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【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
- 702 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 15:43:18.37 ID:VcSaUQPwo
-
九尾「それで主様、阻止する手立ては考えられたのかや?」
天乃「今の今でそれを聞いてくるなんて……そんなの……」
結果的に鎮めることができたとはいえ、
巫女である6人が犠牲になり、残った1人も犠牲となった
そんな、当人たちにおいての救いとは言えない結末を聞かされた後での問としては
あまりにもひどいものだと、天乃は首を振る
暗に、6人の中の巫女である亜耶の繋がりで、
芽吹までその身を投じてしまうだろう。と、助言とはいえない助言されたようなものなのだから。
天乃「何にも、考えついてなんていないわ」
九尾「ふむ……そうか」
天乃「そうかって、貴女いつも聞いているでしょうっ」
九尾「それはそうじゃが」
天乃「だったらッ」
九尾「こう、つまらぬきっかけでも与えてやらねば。主様は不満も言わぬじゃろう」
天乃「っ……」
九尾「主様が己の力不足を嘆いておることも、それでも考え、悩んでいることも。妾は十分に理解しているとも」
無意識に強く言葉を発していた自分に気づいて何も言わない天乃を
今度は、優しく見下ろして、九尾は声をかける
挑発の色はなく、ただ、宥めるような口調だった
九尾「主様に体の自由度がなく、子のこともあって普通の少女以上に精神的に崩れやすいことも十分承知しておる」
それでも、内面に押し隠して、平然を振るまおうとしてまう
ふるまえてしまうような人間であることも、九尾はよく知っている
九尾「主様や。少し、考えるのをやめるのも一つの手であろう」
天乃「なっ」
九尾「主様は一人で悩んでおるのか? そうではなかろう。そうならぬための者共であろう。それとも、少しの休息時間を取ることさえ咎めるような者共かや?」
- 703 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 15:52:43.72 ID:VcSaUQPwo
-
九尾「主様がこの狭い部屋の中から出たいというのならば、妾は喜んで手を貸そう」
天乃「貴女……」
九尾「主様が言ったであろう? 九尾はいつも、話を聞いているでしょう。と」
銀の墓参りに行きたいのであれば、そのための時間と隙は作ろう
みんなとともに外の空気に触れてきたいのであれば
彼らの目を欺く手はずを整えよう
九尾「妾にとって、悪だの善だの興味はない」
もちろん、勇者部のためになるかどうか。
そんなことも九尾にとっては無関係だ
自分が思う、天乃のためになることならば
どんなことだってすることができる、してしまう
そこに躊躇いも後悔も罪悪感さえも存在はしない
だが、天乃が心の底からそれを嫌がって、そうしないでほしいと願い、代案を提示するのであれば、
自分の考えを捨てることさえできる
しかし逆に、
天乃が望まない犠牲であっても、その犠牲がなければ天乃が失われ
それに対する代案も何も提示できないのであれば、犠牲を出すことを厭わない
九尾「主様のためであるかどうか。妾が欲する理由はそれのみじゃ」
天乃「……そう」
九尾「どうじゃ主様。明日、少しは外に出てもよかろう」
1、みんなで一緒にいられればそれで充分
2、園子、東郷とともに銀のお墓
3、夏凜ちゃんとおでーと
4、みんなで少しだけ、外出
↓2
- 704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 15:54:50.16 ID:JIQvPl2y0
- 4
- 705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 15:55:30.53 ID:+M7V2+3WO
- 2
- 706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 15:56:57.15 ID:KC27wqiBO
- 3
- 707 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 16:39:32.21 ID:VcSaUQPwo
-
天乃「なら、お墓参りに行きたいわ」
九尾「先日話していたことじゃろ? その時言えばよかろうに」
天乃「色々考えることがあったの」
銀のことも優先したい
だが、ほかにも考えなければならないことがあった
周りの人の手を借りなければならないような状態である天乃が、
大赦の許可を得られていない脱走のようなことに手を貸してなど
なかなかに、言えることではない
天乃「本当に、協力してくれるのよね?」
九尾「嘘はつかぬ」
天乃「なら、東郷と園子もつれていきたい」
九尾「……欲張りめ」
天乃「貴女が良いって言ったんじゃない」
九尾「別にダメとは言うておらぬが」
まったく。と
半ば呆れたため息をついた九尾だったが
それで気が済むならば、と、天乃の要求に首を縦に振る
- 708 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 17:10:19.81 ID:VcSaUQPwo
-
九尾「主様、出かける上で一つだけ忠告しておくことがある」
天乃「なに?」
九尾「主様の体が不安定であることは変わらぬ。半日じゃ。半日で戻ってくるのじゃぞ」
天乃「ええ、わかったわ」
九尾「軽いのう……」
不安じゃのう。と、心情を吐露した九尾は
逡巡して、そうじゃ。と、怪しげな笑みを浮かべる
九尾「連れて行く者共にはしっかりと口添えしておこう」
天乃「口添えって……そこまでしなくても」
九尾「主様のことを信頼しておるからじゃ」
よくよく無理をする
そんな天乃のことをある意味で信頼しているから、
だから、園子と東郷にも告げるのだ
あの二人ならば、何が何でも時間までに連れ戻すからだ
九尾「明日はゆっくり休むがよい。多少は、心も落ち着くじゃろう」
天乃「ええ。ありがとう」
九尾「くふふっ……礼には、及ばぬよ」
本当に、礼には及ばぬ
繰り返し微笑んだ九尾は、ふわりと姿を消していった
- 709 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 17:27:33.11 ID:VcSaUQPwo
-
1日のまとめ
・ 乃木園子:交流有(芽吹)
・ 犬吠埼風:交流有(芽吹)
