このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

【安価コンマ】可愛い女の子と遊びたい!

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11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 17:48:11.17 ID:MuGZy3ROO
おつ
期待してるよ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 18:00:21.87 ID:PwUK8p/Bo
わっふるわっふる
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 18:03:58.99 ID:+6L+ARVy0
新作も期待してます
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 18:14:34.44 ID:c7cgSkZ40
単発末尾Oがまた好き勝手やるんだろ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 18:28:24.11 ID:zqkGRnL00
ちょっとキャラシートテンプレを変更

キャラシート雛形
【年齢・属性】
【身長】
【髪型】
【容姿・身体的特徴】
【男性経験】
【恋人】
【性格】

で今後はお願いします(なんか見覚えあるキャラがいるんだよな……)
書き溜めます
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 18:30:36.17 ID:5h1YvfaDO
一旦乙
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 18:55:55.04 ID:REudWrG80
楽しみ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 19:43:20.71 ID:zqkGRnL00
それにしてもやることがない。掃除は終わっているし、キッチンはたいして使うこともないので汚れていないし、洗濯も今する必要はない。朝食も済ませた。

テレビを付けてみたが興味のある番組がない。パソコンを起動して適当にサイトを巡回してみたが、それもすぐに飽きてしまった。こういうとき、スマホゲームにでも手を出していれば手慰みになったのだろうか。

グダグダとしているうちに、時刻はもう昼を指そうとしている。こういうときは外に出て、普段はしないようなことをするのがいいかもしれない。

私は近くのコンビニに向かうことにした。タバコを買うためである。私はタバコを吸ったことがないが、実は憧れがないでもなかった。暇を持て余したときにプカプカとタバコを吹かすのも悪くない。

ついでになにか他のものも買ってみようかと、私は酒類コーナへ。ビールとお酒をいくつか取って、次はお菓子コーナーを覗くことにする。精算のついでにレジでタバコを購入しよう。

金髪ギャル「……あっ、今朝会いましたよね? こんにちはー」

今朝会った――会ってはいないか? 目が合っただけだ――髪を金に染めた制服姿の女の子が真剣にお菓子を吟味しているところに出くわした。女の子は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに人懐こい笑顔を浮かべて私に挨拶してくれた。金髪の割にいい娘である。

私も挨拶を返して、この昼間に制服の中学生が出歩いていることを不審に思ったが、何のことはない、今日は中間試験で昼間でしか学校がなかったのだという。

もー、マジ全然解けなくって泣けてきちゃいますよねー、と女の子はあっけらかんと笑うが笑い事ではないのでは。

……というか、なぜ私はコンビニで知らない中学生と歓談しているのか。しかも相手は今朝、恥ずかしいブツを見せてしまった女の子である、女の子がニコニコと笑うたびにこちらとしては気まずさが募ってしまう。

できれば朝のことを謝りたいが、変に蒸し返すのも躊躇われて(いたいけな女子にセクハラは避けたい)、私は適当に会話を切り上げてお菓子を数個手にとってレジへ。店頭に置かれたタバコの種類の多さに内心驚きつつ、とりあえず一番の番号がついたものを購入。

私は女の子にひと声掛けて店を出た。

金髪ギャル「ちょっとちょっと、どこに行くんですかー、置いてかないでくださいよぉ」

何故ついてくるのだ? 今どきの娘の考えることはわからない。今どきじゃなくても人の心などわかった試しはないが。

下の名前を名乗ってきた女の子は結局何も買わなかったのか、ごてごて装飾のついた背嚢に、手にはこれまた装飾過多なペッタンコな鞄を持っているだけ。その鞄には一体何が入るというのだ……?

えへへ、可愛いでしょー、とサイドテールをピコピコ揺らして笑う金髪ギャルはたしかに可愛い。いやそんなことはどうでもいい、今はその歩くたびにチラチラ見えるおへそをどうにかしなくては。サイズが間違っているのでは? やけにボリュームのある胸下くらいまでしかないが。

金髪ギャル「やだセクハラー、どこ見てるんですかぁ? お兄さん、見かけによらずエッチですねぇ……いいですよ? ほらぁ、見たいならどーぞ、ご自由に?」

言うことを間違えた。つい本音が。これだからコミュ経験の不足した私は駄目な人間だ。ショート丈のセーラー服(改造か?)の裾をヒラヒラする金髪ギャルを視界に入れないようにする。

何故私に絡んでくるのだこの娘は。

金髪ギャル「なんでもいいじゃないですか、そんなの。強いて言うなら……興味? 的な? お世話したくなるオーラ出てますよーお兄さん。ほらほら、もっとお話しましょうよー」

そんなことを言われたのは生まれて初めてだ。言い掛かりはやめてもらおうか。

反駁するが金髪ギャルの攻勢は止むことを知らない。お昼ご飯の話題になって、帰って食べると言うと、露骨に不満そう。私は他人にご飯を奢ってあげる金はないのだ。

えー、でもお兄さん、料理とかしなさそう、という金髪ギャルに私は胸を張る。この世には五分で食べられるご飯が存在するのだ。自分で食事を作る必要がどこにあるのか。

金髪ギャル「ダーメですよそんなの、体壊しちゃいますよ。ちゃんとバランス考えた食事にしないとぉー」

やいやい私の食生活を非難してくる金髪ギャルをいなしていると私のアパートに着いたのでさっさと別れた。

金髪ギャル「ちゃんとご飯食べてくださいねー! 明日見に来ますからねー!」

はいはい、と私は階段を上がって、二階の自分の部屋の鍵を開けた。

翌日の朝、私はチャイムの音で目が覚めた。二日連続。違いがあるとすれば、私がひどい二日酔いであること。私は散髪を怠ってボサボサに伸びた髪を掻く。呑み過ぎた……買ってきたのを全部開けてしまった……

チャイムの連打。今開けますよ、と玄関扉を開けて、

金髪ギャル「おはようございまぁす。ご飯ちゃんと食べてますか? って、お兄さん、顔色ヤバいですよ?」

扉を閉めて鍵を掛けた。ちょっとちょっと、とドアがドンドン叩かれる音、お兄さんが碌なの食べてないと思ってー、ウチからご飯持ってきましたからー、一緒に食べましょうよぉー!

うるさい私は二度寝するんだ……金髪ギャルの大声で耳をキンキンして、私が音を上げて玄関を開けたのは数分後のことだった。

料理は普通に美味しかった。金髪ギャルのお手製なのだという。空腹ではあったのでありがたく頂いた。だが金髪ギャルは中間試験があるのでは? こんなことをしている場合ではないだろう。

金髪ギャル「そんなのより人助けのがタイセツですよ、お兄さんはわかってないですねぇ」

私はお礼を言ってから金髪ギャルを叩き出して学校に行かせた。ブーブー言いながら道の角に消えていく背中を見送る。なにかお礼を考えておかないといけない。

それにしてもなぜこんなに私の世話を焼こうとするのか。新手の宗教勧誘か何かか、別の目的があるかもしれない。用心はしておこう。


金髪ギャル
【年齢・属性】中学2年生
【身長】145cm
【髪型】金髪サイドテール
【容姿・身体的特徴】白ギャル ミニスカお腹丸出し 巨乳
【男性経験】皆無
【恋人】無
【性格】キャピキャピな母性の塊
【備考】ペットに大型犬を飼っている。世話好きの本質は絶対の優越と支配欲


これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、19:50より採用
当日、翌日指定可
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 19:55:47.38 ID:qTkHgTQI0
翌日
隣に女性が引っ越してくる
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 19:56:19.72 ID:MuGZy3ROO
当日
金髪ギャルと話して人となりを探る
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 20:00:51.44 ID:5h1YvfaDO
当日夜
なぜかギャルと一緒に夕食を食べることに
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 20:01:52.36 ID:0abThv6kO
当日
食後に膝枕で耳掃除を受け感触と匂いにドギマギしつつ何を対価にすれば良いのか聞いてみる
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 20:12:30.77 ID:PwUK8p/Bo
これは依存してゆきたい
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 21:20:04.25 ID:zqkGRnL00
ソロ目、>>21採用


金髪ギャルを送り出した後、私はベッドに臥せっていた。満腹にはなったが二日酔いの気持ち悪さは消えない。食べてすぐ寝るのは体に悪いと聞くが、今さら私に体の心配など不要だろう。

深酒して翌日寝込むなんて、働いていたときには考えられない醜態だ。これからはこういう時間をもっと作ろう。酒の量には気をつけて。

うたた寝する私の耳が聞き慣れない機械音を拾った。スマホからだった。ロック画面に表示されていたのは元職場の人間に無理やりインストールさせられて、ついぞ使わなかったSNSアプリ。

そこには金髪ギャルの名前が表示されて、私に現況を訊いてきていた。連絡先を交換した覚えはなかった。まさか私が朝食前に歯を磨いている間に勝手に……? なんて恐ろしい奴なんだ。

私は返信せずにスマホの電源を落とした。とても女子中学生の気まぐれに付き合っていられない。私がするべきことは今までしてこなかったことの補填であって、子供と遊ぶことではないのだ。

私は布団をかぶって一眠りすることにした。

目が覚めた。ということは本当に眠っていたのか。カーテンの隙間から見える外は茜色、昼食も摂らずにすっかり寝こけてしまったらしい。まあ別に、今の私は、夕方まで惰眠を貪っても誰に責められるわけでもない。なんて解放的な気分。

だがすぐに私の笑顔は固まった。そういえばここのところ、私の優雅な自堕落生活にダメ出ししてくる不届き者がいるのだった。まさか何もないだろうな、とスマホの電源を入れる。

……通知が数十件!? 怖っ! 最新の通知は『スタンプを送信しました』というもの、右の画は熊がダッシュしているもの、熊の下に今から行くという文字。

嫌な予感。と同時に、チャイムが鳴った。

金髪ギャル「いやー、今日ウチ、親がいないんで、危うく一人で夕食食べることになるとこでしたよ。お兄さんに感謝ですねぇ」

ニコニコとしている金髪ギャルが持ってきたのはカレーだった。それを私が炊いていたご飯(炊いたのは昨日。ずっと保温にしていて金髪ギャルに叱られた)にかけて、私は憮然とする。

