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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 III

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528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/11(木) 02:10:17.39 ID:ZNX83xiYO
ジェミニからクロシュ達の活躍の話しを聞く
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/11(木) 04:45:05.65 ID:ahehXjlS0
>>527 訂正します

ガイ 工房屋で短剣の強化する
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/13(土) 16:16:11.38 ID:dKc6SNfUO
乙です
質問だけど>>518でもしコンマ表をミスしていなかったらやっぱり「コンマ99だからマイナスなしで成功確定」なのかそれとも「確定なしでそのままマイナス20引いてコンマ79」なのかどちらになりましたか?
531 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/13(土) 19:37:30.34 ID:A7oDH5Edo
>>530
結果が変わらないため、99(コンマ)-20(抑制行動)=79として判定していたと思います。
以下は>>513で使うはずだったコンマ表です。

【判定】
01-10劣勢
11-30優勢
31-00勝利
532 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/13(土) 19:37:59.23 ID:A7oDH5Edo
ーー廃都 工房

ガイ「ミーティアさん。居ますか?」

ミーティア「〜♪」
弄られている工房人形「……」ガチャガチャ

ガイ(……作業中だったか。一通り終わってから声をかけ──)

工房人形「……きゃあっ!?///」バッ

ミーティア「うわあっ!急に暴れると危ないよ?」

機械部分を布で隠す工房人形「す、すいません……ミーティアさん、ガイさんが来ています」スス……

ミーティア「え?……ああ、気づかなかった!いらっしゃい、ガイさん」

ガイ(人形にも羞恥心があるのか?まるで普通の人間と変わらないような……とりあえず、目を瞑っておくか……)

目を瞑るガイ「すいません……間が悪かったみたいですね。時間を置いてから来ます」

ミーティア「ああ、大丈夫!すぐ終わるからちょっと待っててくださいね」

ガチャガチャ……

ミーティア「……ほら、終わったよ。調子はどう?」

動きを確かめる工房人形「……うん……大丈夫です。ありがとうございます、ミーティアさん」

ミーティア「お礼はいいよ!また調子悪くなったりしたら言ってね」

工房人形「はい!」

ミーティア「……さて、お待たせしました!ご用件はなんですか?」

ガイ「……武器の強化を頼みたい」

ミーティア「強化?モノによるけど……とりあえず見せてもらえます?」

ガイ「この二振りを」スッ
短剣「」
短剣「」

ミーティア「……これは……何の変哲もない普通の短剣ですね。てっきり業物を使ってると思ってましたが、意外ですね」

ガイ「武器の性能に頼りすぎるなと先輩に教わりまして……その教えには反してしまうんですが、この地では壊れたときの補給が難しい。耐久性を上げてくれれば、嬉しいんですが」

ミーティア「耐久性ですか……それなら出来ると思います!早速、改造しますね!」ガシャン

ガイ「ありがとうございます」

ミーティア「少し、時間がかかるので他の場所で時間を潰しててください!夕方くらいには完成すると思うので!」

⭐︎短剣を強化しました。
533 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/13(土) 19:38:27.03 ID:A7oDH5Edo
ガイ(時間を潰すがてら、レイセオンと島を見回り、アインズとテルがカードゲームに興じているのを横目に見たりして過ごした。アトニスは空妖精が作ってくれたデザートを食べながらフローディアとエリザベートを監視している……イーリンもかなり回復したと、テルが言っていた)

ガイ(その後、見回りの結果をジェミニさんに報告し、茶に誘われてしばらく中庭で休むことになった)

ーー古城 中庭

ジェミニ「結界の外縁に大きな乱れはなし……ひとまずは上々じゃな」

ガイ「ただ、黒い魔法陣の前兆らしき歪みは完全には消えていません。レイセオンも、警戒は続けるべきだと」

ジェミニ「うむ。エンドゲームが星脈を狙っておる以上、警戒を完全に解くことはできぬの」

ビビアン「ですが師匠、常に気を張っていても体力を消耗しきってしまいます……休めるときには休むべきじゃないですか?」

ジェミニ「そうじゃな……」

ベルトーネ「そうそう〜構えすぎてもいいことなんてないからね〜」ズズズ……

ヴァリエール「うんうん……ん〜!今日のおやつも美味しいなあ〜」パクパク

ビビアン「アンタたちは変わらないわね……」

セイラ「ふふっ……でも、ビビアンさんの言う通りかもしれません……クロシュちゃんたちみたいに、切り替えをしっかりすれば大丈夫かと」

ガイ「……クロシュみたいに、か……」

セイラ「ガイさん……クロシュちゃんを知ってるんですか?」

ガイ「ああ。直接会ったことはないが、夢の中で話したことはある」

セイラ「夢の中で……?」

ジェミニ「ほほっ、懐かしい名じゃの。テイルから聞いたが、彼女達は下界でダークヒーローと呼ばれておるのだろう?実際の人柄とはかけ離れた呼び名じゃが、英雄として語り継がれておる……彼女達ならば納得じゃ」

ガイ「……もし、よければクロシュ達がここにいた時の話を聞かせてくれませんか?」

ジェミニ「おお、よかろう。この島での出来事は、地上には伝えられておらぬのだろう?」

ヴァリエール「私も聞きたい!大母様がここでどんな感じに過ごしてたか知りたいし!」

ビビアン「たしかに、気になる……教えてください、師匠!」
534 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/13(土) 19:38:53.61 ID:A7oDH5Edo
ジェミニ「では、話すとしよう……十年前、世界樹の光が世界に放たれ、この地にもその一つが落ちた……」

ベルトーネ「それで雷霆の魔王が起きちゃったんだよね〜。ジェミニ爺さんも寝坊しちゃってたし〜」

ジェミニ「……それまではロムリン王1人で封印を維持し続けておってな。雷霆の魔王がいつ復活してもおかしくない状況じゃった……だが、そのときにクロシュ達が来てくれたのじゃ」

ジェミニ「彼女等も、世界樹の光を集めるためにこのラティア・ヘイヴンへ訪れたとはいえ……快く、儂等を手伝ってくれての。ポーラーやゴライアスといったゴーレム達の復活に、ロムリン王や儂等にも料理を振る舞ってくれたり……」

セイラ「私も……クロシュちゃんのお陰で、姫様のことを思い出せました……!」

ベルトーネ「クロシュちゃんたちとは別に、テイルちゃんとヒナと……レイン?っていうサキュバスも居たっけ……今思えば、雷霆の魔王は、あのときの誰が欠けてても勝てなかったね〜」

ビビアン「へぇ……実物を見たことがないからわからないけど、やっぱり魔王ってとんでもないのね……」

ヴァリエール「大母様はその時、どんな活躍をされたの?クロシュって子を支えていたんでしょう?」

ジェミニ「妖精殿にはかなり助けられた。雷霆の魔王との戦いにおいて、作戦や対策を共に考えてくれての──」

ワイワイガヤガヤ……

ガイ(……さすが、ダークヒーロー達だな。功績もさることながら、人格や実力も語られる通りの英雄そのものだ……こうして時間が経っても語り継がれるのがその証だろう……)

ガイ(クロシュ……世界には君のような、本物の英雄が求められている。みんなが君を待っている……生きているのなら、現れてやってくれ……)

◇

クロシュ「……暗くて、寒い場所……お空が、近いかも」

◇

ガイ(暗くて……空が、近い?)

ガイ(……まさか……君は……)

彼方を見つめるガイ「……」ジッ……

ガイ(セイントレアに、いるのか?)

⭐︎ダークヒーロー達の活躍を聞きました。
535 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/13(土) 19:40:39.69 ID:A7oDH5Edo
ーー廃都 建物の屋根の上

寝転がるガイ「……」
手の中で光る翡翠の賽「」キラキラ……

ガイ(……残る光は、この地に落ちた風の残滓……エンドゲームの件が片付いてから探索をするとして……)

ガイ(全ての光を集めたら、どうすればいい?この賽の本来の持ち主……聖女は未だに見つかっていない)

ガイ(暗黒館で受けた任務は、世界めくれを止めること……そのために、光の力を集めていた……無論それには協力するが……本来の持ち主じゃない俺にこの力を正しく扱えるのか?)

ガイ(……そうだ、アモの話を思い出せ……アモは聖女とも、クロシュとも関わりがあった。クロシュが聖女の居場所を知っている可能性がある)

ガイ(聖女を探すためにも……クロシュに会うためにも……)

ガイ(次に向かうべき場所は、一つだ)グッ……

フローディア「あなた、空を見るのが好きなのね。探したわよ」スタッ……

ガイ「……何をしにきた」

フローディア「明日に襲撃を予告されているのに、姿が見えないから心配をするのは当たり前でしょう?」

ガイ「……」

フローディア「言いたいことはわかるわよ。敵同士なのに、なぜ?……愛する人を心配するのは当たり前のことでしょう?ふふっ……」

ガイ「……」

フローディア「……無視?」

ガイ「相手をする気がないだけだ」

フローディア「ひどいわね。せっかく心配して探しに来たのに」

ガイ「お前が俺を心配する理由はない」

フローディア「あるわ。あなたが死んだら困るもの」

ガイ「お前が俺に殺されるまで死ぬな、という話か」

フローディア「それもあるわね」

ガイ「帰れ」

フローディア「嫌よ」
屋根に腰を下ろすフローディア「」スッ……

ガイ「……隣に座れと言った覚えはない」

フローディア「私も、許可を求めた覚えはないわ」

夜風「」サァァ……
536 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/13(土) 19:41:09.38 ID:A7oDH5Edo
フローディア「……何を考えていたの?」

ガイ「……次に向かう場所だ」

フローディア「次?」

ガイ「ああ。エンドゲームを止めて、風の残滓を手に入れたら……セイントレアへ向かう」

フローディア「……世界めくれで、地上から切り離された場所ね」

ガイ「……クロシュがそこにいるかもしれない」

フローディア「ダークヒーローのスライムちゃん?」

ガイ「以前、夢の中でどこにいるかを聞いた。暗くて、寒い場所……空が近い……最初は大山脈にいるのだと思ったが、よく考えたら……セイントレアも条件があてはまる」

フローディア「……なるほどね」

ガイ「確証はないがな」

フローディア「外から近づいた者が、無事に戻ったという話は聞かないわ。それでも行くの?」

ガイ「ああ」

フローディア「……そう」

シーン……

フローディア「それなら……明日、死なないで」

ガイ「……そのつもりはない」

フローディア「あなたには、まだ行かなければならない場所があるのでしょう?なら、生きなさい。誰かのためじゃなくて、あなた自身の目的のために」

ガイ「……お前にそんなことを言われるとはな」

フローディア「ひどいわね」

ガイ「お前ほどじゃない」

フローディア「ふふっ、それはそうかもしれないわ」

夜風「」サァァ……

ガイ「……お前もだ」

フローディア「え?」

ガイ「明日、勝手に死ぬな」

フローディア「……それは、心配?」

ガイ「エンドゲームに対抗できる戦力は多い方がいい」

フローディア「本当に、それだけ?」

ガイ「……今は、それだけだ」

フローディア「今は、ね……ねえ、ガイ」

ガイ「何だ」

フローディア「明日が来るまででいい。少しだけ、隣にいてもいい?」

ガイ「……」

フローディア「永遠じゃなくていい。約束でもなくていい。あなたが私を許す必要もない」

フローディア「だけど、今だけは……どうか……隣に居させて?」

ガイ「……勝手にしろ」

フローディア「〜〜〜っ!!!」ダキッ

ガイ「!?おい、離れろ!抱きついていいとは言ってない!」ジタバタ

赤い空「」
星「」キラキラ……

⭐︎フローディアと話しました。
537 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/13(土) 19:43:38.34 ID:A7oDH5Edo
ーークロシュヴァリエ号

アインズ「遂に……この日が来たか。もう動けるのか、イーリン?」

イーリン「問題ありません……ご迷惑をおかけしました」

アトニス「いいか、イーリン。一度戻れたからと言ってもう一度あの力を使ったら戻れる保証はどこにもない……ボクたちの手でお前を終わせなきゃいけなくなる」

イーリン「……ええ、重々承知しております」

レイセオン「やはり、神の力というのは簡単に使えるようなものではないのですね……」

テル「うん……力は、強ければいいってものじゃない。治すための力でも、使い方を間違えたら……壊す力になっちゃうから」

エリザベート「……それで、エンドゲームとやらはいつ来ますの?来るなら来るで、こちらも準備をしておきたいのですが」

アインズ「予告では今日だ。奴は二日前、星脈の力をいただくと言っていた。時間まで正確に守るかは分からないが……何かを仕掛けてくると見て間違いない」

お茶を飲むフローディア「……彼はこだわる魔術師よ。予告した以上、何もせずに終わるとは思えないわね。むしろ、こちらが最も嫌がる形を選んでくると思った方がいいわ」

ガイ「……単独行動は避けて動け。奴が仕掛けてきても、充分な戦力が集まるまでは戦わないようにしろ……合図は手筈通りに頼む」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(16日目)
【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・ラティア・ヘイヴンに迫る脅威への対策をする。
・エンドゲームの目的を阻止する。

◆安価終了後、エンドゲームが動き出します。

何をする?
安価下1~3

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/13(土) 19:44:33.10 ID:l/tUKPrF0
さりげなくガイ達の食事にホーリーが紛れ込んでくる
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/13(土) 19:48:02.45 ID:LXSS52vQO
ヒナテイル、新合体技を開発
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/13(土) 19:50:02.17 ID:XlfEtDa3o
直前対策会議を開く
541 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 00:21:52.61 ID:/yUUiuIwO
ーー古城 中庭

テイル「……ねえヒナ。話って何?」

ヒナ「テイルちゃん……今日、戦うことになる相手はきっと、相当な手練です。この十年でいろんなものを一緒に相手にしてきましたが……もしかしたら、今回は雷霆の魔王と同じくらいの危険度かもしれません」

テイル「……珍しいわね。あなたがそんな風に言うなんて。これまでの難関の依頼だって"腕がなりますー”って言ってこなしてきたじゃない?」

ヒナ「勿論、今回も腕は鳴りますが……正直、今回ばかりは楽しいだけで済ませてはいけない相手です」

テイル「……」

ヒナ「エンドゲーム。彼は直接戦闘だけではなく、相手の心や終わり方に干渉する魔術師です。普通に斬り合うだけでは、こちらの土俵に乗ってくれるとは限りません」

テイル「つまり、逃げ道を潰す必要があるってこと?」

ヒナ「はい! 流石テイルちゃん、話が早いですね!」

テイル「十年も一緒にいれば、あなたの考えることも少しは分かるわよ」

ヒナ「嬉しいです!」ニコッ

テイル「それで? 私に何をさせたいの?」

ヒナ「嵐を作ります」

テイル「……嵐?」

ヒナ「私は天候を操れます。雷雲を呼び、気圧を乱し、雷を落とすことができます」

テイル「それは知ってるわ」

ヒナ「でも、私一人では精密な制御に限界があります。戦場全体に影響を及ぼしますが、味方にも被害が出てしまいます」

テイル「……それを、私の風魔法で誘導すればいいのね」

ヒナ「その通りです!」

テイル「ヒナが雷雲を呼ぶ。私が風魔法で気流を縛る……嵐の流れを一点に集めて、相手の動きを封じる」

ヒナ「そして私が光速で斬り込み、雷と光の剣を叩き込みます!」

テイル「考えはわかったけど……いきなりそんな大掛かりなこと、ぶっつけ本番でやってもできないと思うんだけど」

ヒナ「なので、今から練習するんです!」

テイル「……今から?」

ヒナ「はい!それじゃあテイルちゃん、あわせてくださいね──」スッ

雷雲「」ゴロゴロ……

テイル「ちょっとぉ!?聞いてないわよおおおお!?」

◆

風「」ゴォッ!!

