【安価コンマ】勇者パーティの魔法使い

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82 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/05/31(土) 18:31:04.06 ID:X5ofq9pRO
>>81 ミスです
 
 最後の『ミレイユへと』を『ティアへと』に訂正
83 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/05/31(土) 18:31:55.71 ID:X5ofq9pRO
 
メルヴィ「とっ! ミレイユっ」
 
 即座に抜剣したメルヴィが、目にも止まらぬ早さで移動し弾く。そして前へ。走りつつ小声で詠唱を始めた。
 
ミレイユ「ティアちゃん。戦えそうならお願い」
 
 横目で隣の彼女を見る。頷いたのを確認し、ミレイユもまた呪文を唱えた。

ミレイユ「風よ……」
 
 簡単な魔法を一つ二つ。手始めに敵二人へそれぞれ一つずつ放ち、その間も魔法を唱える。
 
フードの人物「……!」
 
 風の刃。初歩的な魔法があの速度で二つ同時に。そのコントロールをしながら詠唱。離れ技に反応したフードの一人がミレイユに視線を向けた。

メルヴィ「合わせて――光よ降り注げ!」
 
 メルヴィの魔法が重なる。風の刃を避けようと動いたところへ広範囲の魔法。しかしそれも本当の狙いではない。光魔法により動きを止め、眩い光に視界を奪われた敵へ肉薄。
 
メルヴィ「よいしょっ!」
 
 一番奥の敵目掛けて剣を振るう。剣の側面で身体を打ち抜かれ、一人が吹っ飛んだ。
 
フードの三人『!?』
 
 後方から放たれた魔法に間髪いれずに連携し、あっさりと一人撃破。顔を隠した敵達だが困惑している雰囲気が感じ取れた。
 
メルヴィ「さてと……諦めてくれるなら、見逃してあげるけど」
 
ティア「……」
 
 圧倒的に自分達より格上な相手。今はメルヴィとミレイユらに挟まれる形で、魔法使いはいつでも魔法を発動できる状態。メイドも見るからに普通の人間ではない。となればこの後、自分らがどうなるかは明らかだろう。
 
84 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/05/31(土) 18:32:45.57 ID:X5ofq9pRO
 
ミレイユ「――ひょっとして私達が誰だか知らないで襲ってきたの?」
 
 ミレイユの詠唱、メルヴィの攻撃、その時に見せた反応から分かる。三人のことを何も知らずに戦いを挑んできたのだと。
 けれどそうなると尚更、この集団の目的が分からなくなる。
 
メルヴィ「全員倒して騎士に差し出してもいいんだよ? 大人しく――」
 
 と言いかけた瞬間に、合図を出していた男が再び手を動かす。武器をしまい倒れた仲間を回収すると、彼らはすぐさま退散し姿を消した。
 
ミレイユ「……本当になんだったんだろう。今の人たち」
 
 引き際は素人の動きではなかった。戦闘経験もそれなりにあるのだろう。が、それだけ。まともな攻撃はナイフを投げてきただけで、後は二人で完封できる程度の実力だった。
 気配がなくなったことを確認し、魔法を解除。小さく息を吐いて、周囲を見回す。
 
メルヴィ「さぁ? 女の子が固まってたから、誘拐とか?」
 
ティア「……何事もなくて、よかった」
 
ミレイユ「うん。余計な怪我もさせなかったし……」
 
 言いながら、ミレイユは地面に落ちていたナイフを拾い上げる。よく見る形の特に何の細工もない平凡な一本。まじまじとそれを眺め、ふと思い返す。
 
ミレイユ(目的……)
 
 メルヴィが弾いた初撃。防ごうと移動した彼女が立った先はティアの前。合図をされた全員が武器を出し、そしてティアへ一人が真っ先に攻撃した。
 
ミレイユ(……もしかして、ティアちゃんを?)
 
 道の隅にナイフを置いておき、考える。しかし、故郷を出たばかりのティアが狙われる理由がない。心配しすぎかと結論付け、ミレイユはティアに声をかけメルヴィへと近づく。
 
85 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/05/31(土) 18:33:43.54 ID:X5ofq9pRO
ミレイユ「……っ?」
 
ティア「ミレイユ……?」
 
 すると突然襲ってきた正体の分からない、目眩のようなもの。動悸も感じ、足を止める彼女の顔を隣のティアが覗き込んでくる。
 じーっと見つめ、彼女は一言。
 
ティア「……あ。……ミ、ミレイユ、さっき強い魔法唱えた?」
 
ミレイユ「えっ? うん、それなりなの三つ……」
 
 何か症状に心当たりがあるらしい。様子を見たティアに小声で質問され、素直に答える。
 
ティア「……昨晩、あれから出すの我慢した……?」
 
ミレイユ「へ!? ええっ――」
 
 聞かれ、前の晩フィンとキスをした時のことを思い出す。ガチガチに勃ったものを誤魔化すべく悪戦苦闘した出来事を。
 
ミレイユ「ま、まぁ……あったよ」
 
ティア「……そう」
 
 頷いて、ティアはメルヴィへ向いた。
 
ティア「……メルヴィ、私達、か、買い物に行ってくる」
 
メルヴィ「うん? いいけど、二人で?」
 
ティア「うん。……夜の、お買い物」モジ
 
メルヴィ「あっ、ふーん。いいねぇ、ミレイユ」
 
ミレイユ「あ、あはは……」
 
 今回は何を話していたのか聞こえなかったようだ。ニヤニヤと笑顔を浮かべ、メルヴィは疑問もなく受け入れてくれた。
 
メルヴィ「ま、ミレイユがいるなら大丈夫だね。待ち合わせ場所には私が行っておくから、二人はのんびりしてきて」
 
メルヴィ「あ。今日はもう人通りの多い道選ぶように!」

 言って、メルヴィはルンルンで歩いていく。友達二人が仲良しなのは嬉しいらしい。まったく意識されていないという点でミレイユとしては少し複雑ではあるが。
 
86 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/05/31(土) 18:34:59.46 ID:X5ofq9pRO
 
ミレイユ「――そ、それで。これ、どうしたのかな? 私」
 
 言いながら、息が切れはじめたことに気づく。体が熱く、頭がぼんやりして――ミレイユはティアから目を離せない。
 
ティア「……呪いの効果。すごくムラムラする、って聞いた……」
 
ミレイユ「……ゔ。そういうこと」
 
 言葉にされて初めて自分の状態を認識した。確かにどうしようもなくティアに触れたいし、昨日のことを思い返して唇や服の下のことしか頭にないし、今も必死に男性器が大きくならないよう意識しなければ街中で大変なことになっているだろう。
 
ミレイユ「って、こんな一日でひどくなるの?」
 
ティア「……さっき言った条件」
 
 魔力の使用と、勃起した状態での我慢。
 魔力はそれほど呪いに影響ないが、我慢がまずいらしい。次に時間の経過。大体1日か2日に発散しないと辛くなってくるようだ。
 いつもの口調で何区切りかで細かに説明してくれるティア。だが、
 
ミレイユ(全然頭に入らない……!)
 
 学生時代はどんな気分でも授業を真面目に聞いていたのに、僅かでも集中することができなかった。
 
ティア「……辛そう、ミレイユ」
 
ミレイユ「ごめん、ティア。……頼める?」
 
 二人になった理由はそういうことだろう。恥ずかしいがそれどろじゃなかった。帽子を脱いで下半身に当て、隠しながらミレイユはお願いする。
 
ティア「――!」ピーン
 
 お姉さんが恥じらいながらおねだり。尻尾をぴんとさせ、ティアは勢いよく頷いた。
 
ティア「任せて。……や、宿に行こう」
 
ミレイユ「……うん」
 
 謎の襲撃者のことはもう頭からすっぽ抜け、性的な欲求しか詰め込まれていない。ミレイユの案内に従って、ティアが先導。二人はゆっくり適当な宿屋へ向かった。
 
 
 ↓2  二人の初めては……。数字一つ選択
  1 二人でイチャイチャ
  2 張り切ったティアがサキュバス的なリードで……
  3 暴走気味なミレイユが何度も……
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/05/31(土) 18:40:48.64 ID:+2Suj7aQO
3
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/05/31(土) 18:46:31.35 ID:B8tbema4o
3
89 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/01(日) 17:09:30.86 ID:Q1vQD1xZO
 
〈3 ミレイユ優位〉
 
 
 ミレイユが案内したのは宿屋が並ぶ通りの、とある一軒。彼女が経験豊富なガネーシャから一度聞いていたおすすめな宿だった。
 なんでも、魔法の家具が多めで便利。汚れてもすぐ洗い流せる。サービス良し、価格ちょっと高めの――いわゆるそういうこと目的の変わった宿らしい。
 宿の受付で手続きをし中へ。それからすぐにでもはじめたい気持ちを抑えて身体を洗い、
 
ミレイユ「ティアちゃん……っ」
 
ティア「ん……」
 
 ティアがタオル1枚で戻ってきたところを、ミレイユが少し強引に手を引いて押し倒す。
 大きなベッドが一つに、棚には色々な道具。窓がなく灯りは魔法の道具のみ。防音の魔法道具も使用されており――ここは本当にそういう目的の場所らしい。
 
ミレイユ「いいんだよね? 好きにして」
 
ティア「っ……う、うん」
 
 タオルがなくなると、その下は生まれたままの姿。凹凸の緩やかな胸、スリムな腰回りに、丸みのある尻。彼女の上にいるミレイユと正反対と言っていい身体に、ミレイユは興奮を募らせる。
 
ミレイユ「ティアちゃん……」
 
ティア「んっ、ぅ……」
 
 手を彼女の胸に当て、優しく撫でる。小さくても反応は大きく、喘いで開いた口を唇で塞ぐ。舌を強引に押し込み、絡めていくと彼女の小さな体がびくびくと跳ねる。
 
ティア「んむっ、じゅ……れろ……♡」
 
 強気にリードする彼女に驚いたように目を開いていたティアだが、次第に受け入れ、彼女の首へと手を回す。開いていた目はとろんとし、すぐ夢中になって唾液が漏れるのも気にせずキスを受ける。
90 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/01(日) 17:11:03.23 ID:Q1vQD1xZO
 
ミレイユ「っ……かわいい。ティアちゃん、好き……」
 
ティア「ひゃっ♡ あぅ……っ」
 
 唇を離し囁くと、欲望の赴くままに主張をはじめた胸の突起を舌で撫でる。ティアの口から甘い声が漏れ、小さな   突起が硬さと大きさを増す。
 
ミレイユ「ティアちゃん……ここが敏感なんだ」
 
ティア「あっ、ん……♡ ぅ、ぁ……」
 
 乳首への甘噛みに大きな反応を見せる少女。ミレイユの首に回していた手をベッドのシーツに。余裕のなさそうな様子で愛撫を受け、腰を浮かせる。
 
ミレイユ「ここはどうかな……?」
 
ティア「ひ、ぁ……っ♡」
 
 乳頭を指先で弄び、舌で転がしつつ空いている手を股の間、蜜の溢れる筋へ当てる。外側を最初から激しめに指で擦ると、グチグチと卑猥な音が鳴り身体が震えた。
 
ティア「みれ、いゆっ……♡ あんっ、はぁ……♡」
 
ミレイユ「……っ」
 
 自分の愛撫で過剰かと思えるほど反応し、体をくねらせる少女。熱っぽい目で見つめられ、矯声が耳に入る度に自分の理性が働かなくなっていくのが分かる。
 今すぐにでも一つになりたい。経験なんて無いのに、欲求がどんどんと強まっていく。焦れったい気持ちと共に。それを察してか、ティアが膝を動かして彼女のソレを軽く擦った。
 
ミレイユ「ふあっ♡ ティ、ティアちゃん?」
 
 刺激され、手が止まるミレイユ。戸惑う彼女を前にティアが手を広げる。
 
ティア「つ、辛いでしょ……もう、来て……?」
 
 微笑みながら、彼女からのお誘い。脚を控えめに開いて、濡れそぼった秘所をミレイユの硬直しきったモノの前に差し出す。
 崩れる寸前の理性に、その光景はあまりに破壊力がありすぎた。
91 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/01(日) 17:11:42.86 ID:Q1vQD1xZO
 
ミレイユ「ティア――っ!」
 
ティア「……っ♡」
 
 たまらずティアに覆い被さり、男性器をあてがう。誘惑に乗った彼女に嬉しそうに微笑むと、ティアは彼女の肩に手を回しくすぐるように撫でる。
 
ティア「挿れて……ミレイユのものに、して……♡」
 
 彼女もまた待ちきれない想いだったのか、急かすように割れ目が震える。囁く声に頷いてミレイユは男性器を押し込み、ゆっくり中へ挿入した。
 
ティア「んっ!♡ 入って……くる……ぁ♡」
 
ミレイユ「はっ……ぅ♡」
 
 ぴっちり閉じた柔肉の間をこじ開け、彼女の体温を感じながら奥へ。挿れている側のミレイユが思わず情けない声が漏れてしまうほど、彼女の中は気持ちいい。
 
ミレイユ「は、入った……かな……っ」
 
ティア「……♡」コクコク
 
 聞いていたよりすんなりと入り、奥へ当たり止まる。ミレイユの大きな一物がほぼ入り、ティアの体から形が微妙に浮き出ている。掻き出た愛液に混じり血の赤が見えた。
 本当に自分の物が彼女に入っている。彼女の初めてを奪った。なんとも言えない高揚感に襲われてしまう。
 期待するようなティアの目。種族故か痛みはさほどないようで、抵抗する様子はない。腰が抜けてしまいそうな中の感触にグッと耐え、ミレイユは動き出す。
 
ミレイユ「いく、よ……っ」
 
ティア「んんっ♡ ぁ、おっき……あぅっ♡」 
 
 
 腰を引き、吸い付くように絡む無数のヒダを感じながら突き入れる。初めてだからか、それとも体格のせいか、強すぎる締め付けも加わって、暴力的な快感が走る。
 このままではすぐ果ててしまう。そう思っても、彼女はまたすぐ動きを繰り返す。
92 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/01(日) 17:12:28.35 ID:Q1vQD1xZO
 
ミレイユ「ティアっ♡ あっ、すごい……っ♡ 気持ちっ、よすぎ……♡」
 
ティア「ん♡ うんっ、ミレイユのお◯んちんも……っ♡」
 
 ズププ、グチュ、粘着質な音を立て混じり性器。すぐ近く、目の前で喘ぐ愛しい少女。何も考えられなくなり、ミレイユはただ腰を上下に、ティアを犯す。
 
ティア「んっ♡んっ♡はっ♡――ぁ、ミレイユ、ミレイユっ……♡」
 
 抽送の度に体を揺さぶられ反射的に声が漏れる。ミレイユによって与えられる快楽も相当に強いようで、乱れ大きな声で熱に浮かされたように彼女の名を呼ぶ。
 ティアが再度手を開くとミレイユは彼女を抱き締め、大きな胸が少女に押し付けられた。上から押さえつけられ、逃げ場のない状態でただ貪欲に求められる。
 幸福感と肉体的な快感に、無表情な彼女は蕩けた顔でミレイユを受け入れる。次第に動きは激しさを増し、
 
ミレイユ「あぁっ♡ もう、出る――っ♡」
 
ティア「っ……きてっ♡ ミレイユの精子っ♡ いっぱい、ほし――いっ♡」
 
ミレイユ「ティアっ!♡ あぅっ♡ふああぁっ!♡」

ティア「う、ぁっ♡――んぅううっ!♡」
 
 そして、ティアの一番奥で盛大に果てる。それまで感じていた快感が絶頂まで高まり、頭が真っ白になってしまう感覚と共に射精。搾り取るように締め付けてくる中に、押し付けるように腰を動かし、精を吐き出す。
 
ミレイユ「ぅ……っ♡ はぁ、はぁ……♡」
 
 股の間で擦った時とは比較にならない絶頂の余韻。溢れるほどの白い液体を注ぎ、体が勝手に震える。ティアも同時にイケたようで、強張っていた体は弛緩し幸せそうな顔をしてミレイユの精を受け入れていた。
 
ティア「ミレイユ……♡」
 
ミレイユ「う……」ムラッ
 
 雌の快楽に染まった瞳。未だ繋がったままの秘部の隙間から溢れる精液。名前を囁かれ、出したばかりだというのに男性器がすぐ元気を取り戻す。
 気づくと彼女は体を起こし、ティアの腰を掴んでいた。
93 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/01(日) 17:13:59.10 ID:Q1vQD1xZO
 
ティア「……? ミレイユ――ぁっ!?♡」
 
 絶頂の快感が抜けずにぼんやりしていたティアが、休みなく再開された出し入れに無理やり覚醒させられる。
 
ティア「んっ♡ やっ♡イッた――ばっかで♡ あぁっ!♡ チカチカ、す――ひっ、ぅ!♡」
 
ミレイユ「も、もう一回♡ もう一回だけだから……っ」

 強すぎる刺激に焦点の定まらない目で喘ぐティア。淫らに乱れる彼女を、性処理の道具のように遠慮なく突き、快楽を貪る。
 何度か突くと中が締まり、ティアが一際大きな反応を見せる。おそらく絶頂しているのだろうが、ミレイユは止まらずむしろイッた痙攣に自然とピストンが早まる。
 
ティア「あっ♡あっ♡はぁっ♡ ま、また――っ♡イッ――♡」

ミレイユ「ティアちゃんっ、ティアちゃん……!♡ ん、ふあぁっ!♡」

 2度目の絶頂。イキッぱなしの彼女の中にグッと腰を押し付けて中へ注ぐ。勢いよく射精される精液に押し出され、ティアの中から音を立てて漏れ出す。
 一回目の射精でもう一杯だったのもあり、ティアもミレイユの下半身も、ベッドも白い液体で濡れてしまっている。
 
94 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/01(日) 17:14:38.42 ID:Q1vQD1xZO
 
ミレイユ「はぁー……っ♡ はぁ♡ ティアちゃん……♡」
 
ティア「ふぁ……ん、ぷあっ……んぅ♡ 」
 
 発情しきったミレイユは、絶頂の余韻も冷めない内に力の入らないティアを抱き上げ、唇を重ねる。度重なる快感にティアはもうされるがままに口を開き、意識も朦朧としているようだ。
 
ティア「はふ……♡」
 
 そのままうつ伏せに寝かせられても、荒い呼吸のままうっとりとミレイユを、彼女のソレを期待するように見つめるのみ。
 精液と愛液でドロドロになった秘部に先端を押し付け、ミレイユはうわ言のように呟く。
 
ミレイユ「もう一回……♡」

 その後も本能のままにティアを襲い……

ミレイユ「……や、やりすぎた」
 
 我に帰ったのは8回戦目か9回戦目かの後。びしょびしょになったベッドのシーツの上、精液にまみれたティアを前にミレイユは呟く。
 
ティア「ぇ、えへ……♡ ミレイユ、しゅき……♡」
 
 目に光の無い彼女がぼんやりと呟く。散々使われたといいうのにその表情は幸せそうで……また反応しそうになる自分を押さえ、ミレイユは彼女を連れて浴室へ向かうことにした。
95 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/01(日) 17:15:49.52 ID:Q1vQD1xZO
 
 
ティア「……激しかった」ポッ
 
 後始末の後、ベッドに座りティアは恥ずかしそうに呟く。頬に手を当てて、まんざらでもなさそうにニヤけつつ。
 
ミレイユ「ごめんね、ティアちゃん。自分でもなんであんなひどいことしたのか……」
 
ティア「き、気にしないで……別に、いつもでもいい……」
 
ミレイユ「それはそれでどうなの……?」
 
ティア「……いつも優しいミレイユが、オラオラきて……ふふ、ふふふ……」
 
 どうやら本心で言っているらしい。
 そういえばよく見ると彼女の肌の艶がする前より良いような気がする。精をエネルギーとするサキュバスの特性だろうか。思えばグロッキーな状態から回復するのも早かった。
 