友達でも呼べばいいだろう、と言うと、金髪ギャルは嫌ですよそんなの、と意外に冷たい。

金髪ギャル「友達呼んでカレー食べるとか、そんな恥ずかしいこと出来ませんよ。鈍感なお兄さんにはわからないかもしれませんけど」

たしかに。私は金髪ギャルの言葉にうなずく。金髪ギャルには金髪ギャルなりの、友人感の機微というものがあるのかもしれない。友達のいない私にはわからないが。

金髪ギャル「それで? わたしが帰った後、何してたんですか? せっかくライン交換しといたのに、全然返信してくれないんですから」

そういえば金髪ギャルは制服を着替えている。Tシャツの裾を前で結んで、あくまでもへそを見せてくるスタイル。下のホットパンツと膝上まであるソックスに挟まれた白い腿の眩さ、溌剌とした若さの発露。

私は黙ってカレーを食べた。私が昼を抜いたことに勘付いた金髪ギャルがぎゃいぎゃい私を叱るのを右から左に聞き流しながら、私はひたすらカレーを口に運んだ。カレーを食べたのは久しぶりだったので。それ以外に理由はなかった。


これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、22:30より採用
ゾロ目だったので金髪ギャルとのコミュは続行です
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 21:26:20.20 ID:5h1YvfaDO
食後に膝枕と耳掃除をさせられる
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 21:27:03.30 ID:5h1YvfaDO
すみません
誤って書き込みしてしまいました
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 21:30:05.51 ID:PwUK8p/Bo
立ち上がろうとしてふらつきギャルの胸へダイブ
大胆だねと驚かれつつ汗臭いとお風呂へ連れていかれる
すると何故か一緒に入ってくるギャル
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 21:37:00.52 ID:zqkGRnL00
なんで22:30からだよ、21:30の間違いでした
恥ずかしい……
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 21:38:41.73 ID:zqkGRnL00
うーん、仕方ないので22:30から採用にしておきます、本文レスどおりに
その間に風呂入ってきます
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 21:39:06.14 ID:PwUK8p/Bo
あっだから皆書かなかったのね…
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 22:22:58.04 ID:zqkGRnL00
時間余ってるんで要素を一つ追加
投下終了時に、各ヒロインの一言コメントを載せようと思います

金髪ギャルの場合は、
>>1時点で「はじめて男の人の見ちゃった……」
>>18時点で「話してみたら髪ボサボサだしボヤッとしてるし無愛想だけど食い意地は張ってるしうちの子(飼い犬)みたい。朝のもうちの子がお腹見せるようなものだよね(未去勢)」
ちなみに現時点(>>24)だと「この人放ってたら道端でお腹空かせて倒れてるんじゃ……わたしがお世話してあげないと……」

て感じです
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 22:30:07.49 ID:IBRdsHKB0
さり気なく室内を見回すギャルに 洗い物まで手伝って貰ってありがとうな時間的にもそろそろ帰らないと親が心配するぞ?と言う男に
あ、うんじゃあ一旦家に帰るねっと返事を返すギャル
一旦?と疑問に思うも気にせずまったりする男
夜鳴らされるチャイムにドアを開けると少々大きめのボストンバックを肩に掛けたギャルが おにーさん自堕落な上に生活力皆無っぽいから 今日から住み込みでお世話したげるっ!と押しかけてくる
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 22:30:16.25 ID:PwUK8p/Bo
立ち上がろうとしてふらつきギャルの胸へダイブ
大胆だねと驚かれつつ汗臭いとお風呂へ連れていかれる
すると何故か一緒に入ってくるギャル
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 22:30:42.10 ID:MuGZy3ROO
満腹でウトウトしてたら膝枕に誘導されそのまま寝てしまう
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 22:34:29.03 ID:zqkGRnL00
やべぇよやべぇよ……僕の力量では捌けないよ……
というわけで>>32採用、バッドエンドに入ります
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 23:05:22.50 ID:zqkGRnL00
カチャカチャと金髪ギャルがキッチンで皿を洗う音が聞こえる。ご飯持ってきてくれたんだから皿くらいは私が……と申し出たがえらく固辞された。皿洗いが好きとは親御さん孝行な娘だった。

金髪ギャル「〜♪ えへへ、お兄さんが私のカレー、いっぱい食べてくれて嬉しいです。そんなに美味しかったんですかぁ?」

鼻歌交じりにエプロンで手を拭きながら金髪ギャルが居間に戻ってくる。……エプロンの裾の下は生足とニーソが伸びて、上半身はタンクトップシャツなので、裸エプロンの下にシャツとニーソしか着てないみたいに見える。

ん? どうしましたか、と首を傾げる金髪ギャルが、私が渋面で目を閉じている理由がわかる日は来るのだろうか。わかってほしいような、わかってほしくないような。

ご飯を食べて洗い物までしてもらって、外はすっかり日が落ちて久しい。親がいないとはいえ、というか親がいないからこそ、いつまでも男の家に上がらせたままにするわけにもいくまい。

今日の礼を言って、早く帰るよう金髪ギャルに促す。金髪ギャルは意外に素直にうなずいて、

金髪ギャル「そうですねぇ、じゃあ一旦家に帰りますね?」

さようなら、と金髪ギャルは私の部屋から出ていった。カレーを入れてたタッパーを忘れていたので声を掛けると、置いておいて、とのこと。置かれても困るのだが。

……『一旦』家に帰る? まさか明日も家に来るつもりなのか? 学業はどうした。親は何も言わないのか。

もしかしたら僕が金髪ギャルに、あまり他人様の家に厄介になってはいけないと諭さないといけないのかもしれない。これも大人の務めというやつか。

なんて満腹感に浮かれていると、玄関チャイムの音が鳴った。一体誰だ? 夜中の来訪者にいい思い出はないぞ。玄関扉の向こうから聞こえてきた声。

金髪ギャル『おーい、開けて下さーい、お兄さぁん』

僕が慌てて玄関を開けると、やけに大きなボストンバッグを抱えた金髪娘が立っていた。

金髪ギャル「お兄さんがあーんまり自堕落で、生活力皆無っぽいので、私が毎日お世話してあげますね?」

私がノーリアクションで玄関を閉めようとすると、ガシッと扉を掴まれた。同じ手は食わぬということか。

いやそれはマズイ、親御さん許すわけない、考え直すように言うが、金髪ギャルはどこ吹く風、大丈夫ですってと笑うだけで話にならない。

私は親御さんに話をするから連絡先を教えるよう迫ったが、

金髪ギャル「大丈夫ですっ、わたしがちゃーんと説明しておきましたから!」

その説明絶対大丈夫じゃないやつ。

実際大丈夫じゃなかった。親御さんに捜索願を出されて、数日と経たないうちに警察官が家までやってきた。日本の警察もなかなかやる。毎日毎夜、治安維持に努めてくださって恐縮です。

金髪ギャルはお家の方に引き取られていった。

私の方はと言うと、こんな騒ぎになってとてもここに住んでいられる状況ではなくなったので引っ越しを余儀なくされた。だが、私、無職。不動産屋で部屋を紹介してもらえるわけもなく。

晴れて私はネカフェ難民となったのであった。合掌。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 23:07:53.10 ID:zqkGRnL00
まあこんな感じにバッドエンドになります、歪な関係を維持するためには男側だけでなく女子の方からも配慮が必要ということですね

>>24から再安価
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、23:20より採用
ゾロ目だったので金髪ギャルとのコミュは続行です
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 23:12:28.62 ID:PwUK8p/Bo
これならぎりセーフだよね…?
立ち上がろうとしてふらつきギャルの胸へダイブ
大胆だねと驚かれつつ汗臭いとお風呂へ連れていかれる
すると何故か一緒に入ってくるギャル
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/04(月) 23:17:28.80 ID:zqkGRnL00
23:20より! 採用!
>>24でTシャツだった金髪ギャルが>>36ではタンクトップになってるのは内緒。裸エプロンっぽく見せたくて自分で引きちぎったということでひとつ)
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 23:20:33.29 ID:04KqdVG20
満腹でウトウトしてたら膝枕に誘導されそのまま寝てしまう
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 23:20:38.20 ID:PwUK8p/Bo
まーた思いっきり時間見てなかった
立ち上がろうとしてふらつきギャルの胸へダイブ
大胆だねと驚かれつつ汗臭いとお風呂へ連れていかれる
すると何故か一緒に入ってくるギャル
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 23:25:48.55 ID:5h1YvfaDO
一緒にお風呂に入ろうとギャルが言い出す
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 23:26:03.96 ID:3MrkIKtlO
食後に膝枕で耳掃除を受け感触と匂いにドギマギしつつ何を対価にすれば良いのか聞いてみる
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/04(月) 23:30:43.70 ID:zqkGRnL00
>>42ゾロ目だし、上手いこと混ぜれそうなんで>>40-41も混ぜます
>>40を一緒にお風呂の動機付け強化に使います。主人公(『私』)は犬扱いなんでそんな感じに
書き溜めます
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/05(火) 00:39:55.11 ID:WuIof4Sf0
カチャカチャと金髪ギャルがキッチンで皿を洗う音が聞こえる。ご飯持ってきてくれたんだから皿くらいは私が……と申し出たがえらく固辞された。皿洗いが好きとは親御さん孝行な娘だった。

金髪ギャル「〜♪」

鼻歌交じりの水音が、ゆっくりと遠くなっていく。瞼が重くて目を開けていられない。おかしい、昼あんなに寝たはずなのに。

あれ? もうおねむなんですか? という声、そうだ、私は眠い。くすくすと笑った声は、もう、満腹になるとすぐ眠くなるんですから、と言って、私は頭を前に引かれた。

急のことに反射的に抵抗したのがいけなかった。顔前面が、ぽすっと柔らかいものに包まれる。汗ばんだそれは中に甘さを内包して鼻腔をくすぐる。んン? 私は顔を挟む双球を手で触れて確かめてみた。

金髪ギャル「あんっ。……お兄さんったら、意外と大胆ですね……? おっぱい揉み揉みして、おっぱい、そんなに好きなんですかぁ?」

好きだが?(即答) いや今のなし。私は慌てて、無意識に胸を揉んでいた手を離した。完全に目が覚めた。というか血の気が引いた。何をやっているのだ私は。いや私は悪くない。私の手が勝手にだな……

