提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」

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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:03:44.58 ID:zNi9TXab0
大和《ここで断れば、こんな痴態をみんなに知られちゃう……お酒に呑まれた私の自業自得よね……こんな奴に惚れるとありえないし、受けるしかない》

大和『分かりました……それでお願いします』

チャラ男『よっしゃ!!じゃあさっそく二回戦突入しようか』

大和『え!?』

チャラ男『付き合ってるオトコとオンナは、ヤるのが当たり前だろ?』

大和『……っ!!……分かりました』

チャラ男『よし、じゃあ気持ちよくさせてやっから期待してな』

チャラ男《うまくいったぜ!あの画像は泥酔しててよくわかってないところでああやってとっただけだからなぁ》

チャラ男《動画も大和ちゃんが好きな提督とかいう奴が喜ぶからやってみ?俺が練習相手になってやるよって撮ったやつだ》

チャラ男《記憶がとんでなかったらどうしようかと思っていたが、うまくいったな》

チャラ男『にしてもホント大和ちゃんって理想の女だよなぁ。顔はもちろん、体つきも最高!挙句の果てにはこういった評価が下がりやすい所まで完璧だもん』サワッ

大和『っ……』

大和《そういうと男は私の恥丘に薄く茂った陰毛を撫でつける。こんな所まで見られて、悲しみと羞恥に打ちのめされる……》

チャラ男『脱毛してるような面白味のない奴とは違うし、ケツの穴の周りまでびっしりなゴリラ女でもない。剃らずにこれなの?それともちゃんと処理してるの?』

大和『……処理は、していません。もともとそんな生えない体質みたいで』

チャラ男『いいねぇ〜最高だよ』クチュッ

大和『んっ……はぁ……ああ……』
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:06:01.93 ID:zNi9TXab0
大和《男はひとしきり私を褒めると、おもむろに私の秘所を愛撫してきた。生理的な現象はどうしようもなく反応してしまう》

大和《一番気持ちのいいところをあえて放置するいやらしい触り方、悔しいけどこいつは上手い。自分で触るのとは比べものにならないぐらいに昂る》

大和『はぁ……つぅぁ……ああん!!』ピクン

大和《声が漏れちゃう!!こんなの……駄目なのに》

チャラ男『おし、十分焦らしたっしょ。イかせてやるよ。普通にやった時とは比べものにならないから期待してな』クチュクチュクリクリ

大和『んっ!!はぁあ!!だ、だめええええ……!!』ビクンビクン

チャラ男『おっと、まだ終わりじゃねえぞ?』ジュプジュプジュプ

大和『ああああ!!イったばかりだから!!イったばかりだからやめてぇ!!』

大和《ただただ女をおかしくするだけが目的の乱暴な指使い。敏感になっている私の肉芽に無造作に快楽を送り込んでくる》

大和『いやぁああああ!!おかしくなっちゃう!!おかしくなるぅ!!』プシャァア ビクンビクン

大和《そのまま再び絶頂を迎えるまでされてしまった。脱力して何もできなくなってしまう》

チャラ男『どう?気持ちよかったっしょ?』

大和『……知りません』

チャラ男『いやいや、潮吹いてたのに強がっても無駄だからw』

大和『……!!』ギュッ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:06:46.65 ID:zNi9TXab0
チャラ男『おし、じゃあ今度は俺が気持ちよくしてもらおうかな』ビンビン

大和『!?』

大和《これが男性のあれ……!!なんて大きさなのかしら……こんなのがここに入っていたなんて信じられない》

大和『……』ゴクン

チャラ男『ガン見し過ぎだだろw まあ、俺のはすげえでかいから気持ちはわかるわ。今までの女も虜になってたし』

大和『そ、そんな事!!じゃあなぜ貴方に彼女がいないのかしら?』

チャラ男『あ?ああ、それは俺が振ったから』

大和『……なぜ?』

チャラ男『俺って結構純情だからさ、体の関係が第一とか無理なんだわ。けど今までの女はこれの虜になっちまってセックスばっか求めてきやがんの』

チャラ男『だから振ってやった。まあ、どうしてもっていうからセフレ程度にはしてやってっけどなw』

大和『なんてことを……最低です!!私は、そんな人に惚れたりなんてしません!!』

チャラ男『怒んなってw 被害者は俺だから。まあ、大和ちゃんは違うって信じてっから安心だけど』

大和『当たり前です!!私はそんな風にはなりません!!』

チャラ男『分かってるって。とにかく待ちきれねぇからさ、続けようぜ?早くしごいてくれよ』
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:08:17.50 ID:zNi9TXab0
大和『っ……こ、こうですか?』ナデナデナデ

チャラ男『うーん、悪くはねえけどやっぱ物足りねえなぁ。もっと強く握って緩急着けろよ』

大和『……』シュッシュッシュッシュッ

チャラ男『おほ!!いいわこれ!!後は裏スジとかカリ裏とかも忘れずにな?』

大和『……』グニグニグニ

チャラ男『やっべぇ……すげえよコレ……そのまま、そのまま……うっ!!』ビュルルルル

大和『きゃあ!?』ビチャ

チャラ男『ふぅ……すっげぇ良かったわ。じゃあ舐めてもう一度たたせて』

大和『うぅ……顔だけじゃなくて、髪にまで……はっ!?何、言ってるのよ!?』

チャラ男『普通だから!フェ○ぐらい普通だから!はやくしてくれよぉ。じゃないと皆に言いふらすぞ?』フリフリ

大和『くっ……あむ』

チャラ男『ちゃんと根元まで咥え入れろよ?それで舌と唇で愛撫すんの。……あぁ、そこそこ。それいいわ』

大和『ちろちろ……んじゅっじゅるるるる、ずちゅぅ、ぶちゅう』

チャラ男『おしおしおし……おし、ストップ』

大和『んはぁっ……ぺっ』

チャラ男『行儀わりいなぁ。じゃあこっち来いよ。俺の膝の上に向かい合ってまたがれ』ギシギシギシ ボスン

大和『……』

大和《そういうと、男はベッドの端に腰かけ、膝を叩いてくる。従わざるを得ない。黒光りする猛々しいアレがぴくぴくと痙攣している》

チャラ男『あ、普通に足は俺にまわせよ?あと何があっても俺を抱きしめて手をはなすな。危ないからな』

大和『えっ……何をするつもりなの?』

チャラ男『快感で頭ぶっ飛ばしてやろうとしてんの。ほら、はやく。自分でいれろよ』
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:09:53.71 ID:zNi9TXab0
大和『……んっはぁ』ギシッ ジュプププ

チャラ男『おほっ……よし、じゃあ行くぜ?』ズチュンズチュンズチュンズチュン

大和『んっふぅ!?はぁん!!ああああ!!だめぇええええ!!』

大和《男はベッドのスプリングを利用して、ばね仕掛けの人形のようにありえない激しさで私を突き立てる》

大和『しきゅう!!しきゅうこわれちゃうからぁ!!』

チャラ男『大丈夫だって!!怖がらないで受け入れな!!ポルチオ覚え込ましてやるよ!!』パンパンパンパンパン

大和『いやぁああああ!!』

大和《今まで感じたことのない、疼くような快楽を一番奥で感じる。長く太いアレが私の子宮を突き上げ、膣の中をそれの形に拡張していく》

大和《体が作り替えられていることを感じた。この男専用の女になっていくことに抗えない。すでに手遅れだ。耐え難い快楽に思わず男を強く抱きしめてしまう》
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:10:21.23 ID:zNi9TXab0
チャラ男『ノってるみたいだねぇ!!んちゅ』

大和『んぅ!!ふぅん!!はぁ!!れろおれろおれろお、じゅるじゅる』

大和《唇を重ねられ、舌が侵入してくる。私は自分の舌を絡ませ、熱いディープキスを交わす》

男『んはぁ……やべえ、そろそろ出るわ……!!大和!!お前を孕ましてやる!!』パンパンパンパンパン

大和『はぁん!!染まっちゃう!!全部あなたに染まっちゃう!!』

チャラ男『染まれ!!大和!!俺に染まれ!!くぅ!!』ビュルルルル

大和『ああああああああ!!』ビクンビクン

チャラ男『ぅ……ふぅ……最高だったわ』

大和『あひぃ……』ビクッ ビクッ

チャラ男『な?どうだったよ。めっちゃ良かったろ?俺の彼女になるってもう決めねぇ?』

大和『ら、らめぇ……まだ決められないのぉ……』

チャラ男『そうかよ。まあ、あと一ヵ月あるし、じっくり考えてくれや』
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:11:39.38 ID:zNi9TXab0


提督『大和、ちょっといいか?次の出撃についてなんだが』

大和『提督、はい。大丈夫ですよ』キラッ

提督『よし。……ん?お前、ピアスなんてしてたのか?』」

大和『え?あ、はい。ちょっといいなって思って』

提督『そうか……それで次の出撃なんだが』



ザワザワザワ

提督『ん?重巡たちが騒いでるな……どうした?』

筑摩『あ、提督さん。こんにちは』

利根『おお、提督!なに、大和の下着がえぐいって話をしとっただけじゃ』

提督『!?』

古鷹『ちょっと利根!!提督さんとは言え男の人なんだから!!』

利根『む、確かにのう……済まんが忘れてほしいのじゃ』

提督『いや、無理言うな』

青葉『まあまあまあ!図らずとも提督に知られてしまったわけですし、この際これが男性からしてみてどの程度のレベルか聞きましょうよ』

古鷹『青葉!』

加古『まあいいんじゃない?ちょっと気になるし』

衣笠『確かに』

青葉『決まりですね。じゃあこれを見てください』スッ

提督『全く。盗撮は止めろとあれほぶほっ!!??』

筑摩『盛大に吹き出しましたね……やはりあれは男性としてもなかなかえぐい一品の様ですね』

利根『まあ分かってたのじゃ』

提督『まさか……あの大和がこんなのを?』

提督《青葉が渡してきたのは、大和のスカート内の盗撮画像だった。大和が穿いているのは……かなりえぐい下着だった》

提督《そもそも、下着としての役割を果たしていない。青葉の手で黒く塗りつぶされてはいるが、実際は秘所が露出しているだろう》

提督 《男を興奮させる以外の目的が全く分からない。そんな下着をあの大和が穿いているなんて……》

衣笠『少し前までは普通だったのにねぇ……』

加古『ははぁ〜ん……これは男でもできたかな』

提督『なん……だと……』
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:13:10.14 ID:zNi9TXab0


