このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください
【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
- 502 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/17(木) 20:52:06.36 ID:NNWzvBMBo
- 1日のまとめ
・ 乃木園子:交流有(寂しいの? 今日だけ、陣痛、)
・ 犬吠埼風:交流無()
・ 犬吠埼樹:交流無()
・ 結城友奈:交流無()
・ 東郷美森:交流無()
・ 三好夏凜:交流有(隣にいて、エッチなこと?)
・ 乃木若葉:交流無()
・ 土居球子:交流無()
・ 白鳥歌野:交流無()
・ 藤森水都:交流無()
・ 郡千景:交流無()
・ 伊集院沙織:交流無()
・ 九尾:交流無()
・ 神樹:交流無()
12月05日目 終了時点
乃木園子との絆 89(高い)
犬吠埼風との絆 109(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 97(とても高い)
結城友奈との絆 119(かなり高い)
東郷美森との絆 128(かなり高い)
三好夏凜との絆 152(最高値)
乃木若葉との絆 99(かなり高い)
土居球子との絆 46(中々良い)
白鳥歌野との絆 44(中々良い)
藤森水都との絆 36(中々良い)
郡千景との絆 46(中々良い)
沙織との絆 128(かなり高い)
九尾との絆 69(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 503 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/17(木) 20:57:11.54 ID:NNWzvBMBo
- 1日のまとめ
・ 乃木園子:交流無()
・ 犬吠埼風:交流無()
・ 犬吠埼樹:交流無()
・ 結城友奈:交流無()
・ 東郷美森:交流無()
・ 三好夏凜:交流有(このままだといいのにね、神罰への畏れはないの?、大赦について、気を付けて)
・ 乃木若葉:交流無()
・ 土居球子:交流無()
・ 白鳥歌野:交流無()
・ 藤森水都:交流無()
・ 郡千景:交流無()
・ 伊集院沙織:交流無()
・ 九尾:交流無()
・ 神樹:交流無()
12月06日目 終了時点
乃木園子との絆 89(高い)
犬吠埼風との絆 109(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 97(とても高い)
結城友奈との絆 124(かなり高い)
東郷美森との絆 128(かなり高い)
三好夏凜との絆 152(最高値)
乃木若葉との絆 99(かなり高い)
土居球子との絆 46(中々良い)
白鳥歌野との絆 44(中々良い)
藤森水都との絆 36(中々良い)
郡千景との絆 46(中々良い)
沙織との絆 128(かなり高い)
九尾との絆 69(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 21:01:21.72 ID:JZvJmZKuO
- まとめキター
- 505 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/17(木) 21:01:29.48 ID:NNWzvBMBo
- 1日のまとめ
・ 乃木園子:交流有(陣痛、出産)
・ 犬吠埼風:交流有(陣痛、出産)
・ 犬吠埼樹:交流有(陣痛、出産)
・ 結城友奈:交流有(陣痛、出産)
・ 東郷美森:交流有(陣痛、出産)
・ 三好夏凜:交流有(陣痛、出産)
・ 乃木若葉:交流有(陣痛、出産)
・ 土居球子:交流有(陣痛、出産)
・ 白鳥歌野:交流有(陣痛、出産)
・ 藤森水都:交流有(陣痛、出産)
・ 郡千景:交流有(陣痛、出産)
・ 伊集院沙織:交流有(陣痛、出産)
・ 九尾:交流有(陣痛、出産)
・ 神樹:交流無()
12月07日目 終了時点
※12日目に移行
乃木園子との絆 94(高い)
犬吠埼風との絆 114(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 102(とても高い)
結城友奈との絆 129(かなり高い)
東郷美森との絆 133(かなり高い)
三好夏凜との絆 157(最高値)
乃木若葉との絆 104(かなり高い)
土居球子との絆 51(中々良い)
白鳥歌野との絆 49(中々良い)
藤森水都との絆 41(中々良い)
郡千景との絆 51(中々良い)
沙織との絆 133(かなり高い)
九尾との絆 74(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 506 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/17(木) 21:38:07.26 ID:NNWzvBMBo
-
√ 12月12日目 昼(病院) ※金曜日
もう12月も半ばに差し掛かろうかという日
お昼であっても、室内であっても
布団の外に出ている肌は、肌寒さをどうしても感じてしまう
ここが一般病棟だったらもっと寒さが厳しかったのか
それとも、暖房はご自由に。として貰えていたのか
天乃はそんな他愛もないことを考えながら目を瞑る
暇なことを退屈に感じられるのは
今が幸せだからこそだろう
子供ができてからは本当につらいことばかりだった
産まれるときも、とても辛くて苦しい思いをさせられた
けれど、だからこそ
こういった時間の尊さを、大切さを、有難みを
より強く感じられるのだ
天乃「……はぁ」
とはいえ、誰も来ないのはいささか寂しかった
- 507 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/17(木) 21:45:46.08 ID:NNWzvBMBo
-
陣痛に苦しめられているときは、園子がいてくれた
夏凜が傍に居てくれた
その二人以外にも、勇者部のみんながいてくれる病室に居られた
なのに、
子供が産まれてすぐに意識を失って、四日間も眠って
そのせいで集中治療室入院となり、
簡単に会うことは出来なくなってしまった
もっとも、このまま安静にしていて
体調も回復に向かっていくなら、
ほんの二、三日でここから出られるだろう。という話ではあるけれど。
天乃「九尾達なら、呼べるかしら?」
勇者部のみんなはまず無理だが、
精霊である九尾達ならば、
この部屋に出てくることは出来るはずだ
1、精霊を呼ぶ
2、イベント判定
3、母乳が出るかどうか念のため確かめておく
↓2
- 508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 21:50:26.59 ID:OQo8f1cI0
- 3
- 509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 21:51:03.01 ID:JZvJmZKuO
- 3
- 510 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/17(木) 22:03:03.48 ID:NNWzvBMBo
-
01〜10 勇者
61〜70 見られちゃいけない人に見られる
91〜00 看護師
↓1のコンマ
それ以外は、問題なし
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 22:04:32.02 ID:JZvJmZKuO
- あ
- 512 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/17(木) 22:18:17.84 ID:NNWzvBMBo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「……はっ!」ガタッ
友奈「どうしたの?」
東郷「久遠先輩のところに行けというお告げがきたわ!」
友奈「沙織さんから話を聞いて夏凜ちゃんが行ってるから大丈夫だよ」
東郷「……ところで友奈ちゃん、久遠先輩の練習としておっぱい揉む?」
友奈「ん〜……今は良いかなぁ」
樹(……今は?)
