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【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
- 602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/26(土) 23:40:00.00 ID:u5QEXfngO
- 乙
みんながいれば負ける気がしないな
- 603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/27(日) 00:17:15.66 ID:MvB9UHhj0
- 乙
ここまでは順調
- 604 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/27(日) 22:05:17.58 ID:fjKH5m4so
-
では少しだけ
- 605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/27(日) 22:31:48.89 ID:bECBIhhbO
- 来てたか
- 606 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/27(日) 22:37:35.86 ID:fjKH5m4so
-
勇者部のみんなが入り込んだ黒い穴
所謂ブラックホールの行きつく先は、暗くも明るい不思議な世界だった
風「これ……」
明るく見える粒子のようなものは液体で
液体なのに、水ではない
犠牲になろうとしている巫女たちの記憶らしき断片のようだと、園子は呟く
樹「私たちの中から記憶が消えたのは、これが原因なんでしょうか?」
東郷「記憶と存在の概念を結合し、記憶を抽出することでそもそもの存在を認知させなくした……と?」
風「理屈は良く分かんないけど、あんまり長居するべきじゃないってことだけは分かるわね」
東郷「…………」
ここにある記憶達は、もしかしたら自分のものだったかもしれない
選択肢の一つとして存在していたことを考え、表情を暗くしてしまう東郷の方を、友奈が軽くつかむ
友奈「大丈夫だよ。東郷さん」
東郷「友奈ちゃん……」
園子「そうだよ〜わっし〜」
東郷「そのっちも……」
- 607 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/27(日) 22:58:10.98 ID:fjKH5m4so
-
友奈と園子
二人とも自分の考えに気付いてるというわけではないかもしれない
けれど、その言葉は確かに東郷を勇気づけてくれるものだった
東郷「そうね、ええ……そうだわ」
自分は何をしにここに来たのか
滅入ってしまいそうな考えを振り払い
持ち込んだ強い意志を再燃させて瞳に力強さを取り戻す
東郷「ごめんね、弱気になって。行こう」
友奈「うんっ」
夏凜「……火明命の力が強くなっていってるわ」
樹「何か変わっているようには、見えないですけど……」
でも、夏凜さんには感じられるんですね。と、樹は続ける
天乃の力に最も近い夏凜だからこその感覚
それを信じない理由はなかった
夏凜「こっから先がやばそうね……みんな、気を引き締めなさいよ」
風「ん……って、そういうのは部長のあたしが――」
園子「早い者勝ちなんよ〜」
気を引き締めて。
でも、極端にはならずにいつも通りの調子で
勇者部は先へと進んでいく
- 608 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/27(日) 23:24:59.21 ID:fjKH5m4so
-
進んでいった先は、先ほどまで居た空間よりも神聖さに満ち満ちていて
その分の禍々しい独特の雰囲気が感じられて。
夏凜「!」
園子「わっわわわっ! 私が飛んでいく〜っ!」
幽体離脱のような現象が全員に起こっていた
火明命の力による庇護下にあっても
その制約を完全に免れるということはできないらしい
夏凜「……そもそも、導くだけだったはずだしね」
孤立する体は霊体となった夏凜達へと細い糸でつながっており、
断ち切られてしまえば永遠に戻れなくなる可能性がある
夏凜「……時間はない。か」
少しずつだが、霊体の一部にはもうすでに危うげな浸食が始まってきており、
先ほどの空間で守られていた部分が影響を受け始めているのだと感じた夏凜は、
同じく、自分の体に置き始めている異変に目を見開く樹達へと声をかけた
夏凜「時間がないわ。幸い、すぐそこで儀式が行われてるみたいだから、ささっと回収して逃げましょ」
- 609 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/27(日) 23:35:39.12 ID:fjKH5m4so
-
自分たちに対する影響にばかり目がいっていたが、
奉火祭が行われている現場は今まさに目の前にあった
円盤型の、不可思議な何かにとらわれている六人の巫女
その背後では恐らく霊体の方なのだろう
真っ赤に燃え盛る炎によって、燃やされてしまっている
儀式……生贄
まさしく人柱と呼ぶにふさわしい惨状を前にして
怖気づく者はこの場には居なかった
樹「目の目にいる巫女さんを連れ帰りましょう!」
風「そうと決まれば一気に行くわよ!」
東郷「確実に天の神による干渉はあるはずですが……久遠先輩とエッチなことができると思えば、無問題です」
園子「変わらないね〜」
友奈「それが東郷さんのいいところでもあると思う」
場の空気、事の重大さ
それらを払拭するような明るさで、友奈たちは最大級の反逆を開始する
人類の存亡をかけた奉火祭という願いを挫き、
天の神へと捧げられるはずだった供物を奪い取る
夏凜「……せーのッ!」
みんなが並び、そして……囚われた巫女の体を掴んだ
- 610 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/27(日) 23:50:39.22 ID:fjKH5m4so
-
では、途中ですがここまでとさせていただきます
明日は所用でお休みとさせていただきます
再開は明後日、できれば通常時間から
- 611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 00:30:41.03 ID:C9EDLBf50
- 乙
さてどうなるか
- 612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/28(月) 00:41:48.44 ID:VSoAgT2zO
- 乙
- 613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 17:56:45.24 ID:CV5qeFFlO
- そういやプリキュアの出産がガチだったけど久遠さんもガチで同じピンク髪だしタイムリーだったわ
あり得ないけどスタッフおるん?って思ってしまった
- 614 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/29(火) 21:35:12.30 ID:Jmgh7a44o
-
では少しだけ
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 21:43:00.76 ID:bsjjLwvNO
