男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」

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45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 13:23:08.40 ID:8ALCFoRPO
おkです
46 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/03(金) 14:10:44.01 ID:JSMiYZCt0
デュラハン娘「……………………すまなかった」ザッ

悪魔娘「えっ………………れ、レイア………………?」

デュラハン娘「拙者はどうしても、そなたを信じることが出来なかった。だから、戦いを通じてその化けの皮をはがしてやろうと思っていたのだ。圧倒的不利な状況、たたみかける卑劣な攻撃の数々…………そうして刺激し続ければ、いつかは隠している邪悪な残虐さが出るだろうと。しかし……………そなたの戦い方は、本当に勇者のような物だった……………だから……………許してくれ。あれだけそなたは拙者らに訴えていたのに、信じなかった拙者を…………………拙者が、そなたを仲間として認めることを、許してはもらえないだろうか……………?」

悪魔娘「…………………ぁ、あぁっ…………………ありが、とう……………! レイア………………本当に……………っ、おれはっ………………! ありがとう…………………っ!」ボロボロボロボロッ…………!

デュラハン娘「カレル………………っ……………」ガシッ…………ギュゥッ……………

悪魔娘「あ、ああぁっ………………ぐすっ、ああああああっ……………!」ボロッ…………! ボロボロッ…………!

デュラハン娘「その意志と、剣技をっ………………これからは、私達と一緒に振るって欲しい………………!」

悪魔娘「うん……………! ぁあっ………………はぁっ…………………!」ボロボロボロボロッ………………!

ウサ娘「良かったねぇ……………」

狐娘「うん!」

リザード娘「ほんどによがっだだなぁ」

男(これにて、一件落着、か……………………)

男(……………………いや、まだだ。可愛い娘の為に、『あの事』の解決策を探さなければ…………………)

男「……………カレル」

悪魔娘「んぅ………………な、なん、だ……………? はぁ……………はぁ………………♡」

男(まだスララの超特濃媚薬の効果は継続しているらしいな………………)

男「ちょっと良いか?」カムカム

悪魔娘「あ、ああ………………じゃ、じゃあ、また後でな………………」

デュラハン娘「ああ、カレル」



〜寝室〜

どう>>27-29の話(改変あり)を切り出すか>>下1
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 14:32:48.47 ID:TqucvEhI0
カルルと融合してしまったことでスライム娘が嘆き悲しんでいることを伝える

出来るのであれば、魔王の特殊なマジックアイテムでカレルの今の状態を損なわずにカルルを卵から産み直すことが出来るかもしれないと話をして
セックスへと持ち込み、産んでもらう
セックスの感覚を改めて知ったところで男との間に子どもを産んでほしいとお願いする

……こんな感じですか?
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 14:50:46.61 ID:FWKKhLkNO
全て見ており嫁達がお前を認めたのだから
俺もお前のことを受け入れると優しく抱き寄せる
発情状態は敢えて見て見ぬふりで我慢をさせながら
お前が勇者ならば俺はお前のことを退治する立場にあると言い放つ
一瞬身構えそうになるカレルを要は俺の嫁になれと責めを開始
上記内容やカルルの存在を伝えながら
今身籠っている子どもをまずはしっかり産むように命令しつつ
イカせまくって女として陥落させる
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 15:03:46.83 ID:yQqaj7nA0
魔王のマジックアイテムで今カレルの中にいる子供とカルルを融合させて産ませて
改めて正しい心を取り戻したカレルを孕ませるのも有りか
決戦にも間に合うようになるし
50 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/03(金) 15:47:13.45 ID:JSMiYZCt0
色々とありがとうございます。
いい感じにします。
51 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/04(土) 15:55:00.30 ID:K/C2OR140
男「まずは、お疲れ様だった」

悪魔娘「あ、ああ……………勝つことは出来なかった……………あ、いや……………出来ません、でした…………」

男「敬語なんて堅苦しい…………今まで通りに話してくれ」

悪魔娘「………………ああ」

男「まあ勝つ負けるの勝負では無かったから、それは良いとして…………カレル。君に言いたい事があるから、ここに呼んだのだ」

悪魔娘「言いたい事……………?」

男「ああ。悪い事では無い……………まず一つ目。俺の嫁達は、全員カレルを許している」

悪魔娘「許す…………………」

男「確かに君は許されない事をした……………しかし、カレルはそれを後悔し反省し償おうとしている。それに、あの行動はカレルの本意でも無かった事だしな………………」

悪魔娘「………………だとしても、俺は…………………」

男「俺と、俺の嫁達は、君を許す。あの村の残された人々は今でも君を殺したいほど憎んでいるだろうが、俺たちは許す………………そう言われても、君自身は満足もしないし納得が行かないだろうな」

悪魔娘「…………………正気を失っていたから無実だなんて………………虫が良すぎる……………………」

男「だから、それでも償いたいと言うのなら、勝手にすればいい。自身の悪意が生み出した悲劇を、その行為の罪悪感を塗りつぶすために永遠に自分で償い続ければいい」

悪魔娘「………………………」

男「……………………償いなんてのは、結局は自己満足なんだ。自分の悪い行い以上の良い行いをして、自分の罪悪感を消したいが為に、人は償うんだ……………まあ、全員がそうとは言わないけどな」

悪魔娘「………………あの村の魔族の人々も、殺された人々も、人間も…………誰も許してはくれない。でも……………償いたいんだ…………………」

男「だから言っている。勝手に償ってろって。やるななんて一言も言ってない」

悪魔娘「………………………」
52 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/04(土) 15:55:39.62 ID:K/C2OR140
男「………………………因みに、俺はカレルの償いを支援する」

悪魔娘「………………!」

男「ボランティアだの人助けだの、やりたい事があれば俺に言ってくれ。出来る限りの支援はしてやるよ。金が足りなきゃ貸すし人員が足りなきゃ派遣する。材料は揃えてやる。あとは………………気が済むまで勝手に償ってくれ」

悪魔娘「…………………本当に、すまない………………! 何から、何まで…………………!」

男「良い良い………………それと、言いたいこと二つ目なんだが…………」

悪魔娘「……………なんでも、言ってくれ」

男「よし。じゃあ………………まあまあな付き合いだ。カレル、俺の目的は知っているだろう?」

悪魔娘「ああ。確か勇者に反省文を書かせるだとか……………」

男「そうだ。分かりやすく言えば、勇者退治だ。……………殺しはしないがな。どうやら、3ヶ月後に魔王城に付くらしく、俺達はそれに合わせて出兵し、魔王城の手前で決戦を仕掛けるつもりでいる。………………カレルにはその決戦に参加して欲しい」

悪魔娘「……………………」

男「…………………やはり、それは無理か…………………?」

悪魔娘「………………もし勇者に勝ったとして、その後はどうするんだ? 人間を、支配するのか……………?」

男「しない」

悪魔娘「………………じゃあ、虐殺を………………」

男「しない」

悪魔娘「…………………」

男「俺が望んでいるのは、『魔族の勝利』じゃない。魔王が産まれれば新たな勇者が産まれ、魔王を殺しに来る……………魔王は殺されまいと抗い、人々を殺し、勇者は人間を守るために魔物を殺し魔族も殺す………………互いに殺し合う。そんな連鎖を、断ち切りたいんだ。カレルのように死んだ後も利用されて平和どころか混沌を生むことを繰り返させたくない。平和のためにカレルの勇者としての知識や経験を全て欲しい。それと、出来る事なら、勇者を止める戦いに、参加して欲しい。……………俺が求めるのは、『全世界の人間と魔族の平和』なんだ」

悪魔娘「……………その言葉は、本当なのか……………? 信用しても、良いのか……………?」

男「ああ。本当だ。俺は、カレルを全面的に信用している。だから、カレルも信用してくれ」

悪魔娘「…………………」

男「じゃあ、俺がカレルを信用しているという証拠を見せてやろう」パラッ……………パァアアァァ………………!

悪魔娘「……………っ! そ、その本は………………!」

男「カレルの、悪魔契約の書だ。今、全ての契約を破棄した。君は自由だ。まあこれで殺されたら、俺がバカだったって事だけどな。………………さあ、俺は今丸腰だぞ?」ハンザップ

悪魔娘「……………………ぐすっ………………!」

男「………………泣くなよ………………」

悪魔娘「…………………ぐじゅ……………………勇者を止めよう。俺しか知らないことも、全て教えよう……………男に、協力する」

男「…………………ありがとう」
53 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/04(土) 15:56:51.58 ID:K/C2OR140
悪魔娘「…………ああ。……………それで、まだ、言いたいことっていうのは、有るのか……………?」

男「ああ。話は変わるが……………カレルと融合したカルル…………カレルを襲った黒い塊の事についてだ」

悪魔娘「そう言えば……………あ、あれって一体何だったんだ………………?」

男「それが、分かっていないんだ。謎の卵から産まれた存在なんだが、とても大人しい奴だったハズだったんだがな……………」

悪魔娘「話によると、俺の中に入った…………? らしいんだが…………」

男「ああ。急に何かを感知したように部屋を飛び出して、真っ直ぐカレルを襲ったようだ」

悪魔娘「…………………怖っ」

男「あのカルルは、スララの大事なペットだったんだ。いや、ペットと言うよりも、自分の子供が生まれた時期と重なったためか、子供という感覚にも近かった。それがいなくなり、スララは嘆き悲しんでいる。だから、出来ればカレルから引き離したい」

悪魔娘「で、出来るのかっ!?」

男「ああ。まだカルルがカレルの中に残っていれば、出来ない事はない……………だが、大きな問題がある」

悪魔娘「それは、なんだ…………?」

男「カルルがカレルに入ってから、カレルに大きく変わった事が有る」

悪魔娘「………………ぜ、善性、か……………? でも、まさかあの黒い塊が………………」

男「ああ、俺もまさかとは思った。しかし、その可能性は非常に高い。あのカルルは、カレルが転生の時に失った善性、カレルの半身である可能性は、十分にある。何の因果かは分からないが、名前も似ているしな…………」

悪魔娘「…………じゃあ、どうするんだ? 俺からその、カルル? を引き離したら、俺はまた………………」

男「ああ。まだそうと決まった訳じゃないが、元の状態に戻る可能性も高い」

悪魔娘「そ、そんなの、俺………………!」

男「だから、念には念を入れて、ちゃんと対策は考えている」

悪魔娘「……………お、おお……………それは、良かった……………で、いつ、その俺とカルルの引き剥がしはするんだ?」

男「今からだ」

悪魔娘「へー…………………え、今?」

男「ああ。now。この魔王様からまたお借りしたこの天秤型の魔道具、『ぬるま湯分割機』を使えば、かき混ぜた卵をまた黄身と白身に分けたり、湯と冷水を混ぜて作られたぬるま湯を再び湯と冷水に分けることが出来る。勿論、カレルとカルルもな」

悪魔娘「あ、うん。し、しかし、俺とカルルを分けたら、また俺は邪悪になってしまうんじゃ無いのか………………?」

男「確かに、これは湯と冷水を分割する事は出来ても、片方をぬるま湯に維持して湯だけを取り出すことは出来ない。しかし、とある方法を使えば俺はぬるま湯を維持する事が出来る」

悪魔娘「そのぬるま湯が、俺か……………で、どうするんだ…………?」
54 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/04(土) 15:57:23.65 ID:K/C2OR140
男「性交だ」

悪魔娘「え?」

男「原理を説明するのは面倒だから省くが、ようはカレルの中に俺の魔力たっぷりの精液を流し込んで今のカレルをなんとか維持しようってことだ」

悪魔娘「え、い、今から、か………………? ちょ、ちょっと、心の準備が…………………」

男「邪悪だったころの記憶は残っているんだろう? それなら、俺や嫁達と散々ヤったことも覚えているだろう?」

悪魔娘「そっ…………それは、そうなんだがっ……………! お、俺、元男だし、そんな………………」

男「………………こんなに、発情しているのにか?」クチュッ

悪魔娘「んっ!? ぁっ、あっ…………………♡」ビクッ、ビククッ!

男「カレルの身体は散々ヤって、散々開発しまくったんだ。性交が気持ち良いことなんて、自分の身体が一番良く分かっているだろう?」

悪魔娘「ち、違っ……………こ、これはぁ……………さっ、さっきの戦いで受けた媚薬がまだ…………………♡」

男「話している間もずっと股もじもじしていただろ。……………もう我慢の限界じゃないのか?」

悪魔娘「はぁっ………………はぁっ……………………♡」

男「………………あと、俺がカレルと交わいたいのは、カルルの事もあるが、もう一つ理由があるんだ」

悪魔娘「な、なんだよぉ………………♡」

男「カレルに俺の嫁になって欲しいから、だ」

悪魔娘「あ、えっ……………」

男「今までみたいな奴隷じゃなくて、きちんと嫁にしたい。そして、俺との子供を産んで欲しい………新しい命を、産んで欲しいんだ」

悪魔娘「はあっ、はあっ、ぁっ………………♡」

男「……………どうだ、元勇者カール。良い提案だとは、思わないか?」

悪魔娘「はぁ…………………♡ こ、子供………………新しい、命…………………沢山、命を殺めたこの手で、はぁ…………♡ その子を抱くことは、ゆ、許されるのか………………? ん……………♡」

男「ああ。………………それもまた、一つの償いなのではないのか? 新しい命を、この世に産み落とす。その事が、命を殺めたカレルにとっては…………………」

悪魔娘「ん……………………んぅ…………………♡ わ………………わかった………………そう、しよう…………………そう、させてくれ……………………♡ 俺を……………………お前の、嫁に………………………っ……………………♡」

男(ここまで、長かったな……………………まだ指輪は付いていない。今まで開発し続けたこの身体……………今度こそ、雌として、嫁として、徹底的に愛してやろう…………………!)

