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【安価・コンマ】孕ませハーレム子孫繁栄!

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311 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/20(月) 23:51:21.94 ID:5NB4N6ji0
 この安価終わったら奴隷を買っての方に一回戻るで。
 あと、今日はもう寝るで〜、限界。

 安価下
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 23:51:29.07 ID:I0Rxzb0to
ういっす、さーせん(両手を上げてすぐ離れる)
313 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 20:02:05.42 ID:VE3W/BLB0
俺「うぃっす、さーせん」


 俺はバッとフィーから手を離し、ホールドアップした。
 シスターはナイフを袖に戻し、素早い手つきでフィーの身体を触診した。


妖精「あ、え、シスター………」


シスター「大丈夫ですね」


 シスターは呆れたように、そして安心したようにため息を付いた。
 袖に仕込んでるって事はどんなタイミングでも飛び出してくるんだなそのナイフ。
 マジで変な事しないでおこう。


シスター「絶対に手ェ出すなよ………」


俺「………はい」


 再び激しくドスの効いた声でシスターが俺に釘を刺した。
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 20:21:16.07 ID:AlxviQlLo
(ハーレムメンバーだけど釘グサグサで草)
315 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 20:44:02.23 ID:VE3W/BLB0
 ◆◇◆◇◆



俺「あの………」


シスター「何ですか?」


 さあ、ニャンガルキャット討伐に出発するぞ、という時、俺はシスターに話しかけた。
 因みに作戦は既に聞いている。
 ニャンガルキャットがフィーを襲ったあの広場に行き、獣の血を撒く。
 そして俺が囮になり、ニャンガルキャットの気を引きつけている間に、シスターが撃ち抜く。
 そういう作戦だ。
 なのだが………


俺「俺の武器って、この剣だけですか?」


 俺は1メートルほどある腰に付いている剣を示した。


シスター「そうですが。鎧も着込みましたし、大きい盾もありますし、充分でしょう?」


俺「いや、割と腹出てますし……それに、俺剣の扱いも……」


シスター「ごちゃごちゃ言うな。それでも充分な装備なんだよ。それともなんだ? 私のボーガンの腕を信じられないとでも?」


俺「なんでもないです」


 シスターマジこええ。
316 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 20:51:47.70 ID:VE3W/BLB0
シスター「では、参りましょう」


俺「はい」


 因みに、今のシスターの装備は漆黒のスリムな鎧を着込み、さながら歴戦の女騎士のようだ。
 修道服の前を開け、マントのように羽織っている。
 着込み、というか最初から修道服の下に着ていた。
 なんで日常からフル装備なのこのシスター怖い。
 しかし………これは現代でいうところのいいデザインだな。
 修道女の特徴を残しつつのこの強キャラ感。
 いつもはフードに隠れて見えないが戦闘態勢に入った時にのみその姿をあらわにする烏の濡れ羽色のポニーテール。
 RPGだと好きなヒロインランキング絶対上位に入るぞこのデザイン。
317 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 21:28:11.43 ID:VE3W/BLB0
 俺とシスターが討伐に出る時には、教会の子供達が見送ってくれた。


シェリー「必ず、必ず無事に帰って来てくださいねー!」


ミシュラ「シスター頑張ってー!」


ローガ「俺も………! 俺もあと六年歳をとってたら………!」


サーリア「美味しいシチューが待ってますよー」


ルーシェ「……………!」


フィー「ナカダさん………」


 シェリーは元気よく、ミシュラは思いっきり、ローガは悔しそうに、サーリアは穏やかに、ルーシェは無言で手を大きく振りながら、フィーは心配そうに見送る。
 俺は不安そうなフィーの頭を撫でた。


俺「大丈夫だって」


フィー「……………はい」


 それでもフィーは、やっぱり不安そうだった。
 ………まさかなんか嫌な予感してるんじゃ無いんだろうな。
 それ死亡フラグなんだが、俺の。


俺「嫌な予感でも、するのか?」


フィー「あ、いえ! そ、そんな事ありません! が、頑張って来てください!」


 おいいい!
 絶対あっただろ今?
 絶対「何か嫌な予感がするの………」とか言おうとしてただろ!?


俺「わかってる。頑張るよ」


 まあ、そんな死亡フラグなんて物を気にしてる暇はない。
 これはラノベでも映画でも無い。
 現実だ。
 死ねば死ぬ、生き残れば生き残る。
 それが、絶対だ。


シスター「ナカダ?」ゴゴゴゴゴゴゴ……


俺「さーせん」


 そんなことをしてたら、シスターから震え上がる程の殺気を浴びせられた。
 俺はフィーの頭からバッと手を離し、おなじみのホールドアップを披露した。


シスター「では行きましょう」


俺「はい」


 鉄格子が音を立てて閉まる。
 教会の前から、子供達が声援を送り、手を振る。
 ああ。
 絶対に生き残ってやんよ………!
318 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 21:32:16.14 ID:VE3W/BLB0
 ナカダとシスターのニャンガルキャット討伐……


 結局どうなった>>下
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 21:33:59.98 ID:AlxviQlLo
ナカダ負傷も討伐成功
320 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 23:34:21.05 ID:VE3W/BLB0
 ◆◇◆◇◆



シスター「ここですね。血を撒きましょう」


 シスターはそう言うと持ってきた紙袋の蓋を開け、草むらに撒いた。
 独特の鉄の香りが辺りに漂う。


俺「うぷ………」


シスター「嗅ぎ慣れてないと気分が悪くなるでしょう。ですが、気持ち悪くなっている暇はありませんよ。すぐにニャンガルキャットが来るので」


 まあこれだけ濃い血の匂いを漂わせれば、肉食獣は一瞬で飛んでくるだろう。
 シスターはそう言うと素晴らしい跳躍力で一発で近くの木の内一本のてっぺんに飛び乗った。
 そして、ボーガンを構え動かなくなると、漆黒の衣装は自然に紛れ、よく目をこなさなければ見えないし、知らなければ気づかないだろう。
321 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 23:35:17.63 ID:VE3W/BLB0
 ◆◇◆◇◆



