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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part9
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69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/02(日) 22:08:32.78 ID:Zj4syAnF0
妖精とフメイ、クロシュ脳内会議に参加してカリス対策を考える
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/02(日) 22:14:56.88 ID:lMYQI6duO
真正リーリアの全てと共同戦線を築く
71 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/02(日) 22:16:23.59 ID:tqRjpxSg0
>>68
と
>>69
は連取りなので無効とし、2つ分再安価とします
◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る(達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・カリスの遺物を見つける(達成!)
・大きなデロデロの正体を探る(3/5)
・リリアを治療する
・カリスをどうにかする
真正リーリア首都滞在14日目。18日目に真正リーリア崩壊予報
↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム
↓1〜2 自由安価 何をする?
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/02(日) 22:28:23.64 ID:9s+1hicmo
こちらの面子で防壁張りながらラインつなぎ直してカリス入りノーランドから情報取れない?か提案
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/02(日) 22:45:50.45 ID:8hl+nwOrO
大きなデロデロと接触を図り、可能そうなら事態への協力を要請する
74 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/02(日) 23:30:20.99 ID:tqRjpxSg0
―宿泊所 客室
クロシュ「……ノーラちゃん……えっと……らいん?で……カリスのこと、何か、聞き取れない……?」
ノーランド「む……。その……非常に言いにくいのですが……カリス・ノーランドと私の間には、決定的な技量の差があります……。下手にラインを繋げ直せば、私がカリス・ノーランドの新たな端末と化すだけに終わるかと……」
妖精「ライン……聞き慣れない言葉だけど、心魔法を介した繋がりのようなもの?」
ノーランド「いいえ、ラインというのは生命魔法を介した繋がりです。心魔法による繋がりとは似て非なるものとお考えください」
リュアン「生命魔法……」
妖精「例えば、外部の力を借りて防壁を増強するみたいなことはできないの?」
ノーランド「……お前たちの中に生命魔法とか星属性の使い手がいれば、できますけど。いないでしょ」
クロシュ「!」モニョッ
モニョモニョ…ポン!
蒼星クロシュ「わたし……星の魔法、できる……!」キラキラ
ノーランド「そういえば……! クロシュは星属性が使えました……!」
リュアン「わ、私も……実は日属性とか、使えたり……」
ノーランド「えっ!? それ本当ですか!?」ズイッ
リュアン「わっ! ま、まあ、あんまり実践はできてないんですけど。魔力もそんなに大きくはないと思います……」
ノーランド「いえ……星と日の複合防壁を組み上げることができれば……。カリス・ノーランド相手にも通用する防壁を組めるかもしれません……!」
蒼星クロシュ「わ!」
リュアン「本当ですか!?」
ノーランド「もしカリス・ノーランドが復活してもっと日が経っていたら、たぶん通用しなくなると思いますが……。1日しか経っていない今なら、種々のリソースを準備する暇もないはずです」
ミスティ「なら善は急げじゃない?」
ノーランド「……そ、そうですね……」
蒼星クロシュ「……?」
ノーランドの手「」カタカタ
蒼星クロシュ「!」
クロシュ(……ノーラちゃん……こわいんだ。カリスのこと……)
クロシュ(……乗っ取られるかも……って、なったら……わたしも……こわいと、おもう……)
クロシュ(……)
蒼星クロシュ「ノーラちゃん……これ、つかう……?」
身代わりのお守り「」ポン
ノーランド「……これは?」
蒼星クロシュ「えっと……身代わりの、おまもり……なんだって……」
妖精「そっか、これがあれば万が一乗っ取られそうになっても防げるかもしれない!」
ノーランド「本当に効果があるんですか……? 私、こういう古代のアイテムってあまり信用していないんですけど……」
↓1コンマ
01-10 乗っ取り回避して方角特定(お守り-1)
11-60 方角特定
61-95 潜伏位置特定
96-00 ↑+さらに脆弱性を発見
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/02(日) 23:32:48.67 ID:BGODCZsyo
特定
76 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/03(月) 00:30:35.30 ID:lmgd3hmW0
蒼星クロシュ「〜〜」モニョモニョモニョ
蒼い星の力「」キラキラキラ
リュアン「むむむむ……」
白い日の力「」キラキラキラ
ノーランド「よ、よし……。これなら……!」ゴゴゴゴ
パシュン!
◆
―???
