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【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game Re.2

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925 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 00:14:12.43 ID:Y0Ivpgi30
4:的外れだけど別の話を思い出した




【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした】

【開始が遅れて申し訳ない。それも兼ねて再開は明日の早い時間、多分20時くらいからにします】
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 00:15:10.51 ID:+ClSSKx+o
おつ
927 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 20:00:42.12 ID:Y0Ivpgi30
【20:10くらいから再開します。真名当てもするかもですね】
928 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 20:13:41.63 ID:Y0Ivpgi30
【再開】

隠された場所と言えばそういえば、こんな噂話がありましたね。

『100年に一度、薔薇園の薔薇が全て満開になったとき願い事を言うと叶う』
『誰にも見つからず真夜中の時計塔に辿り着けたものは切実な願いを叶えてもらえる』
『学院長室には秘密の部屋の入口があり、そこには万能の願望機が秘蔵されている』

こういった場所にはよくある噂話と思っていましたし、そもそも私が来るより前にあった噂ですが……。

「あ、あぁ……、その話、というか、多分学園にいくつか隠された場所があるのはホントだと思いますぅ……」

意外なところからの援護射撃、毛野原さんに理由を尋ねてみます。

「私はあちこちにトンネルを掘ってる関係で、学園の地下にはそれなりに詳しいんですが」
「もしかしてお前、学園の地盤崩壊させてるんじゃないか? 害獣だ害獣」
「チャチャイレンナ」
「そ、それで……、いくつかの場所でどうしても掘り進めないとこがあって。岩盤とかじゃなく魔術的な障壁で。多分教室とかでもなくて……」

隠された工房、この学園の性質からすれば有り得ないことではありません。
……その工房への入り口を知る人物がマスターなら、そういった場所に隠しておきたいものを置くこともできるでしょう。
場所を確認しておく必要はあるかもしれません。

「場所は分かりますか?」
「は、はい……、覚えてる限りで良ければ……」

毛野原さんの情報を全員で確認しました。……ただ、入る方法がないのですけれども。
そう考えていた私たち、しかし、それをなんでもないようにアーチャーが崩します。

「いえ、私の宝具を使えば侵入は可能ですわね」
「!?」


【アーチャーの宝具を公開します……】
929 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 20:18:53.31 ID:Y0Ivpgi30
◆『永遠の都の奪還(ロード・トゥ・ローマ)』

                                                               へ  ヘ  ヘ
                                                           /\  l  |_| :|  | |  /ヘ
                                                              |   ̄       ̄   ゙ー’  :|
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                                                              「                 `¨|
                                                 ,ヘ ,ヘ ヘ ,へ へ     |                |
                                           ヘ|」 Ll Ll Ll Ll |     :|                |/
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                                      l^l^Ll^Ll^Ll^l|            ∧∧∧,゙|                |ニ
                                      レー‐――――|           | ll ll ll |                |ニ
                               l^Ll^Ll^L|         |           |ニニニニニ|                |ニ
                               l-――‐-|         |           |ニニニニニ|                |ニ
                          rt..rt.r|     |         |           |ニニニニニ|                |ニ
              ⊥          rt_rt_rt_|   |     |         |           |ニニニニニ|                |ニ
             rェl_lェュ      |    |   |     |         |           |ニニニニニ|                |ニ
             ||_|_|_|l    rtrtrtl|    |   |     |         |           |ニニニニニ|                |ニ
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 | |     lニニ|    |__,.┴=―≠、__。以冖┴――'¨¨ ̄         _二=γ彡=‐<三三三三三三>彡ミメ
 | |_。o=―≠''゚´ ̄ ̄          /                 rーァ'´  ,.-≠〃三{ヽ,=ヾヽ`ー=‐''フ¨¨`<._.ノ
 ̄ ̄                                       _,ムイ  ∠三三三彡 _レ' ̄,ィ‐=ミ  /    /
                                              ̄¨¨¬冖'''¨    L>'¨  `ー‐''¨


 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人

 ローマ市を奪還するゴート戦役において、ナポリの街を攻める際に使われなくなった水道橋をたどって
 市内へと兵を送り込み城内に潜入させ、内部から城門を開けて本隊を突入させることに成功した逸話が具現化した宝具。
 この宝具を使用することで拠点への侵入口を見つけ敵に発見されることなく潜入できる。


拠点への侵入宝具!? 私は工房等を持たない魔術師ですが、そっと横目でフェイカーを見ます。

「……これ、僕の工房に使われたらヤバかった奴じゃないかな?」
「そうかもしれませんわね。ですのでこれはあなた方を信用していると考えていただければ。ま、もう1つの宝具を使えば侵入するまでもないのですが」
「……さっきの言葉を取り消そう、レディ。僕の店に一切の侵入禁止で」
「禁止されたから侵入するのですけれども」

しかしこれでアーチャーの情報はかなりそろいましたね。
ヴァンダル族を滅ぼしたローマの将、ゴート戦役等にも参戦し皇帝には疎まれていた……。その性癖はともかくとして、その真名は……。


直下、真名看破。5以上で成功、4以下で真名当て 【情報十分】+2
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 20:20:42.57 ID:oZwc3cZVo
ぬん
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 20:21:06.78 ID:zq/LXD6wo
判定で行けたか(考えるの苦手なので良かった)
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 20:22:05.71 ID:ENGA5UifO
まぁ出てる情報的にベリサリウスかなぁとは思う…
933 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 20:32:57.90 ID:Y0Ivpgi30
7:成功

「アーチャー、あなたはユスティニアス帝の懐刀にして最大のローマに貢献した将、べリサリウスですね?」
「ええ、ここまで情報を出せば分かりますわね。いかにも、私はべリサリウス。猛将べリサリウスですわ」

【アーチャーの真名を公開します……】


┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:アーチャー
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━┓
  【真名】:べリサリウス          【属性】:秩序・中庸
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━━━━┻━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
  【筋】:C       【耐】:C        【敏】:C       【魔】:D       【運】:E         【宝】:B+
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫

                 /  /<:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::>、    ヘ.              |/////|
                    ハ  /:::::; - ´  ̄      ̄` ヽ、::::::ヘ     ヘ              |/////|
                  j  .レ ´.i .i i  j  i     i    `ヽ|     .ハ            |/////|
                    l   f i { .l l  |  ,イ i,ィ .,イ / /   }      |            .|/////|
                l  人 Wト、Nヽ、ト、{ ∨' }ノ }.ノレルイノ!      .|           |/////|
                  j ゞ、ヽ―-メ = _ ゝ、 ___' ==-=チ-レイ /   .|             |/////|
                    |   ゞ个 ィ=ェァc、ヽ   ィ , =ェァc 、.ノィク    λ   ,ィ.      |/////|
                  ノ    ヘ ` 込汐         込汐 /  {   i  ゝ- ク       |/////|
            ゝ=ィ   ノ .ト                   f  i ゝ=イ  弋´         .|/////|
            xく ゞこ´/  jハ.                   λ .ハヘ¨´ヘ   \        |/////|
            //   .7  / `ヘ     `           /人 ハ )  ヘ  ハ.ヘ      |/////|
           j.´{ ,イ  ,イ  f   ゝ、  ` ー ‐-    ./  ヽ }  ,  ヽト、ハ.}.  .__|/////|__
              | f { N{ゝ、.ト、f i   ヽ、        , イ |、_」._ノ},.イ ノ}.ハ リ.)∨ , <__.|/////|  ̄
 ∧ ._____    レ' ゝト、 ヽトヘハト.〉乙ニ_ト> .__ , ≦_っ乙ーナ/ ゞr,レ }ノ  , イ /   |/////トx_
ノ.:.:.У      `ヽ、_    ゝ、 ヘ}}.}=入y乙て厂て乙て> ´_} {/ーzノ乙! ―ァ´/./ー   |/////|
.:.:.:./   ー-==x __ \厂乙sx≧ノ/,// ̄フ´::::Ζ二ニィ≠ >イ  У:::::/フ /  i    リ |/////|
.:{:/   、__   ヽ`x _ヽi_/_∠ナ7::::/::::::/::::::::/   ノ,く~T´  | /::::::/ ./ ./   ノ    j__.|/////| 、__
.:/    `ヽミェ 、 `ゝつ  ./::::/::::/:::::ノ::::::::/  sz_, -イ .!  /:::::::::/   f  .f    ノ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/    ヽ、  ハ.!.:.:`t-イ て.x./:::::::/::::f:::/:::::::::/__て  |  | /::::::::::::;イ      ゝ t-イ
   、  `ヽノ|.:.:.:.:.ゝ、  /::::::::::::::::レ':::::::::::λ  ヘ  ! ィ::´::::::>イ ノ       Υゝ、 __       __
ゝ--<ミ=イ .ノ.:.:.:.:.:.:.:.:>/::::::::::::::::::::::::::::::ノ ヘ  , < ̄:::::::; イ   f    {    {  i    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

AA:ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア (テイルズ・オブ・ジ・アビス)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【クラススキル】
 ◆対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

 ◆単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。


「やっぱりそうか、しかし女性だったとは驚きだな」
「私も後世で男だとされていたのは驚きでしたわ。……まあ、皇帝からは疎まれていたという自覚はありますので、話が歪むのも当然でしょうね」
「疎まれていた理由に心当たりは?」
「一切ありませんわ。多分ナルセスの青瓢箪あたりがあることないこと吹き込んだのでしょう」

……晴れやかな顔で言っていますが、おそらく私への態度からして。……いえ、この話はここまでにしておきましょう。

さて、これで大方の情報交換は終わりましたね?


