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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 III

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983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/16(日) 21:07:32.80 ID:IrbJrEgFO
怪我の具合を紫髪の女に見てもらうガイ
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/16(日) 21:08:37.04 ID:fVH8DxF8O
ガイ 短剣にかわりになる武器を探してみる
985 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:10:43.83 ID:3vQtQiryO
ガヤ……ガヤ……

配給係「ほら。水と食糧だ」

少量の薄いスープ「」ユラ……
硬そうなパン「」

ガイ「……ありがとう」

配給係「残すなよ。今は一口だって貴重なんだ」

ガイ「ああ」

スタスタ……

壁際に腰を下ろすガイ「……」ストン
硬いパンを食べるガイ「」ガリッ……

ガイ「……硬いな」モソモソ

避難民の老人「……兄ちゃん、見ねぇ顔だな」

ガイ「……今日来たばかりだ」

避難民の老人「アレックスと一緒に来たって奴か?」

ガイ「ああ」

避難民の老人「一緒だった三人は?」

ガイ「……氷刃の魔女に殺された」

避難民の老人「……そうか」

ガイ「……」

避難民の老人「珍しい話じゃねぇ……なんて言ったところで、慣れるもんでもねぇがな……」

ガイ「……十年間、ずっとこんな状態なのか?」

避難民の老人「こんな状態?……兄ちゃん、どこの避難所から来たんだ?まさか、避難所じゃなくて野良で暮らしてたのか?」

ガイ「……まあ、そんなところだ」

避難民の老人「なるほどな……ここも最初からこんなんじゃなかったさ。昔は、もう少しマシだった」

空になった器を見つめる老人「……」
986 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:11:11.04 ID:3vQtQiryO
避難民の老人「世界めくれが起きた直後はな……街に残ってた食い物も、薬も、まだあった。使える建物だって多かった」

避難民の老人「十年も経ちゃ、何だって無くなる。食い物は食えば消えるし、薬は使えば無くなる。建物は壊れ、人は死ぬ」

ガイ「……」

避難民の老人「作れる物には限界があるってのに、減っていく物ばっかりだ……」

タタッ

避難民の子供「おじいちゃん……」

避難民の老人「ん?」

避難民の子供「これ、半分あげる」
小さく千切られたパン「」スッ

避難民の老人「……馬鹿。育ち盛りが年寄りに飯を寄越すんじゃねぇ」

避難民の子供「でも……おじいちゃん、昨日も他の人にごはんあげてた……」

避難民の老人「気のせいだろ。いいから食え食え。俺は腹いっぱいなんだ」シッシッ

避難民の子供「……うん」タタッ

ガイ「……聞きたいことがある」

避難民の老人「なんだ?」

ガイ「ここ一週間ほどで、見慣れない三人組が来なかったか?全員、女だ」

避難民の老人「女の三人組……?俺は知らねぇな……」

ガイ「……そうか」

避難民の青年「人を探してんのか?」ヌッ

ガイ「ああ。一週間ほど前にはぐれた」

避難民の青年「だったら、ここの連中に聞いてもしょうがねぇぞ。避難所同士で人の行き来はある。別の所にも当たった方がいい

ガイ「別の所……」

避難民の青年「ああ。人の出入りが多いところなら、何か知ってる奴がいるかもしれねぇ」

避難民の老人「……第七避難所なんかは、ここよりずっと人が集まってるな」

ガイ「第七避難所?」

避難民の老人「ああ。実際は見たことないが、派遣される勇者連合の奴らを見る分には、マトモな場所らしい」

ガイ「……」

避難民の老人「もっとも、そこに兄ちゃんの仲間がいるかは知らねぇけどな」

ガイ「十分だ。ありがとう」

⭐︎避難所の人達と話しました。
987 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:11:56.30 ID:3vQtQiryO
ザッ……ザッ……

フラッ……

壁にもたれるガイ「っ……」ズルッ……

ベルトーネ『あ〜あ。やっぱり全然大丈夫じゃないじゃん』

ガイ(……少し、疲れているだけだ)

フローディア『表面の傷は塞がっていても、身体はまだ完全に戻っていないのよ?目を覚まして早々、戦ってあれだけ走ったんだから……むしろ、その程度で済んでいるのが不思議なくらいだわ』