シスター「ここですね。血を撒きましょう」


 シスターはそう言うと持ってきた紙袋の蓋を開け、草むらに撒いた。
 独特の鉄の香りが辺りに漂う。


俺「うぷ………」


シスター「嗅ぎ慣れてないと気分が悪くなるでしょう。ですが、気持ち悪くなっている暇はありませんよ。すぐにニャンガルキャットが来るので」


 まあこれだけ濃い血の匂いを漂わせれば、肉食獣は一瞬で飛んでくるだろう。
 シスターはそう言うと素晴らしい跳躍力で一発で近くの木の内一本のてっぺんに飛び乗った。
 そして、ボーガンを構え動かなくなると、漆黒の衣装は自然に紛れ、よく目をこなさなければ見えないし、知らなければ気づかないだろう。
 あれならニャンガルキャットもイチコロだ!
322 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/21(火) 23:35:53.95 ID:VE3W/BLB0
 寝るで。
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:21:03.79 ID:DLkzVl5Yo
乙だ
324 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/22(水) 13:56:47.48 ID:02x1kc6x0
化け猫「ヅグルルルルルルルルルルルルルゥゥゥウゥウウゥゥ………」


 しばらくして、茂みの中からそんな恐ろしいうめき声が聞こえて来た。


俺「来たなぁ……化け猫…………!」


 俺は盾を構えた。
 油断するな……
 俺はただ奴の気をこっちに向けることだけに集中してればいい……!


俺「さあ来い……出来るなら来るな………!」


化け猫「ヅニャアアッグゥウウウゥ………」


 ガサガサと茂みを大きく揺らしながら、奴は茂みから姿を表した。
 大きく、俊敏に獲物を捕らえるために進化した最強のフォルム。
 それは、俺を的確にロックオンしていた。


化け猫「ヅニ゛ヤオオオオオオオオオオッ!!!」


俺「怖え……だがな………俺だって、お前に素直に食われてやる訳にはいかないんだよぉおおおぉお!! おぁああああああああああああああああ!」


 俺は力のかぎり叫んだ。
 低く、相手を威嚇し、さながら野生動物のように!
 その声に、一瞬ニャンガルキャットが怯んだ。
 次の瞬間。




 バカンッ!


 そんな巨大な空気が破裂したような音が鳴った。
 風よりも速く杭のような矢が正確にニャンガルキャットの頭部めがけて打ち下ろされた。
325 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/22(水) 14:30:23.60 ID:02x1kc6x0
化け猫「ヅニャッ!!」


 パチンッ!


俺「………え?」


 俺は一瞬の出来事に、何が起きたか分からなかった。
 シスターのタイミングも、俺の威嚇も完璧だったはずなのに、あいつは鉄の矢を叩き落とした。
 恐らく、予感も、何もしていない。
 血が垂れていたし、鼻もまだ治っていない筈だから、匂いでシスターを感知していた訳じゃない。
 音と、視覚で、動体視力で叩き落としたのだ。
 想像以上に、奴がヤバかったらしい。


俺「マジ?」


 ついでに、俺も爪で弾き飛ばされた。
 盾で斬撃は防げたが、衝撃は殺せず、俺は木に弾き飛ばされた。


俺「ぐっ……は!」


 いって……ぇ……!


化け猫「ヅニャァ…………」


シスター「っ!」


 ニャンガルキャットがギロ、と矢が飛んできた方向を睨んだ。
 つまり、シスターを睨んだのだ。
326 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/22(水) 16:20:27.72 ID:02x1kc6x0
化け猫「ヅガアアアアニァアアァァアァッ!!!」


 化け猫がシスターの乗っている木に激突した。
 シスターがバランスを崩しかけるが、なんとか持ちこたえた。
 ガリガリと木を引っ掻き、一気に登ろうとしている。


シスター「くっ………!」


 シスターが懐から巨大なナイフを出し、応戦しようとするが、木の上は明らかにニャンガルキャットの土俵だ。
 ニャンガルキャットはすごい勢いで登っていく。
 シスターが、危ない………!


 だったら、どうするか………?


 俺は手元のロングソードを握った。
 背中も痛いし、骨にヒビが入ってるかもしれない、でも………


 俺は踏み込んだ。


 助けるしか、無いだろうがぁああ!
327 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/22(水) 16:56:15.04 ID:02x1kc6x0
化け猫「ヅニャ?」


俺「あああぁああぁぁああぁあぁあぁぁあぁぁあぁあ!!!」


 俺は思いっきり踏み込み、跳躍した。
 こちとら一度も剣使ったこと無えんだコノヤロオオオオオオッ!
 ニャンガルキャットの背中に剣が深く突き刺さる。
 始めて生々しく肉を裂く感覚が手に伝わる。


化け猫「ヅガアアアアニァアアァァアァッ!!!」


 ニャンガルキャットが背に張り付く俺を振り落とそうと暴れた。
 巨大な爪が鉄の鎧を穿ち、肩口がバックリと割れ血が吹き出る。
 あちい、つめてえ、いってえええええ!


俺「ぐ、ぁああぁああぁあああああああ!」


化け猫「ヅガッ! ヅガニャアアッ! ヅアアアアァァァア!」


 こいつだって生きるのに必死なんだ。
 だがな、俺だって生きたいんだ!


俺「クソおおおおぁぁああぁぁああっ!!」


 俺は剣を捻った。
 そして切り口を支点にニャンガルキャットの内臓を切り裂いた。
 これは、行った…………
 手応え、あり……!


化け猫「ヅガ………ヅ、グググググッ………!」


 ゴボッ、とニャンガルキャットが血を吐いた。
328 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/22(水) 17:09:27.27 ID:02x1kc6x0
 そのまま、ドサッ、と力なく木から落ち、ニャンガルキャットは動かなくなった。
 背に張り付いていた俺は、勿論下敷きだ。


俺「痛え、肩がいてええええ! ぐ、血が、血が出て…………!」


 シスターが木から飛び降り、ニャンガルキャットの死体の下から俺を引きずり出し、木に寄りかからせる。
 そしてシスターが何やら呪文を唱えると、全部では無いが、不思議と痛みが引いた。
 マジか!
 やっぱりこの世界魔法あるんだ!