直下、情報交換の継続

123:終わり
456:ついでだから他の陣営についても真名探ってみましょう
789:拠点とマスターに付いて
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 20:37:44.00 ID:kXM/7kR/o
935 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 20:39:34.52 ID:Y0Ivpgi30
00:特殊判定

                      , -―= ー 、
                  , <         > 、
                      /, --――-- 、 ハ    \
                   /./::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::ヽ|     ハ
               / ム ´      ` ヽ、|     ヘ
               f /           ,イ   リ       |
                    | {、   | .i .ノル∠リイィ/ノ  /  .人
                    ∨.ト、-ヾル'  ̄,ィェュ、ク厶イ  i ハ  匕
                 ヽミィョァ`    込!   ハ.ゝ、_jイ ゝ  `ヽ、
                 ト、ノ∧ゞ’,  :::::::::::::  ゝ  トイ  \  ト,}
              ト、{`フ,イ∧::丶        λ ゝ、  .ト从ノ
           マヽゝ Y イ {_ ヽ. ー-     /イ / ト,ィノノ
           \ ヘ ゞ.ト, jト'-、.ヽ _ , イ_ィチ不(イ´
             \,イて/ /¨>、<!ー=≠⌒レ!>乙てュ、
             {乙て〈 ´ /, へ/:::|:::j:::::::::|      ,ィチ乙て!
             ト、_ λ    ィ/:::::|:/:::::::λ乙て乙てム斗<{
               j.:.:.:.`>!    |::::::::|':::::::::::|ヘ{_ 厶<´.:.:.:.:.:.:.:ヘ
                ト、;r<_.:|    l :::::::! ::::::::::ト;ヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ
              ,/<_  フ'ト、_/ :::::: l :::::::::::!:l::ヘ=y=.:、イ`ヽ <´「
            { / . ̄λ ト.〈:::::::::::|::::::::::::|:j::: ヘ} し'::::}  j  ヘ
             ∧/    { ∨  ハ.__」__」ノT~゙ |:::::::ハ /    ヘ
             { /!         |////∧::゚:::::::!  .|:::::::::∨  /  }

直下

123:襲撃です!
456:そういやアサシンさっきから喋ってなくないですか?
789:???「やっほー」
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 20:41:42.52 ID:+ClSSKx+o
ばかな!?
937 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 20:45:36.71 ID:Y0Ivpgi30
2:襲撃です!

一旦休憩も兼ね、お茶でも入れようかと立ったその瞬間。
何か嫌な予感、抱えていた頭骨が震える予感。同時に、アサシンが私を押し倒し、その頭上を何かがすり抜けていきました。

「何者だ」
「敵襲であることには間違いありませんわね」

即座に臨戦態勢を取ったのはアサシンとアーチャー。フェイカーと私たちはまとまってその二騎の背後に付けます。
攻撃の方向には何かの影。近づいてきたその影は。


直下、襲撃者

123:セイバーの宝具
456:バーサーカー
789:ランサー
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 20:51:02.36 ID:hCqLCHu+O
3人に勝てるわけないだろ!
939 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 21:08:02.22 ID:Y0Ivpgi30
6:バーサーカー

それは巨大な影。擦れ合う金属音。この影を私は知っている。

「バーサーカー!」

禍々しさすら感じる鎧武者は、堂々と私たちを睥睨し、何も語ることなく立っている。
その肩から鈴を転がすような笑い声。くすくすと笑うそれに邪気は無く、闘志すらないように感じさせます。

「あら、たくさんいたのね。アーチャー、アサシン、それにキャスター」

フェイカーが背後で固まったのが分かりました。感情のないバーサーカーの視線がフェイカーを捉えています。
自業自得なので同情の余地はありませんが……。しかしここで戦力を減らすのは避けたい。

「少々不躾な登場ではありませんこと? 招待状を出した覚えはないのですけれども」
「そうね、私もちょっと失礼かなとは思ったのだけど、セイバーとライダーばかり悪者になるのもかわいそうじゃない?」
「……あちらの味方というわけか?」
「私とバーサーカーは誰の味方でもない、というよりも全員の味方よ」
「ならこちらの味方になっていただけませんか? セイバーとライダーの脅威は知っているのでしょう?」

何の意図があっての襲撃かは分かりませんが、ここでバーサーカーとの交戦はマズい。
回数制限こそあれ、復活の宝具を持つバーサーカー相手にここで戦う余裕はまったくありません。

「うーん、そうね、確かにライダーはちょっと困るわ」
「なら」
「でも、依怙贔屓はいけないでしょう?」

……ダメですね、これはおそらく話し合いができない、別のものを軸にしているタイプの相手です。
アーチャーもそれに気づいたのか、目線で私たちにそれを知らせてきます。

「リュコ様、バーサーカーについての情報はご存じ?」
「交戦した際、宝具は確認しました。 >>638 装備からおそらくは日本の武将、後はアサシンが」
「む、どうと言われると困るが、なにかしらよくないものを感じた、おそらくは悪霊に近いものだと思うのだが……」

その情報を受け、アーチャーが考え込みます。バーサーカーの真名に何か光明がないかと考えているのでしょうが……。


直下、真名看破。5以上で成功、4以下で真名当て
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 21:10:20.22 ID:+ClSSKx+o
ふむ
941 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 21:11:46.82 ID:Y0Ivpgi30
2:真名当て

【情報】

・おそらくは日本の武将

・アサシン曰く悪霊の類

・宝具 >>638


↓3まで真名当て。 21:20まで
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 21:17:36.05 ID:mFKflWZxo
平将門
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 21:17:42.27 ID:VMW7pRz0O
平将門?
944 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 21:26:33.85 ID:Y0Ivpgi30
【正解】

アーチャーが軽く手を打ち、弓を引き絞ります。……狙っているのは、バーサーカーの頭部?

「あら、気付いたの?」
「ええ、日本の怨霊であり武士、加えて宝具に見られる"新皇"の文字。それが示すのは」
「……あぁ! 関東の大怨霊、平将門ですかぁ!?」

怯えた声で野々原さんが叫びました。平将門、名前くらいは聞いたことがありますが……!
アーチャーが頷きます。そしてにやりと口元を曲げました。

「ならばその伝承から一つ、明確な弱点があります。それは」
「──────!!!」

バーサーカーがすらりと抜いた刀をそのまま振り落とします。アーチャーは飛び上がり、狙い正確にその部位を。

「こめかみ、そこを貫かれ死んだはずですわ!」


【バーサーカーの真名を公開します……】

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:バーサーカー
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┓
  【真名】:平将門              【属性】:混沌・狂
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
   【筋】:B+     【耐】:A+       【敏】:A       【魔】:B       【幸運】:D      【宝】:B     
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫

                         ┌‐┐                             _ ─==ニ==─ ̄ ̄
            _rヘ┐            |i:i:i:|                     _ ─==ニ==─ ̄ ̄
          /\ <\ 、          |i:i:i:|  /           _ ─==ニ==─ ̄ ̄
         /   〈\_)-]∧〈 ̄\.   |i:i:i:|/      _ ─==ニ==─ ̄ ̄
          ',     ',(\|/∧\__/>--:|i:/_ ─==ニ==─ / ̄/
         ',┌─<)>./\_ ─==ニ==─ ̄ ̄       /i:i:i/
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      乂_ ./.:./ ̄\ }rヘ─/ ̄\.\__ -=ニ ̄ V//:八i:i:i:i:i|,
      寸 :(_./ ̄ 〕/.ノ「「 ̄└┬─:|\/_ -=ニ[ ̄[\ V/〔ニ=-i:i:i:i|
       寸__/ / ./.:ノ込─r_ -= | ̄|.:.:.:.:.:.:.: | /∧. \v/]\i:i:iУ
        「 ̄./-/--[ ̄.:.:.:.:.:.:_ -=ニ].: |.:.:.:.:.:.////ノ.:.:.]|┘|i:i:i)i:/
        ', ',',.:.:.: ̄[ ̄ ̄ イ .:.: |--|-=≦\ ̄ ̄] ̄v/i|i:i:i:/
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AA:レッドフレーム(機動戦士カンダムSEED ASTRAY(MS・メカ))
   レッドフレーム+ガーベラ・ストレート(機動戦士カンダムSEED ASTRAY(MS・メカ))
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
945 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/14(土) 21:27:14.85 ID:Y0Ivpgi30
 ◆『大八幡新皇』
  ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人