雷雲「」バヂヂッ!!

ヒナ「うんうん、やっぱりテイルちゃんは十分、強くなりましたね!」

テイル「エンドゲームと戦う前に、結構疲れたんだけど……」ゼェゼェ

ヒナ「でも、できたでしょう?」

テイル「……ええ、そうね。ここまでうまく行くとは思わなかったけど……これなら、きっと通用するわね!」

ヒナ「はい!──さあ、どこからでもかかって来てください!私とテイルちゃんが相手になりますよ!」

テイル「ふふっ……調子のいいヤツね、ホント……」

⭐︎ヒナとテイルが嵐を起こせるようになりました。
542 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 00:22:54.12 ID:/yUUiuIwO
本日はここまでです。
明日は残りの安価を消費してエンドゲームとの決戦を予定しております。よければお付き合いください。
それでは、また。
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 09:00:55.12 ID:ROD7iBo2o
おつ
ラスダンは元王国首都か
人は住んでなさそうだし募集は無いかな?
544 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 14:21:06.03 ID:2CVHZvhJO
>>543
ネタバレになってしまうかもしれませんが、キャラ募集はします。セイントレアの情報は後に公開するので、もしキャラ案をいただける場合はそれを参考にしていただきたく思います。
545 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 14:22:36.05 ID:2CVHZvhJO
ーークロシュヴァリエ号 食堂

大量の料理「」ドン!

エリザベート「やはり、戦の前には腹ごしらえですわね!」

アトニス「……お前、仮にも王族だったんだよな?こう、お淑やかさとかさ……無いわけ?」

エリザベート「もう滅びたので今の私はあくまで一般庶民!……それに、王族だったときよりも今の方が気楽でいいですもの!」

テル「あはは……これから力を入れなきゃいけない場面だし、エリザベートちゃんを見習ってみんなもしっかり食べておいた方がいいよ」

レイセオン「テル様がお酒を飲んでないとは、珍しいですね!」

テル「終わったあとの楽しみでとっといてるの!無事に帰ってこれたら、みんなで飲もう?」

アインズ「フッ……それはいい考えだな。私の分も残しておいてくれ」

イーリン「では、私の分も──」

ワイワイガヤガヤ

ガイ(……これが、戦う前に取れる最後の食事になるかもしれない。今日、エンドゲームが来る。星脈の力を奪われれば、被害はこの島だけで済まない)

ガイ(対策は立てた……だが、奴の魔法はまだ分からない部分が多い……)

料理が積まれた皿「」コトッ……

ガイ「……?」

フローディア「あなたも食べなさい。味がしなくても、食事自体は必要でしょう?」

ガイ「……ああ」

フローディア「食事中くらい、戦のことは忘れたら?」

ガイ「忘れられる状況じゃない」

フローディア「……それもそうね」

白い花弁「」フワッ……

ガイ「……花?」

ホーリー「──久々に食事をしました。良い味付けですね」モグモグ

ガイ「……!?」ガタッ

アインズ「どうした、ガイ──!?何者だ、貴様!?」バッ

テル「誰!?」

エリザベート「まあ!いつの間に!」

レイセオン「転移の魔力の気配は感じませんでした!どちら様ですか!?」

アトニス「……」

フローディア「……へえ……」
546 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 14:23:10.78 ID:2CVHZvhJO
口元を拭くホーリー「お邪魔しています」フキフキ

イーリン「し、師匠……!?」

ホーリー「はい。お久しぶりです、イーリン」

アインズ「師匠だと?」

テル「師匠って……イーリンさんの?」

フローディア「あなた……普通の人じゃないわね?」

ホーリー「私は人の身を離れているので、そう感じられるのでしょう」

ガイ「……何者だ」

ホーリー「ホーリー・ハンドレッドと申します。イーリンの師でした」

イーリン「どうしてここに……?」

ホーリー「皆さんが戦の前に食事をしていたので、ご一緒しようかと」

アトニス「……神に近い気配をした奴が、そんな目的だけで現れるわけがない。本当の目的を話せよ」

ホーリー「……ああ、うまく隠していたので気づきませんでした。あなたは天使だったんですね」

アトニス「話を逸らすな。ボクはお前の目的を聞いている」

ホーリー「イーリンが神に近づいたというのに、彼はイーリンを人へと戻しました。そのことのお礼をしに、ここへ」

ガイ「……お前がイーリンにあの技術を教えたのか?」

ホーリー「はい。神に近づける領域にまで育っていたので、伝えました。喜ばしいことです」

テル「???……その、よくわからないんだけど、ホーリーさんはイーリンさんをどうしたいの?話を聞いてる感じ、神様みたいなものにさせようとしているの?」

ホーリー「私に微かに残った心が、イーリンには人のままで居てほしいと思っています。ですが、イーリンが神になるのはとても喜ばしいことなのです」

アトニス「……こいつはかなり神に近づいている。辛うじて元の人格が多少残って支離滅裂な感じになっているみたいだな。おそらく、イーリンを神にしたいっていうのも、神にしたくないっていうのも……どちらも限りなく本心に近いんだろう」

フローディア「……難儀するわね」

レイセオン「状況はよくわかりませんが、敵ではないのですね!?でしたら、これをお受け取りください!」
名刺「」スッ

ホーリー「……レイセオンさん、というのですね。ご丁寧にどうも。そちらの、代行者の方」チラッ

ガイ「……俺か」

ホーリー「使命をお忘れなく。あなたは世界を救う者ではなく、その賽を正しき者のところへ導く者……この誤った世界をあるべき結末へ戻すために」

ガイ「……あるべき、結末……?」

ホーリー「はい。世界めくれが起きなかった世界へ……あるべき流れへ戻すために」

ガイ「……」

アインズ「世界めくれが起きなかった世界……?」

アトニス「ボクは天界のことを覚えてないが、この世界が誤った世界だと言ったな?仮に、世界めくれが起きなかった世界へ戻したとしたら、この世界はどうなる?」

ホーリー「この世界は存在自体、無かったことになります」

一同「!?」
547 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 14:24:19.43 ID:2CVHZvhJO
テル「そ、それって……私達の存在も無くなっちゃうってこと……?」

ホーリー「正確には、少し違います。正しき世界へと戻れば、自ずとあなた方も正しい運命を辿ることになりますので」

イーリン「……師匠、それがあなたの救済なのですか?」

ホーリー「はい。この誤った世界を正しき流れに戻すこと……それ自体が救済なのです」

ガイ「正しい運命だと?なら、この世界で生きてきた者たちは何だ?」

ホーリー「誤った流れの中で生じた存在です」

テル「……」

アインズ「……ずいぶんと簡単に言ってくれるな」

ホーリー「簡単ではありません。ですが、そういうものです」

フローディア「……神様らしい言い方ね。嫌になるくらい」

ホーリー「世界が正しい形に戻るなら、失われるものも、歪んだものも、あるべき場所へ戻ります」

ガイ「違う」

ガイ「この世界が誤っているかどうかは知らない……世界めくれが起きなかった方が、本来の流れだったのかもしれない」

ガイ「だが……ここにいる者たちは、今ここで生きている。全部、無かったことにしていいものじゃない」

ガイ「たとえこの世界が誤った世界だとしても……この世界で生きる人たちの想いまで、誤りだとは言わせない」

ホーリー「あなたがどう思おうと、役割は変わりません。世界樹の光を集め、翡翠の賽を正しき持ち主の元へ導く。それがあなたの使命です」

イーリン「師匠……!」

ホーリー「イーリン。人の心で見れば、彼の言葉は正しいのでしょう。ですが、世界の流れで見れば、誤りを正すこともまた必要です」

ガイ「だが、その結末が今を生きる者たちを消すというなら……俺はそれを止める」

ホーリー「……愚かで、人らしい選択ですね」

ガイ「世界を正すために、今ここにいる者たちを無かったことにする。そんな救済を、俺は認めない」

ホーリー「……そうですか。では、時が来たら選んでください」

ホーリー「世界を正すのか、今を守るのか」

ホーリー「どちらが答えでも、あなたは賽を運ばなければなりません。あなたの迷いも、怒りも、否定も、役割も消えはしない」

ホーリー「代行者の方。使命を果たしてください」
白い花弁「」フワ……

イーリン「師匠、待ってください!……私は、この世界で生きています」

ホーリー「はい」

イーリン「この世界で、皆様と出会いました。それを……誤りだとは思いたくありません」

ホーリー「その心を、大切にしてください」

イーリン「……!」

ホーリー「あなたに微かに残る迷いは、人である証です。どうか、手放さないように──」

手を伸ばすイーリン「師匠!!!」バッ
白い花弁「」フワァ……

テル「……消えちゃった」

アインズ「……とんでもない話を残していったな」

アトニス「これから一仕事あるっていうのに……最悪な気分だ」

エリザベート「ですが、やることは変わりませんわ!今は目の前のことを片付けませんと!」

レイセオン「そうですね……まずはエンドゲームを止めましょう!世界めくれを止めるためにも、目に見えてわかる脅威はなくさないといけません!」

ガイ「……ああ。そうだな」

フローディア「……誤った世界、ね。嫌な言葉だわ」ボソッ

⭐︎ホーリーと話しました。
548 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 14:26:41.74 ID:2CVHZvhJO
ーー古城

ジェミニ「……皆、集まったようじゃな」

ベルトーネ「はいは〜い。私まで招集されるとか、いよいよって感じがするね〜」

ヒナ「戦の前に気を抜くとは、悪魔らしいですね」

ベルトーネ「ヒナちゃんは戦の前じゃなくても常に殺気立ってるでしょ〜」

テイル「二人とも、今はやめなさい」

セイラ「……けんか、だめです」

ポーラー「会議開始前の口論ハ、戦力効率を低下サセマス」

ゴライアス「うむ。今は敵を討ち、この国を守るための話をするべきであろう」

ミーティア「うん。時間もあまりないかもしれないし」

ジェミニ「……では始めるぞ。ゼーレシルト、頼む」

ゼーレシルト「現在、廃都全域に展開中の結界は安定。黒い魔法陣の発生頻度は抑制中。ただし、外部から高密度の干渉が加わった場合、局所的な突破が発生する可能性あり」

ミーティア「つまり、エンドゲームが本気で仕掛けてきたら、また穴が開くかもしれないってことだね?」

ゼーレシルト「はい、その通りです」

ポーラー「疑似星脈周辺の防衛率、現状72パーセント。追加戦力投入ニヨリ、80パーセント以上マデ向上可能デス」

ゴライアス「ならば、私とポーラーは星脈側に布陣致しましょう。正面から来るなら、この身をもって受け止めますぞ!」

セイラ「……私も、守ります」

ジェミニ「セイラには星脈入口付近の防衛を任せる。ゴライアス、ポーラーと共に壁を作れ」

セイラ「……はい」

ポーラー「承知致しまシタ。セイラ、ゴライアス先パイ、連携防衛陣形を構築しまショウ」

ゴライアス「頼むぞ、ポーラー。存分に私を振るい、この国に仇なす者を討ち果たしてくれ!」

ポーラー「ハイ。必ずや敵ヲ倒シ、皆ヲ守りマス」

ベルトーネ「で、黒い魔法陣が出たらどうすればいいの?」

ゼーレシルト「即時接触は禁物です。吸引対象は別位相に保持されている可能性がありますが、無策で侵入すれば捕捉されてしまうでしょう」

リルル「うーん……じゃあ虫を先に入れる?あまり気は進まないし、あとで危険手当はほしいけど……」

ゼーレシルト「小型召喚体による観測は有効です。ただし、損耗率は高いでしょう」

ビビアン「私が送り込んだ虫を小さくしたり、大きくしたりして、穴の反応を見るのは?」

ミーティア「……いいかも。サイズを変えた物体が吸い込まれる速度を見れば、引力の強さとか範囲も測れるかもしれない」

ジェミニ「ならば、リルル、ビビアン、ミーティアは黒い魔法陣への初動解析を頼む。観測と報告を優先せよ」

リルル「はーい!」
ビビアン「了解です、師匠」
ミーティア「オッケー!」

ヴァリエール「私は空から警戒するね。島全体を見張って、助けが必要そうなところに行くよ!」

ベルトーネ「じゃあ私は契約を履行するためにもガイくんの近くに居ようかな〜」

ヒナ「じゃあテイルちゃん!私たちは島中の怪しい所を調べてエンドゲームを叩っ斬りましょう!行きますよ──」ガシッ

テイル「ちょっとヒナ!?私たちだけで行っても──」

パヒュンッ

ジェミニ「……無茶はするでないぞ」

ベルトーネ「……ジェミニじいさん、私も行ってくるね〜」

ジェミニ「……では、各自配置へ」

ジェミニ「ラティア・ヘイヴンを、守るぞ」

◆
549 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 14:31:44.37 ID:2CVHZvhJO
◆安価下1〜3
1レスにつき1人まで以下からキャラを指定してください。(重複した場合は安価をずらします)
選ばれたキャラが、当初ガイと一緒にエンドゲームと戦います。

・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ポーラー+ゴライアス(1キャラ扱い)、ミーティア、ヒナ+テイル(1キャラ扱い)、ヴァリエール、ビビアン、リルル
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 14:33:18.67 ID:JQfSFGEv0
ヒナ+テイル
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 14:34:45.49 ID:ROD7iBo2o
ベルトーネ
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 15:08:50.43 ID:E+xA1m4t0
セイラ
553 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 18:39:36.52 ID:qmq40dZCO
ーー廃都

鐘のような音「」ゴーン……ゴーン……
古い城へと逃げる空妖精たち「」ワーワー

黒い渦「」ズオオオオオ……

スタッ……

黒いローブの男→ブラック「──さて、あなた方はどう出てくるのでしょうか?」

転移魔法陣「」フォンッ……

シュバッ

ガイ「……」スタッ

ブラック「おや、最初はあなたでしたか。速いですね」

ガイ「……」スッ
短剣「」シャキン……
魔導拳銃「」スチャ……

ブラック「言葉も交わしてくれないとは。私も嫌われたものですね……」ヤレヤレ

ガイ「……無駄だとは思うが、言っておく。擬似星脈を諦めて立ち去れ」

ブラック「ああ、慈悲深いですね……ですが、もうすぐなのです……力が手に入れば、全ての人を終わりへと導ける。その邪魔をするのであれば──」
魔導拳銃「」スチャ……

ブラック「それがあなた方の選んだ終わりだとしても、文句は言わないでいただきたい!」
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

ガイ「!」
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

ぶつかり合う魔力弾「」バヂィッ!バヂィッ!