というか離してくれないか。私の顔がまだ金髪ギャルの胸に埋まったままなんだが? いいのかこのままで? 私はいいが。いやよくないが。

はっきりしない人ですねぇ、と金髪ギャルは私の顔を両手で挟んで、下に押しやった。ぽすっ、と私の鼻先が当たったのは金髪ギャルの膝の上。

金髪ギャル「そこで大人しくしてください、おっぱい大好きの変態さん。……あの、鼻息当たってくすぐったいので、顔の向き変えてもらっていいですか? ていうか、匂いとか嗅いでませんよね? お兄さん?」

いいだろうちょっとぐらい。思えば私は人に膝枕をしてもらったことなどないし、人にしたこともない。特にしたいとも思わなかったが、撤回しよう。癒やされる……脂肪を程よく蓄えた太腿、顔から伝わる自分と同じくらいの体温、落ち着く人肌の匂い。癒やし……

まったく、仕方がないですねぇ、と金髪ギャルはそれ以上何も言わずに、私の頭を撫でてくれた。あるいは私も、かつて母というものがいたなら、このような時間を得ていたこともあったのかもしれない。

それを今になって金髪ギャルに与えられるとは、人生というものはわからないものだった。

金髪ギャルの意図はわからないが、今はそのままにしておいてもいいのかもしれない。幸福のうちに騙されるなら、私は何も傷つかないはずだった。どうせ先は短いのだから。

寝ちゃダメですよー、と頭上から声。

金髪ギャル「ちゃんとお風呂に入らないと。身繕いは大事ですよぉ?」

私は動物か何かか、と私は反発したが、膝枕をされている身で偉そうなことを言えるわけもなく。私の髪をいじっていた金髪ギャルに、はい起きて、と促されるまま、私は素直に風呂に入ることにした。

とはいえ金髪ギャルを一人にしておいていいことがあるわけがない。金髪ギャルには私のスマホを勝手に操作した前科がある。本人全然悪びれてもいないし。ここはさっさと上がって金髪ギャルを家に帰してしまおう。

ん? それなら、私が風呂にはいるのだから金髪ギャルは家に帰れといえばよかったのでは? 私の頭はおっぱいと膝枕ですっかり馬鹿になっていたようだった。ハニートラップ恐ろしや。
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/05(火) 00:40:22.88 ID:WuIof4Sf0
金髪ギャル「入りますよー」

いいぞぉー。……今なんだって? 髪を洗っていた私が後ろを振り返ると同時に、風呂場のドアが開け放たれた。

金髪ギャル「お兄さんがちゃんと体を洗えるか心配なので、わたしがやってあげますね☆」

ね☆ じゃないだろう!? あっ、目が! 目に泡、痛っ、あー! アッー! シャワー、シャワーはどこ!? イタタタタ!

はいはい、動かないでくださいねー、目開けて下さーい、と金髪ギャルに目の泡を洗い流してもらった。屈辱。

金髪ギャル「お兄さんはシャンプーもマトモに出来ないんですねぇ……これまでどうやって生活してきたんですか?」

屈辱……! 僕の拳は怒りに震えた。そのままなし崩しに金髪ギャルに頭を洗われる。適度な指の強さが気持ち良い。

うち、犬飼ってますから、他人を洗うのは慣れてますからねー、と金髪ギャルはわっしわっしと僕の髪を泡立てていく。シャンプーってこんなに泡立つのか。知らなかった。……今、ナチュラルに私を犬扱いしなかったか?

コンディショナーはどこですか、と訊かれて、そういえば買ってなかったっけ。いや詰替えはあるはず……どこやったかな……

金髪ギャル「……これは本格的に、わたしが生活指導してあげないといけませんね?」

生活指導される側の頭髪して何を言ってるんだ、と思ったのでそのまま言うと、どうやら金髪ギャルの通う私立中学校は染髪OKなのだという。なんて緩い校則なんだ……だからこんな生徒が生まれるんだぞ……

というかいつまで一緒に入っているのか。私は目に泡が入って何も見てないから、早く出ていってほしいのだが。

金髪ギャル「コンディショナーがまだでしょー? こんなに髪ゴワゴワにして、トリートメントもしなきゃ。どうせ買ってないんでしょうけど。それに私、ちゃんと水着着てますから問題ありませんよ。今日夏に向けて友達と買いに行ったんですよね、楽しみー♪」

中間試験はどうしたの……? 出てってほしいっていうのは、そっちだけの問題じゃなくって、こっちの問題もあるんだけれども。

金髪ギャル「男の人ってそんなに大っきくなるものなんですねぇ……」

見ないでぇ……私は足を閉じて内股になって手で股間を押さえていたのだが、どうやっても隠し通せるものではない。年若い娘と一緒にお風呂入ったら誰でもこうなるはず。私は悪くない。私を責めないでくれ。

金髪ギャル「よければぁ、お兄さんの全身、くまなく洗ってあげましょうか? 髪みたいに上手く洗えてないんでしょうしぃ?」

もう勘弁してくれ、という僕の声がよほど情けなかったのか、金髪ギャルは楽しそうに声を立てて笑った。

その後は体洗うから出てけと無理やり金髪ギャルを風呂場から追い出して特急で体を洗って風呂から出た。猛烈に嫌な予感がしたので、体は風呂場の中で自分で拭いたが、

金髪ギャル「シャワーの音が聞こえなくなったと思ったら……ほら、タオル貸してください、頭拭いてあげますから」

ドライヤーまでされた。キレイになっちゃった……私の頭……

なんかもう精神的疲弊が凄まじかったので、金髪ギャルを拝み伏してなんとかお引取り願った。どうしてこんなことになったのか。私が何をしたというのか。


コミュは終了です。これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、0:55より採用
翌日指定可


金髪ギャル『はぁーやれやれ、わたしがいないとあの人、どうなってたことかわかったもんじゃないなー、はーやれやれ』
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/05(火) 00:41:42.71 ID:WuIof4Sf0
(新キャラ出してもいいのよ?)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/05(火) 00:54:04.68 ID:WuIof4Sf0
(僕の悪い癖なんだけど、結構行間読んでほしい部分があったりします)
(友達と水着買いに行ったんなら夕食にも誘えよとか)
(別にカレーなら一日置いてもいいんだから友達にご飯食べに行けよとか)
(お前わざわざ家帰ってからカレーの支度して持ってきたんじゃないんかとか)
(そんな感じで)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/05(火) 00:55:12.20 ID:e/f1qJoKO
【年齢・属性】 20 大学生
【身長】 162
【髪型】 ポニーテール
【容姿・身体的特徴】 細身ながらもしっかり鍛えられている。巨乳
【男性経験】 なし
【恋人】 いない
【性格】 明るく真面目。ほんわかした包容力のある性格。子供好き。芯が強く、意外と行動力がある

翌日
アパートの隣室の女性から挨拶された後、「妹さんですか? 仲良いですねー」と朗らかに言葉をかけられる
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 00:55:25.13 ID:BMDTeL5DO
翌日ふと外を見たら不良に絡まれている、明らかに気の弱い女の子がいる
気の弱い女の子は男に助けを求めるように涙目で見ており、つい助けてしまう
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 01:01:40.93 ID:JPH2Q9W6O
翌日
とりあえずギャルに言われたコンディショナーを買いに薬局に向かうとレジでバイトしてた>>9の娘に軽く絡まれる
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/05(火) 01:16:04.84 ID:WuIof4Sf0
あー……数字安価一律禁止にしちゃったんで>>51は採用しません
厳密に行けるところは厳密に行きたいと思います、>>51には申し訳ないですが
>>49採用、今日は寝ます
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 01:18:30.15 ID:JPH2Q9W6O
注意書きちゃんと読んでなかったこちらこそ申し訳ない…
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/05(火) 01:20:54.89 ID:WuIof4Sf0
補足・たとえば>>50が安価として採用された場合、新たに新キャラシートの安価のみを行うことにします
行動安価は>>50のものを使用します

キャラシートの安価について、>>50でいえば、

【年齢・属性】
【身長】
【髪型】
【容姿・身体的特徴】気弱そうな女子
【男性経験】
【恋人】
【性格】

として、他の部分を安価で指定して貰う形になります、すでに埋まっている【容姿・身体的特徴】について設定を追加することも可です

まあ今回は>>49を採用するのであくまでこういう方式で進むということで
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 11:32:31.64 ID:9sA9uMyxO
20cmの紙筒作って遊んでみたら予想以上にでかくて草
太さの直径は15〜6cm、直径5cmくらいがいい感じ
……口限界まで開けたときの直径とほぼ同じ。これフェラできねぇな……顎外れる……奥も奥歯が邪魔になるだろうな
そりゃ泡のお姫様も巨根嫌がりますわ
考えなしにチンコ設定したけど考え直した方がいいかな……
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 17:04:58.31 ID:qEpvbcRIo
>>55
それが良い、無理矢理女の子の中にぶちこむのって最高やろ?
こういう趣旨のスレじゃないのは百も承知だけど
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/06(水) 01:02:11.02 ID:AoW4BhQ50
朝、私は優雅にコーヒーなんて淹れていた。今日の金髪ギャルの襲来はなし。話を聞くに、昨夜、早く帰ってきていた親御さんに遅い帰りを咎められたらしい。そして最近の不審な行動(朝の早出、料理の持ち出し)を詮索されたのだという。

金髪ギャル『怪しまれるといけないので今日は行けませんけど、ちゃんと朝昼晩三食きっちり食べるんですよ! 抜き打ちで見に行きますからね☆』

こいつは私の母親か何か? ならばこのげんなりした気分は噂に聞く反抗期……?