                                   ,.ィ
                                  //
                                /./
                               / /
                        ,イ     / /
                       /.i   / ./
                       /.i  /  .人,, ェェュ 、__                     .l ̄ ヽ
                      /.i  ./ ./  >─>= 二≡= --ュ                l   /
                      /.i / /    ,,ェィア"   / ̄ r'' ̄_            .l   /  -≦ ̄
        =@',          /   /   ,,チ彡ヘ}    |  .{ ̄マ ̄マ           ,,ム ≦
.       j '            /  /     ,, _≦//\─/  ヽ  ヽ  i"      ,,  ≦                    ;;
.        k'             i ./ ,, -≦" <_ノ彡> .ト、  .ヽ  .}  }  ,  ≦             j   =@',
.        m '           {,/──‐ャ─'‐─ァ''"  ,,≦>|   .|  ノ" ./                a    .;;,. j '
     =@',           _,,;       .ノi ミ  {,      }ノ  / ノ-、  {                   c_....j,;絲m '
.        ;;,. j '       . '”.       マム{ ヽ .マ、____≧彡三ュ、/ ̄/            ∵ '”.     `_...  鑾a
.      j,;絲m '               `}  ヽ⊥}  ,, <三三三─ア  .l               ∵'”  ~“.... . 濾眦此   '.
          鑾a,───────二二二ム__/ ,,ア三三三三ア /   .|        ” ,      '     `_翊欟眦k'  _;'”
.          濾眦/   / ィェェェェ/ //   ,, チ三三三三三  {    .l                      _,,;..;.;溺軈欟畊ma
.     `_翊欟/   /  l;;;l   ./ ./ミ/    }三三三三三三三三三三}ェ.|           .;;m;;.    .∵'”  ~;  襖欟驂‰ ,
.     _,,;..;.;溺 /   ./  l;;;;}  /ノ三三三三三三三三ア ヽ三三三ア三.l..             “'a'  ’.       瀘軈駄a
.. ∵'”  ~;  /    /  l;;;;;,,チ三三三三三三三三三三ムチ三三ア三ア .{-─''"ヽ                        灑欟畊%”   ,
...       {    / ,, チ三三三三三三三チ≡マ三三三三/   /  ト、   ヽ        ,, ェ≦ア───灘軈欟駄....”,
.          .l   ,,イ三三三三三三三三三三{ / ̄}.}三三/   {    } ` ̄ ̄ ヽ    ,,ェ≦彡ア     ~.  繍蠶軈蠶畊 ‰
....   '_.;灘 \ィ三三三三三三三ア ̄__二二二 }.}三三 ヽ  l    }     `─≦彡      ,, -< ̄ ̄ム蠶軈蠶刪ma
..... ~.  繍蠶軈蠶マ          {          ノノ三三三   {二二≧、       {    ,, -<       ム軈蠶欟畊 .“%”
 `_翊軈蠶軈 ィェ   ィェェェェェェェェェェマヘ、___,,≦三三三三三≧ュ             〉─<       / ̄ ̄マ軈蠶欟刪a
.. ~“瀟軈蠶軈 マlム  マ三三三三三マ三三三三三三三三三三三三三           {      ,, >イ`'c灘軈蠶欟刪‰ ∵'”
....'_.灘軈蠶軈蠶マlム  マ三三三三三三マ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 {   ,,> ''"   マ ~“瀟軈蠶軈刪メ@∵'”

   バーサーカーの鉄身伝説と七人の影武者の逸話が宝具になったもの。
   怨念が体を覆い鋼鉄の硬さを持つ鎧となっている。ただしこめかみは例外である。
   その体はBランク以下の物理攻撃と魔術、Cランク以下の宝具を無効化する。
   またBランク以上の宝具も怨念で影武者を作りだし六回までなら無効化することが出来る。
   Aランク以上の宝具でなら一回に複数の影武者を消費させることが可能である。


【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした】

【次回はおそらく月曜日の22:30前後に】
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 21:32:06.38 ID:+ClSSKx+o
おつ
弱点狙えるなら勝てるな
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/14(土) 21:35:53.23 ID:oZwc3cZVo
おつ
948 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/08/16(月) 18:34:04.08 ID:u+wF6zbA0
【早めのご連絡。帰宅が遅くなりそうなので再開は明日に延期します】
949 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/17(火) 22:34:26.72 ID:cwWtPDqP0
【22:40分頃から再開します】
950 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/17(火) 22:41:06.85 ID:cwWtPDqP0
【再開】

古今東西、弱点のある英雄というものは多い。
ジークフリートの背中、アキレウスの踵、そしてそれと同様に坂東の大怨霊、平将門にも同様の伝説がある。

将門は身体が鉄でできており、それを通すことのできるものはない。ただし、一つだけ弱点がある。
その弱点を宿敵藤原秀郷は射ち貫き、あるいはそれを元に本物を見つけ出し、この新皇は果てたのだと。

そしてその弱点を秀郷に伝えたのは一人の女、愚かで惨めな女。
バーサーカーと化した大怨霊の中には、ただそれへの願いだけが残っている───。


直下、戦況

12:大八幡新皇
3456:拮抗
789:弱点を知るものこそ強し
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 22:46:55.77 ID:iFAobnGTo
はいよ
952 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/17(火) 22:50:52.75 ID:cwWtPDqP0
77:クリティカル!

                 ___  ____
              >'´      ヽ
                 /Vニニニニ{   ム
            / / 7    ム   ム
            / 7 } |  :7i  :}  | {
           7  1/ {   !ノ  1  :| ',
           | ヘ{ ┃、 {┃ }  } i l}
               V iソ   ,、    7;  77 7
                }V、   ┃__y/ム ムレ7
               ノ ^``ヽ┃¨´.イ  ム |
           {  ノi  }`y ´ ム イ  :{
          从 i{ソ__y'´{  { i``` -マ、
           y^ヾ´   l  ヾ ヽ   :ン

直下

123:「しょうがないですわね」
456:「しょうがないにゃあ」
789:「仕方がないかー」
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 22:55:17.97 ID:+ntOnVt80
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 22:58:17.15 ID:qvN3nzuaO
ありがたい展開
955 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/17(火) 23:16:40.29 ID:cwWtPDqP0
7:仕方がないかー

小さく、か弱く、光の中でしか咲けぬ花。ただそこに咲くだけの花。
何の意味もないのにそこに咲き、訪れる者の目に映る。

大きなくともいい、強くなくともいい、美しくなくともいい。
ただそこにいるだけで、それだけで救われることもあるのだ、だから。

「仕方がないかー、バーサーカー、止めよう」
「…………」

それが止めろと言えば止める、死ねと言えば死んでやる。
一つ願うのならば、お前はそんなに賢くなくともいいのだ。俺を守るために、前に立たずとも良いのだ───。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

バーサーカーのマスターがその剣戟の軌跡に割り込み、直前でその刃が抑えられました。
アーチャーも私たちもその様子に一瞬動きを止め、様子を見ます。バーサーカーのマスターが両手をあげました。

「降参するから、よってたかってバーサーカーを倒そうとしないであげて」
「何をいまさら、かかってきたのはそっちでしょうに」
「いや、マスター、対話は大事だ。そちらがそれを求めているのならば応じた方がいい」
「バカかアサシン! 弱点が分かっているうえにこの人数、早くに敵は消滅させといたほうがいいと僕は思うがね!」

喧々諤々、私たちの間でも別れる中、バーサーカーのマスターが耳打ちし、バーサーカーがその刀を降ろしました。

「この刀もバーサーカーの宝具なの。これを下ろさせるだけでも戦う意思はないってことでどう?」
「どうも何も……」

そこまで言われてしまうと……。

「ふん、こんな常套手段に引っ掛かるなよ! こういうのは大体何か抱えてるんだ!」
「キャスターの言い分ももっともですけど……、こちらとしてはここでこれ以上の消耗は避けたいのも事実ですわ」
「分かってくれると嬉しいわ」

にこにこと何のてらいもなく笑うバーサーカーのマスター。
なんだか毒気が抜かれてしまいますが、アーチャーとフェイカーは表情を変えていませんでした。

「ですが、信用に値しないのも事実。何かまだ出せるものがおありでは?」
「うーん、出せるもの? バーサーカーは自害させないわよ? 死んでって言ったら本当に死んじゃいそうで怖いんだもの」
「条件はそれ、この場でバーサーカーを消滅させない。その対価としてその力を貸してほしいのです」
「……なるほど、セイバーとライダー相手に協力してほしいのね?」

うーん、と額に指を当てるバーサーカーのマスター。その様子をアーチャーは油断なく見つめ。


直下、返答

123:ダメだけど情報
456:仕方がないか
789:仕方がないし協力するなら情報
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 23:19:08.36 ID:lvOUXQ8ao
しょうがねぇなぁ(悟空)
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 23:24:37.74 ID:iFAobnGTo
いい感じにセイバーライダー包囲網できてきたな
958 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/17(火) 23:50:00.66 ID:cwWtPDqP0
6:仕方がないかー

むむむとバーサーカーのマスターは唸り。

「仕方がないかー、バーサーカーを助けられたようなもんだしね」

即決しました。え、いいんですか?
アーチャーとフェイカーも少し驚いたようで。

「……なんだいなんだい、案外あっけなく靡いたね。確かにここが適正価格だとは思うが、返答次第ではふっかけられたのに」
「そういうことやってたから嫌われたんじゃないですかぁ……? 人工エメラルドの製造法を独占したりぃ……」
「私としてもわざわざ交戦しに来た以上、もっと悩むかと思っていましたが……」

確かにそうです。……いえ、そうか、さっき言ってたことはそのままの意味なんですね。

「貴女は本当に全員の味方、なんですね?」
「ええ、そう。正確には学園すべての味方」

煙に巻くような言い方ですが、何となく分かります、この言葉には嘘がない。
というよりも、嘘を吐くという考えがそもそもない。
なんでしょうか、私が古いものの影響を受けているからか、どことなく波長が合う。
いや、波長が合うというよりも、もっと根源的な何か。私の起源にすら連なるような……。