- かもーん
- 616 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/29(火) 22:14:24.21 ID:Jmgh7a44o
-
夏凜「ッ!」
円盤型のそれに触れた瞬間、凶悪な何かが流れ込んでくるのを感じた
天乃から請け負った穢れ
それと似て非なる毒々しささえ感じる異様な感覚
触れ続ければ確実に害を及ぼすと本能が感じ取り、身を引きそうになる
けれど、夏凜は強く歯噛みして巫女の体を掴む
放すまで放さない
敵対心をむき出しにしての強引な力に対抗するかのように、
霊体となった体を冒す穢れ……神の祟りは凶悪さを増していく
締め付けられるような痛み
吐き気を催す息苦しさ
それでも夏凜達はその手を休めることはない
傷つくことも、苦しむことも
これからとても大変な目に合うことなど承知の上なのだ
自分の体が穢れに冒され、神罰ともいう祟りに見舞われることも覚悟の上なのだ
自分の体に刻まれていく刻印など、気にすることない
風「こぉぉんのぉぉぉぉーっ!」
少し離れたところで聞こえる風の雄たけび
引かれるようにこもった力で夏凜達は勢いよく……囚われていた巫女を引きずり出した
- 617 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/29(火) 22:42:19.71 ID:Jmgh7a44o
-
友奈「っ……」
霊体であるせいか刻印による影響を強く受ける友奈は、
巫女の少女を抱え上げようとして、よろめく
浮遊している状態でなければ昏倒してしまうような不安定な感覚
目を強く瞑って、深呼吸
それでも治らない不快感を飲み込み、体に力を籠める
友奈「っは……はぁ……」
樹「友奈さん……大丈夫ですか?」
友奈「うん……大丈夫っ」
樹の心配そうな声に、友奈は笑みを浮かべる
大変なのは自分だけではない
目の前にいる樹も隣にいる東郷も
夏凜達だってみんなの胸に同じ刻印が刻まれている
痛みと苦しみは……皆同じだ
園子「はぁ……はふぅ〜」
その中でもひときわつらそうな息を吐く園子は、夏凜の方を見つめる
特段、影響を受けているようなそぶりは見えなかった
- 618 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/29(火) 22:50:23.70 ID:Jmgh7a44o
-
園子「にぼっしーは、平気?」
夏凜「ん……いや、平気ってわけじゃないけど」
天乃……いや、300年前の陽乃による影響か
思っていたよりは、症状が軽かったのだ
もちろん、その陽乃による加護も永久ではないだろうし
それが失われれば、どれほどか分かったものではない
夏凜「久遠家様様って感じだわほんと」
茶化すように言って、痛む胸に手を当てる
夏凜「とにかく、急いで連れ帰るわよ」
風「そうね……若葉達も心配だし」
東郷「そのっち、本当に良いの?」
園子「うん。ずっと寝てたからね〜その分張り切っていくよ」
東郷の満開でも、移動手段として機能する
それでも園子は自分の力を使いたいと、願い出る
勇者部に殆ど任せてしまったのだから、少し申し訳は貢献したいと
夏凜「霊体が影響を受け始めている以上長居も無駄話もしてられない……まずは体を取り戻してから全速力で撤退」
頼むわよ園子
そう言って信頼をぶつける夏凜に、園子は満面の笑みで頷いた
- 619 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/29(火) 22:51:56.89 ID:Jmgh7a44o
-
若葉たちの戦況判定 ↓1
最低 1 最高0
※ぞろ目ならボーナス
※0に近いほど、状況は良
- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 23:05:03.53 ID:iMu44H/jO
- あ
- 621 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/29(火) 23:10:44.55 ID:Jmgh7a44o
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
戦況は少し悪い
- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 23:23:22.48 ID:yhtOXYmcO
- 乙
頑張れ精霊組
- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 23:31:23.19 ID:bsjjLwvNO
- 乙
あとは撤収するだけだな
- 624 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/30(水) 21:43:21.55 ID:kg48ztdyo
-
では、少しだけ
- 625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 21:44:33.86 ID:h53tc1c6O
- いえす
- 626 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/30(水) 22:21:13.73 ID:kg48ztdyo
-
夏凜達救出組がまだ別の世界から戻ってきていない一方で、
天の神の力に満ち満ちた世界に残った若葉達とバーテックスの戦いはかなり厳しい状況だった
天乃がいない以上、力の一時的な消失による休息なんて言うことは不可能だ
ゆえに、全力での戦闘における持久力は非常に心もとない
それに対してのバーテックスは無尽蔵
名の通り星の数ほど湧き出す星屑と、集合体であるバーテックス
終わりがあるとも知れない戦いは、若葉たちの体だけでなく精神的にも疲弊させていく
若葉「……くっ」
軽く躱すことのできた攻撃が避けきれない
防ぎきれた衝撃に体がよろめく
精霊であっても消耗すれば人間のように衰えていく
若葉「夏凜達は……まだか」
千景「向こうがどうなっているのか分からないけれど……場合によっては私達以上に大変な可能性もあるわ」
いえ……大変ね、と
千景は自分の言葉を訂正して呟く
- 627 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/30(水) 22:42:12.20 ID:kg48ztdyo
-
千景「戦闘力のない巫女を連れてくるのだから、道中の厳しさは防衛するだけの私達より厳しいはずだわ」
若葉「……分かっている」
分かってるさ、千景
若葉は大きく息を吐き、傷ついた体に力を込めて真っ直ぐ立つ
激しい嫌悪感に襲われそうなぶよぶよと太った丸い塊の蠢き
それを一度視界から消し去って、千景を見る
若葉「弱音を吐くなと言いたいんだろう?」
千景「別に、貴女が人に踏まれて散るような【雑草】なら構――」
歌野「ノーット! 郡さんそれは違うわ!」
クスリと笑う千景に対して反応したのは、
若葉ではなく、歌野だっただ
まさかの横やりに身を引く千景に、歌野は余計に詰め寄る
歌野「ウィードこそ根性ある……というより粘り強いわ! 抜いても抜いても生えてくる!」
千景「っ」