ブラック「……いい腕ですね。魔力弾に魔力弾を当てて打ち消す。生半可な使い手には出来ぬ芸当です」

ガイ「……武器の趣味は合いそうだな」

ブラック「おや、意外な共通点ですね。嬉しいですよ」
魔導拳銃「」クルッ……

ブラック「魔力を弾丸として整え、狙い、撃つ……最近造られるようになった武器ですが、終わりへ導く道具としては、なかなか美しい」

ガイ「その美しさを見れるのも今日までだ」
魔導拳銃「」ドギュウン!

ブラック「おっと」スッ
黒い渦「」ズッ……

吸い込まれる魔力弾「」フッ……

ブラック「正面から撃てば吸われる。先日も見たはずですが」

ガイ「──」シュンッ

ブラックに襲いかかるガイ「」バッ
短剣「」ギラン……
ブラック「近接ですか」
装飾が施された剣「」キンッ!

ガイ「っ!」
受け止められた短剣「」ギリッ……
装飾が施された剣「」ギリッ……

ブラック「悪くない判断です。黒渦の展開前に距離を詰める。ですが──」

黒い渦「」ズオッ!

ガイ「!」サッ

ブラック「武器の長さでは、私の方が有利です」
装飾が施された剣「」スッ

ガイ「……!」

ブラック「終わりです」
装飾が施された剣「」

飛来する光の剣「」ザンッ!

光の剣を避けるブラック「!」サッ
554 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 18:40:06.75 ID:qmq40dZCO
ヒナ「終わらせません!ガイさんにはまだまだ強くなってもらって私と戦ってほしいので!」スタッ

テイル「ガイ、大丈夫!?」

ガイ「……ああ。助かった」

ブラック「……なるほど。あなた方が先に来ましたか」

ヒナ「終わりが云々はどうでもいいです!ただ、あなたがこれ以上好き勝手にやってたら私が戦う相手が居なくなってしまいます!」

ブラック「……勇ましいですね。あなたは終わりを恐れていない」

黒い渦「」ズズズ……

ブラック「……あなたは、戦いの果てに何を望みますか?」

ヒナ「勝利です」

ブラック「その後は?」

ヒナ「次の戦いです」

ブラック「その果ては?」

ヒナ「知りません。今、斬る相手がいる。それで十分です」

ブラック「……美しいほど空虚だ」

転移魔法陣「」フォンッ……

スタッ

ベルトーネ「はいは〜い、お待たせ〜……契約に基づいて助けに来たよ〜」

セイラ「……遅れて、ごめんなさい……!」

ガイ「ベルトーネ、セイラ」

テイル「来てくれた!」

ヒナ「ベル、来るのが遅い」

ベルトーネ「はいはい、ごめんね〜。空妖精たちの避難誘導が思ったよりかかってさ〜」

ブラック「数を揃えたとて、私を止められるのですか?」

黒い渦「」ズズズ……
黒い渦「」ズズズ……
黒い渦「」ズズズ……

ブラック「とくに、そちらの小さい方。あなたの守りは立派です。ですが、守るものが多いほど、盾は先に砕ける。無理に前へ出れば、誰よりも早く終わってしまいますよ」

セイラ「……小さくは、ないです……」

ブラック「それは失礼しました」

ベルトーネ「この子を怖がらせたら、お姉さん怒るよ〜?」

ガイ「……黒い渦だけじゃない。奴自身も剣と銃の腕が立つ。注意しろ」

テイル「ええ、わかったわ……!」

ヒナ「ワクワクしますね……それじゃあ、行きますよ!」パヒュンッ

ーー戦闘開始 ブラック・エンドゲームーー

◆コンマ下1【現在は拮抗しています】

【判定】
01-20痛恨(死亡判定)
21-45劣勢
46-90優勢
91-00会心

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り1回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り2回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
・『代償の刃』使用時、戦闘を強制終了して勝利。ただし代償を支払う
・『???』劣勢時にのみ使用可
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 18:59:31.21 ID:9+IXeZZnO
連携技
556 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 19:42:12.44 ID:6v3GGT2HO
◆21+15=36【劣勢】

ブラック「光速移動ですか……たしかに、戦闘面では強力な手ですが」スッ

ヒナの進路上に現れる黒い渦「」ズオッ!

ヒナ「っ!」パヒュンッ──

テイル「嘘!?ヒナの移動した先がわかるの!?」

広がる黒渦「」ズオオオオオ──
吸い込まれかけるヒナ「いきなりマズイことになりましたね……!」

テイル「まずい、ヒナが吸い込まれちゃう……!」

セイラ「……だめ……!」バッ
大盾セイラ「」ガシンッ!!

ガイ「セイラ!」

黒い渦に叩きつけられる大盾「」バヂィッ!!

セイラ「……私がいる限り、誰も死なせません……!」
大盾「」ギギギ……ブンッ!

打ち消される黒い渦「」シュウン──

ヒナ「わっ……ありがとうございます、セイラちゃん!お陰で助かりました!」

ブラック「……ほう。まさか私の魔法にも耐えるとは。雷霆の魔王と戦って生き残っただけはありますね。ですが、何度も耐えられるものではないでしょう?」

セイラ「……まだ、やれます……!」
大盾「」ガギィンッ!!

ベルトーネ「おお〜、やるねセイラちゃん。次は私たちも動こうか……」
奔出する闇「」ゴッ!

ガイ「ああ……仕掛けるぞ!」シュンッ

⭐︎セイラの守りにより、劣勢判定を一度無効化しました。

◆コンマ下1【現在は拮抗しています】

【判定】
01-20痛恨(死亡判定)
21-45劣勢
46-90優勢
91-00会心

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り1回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回 現在使用不可)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
・『代償の刃』使用時、戦闘を強制終了して勝利。ただし代償を支払う
・『???』劣勢時にのみ使用可
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 20:02:43.40 ID:E+xA1m4t0
閃光玉
558 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 21:00:55.74 ID:1fybY5J2O
◆40+5=45【劣勢】

複数の黒い渦「」ズオオオオオ──
セイラ「っ、!!!」
大盾「」ブォンッ!ブォンッ!

ブラック「数を増やしたら流石に厳しいみたいですね。打ち消しきれてませんよ!」

ヒナ「そういうあなたも、私に追いついていないみたいですね!」
光の剣「」ヴォン

装飾が施された剣「」ギギギ……!

テイル「片手でヒナの馬鹿力と鍔迫り合ってる!?」

ブラック「この剣は魔剣の一種でして。剣の才が無い私でも、このように扱えるのです、よ!」スッ
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

肩を撃たれるテイル「きゃあっ!!!」バスッ

ベルトーネ「テイルちゃん!大丈夫!?」

テイル「うぅ……この傷は初めてかもぉ……」ビクンビクン

ヒナ「テイルちゃん!お前よくも……!」ギギギ……!

ブラックへ向かう奔出する闇の塊「」ドドド!!!

ブラック「危ないですね」スッ
黒い渦「」ズッ……
黒い渦に吸い込まれる闇の奔流「」ギュオオオオッ──

ベルトーネ「……やっぱり、抑えられた力じゃ吸い込まれちゃうよね〜」

ブラック「──この闇魔法……この世界のものではありませんね。一体あなたは──」

閃光玉「」ピカッ!!!

ブラック「ぐっ!?」バッ

ガイ「──行くぞ、ヒナ!」シュンッ
短剣「」シャキンッ!

ブラック「!」
装飾が施された剣「」キンッ!
短剣「」ガキンッ!

ヒナ「いいタイミングです、ガイさん!」
光の剣「」ヴォンッ!
装飾が施された剣「」ジジッ!

ブラック「くっ……ぬうううう!!」ガキンガキンッ

光の剣で連続攻撃するヒナ「あはははは!いいですね、そうこなくっちゃ面白くありません!!!」ヴォンッ

短剣で攻撃するガイ「はぁっ!!!」ブォンッ!

ブラック「くっ……流石に、馬鹿正直には付き合っていられませんね……!」スッ
発生する黒い渦「」ズ……!

セイラ「──離れてください!!!二人とも!!!」

ブラック「あなたも他人事ではありませんよ?」

セイラの足元に出現する黒い渦「」フォンッ
渦に引きずりこまれるセイラ「っ!?」
黒い渦「」ズズ……!

ガイ「セイラ!」シュンッ

セイラを掴むガイ「」ガシッ

セイラ「ガイさん!離してください!このままじゃガイさんまで……!」

ガイ「くっ……!離すなよ、セイラ……!」ズサ……

タタッ……ガシッ

片腕でセイラを掴むテイル「ハァ……ハァ……片腕しか手伝えないけど、居ないよりはいいでしょ!?」ズサッ……
559 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 21:01:22.90 ID:1fybY5J2O
ベルトーネ「……」

テイル「ちょっと!アンタも見てないで手伝いなさいよ!」ズザザッ……

飛来する光の剣「」ザンッ!ザンッ!

ブラック「おや、そちらの方は終わりを迎える気になったようですね」スッ

ヒナ「よそ見ですか!」パヒュンッ

装飾が施された剣「」ギィンッ!

ブラック「あなた方も、まとめて終わりへと送って差し上げましょう」

ガイ「誰が……!」ズザザ……!

ベルトーネ「……ガイくん、どうする?セイラちゃんを助けたい?自分も助かりたい?それとも、このまま三人まとめて吸い込まれる?」

黒い渦「」ズズズ……!

黒い渦に吸い込まれかけるセイラ「だ、だめ……!ガイさん、テイルさん……!私を離して……!」

ガイ「ベルトーネ!何が望みだ!?」

ベルトーネ「契約だよ。今がすごくいいタイミングだからね……」

ベルトーネ「さあ、どうする?」

◆コンマ下1【現在は劣勢です】

【判定】
01-30痛恨(死亡判定)
31-70劣勢
71-00優勢

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り0回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
・『代償の刃』使用時、戦闘を強制終了して勝利。ただし代償を支払う
・『悪魔との契約』劣勢時にのみ使用可/新たな力を得る
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 21:03:01.97 ID:JQfSFGEv0
悪魔との契約
561 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 22:12:30.83 ID:6s0Nly86O
◆97【優勢】

ガイ「……」

テイル「契約……何言ってるのよ、ベル!?」

ベルトーネ「悪魔に助けを求めるなら、契約するのが筋ってものでしょ〜?」

テイル「こ、こんな時に……!」ズズズ……

ベルトーネ「こんな時だからだよ。普段ならガイくん、絶対に首を縦に振らないだろうし」

黒い渦「」ズズズ……!

セイラ「う……っ……!だ、ダメです!ガイさん!」

ガイ「……代償は」

ベルトーネ「命も魂もいらないよ〜。そこまで悪趣味じゃないし〜」

テイル「悪魔の言うことなんて信用できるわけないでしょ!いいから手伝いなさい!!!」

ベルトーネ「正しい反応だね〜。でも今は、信用するか、三人まとめて吸い込まれるかの二択だよ」

ガイ「何を取る気だ」

ベルトーネ「そろそろこの島でダラけるだけにも飽きてきたんだよね〜」

ガイ「……?」

ベルトーネ「地上に降りるのも悪くないかな〜って思ってたんだけど、自分で歩くのは面倒でしょ?」

ベルトーネ「だから、ちょうどいい身体が欲しかったんだよね〜。勝手に歩いて、戦って、面白いところへ連れて行ってくれる身体がさ。ガイくんは代行者だから、おもしろいことに巻き込まれやすそうだし?」

ガイ「……俺を足代わりにする気か」

ベルトーネ「言い方が悪いな〜。有効活用するだけだよ〜」

黒い渦「」ズズズ……!

セイラ「ガイ、さん……!」

ベルトーネ「さあ、ガイくん。契約を……」

ガイ「……わかった。契約をする。だから、力を貸せベルトーネ!!!」

ベルトーネ「」ニヤリ
ベルトーネの足元から伸びる影「」ズズズ……

ブラック「……?」

ヒナ「これ……悪魔の契約の気配!?ベル!?」バッ
562 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 22:13:01.83 ID:6s0Nly86O
ベルトーネ『──怠惰のベルフェゴール、その名において、この者に我が力を貸し与える。この契約は現在より成立し、対価としてその身を我が影の宿り木とする』

ベルトーネ『契約者ガイ。今よりあなたの歩む先は、私の永い退屈を紛らわせる余興にもなると心得なさい……』

ガイの中に入るベルトーネの腕「」ズブ……!