ティア「……も、もう体は、大丈夫?」

ミレイユ「うん。我慢しすぎはよくないね……まさかかんな風になるなんて」
 
 しみじみ呟く。今回は近くにティアがいてくれたから助かったが、運が悪ければ死ぬ前に手近な女性を襲って社会的に死ぬこともあり得る。
 呪いの危険性。それを初めて認識できた。
 ミレイユはティアを見つめ、モジモジと。
 
ミレイユ「だから……すぐ言うようにするね、ティアちゃんに」
 
ティア「……ん。い、いつでも使って……♡」
 
 頷いて、上目遣いに見てくる。また勃ちそうなムラッとした気持ちを追い払おうと、ミレイユは立ち上がった。
 
ミレイユ「じゃ、帰ろう。もう夜になるし」
 
ティア「……」コクリ
 
 好きな人。行為中の反応。
 色々あって頭から抜けていたけれど、ミレイユは母からの仕事という義務以上に、自分への好意から死なないよう奉仕してくれている……のだろう。
 ミレイユが望めば、色んなことを……。
 
ミレイユ(って、いけないいけない)
 
ミレイユ(発散したそばからこの思考回路……)
 
 パンパンと頬を叩き服を身につけると、ミレイユはティアと共に宿屋を後にしギルドへと向かった。



〈ティア編その1 終わり
次は前のようなミニイベントを挟んでまたメインに行きます〉
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/01(日) 18:24:03.80 ID:4Z8Xbs50O
いいっすね
97 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/02(月) 06:51:22.25 ID:2WdJZ+PMO
 
 ティアとのご休憩の後、適当な店でパンを買って夕食を簡単に済ませた二人はギルドへと帰った。
 
メルヴィ「あ、おかえりー」
 
ガネーシャ「やっと帰ってきたね」
 
フィン「お疲れ様です」
 
 ギルド3階のエントランス。ソファに座った面々が出迎える。それぞれ読書にぐーたらのんびりに、その膝枕にと思い思いに自由時間を過ごしているようだ。
 襲撃者がまた現れた、なんてこともなさそうだ。少し安心。

ミレイユ「ただいま。そっちは何事もなかった?」
 
フィン「はい。怪しい人の気配もなかったですね」
 
ガネーシャ「ま、実力はそれほどなかったらしいし、ギルドまで襲いにはこないだろうね」
 
 フィンの太ももに頭を乗せながら、ガネーシャが言う。確かにあの実力ならば、ギルドにいる勇者一行を襲いに来たところで勝つことは無い上に、冒険者らから袋叩きに会うだろう。勇者とその仲間達は見た目も人柄も良く、慕われているし。
 
メルヴィ「しばらくは警戒ってことで。みんな気をつけてね」
 
 頷く一同。
 ティアは攻撃の手段も少ないし、気をかけてあげなくては。隣で静かにしている彼女を見つつ、ミレイユは考えた。
 
 
 さて。今日はもう解散だろう。何をしようか。
 
 ↓2 一つ選択(またランダムでキャラと交流パートです。雑談したり、色々おねがいしたり、誘ったり、直前のキャラストが主な話題になる予定)
  1 鍛錬する
  2 うろつく
  3 トランプで遊ぶ
  4 買い物に行く
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/02(月) 07:16:22.99 ID:jDt8U4480
1
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/02(月) 09:18:22.60 ID:QNprmfNWO
4
100 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/02(月) 19:07:26.08 ID:4o6YVH5CO
 
 
〈4 買い物に行く
   ガネーシャイベです〉
 
 
 端的に言うと、ミレイユは捕まった。
 
ガネーシャ「聞いたよ、ミレイユ。ティアと夜のお買い物をしたんだって?」
 
 ミレイユがティアと別れ、部屋を出た直後。そんなことを言いながら現れた仲間、ガネーシャはがっしりとミレイユの肩に手を回してニコニコと屈託のない笑顔を浮かべた。ガシャ、と鎧が音を立て、無骨なその音に反して柔らかい、高級そうな香水の香りがふんわりと鼻に入ってくる。可愛らしい顔立ちがすぐ間近に。
 少女っぽい顔に、明るいノリと表情。服装や口調は少々仰々しいが、彼女はミレイユの学校にもいた若い女性――ギャルと言ったか、を彷彿とさせる。
 
ガネーシャ「ボクとも行こうじゃないか、夜のお買い物っ☆」ウインク
 
ミレイユ「うん、いいけど――私そういうお店あまり知らないよ?」
 
 ティアが言っていたのはその場を誤魔化すための方便で、実際は宿屋へ行っていた。だからそういう店がある場所を知らないし、そもそも存在しているのかすら分からない。
 ボロが出ないよう控えめに言うと、ガネーシャが得意げな顔をする。
 
ガネーシャ「ふっふっふ、安心していいよ。ボクの行きつけに行こう」
 
 相変わらずそっち方面で異様に頼りになる女性である。ほえー、と感心するミレイユだが、ふと疑問に思う。
 
ミレイユ(なんとなくそういうお店ってイメージはあるけど……実際何を売ってるところなんだろう……)
 
 少々不安になるミレイユだが、おいしい思いができるかもしれないとガネーシャに同行することを決めた。
 
 
 ↓2 夜のお買い物、ガネーシャはどのコーナーへ?
   (好感度100のため、選択肢によって……)
  1 際どい下着
  2 男性用の避妊のアイテム
  3 怪しい薬
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/02(月) 19:25:29.57 ID:arF7xxqvO
2
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/02(月) 19:49:11.04 ID:2F/6ZjTUO
2
103 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/04(水) 18:39:16.46 ID:rPNqwSp/O



〈2 男性用の避妊アイテム〉
 
 ガネーシャに連れられてやって来たのは、ギルドのある通り――の、少し奥へ行った店。つまりは首都の大通りの一角。
 
ガネーシャ「この時間帯でしかやっていない、知る人ぞ知る名店なんだよ」
 
ミレイユ「メインの道にこんなお店が……」
 
 彼女いわく、夜から深夜くらいのこの時間しか営業していないオトナなお店らしい。
 見たことのない妖しい色の魔法の照明で彩られた店先。鉄製のドアだけで窓はなく、中の様子を外から窺うことはできない。ただ、ものすごく胡散臭いことはぱっと見で分かった。
 
ガネーシャ「さ、行こうか」
 
ミレイユ「う、うん……」
 
 オープンなガネーシャとムッツリなミレイユ。対照的だが性根は同じ。なんやかんや気が合い、呪い以前からR-18的な話をしてきた悪友的な関係の彼女ら。今夜もまた猥談や妄想話のノリで、ミレイユはのほほんとついてきたのだが……。
 
ミレイユ「おぉー……」
 
 オトナなショップはすごかった。
 店に一本踏み入れるだけで、他の雑貨屋やパン屋とはもう違う。ピンク色一色な品揃えに、様々な客層、見たこともない魔法の道具も陳列されている。
 いち魔法使いとしては興味をそそられる。
 
ガネーシャ「さて……今日はあっちへ行こうか」
 
ミレイユ「? どのコーナー?」
 
 目的は決めていたようで、キョロキョロしていたミレイユとは真逆に、ガネーシャは彼女の手を取りスタスタ歩く。
 媚薬、精力剤、えとせとら……。少し歩くだけで、意味深な単語が並ぶ通りをガネーシャは進み、とある棚の前で止まった。
104 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/04(水) 18:40:22.59 ID:rPNqwSp/O
 
ガネーシャ「ここだ」
 
ミレイユ「ふむ?」
 
 気の抜けた返事をしつつ視線を向けると、そこには避妊アイテムとの言葉が。錠剤、よく分からない輪っかのような道具が置いてある。これらも魔法の道具らしい。
 
ガネーシャ「これから必要になるだろう?」
 
ミレイユ「えっ? うーん……どうかな」
 
 ティアは妊娠云々に関しては話していなかった。サキュバスだからか、はたまたミレイユの体質なのか、そういった心配がないのだと思っていたが……確かに持っていて損はない。
 
ガネーシャ「あっても困らないだろうし、ボクの奢りだ。遠慮なく受け取ってくれ」
 
ミレイユ「本当? ありがとう」
 
ガネーシャ「ただその前に――味見、げふん。サイズを見ようか」
 
 ワクワクを隠しきれない様子でガネーシャが指差したのは、試着室と書かれたスペース。おそらくお店で売っている服などを試着する場所なのだろう。そこは別段おかしなことではないのだが……異様に広い。
 
ガネーシャ「ほら、ミレイユ。行くよ」
 
ミレイユ「えっ、あ、うん。けどサイズくらい自分で――」
 
ガネーシャ「まあまあまあ、ボクに任せて。ミレイユは身を任せていればいい」

ミレイユ「?? なんか不安なんだけど」
 
 ミレイユの手を引いて、半ば強引に中へ。
 男性器に付ける道具のためにサイズを確認。つまりそういう状態で計測するのだが、ミレイユは何をするのかまだピンときていなかった。――が、数十秒後に全てを理解した。
105 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/04(水) 18:41:11.87 ID:rPNqwSp/O
 
ガネーシャ「へえ……勃った姿は一度見たけど、普段はこんななんだね」
 
 下着を下ろされ、椅子に座らされたミレイユ。彼女の脚の間、床に座ったガネーシャはまだ反応していない男性器に顔を近づけ呟く。
 キラキラと新しいオモチャを見るような目で、裏筋をゆっくり指先でなぞる。
 
ミレイユ「ふっ、ぅ……♡」
 
ガネーシャ「可愛らしい声だね。さて、ボクも見せてあげようか……」
 
 ガネーシャがパチンと指を鳴らすと、彼女の装備から鎧部分が消えた。高い身長にモデルのように引き締まった身体、ミレイユ以上に大きな胸の膨らみ、瞬時にドレスのみの服装に変わった。
 ミレイユの視線が胸に行っていることに気付いた彼女はくすっと笑い、再び指を鳴らす。すると今度は下着姿に。普段の彼女とは真逆の肌色率に、つい目を奪われてしまう。
 圧巻な乳房に、程よい筋肉の付いた身体。若干透けている下着からは彼女の大事な部分が薄く見え――あっという間にミレイユは身体を反応させていた。
 
ガネーシャ「ふふ、男性のソレは素直で分かりやすいね」
 
 言って、彼女は少し前に屈み男性器を緩く握る。上から見える谷間に釘付けだったミレイユは、びくっと震えた。

ガネーシャ「大きい……それにとても敏感だね?♡ もしかして女性的な快感をここで得られるのかな……?」
 
ミレイユ「わ、分からっ、ない……はぅ♡」
 
 その状態で緩く擦られただけでも、ミレイユは敏感に反応してしまう。自分で動くのとは違う感覚に、ぞわぞわと背筋が震える。
 
ガネーシャ「……」ジーッ
 
ミレイユ「え、えと……ガネーシャちゃん――っ?」
 
ガネーシャ「おっと、すまないね」
 
 手でぎゅぎゅっと緩く握りながら、ミレイユの顔を凝視する彼女。恥ずかしくなったミレイユに声をかけられると、彼女はハッと気づく。
106 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/04(水) 18:41:56.29 ID:rPNqwSp/O
 
ガネーシャ「ペ◯スを愛撫しているのに、セクシーでかわいいお姉さんの声が聞こえるのが慣れなくて……つい」
 
ミレイユ「あぁ……まぁ、それは……そうだね」
 
 確かに、ミレイユも女性の巨乳を揉んでダンディーな男性の喘ぎ声がしたら違和感を抱かざるを得ないだろう。そう考えると、無理もない反応である。
 
ガネーシャ「ん……♡」
 
 すん、と一度匂いをかぎ、ガネーシャが口を開く。何の前触れもなく彼女は男性器を咥え、口での奉仕を始めた。
 
ミレイユ「ふぁっ!?♡ ぁ、すごっ……♡」
 
ガネーシャ「じゅぷ……ん、ちゅく、れろ……♡」

 唾液で濡れた口内に、柔らかな舌が絡み、吸い付く唇で竿を扱かれる。恍惚とした表情で腰を浮かせるミレイユに、満足げに微笑みながらガネーシャは口に含んだまま舌で先端を舐め回し頭を上下する。
 
ガネーシャ「んぶっ、じゅるるっ♡ ん、んんっ♡」
 
ミレイユ「あぁっ!?♡ や、それっ♡溶けちゃう!♡ 止め――っ♡」
 
 膣内とはまた違う、彼女の意志で遠慮なく搾り取ろうとする動作で与えられる快感に悲鳴のように叫び、腰を引かせるミレイユだが、ガネーシャは夢中になって動きを続ける。ミレイユの大きな尻に手を回し、グッと奥へ咥え込む。その瞬間、ミレイユは絶頂した。
 
ミレイユ「ぁ、出る――う、ああぁっ!♡」
 
ガネーシャ「っ!?♡ んぶ――んん……っ♡」
 
ミレイユ「ふぁ……♡ す、吸われてる……ぅ♡」
 
 背中を壁に預け、脱力しながらの射精。嬉しそうに精液を飲み込むガネーシャを見つめながら、ミレイユは放心状態。少々口の端から白い液体が漏れるが、ガネーシャは全て飲み干した。
107 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/04(水) 18:42:41.82 ID:rPNqwSp/O
 
ガネーシャ「ぷぁ……♡ かなり早かったけど、すごい射精量だね。持続力も申し分なし。これは本番が楽しみだ」
 
ミレイユ「ど、どうも……」
 
 これが十回ほど射精した状態だと言ったら彼女はどんなリアクションをするだろうか。呼吸を整えつつ、立ち上がった彼女を見る。
 こんなかわいい子が、仲間が自分のものを口で……。そう考えると、とんでもないことをしたような気がする。
 
ガネーシャ「さてと……」
 
 またパチンと指を鳴らす。するとドレスに鎧、いつものフル装備へ。ぼんやりしているミレイユのソレを拭いて下着を着せ、テキパキ後処理すると彼女はミレイユの手を引く。
 
ガネーシャ「サイズも分かったし、買いに行こうか」
 
ミレイユ「うん、そうだね……っと」
 
 その後、ガネーシャは例の魔法の道具を購入してくれた。なんでも伸縮性のある薄い膜を作り、精液が漏れないようになるらしい。
 見た目は途中で途切れた細い腕輪のような道具なのだが……男性器の先端から通して、根本で輪から外すと膜ができて――というハイテクアイテム。通す際に手や口で相手にしてもらうのがブームなのだとか。
 いい道具にいい経験、ミレイユは満足してギルドへと戻った。
 
 
 
 ↓2 一つ選択(またランダムでキャラと交流パートです。雑談したり、色々おねがいしたり、誘ったり、直前のキャラストが主な話題になる予定)
  1 鍛錬する  
  2 うろつく 
  3 トランプで遊ぶ 
  4 お風呂へ(コンマ9、0で誰かとイベント)
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/04(水) 18:59:20.07 ID:+LO7QUmbO
4
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/04(水) 19:03:52.42 ID:EV/asOX5O
1
110 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/05(木) 12:53:46.98 ID:/2w3i26RO

〈1 鍛練する
  メルヴィちゃんイベント〉
 
 
 魔王に加えて、得体の知れない集団を相手にしなければならない可能性も出てきた。勇者の仲間として更に高みを目指さなくては。思い立ったミレイユはギルドを出て少し離れた騎士団の訓練スペースにいた。
 鍛練用の的や武器、休憩用の小屋、寝具。街中では修練の場所が中々とれないが、ここは十分にスペースも施設も  確保されている。
 騎士団の他、勇者一行、国から許可を得た冒険者はこの場所を利用することができた。これまでミレイユは人の目が気になって使ったことがないのだが……状況が状況。魔法の具合を確かめておきたかった。
 
ミレイユ「……」
 
 低級魔法を二つ。唱えて保持し、上級の魔法を詠唱。唱えながら保持した魔法を一つ、二つ、大きな魔法の隙を補い的へとぶつける。上級魔法を完成、保持。今度は低級魔法を一つ、中級を一つ。三つの魔法を中級、上級、低級と保持した状態できっちり使い分け、的にぶつける。
 大きな魔法の詠唱の際は隙だらけになる魔法使いの弱点を補う、実戦を意識した戦法。それがミレイユのスタイルである。
 
ミレイユ「……ふぅ」
 
 夜だというのに人は多め。隅で練習しているのだが、ミレイユは注目を集めているのをひしひしと感じた。
 勇者の仲間なのだから見られて当然。そう分かっていてもやっぱり気になってしまう。そこへ、ザッと足音。
 
メルヴィ「やっほー、ミレイユ」
 
 勇者である。人々の注目が更に強くなるのを感じ、ミレイユは苦笑する。
111 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/05(木) 12:54:35.07 ID:/2w3i26RO
 
ミレイユ「こんばんは。メルヴィちゃんも鍛練?」
 
メルヴィ「うん。変な人達が襲ってきたし、技の確認でもと」
 
 考えることは同じようだ。自分の、仲間の身を守るために強くなくてはならない。勇者ならばその想いもミレイユより強いのだろう。頷いて笑顔を見せる彼女の目に、闘志にも似た意志が見える。
 
メルヴィ「ミレイユも同じ気持ちでしょ。世界を守るんだから、まずは自分と仲間を守れるようにならないと」
 
ミレイユ「うん……そうだね」
 
 相変わらず勇者的な女の子だ。
 
メルヴィ「で、さ。たまには手合わせしてみない? 私とミレイユで」
 
ミレイユ「えっ?」
 
 目を丸くさせるミレイユ。魔法使いと勇者が一対一で手合わせ。魔法使いは後ろから魔法を使うことが役割。単体で戦う力はたかが知れている。
 近接メインの彼女と戦えばどうなるかは目に見えているが……。
 
メルヴィ「負けた方は勝った人の言うことを一つ聞く、って約束で」
 
ミレイユ「う、うーん……」
 
メルヴィ「付き合ってって、ミレイユ。私はこの木の剣使うから。魔法使いを相手に想定して動いてみたくて。ねっ?」
 
ミレイユ「……分かった。怪我しないように気をつけてね」
 
 好きな彼女にこうもキラキラした目で迫られては断ることなんてできない。ミレイユが承諾すると、メルヴィはウキウキで距離をとるべく小走り。
 さて、どうなることやら……。ミレイユは小さく息を吐いた。
 
 
 ↓1 コンマ80以上で勝利
    ゾロ目は勝利にプラスあるふぁ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/05(木) 13:21:37.03 ID:VHggmvieO
えい
113 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/06(金) 07:18:10.43 ID:dDqlOD8CO


 
〈03 負け  ザンネン!〉
 
 距離を空けた状態で対峙し、メルヴィの合図で開戦。勇者と魔法使いの戦いが幕を開けた。
 
ミレイユ(まずは……)
 
メルヴィ「――っ!」

ミレイユ「――そうなるよねっ」
 
 開始と同時に自分へ凄まじい速度で迫ってくる勇者。木剣を構え、魔法を唱える前にと突っ込んでくる。可愛らしい少女だが、敵視点だとこんなにも威圧感があるものなのか。
 初級魔法をストックしようとしていたミレイユ。だがこれではすぐ近づかれて、強引に押し切られてしまうだろう。となると、するのは一つ。
 
ミレイユ(走るっ!)
 
 こちらも走る。ただし彼女の身体能力は一般人に近い。ほんの少しの時間稼ぎにしかならないだろう。だが簡単な魔法を唱えるくらいの時間はある。
 後ろへ退避しつつ、詠唱が失敗しないよう丁寧に唱える。ようやく魔法を一つ唱え終え、保持。後ろにはメルヴィの気配がすぐ近くに。
 
メルヴィ「悪いけど速攻で決めさせてもらうよ!」
 
 振り向くと同時に、メルヴィが走った勢いを殺さず木剣を振り下ろす。
 
ミレイユ「――風よ!」
 
 タイミングを計り、保持した魔法を発動。突風を身にまといミレイユの体は空へ。
 
ミレイユ(ここから……!)
 