- 513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 22:26:26.51 ID:JZvJmZKuO
- 乙
久々に久遠さんのちょっとえっちな展開になりそうで期待
あと見られちゃいけない人って誰だったんだろうか…
- 514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 22:32:43.07 ID:WH5OpgCiO
- 乙
巫女を救う方で勇者部の方はそのうち忙しくなるのかな?
- 515 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/18(金) 22:00:10.05 ID:kwd0Gn1vo
-
遅くなりましたが少しだけ
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/18(金) 22:04:48.12 ID:krpldFZXO
- かもーん
- 517 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/18(金) 22:36:52.95 ID:kwd0Gn1vo
-
天乃「……そういえば、沙織は出そうと思って出せるわけじゃないって言ってたわよね」
とても乗り気な沙織は協力的なところはとても助かるのだが
何をされるのか分からないところが、少し困ったもので。
天乃「悪い子ではないのだけど……」
東郷とは別のベクトルで一生懸命なところがある
そもそもの原因は中に入っている猿猴だけれども……
もしも猿猴がいなくなったら興味が無くなるのだろうか
性的欲求はなくなるが、好意はあるのか
好意さえもなくなってしまうのか
一人で考えると不毛になりそうな考えに流れていく頭を振って、息を吐く
まだ力のそこまで入らない腕を上げて、服の上から胸に触れる
天乃「……確か、揉むと良いのよね」
優しくと意識しなくても優しすぎる手の力では
揉むというよりも摘まむというレベルの貧弱な感覚しかない
加えて、東郷達曰く性的感度の高い部位の一つであるため、
それによって下腹部に熱がこもってしまうのではないかという怖さが、さらにやり辛さを増す
- 518 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/18(金) 22:58:20.34 ID:kwd0Gn1vo
-
天乃「っ……」
脇腹の方で結ばれている紐をほどき、
薄いシャツに包まれた胸を露出させる
子供ができる前からも体つきに対して大きく豊満さのあった胸は
終盤に差し掛かりつつあったとはいえ、胸の成長時期を直撃した妊娠だったためか
二回りかそれ以上に膨らんでしまったようにも見える
もちろん、母乳が抜けきれば小さくなってくれるはずなのだが
成長期にかぶってしまった以上、元通りになることはないだろう
天乃「えっと」
薄いシャツも捲って、素のままの乳房をさらす
空気に触れて肌寒さに固くなった乳頭は母乳を出してくれるような気配はない
出そうと思って出せるものではないという沙織の言葉は嘘ではなかったのだと、
天乃は今更ながらに思って――
夏凜「何してんの?」
天乃「っ!」
誰かが来るかもしれないということを、完全に失念していた
- 519 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/18(金) 23:39:02.95 ID:kwd0Gn1vo
-
天乃「えっ、あっ、これはっ」
慌てて下ろそうとしたシャツは胸につっかえて、落ちない
二度三度ぐいっ、ぐいっと引っ張って
近づいてきた足音に諦めたともいえる落ち着いた心でシャツを下ろしきる
隠したところでもはや弁解の余地はあまりない
天乃「……違うの」
夏凜「別に隠すようなことでもないでしょ。見慣れたもんだし」
天乃「それとこれとは違うのっ」
紅い顔でちょっぴり怒ったように言う
そんな、愛らしく思ってしまう天乃を一瞥した夏凜は
「確かに違うわね」と同意して、天乃の着る患者衣を引く
夏凜「あんた、そこ弱いんだから止めておきなさいよ」
子供を産んでからまだ四日しかたっていない
体の感覚……特に、腹部以降安定していない天乃は、
性的興奮を覚えてしまったら大変なことになってしまう
せめて、カテーテルが必要なくなってから。と、注意する
天乃「でも、母乳が出ないと困るでしょ?」
夏凜「それで体削ってたら元も子もないっての」
- 520 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/18(金) 23:49:49.71 ID:kwd0Gn1vo
-
では、途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば少し早い時間から
樹「……妊娠すると大きくなる?」
風「樹、それはちょっと」
東郷「任せて樹ちゃん。1年……いえ、2年で何とかして見せるわ!」グッ
沙織(久遠家の血ってだけならお兄さんでもいいけど)
沙織(それとこれとはまた別の話だしね)
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/18(金) 23:56:58.95 ID:krpldFZXO
- 乙
久遠さんがさらに巨乳化しても動じない夏凜ちゃんマジイケメン
- 522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/19(土) 01:17:41.16 ID:UT5HTCYfO
- 乙
つっかえて降りないTシャツで笑った
- 523 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/19(土) 20:23:20.22 ID:/fll5Loso
-
では少しだけ
- 524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/19(土) 20:25:32.51 ID:42aG6jELO
- あいよ
- 525 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/19(土) 21:21:15.49 ID:/fll5Loso
-
夏凜「とにかく、暫くは大人しくしておくこと」
天乃「でも、私の子供の場合私の母乳じゃないと危険じゃない?」
夏凜「今のところは大丈夫」
そう言った夏凜は少しだけ眉を顰める
病院であることも幸いして、
生後間もない赤ちゃん用のミルクも用意することはできているし
一応、それを飲んでくれている
だが、それでいいのか悪いかは何ともいえなかった
夏凜「でも、そこは確認しておくべきだったわ。ごめん」
天乃「ううん。九尾は何も言ってないんでしょ?」
夏凜「言われてみれば、最近見てないわ」
何やってんだかね。と夏凜は不思議そうに呟く
天乃「九尾のことだから、私の子供について何か言ってきそうなのに」
夏凜「そう? 九尾の場合あえて何も言わないで何か起きてから干渉してきそうだけど」
天乃「……そうかしら?」
- 526 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/19(土) 21:48:29.22 ID:/fll5Loso
-
天乃が関わっていなければ傍観者に徹することも解るけれど
天乃が深く関わっている以上、
最初から強く干渉してくる可能性の方が高い
けれど……
天乃「私が寝込んでいたから、九尾は傍に居てくれたのかもしれないわ」
夏凜「……なるほど」
軽く笑った夏凜は、
何もない空間を誰かがいるかのように叩く
夏凜の手は空気を払うだけ
天乃の目にも誰にもいない
でも、何となく、本当にいるような気もした
夏凜「赤ちゃんは看護師も医師もいる。でも、あんたは独りぼっちになるしかなかったし、そりゃそうか」
天乃「私の母乳は普通だと思う?」
夏凜「なにそれ……味見でもして欲しいの?」
天乃「そういうわけじゃないけど」
天乃の膨らんだ乳房
興味を待たざるを得ないものを前にして、
夏凜は「冗談よ」と、頭を振る
夏凜「ま、なんにせよ。私たちにとっては普通なんじゃないの?」
- 527 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/19(土) 22:09:55.53 ID:/fll5Loso
-
天乃「夏凜ってば、またそういうこと言ってくれるのね」
優しいというべきか、卑怯だというべきか
少なくとも夏凜に謀った考えはないだろうと苦笑する
夏凜が卑怯なら、
自分に好意が向けられることなど……と
今までのほとんどの好意を無碍にしてきた自分は何なのかと。
天乃「双子だから、余らないかもしれないけど余ったら分けてあげてもいいわよ?」
夏凜「何言ってんのよ、ほんと」
欲求不満なの?