ガイ「ぐっ……!?」

ガイに入っていくベルトーネ「」ズズズ……!

テイル「ちょっ……ガイ!?ベル!?」

ガイ「……ぐっ、おおおおお……!」

カッ──

黒い奔流「」ゴオオオオッ!!!

勢いが弱まる黒い渦「」シュウン──

セイラ「わっ……」ドテッ
テイル「きゃあっ!」ドテッ

ブラック「私の黒渦が……弱まった?」

ヒナ「……ベル……」

迸る闇の中に立つガイ「」スッ……

ガイ「……ベルトーネ……お前の力、使わせてもらうぞ」
片目に浮かぶ紋様「」ギンッ……

ベルトーネ『はいは〜い。この状態なら、召喚体の枠越しじゃなくて、ガイくんを通して権能を使えるよ〜』

ベルトーネ『……雷霆の魔王の時にもこれができてれば、もう少し働けたんだけどね〜』

ガイ(今まで制限されていたのか?)

ベルトーネ『そういうこと。まあ、権能を使えるようになったと言っても、世界への影響を考えたら……今のところは一日に一度が限度かな〜』

ガイ(……十分だ。ここで押し切るぞ)

◆コンマ下1【現在は優勢です】

【判定】
01-20劣勢
21-90優勢
91-00勝利

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り0回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『怠惰の権能』使用時、現在の劣勢または痛恨を無効化し、+30次々回-30。(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
・『代償の刃』使用時、戦闘を強制終了して勝利。ただし代償を支払う
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 22:13:18.16 ID:DBcvUrbPO
代償の刃
564 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 22:51:01.96 ID:cOP/tyLzO
ベルトーネ『おっと、大事なことを忘れてた』

代償の刃に伸びる影「」ズズズ……

ガイ(おい、何を──)

代償の刃を掴む影「」ググッ……!

ひびが入る代償の刃「」ピキッ……ピキピキッ……!

砕け散る代償の刃「」パリンッ!!!

ガイ(!)

散らばる刃の破片「」キラ……キラ……

ガイ(代償の刃が……)

『……ようやく砕けたか。退屈しのぎにはなったぞ』

ガイ(誰だ……?)

『かつて、その代償の刃を所有していた者だ。貴様が代償の刃を振るう度に、貴様の感情が流れ込んできて実に不愉快だったぞ』

ガイ(前の、持ち主……?)

『理解が遅いな、人間……貴様が代償の刃を手にしてから、貴様の足掻きは嫌でも見えていた』

『己を削り、痛みを捨て、それでも誰かを守ったつもりでいる。実に滑稽なことだ』

ガイ(……)

『だが、その刃に呑まれきらなかったことだけは認めてやる。凡百の人間なら、とっくに空の器になっていた』

ベルトーネ『ひどい言い方だね〜』

『事実だ。悪魔風情が口を挟むな』

『……人間。覚えておけ。力に価値があるのではない。力を扱う器に価値がある。己の意志で選べぬ者に、強者を名乗る資格はない』

『我が名はフレデリク・ヴァーミリオン。会うことはないだろうが、その名を覚えておけ。貴様の足掻く姿は見ていて面白かったぞ』

代償の刃の欠片「」キラキラ……

ブラック「……?自分で短剣を砕くとは……その得体の知れない力のせいで、気が狂いましたか?」

ヒナ「──」パヒュンッ
光の剣「」ヴォン

ブラック「いい加減、諦めてはいかがですか?」
装飾の施された剣「」キンッ

テイル「諦める訳ないでしょ!それに、もうあんたの黒い渦だけで押し切れる状況じゃないわよ!」

セイラ「そうです……!他の人も……すぐに来ます!諦めるのはあなたの方です!」

ブラック「それはまだわかりませんよ?事実、あなたの仲間は、あれからずっと動いていないでは──」

ガイが立っていた場所「」シーン……

ブラック「?」

◆コンマ下1【現在は優勢です】

【判定】
01-20劣勢
21-90優勢
91-00勝利

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り0回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『怠惰の権能』使用時、現在の劣勢または痛恨を無効化し、+30次々回-30。(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/14(日) 22:57:25.83 ID:JQfSFGEv0
時間の檻
566 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 23:46:45.00 ID:3L4BZh+pO
◆83+99=182【勝利!】

静止した世界「」ピタッ……

ガイ(……かなり、魔力の制御が楽だ。これもベルトーネと契約した影響だろうか?)

ベルトーネ『へ〜……止まった世界ってこんな感じなんだ〜。それで、ここからどうするの〜?』

ガイ「……氷魔法で刃を生成して──」
生成される氷の刃「」パキパキ……

氷の刃を飛ばすガイ「こうするッ!」
ブラックに飛んでいく氷の刃「」ヒュンッ

ブラックの直前で止まる氷の刃「」ピタッ……

ベルトーネ『おお……これで確実に致命的な部分にあてるんだ。中々えげつないね〜』

ガイ「」スッ
生成される氷の刃「」パキパキ……
生成される氷の刃「」パキパキ……
生成される氷の刃「」パキパキ……

ベルトーネ『えっ……まだ作るの……?』

ヒュンッヒュンッヒュンッ……

ブラックを取り囲む無数の氷の刃「「「」」」ピタッ……

ベルトーネ『え、えぐ……ガイくんって実は悪魔だったりしない?』

ガイ「そんな訳ないだろ……」

動き出す世界「」ゴオオオオオオ──

◆

無数の氷の刃に刺されるブラック「かはっ!?」グサグサグサッ!

ヒナ「!?氷魔法!?誰が──」

テイル「な、なにアレ!?」

セイラ「これ……もしかして、ガイさんが……?」

膝から崩れるブラック「……これは……?氷……?いつ、攻撃を……」ドサッ……

短剣を突きつけるガイ「……」スッ

首元に短剣があてられるブラック「うっ……まさか……こんな力を隠していたとは……!なるほど、私の終わりはここでしたか……」

ガイ「違う」

ブラック「……?」

ガイ「お前はまだ終わらせない」

ヒナ「……殺さないんですか?この人、まだ何かしそうですけど」

テイル「……私も、ヒナに賛成。このまま放っておくには危険すぎるわ」

ガイ「……これ以上は戦えないはずだ」

ブラック「……甘いですね。終わりを拒む者は、いつか必ず終わりに追いつかれる。あなた方は、それを理解していない」

ガイ「擬似星脈から手を引け。二度とこの島に手を出すな」

ブラック「それはできません」
黒い渦「」ズ……ズズ……

ガイ「!」
567 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 23:48:37.23 ID:3L4BZh+pO
首元に装飾の施された剣を当てるブラック「あなた方が私を止めようとしている間、ずっと準備を進めていました……」スッ……

テイル「何……?」

ブラック「黒渦は、ただ攻撃するためのものではありません。吸い込み、削り、道を作るものでもあるのです」

セイラ「……まさか……」

ブラック「この廃都に開いた黒い魔法陣。その全てが、すでに疑似星脈へと根を伸ばしている」

ヴァリエールの声『みんな聞こえる!?星脈側の魔力が急に乱れ始めてる!黒い線みたいなのが、地下に向かって伸びてるよ!』

ゼーレシルトの声『疑似星脈への侵食率、急速上昇中。遮断処理を実行中。しかし、黒渦による接続を完全には断てません』

転移魔法陣「」フォンッ……!

レイセオン「皆様!ご無事ですか!?」スタッ

テル「っと……テイルさん!肩を撃たれたの?見せて!」

テイル「大丈夫……って言いたいけど、正直かなり痛い……!」

イーリン「回復は私も手伝います!」

アインズ「……ガイ、状況は?」

フローディア「……あら。ずいぶん最悪なことになっているわね」

エリザベート「ええと、とにかく、あの方を殴ればいいのですわね!?」

アトニス「待て。様子が変だ……」

ジェミニ「遅れたのう……!」

ミーティア「みんな、大丈夫!?」ガシャガシャ

ビビアン「セイラ!テイル!無事!?」

リルル「うわあ!?何これ、どういう状況!?」

ポーラー「対象ノ魔力反応、急上昇中。魔王級反応ニ到達シツツありマス」
ゴライアス「魔王級……だと……!」

ヴァリエール「空の上まで魔力が噴き出してる!このままだと島全体が巻き込まれるよ!」
568 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 23:49:15.99 ID:3L4BZh+pO
フローディア「……疑似星脈を餌にして、自分を魔王に作り替えるつもりね」

テル「そんなの、成功させるわけにはいかないだろ……!」

アインズ「ああ。全員、構えろ」

ジェミニ「エンドゲーム……まさか、初めからこれが狙いじゃったか……!」

ガイ「エンドゲーム……!」

ブラック「言ったでしょう。もうすぐなのです、と……!」

ザシュッ

ブラックの身体に走る黒い亀裂「」ピキ……ピキピキ……

ヒナ「ガイさん!離れてください!」

ブラック「あなた方は私に勝った。確かに、この身体での戦闘は私の敗北です……」フラッ……
黒い魔力「」ゴオオオオッ!!!

ブラック「ですが、時間は稼げた……」

ガイ「くっ……!」

ベルトーネ『まずいことになったね〜……あの感じ、前にも見たことある……』

ブラック「これが、星脈の力……。終わりへ至るための、始まり……ふっ、ははっ……ははははははっ!!!」

テイル「この感じ……嘘でしょ?」

セイラ「魔力が……黒く……まさか……」

ブラックの背後に広がる巨大な黒輪「」キンッ……

ブラック「さあ、始めましょう」
崩れていく黒ローブ「」バサッ……

黒い魔力に包まれるブラック「」ズズズズ……

ブラック「全ての命に、望むべき終わりを」

ガイ「やめろ……!」

ブラック「私ハ今、コノ身ヲモッテ終焉トナル……!」

黒い衝撃波「」ドッ!!!

黒い光柱「」ゴオオオオオオオオッ!!!!

カッ……

黒い光柱の中に立つ異形の影「」ユラッ……

ヒナ「魔王……!」

異形の影→終焉の魔王「──名は、そうですね……終焉の魔王、と。そうお呼びください」

ガイ「……」ザッ……
569 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/14(日) 23:49:49.82 ID:3L4BZh+pO
本日はここまでです。
次回もよろしくお願いします。

それでは、また。
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/15(月) 02:42:00.85 ID:W8y6kDFpO
魔王が出ると最終決戦感を感じる
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/15(月) 16:57:41.67 ID:AoLkzMtCo
おつ
ベルちゃんついに働く!
ちょっと不穏だけど代償の刃よりは対価軽そうだ
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/15(月) 20:42:02.52 ID:7qhsYbgFO
乙
普通に喋ってるあたり本来の魔王とは違う何かっぽそう
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/20(土) 11:51:36.95 ID:iBY7BK2Q0
乙
まさか代償の刃が壊れると思わなかったな。安価で出た時、普通に使うのかと思ってた。
574 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 20:04:07.88 ID:CkdBS3MuO
>>570
魔王が出たからといって必ずしも終わる訳ではないと思いますが、大体終盤くらいに出てくるイメージはありますね。

>>571
実際、代償の刃よりは軽いものだと思われます。ベルトーネさんのは一回買い切り、代償の刃は使用の都度、払うイメージがわかりやすいかもしれません。

>>572
実はまだ完全な魔王にはなりきっておりません。痛恨や劣勢が長引くとあまり良くないことが起きそうです。

>>573
ベルトーネとの契約後、代償の刃を戦闘時に使用するイベントでこのような描写を考えていたのですが、まさかすぐに使うことになるとは思っていませんでした。

実は、代償の刃が砕けたことによる影響があるのですが、それはどちらかというと良いことだと思われます。状況によってはすぐ描写することになると思うのでよろしくお願いします。
575 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 20:04:46.88 ID:Y4VDztVQO
ベルトーネ『面倒なことになったね〜……でも、ある意味チャンスかも?』

ガイ(チャンスだと?)

ベルトーネ『私は雷霆の魔王としか会ったことないからわからないけどさ〜、魔王ってあんな風に普通に話せるものじゃないと思うんだよね〜』

ガイ(……たしかに、絶望の魔王もそういった雰囲気はなかったな)

ベルトーネ『でしょ〜?知性こそあれど、意思疎通はできないのが魔王って存在だけど……目の前の"アレ"には自我があるように見える……魔王としての魔力も雷霆の魔王と比べたら薄いし、まだ完全には魔王になってないのかもね』

ガイ(なるほど。そういった見方があるのか……だが、油断はしない。魔王については分からないことばかりなんだ。例外など、いくらでもあり得る)

ベルトーネ『まぁそうだよね〜……でも今回は私も一回きりとはいえ権能を使えるし、10年前みたいに全員で押さえ込めば、勝ち目くらいは作れると思うよ〜』

ベルトーネ『じゃ、死なないように頑張ってね〜』

ーー戦闘開始 終焉の魔王ーー

◆コンマ下1【現在は拮抗しています】

【判定】
01-30痛恨(死亡判定あり)
31-60劣勢
61-95優勢
96-00会心

【補正・特殊行動】
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り2回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『怠惰の権能』使用時、現在の劣勢または痛恨を無効化し、+30次々回-20(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/20(土) 20:06:54.86 ID:t3/xeVIh0
連携技
577 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 23:02:02.10 ID:BRzVyIh3O
◆86+15=101【会心!】

終焉の魔王「手始めにあなた方を終わらせる……!その次は、地上の人々です!」

大量の黒い渦「「「」」」ズズズ……

リルル「わああああ!?さっきとは比にならないくらい沢山でてきたぁ!?」

ジェミニ「狼狽えるな!数が増えてもやることは変わらん!終焉の魔王に攻撃を集中するのじゃ!!!」

風の刃「」ビュオオオ──
黒い渦「」ギュオオオオオオ……!