 風魔法発動から、素早く詠唱。自分の体が上昇する間も唱え、ほぼ無詠唱で簡易な魔法だけを保持。短い制限時間の中で、火と風の二つをストックする。
 
114 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/06(金) 07:19:21.81 ID:dDqlOD8CO
 
ミレイユ「炎よ! せいっ!」
 
 空中で初歩的な火の魔法、爆破を勇者へ放つ。続けて風の魔法。落下しないよう、そして同時に距離を取るべく再び風を纏う。更にその間に、今度は中級、上級の魔法を――
 
メルヴィ「――うん、やっぱりすごいね、ミレイユは」
 
 迫る魔法を前に、ポツンと呟く少女。嬉しそうに笑う彼女は降ってくる魔法をひょいと前に出て簡単にくぐり抜け、そして地面に炸裂するそれを背後に、飛んだ。少し力を入れてジャンプするくらいの調子で、2階建ての建物ほどの高度にいるミレイユところまで。
 
ミレイユ「いやいやいやっ、デタラメすぎ――」
 
メルヴィ「えっへへ、捕まえたっ!」
 
 ツッコミながら、プランを変更し初級魔法を発動しようとしたミレイユの手がガシッと掴まれる。「ひえっ」と声が漏れた彼女の体を、メルヴィは空中で抱き締め、そのまま落下。
 
メルヴィ「――っと、私の勝ちかな?」
 
 お姫様抱っこな形で余裕な着地。急な展開にぽかんとしているミレイユへ、メルヴィが笑いかける。
 跳躍力、一瞬密着しただとか、柔らかかっただとか、今も近すぎだとか、恥ずかしいだとか――色々いっぱいいっぱいな彼女は、顔を赤くさせてメルヴィのお腹へ顔を埋める。
 
ミレイユ「メルヴィちゃんの勝ちでいい……」
 
メルヴィ「やったー!」ワーイ
 
 喜ぶメルヴィとミレイユを讃え観客達が拍手する。パチパチと鳴る手の音の多さ。この醜態を結構な人数に見られている。ミレイユは深く息を吐いた。
 ちなみにこの拍手、美少女勇者と魔法使いお姉さん尊い的な意味もあるとかないとか。
 
 
 ↓2 勝った勇者の要求は?
  1 「好きな人教えて?」
  2 「ティアとどんなことしたの?」
  3 「お酒に付き合って」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/06(金) 07:23:00.44 ID:+yAiZ3EGO
2
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/06(金) 08:20:11.55 ID:8Quv/wCEO
2
117 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/07(土) 15:59:45.35 ID:Zxdm8g5sO
〈2 「ティアとどんなことしたの?」〉
 
 
 さて。訓練場から出た二人はギルドの横、ベンチに座って話をはじめた。なにやら早速勝者の権利を使って聞きたいことがあるらしい。
 
メルヴィ「まさか一人で魔法使いがあれだけ戦えるなんて、流石ミレイユ」
 
ミレイユ「まぁ、ね。長いこと一人で戦ってたから、そこをカバーする戦い方はずっと考えてて」
 
 勇者が旅立ってからは、領主の娘としてご近所トラブルから野生動物、魔物退治、色々とやってきた。その間仲間はおらず、頼れるのは自分のみ。
 魔法使いが一人でどうやって戦うのか。その問題に向き合った期間でもあった。

ミレイユ「……」
 
メルヴィ「ミレイユ?」
 
ミレイユ「あ、ごめん。ぼうっとしてた。それで何? 聞きたいことって」
 
 なんで置いてかれたのか。口に出す前に声をかけられ、ミレイユは誤魔化す。勇者は照れくさそうに笑い、軽い調子で言った。
 
メルヴィ「ティアとどんなことしたの?」
 
ミレイユ「あ、あの……それって、その……?」
 
メルヴィ「うんうん。その話」
 
 明るい目を向け、コクコクと頷く少女。聞き間違いではないらしい。
 
ミレイユ「あの、そういうのはティアに悪いから言えな――」
 
メルヴィ「ティアは良いって。聞くならミレイユからって言ってた」
 
メルヴィ「私が興味持つのは好都合って」
 
ミレイユ(うおーいっ!)
 
 心の中で盛大につっこむ。本人に悪いからと、言い訳にして逃げる道がなくなってしまった。
 恥ずかしいから、と言えば避けられたかもしれない。メルヴィの期待した眼差しに心底弱いミレイユであった。
 
ミレイユ「そのぅ……じゃあ初日の夜を」
 
 嘘をついて宿屋に向かったことは流石に言う気になれず、宿屋での件を初日の夜の出来事としミレイユは語り始める。
 それはそれで会った初日から素股目撃事件を経て、二桁近く中出しした性欲やばめな女性となるのだが――そこまで気は回らず。
 
118 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/07(土) 16:00:48.10 ID:Zxdm8g5sO
 
メルヴィ「へ、へぇー……ミレイユって体力すごいね」
 
 全部話した後、メルヴィの反応は意外としおらしく顔が赤い。想像以上な猥談に引いた、のかもしれない。
 
ミレイユ「呪いのせいかもしれないけど……あの時は普通じゃなくて」
 
 話してしまった後悔に襲われつつ、ミレイユは何気なく自分の髪をかきあげようと手を少し上げる。
 
メルヴィ「はうっ!?」
 
 すると何故か隣のメルヴィが過剰な反応を示した。ビクゥッと体を跳ねさせ、彼女と少し距離が空く。
 
ミレイユ「……メルヴィ?」
 
メルヴィ「あ、ご、ごめん。その、抱き寄せられるのかと――いやいやっ、なんでもない!」
 
ミレイユ「??」
 
 あたふたと要領を得ない弁明をする勇者。首を傾げるミレイユの前、彼女は慌てた様子で席を立つ。
 
メルヴィ「あっ、ありがとねミレイユ。それじゃおやすみなさい!」
 
 そしてそのままピューッと去っていった。止める間もなく。
 
ミレイユ「……ドン引き?」
 
 リーダーに不快感を与えた。セクハラ。云々。あのリアクションはそういうことなのだろう、とミレイユは結論を出す。
 やはり誤魔化して、適当な猥談を話しておけばよかったのか。
 そもそも何故メルヴィはあんなことを聞いてきたのか。むっつりなのか。
 残された魔法使いは悶々と考え――ため息を吐いた。
 
 
 
 ↓2 誰のメインストーリーを進める?
  1 メルヴィ
  2 ガネーシャ
  3 フィン
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/07(土) 16:27:29.72 ID:beN5MenM0
1
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/07(土) 16:28:03.12 ID:u9RkscvOO
1
121 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/09(月) 05:46:21.11 ID:5sDdDoMDO


〈1 メルヴィ編進行〉
 
 己の存在を証明できる人間は何人いるのだろう。
 夢のため、愛する人のため、世界のため。生まれてきた理由や生きている理由、それを若い頃にはっきり口にできる人間はどれほどいるのか。
 勇者として生まれた私は、数少ない断言できる側の人間だった。自分の生きている理由は、魔王を倒して世界に平和を取り戻すためなのだと。
 
 そう、そのはずだったのだ。
 あの日、あの人から逃げるまでは。
 
???「……あいつを殺せ。魔王の手先、恐るべき魔のものを」
 
 今でも夢に見る。
 いつもの声でさも当たり前のように殺せと口にする彼を。
 
???「それが勇者の証明となる」
 
 勇者。己の存在理由。
 だからそのために私は――
 
 
メルヴィ「――っ!?」
 
 目が覚めた。バッと身体を起こし、私を照らす陽射しに目を細める。
 私の部屋。そこに私は寝ている。つまりあれは夢。ホッと息を吐こうとして――私は頭を抱えた。
 否、夢だとしたら余計たちが悪い。まったくあの過去を割り切っていないということなのだから。
 
メルヴィ「……はぁ」
 
 自分自身が情けない。近くの壁、立てかけられた聖剣を見る。すると入り口のドアがノックされた。
 
メルヴィ「あ、はーい。大丈夫だよ」
 
 仲間の誰かだろう。珍しく寝坊して着替えも何もしていないが、とりあえず入ってもらおう。返事をするとノブが回り、予想通り仲間の一人が顔を出す。
122 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/09(月) 05:47:12.72 ID:5sDdDoMDO
 
ミレイユ「おはよう、メルヴィちゃん」
 
 大人びた顔の親友、いや幼馴染が正しいかな。魔法使いのミレイユが入ってくる。高めの身長に漆黒のドレスにローブ。女性的な魅力を強調したセクシーな服の筈なのに嫌味はなく、ほんわかとした笑顔を浮かべる彼女を見ると和みさえしてしまう。
 
ミレイユ「今起きたところ? 少し早く来すぎちゃったかな」
 
メルヴィ「いや。私が寝坊したと思う」
 
ミレイユ「そっか。珍しいね」
 
 言って、ミレイユは私の顔を見て何かに気づいたような顔をする。私に近づいた彼女はポケットからハンカチを出し、私の顔を拭いた。
 
メルヴィ「ん……汗かいてた?」

ミレイユ「うん。これでよし。そろそろみんな来るだろうし、準備した方がいいよ」
 
 外出てるね、と声をかけてミレイユは微笑む。優しい目。私がうなされてたなんてきっと分かっているのに、何も言わず受け入れ、いつも通りに接する。彼女のおおらかさは小さい頃から尊敬している。
 
ミレイユ「ぁいたっ」ガツッ
 
 部屋を出ていく際に肘をドア枠に強打しなければ、もうちょっと格好がついたのだけど。
 
メルヴィ「……今日も頑張らないとね」
 
 昨日は休んだし、今日は気合い入れて人助けをするぞ。落ち込んでいた気分を入れ替えるべく、私は大きく伸びをした。
 
123 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/09(月) 05:48:08.96 ID:5sDdDoMDO
 
 
 
 いつも通りの会議を終えて、今日はギルドの依頼を受けることになった。首都を出て平原を進み、ちょっと行った先にある森。そこに中級冒険者の手に負えないくらいの強い魔物が出たらしい。
 
フィン「中級、と言うと並より少し強いくらいですか。そんな魔物がポンポン出るようになってるんですね」
 
メルヴィ「うん。だからこそ私達みたいなパーティが積極的に戦わないと」
 
 仲間達はみんなやる気。前を歩く二人、フィンとメルヴィは意気揚々といった様子で平原を歩いている。
 続くガネーシャ、ミレイユ。その後ろにティア。
 
ミレイユ「……ねぇ、ガネーシャちゃん」
 
 聖剣を背負い、明るい笑顔でフィンと話す少女、メルヴィ。彼女を見ながらミレイユはふと口を開く。
 
ミレイユ「ガネーシャちゃんって最初に仲間になったんだよね?」
 
ガネーシャ「うん? そうだけど、それがどうかしたのかい?」
 
ミレイユ「少し、気になって」
 
ミレイユ「勇者に選ばれて故郷から出ていって、私が仲間になるまで……の話を聞いたことがなかったなぁって」
 
 3年前。大々的に国が発表した。
 神に選ばれた勇者とはメルヴィなのだと。
 それから彼女はミレイユ以外の住人に別れを告げ、旅に出た。その間何があったのかは仲間の誰からも聞いたことがない。
 彼女の背中で輝いている聖剣も、いつ手に入れた物なのだか。
 ふとした疑問。それを口にすると、ガネーシャの目が鋭くなった――が、すぐにいつもの雰囲気に。勇者と同じく眩しいくらいの明るさで微笑む。
 
ガネーシャ「いずれ分かるさ。勇者と旅をしていれば、必ずね」
 
ミレイユ「……」
 
 つまり今話す気はない。黙って言葉が続くのを待ってみるも、ガネーシャはにこにこ笑っているだけ。
 
ミレイユ「そっか。まぁ3年だもんね。色々あるか」
 
ガネーシャ「……」
 
 意味深に細められる彼女の目。メルヴィを見つめるミレイユは、それに気づかず暢気な調子で呟いた。
 
 
124 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/09(月) 05:49:06.28 ID:5sDdDoMDO
 
 
 
 平原を越えて、森の入口前。そこで一度休憩をとることにした。平原と違い森の中は外からまったく様子が分からない。
 言っていたようにポンポン魔物がわいている可能性もなくはない。万全を期すための体力回復。ちょっとの休憩くらいなら支障はないだろうとの判断だった。
 
メルヴィ「よいしょ。ミレイユ、これに」
 
ミレイユ「うん。任せて……」
 
 火とそれを囲うかまどを石で組み、お湯を沸かせる。二人に任された役割はもう火をつければ9割方終わり。慎重に魔法で火をつけ、あとは網の上に置いた鍋が温まるのを待つばかり。
 他の仲間達は周りの様子を見てくると言ったガネーシャに同行した。今この場所にはミレイユとメルヴィしかいない。
 昨夜のこともあって若干気まずいが……とりあえず、ミレイユは気になっていたことを尋ねることにした。
 
ミレイユ「ねぇ、メルヴィちゃん」
 
メルヴィ「うん? なに?」
 
ミレイユ「メルヴィちゃんって、恋人とか好きな人は……」
 
メルヴィ「えっ? いないよ。勇者として頑張ってたから」
 
 当然といえば当然。だが心底安心してしまうミレイユであった。メルヴィが他の誰かと付き合ったり、肉体的な関係を――なんて、考えると気持ちが落ち込んでしまう。失礼かもしれないが、一安心である。
 
ミレイユ「そっか。あちこち旅してるもんね」
 
メルヴィ「? うん」
 
 きょとんとした顔をするが、メルヴィは大して気にしていないらしい。火の近くに敷いたシートに腰掛け、ぼんやりとしている。
 
ミレイユ(あんまり嫌がられたり、意識されたりしてない……かな)
 
 いたっていつも通りな対応である。ありがたい反面、そういう風を装われてるのではと心配になってしまう。
 
ミレイユ(どうしようかな……)
 
 ↓2 一つ選択
  1 いっそダイレクトに告白してみる
  2 ペタペタ激しめのスキンシップ
  3 (落ち着いて様子を見よう……)ニゲゴシ
 
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/09(月) 06:30:03.92 ID:TxdYLY1pO
2
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/09(月) 06:43:42.66 ID:hR6A9u2wO
2
127 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/10(火) 07:13:33.22 ID:tlEDV0jLO
 

〈2 激しめのスキンシップ〉
 
ミレイユ(よ、よし……)
 
 見た目は悪くない……はずなのだ。大丈夫、やれる。ドキドキしながらミレイユは彼女の隣に腰掛ける。そしてローブと帽子を外して後ろへ。
 
ミレイユ「メルヴィちゃん」
 
メルヴィ「なぁに? 甘えたくなっちゃ――」
 
 スッと頭を肩に乗せてきたミレイユの髪が首に触れ、くすぐったそうにするメルヴィ。ほんの些細なスキンシップ。そう思っていたメルヴィは腰に回された手に、体を強張らせる。
 
メルヴィ「み、ミレイユ?」
 
ミレイユ「メルヴィちゃん、3年で女の子っぽくなったよね。本当に誰もいないの? 相手」
 
 空いている左手をメルヴィの頬に。振り向いた彼女と間近で見つめ合い、囁く。ミレイユの大きな膨らみが肩に押し付けられ、メルヴィが少し反応した。
 
メルヴィ「うん……いない。って、さっきも言ったでしょ」
 
ミレイユ「ふふ、そうだね。でもそれなら、私が立候補しちゃおうかな……恋人にどう?」

 混乱した様子のメルヴィを、押せ押せで攻めまくる。傍から見れば大人なお姉さんが、いたいけな少女を色気で誘惑している場面。
 
ミレイユ(ああああぁ、恥ずかしい……!)
  
 けれど魔法使いの内心は羞恥で爆発寸前であった。
 
メルヴィ「も、もう……呪いのせい? こんなくっついて私を口説くなんて……」
 
ミレイユ「――んっ」
 
 何故自分に迫ってくるかまだ分かってなさそうな彼女。顔を赤くさせたメルヴィに、ミレイユは焦れったくなり衝動的に唇を重ねた。
 驚きから見開かれるメルヴィの目。けれど抵抗はなく、少しすると戸惑いと恥ずかしさが混ざった表情で数秒の口づけを受け入れた。
 
ミレイユ「……こっ、これで分かってくれた?」
 
メルヴィ「うっ……」
 
ミレイユ(やっちゃったああぁ……!)
128 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/10(火) 07:14:37.12 ID:tlEDV0jLO
 
 唇を離し、妖しく微笑むミレイユに密着され赤面した顔を逸らす勇者。ぎゅっと自分の身体を縮こまるように抱き締め、大きなが革鎧からはみ出しそうなほど寄せられている。
 
メルヴィ「ミレイユ……っ、あの、私……」
 
 自分の感情を整理できない状態なのだろう。決して嫌悪ではない目を向けられ、ミレイユはごくっと唾液をのみこむ。
 頭の中でミレイユに自分自身が囁く。押せば、行けるんじゃないかと。
 
ミレイユ「かわいい、メルヴィちゃん……」
 
メルヴィ「……っ」
 
 ここまで来たら引けない。手を彼女の身体に回し、再度口づけを交わそうと唇を近づける。メルヴィは強く目を閉じ――サクサクと音がした。
 
ミレイユ「へっ?」
 
3人『……』モグモグ
 
 音の方を見ると、かまどの火を挟んで反対側、散策に出ていた三人がクッキーを食べながらジーッと魔法使いと勇者を見物している。おやつがすすむ、と言わんばかりの輝いた目で。
 
ミレイユ「メルヴィちゃん、メルヴィちゃんっ」ユサユサ
 
メルヴィ「……。え? なにもないの?」パチッ
 
ミレイユ「いや、あのあそこ」
 
 目を開いた勇者へ三人を指差す。すると赤かった顔が一層真っ赤になる。
129 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/10(火) 07:15:20.31 ID:tlEDV0jLO
 
メルヴィ「わ……ぁ、あああぁっ!」
 
ミレイユ「メルヴィちゃん!?」
 
 そして全力疾走。平原方面へと走り去った彼女を、止めることもできず見送ってしまう一行。無理もない。誘惑されて受け入れかけていたところを仲間全員に目撃されたのだから。
 
ガネーシャ「……すまないね、帰ってきたら声をかけずらい状況でどうしたものかと」
 
フィン「つい見入っちゃいました……」
 
ティア「……メルヴィの女の子の顔、か、かわいかった……」
 
ミレイユ「いや……全然時と場所を考えなかった私が悪いから」
 
 すっかり冷静になり三人へ頭を下げる。メルヴィにも悪いことをした。
 それから数分後、戻ってきたメルヴィと一行は軽食と共に休憩し森へと入った。何事もなかったようにパーティの面々は振る舞ったが……勇者は魔法使いに対してだけは警戒している様子であった。
 
 
130 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/13(金) 07:03:30.83 ID:TKTO8ktXO

 
 そんなこんなで森の中。
 勇者を先頭に木が切られた道を歩いていく。
 
フィン「今のところ魔物の気配はないですね」
 
ミレイユ「魔力も特には違和感ないかな」
 
メルヴィ「二人がそうなら私には感じられないかぁ。ガネーシャ、もう一回依頼の詳細を」
 
 嗅覚、第六感に優れるフィンと、魔法のエキスパートミレイユ。奥へ進んで少ししても魔物とやらの存在を察知できるような要素はなく、鳥のさえずりが微かに聞こえる程度。言われたガネーシャが依頼書の写しを取り出した。
 