どう犯しますか?(例:絶対に快楽堕ちさせるほど激しく。恋人のように優しく)安価下。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 16:54:47.84 ID:yoaJXa2NO
恋人のように優しくしながらもじっくりと開発していく
56 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/01/04(土) 17:06:54.93 ID:K/C2OR140
ここまで疑問点や「ん?」と思った場所などがあれば(長文書きすぎてなにがなんだか分からなくなっている箇所がある可能性があるため変なところがあれば訂正したい)
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 18:44:08.51 ID:uK8jZIHBO
長文でも特に問題ないっす
最初に勇者から悪魔の娘にに転生して
世界を再び平和にするためにもまずはお前が
子を成し産み産まれた子を幸せにしてみせろと
完全に自分が男の嫁になったことを自覚させるまで
濃厚でねっとりしたラブラブセックス
その後虐殺への迷いを断ち切らせるために
拘束して両穴バイブで固定
散々嫁達に受けた仕打ちを思い出し泣き叫びそうになったところで
バイブを抜いてやりもう酷いことをする奴はいないとあやす
みんな許してくれるのと退行しかけたカレルに
これからは俺達が一緒に償ってやると言ってやりアナルは残して生ハメ
何か言おうとしたら全てキスで黙らせ
男が満足するまで抜かずに全て中に出し尽くす
58 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/04(土) 23:12:34.22 ID:cMw65Wc00
そう言えば、悪魔娘の男の呼び方。
既にだいぶ崩れてはいますが、キチンと決めます。
変わらなければそのままで。
二人称
今まで、オマエ→これから、安価下1
三人称
今まで、アイツ→これから、安価下2
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 23:20:48.41 ID:g6acw+AA0
我が主
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 23:24:42.50 ID:g6acw+AA0
あ、雌モードやエロの状況ではご主人様が良いかも
3人称は下
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 23:27:28.22 ID:2rUc8tNk0
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/05(日) 14:24:00.07 ID:Nj2tbmCA0
完堕ち状態で
「このきちくぅあくまぁ」「お前が悪魔だろ」「こんなのもう(一生嫁として可愛がってもらうしか)ないじゃん」
みたいなやり取りほしい……ほしくない?
63 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/05(日) 21:52:08.36 ID:4LDe8/Op0
男(俺はそのまま発情しているカレルの手を引き、ベッドに押し倒した…………)ドサッ……………

悪魔娘「はぁ………………あっ、んぁっ………………♡」

男「君とはやった事がなかった、愛のあるセックス……………始めるぞ………………」

悪魔娘「ぅ、ん…………………ご主人、様………………♡」

男「ご主人様って…………………」

悪魔娘「呼びたい………………呼ばせてくれ、ご主人様………………♡」

男「………………まあ、好きにしろ」クチュ…………

悪魔娘「あっ、ひぁっ…………♡ ひんっ………………♡ んああああっ♡」プシャァッ♡

男「おっと……………想像を遥かに越える早さで絶頂したな?」

悪魔娘「はぁっ、んあぁっ……………♡ ず、ずっと開発されていたから……………♡ びっ、敏感、にっ……………♡」

男「我慢しなくていい。イきたい時に好きなだけイけ……………誰も、咎めはしない……………」クチュ…………クチュクチュクチュ…………!

悪魔娘「あっ、あああっ♡ んあああっ♡ ふああぁあぁぁああっ♡」ブシャッ! ブシュ、プシャアァッ♡

男「ん、んむ…………んちゅ………………♡」

悪魔娘「んぅっ、んう、むぅっ♡ んんんんんん〜っ♡」ガクッ、ブシュゥッ♡ ビクンッ、ビクッ…………♡

男「ん…………ぷはぁ。はぁ………………おいおい、ビチョビチョじゃないか」

悪魔娘「はぁ、ぁ……………♡ ご主人、しゃ、まぁ………………♡」ビク、ビクッ……………♡

男「ふぅ……………じゃあ、入れるぞ、カレル。本当に、俺の嫁になってくれるな……………?」ボロンッ………! ビギッ、ビギンッ…………!

悪魔娘「はぁ、はぁ…………な、なる…………♡ ご主人様の嫁に、本当の嫁になる……………♡ 子供も、産む…………♡ 沢山、産む……………♡」クパァ……………♡

男「良い返事だ、カレル………………」プチュ…………

悪魔娘「い、一気に、一気に……………♡」ドキドキ…………

男「一気に? …………良いのか?」

悪魔娘「う、うんっ♡ いつもみたいに、一気にいかれたい…………射抜かれたい…………♡ 俺を、俺を串刺しにしてくれぇっ……………♡」キュン、キュン♡

男「分かったよ……………望み通り、一気に…………」ググッ…………!

悪魔娘「はぁ、はぁ♡」

男「挿れてやるっ!」ドボヂュン!

悪魔娘「あ………………ぉお〜っ……………♡ んぉ……………♡」ガクガクッ、プシュッ…………♡

男「ふぅっ……………くっ…………………大丈夫、か……………?」

悪魔娘「ぁ…………………ひっ……………♡ ぉ、ちょ…………ちょっと、くるひぃけど………………らい、じょぶ、だ……………♡」

男(まあ、今までも一気に根元までブチこんでいたからな。身体が、慣れたんだろう……………さて、出だしこそ乱暴にしたが、ここからはねっとり、濃厚に愛してやろう。今回は陵辱が目的では無いのだからな………………)
64 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/05(日) 21:56:34.10 ID:4LDe8/Op0
男「ん、ちゅっ………………んぅ……………」ズズ……………パチュ…………♡

悪魔娘「んぉ…………………ふぁ……………ちゅっ…………♡ ちゅぅ……………♡」

男(このまま、カレルの羽の根本を揉む………カレルのここが性感帯という事も、とっくのとうに確認済みだ………)モミモミ………グリ、クリュクリュ………♡

悪魔娘「ん、んんんんっ!? んぅっ、んむぅっ♡」ビクン、プシャァ………♡ ビク………♡

男「はぁ………ふぅ…………んぅ……………カレル…………カレル………!」ズヂュ………ズズズズ…………バチュン♡ ズリュゥ、ズリュ………コリュウゥッ♡

悪魔娘「はぁっ………ああぁっ…………♡ んぉぁ……♡ んぁああああああっ♡」ブシャ、ビチャビチャ♡ ビグゥッ♡

男(やっぱり、邪気が抜けたのか顔も可愛くなっている………以前までが本当にカレルの本意じゃ無かった、と言うのが分かるな…………)プチュ………ズリュリュリュッ………ボチュゥゥ………♡ ジュズズッ………ドチュゥ…………♡

悪魔娘「あ、ぉ、んぁあ………♡ んぇっ………♡」ビグビグンッ………♡ ブシャァァ…………♡

男「ふぅぅうぅ…………はぁ………ふぁ………そろそろっ、一発目出すぞ…………!」ズチュ……ズグチュゥ…………♡

悪魔娘「あ、ぅん、うん………♡ あ………♡ ご、ご主人様………♡ 出して………♡ 俺の、中に………♡」プシャッ………♡

男「ああ、カレル…………俺の子を………産んでくれ…………!」ズズ………! ズヂュン!

悪魔娘「んぁぁあ……………♡」ギュゥウゥゥ…………!

男「んっ、んぅ……………!」ビュブッ………ビュブゥッ…………!

悪魔娘「ぁ、あああっ♡ んぁああ………♡」プシャァ………♡

男「ぐっ……! ぐぅうううううっ!」ボビュウウウウウウウウウゥウウウウゥウゥゥッ♡ バビュルルルッ♡ ドブドブドグドブゥウゥゥッ♡

悪魔娘「っぇ!? あ゛………♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡ んぉぁああああぁあっ♡ お゛っ♡ ぉお………♡ おぉぉ…………♡」だいしゅきほーりゅどぉっ♡ ギュゥウウゥウゥウウゥゥッ♡

男「ぐぅ、ふぅう、ん、ふぅっ……!」ビョグググググッ♡ ドボブブブブブゥ、ビュールルルルルルッ♡

悪魔娘「はぁ、へひっ………♡ へひぃ♡ は、腹、あつ………♡ あ……あぁ………………♡」ビクン…………♡ ビグビグッ………♡

男「ふ、ふぅ………はぁ………ん、カレル……カレ、ル…………ちゅ…………」ボビュ…………ドク………ドク…………♡

悪魔娘「んむ、んむちゅ…………♡ んぁ…………♡ はぁ、はぁ…………♡」ビグ……♡ ビググン…………♡

男「はぁ………気持ち、良かったか…………?」ナデナデ…………

悪魔娘「あ、ああ…………♡ お、お腹、タプタプになった………♡ んぁ…………♡ ん………♡」キュンキュン………♡

男「ん…………抜くぞ………………」ズ、ズズッ…………

悪魔娘「あ、ぁ…………! んぁあ…………♡」ビク………! ビグゥッ♡

男「んんっ…………!」ズボッ……!

悪魔娘「は、ぁあんっ♡」ドボボッ♡ ドロォ………♡

男「ふぅ……ふぅ…………」

悪魔娘「気持ち、いぃ…………ご主人、様ぁ………♡」

男「ああ………良かった…………」

悪魔娘「はぁ…………ん…………♡」

男「じゃあ、続けようか」

悪魔娘「え………続、き…………?」

男「ああ、カレル………俺の精力が底無しなのは知ってるだろ? ………俺が満足するまでヤって貰うぞ」

悪魔娘「ま、満足するまでって………そ、そんなにやられたら、お、俺、気持ち良すぎて壊れ…………」

男「まあ壊れるだろうな。………でも、俺の嫁になるんだから、それぐらいは大丈夫だろ」

悪魔娘「だ、大丈夫なわけ、ま、待っ…………あ、あぁ…………♡」

65 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/05(日) 21:58:59.64 ID:4LDe8/Op0
〜丸一日後〜

悪魔娘「………あ゛………♡♡♡ …………っぁ……………♡♡♡」カクン、カクッ…………キラッ…………♡

男「ふっ、ふぅっ………ん゛っ………!」ドビュルルルルッ! ビュグンッ♡ ドブブブブッ♡

悪魔娘「ぉ、お゛お゛っ………………♡ あぇっ…………♡」ビクビク…………♡

男「ふぅ、ふぅぅうぅ……………」ドク、ドク…………♡

悪魔娘「ぉ…………ぁ……………♡」プシャッ………チョロロロロ………♡

男(…………そろそろ、良いな…………魔力も十分だろうし………はぁっ……………指輪も、付いているしな…………)ズズッ………ズボンッ♡

悪魔娘「はへっ…………♡ あ゛…………♡」ビグンッ………♡

男「…………おーい、カレル?」ペチペチ………

悪魔娘「あ…………ぁっ…………? ………ぁぁ……………は…………あんっ…………♡ ご、ご主人様……………♡」ドロォ…………♡

男「おはよう、カレル」

悪魔娘「はぁ………はぁ…………気絶するまで、やるなんて…………♡ こ、この鬼畜ぅ………悪魔ぁ…………♡」

男「悪魔はお前だろ?」

悪魔娘「………んぅ………そ、そう言われると…………」

男「………とりあえず、これでもう大丈夫だ。幾らかの魔力は吸収されたみたいだし、そろそろ取り掛かろう」

悪魔娘「取り掛かる…………?」

男「ああ。この『ぬるま湯分割機』を起動する。カレルと、カルルを分けるんだ。…………俺の精子に含まれる魔力でカレルを維持しながらな」

悪魔娘「わ………分かった。今から、なんだな…………ん………♡」コポ………

男「………残念だが、恐らくカレルの人格を維持する事で精子の魔力を使い切る………つまり、精子が死ぬ。だから、受精した卵子も死んでしまう。………今回のセックスで子が生まれる事は無い…………」

悪魔娘「……………そう、か…………」

男「そう悲しむな。そうなっても、また交わえば良い。何度でも、抱いてやるよ」

悪魔娘「ま、また、抱いてくれるのか…………♡」

男「ああ………妊娠するまで何度もな…………」ナデ………

悪魔娘「ぁ…………ご主人、様…………♡」ギュ……♡

男「……………じゃあ、始めるか、カレル」カチャ……

悪魔娘「…………分かった」
66 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/05(日) 21:59:27.18 ID:4LDe8/Op0
男(ぬるま湯分割機、起動………)カシュッ………

男「………気を強く持てよ、カレル。カレルが今のままの自分で居たいと強く思う事が、一番大事だ…………」

悪魔娘「ああ…………俺は、今のままの俺でいたい…………もう、あんな残忍な俺にはなりたく無い…………もう、あんな悲劇を繰り返したく無い…………!」ギュ………!

ぬるま湯分割機「」カチャッ、カチャッ…………カチャカチャカチャカチャカチャカチャ…………!

悪魔娘「…………手を握っていてくれ、ご主人様……………」

男「ああ…………」ギュゥッ…………

ぬるま湯分割機「」カカカカカカカカカッ………! カーーーーーーッ………!

悪魔娘「…………あ、あっ…………!」ズキッ………!

男「カレル………!」ギュッ……!

悪魔娘「あ、ぁああぁああああああぁああぁあああっ!? が、ぁあああぁあああぁあああああああっ! 頭がっ、があぁああああああああああっ…………!」ビキビキッ………!

男「大丈夫だ、大丈夫だ………! カレル………! 君は、君だ…………!」

悪魔娘「はぁっ、ぁあああああぁああっ、がっ…………! ぐぁ…………げ……………」カクン……………

男「……………カレル…………? カレルッ!?」

悪魔娘「………………ごぶっ、ご…………」ボコボコボコ………

男(カレルの腹が、異様に膨らんでいる…………だ、大丈夫なのか!?)

悪魔娘「ごべっ、がぼ…………! ぉ、ぉげぉおおぉおぉぉぁっ…………!」ズルルルルルゥッ! ベチャッ!

男(な、何か吐いてっ……!)

???「……………て、てけり…………」ズル………

悪魔娘「…………げ、げーっほっ……! げほぉっ! げほっ! げほぉっ! ………! ぺっ、ぺっ………!」

男「大丈夫か………!? カレル…………!」

悪魔娘「はぁっ……………はぁっ………………」キラッ……

男(………良かった………指輪が付いているから、人格はそのままのようだ…………)

悪魔娘「あ………ご、ご主人、様…………」ポロ………ポロポロッ…………

男「良かった良かった…………カレル………良く、頑張った………」ナデナデ………

悪魔娘「はぁ……………んぅ…………♡」

???「てけ…………てけり…………」ズルルル………ズルズル…………

男「はっ………! そ、そう言えば、あの黒い塊、カルルは…………!」

吐き出されたカレルの内カルルの部分。一度カレルを経由した事で、中身や見た目に変化はあったか?
不定形なため、大きな変化も可能。安価下。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/05(日) 22:01:00.21 ID:+xdSudP00
見た目には大きな変化はないが、カレルの影響で男に懐くようになった
あと、言葉は喋れないが人型になれるようになった。姿はカレルを幼くした様な感じ。
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/05(日) 22:20:32.26 ID:+xdSudP00
戦闘力とかも書いた方がよかった?
69 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/05(日) 23:46:09.79 ID:4LDe8/Op0
>>68大丈夫です。
70 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/06(月) 11:08:30.97 ID:FXxAYpFG0
カルル「てけりり…………………てけりっ!」ブルルッ!