歌野「だからこそ、良い意味で使うべき。雑草がただの邪魔な草みたいな考えはノット! OK!?」
千景「お、オーケーよ……分かったわ」
歌野「でも、邪魔なのは事実なのよねぇ」
千景「……どっちなのよ」
- 628 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/30(水) 22:52:36.40 ID:kg48ztdyo
-
球子「悠長に話してる時間はないぞっ!」
若葉「っ……流石に勇者部のようにはいかないか」
千景「あの子たちだって、十分頑張っていてこそだもの」
西暦時代に比べれば、恵まれている部分も多かったことだろう
だがその分の苦労はあった
苦難はあった
それを乗り越えるために力をつけてきたのだ
戦いの合間の気を確かめるような声の掛け合いは、
それがあってこそのものだ
千景「……だからこそ、羨ましく思う」
自分が、愚かだったのだと強く思う
西暦時代、今のような考え方ができていたのなら
きっと、あの時大切だったものは守ることができたはずだからだ
しかし、その後悔は取り消せない
でもだからこそ、今一度その後悔の念に囚われないために
千景はここで、力をふるうのだ
- 629 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/30(水) 22:53:37.18 ID:kg48ztdyo
-
では、途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
夏凜達の帰還と、マップの修正
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/30(水) 23:13:01.57 ID:h53tc1c6O
- 乙
西暦組も頑張れ…!
- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 02:12:44.95 ID:17wYPSPgO
- 乙
早く帰ろう
- 632 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/01/31(木) 22:04:30.69 ID:SY3Tqx20o
-
すみませんが、本日はお休みとさせていただきます
明日、出来れば通常時間から
一応、戦闘中のMAPだけは出しておきます
→【https://i.imgur.com/T0Xy9UG.png】
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/31(木) 22:10:48.76 ID:jZQ+xQWpO
- 乙
- 634 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/01(金) 22:53:41.24 ID:ENC9oRzao
-
では少しだけ
- 635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/01(金) 23:21:23.74 ID:63VAkNi5O
- あいよ
- 636 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/01(金) 23:44:07.72 ID:ENC9oRzao
-
若葉「全員固まれ! 各個撃破だけはされるなよ!」
千景「乃木さんが一番突っ走りやすいのだから、貴女さえ一緒なら大丈夫よ」
若葉「良く言ってくれる……っ」
トンッ……と、背中がぶつかる
かつて合わせ、対立した仲間の頼もしい感覚に
若葉は場の緊張感と絶望感にそぐわない明るい声で答える
その昔、ひなたと目の当たりにしたこの光景は絶望的で
対抗しようという気力が根こそぎ奪われるような思いだった
けれど今は違う
絶望的であっても絶体絶命ではない
戦うための力はここにある
戦う理由はここにある
だから、若葉は諦めることはない
若葉「天乃に比べればましだろう?」
球子「どっちもどっちだな。特に、最初の頃の若葉だったら若葉がアウトだな」
若葉「ぐっ」
千景「先陣を切っていくあの危なっかしさ。今の私から見ても、あれはないわね」
若葉「今精神に攻撃しないでくれっ!」
- 637 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 00:39:02.17 ID:/PXjAtcXo
-
戦闘中にもかかわらず、
茶目っ気のある会話を繰り広げる若葉達は、
群がりつつある星屑たちの動きが一瞬、止まったのを感じ取った
歌野「……わっと?」
千景「ほんの一瞬、鈍った?」
若葉「私達よりも優先すべき何かがあった。ということだろうな」
近づきつつある一団
その一部が唐突に方向転換を試みるのを視界の端に捉えた若葉は、
確信をもって、笑みを浮かべる
若葉「……ここからが本番だ」
行けるか? と、若葉は問う
千景「ええ、問題ないわ」
歌野「巫女さんがいるなら一般人を護衛しながらになるわ。戻ってきた勇者部のみんなもどれくらい傷ついているか……」
でも、やるしかない
頑張るしかない
生き延びるのだと、歌野は武器を握る手に力を籠める
園子「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
それとほとんど同時に、園子の全力の叫びが……何かへと繋がる空間から飛び出してきた
- 638 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 00:43:31.47 ID:/PXjAtcXo
-
短いですが、時間も時間なのでここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
可能なら、明日で戦闘区域からの離脱
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 00:52:08.10 ID:4DxCYAQnO
- 乙
これはもう余計な戦闘しない限り勝ち確定か
- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 01:08:12.72 ID:1oqKnfrO0
- 乙
まあ戦力は結構なもんだし作戦も練ったからな
- 641 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 20:31:48.78 ID:/PXjAtcXo
-
では少しずつ
- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 21:12:31.33 ID:dKjsJwWjO
- きてたー
- 643 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 21:29:09.92 ID:/PXjAtcXo
-
夏凜「樹、踏ん張りなさい!」
樹「だい―――じょうぶっ!」
園子の満開は乗り込むことのできる形にはなっているが、
勇者部6人に加え、6人の巫女というのは当然ながら手狭だった
さらに、巫女の意識は戻っておらず踏ん張りも聞かない
夏凜達もそれぞれ巫女を支えようとしてはいるが、
加わる無意識な少女の重みは辛い
それを補うための、樹の力