ガネーシャ「クマ型の巨大な魔物、だね。ここの情報によると奥にいるらしい」
 
メルヴィ「ありがと。どっかに移動してないといいけど……」

ティア「……警戒だね」
 
 首都近所の森は普段ならば平原で経験を積んだ初心者の冒険者が、腕試しにやってくるようなレベルの場所。外でも比較的平和な位置にいる。魔物も少なく、件の依頼のような大型の魔物の目撃例も滅多にない。木々が伐採された、人の手を感じさせる広い道を進めば、簡単に奥地へ行けてしまうだろう。
 ちゅんちゅんと鳥の声に、たまに鹿、なのだろうか。よく分からない鳴き声。そこに一行の足音。魔物に襲われるかもしれないという緊張感も加わり、静けさに響く不規則な音にどうしても過敏になってしまう。
 
フィン「……あ。聞こえました。匂いも少し」
 
 中間辺りだろうか。しばらく進んでいると、フィンが耳をピンと立てた。流石半獣人。まだ仲間達が気配も感じ取っていない内から、音を聞いたらしい。
 無言で目配せ。フィンが先頭となり、道を外れて木々の中へ。
 
ミレイユ「奥の方から少し移動してるね……」
 
ガネーシャ「うん。森を出られては事だ。仕留めておきたいところだね」
 
メルヴィ「だね。来て良かった」
 
 いつ戦闘に入ってもいいよう武器を抜いておく前衛三人。周囲を更に厳重に警戒しながら進むと、小さな川が見えはじめる。そこにいたのが……。
 
131 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/13(金) 07:04:37.35 ID:TKTO8ktXO
 
ティア「……わ。で、でかい……」
 
 依頼の熊型魔物。習性も熊に似ているのか、それとも単に魚に釣られたのか。川で狩りをしているようだ。厚い毛皮に覆われた、黒い色をした大きな熊――なのだが、通常の生物と違いものすごく巨大。
 目が赤い上、爪も生き難いのではと思うほど長く巨大。歯も口をはみ出し――自然界の生命にはない歪さがパッと見ただけでもはっきり分かる。
 
フィン「あんなのがこんな場所に」
 
ミレイユ「これは油断すると危なそう。……唱えておくね」
 
ティア「わ、私も……向かう前に、支援……」
 
メルヴィ「うん。それじゃ二人の準備が終わり次第仕掛けよう」
 
 先手必勝。不意打ちならばできるだけ強力なものを。ミレイユは目を閉じ、集中した状態で水の上級魔法を唱える。後は中級、初級を状況に対応できるように保持。
 ティアも詠唱を始め、仲間全員へと支援の魔法をかける。元が貧弱だからかミレイユには変化がよく分からないが、呪文で大体は理解できた。強めの防護、魔力による力の増幅、その二つ。前衛メンバーには結構な効力になるだろう。
 
メルヴィ「うわ、なにこれ。これがサポートの魔法?」
 
ガネーシャ「すごいね、ティア。これならいけそうだ」
 
フィン「よーしっ。ミレイユさん」
 
 やる気満々な仲間達に頷いて、魔法を発動。
 
ミレイユ「水の波動……行けっ!」
 
 水属性の上級魔法、ウォーターキャノン。砲弾のように硬化した大きな水の球が、ミレイユの上で形作られ発射される。
 ――が、魔力の揺らぎか聞き慣れない水音のせいか、魔物が魔法に気づき視線を向けた。魔法が当たる前に全員が見つかってしまった。
 
ティア「っ!」
 
 魔法に乗じ敵へ接近しようと走り出した仲間達の後方。ティアは熊の様子に気づくとすかさず魔法を放つ。小さな影の弾は森の中では目視しずらく、ミレイユの魔法より素早く魔物へ命中。威力こそ少ないものの、隙を作り出した。
 
132 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/13(金) 07:05:44.65 ID:TKTO8ktXO
 
ミレイユ(フォロー役がいて助かった……!)
 
 続き、ミレイユの魔法が魔物の胴体へと命中する。ドッと鈍い音がし巨体がよろける。硬い水の球はダメージを与えると破裂し、水しぶきとなり視界を眩ませる。
 
フィン「そこっ!」
 
 そこへ、いち早く駆けつけた剣士の攻撃。魔物の側面、脇腹の辺りへ剣が突き刺さる。……が、敵に反応は無し。巨体に小さな傷ができても大した影響はないのか、気にせず水を払おうと顔を振っている。
 
フィン「ま、魔法も受けてこれですか……?」
 
ガネーシャ「こういう手合いは急所を狙うべきだ――っと!」
 
メルヴィ「はあぁっ!」
 
 続いて、跳躍したガネーシャの拳が魔物の頭部を叩き、聖剣が脚を深く斬りつける。今度は確かなダメージ。大きなうめき声を漏らし、魔物は怯む。しかし直後腕を振り回した。
 
フィン「あわわっ」
 
 攻撃をものともしない強引な反撃。まともに当たれば真っ二つになりそうなそれを慌てながらも右の短剣でいなし、左の剣で再度腹を刺す。そして間髪空けずに魔物の身体を蹴り跳躍、クルクル回転しつつ華麗に離脱。その間にミレイユの初級魔法が頭部へと炸裂した。勇者が背後に回り斬り、ガネーシャが脚の傷を追い打ち。剣を叩きつけるものの、やはりそれほど大きなダメージを与えられていないようだ。
 
メルヴィ「うーん、タフだね」
 
ガネーシャ「さすが魔物。体の構造から違うようだ」
 
フィン「これ、接近戦のリスクが高すぎませんか……?」
 
 一度距離を取る三人。切っても刺してもすぐ反撃され、大した手応えも無し。二撃大きな攻撃を加えた筈の脚さえも元気に動かしている。
133 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/13(金) 07:06:37.45 ID:TKTO8ktXO
 
ミレイユ「もう少し待って。私がなんとかしてみせるから……っ」
 
 残る中級魔法に、初級魔法発動後唱えておいた上級魔法を保持。続けてもう一つ上級魔法を唱える。
 こういった魔物相手にはとにかく大きな一撃を与えるのがてっとり早い。
 
フィン「分かりました。お願いしますミレイユさ――うわぁっ!?」
 
 引いたフィンに魔物が飛びかかる。よほど恨みを買っていたようで一直線にダッシュし、両手を振り下ろす。横に移動し彼女は回避しようとするが、爪が肩を掠めた。
 
ガネーシャ「お姉ちゃんに傷をつけたな……!」
 
フィン「お姉ちゃんじゃないです」
 
 冷静にツッコミを入れるフィンのすぐ前、叩きつけられた魔物の腕をガネーシャが地面ごと剣で突き刺す。これは流石に効いたようだ。魔物が大きな鳴き声を上げる。
  
ティア「治癒……!」
 
ガネーシャ「なっ!? デタラメな……」
 
 ティアの治癒魔法が入り、二人で追撃――と思ったタイミングで魔物が動いた。剣で杭に刺された手を強引に動かし、振り回す。剣を離すまいと握っていたガネーシャだが、それが魔物の手から抜けた拍子にふっ飛ばされてしまう。
 
メルヴィ「ガネーシャっ。よいしょっと――退散退散」
 
 そこをメルヴィがキャッチ。そのまま彼女を抱えて魔物から距離を取る。そんな二人を追撃しようと、睨んだ魔物へミレイユの保持していた中級魔法、水の槍が突き刺さる。
 動きが止まる魔物。ミレイユは手をかざし、保持していた上級魔法を一つ解放。
 
ミレイユ「これで……!」
 
 雷属性、上級魔法の落雷。轟音と共に魔物の上空から巨大な雷が落ちる。水に濡れた巨体が貫かれ、大きくよろける。が、まだ倒れない。
 
ミレイユ「……!」
 
 唱えながら、保持していた二発目を発動。空からもう一度閃光が降り注ぐ。
 
134 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/13(金) 07:07:28.97 ID:TKTO8ktXO
 
フィン「あわわわわ! ちょっ、規模――っ、耳が……」
 
メルヴィ「もう少し離れよう、ガネーシャ。フィンも」
 
ガネーシャ「う、うん。そうした方がいいだろうね」
 
 鼓膜が破れそうな音に、派手な落雷。それを二発まともに受けても尚、魔物はまだ立っている。だが目に見えてダメージは与えていた。
 中級魔法発動から詠唱していた上級魔法、その詠唱を終えミレイユは休み無く発動。
 
ミレイユ「最後――っ! 雷よ!」
 
 3発目の雷。振り下ろした手とシンクロし落雷。そこまでして、ようやく魔物は倒れた。毛皮が黒く変色し、魔物の周囲の木々は焼け、辺りに焦げた臭いが充満する。
 
ガネーシャ「ふぅ……強い魔物だったね」
 
メルヴィ「ほんと。冒険者ギルドじゃなくて、騎士団レベルの案件だよ」
 
フィン「お疲れ様でした……」

 ミレイユ、ティアの周囲に戻ってきた三人が疲れた様子で息を吐く。残心、遠巻きに倒れた魔物を警戒していると事切れた彼は間もなく消滅した。死ぬと跡形もなく消え去る。普通の生き物にはない、魔物の特性だ。
 
ミレイユ「はぁ……疲れた。あの魔物で、依頼料はどれくらいだっけ?」
 
ティア「……安かったような」
 
ガネーシャ「まあまあ。人助けにはなったはずだよ。それでいいじゃないか」
 
 剣を納め、ガネーシャが爽やかに笑う。確かにあんな魔物が街近くにいたのだ。もしものことを考えると、すぐ討伐した方がよかったのだろう。安請け合い感は拭えないが。
 
フィン「魔物の爪と毛皮がありましたー」
 
メルヴィ「ありがとう、フィン。帰ル前に火を消しとこう」
 
ガネーシャ「今日は気持ちよく眠れそうだね」
 
 そんなことは全く考えてなさそうなお人好しトリオがてきぱきと撤収準備。討伐の証拠、戦利品を回収し、川の水と魔法で消火。フィンの怪我を改めてきっちり治し――あっという間に帰る支度が済んだ。
 
135 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/13(金) 07:08:19.33 ID:TKTO8ktXO
 
ミレイユ(ほんと、冒険慣れしてるよね……)
 
 文句の一つも出ない面々を見ると、自分が入る前もこんな割りに合わない依頼を頻繁に受けていたのでは、と心配になってしまう魔法使いである。
 
メルヴィ「よーし。それじゃ帰」

少女の声「――ちょっと待った!」
 
 あとは帰るだけ。一行がその場を去ろうとすると、不意に何者かの声がかかった。
 
ティア「……?」
 
フィン「誰ですかっ?」
 
 武器に手をかけ周囲を警戒する。すると、いつからいたのだろうか、木の後ろから一人の少女が現れた。
 白髪のショートボブ、身長はティアよりも小さいだろうか。かわいらしい顔立ちに、黒と白のシャツとズボン、赤いマント。容姿の幼い雰囲気に合わない勇ましい服装に、剣と盾。そしてなによりミレイユの目を引いたのが――
 
ミレイユ(デカい……!)
 
 服の下から主張している胸である。身長とアンバランスなサイズ、歩くだけで揺れ、真面目な場面だというのに目のやり場に困ってしまう。
 
ティア「……」グイッ
 
 邪な気持ちが読まれたのか、隣のティアが彼女の服を引っ張る。心なしか目が鋭い気がする。
 
ミレイユ(いきなり現れて、何の用だろう……? あれ?)
 
ガネーシャ「……」
 
メルヴィ「……」
 
 ティアから視線を外し、仲間達の顔色を窺うと二人の様子がおかしなことに気づく。知り合いだろうか――と一瞬思うが、どうやら違うらしい。友好的な二人にしては珍しく、彼女への敵意を感じられた。
 少し距離を空け、立ち止まった少女は口を開く。
 
ウィン「ボクはウィン・ストレイド。――勇者だ」
136 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/13(金) 07:09:14.02 ID:TKTO8ktXO
 
フィン「――へっ?」
 
 第一声がそれ。勇者本人を目の前にしての大胆な発言に、フィン、ミレイユ、ティアがぽかんとしてしまう。残りの二人は、何か心当たりがあるらしい。驚いた様子はなく、ただ彼女を睨むばかり。
 
ガネーシャ「……メルヴィ」
 
メルヴィ「――大丈夫。話させて」
 
 一度目を閉じ、そして開く。深呼吸。再びウィンという少女を見た彼女から、敵意の感情がなくなった。しかしその紅い瞳は何かの激情に燃え盛っている。
 
メルヴィ「ウィンちゃん、はじめまして。私はメルヴィ。と、私の仲間、ガネーシャ、フィン、ミレイユ、ティアで……」
 
ウィン「……」
 
 自己紹介をはじめるメルヴィに対し、黙って相槌を打ちしっかり聞いている様子の自称勇者。問答無用で襲いかかってくるマズイタイプの人間ではないようだ。
 
ミレイユ(『はじめまして』、なんだよね……)
 
 いつも明るい勇者があそこまで人を嫌悪するところを見たところがない。ガネーシャも。何か理由があるのだろう。はじめましてなら尚更だ。
 
ウィン「うん、分かった」

ウィン「……勇者メルヴィ。早速だけど決闘を申し込む」
 
 自己紹介を律儀に聞き、ウィンが本題を切り出した。勇者を自称しているのに相手も勇者と呼んだり、色々聞きたいところはあるがお口チャック。横槍は入れずとりあえず見守ることにする。
 
ガネーシャ「何故? 戦う理由はないと思うけど」
 
ウィン「聖剣。ボクが勝ったら返してもらうよ」
 
メルヴィ「っ……分かった。受ける」
 
ガネーシャ「……いいのかい?」
 
 メルヴィは頷く。背中の武器、聖剣を引き抜くと彼女は前に出る。二人の勇者に、いきなり決闘。事情をよく知らないミレイユ達が反応できないまま、トントン拍子で話が進んでいく。
137 : ◆OGHPkXeEeU [saga sage]:2025/06/13(金) 07:11:04.93 ID:TKTO8ktXO
〈一旦ここまで
 続きは安価のところ辺りまで書き溜められたら、その時に〉
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/13(金) 08:39:38.81 ID:UaPz6Ye+O
おつおつ、>>22の子か
せっかくのおっぱいに加えて無知シチュ行けそうな子だし、サブキャラとしてこの子にもいずれご奉仕させたりぶち込んだり出来るのかな
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/13(金) 12:24:20.89 ID:xwIDTD830
>>1は同じやつしか安価取ってないことにいつ気がつくんだ?
140 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/15(日) 13:39:51.79 ID:hyQ7IRWZO
 
ミレイユ「ガネーシャ、どういうこと? 勇者が二人いるなんて知らなかったけど」
 
フィン「そ、そうです。何か事情を知ってる風ですけど」
 
ガネーシャ「すまないね。これは彼女の……少々プライベートな話に係ることで」
 
 苦い表情をするガネーシャ。つまり今は話せないと言いたいらしい。フィンとティア、仲間達と顔を見合わせミレイユは頷く。
 話したくないのならば仕方ない。いずれ知るタイミングもあるだろう。きっと。
 
フィン「……分かりました。でもいつか教えてくださいよ」
 
ミレイユ「――で、大丈夫なの? 決闘なんかして」
 
 あっさり話題を変えた仲間達にガネーシャは目を丸くさせ、そして微笑む。
 
ガネーシャ「……あぁ。メルヴィなら負けないだろう」
 
 多分、と不安になる言葉を付け足して彼女は視線を二人へ。黒と白。正反対の二人が対峙し、ウィンも武器と盾を構える。
 こうして戦う構えを取ると、相手の自称勇者も相当な腕前なのだろうとなんとなく分かる。緊張はなし、無駄な力も入っていないし、これまで何度も実戦を繰り返してきたのだろう。
 
メルヴィ「……いくよ」
 
 しかしそれはメルヴィも同じ。身を少し低くし地面を強く蹴り、彼女は一歩前へと踏み出した。たったそれだけで魔法のように瞬時に移動。あっという間に接近し、剣を振るう。
 横薙ぎの一撃。大きな金属音が鳴り、盾で攻撃を受け止めたウィンが剣を突き出す。最小限の動きで一直線にメルヴィ目掛けて切っ先が迫る。
141 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/15(日) 13:41:03.73 ID:hyQ7IRWZO
 
メルヴィ「――」
 
 それを冷静に、手で払いのけるかの如くに剣の側面を素手で叩き自身は前へ。踏み込み、すれ違い様に一閃。これもまた盾に防がれる。
 
フィン「ひゃあ……普通の人なら大怪我しちゃいますよ」
 
ティア「二人とも……ううん。あ、あっちの勇者は特に……加減が、ない」
 
ミレイユ「うん……そうだね」
 
 言ってる間にも、攻めて守ってかわして一進一退の攻防が繰り広げられている。決闘と言うのだからそうなのだろうが、命を奪いかねない攻撃も頻繁に見えた。
 それでもミレイユらが止めようとしないのは、メルヴィの実力を信じているから。彼女が無闇に命を奪うようなことはしないし、殺されることもきっとない。
 懸念点は自称勇者だろうか。ティアの言う通り全く加減がない。最初の突きもそうだが、勝つためではなく殺すことを目的にしているような容赦の無さである。
 
ガネーシャ「やっぱり……そうなのか」
 
ミレイユ(……)
 
 ウィンの動きにガネーシャも思うところがあるらしい。
 
メルヴィ「流石、あの人の……」
 
 ウィンの放った魔法をかわし、メルヴィが一度距離を空ける。そして大きく息を吐いて、構え直した。なんとなく雰囲気で分かる。メルヴィはこれで勝負を決める気なのだと。
 
メルヴィ「でも、その戦い方は私自身がよく知ってる――っ!」
 
ミレイユ「速っ……っ!?」 
 
 駆ける。気づいた時には彼女はウィンのすぐ近くに。盾が音を立てたことから察するに、既に一度攻撃を放っているようだ。そこへ、最初と同じようにウィンが剣を突き出す。
 
142 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/15(日) 13:41:50.64 ID:hyQ7IRWZO
 
メルヴィ「まったく同じ動き……」
 
 今度は剣を防がず前へ出てかわす。ぽつりと呟いたメルヴィは、そのまま盾を押しのけ至近距離で剣の柄を腹へ叩き込んだ。
 
ウィン「ゔっ!? ぐ……」
 
メルヴィ「……私の勝ち。分かってくれたよね、勝てないって」
 
 綺麗に一撃を決め、呻く彼女へ追撃は入れずに下がる。様子見から少し本気を出したメルヴィに一本取られる。これが本当の戦いなら、ウィンは命を落としていたかもしれない。それは本人も分かっているようで、腹を押さえて立ったまま何も口にしない。
 
メルヴィ「じゃあ私が勝ったんだし、一つ言うこと聞いてもらおうかな」
 
 剣を納め、服を整えるつつメルヴィが言う。相手が条件を出していた以上、その要求は妥当ではあるものの……彼女の表情がいつもと違うことに気づく。
 
メルヴィ「……君って、あの人の弟子?」
 
 怒りと嫌悪、その辺りは戦う前からも見せていたが、色々な感情が混ざった表情はどんなことを思っているのか外から見ただけでは分からない。
 
ミレイユ「……ガネーシャ」
 
ガネーシャ「すまない、これも……」
 
 つまりはメルヴィのあれそれに深く関係することらしい。ミレイユらには世間話のカテゴリに思える質問が大きな意味を持つようだ。
 緊張しながら見守っていると、ウィンが武器を納め一度頷いた。
143 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/15(日) 13:42:26.34 ID:hyQ7IRWZO
 