「……私はリュコ・コンティノアール、貴女は?」
「そう言えば名乗ってなかったわね。私は千叶星。この学園の守り神……、みたいなものよ」

守り神? そこまで相手が名乗ったところでフェイカーが何かに気付いたように私の前に出、叶星さんの顔をまじまじと見つめました。
959 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/17(火) 23:51:12.31 ID:cwWtPDqP0
「どうしたのかしら?」
「……いや、以前に会った時から何かが引っかかると思ってたんだ。僕のスキルのことも言っていただろう。だがようやく気付いた」
「あら? 今まで気づいてなかったの? 私はてっきり気付いているものだと思って」
「僕は作ったモノしか見てないからな、久々に天然のものを見たんだ、少しくらい目も曇る。僕は悪くないね」
「いったい何に気付いたんですの、キャスター」

アーチャーの問いにフェイカーはため息を吐きます。そして半ば捨て置くようにその体へ手を伸ばします。
バーサーカーが一瞬唸りましたが叶星さんが手を挙げて制止しました。そしてフェイカーの手は

「コイツは人間じゃない。おそらくは形を得た」

その体をすり抜けて。

「精霊ってヤツだよ」


◆受肉精霊(不完全)

       /                      ´_
.        /  -‐……─-  _         ´,
      /  ____    `丶        _
      | / / ̄ ̄``丶    \       ´、         _
     /   ‰  、、    \    \ \    \__,,.‐_,,..二.,_``丶、
      |   {    `'ミx、、  \    \ \      __ア´     \  `丶、
      | :| |  \   \ `¨¨/ ‰      \ ー=彡ク’         \    丶、
     | | | l \  \\ ゚。 / x翁! \    ,  \_____/             \   \
     | | |    \  \\|  j' '′  \  ‘, 〈⌒¨j                \   \
     |八  \ ハ  |\\__彡     И  |i,  \j                  \ \ \
     | |\   \ |_」_,/ッ彼__     ノ |  |i, :|ヽ,|              /       `. 、 \
     | | |\ \ ∧ |、 Y⌒|^\´ __|   i| |.:.:|             /        ‘, ‘.  :,
     | | 人 |\/ ∧_|\‘,ノ\__|´「 / |  :| |l::|         /(           ‘, :   ’
     / ,ノ\ )/ / /     `¨欠   V  :|  i | | l         /\\         i h, ∧
.    /   // / |      /.:.:∧   ゚。\ |八| | |j        /二 〈\\     __ | |_}h i∧
   /     / /  :|     ./.:.:/ :∧   `、 \ | l:/        /´.:.:.:| |.:.:.:\\/x-‐─ | |─| |/∧
.  /   //,゙  :|_/^/.:.:.:. / :∧    \  | /         ハ.:.:. ノ,ノ.:.:.:.:.:.:\ 〈.:.:.:.:.:.:.:.| |.:.: | |i:/∧
     ///⌒¨7´ |:  /.:.:.:.:.:.: /:.ハ     \| /       /| |.:.:.:.:.:.:_ノ゚.:.:.:.:.:.|_,| .:.:.:.:.:. | |.:.:.:| |}i,
/  ///   /   | /.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:|      :|′      /、| |/〉.:.:.:.:「゚.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | |.:.:.:| |.:.i
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    |  ∨  ./ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\    /_,x===ミ       |   | |\\/|.:.:./.:.:.r宀ァ'^'く
   人 / \_/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ / ̄´.:.:.:.:. :.:. ``丶、 |   | | ハ /X⌒X.r┘Y´{り人
 / /   /\,|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄\.:.::◇┌‐┐.:.:.:.:.:::\|   | | | :|/{ロ} } }ヽ `ニ´ イ
./   \  /   |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(い.:.:.:.:.:\ノ====≪.:.:\  :| | //j{ ゝ-くノ⌒>、___r宀'
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   /  \  人.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ー‐‐‐''´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:( // /    \\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:


星の触覚たる古い精霊種の生き残り。
自然界とマナを共有できる精霊種であるため、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることが可能。
ただし、汲み上げた魔力リソースを学園の保護に使っているため、肉体を維持しきれず半霊体のような状態になっている。
真祖に連なる存在のため吸血行動も行えるが、望んで人の血を吸うことはしない。


【というわけでちょっと早いですがエディタの調子が悪いので今夜はここまで、おつかれさまでした】

【次回は金曜日の同じくらいになるかなと】
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 23:56:41.22 ID:nrLIJmEmO
ナンダッテー!?
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/18(水) 06:59:22.60 ID:Ig9MccKko
おつ
962 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/08/20(金) 22:21:26.41 ID:HvczoMpd0
【現在時点で所用が終わっていないため今夜はお休み。明日の20時付近にやります】
963 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/21(土) 19:59:18.78 ID:wjSID9G+0
【20:15くらいから再開しますね】
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 20:10:28.92 ID:bYaKg5g2O
待ってました
965 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/21(土) 20:15:15.12 ID:wjSID9G+0
【再開】

妖精……って。

「それほど、すごいこと、ですよね?」
「と、当然ですぅ! この星の触覚、魔術の根源に近い存在の一つ、それが、なんでぇ……」

既存の魔術大系からは距離を取っていたので実感はありませんが、やっぱりそうですよね。
前に立っているだけでヒシヒシと感じるのはもちろんですし、頭骨もどこか畏怖したような震えを見せています。
それと、毛野原さんさっきの将門の件といいわりと詳しいですよね?

「普通に授業を受けてれば私みたいなポンコツでもちゃんと知ってると思いますけど……」
「ゴシュジン、ソレダトコノネエチャンガ、バカダトイッテルヨウナモンダゾ」
「そうだそうだ、マスターは少し常識がないだけだ」
「貴方がそれを言いますか!?」
「うへへ、ちょっと世間ずれしてるとこも良いですわねぇ……」

やいやいと言い合う私たちですが、そもそもまだバーサーカーのマスター、いえ、星さんを味方にすると決まったわけでは。
と、そちらの方を見るとくすくすと笑っていて。なんだかその表情に毒気を抜かれてしまったのです。

【バーサーカー陣営の協力を得ました。】


直下、5以上で他陣営行動スキップ。4以下で他陣営の暗躍描写
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 20:16:25.75 ID:mQxEViyd0
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 20:16:54.15 ID:bYaKg5g2O
大人しくしてて
968 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/21(土) 20:23:25.97 ID:wjSID9G+0
5:他陣営行動スキップ

とりあえずバーサーカーに一時的な休戦の契約を結び、協力を確約させました。
実際のところ、バーサーカーのような単騎で攻撃力を持っている陣営は多いに越したことはありません。

「嬉しいわあ、普段はあまり生徒の子と話すことはないから、貴女のことも見ていたのよ、肇ちゃん」
「ふえっ」
「大変だったわねえ、とりあえずこの学園の中なら大丈夫だからその間に考えるといいわ」
「……は、はい」

……そういえば毛野原さんのことは何も知りませんでしたね。
この戦いが終わったら話し合ってもいいのかもしれません。


直下、何をしますか? 【五日目・夜(一ターン目)】

1:情報整理(セイバー/ライダー/フェイカーの情報を整理します)
2:戦闘準備(罠を仕掛ける、策を練るなどを行います)
3:コミュ(アーチャー/アサシン/フェイカー/馨/うさぎ/叶星/バーサーカー)
4:自由安価
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 20:25:35.02 ID:LVMXIH3Co
1
970 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/21(土) 20:37:38.24 ID:wjSID9G+0
1:情報整理

「さて、横槍が入りましたが、本題はこれから攻めるセイバー/ライダー陣営のことです」
「ライダーの情報は大体つかめたとして、あとはセイバーだが……、折角合流したんだ、そっちは何か知らないのか?」

フェイカーが水を向けたのは星さん。精霊という立場なら確かに何かを知っている可能性はありますよね。

「うーん、確かに私はこの学園のことなら知ってることも多いのだけど……」
「だけど?」
「教えるって約束はしてないしなあ、それにさっきも言ったけど私はあくまで」

全員の味方、でしたか。……ふーむ、厄介な話ですね。

「ですが今はこちらに与しているのですよ? 何かしら情報を出してもいいのでは?」
「うーん……」


直下、叶星譲歩判定

123:ダメー
456:ちょっとだけねー
789:じゃあ大事なこと一つね
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 20:42:25.62 ID:bYaKg5g2O
あい
972 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/21(土) 20:55:13.87 ID:wjSID9G+0
2:ダメー

「やっぱりダメー。協力は今回だけだから、これ以上は一方的になるでしょ?」
「……仕方がありませんわね、これ以上強要して共闘まで断られれば意味がありませんし」

ということは現在ある情報から整理する必要があるんですよね。

「俺たちが倒した宝具の名前は何かヒントになるか?」
「そうですね、確かセイバーの言っていたのは……【霹靂車】、でしたか」
「……? 霹靂車? それって」

野々原さんが何か気付いたようです。

「何か気付きましたか?」
「えぇと……、でもぉ……、お二人の会ったのは小柄な女性でしたよね? それじゃあちょっと違うかもって」
「何か思い当たることがあるのなら言っておいた方がいいですわよ。実際、私のような例もあるのですし」

アーチャーがそう言うということは、一般的には女性ではなく男性として扱われている人物、ということでしょうか?