男(見たところ、前と変わった所は無いようだが……………)プニッ

カルル「てけっ……………!」プル…………!

悪魔娘「ご、ご主人様…………それ、触っても大丈夫、なのか……………?」

男「分からない。前は安全だったが、今はどうか………………」プニプニ…………

カルル「てけり……………」ジー…………

男「……………ん? なんだ?」

カルル「………………てけりり……………♡」スリスリ……………♡

男「………………………」

悪魔娘「なんか……………懐かれてる?」

男「うーん…………一応前も懐いてはいたんだが……………」

男(まさか、カレルに一回戻ったことでカレルの精神に影響されて俺の事が好きになったとか? まさかな………………)

カルル「てけりてけり、てけりりり…………………♡」ゴボ、ゴボボッ、ゴボボボボボ……………!

男「お、おう!?」

71 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/06(月) 11:20:55.76 ID:FXxAYpFG0
男「…………ということで、改めて紹介しよう。今日から奴隷から愛玩マゾ奴隷嫁になった、カレルだ。見ての通り指輪も付いている。因みにこの地位は本人たっての希望だ」

悪魔娘「こ、これからも、よろしく頼む………………♡」

スライム娘「こちらこそ、お願いします」

スララ「うん、よろしくー!」

ドラゴン娘「ああ。男の女となってまた強くなったのだろう? それなら、また手合わせを………………」

ゴブリン娘「ロッソ姉ちゃんって割と脳筋ぎゃよね」ユラユラ

ゴブリン子「んぁー」

乳牛娘「どうもー。うふ…………♡ カレルちゃんの赤ちゃんにもミルク飲ませてあげたいわぁ…………♡」

ウサ娘「また妹ちゃんが出来たよ! …………今まで、色々イジメたりしてごめんね?」

狐娘「赤ちゃん可愛いよ〜♡」ヨシヨシ

狐子「あぶー」

虎娘「私今のカレルには勝てる自信ないわ…………」パキ…………

吸血鬼娘「過去の栄光などこの主殿の前では無意味………妾らは等しく、女なのじゃ。これからよろしくたもぉ」

リザード娘「あいがん………まぞ? ま、とりあえず宜しくだよ。ながよぐしようだ」

デュラハン娘「………………これからは、同じ嫁として…………カレル、宜しく頼む」

サキュバス娘「もーヘンな気起こさないでねー」

サキュバス友「もしまたワルい気が起きたらアタシがまたびちゃびちゃにしてアゲルから、心配しないでいーし♡」

金龍娘『例のごとく我は外からの挨拶になるが、許してくれ。それはともかく…………これから宜しくな』

人魚娘「また男くんのお嫁さんが増えたよぉ…………あ、大丈夫だよ! 確かに男くんには呆れてるけど…………ちゃあんとカレルちゃんも歓迎してるからね!」

男「ほら、カレル。みんな歓迎してるぞ」

悪魔娘「我が、主…………………お、俺は………………本当に、本当に……………………!」

悪魔娘「……………………………ありがとう、ございます……………………!」

男「………………良かった」
72 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/06(月) 11:21:22.25 ID:FXxAYpFG0
スララ「えーと……………ところでとちゃん。そのうしろのこは?」

男「後ろの?」

???「………………////」モジ……………

ウサ娘「うん、気にはなってた。恥ずかしがり屋さんみたいだけど…………まさか、もう新しい子?」

男「うーむ…………そういう事では無いんだが……………説明が難しいな。とりあえずほら、みんなの前に出て来なさい」グイ

???「て、てけり…………………」モジモジ………………

スララ「……………そ、そのこえと、みためは…………………?!」

ショゴス娘「てっ、てけりりり……………」

スララ「かるる………………かるる、なの……………………?」

ショゴス娘「てけてけ………」コクリ………

スララ「かっ………………! かるるーーーっ!」ダダ! ガシイ!

ショゴス娘「てけりっ!? て、てけりり…………」ギュッ……………

スララ「も、もーほんとにどこいてたのぉ! しんぱいしたんだからぁ!」ナデナデナデナデ

ショゴス娘「てけりりり、てけりてけり…………」ショボン……………

男(戻ってきたカルルはなぜか人型になれるようになっていた。人型になる、というのは、形だけではなく肌の質感や中身まで完璧に別物になるらしい。見た目は幼い魔族のようだが、その見た目や雰囲気がとてもカレルに似ている。角や翼こそ無い物の、カレルをそのまま幼くしたような顔つきをしている。体毛はカレルと銀色だが、肌の色は元の姿の色を少し薄くしたような鉛色一色で、全身をその色の絵の具にとっぷりとつけたような印象を受ける。もちろん目は二つに減り、ぱちくりぱちくりと音が鳴るようなまばたきをしている)

男「因みに、元の姿にも戻れるらしいぞ。カルル、戻って見せろ」

カルル「てけりり!」ポヨン!

スララ「あーかるるだぁ……………♡ ほら、ふたりとも。かるるだよー」

スララ子1「あううー」プニプニ

スララ子2「んあぅー」プニプニ

カルル「てけりり〜♪」ポヨポヨ

スララ「ありがと、とちゃん!」

男「ああ」

男(これで本当に、カレルに関することは全部が丸く収まったな………………良かった良かった…………)

カルル「てけりり〜…………………てけり………………」ジッ…………

男「………………………ん?」

カルル「て、てけりっ…………………♡」ポッ……………♡

男「…………………………」

男(………………………気のせい気のせい)
73 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/06(月) 11:26:04.17 ID:FXxAYpFG0
また1ヶ月時が過ぎます(決戦まであと3ヶ月弱→決戦まであと2ヶ月)
次は>>8です。
ココハとハチカの実家の場所(日本の中で)や立地を>>安価下1
…………そして1ヶ月の間にカルルと何かあったかを>>安価下2
いや、まあ何も無かったら何もないで良いんですけどね。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 12:27:42.77 ID:MXI95vjkO
神奈川県
あまり都会ではなく、しかし田舎過ぎずの場所
実家が神社
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 12:31:03.49 ID:+NebdUNXO
流石に何もなかった
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 14:31:35.15 ID:F0TGoo1vo
ナチュラルに横浜県のパロかと思っちゃった
77 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 15:28:16.61 ID:MVbOYNKP0
〜1ヶ月が経った・勇者決戦まであと2ヶ月〜

男(1ヶ月が経ち、スララとスーラの子供がまた増えた…………このまま毎月増えていくと、収集が付かなくなってしまう。ある程度産んだら、出産制限をかけるか………………)

リザード娘「旦那さーん。また魔王さまがら手紙届いてただよー」ガラララ!

男「ん、ああ…………そこ、置いといてっ、くれ…………」ドチュン! ドヂュッ、バヂュ♡

金龍娘「きゅおおおおっ、ぉぉっ、きゅあああぁぁぁっ♡ はきゅっ、はきゅぅっ♡」バタッ、バタタッ♡ ガリッ、ガリガリッ♡

リザード娘「ほいだ。…………………す、凄いだね、旦那さん……………」

男「ああ…………やっぱり、体格差とか、種族とか色々あっ、て…………はぁっ……………妊娠し辛いらしいからな……………出来るだけ、ヤらないとな……………! な、ナギィっ……………!」グィッ!

金龍娘「んきゅっ、んく………んちゅぅ…………♡ きゅううぅぅうう♡」キュン♡ ドキュン♡

男「ぐぅぅぅっ……………!」ビュルルゥゥウウゥゥッ♡ バビュッ、バビュグルルルルッ♡

金龍娘「きゅああああああん、きゅ、くきゅっ♡ きゅ♡ きゅぅぁ………………♡」ガリリリィ……………♡

リザード娘「と、とりあえず失礼するだよ。ここ置いといただがらね。精液かけないようにするだよ…………♡」ジワ……………♡

男「お、ぉぉぉっ…………わ、わかった……………! ぐ、くっ……………!」ドボドボドボドボッ♡ ドボブュルゥゥゥッ♡

金龍娘「きゅあ、きゅ……………♡ きゅぐ…………………♡ ………………♡」ビククン……………♡ ビグッ…………♡ ヒクッ…………♡



金龍娘「………………っゅ……………………♡ ん…………………♡」ビク、ビク…………………♡ ゴボォ、ドポォ……………♡

男(さて………………魔王様からの手紙か………………どんな用事なのだろうか?)ガサ……ビリビリ……………ペラッ…………

男「……………………………………なん、だと…………………?」
78 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 15:30:11.40 ID:MVbOYNKP0
〜魔王城〜

狐娘「急に魔王城に来て、どうしたの男さん?」

虎娘「それに、私達二人きりって………………」ボテッ

男「…………二人にとって、とても大事な話があるらしいからな。忙しい所を、すまない」

狐娘「ううん、いいよいいよ。それに、魔王さまの呼び出しなら仕方ないしね。…………ああ、よしよし。ちょっと、魔王城怖いかなー?」ユラユラ

狐子「ぐず、あぁぁあぁぁ………………」

魔王「すまん、待たせた」カツ、コツ、カツ、コツ……………

狐子「!」ビクッ

狐子「おぎゃっ、おぎゃあっ、んぎゃあああ!」

狐娘「ちょ、よーしよしよし! よーしよし」ユラユラ

虎娘「魔王様泣かせた……………」

魔王「えー、ワシぃ……………? もうまあまあぐずってたじゃないか……………」

男「いえ、魔王様のせいでございます」

魔王「お前まで……………」

男「ほーら、お父さんだよー。えべろえべろばぁ!」

狐子「ぅ………………うー…………………うぐっ、ぐすっ、おああああっ! おぎゃ、んおぎゃあああ!」

狐娘「ご、ごめんなさい魔王様。多分ミルクなんでちょっと待っててください」

魔王「あ、うん。別に良いけどな……………」

79 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 15:30:39.99 ID:MVbOYNKP0


狐子「すぴー……………すぴっ………………」スャア…………

狐娘「良かった……………」ホッ…………

虎娘「寝たわね………………」ヒソヒソ………

男「すいません魔王様……………」ヒソヒソ………

魔王「まあ、子供だからな……………仕方がない。ワシも、無理に呼んですまなかった…………」ヒソヒソ………

男「…………………ところで、魔王様。あの手紙について………………」ヒソヒソ………

魔王「…………………………ああ。今日は、ココハとハチカの二人に話があってな…………」ヒソヒソ………

虎娘「それって…………なんなのかしら……………?」ヒソヒソ………

魔王「………………実は、だな………………………」

魔王「……………………ようやく、この世界と、ココハとハチカの世界との繋がりを見つける事が出来た」

狐娘「えっ…………!」

虎娘「そ、それって……………!」

狐子「ん……………ぅー…………………」

狐娘「あ……………! …………………ご、ごめんねー…………」ユラユラ…………

虎娘「………………で……………その話。詳しく聞かせてくれるかしら…………?」ヒソヒソ…………

(面倒くさくなったから以下ヒソヒソ省略。実際は小声という体で)

魔王「ああ。二人の世界とこちらの世界を繋げる扉を探すに当たって、幾つか目星を付けていた場所はあった」

虎娘「それは………私がいた雪山と、ココハがいた紅葉の森の事かしら」

魔王「うむ。その二カ所が一番何かが見つかる可能性が高いと思い、捜索をしていた。ココハが召還されたあの赤い森は、やはり元凶である石碑が壊された為か特に結界などの特別な力も働いておらず、何も見つからなかった。……………しかし、ハチカが召還されたというあの雪山には、まだうっすらと結界が張られていた」

男「私たちが行ったときには気づきませんでした」

魔王「本当に残り香のような薄さだったから、気づかなくても無理は無いだろう。そして、その結界の中心を探していた所…………とうとう、男が壊した石碑と同じような物を掘り当てる事が出来た」

狐娘「同じ、物…………!」

虎娘「じゃあ、私もココハと同じ方法で召還されたって事……………? あのまま男が来なかったら、私、石碑に食べられてた…………………?」ゾクッ…………!

魔王「いや、それは無かっただろう。雪山にあった石碑は、赤い森にあった物よりも数倍も年期の入った物だった。綺麗ではあるが、数百年の時の中で魂を喰らう力が無くなってしまったのだろうな。しかし、魂を喰らい魔力を維持する力は失っても、僅かに残った魔力でまだ一部の機能は動いていた…………それが、残り香のように薄く張られていた結界と、ハチカをこの世界に召還したという『ゲート』の機能だった」

男「それを通じて、ココハとハチカの世界…………地球に行ける、と? しかし、あれはあくまで召還する装置であって、こちらからあちらに移動できるような物では………………」

魔力「もちろん、仄かに魔力の残り香を帯びている石碑だけでは世界の壁を越えた転移など出来ん。しかし…………お前は持っているだろう? 世界有数の魔力を」

男「……………魔力を大量に使い、召還とは逆のメカニズムで起動させれば……………」

魔王「うむ…………………あるいは、な。しかし、リスクしかないのだ。まず正常に起動するかどうかも分からないし、戻って来れるかどうかも分からない。だから、はっきり言って勧めはせん」

狐娘「それは………………」

虎娘「確かに、危険ね………………」

男「………………………いえ、やってみましょう」

魔王「…………………よし。石碑は移動しても問題が無さそうだったから、魔王城の裏庭に置いてある。……………見てみてくれ」

80 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 15:31:37.54 ID:MVbOYNKP0


虎娘「これが、私を転生させた石碑……………」

狐娘「……………確かに、ボクの時の石碑と一緒だね」

男「触っても宜しいでしょうか」

魔王「うむ。好きにせよ」

男「…………………………」サワ…………ポワワワワワワ……………

男(なるほど…………ココハの時と比べると、やはりとても魔力が弱い……………自立型の魔道具としてはほぼ死んでいると言ってもいいだろう。しかし、転移を司る機能系統は動いてはいないものの壊れてはいないようだ。座標も記録されている……………理解は出来ないが、これがチキュウの座標なのだろう。これなら、もしかしたら…………………)

男「ココハ、ハチカ。もしかしたら、故郷に帰れるかも知れない。…………決行は5日後だ。準備をして来い」

狐娘「………………! わ、分かった…………!」

虎娘「帰れるの、かしら……………?」

男「分からない。確実ではないが、試しに起動、と言うわけにも行かない以上、一発勝負だ。帰れないどころか、死ぬかも知れない……………そんな覚悟を、持ってくれ」

虎娘「………………分かったわ」

魔王「………………気をつけてくれよ、男……………」

男「はい。魔王様。………………万全を期して挑みます」

魔王「……………うむ」

81 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 15:33:42.68 ID:MVbOYNKP0
〜5日後〜

魔王「全員いるか?」

男「はい…………あれ、ココハは?」

狐娘「ごめーん男さん! オムツ変えてた!」タタタタ!