メルヴィ「やっぱり……分かった。ありがとう」
 
ウィン「今回は負けたけど、次は勝つ。絶対に聖剣は諦めない」
 
メルヴィ「いいよ。いつでも来なよ。叩きのめしてあげる」
 
 暗い威圧感を放つ勇者にウィンがたじろぐ。自称勇者を鋭い視線が突き刺した。
 
フィン「ええっ……あ、あのガネーシャさんっ」
 
ミレイユ「明らかにおかしいでしょっ」
 
フィン「……心配」
  
ガネーシャ「……す、すまない。本当に」
 
 三人詰め寄られ、ガネーシャはふいっと目を逸らす。汗をダラダラ流して。彼女も流石に心が痛いようだ。
 
ウィン「お、覚えてて!」
 
 ビシッと指を差してウィンが素早く退散していく。最後の方はなんだか怯える小動物みたいに見えてきた。
 
ミレイユ(何だったんだろう……)
 
 ミレイユは思う。結局彼女の目的は何だったのだろうか。決闘ならばこんな森でしなくてもいい筈だ。人に注目されるのが嫌だとか……? 聖剣を奪ったとなれば、まぁそれは人類の敵と言っても過言ではないのだが。
 
ミレイユ(分からない……)
 
メルヴィ「……さ。帰ろう、みんな」
 
 ぼんやり思考していると、いつの間にかメルヴィが近くへ来ていた。ニコッと笑う彼女はいつも通りな様子。ホッとする一同だが、ウィンという自称勇者へ向ける仄暗い感情を思うと複雑である。
 
ミレイユ(……)
 
 今表に出していないのと同じ。普段はその気持を隠しているってことだから。
 
144 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/15(日) 13:43:04.65 ID:hyQ7IRWZO
 
 
 やっぱり知らん顔なんてできない。
 街に帰ってすぐ、ミレイユは動き出すことにした。ガネーシャに訊けないなら直接勇者に尋ねてしまえばいいこと。
 
ミレイユ「メルヴィちゃんっ」
 
 ギルドの自室に荷物を置いてすぐ、ミレイユはメルヴィの部屋へ突撃した。きっちりドアをノックして、返事がきてから中へ。
 
メルヴィ「ミレイユ、どうしたの? 慌ててるけど」
 
 部屋の中でベッドに座りきょとんとした顔のメルヴィ。彼女が何の理由で訪ねてきたのか、本当に分かっていなそうだ。もしくは、とぼけているのか。
 
ミレイユ「えっと……その、教えてほしいの。さっきのこととか、3年間何があったのか、とか」
 
メルヴィ「……! ど、どうして?」
 
 ハッとし、怯えたような表情に変わるメルヴィ。ここまで短時間に、ストレートに質問しに来るなんて思ってなかったのかもしれない。

ミレイユ「どうしてって、当然でしょ? 大切な人だし、さっきだって蚊帳の外にいるみたいで……力になりたかったから」
 
 無関係なのかもしれない。でもだからといって何もせず見守るだけなのは自分が許せない。ずいと前に出て真剣な顔でミレイユが言うと、動揺した様子でメルヴィが目を逸らした。
145 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/15(日) 13:43:45.83 ID:hyQ7IRWZO
 数秒の沈黙。ちらちらとミレイユを見ていたメルヴィは何か考えているのか、たっぷり間を空けて、
 
メルヴィ「……っ!」
 
 顔を赤くさせた。
 突然の赤面に、ハテナマークを浮かべてミレイユは首を傾げた。
 
ミレイユ「あの、メルヴィちゃん?」
 
メルヴィ「も、もしかしてミレイユって……私のこと好き?」
 
ミレイユ「は――ええっ!? なんでこのタイミング!?」
 
 真面目な話してたのに。盛大に驚くミレイユの前、もじもじとするメルヴィ。
 
メルヴィ「だ、だって最近積極的だし、考えてみると昔から……」
 
ミレイユ「そ、それは今いいからっ」 
 
メルヴィ「否定しないの……?」
 
ミレイユ「ゔっ」
 
 恥ずかしそうに上手遣いに問いかけられ、あやうく死にかけるミレイユ。有耶無耶に誤魔化して強引に話を進めることもできるだろう。しかしいい機会なので、肯定してしまうことにする。あれだけ派手に誘惑した人物に、その確認をしてくる鈍感勇者にはよく分からせておかないといけないだろう。
 
ミレイユ「しない。事実だから」
 
メルヴィ「や、やっぱり……!」
 
ミレイユ「だ、だからそれは今いいのっ。今は3年間のことを聞きたいんだから」
 
メルヴィ「あ……うん。そうだったね」
 
146 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/15(日) 13:46:29.76 ID:hyQ7IRWZO
 
 閑話休題。ヒートアップしていたメルヴィも冷静さを取り戻し、こほんと咳払い。
 
メルヴィ「……ごめん。ほとんど話せないというか、話したくないな、今は」
 
 今度はしゅんと、悪いことをしたのがバレた子供みたいに縮こまってしまう彼女。余程のことがあったのだろう。彼女がそんなことを言うのは珍しかった。
 
メルヴィ「けど、そうだね……私の仲間でいるなら危険もあるかもしれないし、これだけ」
 
メルヴィ「旅立ったって言ってたけど、私は師匠から逃げてきたんだ。だから師匠が聖剣を取り戻そうとしてるんだと思う。勇者に相応しくないから」
 
 師匠。そういえば幼い頃から剣や魔法、その他色々な知識を教えてくれた存在が彼女にはいたらしい。言われてみると、彼女が旅立ってから彼の話を聞いたことがない。
 けれど、事のあらましは大体分かった――ような気がする。剣を取り戻そうと、彼女の師匠が新しい弟子、ウィンに依頼したのだろう。
 
ミレイユ「そっか……分かった。じゃあ今はそれでいいや」
 
メルヴィ「いいの? 虫のいい話じゃ……」
 
ミレイユ「これで揉めるなら、得体の知れない魔王討伐の仲間なんてやらないよ。魔王より強そうな相手なら、訳くらい聞きたいけど」
 
 正体も居所も強さも未だよく分からない存在との戦い。それを承知でついてきているのだ。今更人との戦いが追加されても大したスケールではない。
 ミレイユが即答すると、メルヴィはホッと安堵した様子を見せる。
 
ミレイユ「……それじゃ、また明日」
 
メルヴィ「う、うん……」
 
 これ以上は聞けないだろうし、押しかけて長居するのも迷惑だろう。少し暗い表情のメルヴィを残して、ミレイユは部屋から立ち去った。
 
 
 ↓2 その夜、尋ねてきたメルヴィと……
  1 イチャイチャ多め
  2 昼のことでムラムラしたメルヴィにリードされて
  3 ミレイユが敏感な彼女を何度も 
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/15(日) 13:49:34.36 ID:VsW2W+GrO
3
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/15(日) 13:56:48.93 ID:Hoxr1uEu0
1
149 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 08:08:15.25 ID:ogbcXJ8JO

〈1 イチャイチャ多め〉
 
 コンコン、とドアがノックされる。
 解散し夕食を取り、お風呂に入った後。部屋でのんびりしていたミレイユは慌てて立ち上がりドアを開けた。
 
ミレイユ「ティア――あれ? メルヴィちゃん」
 
 ここ数日は同じ部屋で寝泊まりしていた同居人の彼女が帰ってきたのだろう。と思っていたのだが、ドアの前にいるのは意外な人物。同じくお風呂上がりであろう寝間着姿のメルヴィがいた。
 しっとりと濡れた髪、白の薄手のワンピースを着て、聖剣も持っていない。普段見ている姿よりずいぶん身軽だ。
 
メルヴィ「入ってもいい?」
 
ミレイユ「えっ、うん」
 
 それだけ短く尋ねられ、こくんと頷く。中に招くとメルヴィは歩き出し、ミレイユの手を握った。困惑する魔法使いを連れて部屋の中、彼女のベッドの上に腰掛ける。
 
ミレイユ「あの……メルヴィちゃん? なんか怒ってる?」
 
メルヴィ「ち、違うよ。ちょっと緊張してるだけ」
 
 ムッとしたような顔をしていたのはそのせいらしい。隣に座ったミレイユへ、あたふたと弁明する彼女。ブンブンと首を横に振り、ポニーテールが揺れる。
 やや間を空けて、メルヴィは少し赤くなりながら言った。
 
メルヴィ「えっと……私もミレイユの呪いのお世話することにしたから」
 
ミレイユ「そっかぁ……そっか!?」
 
 思わぬ言葉に素っ頓狂な声が出る。もしや薄着で一人で部屋にやって来たのはそういうつもりで……なんて考えはじめると、彼女から目を離せない。
 
150 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 08:08:57.22 ID:ogbcXJ8JO
 
メルヴィ「ミレイユにはお世話になってるし、その……私も興味あるから。ミレイユなら安心かなって」
 
ミレイユ「ティアちゃんはそのこと……」
 
メルヴィ「知ってるよ。良いって言ってた」
 
 ミレイユよりも少し低い身長、細めの華奢な身体に大きな胸。いつも憧れてた彼女が、自分の呪いのために……。
 
メルヴィ「あ……」
 
 などと思いながら見ていたら、あっという間に身体は反応していて。すぐメルヴィに気づかれてしまう。
 
メルヴィ「そうなったら、我慢は毒なんだよね? ……いいよ、来て」
 
ミレイユ「っ。ほ、本当に……?」
 
メルヴィ「うん。……あ、でもあくまで処理だよ? 辛くなった時にするだけで」
 
ミレイユ「うんっ。それでもいい――っ」
 
メルヴィ「ひゃっ!?」
 
 メルヴィの身体を抱き締める。自分の胸とメルヴィの胸が当たり、彼女の体温と柔らかさが伝わってくる。二人は見つめ合い、自然と顔を近づけて、
 
メルヴィ「んっ……」
 
 唇を重ねた。抵抗はなく、そっとミレイユの腰に手を回してくる。小さな頃からの想い人とのキス。もっと、と先走るミレイユが微かに開いている唇から舌をねじ込み、手は豊かな膨らみへ。
 
メルヴィ「ふぁっ!?♡ ん、ちゅ……んぷっ♡」
 
ミレイユ「じゅる……っ、メルヴィ、ちゃん……っ♡」
 
 下着、ワンピースの上から膨らみを撫で、彼女の舌を絡めとる。するとメルヴィは敏感に反応を示し、体を震わせる。最初はきつく閉じていた目も次第に開き、蕩けてきた。
151 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 08:09:30.56 ID:ogbcXJ8JO
 
ミレイユ「んっ……♡」

メルヴィ「は――っ、はふ……っ♡ キ、キスってこんな感じなの……?」
 
ミレイユ「うん。ティアちゃんとした時はこんな感じ――」
 
 と、口にした途端彼女から顔を近づけられ強引にキスされる。
 
ミレイユ「んっ、メルヴィちゃ――ぷぁっ♡」
 
 自分がしていたのと同じように舌で犯され、彼女の手がミレイユの乳房を撫でる。そういう場面で初めて触られ、予想外に自分が感じてしまっていることに気づく。
 撫でられるのも、少し乱暴に揉まれるのも体に電流が流れるみたいに反射的に反応してしまう。
 
メルヴィ「ん、ちゅ……♡ ちゅぱ、じゅるる……♡」
 
ミレイユ「ちゅる、はぁ……♡」

 目を開き、満足そうに彼女が感じる姿を見つめる勇者。口を微かに離すと、唾液が舌先同士で糸を引く。
 
メルヴィ「私のこと好きなら……他の女の子の名前出さないでほしいなぁ」
 
メルヴィ「処理でもせっかくするんだから。ほら、好きって言って……」
 
ミレイユ「う、うん……っ。好きだよ、メルヴィ」
 
 気持ちよさと興奮で頭が一杯になった状態で、なんとか頷く。嬉しそうに笑う彼女は、そのままベッドへミレイユを上に、引き倒す。
 
メルヴィ「……♡」
 
 仰向けになり、上のミレイユへ期待するかのように視線を向ける。何も言わないが、これから何をするのかは察しがついた。
 ミレイユは彼女の服、下着を脱がせ、自身も裸へ。
 
152 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 10:01:38.70 ID:825Zl5BVO
 
メルヴィ「そ、それがミレイユの……♡」
 
ミレイユ「入れるよ、メルヴィちゃん……っ」
 
 ワンピースの下から浮き出ていた身体のライン。それでも魅力的に見えていたが、何も身に纏わない彼女の裸体は興奮で我を忘れてしまいそうなほど美しい。
 大きな形のいい胸、綺麗な乳頭、充分に濡れて雄を誘う割れ目。みんな憧れの勇者が、自分にあられもない姿を晒している。我慢はできなかった。
 先端を当てがうと、メルヴィは手を控えめに広げた。
 
メルヴィ「ぎゅってしながら……挿れて?」
 
ミレイユ「っ! うん……っ」
 
 可愛いお願いに心の中で悶絶しつつ、男性器を浅く中へ。そのまま身体を倒し、彼女を抱き締める。胸と胸が合わさり押し付けられて形を変えた。
 
ミレイユ「いく、よ……っ♡」
 
メルヴィ「うん――っ♡ は、ぁ……でっかい――っ!♡」

 
 挿入の痛みはさほどないのか、目の前の彼女は悩ましげな声を上げて体を捩らせる。まだ男性のものを受け入れたことのない、きつい締めつけの中をこじ開け、自分のものにしていく。それも、絶世の美少女、自分の初恋とも言える女性を。愛液が鳴らす卑猥な音と勇者の媚声。彼女の身体をきつく抱き締め、ミレイユは腰を突き出した。
 
メルヴィ「かっ、は――っ!♡ ぁ、すっごぃ……♡」
 
ミレイユ「ぜ、全部入った、かな……」
 
 ティアとはまた違う締め付け。柔らかな中は全体を舐め回すように蠢き、きゅうきゅうと奥が吸い付く。甘え、精を求めるような動きに無意識に腰が動いてしまいそうになる。
 
ミレイユ「メルヴィちゃん、大丈夫?」
 
メルヴィ「うん……っ♡ むしろすごく気持ちよくて――っ♡ なにこれ……♡」
 
 まだ挿入したばかりだというのに、発情しきった表情で言い腰をゆるく動かしさえする彼女。初めての筈のメルヴィが見せる反応に、魔法使いは辛抱堪らず腰を引く。
 
153 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 10:02:45.95 ID:825Zl5BVO
 
ミレイユ「メルヴィちゃん、そんなエッチに……♡」
 
メルヴィ「ぁっ♡ う――ぐっ、太いのが、中ごりごりし、あぁっ!♡」
 
 ずぷぷと愛液にまみれた男性器が引き抜かれ、そして奥へ。卑猥な音と共にメルヴィが快楽に声を上げる。ピンと固くなった胸の突起同士が擦れ合い、そこでも甘い刺激が与えられる。
 
ミレイユ「は、あぁ――っ!♡ 気持ちよすぎ……っ♡」
 
メルヴィ「んっ♡ ぁっ、はぁっ!♡ み、ミレイユ――っ♡ 好き、って♡ チューしてっ!♡」
 
 腰を引き、突き入れる度体を揺さぶられ、快感に余裕ない様子で駄々をこねるように甘えるメルヴィ。涙が浮かぶ彼女の顔は初めての感覚に蕩けきっていた。
 
ミレイユ「メルヴィっ、ちゃん――好き♡ 愛してる――っ♡」
 
メルヴィ「んむっ♡ はっ、ん♡ ちゅ――ちゅぱ、じゅるるっ♡ 私も、好き――っ♡」
 
 愛を囁き、上も下も深く交り合う。処理だからと口にしていた勇者も、自ら舌を絡め中をきゅんきゅんと締め付けた。
 身も心も溶け合うような感覚。強くなる刺激に、自然と身体は相手を激しく求め合い、
 
ミレイユ「ん、出る――っ!♡ ぁ、んあぁっ!♡」
 
メルヴィ「ぷぁ……っ♡ は――っ、はうぅぅ!♡」
 
 唇重ねたまま互いに絶頂へと達した。密着したまま最奥に精を放ち、快楽に目を白黒させている彼女の舌を舐め、緩く腰を動かす。痙攣するように震える身体。中は本能的に吸い付き、白濁を搾り取ろうとする。
154 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 10:03:24.86 ID:825Zl5BVO
 
メルヴィ「ぁ……ぁへ……♡ ミレイユ……♡」

ミレイユ「す、すごかった……」
 
 絶頂の余韻で放心しているメルヴィ。唾液を漏らし、ぐったりと身体を投げ出している彼女は少し前まで処女だったとは思えない淫靡な姿を晒していた。唯一白濁にまみれた少量の血が、彼女が初めてなのだと証明している
 彼女の頭を撫で、長い射精を終えたミレイユは身体を起こそうとする。が、ガシッと腕が掴まれた。
 
ミレイユ「あれっ?」
 
メルヴィ「ミレイユ……もう一回♡ まだ辛いよね?♡」
 
 いつの間にか復帰したメルヴィがミレイユを引き倒し、甘えるように甘く囁く。脚でがっしり彼女の腰を固定して。
 
メルヴィ「ん……おっきくなった♡ ほら来て……」
 
ミレイユ(サ、サキュバス……?)
 