私は頭を振って気分を立て直す。おっと、コーヒーが冷めてしまう。大人の朝といえば一杯のコーヒーから始まるというもの。私は一口飲んで、目を閉じて味わって、すぐさま砂糖とミルクをカップにぶち込んだ。

……外出しよう。家に引き篭もってるから気分も落ち込むのだ。大人の朝は適度な運動から始まるもの。とりあえずコンビニにでも行って雑誌を立ち読みしながら、今日何するかを考えよう。

ポニテ女性「わ、……びっくりした」

玄関扉を開けると廊下の女性を鉢合わせた。おや失礼、と私は謝罪。いえいえこちらこそ、と気持ちの良い笑顔を浮かべた女性は名乗って、

ポニテ「昨日から隣に引っ越してきたんです。大学のお友達が訪ねてきたりしてご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、節度は守りますので、どうぞよろしくお願いします」

聞けばポニテは大学生なのだという。なるほど、たしかに集まれば姦しくなる年頃、騒音に邪魔をされて困るようなことは今の私にはなにもないが、耳栓くらいは買っておいていいかもしれない。

……今は五月の半ば、大学生がこの中途半端な時期に引っ越し? しかも女子の一人暮らし、防犯の備えが厚いとは言えないこのアパートにわざわざ?

疑問に思わないではないが、私は思い直す。別にここに引っ越してはいけないわけでもなし、なにか事情があるのかもしれないし、初対面のただの隣人である私が考えることでもない。

私はこちらこそと頭を下げて、家の鍵を閉めた。さて、コンビニコンビニ。今日は週刊漫画雑誌の発売日、次回の展開が気になるところで前回終わった漫画を読まなければ。

ポニテ「どこまでお出掛けされるんですか? 実は私、最初の講義まではまだ時間があって、どう時間を潰そうか悩んでいたところだったんです」

もしよろしければご一緒に、とポニテは清々しい笑顔。袖がフレア状になったボーダーシャツ、ボトムスの白いパンツは対照的に裾がきゅっと引き絞られて、朝の爽やかな空気がよく似合う清潔な雰囲気。ただ、胸がシャツに作る皺と、パンツの尻を押し上げる確かな存在感がどうしようもなくフェミニンだった。

いやそこのコンビニに行くだけなので。
じゃあそこまでご一緒に。
いやー、雑誌をちょっと立ち読むだけで……。
へー、何を読まれるんですか? 青年向け漫画? 私、あんまり読んだことないですね。どんなのなんですか?
いやー……そのぅ……

私は根負けした。ポニテと微妙な距離を開けて並んで歩く。

仕事辞めてから何故か女性との関わりが急に増えた気がする。女性運でも上がったのか? だが、うち一人が金髪ギャルだということを考えると、むしろ女難のほうかもしれない。

ポニテ「そういえば昨日の夜、中学生くらいなのかな、女の子と階段ですれ違いましたよ。あなたの面倒を見てあげるんだって張り切ってました。妹さんですか?」

……まあ、そんなようなものです。あいつめ、他人様になんてことを言ってるんだ。私の社会的信用がガタ落ちではないか。無職の時点でそんなものは存在しないが。ならいいのか? いやよくはない。今度説教してやる。

ポニテ「……働いてない? じゃあ今は何を……?」

おっと口が滑った。いや、どうせ隣人ならいつかバレることか。私はポニテに、自分が無職であることを認めた。

ポニテ「実家に帰ったりとかは……?」

実家はないと私は簡潔に答えた。私には帰るべき場所もないし、行くべき場所もない。やるべき事もなくなった。気楽なものですよ、と私は笑った。

ポニテは笑わずに、そうですか、と言ったきり黙ってしまった。渾身の無職ジョークが滑ってしまった。残念である。

用事を思い出した、と言うポニテと、ちょうどコンビニの前で別れた。私は心置きなく立ち読みを堪能した。そういえば先日、タバコは買ったのにライターを忘れたので購入。帰ったら大人リベンジといこう。

十数分後、私は噎せに噎せながらゴミ箱にタバコを箱ごと叩き込んでいた。二度と吸うかこんなもの。ライターもガス抜きしたら同じ目に合わせてやる。私は涙目で誓った。


これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、2/6 17:00より
まだヒロイン二人なのでどちらを選んでも構いません、三人になったら未登場ヒロイン消化まで指定禁止ルールを適用します


ポニテ『あの娘(金髪ギャル)とどういう関係なの……? まさか変な関係じゃないとは思うけど……』

ポニテ
【年齢・属性】 20 大学生
【身長】 162
【髪型】 ポニーテール
【容姿・身体的特徴】 細身ながらもしっかり鍛えられている。巨乳
【男性経験】 なし
【恋人】 いない
【性格】 明るく真面目。ほんわかした包容力のある性格。子供好き。芯が強く、意外と行動力がある
【備考】ストーカー被害。メサイアコンプレックス、漠然とした現状への失望、自己犠牲願望(自己犠牲行為そのものと、それに足るものとの出会いの両方)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/06(水) 01:04:13.87 ID:AoW4BhQ50
(更新遅れたので安価は夕方からで)
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 17:00:23.97 ID:juPV5PEDO
【年齢・属性】中学3年生
【身長】144p
【髪型】おかっぱ
【容姿・身体的特徴】体格は細身で華奢
【男性経験】処女
【恋人】いない
【性格】引っ込み思案で大人しい

夜に酔っぱらいに絡まれていた塾帰りの彼女を助ける
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 17:02:16.70 ID:rdinkaLg0
最初に採用漏れしたキャラを出していいでしょうか?

アパートの前で男の声が聞こえたので見てみたら、男性が女性になにか強く言い寄っていた
女性がすがるような目で見てきたのでたまらず仲裁しに行く
【年齢・属性】 16 高校1年生
【身長】152
【髪型】重ための黒髪のロングストレート
【容姿・身体的特徴】眼鏡着用 トランジスタグラマー
【男性経験】なし
【恋人】あり
【性格】気弱でいつもオドオドしてる
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 17:06:24.54 ID:0WMtGUv40
休日夜
今度はポニテが料理を作りに来た
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/06(水) 19:21:47.03 ID:AoW4BhQ50
ひとりで夕食を摂ったのは数日ぶりだった。喧しいのがいなくて実に快適。私の生活はこうあるべきだ。スマホ画面が告げる通知の嵐は見なかったことにした。電話の着信はスマホの電源を切ることで対応。これで金髪ギャルには何も出来まい。

第一、私には今日、まだやるべきことがあるのだ。今日の大人チャレンジはことごとく失敗に終わったが、ここで終わってはアラサーの名折れ、ひとつここは夜遊びにでも繰り出してみるとしよう。

夜の街に繰り出すのは大人の特権である。女子供はお家で親孝行でもしているがいい。聞いているか金髪ギャル?

私は颯爽と家を出て駅方面に向かった。取り立ててなにもない街だが、駅前なら私でも遊べる場所があるだろう。

適当に入った喫茶店で席にどっかりと腰掛けながら、私はそんな、一時間半ほど前の自分の愚かしさを恨んでいた。どこで遊べというのだ? 遊ぶ場所などカラオケくらいしかない街だぞ? 音楽など聞かない身、フルで歌える曲など片手でも余るというのに。

では呑み屋にでも入るか。夕食を食べた後に? こんなことなら食べて来なければよかった……金髪ギャルめ、作り置きまでして、私に健康な生活を送らせるつもりだな……

足を棒にして歩き回っても収穫はまるでなかったが、しかし、こうしてこの街を探索することなどかつてなかった。これはこれでよかったのかもしれない。

私はミルク色に変色した甘いコーヒーを啜りながら、しばし体を休めることにした。

少し回復したので店を出た。今日は帰ったらすぐに風呂に入って寝てしまおう。一日の終わりをこんな気持ちで迎えられるなら失敗した大人チャレンジも報われよう。私は鼻歌でも歌いたいような気分。

今日は通ったことのない道を使って帰ってみよう。なに、どうせ迷っても困ることはない、いざとなれば公園のベンチででも休ませてもらうとしよう。……ホームレスの縄張りとかあったらどうしよう。私も同類といえば同類だからな。絡まれたら嫌だな。

そんな事を考えていたのがいけなかったのか。大通りから一本外れた路地、道は細く、人の気配もないはずの道に、複数の人影。男が二、少女が一。男は酔っているのか、呂律の回りきっていない調子でなにやら言っている。

「いや、俺らもさァ、別に脅かそうってわけじゃないんだよ? ただぶつかってさァ、こっちゃ謝ってんのに、そっちだけ素通りってのはないだろってんの。わかるぅ? 痛かったなーさっき当たったとこ、鞄のカド? 脇腹にさァ。だからぁ、親呼んで話そうって言ってんの。俺、傷ついちゃったなー、も、謝ってもらうだけじゃ足んねーし。イシャリョーとかあんじゃん? 親呼ばれたくないの? じゃァ、どうやってお兄さんたちを慰めてくれるわけ? あァ? ……チッ、黙りかよ。仕方ねぇなー、じゃ、特別に、お兄さんたちが大人の謝り方教えてあげるから、ちょっとこっちに――」

もしもし警察ですか? 中学生くらいの女の子が変な男に絡まれているんですが。場所は〇〇通りを少し外れたところです。今現場にいます。はい。はい、お願いします。電話は繋げたままのほうがいいですか? はい。――ちょっと、何するんですか離れて、ちょっ、離せ酔っぱらい! 酒くさっ!