大和『提督、艦隊が帰投しました』

提督『ご苦労様!ゆっくり休んでくれ。……ん、肩になんかついてるぞ?ってお前、入れ墨してるのか?』

大和『え、あ、はい。そうですよ?』

提督『いつからだ!?』

大和『少し前からです。……えっと、駄目ですか?』

提督『……いや、そういうわけではないが』

大和『そうですか、良かった。じゃあ失礼しますね』

提督『ああ』



武蔵『提督』

提督『武蔵か。どうした?』

武蔵『貴様は口が堅いと思ってるがどうだ?』

提督『なんだ藪から棒に……まあ、約束は破らんよ』

武蔵『では、これから相談することは絶対に秘密にしてくれ』

提督《あのいつも凛々しい武蔵がこんな不安そうにするなんて!何があったんだ……?》

提督『分かった。話してくれ』

武蔵『ああ。……提督、これは私も信じがたいのだが』

提督『……』ゴクッ

武蔵『大和がピアスをしている』

提督『……ピアスゥ!?そんなの一か月くらい前からだろ』

武蔵『それは耳につけている奴だろう?』

提督『そうだ』

武蔵『私が言っているのはそれではない。……大和は、乳首にピアスをしているんだ』

提督『はぁ!?』

武蔵『私も信じられなかった!だがそれが真実だ。誰かに変に影響されたに違いない!』

武蔵『あいつは誰にも言っていないみたいなんだが、誰か男が出来たという話は聞いているか?』

提督『……いいや、聞いていない』

武蔵『そうか……なあ、提督。私はどうすればいい?あいつがおかしくなってしまったようで……とても嫌だ』

提督『……とりあえず、明日にでも大和と話をしてみよう』
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:15:25.71 ID:zNi9TXab0


提督『大和!!』

大和『はい?なんですか?私この後出かけるんですけど』

提督『出かけるってどこへだ?』

大和『どこでもいいじゃないですか。それより、何のようなんですか?』

提督『っ!?……お前、最近何か変わったことはないか?』

大和『はぁ?特にないですけど』

提督『……お前が胸にピアスのようなものをつけているという話を聞いてな』

提督『以前のお前からしてみたら考えられない行動だったから気になったのだ。そんなものつけてないよな?』

大和『そんなものぉ!?ちっ!!提督、マジでうざいですよ!!』

提督『!?』

大和『イかしてるじゃないですか。これだからダサイ連中は……』

提督『大和……?』

大和『とりあえず私は急いでいるのでこれで失礼します』

提督『待て!!何処へ行くんだ!?』

大和『……しつこい!!関係ないでしょ!?』

提督『っ』

大和『ふん!!』タッタッタッ

提督『ま、待て!!』

提督《追いかけたが、鎮守府のすぐ外に泊まっていた趣味の悪い改造車に乗り込んでしまい追いかけることができなかった》
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:16:59.80 ID:zNi9TXab0


提督《その後、大和は二日間の休暇の間、戻ってくることはなかった。そして》

大和『提督、失礼します』

提督『あ、ああ、大和か。戻ったか』

大和『はい、ただいま戻りました。そして、もう二度と戻って来ません』つ辞表

提督『……は?』

大和『私、妊娠したんで結婚することにしたんです』

提督『妊……娠……?結婚??』

大和『はい。チャラ男くん、来て』

チャラ男『おうおう、マジで偉い人じゃんw やっべぇ〜わw』

提督『何だお前は?』
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/19(水) 03:18:02.61 ID:zNi9TXab0
チャラ男『はっ?お前とか初対面の人間に言う言葉じゃなくね?』

提督『質問に答えろ……!!』ギロッ

チャラ男『ちっ……分かったよ。俺はこいつの夫。わかる?夫!』ガシッ クチュクチュ

提督『!!??』

大和『あん!!ダメだよ、人前じゃん///』ピクン

チャラ男『この失礼な奴にお前が誰のモノか知らしめてやんの』

大和『大丈夫だよ。私あんな礼儀のなってないダサい奴とかマジで無理だし』

チャラ男『おいおいw 面と向かって言っていいのかよ?好きだったんだろw』

大和『止めてよ!私が世間知らずだっただけだからw』

提督『やま……と……』

チャラ男『うわぁひでぇw まあ、とりあえずそういうわけだから。二度とこいつにちょっかい出すなよ。行くぞ』

大和『うん///』

提督『そんな……馬鹿な……』
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 03:26:37.09 ID:j7Pv4HzMO
DQNの寝取りが一番心に来て嫌いだなあ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 03:53:37.64 ID:wPd3Ah/No
この提督よくもまあここまでNTR妄想しても心削れませんなあ。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/19(水) 04:23:04.61 ID:AhtxC0xV0
個人的に一番キツいNTRは友人にやられるパターン
それも、ちょっと二人がすれ違ってるとこに偶然友人(良い奴)が来て心の隙間を埋めてしまうみたいなアレ
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 08:32:15.28 ID:8hvkA1ISO
>>77
どうせ逆転だよ
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 08:50:34.68 ID:9PUdCEVeo
付き合ってたわけじゃないしコレだとNTRになってないだろ
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 11:23:50.49 ID:q8XAVDQXo
それな
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 11:45:20.38 ID:LB1Gvmvso
大和を孕ませるとか軍にとって結構な痛手だし、このあとチャラ男も大和もヤバいことになるだろうな
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/20(木) 01:45:18.22 ID:SWQ1l2LW0
どうも作者です
見てくれてありがとうございます!
本当はもっと短い予定だったんですが、
せっかくだから思いついたシチュをいけるだけやってみようという感じになっています
といってもあと5人ぐらいですが

>>117
そ、そんなことないですよ(挙動不審)
赤城と加賀は結婚までいっていますし、翔鶴は提督とプラトニックに付き合ってます
瑞鶴と大和は提督とはもう少しでくっつくというか、周りから見ていたら早くくっつけって感じでした
幼馴染のことが好きだけど、恥ずかしくて素直になれない感じの関係を思い浮かべてくれれば大体あってます(後付け)

という訳で今度、前日譚みたいな感じのモノを投下しようと思います
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 03:45:48.48 ID:zA4YdLjJO
こういうNTR系は後日談が気になるなぁ
軍のお偉いさんの女寝とったらシャレにならんだろうし
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/20(木) 07:59:58.08 ID:k/uTam9/0
厳密にはNTRではなく提督によるNTR妄想なので後日談は存在しないのでは
続き期待
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 22:06:53.39 ID:gdO/uixgO
そして妄想を語っている提督の机の下には口搾艦の明石が提督のをジュッポジュッポしてるんですね
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 22:19:59.76 ID:LWmIbfIPO
してねえよハゲ消えろ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:17:02.94 ID:Rwl49TBi0


提督「ぐわああああ!!」ガン ガン

ビスマルク「ちょっ!?何やってるのよ!?」ガシッ

提督「はぁ……はぁ…… ふざけるなよ大和ぉ……貴様そんなクソ野郎に靡くだけでなく、命を懸けて戦っている皆を置いていくのか……!?」

提督「いや、しかしそれは……解体申請は艦娘の権利……だが、こんなこと……おのれぇ……大和ぉ……!!」

提督「そもそも提督のことが好きでチャラい奴は嫌いじゃなかったのか!?そんな奴を好きになるとかお前まで頭のネジとんでるぞ!!」

提督「やはり、ただ快楽があればいいだけのクソビッチだったんだ!!これだから女は信用ならない!!」

ビスマルク「お、落ち着いて提督!!それもあなたの妄想だから!!ありえないから!!」

提督「何がありえないんだ!?」

ビスマルク「そんなことになれば普通に警察沙汰だからね!?ほら、こうなるわよ!!」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:18:45.16 ID:Rwl49TBi0


チャラ男『だからこれから一ヵ月俺と付き合ってくれよ』

大和『えっ一ヵ月?』

チャラ男『そう、一ヵ月。その間に俺は大和ちゃんを惚れさせてみせるからさ、だからその間だけ俺にアピールさせてくれよ』

チャラ男『もし一か月たっても俺のことが好きになれなかったらその時はまあ別れるのも仕方ねえよ』

大和『一ヵ月……』

チャラ男『な、悪くないだろ?』

大和《ここで断ればこんな痴態をみんなに知られちゃう…… けど一ヵ月付き合うなんて、そんなのいや…… とりあえず受けると言って油断させよう》

大和《そしてこのまま帰ったら全部提督に言うんだ。提督は話に聞くような強姦されたからっ穢れたとか言う人間じゃない》

大和《そうだ、提督なら助けてくれる!提督なら……提督……ぐすっ……助けてよぅ……!!》

大和『分かりました……それでお願いします』
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:19:30.54 ID:Rwl49TBi0
チャラ男『よっしゃ!!じゃあさっそく二回戦突入しようか』