直下、5以上で真名看破。4以下で真名判定 【???】+1
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 20:56:27.27 ID:Oi06n0Q1o
974 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/21(土) 21:10:20.42 ID:wjSID9G+0
7:真名看破

しばらく躊躇いながら、毛野原さんが出した名前は。

「えっと……、霹靂車ってのは歴史上では中国の三国時代に確認された投石機の名前、なんです……」
「三国時代というとあんまり詳しくありませんけど、そのまま三国志の時代ですよね?」
「はい、魏蜀呉に別れ覇権を争った戦争なんですが……、その中で霹靂車は魏の兵器です」

分からないなりに頷いておきます。

「話を進めましょう、その魏の英雄がセイバー、というわけですね?」
「はい、……そして、考えられるのはその霹靂車の考案者」

「曹操孟徳ですぅ……」



【セイバーの真名が判明しました】

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:セイバー
┣━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  【真名】:曹操孟徳            【属性】:秩序・中庸
┣━━━━━━━┳━━━━━━━┻━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
  【筋力】:C      【耐久】:C       【敏捷】:C     【魔力】:B     【幸運】:A      【宝具】:B〜A+
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫

              -‐< ̄ ̄ ̄ ̄ ゙ ‐- 、  \
           ./  /           \   \
             /                     \   \
          /  /                 V.  V
            /   l    ',   ',  ゝ---─ァ'  l V.  V
         l   .|  l  ヽ  ヽ. ヽ、¨¨¨´ハ ハ l V.  V
           ,l.    lヽ  \. \  \_二>.ハ. ハ.l   ',.  V
        / l l、  l \  \. \  \ ヽ l | |'   ヽ  V
       l  l  \ \ \. \__..X . \\ / /',     \. \         ./|
       |  |ヽ  .,ィ==x、. ヽ!. /,ィ==≠xヽヽ/.∧ヽ.    \. \     /|/./
       | ∧. \《{ v 。ハk、 ', ,イl 。 ハ .}》 ./  .∧.\    \ >─<  ./
       ∧  \__`゙.ゝ- ´ ,ヽ!  ゝ- ´ノ ./__   lヽ > 、______/
       .∧   >ヽ       , 、 -=彡 ,.<\¨ヽ/ /::\
         \  二ニ=> 、 マ_.ノ.,.イ../',. ヽ ` Y:::::::::::\
          У t-──/ ≧s-≦>' {.',. ', `   |:::::::::::::::ハ
          ./:::::::ヽ;::::::: |:::::∧ ,へ:::::::!. '     }ヽ:::::::::::::::V
    /\_-、 /:::::::::::∧:::::::|/ヽ:○-.A::::::\    / /:V:::::::::::::V
   ./ //>、'::::::::::::::::::〉;::::::::::::::::}/.{::::::::ヽ/!ヽ--イ /:::::V:::::::::::::V
   {   ´ '´//-- 、::::::/ ∧:::::::{三//三}::::::::::∧ヽ--'::::::::::::V:::::::::::::|
    \    ヽヽ:::::::/  .>、::::::::::}/.{::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::V::::::::: |
     lヽ_  /:::::::./  ∧:::\_::::二::::::::::::::-ァ'"\:::::::::::::::::へ:::::: |
     ∧ヾ/::::::/  /::::\:::\--─::::::::´::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::l

 AA:ターニャ・デグレチャフ(幼女戦記)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

 【クラススキル】
 ◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 ◆単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

 ◆騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

以下、詳細不明……



【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした】

【次回は月曜日の20時くらいからできればいいなって】
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 21:11:51.22 ID:/GQjI9Yso
大物だな
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/21(土) 22:39:24.19 ID:ri2L5AVlo
おつ
977 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/23(月) 20:13:35.99 ID:BgMzuw2A0
【20:20くらいから再開しますね】
978 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/23(月) 20:20:50.46 ID:BgMzuw2A0
【再開】

あまり知らないのですけれど……。

「曹操孟徳、それってやっぱりスゴい人なんですよね?」
「ふへっ」

毛野原さんが明らかに鼻で笑いました。即座にフェイカーが小突きます。

「ぴぇっ」
「人を馬鹿にする資格は無いと思うぜマスター。まあ、そちらさんの常識のなさもどうかとは思うが」
「……まあ、自覚はありますので。ところで曹操には剣に関係する逸話はあるんでしょうか?」
「多分倚天剣よねえ」

いてんけん?

「先祖代々伝わる宝剣だそうだけど、あまり物語や歴史の中では出なかったんじゃなかったかしら? あ、これはアドバイスというか常識の範疇だからノーカンね」
「ならばどういった性質を持つかは分からない、ということですわね?」
「そういうことになるか。あと分かっている宝具は砲門だが」
「砲門というよりもアレは権力や武力といった汎用的な攻撃に見えたな。そこから特定することはできないだろう」

真名が分かっただけでも儲けものですが、何かしら策は練りたいですよね……。
先ほどの魔力炉の話もありますし……。


直下、話の進展

123:進まず
456:魔力炉について
789:馬ですよね、【霹靂車】って
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 20:25:38.24 ID:M1qWt2kRO
ぬん
980 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/23(月) 20:35:24.40 ID:BgMzuw2A0
4:魔力炉について

「やはり先ほど話に出てきた魔力炉を探るべきでしょうね」
「同感ですわ。学校の奥に存在する空間、そこが最大の候補地ですけど」

アーチャーがそこまで言ったとき、星さんが首をかしげました。

「どうかしましたか?」
「その話ってアレかな? 『誰にも見つからず真夜中の時計塔に辿り着けたものは切実な願いを叶えてもらえる』とかそういうの?」
「ええ、そうですけど、学園内に広く伝わる噂話だそうで」

私の答えに星さんは頬へ手を当て。何故かバーサーカーがうるると唸り。

「それ、私のことねえ」
「は?」

えっと、つまり?

「……成程、僕は分かったぞ。精霊という特殊な状況のくせに学園中を歩き回ったな?」
「そうなのよ。それで知らない間に噂になっちゃってて」
「そりゃそうだ、まったく精霊って立場を考えろよな」
「いけしゃあしゃあと言ってますがその精霊を宿した使い魔を学園中に放った張本人ですわよね?」
「僕はその問題点を気付いて無視したからノーカンなんだな、これが」

平気な顔で言うフェイカーの脛をうさぎが蹴り上げて黙らせました。
しかし、そうなると話は元に戻ります。セイバーの魔力炉は一体どこに……。


直下、5以上で魔力炉の心当たり 【???】+1
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 20:38:55.77 ID:6SysW9tdo
982 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/23(月) 20:42:13.10 ID:BgMzuw2A0
77:クリティカル!

                     >-=ニニニニ=-<
                 , イ..>-x...y="~"マ....`ヽ
               イ イニニニ=-=ニニニ ',.........‘:,
             //............./..........................V..........',
               /.../.............../..............7-.}-、....V.........ハ
           /.../......}'⌒7{............../....ム..........V....}.....',
            /...7.......7...../从...{..7´i/ V...i....}.....!...从
          ′..|.....yif笊ミx ヽソ ,ィf斧芹ミノ....!....1.......}
          |......{/   {:...:}       {:...:i    ソ....ム、....1
          {......iヘ        i       7.......{ ハ.....!
             ‘:,....乂                  ク7....! ノ....ム
              ,........\    V:::ア      7.....{´......{
             ム..........}>s。..       ..。s个...1........‘,
     ,-y-、 ,_   ) 7.ノ.......__y^ー== --<......从....{.............',
     ム ', ', -< 7  7イ{. γ'´ <-=y^~^=-<`7⌒ヽ(7........l...Χ
     \   7``ヽ ノ....! y´i__ {:::::::ノ ___,ムム  `7..........{.......ヽ
       ``7   Y. . . } ``y=-`¨´``ン  ハ   /............',.......ハ

直下

123:場所を思い出すしなんか閃く(小)
456:場所を思い出すしなんか閃く(大)
789:場所を思い出して閃いてなんか来る
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 20:42:43.81 ID:M1qWt2kRO
ぬん!
984 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/23(月) 21:04:23.97 ID:BgMzuw2A0
1:思い出すしちょっと閃く

……何か隠された場所、ですよね? そういえば。

「アサシン、一つ思い出したんですが」
「ああ、俺も思い出した。不可視の巨大なものを」

以前アサシンに頼んだ偵察の際、隠された巨大な建物 >>636 を見つけましたよね?
位置を大まかに地図で確認し、学園に詳しい二人に示します。

「おそらくそこではありませんか? 野々原さん、もしくは星さん」
「えっと……、多分ここら辺はそんなものはなかったかなぁと、思いますけど」
「そうね、言っちゃうとこの戦争が始まってすぐこれはできてるわ」
「では殆ど確定と見ていいでしょう。ここがセイバーの魔力炉です。さすがリュコ様、惚れなおしましたわ」

別に惚れてくれなくてもいいのですけどね……。ということは少なくともここを攻撃すればセイバーは守らざるをえません。
剣騎同盟と別の場所で戦っていればライダーは分断できる、ということになります。

「そうですわね、幸い戦力は四陣営、二陣営ずつ別れるのが打倒でしょうか」
「分断すれば数の差で押せないことはないだろうけどね、僕は戦力に数えてほしくないが」

そうは問屋が卸しません。そうなるとして、どちらを担当するべきかと考えているとアサシンが袖を引きました。

「何ですか、アサシン」
「俺たちはセイバーがいいと思う」
「理由は?」
「マスターがいるからな」

……また結果だけを話す。

「ではこう聞きましょうか、何故私がいるからセイバーなのです?」
「? マスターは乗りこなす能力を持っているからだ」
「は? ……確かに大体の乗り物は乗りこなせますし、魔術を応用すれば乗れないものは」


【マンモスライダー】
上記の宝具の応用であるマンモス乗りの力。
もっとも、マンモスは現在絶滅しているため、近い質量の重機なら使用方法を知らずとも殆ど完璧に乗りこなせる。
これは仮定の話だが、存在すれば幻獣種をある程度乗りこなすことが可能と推測される。


「そうだろう。だからセイバーから宝具を奪える」
「は? ……ハァッ!?」

それはもしかしなくても……!