困ったというより、
本気で心配そうにする夏凜に、
天乃はそうなのかな。と曖昧に答えて胸に触れる
そうじゃない
きっと不安なのだ
夏凜には酷い姿を見せてしまったから
自分は今もなお、夏凜にとっての女で居られているのかと
天乃「夏凜……」
夏凜「なにそんな変な声出してんのよ、今、不安になるような話してた?」
- 528 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/19(土) 22:21:53.18 ID:/fll5Loso
-
そんな、変な声が出ていただろうか
不安に見える表情をしてしまっているだろうか
天乃は考えて、苦笑する
天乃「沙織は喜んでたのよ? 母乳が出るって」
夏凜「母乳母乳って、簡単に言うけど簡単じゃないのよ?」
天乃「流石、夏凜も調べてくれてるのね」
夏凜「ついでよ。ついで」
別に下心とかじゃないからね! と、
知ってか知らずか、夏凜は照れくさそうな表情で否定する
でもきっと。
天乃「私のためであることには、変わりなかったり?」
夏凜「あんた……事実じゃなかったら自意識過剰よ。それ」
天乃「ふふっ。沢山いるもの。少しくらいは自信があってもいいでしょ?」
夏凜の好意は変わらない
淫らな思いを抱くことがないのだとしても、そこは変わらない
そう、天乃は思って笑みを浮かべる
1、ねぇ夏凜。今も私のことを女として見れる?
2、夏凜はもう少し、エッチなことを求めてもいいと思うの
3、調べたなら、何も知らない私を手伝ってくれるのよね?
4、やっぱり……夏凜がいてくれてよかったわ
↓2
- 529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/19(土) 22:26:34.52 ID:42aG6jELO
- 1
- 530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/19(土) 22:27:03.21 ID:F1IqvPy50
- 2
- 531 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/19(土) 22:37:03.25 ID:/fll5Loso
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば昼過ぎ位から
東郷「久遠先輩のお誘いよ、夏凜ちゃん!」
友奈「……? 何言ってるの?」
東郷「な、何でもないわ! 気にしないで友奈ちゃん」
樹「……黙っておくので、全部取り外してくださいね?」ボソッ
東郷「……はい」
- 532 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/01/19(土) 22:39:09.19 ID:2CIK/pWD0
- 乙
- 533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/19(土) 22:43:53.33 ID:1fOY/TElO
- 乙
体力がそれなりに戻ったらすぐ誘い受けしてしまう久遠さん
- 534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/19(土) 23:02:04.72 ID:42aG6jELO
- 乙
夏凜ちゃん本当に久遠さん大好きだなぁ
- 535 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 15:12:15.61 ID:HoTlj3f7o
-
では少しずつ
- 536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 15:19:09.84 ID:Z+cbnmsmO
- いえす
- 537 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 15:58:12.28 ID:HoTlj3f7o
-
天乃「夏凜はもう少し、エッチなことを求めてもいいと思うの」
夏凜「前にも似たようなこと言ってなかったっけ?」
天乃「子供だって、産まれたのよ?」
夏凜「だからこそ、アンタの時間は子供のためにあるべきなんじゃないの?」
確かにそうだ
新生児には母親が必要だ
母親の時間を一番費やさなければならない時期だ
それは正論なのだけど
天乃「子供の時間が大事なのは分かってる。でも、そうじゃなくて」
夏凜「もっとエロいことしろって?」
天乃「……うん」
夏凜「なら、まずは体を治しなさいよ」
自分が何を求めているのか理解はしているのだろう
目を逸らして頷く天乃に、夏凜は困った笑みを浮かべて言う
目を覚ましたとはいえ、まだまだ体はボロボロなのだ
性的な行為を求められてもやろう。とはならない
- 538 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 16:13:55.16 ID:HoTlj3f7o
-
天乃「体が治ったら、してくれるの?」
夏凜「そういうの、反応に困るから止めて欲しいんだけど……」
体も心も
妊娠と出産でとても傷ついてしまったがゆえの弱気の発言
それは夏凜も良く分かってはいるのだが
天乃「本当は嫌?」
夏凜「ぐっ」
天乃「嫌なの……?」
夏凜「っ」
懇願する瞳、甘える声
見上げてくる表情はたとえその意思がなくともやってしまいそうにさえなる
大丈夫だよ。と
今からでもやりましょう。と
けれど、夏凜はぐっと唇を噛む
夏凜「時と場所をえらべっつってんの」
天乃「……卑しいって、思った?」
夏凜「別に? ただ……あんたはもう少し、自分がエロいってことを自覚したほうが良いと思った」
淫らなことはできないけれど
弱っているから強い力で抱くこともできないけれど
唇を重ねることくらいは、出来た
- 539 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 16:20:29.83 ID:HoTlj3f7o
-
√ 12月12日目 夕(病院) ※金曜日
01〜10 若葉
11〜20
21〜30
31〜40 千景
41〜50 東郷
51〜60
61〜70 樹
71〜80 大赦
81〜90
91〜00 友奈
↓1のコンマ
- 540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 16:26:44.80 ID:Z+cbnmsmO
- あ
- 541 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 17:04:24.08 ID:HoTlj3f7o
-
√ 12月12日目 夕(病院) ※金曜日
いつ以来だろうか
そう考えこむ必要があるほどに姿を見せてこなかった大赦が、天乃のところを訪れた
相も変わらず神官の装束に身を包んだ大赦関係者は、
一緒に来た看護師を下がらせ、天乃の傍で頭を下げる
「久遠様は祝詞を捧げられることはお嫌い、でしたね」
天乃「……ええ。何をしに来たの?」
「無事、ご出産為されたという話を伺いましたので」
本来ならばすぐにでも姿を見せるはずだったと神官は言うが、
やはり、天乃が気を失ってしまったことで延期になっていたらしい
今朝目を覚ましたという一報を受けて、訪ねてきたのだ
「お二人とも、小さいながら元気な赤子でした」
天乃「私がまだ見れていない子供を見るなんて狡いんじゃない?」
「致し方ないことです。久遠様の血が流れているお二人にはその力も受け継がれている。無視することはできません」
天乃「…………」
「現状、力によって蝕まれているご様子はなく、普通の赤子と何も変わりませんでした」
その点はご安心ください。と、
安心できる要素の少ない言葉を、神官は告げた
- 542 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 17:28:03.97 ID:HoTlj3f7o