大和『え!?』

チャラ男『付き合ってるオトコとオンナは、ヤるのが当たり前だろ?』

大和『……っ!!そんなの!!そもそも付き合ったその日になんていうのが異常です!!』

チャラ男『そんなの古いってwいいからやろうぜ。それとも、やっぱり言いふらされるのがいいのか?』

大和『っ!!……や、やります』ポロポロポロ

チャラ男『よし、じゃあ気持ちよくさせてやっから期待してな』
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:20:04.58 ID:Rwl49TBi0


チャラ男『染まれ!!大和!!俺に染まれ!!くぅ!!』ビュルルルル

大和『ああああああああ!!』ビクンビクン

チャラ男『ぅ……ふぅ……最高だったわ』

大和『あひぃ……』ビクッ ビクッ

チャラ男『な?どうだったよ。めっちゃ良かったろ?俺の彼女になるってもう決めねぇ?』

大和『ら、らめぇ……まだ決められないのぉ……』

チャラ男『そうかよ。まあ、あと一ヵ月あるし、じっくり考えてくれや』

大和『あふぅ……』
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:21:30.33 ID:Rwl49TBi0


提督『……』カキカキカキ

コンコン

提督『どうぞ』

大和『……』ガチャッ

提督『ん?大和?どうしたんだ?』

大和『提督……』

提督『大和?』

大和『ぐすっ……ふぐぅ……うぅ、うううううううう!!』ボロボロボロ

提督『ど、どうしたんだ!?』

大和『提督……!!私、汚されちゃいました……!!』エグエグ

提督『何……だって?』
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:25:08.49 ID:Rwl49TBi0


ヤンキー『うほっやべえw』

チャラ男『だろw今までで一番の女だわ』

ヤンキー『今度俺にもやらせろよ』

チャラ男『はっ?普通に無理だからw』

バンッ

憲兵A『動くな!!憲兵だ!!』

ナ、ナンダヨ キャァアー ウタナイデクレ

ヤンキー『え、な、なんなんだよこれ……』

チャラ男『け、憲兵?』

提督『……!!』キョロキョロ ハッ

ヤンキー『……なんかこっち見てね?』

提督『……? ……』ボソボソ

チャラ男『あ、ああ。何だよあいつ……誰と通話してるんだ?』

提督『……』コク ボソボソ

憲兵隊長『……? …… 道をあけろ!!』

ヤンキー『こっちに来るぜおい……!?ホントになんなんだよ……』

チャラ男『知らねえよ!そんなのこっちが聞きてえよ……』
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:28:10.44 ID:Rwl49TBi0
提督『お前がチャラ男か?』

チャラ男『えっ?は、はい……』

提督『貴様には強姦罪、脅迫罪、暴行罪、名誉毀損罪の疑いがある。ついてきてもらおうか?』

チャラ男『な、何なんだよ……ふざけやがって!!任意同行かよ!?ついて行くわけねえだろ!!』

提督『はっ……はははははは!!』

憲兵隊長『はははははは!!』

憲兵『『『『はははははは!!』』』』

チャラ男『何、笑ってんだよお前ら!!あぁん!?ぶっ殺すぞ』

憲兵隊長『構え銃!!』カツン

カチャカチャカチャ

ヤンキー『ひっ!?』

チャラ男『ひ、ひいいいい!!??』チョロチョロチョロ

提督『憲兵が警察と同じだとでも思ったか?今回の件では必要とあれば発砲や殺害も許可されている』

憲兵隊長『来い、人間の屑め。お前はしてはならないことをしたのだ』

チャラ男『ま、待てって!!いや、待ってください!!俺が何をしたって言うんですか!?』

提督『自分の行いを顧みてみろ。心あたりがあるだろう?』

チャラ男『ないです!!本当に何もないんです!!』

憲兵隊長『こいつを連れていけ!!』

憲兵A『了解であります!!』

チャラ男『や、やめてくれええええ!!』

提督『……隊長』

憲兵隊長『はい?』

提督『改めて言うが、射殺は許可されている。必要とあれば容赦するな』

憲兵隊長『はい、分かりました。分かったな?発砲をためらうな』ニヤッ

憲兵A『はい!!』
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:28:52.92 ID:Rwl49TBi0
チャラ男『ひっ!?ま、待ってくれ!!助けてくれヤンキー!!あの女なら抱かしてやるから!!』

提督『ほぅ……お前も関係者か?』

ヤンキー『ち、違います!!』

提督『本当か?怪しいな……隊長』

憲兵隊長『はい。こいつも連れていけ!!』

憲兵B『了解です!!』

ヤンキー『はああああ!?ふざけんなよお前!!ぶっ殺すからな!!ひぃ!?違います!!本当に何も知らないんです!!』

提督『よし、後は任せたぞ』

憲兵隊長『分かりました、お任せください』
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:30:36.34 ID:Rwl49TBi0


提督『大和!!』

大和『提督……』メマッカ

提督『奴は無事に逮捕された。国家機密に関わる事だからな。しばらくは、もしかしたら二度と出てこれないだろう』

大和『……提督、本当にありがとうございました』

提督『当たり前だろ?お前のためなら何でもしてやれる』

大和『提督……私、提督が好きです』

提督『!!』

大和『本当はずっと前から好きでした。けど、恥ずかしかったのと、断られたらあの関係が壊れちゃうと思って。……言い出せませんでした』

提督『大和……』

大和『提督と二人で笑い合っていたあの時間が好きでした。ずっと続けばよかった。……けど、私は穢された』

大和『提督とがいいって思っていた初めてのキスも、純潔も。全部奪われちゃいました』ポロポロ

大和『こんなに汚い私ですけど……どうか私を選んでくれませんか?私と結婚を前提にお付き合いをしてくれませんか?』ジッ
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:33:00.30 ID:Rwl49TBi0
提督《大和は震える声でそう告げる。上目遣いの目は涙に溢れており、肩が弱々しく揺れていた。もう限界だった》

提督『大和!!んっ……』

大和『!?んふぅ……ちゅ……』

提督《大和の唇を強引に奪う。驚いた大和は目を見開いたが、やがて求めるように唇を押し付けてくる》

大和《求める私に対して、提督はゆっくりと口を開く。私も恐る恐ると口を開いた。舌を伸ばすと、提督の舌に触れる》

提督《本当に、ファーストキスのような初々しい舌使い。何度か確かめるように舌で触れ合う》

大和《自然と舌を絡ませる。あの男にされたような、乱暴で蹂躙するようなものとは違う愛に溢れたキス》

提督《……》

大和《あっ……》

提督《しばらくしてから唇をはなす。大和の口から名残惜しそうな吐息が漏れた。紅潮した頬と、先ほどとは違う意味でうるむ瞳でこちらを見つめる》

提督『大和』

大和『はい』

提督『結婚してくれ』

大和『……!!!!はい……はい!!提督、愛しています!!どうか大和を末永くよろしくお願いします!!』ダキッ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:36:11.74 ID:Rwl49TBi0


ビスマルク「ふぅ……ちょっと気分がのりすぎちゃったけど。だいたいこんな感じの流れよ」

ビスマルク「泥酔からの強姦とか普通に警察沙汰だからね、あと何度でも言うけれど快楽堕ちとかないから」

提督「そんなの、お前の妄想だろ!!分からないじゃないか!!」

ビスマルク「なっ!?そう言う!?あなたn」

提督「ともかく!!この胸の奥にたまったどす黒い感情をどうしてくれようか!?うぐぅうううう……!!大和ぉおおおおおおおお!!」

大和「はい、提督!!大和ただいま参りました!!何か御用事でしょうか?」

提督「大和!!貴様、あんなゲスを好きになってその子供を産むのか?結婚するのか!?ええ!?」

大和「えっ……えっと」

ビスマルク「ちょっ、アトミラール、止めて。それは貴方のm」

提督「黙っていろ、ビスマルク!!……私がウザイか。お前たちのためを思って小言を言うこともあるから、それは覚悟している」

大和「そ、その……」

ビスマルク「アトミラーr」

提督「ダサいか!まあ、それは否定できないかもしれん!そんなつもりはないが、もしかしたらそうかもな!だが下品なピアスがいけてるなら俺はダサいままでいい!」

大和「ぴ、ピアス?あの……」

ビスマルク「ちょっと!」

提督「礼儀のなってないか!!そうか、まあ至らぬこともあるだろうがな!!だが少なくともお前の夫とやらよりはましなはずだがな!!」

大和「夫!?な、何の話なんですか!?」

提督「黙れ!!……失せろ、売女め。二度と私の前に姿を見せるな……!!」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:40:31.28 ID:Rwl49TBi0
提督「黙れ!!……失せろ、売女め。二度と私の前に姿を見せるな……!!」

大和「……っ!!うっ……ぐすっ……ふぐぅ……!!」ポロポロポロ

ビスマルク「アトミラール!!」

提督「っ!!……俺は、何を」

ビスマルク「貴方、本当にどうしちゃったのよ!?おかしいわよ!?」

提督「すまない……俺はなんてことを…… 大和、すまない。今のはつい妄想のせいで自分を見失ってしまっただけなんだ」

大和「ぐすっ……妄想ですか?」

提督「君が、肌を焼いて金髪に染め、タトゥーを入れているようなチャラチャラしたゲスに……泥酔している間に犯されてしまって……」

提督「それで快楽に堕ちて、いつのまにか子供まで作って、……俺をののしって出ていくというやつだ」

大和「……私はそんな事、絶対に、絶対に、ぜーったいにしません!!」

大和「そんなやつの前で泥酔なんてしませんし、もし襲いかかってきたら叩き潰してやりますから!!」

提督「そうか、そうだよな。ああ、そうだ。君がそんな事するはずがない。すまない、俺がおかしかったんだ」

提督「何故だろうか。子供の頃に何か悪いことをしたときのように、変に興奮してしまったんだ。実に恐ろしきはNTRの怪しい魅力だな」

大和「提督……おかしくなってしまったのは、その子のせいじゃないですか?」キッ ハイライトオフ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 00:40:43.81 ID:jsU38Gdoo
だめじゃこりゃこの提督は……
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:41:49.25 ID:Rwl49TBi0
ビスマルク「……!!」