空に浮かぶ白い光「」ユラユラ
ノーランド「再接続――完了」
カリス「そっちから再接続……? 何を考えているの?」
ノーランド「別に……あなたのことを、少し知りたいだけです」
カリス「……なるほど。リリアサマとその国がそんなに大事なんだ」
ノーランド「……あなたに、わかってもらおうとは思いません」
カリス「でも私は興味あるなあ。私ベースのホムンクルスがなぜ特定の国や人物にそこまで入れ込むことになったのか――。あまりにも私らしくなくてね」
ノーランド「――っ!」
カリス「フフ……何にせよ、お前の働きは傑作に値する。もし私の元に来るなら、悪いようには――わっ!?」
蒼い星の光壁「」シュワワッ
白い日の光壁「」ヂヂヂッ
カリス「何これ、どこでそんな力拾って来たの!?」
ノーランド「ふ、ふん! わた、私は友達が多いんです!! あなたと違って!!!」
カリス「友達!?」
ノーランド「位置情報取得――! よし、これならもっと――」
ちび蒼星スライムクロシュ「〜〜!」モニョニョニョ
ノーランド「! わ、わかりました! 深追いは禁物――離脱します!」パッ
パシュゥン――
カリス「………フフ、なるほどね。クロシュちゃんかぁ」
カリス「復活早々気が抜けなくなってきちゃったな」
◆
77 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/03(月) 00:32:07.38 ID:lmgd3hmW0
―宿泊所 客室
ノーランド「……ぷはっ!」ガバッ
蒼星スライムクロシュ「!」モニョッ
リュアン「ノーラちゃん! クロシュちゃん!」
妖精「……ノーラだよね?」
ノーランド「……はい。お陰様で」
蒼星スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ
聖女「ほっ……。良かったです」
ミスティ「ふう……本当に良かったわ。それで、何か情報は得られた?」
ノーランド「はい。カリス・ノーランドの潜伏位置を特定しました」
妖精「本当!? それはどこ!?」
ノーランド「ここから北東……かつてスノウタウンと呼ばれていた場所。そこに潜伏しています」
ミスティ「!!」
☆カリス・ノーランドの潜伏場所を特定しました
◇
78 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/03(月) 00:32:36.62 ID:lmgd3hmW0
本日はここまで。次回は真正リーリアで戦力集め編、大きなデロデロとの接触編です。お楽しみに
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/03(月) 01:18:48.53 ID:GeSlveADo
おつ
アルツ氏なら心の病の方も対応できそうだが全国民の処置となると物理的に手が足りんか…
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/03(月) 19:56:35.46 ID:YEqQOaVRO
乙
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/08(土) 09:50:58.78 ID:+gfgFaMOo
ホムンクルスだいたい元人格に似ない問題
82 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/08(土) 22:39:07.87 ID:Sq7OvbRe0
アルツ氏は今現在ものすごく多忙です。心の病への対処だけでなく、リリアちゃんの治療についても考えなければならず、休む暇がなさそうです。アルツ氏は優秀な医者ですが、彼の力だけで4日という短い期間中に増え続ける患者の治療をしながらリリアちゃんを回復させるのは難しいかもしれません。治療院はスライムの手も借りたい状況です
ホムンクルスは当人の複製ではないため、元となった人物に似ても似つかない人格を有することは少なくありません。生まれる前から多量の知識と記憶を植え付けられたホムンクルスが、その成長過程で元の人物と似た人格を形成する可能性はむしろものすごく低いという意見もあります。自分の感覚器官で実際に見たり聞いたり触れたり味わったりするのが大事なのかもしれません
それでは本日も更新していきます、よろしくお願いします
83 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/08(土) 22:39:40.23 ID:Sq7OvbRe0
―宿泊所 客室
クロシュ「……」
クロシュ(そういえば……おおきいデロデロのこと、ほったらかしだった……)
クロシュ(あれは、デロデロの陣って、言って……)
クロシュ(真ん中に、クロシュヴィアちゃん?が、いて……)
クロシュ(加護が、なくなったら……この国を、デロデロにするんだって……)
クロシュ(……)
クロシュ(あ……今、加護って……なくなりそう、なんだっけ……)
クロシュ(ま、まずいかも……)
クロシュ(……)
クロシュ(お話に……いかなきゃ)
デロデロ…モニョモニョモニョ…
◇
―???
空に浮かぶ白い光「」ユラユラ
地上に瞬く無数の光「」チカチカ
近くに感じられる大きなデロデロ「」デロデロ
クロシュ「!」モニョッ
クロシュ(えっと……確か、道順が、ある……)
モニョモニョ モニョモニョモニョ
*
モニョニョニョニョ
クロシュ(おおきいデロデロの中……入った!)
クロシュ(……クロシュヴィアちゃんみたいな感じ……する……)
クロシュ(ほんとに……いるのかな……?)