ベルトーネ『で、これからどうするの〜?』

ガイ(……まず、サーシャたちを探す。翡翠の賽も、今は彼女が持っているしな……)

フローディア『第七避難所へ向かうの?』

ガイ(候補の一つだな。人が集まっているなら、目撃情報も集まりやすいだろう)

ベルトーネ『でも、ここから出ても今の状態じゃ危険だよ〜……また氷刃の魔女みたいなのと出会したら、今度こそ死んじゃうって』

ガイ(……それでも、行くしかない)

フローディア『仲間と合流した後は?』

ガイ(聖女を探す)

フローディア『……仲間と合流できたら、次は聖女の捜索を優先するのね』

ガイ(ああ。俺たちがここへ来た目的は変わらない……世界めくれを止める。そのためには、まず聖女を見つける必要がある)

ベルトーネ『問題は、その聖女がどこにいるのか分からないことだけどね〜』

ガイ(……それも情報を集めるしかない)

フローディア『それから……氷刃の魔女。あれが特定の場所に留まらず、セイントレア中を彷徨っているというのは厄介ね。どこへ向かっても遭遇する可能性があるわ』

ベルトーネ『……あの魔女、なんだか気になるんだよね〜。上手く言えないんだけどさ』

ガイ(……気になる?)

ベルトーネ『うん……まあ、今はいいや〜』

ガイ(……?……いずれにせよ、次に遭遇しても戦うのは避けるべきだな。(今の俺じゃ、まともに戦えない)

フローディア『装備だけの問題じゃないわよ。あなたが万全の状態でも、強敵であることには変わりないわ』

ガイ(分かってる……しばらくは無茶を避けるさ)

ベルトーネ『本当に〜?』

ガイ(……できる限り)

ベルトーネ『信用できないな〜』

フローディア『同感ね』

⭐︎当面の方針を定めました。
988 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:15:26.45 ID:3vQtQiryO
勇者連合兵A「──で、聞いてみたが三人組は誰も見てねぇって……悪いな、力になれなくて」

ガイ「いや、いいんだ……」

ガヤ……ガヤ……

ガイ「……?」

見張りの勇者連合兵「マロニーが来たぞ!」

勇者連合兵A「マロニーが!?」

開かれる鉄扉「」ギギギギ……

スタスタ……

巨大な斧を担いだ白髪ゴスロリ少女「……」
血塗れの巨大斧「」ポタ……ポタ……

ガイ「……」

ベルトーネ『……すごい格好の子が来たね〜。しかもあの子、神に近い気配を感じるよ』

ガイ(何?)

勇者連合兵A「……あいつはマロニーだ。勇者連合の人間じゃないが、時々ああして各避難所を手伝ってくれてる」

白髪ゴスロリ少女「……」ポイッ
血で汚れた袋「」ドサッ……

勇者連合兵F「マロニーさん!その袋は!?」

白髪ゴスロリ少女→マロニー「回収できたのはこれだけ。街道にいた魔物は殺した。しばらくは通れる」

勇者連合兵E「補給隊の奴らは──」

マロニー「死んだけど」

勇者連合兵E「……え?」

マロニー「二人は頭がなくて、一人はまだ息があった。けど、助からなそうだったから置いてきた」

勇者連合兵E「……そう、か……」

マロニー「死体を回収したいなら場所は覚えてる」

勇者連合兵E「……後で聞く」

マロニー「分かった」
989 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:16:16.79 ID:3vQtQiryO
ガイ「……」