・ 犬吠埼樹:交流有(芽吹、クリスマスはどうするの)
・ 結城友奈:交流有(芽吹)
・ 東郷美森:交流有(芽吹)
・ 三好夏凜:交流有(芽吹)
・ 乃木若葉:交流有(芽吹、芽吹を見つけて)
・ 土居球子:交流無()
・ 白鳥歌野:交流無()
・ 藤森水都:交流無()
・ 郡千景:交流無()
・ 伊集院沙織:交流有(芽吹)
・ 九尾:交流有(明日は)
・ 神樹:交流無()
11月13日目 終了時点
乃木園子との絆 83(高い)
犬吠埼風との絆 107(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 94(とても高い)
結城友奈との絆 113(かなり高い)
東郷美森との絆 124(かなり高い)
三好夏凜との絆 147(最高値)
乃木若葉との絆 99(かなり高い)
土居球子との絆 44(中々良い)
白鳥歌野との絆 44(中々良い)
藤森水都との絆 36(中々良い)
郡千景との絆 45(中々良い)
沙織との絆 127(かなり高い)
九尾との絆 68(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 710 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 17:37:24.51 ID:VcSaUQPwo
-
√ 11月14日目 朝(病院) ※日曜日
01〜10
11〜20 大赦
21〜30
31〜40 夏凜
41〜50
51〜60 樹
61〜70
71〜80
81〜90 千景
91〜00
↓1のコンマ
- 711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 17:37:53.34 ID:u0iGz6qi0
- あ
- 712 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 17:58:55.63 ID:VcSaUQPwo
-
では、いったん休憩します
19時ころに再開し、22時ころに終了予定になります
- 713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 18:03:04.62 ID:ZAkt9VynO
- 一旦乙
久々に正妻のターン
- 714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 18:06:03.03 ID:CP3+H8ILO
- たん乙
夏凜ちゃんと何話すのか
- 715 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 19:20:55.96 ID:VcSaUQPwo
-
では、また少しだけ
- 716 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 19:45:42.07 ID:VcSaUQPwo
-
√ 11月14日目 朝(病院) ※日曜日
夏凜「気を付けていってきなさいよ? あんた、一応妊婦なんだし」
天乃「一応って何?」
夏凜「精神的にはまだ、十分子供ってことよ」
夏凜はそういいながら、
天乃の膨らんだお腹に優しく触れて、微笑む。
産まれてくる子供を心待ちにする、母親
いや、この場合は父親のような表情で。
夏凜「九尾の挑発に乗ったりとか」
天乃「きこ……え、ちゃったわよね」
思わず、しゅんとする
申し訳なさそうな天乃の様子に、夏凜は「そんな罪悪感感じなくても」と、
口出ししたはずの夏凜が、困った表情を見せる
夏凜「九尾が言ってたこと、別に間違ってないでしょ。というより、あのままなら私が言ってたかもね」
天乃「……そんなにひどかった?」
夏凜「そこまでは酷くなかった。ま、昨日の時点では、まだ」
天乃「まだ。ね……」
夏凜「あんたは初めて会った時からそう。相談しても考え込む、自分の力が関わってたりすると余計に悩む」
そういった夏凜はふと、顔を上げて
天乃「?」
きょとん。とする天乃に微笑んで――ピシッっと、額を中指で打った
天乃「痛っ!」
夏凜「あんたが平気でも子供が平気とは限らないんだから、適度に発散するくらい好きにしなさいよ」
- 717 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 20:03:28.79 ID:VcSaUQPwo
-
夏凜「九尾に言わせるって結構相当なことって自覚したほうが良いわよ」
天乃「……ええ」
夏凜「まぁ、こればかりは断った大赦が原因だし後で兄貴にでも文句言っておくか」
天乃「春信さんは関係ないでしょ」
夏凜「兄貴も大赦、連帯責任」
ふんっ。と
怒ったようで怒っていない
ただの八つ当たりなり冗談であるとわかりやすい夏凜の態度に、
天乃は笑い声をこぼして「まぁまぁ」と宥める
天乃「そんな理不尽なこと言ったら可哀そうだわ。春信さんだって酷い目に合ってるんだから」
夏凜「あれで酷い目とか、あんた相当優しいわ……あぁ、そういうやつだっけ」
天乃「えっ、なに?」
夏凜「何でもない」
なぜか標的が天乃に変わったかのような、不満げな表情
いや、天乃の優しさその奥に春信を見ているのだろうと天乃は感じて、小首をかしげる
天乃「何かあった?」
夏凜「何もないっての。もう前の話だし……ただ、今思い出してイラってきただけ」
天乃「何かあるって言ってるようなものなんだけど?」
夏凜「過去のことだし気にする必要ないって、ほんと」
- 718 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 20:32:57.98 ID:VcSaUQPwo
-
ないない。と
ひらひら手を振って見せる夏凜の表情は
たしかに、今もなお本気で怒っているようなものではなかった
夏凜「贅沢な話だけど、兄貴も不本意だったってことは分かってるし」
天乃「贅沢……?」
自分がかかわっていて、
春信さんがかかわっていたことで
そんなことあったかしら。と、天乃は小首をかしげて、考えを隠す
気にはなるが、気にしても仕方がないことのような気がしたからだ
夏凜「そうそう」
天乃「?」
夏凜「最初にも言ったけど、ほんと、気を付けていってきなさいよ」
天乃「ええ」
夏凜「九尾が手伝ってくれるみたいだし、大丈夫だとは思うけど」
天乃「何か不安なことでも?」
夏凜「いや……ちょっと、嫌な予感がするってだけ」
1、不安なら、一緒に来る?
2、心配しすぎよ。でも、大丈夫……けど、一応警戒しておくわ
3、どんな予感? 会えなくなる。とか?