84 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/08(土) 22:40:08.17 ID:Sq7OvbRe0
モニョッ
透明スライム「……クロシュちゃん?」モニョニョ
クロシュ「あ……! クロシュヴィアちゃん、じゃなくて――」
透明スライム→ヴィア「……あなたを相手に、名を偽っても仕方ありませんね。お久しぶりです、ヴィアです」
クロシュ「ヴィアちゃん!」
ヴィア「ご健勝のようで何よりです、クロシュちゃん」
クロシュ「あ、うん、ヴィアさんも……!」
ヴィア「本日は……私を止めに来た、というよりこの陣の様子を見に来た――といったところですか?」
クロシュ「あ、うん。えと……デロデロのこと、調べよって、おもって……」
ヴィア「……恐らくもう察しが付いているかと思いますが、これは真正リーリア国が加護を失って破滅の危機に陥った際に発動し、有効範囲内の全てをデロデロに還して平穏と静寂をもたらす――言うなればデロデロ化装置です。そして……恐らく遠くないうちに発動することになります」
クロシュ「!」モニョッ
ヴィア「こんなにも早く発動することになるとは、少々予想外でしたが……。いち早くこれを設置して正解でした」
クロシュ「え、えと……。でも、もしかしたら……加護、なくならないかも……」
ヴィア「これから指導者リリアが奇跡の復活を遂げて加護の力が再生したとしても、それで安心とは言えません。そもそも指導者リリア一人に平和という重責を負わせるという構造自体、極めて危険で不安定なものです。今のこの国の現状が、そのことを何よりも雄弁に物語っています」
クロシュ「……」
ヴィア「なればこそ、この国が取り返しのつかない崩壊を引き起こす前に全てをデロデロにして安らぎをもたらすのが真なる正しさです」
クロシュ「そ、そうかも……」
ヴィア「……えっ? 反対しないのですか?」
クロシュ「……わかんない」
ヴィア「……まだ、迷えるスライムなのですね。それもまた良し、です」
クロシュ「うん……」
ヴィア「他に何か用件はありますか? 私たちの邪魔をしないでくれるなら、可能な範囲で聞くことができます」
クロシュ「ん! えと……カリスのこと……知ってる……?」
ヴィア「指導者リリアの傍にいつも付いている赤ちゃんホムンクルスのことですか?」
クロシュ「あ、えっと……それも、そうだけど……。カリス、復活しちゃって……」
ヴィア「えっ、どういうことですか?」
カクカクシカジカ――
クロシュ「――って、こと……」
ヴィア「なんと……。それは穏やかではないです……。カリス・ノーランドの存在はデロデロ活動にも悪影響を及ぼす可能性が高い……」
クロシュ「うん……」
ヴィア「そういうことであれば、私も力を貸しましょう」
クロシュ「わあ……!」
ヴィア「ただ……私はこの場を離れることができないので、お貸しできる力も分体一つ分くらいです……。それでもよろしければ……」
クロシュ「ん!」
☆努力目標「大きなデロデロの正体を探る」を達成しました
☆ヴィアが分体一つ分の力を貸してくれます
◇
85 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/08(土) 22:41:04.66 ID:Sq7OvbRe0
―宿泊所 客室
スライムクロシュ「!」モニョッ
フメイ「あ、クロシュ起きた」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
フメイ「ん。クロシュに会いに来たやつがいるよ」
スライムクロシュ「〜〜?」モニョニョ?
扉「」バァン!!
メアリー「導師クロシュっっっ!!!!」バタバタバタ
スライムクロシュ「!?」モニャッ!?
メアリー「ごめんなさい……!!! 私……洗脳されて、あなたを裏切ってしまいました……!! 本当に、本当にごめんなさい……!! どのような罰でも受けます、どうか、どうか至らぬ私を軽蔑しないでくださいっ……!!」
スライムクロシュ「〜〜!?」モニャニャ!?
妖精「……クロシュがそんなことで軽蔑したり、罰を与えたりすると本当に思ってるの?」ジト
メアリー「……すみません。思ってないです……。でも……そうされても仕方がない所業を、私は致しました……」
妖精「はあ……。誰かの処遇をどうこう決めるのってけっこう負担なんだよ、わかってる? クロシュにそういうのを押し付けて苦しませたいの?」
メアリー「」グサグサッ グニャァ…
聖女「よ、妖精さん……そこまで手厳しく言わなくても……」
妖精「罰して欲しいって言ったから……」
リュアン「ま、まあでもメアリーさん洗脳が解けたんですね……! 良かったです……!」
スタスタ
クリュナー「……こんにちは。失礼致します」ペコリ
スライムクロシュ「!」モニャッ!