「セイバーの【霹靂車】にも乗れるだろう。俺が乗せてやれる」

宝具に乗る。できれば相手の手を一つ潰せる上に戦力は上がる。
そ、それは……、そうかも、しれません、理屈としては分かります。けど……!

「というわけで俺たちは対セイバーだ。残りはどうする?」
「私としてはリュコ様と戦いたいという私欲は置いておいて、セイバーはマスター襲撃の相手です。しかしその一方でライダーには因縁がありますし……」


直下、アーチャーの反応。

12345:対セイバー
67890:対ライダー
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 21:15:26.96 ID:hUOOtVrIo
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 21:15:42.64 ID:azyR9aTm0
987 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/23(月) 21:29:24.61 ID:BgMzuw2A0
6:ライダーの方へ

じっと考え込んだり何となく湿っぽい目で私を見つめたり、地図を確認しながらアーチャーは指を動かしました。

「ええ、私はライダーに向かいましょう」
「因縁を優先するのかい?」
「いえ、おそらくライダーの性質上広範の破壊に長けています。私の第二宝具ならそれへ対抗できるでしょう」
「確かにボクもアサシンもバーサーカーも単体戦の方が得意なのは事実だ。私情は抜きってわけかい」

何処か皮肉気なフェイカーの言葉をアーチャーは笑って受け流します。

「ええ、当然ですわ。それに、これでもリュコ様を信じていますので。惚れた弱みという奴ですわね、ぽっ」
「ドコマデホンシンカ、ワカンナクナルナ、コイツ」

確かに。ですがセクハラのときの手つきは明らかに本気なので夜道で二人きりにはなりたくないですね。

「じゃあ残ったのは私たちとキャスターね、私は別にどっちでもいいわ」
「バーサーカーは純粋な暴力性が長所ですものね。こちらに付いていただければ盾に近い形での運用になるかと」
「ボクはさっきも言ったが戦線に立つタイプじゃないからな」
「……だが、宝具の方はかなり様々なスキルを覚えているんじゃないか?」

アサシンの指摘に少しだけ目を細めるフェイカー。指を細かく動かしているところを見るに図星ですね。

「ほとんど全部の陣営と戦ってますもんね……」
「しっ、マスター、お口チャック!」
「タネが割れている以上黙ってても仕方ありませんよ」

口をひん曲げたフェイカーを放っておいて、どちらを引き連れたいか、という話になりましたが、さて。


21:30から多数決、どちらと対セイバー戦に向かうか。先に二票、21:40で〆切

1:バーサーカー
2:フェイカー
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 21:36:03.48 ID:hUOOtVrIo
1
989 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/08/23(月) 21:41:24.68 ID:BgMzuw2A0
【ここまで】

【そして今夜の更新もここまで、お疲れ様でした】

【次回は水曜日の22:30くらいに。新しいスレも立てなくちゃですね】
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/24(火) 01:30:08.13 ID:Ny5DZkMLo
おつ
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/24(火) 05:57:15.17 ID:dpa8yFvOo
おつ
992 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:14:55.50 ID:R4T4tHFb0
【次スレ: ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1629813275/

【スレ埋め】

「 | |        | i⌒i | |                             ∧        ||
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〕 |         |  |:::::| |__|_                          |:.:: :| \    _|_|_,|__
「 |       ┌┘__|:::::| ̄| ̄:.:|    冂 ̄|   ,|     _ -‐ '~| ̄ ̄|~"' ,|:.:: :|   |   |ニニ.:.:.:.:|ニ|
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|{        | ̄: : |:::::| ̄| ̄:.:l   |  |    レ''"~~"'_ |-‐''"~´,|   |´"''ー|:.:: :|   |__,,|ニニ.:.:.:.:|ニ┃                                              ┃
|_,| | ̄|___| ̄: : |:::::| ̄| ̄:.:| ̄||  |    |=======| |-‐ "´ |   |‐- _|:.:: :|   |: : : :|ニニ.:.:.:.:|ニ┃     ディストピア、反理想郷。この都市はそう成り果てた         ┃
|¨| |.:ニ.:ニ.:ニ.:.| ̄: : |:::::| ̄| ̄:.:|_| ̄ ̄ ̄| ̄|⌒||⌒|| |-‐ "´ |   |‐- _|:.:: :|   |: : : :|ニニ.:.:.:.:|ニ┃                                              ┃
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|「|_|__: : :.:| ̄: : |:::::| ̄| ̄:.:|二二二二二|-‐ |=::|ニ|-‐ "´ |   |‐-/ ̄', \: : : :.:|叩 叩 | 日日
ニ=-‐  ̄ \| ̄: : |:::::| ̄| ̄:.:|二二二二二|-‐ |=::|ニ|-‐ "´ |   |‐-|大大|大|: : : : |叩 叩 | 日日
\       \ : : |:::::| ̄| ̄:.:|二>''^` ̄ ̄二i|=::|ニ|-‐ "´ |   |‐-|凵凵|凵|__|ニ=-‐…¬冖 ¨
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 \ >''\  \ _, ‐ニ¨  |_::: :|i:i:i:i:i:|:::::::_ - "~    _、‐ /:::::::::::::::::::: ┃     ヒトに闘争は認められぬ、ヒトに想像は認められぬ         ┃
‐ ''' ´     \_ ‐ニ¨   _ ‐ニ'|:: :|i:i:i:>'' ´     _、 -'¨| |:::::|二二二二二┃                                              ┃
     _ -ニ¨   _,  -T    .|>''´     _, - '¨| |:::::::::| |:::::|ппппп╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
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          乂    ,ィ、  ヽ,      ヽ.
         ,ィ'/´>‐ '/.i `ー ' ヾ、ノ    ヘ
        ゝ.ィ´   !ーヽ     `ヽ.   ヘ
       ,ィ'´ ̄ 、  {-= ヽ.   -‐ i     ヘ
     ,ィ'     `ヽ、i   `ヽ     i、_   ヽ.                  ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
    ,ィ'      、   ,'    |'ヽ   ヘ  _   \                ┃                 イノリ                .           ┃
    ∨      `ヽ,ィ'     i i.    ヘ,  __   ヽ.               ┃            ヒトに、自由は認められぬ                  ┃
.     i     ―冫'      i .i     ヽ'´     /               ┃                                    .          ┃
     !     '´  i         V      ヽ    /                ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
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       /         ヽ.             ヽ
      ,'          ノ´ヽ         ヽ
993 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:15:26.24 ID:R4T4tHFb0
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 -=ニニニニニ=-          -=ニ二二ニニ=-
.  -=ニニニニニニ=-            -=ニ=-
   -=ニニニニニニ=-
     -=ニニニニニニニ=-     _ , 。 s ≦'ヽ、
       -=ニニニニニニニニ/'",=、 ,-、  c, 、 ヽニニニニニ
        -=ニニニニニニニ彡'´   ヽ. ヽョ=ュ.、 ヽ ヘニニニ                                              イマ
      ,。rf1 ` <ニニニニr'", <ヽ  ヽ. ヽニニ>.、_  へニニ              この都市は停滞している。遥か未来であるべきこの現在が停まることは
    /ニ//1- _ ヘ` <r'"´   _ , ヽ   ヽ ヽニニニ ̄ニニニ
   ,r/ニ//ニ1  ' j l |   , - ' _ vヘ  ヘ  j  ∧ニニニ>''"
.,。rニ/ニ//ニ/ヽ "ヽ l !   , -    } '  /  /  /ニ>''",rョ,                                                 イマ
ニニ/ニ//ニ/ニ∧  jl |  ' ,  ', /  /'  /   /''"  ∠ミミ}                 人理の停止をもたらしかねない。それが来るべきは未来ではない
.ニ/ニ//ニ/ニ/ll1lヽ   |   i  i {  /!  /l   .l   /r‐''"^゙'
ll/ニ//ニ/ニ/1ll1lヽ`'V|   ',  ''l /-l  /.l   l  /'       ,                この閉鎖系に、閉じたガラスの瓶に、我々は刺激を与えるために呼ばれたのだよ
/ニ//ニ/ニ/=1ll1ll, ヽ '|    ', ',`'゙  ヽ/ .l  .l        /
ニ//ニ/ニ/ニ=1ll1 lh ヽ|    , ',     ∨ /        ,  /ニ
ニ//ニ/ニ/ニ/,1ll1 llh.|    ,  ,     /`′    ,/' /ニニ
.//ニ/ニ/ニ//ll1lll1 lh!      ,      l      ,,/' ,イニニ
l/ニ/ニ/ニ//ニ∧lll1 /    , ,'      l     ,r/'' ∠ニニニ                       【最も新しき人理の肯定者】
>='ニ/ニ//ニ/ ∨r'"~゙ヽ.  , '      lミョェ=彡' /=|ニニニ
ニニ>=,//ニ/  У-`   ヽ  、  l ヽ. / `^´ , イニニ=|ニニニ                         【アーチャー:???】
ニニニニニ>//二'> ヘ    ヽ ,   ,イ=ヘ., イニ――''ニニニ
二二l'" ̄    `> 、  へ へ ヽ, イニニニニニニニニニニニ
二二|            ∧   へ へ ヽニニニニニニニニニニニ