提督「何!?それは違うぞ!!俺が自爆しただけだ!!……ビスマルクだって、さっき俺が巻き込んでしまっただけなんだ」

大和「でも!!」

提督「大和!!」ダキッ

ビスマルク「!」

大和「あっ!?……提督?」

提督「すまなかった。もう大丈夫だ。だから落ち着いてくれ」ナデナデナデ

大和「あふぅ……提督、本当にどうしちゃったんですか?どうか一人で抱え込まないで私に話してください」

大和「私なら……大和ならきっと提督の力になります。だから!」

提督「ああ、分かってる。だがな、これは俺が決着させなくてはならない、いわば決戦なんだ。危険すぎて君を巻き込むわけにはいかない」

大和「そんなに危険なら、それこそ私を頼ってください!!」

提督「大丈夫なんだ、本当に。これは普通の戦いじゃない。君まで私と同じ業を背負う必要はないんだ」

大和「業……」

提督「それに私にとっては、危険はそこまでない。必ず打ち勝って戻ってくる。だから、それまで少し待っていてくれ」

大和「……必ず、ですか?」

提督「ああ、約束する」

大和「……」チラッ

ビスマルク「……」ジッ

大和「……では、もう少しだけ待ちます。ですが、本当にもう少しだけですよ?」

提督「ありがとう、大和」

大和「はい。……では、失礼しますね」

提督「うむ」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 00:43:45.39 ID:SO4mJ0Ipo
この提督ギャグどころかただのキチガイじゃねぇか
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 00:49:49.69 ID:Rwl49TBi0
ビスマルク「……さて、どうやって言い訳するのかしら?」

提督「滅相もない……」

ビスマルク「最初に私が入ってきたときも興奮しておかしくなっていたわね?もうやめた方がいいんじゃないかしら」

提督「……実は、俺もそれを望んでいるのかもしれない。もうやめたいんだ、こんなことは。……だが、止められない!」

提督「俺のこの狂った妄想は、誰かに完膚なきまでに否定されることでしか止まらない!このおぞましい魂の牢獄から抜け出すにはそれしかない……」

提督「そうか、俺は解放されたいんだ。だが、ここで逃げてしまっては、俺はまた最奥に囚われてしまう」

提督「だから、今ここでどんなに苦しくても戦わなくてはならない。……ああ、今わかった。俺は君に倒されるために今ここにいるんだ」

ビスマルク「アトミラール……」

提督「どうか俺を倒してくれ。そして背徳の茨に囚われた俺の魂を救ってくれ。それだけが俺にとっての救いだ」

ビスマルク「……ええ、必ず」

提督「ふっ、ありがとう、ビスマルク…… ともかく、これでDQNに泥酔レイ○からの調教を受けての快楽堕ちNTRは、否定された……!!」

提督「だから、次に行くぞ。この俺に打ち勝って見せろ!!」

ビスマルク「かかって来なさい、アトミラールに巣食う狂気の幻影よ。もはや貴方は救いようあないけれど、せめて私の腕の中で息絶えるがいいわ」

ビスマルク「そしてその時こそ目を覚ましてね、アトミラール……」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 03:46:58.54 ID:Rwl49TBi0
>>140の訂正です。誤字スイマセン……

ビスマルク「かかって来なさい、アトミラールに巣食う狂気の幻影よ。もはや貴方は救いようはないけれど、せめて私の腕の中で息絶えるがいいわ」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 03:48:44.78 ID:Rwl49TBi0
どうも作者です。実は後日談も一応考えてあります
というか書いてる間にできてしまいました
という訳でありえた世界の話ということでおまけ的に書いてみたいと思います
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 03:50:58.05 ID:Rwl49TBi0
ありえた世界の話

加賀(イケメンと別れ、家へ向かう帰り道、足取りも気分も重い。会話もなく、ただただ無言が続く空間だ)

加賀(最近は、なんであの人と結婚したのか分からなくなってきた。愛していたことさえ忘れそうになる)

加賀(私の心はもうイケメンに流れていた。いつ離婚を切り出そうかということまで考え始めている)

加賀(あの人は何をしてもまったく私の変化に気がついてくれない。髪を少しだけ茶に染めても、いつの間にか結婚指輪をつけていなくてもだ)

加賀(あの人は私に興味がない。だから私も興味がない。すべてが冷めきった崩壊した家庭)

加賀(そんな家に帰るのに、どうして気分がよくなろうか)

加賀「ただいま」

提督「……お帰り、加賀。大事な話があるんだ」

加賀「!?……何かしら」

提督「まあ、ついてきてくれないか」

加賀「……はい」

加賀(いつもと違う反応。心がざわつくのはやはり悪いことをしたせいか。落ち着いて、まだそうと決まった訳じゃないわ)

加賀(バレるわけない。今まで気がつかなかったもの。きっと何か別の話よ。そう、例えば出張で家を空けるとか。きっとそう……)

加賀(提督は普段使わない和室へ入る。何があるというのか。いぶかしげな私に振り向いた提督は何故か儚い笑みを浮かべる)

提督「これだ、気に入ってくれると嬉しいのだが」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 03:53:54.81 ID:Rwl49TBi0
加賀「……!!」

加賀(そこにあったのは見事な色留袖だった。青と白、あの頃の私の装いを彷彿とさせる、本当に見事な色留袖)

加賀(さらに足袋や裾除け、肌襦袢、長襦袢、衿、丸帯、帯揚げ、帯締め、簪、草履、扇子など。正装が一式すべて用意されていた)

加賀「……綺麗」

提督「本加賀友禅の色留袖だ。君に絶対に似合うと思ってな。かの人間国宝に頼み込んで作ったものだ」

加賀「……!」

提督「……向こうで待ってる。着てみてくれないか」

加賀「……はい」

加賀(提督は無言で外に出ていく。留袖は何度か着る機会があったが、ここまでの逸品は初めてだった)

加賀(恐る恐ると触れると、今まで触れてきたものとはまるで別物の肌触り。足袋をはいて、裾除けと肌襦袢を身につける)

加賀(補正をして、上から長襦袢を着た。小物の類いまですべてが最高級品、いったいいくらかかったのか)

加賀(そしていよいよ留袖に袖を通し、丸帯を二重太鼓に締める。手が震えるのを何とか抑える)

加賀(帯揚げと帯締めを結んだ。ようやく着付けられたところで簪を手に取る)

加賀(美しい青い螺鈿の格調高いもの。正式な髪にしようか迷ったが、いつも通りに左で垂らして、簪を合わせた)
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 03:56:37.19 ID:Rwl49TBi0
加賀(帯に扇子をさして、鏡を見る。そこにいたのは確かに私だった。かつて海で戦っていたころ、あの頃の幻影が見えた)

加賀(だからこそ目立つ違和感、暗い茶色に染まった髪。今すぐ黒に染めたくなった)

加賀(そこでふと気がつく。一つ大きな漆の千両箱があった。何が入っているのだろう?)

加賀「……!!」パカッ

加賀(中に入っていたのは札束、おそらく二百万はくだらないだろう。それに加えて一枚の手紙が入っていた)

[まずはご無礼をお許しください。ただその価値のみを目的として私の作品を求める輩が多く、私の誇りに賭けてその様な人間に作品を渡すわけにはいかないのです。

しかしあなたは違いました。他のそういった類の人間が諦めるような高値を提示した私に対して、貴方様は何も言わずただその金額を払っていきました。

私は自らの浅はかさに顔から火が出んばかりでした。貴方様のような方に私の作品を選んでいただけたことは無上の喜びです。

ここに多くいただいた分のご料金を返金致します。

貴方様の最愛の奥様へとのことでしたので、ふさわしい作品になればと微力を尽くさせていただきました。

キャンセルされた紋入れの方も、必要とあればいつでも入れさせていただきます。
また和服が入用でしたら、どうぞご連絡下さい。]

加賀「……」ジワァ

加賀(頭の中が真っ白になった。最愛の奥様……最愛の…… 涙が溢れ、嗚咽が漏れそうになる。駄目だ、泣いてはいけない)

加賀(何とかして今すぐこの髪を染めたくなる。けど無理…… はっと気がつき、財布からこのところつけていなかった結婚指輪を出す)
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 03:57:47.27 ID:Rwl49TBi0
加賀(暫くじっと耐えて、平静を取り繕えるようになる。覚悟を決めてリビングへ、提督の元へ向かう)

加賀「提督、着替え終わったわ。失礼するわね」

提督「ああ。……とても似合っているよ」

加賀「あ、ありがとう」

提督「気に入ったか?」

加賀「ええ、とても。……けど、良かったの?とても高かったと思うけれど」

提督「まあな。これのために君のことを疎かにしてしまった。本末転倒だ」

加賀「……なんで、買ったの」

提督「君に似合うと思ったら、いつの間にか買っていたんだ」

加賀「っ!!」

加賀《いつかの提督とシンクロする。あの頃の気持ちが蘇ってきて、酷い裏切り行為をした自分への嫌悪感と怒りが湧きたつ》

加賀「てい……とく……」

提督「最後に、君のその姿が見れてよかった」

加賀「えっ」

提督「全部俺が悪いことは分かってる。寂しい思いをさせてすまなかった。慰謝料や財産分与については全部君の言う通りでいい」

加賀「な、なに……を……」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 04:00:14.24 ID:Rwl49TBi0
提督「これを。あとは君のサインだけだ」スッ