私に飛び掛かってスマホをもぎ取ろうとしていた男を、おいやべーぞ早く逃げよう、ともうひとりの男が羽交い締めにして連れて行く。男たちはそのまま道の先の闇の中に消えていった。

私はため息。スマホを壊されなくてよかった。買い直す余裕はなし、弁償させられる保証もなし。男らが小心者で助かった。

おかっぱの少女「……っ、……っ」

少女はセーラー服の前身頃をぎゅっと握って、体の震えに声も出せないでいる。学校鞄を手にして、塾か何かの帰りだろうか、この夜中に酔っぱらいの男二人に絡まれればさぞ怖かっただろう。

もう少しで警察の人が来るから安心しなさい、と私が言うと、少女はさっきよりも大きく肩を震わせて、縋るような目で私を見る。少女の呼吸は浅く、早い。過呼吸の症状。年上の男たちに絡まれるよりも、警察官が来ることの方を恐れているかのよう。

疚しいところがあるわけではないのだから、この少女が警察官に怯える理由はない。そして警察に中学生が保護されれば、まず最初に誰に連絡が行くかを考えて、私は嘆息。妙なことに首を突っ込んでしまった。

私は少女の手を取って大通りの方へ。小さな手、柔らかな指に感じるのは生まれてからの歳月の短さ。少女を狭く暗い路地から大通りに連れ出して、私は少女に早く家に帰るように促した。

おかっぱの少女「あの……でもっ、け、警察って……」

構わないから早く帰りなさい。さあ、と少女の肩を押して、無理やり歩を進ませる。少女は数歩歩いたが、また立ち止まって、

おかっぱの少女「でも……あの……道、逆……です……けど……」

それは失礼した。慣れないことをするとこれだ。早くしないと警察の人が来てしまうから、と少女を急かして帰らせた。少女は振り返り振り返りしながら、やっと大通りを進んで、姿が人混みに紛れていった。

その後やって来た警察に、どっちにも逃げられましたと報告すると、通報はありがたいが現場で電話するなんて危ない真似はするなと叱られた。たしかにそのとおりである。ご足労痛み入ります。


これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、19:30より
ヒロインが三人出たので次回から指定制限ルールを適用します、ご了承ください
今回は誰を選んでいただいても可です、新ヒロインも可です


おかっぱ『お父さんとお母さんに知られないで済んでよかった……怒られずに済む……』

おかっぱ
【年齢・属性】中学3年生
【身長】144p
【髪型】おかっぱ
【容姿・身体的特徴】体格は細身で華奢
【男性経験】処女
【恋人】いない
【性格】引っ込み思案で大人しい
【備考】親、学校に従順。いわゆる「真面目でおとなしい」が規範意識が高いわけではない。本質は思考停止
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/06(水) 19:29:58.75 ID:AoW4BhQ50
補足・>>60数字安価でなければありです、都度キャラシートを貼ってください
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 19:32:11.83 ID:v/tgoTOuO
ポニテさん、カレー作り過ぎたとお裾分けに
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 19:43:29.16 ID:0KYbxCT2O
ギャルに言われたコンディショナーを買いにいくと何か少女に絡まれた

【年齢・属性】高校二年生 
【容姿・身体的特徴】ヤンキー風味 割と筋肉質だが胸と尻がデカい
【身長】175
【男性経験】あり
【恋人】今はフリー
【性格】ガサツな言動で勘違いされやすいが根は優しい
実は変身願望があるコスプレオタクでコスプレ中は完全にキャラに入り込んでなりきってしまう
コスプレも学生等現実的なモノから悪の女幹部等ファンタジーまで多様に行う
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 19:43:31.22 ID:23cK1cZ40
休日おかっぱ
助けてくれたお礼にと手作りのお菓子を持ってきてくれた
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/06(水) 21:20:08.34 ID:AoW4BhQ50
>>66採用、ゾロ目


その日の朝、私は珍しく人待ちをしていた。金髪ギャルではない。ヤツはこちらが待つまでもなく襲来してくる。迷惑な話である。

チャイムが鳴ったので玄関を開ける。

おかっぱの少女「お、……おはよう、ございます……」

土曜日だというのにセーラー服姿のおかっぱ頭の少女がぺこりと一礼した。手に提げたビニールの袋がガサっと音を立てた。この少女の来訪はその包みが目的なのだが、それを受け取ってはいさようなら、というわけにもいくまい。

私は少女を部屋に上げた。なんだかイケないことをしている気分。だが私は無職、アウトローの一部なのだから今さら気にすることではないのかもしれない。

そもそもなぜこの少女が私の家を知っているのかというと、なんのことはない、この少女の登校路上に、私が住んでいるアパートがあるというだけのこと。

朝、とくに理由もなく、通路の手すりにもたれかかってぼんやりしていると、下の道路におかっぱの少女が通るのが見えたのだ。不審者丸出しの私に、少女は一瞬怯えたふうな様子を見せて、それが私だと気付いて二度驚いたようだった。どうもこんにちは。

おろおろきょろきょろしている少女の姿は微笑ましいが、そのままにしておくわけにもいかない。私は階段を降りて少女のもとに向かった。

少女は私の接近を認めて、鞄を取り落として両手を胸の前で固く握る。そう怯えなくてもいいのに、と思って、すぐに考えを改めた。もっと怯えたほうがいい。それで危険が避けられるならなおさらいいはずだった。

こんにちは、これから学校? と訊くと、少女は消え入りそうな声で、はい、とうなずく。そうかそうか、君たちも大変だね、と私は意味のない会話を続ける。少女は依然、はい、と目を逸らしてうつむいたまま、そこを動こうとしない。

私はため息。あまり説教臭いことはいいたくないのだが。

知らない人に話し掛けられて立ち止まっちゃいけないよ。君は逃げることを覚えるべきだ。この前みたいに危ない目に合わないように気を付けなさい。

顔を上げた少女に、行ってらっしゃいと小さく手を振って私は踵を返す。今のは大人っぽい振る舞いだった。子供を正しい方向に導いてやるとは私もなかなか捨てたものではない。

おかっぱの少女「あの……!」

振り向くとおかっぱ頭の少女は立ち去っていなかった。

おかっぱ頭の少女「私、ただ、お礼が言いたかっただけで……知らない人、じゃないですっ、このっ、前、助けてもらって、私、何も言わなくて、それでっ……」

目を上げて私を見る少女の顔は必死で、声を時折震わせながら言い募る。私としては、自分から変な人に近づくべきではないと言いたいのだが、少女の涙目の圧力につい言葉を失ってしまった。

わかったから落ち着きなさい。息を吸って。いいから。吐いて。もう一度。はい吐いて。落ち着いた? うん、よろしい。

はあ、と片手を胸に当てて深呼吸する仕草がなんとも言えない可愛らしさ。悪い大人に目を付けられてないだろうなこの娘……

きゅっと少女は胸に当てた手を握って、私と上目遣いに目を合わせて、

おかっぱの少女「あのっ、私、お礼がしたいんです……お菓子とか、作るの、好きなので……その……ご迷惑でなければ……」

私に少女の好意を無碍に出来るわけがなかったのだった。

そんなわけで今、この少女が家に上がっているのである。うちに椅子なんて上等なものはパソコン用のものしかないので、少女には床に直に座ってもらう。座布団を買っておいてよかった。金髪ギャルの小言もたまには役に立つ。

冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出して、少女の分と私の分を注ぐ。慌てて礼を言った少女が、わたわたと袋からタッパーを取り出して、

おかっぱの少女「昨日、言ったとおり、クッキーを、その……もし、嫌じゃなければ……その……」

私はもちろん頂いた。美味。惜しむらくはお茶がペットボトルのものだということ、これではせっかくのクッキーが引き立たない。でも紅茶とかは手間そうでなかなか手が出ないのだった。悩ましいところ。

そういえば名乗ってもいなかった。私が名乗ると、少女もまた名乗った。

そういえばついでに、なぜおかっぱが制服なのかを尋ねると、今日は学校の用事があるからと言って家を出たかららしい。見た目にも真面目そうな女学生に親に嘘をつかせてしまった。なんだか悪い道に引き込んでしまったような居心地の悪さ。

なんとなく話題を見失った感がある。おかっぱも膝をもじもじさせて、なんとなくそわそわしている。


これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、21:30より採用
ゾロ目なのでおかっぱコミュ続行です
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:41:13.03 ID:0KYbxCT2O
あんな時間に何してたのかをさり気なく聞いてみる
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:50:14.47 ID:juPV5PEDO
彼女の趣味を聞いてみる
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:52:55.89 ID:0Js8j8JcO
何かお菓子あるか探してくるからテレビでも見ていてと退室。付けるとAVが公開。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/06(水) 22:32:44.14 ID:AoW4BhQ50
>>70採用


ダメだ、間が持たない。金髪ギャルみたいなタイプはとにかくひっきりなしに喋るのでこんなことを考える暇もなかったが、おかっぱのような内気な娘だとそうはいかない。一回りくらいは歳上なのだ、私のほうがリードしてやらねば。

……今までまともな人付き合いをしてこなかった私に出来るわけはなかった。おかっぱには間持たせにテレビでも見てもらって、私はなにかお菓子でも見繕おう。金髪ギャルが置いていったものがあったはず。

私はおかっぱにテレビのリモコンを渡してお菓子置き場(設置・管理:金髪ギャル。食べるのもほぼ金髪ギャル)へ。おかっぱに好みはあるのか、背を向けながら訊くが、応えが返って来ない。

ん? と思っていると、突然男女の喘ぎ声が聞こえた。間近に。テレビの方から。

AVをプレイヤーに入れっぱなしだった! しかも外れだったので途中で止めてそのまま寝たんだった。朝になったらすっかり忘れていた。

私は顔を真っ赤にしているおかっぱからリモコンを取り返してテレビ画面を消した。何も見なかったことにしてくれるか? 訊くとおかっぱはコクコクとうなずいたのでこの件はこれでおしまい。そういうことで。

気まずい沈黙、今度は明らかに私のせいだった。恥ずかしい……さっきまでの大人の威厳はどこに行ってしまったというのだ……これでもかって格好つけてたのに台無しである。

私はそそくさとおかっぱの持ってきてくれたクッキーを完食。おやクッキーがなくなってしまったねえ。おっと、気がつけばもうこんな時間だ、そろそろ昼ごはんにしなくては。おかっぱはこの後用事があるのかな? ない? なら気を付けて帰りなさい。変な大人に話しかけられても無視して決して相手をしないこと。いいね?