張り巡らされたテント上の緑色の光が、浮き上がるみんなの足を引き、抑える
風「バーテックスの数は……園子、このままいける!?」
園子「ちょっと難しいかも」
飛び出した瞬間から群がる星屑
視界を埋め尽くすほどの数に園子は無理を言わずに答える
無茶はするが、慢心はしない
ここで強気に出て折れるのは致命的だからだ
- 644 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 22:15:13.30 ID:/PXjAtcXo
-
東郷「私の迎撃にも限界があります……満開を使えば手は足りますが」
行くべきか、どうか
思案する間にも、時間は流れる
迫る星屑の勢いと数は増し、
突破する難易度も引き上げられていく
若葉たちの力はすぐそこに感じるのに
神樹様の輝きはすぐそばに見えているのに
とても遠い場所のように思えてくる
風「園子、星屑を何とかできれば行ける?」
園子「うん、いける……けど」
風「だったら……ここは、あたしが矛になるッ!」
風は躊躇なく、自分の大きな剣を握る
風の満開は、巨大化するだけであり
東郷や夏凜達と比べれば地味なものだと言えるだろう
だが、それゆえに盾となり、矛となる
園子の満開によって出現した船の全速力に矛が備われば突破できることは確実だ
だが、風を守る精霊の力はなくなってしまう……
1、風の満開で突破する
2、戦闘を行いつつ突破する
3、東郷の満開で突破する
↓2
- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 22:31:07.19 ID:dKjsJwWjO
- 1
- 646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 22:35:31.90 ID:Okt+F9FqO
- 3
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 22:35:35.82 ID:iWQtwWOP0
- 3
- 648 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 23:20:23.97 ID:/PXjAtcXo
-
東郷「待ってください!」
風「東郷?」
東郷「満開は、私が担当します」
友奈「東郷さんっ!?」
東郷「………私が、担当します」
東郷が満開をすることによって、移動要塞が増える
一部の巫女と勇者をそちら側に移すことで、
手狭だった空間が広くなり、対策が取りやすくなる
なにより東郷の砲台は無数にいる星屑に対しては非常にいい手だ
だが……と
風は少しだけ渋る様子を見せ、唇をかむ
それは言う意味のない言葉だと、飲み込んだ
風「分かった。考え込んでる時間はない……東郷、いけるわね?」
東郷「もちろんです。風先輩」
東郷は風のことばに頷き、胸元の勇者のマークに手を宛がう
- 649 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 23:31:59.91 ID:/PXjAtcXo
-
風の力は言葉通り切り開くための力
今こそ輝けるときかもしれない
しかし、ここで戦いは終わりではない
まだ、続く
その時に道を切り開くことのできる力は重要だ
みんなを守ることのできる力が必要だ
だから、風にはやらせない
東郷「行きます――満開ッ!」
東郷の力強い声に呼応して集う光は船……否、戦艦を形作る
複数の砲台を持ち、
浮遊する迎撃兵装をも兼ね備えた移動要塞
多勢に無勢を覆す、東郷の力
東郷「全砲門前へッ!」
東郷「うちーかたはじめーッ!」
そのすべてが、目の前に広がる障害を一掃する
- 650 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/02(土) 23:38:13.54 ID:/PXjAtcXo
-
では、途中ですがここまでとさせていただきます
明日はできれば昼頃から
予定:明日で戦闘終了、久遠さんとの交流
- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 23:40:51.15 ID:dKjsJwWjO
- 乙
わっしーとそのっち大活躍の巻
- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 23:48:49.04 ID:1oqKnfrO0
- 乙
無事で終わってくれ
- 653 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/03(日) 20:58:45.09 ID:ASwTcfN9o
-
遅くなりましたが、少しだけ
- 654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 21:12:11.61 ID:mP/0/OetO
- あいよー
- 655 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/03(日) 21:39:56.99 ID:ASwTcfN9o
-
若葉「満開か……ッ!」
千景「乃木さんッ!」
若葉「くっ」
園子が満開を使うことは確定事項だったが
それ以外……東郷の満開は想定外だった
使わせてしまったことに歯噛みする若葉への怒号
為すべきことは何か。という千景の視線に、若葉は奥歯を噛みしめて、頷く
満開を使用させたことを悔いるのはいまではない
今はただ、これ以上の満開をさせないこと
満開を使わせることになった勇者の身を守るべきだと、刀を握る
若葉「ここから先は全力で行くぞ――来いッ大天狗ッ!」
千景「行くわよ……伊邪那美!」
歌野「フルパワーなら私も久遠さんから頂いたものがある――フォローミー! 稲荷ッ!」
球子「タマはもう使ったからな……任せるぞ」
耐え忍び、道を確保することから、
全員が抜けていくまでの時間稼ぎを行うだけに戦いがシフトしたのと同時に
若葉達がそれぞれの力を最大限に開放する
元から満開としての強力な精霊を備えていた若葉はもちろん、
天乃との契約時に引き継いだ神の力を使うことのできる千景たちのそれはまさしく、一騎当千の代物だった
- 656 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/03(日) 22:21:48.15 ID:ASwTcfN9o
-
死神……伊邪那美の力を受け継いだ千景の武器は、
通常時にも神樹様や勇者、バーテックスを容易に屠ることのできる力を宿している
その瘴気を身にまとう千景は勇者ではなく、死神だった
味方である若葉も、球子も近づくことの許されないような風貌
その横に、歌野が並ぶ
千景「!」
歌野「せめて、タッグを組むわよ。郡さん」
千景「白鳥さん……平気なの?」
歌野「確実にパワーが削られていくのは感じる。でも、ノープロブレムよ!」
ブイッと笑顔を見せる歌野が纏うのは、稲荷神
農業の神たる稲荷から授かる力は繁栄
そして、再生の力
千景の力に拮抗する唯一の力
だからこそ、並ぶ、背中を守る
歌野「一人には、させないわ」
千景「……無理はしないで」
私はもう、一人だなんて思っていないから。と
千景は笑みを浮かべて、大鎌を振るう
千景「1000を産むのなら――1001を屠るッ!