ビビアン「す、吸い込み始めてる……!」

吸い込まれかけるヴァリエール「わっ、ま、待って!ちょっとまずいかも!!!」ググッ……

エリザベート「ヴァリエール様!」ガシッ

フローディア「まずいわね……!レイセオン!!!」

レイセオン「皆様、一時的に距離を取りますよ!!!」
地面に突かれる杖「」カァンッ!!!

仲間の足元に現れる転移魔法陣「」フォンッ──

終焉の魔王「おや……?」

◆
ーー少し離れた位置

出現する転移魔法陣「」フォンッ──
転移魔法陣から出てくる一同「」スタッ……

ヴァリエール「あ、危なかったぁ……!」

エリザベート「ふぅ……危うく殴る前に終わってしまうところでしたわ!」

フローディア「お陰で助かったわ、レイセオン……あれで終わりだったら、死んでも死にきれないわ……」

レイセオン「また物騒な物言いですね……今みたいな転移は何度も使えませんので、考慮をお願いします!」

テル「それじゃあ、遠距離から魔法でひたすら攻撃するにしても──」

終焉の魔王を取り囲む複数の黒い渦「」ズズズ……

アインズ「……十中八九、効果はないだろうな。あの黒い渦に阻まれて肝心の魔王に届かん」

アトニス「かといってあの渦に吸い込まれるから近づくこともできない……これ詰んでないか?」

イーリン「……こうなれば、あの力を使います」

テイル「いやいや!?イーリン、そんなことしたらあなた……!」

セイラ「イーリンさん、戻れなくなっちゃう……!」

イーリン「……ですが、有効打はそれしかありません。私が元に戻れなくとも──」

ヒナ「神の力を使う必要などありません!」キッパリ

イーリン「ヒナ様、ですが……」

ヒナ「あの黒い渦は……確かに厄介ですが、攻略できない程のものではありません。相手が魔王といえど、アレは魔力で作られたものなので魔法として解体できる筈です!」

レイセオン「なるほど!」
テル「そっか、その手があったか……!」
アインズ「……やってみる価値はあるか」
フローディア「まあ、それしかないわね……」

エリザベート「魔法として、解体……???どういうことでしょうか……???」

ポーラー「魔力で生成されたモノハ、基本的に必要な用途を果たせば、消えて無くなりマス。完全に残す場合も多々ありマスガ、そういったものに対してハ、解体術式を使用すれバ、解体することができマス」

ゴライアス「うむ……ただ、術そのものも高度なのですが、難があるのは術式の組み込み方でしてな」

エリザベート「組み込み方、ですの……?」

フローディア「石には直接文字を書き込めるけど、水には魔法陣を書き込めないでしょう?だから、代わりに魔法陣を書いた紙を水に沈めるといったように解体する対象に合わせた方法を取ったりするの……あの黒い渦には何が有効かは分からないけどね……」

ミーティア「あの黒い渦に合う解体方法が何かはさっきからずっと解析してるんだけど、中々難しくてね……」

ヒナ「私にいい考えがあります」

テイル「……ヒナ?」

◆
578 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 23:02:30.37 ID:BRzVyIh3O
転移魔法陣「」フォンッ──
転移魔法陣から出てくる虫たち「」ブブブブブブ!!!

終焉の魔王「戻ってきましたか……ですが、虫では時間稼ぎにもなりませんよ」
黒い渦「」ズオオオオオ!!!

吸い込まれていく虫達「」ギュオオオ──

終焉の魔王「……今のに何の意味が──」

閉じていく虫を吸い込んだ黒い渦「」シュウン──

終焉の魔王「解体術式による解体?一体どうやって──」

虫「」ブーン……
虫に描かれた魔法陣「」

終焉の魔王「……なるほど。考えましたね。黒い渦に吸い込まれる虫に解体術式を組み込むとは……ですが、解体しただけでは何も──」

遠くから近づいてくる雷光「」バチバチバチッ!!!

終焉の魔王「!」サッ
通り抜ける雷光ヴァリエール「」ギュンッ!!!

終焉の魔王(自分自身が雷となって攻撃する……あれほどの雷属性の使い手がいたとは、少々予想外でした)

遠くから近づいてくる雷光「」バチバチバチッ!!!
終焉の魔王「軌道がわかれば、脅威ではありません」スッ
黒い渦「」ズズズ……

黒い渦に飛んで行く虫「」ブブブブブブ!!!

終焉の魔王「また解体するつもりですか……一つ消すのに大量の虫を使う必要があるのなら、解決策は単純です」

大量の黒い渦「」ズズズ……

終焉の魔王「まずは一人……終わりへと導いてあげましょう」ニヤリ
雷光ヴァリエール「!!!」

大量の転移魔法陣「」フォンッ──
大量の虫たち「「「」」」ブブブブブブ!!!

解体される黒い渦「」シュウン──

転移魔法陣から出てきたヒナ「」バサッ……!

転移魔法陣から出てくる仲間たち「」バッ

テル「準備完了……!いつでもいいよ!」バチッ……
ジェミニ「ビビアン、呼吸を合わせろ!」ビュオオオ──
ビビアン「はい!」ビュオオオ──
テイル「いくわよ……ヒナ、ヴァリエール!!!」

作られた巨大嵐「」ゴゴゴゴゴ……

光速移動するヒナ「はい!!!」パヒュンッ
雷速移動するヴァリエール「突撃だー!」バヂッ

二つの光と共に終焉の魔王に近づいていく嵐「」ゴゴゴゴゴ……

嵐に巻き込まれる終焉の魔王(嵐の中の雷と光に紛れて、攻撃の軌道がわからない……!)

ヒナ「──もらいました!」パヒュンッ
光の剣「」ヴォンッ

雷光ヴァリエール「ビリビリしちゃえ!」バヂッ

ザシュッ!

終焉の魔王「ぐっ!?おの、れぇ……!!!」

◆
579 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 23:03:11.77 ID:BRzVyIh3O
転移魔法陣「」フォンッ──

投げる姿勢をとるポーラー「──では、いきマス!」グググ……

ブンッ!!!

ヒュウウウ……

投げられるエリザベート「中々楽しいですわね、コレ!!!」
投げられるセイラ「今は楽しんでる場合じゃないと思います!」
投げられるアインズ「ガイ、イーリン。しっかり捕まっておけ」
投げられるイーリン「な、なんてメチャクチャな……!」
投げられるガイ「だが、敵もこうやって接近してくるとは思わない筈だ。そろそろ、攻撃するタイミングだ──ゴライアス、準備はいいか?」
短剣ゴライアス「うむ……ラティア・ヘイヴンを害する者への一太刀として、存分に振るってくれ……!」

ガイ「ああ……!」

◆

飛んで来るガイたち「」ヒューン……

終焉の魔王「くっ……!?な、どうやってここまで──」

ガイ「ゴライアス!!!」ブンッ
短剣ゴライアス「斬り開けぇぇぇっ!!」
ザンッ!!!

セイラの盾「」ガスッ!
アインズの槍「」ドスッ!
イーリンの拳「」ドゴォッ!
エリザベートの拳「」バゴォッ!

終焉の魔王「うああああああああっ!?」

アインズを包む炎「」ゴオッ──
アインズ(竜)「ギャオオオオオオッ!!!」バサッ……

アインズの背に乗るエリザベート「おおっ、これが噂の竜化ですのね!」

アインズの足に捕まるイーリン「確実に入りました!いくら魔王といえど、かなりのダメージの筈です!」

浮遊するセイラ「」フヨ……
盾に乗るガイ「このまま一度離脱するぞ!黒い渦はいつ発生してもおかしくない!」

終焉の魔王「グウウウウ……貴様、等ァ……!!!」ググッ……

◆

フローディア「……どうやら、うまく行ったみたいね。ほら、これを飲みなさい」スッ
マナポーション「」チャポ……

レイセオン「うぅ……あ、ありがとうございます……」ゴクッ……

リルル「こんなに沢山呼んだのは初めてだぁ……頭がフラフラする……」フラフラ

ミーティア「まだ終わってないから気は抜けないよ!回復次第、次の準備をしないと!」

◆コンマ下1【現在はかなり優勢です】

【判定】
01-30劣勢
31-50優勢
51-00勝利

【補正・特殊行動】
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)※前のターン使用済み
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『怠惰の権能』使用時、現在の劣勢または痛恨を無効化し、+30次々回-20(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/20(土) 23:04:40.25 ID:iBY7BK2Q0
あ
581 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 23:45:11.17 ID:mEklYV5+O
◆25【劣勢】

ヒナ「ここまですれば、魔王といえど無傷ではいられないはずです!」

終焉の魔王「ハァ……ハァ……!どうやら、理性を残したまま魔王になる、というのは無理らしいですね……!」

終焉の魔王「……まダ、マダ、足りナイ……!!!」スッ
地面に腕を突き刺す終焉の魔王「」ズンッ……!

光だす終焉の魔王「」キラキラ……

アインズ「あれは……!?」

ベルトーネ『星脈の力を更に吸ってるみたいだね〜……止めないと魔王化が進行しちゃうよ〜』

ガイ「奴は星脈の力を更に取り込む気だ!全力で阻止しろ!」シュンッ

セイラ「ガイさん!!!」

エリザベート「止めるといっても……とにかく殴ればよろしくて!?」タッ

イーリン「攻撃を続けます!」ダッ

ヒナ「いい加減にしてください!」パヒュンッ

ドガガガガガ!ドゴォン!バゴォン!

ドガァン!

傷だらけの終焉の魔王「マダ……マダァ……!!!」
吸われていく擬似星脈の力「」ギュウウウン……

ガイ「うおおおおお!!!」
短剣「」ズババババ!

イーリン「オラオラオラオラァッ!!!」
拳「」ドゴドゴドゴドゴドゴ!

エリザベート「はああああっ!」
蹴り「」シュババババババ!

アインズ「ふっ……!」
槍「」シュビビビッ!

ヒナ「っ!!!」
光の剣「」ヴォンヴォンヴォンッ!

終焉の魔王「……」ニヤリ

ガイ「みんな、離れろ!!!」バッ

アインズ「!!!結界魔法──」フォンッ……

ガイ達の前に立つセイラ「危ない!!!」バッ

カッ──

黒い光柱「」ゴオオオオオオオオッ!!!!

◆

更に姿が変わった終焉の魔王「終焉ヲ……!終焉ヲォォ……!」ゴゴゴゴゴ……

倒れたガイ「ぐっ……!い、痛みが、ある……?」ググッ……

倒れたアインズ「完全には……間に合わなかったか……!」ググッ……

よろめくイーリン「皆様、早く立ち上がらなければ……!敵の攻撃が来ます……!」フラ……

よろめくエリザベート「セイラ様……?セイラ様はどちらに……?」フラッ……

ヒナ「!!!」

終焉の魔王とガイ達の間に立つセイラと大盾「……」
582 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 23:45:54.05 ID:mEklYV5+O
ガイ「……セイ、ラ……?」

ヒビが入る大盾「」ピシッ……

ベルトーネ『……そんな……』

ピシッ……ピシピシ……

崩れる大盾「」ガラガラ……

イーリン「あ……」
エリザベート「!」
アインズ「セイラ……!」
ヒナ「セイラちゃん!」

崩れた大盾「」シーン……

地面から腕を抜く終焉の魔王「」ボコッ……

終焉の魔王「オワリヘ……ミチビク……」ユラァッ……

◆コンマ下1【現在は劣勢です】

【判定】
01-40痛恨(死亡判定あり)
41-70劣勢
71-00優勢

【補正・特殊行動】
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『怠惰の権能』使用時、現在の劣勢または痛恨を無効化し、+30次々回-20(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/20(土) 23:46:43.64 ID:WqKya/nlO
抑制行動
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/20(土) 23:47:00.21 ID:t3/xeVIh0
怠惰の権能
585 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/20(土) 23:49:15.77 ID:mEklYV5+O
>>584を採用します。
本日はここまでです。
次回もよろしくお願いします。

それでは、また。
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 11:56:50.21 ID:iQ4zs1jto
おつ
刃が壊れたから支払った代償も戻ったのか
という事は仲間達の記憶も…?
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 12:13:30.97 ID:mnubZI/TO
乙
「怠惰の権能」の説明で確認なんだけど戦闘時に一回目が劣勢または痛恨を無効化し+30増えて、二回目以降(別の戦闘)から無効化&−20に減るでいいのかな?
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 15:32:26.10 ID:XVYum5I30
乙
連戦だった事もあってセイラが壊れてしまった!
589 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 20:14:21.43 ID:JuKFKfRJO
>>586
お気づきになられましたか。
追々、描写していきたいと思います。

>>587
効果としては、どの状況でも使えます。そのとき、劣勢または痛恨の状態だった場合はそれをリセットして拮抗状態に戻します。
そこから使用時のコンマ表の判定に+30の補正を加えて、その判定も劣勢、痛恨、死亡判定だった場合はそれも無効化し、拮抗状態を保ちます。-20の補正は次のターンに加わることになります。

簡単に言うと、拮抗状態の保証と言えるかもしれません。
現在、文章と能力は調整中です(´・ω・`)
意見等あればお気軽にどうぞ。

>>588
どれだけ頑強でも、魔王の攻撃は強力で耐えきれなかったようです。彼女は身を挺して守りたいものを守ってくれました……
590 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 20:14:49.48 ID:JuKFKfRJO
◆21+30=51【怠惰の権能により、拮抗状態になります】

立ち上がるガイ「……セイラ……!」ググッ……

ガイ達の方へ向かってくる終焉の魔王「」ユラ……

立ち上がるアインズ「くっ……ガイ!切り替えろ、まだ戦いは終わっていない!」

ガイ「っ、ああ……!」

ベルトーネ『まだ心は折れてないみたいだね〜……』

ガイ(ベルトーネ……この状況を打破したい。力を貸してくれ)

ベルトーネ『おっけ〜。それじゃあ、行くよ〜……』

ベルトーネ『──怠惰の悪魔、ベルフェゴールの名において、権能を行使する。抗うな、全てを放棄せよ』

ガイの目に浮かぶ模様「」ギンッ……
ガイに吸い込まれていく周囲の魔力「」ギュゥゥゥン……

終焉の魔王「!?」ガクッ

アインズ「なんだ……?魔力が……吸われているのか!?」クラッ……

膝をつくイーリン「これは、一体……」ガクッ

エリザベート「な、なんだか私……すごく、疲れて来ましたわ……」ヘナヘナ……

ヒナ「悪魔の権能……!ベル……!」フラッ……

ベルトーネ『活力の強制搾取……遍く全てを衰弱させる我が権能……まあ、見ての通り周囲から敵味方関係なく強制的に搾取しちゃうから、誰かと一緒に居たらちょっと使いづらいかもね〜……でも、威力は凄いでしょ?』

ガイ「すまない、みんな……!」

その場にうずくまる終焉の魔王「ヌゥッ……!」ズンッ……

ガイ「せっかく得た勝機だ……!逃すわけにはいかない!」シュンッ

終焉の魔王「!」

シャキンシャキンシャキンッ!!!