4、、あらやだ。もしかして誰か男の人に告白されちゃったりするのかしら
↓2
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 20:37:21.15 ID:JIQvPl2y0
- 1
- 720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 20:37:29.00 ID:xZYoKAiAO
- 4
- 721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 20:38:11.12 ID:ZAkt9VynO
- 1
- 722 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 20:58:18.86 ID:VcSaUQPwo
-
天乃「あらやだ。もしかして誰か男の人に告白されちゃったりするのかしら 」
夏凜「は?」
天乃「ふふっ、園子と東郷もいるし。結構魅力的に見えちゃったりして」
三人のうち、誰か一人でいたら声がかかるかもしれない
三人でいても、道を歩いていたら声をかけられるかもしれない
天乃「それでおと――っ」
パンッ! と、音がした
頬が叩かれた音じゃない
すぐ横の枕がつぶれ、空気が抜け出ていった音だ
天乃「へっ……え……ちょ、えっ?」
夏凜「へぇ……男、そう。男か。兄貴の話をしてすぐ男の話とか。あんたセンスあるわ」
ヒクついた笑み
怒ってはいるが、優しさから怒り切れていない
そんな表情
天乃「夏凜?」
夏凜「あんた、マフラーとか持ってたっけ」
天乃「持ってない、けど?」
それは好都合。と、夏凜は言うと
口元に触れ、下あごをくっと持ち上げて……夏凜の顔が見えなくなった
- 723 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 21:11:01.64 ID:VcSaUQPwo
-
天乃「っ!」
夏凜の顔が見えなくなったそばから、首筋から痛みが走ってきた
かみつかれたかのようなピリッとした痛み
それに合わせて、ぬるりとしていてふっくらとした感触
夏凜の唇であることはすぐに分かって、
けれど、痛みのある感触に思わず動いた手は夏凜の手に抑え込まれて止まる
天乃「ちょ……ご、め……じょうだっ……」
数分間、その状態だった
天乃のベッドはまだカーテンに隠されたままで
周りのみんなは、夏凜と天乃の二人きりの時間を邪魔はしないようにと離れているし
なぜか、九尾達は助けてくれなかったからだ
夏凜「っは……あー……唇ってか口が痛い」
イタタ……と、口を指でなぞる夏凜を横目に、
天乃は夏凜の唇の感触が強く残る首筋に触れる
夏凜「はぁ……アニメだの漫画だのみたいにうまくはいかないか」
天乃「なに、したの?」
夏凜「あんたがあんなこと言うからいけないのよ」
天乃「あれはほんの冗談――」
夏凜「……でも、あんたを好きになるやつは沢山いる。彼女にする権利がなくても、好きになる権利は誰にだってあるから」
- 724 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 21:29:26.58 ID:VcSaUQPwo
-
夏凜「そうなったやつが諦められるように」
夏凜は静かな声で言い、
天乃の手に重ねるように首を撫でる
痛かった? と、ごめん。と
申し訳なさそうに言って、天乃を見つめる
夏凜「キスマークを付けた」
天乃「…………」
夏凜「それなら、あんたを誑かそうなんて奴はきっといない。あぁ、でも……」
たまにはそんなバカもいるかも。と
夏凜は困ったように笑いながら離れて、深くため息をつく
なぜこうしてしまったのかと、
恥ずかし気で、罪悪感のある表情
天乃「かっ」
声をかける前にカーテンをよけて自分の棚を開けた夏凜は、
黒っぽいネックウォーマーを天乃に投げてよこす
夏凜「誑かされたきゃ、隠せば?」
天乃「……私のこと、誰かが好きになるのは嫌なの?」
夏凜「違う。好きになられて告白されたあんたの顔が、嫌いなの」
天乃「…………」
夏凜「……どっちをつけるかはあんたに任せる。馬鹿」
夏凜は言うだけ言って、カーテンの裏に逃げてしまった
- 725 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 21:31:47.21 ID:VcSaUQPwo
-
√ 11月14日目 朝() ※日曜日
01〜10
11〜20 芽吹
21〜30
31〜40
41〜50 大赦
51〜60
61〜70
71〜80
81〜90 大赦�A
91〜00
↓1のコンマ
※空欄は通常通り、東郷園子と天乃で銀の墓参り
- 726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 21:32:34.23 ID:ZAkt9VynO
- あ
- 727 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/11(日) 21:56:00.46 ID:VcSaUQPwo
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「久遠先輩、首巻は巻かなくていいんですか?」
天乃「いいのよ。これは、持ってるだけでいいの」ニコッ
東郷(首に夏凜ちゃんの嫉妬が押し付けられているし、大方隠したければ。という理由で貰ったけど)
東郷(隠すのは勿体ないし、手を握ってるように感じるから持っていたいって事かしら)
東郷「では、落とさないように気を付けてくださいね」
- 728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 22:04:43.45 ID:ZAkt9VynO
- 乙
久し振りに夏凜ちゃんとの痴話喧嘩、やっぱり他の娘よりも特別感があるな
あとオマケの東郷さんが空気を読むとは珍しい…
- 729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 22:15:29.98 ID:Bj7Jr3Z9O
- 乙
墓参りの前に何事もなくてよかった
- 730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 13:08:55.72 ID:I0Fga59bO
- 喧嘩の内容がかわいいというか女は許すのに男は許さない夏凜ちゃんの謎
- 731 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/12(月) 20:11:52.04 ID:XpSMh/+Vo
-
では、少しだけ
- 732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 20:24:24.70 ID:QUPLuizAO
- はいよ
- 733 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/12(月) 20:30:51.03 ID:XpSMh/+Vo
-
√ 11月14日目 朝() ※日曜日
「…………」
銀たち英霊を祭る英霊碑は瀬戸大橋を望むことのできる場所にある
天乃が行くことを望んだからか、
普段はいないはずの見張りが立っている
だが、天乃と園子、東郷が近づいても反応はない
まるで、何も見えていないかのように退屈さを感じる立ち姿をさらしているだけだ
園子「これが、九尾の力」
東郷「違うわ。その一端よ、そのっち」
二人が話しても、声は聞こえない
真横を通っても、車いすの音がしても
彼らは全く、気にする素振りを見せない
九尾による幻惑の力だ
大赦の人々の目に天乃達が見えなくなる
見えないとはつまり、その場に存在してはいないということになる
少なくとも【彼らの世界】では。
ゆえに彼女たちが出す音もすべてが、彼らの耳に止まらなくなるから何の反応も見せない
- 734 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/12(月) 20:47:50.65 ID:XpSMh/+Vo
-
東郷「……本気になれば、存在そのものを消滅させられるのでは?」
天乃「否定はできないのよね……」
大赦の用意した見張りの人を振り返りながら、
少し、恐れを感じる声で東郷は言う
東郷たちのことが見えないし、感じられない
きっと、触れたりしても感じないようにさせることだってできるだろう
自分以外にもたくさんの人がいるのに
誰も、自分のことを認識してはくれない
誰も何もしてくれない、何も受け取ってはくれないし与えてはくれない
そんなことになったら、精神が擦り切れてしまうことだろう
だから東郷は恐ろしいと感じたのだ
園子「でも、天さんのためにならないから大丈夫なんよ」
何がどう転んでも天乃がそうなることを望むことはないだろう
だから、そうはならない……はずだ
園子「そんなことよりも、ミノさんに報告するんよ」
たくさん、たくさん。
話したいことがあるんよ。と
園子は嬉しそうで、切なそうに微笑んだ
- 735 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/12(月) 21:03:09.15 ID:XpSMh/+Vo
-
東郷「ここが、英霊の眠る場所……」
園子「そう。先代……乃木若葉から現代まで。多くの巫女と勇者たちの眠る場所」
若葉たちの名前から始まり、銀の名前が刻まれた石碑と無名の石碑へと続く
きっと、これからも続いていくものだろう
東郷「この名前のない石碑は?」
園子「……わっしー。わっしーの名前もここに入る予定だったのかもしれない」
東郷「鷲尾須美、ね」
園子「そう。でも、また勇者としての戦いになったからか、何なのか。結局、ここは空席なんよ」
天乃「…………」
大赦が管理しているということもあって、
しっかりと手入れされているお墓はきれいだった
一部、経年劣化によって傷ついてしまっているものもあったが、
それでも、今にも崩れてしまいそうなものなどはない
若葉たちの名前が刻まれた石碑も。だ
天乃「……千景。貴女の名前はないのね」
それだけではなく、久遠陽乃。天乃の先祖の名前もここにはなかった
天乃「……………」
1、銀への報告をする
2、少し、若葉達のお墓を調べてみる
↓2
- 736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 21:04:55.39 ID:xYdYJbxe0
- 2
- 737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 21:05:16.61 ID:QUPLuizAO
- 2
- 738 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/12(月) 21:11:28.94 ID:XpSMh/+Vo
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷(見えない、聞こえない?)