- 657 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/03(日) 22:35:47.05 ID:ASwTcfN9o
-
夏凜「東郷! 一定距離まで近づかれた奴らは放置で良いわ! 私たちが対応する!」
東郷「了解!」
友奈「樹ちゃんは支えることに集中して!」
樹「はい!」
風「夏凜は東郷! 友奈は樹、あたしが園子の援護! 行けるわね!?」
武器を持っている夏凜と風が船を動かす東郷と園子を援護し、
樹が巫女を含めたみんなの揺れ動く体を補佐し、
武器のない友奈が最後の砦として中央で樹を守る
逃れることを許さない激流の中を突き進んでいく勇者部
その正面で大爆発が起こる
それは、天乃の力
天乃の力としてここにいる、精霊の力
爆発的に強まった精霊の力が激流とぶつかり合って、押しとどめる
対抗力が弱まった隙に、
園子と東郷の船が速力を上げて――
夏凜「全員衝撃に備えなさい! 後ろで爆破するッ!」
夏凜の武器である日本刀
その爆発の推進力を得た東郷の船は園子の船を押し出すようにして――穏やかな空間へと飛び出した
- 658 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/03(日) 22:56:46.13 ID:ASwTcfN9o
-
園子「わぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
若葉「そのまま突っ込んで来い――歌野ッ!」
歌野「オーケーッ! 任せなさい!」
神樹様の作る結界
その樹海と同質の足場に手を触れた歌野は、
稲荷の力を最大限に送り込んで、活性化させていく
押し込まれ、固められたような姿だった根は蠢き、
焼き尽くす獄炎をものともせずに成長し、重なり、連なり、
一本の樹木となって、園子たちの船が辿る道となる
球子「殿は任せろ! そのまま結界の中にいっちゃえーッ!」
東郷「了解! 総員対衝撃体勢! 結界の中まで速力維持! 突撃します!」
園子「いっくぜぇ! 口を開くんじゃねぇ〜舌を噛んじまうぞ〜っ!」
真剣な東郷の掛け声と、茶目っ気交じりの園子の声
二人の声を待っていたかのように、
船は急激に加速し、結界の中へと真っ直ぐ突っ込んでいく
出た先が海で無ければ多大な被害をもたらしていそうな勢い
それを見送り、西暦の勇者たちは嘆息する
勇者部は巫女を連れて撤退した
それでも深追いする理由はあるが、意味はない
若葉「我々も撤退だ!」
若葉の指示に各自が頷き、天の神の怒りを残して――戦いは幕を下ろした
- 659 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/03(日) 23:07:53.36 ID:ASwTcfN9o
-
では、途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷が満開を使ったことで戦闘省略
被害は微量
- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 23:12:27.35 ID:mP/0/OetO
- 乙
満開消費が今後どう響いて来るかだな…
- 661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 23:53:18.01 ID:+Nyz8gqH0
- 乙
よかったよかった
- 662 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/05(火) 06:29:10.62 ID:9LJ5Dfmro
-
√ 12月13日目 夕(病院) ※土曜日
巫女を救い出した夏凜達は、
満開を使った東郷と園子を除いて軽い検査を終え、病室へと戻ってきていた
夕方ということもあって、起きてた天乃は戻ってきてくれたことを喜びつつも
少し、悲しげな表情を浮かべていた
天乃「二人も満開を使ったの……?」
夏凜「そう。まぁ、精霊を含めれば倍増するけど」
力を消費をすることにはなるが、
時間が経てば回復する若葉達は例外だろう
夏凜「出来れば、園子だけで済ませるはずだったんだけどね」
それでも、精霊による加護を失ってしまう満開を使わせてしまうため、
天乃としては、あまりいいことではないだろうけど。と、
夏凜は内に止めたその考えを飲み込み、小さく息を吐く
流石に、多勢に無勢すぎたのだ
行く先が厳しすぎたのだ
もちろん、甘く考えていたわけではないし、
厳しい戦い、状況になることは承知の上での行動だった
それでも、警戒が足りなかった
警戒していれば対策が練られたかと言われても、反応に困るほどに。
天乃「……二人は?」
夏凜「検査中」
風「意識はあるし、怪我もちょっとしたことなんだけどね。満開を使ったからって」
- 663 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/05(火) 06:36:48.89 ID:9LJ5Dfmro
-
天乃「でも、大したことはないのよね? すぐに戻ってこられるのよね?」
樹「それは、大丈夫ですよ」
必ず戻ってこられます。と、
樹は優しい笑みを携えながら、答える
樹達よりも少し精密な検査を行っているだけだ
夜までには戻ってくるか
一日……半日間つきっきりで何らかの影響が出ないかを検査するのだとしても
明日の朝にでも戻ってくることだろう
夏凜「……黙って出て行って悪かったわ」
天乃「本当よ……ほんと、私……」
夏凜「ごめん」
俯く天乃の体をぐっと引き寄せて、夏凜が抱く
頭を撫でるように抱え込み
髪を乱さないように優しく擦る
沙織「……だよね。やっぱり、不安だったよね」
沙織たちも残っていたから大丈夫。なわけがなかったのだ
実際に戦いに行くのは勇者部のみんな
満開を一度使ってしまえば、攻撃を受けすぎれば。
生身で戦うのと同様の状態になってしまうみんななのだ
それをさせる自分が気づかないうちに居なくなってしまっていたのだ
とても、不安だっただろう