切り刻まれる終焉の魔王「」ブシャアッ!!!

ガイ「──はっ!!!」
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

終焉の魔王「アアアアアア!!!!」バスッバスッ

アインズ「……この程度で、止まるか……!ガイだけに、任せはせん……!」フラッ……

エリザベート「まだまだ、行けますわ……!」

イーリン「ええ……仕切り直しです!」

ヒナ「ベルのやつ……好き勝手しちゃって……私もまだ、やれます……!」

◆コンマ下1【現在は拮抗しています】
※怠惰の権能の反動により-20

【判定】
01-30痛恨(死亡判定あり)
31-60劣勢
61-95優勢
96-00会心

【補正・特殊行動】
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 20:15:35.07 ID:XVYum5I30
あ
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 20:16:05.54 ID:HLQs/Els0
時間の檻
593 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 20:29:08.87 ID:JuKFKfRJO
◆コンマ下1
偶数 前衛陣
奇数 後衛陣

◆コンマ下2
前衛陣の場合
01-10アインズ
11-15イーリン
16-30エリザベート
31-50ヒナ
51-00死亡無し

後衛陣の場合
01-10テル
11-15アトニス
16-20レイセオン
21-30ジェミニ
31-40ビビアン
41-50リルル
51-60ミーティア
61-65ポーラー
66-00死亡無し
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 20:33:12.67 ID:iQ4zs1jto
これはまずい
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 21:08:02.60 ID:o6R45FNM0
あ
596 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 21:46:41.49 ID:XZD3Ydl/O
◆7-20=-13【痛恨】

終焉の魔王「ガ、アアアアア……!」

ガイ「押している……! このまま──」

終焉の魔王の背後に開く黒い渦「」ズズズ……!

ベルトーネ『逃げる気だ!』

ヒナ「っ、逃がしません!」パヒュンッ

黒い渦に沈む終焉の魔王「」ズブッ……ズズズ……

黒い渦「」シュウン……

エリザベート「消えた……?」

黒く光る転移魔法陣「」フォンッ……

イーリン「この光り方……転移魔法陣を辿っているんですか!?」

ゴライアス「急いで戻らなくては!」

ヒナ「先に行きます!」パヒュンッ

アインズ「まずいな……!全員、私に乗れ!」

ガイ「間に合ってくれ……!」

◆
597 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 21:49:08.10 ID:XZD3Ydl/O
足元に浮かび上がる黒い転移魔法陣「」フォンッ……

テル「なっ……こっちに!?」

フローディア「転移術式を解析されたのね……!」

黒い転移魔法陣「」ギィィィン……!

リルル「まずいまずいまずい!出てくるよ!」

アトニス「魔法陣から離れろ!嫌な予感がする!」バッ

黒い転移魔法陣から伸びる終焉の魔王の腕「」ズオッ!!!

ビビアン「きゃあっ!?」

ビビアンに伸びる終焉の魔王の腕「」ズズズ……!

ジェミニ「ビビアン!避けろ!」

レイセオン「くっ……転移を──」

前に飛び出すミーティア「間に合わない!」ザッ!

目を瞑るビビアン「ッ!」ギュッ……
598 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 21:50:38.86 ID:XZD3Ydl/O
ミーティアを掴む終焉の魔王の腕「」ガシッ!

ビビアン「……?」パチッ……

掴まれたミーティア「っ……!よかった、捕まったのか私で……!」ギギギギ……

テル「ミーティアさん!?」
リルル「ミーティアちゃん!」

ビビアン「そんな……!離しなさいよ、ミーティアを、離して!」バッ
風「」ビュオオオ──

無傷の終焉の魔王の腕「」ガッシリ

ジェミニ「き、効いておらぬ……!」

ミーティア「みんな下がって……!この術式、まだ生きてる……!レイセオンさん!術式の外縁を切って!」ギギギギ……

レイセオン「で、ですが、あなたが……!」

ミーティア「いいから!!」

ジェミニ「……っ!やってくれ、レイセオン殿!」

レイセオン「……はい!」
レイセオンの杖「」カァンッ!

黒い転移魔法陣から出てくる終焉の魔王「──終ワリヲ……拒ムナ……」ズズズ……

リルル「うわあああ!出て来たぁ!!!」

ミーティア「拒むよ……」

バキッ……!

ヒビが入るミーティア「この国も、みんなも……まだ、終わらせない……!」バキッ……

ポーラー「ミーティアサン……!」

魔法陣を解除するレイセオン「術を切らないと……!急がないと、ミーティア様が……!」

ミーティア「……ああ、けど私はここまでかぁ……ポーラーくん……もう君達の調整は出来なさそうだ」グシャッ……

ポーラー「……!」

ミーティア「先に……ロムリン王に会ってくるよ。どうか君たちは、長く──」ギギギ……

グシャッ……

崩れ落ちる鎧「」ガラガラ……

レイセオン「あ、ああ……!」ペタン……

ジェミニ「レイセオン殿!手を止めてはならん!攻撃を続けろ!」

ドガァン!ズドォン!ギュィィィン!!!
ブブブブブブ!!!

終焉の魔王「終ワリヲ……迎エヨ……!」スッ……

大量の黒い渦「」ズズズ……!

周囲を吸い込み始める大量の黒い渦「」ギュオオオオオオオ──

◆
599 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 21:52:48.61 ID:XZD3Ydl/O
ーー上空

グライダーを操作するテイル「ま、待って!あれマズいんじゃない!?」

ヴァリエール「でも私たちが行ってどうにかできるの、アレ!?」

テイル「ヒナ……!」グッ……

ラティア・ヘイヴンへ近づいていくテイル「」グォォォ──

ヴァリエール「テイルちゃん!ああ、どうしよう!?どうすればいいの!?こんなとき、大母様なら──」

◆コンマ下1【現在はかなり劣勢です】

【判定】
01-50敗北(多数の死者が出ます)
51-00優勢

【補正・特殊行動】
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 21:56:04.58 ID:i4VKMmFdO
はい
601 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 22:49:46.04 ID:Fj7lN27GO
◆58【優勢】

大量の黒い渦「」ギュオオオオオオオ──

レイセオン「この量を一気に解体はできません……もう、終わりですね……」

吸い寄せられるリルル「わ、わわわっ……!」ズルッ
ビビアン「リルル!」ガシッ

フローディア「……まったく。魔王になっても趣味が悪いわね……テル。あれ、少しだけ止められる?」

黒い渦「」ギュオオオオオオオ──

テル「止めるって……黒い渦を!?」

フローディア「できるか、できないかで答えなさい」

テル「……完全には無理。でも、魔力の流れを乱すくらいなら!」

フローディア「十分よ。私が餌になるわ」スタスタ……

テル「は……!?」

フローディア「私はそう簡単には死なないもの。こういう時くらい、便利に使いなさい」

黒い渦へ踏み出すフローディア「」スッ……
602 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 22:50:53.70 ID:Fj7lN27GO
レイセオン「フローディア様!?」

黒い渦「」ギュオオオオオッ!

フローディア「──ほら、こっちよ。私を終わらせるんでしょう?」

終焉の魔王「オオオオオ!!!」
フローディアの周辺に現れる大量の黒い渦「」ズズズ……!

フローディア「」ニヤリ

テル(終焉の魔王の周りの渦が消えた!)

ジェミニ「今じゃ!!!魔王に攻撃をしろ!!!」
ダウンバースト「」ドウウウウッ!

ビビアン「私も!喰らいなさい……!」
風の刃「」ビュオオオ──

テル「みんな!!!ありったけを撃ち込んで!!!」
雷「」バヂヂヂッ!!!

終焉の魔王「グオオオオオ!!!」

簡易結界を味方に張るアトニス「よし、いいぞ……!いいタイミングで来たな、ガイ!」

バサッ!!!

上空から降下するアインズ(竜)「間に合ったか!」
背から飛び降りるガイ「みんな、無事か!」バッ!

テル「遅いよ、ガイくん!」

ガイ「すまない」

ベルトーネ『はいは〜い、後始末いくよ〜』
短剣ゴライアス「参りましょうぞ、ガイ殿!」
ガイ「ああ!」シュンッ

終焉の魔王へ斬り込むガイ「」ザンッ!!!
終焉の魔王「アアアアアア!?」

イーリン「続きます!」
イーリンの拳「」ドゴォッ!

エリザベート「ならば私も!」
エリザベートの拳「」バゴォッ!

アインズ「よくも仲間に手を出したな……!」
竜角の槍「」シュビビビ!

終焉の魔王「ガ……ア……!」ボロボロ

ヒナ「効いてる……!」
光の剣「」ヴォンッ!

グライダーを操るテイル「──ヒナ!これ使って!」スッ
ヒナの手に生成される風の剣「」ヒュルルル──

ヒナ「テイルちゃん!」パシッ

二刀流ヒナ「──これで火力2倍です!」パヒュンッ
ヴォンッ
ビュオオオ──

終焉の魔王「ヌゥ……!」グラッ……

ガイ「」シュンッ

再生するフローディア「もう少しで全滅寸前だったわ……まだやれるみたいね?」メラメラ……

ガイ「……ああ。終わらせるぞ、援護しろ」

フローディア「ええ、勿論よ……合わせるわ。いつでもどうぞ?」スッ
炎「」ゴウッ……

◆コンマ下1【現在は優勢です】

【判定】
01-30劣勢
31-70優勢
71-00勝利

【補正・特殊行動】
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 22:51:35.52 ID:HLQs/Els0
時間の檻
604 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 23:33:29.96 ID:BDD6Aet3O
◆52+0=52【優勢】

ガイ「……ゴライアス、力を溜めろ。最大の一撃を叩き込むぞ」
ゴライアス「うむ。任せろ」ギュゥゥゥン……

簡易結界を施すアトニス「ガイ、これで少しはマシな筈だ……死ぬなよ?」

ガイ「ああ……行くぞ……!」シュンッ

黒い渦「」ズオオオオ──

フローディア「ガイの邪魔はさせないわ!」
炎「」ゴウッ!!!

アインズ「!……あの短剣の魔力が上がっている……決める気だな、ガイ!みんな、ガイを魔王に近づけさせろ!!!黒い渦を散らせ!」

テル「!了解、そういうことなら──」
迸る雷「」バヂヂヂッ!!!

散らされる黒い渦「」

終焉の魔王まで開ける道「」シュウン──

雷光ヴァリエール「まだ狭いね……私が広げてあげる!」バヂヂヂッ!

広がる道「」パッ──

リルル「これが私の全力……!レイセオンさん、あとはお願いね……!」
大量に召喚される虫「」ブブブブブブ!!!

レイセオン「ありがとうございます、リルル様!……ガイ様!隙は私たちが作ります!ミーティア様の仇を……とってください!!!」
杖「」カァンッ!
転移魔法陣「」フォンッ──

イーリン「──アインズ様、エリザベート様、ヒナ様。狙う場所は同じ場所です。行けますね?」

エリザベート「勿論ですわ!みんなでボコボコにして、ガイ様に決めていただきましょう!」

ヒナ「それが今は最も火力が高そうですからね……フィニッシュは譲ってあげます」

アインズ「フッ……代償の刃が無くとも、お前は相変わらずだな、ガイ……」ボソッ……

ポーラー「──ジェミニサマ、前衛と転移魔法陣の準備ができまシタ。あとは、お二人次第デス」

ジェミニ「──こちらも今できたところじゃ。ビビアン、恐れる必要はない……儂の流れを追ってこい」
ビビアン「はい、師匠……!」
テイル「ダウンバーストなんて初めてだけど……ぶっつけ本番でどうにかなるのかしら……?」

ジェミニ「二人とも……行くぞい!!!」
ビビアン「いっけええええ!!!」スッ
テイル「任せたわよ、あなたたち!!!」
ダウンバースト「」ドウウウウッ!

前衛を転移魔法陣に投げるポーラー「──ご武運ヲ!!!」ブンッ……

◆

ドウッ!!!!

身体の一部が大きく抉れる終焉の魔王「ガアアアアア!!!!マダ、私ハ、オワラナイイイイ!!!!!」

ガイ(──エンドゲーム。お前がなぜこうまでして、全てを終わりへ導こうとしたのかはわからない)

ガイ(だが、それは間違っていると断言できる……お前には、そう言ってくれる仲間がいなかったんだな……)スッ
振り下ろされるゴライアス「」ヒュンッ

◆コンマ下1【現在はかなり優勢です】

【判定】
01-05劣勢
06-00勝利

【補正・特殊行動】
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/21(日) 23:35:59.56 ID:cI5MCJO9O
連携技
606 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/21(日) 23:45:10.78 ID:BDD6Aet3O
今回の魔王は長く粘ってくれました。
勝利が確定したため、本日はこれで終わりたいと思います。

また、ある判定をこのレスで行います。

◆このレスのコンマ

偶数 得る
奇数 とくになし

それでは、また。
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/22(月) 00:02:55.52 ID:j8LMMSyM0
乙
過酷な魔王との戦いは2人犠牲になってしまったけどなんとか勝てたな。
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/22(月) 00:43:11.81 ID:Flqfc6LZo
おつ
いや全滅するかと思った…犠牲者も出てしまったし辛勝だな…
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/27(土) 13:06:56.99 ID:/2rC1xbgO
乙
>>604でも言ってたけどエンドゲームに友人や仲間がいたら変わってたかもしれないね。
610 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:34:00.93 ID:hf5ZIw4pO
>>607 >>608
大きな犠牲でしたが、二人で済んだという考え方もできます。全滅を避けられてよかったのかもしれませんが、犠牲は辛いものです。

>>609
エンド組の人たちの思想はどれも理解されないことがあるのでしょう。エンドゲームさんは、他の人の思想と共存できないものであった、というのも理由のひとつかも知れません。
611 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:34:37.21 ID:hf5ZIw4pO
ドガァァァァァァン!!!