-
「久遠様も、お変わりがなく――」
天乃「皮肉を言いに来たのなら帰って」
「そのようなことはございません」
天乃「それで? 私の体を検査するの?」
「はい。それも用件の一つになります」
子供を産む前と産んだ後
天乃の体にある霊的な力はどのように変化したのか
大赦から奪った神樹様の種を使うか使わないかという問題もあり、
確実に見ておかなければならないことだった
天乃「大赦は私達が神樹様の種を使うことに肯定的過ぎるんじゃないの?」
「その件に関しては、三好様方にもお話させていただいております」
天乃「私に使うほうが有用だって話でしょう? それでっも、協力的過ぎるんじゃないかと言っているの」
「つまり、我々には裏があると?」
天乃「いつもそうでしょう? 貴方達は」
- 543 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 17:48:57.33 ID:HoTlj3f7o
-
仮面に阻まれて実際に表情をうかがい知ることはできないが、
それでも、図星をかすめるくらいはしたのだろう
天乃の確信を得ている視線を受けて、神官は黙り込む
満開の件を友奈たちに伝えていなかったり、
天乃に対していくつもの手を講じてきたり、
大赦はいろいろと厄介なことをしてくる
もちろん、大赦は大赦で考えあってのことだと分かっている
だからこそ、裏があると言えてしまう
天乃「私の神樹様の力を取り込ませることで何を得られるの?」
「…………」
天乃「せめて、反論するくらいはしたほうが良いと思うわ」
かたくなに答えないというのもまた
ある意味では答えだからね。と、天乃は努めて明るく言う
「……申し訳ありませんが、反論も何も我々。いえ、私にはできることはないのです」
天乃「貴方はただの中継地点ということね」
「久遠様の調査をし、検査結果を伺い報告するのが私の務めですので」
1、お祖母ちゃんは? 何か言ってない?
2、安芸先生……同じ神官の安芸さんはどうしたの?
3、なら、貴方はどう思う? 私に神樹様の力を与えることで得られる情報はどんなこと?
4、じゃぁ、他愛ない話にしましょう。貴方に恋人はいる?
↓2
- 544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 17:51:00.96 ID:Z+cbnmsmO
- 3
- 545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 17:52:09.30 ID:yqJEnn2g0
- 1
- 546 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 18:12:34.75 ID:HoTlj3f7o
-
天乃「お祖母ちゃんは? 何か言ってない?」
「いえ、何も伺ってはおりません」
それ以前に、この神官は祖母と会うほどのものではない
ただの報告役
天乃に誑かされようと、何の毒にも外にもならない程度の存在
春信や、瞳、見張りとした芽吹など
次から次へと天乃側についてしまうからこその対応だろう
だから、祖母の言葉は一つも聞いていないのだ
いや……
天乃「興味がない。のかしらね」
久遠家の力を継承する存在としては興味があるが
孫としての興味は抱いていない
そんな愛情も抱いてはいない
無理もない、さんざんなことをしてきたのだから
「神樹様の寿命のこともあり、大赦はあまり余裕がないのです。そのようなことはないと思います」
天乃「そう、励まされてもね」
- 547 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 18:24:27.28 ID:HoTlj3f7o
-
会ってみなければわからない
でも少なくとも、今抱くのはその疑念
確かに子供の意見ではあったが、
歴代の英霊たちが眠るあの場所でのあの言い方は
きつかったと天乃は思う
もちろん、世界を担う大赦の上層にいる人間の意見としては
間違っていたとは言えないけれど
でも、周りに大赦の人間がいないなら
少しくらい、身内としての言葉をくれてもよかったのではと思う
天乃「会わせてもらうことってできる?」
「私には、何も言うことはできません」
天乃「でしょうね。言ってみただけよ」
「…………」
無関心そうに言った天乃だったが、
その呟きにはしっかりと寂しさが込められていて
神官は少し考えて、口を開く
「私はお話を伺い、伝えるのがお役目です。久遠様のその要望もお伝えする程度なら可能ですよ」
- 548 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 18:43:37.27 ID:HoTlj3f7o
-
それが祖母まで伝わるとは言えないが
それでも、心のうちに止めておくだけなのよりはましだろう
なにより、まだ子供でありながら子供を産んだのだ
敵対しているような間柄であっても
何もないというのは、辛い
天乃「そんなこと言って平気なの? クビにならない?」
「お役目から逸脱していなければ、問題ないと思います」
天乃「そうね……」
瞳や春信は今もお役目から外されたりしていない
もっとも、瞳は主としていた天乃の送迎任務はなくなってしまったが、
今も、勇者部の送り迎えなどの対応を行っている
天乃「なら、伝えておいてくれる?」
「お任せください」
天乃「…………」
天乃は愛想笑いを浮かべる
祖母だけではない、久遠家の家族の誰も会いに来ていない
興味がないわけではないと思う。そう信じたいと思う
でも、それなら
こういう時くらいには会いに来てほしいと、思った
- 549 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 18:52:30.55 ID:HoTlj3f7o
-
√ 12月12日目 夜(病院) ※金曜日
01〜10 千景
11〜20
21〜30 東郷
31〜40
41〜50 樹
51〜60
61〜70 園子
71〜80
81〜90 友奈
91〜00
↓1のコンマ
- 550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 19:29:45.33 ID:mJFiSEJxO
- あ
- 551 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 20:22:49.06 ID:HoTlj3f7o
-
√ 12月12日目 夜(病院) ※金曜日
夜になると、朝以上に人気が無くなる集中治療室
聞こえてくる馴染み深い電子音は心地よくさえ思えて
天乃はゆっくりと目を瞑る
四日間も寝ていたということもあって、
丸一日起きているというだけでも疲労感は重く
今すぐにでも、眠ることができそうなほどだった
でも、それを許すほど世界は甘くないらしい
九尾「主様」
天乃「九尾……?」
九尾「うむ。平気そうじゃな」
いつもの女性の姿で現れた九尾は、
眠そうに中途半端な天乃の瞼、覆いそうな前髪をさらりと払う
見せる微笑みは、
本当の肉親のようにも感じられる優しいものだった
- 552 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 21:31:25.21 ID:HoTlj3f7o
-
九尾「主様、一つ聞いておきたいことがあるのじゃが、良いか?」
天乃「……今じゃなければだめなの?」
九尾「ふむ……」
天乃を見れば、ゆっくりとした瞬きをしていて
だんだんと、瞼の開いている間隔が狭くなっていっているように感じる
今すぐにでも眠りたい
いや、意思に関係なく眠ってしまいそうな姿を、九尾はただじっと見つめて
九尾「もう少し頑張ることは出来ぬかや?」
天乃「貴女って……ほんとう……」
無茶を言うわね。と、天乃は小さく呟く
夏凜とも話した、赤ちゃんのことだろうか
それとも、祖母や久遠家のことだろうか
今にでも眠りに落ちそうな頭で、考える
1、お願い、明日でもいい?