シスター「良くやりましたナカダ。まさか、あそこまでニャンガルキャットが俊敏に動くとは……私が迂闊でした。あなたの安全は絶対確保すると言っていたのに」


俺「いえ……シスターが無事なら………痛え………」


 そこで、俺は事切れてるニャンガルキャットの死体に目をやる。
 もう、あの身体は動かない。
 原因は、その背に突き刺さっている剣だ。
 あの剣は………俺が………


俺「うぶ……おげえぇえぇえっ………!」


シスター「ナカダ!?」


 鎧を脱がせ医学的な治療を施していたシスターが驚いた声をあげた。
 俺は思いっきり吐いた。
 自分の手で、あれほどの動物を殺した事なんてない。
 罪悪感と、血の匂いが俺を吐かせた。


シスター「……大丈夫ですか?」


俺「うぶ……おえ……」


 シスターが俺の背をさすりながら言う。


シスター「………あなたに負荷をかけ過ぎました。剣など持ったこともない手に剣を握らせ、守ると言っておきながら自身を守らせ……本当に、申し訳ありません」


俺「>>下」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 17:12:10.33 ID:KhfATU8yo
いや…シスターが無事ならそれでオロロロロロ(吐く)
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 17:15:56.75 ID:uh6q49Et0
気にしてませんよ。こっちも助けてもらってるわけですし五体満足で死なないだけ御の字ですよ
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 17:17:43.68 ID:izOxvhtPO
↓の方を見ると直下がひどいw
332 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/23(木) 05:44:52.16 ID:izjVDV7V0
俺「いえ……シスターが無事ならそれでオロロロロロロロロロロ」


シスター「分かりましたからとりあえず吐ききってしまいましょうか」


 かっこ悪い。


俺「ハァ、ハァ………」


シスター「しょうがありませんね」


俺「え?」


 シスターはそういうと俺を背負いあげた。
 おんぶだ。
 なんだろう……
 赤ちゃんみたい。


俺「あ、あの……」


シスター「気になさらないでください。少し重いですが、こんなものどうってことはありませんよ。あ、吐くときはさすがに言って下さいね」


俺「はい」


 シスターはそういうと、ニャンガルキャットの死体を引きずりながら教会戻ったのだった。
333 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/23(木) 06:01:09.17 ID:izjVDV7V0
 戻ってきたぞー。


メガネっ娘「あ、おかえりなさ……ぎゃ! ナカダさん!?」


フード「あーらら……バックリ行かれてるわね」


銀髪褐色「ナカダアアアアアア! 俺がいればああああ!」


双葉「や、薬草持ってきます!」


人魚「〜〜!!! っ!!?!」


妖精「ナカダざあああんっ!!!」


 教会に帰ると、みんなからそれぞれの反応を貰った。
 特にフィー、お前涙と鼻水でぐしょぐしょになってるぞ。


妖精「ご、ごめんなざい、わ、私が嫌な予感してたのに言わながったがら……!」


俺「うん、それに関しては大丈夫。予感はあくまで予感だから」


 言ったら死亡フラグなんだって。
 時と場合によっちゃ予感するだけで死亡フラグになるけどな。


シスター「とりあえず落ち着いてください、フィーちゃん。嫌な予感がどんなものかは分かりませんが、ニャンガルキャットはこの通り討伐しました。ナカダさんの怪我も命に別状はありません。なのでまず治療に行かせてください」


妖精「は、い……ぐすっ……!」


 フィーは涙をぐしゅっ、と拭き、頷いた。


俺「>>下」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 07:31:24.08 ID:5KFcGTgt0
大丈夫だよ。シスターやフィー達が無事で良かった
335 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/23(木) 15:59:45.91 ID:izjVDV7V0
俺「大丈夫だよ……シスターやフィー達が、無事で良かった」


 俺はフィーにそう言って微笑んだ。
 シスターが俺を抱えたまま言う。


シスター「自分の心配よりも人の心配とは……血みどろでそんな事を言っても説得力がありませんよ? とりあえずここは私に任せて、フィーちゃんはみんなと一緒にお夕飯の準備をしていて下さいね」


 フィーはもう一度頷き、みんなと一緒に教会に入っていった。
336 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/23(木) 16:30:16.96 ID:izjVDV7V0
 食卓にて。


俺「イテテテテ………」


 俺は肩からタスキのように包帯をぐるぐるに巻いた状態で食卓についた。
 あの魔法はどうやら長くは継続せず、一時的にのみ痛みを抑えるだけのようで、徐々に痛くなって来た。
 そのおかげで利き手なのに動かせないんじゃ……
 俺は泣く泣く逆の手でスプーンを持つことになった。
 ちなみに俺の隣はフィーとローガで、食卓自体は円卓だ。
 俺の真っ正面にいるシスターが騒がしい子供達をなだめる。


シスター「皆さん静かに。いただきましょう。手を合わせて、せーの……」


全員「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」


 ちなみに、俺は割と下の方で手を合わせた。


 さーて、食うか。
 メニューはシチューにサラダにご飯。
 そう、ご飯、つまり米、つまりライス。
 あの畑で作っていたらしい。
 まさか異世界に来てまで米が食えるなんて思っていなかったから、これは嬉しい驚きだ。
 どの道、どうやって食べるか。
 お椀すら持てないし、利き手じゃない手で気をつけながら一口一口食べるしか無いか。
 そう思っていた時だった。
337 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/23(木) 16:30:46.37 ID:izjVDV7V0
 ちょっと描写不足のため書き足し。
338 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/23(木) 16:42:17.29 ID:izjVDV7V0
シスター「こら、ローガくん。いつもお椀は一個だけ持ちなさいって言ってるでしょ?」


銀髪褐色「はーい」


 右手の一本でスプーンを持ち、左手ともう一本の右手でそれぞれ別の皿を持っていたローガが行儀が悪いと注意された。
 ローガはその右手を後ろに組むと、そのまま食事を続けた。
 みんな大体同じメニューを食べているが、ミシュラはメニューを細かくペースト状にしたジュースのような物を飲み、サーリアは生の野菜を多めに食べている。
 そしてフィーはみんなよりも量が少なめだ。
 さて、俺はどう食べようか……
 そう思っていた時だった。
 不意に視界の端にスプーンが現れた。


妖精「はい、ナカダさん」


俺「フィー? どうしたんだ?」


 フィーが俺にスプーンを差し出していたのだ。


妖精「いや……その、ナカダさんが食べづらそうなので、食べさせてあげようと思いまして………」


 そう言ってフィーははにかむ。
 ほう。
 俺にアーンをしようとしたのか。
 ………可愛いし美少女にアーンをして貰って嬉しくない訳はないのだが、シスターが無表情のまま俺に向かって殺気を放っている怖い。
 このまま甘えて良いものかどうか………


俺「>>下」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 16:45:53.82 ID:abpAswXa0
ありがとう。それなら食べさせてくれないかな。
340 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/24(金) 05:18:44.19 ID:/uoXS2hg0
俺「ありがとう。それなら、食べさせてくれないかな」


妖精「! ………で、では………はい」


 うーむ、美味。
 地球に居た頃みたいにゴロゴロ肉は入っていないが、野菜の旨味がたっっっぷりだ。


シスター「…………………」


 これぐらい甘えても良いだろ?
 ね? シスター。ね? ね?