終焉の魔王「アアアアアアアッ!?」

黒い渦「」ズズズ……

ベルトーネ『うわっ、アレに吸い込まれたら流石に不味いかも……』

黒い渦に吸い込まれるガイ「!」ズズズ……
ゴライアス「まずい……ガイ殿!私を手放すな!」

アトニス「ガイ!そこから離れろ!」

テル「ガイくん!逃げて!」

レイセオン「転移魔法……今度こそ、間に合ってください……!」

ガイ「ぐっ……う、おおおおおっ!!!」ググッ……

ダンッ!!!

手を伸ばすイーリン「ガイ様!!!手を──」

ガイ「……」

ガイ「……すまない。お前まで連れていかせるわけにはいかない」
ゴライアス「ガイ殿!?」
ベルトーネ『ええ!?私は!?』

パッ

ガイを吸い込む黒い渦「」ズオオオオオオ……

テル「ガイくん!!!」

消えていく黒い渦「」ズズ……

フローディア「……」

◆
612 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:35:06.62 ID:hf5ZIw4pO
ーー???

ザァーン……ザザァーン……

海を眺めるブラック「……」

ガイ「……」

ザッ……ザッ……

ブラック「……どうやら、私はあなた方に負けたみたいですね」

ガイ「ああ」

ブラック「……なぜ、勝者のあなたが浮かない顔をしているのでしょうか。あなた方は目的を果たしたのですから、喜ぶべきでは?」

ガイ「……どうして、こんなことをしたんだ」

ブラック「……わかりませんね。そんなことをあなたが知ってどうするというのです?」

ガイ「戦っている最中も頭の片隅で、ずっと考えていた……お前がなぜ、魔王になってまで全てを終わらせようとしていたのかを」

ブラック「……魔王になったあの時点で、私の個としての意識は終わらせたつもりでした。こうしてあなたと話すことができるということは……何か……意味があるのかもしれませんね」

ブラック「……今から千年ほど前、この世界に起きる悲しみを哀れんだ者たちがいました。彼女達は、そんな世界を救おうと、それぞれが自分にできることを行いました」

ガイ「……?」

ブラック「ある者は空に楽園を作り、それを救いとした。ある者は夢の中に救いを見出した。ある者は救うこと自体を諦めた。ありのままの世界を生きて死ぬことが救いだと信じた者もいました……」

ブラック「救いというものは、見る者の立場によって形を変えます。ある者にとっての楽園は、別の者から見れば檻になる。夢は安らぎにも逃避にもなりますが、現実を疎かにする危うさがある。ありのまま生きるということは、悲しみや理不尽をそのまま受け入れる……どの方法も、救いを差し出した本人が救われるとは限らない」

ブラック「私はこう思いました。全てが等しく、望んだ終わりを迎えれば救いを与える者も含めて全員が救われると……彼女達には否定されましたがね」

ブラック「ですが、そんなことは私自身が一番わかっていました。それが救いではなく、ただの傲慢にすぎないと……同時に、私には彼女達の考えのどれもが正しく、間違っているように思えた。故に、私は見定めることにしたのです。彼女達のもたらした救いが、どのような結末へ至るのかを」

ガイ「なぜ、今になって行動を……」
613 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:35:56.11 ID:hf5ZIw4pO
ブラック「八つ当たりのようなものです」

ガイ「何?」

ブラック「クローディアとクロシュヴィアは、自らの存在を贄として世界を繋いだ。世界めくれを完全に止めたわけではありませんが……この世界が即座に無へ帰ることだけは防いだ」

ブラック「『立派なことだ』『美しい献身だ』『尊い犠牲だった』そう言えば、きっと多くの者は納得するのでしょうが……私には、できなかった」

ブラック「なぜ、彼女達が消えなければならなかった?なぜ、救おうとした者ばかりが失われる?なぜ、世界は彼女達の消失を当然のように受け入れて、何事もなかったように続いていく?」

ブラック「……私は、彼女達の最期を見ていない。受け入れるための何もかもを持ちあわせていなかった……残ったのは、彼女達がいなくなったという事実だけでした」

ガイ「……」

ブラック「もし仮に、あなたの愛する者が自らを犠牲にして多数を救ったとして……あなたはそれを受容できますか?」

ガイ「……わからない」

ブラック「……私は耐えることができず、答えを急いだ。その結果がこれです。あなた方に阻止されて終わっていく……当然の報いですね」

ガイ「……その想いは間違っていない」

ブラック「?」

ガイ「方法は間違っていた。全てを終わらせようとしたことは、決して許されることじゃないが……失ったものを悼むことは間違いじゃないと、俺は思う」

ブラック「私は、魔王になり、世界を壊そうとしたのですよ?」

ガイ「ああ」

ブラック「それでも、私の想いだけは間違っていないと?」

ガイ「想いだけは、だ」

ブラック「フフフッ……都合のいい切り分けですね……」

ブラック「……もし、彼女達がいたのなら……もっと手酷く罵ってくれたんでしょうか……」

ザァーン……ザザーン……

海を眺めるブラック「……ガイ、と呼ばれていましたね。あなたは、世界樹の光の残滓を求めているのでしょう?……私が取り込んだものの中に、それがあります」

ガイ「世界樹の光の残滓が……?」

ブラック「ええ。疑似星脈に溶け、形を失い、ただの力として漂っていたものです。私は魔王になるために、疑似星脈ごとそれを取り込みました」

ブラック「私を倒せば、魔王となった肉体は崩れる。その時、世界樹の残滓が形となり、回収できるはずです」

ガイ「エンドゲーム……」

ブラック「勘違いしないでください。償いではありません。私は、あなた方に負けた。その結果として、私の終わりの中に残ったものをあなた方が拾うだけなのですから」

ガイ「……」
614 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:36:25.71 ID:hf5ZIw4pO
ザッ……ザッ……

クロシュ「……ガイさん」

ガイ「クロシュ?どうしてここに……」

クロシュ「えと……わたしも、よくわかんない。でも、ガイさんが遠くに行っちゃいそうだったから……呼びに来たの」

ガイ「遠くに……?」

クロシュ「うん」

ガイ「……そうか。助かる」

クロシュ「んへへ……」

ブラック「……なるほど……あなたが、そうなのですね」

クロシュ「……」

ガイ「知ってるのか?」

ブラック「……いえ。知り合いに、よく似ていたので」

クロシュ「……エンドゲームさん……悲しかったのは、少しだけわかる……わたしも……寂しいのは、いやだから……」

ブラック「……あなたは、今も……」

クロシュ「……」

ブラック「……ガイ。あなたがいずれ辿り着くべき場所に、彼女はいます。どうか、進み続けてください」

ガイ「待て、まだ聞きたいことが──」

ブラック「そろそろ、終わりの時間です。都合のいい言葉ではありますが、彼女達が繋いだこの世界を……どうか、繋いでください」

クロシュ「待ってるね……ガイさん……」

カッ──

◆
615 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:38:30.72 ID:hf5ZIw4pO
ーー廃都

倒れた終焉の魔王「」

転移魔法陣「」フォンッ──
ガイ「うおおおっ!?」ドシャッ
ベルトーネ『お、帰ってこれた〜』

イーリン「レイセオン様!ガイ様が戻って来られましたよ!」

レイセオン「……よかった……成功してて、本当に……よかったぁ……!」ポロポロ

テル「ガイ君!怪我してない!?」タタッ

ガイ「……ああ。大丈夫だ。心配をかけたな……」

アトニス「やれやれ……心配ばかりかけやがって。まあ、ボクにはお前が帰ってくるのは分かっていたけどな?」

アインズ「……ガイ」スタスタ

ガイ「アインズ。無事だっ──!?」

ギュッ

アインズ「……すまなかった。お前のことを忘れていたなんて……私は……大馬鹿者だ……!」ギュゥゥゥ……
ガイ「〜〜〜っ!?」ミシミシ……

ベルトーネ『おぉ……人目を憚らず大胆だね〜、この竜の人〜』

テル「ちょっ、アインズさん!嬉しいのはわかるけど、そろそろガイ君が限界そうだよ!?」

アインズ「!す、すまん、ガイ!」バッ

ガイ「ハァ……ハァ……大丈夫だ……アインズ、記憶が戻ったのか……?」

アインズ「ああ……魔王と戦っている最中に少しずつ思い出してな……」

ベルトーネ『竜の愛は重いね〜。物理的に』

ガイ「……黙っていろ」

アインズ「……ガイ?」

ガイ「いや、何でもない」

アインズ「……そうか。なら、話は後でいい。今は、お前が戻ってきた。それだけで十分だ」

フローディア「相変わらずね。まあ、あなたがあの程度で死ぬとは思ってなかったけれど」

ガイ「……フローディア」

フローディア「あなたの中に、私以外の力が入ってるなんて、不愉快ね……まあいいわ。それより、ガイ。終焉の魔王の肉体を見なさい」

消えていく終焉の魔王「」サラサラ……

リルル「消えていってる……魔王を倒したんだ!やったね、ニジ丸!」
ニジ丸「」ブーン!

終焉の魔王から漏れ出る光の粒子「」キラキラ……

ヴァリエール「……!この暖かい光の感覚って、もしかして……!」

ビビアン「嘘……ここに落ちた光は、世界に返された筈じゃ……」

ジェミニ「おお、あの光は……」

ポーラー「十年前に確認サレタ、世界樹の光と同系統の反応デス」

テイル「な、なんで魔王の身体から……?雷霆の魔王みたいに、取り込んでたってこと……?」

ヒナ「なるほど、道理でしぶとかった訳ですね……それにしても、相変わらず綺麗です……」

ガイ「……」スタスタ……
616 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:39:05.85 ID:hf5ZIw4pO
集まっていく光の粒子→ 星の力[風]「」キラキラ……

ガイ「……これで、最後だな」スッ
翡翠の賽「」キラッ……

星の力[風]ポゥ……スィー……

翡翠の賽「」キランッ!!

レイセオン「……これで、五つの光が集まったのですね……」

ガイ「ああ」

フローディア「さて……ガイ、忘れていないわよね?私達が共闘をしていた理由、覚えているでしょう?」

ガイ「……ああ」
短剣「」シャキンッ
ゴライアス「む……ど、どういうことです!?」

テル「まさか、今しかける気!?」

フローディア「魔王と戦って消耗している今のあなた達なら、人数差があっても私達に利があるわよね?」ニヤリ

イーリン「させると思いますか!」ザッ

アインズ「……フローディア。今この場で敵に回るというなら、容赦はしない」

ヒナ「いいですね。魔王の次は不死鳥ですか。連戦なので少々疲れてますが、戦いをやめる理由にはなりません!」

テイル「いや、よくないでしょ!?みんなボロボロなんだけど!?」

テル「フローディア、本気で言ってるの!?」

フローディア「本気かどうかを、今から確かめてみる?」
炎「」ゴウッ……

ヴァリエール「っ……!」

リルル「う、嘘でしょ!?終わったばっかりだよ!?」

ビビアン「そんな……!」

ジェミニ「……フローディア。お主、ここでこれ以上血を流すつもりか」

フローディア「血ならもう十分流れているわ。今さら一滴二滴増えたところで、何が変わるの?」

ガイ「……」

ベルトーネ『作戦としては正しいね〜……だからあいつ、力を温存してたんだ〜』
ガイ「こうなる可能性は予期していた。奴が来るというなら、戦うまでだ」

フローディア「……誰と話してるのかしら?」

ガイ「気にするな……独り言だからな」

スタスタ……

フローディアの前に立つエリザベート「フローディア様」ザッ
617 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:40:03.11 ID:hf5ZIw4pO
フローディア「……何?」

エリザベート「今は、やめましょう」

フローディア「……あなた、有利な状況なのがわからない訳じゃないでしょう……そこをどきなさい」

エリザベート「確かに、今ならガイ様たちは消耗しています。私たちが仕掛ければ、世界樹の光を奪えるかもしれません」

エリザベート「ですが、それは駄目ですわ」

フローディア「理由は?」

エリザベート「格好悪いからですわ!」

シーン……

テル「えっ……理由そこ?」

エリザベート「そこですわ!皆様は、たった今、命懸けで魔王を倒しました。ミーティア様は、皆を守って壊れました。セイラ様も……その身を削って戦ってくださいました……」

エリザベート「その直後に後ろから殴って奪うなんて、いくら何でも格好悪すぎますわ!」

フローディア「……あなた、いつからそんなことを気にするようになったの?」

エリザベート「今ですわ!」

フローディア「……」

エリザベート「私はフローディア様が戦えと命じるなら、戦います。ですが、できるなら今は戦いたくありません。ガイ様たちは敵かもしれませんが……でも、同じ魔王を倒した仲間ですわ!」

フローディア「……仲間、ね」

エリザベート「はい。少なくとも、私はそう思っています。それに、ガイ様達は悪い人ではありませんから……!だから……!」

フローディア「……はぁ」
消える炎「」シュウン……

エリザベート「フローディア様……!」

フローディア「……勘違いしないで。世界樹の光を諦めたわけではないわ。ただ、今ここで奪うのはやめた。それだけよ」

ガイ「……どういうつもりだ」

フローディア「今のあなたは、魔王との戦いで消耗しきっている。そんな状態のあなたから奪ったところで、面白くも何ともないでしょう?」

ガイ「……」

フローディア「だから、後日にしましょう」

テル「後日って……」

フローディア「ガイ。あなたが万全の状態に戻った後、私と一対一で決闘しなさい」

ガイ「決闘……?」

フローディア「ええ。そこで決めるわ。あなたが勝てば、世界樹の光はそのままあなたに預けてあげる」
618 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:40:29.94 ID:hf5ZIw4pO
アインズ「預ける、だと?」