東郷(誰にも……?)
東郷「く、久遠先輩……その、一つお願いが」
天乃「うん?」
夏凜「変なこと言ったらぶっ飛ばすわよ。あんた」
東郷「」
東郷(外でエッチなことは……さすがに夏凜ちゃんがダメなのね)
- 739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 21:19:49.17 ID:QUPLuizAO
- 乙
とーごーせんせー、悪用はダメ絶対
それはともかくちょっと寄り道して西暦時代の秘密に迫れるか…?
- 740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 22:57:13.58 ID:cF1g0MMmO
- 乙
久遠さんはOKという風潮
- 741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 12:46:11.35 ID:sGq2FnR9O
- 土下座すればヤらせてくれそう
- 742 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/13(火) 20:09:37.54 ID:XSlxbXx5o
-
では、少しだけ
- 743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 20:20:11.30 ID:MG/w3l29O
- よしきた
- 744 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/13(火) 20:36:11.34 ID:XSlxbXx5o
-
天乃「……少し、調べてみようかしら」
園子「天さん?」
天乃「園子、東郷。少しだけお願いがあるの」
東郷「なんなりと」
天乃「そうかしこまらなくてもいいんだけど……」
銀へのお話が終わった後で、若葉たちのお墓が調べたいのだと願う
大赦が作ったもののため、
以前、丸亀城にて見つけたようなものはないかもしれないが
少しだけ、見てみたいと思ったのだ
東郷「若葉さん達のお墓ですか……さすがに、墓荒らしは――」
天乃「そこまで酷いことしないから大丈夫」
園子「ご先祖様のなら直接許可取れるんよ〜」
ニコニコとしながら言う園子に、
そういう問題じゃない。と、あきれ顔を見せる東郷
天乃の願いだからと言って
なんでもかんでもオッケーというわけではないらしい
東郷「はぁ……二対一ですか」
天乃「無礼なことはしないから安心して」
東郷「確かに、久遠先輩なら安心ですね」
園子「そこでどうして私を見たのかな〜?」
- 745 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/13(火) 20:54:06.78 ID:XSlxbXx5o
-
なんでかな〜どうしてかな〜
不思議というよりは、からかっているかのような口ぶりで体を揺らす
東郷も、園子も。
一度は、歩くことのできなくなった二人が歩き、動く
そして、欠けてしまった部分はあるけれど、
かつてのように明るく話す光景を前に、
天乃は思わず、笑みを浮かべる
以前にも感じたが、銀のお墓の前というものもあってか、
そこに、銀もいるような感じがして……少し、温かみを強く感じた
東郷「分かった、わかったからそのっち、近い」
園子「天さんはぎゅーっってするのに!」
東郷「久遠先輩は良いんです」
抱き着く園子をぐっと押しのけようとする東郷は
ついぞ、困ったように天乃へと目を向ける
天乃「少しくらいいいんじゃない?」
園子「いやっほう!」
東郷「こらっ!」
ぺしんっと。
園子を叩く東郷は本気で嫌がっているわけではない表情を浮かべながら、
お忍びで来てることを忘れてない? と、叱った
- 746 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/13(火) 21:27:26.54 ID:XSlxbXx5o
-
銀との別れから、今まで
起きたこと、出会ったこと
沢山のことを東郷が優しい声で報告する
その傍らで、園子に導かれる天乃は若葉達西暦時代の勇者の名前が刻まれた石碑の前へと来ていた
園子「前にも来たことはあるけど、その時はまだご先祖様はいなかったから不思議な気分」
天乃「こんな風に、立派な石碑に刻まれている人が、呼べば目の前に現れてくれるんだものね」
園子「それだけじゃ、ないよね」
にゅっと、天乃の横に首を伸ばした園子の伺う表情に、
天乃は言葉の意味を察して、軽く笑う
確かにそうだ
天乃はその若葉と、恋仲になった
たとえ英霊ではなかったとしても
300年も前の人と恋人になっているのだから
笑い話にしては、凄すぎる話だと言えるだろう
天乃「すごいわよね。ほんと」
園子「うん」
天乃「先祖と子孫。その二人と付き合っているんだもの」
園子「……ぇへへ」
- 747 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/13(火) 21:53:48.07 ID:XSlxbXx5o
-
いい位置にある頭を優しくなでてあげれば、浮かんでくる笑顔
かわいらしい恋人を先祖の墓―先祖も恋人だが―の前で愛でているのは、
なんだか不思議な気分になってくる
多分、不敬には当たらない……と、思うが。
天乃「……でも、千景のお墓がないなんて」
事情は知っている
けれど、それでもやっぱり酷い話だと思ってしまう
しかし、
郡という名前や、久遠という名前はところどころに見える
特別、あの二つの名前がないということなのだろう
もしかしたら、
それ以外にも消されてしまった名前はあるかもしれないけれど。
園子「大赦は穢れてしまった名前として、それを歴史上から隠蔽した。だから、ここにはないんよ」
天乃「だとしたら、私の名前も載らないかもしれないわね」
園子「天さんの名前は、ここになくても、みんなの心にはしっかりと刻まれているんよ」
天乃「……そうね」
- 748 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/13(火) 22:01:56.25 ID:XSlxbXx5o
-
01〜10
11〜20 赤嶺
21〜30