2、手短にお願いできる?
3、夏凜に、話しておいてくれない?
4、やっぱり、私の母乳じゃないとダメなの?
↓2
- 553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 21:43:06.81 ID:yqJEnn2g0
- 2
- 554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 21:45:11.88 ID:lJdWTW9kO
- 2
- 555 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 22:23:44.88 ID:HoTlj3f7o
-
天乃「手短に……お願いできる?」
九尾「うむ、手短に済む」
疲れ切った天乃の反応に、九尾は優しく答える
そこで優しさを見せるのなら
今すぐにでも寝させて欲しいと、思いながら
九尾「主様、奉火祭のことは覚えておるかや?」
天乃「奉火祭……?」
九尾「その反応、寝ぼけているわけではあるまい?」
はっきりとしない頭で、考える
考えて、言葉を飲み込んで
何かにたどり着く前に、九尾の手が頭に触れた
九尾「力を貸すと決めた以上、妾は主様の道を阻むことはせん」
天乃「九尾……?」
九尾「手遅れになるのは好ましくあるまい」
流れ込んでくるのは、九尾の力
神樹様による干渉を打ち消してしまう力
九尾はわずかに苛立ちを感じる声で言うと、
天乃の瞼を閉じさせる
九尾「主様が目を覚ました以上、憂いは断たれた。明日より始めるぞ」
天乃「きゅ――」
流れ込んでくる力に飲み込まれて、
天乃は瞬く間もなく、意識を失った
- 556 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/20(日) 22:33:56.16 ID:HoTlj3f7o
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「奉火祭?」
九尾「もうすでに身は投げられた」
九尾「主様が目を覚ました以上、主らが動かぬ理由はあるまいな?」
夏凜「……良く分からないけど、ただ事ではなさそうね」
九尾「いかにも。主様の願いを反故にするような状況じゃな」
九尾「じゃが、妾が主様に加担すると決めたのじゃ。そうはさせぬと知らせてやろう」
- 557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:46:05.00 ID:lJdWTW9kO
- 乙
次はとうとう奉火祭編に突入か
みんな無事にいてくれ…
- 558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:56:12.16 ID:mJFiSEJxO
- 乙
風雲急を告げる展開だな
- 559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 06:56:21.81 ID:zuH2pyoQO
- 乙
久遠さんが起きてから一度も奉火祭に触れなかったのはこれが理由か…
夏凜ちゃんの言うエロさを自覚すべきって話に同意してる場合じゃなかった
- 560 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 20:27:25.00 ID:0t78Mfl3o
-
では、少しだけ
- 561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 20:29:28.66 ID:IwYegZHZO
- よっしゃ
- 562 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 20:40:52.14 ID:0t78Mfl3o
-
天乃を昏倒させた―不可抗力ではあるが―九尾は、
目を瞑った天乃をじっと見つめて、息を吐く
九尾「出産を早めおったな……」
幸いにも、体の小ささゆえの未熟さはあれど
危険な状態での出産にならなかったが、
場合によっては赤子だけでなく、天乃にも多大な悪影響があったことだろう
九尾「妾は卑しい女じゃからな。主様に苦労を掛けた分、しっかりと手を出させてもらう」
くつくつと、
電子音と小さな寝息だけが聞こえていた部屋に笑い声が溶けていく
天乃のすぐ傍に居た九尾はその笑い声が消えるよりも前に姿を消す
残された天乃は、静かに眠る
穢れと神樹様の力
二つの力に苦しめられている様子は、なかった
- 563 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 20:56:04.02 ID:0t78Mfl3o
-
九尾「というわけじゃ、お主らにも手を加えさせてもらう」
東郷「というわけ。と、言われても……」
にわかに信じがたい話です。と、東郷は呟く
勇者部にとっては、天乃が最優先事項
その天乃の出産があったせいで他がおろそかになってしまうのも無理はなかったことだろう
だが、巫女を犠牲にする奉火祭のことを完全に忘れてしまっていると言われて、
そうだったんだ。と、頷くのは難しい
友奈「でも、九尾さんが久遠先輩のことで嘘つくとは思えないよ」
風「それには同意ね。色々やらかすけど、天乃のことに関しては本気だし」
良い意味でも悪い意味でも
だが、それはつまり最も心強い味方でもあるということでもある
姉の言葉にしなかった考えをくみ取った樹は、「そうだね」と笑みを浮かべた
樹「九尾さんがそうされたっていうなら、そうなんだと思う」
沙織「えっと、無駄を承知で言うけど、その根拠はあるかな?」
あえて。
沙織は肯定的な意見に逆らって反論を述べる
時間がないということは分かっているはずなのに、
無駄だと言いつつ否定的なことを問う沙織へと、全員の視線が集まった