加賀「ぁ……」ドクン

加賀《そうして提督から渡されたのは緑色の紙、離婚届だった》

提督「名前は知らないが悪い奴ではないらしいじゃないか。俺と違ってきっと君を幸せにしてくれる」

加賀「あ……その……」ガクガクガク

提督「もしそれに紋を入れたければ、私が頼んだところに君が頼んでくれればやってくれる。本当に上等なものだ。大事にしてくれると嬉しい」

加賀「て、提督……」ウルッ

提督「俺は明日から最前線の基地へ移動することになる。この家も君のものだ。このまま住み続けるなり、売るなり好きにしてくれ」

加賀「ま、まって……」ジワッ

提督「申し訳ないが列車の時間がある。今サインをしてくれないか?これは俺が提出したいんだ」

加賀「まってぇ!!ぅ、ぐすぅ……」ポロポロポロ

提督「……」

加賀「……ごめんなさい、ごめんなさい。知らなかったの……私は、っく、貴方が……私のことをどうでもいいと思っていると思って……」

提督「加賀」

加賀「ぐすっ……」

提督「俺が君のことをそんな風に思うとでも思っていたのかい」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 04:01:52.89 ID:Rwl49TBi0
加賀「!!ごめんなさぁい……!!ごめんなさぁい……!!お願い、どうか許して……!!」

提督「それは俺のセリフだ。甲斐性が無くてすまない。どうか許してくれ」

加賀「違う!!違うの!!全部私が悪かったの!!」

提督「違う。君があの日、朝帰りしてきたときに話をしていればこんなことにはならなかったのかもしれない」

提督「すまなかった。君がそういうことをするなんて思っていなかったし……思いたくなかったんだ。恐ろしかった」

加賀「うぅうううう……!!ふぐぅうううう……!!」ボロボロボロ

提督「俺にもう少し勇気があれば……黙って背中で語るだけが男ではないな。だがそれが俺の信じた道だ。最後まで貫かせてもらう」

加賀「お願いします!!どうか、どうかそんなことを言わないで!!もう二度とやりません!!絶対に!!」

加賀「イケメンとももう二度と会いません!!もう二度とあなたを疑いません!!だからそんなことを言わないでください……!!」

提督「……そう言われても、困る」

加賀「私が愛しているのは貴方だけなんです!!お願いです!!分かってください!!」

提督「……そうか、なら、俺の願い事を聞いてくれるかい?」

加賀「はい!!何でもします!!」

提督「なら、俺と離婚してくれ。そしてどうか君は君の幸せを追いかけて、手にしてくれ」

加賀「っ!!うぅ!!いやぁああああ……!!」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 04:04:23.95 ID:Rwl49TBi0
提督「どちらにせよ、俺は明日からラバウルだ。激戦続く最前線には何があっても君を連れてはいけない」

加賀「ぅあああああん!!ていとくぅ!!捨てないでくださいぃ!!お願いですぅ!!」

提督「馬鹿な、捨てる気なんてないさ。少なくとも、俺から君を捨てるようなことはしてないよ」

加賀「ふぐぅ……!!ど、どうすれば……!!ゆ、許してくれますか!?」

提督「もうとっくに許しているよ」

加賀「ならぁ!!くっ……ど、どうすれば!!あ、貴方と別れずに……済みますか……!?」

提督「……それは無理だ。俺はもう決断してしまった。俺たちは、もう終わったんだよ」

加賀「わああああ!!あああああ!!」

提督「……」

提督(泣くという行為はすべてをリセットさせる。そのうち加賀も落ち着くだろう。しばらく待つ)

提督(かなり長い間加賀は号泣していたが、それもようやく収まった。今はもうすすり泣き程度だ)

提督「……加賀、落ち着いたかい」

加賀「……はい」

提督「……書けるかい?」

加賀「……どうしても、なの?」

提督「ああ」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 04:05:45.79 ID:Rwl49TBi0
加賀「……何があっても断りますと言ったらどうするのかしら?」

提督「書いてくれるまで何を対価にしても頼み続ける」

加賀「……書きますから離婚しないで、やり直させてくださいと言ったら?」

提督「それは……できない」

加賀「っ……なら、書くぐらいなら死んでやるって言ったらどう?」

提督「死なせないさ。それでも死にたいのなら先に俺が死ぬ。君が死ぬところは見たくない」

加賀「……どうしても、終わりなんですか」

提督「俺のせいだ。恨んでくれて構わない」

加賀「……書かないと、駄目なんですか」

提督「書いてくれないと困るな。頼むよ」

加賀「……分かりました」

加賀(もはや何もできることはなかった。私がこの人のためにできることは唯一つ。……離婚届にサインして、この人を解放することだけだった)

加賀(手が震えてうまく字が書けない。吐き気が酷くて今すぐにでも戻してしまいたい。冬の日本海にいるように心も体も凍えていた)

加賀(全部が悪い夢のようだ。それなら早く醒めてくれないだろうか。そんな意味のないことを考える)

加賀(何とか書き終えた書類を提督に手渡す。提督は軽く確認した)

提督「よし、いいぞ。ありがとう。」

加賀「……死にたい気分」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 04:13:10.98 ID:Rwl49TBi0
提督「たぶん俺よりはマシさ」

加賀「……」

提督「そうだ、忘れていた。これを君にあげよう」

加賀「!!」

加賀(そう言って、提督は左手薬指の結婚指輪を引き抜き手渡ししてきた。指にくっきりと残る指輪の跡。私の指輪をしていたのか分からない指と比べて、また泣きたくなった」

提督「売ればいい値段になる。役立ててくれ」

加賀「……売れるわけ、ないでしょう」

提督「そうかな?いいものなのだが」

加賀「分かってないわ」

提督「……そっちの意味かい?なら、私にとっては聞くまでもないのだが」

加賀「っ」

提督「では、お別れの時だ、加賀。良い人生を。どうか元気で」

加賀「まって!最後に……抱きしめて、くれませんか?」

提督「悪いが……それは無理だ。君の愛する人に頼んでくれ」

加賀「だから頼んだの」

提督「ははっ、いいジョークだ。かなり笑えたよ。……さようなら。ずっと愛していたよ」

加賀「……」ストン

加賀(寂しく笑ったあの人の横顔が脳裏に刻まれる。足に力が入らずに座り込んでしまった。待ってという声さえだせない)

加賀(もう何も考えたくない。ただ一つ言えるのは私の愚かさのせいで本当に大切なものをすべて失ってしまったということだった)

加賀(掌の、あの人の指輪に残るあの人の温もり。私はそれを握りしめる。堪えられなくなった涙と嗚咽、悲しみと絶望に押しつぶされた)
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 04:43:17.03 ID:hLE2uaLzo
書き溜めて一気に読ませたほうがいいかも
間があくと提督の基地害ぶりが気になる
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 04:45:48.44 ID:uSq+gkHzO
>>124
自分のお気にだからって藁
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 05:50:47.42 ID:XFR9lwT9O
>>153
逆だわ
本編に出てねえ推し艦娘を遠回しに乞食してんじゃねえよカス
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 11:09:41.40 ID:YROIzGU0o
こういう展開いいっすね〜
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/21(金) 18:56:12.47 ID:Rwl49TBi0
>>152
なるほど……
もしそういう意見が多いいならとりあえずそうしようかなって思います
ご意見いただけるとありがたいです
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/21(金) 21:03:11.07 ID:S093YeXf0
自分も回想とその後のやりとりは一緒の方がいいかな、普通に読みやすいし
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 22:45:30.51 ID:6F+c0caP0
まあ、理由はどうあれ結婚した以上浮気は100%した方が悪いからな
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 23:23:08.00 ID:AGoY6rTMO
営みを数年拒絶されてとか特殊な事情があると
した側よりもされた側が悪いって判決出ることもあるがな
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 23:24:00.24 ID:3/wjbsCpO
女様に甘い日本の法は本当にどうしようもねえな
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 23:38:18.24 ID:SO4mJ0Ipo
法律のおかげで女っていつ爆発するかわからない爆弾みたいになってる気がする
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 23:41:00.61 ID:aLxDpKqZO
わかる
やろうと思ったら簡単に男の人生狂わせられるからな
男の人生を意図的に狂わす愉快犯女も居るんだしいい加減法律を被害者に対して性善説じゃなくて性悪説にすべき
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 23:45:55.55 ID:j9ErCFxvO
この場合は妻側が受け身で夫に自分の気持ちを打ち明けず、男に逃げたことが最大の問題だからな

これは子無しだからまだいいが、子ありだった場合は生き地獄だよ
親権もほぼ女に取られるらしいし

苦しいから寂しいから浮気に逃げるようなクズがまともに子供育てられるとは思えないんだがな
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 09:38:00.46 ID:Zs+LKWrMO
男女平等()
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/22(土) 10:26:51.51 ID:MUAPnEZs0
どうも作者です
呼んでくれてありがとうございます