男「おいおい足元気をつけろよ……………」

男「これで、全員揃ったな。準備は良いか?」

虎娘「…………うん」

狐娘「はい…………!」

男「よし、じゃあベルトをつけろ。教えた通りに、しっかりな」

男(このベルトとロープは転移の際に離れ離れにならないための保険だ。俺とココハとハチカとココハの子と石碑を繋げる、命綱だ)ガチャ

虎娘「完了よ」ガチャ

狐娘「ボクもオッケー」ガチャ

狐娘「じゃあ、お願いします…………」

乳牛娘「まかせといてー♪」

狐子「ぅー……………」

男(この5日間、転移の際に魔力が足り無かった時の為と、向こうに行ってからの緊急用に嫁達と自身の魔力を凝縮して結晶化させ魔石を作った。チキュウには魔法が無いらしいから、最悪自然回復が不可能かも知れない。しかし、この大量に凝縮した魔石さえあれば、数ヶ月は今まで通りの生活が出来る。節約すれば、数年は持つだろう)ジャラ…………

男「じゃあ、始める………………」

全員「………………ゴクリ」
82 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 15:34:09.19 ID:MVbOYNKP0
男「………………」サワ………

男(ココハの時のようにブチ壊すためではなく、ただ魔道具として起動するために魔力を注ぎ込む…………)パアァァァアァ…………!

石碑「…………………………」……………………ポゥ……………

男(石碑が、幾何学的な模様の光を僅かに発し始めた。ちゃんと動きはしたな)

男(次に…………転移対象、石碑、俺、ココハ、ハチカ。……………設定完了)パアァァアァァァ…………!

石碑「……………………キ、キキ……………ピピピピピ………………」ポワァァァァァ…………

男(転移先……………チキュウ!)

石碑「ピピッ、ピピピピッ……………ピピピピ!」カァアアァァァァ………………!

男(ぐっ………………! とてつもない量の魔力が吸われる……………! 魔石を一個消費するか……………!)パキィン!

石碑「ピピピピピー!……………ピッ、ピッ、ピッ、ピッ……………」ポゥ…………ポウ、ポポポ………………!

男「よし……………! 転移が始まった……………!」

魔王「うむ………………気を抜くでないぞ、男よ」

狐娘「ど、ドキドキする…………!」

虎娘「無事に転移出来るように、祈るしかないわね………………!」

スライム娘「絶対に、帰ってきてください……………!」

スララ「きをつけてねー!」

スライム子達「「「ぴー」」」

ドラゴン娘「へまをやるんじゃ無いぞ?」

乳牛娘「ダーリンと私の赤ちゃん、ちゃんと抱っこして欲しいから無事に帰ってきてねー? ほら、おかあさんとおとうさんに行ってらっしゃーいって」ポコッ

狐子「あうう………………!」ジワ……………!

吸血鬼娘「主殿なら心配の必要はないのじゃ。頑張って来るのじゃぞ」

ゴブリン娘「けんとーを祈るぎゃ!」

ウサ娘「えっと、弟くーん! 二人のお父さんお母さんに失礼のないようにねー!」

リザード娘「いってらっしゃいだぁよー!」

デュラハン娘「主、気をつけて!」

サキュバス娘「ふたりで♡」

サキュバス友「待っているからねー♡」

金龍娘「きゅるるるるー♡」

悪魔娘「俺も、無事を祈る……………!」

人魚娘「男くんいってらっしゃーい!」

ショゴス娘「てけりりりり!」

男「ああ、みんな」

男「………………行って来る」

石碑「……………ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…………………ピピピピピピピピピピーッ!」

パッ

83 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 15:35:43.93 ID:MVbOYNKP0
〜???〜

男「おっと!?」ガクンッ

虎娘「きゃぁっ!?」スタッ

狐娘「あべ」ドシャッ!

石碑「」ズーン!

男「…………一瞬意識が飛んだと思ったら、急に来たな……………」ガチャ

虎娘「ここは………………紅葉の、森………………?」カチャカチャ………

狐娘「いてて……………まさか、また、戻ってきた?」カチャッ

男「いや、それは無いだろう。空気中の魔力が一切感じ取れない。おそらく、ここは既にココハ達の故郷、チキュウだ」

狐娘「そう、なの………………!」

虎娘「それが分かったのは良いけど…………ここ、どこかしら?」

男「ちょっと待ってろ………………ふんっ!」ピョーン!

男「……………………ふぅっ…………!」スタッ!

狐娘「どうだった?」

男「辺りに目立った人里は無し……………とりあえず、歩いてみるか」ポワワワワワワ…………

虎娘「ん? それは何をしているのかしら」

男「石碑で結界を張っている。こっちの住民に見つかったら面倒だからな。…………回路の方も無事みたいだ。帰れはするな」

狐娘「良かった…………あっちに帰れ無くなったら、どうしようかと……………」

男「…………よし、終わったぞじゃあ行こうか」

現在地、神奈川県のどこか
歩く事にした一行。しばらく歩いていったら何があった? もしくは何がいた?
安価下
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 15:53:30.34 ID:f46qa87A0
商店街に出た
85 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 22:48:28.28 ID:IdXbp7ie0


男(ようやく見つけた道を辿って来てみたのだが、ここは………………)

ワイワイワイ

虎娘「商店街、だわね………………」

狐娘「ここって……………なんか、見覚えがあるなぁ……………」

男「どうやら、無事チキュウに着いていたようだな。俺達は人間の見た目だし、まあ大丈夫だろう」

虎娘「いや、見た目は人間…………とも言えないじゃない。私なんてネコ耳生えてるし、手と足がこうだし…………ココハに至ってはどうするのよこのモフモフの尻尾!」モフゥ

狐娘「それに、新年でも無いのに着物はねぇ……………男さんの格好も、なんて言うか……………中二病?」

虎娘「あー…………もとからこうだったから全然違和感無かったけど、帰ってきてからよく考えて見ると、凄い痛いわね………………」

男「チュウニビョウ……………何故だかとてもダメージを受けた気になるが?」

虎娘「とりあえずこのままじゃダメよ! どっかで変装しないと!」グイグイ

男「あー…………分かった分かった」



狐娘「今日が資源ゴミの日で良かった……………」ホッ

虎娘「犯罪だからね、これ」

男「まあそんな細かいことは今はいいだろ」

男(俺達は人目を避けて一度隠れ、丁度捨てられていた服を拾い着飾った。俺はジーンズとかいう長ズボンに白いシャツ。ハチカはそのままで、ココハはピンクのワンピースを着た。因みに、明らかに人間に見えない部分は頑張って引っ込ます事が出来た。二人の金と銀の体毛だけはどうしようも無かったが、まあなんとかなるだろう)

虎娘「はぁ…………………それはそれとして、再び商店街に来てみた訳だけど………………」

ワイワイワイ

狐娘「人多くない?」

男「だな……………どうやら、『アキマツリ』と言うのをやっているらしいぞ」

虎娘「…………………そう言えばなんであんたこっちの文字が読めるのよ」

男「………………………そう言えば……………………何でだろうな………………?」

狐娘「それは、まあボクたちだってあっちの世界の言葉スラスラ話してたしね?」

虎娘「よく考えると、今私達日本語話してるわ………………」

男「不思議だな………」

狐娘「そんな話は良いとして………………秋祭りかぁ………………」

虎娘「秋祭り………………まさか、私達の地元でやっていた、あの秋祭りかしら?」

狐娘「………………あ! 思い出した!」

男「知っている行事だったか?」

狐娘「うん! 凄い楽しいお祭りなの!」

虎娘「じゃあ、この商店街も、あの商店街なの……………? 見覚えがあるわ……………って事は、ウチがめちゃくちゃ近いんじゃないの!? あの紅葉の森も!」

狐娘「近いね!」

男「そうか…………じゃあ、行ってみるか?」

虎娘「ええ、行きましょう。……………色々、話さなきゃいけないこともあるしね………………」チラッ

狐娘「……………………うん。例えば、ボクの事とか、ね………………」

男「まあその事は二人の家についてからでも考えれば良いだろう。今はとにかく、二人の家に帰ることを考えよう」

狐娘「うん!」

虎娘「そうしましょう。………………………ん?」

警官A「……………………………」チラッ………

警官B「……………………………」チラチラ………

虎娘「……………………………?」スタスタ…………

86 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/09(木) 23:03:28.57 ID:IdXbp7ie0


男「喉乾かないか?」

狐娘「うん、ちょっと」

男「ほい。あっちの世界から持ち込んできた水だ」

狐娘「ありがと! ……………んく、んく、んく……………ぷぁ!」

狐娘「なんか…………そこの公園で飲んだ水と比べてみると、ちょっと汚い……………?」

虎娘「それはしょうがないんじゃ無いかしら。剣と魔法の世界といえど、技術はその程度よ」

男「……………それでも魔王城から持ってきたからあの世界では最高水準の水道設備の水なんだが。こっちの世界の上下水道の完備率が頭がおかしいんだ……………」

虎娘「これが、地球とあっちの世界の差ね………………」

カツコツカツコツカツコツ……………

警官A「ちょっと良いかな」

警官B「……………………」

男「うん…………なんだ?」

虎娘(………………! さっきの二人……………!)

警官A「いやぁ、実は怪しい男女の三人組がいるって通報を受けてね。いくつか質問良いかな?」

虎娘(やっぱりあんだけ人がいたんだから、誰かには怪しまれるわよね………………)

狐娘(け、けーさつ……………!?)

男「…………………こいつらは?」ヒソヒソ………

虎娘「警察よ。あの…………自警団よ自警団。法律を守る自警団。下手なことしないでよ……………!」ヒソヒソ………

男「………………分かった」

どうする?安価下
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 23:05:26.13 ID:1gPLsT4T0
丁寧に答える。場合によってはハチカが身分を明かす。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 23:10:05.95 ID:5vqR6Is3O
姉弟のいた神社に招待されたが
道に迷ってしまったと伝えて案内を依頼する
身分証明については……言語の伝達手段をいじって
外国人が祭りに合わせて予め仮装してきたように見せるとかできれば
89 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/11(土) 10:22:08.07 ID:1+Pu2jSc0
警官A「はい、じゃあまずね、身分を証明出来るものある?」

男「それは、今は持っていない」

警官A「今は持ってない。なるほど。そこの二人とは、どういう関係なの?」

男「2人とも娘だ」

警官A「随分独特な髪色をしてるみたいだけど……………」

男「妻が海外の出身だから、その髪色が出たんだ。姉の方は病気だ」

狐娘「ども」ペコリ

虎娘(病気て…………)

警官A「へー……………じゃあ聞くけど、そっちのお姉さんの方、お腹、大きくない?」

男「ああ、これは肥満だ。ちょっと太ってるだけだ」

警官A「…………うーん」

警官B「………先輩、やっぱりあの子って失踪したこの写真の…………」ピラ………

警官A「…………………」

虎娘(…………風向きが、怪しいわね)

警官A「…………ちょっと君たち署の方に来てくれる? 話聞くから」

男(ヤバイな…………)

どうする。安価下
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 10:37:35.98 ID:O/DE3QHXO
身体能力は>>83見る限り普通の人間よりも遥かに高いままか
従う振りをして隙をついて気絶させて(できれば気絶したことに気づかないレベルで)
持っていた写真を拝借して中身を見る
91 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/11(土) 11:31:39.11 ID:1+Pu2jSc0
男「………分かった」

警官A「はい、じゃあ………」クルッ

男「ふっ……!」トトンッ!