 ミレイユは思うが、我慢できなくなってしまったのは事実。もう一度、同じ体勢で動きはじめる。
 
メルヴィ「あっ♡ 好き、って言って♡ ミレイユっ♡」
 
 甘えながら乱れる彼女が可愛らしくて、その後も何連戦かしてしまったミレイユである。
 
 
155 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 10:04:06.61 ID:825Zl5BVO
 
 
 
メルヴィ「……違うの」
 
 身体を綺麗にし、再び寝間着姿になったメルヴィはまずそんなことを口にした。顔を真っ赤にさせて。
 
メルヴィ「思った以上に……その、性行為がすごくて、我を忘れたというか」
 
メルヴィ「あんなにミレイユ好き好き♡ってなるつもりはなかったの」 
 
ミレイユ「……は、はあ」
 
 それはそれで自分のソレに即堕ちしたみたいでエッチだなぁ、なんて思うものの口には出さず。
 
メルヴィ「あ、あと……こういうことするのは男の人とだと思ってたから、顔が良いお姉さんに責められると頭が混乱するというか……一杯になるというか……」
 
 俯きながらボソボソ話す勇者。セックスで乱れに乱れたことより、ミレイユにキスして好き好きと甘えていたことが恥ずかしいらしい。確かに処理云々の能書きの上アレなのだから、そう思うのも無理はない。
 
メルヴィ「と、とにかく! これから呪いで困ったら私も協力するから」
 
ミレイユ「うん、ありがとうメルヴィちゃん」
 
 こんな美少女と、好きな人とできるのならば断る選択肢はない。にっこりと笑って答えると、メルヴィがまた顔を赤くさせる。
 
メルヴィ「うぅ……これから女の子をそういう目で見ちゃいそう」
 
 新たな扉を開きかけて、ひどく混乱しているようだ。頭をブンブンと振り、メルヴィは勢いよく立ち上がった。
 
メルヴィ「それじゃ、おやすみなさい!」
 
 元気よく退室。残されたミレイユは苦笑する。
 しばらくしてから帰ってきたティアと一緒に眠りにつき、その日を終えるのだった。
 
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/17(火) 10:41:35.34 ID:olV+4JYIO
イチャラブはいいですねえ
157 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/17(火) 23:50:32.14 ID:2X0/DtM0O
 
 
〈書き溜め投下でした。
 メインに入る前にサブ要素のテストをしてみようかと。
 ミレイユ含む仲間達から二人、登場人物と話題を安価で募集し、会話イベントを書いてみます。テイ◯ズのスキット、龍が◯くのパーティチャット、サモ◯ナイトの夜会話的な感じで

 というわけで早速↓2、3
 仲間二人の名前と、その二人が話す話題を。話題は記載無しでも可。無しな場合は私が話題を考えます〉

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/18(水) 00:30:58.06 ID:wLrS3yapO
踏み台
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/18(水) 00:33:12.74 ID:PWRgzDTa0
ミレイユとメルヴィ
冒険途中に仲良く楽しくお料理
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/18(水) 00:42:49.71 ID:UyaMYEUcO
ガネーシャ、ウィン
ウィンがキス好きなことについて
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/18(水) 07:19:57.94 ID:gL9CrOVvO
>>160
名前似てるからだろうけど多分ウィンじゃなくてフィンのことかな
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/18(水) 10:55:42.08 ID:AypBTCIEO
フィンだった
163 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/19(木) 06:54:47.90 ID:MFf4QGL3O
 
〈ミレイユとメルヴィ 話題『料理』〉
 
メルヴィ「……うん。こんな感じかな」 
 
 あの日から翌日。今日も今日とてギルドの依頼を受けて、危険そうな魔物を街の外へ討伐しに行く。その帰り道、お昼も兼ねて休憩することになった。
 街の外、平原のとある場所。木陰に簡易的なかまどを用意して、火をつける。後はティアが持ってきた食材を切って、料理を始めれば――
 
ミレイユ「わ、早い。流石メルヴィちゃん」
 
 と、そこへ薪になるような物を探しに行っていたミレイユが戻ってきた。身体の前に持ってきたローブに木の枝を乗せ、ニコニコと子供みたいに笑う彼女。見た目は大人なのにどんぐりでも拾ってきた子供みたい。
 途中石で躓いて転びそうになりながら、それをかまどの近くに置く。その際に胸に視線が行ってしまったのは内緒。
 3年前も大きかったけど、今は更に磨きがかかっている。胸に特に気になってしまう太めな脚、太もも……っていけない。
 
メルヴィ(あぁ……やっぱり思い切り意識してる)
 
 例の呪いが自分にもかかったかと思うくらい。
 ぽわっとしておおらかで、とにかく優しい彼女。その彼女が昨日は自分のことをあんなに。ミレイユが自分の上に覆いかぶさり、快楽に喘ぎ、時には高揚した表情で私を犯し――
 
メルヴィ「ええいっ!」ゴスッ
 
ミレイユ「メルヴィちゃん? なんで自分を殴ってるの?」
 
メルヴィ「ちょっと虫がとまって」
 
ミレイユ「そんな気迫じゃなかったけど」
 
 本当にいけない。思考が桃色一色である。
 ヒリヒリ痛む頬を抑え、私はティアの持ち物から小さな台を取り出す。更にまな板を出して、包丁も。
 メイド時代からそうだけど、ティアの大きなバスケットには色々入っている。今日はたまたま外でのハイキング用にキャンプ用品と食材を詰めてきたらしい。
 
164 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/19(木) 06:55:50.98 ID:MFf4QGL3O
 
ミレイユ「何を作るの?」
 
 向かい側、私と同じ様にミレイユがシートの上に座る。
 
メルヴィ「簡単にスープかな。外だし」
 
ミレイユ「焼くか煮るだけ、が王道だよね」
 
 食器も食材もそれほど広げられるスペースが無い。となれば簡単なスープが適当だろう。パンもあるし、温かい料理というのはそれだけで常温の携帯食料の一段階上に立つ。冒険慣れしているメンバーなら、文句が出ない筈だ。加えて、仲間の中でも料理上手な二人が調理するのだ。
 ミレイユも手伝ってくれるみたいだし、包丁とまな板をもう一つと野菜を台の上に。
 
ミレイユ「これを切ればいいんだね」
 
 言わずとも理解し、ミレイユは慣れた手つきで包丁を動かし野菜の処理をはじめる。普段は仲間達の視点からだとどんくさいミレイユも、得意分野である料理はてきぱきとこなす。
 
メルヴィ「ミレイユって料理好きなの? かなり慣れてるよね」
 
ミレイユ「え? うん。好きだけど……」
 
 私達の故郷、ノワルの領主の娘である彼女。身分の高い彼女が自ら料理をする、その理由がちょっと気になった。
 手を動かしながら答えるミレイユは、懐かしそうに目を細める。
 
ミレイユ「それなりの腕になったのは、誰かの役に立ちたかったからかな」
 
ミレイユ「魔法と料理。才能ありそうなのはそれくらいだったから」
 
メルヴィ「……そっか」
 
 三年前とは見違えた魔法の使い手になったミレイユ。その誰かというのは、ひょっとしたら私なのかもしれない。彼女を置いて旅に出てしまったのだから。
 
165 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/19(木) 06:56:37.22 ID:MFf4QGL3O
 
ミレイユ「ふふ、上手になってよかった。こうやってメルヴィちゃんと一緒にお料理もできるし」ウフフ
 
メルヴィ「……ミレイユはさ、私のこと恨んでない?」
 
ミレイユ「――へっ?」
 
 きょとんと、彼女は目を丸くさせる。亜麻色の瞳が私を真っ直ぐ見つめた。ちょっとして私の言葉の意味を察したのか、ミレイユはクスクス笑う。
 
ミレイユ「恨んでなんかないよ。置いてかれたのも、まぁ大変な旅だしなぁ、としか思ってなかったし」
 
ミレイユ「けど、メルヴィちゃんと三年間会えないのは寂しかったかな……好きだったから」
 
メルヴィ「……」サクサク
 
ミレイユ「あ、照れてる?」
 
 料理を再開させた私の顔を覗き込み、いたずらっぽい笑みを見せる彼女。本当に置いていったことは気にしていないらしい。三年前の罪悪感がちょっとは薄れた。ミレイユは優しいから恨んでるだなんて言えないだけかもしれないけど、それでも安心する。
 
メルヴィ「さ、水浴び組が帰ってくる前に料理完成させちゃお」
 
ミレイユ「うん。任せてメルヴィちゃん」
 
 さて。気を取り直して料理を作らないと。ニコニコと楽しそうなミレイユに微笑み返し、私は鍋の様子を見ることにした。
 
メルヴィ(本当、優しい人……)
 
166 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/19(木) 06:57:12.05 ID:MFf4QGL3O
 
 
〈ガネーシャとフィン 話題『キス』〉

 
 とある日のこと。
 僕がギルドを歩いていると、前からフィンちゃんがやって来た。ふわふわな金髪のかわいらしい少女。そこに半獣人の猫耳に尻尾が加わり、最強キュートな彼女は私の姉である。違うと言われるだろうけど。
 
フィン「あ、ガネーシャさん。こんにちはっ」
 
ガネーシャ「ん? 挨拶かい?」
 
 じーっと見つめられ、ふと気づき体を前屈みに。人目があるにも関わらず、フィンは躊躇せず嬉しそうに口づけを。……うん。最年少の彼女にこんなことされるのは、ちょっと背徳感があって……役得だなと思ってしまう。
 
フィン「ん……ありがとうございます」
 
ガネーシャ「いやいや、こちらこそ。お望みならもっと長く――」
 
フィン「あ、それはいいです」
 
 うーん、猫ちゃん。
 ゆらりと揺れる尻尾。さっと距離を取る仕草に猫ちゃんが重なる。
 
ガネーシャ「フィンはキスが好きだね。僕とも会う度して嫌じゃないのかい?」
 
フィン「親愛の印ですから。故郷では普通でしたし」
 
ガネーシャ「そうか。……ちなみに大人のキスはしたことあるのかい?」
 
フィン「……えっ? な、ないですよ」
 
 ! 大人のキスって何ですか?的なリアクションを予想していた僕は、ぴしゃーんと雷に打たれる。ほんのり赤くなって否定する彼女の様子から察するに、知識はあるが経験はない、もしくはもう経験済み……? 一体誰と。パーティ意外に彼女に交友関係はなかったような。
 
ガネーシャ「……ミレイユか」
 
フィン「え、ななな……何でミレイユさんの名前がっ?」
 
 ……丸分かりである。
 見るからに狼狽えて、暴れる尻尾を手で押さえつけ目線を逸らす彼女の反応がそうだと示している。
 適当な推理だったけれど、ミレイユとフィンが大人なキス……一度見てみたい。
167 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/19(木) 06:58:12.00 ID:MFf4QGL3O
 
ガネーシャ「ごちそうさま。僕から言えるのはそれだけだ」
 
フィン「満足そうな顔しないでください」
 
ガネーシャ「いやなに、仲間の性事情に首は突っ込まないさ。僕自身が乱れているからね」
 
フィン「昼間ですよ」
 
 ジトッとした目を向けられ、少し嬉しくなってしまう僕である。
 しかし彼女もミレイユと……勇者にも迫っているところを目撃したし、全員彼女にいただかれる未来もあるのでは……?
 
ガネーシャ「……ご飯でも食べに行こうか、フィン」
 
フィン「あ、はい。いいですよ」
 
 これからどうなるか、考えると少し不安だが……ワクワクもしてくる。当面は魔王関連で忙しいだろうけど、はてさてどうなるか……。
 
 
 
〈というわけで、二つのイベントを投下。
次はいつものランダムな交流、自由時間タイムとなります。忘れてましたが、メルヴィ編のその1は終わりで〉

 ↓2 何をしよう?
  1 訓練所に行こう
  2 散歩しよう
  3 お風呂入ろう
  4 部屋で読書
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/19(木) 07:23:02.42 ID:Lmmg5VW2O
4
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/19(木) 08:32:08.74 ID:1X+uwG6EO
1
170 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/20(金) 07:15:21.96 ID:YX/Xw3Q7O



〈1 訓練所
  メルヴィイベント〉
 
 
 自称勇者の一件から翌日の夜。
 いつものように解散した後、ミレイユは訓練所へと向かった。おそらく同じ様にそこで鍛練してる仲間へ会うために。
 
ミレイユ(やっぱりいた)
 
 予想通り、武器を素振りしている仲間の姿が目に入る。男性が多い騎士団の訓練所で一際目立つ可憐な少女。そんな彼女が誰よりも重い気迫で、鋭いフォームで剣を振るっている。可愛いは可愛いのだけれど、近寄ればすぐさま真っ二つにされそうな雰囲気に見物人達の表情も真剣そのもの。
 
ミレイユ(偽勇者ちゃんのせいだよね……多分)
 
 新たな弟子、ウィン。もしかしたらその師匠と敵対することもあるかもしれない。メルヴィとしては絶対に負けたくはない戦いだろう。鍛練に気合いもはいるというものだ。
 
ミレイユ「メルヴィちゃん」
 
 メルヴィの後ろ、少し離れた場所から声をかける。仲間達と解散してから半刻。おそらくその間ずっと修練していたのだろう、汗を拭いメルヴィが振り向く。
 
メルヴィ「……あ、ミレイユ。どうしたの?」
 
 気負いすぎてないか心配になって来たのだが、別段変わった様子はない。剣を納めた彼女は微笑みながらミレイユへと近づく。
171 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/20(金) 07:16:23.81 ID:YX/Xw3Q7O
 
ミレイユ「ちょっとメルヴィちゃんに会いに」
 
メルヴィ「会いに? こんなとこにわざわざ……あ」
 
メルヴィ「い、今は汗臭いかもだから……」
 
 勘違いを始め、彼女は足を止めポケットから出したハンカチで顔を拭き、もじもじしはじめる。もしミレイユがそうだと言っても満更嫌でもなさそうだ。
 
ミレイユ「あ、いや、新しい弟子のこともあって、少し心配で」
 
メルヴィ「……あ、そういうこと」
 
メルヴィ「大丈夫だよ。何をしてこようと、打ち負かせばいい話なんだから。どんと構えて待つつもり」
 
 胸を張り、ぽんと叩くメルヴィ。彼女の実力を知るミレイユには華奢な体が頼もしく見えた。
 
ミレイユ「そっか。心配なさそうだね」
 
 とりあえず一安心。こくりと頷いて、笑みを見せたミレイユは――
 
 
 ↓2 コンマ二桁、70以下で性処理イベント
    (シチュも記載可) 
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/20(金) 07:23:21.28 ID:MswwXutFO
ksk
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/20(金) 08:10:04.87 ID:KzQ9rrr8O
訓練中にミレイユが大きくしちゃってたので、敵に誘惑されて流されちゃダメだから、特訓しなきゃねと口実でイチャラブ騎乗位
→ミレイユが耐えられなくなって対面座位に
174 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/20(金) 10:03:25.28 ID:JLZtEeTHO

〈87で失敗です
 横着して判定の前とシチュを同時だと後悔しそうになるので(私が)これからは判定の後シチュ募集する感じにします〉


 ↓2 次は何をしよう?
  1 散歩しよう
  2 お風呂入ろう
  3 部屋で読書
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/20(金) 10:27:54.29 ID:6DPwl6dFO
3
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/20(金) 10:41:39.96 ID:oXOSrGQlo
2
177 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/21(土) 07:22:52.09 ID:x+I/vAnoO


〈2 お風呂入ろう〉
 
 
ミレイユ「それじゃ、私は邪魔にならないように戻ろうかな」
 
 様子は確認できた。気合いが入っているだけだし、おそらく大丈夫だろう。おやすみ、と手を振ってミレイユはのんびりギルドへ戻ることにした。
 
メルヴィ「う、うん。おやすみ」
 
 少々残念そうな様子を勇者が見せるのだが……ミレイユは気づかなかった。
 
 
 
 さて、それからミレイユがやって来たのはギルドの一階、受付やその他諸々の奥の奥にある勇者一行専用の浴室である。
 女性揃いの面々に気を遣ってか、部屋だけではなくこの設備も最先端。魔法の道具を使用しシャワーや浴槽をほぼいつでも利用することができる。同時に三人が限度で四人には狭いスペースなのだが、それでも充分にありがたい。
 
ミレイユ「今は誰もいない、ね。入っちゃおう」
 
 混雑を避けるため浴室の入口には利用中かそうでないかの札がついている。今は誰もいないようだ。今日も出かけたことだし、身体の汚れを落としておこう。そう思ってドアを開くと――
 
ガネーシャ「うん? あ、ミレイユ」
 
 仲間の一人が浴室前の脱衣所で服を脱いでいるところだった。突然のことに面食らう魔法使い。唖然としながらも、目の前の美女の姿をじっくり観察してしまう。
 ほぼ紐みたいなパンツに、面積小さめのブラ。今日の下着も相変わらず際どい。明るく、どこか気品のある雰囲気の彼女が服の下にはこんな姿でいる。暴力的な魅力のスタイルや容姿に加え、そのギャップ。
178 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/21(土) 07:23:47.90 ID:x+I/vAnoO
 
ガネーシャ「ずいぶんじっくり見ているね」
 
 無言で見入るミレイユに、クスッと笑みを浮かべるガネーシャ。恥ずかしがる素振りもなく挑発的に腕で胸を寄せて見せる。
 いつもは気づかない内に体が反応していることも多いのだが、今回は自分が興奮していることを強く自覚できていた。下半身の反応についても。
 
ガネーシャ「そんなに気になるなら、ミレイユも一緒に入っていくかい?」
 
ミレイユ「えっ? いいのっ?」
 
ガネーシャ「おお、食いついてきた」
 
ミレイユ「あっ、つい反射的に……」
 
 パアァッと目を輝かせ一歩前に出るミレイユ。誘惑へ前のめりに引っかかる彼女に、張本人のガネーシャが苦笑してしまう。
 
ガネーシャ「ふふ、素直なのはいいことさ。ほら入った入った」
 
ミレイユ「わっとと……」
 
 ミレイユの手を引き強引に中へ。半開きだったドアがパタンと閉まった。
 
 
 ↓2 ガネーシャとどんなことをする?
   (シチュ募集。おまかせでも可)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/21(土) 07:34:57.79 ID:FZsE2S/rO
ガネーシャと洗いっこ中にムラムラ来ちゃう感じでおまかせ
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/21(土) 07:53:46.48 ID:OxiQJMW8O
おまかせ
181 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/21(土) 19:27:43.72 ID:zklAnTs8O

 数分後。服を脱いで脱衣所スペースから浴室へ。木製の床や壁に、香りの良い湯船。日本で言う9、10畳ほどの広めのスペースに、水とお湯の出る蛇口とシャワーが二つずつ。落ち着いた雰囲気の室内に、ほんのりと湯気が漂い小さな物音が響いて聞こえる。
 
ミレイユ「……」
 
 裸になったミレイユは、どきまぎしながら体を洗っていた。あのガネーシャが自分とお風呂に。男性器が生えている自分と、というわけはつまりはそういうことなのでは……。なんてソワソワしてしまう。
 
ガネーシャ「ミレイユ? ぼんやりしてどうしたんだい?」
 
ミレイユ「ひゃわっ!? ガネーシャちゃんっ?」
 
 声がかかり飛び跳ねると、いつの間にか後ろに彼女が立っていた。正面の鏡越しにガネーシャの姿が見える。隠すものが何も無い状態の豊満な胸に、先端が隠れた乳頭、陰毛が綺麗に手入れされた秘所。恥ずかしげもなく晒している姿は堂々としていて、けれど美しさといやらしさも感じ――
 
ガネーシャ「僕が洗ってあげようか。ほらスポンジ」
 
ミレイユ「あ、うん。ありがとう」
 
 ぼんやり視姦していたミレイユは言われて素直に渡す。彼女はもう洗い終えたのか、見れば髪が濡れていた。高い身長に長い髪、口調に反して可愛らしい顔立ちの女性が裸で自分の体を。
 
ガネーシャ「よいしょっと……」
 
 スポンジで体を擦るちょっとした動作で、膨らみが揺れる。自分にも付いているものだが、不思議とミレイユは目が離せない。
 数分間そうしてぼんやりしていると、ガネーシャが不意に手を止めた。スポンジを手にミレイユの背中へ抱きつき、手を前、彼女の股間へと伸ばす。
182 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/21(土) 19:28:58.36 ID:zklAnTs8O
 
ガネーシャ「さて前は、どうなって……ふふっ♡」

ミレイユ「あっ♡ ガネーシャちゃん……っ」
 
 背中に押し付けられる柔らかい体と、キツく勃起した男性器が握られる感触。鏡で目が合い、ガネーシャはニコリと笑う。
 
ガネーシャ「良かった、その気になっていてくれたみたいだね♡」
 
ミレイユ「そ、それはそうだよ。ガネーシャちゃんと一緒にこんな場所にいたら……っ」
 
ガネーシャ「ふふっ。さ……前回は僕が責めたし、今回はミレイユにさせてあげようかな」
 
 耳元で囁き、ミレイユを解放するガネーシャ。彼女はニヤニヤと意味深な笑みを浮かべ、座るミレイユの前に。肉付きのいい尻がすぐ眼前に。そして秘所を彼女の顔の間近で広げて見せる。
 既に期待しているのか、糸を引く中から愛液が溢れる。石鹸と女性のいやらしい匂いが漂い、ミレイユの理性を溶かす。
 
ガネーシャ「んんっ!♡ ぁ、はぁっ♡」
 
ミレイユ「ちゅ♡ ふぅっ、れろ……ん♡」
 
 気づくと顔を近づけ舌で舐めていた。尻に手を置いて顔を埋め、割れ目を撫で舌を中へ入れていく。そういった本でしか見たことのない行為だが、本能が自然と方法を覚えているのか、ガネーシャの嬌声が響く。
 びくびくと蠢く中とキスするように舌を動かし、次々と湧き出る蜜を啜る。
 
ガネーシャ「ふっ、うぅ♡ 中々上手――お゛っ♡ 他の仲間と、んん♡ ――していたのかい?」
 
 しっかり感じてくれているのが姿を見えずとも声で、体で分かった。もっとと求めてくるように顔に押し付けられ、それに答えるように大きく音を立てて吸い上げる。指で秘核を探り当て、それも同時に激しく攻め立てるとガネーシャの体がビクビクと跳ねた。
183 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/21(土) 19:29:33.42 ID:zklAnTs8O
 