フメイ「! クロシュとメアリーを襲った、悪いサキュバス!」チリッ
クリュナー「落ち着いてください。こちらに敵対の意思はありません。リリア様がこちらにいらっしゃると聞いて、飛んできたのです」
アルツ「同じく。まずはリリアを診させろ」スタスタ
リュアン「治療院のお医者様……!」
ノーランド「私が呼びました。リリアさまの診察なら、クリュナーやアルツが適していると思ったので」
*
86 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/08(土) 22:42:11.83 ID:Sq7OvbRe0
妖精(クリュナーはリリアの手を少しだけ握った後、大量の仕事が待つ総統庁へ戻っていった)
妖精(そしてリリアは精密検査の為に治療院へ搬送された。ノーラも付き添いに行った)
妖精(……ノーラはともかく、クリュナーとアルツは加護の希薄化によって混乱に陥っているこの国を維持する為に、全力で職務に当たっている。私たちに協力する余裕はないだろう……)
妖精(少しでも人手が欲しいところだけど、それはこの国も同じだ。他からの協力は期待しない方が良いかもしれない)
*
ルルナ「クロシュちゃん、私にできることってある?」
クロシュ「ルルナちゃん……!」
ルルナ「……加護のこと……少しモヤモヤするところもあるけど……それでも、加護のお陰でこの国が10年間平和にやってこれたのは本当だって思うし……。それに私自身、この国でだけは嫌われたり厄介者扱いされたりしなかった……! だから――こんな風に、急に加護が壊されるのは、間違ってるって思う……!」
クロシュ「……!」
ルルナ「私、大したことはできないかもしれないけど……それでも、もしできることがあるなら……」
クロシュ「うん……!」
メアリー「導師クロシュ……! 私にもお手伝いさせてください……!」ズイッ
クロシュ「わっ!」
メアリー「……少しの間、洗脳されていた私ですが……。リリア様の平和への想いは……私たちデロデロの徒と変わらぬ、ひたむきなものと知りました……。このような形で平和が失われるなど、あってはならないことです……。私も……デロデロの徒ではなく、一人の平和を願う者として……戦わせてください……!」
クロシュ「わあ……!」
リュアン「デロデロの徒ではなく……!?」
妖精「……洗脳されたことが良い方に作用してるんじゃない?」
聖女「加護とデロデロは少し近いところがあるので、メアリーさんとしても受け入れやすかったのかもしれませんね」
メアリー「近衛騎士アルバ。あなたも導師クロシュをお手伝いしてください。王族命令です」
アルバ「はっ! このアルバ・ローランド、身命を賭してクロシュ殿たちの道を切り開きましょう!」
フメイ「……あれ? アルバ、素直にメアリーの言うこと聞くの?」
アルバ「もちろんです。今回のメアリー殿下の命令は王命に背くものではないので。近衛騎士として、全霊で取り組むのみです」
ミスティ「なるほど……一番偉い王様の命令が絶対で、王女の命令はその次ってことね」
アルバ「単純化するとそうですが……。私としては、無思考に命令に従っているわけではありません。命令の妥当性、実現可能性、騎士としての倫理――様々な観点から思考した上で、判断しています」
リュアン「えっと……従えないと判断することもあるんですか?」
アルバ「はい。その場合ははっきりとこちらの意志を表明し、王に進言致します。近衛騎士には王に意見する権利があるのです」
メアリー「でもほとんどの近衛騎士は思考停止で王族に従っています。アルバは命令違反上等の駄犬ですが、愚王の忠犬どもよりは比較的マシな犬と言えるかもしれません」
アルバ「……褒め言葉と受け取ってもよろしいですか?」
メアリー「………はい、今のは褒め言葉です」
妖精「えっ、褒め言葉なの……!?」
87 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/08(土) 22:42:48.76 ID:Sq7OvbRe0
エレノア「……私も手伝うよ。ミスティ」
ミスティ「エレノア……。あなたも、復讐を?」
エレノア「……どうだろう。復讐……なのかな。正直……今更カリス・ノーランドが復活したなんて言われてもさ、あんまり実感湧かないし……。思ったより、怒りとか憎しみもないんだ」
ミスティ「そうなの?」
エレノア「うん。ミスティは?」
ミスティ「……私は……半年前まで、復讐を考えていたわ。そのことに囚われて視野を狭くしたこともあった。今は……今も、カリスを野放しにすべきじゃないっていう意志は変わらない。でも自分の為というより、他の者たちの……カリスから被害を受ける者たちの為に、奴を止めたいって思う」
エレノア「他の者たちの……」
ミスティ「ああでも、私自身がそうしたいと望んでいるわけだから、結局自分自身の為とも言えるわね」
エレノア「ふふ。本当に変わらないね、ミスティ」
ミスティ「えっそうかしら?」
☆メアリーの洗脳が解け、同行者として復帰しました