警官A「………?」ドサッ

警官B「ぁ…………」ドサァッ

男「ふぅ………」

虎娘「危なかったわね………」

狐娘「さっきなんか言ってたね」

男「シャシン………とか言うのを見せていたな。どれどれ………?」ガサゴソ……

虎娘「写真って言うのは景色を記録する物よ。多分、私とココハが失踪してからお父さんとお母さんが警察に届けでたのね………」

狐娘「………お父さんとお母さん……探してるんだ…………」

男「………ハチカの写真とやら、あったぞ。ほお、もの凄い精巧な画だ………いや、景色を焼き付けているのか? 原理は分からないが、魔王様のコレクションの景色録機みたいだ………ん? このもう一枚の写真は…………」

狐娘「あ………そ、それ、ボクの前の写真…………な、なんだか、恥ずかしいな…………♡」

男「うん、確かに面影があるな。ココハも、ハチカも、前はこんな姿だったんだな」

虎娘「とりあえずその写真は懐に戻しておいて。起きた時に無くなっていたら、騒がれるんじゃないかしら?」

男「そうだな………で、二人の両親は二人を探しているようだが………真っ直ぐ、その家に向かうか?」

虎娘「そうしましょう。この様子だと、多分私達が失踪してから数ヶ月が経っているわ。知り合いに会ったり、また警察に見つからないように早めに行きましょう」

狐娘「うん。数ヶ月ぶりの家かぁ…………楽しみのような、緊張するような…………」

男「人はいないな………よし、家まで案内してくれ」

〜紅葉の森の中の神社、階段前〜

男「…………ここが、家か………? 長い階段だな………」

虎娘「そうよ。神社って言うの。まあ、神殿みたいなもの…………なのかしら…………?」

狐娘「紅葉の森………もしかしたら、家の周りが紅葉だらけだったから、私もあそこに転生したのかな…………」

男「とりあえず、このバカみたいに長い階段を登ろうじゃないか」

虎娘「バカみたいって言わない!」



狐娘「なんかラクラクの登れちゃったね」

男「まあキュウビになっているし、俺の女になったから身体能力も劇的に上がっているんだろう」

虎娘「あんなに辛かった階段がエスカレーターみたいに………」

男「これがジンジャか………独特な雰囲気の建物だな。俺はこのデザイン好きだな。…………ん? あそこに居るのは…………」

袴男「……………はぁ…………」ザッ、ザッ、ザッ………

袴女「…………………ぅう…………ここ、は…………はち、か……………!」ポロポロッ

袴男「…………泣くな、七芽(ナツメ)…………警察が、探してくれている……………」

袴女「六木(ムツキ)、さぁ、ん……………う、ぅ…………うううぅ……………!」

袴男「………………あ………」

狐娘「…………あ…………!」

虎娘「あれ、って……………」

袴男「あ、ぁあ…………す、すいません、気づかなくて。よ、ようこそ…………」ゲッソリ………

袴女「……………」ゲッソリ………

男(二人揃ってもの凄いやつれているな…………恐らく、様子を見るにこの二人はハチカとココハの両親で、二人をずっと捜していたんだろう……………しかし、肝心のココハとハチカ本人には気づいていないらしい。まあ、これだけ変貌していたら、気付くものも気付かないだろうな。それに、消えた娘達が突然目の前に現れるなんて、思いもしないだろうしな…………)

どうする?安価下
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 12:12:02.14 ID:ixxwzp8A0
悲しんでいる様子に便乗させてもらい
姉弟が失踪するに至った経緯について知っていることを両親から聞き出す
93 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/11(土) 16:55:52.36 ID:SY7X0OKq0
男「……………二人はちょっと外してくれ」

狐娘「えっ、なっ、なんで……………!」

虎娘「どうして、なの………………?」

男「直ぐにでも親に抱きつきたいのは分かる。だが、今のまま失踪したはずの二人が抱きついても、混乱を生じるだけだ。先に情報を集めるために、少し話を聞きたいんだ………………良いな?」

狐娘「うー………………」

虎娘「………………わ、分かったわよ………………変なこと、言わないでよね…………………」スタ、スタ、スタ……………

男(………少し、話し方を調整するか)

男「……………………すいません」

袴男「あ………………はーい。どう、されましたか…………………?」

男「いえ、あの……………そちらこそ、どうされたんですか? そんなに、やせ細って」

袴男「ああ………………実は…………………」

袴女「六木さん………………!」

袴男「いや、いいんだ……………もしかしたら、何か知っているかも知れない………………」ヒソヒソ…………

男「……………あの?」

袴男「ああ……………すいません…………………実は、その………………娘と、息子が行方不明になりまして……………………」

男「行方不明……………!?」

袴男「はい…………………その、半年ほど前に、下の息子の方が出かけたまま帰らず、連絡が来たと思ったら、息子の自転車だけが見つかりまして…………………なぜか、息子が乗っていた自転車だけが信号無視をしたトラックに轢かれたと言うんです。痕跡も、何もかも残さずに、息子だけが消え去ってしまったように………………」

袴女「…………………ぅっ……………………」ポロッ…………ポロッ…………!

男「それは……………不思議、ですね……………」

袴男「誘拐かも、家出かも分からない…………何も分からないまま、私と、妻と、娘の三人で、警察の連絡を待ち続けました……………しかし、1ヶ月たてど、何も見つからない……………それどころか、今度は娘まで消えてしまって…………………それから、半年…………………死んだかどうかも分からない。生きているかも分からない。葬儀も、挙げようにも挙げれない……………………ほんとうに、どうしたら良いか分からなくて……………………最近は、神様に気に入られてしまったと思うようにしています…………」

男「お気の毒です…………………」

袴男「あ、こちら、チラシです………………こちらが息子で、こちらが娘です………………何かあったら、こちらにご連絡ください………………」ピラッ…………

男(さっき警官が持っていた物と同じ写真だな…………息子と娘、と言うより、今は娘と娘、なんなら妻なんだけどな)

ピリリリリ、ピリリリリ…………

袴男「ん、ああ………………ちょっと失礼します………………」ピッ………

袴女「ど、どこから……………?」

袴男「………………警察から……………」ボソッ…………

袴男「はい、煉縄(レンジョウ)です………………はい……………はぁ………………警官がウチの娘に似た子を見た……………はい……………わかりました。お願いします…………………」ピッ………

袴女「………………………今度は、どうかしらね…………………」

袴男「……………………………さぁ」

男(まとめると、どうやらココハもハチカも急にいなくなって半ば死んだ事になっているようだ。この二人はまだ探しているようだが、心の底ではほとんど諦めかけているんだろう……………)

どうする?安価下
安価多くてすいません。
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/11(土) 16:59:44.40 ID:i6fB71GKO
二人を出して事情を説明
二人を幸せなする事とちゃんとたまには帰らせたり、顔をだせるように(こちらの)神に誓う
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 10:15:55.62 ID:X1WIX4nYO
事情をどう説明するかが結構難しいよな
異世界の存在とこちらとの繋がりについての説明
二人と男との現在に至るまでの経緯

何より今のままではこの姿のままだから地球ではちょっと暮らせない
まずは異世界での問題を解決することや
可能であれば元の姿で最終的には返すことを約束か

あとは可能ならば両親に一連の出来事は一旦忘れてもらいつつ
二人は無事で必ず帰ってくるという希望や前向きな感情は
残していくのがベストかね
96 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 12:25:55.71 ID:lT+V5Wg10
男(………………………状況も分かったし、そろそろ話すか……………話す、と言うよりも、見せる、だけどな)

男「…………………あの」

袴男「はい…………………何でしょう?」

男「少しお話がしたいのですが、よろしいですか?」

袴男「話………………娘達の事について、ですか?」

男「…………………はい」

袴男「…………………そういう事でしたら、場所を変えましょう」

袴女「六木さん……………!」

袴男「いい、七芽………………冷やかしでは、ありませんよね………………?」

男「はい。………………大事な話です」

97 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 12:26:30.82 ID:lT+V5Wg10
〜紅葉の森の神社、居住棟〜

袴男「お茶です…………………」

男「ありがとうございます」

男(…………………毒じゃ無いだろうな。まあ、毒でも効きはしないが…………………)ズズ…………

男(…………………普通の茶だ。飲んだことが無い味だな)

袴男「それで………………話、と言うのは?」

男「はい。実はその……………ココハくんとハチカちゃん、なんですが……………」

袴女「………………………」

男「その、今は保護、と言うか、なんというか………………まあ、無事なんですよ」

袴男「なっ………………えっ、なっ!?」

袴女「……………………冷やかしなら、出て行ってもらって結構です」

男「いえ、冷やかしではないです。で、無事は無事なんですが、ちょっと元のままって訳では無くてですね……………」

袴男「え、ちょ、え? ど、どういう?」

袴女「警察呼びますよ!」

男「見てもらった方が早いですね…………ココハ、ハチカ。もう良いぞ」

ガラガラピシャン!

狐娘「お母さん、お父さん!」ガバッ!

袴男「おわっ!?」ドサッ!

虎娘「呼ぶのが遅いわよ……………!」

袴女「あ、え……………………はち…………か…………?」

虎娘「…………………お母さん………………ごめん、色々あって、ずっと戻って来れなかった…………………た、ただ、いま…………………!」ギュッ…………!

袴女「あ、ああ……………八花……………本当に、本当に八花なの……………? 夢じゃ、無いの…………? 幻じゃ、無いの………………?」ポロポロポロ………………!

虎娘「うん………………! お母さん………………! ぅぁっ……………! うああああぁあああぁ…………!」ポロポロポロッ!

袴男「ちょ、じょ、状況が理解、できな、え? え? 誰? その子、え、八花!? え、で、君誰!? この子ダレェ!?」

狐娘「お父さぁあああぁああぁん! 会いたかったああぁああぁあぁあぁぁぁ!」ボロボロボロッ、ボロッ…………!

袴男「え、おとうさ……………え? 家に娘は一人しかいない、が?」

男「ああっと……………その子は、ココハです」

袴男「………………ここ……………?」

袴女「………………………はっ…………?」

狐娘「う、うんっ……………………! お、女の子に、なっじゃっだげど………………ボク、ココハ、だよ…………………!」ズビ……………!

袴男「…………………えーっと……………? 髪が真っ白な八花が帰ってきて………………? 金髪の女の子になった九葉が帰ってきて………………?」グルグルグル……………

袴男「……………………つまりわ、ふたりとも、かえつて、きたんだね…………………」ツーーー……………

袴男「……………はらひれほれ…………………」ドサァッ!

狐娘「お父さぁああああぁああぁぁんっ!?」

98 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 12:27:30.25 ID:lT+V5Wg10


(袴女より改名)虎狐母「わ、私…………………何が、何だか………………」ズキズキ…………

虎娘「とりあえず、布団に寝かせておいたわ…………」ガラガラ………ピシャ

狐娘「すー……………すー………………」モファ…………

男(ココハは泣き疲れて母であるムツメの膝の上で丸まって寝ている。ムツメは頭が痛いと言うように抑えながらもココハの九本の尻尾の魅力には抗えずモフモフと揉んでいる)

虎狐母「く……………詳しく、話してくれる………………? えっと、男さんは、異世界から来て………………?」

男「異世界、と言いますか…………俺の世界から見るとこっちが異世界ですからね。仮に『あちら側』としましょう」

虎狐母「うん…………そ、それで……………あちら側にウチの娘達が転生………? したの、ね?」

男「はい」

虎狐母「うー……………そ、そんな、おとぎ話みたいな世界が存在するだなんて……………まだ、信じられないわ………………」

虎娘「その証拠はさっき見せたじゃない」メキメキ…………!

虎狐母「やめて! これ以上私を混乱させないで! 白虎に変身できる娘なんて知らない!」

虎(娘)「オカーサン、コレガゲンジツヨ…………」

虎狐母「うー…………………………………そ、それは、それとして………………その、あちら側に転生したウチの娘達を、あなたが保護してくれた、って事でよろしいかしら……………?」

男「……………うん、まあ、はい。保護しました」

虎狐母「…………………歯切れ悪いわね?」

虎娘「とっ、とにかく! その………この男さんの助けで、時間はかかったけれど、戻って来れたの……………」

虎狐母「そうなのね………………」

虎狐母「男さん………………本当に、ありがとうございました………………あなたのお陰で、私達はこうしてまた会うことができた………………本当に、感謝しか、無いです……………!」

男「まあ、それが二人の望みだったので………………」

男(捜したのは魔王様だけどな)

男「……………………それで、ムツメさん」

虎狐母「何でしょう、男さん?」

男「実は本題は別にありましてね……………」

虎狐母「…………はい………………?」

男(…………………言って良いな?)

虎娘(良いわよ…………もう、全部言っちゃって)

男「その………………お義母さん!」

虎狐母「え」

男「娘さんを俺にください!」

虎狐母「………………ん?」

虎狐「………………うん、その………保護されてから、色々あってね? 付き合う……………と言うか、そんな形になっちゃって…………………ね…………………♡」ポ♡

虎狐母「…………………どういう、事かな? 男さん?」

男「いや、まあ……………そう言う事ですお義母さん」

虎狐母「お義母さんって言わないでぇ…………………」
99 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 12:28:34.87 ID:lT+V5Wg10
ガラガラピシャン!

(袴男より改名)虎狐父「一眠りしてなんかもう全部吹っ切れた! 話は聞いていたし覗いていたぞ! 異世界? 変身? ドンと来いや! あとお前みたいなどこの世界の馬の骨かわからん奴に娘はやらーん!」

虎狐母「変にこじれるから七木さんは黙っててください」

虎狐父「なぜ! ………………だがまああのセリフが言えたから俺は満足だ」

男「お義父さん、おはようございます」

虎狐父「お義父さん言うな!」

虎娘「でもお母さん、お父さん。はっきり言って、もう選択肢はこれしか無いと思う」

虎狐母「これしか、無い?」

虎狐父「…………どういう事だ、八花」

虎娘「だって……………私とココハ、世間的には失踪しているんだよ? それがこんな姿になって帰って来ただなんて……………公表出来ないでしょ? 私は誤魔化せるにしても、ココハは………………無理よ。性別も変わっているし」

虎狐母「う、うーん……………………あ、あなたは、どうしたいの?」

虎娘「べ、別に、その……………せ、世間体が気になるし………………失踪したまま、って方が…………」

虎狐母「『あなた』はどうしたいの?」ニッコリ

虎娘「男さんのお嫁さんになりたい」キッパリ

虎狐母「そんなー……………」

虎狐父「八花ぁあぁぁ……………」

虎娘「…………と言うか、お母さんに選択権は無いわ。もう実質結婚してるような物だし、多分お母さんが全力で私達を止めても、男さんが許さないと思う」キラリ

虎狐母「そんな、せっかく会えたのに…………」

虎狐父「娘があああ……………娘がえんげーじりんぐをぉおおぉ……………!」

男「お義父さん、お義母さん。俺は、必ず幸せにします。それに、あっちの世界に戻っても、1ヶ月に一回は必ず顔を見せに来ます。ちゃんと、お孫さんのお顔も見せに来ます! だから、娘さん『達』を下さい! と言うか断られても持って行きますが!」

虎狐母「そういう事なら……………ねぇ…………………」

虎狐父「……………………………おい、ちょっと、待て…………………『達』?」

虎狐母「………………………ん?」

男「………………あ」

狐娘「すー……………………すー……………………」キラリ

虎狐母「……………………………」

虎狐父「……………………………」

男「…………………ちなみに、ココハには既に1人の子供がいて、ハチカも今妊娠中です」

虎娘「なんで更に核弾頭投下してんの!?」ポッコリ

100 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 12:29:17.16 ID:lT+V5Wg10


狐娘「…………………ボクが寝ている間に何があったの?」ゴシゴシ………

男「まあその………………色々」

虎狐父「手がぁ、手がぁ!」ズキンズキン!