 シスターはしばらく、じと、っとした目でフィーがスプーンを運ぶのを見ていたが、俺が美味しそうに食べた時のフィーの嬉しそうな笑顔を見て、諦めたようにため息を付き自分の食事に戻った。
 っしゃあシスター公認!
 ふふふ、治るまでは食べさせてもらいますよフィーさん。


フィー「どうしたんですかナカダさん。ニヤニヤして」


俺「ん、いや、何でもない。フィーに食べさせてもらうと嬉しいなーって」


シスター「……………………」


 あ、ごめんなさいシスターさん変なこと考えてませんから許して。
341 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/24(金) 05:34:01.37 ID:/uoXS2hg0
 ※もうちょくちょく間違えるしめんどくさいから全員名前にで表記するで。




 ところでさっきからもうジュース状のご飯を食べ切ったミシュラが俺とフィーを見つめてるんだが。
 目がシスターと似ているぞ。


ミシュラ「……………ローガ」


ローガ「ん? なんだ、ミシュラ?」


ミシュラ「あーん」


ローガ「ああ、大丈夫だよ俺は。別にどこも怪我は」


ミシュラ「あ〜ん」


ローガ「大丈夫だってば。自分で食べた方が早いし」


ミシュラ「あ〜ん!」


ローガ「あ、いや、だから」


ミシュラ「…………ひぐ、ぐすっ」


ローガ「なんで泣くの!?」


 あららら……
 女心知らぬローガくん、彼女を泣かせてしまいました。
 特に自分で食べたら早いっていうのは言っちゃダメだったね。
 昼の妖艶な雰囲気は何処へやら、か弱い少女のように泣くミシュラを前に、オロオロするローガ。


サーリア「あーあ、ローガが泣かせた」


 双葉をぴこぴこさせながらサーリアが言った。


ローガ「俺悪いの?」


シェリー「女心が分かってませんね」


ルーシェ「……………」コクコク


シスター「ローガくんが悪いですね」


フィー「シスターに賛成です」


ローガ「とほほ…………」


 そして女性陣から滅多打ちにされるローガ。
 俺は何も言わないぞ。
342 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/24(金) 05:44:38.32 ID:/uoXS2hg0
ミシュラ「ローガのばかぁ………ぐす、ぇえぇ………」


ローガ「ご、ごめんミシュラ。俺が悪かったから、な? 食べさせてくれ」


 ローガが必死にミシュラに謝る。
 ミシュラは何度か涙を拭うと、鼻をすすりながらスプーンを突き出した。


ミシュラ「………ん」


ローガ「あーん」


 ローガはそれをパクッとくわえ、とても美味しそうに食べた。


ミシュラ「…………美味しい?」


ローガ「うん。美味しい!」


ミシュラ「良かった………ふふ……」


 とりあえず、そこのカップル間のいざこざは解決したようだった。
 …………と思ったら、ミシュラが何やら色っぽい笑顔を浮かべながら、ローガの耳元で囁いた。


ミシュラ「今夜は二倍ね…………」


ローガ「…………はい」


 よく聞こえなかったが、何やらローガが震えている。
 よっぽど恐ろしい事なのだろう。


フィー「あーん」


俺「あ、はい。あーん」


 うーむ、美味い。
 そんなこんなで、俺はこの世界に来て初めての食事を食べ切ったのだった。
343 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/24(金) 05:59:46.14 ID:/uoXS2hg0
 次の朝。


俺「あー………空気が綺麗だ」


 俺は窓を開け放ち、新鮮な冷たい朝の空気を入れた。
 地球の季節で言えばやっぱり春の序盤くらいだな。
 窓からは昨日倒したニャンガルキャットの皮が干されているのが見える。
 昨日の内にシスターが剥いで置いたのだ。
 ………命を、殺めた。
 これから先、もっとこんな事があるだろう。
 もしかしたら、人も殺すかもしれない。
 だから、こんな事じゃダメだ。
 ハーレムを作って、子孫を繁栄させなきゃいけないという使命の為に、俺はもっと強くならなければいけない。
 運動しよう。




 とりあえず、ここから一週間は滞在するで。
 方針を決めるのはそこからや。
 シスターからの給料は1日銀貨二枚(約二千円。銅貨一枚役百円。銅貨十枚で銀貨一枚。銀貨十枚で金貨一枚。この世界の平均月収は金貨十枚)
 現在の所持金0。


 一週間の内に起こった事件やイベント>>下1
 フィーとの関係に展開があるようなきっかけ>>下2
 ミシュラのお願い(エロ無し)>>下3


 起こる順番は任せるで。
 何日めとか書いて貰えればええで。
 書かなくてもええで。
344 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/24(金) 06:16:30.42 ID:/uoXS2hg0
 忘れてた。

 一週間やる運動>>下4

 内容によって上がるパラメーターが変わるで。
 一週間なら合計3%まで。
 例えばマラソン一筋なら体力が3%上がる。
 筋トレ一筋なら筋力が3%上がる。
 反復横跳び一筋なら瞬発力が3%上がる。
 マラソン2:筋トレ1なら体力2%、筋力1%あがるで。
 知力は上がらないで。
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:01:25.34 ID:vDeLNkPF0
サーリアに治療してもらいつつ、この世界についていろいろと教えてもらった
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:14:24.65 ID:f1Ib2mEb0
シェリーが迷子になったののを探しているうちに自分たちも迷子になる
347 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/24(金) 07:33:34.15 ID:/uoXS2hg0
 運動はリストに無いものも可とするで。
 安価下。
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:51:11.13 ID:E+n5GKNB0
買い物に付き合ってほしい
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:59:15.88 ID:cXv6iQfg0
マラソン2:反復横跳び1
350 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/26(日) 23:13:06.48 ID:qNmMLzHR0
 今年は書き込みできないで。
 再開するまで少々まっとくれ、
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:28:11.82 ID:3O46HUFx0
今年!?今日の誤字かな?
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:29:44.18 ID:XZszKfRa0
せめて今週、いや今月の書き損じであって欲しい
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 00:59:00.06 ID:LnouoALF0
間違えたならあとで報告あるから待とう
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 09:44:08.19 ID:hjQpQlc7O
一晩訂正が無かった