☆ルルナ、アルバ、エレノアが引き続き協力します
↓1コンマ さらに手伝ってくれる人
01-40 なし
41-70 ワン
71-90 ザイル
91-00 ブラッド
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/08(土) 22:44:39.50 ID:+gfgFaMOo
あ
89 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 00:03:05.20 ID:jgjSvZqh0
ワン「話は聞かせていただきました! 私もお力添えさせていただきます!」ヌッ
フメイ「ワンワン!」
妖精「本当? 物資の融通とかしてくれるとありがたいけど」
ワン「お値打ち価格でご提案できます!」
ミスティ「お金はちゃんと取るのね」
リュアン「でも商人さんが一緒に来てくれるなら、困ったときすぐにお買い物できて安心ですね」
エレノア「でも困ってる時ってふっかけてくるんだよね、商人って奴らはさ」
ワン「どんな時でも定価以下がウチのモットーです、ご安心ください!」
☆犬人の行商人ワン・ダフルの協力を得ます
どこでも割引価格でお買い物できます
◆
90 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 00:03:30.09 ID:jgjSvZqh0
―真正リーリア首都 滞在15日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:氷の短刀 盾: 飾:虹晶の耳飾り
武: 防:氷竜革のローブ 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 魔導機関銃 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
炎スライムの秘伝書 オリシン王家の栞
運命変転の魔導書 竜角の短剣
古ドワーフ鍛冶指南書
身代わりのお守り*1
星屑*1
日属性基礎
明石流剣術指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[11/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[07/09] 防御[02/06] 日[8/8]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□真正リーリア首都
市街:宿泊所、配給所、広場、市場、食事処、茶屋、薬局、治療院、
図書館、博物館、総統庁、他
郊外:畑、果樹園、牧場、湿原、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、ルルナ、アルバ
現地人:ゲラート、アルツ、リリア、クリュナー、ノーランド
滞在者:レイル、ワン、エレノア、ザイル、ヴィア
91 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 00:04:45.25 ID:jgjSvZqh0
―朝
宿泊所 客室
チュンチュン
コンコン
扉「」ガチャッ
レイル「おはようみんな。もちろん私もお手伝いするよ〜」ヌッ
メアリー「……」ジッ
レイル「げっメアリー!?」
メアリー「……まあ、あなたの頭脳は頼りになることもあるので。お手伝いなら歓迎です」
妖精「あれ、あなたたちってあんまり仲良くないんだっけ? 同じデロデロ教でも」
メアリー「……別に、普通です」
レイル「あれっ、そうなの? 嫌いじゃないの?」
メアリー「嫌いですけど、手伝ってくれる人にそんなこと言っても仕方ないので」
レイル「言ってる言ってる」
ミスティ「レイルの方はメアリーのことが嫌いなわけじゃないのね」
レイル「もちろん。こんなにも真っ直ぐにひたむきにがんばる子のことを嫌いになんてなれるはずがないもん」
メアリー「……そう思うならあなたも普段から真面目に頑張ったらどうですか」
レイル「いや、それとこれとは別というか……。ほら、冒険小説とか演劇でも大長編の時にだけ輝く登場人物っているでしょ? 私ってそういうタイプでぇ〜……」
メアリー「ではこういう時くらいは役に立ってください」
レイル「およよ……メアリーがツンツンすぎて、お姉ちゃん悲しいです……」メソメソ
◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る (達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・カリスの遺物を見つける (達成!)
・大きなデロデロを探る (達成!)
・リリアを治療する
・カリスをどうにかする
真正リーリア首都滞在15日目。18日目に真正リーリア崩壊予報
↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム
↓1〜3 自由安価 何をする?