ミレイユ「んん!♡ じゅるるるっ!♡ ちゅぱ、れろ……♡」
 
ガネーシャ「お゛っ、おぉっ!♡ んぁっ、同時はすぐイッ――あぁっ!♡」
 
 ぷしっと潮を噴き、舌を締め付けてくる膣中。一際強い反応を見せ、ガクガクと彼女の足が震える。イッてくれたようだ。
 
ガネーシャ「ほっ……おぉー……♡ み、ミレイユ……的確、だね♡ 流石女の子……はぁ♡」

ミレイユ「……続き、いいよね?」
 
ガネーシャ「っ……♡ いいよ、来て♡」 
 
 顔を軽く水で拭い、惚けた表情で余韻に浸る彼女。目の前で繰り広げられた淫靡な光景に、限界近くまで固くなった男性器をミレイユが急かすように秘所へ擦り付ける。息を切らせながら、余韻の抜けきっていないガネーシャ。それでも期待をした瞳を向け、いやらしく微笑むと彼女は片手の指でぐしょ濡れの割れ目を開いて誘った。
 
ミレイユ「っ! ガネーシャちゃんっ」
 
ガネーシャ「お゛っ――!♡ ぁっ、でか……っ!♡」
 
 凶悪なサイズのソレを我慢できずに一気に奥まで。圧迫感と頭を突く快感、大きな声を出して再び絶頂してしまった様子の彼女を支え、鏡に押し付ける形で続行。焦点の合わない目で喘ぐ彼女のあられもない姿が鏡に。押し付けられ形を変え、背中からはみ出て見える胸の肉。
 視覚的な情報に、下半身に伝わる中の締め付け。ガネーシャの心配をする余裕もなく、ミレイユは腰を動かしはじめてしまう。
 
ミレイユ「はっ、あぅっ♡ ガネーシャちゃん、すごくやらしい……っ!♡」
  
ガネーシャ「あっ、ぁ!♡ ミレイユ、もっとっ!♡ もっと突いて――んぁっ!♡」
 
 そんな余裕は無さそうに見えるガネーシャからおねだりされ、ミレイユの動きは激しさを増す。興奮に頭を支配され、力任せのセックス。お互い貪欲に求め合い、浴室に喘ぎ声と性器の絡むいやらしい音が響く。
184 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/21(土) 19:30:24.74 ID:zklAnTs8O
 
ミレイユ「ふああっ!♡ い、く……っ♡ ガネーシャちゃん、中に――っ!♡」
 
ガネーシャ「あっ♡ああっ!♡ 中に、いっぱいっ、お゛っ♡出して――っ!♡」
 
 グッと腰を突き出し、ガネーシャの脚が床から一度浮く。鏡に強く押し付けられた彼女は体を反らして絶頂し、ミレイユもまた限界を迎え勢いよく射精する。
 
ガネーシャ「お゛っ……ぁ、おぉっ……♡」
 
ミレイユ「ぁ……う、きもち……♡」
 
 2度、3度、精を放つ度に頭を溶かすような快楽が走り、ガネーシャも反応を見せる。溢れるほど精を注ぎ、ようやく射精が終わるとミレイユは息を吐いた。
 
ミレイユ「すごい感じ方だったねガネーシャちゃん。少し私も自信がついて――」
 
ガネーシャ「次は僕の番だね……♡」
 
ミレイユ「はいっ?」
 
 ガネーシャからそんな台詞が聞こえ、思わず聞き返した瞬間だった。男性器が引き抜かれ、彼女はいつの間にか押し倒されていた。
 早業にきょとんとしていると、下半身が温かなものに包まれる。
 
ガネーシャ「ふふ♡ 久しぶりにスイッチが入ってしまったようだ……♡ 大丈夫、次はミレイユの番だから……っ!♡」
 
ミレイユ「待っ――あうっ!?♡ はぁ、ん!♡」
 
 自分の胸を揉み、隠れた突起を弄りながら舌なめずりする彼女は休みなく腰を上下させる。目の前で広げられる卑猥な光景に、男性器への刺激。抵抗しようとする気は湧かず、その後も彼女に言われるままお互いをイカせ合うのだった。
 
 
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/21(土) 20:08:03.49 ID:j7pfUNsBO
わっふるわっふる
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 09:36:33.96 ID:598MFYstO
いいゾ〜これ!
187 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/22(日) 19:36:22.25 ID:cLb1Bt2kO

 
 
ミレイユ「ぜぇ……はぁ……」
 
 浴室でのあれそれからしばらく。入浴を終え、3階のラウンジに二人はいた。ガネーシャが買ってくれた飲み物を一口飲み、ミレイユはガクッと身体の力を抜いて椅子にもたれかかる。
 あれから何度スポーツ感覚の性行為を繰り返しただろうか。興奮に快感、攻守が容易く逆転するライブ感に身を任せ、ミレイユは完全に疲弊していた。二つ名を冠する魔法使いとはいえ、身体能力は一般人寄りなので。
 
ガネーシャ「いやはや、経験が少ないのにあそこまでできるとは……侮れないね、ミレイユ」
 
 対する肉体派、ガネーシャはあっけらかんとした笑み。疲労した様子はなく、むしろツヤツヤしていていつもより若々しく見える。
 
ガネーシャ「僕も久しぶりに満足したよ。女性にここまでできるなんて」
 
ガネーシャ「ところで訊きたいのだけど……何発くらいまでいけるのかな?」
 
ミレイユ「さ、さぁ……? 今まで体力とか気力の方が先に限界に来てたから」
 
ガネーシャ「へぇ……」
 
 ガネーシャの目がすっと鋭くなる。獲物を見るような視線にミレイユは体を強張らせた。
 実際、ミレイユが弾切れを起こしたことはない。これだけの精液がどうやって作られどこにあるのか……今度そういった仕組みを母に聞いてもいいのかもしれない。
 
ミレイユ「……今日は寝よう」
 
ガネーシャ「それがいいね。明日も僕達を必要とする人がいるだろう」
 
 フッと微笑み、飲み物を口にするガネーシャ。優雅な仕草で上品そのものな座り姿だが……少し前まではまるで獣のような貪欲さで乱れていたのだから信じられない。
 
ミレイユ「それじゃ、おやすみ……」
 
ガネーシャ「おやすみ、ミレイユ」
 
 くたくたに疲れたミレイユはその日、いつもよりぐっすり眠れたという。
 
 
 
 ↓2 誰のメインストーリーを進める?
  1 ティア
  2 ガネーシャ
  3 フィン
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 19:46:14.27 ID:OYCr6+3fO
3
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/22(日) 19:49:08.65 ID:GzXf8PUwO
3
190 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/25(水) 12:50:43.66 ID:k9rgMUNuO
〈3 フィン編進行〉
 
 
ミレイユ「……はぅ」
 
 ふと、ミレイユは目が覚めた。時刻は朝だろう。陽射しに目を細め、すぐ隣の彼女を見る。すやすやと寝息を立てるティアがそこにいた。起きている様子はない。
 視線を感じたような気がしたのは勘違いか。そう思って寝返りを打つと、ベッドの近くにフィンがいた。
 驚きで叫ぶこともできず、数秒の間を空けてなんとか口を開く。
 
ミレイユ「えっと……どうしたの?」
 
フィン「あ、すみません……。どうしてもすぐ話がしたくて。何分か待ってました」
 
 申し訳なさそうにする彼女。しょんぼりと耳が下がる。どうも急ぐ訳があるらしい。
 ――が、それよりも気になることが。
 
ミレイユ(今日はスパッツだけ……)
 
 気分でスカートかスパッツか両方か変わる彼女のファッションだが、今日はスパッツだけ。下半身にぴったり合ったそれは、彼女の大事なところの膨らみもうっすら見え、今はそれがミレイユの眼の前に。
 有り難い光景に心の中で感謝しつつ、身体を起こす。
 
ミレイユ「よいしょ。話って?」
 
フィン「あの、今日は私と一緒に街の外へお出かけしませんか?」
 
 にっこりと可愛らしい笑顔でそんな提案をする彼女。普段ならば二つ返事で了承するところだ。しかし今日もまた勇者パーティは依頼を受けるだろう。勝手に引き受けては無責任というもの。
191 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/25(水) 12:51:21.64 ID:k9rgMUNuO
 
ミレイユ「私はいいけど、それって二人だけ? メルヴィちゃん達困らないかな?」
 
フィン「メルヴィさんやガネーシャさんにはもう許可をもらってます。さっき回ってきました」
 
ミレイユ「そ、そっか。それならいいのかな」
 
 手際がいい。ミレイユを待ち切れなかったのもそうだし、よっぽど大事な用らしい。自分である理由等々質問は後回し。とりあえず隣のティアを起こす。
 
ミレイユ「ティアちゃん、朝だよ」
 
ティア「……くぁ。おはよう」
 
 小さくあくびを漏らし、ティアが目を開く。フィンがいることに若干驚いたリアクションを見せ、パパッとベッドに座り姿勢を正した。
 
ティア「おはよう……フィンさん」

ミレイユ「ティアちゃん。私、今日はフィンちゃんと二人で出かけてくるから。帰りは……」
 
フィン「明日ですね。そんなに遠くないので」
 
ミレイユ「何か用事があるらしくて」
 
ティア「……」
 
 こくんと頷くメイドさん。目をこしこしと擦り、幾分か眠気の取れた顔で彼女は問いかける。
 
ティア「……の、呪いは……大丈夫そう?」
 
 一日フィンと一緒。それも二人きり。ティアは心配なのだろう。身体の関係を持たない、美少女と長い間二人きり。確かに状況が状況なら暴走、最悪死にかねない。 
    
ミレイユ「一日くらいだったら大丈夫かな」
 
 昨晩はガネーシャに搾り取られた。コンディションとしては一日くらい大丈夫、な筈。ティアの頭を撫でて答える。さらさらした白髪に触れられ、気持ちよさそうに目を細める。
 
192 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/25(水) 12:51:51.62 ID:k9rgMUNuO
 
ティア「でも、なんの用……? ミ、ミレイユだけなんて」
 
フィン「えーっと……私の故郷に来てほしくて」
 
ティア「???」
 
 なおさら何故? と首を傾げるティア。もじもじしているフィンをしばらく見つめ、こてんと首の角度を戻す。事情があることを察したらしい。
 
ティア「……気をつけて、ミレイユ」
 
ミレイユ「うん。大丈夫。フィンちゃんの故郷なら危ないことはなさそうだし」
 
ティア「……フィンさんに、こ、興奮しないように……」
 
ミレイユ「それは気をつける……」
 
 こんなスパッツ姿の美少女がそばにいたら確かに危ないかも知れない。こそこそと話す二人をフィンは不思議そうな顔で見ていた。
 
 
193 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/25(水) 12:52:24.67 ID:k9rgMUNuO
 
 
 
 そうして街の外へ出た二人。今は馬車の客席でゴトゴトと揺られている。窓の外にはよく見る平原の景色が徒歩の数倍ほどのスピードで流れていた。
 二人が乗っているのは国から自由に使っていいと言われている、騎士団の馬車。それを1台借り、騎士団の中から御者として一人同行してくれることになった。
 身支度ほどの短い時間で、依頼から出発。個人にこのスピードで対応してくれるのだから、少し申し訳なくなってしまう。
 
フィン「ミレイユさん、いきなりのお願いを聞いてもらってありがとうございます」
 
 ミレイユの隣、窓の外を眺めていたフィンが姿勢を正し、ぺこりと頭を下げた。
 
ミレイユ「どういたしまして。ちょっとお出かけするくらいなら、いつだって大丈夫だから気にしないで」
 
ミレイユ「――それで、私を呼んだ訳って?」
 
 ソワソワした雰囲気はなくなった。それに今ならティアもいない。呼び出して連れ出して闇討ち、なんてことでもなければ事情を説明してくれるだろう。問いかけると、フィンは苦笑い。
 
フィン「えっと実は……私の婚約者のフリをしてほしくて」
 
ミレイユ「はぇー……私でいいの?」
 
フィン「他に良い知り合いもいませんし。ミレイユさんは男性のアレもありますし、仲も良いですから」
 
 にっこりと笑って答える彼女。確かにミレイユは他の仲間より、一歩親密な関係にいるだろう。恋人のフリをしてもらうなら、で選ぶのに適切な人物だ。
 
フィン「メルヴィさんは申し訳ないですし、ガネーシャさんは……絶対からかわれるので」
 
ミレイユ「あはは、そうだね」
 
ミレイユ「婚約者、かぁ。なんでそんな話になったの?」
194 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/25(水) 12:53:27.46 ID:k9rgMUNuO

 
 自分が選ばれた理由は分かった。けれどまだまだ若い、成人したばかりのフィンが嘘まで使って会わないといけない状況になるなんて、どういった事情があるのか。
 何気なく訊くと、フィンが申し訳なさそうな顔をする。彼女はほんのりと赤くなって、
 
フィン「……そ、その。それは……私が友達とのお手紙に大人な関係の人がいると書いてしまって」
 
フィン「それが両親の耳にも入って。あ、一応やり取りの内容は親に伝えても良いって決まりになってますよ。……で、友達も挨拶させに来いって」
 
 故郷、婚約者と言うからには彼女の両親に嘘をつくのだと思っていたが、どうやらメインはフィンの友人らしい。

 
ミレイユ「友達が友達の恋人に会わせて、って言うの?」
 
フィン「はい。私に相応しいかとか、成人したての女の子に手を出すのはとか、いつもと違ってすごい文面で」
 
ミレイユ「で、安心させるため私を故郷に……と」
 
 大丈夫だろうか。ミレイユは不安になってしまう。罪状が事実なだけに尚更。
 
フィン「はい。キスだけなのに、友達はそれ以上だって思ってるみたいで……すみません。少し背伸びしたら、予想外に広まって」
 
ミレイユ「う、うん。大丈夫。キスは事実なわけだし、責任はとるよ……」

フィン「あ、ありがとうございます」
 
ミレイユ(ご両親に会っていいのかなぁ……)
 
 最悪故郷についた途端逮捕される可能性も出てきた。苦笑いで汗を流すミレイユ。そこで一度会話は途切れ、少しの間馬車の走る音のみが騒がしく響く。
195 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/25(水) 12:54:19.09 ID:k9rgMUNuO
 
フィン「……ミレイユさん」
 
ミレイユ「? どうしたの? フィンちゃん」
 
 気づくといつの間にかフィンがミレイユのすぐ隣にいた。ちょいちょいと肩を指先でつつき、彼女は恥ずかしそうな顔をする。耳と尻尾がそわそわと動いていた。
 
フィン「キス……しませんか?」
 
 耳に口を近づけ彼女は言う。密室に二人きり。そういう気分になってしまったらしい。

ミレイユ「ふふ、話をしてたらしたくなっちゃった?」
 
フィン「……ごめんなさい」
 
ミレイユ「いいよ、私もした――」
 
 彼女の体に手を回――そうとしたタイミングで、ハッと気づく。そういえば以前、キスだけで我慢したら呪いで暴走しかけたのだと。
 ミレイユはすっと手を降ろす。
 
フィン「ミレイユさん?」
 
ミレイユ「あ、あの。ごめんね。キスするのはちょっと……呪いが悪化するから」
 
フィン「ええっ!? じゃ、じゃあこれからできないんですか……?」
 
 ショックを受け、しょんぼりと耳が垂れ下がる。愛らしい彼女の悲しむ姿、口付けをねだるうるうるとした瞳にミレイユは悩み、ぽつりと口にする。
 
ミレイユ「射精させてくれるなら……大丈夫だけど」
 
フィン「えっ!?」
 
ミレイユ「……。ご、ごめんね、やっぱり忘れて――」
 
フィン「……や、やります」
 
 慌てて取り消そうとするミレイユに、ずいと前に出てフィンは宣言した。彼女にそう言われてしまい撤回することもできず、呆然としたままミレイユは頷いた。
 
 
 ↓2 一つ選択
 1 キスしながら対面座位
 2 キスの後、口で
 3 キスしながら手で
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/25(水) 13:27:05.23 ID:p/Qk7h+jO
2
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/25(水) 13:31:14.65 ID:9I55LA610
3
198 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/26(木) 07:14:27.32 ID:jgVmC9zEO

〈3 キスしながら手で〉
 
 
フィン「……手で、しますから」
 
ミレイユ「うん……それなら、いいかな」
 
 フィンが触ってくれる。今まで隠れてキスする関係だった少女が、自分のアレを。考えるだけでミレイユの男性器は膨れ、服の下から主張してくる。
 隣のフィンが興味津々な目でそこを見つめているのを感じながら、ミレイユはスリット部分をずらしてそこから下半身のモノを出す。
 半分以下くらいのサイズに勃起したそれを、フィンはおずおずと握った。
 
フィン「わ、熱い……。痛くないですか?」
 
ミレイユ「う、うん♡ そのまま……ゆっくり擦って」
 
フィン「はい……ぁ、すごく……でかく」
 
 自分に体をくっつけ、男性器を見ながら呟く彼女。ミレイユからはフィンのチューブトップから覗く胸の膨らみ、際どいタンクトップから尻の谷間が見え、視覚的にも興奮を増していく。
 その上彼女からたどたどしい手つきで擦られ、あっという間に完全に勃起してしまう。
 
フィン「うわぁ……ミレイユさんの、おっきい……ビクビクしてます」
 
ミレイユ「ふぅ……♡ フィンちゃんが可愛いからかな。これからキスもするって思うと、我慢できなくなって……」
 
フィン「ん……♡」
 
 フィンの体に手を回し、顔を近づける。するとフィンから唇を重ね舌を入れてきた。
 
ミレイユ「んっ!♡ ふぁ……ちゅ、ちゅぱ……♡」
 
フィン「じゅる……っ♡ んんっ♡ ふふ、ミレイユさん……受け身ですね……ん、ちゅ♡」
 
 フィンの舌がミレイユに絡み、優しく唇で甘噛するように撫でられる。初めから激しい口づけ。加えて彼女の手で竿部分を擦られ、上下する度過敏に感じてしまう。
 間近で唇を離し、フィンは楽しそうに呟く。いつもリードしてくれるミレイユが、今は自分の手の上。
 愛でるみたいに一度啄むようなキスをすると、また深く彼女の唇を貪る。背もたれに押し付けられ、フィンとミレイユの胸が重なる。体と体を擦り付けるようにフィンが動きながら、手の激しさを増していった。
199 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/26(木) 07:15:21.54 ID:jgVmC9zEO
 
ミレイユ「ふあぁっ!♡ ぁ、ぷぁ――っ♡ んん、ちゅる……っ♡ フィンちゃん、もぅ――っ!♡」
 
フィン「じゅるる、ちゅぱ……♡ ちゅぷ、んん……♡」
 
 男性器への快感に声を上げ、腰が浮くミレイユ。先端から分泌された先走りでぐちぐちと音を立て、唇では唾液と混じり合う舌が卑猥な音を奏でる。
 口が離れたタイミングで限界を告げるも、フィンは彼女を押さえ込むように唇を塞ぐ。小さな彼女に押さえ込まれ、一方的に快感を与えられる。密着する彼女の柔らかさや香りを感じながら、ミレイユは腰を突き出し絶頂に達した。
 
ミレイユ「んんんんっ!♡ ん、ふぁ……♡」
 
 唇を重ねたまま、くぐもった嬌声を漏らし精を放つ。びくびくと跳ねる体を抑えられ、宥めるように絡む舌がミレイユの頭を溶かす。
 その間も手は動かされ、びゅくびゅくと大量の精液が勢いよく出された。
 
フィン「……♡ お疲れ様でした、ミレイユさん……♡」
 
ミレイユ「ぷぁ……ぁ、ふ♡ き、気持ちよかった……」
 
 射精が終わり、唇を離したフィンが彼女へ笑いかける。ぐったりと体を座席に投げ出したミレイユは、未だ抜け切らない余韻にぼんやりと呟いた。
 
フィン「すごい量……汚れちゃいましたね」
 
ミレイユ「ん……はっ!? ああっ、そうだった!」
 
 座席から床、反対側の座席にも飛んだ大量の精液に、我に帰ったミレイユは慌てて掃除をはじめる。あたふたと水の魔法に風の魔法、ハンカチ、とあれこれ駆使し綺麗にしようとする彼女の背後、フィンはぽつりと呟く。
 