- 664 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/05(火) 06:41:17.21 ID:9LJ5Dfmro
-
風「あたしたちがいないときから?」
沙織「ううん、その時は普通だった。ううん、逆に普通過ぎたっていうべきかな」
我慢していた
不安を押し殺していた
それを、沙織たちは何もすることはできなかった
大丈夫という言葉は易い
心配ないよ。という言葉は軽い
精霊同士のつながりがあるのだとしても
精霊の目の届かない場所までいってしまうのだから
沙織「でもよかったよ。みんな無事で」
友奈「辛い状況だったけど、でも、みんなが諦めなかったから何とか出来たんだと思います」
二人の満開を必要としたとはいえ、
風や夏凜、樹達みんなの立ち位置は間違いなかった
それぞれができる最善を尽くしtからこそだ
無茶をすれば東郷の満開を使わなくても済んだかもしれないが、
それでは余計な被害が出ていた可能性もある
だから、これでよかったのだと
友奈は自分にい聞かせるように、思った
- 665 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/05(火) 06:42:17.02 ID:9LJ5Dfmro
-
では、昨日分になりますがここまでとします
本日は恐らく、お休みになるかと思います
また、今週はお休みをいただくことが多いかもしれませんが、
出来る限り、やっていきます
- 666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 07:35:11.54 ID:XfUIdjjVO
- 乙です
- 667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 15:52:48.53 ID:xONNm1gGO
- 乙
あとは呪いの影響がどの程度出るかだな…
久遠さんのメンタルも心配
- 668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 20:50:31.83 ID:qsI0kr1pO
- 投稿時間無理しすぎてない?
久遠さん並みに無理する姿勢良くない
- 669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 22:53:13.39 ID:dcSgVuxvO
- まさか朝に来てるとは
乙
- 670 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/06(水) 20:59:03.77 ID:aIZeNmQ6o
-
では少しだけ
- 671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:00:20.75 ID:2HTt7I8yO
- よしきた
- 672 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/06(水) 21:37:45.97 ID:aIZeNmQ6o
-
天乃「助けた巫女のみんなは? 意識は戻ったの?」
風「外傷があるわけではないけど、少し時間がかかるって」
沙織「霊的な部分を酷く持っていかれちゃったみたいだからね、普通の怪我より長引くこともあるよ」
霊的な部分が持っていかれるということは、魂に直接干渉されるということ
不可視の部分とはいえ、
確かにあるその影響happyあ限りなく、大きい
だからだろう
自然な口調ではあったけれど、
自分も巫女としての立場もあるからか
身を案じての悲し気な雰囲気を沙織からは感じる
風「で……それが、今は……」
自分たちに課せられている。と、
風は暗に告げて、口を閉ざす
下手に語れば周りにも影響があるという話を聞かされたのだ
赤ちゃんはいないけれど、天乃がいる
悪い目に合わせるわけにはいかない
たとえ天乃が事前に知識を得ていたとしても、
無関係に巻き込む理不尽さ
それが、祟りというものだ
- 673 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/06(水) 22:00:37.72 ID:aIZeNmQ6o
-
天乃「今は平気?」
夏凜「いきなりやろうとかそういう気はなさそうだけど、どうだかね」
むしろ、このまま大人しく削れらてくれるなら
それで許してやろう。と言わんばかりだ
もっとも、日に日に影響は強くなり、
こうして話すことさえ難しくなってしまう可能性もある。
はっきり言えることがあるのだとすれば、
祟りに優しいなんてことはあり得ない。ということだろう
天乃「私は別に、すぐにでも提供してもいいのよ?」
樹「影響が弱いなら、むしろもう少しゆっくりするべきだと思います」
祟り……までいかないかもしれないが
同質の穢れに耐性のある久遠家の力
それを分け与えて貰うことで、
祟りの影響を相殺するという九尾の案
だが、
天乃のご先祖様の時代からいる妖狐の案という信頼があるから後回しにするわけではない
双子に力を分け与えてから間もなく、
さらに勇者部六人に力を与えるとなると
負担が大きすぎて、逆に天乃が大変なことになりかねないからだ
- 674 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/06(水) 22:42:58.61 ID:aIZeNmQ6o
-
天乃「明日にでも影響出るんじゃないって、私的には気が気じゃないんだけど」
友奈「でも、ここで無理したら危ないです」
天乃「………」
樹「私達も言えたことじゃないかもしれないですけど、命に係わるんです」
祟りも天乃も
下手なことさえしなければ即死に至るようなことはないはずだが
祟りに関しては庇いあうことができる
だが、
天乃に関しては庇ってあげることができない
だからダメなのだと、みんなが諭す
天乃「大丈夫、無理をするつもりはないわ」
天乃はそう言って、困った笑みを浮かべる
自分よりも天乃のこと
そういうのは分かり切っていたことだけれど
もっとも危ない状況でもそういえるのが勇者らしくて、問題だった
1、でもせめて、誰か代表で受けておくつもりはない?