虎狐母「……………………まさか………………二人揃ってもうお母さんになってるなんて…………………」ズーン…………

虎娘「……………要約すると、私が妊娠した事もあんたが赤ちゃんを産んだことも男が全部話してお父さんが男の頬に渾身のストレートをぶち込んだにも関わらず肉体のレベル差が違いすぎて自分の手首を捻った図」

狐娘「あははは!」

男「なんだ、その…………………ごめんなさい」

虎狐父「く、くそぅ………………!」

虎狐母「…………………はぁ〜………………お母さん、ほんとに、疲労で倒れちゃいそう……………………娘二人を……………お願い出来るかしら………………?」

男「はい。二人とも、幸せにします。そして、1ヶ月に一度は顔を出すと、『こちらの世界』の神に誓います」

虎狐母「………………………うん。あなたなら………………まあ、良いかな……………二人も、幸せにね…………………?」

虎娘「うん、お母さん…………」

狐娘「はい!」

虎狐父「 異世界に
     行った娘は
     母となり
     息子も娘に
     なって子を産む……………」

虎狐母「短歌を読まないで七木さん………………」

101 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 12:29:44.60 ID:lT+V5Wg10


男「なんやかんやあって、今夜は神社に泊めさせて貰うことになった」

虎娘「久しぶりの我が家の布団…………あ、匂い嗅いだだけで涙でそう………………」ジワ…………

狐娘「流石に今日はしないからね! ね!」

男「そんなに言われなくても分かってる。俺は何だと思われてるんだ……………」

男「それにしても、フトンか……………床に敷いていると言うのに、とても暖かく、良い物だ。ふむ…………タタミと合わせて俺達の世界でも再現してみよう。それに、フトンでのセックスと言うのも悪くは無さそう……………」

虎娘「あの…………日本の文化を乱さないでくれるかしら?」

男「でも安定感は抜群だぞ。落ちる心配もないし、濡れてもシーツだけ洗えば良い。一度試したくは無いか?」

虎娘「う、うううううう…………………じゃ、じゃあ、今度、ね…………………」

男「よし………………じゃ、寝るか。今日は疲れただろう」

狐娘「おやすみー!」モフォヮ

虎娘「おやすみ………………ねえ、尻尾一本貸してくれないかしら」

狐娘「いいよー」モフッ

男(……………………平和だ…………………)ウトウト……………

102 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 12:30:13.08 ID:lT+V5Wg10
その夜……………男の夢に何かが干渉して来た。
その何かとは?
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/12(日) 12:42:25.16 ID:X1WIX4nYO
安価かな?
男がかつて地球にいた頃
死にかけた時に働いた大きな力と
そのときの光景や記憶とか

海外で平和貢献活動とかしていて
テロの爆発に巻き込まれたとか
104 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 13:04:40.90 ID:lT+V5Wg10
安価下を書き忘れていました。
>>103を採用です。
105 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/12(日) 13:07:16.57 ID:lT+V5Wg10
あと>>95には気づいていませんでした。
すいません。
106 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 08:23:28.67 ID:xTBdQ34U0


はい、ならんでー。ひとりずつね。ひとり一杯までだよー。



また、テロ…………どうして、テロなんて……………



これは……………チッ……………また千羽鶴かよ…………



おーワクチンが来たか。早速しようか。



あ、かーちゃん? うん、元気でやってるよ。ふんふん。あー、まーそんなかんじ。大丈夫、一応無事だって…………え、おい、マジか……………みんな、危なっ……………! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!

    良か   み な救  く  飛ん   死  な     とぅ    母ちゃ    る        ふ



107 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 08:23:59.81 ID:xTBdQ34U0


男「………………っ!」ガバッ!

男「………………ぜぇっ…………………ぜぇっ………………………!」ダクダク…………

男(い、今の……………は……………………?)

男「はぁ…………………はぁ………………………はぁ………………………」バクバクバクバク……………

男(まるで………………宇宙に放り出されたような極寒……………太陽に放り込まれたような灼熱……………………五感を全て失ったような孤独感……………………それら全てを、一気に味わったようだった……………………あの夢は、慣れない枕だったからとかそう言うレベルの物じゃない………………あれは…………………何かの、記憶……………………?)

狐娘「んぅー………………どうしたの………………? 男さん…………………」ムニャムニャ…………

男「い、いや………………何でもない………………まだ、夜はあけていない…………………ほら、寝てろ……………」ナデナデ…………

狐娘「ん…………………はぁ………い………………」モファ……………

男(もう一度寝る気にはならないな………………少し、外を散歩でもしてるか……………………)

108 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 08:25:11.57 ID:xTBdQ34U0
〜外〜

男「………………………………」テク…………テク……………テク……………

男(………………街の明かりが、明るい………………俺らの世界と比べると、星がいくらか霞んでいるな………………それでも、綺麗な物は、綺麗だな…………………)

ドン

虎狐父「うわっと!?」

男「おっとお義父さん……………すいません」

虎狐父「ん、あ、ああ、君か…………………こんばんは」ペコリ

男「こんばんは……………月が、綺麗ですね」

虎狐父「ん……………!? ま、まさか君、そっちの方も……………!?」

男「え、いや。普通に月が綺麗だなー、と……………」

虎狐父「な、なんだ…………驚かさないでくれ……………男くん。どうしたんだ、こんな時間に……………」

男「ちょっと散歩に………………お義父さんは?」

虎狐父「私は……………なんか、眠れなくてね。ほら…………今日、色々あったからね」

男「大変でしたね」

虎狐父「主に君のせいでね」

男「まあ、座りましょう」

虎狐父「そうしよう。……………よっこいしょ」

男「…………………お義父さん」

虎狐父「………………なんだね」

男「ココハと、ハチカには、はっきり言って、こっちに帰ってきて欲しいんです」

虎狐父「ほお…………それはウチの娘達を捨てる、と言うことかな?」

男「いえ、そうではなく………………彼女達には、彼女達の人生があります。それは、俺の物じゃない。俺と暮らした時間よりも、こっちで、お義父さんやお義母さんと暮らした時間の方が、長く、大切なんです。……………彼女達は、俺の元にいたいと言うでしょうけどね」

虎狐父「……………………つまりは、何が言いたいのかな?」

男「最終的には……………彼女達を元の姿に戻して、お義父さん方にお返ししたいと思います」

虎狐父「…………………彼女達が、それを許すとでも……………?」

男「いえ、本当に返す訳ではありませんよ」

虎狐父「……………ん? どういう事だ?」

男「少し今あちらの世界の方で起きている問題を解決して、ココハとハチカの見た目の問題が解決したら、2人が見つかったと世間に公表して、今まで通り、学校に通い、学んで欲しいんです。せめてこの国のギムキョウイクを網羅したら、本当の嫁入り、という形で俺の所に戻ってきて欲しいんです」 

虎狐父「その義務教育の間は、君はどうするんだ?」

男「もちろん、俺も彼女達を手放す気はありませんから、どうにかしてこの世界とあちらの世界を自由に行き来出来るようなシステムを作りたいと思っています。そして、学校が終わった後でも、休日でも、2人には好きな時に俺の所に通いに来て欲しいんです」

虎狐父「通い妻、ねぇ………………それなら、私達もまあ、毎日娘達を見れて嬉しいなぁ………………」

男「あと、あちらの問題が解決して、こっちの世界でココハとハチカが発見されたという事になるまでは、お義父さんとお義母さんには俺達の記憶を消して貰います」

虎狐父「えっ!? なんで!?」

男「口が滑るといけないですから…………もちろん、1ヶ月に一度の再会の時には記憶は戻しますよ」

虎狐父「せっかく再会したのに………………でも、まあ、そういう事なら…………………」

男「すいません、お義父さん………………」

虎狐父「いやいや…………………娘達を、宜しく頼んだよ……………」

男「…………………………はい」

109 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 08:25:38.79 ID:xTBdQ34U0


チュンチュン…………
ヴーヴー、ポッポー…………

男(結局朝まで空を眺めていてしまった…………………)

狐娘「あー…………男さんここにいたー………………ふぁあぁぁ…………チカおねーちゃんも心配してたよー………………」

男「ああ、すまない。今行く」

男(昨日見た夢のことは、次にまた来たときに調べてみよう……………)

110 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 08:26:05.14 ID:xTBdQ34U0
〜石碑前〜

男「では、色々とありがとうございました。こちらの世界の食事も、とても美味しかったです」

虎狐父「ああ。喜んでもらえて、良かったよ………」

虎狐母「…………まだ見ぬお孫ちゃんにも、宜しくね?」

狐娘「うん!」

虎娘「ちゃんと、お父さんとお母さんの事、おじいちゃんおばあちゃんとして教えておくわ」

男「………………じゃあ、お義父さん、お義母さん。記憶を、消させて貰います。ほら、ハチカとココハもこれを掛けろ」スッ…………

虎娘「え、これって………………」

狐娘「サングラス……………?」

虎狐母「記憶を消す、ねえ……………不思議な感じだわ………………」

虎狐父「…………………と言うか、その銀色のペンっぽいなんだ。何故サングラスをかける」

男「記憶処理に必要な道具です」

虎娘「これもまた、魔王様から借りたのかしら?」

男「ああ。魔王様、大体の物は貸してくれるからな。貸してくれる代わりに、絶対に壊したくはないから細心の注意は払っているけどな。嫁達もたまに借りてるらしいぞ」

狐娘「ボクも今度借りようかなー」

男「オモチャじゃないんだぞ………………」

虎狐母「……………………………嫁……………………」

虎狐父「………………………達?」

男「…………………………あ」

虎娘(また失言を…………………)

虎狐母「どういう………………事かしら?」

虎狐父「……………ま、まま、まさか、お前、九葉と八花を嫁にしているにも関わらず、他の嫁が…………………」

男「ふん!」ペカッ!

狐娘「うわ!?」

虎娘「きゃっ!?」

虎狐母「………………………」ポー……………

虎狐父「………………………」ポー……………

男「ココハも、ハチカも、絶対に戻ってくる。だから、2人とも……………………希望を捨てないでくれ」

虎狐母「………………………」コクリ

虎狐父「………………………」コクリ

男「よし、今の内に転移するぞ。ちゃんと掴まってろ」パァァァァァ…………!

虎娘「ちょ、かなーり強引におさめたよね!」

狐娘「次に記憶戻したときどーすんの!?」

男「それはその時考えておく。それより、静かにしてろよ。舌噛むぞ」

パッ

111 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 08:31:22.05 ID:xTBdQ34U0


虎狐父「………………………あれ…………………」

虎狐母「………………………あら………………?」

虎狐父「なんで俺、こんな所に……………なんか、夢でも見ていたような…………………」

虎狐母「私もだわ………………不思議ね………………?」

虎狐父「…………………………なあ、六芽」

虎狐母「なにかしら……………? 七木さん………………」

虎狐父「二人の部屋を、掃除しようか………………」

虎狐母「ええ、そうしましょう…………………いつ二人が帰ってきても、良いように…………………」ニコ………………♡

112 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 14:44:54.63 ID:xTBdQ34U0
〜また1ヶ月後、決戦まで残り1ヶ月〜

人魚娘「はぁ……………はぁ………………男、くん……………♡ あり、がと…………………♡」

人魚子「んくっ、んくっ………………」チュウチュウ…………

人魚産母「元気な女の子です……………!」

魚人産母「ハーフだから心配だったけど、海の中で産んで正解だったわね」

男(今月になって、アクアが妊娠した。子供の成長速度はとても早く、たった1ヶ月でアクアと俺の子は産声を上げた。また、人魚という種族の性質上、生まれたばかりの子はエラ呼吸しか出来ないため海中での出産となった)

男「がぼごぼががぼごぼべば(無事に産まれて良かったな。アクア似のとても可愛い子だ)」

人魚娘「うふふ……………♡ 昔からの夢だった、男くんとの赤ちゃん……………本当に、嬉しいよ………………♡」

男「べぼごぼべごががご(ああ。ところでそろそろ上がって良いか。息が続かなくなってきた)」

人魚娘「えー………………もうちょっと一緒にいてよぉ………………」ガシッ

男「がぼぼっ、がぼっ、ごぼばっ(いや、すぐ戻ってくるから。な? ちょっと息継ぎしてくるだけだからな?)」

人魚娘「やーだぁ………………♡」

男「がぼぼぼぼ、がばべがぶべら(いやイチャイチャしている暇無いからな? ほんとに息が切れそうなんだってば。俺死ぬよ?)」

人魚産母「アクア様もこう言ってますし、男様ももう少し居たらどうでしょうか?」

魚人産母「そーよそーよ。旦那なんだから、寄り添ってあげないと」

男「がほほぼっ!? ばがべら、ごぼごぼごぼごぼ!(いや、話聞いてたか!? 息! 俺哺乳類! 死ぬっ、ちょっ、アクアアアアアアアア!?)」



ザパァン!