そうですね、
よく考えたら後日談やらに飛んだり本編に戻ったりするのは読み辛いですよね
とりあえず後日談とかは後回しにして本編を完結させます

どうぞよろしくお願いします
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 10:51:39.41 ID:A9cDrFJkO
いやいやこのままでいいと思うが
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/22(土) 11:06:41.18 ID:wmXRPsDJ0
>>157だけど、自分の言いたかったのは投下の間隔があくとリアルタイムで読んでる側としては読みにくいかなってだけの話なんでふ
なんで、書き溜めからの区切り良いとこで投下が読みやすくてありがたいなと
後日談とかは全然良いと思うしそこは>>1の好みと気分でオナシャス!
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/22(土) 11:09:08.85 ID:wmXRPsDJ0
つか自分が勘違いしてただけで>>152の言ってるのは>>165ってことなのか…
とりあえず自分はこのままで全然良いっす
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 11:46:40.04 ID:XpiTUBauO
今の法律が女性有利っぽいのはしょーがない。歴史を振り返ってみれば日本は女性が不利だった時代の方がなげーしな
だから今は有利っぽいんだろう
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 12:01:13.87 ID:Gbry3jsTO
だったら昔男が女を庇護してた時代みたいに女が男を庇護してよ
男女平等()の現状で女のみの法武装なんてなにもメリットがないよ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 12:20:14.13 ID:XNhxSpYeo
男女平等なんか無理。男女公平しできないと思ってる
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 12:39:55.11 ID:0+yzAj6cO
なんのスレだここ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/22(土) 12:42:51.32 ID:B6zUrlSuO
雑談するにしてもせめてSSの内容についてにしてくれよな〜頼むよ〜
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 12:49:56.75 ID:XpiTUBauO
>>170
してよって、出来るような力も義理もあるわけ無いだろ
そうやってネットで甘ったれたこと言ってんじゃねぇ
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 13:26:11.00 ID:Hdip/4m1O
まーん
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/22(土) 18:10:14.66 ID:XToBE1Igo
クソ女もクソ男もそんなクソみたいな話するならVIPかどこかでやれ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 02:17:07.70 ID:XNX+bZEP0
ま〜ん(笑)がまた暴れてるよ
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 02:48:22.37 ID:VCCRr3bWo
ああああああああもやもやするううううううううううううううううううううううううううううう
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 02:49:12.91 ID:VCCRr3bWo
続きを…続きを…
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 03:28:43.85 ID:BQrxjFZi0
乙でございます
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:36:41.75 ID:kJIuOaaY0
どうも作者です
更新遅れてすいませんでした……
とりあえず、あまり間が空きすぎる良くないので投下していこうと思います

ありえた世界の話は後回しにして、本編を先に終わらせます
ですので、いったん加賀の話は中断して提督とビスマルクの問答にもどりますね

よってここからは>>140からの続きです
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:40:11.34 ID:kJIuOaaY0
提督「では参る。残念ながら、世の中には上司に騙されたり脅されたりすることでNTRれるような頭の緩いビッチがいるそうだ。そう、例えばこんな奴だ」



提督『では、行ってくるよ』

長門『ああ。いってらっしゃいだ、貴方……』シュン

提督『そんな悲しそうな顔をしないでくれ。たった一週間だ』

長門『そうだな……退役してから弱くなってしまったみたいだ。貴方がいないとダメだ』

提督『そういわれると男冥利に尽きるな。愛いやつめ』ナデナデ

長門『ん/// ……早く帰ってきてくれよ?』

提督『ああ。ちゅっ、じゃあ行ってくるよ』

長門『んふ。行ってらっしゃい』フリフリ

長門《私は長門、誇り高いビッグ7の一角、戦艦長門の艦娘だ。2ヵ月ほど前に憎からず思っていた提督にプロボーズされて、それを受けた》

提督【長門、俺と結婚してくれないか】

長門【っ!!……はい///】

長門《ほどなくして籍を入れ、今では銃後を守っている。まさか、提督が私を選んでくれるとは思っていなかった》

長門《艦隊には金剛や鳳翔といった私よりも女らしくてかつ提督を好いていた者も多く、女らしくない私なぞと半ば諦めていたのだ》

長門《だが、選ばれたのは私だ。この幸福に勝るものはない!!こうして私は提督と幸せな新婚生活を送っていた》
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:43:44.83 ID:kJIuOaaY0
長門『これから1週間か……寂しい日々になりそうだ』

長門《今日、提督は一週間の出張に出かけて行ってしまった。新しい作戦のための会議だ。少しでも離れたくないが、仕方がない》

長門《それに、これはチャンスでもある。女らしいことに疎かった私はこれを機会に女らしさを磨くのだ》

長門《とりあえず、編み物や裁縫、料理といったことをもっと学ぶ。もちろん、裁縫と料理はそれなりにはできる》

長門《だが、手作りのかわいい感じの小物が作れた方がいいに決まっているし、誰に見せても恥ずかしくないような愛妻弁当をつくってあげたい》

長門《編み物は初めてだったが、手編みのセーターでペアルックや長いマフラーを二人で巻くとかそういうことをしてみたい///頑張らなくては》

長門《それに加えて、恋愛ものの映画やドラマを見てみる。私は恥ずかしながら手を握るタイミングやら腕を組むタイミングがよく分からないからだ》

長門《恋愛とかそういうのに興味は持っていても、経験がなかったのだから仕方がない。はずだ。果たして意味があるのかはよくわからないが、やらないよりましだろう》

長門『よし。では早速適当なものを見つつ編み物を始めるか。あの人が帰ってくるまでに、せめてマフラーぐらい作れるようになりたいな』

長門《提督、喜んでくれるだろうか。……きっと喜んでくれるよな》

長門『……』モクモク
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:44:48.96 ID:kJIuOaaY0


アァン ハァン

長門『!?』ギョッ

長門《編み物に集中していたら、いきなり聞こえる嬌声に驚く。見ると映画が濡れ場に差し掛かっていた》

長門『ごくり……///』

長門《もちろん、私とて女であるし、人だ。そういったことに興味がある。……だが果たして私は、提督を喜ばせてあげられているのだろうか?》

長門《ちゃんと女らしくできているか?体に何か変なことはないだろうか?筋肉質すぎはしないだろうか?》

長門《っ!!そうだ!!私の胸は果たしてちゃんと柔らかいのか!?》

長門『ん……///』モミモミ

長門《……たぶん柔らかいはずだ。だが、これが一般的な柔らかさから見てどうなのかは判断しかねるな》

長門《愛宕や加賀のように、すごく柔らかいというわけではない気がする……気になるぞ……!!どうやって調べればいいのだ!?》
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:47:11.78 ID:kJIuOaaY0
ピンポーン

提督『!? あっ、は、はい!』

長門《端から見たら自慰をしていると思われかねない行為中に鳴り響くインターホン。心臓が飛び出そうになった。あわてて玄関まで行き、扉をあける》

長門『どちら様でしょうか? ……!! 元帥閣下!!』

元帥『やあ。久しぶりだね、長門くん』

長門《恰幅のいい体型を窮屈に軍服に押し込めた、少し禿げ上がった中年の男性は元帥閣下だ。私たちの結婚式でもスピーチをしてくださった方だ》

長門《しかし、元帥ともあろう方がいったい何の用なのだろうか?身に覚えがない……》

長門『一体どうされたのですか?……まさか、夫に何か!?』

元帥『少しな。何、安心してくれ。君が思っているようなことではないはずだ』

長門『そうですか……』

元帥『ここで話すのもあれだ。少し上がらせてもらえるかね?』

長門『あっ、申し訳ありません!どうぞお上がりください』

元帥『うむ』

長門《元帥を客間まで通す。お茶を入れて、茶菓子と共に持っていく》

長門『どうぞ、粗茶ですが』

元帥『おお、ありがとう。……そうだ!実はいい羊羮を持ってきているんだ。これも出してくれないか?』つ間宮羊羹

長門『これは……!ありがとうございます。切り分けて来ますので少々お待ち下さい』

長門《間宮羊羮は久しぶりだ!アイスの方が恋しいが、羊羮もまた嬉しい♪》スタスタスタ

元帥『……』ニヤッ キュポン トポポポポポ
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:51:11.82 ID:kJIuOaaY0
長門『……お待たせいたしました。元帥、どうぞ』

元帥『いやあ、ありがたい!復員してから間宮の羊羮は食べる機会がなかっただろう?恋しいかと思って持ってきたんだ』

長門『そうですね。しかしこれは、前線で戦う者のためにあるべきものですから』

元帥『素晴らしい考え方だ。けどまあ、今回は棚ぼたと思って堪能してくれ』

長門『はい、ありがとうございます。あむ……♪』フニャァ

元帥『喜んでもらえたようで何よりだ』

長門『これは!お恥ずかしいところを見せてしまいました……』カァッ

元帥『なに、年頃の女性なら当たり前のことだろう』

長門『……そう言ってもらえると、幸いです』モジモジ

元帥『ははは!持ってきたかいがあるというものだ。最近は戦況もいいからな』

長門『そうなのですか?』

元帥『ああ、南方では〜』

長門『なるほど、では〜』

長門《最近の戦況について話し合っているうちに、気がついたら時間がたっていた。話が一区切りついたころには、お茶も飲みほしてしまっていた》
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:52:45.56 ID:kJIuOaaY0
長門『おや、もう空いてしまいましたね。新しいお茶を用意してきます』