はいそれじゃあさようなら。さっき見たものについては内緒にしてくれると助かる。お願いします。


おかっぱコミュは終了です。これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、22:40より採用
(おかっぱ解禁まで 2回)
(指定可:金髪ギャル、ポニテ)


おかっぱ『はじめてああいうの見ちゃった……大人の人は皆ああいうもの持ってたり、ああいうことするのかな……すごいなぁ……』
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:53:39.23 ID:J63KIUGq0
ポニテ 外を歩いていると、迷子のおばあちゃんと話しているポニテと遭遇。引っ越してきて近くに不慣れなポニテを助けて、一緒におばあちゃんを案内することに
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:55:18.63 ID:bYVdouGvO
【年齢・属性】高校二年生
【身長】150
【髪型】黒髪ツインテ アホ毛付き
【容姿・身体的特徴】貧乳 小柄 普段の真面目モードの真顔とからかいモードのジト目ニヤニヤ顔を持つ
【男性経験】無(有りそうに振る舞う)
【恋人】無(有りそう(ry
【性格】誰にでも敬語で飄々としていて、からかい好き。基本攻め、受けには弱々。


電車に乗ると通勤通学ラッシュと遭遇。ぎゅうぎゅうになっていると女の子の痴漢被害目撃&犯人に嫌がらせをして撃退しつつ壁になってあげる。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 23:04:19.68 ID:0KYbxCT2O
ギャルに言われたコンディショナーを買いにいくと何か少女に絡まれた

【年齢・属性】高校二年生 
【容姿・身体的特徴】ヤンキー風味 割と筋肉質だが胸と尻がデカい
【身長】175
【男性経験】あり
【恋人】今はフリー
【性格】ガサツな言動で勘違いされやすいが根は優しい
実は変身願望があるコスプレオタクでコスプレ中は完全にキャラに入り込んでなりきってしまう
コスプレも学生等現実的なモノから悪の女幹部等ファンタジーまで多様に行う
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 23:05:51.78 ID:0KYbxCT2O
ってコレもしかして追加ダメな感じかね
ダメだったら申し訳ない
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/06(水) 23:09:37.50 ID:AoW4BhQ50
>>74採用、コミュ続行の場合のみ新キャラ追加、別キャラ指定制限します
それ以外は基本的にいつでも新キャラ追加可です
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/06(水) 23:10:05.07 ID:AoW4BhQ50
風呂ー
これ書き溜めて今回はおしまいかも
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 23:10:56.07 ID:0KYbxCT2O
>>76
了解
理解力不足で申し訳ない
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 23:14:53.52 ID:bYVdouGvO
一旦おつー
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/07(木) 02:07:58.22 ID:kr6LyoEG0
そういえばトリートメントを買うのをすっかり忘れていた。買っておかないと次に金髪ギャルが家に来たときに叱られてしまう。かなり早めの昼ご飯を済ませて、私は近所の薬局に向かうことにした。

売り場に並ぶ洗髪剤や髪のコーティング剤のボトルを矯めつ眇めつ。私にはどれも同じに見える。しかし高価いものは高価いな! 最安値のものと比べて倍はするぞ! とりあえず真ん中あたりの値段のを選ぶか? 安いので試すべき? うーむ。

「おいおっさん、さっきから何やってんだ棚の前で突っ立ってよ。あたしが買えねーだろ」

これは失礼、と横を見ると、髪を茶に染めた女子がカゴを片手に私を睨んでいた。私と同程度とは女子にしてはかなりの長身、眼光の鋭さはなかなかの凄味。これは相当な修羅場をくぐってきていることだろう。

私は素直に謝って場所を明け渡した。決してビビったわけではない。というかあの娘制服なのだが、今は平日の昼なのだが。ブラウスの前大きく開けて谷間見えてるのだが。だからどうだということはないが。

不満をかこっても仕方がない、別の買い物をしよう。髭剃りをサボるとこれまた五月蝿いやつがいるのでシェービング剤とカミソリの替刃を購入。あとは……と私は売り場の隅へ。

今日は自慰用のコンドームも補充しに来たのだった。最近はどうも心置きなく致せる時間に乏しいが、それでもストックは順調に数を減らしている。いざという時にすぐ事に入れるよう、暇のあるときに万全の準備をするのが私の自慰モットーだった。

しかし問題はサイズなのだ……Lサイズで太さはかなりギリギリピッタリなのだが、無駄に亀頭が発達しているので、少しキツさがあるのだ。かといってXLでは根本が余るし……やはりLにするべきか……

ヤンキーっぽい女子「早く選べよおっさん……どんだけ悩んでんだよ……」

これは失礼、と横を見ると、そこには先程のヤンキー娘が。さっきと違うのは私を呆れたように見ていること。これは私にとって大事なことなのだ。集中したいので少し待ってくれ。

ヤンキーっぽい女子「ああ? んなもん適当でいーだろーが……おら、これでアンタにゃ十分だろ?」

そう言って渡してきたのは極薄十枚入りと書かれた箱。裏を確認するとレギュラーサイズの表記。私は黙ってそれを吊り下げ直した。

仕方ない、とりあえずLを買っておこう。やめとけっておっさん、あたしが見てるからって見栄張んなくていーよ、とバシバシ私の背中を叩いてくるこの娘も大概おせっかいである。髪染めてるやつは皆こうなのか? 今度から染髪してる子には近づかないでおこう。

なんか手慣れてんのな、と娘はうなずいて、唐突に自己紹介を始めた。名前、高校二年生であること、今日は学校をサボっていること。

ヤンキー「いつもツルンでる奴らも捕まんなくてさ、暇なんだよな。おっさん、あたしと遊ばねぇ?」

遊ばない。私は洗髪剤のコーナーに戻って、中くらいの価格帯のものをカゴに入れる。いーだろおっさん、仕事中にも見えねーし、と付いてくるヤンキー。高校生にはわからないかもしれないが、無職には無職の時間の使い方があるんだぞ(ない)。

だいたい君と遊びに行ったら私が奢ることになるんだろう? 無職の人間にそんな事ができると思うのか?

いや、奢らせるつもりはねぇけどよ、と口をモゴモゴさせるヤンキーを尻目に私は会計を済ませる。大人をからかってないで、高校生なら高校生らしく、仲間内で遊んでなさい。

ヤンキー「あア?」

眉を吊り上げさせるヤンキー、おや、何かの地雷を踏んだ様子。私は戦略的撤退を決め込んだ。久々の全力疾走は百メートルと保たなかったが、ヤンキーが追いかけてくる気配はないので良し。

しかしこれ、明日筋肉痛になりそうだな……もし明日来なくて明後日来たらどうしよう……私の体、おっさん過ぎ……?


これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、2/7 17:00より採用
(ヤンキー解禁まで2回)
(おかっぱ解禁まで1回)
(指定可:金髪ギャル、ポニテ)


ヤンキー『んだあのおっさん、ヒトがせっかく誘ってやってんのによ。ムカつく』

ヤンキー
【年齢・属性】高校二年生 
【身長】175
【容姿・身体的特徴】ヤンキー風味 割と筋肉質だが胸と尻がデカい
【髪型】茶髪、ボブ(コスプレのため)
【男性経験】あり
【恋人】今はフリー
【性格】ガサツな言動で勘違いされやすいが根は優しい
実は変身願望があるコスプレオタクでコスプレ中は完全にキャラに入り込んでなりきってしまう
コスプレも学生等現実的なモノから悪の女幹部等ファンタジーまで多様に行う
【備考】男の価値はセックスだ! チンコでしかない男に自分をノせるためのコスプレ=非日常、ハマり込むためのなりきり=それが自分でないならいくらでもハマれる。変身願望はそれが本当は自分だったらいいのにという憧れ
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/07(木) 02:09:50.03 ID:kr6LyoEG0
ヤンキーの髪型の指定がなかったのでこちらで埋めました、金髪ギャルがいるのでヤンキーは茶髪ということに
寝ます
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 09:01:41.11 ID:5CWV6ss9O
おつ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 17:07:24.24 ID:zEnFhXSBO
ポニテ 外を歩いていると、迷子のおばあちゃんと話しているポニテと遭遇。引っ越してきたばかりで近くに不慣れなポニテを助けて、一緒におばあちゃんを案内することに
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 17:24:22.15 ID:HsXP32kbO
【年齢・属性】高校二年生
【身長】150
【髪型】黒髪ツインテ アホ毛付き
【容姿・身体的特徴】貧乳 小柄 普段の真面目モードの真顔とからかいモードのジト目ニヤニヤ顔を持つ
【男性経験】無(有りそうに振る舞う)
【恋人】無(有りそう(ry
【性格】誰にでも敬語で飄々としていて、からかい好き。基本攻め、受けには弱々。


電車に乗ると通勤通学ラッシュと遭遇。ぎゅうぎゅうになっていると女の子の痴漢被害目撃&犯人に嫌がらせをして撃退しつつ壁になってあげる。
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 17:29:11.24 ID:0UuXle2n0
ポニテ 外を歩いていると、迷子のおばあちゃんと話しているポニテと遭遇。引っ越してきたばかりで近くに不慣れなポニテを助けて、一緒におばあちゃんを案内することに
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 17:33:04.84 ID:HsXP32kbO
同じの2回貼ったら数字安価禁止の意味が無くなるのでは
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 17:45:28.65 ID:GJQehzwDO
金髪ギャル

最近できたお洒落なスーパー銭湯に一緒に行ってみないと誘われる
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 17:46:33.94 ID:Wr3I1CLd0
>>84
結局自分が気に入らないから文句言ってるだけだよなコイツ
自分に甘くて他人に厳しい
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 17:52:05.73 ID:kr6LyoEG0
安価が同内容でかぶった場合はどうしようかな……
そのまま有効にするか、コンマの平均をとってひとまとめにするか……
ちょっと用事なんで出掛けます
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 18:01:44.90 ID:HsXP32kbO
>>88
これOKにしたら単発がコピペして高コンマ取るまで貼るとか3つ全て埋めるとかそういうのやる気がするから…
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 18:46:01.85 ID:kr6LyoEG0
やっぱ平均とるのも不公平感があるので、同一内容の安価が並んだ場合は最初のもののみを対象とすることにします
今回は>>83を安価対象として、>>83>>84>>87から高コンマを採用することになります

そういうわけで>>87採用です、書き溜めます
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/07(木) 19:20:30.68 ID:kr6LyoEG0
書き溜めようと思ったんだけど構想でつまずく……
二人っきりのがいいんだろうけど、それだと主人公(『私』)は友達と行けって一蹴するんだよな、友達の都合が悪いって言ってもじゃあ都合の合う日に行けよって話で
なので、友達同士(女子)でスパ銭に行く足として誘ってるということにします(もう誘っちゃったんのでお願いしますと強請れば墜とせる)