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 00:07:21.44 ID:yyPi3Qf00
クロシュとルルナで夢魔法でリリアの夢に入り込めるか試して治療の糸口を探す
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 00:08:49.74 ID:msfvBnSOO
アルツがリリアの治療に集中できるように治療院の手伝いをする
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 00:11:53.83 ID:FksmCASTo
カリス対策の一環でもうカリスもデロデロにしちゃおうとヴィアの力を借りる
95 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 00:22:13.25 ID:jgjSvZqh0
本日はここまで。次回、クロシュとルルナのリリア治療糸口探し編、みんなで治療院のお手伝い編、ヴィアちゃんの力を借りてカリスをデロデロにしちゃおう作戦立案編です。お楽しみに
おまけ:
>>66
の寝ぼけリュアンちゃんのイメージです。
https://i.imgur.com/FLgruBl.png
次回のおまけは特に本編と関係のない暑中見舞い系イメージの予定です
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 01:01:52.68 ID:MgQQvp5ro
乙
血スライムさんなかなか来てくれないな
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 01:35:45.39 ID:ySUXoHr6O
乙
寝ぼけリュアンちゃんきゃわわ
ノーランドさん赤ちゃんホムンクルス言われてて草だけど年齢を考えるとその通りだった
98 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 20:52:53.85 ID:jgjSvZqh0
血スライムさんは馴れ合いを好まないツンツンスライムなので、来て欲しい時に来てくれることはあまりありません(来て欲しくないときもあまり来ないので安心です)
なお自由行動で彼女を探してみることもできます。能動的に探せば待つだけよりも可能性が大きいかもしれません
血スライムさんはクロシュより年上ですが、リュアンちゃんよりはずっと年下です。そしてクロシュには同年代と思われています
リュアンちゃんは朝に弱いわけではないのですが、普段より早い時間に起こされるのには慣れていないようでした。見た感じはお子様ですが、実はミスティさんよりも1つ年上です。しかしクロシュには同年代と思われています
そしてノーランドさんは利発でハキハキと喋ったり動いたりできるホムンクルスですが、実は実質生後半年のあかちゃんなのでなんとクロシュよりも年下です。カリス氏の刷り込みプログラムが優秀だったのかもしれません。なおクロシュには同年代と思われています
99 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 20:59:56.72 ID:jgjSvZqh0
―治療院
忙しなく動くアルツ「」バタバタ
忙しなく動く隻眼ゴブリン「」バタバタ
忙しなく動くノーランド「」バタバタ
椅子に座ってうなだれる患者たち「」
妖精「リリアのお見舞いに来てみたけど……忙しそうだね」
クロシュ「うん……」
ルルナ「そうですね……」
アルツ「む……君たち、患者でないのなら帰れ」スタスタ
クロシュ「わ……う、うん」
ルルナ「すみません……」
ノーランド「待ってください、アルツ。クロシュには夢魔法の心得があります。このルルナという少女も半夢魔です。治療を手伝ってもらいましょう」
アルツ「資格のない者に医療行為をさせると?」
ノーランド「あなたもないですよね? あと私もないです」
アルツ「……わかった、では5分だ。5分で心神耗弱者の1人でも回復させられれば、支援を認めよう」
クロシュ「!」モニョッ
アルツ「ただし5分で改善できなかった場合や、症状を悪化させた場合は即座に出ていってもらう。いいな?」
ルルナ「わ、わかりました……!」
妖精「心魔法は使えないけど、多少の知識はある。私も手伝わせてもらうよ」
*
心神耗弱オーク「うぅ……俺って……俺って……」グニャァ…
ルルナ「ま、まずはこの人から……! 5分以内になんとかしなきゃ……!」
クロシュ「う、うん……!」
モニョッ
分体スライムヴィア「……心を病んだ者たちの治療なら、私の得意分野かもしれません」モニョモニョ
クロシュ「わっヴィアさん!」
分体スライムヴィア「かなしむ心を、食べてしまえば――」
妖精「ちょ、ちょっと待った! それってあの取り返しのつかない方法だよね!? それは――」
分体スライムヴィア「加護によってずっと苦しみを沈ませ続けるのと、違いはありますか?」
妖精「可逆と不可逆は全然違うでしょ!」
分体スライムヴィア「見たところ、このオークさんの心はその場しのぎの苦痛除去でどうにかなる範疇を超えています。加護なき今、彼を永続的に救うにはこの方法しかない――」
ルルナ「え、ええっと……?」
クロシュ「……まだ……加護、なくなるって、決まってない……!」
分体スライムヴィア「……」
クロシュ「わたしたち……できる!!」
↓1コンマ(吸収効率+10)
01-10 悪夢で食あたりした……
11-80 悪夢を食べて患者の悲しみを一時緩和
81-95 心魔法〈ナイトメア〉習得
96-00 ??
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 21:01:13.66 ID:b8oxj6qJ0
あ
101 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 23:31:55.59 ID:jgjSvZqh0
―敗残オークの悪夢
立ち上る黒煙「」モクモクモク…
瓦礫とかした村「」ボロボロ
住民の死体「」
敗残オーク「はぁ、はぁ……だ、誰か!! 誰か返事をしてくれぇー!!」
黒焦げになったアルラウネの死体「」
潰れた馬頭族の死体「」
串刺しにされたサキュバスの死体「」
敗残オーク「う、嘘だ……そんな……。嘘だ……!! 嘘だァァァァ!!!!」
トプン―
ルルナ「うっ……!! こ、こんな……こんなことって……!!」
クロシュ「……!!」ググッ
ルルナ「クロシュちゃん、大丈夫……!?」
クロシュ「う、うん……」
クロシュ(……ちょっと……集落が、燃えたときのこと……思い出しちゃった……)
ルルナ「あ、後は私がやる……!! クロシュちゃんは外で休んでて……!!」
クロシュ「……んーん。わたしも……やる!!」
モニョモニョモニョ…ドン!!!!