31〜40 ひなた
41〜50 赤嶺
51〜60
61〜70 高嶋
71〜80 祖母
81〜90
91〜00 陽乃
↓1のコンマ
- 749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 22:03:30.77 ID:MG/w3l29O
- あ
- 750 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/13(火) 22:11:41.19 ID:XSlxbXx5o
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
祖母「……におうわ」
東郷「!」
天乃「まさか……見えてるの?」
祖母「…………」
天乃(違う。この人……九尾の力だけを感じているんだわ)
東郷「ほっ」
東郷(さっきの妄想で濡れたのがバレたかと焦ったわ)
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 22:17:13.62 ID:MG/w3l29O
- 乙
久遠さん達の気配を察して出てきたとかでも不思議ではないけど
色んな意味で気まずい再会だな…
- 752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 22:36:25.64 ID:2QLwqun0O
- 乙
壮大な親子丼と言えなくもないという
- 753 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/14(水) 20:07:59.68 ID:76T3POUio
-
では少しだけ
- 754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 20:36:31.86 ID:clVuaKoNO
- 来てたか
- 755 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/14(水) 20:42:16.64 ID:76T3POUio
-
この世界を守ってきた、勇者や巫女
墓石の数は、つまり犠牲になった命の数
いや、ここにある英霊碑はあくまで貢献してくれた命
犠牲になったのはもっと多い
最初期、奪われてしまった命の数は……
その犠牲を許せなかった、認められなかった
報いを受けさせようとした若葉の名前を指でなぞろうとした時、
数人の男性を引き連れて、その人は姿を現した
「……結構です」
「しかし」
「この場で私に害をなそうなどという不届き者はいません」
付き添う護衛らしき男性たちに、
女性はしっかりとした声で反論を述べると「それとも」と
怒りをにじませながら、足を止める
「貴方方はここに眠る英霊の魂がわたくしに危害を加えると?」
「そ、そのようなことは決して……」
「では、入り口で待機していなさい」
- 756 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/14(水) 20:57:39.77 ID:76T3POUio
-
最後まで言うことを許さず、
突き放すように言い捨てた女性は男性達の姿が見えなくなるまで佇み、振り返ったままで。
完全に見えなくなったのだろう
疲れたため息をつきながらまた、歩みを進める
天乃「…………」
東郷「見えて、いないんですよね?」
天乃「そのはずだけど……」
天乃たち少女からしては高齢
だが、決して老いていないしっかりとした足取りの女性は、
天乃達の横を通ると、
銀と無名の石碑の前で足を止める
お忍びでのお見舞いということもあって、
お供え物の類は一切していない
だが、女性は誰かが来たことを悟ったかのような表情でしばらくじっと眺めて、首を振る
「まったく……勝手なことをしますね」
園子「あの人……天さんのお祖母ちゃんだ」
東郷「えっ?」
天乃「そうなの……?」
園子「うん、間違いない」
- 757 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/14(水) 21:24:12.14 ID:76T3POUio
-
いつになく真剣な表情を見せる園子の視線を追う天乃と東郷
その先にいる女性、天乃の祖母は石碑から顔を上げると
まっすぐに、天乃たちの方をにらんだ
天乃「見えて……ないのよね?」
「……今の世界は不安定で、彼らの不安も解らなくはありませんが、やはりここでまで護衛というのはいささかおかしい」
東郷「久遠家だからという理由かしら?」
園子「天さんと違って力はないはずだから大丈夫だと思うけど」
聞こえてはいないはず
だけれど、聞こえていそうで見えていそうで
思わず小声で話してしまう
祖母は聞こえているのかいないのか
小さく笑みを浮かべて、銀の墓の前で腰を落とす
「仮に英霊がわたくしの命を奪おうというのであれば、それは、命を賭した少女たちの希望を裏切ったからこそ。甘んじるべきでしょう」
手を合わせ、祈るように首を垂れる
天乃「…………」
九尾は祖母のことをあまりよく言わなかったが、
実際に見える祖母は、言われているような悪い人物には見えない
- 758 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/14(水) 21:46:19.27 ID:76T3POUio
-
数分間、銀の石碑の前で手を合わせていた祖母は、
ゆっくりと目を開くと、静かに立ち上がって階段を上っていく
一歩一歩、しっかりと踏みしめて……そして、足を止めたのだ
東郷「!」
「そうは、思いませんか?」
園子「なっ」
天乃たち三人のいる、目の前で。
天乃の顔をまっすぐ、見下ろして
気づいているのかもしれない
見えているのかもしれない
もしかしたら、声だって聞こえているのかもしれない
だが、天乃のようにかすかに感じ取ることができるというだけで
完璧には見えず聞こえずの状態なのかもしれない
「もっとも、今の世界が望まれたものである。とも、わたくしは考えていないのだけど」
天乃「…………」
1、黙っておく
2、九尾を呼ぶ
3、それが分かっていてどうして、奉火祭を行うんです?
4、見えているんですか?