金髪ギャルの同行者の人数を安価ください
また同行者をモブでなくネームドキャラとして設定したい場合は、人数と一緒にキャラシートも載せてください
↓1〜3高コンマ、19:35より採用します
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 19:37:02.54 ID:sIlICIpw0
同行者三人

【年齢・属性】高校2年 ギャルの近所のお姉さん(姉じゃない)
【身長】158
【髪型】黒のセミロング(運動時はまとめている)
【容姿・身体的特徴】実年齢より幼く見える、やや童顔。隠れ巨乳
【男性経験】なし
【恋人】いる(幼馴染。ラブラブ)
【性格】元気で一途な剣道少女。根はしっかりものの頑張り屋
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 19:50:30.24 ID:I+08p6BE0
同行者2人
【年齢・属性】中学2年 アメリカからの留学生
【身長】163
【髪型】金髪ロング
【容姿・身体的特徴】碧眼 かなりの巨乳
【男性経験】なし
【恋人】いない
【性格】寡黙でクールな印象だがだが、実際はのんびり屋で天然 
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 19:52:52.64 ID:vk42ArQTo
2人
【年齢・属性】中学2年生
【身長】145
【髪型】オレンジショート 前髪ヘアピン
【容姿・身体的特徴】日焼け褐色 巨乳 八重歯
【男性経験】無
【恋人】有
【性格】 ノリが良く怖いもの知らず

【年齢・属性】中学三年生
【身長】142
【髪型】桃髪サイドテール
【容姿・身体的特徴】ツリ目 巨乳 色白ムチムチ
【男性経験】無
【恋人】有
【性格】生意気 友達以外には手厳しい反応
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 19:54:49.75 ID:GJQehzwDO
同行者1人
【年齢・属性】中学二年
【身長】149
【髪型】黒髪セミロングで片方だけ目を隠している
【容姿・身体的特徴】寸胴体型 オッドアイ
【男性経験】処女
【恋人】いる(ただしネトゲだけの付き合い)
【性格】中二病の残念美人
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 20:10:31.98 ID:kr6LyoEG0
しまった安価の仕方間違えた、キャラシート安価で一レスで二人採用はルール違反
というか>>3の文章おかしいな、「新キャラ登場安価でキャラシ採用は一レスにつき一人まで」って書きたかった
こっちで同行者数決めてからキャラシ採用すればよかったな……どうしよ

僕のミスなんで>>93-95までの4キャラ採用ってことでもいい?
「金髪ギャルと幼馴染二人が留学生に日本文化教えるって体でスパ銭に誘って、足役に主人公(『私』)を誘って、それを知った近所のお姉さんがお目付け役に来た」
的に進めます

安価スレの運営がまずくて申し訳ない、投下前宣言もすっかり忘れてたし
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 20:16:27.80 ID:vk42ArQTo
人数分作るかと勘違いした すまんちゃい…
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 20:19:12.11 ID:sIlICIpw0
了解です
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 20:32:32.93 ID:GJQehzwDO
了解です
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/08(金) 00:54:07.91 ID:Awu1XZrw0
私はヘロヘロになりながら帰宅した。たかが十秒ほども思ったように動けないのか。深刻な運動不足である。せめて有り金が尽きるまでは健康的に生きたいものだ。どうせ時間は有り余っているのだから、これからは暇な時に体を動かすことにしよう。

とりあえず風呂に入ってサッパリ。夕食もまだだが今はベッドに倒れ込みたい気分、と横臥する。至福のひととき。たまには運動もしてみるものだ。

と、私が意識を緩めているのに、無粋な着信音。ええい、また金髪ギャルか。そろそろブロックもありだな。だがブロックしたらすぐ家まで文句言いに来そう。面倒だな……

通知に曰く、今度の土曜日、いっしょにスーパー銭湯に行かないか、とのこと。行くわけないだろう。それこそ友達と行けと返信。

返信に曰く(装飾過多で読みづらい)、駅から遠いので電車では行きたくない、だが友達も呼んだので絶対に行きたい、だが運転してくれる人がいない、という。

金髪ギャル文『お兄さんだけが頼りなんですよ〜、お願いしますっ』

何卒、と床に手をついて頭を下げている謎生物(白猫?)のスタンプ。そう言われると私としても悪い気はしない。だが問題は、私が車を持っていないことだった。いやぁ残念だなー、金髪ギャルの助けになれなくて。

金髪ギャル文『レンタカーとかあるでしょー? お願いしますよぅ、レンタカー代はこっちで持ちますからぁー』

……ちょっと待て、何故そこまでして私を誘おうとする? 私は電話をつなげて直接問い質すことにした。何を企んでいる。正直に言えば考えてやらんでもない。

金髪ギャル『実は友達にぃ、足役には宛があるから大丈夫って言っちゃった☆ 友達もチョー乗り気でぇ、留学生の子も誘っちゃったし、これは断れないなぁーって』

……ちょっと待って。私の存在を話したのか? 友達に? 一体なんて説明したんだ?

金髪ギャル『そのままですよ? 私が最近お世話してあげてる、近所に住んでるお兄さんだって。そしたら絶対連れてこいってうるさくてー』

言い方ァ! 犬猫じゃないんだからそんな説明したら、私、ただの怪しい人! それは友達も連れて来いっていいますわ!

いや待てよ。ここで私が行って、金髪ギャルの友達たちに怪しいヤツ認定されれば、金髪ギャルが私と接触するのを妨害してくれるのでは……? そうなれば私には安息の日々が戻ってくるのでは? コンドームやネタの隠し場所とか考えなくてはいいのでは?

私は仕方ないな、という体で引率役を引き受けてやった。大人の役割としてレンタカー代は私が払うことにする(スパ銭の入場料は各自払ってもらうが)。これで最後になるのなら多少は甘い顔も見せてやろうというもの。

そして土曜日、約束の時間は昼過ぎ、この時間からならお昼ご飯を食べに行くこともないので私によし。タカられてはかなわない。

レンタカーで待ち合わせ場所へ。駅前を指定したのは私だった。金髪ギャルは自分の自宅前にしようとしていたが、あいつはきっと馬鹿なのだと思う。

待ち合わせ場所に到着。外に出て金髪ギャルを待つ。ほどなくして金髪ギャルの挨拶が耳に突き刺さった。周囲がザワザワしているのは気のせいではないと思う。

金髪ギャルが引き連れているのは四人。比較的背の高い女子が二、金髪ギャルよりも背の低い女子が二。

それに私と金髪ギャルの計六人で車に乗り込むことになる。六人乗りだと車のレンタル料が跳ね上がるとは知らなかったので、今更、レンタカー代の負担を申し出たことを後悔していた。

黒髪セミロングの女子「今日はスーパー銭湯に連れて行ってくださると聞いています。中学生だけでは不安なので、私が付き添いに。よろしくお願いします」

オレンジっぽい茶髪ショートの女子「へぇー、これがウワサの『お兄さん』……思ったよりフツー? ぽい? ま、いいや、お願いねー!」

ピンクっぽい茶髪サイドテールの女子「たしかにフツーっぽいけどぉー、そういうのに限って変態とか多くない? 絶対そーゆータイプだって! キャハハハっ!」

金髪碧眼外国人の女子「……よろしく……」

名乗ってくれたのは外国人の娘だけだった。留学生なのだという。こんな状況で仲良くしようとしてくれるなんていい娘だなあ。

はいよろしく、と私は軽く自己紹介。自分が無職で時間があるから足役を引き受けたと強調すると、私を見る女の子たちの視線が露骨に厳しくなる。いいぞいいぞ。こんな胡散臭い男を友達に近付かせたくないだろう。期待しているよ。

私は五人の少女を車に収容して運転を始めた。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/08(金) 00:54:54.03 ID:Awu1XZrw0
車内で口火を切ったのは真っ先に助手席に座った黒髪の女子だった。五人の中で唯一の黒髪、いかにも優等生っぽい生真面目な風貌はどこか幼くもある。

黒髪セミロングの女子「現在は無職ということですが、あの子とはどこで知り合ったんですか? そもそも遊びに行くのに車を出してくれるとは、いったいどういう関係なんですか」

おぉい、私達ってどういう関係なんだ? 私は後ろで友人たちとはしゃいでいる金髪ギャルに回答を丸投げした。

金髪ギャル「えーっとぉ、ちょっと話す機会があって、お兄さんがマトモにご飯も食べないみたいな生活してるから、放っておけなくなって? 的な?」

うわチョーヤサシーじゃん! え、なに、そんなキャラだっけ? ウケるぅー。後ろで声(二人分の声だがどちらがどちらかは不明)

金髪ギャル「いやいやぁ、ウチ犬飼ってるから、そーゆーのほっとけなくてぇ」

犬扱いかよー! アハハハハ、ウケるー! ペットだペット、年上の男をペットにするとかマジやばくない? 遊び行くから足させるとかマジ調教済みじゃん!? アハハハハハ!

そういうことらしいよ、と私は横の座席の少女に言う。……狙い通りに私の評価は地に落ちている。でもこれ、普通に凹むな……これだけ悪く言われると普通に辛い……

助手席の少女はそれ以上何も言わなかった。もしかしたら私の袋叩きっぷりに同情したのかもしれない。

赤信号でそっとバックミラーを調整して後ろの様子を盗み見る。金髪ギャルはほか二人と楽しそうに笑っていたり(私の話題だったり、他の話題だったり)、隣で窓の外を眺めている留学生に話しかけて、何やら教えていたり。

青信号。私はバックミラーを戻して運転を再開する。

件のスーパー銭湯は車なら割合近いところにあった。車があれば仕事帰りにちょっと足を伸ばして通うことも出来るだろうか。いずれにせよ、今の私には縁遠い話だった。

駐車場に車を止めて、私は金髪ギャルに、スーパー銭湯を出る前に連絡をするように言った。周りが降車準備をする中、金髪ギャルはキョトンとした顔。

金髪ギャル「え? いっしょに行かないんですか?」

それはそうだろうと私は首をかしげる。私は単なる運転係なのだから、中まで付き合う必要はないだろう。帰りもちゃんと送ってやるから安心しなさい。

金髪ギャル「えーっ、ここまで来たんですからいっしょに入りましょうよぉー、せっかく水着も買ったんですから」

私の肩を両手で掴んで揺さぶる金髪ギャル。水着? なんのために?