2、壁の外はまだまだ問題があるんでしょう? きっと、また戦うことになるわよ
3、少しでも問題があるようならちゃんと言うのよ?
4、とにかく、満開を使った二人は厳重注意が必要ね
↓2
- 675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:50:58.06 ID:2HTt7I8yO
- 2
- 676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:51:30.58 ID:cW1NQJS/0
- 4
- 677 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/06(水) 23:04:24.29 ID:aIZeNmQ6o
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「……この検査次第では一番に久遠先輩とイチャイチャできるのでは!?」
園子「まず怒られるんよー」
東郷「違うわそのっち」
東郷「久遠先輩のことだから、目が離せないからって寝るときも一緒になるはずよ」
園子「お風呂も〜?」
東郷「そう……お風呂も」グッ
- 678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 23:09:49.22 ID:X4XJ/6c90
- 乙
みんな溜まってそう
- 679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 23:15:33.40 ID:2HTt7I8yO
- 乙
久遠さんの力での呪いの中和はすぐには厳しいか
そして原作同様うかつに呪いのことを話せないのも辛いな…
- 680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 21:34:52.48 ID:PjcCQhKLO
- 今日も忙しいか…?
- 681 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 19:31:56.08 ID:ADPTBtBIo
-
では少しだけ
- 682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 19:40:12.39 ID:MK5NG+6QO
- 待ってたぜ
- 683 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 20:14:28.21 ID:ADPTBtBIo
-
天乃「とにかく、満開を使った二人は厳重注意が必要ね」
友奈「東郷さんも園ちゃんもみんなのために頑張ってくれたので、あんまり、怒らないで上げてください」
天乃「え?」
友奈「えっ?」
天乃「ふふっ」
天乃の反応が予想外だったのか、
友奈は何か間違ったのだろうかと、不安そうな表情で。
天乃は再度笑みを浮かべると、そうじゃないの。と、優しく続ける
天乃「注意は怒る方じゃなくて、見守る方よ」
夏凜「ダブルミーニングね。ま、天乃の性格からして怒る方はないから心配いらないでしょ」
少なくとも、今の天乃には。だ
以前ならそれもあったかもしれないが
今は満開に体の機能を損なうようなリスクがないし、
無事で帰ってきたのならば怒る理由もないだろう
天乃「あら、怒ることだってあるわよ? 夏凜」
夏凜「怒るより泣くでしょ、アンタは」
天乃「怒る」
夏凜「はいはい」
天乃「ほんとに怒るわよっ、次は、絶対に怒るんだからっ!」
- 684 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 20:38:35.83 ID:ADPTBtBIo
-
夏凜「はいはい」
天乃「……馬鹿にしてっ」
夏凜は天乃を腕に抱いて、天乃よりもいい笑顔を浮かべる
それぞれ、重いものを抱えることになってしまっているが
だが、決して悪いことばかりではない
いい方向に進めるための、一時的な難所
遥かに高き壁だとでも考えればいい
そんなもの、すぐ横にいる人のためならば。というのが、
勇者部みんなの意志
風「本当は、あたしがやるべきだったんだけど……人数的に東郷の船を使うことになったのよね」
迫りくる星屑を討つための人手
戦闘力のない巫女を守るための人手
その勇者を守るための人手
それらを一気に賄える二隻目の戦艦は、出し惜しみすべき力ではなかった
- 685 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 21:36:00.42 ID:ADPTBtBIo
-
風「東郷達はできる限り屋内待機がベスト?」
友奈「でも、学校もまだありますよ?」
夏凜「学校か命かって話よ。まぁ、明日の状態にもよるってことで一先ずいいんじゃない?」
明日になって、体調を崩したり、
何か不穏な感覚がなければ
多少の外出くらいならば、してもかまわないだろう
もちろん、細心の注意はすべきだけれど
夏凜「今日は朝から全力だったから疲れたし……」
はぁ。と、
夏凜はあからさまなため息をつく
疲れたのは本音だ
だが、ため息はそれではない
これから厳しくなっていく世界
全てを敵にした世界
そこで、自分たちは生き残れるのかという疑問を、感じたからだ
- 686 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 21:54:10.33 ID:ADPTBtBIo
-
√ 12月13日目 夜(病院) ※土曜日
01〜10 東郷
11〜20
21〜30 園子
31〜40
41〜50 樹
51〜60
61〜70 九尾
71〜80 友奈
81〜90
91〜00 夏凜
↓1のコンマ
- 687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 22:00:50.39 ID:MK5NG+6QO
- あ
- 688 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 22:49:48.09 ID:ADPTBtBIo
-
√ 12月13日目 夜(病院) ※土曜日
勇者の反乱……いや、ここでは奮闘というべきだろう
それによって、6名の尊い巫女の命は守られることとなった
しかし、それゆえに世界は敵になった
天の神率いるバーテックスの軍勢は怒り、与えた祟りを緩めることはしないだろう