ベルトーネ『……ずいぶん淡々としてるね』
フローディア『……』

勇者連合兵A「……悪い奴じゃないんだ。ただ、なんつーか……俺たちとは色々と感覚が違うみたいでな」

ガイ「……見れば分かる」

勇者連合兵A「はは……まあ、そうだよな」

ガイを見るマロニー「……?」ジッ……

スタスタ……

ガイ「……何か用か?」

マロニー「知らない顔」

ガイ「今日来たばかりだ」

マロニー「そう」スッ

ガイの匂いを嗅ぐマロニー「」スンスン

勇者連合兵A「お、おいマロニー?いきなり何やってんだ?」

マロニー「……」スンスン

勇者連合兵A「聞いてねぇし……」

マロニー「……混ざった匂いがする……悪魔と……不死鳥?」

ガイ「……!」
ベルトーネ『うっそぉ……』
フローディア『……!』

勇者連合兵A「……悪魔?不死鳥?何の話だ?」

ガイ「……分かるのか?」

マロニー「なんとなく。一度死んだ?」

ガイ「……死んではいない。死にかけたことはいくらでもあるが」

マロニー「そう」

ガイ「……」

マロニー「……それだけ死に近づいて、まだ生きてるんだ。面白いね」

ガイ「……面白い、か」

マロニー「うん」

勇者連合兵A「……マロニー。こいつはついさっきまで死にかけてたんだ。あんまり変なことすんなよ」

マロニー「うん。今はやめておく。死なれたら困るから」

ガイ「……?」

マロニー「まだ役目が残ってるでしょ」

スタスタ……

マロニー「あなたがここに来たということは、この世界の運命はもうすぐ決まるということ。役目を忘れないでね、代行者さん」

スタスタ……

勇者連合兵A「代行者?また訳の分からないことを……」

ガイ「……」

⭐︎マロニーと出会いました。
990 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:17:33.91 ID:3vQtQiryO
紫髪の狐耳少女「──ちょっと、あなた!」

ガイ「?」

タタタッ……

駆け寄ってくる紫髪の狐耳少女「やっと見つけた……!さっきから探してたんですよ!」

ガイ「俺を?」

紫髪の狐耳少女「そうです!アレックスさんから聞きました!氷刃の魔女から逃げてきた怪我人がいるって!」

ガイ「……怪我ならもう──」

紫髪の狐耳少女「治ってないですよね!?歩き方がおかしいですし、顔色も悪いし、呼吸も浅いし……さっき吐いたそうですね?」

ガイ「ああ、だが放っておいて──」

紫髪の狐耳少女「まったく……!」ズイッ

ガイ「……?」

ガイの胸元に手を当てる紫髪の狐耳少女「じっとしててください」
淡い光「」ホワ……

ガイ「……治癒魔法か?」

紫髪の狐耳少女「診てるだけです。ここでは魔力を無駄遣いできませんから」

ガイ「……」

紫髪の狐耳少女「……何ですか、これ!?身体中に治ったばかりの損傷がある……骨も、内臓も……今も治っていってる!?……治り方も不思議ですが、これだけの傷……一体何をしたらこんなことになるんですか!?」

ガイ「一週間ほど前に高いところから落ちた」

紫髪の狐耳少女「……高いところって、どれくらいです?」

ガイ「空からだ」

紫髪の狐耳少女「……なんで生きてるんですか?」

ガイ「俺が聞きたいくらいだ」

フローディア『ふふっ……私の愛よ』ドヤァ
ベルトーネ『うわぁ……』

紫髪の狐耳少女「しかも、この状態で氷刃の魔女と出会って、生き延びたなんて……信じられない……!」

◆
991 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:18:02.39 ID:3vQtQiryO
ーー第四避難所 簡易診療所

ガイの身体を診察するレム「……」ペタペタ

ガイ「そういえば、名前を聞いていなかったな。俺はガイと言う」

紫髪の狐耳少女→レム「レムです。レム・イナリソウメン」

ガイ「医者なのか?」

レム「まだ見習いです。ここではそんなこと言ってられないので、診られるものは診てますけど……オノゴロで、カグヤ先生に医学を教わっていました」

ガイ「カグヤさんから……?」

レム「知ってるんですか?」

ガイ「ああ。以前、世話になったことがある」

レム「本当ですか!?」ピコッ

ガイ「……ああ」

レム「まさか、こんなところで先生を知ってる人に会うなんて……薬の知識も、治療の仕方も……全部、先生から教わったんです」

ガイ「……なるほどな」

レム「……まあ、新しい薬ができる度に『ちょうどいいから飲んでみてや〜』って実験台にされてましたけど」

ガイ(あの人がそんなことを?意外な一面だな……)