- 564 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 21:22:27.07 ID:0t78Mfl3o
-
沙織「九尾さんが久遠さんのためなら本気だって言うことには同意するよ」
それは間違いないからね。と、表情を変えずに続けながら全員を見渡す
沙織の言葉を待つみんなの口はまだ閉じたままだ
沙織「でも、九尾さんは久遠さんに対して本気なのであって、勇者部に関してはその他大勢と変わらないよ」
園子「今は、そうとは思えないんよ」
沙織「そうだね。でも、ある程度の無理難題を押し付けてくることに変わりはない」
天乃が無事でさえいるのならそれでいい
九尾の考え方は基本的にそれだけを追い求めている
勇者部がどれだけ傷つこうと、
大赦や一般人がどれだけ犠牲になろうと
その一点だけが守られていれば良しとする傾向にある
だから、信じていいのかと問いかける沙織に、夏凜が口を開く
夏凜「たとえそれが断ち切られる蜘蛛の糸であるのだとしても、私たちは登らずにはいられないわよ」
沙織「落ちたら痛いよ?」
夏凜「落ちたら落ちたでその時に考えればいいじゃない。そんなこと」
夏凜ははっきりとした拒絶を見せると、
どこか呆れたような笑みを浮かべて沙織を見つめる
夏凜「嘘でも本当でも天乃が嫌がることを見逃せないし、私達に手を出したら誰が一番不幸になると思ってんのよ?」
- 565 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 21:34:57.82 ID:0t78Mfl3o
-
呆れるほどに。
呆れるしかないほどに、天乃が傷つくことになるだろう
それがより明確で、確実なものとなった今、
九尾が勇者部を罠にはめるようなことはあり得ない
もちろん、茨の道ではあるのだろうが。
少なくとも、天乃にとって無意味なことだけはさせないはずだ
沙織「覚悟は、出来てるんだね?」
園子「さーちゃん……もしかして」
沙織「あたしは、九尾と似たような力があるから」
だからね。と、少し申し訳なさそうに呟く
沙織「変わった事だけは分かってた。でも、久遠さんが万全じゃないと手を打てないから何も言わなかった」
それなのに。と、沙織は九尾へと目を向け、
どこか不満気に眉を顰めて、そっぽを向く
風「根拠がどうとか言ってたわよね、沙織」
沙織「うん」
風「天乃を慕ってない人が、いつまでも天乃に付いてくるわけがない。それが、根拠」
良くも悪くも天乃のためを思っている
だからこそ、今の天乃が最も好まないであろう勇者部を失うような結果にはしないという信頼がある
無理難題でも、それこそ、蜘蛛の巣の代わりにしっかりとした九つの尾を垂れてくれるだろうというほどに
友奈「奉火祭……どうなっているかわからないけど、間に合うんだよね? それなら、何とかしよう」
嘘なら嘘で何もなくてよかったと笑えるから
本当なら本当で、救えてよかったと笑えるから
友奈「笑うために、九尾さんを私は信じるよ!」
- 566 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 21:49:33.10 ID:0t78Mfl3o
-
事の重大さを知らずに明るく言う友奈を九尾は、もの言いたげな瞳で見つめてはいたものの、
声のない笑みを浮かべるだけに止めて、息を吐く
九尾「主らを失することで主様が苦しむことなど理解しておる」
それゆえに、
本来ならばこのまま忘れさせていてもよかったのだ
けれど、天乃の望みは違う
勇者部の望みも違う
だからわざわざ、天乃の回復を待ってこうして話を持ち掛けたのだ
九尾「主様の望みを忘れたわけではあるまい?」
東郷「ええ」
九尾「なれば、迷うことはあるまい」
夏凜が言っていたように、
嘘か真かどちらにしても
天乃の望んでいない結果をもたらす可能性があるのならば、動く
九尾の問いに、全員が黙り込む
もちろん、答えられないからではなく、答える必要さえないからだ
九尾「妾が小細工を打ち消してやる。刻限は近いぞ。行動に移せ。愚かなる娘共」
煽りか、意地悪か
九尾の不敵な笑みは病室に木霊して
勇者たちを微睡へと誘っていく
- 567 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 21:53:46.44 ID:0t78Mfl3o
-
√ 12月13日目 朝(病院) ※土曜日
13日の行動パート
1、夏凜達勇者部視点
2、久遠さん視点
↓2
※2の場合、勇者部の命運はコンマ判定にゆだねられます
※1の場合、場合によっては難易度が跳ね上がります
- 568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 21:56:13.09 ID:IwYegZHZO
- 1
- 569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 21:57:11.31 ID:vcwcuX6n0
- 1
- 570 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/21(月) 22:11:03.80 ID:0t78Mfl3o
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
千景「いよいよね」
千景「難易度はベリーハード、エクストラ、マニアックから選べるわ」
千景「クリア特典は久遠さんとのエッチなことよ。やる?」
東郷「久遠先輩とのマニアックな性行為ができるって本当?」ガラッ
千景「貴女は耳の編集技術が高すぎると思うわ」
- 571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 22:20:29.32 ID:IwYegZHZO
- 乙
ついに勇者部の巫女救出作戦実行か
出来うる限り被害は最小限に、そして何よりも命大事に…!