男「ぜはーっ…………! ぜ、はああああぁっ…………………!」

スライム娘「あ、旦那様。どうでした? アクアちゃん」

男「ぶ、無事、生まれた……………ち、チクショウ……………人魚の一族ってみんなああなのか………………!?」

スライム娘「…………………なにがあったんですか」

113 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 14:45:58.97 ID:xTBdQ34U0
〜男の屋敷〜

男「ふう……………………」

人魚子「ぷくぷく、ぷく」パチャパチャ

人魚娘「あははー…………♡」クタァ………

男「………………と言うか、それで良いのか? 金魚鉢って………………」

人魚娘「うん………………人魚の赤ちゃんは陸上にあがるときはみんなこうだよ……………♡」

男「そうなのか…………………あ、そうだ。魔王様が余った風呂桶をくださったから、それを使うと良い。後で持ってきておく」

人魚娘「ありがとー、気が利くー………………♡」

男「じゃあ、俺は少し勇者の事でやらなければいけないことがあるから、外すぞ」

人魚娘「えー、やーだぁ……………」

男「だだこねるなって。君も母になったんだから…………」

人魚娘「じゃあ、ほっぺにお疲れさまのちゅーだけやってー………………」

男「あー………………分かったよ」

男「………………………」チュッ

男「お疲れ様……………よく、頑張ってくれた」

人魚娘「…………………!」ドキッ♡

男「じゃあな」

人魚娘「お、男くんイケメェン…………♡ ほ、惚れ直しちゃったよー………………♡」ニヘラ……………♡

男「………………それは、良かった」…………ニコ

114 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 14:59:59.55 ID:xTBdQ34U0


男「頼んでいた報告書は出来たか?」

ゴブリン長「はい。勇者は以前確認していたよりも1人増え、5人パーティで着々とこちらに向かってきています。計算通り、丁度1ヶ月後に魔王城にたどり着くでしょう。こちらが、報告書です」パラッ

男「ふむ、どれどれ………………」ペラ…………

やっと勇者パーティを決めます。

勇者の仲間・安価下1〜7の中でコンマトップスリーを採用

職業
性別
名前
種族
性格・趣味
能力
武器
強さ
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)

勇者は安価下8〜11の中でコンマ最大値(上との混合を防ぐため職業・勇者と明記してください)

職業・勇者
性別
名前
種族
性格・趣味
能力
武器
強さ
その他(身体的特徴・過去・上記の仲間との関係・等々)

種族などは魔族や魔物意外ならなんでも良いです(魔族や魔物でも勇者パーティにいる相応の理由があれば可)

また、勇者とコンマトップスリー以外に審査員特別賞を一枠用意してます。(以前より1人増えた分)
>>1が一番良いと思ったキャラを採用しますので、安価から外れてもまだチャンスはあります。
ビシバシ応募してください。
115 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 17:07:35.37 ID:eqI2uMuB0
>>115-161が勇者の仲間の安価、
>>162-165が勇者の安価です。
>>166から下も審査員特別賞の範囲内です。
116 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/14(火) 17:08:13.02 ID:eqI2uMuB0
ズレた……

>>117-163が勇者の仲間の安価、
>>164-167が勇者の安価です。
>>168から下も審査員特別賞の範囲内です。
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 05:54:58.66 ID:9oF8RVWTO
職業 モンク
性別 女
名前 マイ
種族 人間
性格・趣味 明るくさっぱりとした性格
能力 徒手空拳と神聖魔法
武器 無し
強さ ハチカなら一人で倒せる
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々) 勇者の幼馴染 貧乳 魔物に両親を殺されたため、恨んでいる
118 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/15(水) 06:02:21.95 ID:i4pgC+2E0
age………
安価は一個ズラしです。
119 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/15(水) 07:41:36.45 ID:i4pgC+2E0
多かったですね。
なかなか来なくて悲しい。
勇者の仲間あと3人を安価下1から3(モンクは決定)
勇者を安価下4でとります。
あとハチカなら勝てる、は、ハチカになら勝てる、と言う解釈でよろしかったですか?
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/01/15(水) 10:26:07.22 ID:4+8igpMDo
ちょっとふわっとしすぎてて逆に難しかったのかも
性別は男でもいいのよね?女の子貼るけど

職業 魔道士
性別 女
名前 ミリア(愛称ミリィ)
種族 小人族
性格・趣味 いわゆるメスガキめいた挑発的な性格。(後述の原因でニヒリストを拗らせた結果で、本来の性格は思慮深く奥ゆかしい)
基本的に他者を見下したような言動を取るが、心を許したもの、及び信頼に値すると判断した相手には相応の敬意を払う
能力 魔法と名の付いたものなら一通り使える。魔族相手でも
武器 魔法メインなので特になし。強いて言うなら魔力増幅の力を持った古めかしい杖を持っている程度
強さ 中々。まともに戦えば魔族でも正面突破は困難と思われる
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)
外見年齢は人間の10歳児程度。実年齢は75歳(人間換算で25歳程度)
ヒトの醜い姿を色々と見たことが原因で基本的に他者を信用していないが、勇者及びその仲間のことは深く信頼している
ちなみに非処女。「過去に色々あった」らしい
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 11:52:20.29 ID:9oF8RVWTO
>>119
はい
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 12:05:18.31 ID:Xf9VqylhO
職業 スカウト
性別 男
名前 プーサー
種族 人間
性格・趣味 クールでニヒル 裁縫が趣味
能力 ダガーや道具などを使って戦う 罠の解除や斥候を得意とする
武器 ミスリルダガー 投げナイフ 煙玉などの小道具
強さ 身体能力は高い方では無いが、器用に立ち回って戦う(ゲーム的にいうならクリティカル、急所狙いのテクニックタイプ)
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)
銀髪
実は初代勇者の妹の子孫だが初代勇者の血縁というだけで人間・魔物の双方に狙われたため隠している
今の勇者とはとある遺跡を攻略する際に手を組んだ。それ以降なんだかんだで友人
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/01/15(水) 12:06:50.11 ID:4+8igpMDo
すみません>>120の投稿者ですが
よく見たら書きかけの部分があったので補足です
能力の所の「魔族相手でも」の部分に「引けをとらない程の強大な魔力を持つ」と追加お願いします
124 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/15(水) 14:18:53.50 ID:c/Qqb3f30
勇者の仲間後1人です。
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:02:39.76 ID:EprC+fURO
職業 僧侶(一応)
性別 女
名前 ガネーシャ
種族 天使
性格 一本気で人の話を聞かない
テンション高めで短絡的に動く
趣味 説教
能力 回復もできるがやたら物理攻撃に長ける
武器 メイスの二刀流
強さ 無鉄砲に動くが神格による加護があり鉄壁
但し無自覚の加護や素質が強い分集団戦闘では足を引っ張る傾向
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)
勇者と出会い世界を旅しろという命を世界を救えと誤認し
勇者一行を振り回すトラブルメーカー
だが神格故の人徳なのか他者には好かれやすく憎めない
水色の長髪に低身長なグラマー
本人は自分の体型を気にせず
しょっちゅう胸を主張させて周囲を困惑させる
126 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/15(水) 20:04:15.77 ID:i4pgC+2E0
最後に勇者です。
127 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/15(水) 20:07:43.38 ID:i4pgC+2E0
安価下
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:47:13.40 ID:LzuHKxLdO

職業・勇者
性別 男
名前 アレン
種族 人間
性格・趣味 優しく穏やか。困っている人がいれば損得抜きで助けてしまうお人好し
しかし故郷を滅ぼした魔物達への憎しみはどうしても消せない
趣味は釣りと楽器(横笛)の演奏
能力 フィジカルもさることながら、魔法も攻撃・補助・回復と一通りこなせる
武器 神々を加護を受けた鎧兜、片手剣と盾
魔族特効の加護を得ており魔族にはかすっても大きな打撃となるだろう
強さ 基礎身体能力はあくまで鍛えた人間のそれを越えないが、神々の加護を受けており並みの魔族では歯が立たない程度に強化されている
その他(身体的特徴・過去・上記の仲間との関係・等々)
黒髪緑目。中肉中背でギリギリ成人していない程度の優男
かつて過激派の魔族により故郷の村の住民をほぼ皆殺しにされており、魔物には並々ならぬ憎しみを抱いている
そこを反魔族派の人々や神々に半ば利用される形で勇者となった
129 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/16(木) 16:34:39.88 ID:jp33m3MC0
男「ふむ……………報告書によれば、勇者パーティは……………

勇者>>128:名をアレン。故郷を魔族に滅ぼされた事を神々等に利用され勇者にされたお人好し優男。神の加護を受けた防具と魔族に大ダメージを与える神の加護を受けた武器を持っている。パーティー最強。

モンク(武闘家)>>117:名をマイ。勇者アレンと同郷であり幼なじみで、両親を魔族に殺されている。武器を持たずに神聖魔法で神気を纏い戦うバトルガール。強さはなかなか。

魔導士>>120:名をミリア。男程では無いものの膨大な魔力を持ち、世界に存在するほぼすべての魔法を使える。幼く見えるが実年齢は高いらしい。パーティーメンバー以外の事は信頼していない。強さはなかなか。

スカウト(斥候)>>122:名をプーサー。身体能力は中の上程だが、小道具やテクニックを駆使し器用に立ち回る事でそれをカバーし、敵の急所や弱点を突くことを得意とする。強さはなかなか。

僧侶?(ヒーラー)>>125:名をガネーシャ。背中に羽根が生えており、また勇者達の会話からおそらく天使と断定。パーティーの回復役として傷を癒すが、二刀のメイスでの近接攻撃もやたら強い。また戦闘は無鉄砲で隙だらけなのだが、加護が働いているのか防御力は有り得ないほど強い。また他人から好かれやすい。無自覚グラマー。強さは勇者にも迫る。

という事だな………………」

ゴブリン長「はい」

男「うーむ………………なるほどな……………天使がいるのが厄介では有るな………………勇者も魔族に強い攻撃力を持っているらしいし、そこに神格がいるとなると、俺はどうにか出来てもこっちの嫁達が危ういな………………」

ゴブリン長「では、私はこれで」

男「ああ、ありがとう。……………あ、そうだ。後で魔王様から斥候部隊に褒美が出るそうだ。よく頑張ったな」

ゴブリン長「………………! ありがたき幸せです………………!」

男「俺に言うな」

ゴブリン長「はっ……………!」

130 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/16(木) 16:38:54.87 ID:jp33m3MC0


〜その頃勇者一行、海友王国〜



勇者「国王陛下、お会いできて光栄です………………」

モンク(人魚王国の国王様……………しし、失礼の内容にしないと)カチコチ

魔導士(人魚王国に来るのは久しぶりよの。なんだか、以前来たときよりも雰囲気が明るくなったようにも思えるの…………?)

スカウト(たしかにここは人魚王国のはずだが…………………アレンは気付いてないようだが、ちょくちょく魚人もいるんだが? なぜ敵対しているはずの魚人が人魚王国に………………?)

天使(わー、お魚さーん♡ 天界にはいなかったからな〜………………下界って、綺麗だな〜………………♡)キラキラ

人魚王「うむ。はるばる良く来てくれた、勇者殿の一行よ。そちらの王から来るという話は聞いていた。まずは我が国のもてなしをしようとしよう」

〜宴中〜

勇者「な、なあ、プーサ」

スカウト「ん、なんだ?」

勇者「僕たちって、確か国王から命を受けて魚人王国を打破して友好関係にある人魚王国を守るためにここに来たんだよな?」

スカウト「ああ………………気付いたか?」

勇者「気付くもなにも……………なんで、宴の席に魚人がいるんだ?」

スカウト「なんなら歓迎の舞にもいたな」

勇者「魚人王国は敵国じゃなかったのか……………? というか、これじゃあ俺達が来た理由が………………」

魔導士「のうのう、ちょっとえーかの」

勇者「どうしだんだ?」

魔導士「なんか、食事の中に以前来たときには無かった食材が多用されてるでの。多分だが、これは深海の食材での」

モンク「深海の……………ん、プリプリしてて美味しい……………!」モニュモニュ

勇者「じゃあ、やっぱり人魚王国と魚人王国は……………」

天使「ん…………んっ…………………ぐすっ………………!」ポロポロポロ……………!

モンク「ってどうしたのガネーシャ」

天使「お、おいひぃよぉ……………………お刺身、おいひぃよぉ…………………お魚さん、綺麗でおいひぃよぉ……………エビさんもトュルントュルンだよぉ………………みんなといっひょにいれて良かったよぉ…………………下界来て良かったよぉ…………………」ポロポロポロ…………

モンク「また美味しくて泣いてるの………………よしよし」ナデナデ………

スカウト「いつも思うんだが、泣くほど天界の食事はマズいのか?」

天使「マズいって言うか…………食べるって言う概念が無かったもん………………もう天界帰りたく無いよぉ………………堕天しちゃうよぉ………………」モグモグパクパク

魔導士「みょほほほほ。それは困ったよの」

勇者「ほんとに困るって……………」

〜宴後〜

人魚王「して、勇者殿。わざわざ海道を使いこの海友王国に訪れたのには、何か理由が有るのであろう?」

勇者「は、はい。実は、私達の王国の国王から命を授かりまして、その………………」

人魚王「うむ。友好関係を築いているあの王だな。なんという命を受けたのだ?」

勇者「あ、えっと、その………………」

勇者「………………魚人王国を打破する手助けをせよ、と………………」

人魚王「なるほどな………………………」

勇者「しかしその…………もうその必要は無さそう、ですね………………」

人魚王「うむ。まだ情報が届いて無かったようだが、我らが人魚族は訳あって魚人族と手を取り合い生きて行くことになった。今は魚人族は深海を出て、日の光の降り注ぐこの場所に住んでいる。今は我らが王国には我と魚人王が君臨しており、人魚王国と魚人王国は併合し海友王国となった。そう王にも伝えておいてくれ」

勇者「わ、わかりました………………」
131 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/16(木) 16:39:22.39 ID:jp33m3MC0
魔導士「………………………」スッ

人魚王「うむ? どうされたか」

魔導士「発言をお許し下さい、陛下」

人魚王「宜しい」

魔導士「ありがたく……………もしよろしければ、なぜあれほどまで対立していた二カ国手を取り合うようになったか、教えてはくれませぬかの」

人魚王「ふむ、そう言うことか………………分かった」

人魚王「詳しくは言えぬが、まあ色々あってな。先に前我が国の元王子ローレンスと前魚人王国の王子セリックが結ばれてな。それで我らも仲良くしようと言うことになって、人魚王国と魚人王国も手を取り合ったのだ」

モンク(………………………ん?)

スカウト(えっ、今の、どういう事………………?)

天使(王子と……………王子………………?………………???)

勇者(お、俺の、聞き間違いか……………?)