フローディア「私の認識では、まだ私が奪う予定のものだもの」

イーリン「随分と勝手な理屈ですね……!」

フローディア「そうよ。私は勝手なの」

ヒナ「その決闘で、あなたが勝った場合は?」

フローディア「当然、五つの光は私が貰うわ」

テイル「結局そうなるんじゃない!」

フローディア「ええ。けれど、少なくとも今この場で、倒れている者や負傷者を巻き込むよりは上品でしょう?」

ジェミニ「……ふん。最もらしい理屈じゃのう」

フローディア「褒め言葉として受け取っておくわ」

ガイ「……分かった」

テル「ガイ君!?」

ガイ「ここで戦うよりはいい。負傷者もいる。ミーティアとセイラのこともある」

フローディア「そう。あなたなら、そう言うと思ったわ」

ガイ「だが、条件がある」

フローディア「言ってみなさい」

ガイ「決闘は俺とお前だけだ。他の誰も巻き込むな」

フローディア「ふふっ……いいわ。もとよりそのつもりよ」

フローディア「それじゃあ、しばらくここから離れるわ……信じられないかもしれないけど、不意打ちはしないであげる……」スッ

イーリン「待ちなさい!」

カッ──

アインズ「……逃がしたか」

エリザベート「……」

アトニス「……まあ、詳しい話は後だ。今は負傷者の確認と撤収が先だろ」

レイセオン「……はい。ミーティア様の回収も、しなければなりません」

イーリン「……セイラ様もですね」

リルル「……うん」

ビビアン「……連れて帰りましょう」

ジェミニ「……ラティア・ヘイヴンを守った者を、このままにしておいてはいけぬ」

ポーラー「ミーティア先パイの残骸、回収準備に移りマス」

エリザベート「……私も手伝いますわ。力仕事は得意ですもの」

ガイ「……」

⭐︎終焉の魔王を倒しました。
619 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 19:41:10.09 ID:hf5ZIw4pO
ーークロシュヴァリエ号

ガイ「……」スッ
サーシャの手作りクッキー「」

サクッ……

ガイ(……甘い。それでいてバターの風味も程よく感じる。生地は硬めだが……それを考慮したような繊細な味付けをされていると理解できる……)モグモグ……

ガイ「……美味い……ッ!」ホロリ……

ベルトーネ『男の人が泣きながらクッキーを食べてる絵面っておもしろ〜。味覚が戻ってよかったね〜』

ガイ「……茶化すな」ゴシゴシ

テル「ガイ君……?泣いてたの?」ヒョコッ

ガイ「……目にゴミが入っただけだ」

テル「……そっか。今日の検診をするから、上着、脱いでくれる?」

ガイ「む……そんなに怪我は酷くないんだが……」

テル「見た目はそうでも、内側が大変なことになってるかもしれないでしょ〜?……フローディアとのこともあるし、しっかり見ておかなきゃ」

ガイ「……ああ、そうだな。他のみんなは?」

テル「お墓参りしたり、被害の規模を見たり、フローディアが奇襲してくるかもって、見回りしてくれてるよ」

ガイ「……そうか。それじゃあ、頼むぞ、テル」ヌギッ……

テル「うん……任されました」ワキワキ

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(17日目)
【目標】
・ フローディアと決着をつける

何をする?
安価下1~3

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/27(土) 19:41:37.94 ID:my3LcL2G0
キキ、来訪
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/27(土) 19:43:44.67 ID:/2rC1xbgO
ガイ達 ジェミニから三人の妖精から今度一緒に緑の国に旅行に行こうと誘われたけどどう返事したらいいか相談をうける
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/27(土) 19:46:11.22 ID:WZ3DBeGP0
セイラとミーティアのお墓参りに参加する
623 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 22:39:26.18 ID:kuECRYVvO
ーー小さな丘

風「」ヒュオオオ──

たくさんの墓「」

王家の墓「」

新しい二つの墓「」

二つの墓の前で祈るレイセオン「……」

エリザベート「……」

スタスタ……

ガイ「……墓参りか」

レイセオン「……ガイ様……」

エリザベート「ええ。ミーティア様とセイラ様に、きちんとお礼を言いたかったのですわ」

ガイ「……俺も、そのつもりで来た」

レイセオン「……テル様の検診は、もう終わったのですか?」

ガイ「途中で抜けてきた」

レイセオン「……それは、後で怒られますね」

ガイ「明らかに検診とは別目的で身体を触られていたからな……」

レイセオン「ふふ……」

風「」ヒュオオオ……

レイセオン「……すみません。笑ってよい場面ではありませんでしたね」

ガイ「いや……笑えるなら、それでいい。二人もきっと、そう言う筈だ……ミーティアさんとセイラは、ここに?」

レイセオン「はい。ジェミニ様の意向で、ラティア・ヘイヴンを守った者たちの墓と同じ場所に……」

エリザベート「王家の墓の近くに葬られるほどの働きだった、と皆様が仰っていましたわ」

ガイ「……当然だ」

レイセオン「ミーティア様は、後衛全員を守ってくださいました。私が術式を切るまで、あの腕を止め続けて……」

レイセオン「私は……間に合わなかった」

ガイ「レイセオン」
624 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 22:39:57.69 ID:kuECRYVvO
レイセオン「分かっています。他の方にも、そうではないと言っていただきましたが……それでも……私は、そう思ってしまうのです」

ガイ「……」

エリザベート「レイセオン様。私は、ミーティア様の最期を直接見たわけではありませんが……とても、立派だったと聞いております」

レイセオン「……」

エリザベート「あの方は、自分の役目を果たしたから、あそこに立っていたのです」

レイセオン「役目……」

エリザベート「ええ。だから、あなたがご自分を責めることは、ミーティア様の選択まで否定してしまうことになると思いますわ」

レイセオン「……」

ガイ「……俺も、そう思う。俺たちは、セイラに守られた」

レイセオン「……はい」

ガイ「だから、忘れない」

新しい墓「」……

ガイ「……ミーティアさん、セイラ。二人がいなければ、俺たちは勝てなかった」

エリザベート「……」

ガイ「終焉の魔王は倒した。世界樹の光の残滓も手に入れた……だが、それで終わりじゃない。世界めくれが、まだ残っている。二人が守ったものを、無駄にはしない」

エリザベート「ガイ様……」

ガイ「……そう言いに来た」

エリザベート「私は……少し、羨ましく思いました」

ガイ「羨ましい?」

エリザベート「ええ。ミーティア様も、セイラ様も、ここに眠る方々も……誰かに覚えていてもらえる」

エリザベート「私の国にも、きっと多くの墓があったのでしょう。でも、私はそこへ戻れていない。誰がどこで眠っているのかも、誰に祈ればよいのかも、何も分かりません」

ガイ「……」

エリザベート「だから、せめてここでは祈りたかったのですわ。誰かが守った場所で、誰かが祈れるなら……それは、とても大事なことだと思いました」

レイセオン「……エリザベート様」

エリザベート「なんですの?」

レイセオン「あなたは、本当に強い方ですね」

エリザベート「当然ですわ!私は草を食べて生き延びた女ですもの!」

風「」ヒュオオオ──

ベルトーネ『……二人とも。長い間、お疲れ様』

⭐︎セイラとミーティアのお墓参りをしました。
625 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 22:40:27.56 ID:kuECRYVvO
ーー廃都

ヒナ「」ガツガツムシャムシャ

ごはん屋妖精「よく食べるね〜、おかわりいる〜?」

ヒナ「ごくん……ください!」スッ

テイル「ヒナ、何をイラついてるのよ?」

ヒナ「……あの不死鳥、決闘をするなら私に挑んでくれればいいのに、ガイさんを指名するから……!」

テイル「ああ、戦いたかったのね……フローディアと……」

ヒナ「……なんだかモヤモヤします!テイルちゃん、こうなったら一戦私と交えてください!」

テイル「ええ!?冗談でしょ!?」

ヒナ「夜の方でもいいですよ?」

テイル「何言ってるのよ!!!///」

バサッ……バサッ……

ごはん屋妖精「あれ〜?この羽音……たまに来るハーピィさんかな?」

ヒナ「……いえ、この気配は……」

ヒュンッ

スタッ

テイル「えっ……?天使?」

キキ「──探しましたよ〜、お姉ちゃん……こんな所にいるとは思いませんでしたが〜」

ヒナ「キキ!?」

テイル「ヒナ、あなた妹いたの!?」

◆

テイル「なるほどね〜……ヒナ、あなた愛されてるじゃない!」

ヒナ「それはたしかに嬉しいですけど……でも、あのまま行けば将来は安泰だったのに、私を追いかけて堕天するなんて……」

キキ「私にとって、お姉ちゃんのいない天界なんて価値の無い場所ですよ〜。というか、テイルさんはお姉ちゃんとどういった関係の人なのでしょうか〜?」ズイッ

テイル「な、なんか圧を感じるわね……ヒナとは十年組んできた最高の相棒よ。もはや日常の風景にいないと落ち着かないくらい」

キキ「……そうなんですか、お姉ちゃん?」

ヒナ「そりゃあもう、身体の隅から隅まで知り尽くした仲──」

テイル「ヒナ!!!///」

キキ「へえ〜……十年組んで、身体の隅から隅まで……」

テイル「キキも変な解釈しない!」

ヒナ「ふふっ、テイルちゃんは面白いですね」

テイル「誰のせいよ!」

キキ「なるほど〜。お姉ちゃんが地上で楽しくやっていた理由が少し分かりました〜……少し妬けますね〜」

テイル「えっ」
626 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 22:40:56.05 ID:kuECRYVvO
キキ「私が知らない十年を、テイルさんはずっと隣で見てきたんですよね〜。お姉ちゃんが戦って、怪我して、また戦いに行くところを」

テイル「……まあ、そうね」

ヒナ「大体はテイルちゃんも一緒に面倒なことをしていましたけどね」

テイル「巻き込まれてたのよ!」

キキ「ふふ〜……安心しました〜」

テイル「そう?」

キキ「はい〜。お姉ちゃんを一人で放っておいたら、絶対にどこかで大惨事になっていましたから〜」

ヒナ「失礼ですね」

キキ「事実です〜」

テイル「そこは私も否定できないわ」

ヒナ「テイルちゃん?」

キキ「テイルさん」

テイル「何?」

キキ「これからも、お姉ちゃんをよろしくお願いします〜」

テイル「……まあ、任せておいて。もう十年付き合ってるし、今さら放り出すのも後味悪いから」

ヒナ「素直じゃありませんね〜」

テイル「あなたに言われたくない!」

キキ「では、私は妹として確認しなければなりませんね〜」

テイル「確認?」

キキ「テイルさんが、本当にお姉ちゃんの隣に立てる人なのかどうか〜」

テイル「……えっ」

ヒナ「なるほど。では三人で手合わせですね!」

テイル「なんでそうなるのよ!?」

ヒナ「大丈夫です、テイルちゃん。キキはこう見えて、かなり強いですよ」

テイル「それ全然大丈夫じゃない情報なんだけど!?」

キキ「眠りながらでも戦えるように鍛えました〜」

テイル「何その方向性の努力!?」

◆キキがラティア・ヘイヴンに来ました。
627 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/27(土) 22:41:23.47 ID:kuECRYVvO
ーー古城

ビビアン「……やはり、どうしても駄目でしょうか?」

ジェミニ「うむ。儂はこの地に身を埋めると決めたのじゃ。申し出は有難いが、地上には降りんぞ」

ヴァリエール「地上には面白いことが沢山あるよ〜?それに、ジェミニさんが本物って分かったら、みんな腰抜かすと思うけどな……」

リルル「そうそう!そうして降りてくれれば、ジェミニさんと関わりがあるということで私は更に大富豪に近づけるかもだし!」
ニジ丸「」ブーン!

ジェミニ「と、言われてものう……」

ガイ「……取り込み中だったか?」スタスタ……

ジェミニ「おお、ガイ殿。ちょうどよい所に来たのう」

ガイ「?」

ヴァリエール「ガイも説得してよ〜。ジェミニさんが地上に降りたら絶対楽しいって!」

リルル「歴史的価値!知名度!講演料!書籍化!大富豪への道!」

ジェミニ「リルルよ、本音が漏れすぎじゃ」

リルル「しまった!」ガーン!
ニジ丸「」ブーン

ガイ「ジェミニさんは、地上に降りないんですか?」

ジェミニ「うむ」

ガイ「理由を聞いても?」

ジェミニ「簡単なことじゃ。この島には、まだ儂の役目が残っておる」

ビビアン「役目……」

ジェミニ「ラティア・ヘイヴンは守られた。ミーティアも、セイラも、この地を守って逝った。ロムリン王も、王家の者たちもこの地に眠っておる。その墓を見守る者が、一人くらい残ってもよかろう」

ビビアン「……でも」

ジェミニ「ビビアン。お主は地上へ帰れ」

ビビアン「……!」

ジェミニ「儂の弟子として、世界を見てこい。地上の風、街、人、魔法……この浮島の中だけでは知れぬものを己の目で見るのじゃ」

ビビアン「……師匠」

ジェミニ「そして、いつか戻ってきて儂に話してくれ。地上はこうだった、空の下にはこんな風が吹いていた、と」

ヴァリエール「……それ、ずるい言い方だね〜」

ジェミニ「年寄りはずるいものじゃ」

リルル「じゃあ、ジェミニさんはここで待ってるってこと?」

ジェミニ「そうじゃな。待つのは得意じゃからの」

ベルトーネ『雷霆の魔王の封印が解けかけたときに寝坊するくらいだもんね〜』

ジェミニ「……なぜか、ベルトーネに馬鹿にされたような気がするのう……」

ベルトーネ『えぇ……もしかして聞こえてるのかな、私の声……』

ガイ「フッ……どうだろうな……」

ビビアン「……師匠、私が地上に降りても……弟子でいていいですか?」

ジェミニ「当然じゃ。儂もまだまだお主には教えたいことがある。いつでも、ここで待っているぞ」

ビビアン「……はい!」

⭐︎ジェミニはラティア・ヘイヴンに残ることを選びました。
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