今年は絶望か・・・・
355 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/05/27(月) 21:52:09.68 ID:ysNFhYIj0
 いや、すまん。
 ナチュラルに間違えたOrz
 今週、もしくは今月って言いたかったんやで。
 ちょっと更新が遅れるで。
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 21:54:57.38 ID:T38cyPoEo
!!!!!
よかったぁ〜!
令和からこっち一番ホッとしたニュースや!
357 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/02(日) 01:46:40.34 ID:pnUB8rbt0
生存報告。
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 02:03:47.01 ID:/VmuvECAo
おつかれ
359 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/05(水) 09:28:37.65 ID:yiyulOiD0
 起きてから気づいたが、俺の傷は劇的に治っていた。
 まだ痛いし、傷も後々まで遺るようだが、それでも地球にいたときよりも明らかに治りが早い。
 魔法や薬草のおかげだろう。
 あと一週間位で完璧に動けるようになるとサーリアも言っていた。
 まあそれでもちょっとした運動くらいは大丈夫だろう。
 千里の道も一歩から………
 俺は教会の手伝いをしながら、マラソンと反復横飛びをする事にした。
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 11:28:40.05 ID:3s1KxaYT0
お?来てた
361 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/05(水) 16:18:17.37 ID:sq8K469I0
サーリア「いや〜、ナカダさんほんとに助かります。今度はあっちの収穫お願いします」


俺「はあ、はあ………うっす」


 俺は次にニンジンの収穫に向かった。
 3日が過ぎて、感じたこと、知ったことがいくらかあった。
 まず、今の季節はまだ肌寒い冬。
 もう少しで春になるらしいが、ここの畑は季節など関係無いらしい。
 トマト、キュウリ、イチゴ、スイカ。
 全て地球にあったものとは見た目や味などが地味に違いそれぞれ名前があるが、面倒なので地球の名称で呼ぶことにする。
 今日はその中でモモとブドウとニンジンの収穫だ。
 因みに果物類は全て同じ木に成っており、太い枝ごとに一種類ずつ、7種類ほどが成っているのだ。
 これは膨大な魔力を持つ、緑色の長髪の間から双葉が出ているこのおっとりとした少女、サーリアのおかげだそうだ。
 サーリアは種族で言えば精霊と言うらしく、もともとはとある精霊の国の女王だったらしい。
 しかし「虫」という存在に国を追われ、様々な人々の助けからなんとか危機を脱したそうだ。
 そうしていろいろあったが、結局はここにたどり着き、暮らしている。
 治療されながら、俺はそれ以外にも様々な、この世界の話をされた。
362 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/05(水) 16:31:57.70 ID:sq8K469I0
 今「虫」と言ったが、これは地球でいう虫とは違う特別な存在を差す。
 この世界は、戦争が少ない、というよりも、ほとんど無いらしい。
 種族間のいざこざも、種による差別も、余りない。
 それは、なぜか。
 「虫」がいるからだ。
 どこからともなく大量に発生し、そこの生態系を食らいつくし、爆発的に繁殖する。
 それがこの世界の「虫」。
 全種族、全生物共通の敵だそうだ。
 しかも厄介な事に、虫がはびこった場所には、災害が訪れるらしい。
 サーリアの国も、虫による襲撃の後、災害によって跡形もなく消え去った。
 因みに、サーリアの国を襲ったのは巨大なイナゴの群れだったそうだ。
 植物を愛し糧とする精霊にとって最悪の敵。
 それになすすべも無く蹂躙され、最後には災害によって消え去った。
 惨いな………
 サーリアは目に涙を浮かべながら、今は無きその国のことを語っていた。
 この災害というのもこの世界の特別な存在だ。
 災害その物でなく、災害を起こすほど強大な力を持った生物達。
 それをこの世界は、「災厄の獣」と呼ぶ。
 災厄の獣は普段は大人しい生物だが、一度虫がはびこればその土地に大移動し、虫を喰らい糧とするために災厄を巻き起こす。
 それが災厄の獣。
363 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/05(水) 17:16:04.78 ID:sq8K469I0
 災厄の獣か………とても興味深い。
 泣きそうなサーリアにそれ以上その話を踏み込むのはつらそうなので、俺はそこでもう良いと切り上げた。
 トラウマ踏み込みすぎるのは良くないな。
 その後シスターなどに聞いたところ、災害にはクラゲの「洪水」、カニの「津波」、ウナギの「暴風」、クジラの「噴火」、ウニの「地震」、そしてオキアミの「隕石」というのがいるらしい。
 それがどう災害を起こすのか想像できないが、どうやら文字通りの災害を起こすらしく、虫をその災害がたどり着くまでに排除しきれなければ、災害がその土地もろとも虫を滅するらしい。
 つまり、虫よりも災害の方が厄介という事らしい。


 虫や災害の他にも、サーリアからこの世界の色々な常識を聞かせて貰った。
 世界は円盤の形で、あるところより先は海が終わりのない滝になっている、とか、この世界の中心には蝶の魔王エクリプスの住まう魔大陸がある、とか。
 その話から、本当に異世界なんだな、と言うことを実感した俺であった。
364 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/05(水) 17:58:48.02 ID:sq8K469I0
 シスターからも他の子の境遇などを聞いた。
 ローガは元々腕が四本ある多腕族の子だったらしいが、一本少なかったため、小さいうちにやっかい払いとしてこの孤児院の前に先述の捨てた理由を書いた手紙と共に置かれていたらしい。
 しかしそんな境遇悲観せず、むしろみんなよりも一本腕が多いことを自慢に思っているらしい。
 シェリーは没落貴族らしく、奴隷商人に身売りされたが、そのシェリー運んでいた馬車が何者かに襲撃され、その隙に逃げたところをシスターに匿われたそうだ。
 何者か、の所でなぜかシスターが微笑んでいた。
 こいつやったな。
 ルーシェの故郷は人間に荒らされたらしい。
 どうやら、人魚の肉を食べれば不老不死になると信じ込んだ一部の人間による仕業だそうで、なんとか逃げられたらしい。
 魔法で人間になっているときは一切しゃべれないらしく、それでルーシェが地上にいるときはやけに静かだった謎が解けた。
 ミシュラに関してはシスターがあまり話してくれなかった。
 こういうときは何か事情があるため、俺はあまり聞かなかった。
 しかしシスターが教えてくれた範囲では、とある事をなにわいとするとある種族に生まれたミシュラだったが、その技術がとことん無く追放されたそうだ。
 フィーはシェリーと同じく逃亡奴隷だそうだ。
 シスターが言うには不定期に体温が高くなる病気らしいが、命に別状は無いらしい。
 手の甲と下腹部にある紋章はその病気の効果を抑えるものだそうだ。
 そして奴隷であった経歴やその道中で美しいその白い肌に大火傷を覆い、片目を失っている。
 片羽ニャンガルキャットによるものでなく、もとの持ち主がちぎった物らしい。
 ………酷い話だ。
 