↓2
- 759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 21:50:42.83 ID:clVuaKoNO
- 3
- 760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 21:51:49.10 ID:PBeQ3Kx0O
- 3
- 761 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/14(水) 22:01:34.87 ID:76T3POUio
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
「どうして……ですか」
「そうですね。ここに刻まれた多くの石碑がその答えです」
「命の重さを語るのであれば、解らないとは言わせません」
天乃「っ」
「子供の我儘で失っていいほど、この世界はもう、安くないのですよ」
- 762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 22:08:45.27 ID:clVuaKoNO
- 乙
祖母の言葉が重たい…
物語的に天の神とは別方向でラスボスになりそう
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 22:18:45.24 ID:OlXyDR6KO
- 乙
メンタル的強敵
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/15(木) 17:47:58.72 ID:FXJSqQelO
- わがままじゃなく筋の通った提案なら話も違うんだろうけどな…
- 765 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/15(木) 20:09:11.28 ID:9Np/NOrio
-
では少しだけ
- 766 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/15(木) 20:15:06.13 ID:9Np/NOrio
-
答えるかどうか少し迷って、天乃は唇を結ぶ。
出かけた言葉を噛みしめて、精査する
祖母は犠牲を多く積み上げていく今の世界を快く思っていないのだろうか
ここに自分たちがいると分かって、
わざと、歩み寄った視点での言葉を紡いだのか
どちらなのか、祖母の表情からうかがい知ることはできない
だから天乃は問うことにした
天乃「それが分かっていてどうして、奉火祭を行うんですか」
園子「天さん……」
「どうして、ですか」
東郷「! やはり、見えて」
驚きの声を漏らした東郷へと、祖母は目を向ける
本当に見えているのだ
「ええ、見えていますよ。誰の差し金なのかも、わかっているつもりです」
園子「だから、護衛の人たちを下げさせたんですか?」
「それはただ、ここでは守られる理由がないと判断しただけですよ。貴女達の存在の有無は関係ありません」
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/15(木) 20:20:06.60 ID:nq4j9zKOO
- キター
- 768 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/15(木) 20:41:33.87 ID:9Np/NOrio
-
冷たさを感じる言い返し
挑発しようとしているのが透けて見えてくれれば反論のしようもあるが、
その冷たさは祖母の他人に対する感情そのものなのだろう
偽りも何もない表情に、園子でさえも言い返す言葉を持たなかった
「それで……奉火祭の件でしたか」
天乃「…………」
天乃だと分かっていないのか
それとも、記憶喪失だから自分の正体を明かすつもりがないのか
祖母は天乃を見つめながら、他人のように声をかけなおした
「そうですね。奉火祭を行う理由はいくつかありますが、一番の理由としてはこの世界を守るために行います」
天乃「守るために犠牲を強いるの? 防人に近しい子まで巻き込んで反乱されたことを聞いていないの?」
「伺っていますとも。ですが、だからどうだと?」
東郷「どう……とは? どういう意味ですか」
「言葉通りですよ。東郷美森さん。反乱されたから。だから取りやめにしろと。まさか、そう仰るおつもりではありませんよね?」
東郷「っ」
「この場に眠る英霊はみな、この世界を守るために命を賭したのです。未来を望み、託し、そうして続いてきたのです」
その歴史があり、命の重さは分かっているつもりだ
だが、それでも奉火祭を行うことを決めたのはそうしなければならないからだ
そうしなければ、過去のすべてが無駄になってしまう。無意味になってしまう
「その託された世界の命運が、子供の我儘に左右されることなどあっていいはずがありません」
- 769 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/15(木) 21:00:52.06 ID:9Np/NOrio
-
天乃「なら、神樹様の種を奪った私たちのところに来ないのはなぜですか?」
「神樹様の種一つでは、回復できる力には限度があります」
その一方で。と、
祖母は感情の見えない瞳で天乃を見つめ続ける
「貴女の体調が整う恩恵は計り知れない部分があります」
もちろん、それが良く働くばかりではないことも十分に承知している
しかし、天乃が世界を見捨てることができるような人間ではないことも知っている
どちらも世界をすくうために使うのならば
可能性の多い方に希望を託すのは不自然ではない
もっとも、天乃が世界をすくおうとするような人間でないならば、
すぐにでも、取り返しに向かっていたが。
「それに……貴女の体調が戻らず、子孫が途絶えるようなことになっても困りますから」
天乃「救わない。もし、私がそう言ったら?」
「心の乱れは胎児には辛いものです。あまり、無理なことを言うものではありませんよ」
天乃「だったら、奉火祭なんて行わないで」
「それは出来かねます。貴女が万全であったなら……そうですね。対策の練りようもあったのかもしれません」
- 770 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/15(木) 21:20:54.23 ID:9Np/NOrio
-
東郷「それは、私たちにはできないことなんですか?」
巫女であり勇者でもある私……ではない
巫女であり、勇者である東郷
勇者であり、何度も満開を行って神に近づいた園子
天乃の穢れを引き受け、耐性のついた夏凜や友奈たち
勇者のみんなでだ
そのみんなでならできることがあるのではないか
そう、東郷は言う
しかし、祖母はしばしの沈黙ののちに口を開く
「残念ですが、役者不足でしょう。結界の外は今や勇者とてその命を削られてしまう。それこそ、無意味です」
園子「私たちだって強くなってます……久遠先輩だけに背負わせないために強く」
「それでも、変わりません」
園子「………」
園子の手が握りしめられた音が後ろから聞こえてくる
できることがないとはっきり言われてしまったことが、
犠牲のある未来が差し迫る中で代案を出すことができずに焦る心を煽る
「奉火祭は予定通りに行われます。貴女達の力は未来のために必要なものです。くれぐれも、無理をなさらないように」
祖母はそれを言い残すと、悔しさを見せる東郷たちの横を通って歩いていく
かける言葉がなかった
天乃にできることを聞いても、東郷たちが実行すると考え話すことは無かっただろうから。
だから、何もできなかった
- 771 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/15(木) 21:24:21.55 ID:9Np/NOrio
-
√ 11月14日目 夕(病院) ※日曜日
01〜10 風
11〜20
21〜30
31〜40 樹
41〜50
51〜60
61〜70 友奈
71〜80 千景
81〜90
91〜00 沙織
↓1のコンマ
- 772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/15(木) 21:43:33.68 ID:nq4j9zKOO
- あ
- 773 : ◆QhFDI08WfRWv [saga sage]:2018/11/15(木) 21:48:27.94 ID:9Np/NOrio
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
祖母(そう、それでは何も変わらない)
祖母(結局、【命を捧げる】必要がある)
祖母(一番近しい人の命を失うなんて、それは、貴女が一番嫌なことでしょう?)
