪魔が入り、世界めくれは不完全な状態のまま。再び世界めくれを進めるために、星の力が必要なのです」
サーシャ「……ガイは絶対にあなた達に渡さないよ」
ホロウ「どうかな?あの人、見た目の割には仲間を大事そうにしてるみたいだし、あなた達を引き合いに出せばアッサリ渡してくれるかも?」
ロヴィア「本物のガイならきっと渡してくれる……真似をしてるあの偽物も、きっと同じことをするんだろうな」
サーシャ「……偽物?」
ロヴィア「うん……偽物。顔も、声も、立ち方も、笑い方だって似てるくせに……中身が違う」ギリッ
ホロウ「ロヴィア」
ロヴィア「だってそうでしょ!?あの人は、あたしに“また会おう”って言ったのに来なかった……なのに今さら、何も知らない顔で現れて……!」
サーシャ「……」
ロヴィア「何その顔……可哀想だって言いたいの!?」ゲシッ
サーシャ「ぐっ……!?」
聖女「ロヴィア、落ち着いてください。彼女を痛めつけたところで何も変わりません」
ロヴィア「……はーい」
サーシャ「けほっ……けほっ……」
アモ「サーシャちゃん……!」
聖女「ホロウ、トウゲン城に連絡をお願いします」
ホロウ「わかりました」
聖女「……ガイさん。あなたがどちらを選ぶのか、楽しみにしていますよ」
◆
- 995 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 22:43:01.78 ID:OlwZQUghO
- ーートウゲン城
リーゼリット「メルルさん、そっちは!?」
メルル「こっちは居なかったよ!!!」
アインズ「ここまで見つからないとなると……自分から動いたのではなく、誰かに連れ去られたと見るべきか」
キキョウ「そんな……城の中で、そんなことが?」
ガイ「まだ断定はしない。だが、サーシャもアモも黙って消える奴らじゃない」
兵士の護衛「み、皆様ーーー!!!」タタタ
キキョウ「何か見つけた!?」
兵士の護衛「こ、これが……客間の近くにいた者から、至急ガイ殿へ渡せと……!」ゼェッ……ゼェッ……
差し出される黒い封書「」スッ
ガイ「……」
リーゼリット「それ……デロデロ教の紋章!?」
カサ……
アインズ「……何と書いてある」
ガイ「……サーシャとアモは預かった。返してほしくば、翡翠の賽を持ってデロデロ教会第2オノゴロ支部へ来い……だと」
キキョウ「っ……!」
リーゼリット「やっぱり……!」
メルル「うっわ、わかりやすい人質作戦だァ……」
兵士の護衛「そ、それだけではありません!封書と一緒に、これも……」
小さな髪飾り「」
ガイ「……サーシャのだ」
キキョウ「本物……」
アインズ「二人は生きている、と見せるための証拠か」
メルル「でも逆に言えば、今すぐ殺す気はないってことでもあるねェ」
リーゼリット「ガイさん……」
ガイ「……兵士、その封書を持ってきたのは誰だ」
兵士の護衛「く、黒い外套を纏った者でした! 顔は深く隠れていて……ですが、伝言を置くとすぐに姿が見えなくなって……!」
キキョウ「どうするの、ガイ……?」
ガイ(ビャクヤの動きにはまだ対策ができていない。アウルの試練も先延ばしを続け、この国の光はまだ得ていない……フェルメール達の件もそうだ。まだ何も解決などしていない……)
ガイ(……優先順位を違えるな。俺の目的は光を集め、真の持ち主に翡翠の賽を渡すこと。この手紙の差し出し人は真の持ち主ではない)
ガイ(俺は──)
◆現在はオノゴロ諸島です。(26日目)
何をする?
安価下1~3
⭐︎試練を受けることができるようになりました。受ける場合はその旨を記載してください。
⭐︎サーシャとアモがネオデロデロ教に囚われています。
⭐︎27日目に何かが起こるみたいです。
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/29(日) 22:43:40.73 ID:GaGea+m50
- 飛空艇の件でお叱りを受けてるニナを庇う
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/29(日) 22:47:10.91 ID:i+3hlrM5O
- 帰郷したユキ教授が城に来訪したので人質救出に協力してくれるよう頼む
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/29(日) 23:06:12.79 ID:GTOjwFkYo
- グレイグや朝廷とも連携して人質奪還とすたれ村捜索の二面作戦
- 999 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 23:16:18.25 ID:OlwZQUghO
- 安価が揃ったので、本日はここまでです。
また、2スレ目が終わりそうなので、次回は3スレ目から始めたいと思います。
よければ、お付き合いください。
それでは、また。
- 1000 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/29(日) 23:19:35.24 ID:OlwZQUghO
- 次スレです。
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1774793898/
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| アパム!アパム!次スレ建てて来い!アパーーム!
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/| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘ | ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| (´д`; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
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