巨大スライムクロシュ「〜〜〜!!!」モニョニョニョニョ!!!
ルルナ「わっ!? クロシュちゃんが大きくなっちゃった!?」
モニョモニョモニョ
悪夢を食べていく巨大スライムクロシュ「〜〜〜」モニョモニョ モグモグモグ
ルルナ「クロシュちゃん……! よ、よし……私も!! 悪い夢は、終わりにする……!!」コォォォォ―
光となって分解されていく敗残オークの悪夢「」キラキラキラ
◆
102 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 23:32:24.64 ID:jgjSvZqh0
―治療院
患者オーク「ハッ!?」ガバッ
妖精「あ、気がついた! ここがどこかわかる?」
患者オーク「俺は……そ、そうだ……普段通りに暮らしてたら……急に、あの頃の記憶が頭ん中で弾けて……。ここは、治療院か……!?」
妖精「うん。一人で立てそう?」
スクッ
患者オーク「あ、ああ……。あんたが俺を診てくれたのか?」
妖精「ううん。あなたを治療したのは……あの二人だよ」
別の患者の治療に取り掛かるスライムクロシュとルルナ「」セカセカ
☆治療院で精神治療のお手伝いをしました
真正リーリアにおける評判が上がりました
また、治療院の忙しさが緩和されました
*
―昼
治療院 休憩室
コーヒー「」コトン
アルツ「ふう……君たちを見くびっていた。すまない、今日は本当に助かった」
隻眼ゴブリン「本当に助かりやした!」
クロシュ「ん!」
ルルナ「お手伝いできて良かったです……!」
ノーランド「ふふん、クロシュは私の妹のようなものですから。これくらいは朝飯前ということです」
クロシュ「そうなの?」
妖精「年齢的にはノーラが妹じゃないの?」
ノーランド「些細なことです」
アルツ「君たちの支援のお陰で治療院の業務にもかなり余裕ができた。これで午後からはリリアの治療に専念できる……そこで君たちにさらなる協力を頼みたいのだが、構わないか? 今は緊急事態ゆえ謝礼の算定ができないが、後日必ず出すと約束する」
クロシュ「ん!」
ルルナ「もちろんです! できることがあるなら……!」
アルツ「感謝する。詳細は休憩の後に説明しよう、今は昼食を取ってゆっくり休んでくれ」
ノーランド「午前中とは打って変わって、恥も外聞もなく協力を要求し始めましたね?」
アルツ「恥も外聞も治療の役には立たん。彼女たちの能力が有用とわかった今、協力を要請しないのはただの怠慢だ」
ノーランド「それはその通りです」
◇
103 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 23:33:20.89 ID:jgjSvZqh0
―午後
治療院 集中治療室
昏倒するリリア「」
アルツ「僕には心魔法の心得がない。医師として精神医学を修めてはいるが、この分野に関しては直接心の中に入って治療を行える君たちに劣るということだ」
ルルナ「で、でも私たちは精神医学を全然勉強していません。大丈夫でしょうか……?」
アルツ「午前中の治療実績を以て、君たちを有資格者と同等の権限を持つ臨時の精神治療者と認定する。無論、これはこの緊急事態においてのみ適用される超法規的措置だ」
ルルナ「うっ……せ、責任重大ですね……!?」
アルツ「安心しろ、責任は全て僕が持つ。君たちは余計なことを考えず、全力で治療に臨んでくれ」
妖精「それで……クロシュたちは具体的にはどうすればいいの?」
アルツ「基本的には午前中と同じだ。リリアの夢に侵入し、リリアの心を蝕む痛みや苦しみを除去して欲しい」
クロシュ「ん!」
ルルナ「午前中と同じなら……できそうです」
アルツ「だが懸念点もある。実は昨日クリュナーに同じことを頼んだのだが、心魔法に長ける彼女でも今のリリアの夢に入り込むことはできなかった」
妖精「えっどうして!?」
アルツ「……心属性ではどうにもならない激しい奔流が、夢の中を吹き荒れているのだそうだ」
ルルナ「えっ……そ、それじゃあ私たちも難しいんじゃ……」
ノーランド「私の見立てでは、それは恐らく星属性の力です。そしてクロシュはそれに対する手立てを持っています」
クロシュ「!」モニョッ
妖精「なるほど……。それなら確かにクロシュが適任だ」
ルルナ「……わ、私は……できるんですか!?」
妖精「クロシュは複数の属性を使えるけど、2つ以上の属性を同時に使うってなるとかなり難しいんだ。だから夢に入ったら、クロシュは星の担当、ルルナは心の担当って風に役割分担するのが良いと思う」
ルルナ「な、なるほど……!?」
クロシュ「わたし、できる……!」
アルツ「よし。では準備ができたら始めてくれ。もし何かあればすぐ中断して現実へ退避すること。良いな?」
ルルナ「は、はい!」
クロシュ「ん……!」
◆