九尾「だからと言って、失われていい命があると主様は考えぬぞ」
祖母「……策はありますよ」
祖母「それより、あまり余計なことはしないで下さい。彼女は身籠っているのですから」
- 774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/15(木) 21:59:07.68 ID:nq4j9zKOO
- 乙
本当に打つ手がないという絶望感
こうなったら早期出産して早く久遠さんが動けるよう復活させるしかないか…
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/11/15(木) 22:33:29.98 ID:y6S9p/wpO
- 乙
とりあえず友奈に慰めてもらおう
- 776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 13:10:23.56 ID:aqpFRruXO
- 乙
意地悪で言ってないし正しいのがな
神樹様の種も奉火祭の代用に勇者を使わないのも考えがあってのこと…原作は強行突破したけどどうなるのか
あとsageのせいで上がってないぞ
- 777 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/16(金) 20:56:15.24 ID:7cT60ql/o
-
では少しだけ
- 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 20:59:53.11 ID:bhpaGy4EO
- かもん
- 779 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/16(金) 21:42:05.83 ID:7cT60ql/o
-
√ 11月14日目 夕(病院) ※日曜日
久しぶりの外出で吸った空気は病室に比べたらまだましではあったが、
以前よりはよどんでしまったように感じられた
それも、神樹様が弱ってきているせいだろう
今はまだ、結界を保つ力があるがそれもいつまで持つのか
寿命が尽きれば結界が消えるのは確実だが、
結界が消えたからと言って寿命が尽きるわけではない
生命維持……と言って正しいのかはわからないけれど
それを優先した場合は、結界が先に切れることだろう
しかし、それでは結局神樹様も犠牲になる
であれば、均等に消耗して同時に消滅するつもりだろう
天乃「…………」
英霊碑で出会った祖母
その言葉に反論できる隙はなかった
あれは、犠牲にすることを正しいと思ってはいない
そうしなければならないという責任と覚悟を背負っている口ぶりだった
軽い反論など、無意味どころか馬鹿にもなれない
- 780 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/16(金) 22:05:17.09 ID:7cT60ql/o
-
友奈「久遠先輩……?」
天乃「ん?」
友奈「あっ、起こしちゃいましたか?」
ひょっこりと。
休むために占めたカーテンの隙間から顔を覗かせた友奈の申し訳なさそうな表情に
天乃は笑みを返して、軽く手招きする
自分で動いていない分、疲れはないが起き上がるのは少し気怠くて横になったままだ
天乃「どうしたの? 一緒に寝る?」
友奈「まだ早いですよ」
でも夜なら一緒に寝たい
そんなことをちょっぴり照れながら言う友奈は、
小さく息をついた瞬間にだけ、悲しげな表情を見せる
ほんの一瞬だったけれど、天乃の目にはそう見えたのだ
友奈「お祖母ちゃんに会ったって、東郷さん達から聞きました」
天乃「ええまぁ……何があったのか話は聞いたんでしょう? そのままよ」
友奈「奉火祭は予定通りに行うって、子供の我儘に左右されるわけにはいかないって」
そういわれたと聞きました。と
友奈は笑う余裕がないのだろう、困った表情でつぶやく
- 781 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/16(金) 22:29:08.24 ID:7cT60ql/o
-
友奈「東郷さん、自分にもう少し力があればって言ってて」
天乃「なるほどね……それなら、私のところに来るよりも東郷のそばにいてあげたほうが良いんじゃない?」
天乃との性的な繋がりに強い意思を感じさせることが多い東郷だが
根はまじめだし、友奈のことだってとても大切に思っている
そうでなかったとしても、
友奈の存在はとても、安らぐものだろう
もちろん、友奈が無理をしていなければ。の、話だが
けれど、友奈は首を振る
友奈「こういう時、一番気にするべきなのは久遠先輩だって、みんなで決めてるんです」
天乃「私?」
友奈「一番、何もできない嫌な気持ちがあるのは久遠先輩だからです」
東郷達は役者不足だと言われても、納得はしないが神様の問題ゆえに自覚はあるし理解はできる
だが、天乃は違う
神格の存在に対しても通用する絶対的な力を持っていながら、
それを行使するための余力がない
そのもどかしさは力があってなお、それを行使することができない者にしかわからない
友奈「ごめんなさい、勝手に」
でも、嫌なんです。と、友奈は言う
友奈「だから、せめてそばにいるくらいできたらって」
- 782 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/16(金) 22:53:22.91 ID:7cT60ql/o
-
天乃「案外、私のことを見張っておいてその隙に何かするつもりだったりしてね」
友奈「そんなことは、ないですよ」
天乃「…………」
友奈「そんなことできないです」
自分の意志で出来る出来ないではない
どれだけ強い意志があろうとすることができないのだ
大赦の拒絶を押しのけて強引に奉火祭を止めたとする
それで結界を侵食していくバーテックスの力が強くなったら?
神樹様の力が押し負けるようになってしまったら?
終わりだ。
対策の練れていない今の状況では、勇者が無茶をすることしかできない
だが、それも神樹様の恩恵あってこそ。
神樹様の寿命が尽きた後で勇者として戦うことができるかどうかはそれこそ、神のみぞ知ること
下手に手を出すことはできないのだ
友奈「もうすぐ、12月ですね」
天乃「そうね」
1、クリスマスプレゼント、楽しみにしているわね?