魔導士「ちょっ、と、すいません。も、もう一度、おっしゃってもらっても構いませんかの……………?」

人魚王国「うーむ……………まあ、そう言う反応をされるのも無理は無い。見せた方が早いな。丁度二人そろっている時で幸いだった。二人を呼んで来てくれ」

人魚兵「はっ」

勇者(ま、まさか、同性愛とかそう言う…………………)

132 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/16(木) 16:40:35.80 ID:jp33m3MC0


人魚兵「連れて参りました」

人魚姫「はい。何でしょうか父上」

魚人王子「何でしょうか、人魚王陛下。ごぼごぼ」

勇者「………………………………………?」

モンク「………………………………………??」

魔導士「………………………………………???」

スカウト「………………………………………????」

天使「………………………………………?????」

人魚王「戸惑っているだろう。普通に人魚の姫ではないか、と。しかし、この人魚姫ララこそは、元私の息子であったローレンスなのだ。ララ、セリック殿下。こちらは勇者殿ご一行だ」

人魚姫「あっ、その、ご活躍は、話に聞いています。お、俺………いや、私は、元人魚王国王子、現海友王国の姫の、ララです」

魚人王子「へー、あんたらがあの人の言ってた………………あ、いや、何でもない。ごぼっ。ボクが、海友王国の王子であり次期王のセリックだ。ごぼぼぼっ」

人魚姫「で、こ、こっちが…………私達の子の、セルリア、です……………//////」チャプチャプ

人魚姫子「かぷかぷ、かぶぅ」

魔導士「ま、まさかっ…………………書物でしか見たことは無いが……………性転換、ですかの……………?」

人魚王「うむ、その通りだ。まあ、こういう事で我らはもう平和を手に入れている。もう手助けはいらぬが、まあせっかく来たんだ。ゆっくりしていくと良い」

勇者「は、はい……………お、仰せの、ままに………………」

133 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:06:17.72 ID:986Zl0SH0
〜再び男サイド〜

男「えー……………今日君達を集めたのには訳がある」

スライム娘(なんだろう…………旦那様がみんなを集める事なんてそうそう…………あるな)

ショゴス娘「てけりり……………」

スララ「さ〜るる〜」

虎娘「お腹重いい……………」ズシッ

リザード娘「早く話始めるだぁよ」ポッコリ

吸血鬼娘「もしかして、すぐそこまで迫っている決戦の事かのう?」

男「ああ。その事だ。……………みんな、決戦には参加したいだろう?」

デュラハン娘「ああ。必ず勇者を止めたい」ポコッ

サキュバス娘「あたし達も…………」

サキュバス友「敵をメロメロにして倒すし…………♡」ポコッ

人魚娘「私も一応強くなったし、水魔法使えるよー」

男「そうなんだが………………この中に、何人か参加できない者がいる」

ドラゴン娘「…………………まさか、子の事か……………?」ポッコリ

男「ああ、そうだ。子が腹にいる状態での戦いは、母胎にとっても子供にとっても危険だ。だから、決戦と臨月が被った者、臨月の一月前の者は、残念ながら決戦には参加させることは出来ない」

デュラハン娘「…………………!」

男「決戦前に産んでいればまだ参加は出来るが、な………………では、居残りのメンバーを発表する。もしかしたら、参加できる可能性がある、というメンバーも中にはいるがな……………」
134 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:07:08.67 ID:986Zl0SH0
〜不参加メンバー〜

ドラゴン娘(ロッソ)(実際には参加)

乳牛娘(ミル)

虎娘(ハチカ)(実際には参加)

リザード娘(カゲロウ)

デュラハン娘(レイア)

サキュバス友(シシリア)





男「…………………以上6名、決戦に参加させることは出来ない」

ドラゴン娘「やはり、か………………」

乳牛娘「あー……………こればっかりは、仕方が無い…………ですねぇ……………」

虎娘「残念…………ココハ、頼んだわよ」

狐娘「うん、チカお姉ちゃん…………!」

リザード娘「えー、お留守番は嫌だぁよ……………」

サキュバス友「一緒に行きたかったぁ……………」

サキュバス娘「しょうがないし、シシリアちゃん。あたし、頑張ってくるから!」

サキュバス友「うー……………」

デュラハン娘「…………………………」

男「……………………………レイア」

デュラハン娘「…………………ご主人………………様……………………そんな………………………なんで………………………」

男「レイアは強い……………だから、俺も惜しいよ」

デュラハン娘「す、すみません………………拙者が、こ、こんな時期に子を孕んだばかりに………………こんな、醜態を…………………!」ポロ、ポロポロッ……………!

男「レイアッ!」ゴォッ!

デュラハン娘「ひっ………………!?」ビクッ!

ウサ娘「きゃっ………………!?」

金龍娘「あ、主っ………………?」

男「……………………………確かに、子を孕んだ事で、君は因縁とも言うべき勇者との決戦に参加できなくて、悔しいかも知れない……………だけどな。その滞りは子にぶつける物じゃ絶対にない。子は授かった物だ。流石の俺でも………………………怒るぞ?」

デュラハン娘「ご、ごめんなさっ………せっ、拙者………………! あ、ああぁあぁっ………………! うぁああぁあああっ…………………! ひぐあぁあぁぁあっ…………………!」ボロボロボロッ、ボロッ……………!

男「……………………………」ギュッ…………………ナデナデ……………………

135 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:10:20.55 ID:986Zl0SH0
〜とある部屋〜

男(レイアは、本当に勇者との決戦を心待ちにしていたからな………………まあ、悔しくはあるだろうが、子の方が大事だ………………)

ガチャ

狐娘「おとーこさん」

男「うん? どうした?」

狐娘「あれ、珍しくせっくすしてないね」

男「俺だって四六時中ヤってる訳じゃないぞ……………で、用は、もしかして帰省の事か?」

狐娘「うん。今度は、赤ちゃんも連れて行きたいなーって……………♡」ユラユラ

狐子「くぷぅ……………」スヤァ…………

男「ああ、心配無い。じゃあ、準備しろ」

狐娘「はーい!」

136 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:12:54.54 ID:986Zl0SH0
〜再び紅葉の森の神社〜

虎狐父「二人が消えてからもう半年以上………………」

虎狐母「落ち込まないで、五木さん………………いつか、帰って来るわよ」

虎狐父「ああ、そうだな……………ひょっこり、帰って来るかもな………………」

虎狐母「………………………ねぇ、五木さん。あの、こ、今夜も………………」モジ…………

虎娘「……………………」

虎狐父「え……………こ、今夜も、かい…………………?」

虎狐母「は、はい………………また、今夜も……………あ、愛して…………………♡」

狐娘「……………………」

虎狐父「で、でも、ハチカとココハがまだ帰って来て無いのに……………」

虎狐母「だからよ……………二人はいつか必ず帰ってくる。だから、二人のいない今の内に……………ね………………?」

虎狐父「………………………ああ………………そう、だな………………」

虎娘「……………………」

虎狐母「五木さん………………♡」

虎狐父「六芽…………………」

狐娘「……………………」

虎狐母「五木さん………………!」

虎娘「……………………」

虎狐父「むっ、六芽っ………………!」グイッ!

狐娘「…………………あの……………」

虎狐母「あ……………♡」
137 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:13:33.68 ID:986Zl0SH0
虎娘「…………………スウウウゥゥゥゥ……………」

虎娘「どこまで見せられるの私達は!?」ガォォッ!

虎狐父「うおわぁっ!?」

虎狐母「だっ、誰っ!?」

狐娘「…………………まだボクたちが行方不明なのに……………ショック」

虎狐母「あ、え……………………はち…………か…………?」

虎娘「そうだよ私だよ!」

虎狐母「あ、ああ……………八花……………本当に、本当に八花なの……………? 夢じゃ、無いの…………? 幻じゃ、無いの………………?」ポロポロポロ………………!

虎狐父「ちょ、じょ、状況が理解、できな、え? え? 誰? その子、え、八花!? え、で、君誰!? この子ダレェ!?」

狐娘「ココハだよお父さん!」

虎狐父「え、おとうさ……………え? 家に娘は一人しかいな(ry

男「だあぁぁっ! めんどくせえ! 前に一回見たぞこの下り!?」ビカッ!

虎狐父「え………………あっ…………………?」パチクリ

虎狐母「あ、あら、私…………………………」パチクリ

虎娘「………………思い出せた?」

虎狐父「あ、ああ………………思い、出せた…………………」

虎狐母「不思議な感じね……………記憶が無かったときの記憶を覚えてるのって……………」

狐娘「ねえ、お父さんお母さん……………なんで、せっくすしようとしてたの?」

虎狐父「いやっ!? え、えっと、それはその〜……………絶対に帰ってくると信じてたから……………」

虎娘「あの会話って子供がお泊まり会に行っている時にやる会話であって、行方不明になっている時にやる会話じゃないわよ」

虎狐母「なんでかって言われると………………安心してたから、というか、希望に満ちあふれてたから、というか…………………」

男「……………すまない。これに関しては、俺のミスだ。2人が帰ってくるっていう催眠をかけたから、多分緊張が緩みに緩んでいたんだ………………」

虎狐父「そ、そうだそうだ! 君のせいだー、責任をとりなさい!」

虎狐母「そ、そうよそうよ! というか、あなた転移する前にお嫁さんが沢山いるとか言っていなかったかしら!? そんで逃げたわよね!?」

男「ははは。元気な夫婦だ」

虎狐父&母「「笑い事じゃない!」」

138 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:15:04.87 ID:986Zl0SH0


狐娘「ほら、おばあちゃんとおじいちゃんだよー」

狐子「きゅうー、きう、きぷぷ!」

虎狐父「あはは〜♡ おーおー、可愛いなあぁぁ♡」デロォン

虎狐母「お人形さんみた〜い♡ あ、私がおばあちゃんって分かるの〜♡」デロンデロォン

男(やっぱり、孫娘のパワーは絶大だな。さっきまで半ばパニクってた2人も、もうこんなにデロンデロンだ)

虎娘「………………………」ムスッ

虎狐母「あー、なつかしいわねーこのお腹……………ほ、ほら、八花も元は私のこんなお腹の中に入っていたのよー?」

虎狐父「あ、ああそうだ。さ、最初の子供だったから、あの頃は大変だったなー?」

虎娘「………………………」プイッ

虎狐母「………………ほんとーにごめんなさい、ハチカァ………………」

虎狐父「こ、この通りだから、な? 機嫌を直してくれよぉ………………」

虎娘「………………………」ツーン

男(………………と、対局的にハチカはとてつもなく機嫌が悪い。まださっきの二人の会話を引きずっているのだろう。まあ、はっきり言って俺も同じ状況なら、嫌だわな)

男「だからハチカ。あれは俺の刷り込み方が悪かったんだって。もう少し心配させるような刷り込み方をしとけば……………」

虎娘「………………………あんたがそう言うなら、良いわ………………許す」

虎狐父「ほっ………………」

虎狐母「本当にごめんねぇ…………………」

虎狐父「………………………と、こっちの問題が終わった所で」

虎狐母「………………………あなた」

男(やっぱりこっち来たか)

虎狐父&母「「お嫁さんが沢山いるってどういう事!?」」

139 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:15:43.41 ID:986Zl0SH0


男「…………………と言うことでまあその、一夫多妻という形を取っているんです」

虎狐父「魔王……………」

虎狐母「勇者……………」

虎狐父「………………………私達には分からないほど話が大きかった…………………」

虎狐母「つまりその………………仕方なくなのね……………」

男「いや、まあ……………仕方なくと言えば違います。俺は全員を最大限、平等に愛するようにしています。だから、ハチカも、ココハも、他の嫁達も、誰も仲間外れなんていません。許してくださいなんて言いません。ただ、理解して欲しいんです」

虎狐父「……………………………他の世界の事には私達には分からない。自分達の娘の他に嫁がいる、と聞かされたら、誰だって怒る。だがまあ…………………それでも、幸せなんだろう?」

虎娘「ええ」

狐娘「幸せだよ……………♡」

狐子「くきゅぅ……………くぷぅ…………」

虎狐父「それなら…………もう私たちが言うことは何もない」

虎狐母「私たちは、二人の幸せを一番に願っているから。もしひどいことでもされたら、すぐに私たちに言うのよ? ……………その時は煉縄家の全てをかけてあなたたちを取り返すわ」

男「出来る物ならやってみてください。まあ、もとよりひどいことをするつもりは有りませんが」

虎狐母「ええ、望む所よ…………………!」ユラァ………

虎狐父「もしそうなれば私も手加減はしないからな…………!」フワァ………

狐娘「……………なんかお父さんとお母さんの後ろに見えるんだけど」

虎娘「……………気のせいよ気のせい。………………………多分」

狐娘「そこは断定してぇ!」

男「ほう、オーラか…………………興味深いな。是非調査を……………」

狐娘「男さんも食いつかない!」

140 :あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/17(金) 12:16:34.64 ID:986Zl0SH0
〜昼、図書館〜

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ……………

男(………………せっかくこちらの世界に来たと言うことで、俺は以前見た夢について調べる事にした。ココハとハチカに何か調べれるような場所は無いかと聞いたところ、どうやらこの町にも図書館と言うのが有るらしく、早速来て見た。興味深い書物も大量にあるが、読みあさりたい衝動を我慢して新聞記事を調べることにした。しかし、まあ量が膨大だ。どうあってもあの量から探し出すのは困難なため、行き詰まりかと頭を抱えていた所、このインターネットなる物を見つけた。初めてみる機械に最初は電源の付け方すら分からなかったが、図書館の職員に少し使い方を教わった後は完璧に理解した)

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ……………

男(それにしてもこのインターネットは便利だ。調べれば調べた分だけ情報を返してくる。しかし、かれこれ数時間こうしてカタカタしているが、やはり情報が少ないのか夢の中の出来事には行き当たらない。国名らしき単語、なにかの団体らしき単語、人名らしき単語………………思い出す端から打ち込んでいるが、なかなか…………………………………)

カタカタカタカタカタカタカタカタ…………………カタッ

男(…………………………………………お……………………………これは……………………………………)

カチッ

男(俺の…………………………顔写真…………………………)

とうとう男が見つけた自分の前世の情報、安価下3つ(それぞれが矛盾しないようにお願いします)
確定しているのは善意から平和貢献活動をしていたこと。
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 12:32:17.81 ID:Wksc8DjuO
死亡時、全国紙にそこそこ大きくお悔やみ記事が載る程度には界隈で有名な人だったようだ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 13:04:41.26 ID:3QzQ29QaO
当時有名さを利用しようとして寄ってくる女性が非常に多く
それら全てをシャットアウトして清廉潔白に活動していた
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 15:45:44.84 ID:J1thX1qu0
実家は寺
男(前世)を心配する両親の反対を説き伏せて平和貢献活動を行っていた
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/18(土) 11:59:33.50 ID:DvX7mBW1O
男が魔王サイドで転生した理由が重要かな
現魔王はあまり黒幕に向かなそうだし
カレルのような要素が働いたか
もしくは男さん当時性欲溜め込んでいたとか
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