世界のためと、苦渋の決断をした大赦は儀式を阻んだ勇者部を快く思うことはない
もしかしたら、救われた巫女たちも
どうしてなのか。自分たちさえ犠牲になれば……と、
天乃の願い、勇者部の行動に反発するかもしれない
だが、それでもだ
それでも犠牲などという結果を天乃は望まない
高望みだと宥められようと、愚かだと侮蔑されようと
その考えを変えることはない
現代にて名を馳せた画家が必ずしも過去、羨望されていたわけではないように
たとえ今、非難されようと、受け入れて貰えなかろうと、
未来で、その時その判断をしておいてよかったのだと言われる方を選ぶ
- 689 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 23:22:19.72 ID:ADPTBtBIo
-
天乃「賽は投げられた……」
バーテックスは祟りを与えただけで鎮まることはない
きっと、勇者をむしばんでいくことだろう
それに関しては、天乃の力を分け与えることで抑え込む
だが、完全な解決はバーテックス
ひいては天の神を討つことでしか訪れることはないだろう
天乃「天の神はどう進んでくるのかしら」
神は戯れで振ることはあるが、
そこに賽の目という不確定は存在しない
神は己が決めたルールに則り
己が定めた結果と道筋のみを進ませようとする
天乃「……だからこそ、その基準を抜けようものなら淘汰されてしまう」
たとえそれが、人類にとって理不尽であったとしてもだ
感知領域にはないものであったとしてもだ
天乃「………」
1、勇者
2、精霊
3、イベント判定
↓2
- 690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 23:26:19.62 ID:MK5NG+6QO
- 3
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 23:27:14.57 ID:eaXMqGQq0
- 3
- 692 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 23:40:14.40 ID:ADPTBtBIo
-
01〜10 夏凜
11〜20 樹
21〜30 友奈
31〜40 東郷
41〜50 風
51〜60 園子
61〜70 九尾
71〜80 千景
81〜90 若葉
91〜00 沙織
↓1のコンマ
- 693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/09(土) 23:40:26.88 ID:zk64cxAk0
- あ
- 694 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/09(土) 23:50:12.42 ID:ADPTBtBIo
-
ではここまでとさせていただきます
明日はできれば昼頃から
夜終了後、判定
- 695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 23:56:14.07 ID:MK5NG+6QO
- 乙
久遠さんにとっても勇者部にとっても更なる茨の道に進んで行くな…
あと謎判定が怖い
- 696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 00:23:34.42 ID:CF5UaprL0
- 乙
若葉と沙織は一応ノーダメージになるのか?
嫁組の中では
- 697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 18:04:16.27 ID:yIA5zdwEO
- マダカナー
- 698 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/10(日) 20:24:03.26 ID:9P22DIFoo
-
では少しだけ
- 699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 20:27:23.65 ID:uNlmcVvdO
- かもーん
- 700 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/10(日) 21:18:00.74 ID:9P22DIFoo
-
若葉「……考え事か?」
天乃「若葉……貴女、大丈夫なの?」
天乃の精霊である若葉達は、
勇者部のように力を使った場合に自分たちが存在するための力を大きく消費する
天乃から得られるその力に限りはないが、一日に供給できる量は当然ながら制限がかけられているため、
満開に匹敵する力を使った若葉達が復帰してくるのにはもう少し、時間がかかるはず
それなのに姿を見せた若葉に天乃は困惑しつつ、問いかける
若葉「ああ、なんとかな」
天乃「本当に? 無理してない?」
若葉「大丈夫だ」
ぎゅっと腕を掴んで、身を寄せて
体に触れてくる天乃の不安をなだめるように、
若葉は心配しすぎだ。と、暗に込めた声で答える
若葉「そうやって心配させたくないから、気合で戻ったのかもしれないな」
天乃「気合なんて結局無理するかどうかの心意気よ。多少治りが早まることはあっても、こんなすぐになんて」
若葉「だが、結果はこうだろう?」
- 701 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/02/10(日) 21:53:38.79 ID:9P22DIFoo
-
天乃「本当に平気……なのね?」
へらりと笑う若葉を一瞥した天乃は、若葉の言葉を他所に考え込む
満開による消費は発動した時間にも影響はあるが、
発動した。ということ自体に大量の力が必要な行為だ
ゆえに本来、
少なくとも一日は姿を見せられなくなってもおかしくはなかった
だからこそ心配なのだが、
若葉には無理をしているような様子はない
天乃「……少しでも何かあるのなら、すぐに休みなさいよ?」
若葉「分かっている。その方が、心配もかけるだろうからな」
天乃「分かってるなら明日の朝にするべきだったんじゃないの?」
若葉「そういわれると、私にはあまり会いたくなかった。みたいに感じるんだが……」
天乃「そんな返し。どこで知ったのよ……まったく」
男女というべきか
恋愛における嫉妬の演出として使われそうな言葉と、仕草
それを見せる若葉の奥に、園子を見る
だが、たぶん違うだろう
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