365 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/05(水) 19:55:03.50 ID:6RS026ET0
 ちょくちょく接続詞抜けてるぅ。
 すまんそんやで。
366 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/05(水) 20:05:10.93 ID:6RS026ET0
 この世界の事を分かりやすく言うで。


 「虫」:どこからかの侵略者。容姿は地球にいる虫等。昆虫に限らない。この世界の共通の敵。(こいつらのせい、というかおかげで戦争はあまりない)


 世界:昔の絵のように、円盤の形をしている。端から外には行けない、というか何もない。


 蝶の魔王エクリプス:世界侵略を目論む魔王。魔大陸に限っては災厄の獣の影響を受けない。


 災厄の獣:普段は普通にこの世界の生態系の一部として存在しているが、虫が一度氾濫すればランダムで災厄の獣の内一種類か二種類が全力で虫を殺しに行く。つまり、虫が氾濫した後、災厄の獣がたどり着くまでに鎮圧させられなければ、その土地は災厄によって滅ぶ。


367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:09:23.82 ID:QnRFHiVV0
まだかな
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 19:05:20.06 ID:s7TtgSBjo
今日はあるかな
369 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/07(金) 21:12:40.17 ID:sQzaEKIV0
 すまん。
 ビフテーキで本当すまん。
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/07(金) 21:36:04.14 ID:HdU9f8zW0
夕飯がビフテキだと?赦されないな

最低でも10レス以上投稿してもらわないと
371 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/07(金) 22:44:22.91 ID:sQzaEKIV0
 すまん、不定期の間違いや。
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 22:53:19.63 ID:4t71nibqo
なんだその誤字!?(驚愕)
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:55:12.18 ID:5SMwOeLbo
こっちは進めるの難しいか
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:43:52.64 ID:RLOFUIwoo
シスターを出したのは最悪手だった気がするの
このスレタイの方針のストーリーを進める上で最悪のキャラだし、展開思いつかなくなって詰んでてもおかしくない
375 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 00:13:40.51 ID:MQfMpCby0
 詰むことはない。
 まあ、ちょっとミスったとは思ってる。
376 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 00:22:04.76 ID:MQfMpCby0
 今日で、俺がこの世界に来てから4日になる。
 初日からあんな化け猫がでるなど難易度ルナティックだった為もしかしたらすぐ死ぬんじゃないかと少し警戒気味だったが、あれからあんな負けイベレベルのモンスターは出ていない。
 というか、俺が教会の敷地から出ていない。
 塀の中が安全だし、出たって行くとこ無いしなあ………


 関係ないけど、最近ぜんぜんオナれて無いしなあ………
 地球いたころよりは性欲は溜まっていないが、それでもたまる物はたまる。
 でも、ここでは場所もタイミングもない。
 我慢するか……………
377 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 00:47:35.27 ID:MQfMpCby0
 やっぱりフィーの話し方を以下に統一させるで。
 変更点多くてすまん。






フィー「……………ナカダさん……………これも…………」


俺「ああ、ありがとう。フィー」


フィー「……………♪」


 俺はフィーが示したニンジンを引き抜いた。
 そのニンジンは丸々と大根のように太っていた。
 この世界の基準は知らないが、明らかに成長限度を超えているのは見て分かる。


俺「ところで………フィーはずっと俺の側にいて良いのか?」


フィー「…………?」


俺「いや、みんなと遊んだりとかしないのかな、って思って。こんな冴えないデブと一緒でいいのか?」


 ここ数日はずっと俺の近くにいるな。
 ちなみに「あーん」はシスターに右腕をもうほとんど完全に動かせることを指摘されて出来なくなってしまった、トホホ………
 俺がニンジンの泥を落としながらそう聞くと、フィーはちょっと考えてから言った。


フィー「……………私、暗いから…………あんまり、みんなと遊ばないんです………………ナカダさんは、私の命の恩人ですし……せめて、ちょっとでも、力になりたいと思って………それに、近くにいると安心するんです………………♡」


俺「そうか………」


 そう言えば、趣味は人形作りだったな。
 言い方は悪いかもしれないが、その趣味も彼女性格が暗く他の子供達との接触が少ないからこその趣味だろう。
 草などを編んで動物がベース人形を作る。
 時々布などが手に入れば、それを使ったりもするらしい。
 昨日それを少し見せて貰った。
 色々な材質の人形があったが………………
 そうだな…………
 リ○&ス○ィッチの女の子がもってる人形近い感じだった。
 可愛いが、なんか、不気味なあの感じだ。
 上手だったぞ?
 決して下手とは言っていないからな。
378 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 01:00:53.30 ID:MQfMpCby0
 野菜と果物を収穫し終わって、俺は根菜類を洗っていた。
 汲み上げ式の水道って初めて生で見た………
 脇にはフィーが泥を落としていく俺の指を見つめながら何か考えているような顔をしている。


 因みに、レタスなどの葉っぱ類は洗う必要が無いらしい。
 サーリアにさすがに青虫などがいるんじゃないかと聞いたところ、サーリアがそのレタスに話しかけたことですぐにその必要が無いことがわかった。
 青虫がボロボロと葉っぱの間から出てきて、地面に降りると一匹一匹サーリアにお辞儀をするような動きをして畑に列を成して帰って行ったからだ。
 流石にレタスから湧き出てきたあの青虫の量は、ヒュッ、とかいう変な声がでたよ。


 俺が野菜を洗い終わり井戸のハンドルを固定すると、待っていたかのようにフィーがどこか暗そうな顔をしながら聞いた。


フィー「あの………………………………」


俺「なに?」


フィー「………………………その、私が近くにいるの…………………迷惑じゃないかな、って………………思っていたので………………」


 もじ、と手を後ろに組み、フィーは顔を逸らし下を見る。
 どうやら先ほどからその事で悩んでいたようだ。


俺「>>下」
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/06/10(月) 01:01:52.07 ID:Vr6+OQEc0
むしろ大喜びしてます
380 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 17:07:43.93 ID:YBEdaC/U0
俺「いや、むしろとても嬉しいよ」