元帥『いや、大丈夫だよ』

長門『そうですか。……それで元帥、本日は何用でいらっしゃったのですか?』

元帥『ああ、それか。いや、本当に身構えることじゃない。ちょっと提督に相談されてね』

長門『相談ですか……?』

元帥『まあ、少しテレビでもつけようか』ピッ

長門『あっ!!ちょっとお待ちください!!』

元帥『これは……』

長門『っぁ!!』カァッ

長門《テレビに映っていたのは先程見ていた映画だった。そう、つまりは濡れ場だ》

長門《落ち着け、これはただの映画だし、濡れ場なんてちょっとだけだ!けして変な目的で見ていたわけではない》グルグルメ

長門『こ、これは映画でして、決して何かいかがわしいものでは!!』アタフタ

元帥『ふむ……』ピッ

元帥《これは……欲求不満なのか?ともかく、悪くないぞ。もしかしたらことはすんなりいくのかもしれない》

長門『!?』

長門《元帥が映画を再生させる。なんて気まずいのだ!?しかもこの映画、なんで濡れ場がこんなに濃くて長い!?》

長門《最悪だ……元帥に絶対、変態だと思われてしまった……こんな屈辱、耐えられん……》マッシロ

元帥『驚いたな。まさか君がこのようなものを見るとは』

長門『ち、違うんです!!男女の関係に疎いので、それを何とかしたいと思い恋愛ものの映画やドラマを見て勉強しているんです!!』

長門『これもその一つで、たまたまこういうシーンがちょっと激しくて長いだけなのです!!決して変な意味で見ていたわけでは……!!』
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:54:25.16 ID:kJIuOaaY0
元帥『そうか。……時に長門くん、君たちの夜の生活はどうだね?』

長門『……はい?』

元帥『夜の生活だ。まあ、平たく言ってしまえば、セックスだよ』

長門『なぁ!?』

長門《いきなり何を言っているんだ、この人は!?》

元帥『おっと、誤解しないでくれ。実は提督に相談されたことというのは、そのことなんだ』

長門『えっ!?』

元帥『どうやら、君とのセックスが物足りないらしくてね』

長門『……!!』ガーン

長門《馬鹿な……!!そんなこと、一言も言ってくれなかったじゃないか……!!》

長門【んっふぅ……はぁん……ていとくぅ……気持ちいいか……?】ズチュズチュズチュ

提督【くぅ……ああ……すごくいいぞ、長門……!!】

長門《なんでちゃんと言ってくれないのだ……?あれは嘘だったのか?》

長門【提督、その……は、初めてなんだ。不手際があると思うが、いろいろ教えてくれ。貴方のためならどんなことだってして見せる///】

提督【そ、そうか……わかった……】ゴクリッ

長門《言ったじゃないか。経験がないから、どうすればいいか分からない。いろいろ教えてくれと》
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:55:40.11 ID:kJIuOaaY0
元帥『性生活の不一致は、離婚の原因になる事もままある。それに、提督は周りに魅力的な女性が多いからな』

長門『ま、まさか……!!』

元帥『誘惑に負けて他の子に手を出さないとも限らない』

長門『そんな!!提督に限ってそんなこと!!ありえません!!』

長門《そうだ!!ありえない!!いや、しかし……》



金剛【テイトク……便利な女でもいいネ……私を抱いてくれませんカ?】ウルウル

提督【な、なにを……!!】

金剛【迷惑をかけたりしまセン。ただ、ほんの少し。本当にほんの少しだけ、ティースプーン一杯ほどのお情けがほしいだけなんデス】ハラリ

提督【こ、金剛!!】ガバッ

金剛【あっ……テイトク///】



金剛【テイトク……私、今とっても幸せデス】

提督【金剛……すべてなんとかする。だから、俺と結婚してくれないか】

金剛【えっ……!?で、でも……テイトクは長門と……】

提督【何とかすると言っただろう?俺は自分の本当の気持ちに気がついたんだ】

金剛【嬉しいですケド……長門に悪いデス……】

提督【すべてのしがらみ、業は俺が背負うから。君は君の気持に素直になってくれ】

金剛【テイトク……!!わ、私も結婚したいデス……!!】

提督【金剛……!!ちゅっ】ダキッ

金剛【んふぅ……ん……】ギュッ



長門《まさか!!ありえない!!だが、私は提督を満足させられているか確証が持てない……もしかしたら……》ブルブルブル
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:56:45.91 ID:kJIuOaaY0
元帥『信じられないのも分かる。しかし、男というのは女には滅法弱い。本能がそうできているのだ』

長門『本能……!!』

元帥『しかし、儂も目をかけている大事な部下が、万が一そんな理由で破局を迎えてしまったらと思うと不憫でならない』

元帥『そのためには君が提督を満足させられるようになるしかない。だから、何か力になれないかとここへ来たのだ』

長門『元帥……』

元帥『何でもいい。何か心当たりなどはないか?』

長門『心当たり……』

長門《このような事、いくら元帥とはいえ赤の他人に話すなど……しかし、もはや四の五の言っていられない……》

長門『……実は、私はそういった経験が全くなくて……提督を満足させられているのか分からないのです……』カァッ

長門『それに、私は女らしくありませんし……この体も鍛えぬいていて、決して恥ずかしい体ではありません』

長門『だからこそ、そういう観点からするとよくないのかもしれません……』
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:57:56.18 ID:kJIuOaaY0
元帥『なるほど……なら、まずは君たちのセックスの流れを教えてくれ』

長門『え!?流れですか……?』

元帥『恥ずかしいだろうが、必要なことだ。何か間違っていたり、おかしな点があるかもしれない』

長門『……分かりました』

元帥『うむ、では頼んだぞ』

長門『そういうことは、まずキスから始まります。大体、ベッドの上でです』

長門『……初めは軽く唇を合わせるだけのライトなものですが、だんだん舌を絡ませ合ったディープなものになります』

元帥『ほぅ……』

長門《なんていう辱めだ、これは……もう……穴があったら入りたい……》

長門『そ、そこで提督が、その……私の体に……触れ始めます』

元帥『体というのは、具体的にどこだ?』

長門『えっ!?そ、その……初めは顔とかお腹とかなのですが……じょ、徐々に……胸とか、お尻とか、……せ、性器に移っていきます……』カァッ

元帥《羞恥に顔を赤らめ、瞳を潤わせている長門か……素晴らしいな。特にどうすればいいのか分からないという表情と上目遣いが最高だ》
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 14:59:30.35 ID:kJIuOaaY0
元帥『ふむ。続けたまえ……』

長門『そのあたりで、提督が私の服を脱がし始めて、体を愛撫し続けます。……そ、そのうち、提督が私の体を舐めたりしてくれます……』

元帥『なるほど。舐められるのは?』

長門『……先ほどと同じです』

元帥『続けて』

長門《な、何故だ……体が熱い…… 火照りと疼きが耐えがたいほどだ……》ジュン

長門《こんな、男性の前で自分の情事について話すことで興奮しているとでもいうのか……?ばかな……》ドキドキ

長門『それで、私の準備ができたら、いよいよ本番になります』

元帥『準備ができたらというのは?』

長門『そ、それは!!……私のアソコが、濡れたらです……』

元帥『ふむ。では、本番というのは?』

長門『わ、分かるでしょう!?』

元帥『察しはつくがね。だが、確証はない。もしかしたら考えていることが全く違うかもしれない』

長門『っ!……て、提督が服を脱いで、だ、男性器を私の女性器に、……挿入します』
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:01:21.61 ID:kJIuOaaY0
元帥『それで?』

長門『……提督が動いて、限界を迎えるまでそのまま、その……性行為を続けます』

元帥『限界とは?そして性行為とは?恥ずかしいのは十分わかっているが、これは重要なことだ。報告は明確かつ分かりやすく頼む』

長門『は、はい……限界というのは、提督が、しゃ、射精することです。……性行為というのは、提督が腰を動かして、……男性器をピストンさせること、です……』ドキドキドキ

元帥『よろしい、続けたまえ』

長門『はい……そして、限界を迎えた後は、日によります。そのまま軽く体を愛撫し合って少し話をして終わる日もあれば、二回目を始めることもあります』

長門『最大では……四回ほどしたことがありますね。流れは大体そんな感じです』

元帥『ふむふむ。……ちなみにだ、長門くん。君は提督に愛撫しているかね?』

長門『えっ?それは……あまりしていませんね。たまに体に触れる程度です』

元帥『なぜだ?』

長門『それは……するべきだと思わなかったからです』

元帥『なんと信じがたい……君は自分が愛撫されて気持ちいいし、うれしい、愛されていると感じることがあるだろう?』

長門『!!はい……』

元帥『それは男も同じなのだ。女性に愛撫されることで快感と愛されているという自覚を得る。君の話では、提督は今までそういった感情を得られてはいないということになるな』

長門『……!!』ガーン
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:03:10.20 ID:kJIuOaaY0
元帥『話を変えるが、挿入時の体位はどうなんだ?』

長門『……たいい?』

元帥『体位も知らんのかね!?挿入しているときの互いの姿勢だ!!まさかずっと正常位、正面から君が覆いかぶされるようになっているのか?』

長門『ああ、そういうことですか。大体はそうです。たまに私が四つん這いになって後ろから、その……挿入されることもあります』

元帥『なるほどな。おおよそは掴めた。提督が不満を感じるのは当たり前だ。はっきり言って、子供レベルのお粗末なセックスだ』

長門『そんな……提督…… 元帥、どうすればいいのですか!?』ウルッ

元帥『その前にもう一つだけ確認しよう』

長門『……な、何をですか?』

元帥『君の体つきだ。服を脱いで、そこに立ってくれ』

長門『そ、それは!!それは少々やり過ぎなのではないでしょうか……?』

長門《提督の、旦那様の前以外で肌をさらすなど!!できるわけがないし、したくない!!》

元帥『何を言っているのだ!!ちゃんと今確認しないでどうする!?あとで後悔してからでは遅いぞ!!』

長門『!!』

元帥《……まだそこまでは早いか?いや、今日中に楔をうちこんでおきたいな。よし、まずは……》

元帥『無論、全裸になれと言っているわけではない。下着姿になれということだ。そうすれば大体わかる』

長門《それぐらいなら……これも提督のためだ》

長門『……分かりました。けど、せめて脱ぐのは別室でさせてください』

元帥『……わかった』

長門『あ、ありがとうございます!』
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:05:31.45 ID:kJIuOaaY0