レム「それにしても……やっぱり変ですね」

ガイ「何がだ?」

レム「この治り方です。治癒魔法とは違う……傷を治しているというより、壊れた身体そのものを元に戻してるような……」

ガイ「……話すと長くなる。とにかく、俺のケガは放っておいて問題ない。他の奴らを治療してやってくれ」

レム「……医者の前で患者がそれを決めないでください。でも……確かに、このままでも治っていくみたいですね」
淡い光を消すレム「……」スッ

レム「分かりました。治癒魔法は使いません。その代わり、今日はちゃんと休んでくださいね」

ガイ「ああ、わかった」

◆
992 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:26:47.83 ID:3vQtQiryO
ー 翌日

ガイの胸元に手を当てるレム「……」スッ
淡い光「」ホワ……

ガイ「どうだ?」

レム「昨日よりずっと良くなってます。骨も内臓もほとんど元通り……やっぱり、とんでもない治り方ですね……」

ガイ「なら、もう動いても問題ないか?」

レム「……『動く』の内容によります」

ガイ「仲間を探したい」

レム「避難所の外に出るつもりですか?」

ガイ「ああ」

レム「……」
狐耳「」ピクッ……

ガイ「駄目か?」

レム「本当なら止めたいです」

ガイ「……」

レム「でも、身体だけなら普通に歩くくらいは問題ありません。昨日みたいに戦ったり、全力で走ったりしなければですけど」

ガイ「分かった」

レム「……今、適当に返事しませんでした?」

ガイ「していない」

レム「怪しい……とにかく、無茶はしないでください。次に身体を壊しても、また同じように治る保証なんてないんですから」

ガイ「ああ。覚えておく」

レム「……なら、いいです」

◆

フローディア『第七避難所に人が集まっているのよね』

ベルトーネ『サーシャちゃんたちの手掛かりを探すなら、やっぱりそこかな〜?』

ガイ(ただ、今のままでは準備不足だ……武器もまともに使えないし、第七避難所までの道も分からない。出る前に、できる限りの準備はしておきたい)

フローディア『仲間のことだけじゃなく、聖女についても何か情報を集めたいわね』

ガイ(……ああ)

周囲を見渡すガイ「……」

慌ただしく行き交う避難民たち「」ザワザワ……
出発の準備をする勇者連合兵たち「」ガチャガチャ……
負傷者を診て回る治療師たち「」パタパタ……

ガイ(……まず、何から手をつけるか……)

◆現在はセイントレアです。(2日目)
⭐︎目標
・世界めくれを止める
・聖女を見つける
・サーシャたちと合流する

何をする?
安価下1〜3
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/16(日) 23:29:31.24 ID:p3/CBPYWO
マロニーに同行してもらえないか聞いてみる
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/16(日) 23:29:59.22 ID:fVH8DxF8O
ガイ 短剣のかわりになる新しい武器を探してみる
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/16(日) 23:34:17.57 ID:Ed0pO9E3O
第7避難所までの道のりを聞いて、時間止めて進めば平和に辿り着ける
996 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/16(日) 23:38:08.92 ID:077KqiHRO
安価が揃ったので本日は終わりたいと思います。次回は次スレに移動したいと思います。
残りは埋めてください。

それでは、また。
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/16(日) 23:40:54.15 ID:Ed0pO9E3O
乙
早く展開動かしたいわね
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/16(日) 23:57:09.73 ID:3TTdnpqEo
前作主人公ズに出逢わなければガイ単体の強さでもまあまあ出歩けるはず
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/17(月) 00:19:02.99 ID:GgDUhG0Wo
おつ埋め
先を急ぎたくもあるが此処の人達を置いて行くのもなぁという
他の所への移送作戦とか出来ればいいのだが…
1000 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/08/22(土) 18:01:18.71 ID:+aC58MfoO
>>997
大筋で決めていることはありますが、大半はその場で考えているので展開次第になってしまうかと思います。リズムよく進めていきたいですね。

>>998
元々、一人で旅をする経験もそれなりな上に、自分の魔法の適性を知った今なら、言われたように対処できるものと思われます。

>>999
全ては展開次第です。安価等で何かしらしてくれれば、>>1の独断と偏見でやれそうなことはやっていきたいと思っています。

次スレです。
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パー速でパズドラ★314 @ 2026/08/06(木) 23:12:01.74 ID:E2Afo0nI0
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