                                      __
                   . . : .: ‐‐‐: .: . . .       .: .: .: .: ⌒ヽ
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        __/.: .:'.: .:/.: :′.: .: .: .: }.: .: .: .: .: .: .: .v乂//ア⌒.:<\ .: .: .: .: :.                【了解! じゃあとりあえず、魔女を倒しに行こうか!】
         ⌒7.: /.: .: :'.: .: .: .: ./.: .: 人.: .: .: .: .: .: .:.i.: .: .: .: .: .: .{   ',:i.: .: .:
         '.: イ.: .: .:.i.:、i.: .: :/.: :/⌒',.: .: .: .: .i.: }.: .: .: :}: .: .: ',  }八.: :'               ニア【うん、この特異点を解決しよう】
          }' {.: .: :/{ぇ{.: .:/}/¨ ─ -v.: .: .: .: }.:八.: .: .: .: .: .: .:\ ⌒)/
          八.: :' .: :八.:(   '^¨灯:(_}.: .: : /⌒Y.: .: '.: .: .: .: .: .: \
      ___/.: .:ヽ{.: 「⌒ ヽ    乂ツ .: :/ ,.: }/.: :/.: .: .: .: 、.: .: .: :\ __ ,
     ⌒7.: .: .: .: .: :圦      .:.:.:⌒¨¨´  __/.: :/.: .: .: .: .: .:\.: .:<_¨¨⌒
      , .: .: .: .: :/.:.ハ` 一     ,.  /.: .: .: :/.: .: .: .: .: .: .: .:.\(¨¨⌒
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      八.: .: ./{.: .:, /.: .: .: .:_ハ_ハ⌒ /.: .: .: .: .人.: .: .: .: .: .\.: .: .: .: .: \_
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994 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:15:55.34 ID:R4T4tHFb0

                       ___
                 _r=<⌒'/    〕iト .,
                √`ヽ、V '/        ヽ
                ム==ミ、:{/⌒ヽ  、 \  .∧                         ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
               f´-=ミ:、ヾ{if','///∧ .‘, .\ .∧                         ┃                                              ┃
               }  , -=ァ─<r'─:}∧ ∧\ .\.l                         ┃   思考を失った人々の中で、もがかざるをえない者が立つ       ┃
              〈/// u      .|| V:、 \ \ .|                         ┃                                              ┃
               .}./// -‐==ニ=サニ=ヾ\ .\ ヾ!                         ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
               fヽ/{ ____ ,ji Vt:、_彡ヘ .ヽ|
                    | ∧!_´¨-tッ‐ァ l  l∧-tッ=j = Vヾ!
                 v i.  `三彡:l  l/iミ三´  .l  }
               /v .! u    |  .|       l /、
              /  Y    f’ !:. .: ! }、    .レ' V \
              /  /   |  /イ≧=-=≦¨ヾヽ  .l   V  〕iト .,              わ、私は……、党の言葉は正しいのだと思う
       . 。s≦ //   .∧  (从ィvj人ivトv仆}  /   ∨     〕iト .,
   . 。s≦    / ./    l  ',  >===<  /ヽ    ∨                 だが、だが、私は、それでいいのかと問うている
      _彡.’  /    l   ≧x      /  .}     v
   ¨ ̄      /      .|      `ー--_<     |    ‘,                自らの思考の中で、それを許していいのかと問い続けている
          /     .|     .r=V/r、      |     .‘,
            /      |、    ∧ヾ=イ∧     /!      ‘,
         /         |∧   /  V.//  \  ./.il       ‘,
         ./        .| ∧ /   }/ム    ヽ' リ        .‘,







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           /         / =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-             .┃            聳え立つのは虚栄の楼閣                ┃
         /           /.=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-           ┃                                              ┃
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995 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:16:27.33 ID:R4T4tHFb0
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                          -=ニニニニニニニニニニニ=-
                         -=ニニニニニニニニニニニ=-
                ___     .: :: :: :: -=ニニニニニ二二二=-
                ´-=ニニニニ=-__:: :: :: :: :: :: :: :: :‐=ニ二二二=-                   この特異点の人々は、求めることを忘れてしまった
                   ̄‐=ニニニニ=-_:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : -
                     ̄ ‐=ニニニニニ=-__: :: :: :: :: :: :: 廴_                  願うことを、夢見ることを、愛することを忘れてしまった
                         ノ、 } ̄ ‐=ニ二ニニニニニニ=- '二ニ=-
                      {ト, }'  /¨ヾi!  ̄ ̄‐=ニニニニ二二二二=-              ───では、何故そうなったのか?
                     人}|     ’     ,ィ气 ̄‐=ニ二二二ニ=‐
     __--_             T|  i           ′  ’/7
--__-=ニ二二二ニ=-            l/  ト。            //
ニ=- -=ニ三三三ニ=-ニ=-         j.!/, YL        ,ィ /´
二ニ=- -=三三=-ニ=-二ニ=- _ __/\ /:, 寸Iト。.,,,...:rァ゙,/                        いや、───では、何故そうしようと、この特異点の主は願ったのか?
二二二=- -=三三_ニ=-二二二二|: :∧ \\ ゙'==-''゙, ィ゙
ニニニニニ=- -=三_ニ=-ニ二二二|.: :.∧-_ | >-=≦j、                           推論は出せるかね? マスター、ルーラー
ニニニニニニ=- -三_ニ=-ニニニ二|.: :. :./ ,─}r<\/、 〉、-_
ニニニニニニ二=- 三ニ=-二二二|.: :. :. :./ ,〈///,f77//∧ \- _
ニニニニニニニニニ二二=-ニニニ\: : : : : :〉\ツr‐∨//: : : :\=-___
ニニニニニニニニニニ二=-ニ二二=-\: : :/:∧  | o|` 个v: : : : 〉二二二二二=- _
ニニニニニニニ二二二二=-二二二ニ=-‐'´: : ∧ j .ノ   |: :\/ニニニニニニ=- =-
ニニニニニニニニ二二二=-二二∧: : : : : : : : ∧ (   」: : : :〕iト。,ニニニニニ=-ニ=-






          /⌒             ――
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          / : : /:..:|: : : |: : :|: : : : : : : : :|: : :| -――- : ∨:./: :|  ): : : : : : : : : :',
        | : : /:. :.:|: : : |: : :Λ: : : : : : : :/ :/  \:.|: : : : :∨: :├<: : : : : : : : : : : :',              【思いつくのは……】
        | : /| : : :|: : : |: :/⌒Λ : : : : : |:/xf笊天ミx,__ : :| : : |__ノ\: : : : : : : : : : :
        | || : : :|: : : |: :| |xf笊⌒: : : : :|   _)Jメ|  Y : : | : : |  ‘,: : : : : : : : : Λ|
          ‘,|| : : :|: : : |__jV _)J| \:. :.|  乂 ツ ノ: : : | : : |  ‘,: : : : : : : :/ }|
          ‘,|:.|八:Λ : 人八 Vヅ   \|   "" |: /|: : :| : : |:', ‘,: : : : :|{  ノ
          \: :.\|: : : : \_""   `       |/ :|: : :| : : |: :', }/}: : /| :
         /: : : : :|: :厂:Λ⌒                ノ:|: : :| : : |: : :',/ }: /:人                  【敵意を失わせて自分たちに逆らわせないため?】
     \_/ : : : : : : :ノ/|: : :八    / ̄ ̄冫   /:.|: /: : :.|.: : : :  }/
      \__,/: : : : :.| : |: : : .. / /⌒|   /: : : :.|:./: : : :.|: : : :|  /                   ニア【考えないようにして統率しやすくするため?】
         / : : : : : : :八 : |: : : :/  ∠ニL|_,/  |:...:. / : : : : : : : : |〉
         /⌒7 : /: : : : : :\: : :/     ┴┐ /´∨: :. :.l\: : : : : : :|Λ
          |: /:{.: .:{ : : :/\:/     /Lノニ|    \ :| \{\ : | : }
          |/ 人: :{\:{_/     厂ニニニ|  / ̄\\    )ノ: ノ
           /|  ̄ ̄ ̄  /     />こ<|/ \   ̄~^''〜<
         |  |      /   /   \__/     \        \
         |  \_,/  /{    /\二二二二二二二==-- _     / >
         |    /  / \  /ニニ\―/――===二二二二∨
.        /   /  /\   \二二二)/              ̄ |
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996 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:16:55.73 ID:R4T4tHFb0