フィー「え!」


俺「あーんは出来なくなったけど…………いろいろ手伝ってもらって、とても助かってるよ」


フィー「そ、そおですか………………♡」


 それに美少女が常にそばに居てくれて内心大喜びしてます本当にありがとうございます。


俺「じゃあ、そろそろ昼食の準備にむかうか」


フィー「はい!」
381 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 17:23:30.47 ID:YBEdaC/U0
 〜異世界生活6日目〜


俺「買い出し?」


 朝食を食べていると、シスターがみんなの前でそう言った。


サーリア「そう言えば今日でしたね」


シスター「はい。いつも一ヶ月に一度は街に下りて全員で行っているものです。全員変装魔法でニュートラルとなり、自給自足では賄えない生活ひちゅじゅ品を買ったり野菜を売ったりします」


俺「へえ…………」


ローガ「それに今日はでっかい収穫品があるしな!」


 ローガがそう言ってダイニングにかけられている自分の背後のニャンガルキャットの皮を親指でビシッと示した。


俺「あれ売れるんですか?」


シスター「ええ。魔物の部位などは割と良いお金と取引されるんですよ。魔物が強く、稀少であればあるほど値段も高くなります。ニャンガルキャットはこの地域にはいないので、割と良い値段で売れるでしょうね」


 へえ…………
 シスターがぶつぶつと呟きながら金の計算をしていると、俺の隣にいるミシュラが寄ってきた。


ミシュラ「ねえねえナカダ。お願いしていい?」


俺「ア、ハイ」


 そう言えば、俺はミシュラに弱みを握られているんだった。
 初めてお願いをされるが、何をされるのだろうか。


ミシュラ「えっと、街に行くのって時々だけだし、おこづかいも他に使い道ないから買えるときに買っておきたいの。だから、町に着いたらちょっと荷物持ちとしてお買い物に付き合ってくれないかしら?」


 なんだそんな事か………
 さしあたりローガへのプレゼントとかだろうな。


俺「いいぞ」


ミシュラ「うふふー、ありがとー」


 ミシュラは寄せていた身を戻し、ペースト状の朝食を飲むのを再開した。
382 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 17:31:36.45 ID:YBEdaC/U0
フィー「………………………ナカダさん」


 今度はミシュラの反対側のフィーが俺に身を寄せる。
 シスターも見慣れたのか、その行為自体にあまり殺意を向けなくなってきた。


フィー「…………………その………街に行ったら……………お買い物に………………」


 フィーもか。
 既にミシュラと約束してあるのだが、そうキラキラした目で見られると断れないじゃないか…………


俺「いいぞ」


フィー「ほんと………! ありがとうございます………………♡」


 ううむ、ダブルブッキング。
 まあなんとかなるだろう。

 俺は朝食を食べながら、手持ちの銀貨10枚の使い道を考えていた。
383 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 17:43:25.12 ID:YBEdaC/U0
 〜ウィールストンの街〜


俺「へえ………なんだかヨーロッパの街並みっぽいな」


シスター「ヨーロッパ、ですか?」


俺「あいや、俺が前にいた世界の地域の事なんです。ちょうどこんな感じの街並みなんですよ」


 街に着いて、建物などを見回して見た感想だ。
 はっきり言ってほとんどヨーロッパそのままの街並みだった。
 まずはサーリアの魔法で人間の姿になっている子ども達と一緒に換金場に行ってこのニャンガルキャットの皮や牙を金に換えてから、その先は自由行動らしい。
 治安も良い静かな街だからこそ自由行動も有りのようだ。




 ニャンガルキャットの換金>>下コンマ×金貨一枚、ぞろ目なら×十枚。
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 17:45:20.89 ID:Gr/2GEs20
ゾロ
385 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 17:46:52.96 ID:YBEdaC/U0
 おっしい!
386 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 18:05:07.87 ID:YBEdaC/U0
 ◆◇◆◇◆




シスター「まあまあの値段になりましたね」


 日本換算にして約90万円。
 この世界の給料9ヵ月分。
 やべえ。
 魔物ハンターやろうかと一瞬思ったが、死にたくないからやめておいた。


ローガ「うわあすげえ………………」


サーリア「沢山お花が買えますね。スプリンクラーも着けたいです」


シェリー「キラキラしてまふ…………」


ルーシェ「!………!!………………!!!」


フィー「私じゃ持てないね」


ミシュラ「おおお…………」


 子供たちが袋一杯の金貨を見てそれぞれの感想を上げる。
 まあまあの大金だからな。
 シスターは袋から二枚ずつ子供たちに金貨を渡した。


シスター「ボーナスお小遣いです。大切に使ってください」


子供たち「「「「「やったー!」」」」」


 全員が歓声を上げる。
 ルーシェも声にならない歓声を上げながら飛び跳ねていた。


シスター「では、これはナカダさんの分です」


 そう言ってシスターは俺に30枚の金貨を渡した。


俺「いいんですか?」


シスター「ええ。倒したのはナカダさんですし、本当なら全部差し上げたいのですが………残った分で教会の補強等もしなければいけないので」


俺「>>下」
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/06/10(月) 18:11:28.03 ID:Vr6+OQEc0
ありがとうございます
388 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 18:35:31.19 ID:YBEdaC/U0
俺「いえ、充分です。まだこの世界のお金の使い方にも慣れていませんし。ありがとうございます」


シスター「はい。そう言って貰えると、私も安心です」


 シスターは次に子供たちに向いた。


シスター「では…………これから自由時間です。今日は大金を持っているから、気をつけてくださいね」


子供たち「「「「「はーい!」」」」」


 そう言って子供たちはフィーとミシュラを残して蜘蛛の子のように散っていった。


フィー「じゃあ…………一緒に買い物を………………」


ミシュラ「さ、行きましょ」


 同時にそう言って、二人は顔を見合わせる。


ミシュラ「え、なんでフィーちゃんも?」


フィー「ミシュラちゃんこそ…………………」


 ………………………





俺「うん、ごめん」
389 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 18:40:57.06 ID:YBEdaC/U0
 結局、俺は二人を連れて一緒に買い物をする事になった。
 まあ、ダブルブッキングしたことで俺は二人にめたくそに怒られた。
 ダブルブッキング、ダメ、ゼッタイ。