104 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 23:34:07.40 ID:jgjSvZqh0
―リリアの夢
吹き荒れる暴風「」ゴオオオオオオッ――
ルルナ「う、うわあああ〜〜!!?」ジタバタ
蒼星クロシュ「ルルナちゃん!」バッ
蒼星の領域「」ポワン―
ルルナ「はっ……! た、助かった……クリュナーさんでさえ入れなかったっていうのも納得だよ……」
蒼星クロシュ「うん……。慎重に、いこ」
ルルナ「うん……!」
*
―リリアの夢
南リーリア湿原 碑の高台
朽ちたテントの群れ「」
地に落ちている壊れた籠「」
等間隔に並ぶ無数の碑「」
ルルナ「ここは……?」キョロキョロ
クロシュ「……リリアちゃんと……初めてあった、ところ……」
碑『オルク・ムキムキム』
碑『ゴブリウス・ホフマン』
碑『アルーラ・ウネネ』
碑『マズラ・ウマッタマ』
碑『サッキュ・バスス』
碑『リリ』
クロシュ(……碑……たくさんの、名前……)
クロシュ(きっと……みんな……。10年前に……)
クロシュ(……リリアちゃん……死んだ人たちの、名前……覚えてるんだ……)
ヒュオオオオオ――…
ルルナ「……でも、ここに……苦しみの根は、ないみたい……?」
クロシュ「……うん」
ルルナ「一体どこに……あっ!」
大きな渦「」ゴゴゴゴゴ
ルルナ「あれだ! あの下から……すごく、重い感じがする……!」
クロシュ「!」
ルルナ「……い、行く?」
クロシュ「ん。ルルナちゃん……わたしから、離れないでね……」
ルルナ「う、うん!」
◇
105 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/09(日) 23:36:58.26 ID:jgjSvZqh0
―リリアの夢?
謎の地下施設
停止している謎の機械「」
脈打たない巨大な管の束「」
ルルナ「ひいっ……!? 何ここ……!?」
クロシュ「ここ……カリスの、地下……!!」
ルルナ「ええっ!? ここってリリア様の夢だよね!? どういうことなの!?」
部屋の中央に六角形状に並べられている割れた試験管「」
ルルナ「部屋の中央に……割れた試験管の陣……? あれ、陣の中央にあるのは……」
陣の中央でデロデロに溶けているりりあ「」
クロシュ「リリアちゃん!!」シュバッ
ズンッ!!
クロシュ「!?」モニャッ!?
白金の髪の亡霊『苦しい……』
白金の髪の亡霊『いたい……いたいよ……』
白金の髪の亡霊『わたしたち……何のために、生まれたの……?』
白金の髪の亡霊『たすけて……ザイルおにいさん……たすけて……』
白金の髪の亡霊『ちがう……ちがう……? わたしたちは……』
白金の髪の亡霊『リーリアじゃ、ないの……?』
クロシュ(この子たち……)
クロシュ(わたしが……むげん斬りで、斬った……)
クロシュ(〜〜〜……)モニャニャニャ…
デロ…
クロシュ(……だめ……ここで、倒れたら……)ググッ
ルルナ「クロシュちゃん! 大丈夫!?」
クロシュ「ルルナちゃん……。えっとね……あの、幽霊さんたちが……リリアちゃんに、入り込んで……。リリアちゃんの中を……くるしい≠ナ、いっぱいに……しちゃった、みたい……」
ルルナ「えええっ!?」
クロシュ(………どうすれば……いい……?)
クロシュ(星の魔法で……みんな、追い出しちゃう……?)
クロシュ(……んーん。たぶん、むり……)
クロシュ(それに……そんな、やり方……わたし、やだ……)
クロシュ(……この子たちが、苦しいの……。半分くらい……わたしの、せいだもん……)
クロシュ(………わたしが、リリアちゃんの代わりに……。この子たちの、苦しみ……食べる……?)
クロシュ(……大丈夫かな……。だめかも……)
クロシュ(でも……リリアちゃんが、このままだと……。みんな、困る……)
クロシュ(…………)
↓1〜 先取2票
1.食べる(90%の確率で再起不能になります)
2.他の方法を考える(コンマ)
3.運命賽を使って良い方法を思いつく(現在6個)
0.自由安価(票数は内容ごと)
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 23:37:55.64 ID:FksmCASTo
3
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 23:38:59.52 ID:b8oxj6qJ0
0脳内クロシュ会議で決める
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/09(日) 23:40:04.81 ID:RJaBo8BJO
3
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