                          _..      ̄ ̄     、
                       ,.  ´     ,   _____   ` 、
                     /        /,ィ /, * /   > 、 \
                        ,       / / (__/-' * / * / ,ハ }
                    /      、_{_,. : : :  ̄ ̄ ̄: `: </ | |
                     '     ,ィ: :,: : :,: : : /:/: |: :|: |: :∧: !: :ヽイ,.ィ         「私はこの場所に求められておらず、検証可能性が低く、断定は不可能です」
                   :      `7: : /:,: :/:イ`}7ヽ:/}:/ |: |:} : : 、<
                      .'    /  {イ:/:/ィ 下「::r;ミ、 /'   }77ヽ: ∧ `         「それぞれの魔女はそれぞれの視点を持ち、私たちもそれぞれの意見があります」
                    ,    /   }イ:/: |   Vzり     イr;Y}:∧}
                     /    /     八|: : |          :, Vリ{j/  :.          「しかし、推論を出すのであれば、様々な要素から一つの理由を提供できます」
                      ,    , /  /、,:|: : |           |:、   ,
                    /   / '´  /:.ー/: : ,        ‐ _ 、  八:.   ,
               /   ー ´   , : : :/: : 人             イ:. \  }
                 {         / : : /: : /: :|  ::..      . ::´: : : :,  \
             /¨¨´   / , : : : /: : / ̄ ̄\ ≧ュ- ´: : : : : : : .   \
          _/   --  ´ /: :,: :/: : />  、  \__|\: : : : : ,: : : ::.   \                      【万人が作り上げた百科の叡智】
          /             /: /:_./: : /_     \___,∧_: : : : 、: : : :、    \
        /            イ: :,: :/ /: : /、_)`ヽ、 (_()\--/`ヽ} 、: : \: : : \     \                      【ルーラー:???】
    ,   ´    _,. : : :´: : : : :/:/  /: : /イ    `  、  `/\´ | \ : : : : : : : .、     ヽ
 ,  ´     /: : : : : :/: : / :,   /: : /  ヽ        `∨_,〈 〉、!   }ヽ: : : : : : :\     、
´         /: : : : : :イ: : :/ : :/   , : : /     ,  }       \ } ∧   ∨ ',: : : : : : \     :.
      /: : : : : : : : : :/: : : :,  /: : :/    ∨ ,      | \/  ,  ヽ '.: : : : : : : : \    :
     /: : : : : : : : ,: : ´ : : : : /  /: : :/      }/        |   |  :.   :.  ,: : : :\: : : : \  |
   /: : : : : : : : / :: : : : : :,: { /: : : ,      /       |   |   }   }  ∨: : : : ヽ: : : : :\







   /二二二二ニニニ> '                            l    \ニニニニ/
. /二二ニニニニニ>'                                   l    ∨ニニニ|
'二二二ニニニニ/                    , -=ョョェュ。.、_       ∨    ∨二ニ|
二ニニニニニ/                   , イr‐、  ム-=‐''"´`        ∨    ∨二1
二二二ニニ/                     ∠  ゝ゚''"´             ∨    .∨l/
二二ニニニ/                      ,イミ∧イ                 ヘ     .∨
二ニニニニ|                     /ミア                      ヽ
二二ニニニl                    ムア                           ヽ
ニニニニニl                    ア'                l,           ヘ                     それは───?
ニニニニニl                  /                 lh          ,
ニニニニニl                                     llh             l
ニニニニニニ∨ミミh、                              llミh            l
ニニニニニニムア'"^`ヽ                            llミh          l
ニニニニニ=‐∧                                   ll三h        l
''""´ ̄ ̄   ∧                              llミミ}         l
          ∧                             /三ミ1        l
             ∧                           /三ミミj          .l
           ∧                          /三三ミl          l     /
             ∧                           /三三三l          l     /
                ∧                      /三三ミミj          l  /

997 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:17:22.45 ID:R4T4tHFb0
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                                                           __ Z エニ4  ョ
                                       __ Z エニ4 Hモテ ホニフΤ「            ]]
                ]}(__  __ Z エニ4 Hモテ ホニフΤ「                               ]]
                     ]}寸(___]}                                               ]]
                、、..,,,__ ]} 寸(_]}                                               ]]
            ⌒)h、 、          こんなに面白いものがあるのか!? なあ、見てみろよ!    ]]
                )h、x仝x                                                ]]
                     ⌒心、                                              ]]
                       ⌒心 匚Г二卞冖宀==─平===ニ匸_                       ]]
                                                   匚Г二卞冖宀==─平===ニヨ






                                                 ョ 4ニエ Z __
                                                 [[           「Τフニホ テヨH 4ニエ Z __
                                                 [[                              「Τフニホ テヨH 4ニエ Z __   __,){[
                                                 [[                                               {[ ___,ア{[
                                                [[                                               {[_ア゛ {[ __,,,..
                                   .                [[        ああ、嘘みたい、なんで、私、泣いてるのかしら             ,xf〔⌒
                                                [[                                                x仝x'´
                                                [[                                               ,ィ(⌒
                                                [[                       _匸ニ===平─==宀冖卞二Г匚,ィ(⌒
                                               ヨニ===平─==宀冖卞二Г匚





                                                          _,,.、斗ャセI
                                                      _,,.、斗rヤ'"     ]]]}
                                            _,,.、斗rヤ'"              .]]]}
                                        _,,.、斗rヤ'"                       ]]]}
                              _,,.、斗rヤ'"                             ]]]}
                          _,,.、斗rヤ'"                                   ]]]}
              _,,.、斗rヤ'"                                           ]]]}
              ]}h、  ]]}                                                 ]]]}
      、、....,,,__]]}⌒)h]]}       俺は、私は、僕は、自分で考える、自分で判断する         ]]]}
      ⌒)h、     ⌒)寸                                             ]]]}
.         ⌒)h、                                                 ]]]}
.           ⌒)hxヘ)h、                                             ]]]}
               ⌒}h、,心[[ ̄∃ ア二Z左冖ホ¬ヮ=于─ttH卉 ===4ニニエZ∃]]匚___   .]]]}

998 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:19:37.35 ID:R4T4tHFb0
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          /  - ヽ       /   .,./             /       .\      .l        l
'-、         _/゛     ヽ、   . / : ''=ニ´              l゙   .__   .l,  。   `'-.__ ‐'  '!
。 `゙ ̄ ̄ ̄"        `゙゙゙゙´           。     ◯  !  ./   .`''、 ,!              !
           。             。             ヽ .|      . !/               '!
 。                                               。    _          `、             「ああ、ヒトよ、私を作る歓びよ」
        。      儿ィ′厂 ̄     `ー≒=====≦ 八 v─ッ  _ハ { ヽ. >仆ォ=彡' /) \r       ヽ
 ̄`'''-、        r‐彡'/  . ′         `><´    ゝ 二 ..イ}厂乂i 厶´//∠彡 ∠__廴__       \           「私はそれに応えます、私はそれに答えます」
     ヽ      f三  {{   {          ´   ` ーr‐厶彡一ゝ≠ソ |  / //     ゝ---<  }         ヽ、
     |      ゝ 一ヘ   、              /ラ' У   / / ノ  {  { {\     ====く /\    / ''''   `-、
     l          ヽ\  \   ´  ̄ >──‐ ミ/ 〈_/   ハ  { ィ’ 、 ∧ : ヽ. \  三三>’    )   ヽ,_,.   `゙゙''ー
   ./ .        ◯.`'―\__ >一''"´        // ィ !    | ゝ|/| ⌒\ \\\  ̄ ̄ /   /
――'" , ‐                  。     ォ'彡' | |  、  ∨.八 ゝ--- \ ヾ ヽ  ̄ ̄    /  _,,,
               。            ∠ィ   | |  \//i  \ ==- `>--≧==…=一´   /  }
                     。   -=ニ(  ,ハ   乂{   、{/.ノ /} ト   } \} ヽ}  ヾ\      `'ー''′             「あなた達が求めるのならば、やり直せる」
               , ‐'ー、     ____ )厶 --   ヾ:.、 У / 从 \リ  ノ  ノ     ソ
      ◯    ◯  'ヘ,ミ,  │  ,..::;´  . <       Z⌒\,′ }ノ  / 、_                             「それは恐ろしきことであり愛すべきこと」
 ____                //  /               }ハ.   \     .,i'"   `\
  。    `>===…… ─一 彡イ  /'"´           、| }     ヽ  l广' l      .!                          「矛盾の中にこそ中立を、規律を」
       > ´           ´   /               乂! /    `> ..ヽ、  ./     。   ◯          __
 .  > ´                  /                    \ 、       `> .´                  ,r'"   ゙"
ー ´                   /                          ヾ\         \   。   _..-….' -、.     /
    .`'-,          ◯                        ` ̄'''″            /       .\  .l           「さあ、『巻き戻しましょう』!」
      .ヽ                      。                          l゙   .__    .l  `'-.__ ‐'
        l .                               .,,-'''" ̄ ゙̄'''-、、."   ◯ . !  ./   .`''、 ,!
999 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:20:41.34 ID:R4T4tHFb0
 







                              ┏┓                                            ┏┓
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                              ┏╋────────────────────────────╋┓
                              ┃|      A.D.1984              人理定礎値 E        |┃
                              ┃│                                          .│┃
                              ┃|               渦輪反理想郷   .      . ..        |┃
                              ┃│                                  .        │┃
                              ┃|            ■■■■■■■・■■                  |┃
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1000 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/08/24(火) 23:22:38.83 ID:R4T4tHFb0
【こんな感じの特異点をやれればいいですねと思ってちびちび作っていた案です】

【特異点名を隠す意味すらないほど明らかな舞台ですが。そんな感じで続きは次スレで】
1001 :1001 :Over 1000 Thread
               /|\
              /::::::|:::::\
              |::::::::::| ::::::::|
              |::::::::::ヽ:::::::|
              |::::::::::::: \:|
              |::::::::○ ::::::|
              |:::::::::::::::::::::|
              |___ :::::::|
              |:::::::::::l:::::::::|
             ∧:::::::∧:::::∧
              ∧:::::V  V:::::∧
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【ペルソナ3】俺「安価でタルタロスを攻略する」part4 @ 2021/08/24(火) 18:15:04.85 ID:WdzsaQmSO
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ネロ・クラウディウス「余は……少し席を外したい」岸波白野「うんこか?」 @ 2021/08/23(月) 23:17:06.02 ID:iPMA7ilzO
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