 ミシュラが買ったもの>>下1

 フィーが買ったもの>>下2

 ナカダが買ったもの>>下3




 どんな店で、どんな理由で、何を買った、みたいに書いて欲しいで。
390 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/10(月) 18:45:23.84 ID:YBEdaC/U0
 あと値段。
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 18:48:01.12 ID:Vr6+OQEc0
貴金属の店で金のインゴット、値上がりした時に売って儲けるため、値段は今かなり値下がりしてて金貨一枚
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 18:49:31.91 ID:yMl+4tn/O
傷薬
銀貨3枚
ナニかあった時のため
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 18:54:20.38 ID:RYQYv4E20
使えそうな武器
金貨2枚
皆を守るため
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 22:30:27.91 ID:VwktcGOe0
そういえば淫紋の効果とアルテミスの効果って干渉するんだろうか
395 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/11(火) 05:04:56.76 ID:jvVFC6MW0
 アルテミスの効果は安妊と安産、淫紋は性別固定とマインドコントロール。
 効果が重なっていないから干渉はしないで。
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 07:55:12.94 ID:3S6sqCdp0
マインドコントロールだたのか
子供に干渉するから安産に引っかかるかなと
397 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 19:46:16.78 ID:r1torJuK0
 まず向かったのはミシュラが行きたいと行った貴金属店だ。


ミシュラ「治安がいいといってもやっぱり貴金属店は泥棒とかが不安だし、どっちにしても子供の私一人じゃ買い物が出来ないしね。シスターはついて来てくれないし……」


俺「なるほど」


フィー「キラキラ………」


 恐らくローガへのプレゼントを買うつもりだろうと思っていたが、貴金属店に入るなり、ミシュラは想像もしなかったコーナーのショーウィンドウを物色し始めた。


ミシュラ「あー、あったあった。この前見た時より安くなってるー♡ ふふふ♡」


俺「……………え?」


 まさかの金のインゴットを見ておもちゃを見つけた子供のようにはしゃいでいた。
 え、それ買うの?
 というか……買えるのか?


俺「ミシュラちゃん……所持金いくらもってるの?」


ミシュラ「ん? えっと……金貨二枚と銀貨十一枚、だわね」


俺「………買えるの?」


ミシュラ「ええ。これください!」


 買えた……
 恐らく一キロほどの金のインゴットを金貨一枚と引き換え、ミシュラは頬ずりして喜んでいた。
 この世界だと金貨一枚と金一キロが同価値なのか?
 不思議だ………
 俺が首を捻っていると、ミシュラが説明してくれた。


ミシュラ「あら不思議そうな顔してるわね……知らないなら教えてあげるわ」


 ミシュラは金塊を抱きしめながら言う。


ミシュラ「この世界の金貨は特別な魔法をかけて作られているの。だから壊すことも出来ないし、偽物を作るのはもちろん無理。だから金貨一枚で金の延べ棒が買えるのよ。まあ、今は金が安いだけなんだけどね。高くなったら売るのよ。もっとお小遣い貯めて高いもの買うんだ〜♡」


 ふーん、そんな不思議な効果が金貨にあるんだな。
 というか安くなってるにしても金塊安すぎだな!
398 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 19:50:19.82 ID:r1torJuK0
フィー「綺麗………」


 因みにフィーは様々な宝石が埋め込まれた指輪がズラリと並んだショーウィンドウを覗いていた。
 ………付けたそうだが、多分、というか絶対サイズは合わなそうで、少し可愛そうだ。
 本人も自分の指と指輪を見比べて心なしか悲しそうな顔をしている。


俺「>>下」
399 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 19:51:37.61 ID:r1torJuK0
 >>397の後、ナカダの感想。


 がめついなぁ………
400 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 19:52:09.97 ID:r1torJuK0
 安価下。
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 19:54:46.41 ID:5QJA5u6ho
(買ってあげよう…)
402 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 20:02:02.67 ID:r1torJuK0
 (買ってあげよう)



 俺はそう思い、二人との買い物の後フィーに合う指輪を買う事を決めた。
 サイズは人間の三分の一の物を作ってもらおう……
403 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 20:16:33.52 ID:r1torJuK0
 次はフィーの買い物だ。
 フィーはミシュラのような特別な買い物では無く、薬局で何かあった時の為の傷薬を買った。


俺「傷薬でいいのか?」


フィー「…………はい………ナカダさんの傷も、治せるから………」


俺「………俺の為?」



フィー「……………はい…………傷薬って………作るのに時間がかかるので………」


 わあい俺の為かあ。
 この前ニャンガルキャットにバッサリ行かれた時は薬草で応急処置のような形になっていたからな。
 傷薬があるのは心強いな!


俺「>>下」
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:18:14.01 ID:nNAS8B8f0
ありがとう
傷薬もだけどなによりフィーの気持ちが嬉しいよ
405 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 20:19:59.60 ID:r1torJuK0
 ガンガン好感度稼いでいくナカダァ!
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:29:34.96 ID:5QJA5u6ho
中田氏、ハーレムメンバーとはいえ慢心はしない
407 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 20:34:17.52 ID:r1torJuK0
 >>406本人は知らないから……
408 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 21:10:05.42 ID:r1torJuK0
俺「ありがとう。傷薬もだけど、なによりフィーの気持ちが一番嬉しいよ」


フィー「そっ………そそそそう、ですか………♡」


 フィーは恥ずかしいのか顔を赤らめ手に持つ薬瓶に顔を隠してしまった。
 俺が微笑ましく思っていると、ミシュラがじと、と俺の事を見ていた。


俺「ん?」


ミシュラ「いや……よくもそんなにつらつらと………ねえ………」


 そう言ってミシュラはフッと笑って横を向いた。
 ………何なんだよ?
 とりあえず、これでフィーの買い物は終わった。
409 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 21:19:00.97 ID:r1torJuK0
 次は俺の買い物だ。
 ミシュラはローガと合流するらしく俺と別れたが、フィーはまだ俺といたいらしく俺の買い物に着いて来るらしい。
 自由時間はまだ残っている為、俺は街に来た時から実用的にも男のロマン的にも行ってみたかった所に行った。
 秋葉原などにそうゆう店もあるが、本物は見たことはない。
 そう。
 浪漫。



 武器屋!!!
410 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/06/13(木) 21:35:44.25 ID:r1torJuK0
 たまたま見つけたで使いやすそうな武器を見つけたが、どんな武器を見つけた?


 どんな店?>>下1

 どんな武器?>>下2
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