- 572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 00:39:13.24 ID:7YGe7v6a0
- 乙
まあ久遠さんやれることないし無駄にストレスかかりそうだもんなあ
- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 07:05:19.05 ID:cNo7dpG1O
- 乙
今回の夏凜ちゃん絶対に頭良いよね
- 574 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/22(火) 20:30:41.22 ID:Qni/NNkDo
-
では、少しだけ
- 575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 20:35:26.03 ID:FumJAgxqO
- かもん
- 576 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/22(火) 20:52:53.39 ID:Qni/NNkDo
-
1日のまとめ
・ 乃木園子:交流無()
・ 犬吠埼風:交流無()
・ 犬吠埼樹:交流無()
・ 結城友奈:交流無()
・ 東郷美森:交流無()
・ 三好夏凜:交流有(もう少しエッチなことを)
・ 乃木若葉:交流無()
・ 土居球子:交流無()
・ 白鳥歌野:交流無()
・ 藤森水都:交流無()
・ 郡千景:交流無()
・ 伊集院沙織:交流有(赤ちゃん)
・ 九尾:交流有(奉火祭)
・ 神樹:交流無()
12月12日目 終了時点
乃木園子との絆 94(高い)
犬吠埼風との絆 114(かなり高い)
犬吠埼樹との絆 102(とても高い)
結城友奈との絆 129(かなり高い)
東郷美森との絆 133(かなり高い)
三好夏凜との絆 159(最高値)
乃木若葉との絆 104(かなり高い)
土居球子との絆 51(中々良い)
白鳥歌野との絆 49(中々良い)
藤森水都との絆 41(中々良い)
郡千景との絆 51(中々良い)
沙織との絆 135(かなり高い)
九尾との絆 74(高い)
神樹との絆 ??(低い)
- 577 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/22(火) 21:24:27.77 ID:Qni/NNkDo
-
√ 12月13日目 朝(病院) ※土曜日
友奈「…………」
勇者部の面々は、
示し合わせたわけでも、アラームをかけたわけでもないのに
全員が全く同じ時間に目を覚ました
眠っている間に浸透した九尾の力は、
奪われていた大事な記憶、救うべき人々の命を思い出させて
友奈は昂る感情をぐっと抑え込んで息を吐く
大赦がそうし向けたのか
神様による、厚意なのか
いずれにしても、怒って変えられることなんてないからだ
友奈「奉火祭……止めないと」
東郷「止めるというよりは、終わらせる。になりそう」
沙織や九尾から伝えられた情報が事実なら、
すでに奉火祭は行われていて、
巫女の命も刻一刻と削られて行っていることだろう
止めるんなんて生易しいことではない
完全に、ぶち壊しにする必要がある
そしてそれは、天の神に対しての強い反逆にもなる
- 578 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/22(火) 21:46:10.83 ID:Qni/NNkDo
-
夏凜「壁の方までは瞳が車で連れて行ってくれるって」
風「理由話したの?」
夏凜「いや……何が起こってるかわからないだろうし」
瞳と連絡を取った夏凜は、
何が起きているのかは言わなかったが、
奉火祭というキーワードだけは使った
だが、それに対する反応は無知そのもので、
瞳が何も知らない状態なのは明白だった
九尾は瞳に対しての力を使うことはできると言っていたが、
勇者と違って一般人に等しいうえに、一応は大赦に勤務しているのだ
協力をしてくれるのなら無理に伝える必要はないというのが夏凜の考えだった
もちろん、場合によっては協力するからこそ真相を伝えるべきだとも思うが。
樹「それなら、ここから勇者の力で頑張らなくてもいいんですね」
九尾「別に、妾が連れて行ってやってもよいがな」
園子「九尾さんが協力的だと……やっぱりちょっと怖いんよ〜」
ニコニコと。
冗談ぽく言った園子は「天さんをお願い」と、言う
園子「私たちは全員で行かないといけないと思う。きっと、外は大変な状況だから」
- 579 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/22(火) 22:03:58.56 ID:Qni/NNkDo
-
可能なら、若葉達精霊は温存として置いていきたいが、
奉火祭を壊しに行く勇者部はきっと盛大な歓迎をされることだろう
それが分かっていて温存できるほど、今の勇者部に余力はなかった
前のように不死に等しい力があるならば別だが、
それはもう、失われた過去の話
今の勇者は守ってもらえるのにも限りがある
けがを負うようなことはできる限り避けたい
だから、一応は非戦闘員としての立場にある九尾には残ってもらうのだ
もちろん、沙織にも
風「さて、と……それじゃ行きますか」
樹「久遠先輩には何も言わなくてもいいの?」
沙織「アタシが言うのもあれだけどまだお休み中だからね……仕方がないよ」
東郷「起きるのを待って遅れたなんて、口が裂けても言えませんし」
園子「帰ってきたらただいまって言えばいいんよ。ちゃんと、笑顔で」
神罰、神の祟り
それがあると分かっている今、それがどれだけ難しいことかという自覚はある
それでも、みんなが無事ならば言えるから
だから今は、自分たちの欲求よりもすべきことを優先する
- 580 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/22(火) 22:23:21.99 ID:Qni/NNkDo
-
九尾「ふむ……行くならばこれを連れていくがよい」
夏凜「これ……?」
九尾の手は何かを持っているような形をしているが、
夏凜の目にも、誰の目にもそこには何もない
だが、何かがあるような感じがすると園子は呟く
園子「なに?」
九尾「火明命という主様に仕える精霊の一体じゃ」
友奈「火明命……?」
聞きなじみのない言葉に友奈は府議そうな顔をしたが、
九尾の言い方からして察したのだろう
東郷は「天の神側のですか?」と、口を開いた
九尾「いかにも。天の神……その上位とされている神と同種の力を備えた精霊。主らを確実に導いてくれるはずじゃ」
姿は見えない
でも、確かに感じる力を、夏凜はその手で受け取る
夏凜「頼むわよ。天乃のために」
そして、勇者部は病院を発つ
天乃の望みのため、救われるべき命を救うために
- 581 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/22(火) 22:24:23.28 ID:Qni/NNkDo
-
では、ここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
火明命ようやくの出番
- 582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 22:32:40.52 ID:FumJAgxqO
- 乙
火明命、実は前作からいたけど中々活躍の場がなかったもんなw
その切り札的な力でみんなを守ってやってくれ…!
- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 23:16:17.55 ID:OxUV/ELIO
- 乙
そういや沙織と若葉ってどうすんだろ
留守番?