長門『……』シュルシュル

長門《体の火照りが収まらないばかりか、むしろひどくなってきている……正直に言うと、性的に非常に興奮している……》

長門《まさか私はそういう趣味が……?いや、そんなことない!!馬鹿なことを考えるな!!》

長門『……何だこれは!?』

長門《ばかな。ショーツがこんなにシミになるほど濡れている…… と、とりあえず拭いて新しい下着に変えなくては!》

長門《……この白の飾り気のない奴がいいだろう。万が一濡れても、シミが目立たないしな……》

長門《……よし、これで大丈夫なはずだ。行くとするか》



長門『し、失礼します。準備ができました』

元帥『どれ……!!』

元帥《なんという美しい肉体なのだ!!しなやかに引き締まった体はだらしないところが一か所もない!!》

元帥《しかしながら決して筋肉質すぎるわけではなく、女性的な柔らかさとの調和が素晴らしい!!》

元帥《胸と腰回りの丸みと、胴体の引き締まり加減はまさに女体の黄金律と言うべきか!!》

元帥《飾り気のない清楚な白下着に包まれた、つんと張った釣鐘型の胸とプリッとした尻は儂が期待していた通りだ!!目をつけていてよかった!!》

元帥《だからこそ、あの若造に掻っ攫われたことが口惜しい!!この肉体を味わったのが許せん!!》
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:06:18.48 ID:kJIuOaaY0
元帥『よし、気を付けだ。いいというまでそのままだ』

長門『っ!!……はい』

元帥『ふむふむ』

長門『……!!』カァッ

長門《み、見られている……私の肌が提督以外の男に……っ!!》

元帥『……』ギンギン

長門《あ、あれはまさか……しかし、そうだとしたらなんという大きさなのだろうか……?》ジュン

長門《わ、私の体を見てああなったのか?っ!!いや、くそ!!変なことを考えるな!!今日の私は何かがおかしい!!》ドキドキドキ

長門『はぁ……はぁ……』ジッ

元帥『!』

元帥《明らかに儂のモノを凝視しているな。それに荒い息に上気した肌、おまけに熱っぽい瞳だ。あの薬が効いてきたようだな》ニタァ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:07:15.89 ID:kJIuOaaY0
元帥『……』ピトッ

長門『あふん……っ!!元帥、何を!!』

元帥『いやなに、君の体の柔らかさを調べるのだよ。提督のためだ、たえるんだ』

長門《て、提督のため、か……なら、なら仕方がないよな……?》

長門『……は、はい』

元帥《よしよし!いいぞ!》

元帥『よろしい。……』ツゥー

長門『んぅ……ふっ……はぁ……!!』

長門《あたまがぼんやりとする……すごく気持ちがいい……!!》

元帥『ふむ、長門くん』

長門『つぅ……っ!は、はい』

元帥『……どうやら君の体は十分女性的だ。問題はない』

長門『ほ、本当ですか……!?』

元帥『ただし、見える所だけだ。全部確認してほしかったら下着も脱いでもらおうか』

長門『え、それは……』

長門《もっと触れてほしい……この体の疼きを快感で鎮めてほしい……けど、提督以外の男になど……》

元帥『無論、強制しているわけではない。君次第だ。……しかし、ここまでしたのだからな。全部しておくべきではないか?勿論、提督のために』

長門『提督のため……そうだ、提督のためだ……』

元帥『そうとも』

長門『提督のためだから……問題ないな……』シュルシュル

元帥『いいだろう。では、調べさせてもらう』サワサワ

長門『あん……はぁ……んふぅ……』ピク
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:08:53.90 ID:kJIuOaaY0
長門《元帥は私の胸に息がかかるくらいに顔を寄せ、その手が私の胸に触れる》

長門《撫でまわされ、それが段々と胸の中心へと近づいてくる。気たるべき快楽を想像し、震えた》

長門『はぁ……はぁ……んぅ……ぁあ、ああん!!』ピクン

長門《とうとうそこへ到達した手は、まるで私を悦ばそうとしているかのように先端の突起へ快楽を与えてきた》

元帥『よし、胸は問題ない。次はこっちだな』グニッ

長門『んああ!!はぁ……はぁ……あぁっ!!』ビク

長門《さんざん私の胸を虐めつくした元帥は私の後ろに回りこんで、屈んだ。覆うものがなくなった私の秘所が丸見えだろう》

長門《手が私の腰回りにまわされ、無遠慮にお尻の肉を掴まれる。いけないことをしているということが私をさらに興奮させた》

元帥『ふむ、素晴らしい。問題ないぞ。次はこっちだ』キュッ クニクニ

長門『ふぁああ!!』

長門《元帥が前に回り込み、とうとうその手が私の秘所に触れる。いきなり敏感な突起をつままれ鋭い痛みのような快楽が体を貫く》

長門『ああ……んはぁ……くぅ……んふぅ……!!』

長門《そして一転、今度は焦らすようにそこ以外を責め立ててくる。じんじんとした性感がいっそう私を高ぶらせ、先ほどのような激しい快楽を要求する》

長門《とうとう元帥は指を私の中に差し入れ、内側からも私を責めたてた。大洪水になっている自覚がある。こんな快楽は知らなかった》

元帥《よし、もう勝ちは確定だ。一回イかせておくとするか》クチュクチュクチュ

長門『あ、ま、待って……!!あん、ふぅう!!くぅううううう!!』ビクンビクン
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:10:12.50 ID:kJIuOaaY0
元帥『よし、終わった。大丈夫だ。君は全身余すことなく女性的で魅力的な体だった』

長門『んはぁ……はぁ……はぁ……ありがとう……ございました……』

元帥『だが、長門くん。儂が確認している間に君は感じていたな?挙句の果てには絶頂したとみる』

長門『そ、それは……元帥がそうさせるから……』

元帥『私はそんなつもりはなかった。君が頼むから確認しただけだった』

長門『でも……』

元帥『だが勘違いしないでくれ。責めているわけじゃない。むしろ逆だ。そこまで乱れる素養があるのならば、絶対に提督を満足させられるようになる』

長門『ほ、本当ですか……?』

元帥『もちろん。しかし、そのためにはそういった技術、性技の習得が必要だ』

長門『性技……』

元帥『それを教えてあげてもいいのだが、こればっかりは実際にやって見なくては劇的な向上は見込めない』

元帥『どうする?君が望むのなら、このまま続けて私が知るすべてを教え込んでやるが?』

長門『そ、そんな事……』

長門《駄目だ、これ以上は絶対に。これ以上すると戻れなくなる。提督への明確な裏切り行為、浮気だ》
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:11:08.96 ID:kJIuOaaY0
元帥『さてと……』ボロン

長門『!!』

長門《なんという……!!服を脱ぎ、全裸になった元帥の、いきり立った男性器はありえない形をしていた。提督の倍近くはあろうかという巨根は、まああり得る》

長門《しかし、その巨根の陰茎にはぶつぶつとした異様な膨らみが浮き出ている。よく知りはしないが、少なくとも医学的な書物にそのようなことは書いていなかった》

元帥『ああ、これが気になるか?』

長門『えっ……いや……』

元帥『これはね、シリコンボールだ』

長門『シリコンボール?』

元帥『要するに、セックスの時に相手を悦ばせることを目的に整形したということさ』

長門『整形……』

元帥『誰でも初めて見るときは驚くが、実際に味わってみれば癖になっていたよ』

長門『……ごくっ』

元帥『さあ、どうする?まあ、提督のためを思えば答えは分かるが。悦ばせたいのだろう?』

長門《!! そうだ。これは提督のためなのだ……だから、浮気にはならない。けして私がしたいからという訳ではないのだ》

長門『よ、よろしくお願いします』
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 15:12:39.51 ID:kJIuOaaY0
元帥『さあ、まずは男に対する愛撫だ。基本的には体をなでるがちゃんと性感ポイントを押さえておくんだ』

長門『性感ポイント?』

元帥『君で言うと女性器や尻、胸、脇腹だ。性的快感を得ただろう』

長門『……は、はい』

元帥『男も大体は変わらん。流れも一緒だ。キスから体を愛撫し、どんどんと触れる場所を性感ポイントへ移す。自分がやられたようにやってみろ』

長門『はい。んちゅ……ん……はっ。こうですか?』なでなで

元帥『そうだ……』

長門《ベッドに寝そべった元帥にキスをする。そして手でわき腹や背中を愛撫した。口を離し、胸を撫でつけ、揉み、乳首を刺激する》

長門《しばらくすると、元帥も私を愛撫し始めた。まるで恋人同士のように愛撫し合う》

長門『男も乳首がたつのか……』

元帥『よし、まて』

長門《そんな感動を覚えつつ、手がいよいよ元帥の性器に触れたところで声をかけられる》

元帥『乳首を舐めたり吸ったりして、刺激しつつ扱け。扱くときはワンパターンにならないよう緩急をつけて裏スジ、カリを重点的に刺激するようにしろ。玉も忘れるな』

長門『はい……ちろちろ、ちゅぅちゅぅ』シコシコシコシコ

元帥『うっはぁ……いいぞ、その調子だ』

長門《言われたようにする。手がねとねとし始め、元帥の喘ぎ声が男の人を悦ばせているという事実を認識させてくれる》

長門《細かい指示に従いつつ、必死に元帥へ奉公する。ビクビクと痙攣するソレは火傷しそうなほど熱い》
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