聞けば、場内には水着スペースがあって、男女混合でも銭湯が楽しめるのだそうな。水着で入れるカフェもあるらしい。

ふぅん、と私は気のない返事。残念だけど私手ぶらだし。

レンタルとかもあるはずですから、とあくまで食い下がる金髪ギャルを諭すように言い聞かせる。金髪ギャルはいいとしても、他の娘は私に水着姿を見られたくはないだろう。あの娘らにとっては、私はただの知らない男だぞ? かわいそうだろう?

皆はいや? と面々を見渡す金髪ギャル。いえ私は別に、と黒髪女子。どうでもいいけど早く中入りたいでーす、とピンク髪。えー、じゃあわたしも、とオレンジ髪。留学生は無表情に首を傾けるだけ。

金髪ギャル「ほら、水着なんて海とか行ったら誰にでも見せるんですし、そーゆー自意識過剰はキモいですよっ。ワガママ言わないで早くする!」

埒が明かないと悟ったのか、一旦外に出てから運転席のドアを開けて私を引きずり出そうとする金髪ギャル。私はため息をついて、金髪ギャルの駄々に降参した。
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/08(金) 00:56:46.34 ID:Awu1XZrw0
館内で受付を済ませて水着をレンタル(有料)、いざ更衣室へ。別に私だけ室内風呂に入って休憩室で時間を潰すこともできたが、それをすると金髪ギャルが探しに来かねないので素直に水着に着替えて水着スペースに入った。

それにしてもどうして金髪ギャルは私とこうも遊びたがるのか。行動原理が不明である。オープンして日が浅いためか、休日の昼はかなり混雑している。浅い水面に足だけを中に浸けて金髪ギャルを待った。

金髪ギャル「お待たせしましたー♪」

やって来たのはビキニ&ビキニ&ビキニだった。一瞬で私は事態を認識、皆年の割に胸デカイな! 若さ弾ける肌の輝きに私は目をやられた。似合ってる似合ってる。かわいいヨー。

金髪ギャル「もう、ちゃんと見てないでしょー? ほらほら、似合ってるでしょ?」

あんまり近づくんじゃないよ、体が当たるだろう。当ててんのー♪ 当てるなって言ってるの私は。

留学生「これがニッポンの文化……ハダカのツキアイ……ワビサビ……」

いやそれは違うと思うが……何を教えているんだ金髪ギャルは。私が横目で睨むと、金髪ギャルはてへっと舌を出して笑う。この娘が間違った文化を吸収して国に帰ったらどうするつもりなのだ。

めいめいが湯に入ってくるのを、私は虚空に固定した視界の隅で認める。これは一種の処世術である。実際の視界に入れると障りがあるので。

もうっ、という声と同時に顔をおそらく手で挟まれて、強引に下を向かせられる。目に飛び込んできたのはビキニに支えられた胸の谷間、まっすぐ下に辿ったところにあるへそ、ビキニパンツはさすがの面積の少なさで、若く美しい肌を存分に見せつけてくる。

金髪ギャル「感想は?」

小首を傾げる金髪ギャル。よく似合ってるよ。他には? かわいいですね。他にはどうです? 他? 他、他……あ、水着が可愛いとか。

金髪ギャル「ま、お兄さんにしてはいいでしょう。お兄さんが流暢に女の子を褒められるわけもありませんしぃー」

腹立つなこいつ……足でお湯を蹴って金髪ギャルに掛けてやると、金髪ギャルは仲間を呼んで一方的にお湯を蹴ってきた。多対一とは卑怯な。

オレンジっぽい茶髪ショートの女子「あれー? 私達には何もないんですかぁ? ほらほら、滅多に見られないJCの生水着っすよー?」

ピンクっぽい茶髪サイドテールの女子「アハハハやめなよ、視姦されんじゃ〜ん、マジキモー」

金髪ギャル「ねー、世話が焼けるんだからぁ」

こいつらホントにムカつくぅ……いつか覚えてろよ……

しばらく遊んでから水着可のカフェで休む。金髪ギャルたち三人は連れ立ってトイレに行った。残った留学生と黒髪の娘に内緒でかき氷を奢ってやった。ザクザクと細かい氷塊を口に運ぶ。まだシーズンには早いが、気の早い水着の今にはちょうどよかろう。

オー、ジャパニーズカキゴーリ……これが……と感動している様子の留学生。そんなに喜んでくれるなら奢った甲斐もあったというもの。

黒髪セミロングの女子「私、貴方のことを少し誤解していたようです。あの子が運転役を近所のお兄さんに頼むと言うので、なにかよくない関係なのかとも思いましたが」

あの子があんなに懐いているなら心配ありませんね、と黒髪の娘は頭を下げる。おや? 話の風向きがおかしいぞ。

黒髪の娘は自分の名前を明かして、

剣道少女「あの子とは小さい頃からの付き合いで、私はお姉さんみたいなものなんです。なので、一応訊いておきますが」

きっ、と鋭い眼光に射抜かれる。殺気立った気迫に肺が凍りついたよう。

剣道少女「あの娘とは疚しい関係ではないのですね?」

違いますお姉さん。あいつが勝手に家に上がり込んでくるんです。お姉さんからもなんとか言ってください。

剣道少女「……まぁ、嘘ではないようなので今日のところはいいです。あの子を悲しませたくないので、あの子と無理に離れろとは言いませんが、くれぐれも節度のある付き合いをお願いします」

はいこちらこそ。言うと、やっと剣道少女の体から剣幕が抜けていく。私は全身に冷や汗をかいて冷えた体で、溶けかけたかき氷を掻き込んだ。

そこに金髪ギャルが帰ってきたので、結局全員分のかき氷を奢らせられた。

その後は岩盤浴に行ったり、ゲームコーナーで遊んだり、またお湯に入ったりした。意外にも堪能してしまった……

一通り回ってから帰ることにした。女子らをまた駅まで送って、レンタカーを返却して帰宅。一回りは下の女の子に囲まれてさすがに気疲れしたのか、ベッドに入ってからすぐ寝付いてしまった。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/02/08(金) 01:04:01.05 ID:Awu1XZrw0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、2/8 17:00より採用
(金髪ギャル解禁まで3回)
(ヤンキー解禁まで1回)
(指定可:ポニテ、剣道少女、留学生、オレンジショート、桃髪サイド)

※剣道少女、留学生、オレンジショート、桃髪サイドは初登場なので今回は指定可とします、金髪ギャルは指定制限の対象とします


金髪ギャル『ねー、うちの子素直じゃなくて世話焼けるのー♪』

剣道少女『悪い人ではないようでよかったです』

留学生『ンー、ニッポンの文化、楽しかったですねー』

オレンジショート『つーか金髪ギャル、あの男とどういう関係なの? 年上趣味? でもロリコンおっさんとか勘弁だわキモー』

桃髪サイド『(どうでもいい存在と思っている)』


剣道少女
【年齢・属性】高校2年 ギャルの近所のお姉さん(姉じゃない)
【身長】158
【髪型】黒のセミロング(運動時はまとめている)
【容姿・身体的特徴】実年齢より幼く見える、やや童顔。隠れ巨乳
【男性経験】なし
【恋人】いる(幼馴染。ラブラブ)
【性格】元気で一途な剣道少女。根はしっかりものの頑張り屋
【備考】一度仲良くなった相手はどんな事があっても見捨てない。普通にいい子。だけどそういう清純な子を悪い道に引きずり込んで葛藤してる様を眺めるのって楽しいよね?

留学生
【年齢・属性】中学2年 アメリカからの留学生
【身長】163
【髪型】金髪ロング
【容姿・身体的特徴】碧眼 かなりの巨乳
【男性経験】なし
【恋人】いない
【性格】寡黙でクールな印象だがだが、実際はのんびり屋で天然
【備考】日本の文化に興味(非オタク)。日本語があまり堪能ではない。性観念は奔放な潜在ビッチ

オレンジショート
【年齢・属性】中学2年生
【身長】145
【髪型】オレンジショート 前髪ヘアピン
【容姿・身体的特徴】日焼け褐色 巨乳 八重歯
【男性経験】無
【恋人】有
【性格】 ノリが良く怖いもの知らず
【備考】友達がいないと何も出来ない。彼氏ともなんとなくで付き合った。同調圧力、薄い個我、場に流される、自分の確固とした意志がない

桃髪サイド
【年齢・属性】中学三年生
【身長】142
【髪型】桃髪サイドテール
【容姿・身体的特徴】ツリ目 巨乳 色白ムチムチ
【男性経験】無
【恋人】有
【性格】生意気 友達以外には手厳しい反応
【備考】女王様タイプ。望むものは親から何でも与えられて、望まないものは親が何でも排除してくれる環境。自分に絶対の自信。友達以外は虫けらか石程度。世界で自分だけは何をしても許されると思っている
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/08(金) 01:09:49.88 ID:Awu1XZrw0
長くなっちゃった割に新キャラの出番が薄くなっちゃった……ごめんよ留学生……さすがに新登場キャラ四人一気は僕の力量では無理があった感
まあとりあえずオレンジショートと桃髪サイドが嫌な女で、剣道少女と留学生がいい子(留学生はヘンな子)だということが伝われば
寝ます

(主人公(『私』)がどんどんギャグに偏りだしている……おかしいな……)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 03:59:04.51 ID:86hD5hyYO
おつおつ
ショートサイドコンビを躾ていきたいね
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 11:53:01.69 ID:TyuViVi7O
乙です
今回は相手がいる子も攻略対象になるのね
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 14:11:25.63 ID:9NCNFlS+0
おかっぱの霊圧が……消えた……?
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 14:13:53.77 ID:CXn7WlHfO
ポニテとか剣道少女とかの真面目勢とある程度打ち解けさせて、そこから家族の縁とかで主人公に職の斡旋してあげたい
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 15:03:25.64 ID:AYf137VfO
外スマホからなんでID違うけど>>1です

おかっぱが死んだ! このひとでなし!
指定可ヒロイン、下記に変更ください
(指定可:おかっぱ、ポニテ、剣道少女、留学生、オレンジショート、桃髪サイド)
新キャラも可、17:00よりよろしくお願いします
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