- 584 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/23(水) 21:05:06.29 ID:W+GzUTfFo
-
では、少しだけ
- 585 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/23(水) 21:08:45.98 ID:W+GzUTfFo
-
今回の樹海難易度
最低1 最大0(10)
コンマ判定↓1
※デフォルトで+3
※ぞろ目ならデフォルト±0
- 586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 21:10:09.62 ID:3BJo7Xn3O
- あ
- 587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 21:10:17.31 ID:R+NLtyLbO
- たのむぞ
- 588 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/23(水) 21:43:36.22 ID:W+GzUTfFo
-
世界を囲う壁の外
煉獄に包まれた世界は吸い込む空気でさえ、
肺を焼き尽くすのではないかと恐ろしくなるほどの暑さだった
漂う無数の星屑たちと、ひと際大きなバーテックスの成り損ない
風化し、崩れ去っていく風貌の亡骸は敵意を感じさせることはないが
その不気味な威圧感は勇者部の皆に息を飲ませる
夏凜「……火明命?」
そんな中、九尾から手渡された力の流れを感じた夏凜が導かれるように顔を上げる
足の踏み場などないかのように燃え盛る獄炎
そのところどころから延びる火柱の終着点に、夏凜の視線は留まった
園子「あれは……なんだろう?」
東郷「率直に言うなら黒い穴ね……」
園子の疑問と、東郷の呟き
見たことのない光景に、さすがの二人もそれ以上のことは言えないのだろう
観察するように眉を顰めたものの、言葉は続かなかった
樹「沙織さん達なら、わかったのかな」
風「九尾くらいは連れてくるべきだったかもね」
- 589 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/23(水) 22:20:57.53 ID:W+GzUTfFo
-
若葉「いや、むしろ連れてこなくてよかったというべきだな」
千景「活路は私達で切り開くわ。勇者部は全力で向かいなさい」
先駆けとして、殿として
勇者部が巫女を取り戻いに行くための礎となることを決めた天乃の精霊である若葉達
その中の一人、球子は自分の武器を手に、悩まし気な表情を浮かべる
球子「本当に良いのか?」
夏凜「なにが?」
球子「帰理のことだ。行きはタマのこれを本気で使えば送り出せる。でも、帰りは……」
園子「えへへ〜たまっちは心配してくれてるんだねぇ」
でも、大丈夫だよ〜と、園子は笑う
巫女を連れて帰ること前提の園子たちは当然ながら―連れていなくてもだが―歩いて帰ってくるなんてことは不可能だ
そのため、向かうために球子の力を借りて力を温存し、
帰りは園子の満開を用いて帰ってくるというのが今回の取り決めだった
だが、満開を使えば園子を守ってくれる力は失われてしまう
それ以降は、本当の意味で命がけの戦いになってしまう
だからこそ、球子は確認をしてくれたのだ
樹「園子さんは私たちの命を守るために力を使ってくれる。そのために消費した力の分……ううん、それ以上に私たちが頑張りますから」
友奈「勇者部五箇条ひとーつ!」
風「なせば大抵ーっ!」
園子「なんとかなーるっ!」
心配と、不安
打ち消すような高らかな声が、地獄に木霊した
- 590 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/23(水) 22:22:29.13 ID:W+GzUTfFo
-
では、短いですがここまでとさせていただきます
明日は所用でお休みとなりますが
可能であれば、本日作成予定だったマップを展開します
- 591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 22:34:09.07 ID:R+NLtyLbO
- 乙
原作に比べれば支援に恵まれてるし難易度もある程度は抑えられて今のところは大分ツイてるかもな
あとは生きて帰ってくることだ…頑張れ勇者部
- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 22:48:04.59 ID:XaoKvSn7O
- 乙
幸先はいいな
- 593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/25(金) 21:46:32.58 ID:C5ac0rLXO
- マダカナー
- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/26(土) 07:11:21.21 ID:x/HaYUjBO
- 昨日も休みだったか
- 595 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/26(土) 21:01:15.33 ID:BSitUnUzo
-
すみません
昨日は所用でお休みとなりましたが、本日は少しだけ進めていきます
- 596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/26(土) 21:02:23.38 ID:u5QEXfngO
- 待ってたぞー
- 597 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/26(土) 21:06:59.75 ID:BSitUnUzo
-
戦闘用
初期値
結界外マップ:https://i.imgur.com/ayOQxSJ.png
- 598 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/26(土) 22:08:32.52 ID:BSitUnUzo
-
球子「分かった……それなら仕方がないな」
ここまで来たのだから
止めることなんて無駄だと分かってはいたけれど
確かめる必要なんてないと明白だったけれど
球子は改めて覚悟を聞き、強く頷く
球子「だったら、後はもう……頑張れ」
命の大切さを知っていて、
守ることの難しさを知っている
それでも、たった一人の少女のために尽くそうとする意志
その礎となれるのなら、
過去の挫折も、今ここにいることにも
きっと意味があったのだろう
千景「……土居さん、私たちがここで終わる理由にはならないことを忘れないで」
球子「っ」
千景「雇い主の願いだから。守ってあげるわ」
園子「……家に帰るまでが遠足。それを忘れたらダメなんよ」
球子「分かってる」
球子はもう一度頷くと、旋刃盤を振り上げる
球子「こい――輪入道!」
急激に巨大化した武器は周囲にいた星屑を容易く屠った
- 599 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/26(土) 22:29:10.60 ID:BSitUnUzo
-
球子「乗れ!」
東郷「お願いします」
友奈「タマちゃん、若葉さん達も、みんなも無理はしないでね」
歌野「ノープロブレムよ、結城さん」
大物もいるには居るが、数は少ない
殆どが何度も戦い、因縁もある今では星屑と呼ばれる小物たち
数が多いのは脅威だが、
歌野達だって一人ではないのだ
そしてなにより、神樹様ではない強い力を借り受けている
慢心はしないが、恐れもしない
樹「行ってきます」
千景「行くならさっさと行きなさい。土居さんの開いた活路が無駄になる前に」
球子「いっくぞーっ!」
巨大な旋刃盤を手にした球子は、
その大きさと小柄さに釣り合わない勢いで旋刃盤を放り投げる
樹たちの驚きは置き去りにされて消えていく
群がる星屑をものともせずにただ突き進んでいく己の武器を眺める球子は、
満足そうに笑う
球子「……頑張れ」
- 600 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/26(土) 22:52:32.14 ID:BSitUnUzo
-
若葉「さて……どれくらい頑張れる?」
球子「無論、死ぬまで。だな」
千景「死ねないものね」
くすっと笑いながらつぶやいた千景は、
自分の鎌をくるりと回して臨戦体制へと移行する
歌野は自信たっぷりに言っていたけれど、
今と昔では敵の強さだって変わっている
何より、自分たちが強くなっていたとしても、人数的には西暦よりも少ない
もちろん、歌野からしてみれば充実しすぎていると言えるほどなのだろうが。
千景「……白鳥さんは、尊敬に値するわね」
歌野「ホワイ? なぜ今?」
千景「今、そう思ったからよ。他意はないわ」
当然、フラグを立てるつもりもない
若葉「千景! 楽しく話すなら帰ってからだ――来るぞ!」
巫女の救出へと向かった勇者部
そして活路を開き、守らなければならない西暦の勇者たち
それぞれの戦いが始まるのだった
- 601 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/26(土) 23:18:00.11 ID:BSitUnUzo
-
では、短いですがここまでとさせていただきます
明日はできれば通常時間から
勇者部パートに移行
戦闘はオート、勇者部パート終了後に判定
残存敵勢力を全滅するか無視するかは選択
461.94 KB Speed:0.3
↑
VIP Service
SS速報R
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
スポンサードリンク
Check
荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)