2、友奈はどう思った? 奉火祭を中断できない理由
3、友奈にも東郷にもみんなにも力はある。でも、だからと言って無理はしないでね
4、私が無事なら。できることがあるとは言っていたのよね
↓2
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 22:54:26.23 ID:6glKQx0/O
- 1
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 22:55:49.93 ID:bhpaGy4EO
- 3
- 785 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/16(金) 23:13:00.06 ID:7cT60ql/o
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば少し早い時間から
天乃「無理はしないでね」
友奈「しないですよ、本当です」
友奈(出来ない、無理だけじゃなくて何も)
友奈(……奉火祭、やっぱり。どうしようもないのかな)
友奈(諦めたくない……諦めたくないよ……)
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 23:15:14.22 ID:W4EpAEnkO
- 乙
さてどうなるか
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 23:20:44.70 ID:bhpaGy4EO
- 乙
原作みたいに友奈ちゃんが祟りで苦しむ姿なんて見たくないけど…
何かいい手はないものか
- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 06:26:32.78 ID:uBmXB9kQO
- 乙
心配しなくても久遠さんが代わりに苦しんでくれるから大丈夫
- 789 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 20:08:28.45 ID:sfxwHY28o
-
では、少しだけ
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 20:15:17.27 ID:L5Bihe55O
- ばっちこい
- 791 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 20:28:51.42 ID:sfxwHY28o
-
天乃「……大丈夫よ、友奈」
友奈「っ」
天乃「友奈にも東郷にもみんなにも力はある。でも、だからって無理はしないでね」
友奈「……はい、しないです」
出来ないです。と、友奈は残念そうな笑みを浮かべて断言する。
今の状況で無理するべきことは奉火祭の阻止
だが、そこで無理しても犠牲になるのが自分たちになるだけで
何の意味もない
むしろ、天乃の悲しさが増すばかり
であれば、する理由さえもなくなってしまう
友奈「でも、頑張って考える無茶くらいは、するかもしれないです」
天乃「徹夜は体に悪いわよ? 肌的にも、成長的にも、健康的にも」
友奈「それはそうなんですけど……」
天乃「無理して考えたって、実現できるものだとは限らないんだから」
友奈「でも、そういう夢みたいな考えが何とかするための作戦になるかもしれないです」
天乃「夢みたいな考えってだけでは、あの人は……大赦は奉火祭をやめてはくれないわ」
- 792 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 20:41:16.68 ID:sfxwHY28o
-
きっと。
いや、絶対にだ
友奈の頑張ろうとしてくれる気持ちはありがたいし、立派だと思う
だが、それではダメなのだ
根性論で考えを変えてくれるほど、あの人は甘くない
この世界を、軽く見てはいない
奉火祭だって、前例がなければ行うかどうかですら怪しいくらいに。
天乃「みんなで考えられるのだから、その分。無理はしないで行きましょう?」
友奈「はい」
天乃「……ごめんね」
無理ばかり言って
縛るようなことばかり言って
そう続けられる短い謝罪を、天乃は小さな声で言う
友奈「今何か言いました?」
天乃「ううん、頑張りましょ。って」
聞こえるべきだが、聞こえなくていい
聞こえてしまったらきっと背負わせることになるから
でも、言わなければいけない
だから、聞こえないほどに限りなく小さな声で言うのだ
- 793 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 20:47:35.33 ID:sfxwHY28o
-
√ 11月14日目 夜(病院) ※日曜日
01〜10
11〜20 沙織
21〜30
31〜40
41〜50 九尾
51〜60 千景
61〜70
71〜80 夏凜
81〜90
91〜00 樹
↓1のコンマ
- 794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 21:10:17.25 ID:L5Bihe55O
- あ
- 795 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 21:34:29.87 ID:sfxwHY28o
-
√ 11月14日目 夜(病院) ※日曜日
天乃「……そういえば、九尾のこと、お祖母ちゃんは感知できるって九尾自身が言ってたわね」
九尾の力を感知して、看破したのだろうか
それとも巫女としての力がまだ残されていて
それによって感じ取ることができたのか
九尾が祖母を力による影響下に置かないようにと調整していたのか
天乃「それだったら、言ってくれてもいいんだけど」
九尾はその器用さはあってもやろうとはしない
いや、天乃が祖母に会いたがっていたことは分かっていたし、
万が一遭遇した時のために調整していてくれた可能性はある
天乃「でも、もしも……子供を産んだ後でも普通に力が残っているなら」
天乃にも、その可能性が残される
九尾達のことを感知出来て
今まで通りに、見て、触れて、話せて
神樹様の力を使って補うことで勇者としても……
そこまで考えて、天乃は首を触れずに息を吐く
天乃「そんなこと、したらみんなに怒られるわね」
- 796 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 22:08:36.49 ID:sfxwHY28o
-
犠牲を出さないことを要求しておきながら、
無理をすることは許さないと、行動を制限して
それなのに自分が力を使えるようになった途端に無理をする
天乃「最低よね。それは」
出来ることだとしても、やっていいことと悪いことがある
祖母の口ぶりから察するに、
天乃の力ならば結果オーライ。だなんてことが言えるのかもしれないけれど。
結果良ければすべてよし
な、わけがない
力を行使できるのは早くても出産直後―死を覚悟する程度の無理必須―だが、
それではきっと、奉火祭には間に合わない
奉火祭を行わせてしまった時点でもう、ダメなのだ
天乃「せめて、何かいい提案さえできれば止めることはできるのだけど……」
一応、祖母には祖母で奉火祭以外の手立てがあるようなことは言ってた
だが、それをするにはやっぱり天乃が必要で。
控えめに言っても、絶望的な状況だった
- 797 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 22:28:57.80 ID:sfxwHY28o
-
祖母に代案があるのならば、
それで何とか出来てほしいものではあるけれど、
東郷たちがみんなで頑張っても、結局変わらないという返事が返ってきた
つまり、
それをしても結局、誰かが犠牲になるしかないということ
奉火祭を行わず、別の手を打って
でも結局、勇者の誰かが犠牲になってしまう
それではやっぱり意味がない
天乃「……うまく、行かないものね」
奉火祭だけでなく
別の手を考えついている大赦
それに対し、阻止したくても何も考えつくことのできない勇者
所詮子供だと言われているようで
少しだけ、嫌な感じがした
1、勇者
2、精霊
3、イベント判定
↓2
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 22:30:45.70 ID:L5Bihe55O
- 1
- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 22:31:58.10 ID:n6QZcxII0
- 1
- 800 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2018/11/17(土) 22:35:56.49 ID:sfxwHY28o
-
1、風
2、樹
3、友奈
4、夏凜
5、東郷
6、園子
↓2
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 22:38:49.77 ID:n6QZcxII0
- 4
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