フィン「あの大きなアレを挿れたら……あの量の……」
 
 彼女の手が無意識に自分の下半身に伸び――
 
フィン「ミ、ミレイユさん、手伝います」
 
 ――かけたところで、フィンは首を横にブンブンと振りミレイユの隣にしゃがみこんだ。
 その後なんとか元通り綺麗にすると、二人は到着までのほほんと馬車の中で過ごした。その間、操縦席にいた御者の女騎士さんが挙動不審になっていたのは……気の所為だと思いたい。
200 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/28(土) 17:15:56.75 ID:6bJd4pUnO
 
 
 
女騎士「到着しました、ミレイユ様、フィン様」
 
 馬車が走ること8時間ほど。ようやく目的地に到着した。ドアを開いてくれた御者に礼を言い、外へ。時刻は夕方近く。自然豊かな緑の多い村がそこにあった。
 村は簡単な柵で囲まれており、それが途切れた位置に無人の門。門の先は民家や店が見え――それなりに大きな村だ。
 
フィン「わぁ、懐かしいですっ」
 
ミレイユ「2年ぶりくらい? のどかな村だね」
 
フィン「それぐらいですね。……さて、お母さん達に会いに行きましょうか」
 
 時間はあるようでそれほどない。明日は馬車で帰らないといけないのを考慮すると、夕方から夜までの時間しかないだろう。二人はまず両親への挨拶を済ませることにした。
 
女騎士「……」ドキドキソワソワ
 
 興味津々そうな騎士さんは置いといて。
 藪蛇に遭う前に、そそくさとミレイユは足を進める。
 
ミレイユ「私が婚約者とか言って大丈夫かな? 親御さん」
 
フィン「えっ? 大丈夫ですよ、むしろ喜ぶと思いますよミレイユさんなら」
 
ミレイユ「そ、そう? なら嬉しいけど」
 
 村の中を進みながらのんびりと会話を交わす。
 住民は獣人ばかり。首都とそれなりに近いのもあるのだろう、魔法の道具もちらほらと見え、生活のレベルはそう変わらなそうだ。よそ者二人が注目される様子もない。落ち着いた雰囲気の村である。
 時折声をかけられたフィンが手を振りつつ、村のとある民家の前へ。
201 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/28(土) 17:20:28.64 ID:6bJd4pUnO
 
フィン「ここです」
 
ミレイユ「ここ、かぁ……」
 
ミレイユ(緊張する……)
 
 到着したのは普通の一軒家。村に並んでる建物と大差はない。フィンのような子を育てたご両親に、お付き合いしていますと報告――嘘なので余計に気が重い。
 しかしそうも言ってはいられない。ここで失敗すれば今後の活動に支障が出る恐れもあるのだ。
 
ミレイユ「……よし、行こう」
 
フィン「はいっ。お願いしますね、ミレイユさん」
 
 フィンがドアを開いて中へ。すると中から驚いた声が上がる。手紙が来てからここへ向かったのを考えると、おそらく誰にも今日訪ねることを言っていなかったのだろう。彼女の母と父は突然帰ってきた娘に驚きながらも、食事を用意してもてなしてくれた。
 両親は結婚を前提にした恋人を名乗るミレイユのことも娘と変わらず歓迎してくれた。若干心苦しいが、ひとまずこれで目的の一つを達成。
 後は例の友人を納得させることができれば解決なのだが……。
 
ミレイユ「飲みすぎた……」
 
 宴の席でミレイユが酔ってしまったので翌日に回すことになった。フィンの家族が用意してくれた宿でその日は休むことに。
 アルコールでフラフラになった彼女は部屋のベッドにうつぶせに倒れる。と、そこへノック。宿屋の人だろうか。ミレイユが返事をすると、ドアが開かれた。
 

↓1 ミレイユの酒の強さ。酔うとどうなるか
↓2 フィンの酒の強さ。酔うとどうなるか
 
 人の命を奪おうとしたり、暴言だったり、酒癖設定の方は内容によってはこっちが勝手に編集するかもです。ついでに今の酔い度をコンマ判定。二桁で高いほど酔ってます。ゾロ目で……

202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/28(土) 17:26:29.12 ID:t/WwriqEO
飲み過ぎると酔うのは酔うが酒は水並みに超強い
甘えたがりになり性にも開放的になる
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/28(土) 17:40:39.50 ID:qLUI1empO
体を密着して何度もキスしたがる
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/28(土) 17:46:14.00 ID:RCJNmBmZO
好きな相手へのS度が跳ね上がり小悪魔的な性格になる(痛めつけるとかじゃなくH時に攻めに回りたがるとかそういう方向)

>>202
あくまで『酔うとどうなるか』だし強さ指定はダメなんじゃ?
205 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/06/28(土) 17:55:39.77 ID:6bJd4pUnO

〈分かり難かったかもです。
 キャラのお酒への強さと酔うとどうなるかを募集して、ついでにコンマで今どれだけ酔ってるか判定します、ということです

>>202 酔い度12
>>203 酔い度50 強さ記載なしなので、並より弱い程度にしておきます

 で、行きます。また書き溜めたら投下いたします〉
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/06/30(月) 12:08:02.86 ID:b5vZYW7iO
207 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/01(火) 06:58:58.46 ID:CYfqY3PXO
 
 うつ伏せのまま顔をドアに向けるミレイユ。開いたドアカ入ってきたのはフィンであった。成人したての彼女は両親に付き合わされ、それなりな量を飲んでいたような。ミレイユもほどほどに付き合い――今は十分の一程度の酔い。
 まったく軽度なのだが、それでも酔いに長時間の移動もあり身体は疲労感に包まれていた。
 
フィン「こんばんは、ミレイユさん。来ちゃいました」
 
 若干いつもより浮ついた口調の彼女。ほんのりと果実酒の香りをさせながらフィンはミレイユの隣へ腰掛ける。
 
ミレイユ「フィンちゃん、お家で休むんじゃ……?」
 
フィン「あとは寝るだけだし、恋人のところに行ってこいって追い出されちゃいました」
 
 えへへと笑う彼女。まるで恋人とならまだすることがあるような言い方だが……フィンは察していないらしい。酔いのせいか、尻尾がふわふわ揺れている。
 
ミレイユ「そう。ならここでゆっくり休もう? ベッドも広いし」
 
 もぞもぞと動いて、ミレイユは枕に頭を乗せる。フィンもその隣へ。二人で川の字に寝そべり、深く息を吐く。半日近く馬車にいたせいで、ベッドの柔らかさが体に染みる。二人きりでベッドの上だというのに、そういう気分にはならなかった。
 
フィン「……ミレイユさんは大らかすぎますね」
 
ミレイユ「そう?」
 
フィン「そうですよ。私の頼みを理由も聞かずにまず受け入れて」
 
ミレイユ「それは……そうかも。でも困ってそうだったから」
 
 朝に部屋に押しかけてくるくらいには不安だったのだろう。なら、フィンの頼みを聞くことに彼女は躊躇いはなかった。
208 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/01(火) 06:59:40.13 ID:CYfqY3PXO

 
ミレイユ「フィンの友達って、どんな子?」
 
フィン「踊り子の女の子で、とっても綺麗なんですよ。3、4年か前に引っ越してきて、歳も近いからすぐ仲良くなって」
 
フィン「私のこと心配だからってくっついてたり、手を繋いできたり、挨拶のキスも毎回本気で照れてて、普段はしっかりしてるのに、かわいいところがあるんです」
 
ミレイユ「……」
 
 手紙で相手の文調が急変したという理由に、一つ予想が思い浮かぶ。フィンはかわいい妹のことを語るみたいな饒舌さで話しているが……相手からすごくアプローチされているように思えた。
 そんな彼女が旅立ち、仲間と大人な関係になったと聞かされれば――言わずもがな。
 
フィン「……」スヤスヤ
 
ミレイユ「あ、寝ちゃった。……ふぅ」
 
 なんて考えていると、隣のフィンが静かに寝息を立てはじめる。
 明日、拗れないといいなぁ……などと願いつつ、ミレイユは灯りを消した。久しぶりに酔いを感じながらの微睡み。長時間の移動もあって、彼女はほんの数分で眠りに落ちた。
 
209 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/01(火) 07:00:18.86 ID:CYfqY3PXO
 
 
 
フィン「友達……ラーサちゃんの家はここです」
 
ミレイユ「……な、なんかすごい家だね」
 
 翌朝。あまり早朝に行くのも迷惑だろうと時間を空けて、件の友人の家の前へやって来た。
 ラーサという少女の家は、村から少し外れた位置の高台にある立派な豪邸。さっき泊まっていた宿屋の1.5倍ほどだろうか。
 外から見ても立派なこと、お金がかかった家具が揃っていることが分かる。
  
ミレイユ「ラーサちゃんはご家族と?」
 
フィン「はい。お姉さんと暮らしてます」
 
ミレイユ(広い家に二人……のんびり豪邸暮らし、羨ましい……なんて、事情もよく知らないけど)
 
???「あら。もしかしてフィンちゃん?」
 
 家の前で眺めていると、3階の窓から誰かが顔を出す。長い銀髪の美しい女性だ。彼女もやはり獣人の血が入っているようで、頭に耳がついている。
 彼女はフィンを見つけると笑顔を浮かべ、顔を引っ込める。そしてすぐに玄関から出てきた。
 
???「あらあら。女の子っぽくなって。綺麗になったわね、フィンちゃん」
 
フィン「ライラさん。久しぶりです」
 
 ライラ。そう呼ばれた女性は微笑んでお腹の辺りで手を合わせ、上品に笑う。フリルのついた、前部分だけ透けてタイツに包まれた脚の見える、ロングスカートのドレス。赤を基調としたそれは派手ながら銀髪に映え、少なめな露出は彼女の女性らしいスタイル、魅力を強調させる。
 年齢はミレイユと同じか、少し上くらいだろう。
210 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/01(火) 07:01:04.34 ID:CYfqY3PXO
 
ライラ「その人がミレイユさん?」
 
ミレイユ「あっ、はい。ミレイユ・レイリンス――勇者の仲間です」
 
ライラ「敬語はいいわよ。お互い気楽に、ね?」
 
ミレイユ「……うん。ありがとう」
 
 頷いたミレイユをライラが笑顔を浮かべながらまじまじと見つめる。下から上、また下、念入りにあちこち見られ、気が気でない。
 
ライラ「フィンちゃん、セクシーな女の人が好きなのね。私にそんな反応しなかったから意外だわぁ」
 
フィン「ちょ、ライラさんっ」
 
ライラ「冗談冗談。ラーサに会いに来たのよね」
 
 入って入って、と彼女は玄関を開いて中へ招く。豪華な家の中を進んでいき、通された応接室らしき部屋で待っていると少ししてライラがもう一人の少女を連れて戻って来る。
 
フィン「ラーサちゃん。久しぶりっ」
 
ラーサ「久しぶ――なぁぁっ!? だからそれやめろって!」
 
 しおらしく挨拶しようとした少女に飛びついて、唇を合わせるフィン。話は本当らしく、顔を真っ赤にさせた友人、ラーサが大きな声を出した。やめろと言いながら手はしっかりフィンの身体を支えている。
 
ライラ「相変わらず仲良しね。素直じゃないのも」
 
ラーサ「――うっさい」
 
ライラ「そんなだから盗られちゃうのよ」
 
ラーサ「うぐっ……!」
 
 笑顔のままえげつないことを言われ、ラーサが呻いた。

 
ミレイユ(やっぱり……そうなんだ……あはは)
 
 銀髪の少女、ラーサを眺めつつミレイユは苦笑する。
 フィンの語った通り、幼く見えるものの彼女は綺麗だった。輝くような銀髪のツインテール。上も下もほぼ白の下着で、それを薄いベールで覆う、露出度の高い踊り子衣装。袖と手首はしっかりとアームカバーらしきものを身に付け、顔にはフェイスベール。
 華奢な身体つきに反して胸は大きく、扇情的な衣装と幼めな見た目も加わって目のやり場に困る少女だ。
211 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/01(火) 07:01:55.12 ID:CYfqY3PXO
 
ラーサ「……フィン、あの人が?」
 
フィン「うん。私の恋人のミレイユさん」
 
ラーサ「こ、コイビト……」
 
 離れたフィンに躊躇なく言われ、ラーサが見るからに落ち込んだ様子でミレイユへ視線を。
 
ミレイユ「こ、こんにちは。ラーサちゃん」
 
ラーサ「うぅ……! 美人で魔法使えて、大人な頼れる人……!」
 
ミレイユ「ラーサちゃん?」
 
 おそらくフィンの手紙に書かれていたことを言っているのだろう。一致する人物が本当に出てきて、改めてフィンに恋人ができたと実感してショックを受けている様子の彼女。ミレイユがあたふたとしていると、フィンが彼女の隣に。明るい笑顔で言い放つ。
 
フィン「ラーサちゃん。ミレイユさんはいい人だから心配しないでください。それにとっても強いですし、素敵ですし……その、見た目も」

ラーサ「……」
 
ライラ「あの、フィンちゃん? ちょっと手加減を……」

 
 流石にいたたまれなくなったライラが口を挟む始末であった。さっきはラーサに厳しめな言葉をかけた彼女がそう言うのだから、事の重大さが分かるであろう。現にラーサは無言で塵になりかけていた。
 
フィン「なによりラブラブなので心配は無用です! ね、ミレイユさん」
 
ミレイユ「え、まぁ……うん」
 
 あまりにも可哀想になってきたが、ここへ来た目的はコレ。ラーサの不安の種を取り除くこと。――まぁ魂まで取り除きそうになっているのは想定外なのだけれど。
212 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/01(火) 07:04:17.97 ID:CYfqY3PXO
 
ラーサ「ぐ、ぐぐ……分かった。このためにわざわざ
来てくれたんでしょ。ありがと」
 
フィン「ううん。私もラーサちゃんに会いたかったですから」
 
ラーサ「っ……うん」
 
ミレイユ(うーん……分かりやすい)
 
 笑顔を向けられ、ラーサがふいっと目を逸らす。赤面はしてないものの、ときめきを隠さない表情は好意が丸分かり。目の前にいるフィンが気づいていないのが不思議なくらいだ。
 なんとか人の形を保ったラーサに、ニコニコ上機嫌なフィン。一悶着あったが、これで解決……だろうか。
 
 
 ↓2 一つ選択(エッチなシーンのお相手選択です)
  1 お姉さんに呼ばれて……
  2 ラーサに部屋へ引き込まれ……
  3 帰りの馬車でうっかり勃たせてしまい……
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/01(火) 07:08:40.46 ID:wPynOXmcO
1
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/01(火) 07:24:20.12 ID:/9fGOMQdO
2
215 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/01(火) 08:02:24.39 ID:RjHGGVXFO


〈2 ラーサちゃんです
   シチュエーションの希望があったら、↓2くらいまで〉
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/01(火) 10:31:05.15 ID:74MnV4AK0
部屋に連れ込まれフィンとの関係を疑われ根掘り葉掘り聞かれる。
ミレイユがバレないように呪いのことを話し、キスから抜いてもらうようになり自然とそういう関係になったと本当のことを交えながら嘘をつく

性欲だけでフィンのことが好きなわけじゃないのでは?と疑われ、フィンのことが好きなら勃起しない筈とイヤらしい言葉で射精欲を煽るように媚びた踊りを披露
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/01(火) 10:39:36.73 ID:WM88eiijO
ラーサにフィンとどこまでヤッたか質問される。踊り子衣装のスケベさに勃起する。勃起したことに怒られ腹を立てたミレイユがキスして口を塞ぐ。たまたまうなじに触ってしまいラーサ発情朝までコース
218 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:11:42.62 ID:S0AxQ0P7O

〈二つを可能な限り混ぜて書いていきますー〉
 
 
 それからラーサとライラは一度応接室から出ていった。せっかくだから朝食をご馳走してくれるらしい。自由に家を見ていってもいいと告げられ、ミレイユは適当に散歩をすることにした。
 
ミレイユ「ふわー……すごいお屋敷。私の家よりも数段上だね、これは」
 
 部屋を出て廊下、階段を上りつつしみじみ呟く。この大きな家に完全なる二人暮らし、というわけでもないらしい。使用人らしき獣人の少女も数人見かけた。あちこちに高そうな装飾、家具、絵画――働かなくても一生遊んでいけるのでは、と思える品々が飾られている。
 
ラーサ「ミレイユ」
 
 階段を上り2階へ。到着するとすぐ彼女に声がかかる。誰だろうと声の方向を見れば、むすっとした顔のラーサがいた。彼女はずんずんとミレイユへと早足で歩き、答える前から手を掴んだ。
 
ミレイユ「ラーサちゃん。どうしたの?」
 
ラーサ「訊きたいことがあるんだ。ついてきて」
 
ミレイユ「えっ? う、うん……」
 
 手を引っ張られながら頷く。確かに彼女の立場からしたら訊きたいことは山程あるだろう。大人しく従うことにした。
 ラーサがとある部屋のドアを開く。中へ入った彼女にそのまま連れ込まれ、ミレイユは部屋の中心、ソファに座らされる。
 
ラーサ「それで、フィンとは本当はどういう仲なの?」
 
 向かい側に座った彼女は、疑いの眼差しでミレイユを見つめる。おそらくここは彼女の自室だろう。広い室内に大きなベッド、棚にソファ、廊下よりはきらびやかさを抑えた家具の数々。
 手を引かれた時に感じた彼女の香りが、今はどこからでも微かに匂ってくる。
 
219 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:12:27.94 ID:S0AxQ0P7O
 
ミレイユ「えっと、恋人だけど?」
 
ラーサ「……。じゃあ馴れ初めを聞かせて」
 
 たっぷりジトッとした目を向けられた後、次の質問が投げかけられる。
 すごく疑われている。ミレイユは焦りつつどうしようか考え――できるだけ事実に基づいて話すことに決めた。自分が嘘に向いていない性格なのは分かっているし、嘘を言ってもおそらく近い内にバレる。ならばフィンにもダメージが少ないように、嘘と本当の差があまりないように話したほうがいいだろう。
 
ミレイユ「……その、レイリンス家にはちょっと困った呪いがあって」
 
ラーサ「呪い? なにそれ」
 
 ほぼ下着姿の彼女が脚を組み換える。危機的状況だというのに、ミレイユは目の前のセクシーな彼女の姿に意識が取られてしまう。
 ドギマギしながらミレイユは話す。自身の呪いのこと。呪い以前にフィンとは出来心でキスをする関係だったこと。呪いがあってからは抜くことも追加でしてもらっていたこと。その責任を取るため自分から交際を申し出た、と。

ラーサ「それで、どこまでやったの?」
 
ミレイユ「ええと……最後まで」
 
ラーサ「……分かった。嘘じゃないと思うけど、それってつまりフィンに対して性欲しか無いってこと?」
 
ミレイユ「最初は否定できないけど、今はフィンちゃんのこと愛してるよ。頑張り屋で、明るいあの子を」
 
ラーサ「……。なら、証明してもらおうか」
 
 スッと立ち上がり、ラーサはミレイユの前へ。ついさっきまでのこちらへ向けていた敵意をパッと消し、妖艶な笑みを浮かべる。
 
220 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:13:26.95 ID:S0AxQ0P7O
 
ラーサ「フィンのことを愛してるなら、あたしの踊りくらい勃起しないで我慢できるよね?」
 
ミレイユ「え、普通に無理――」

ラーサ「はじめるから」
 
 真顔で即答するミレイユの言葉を聞いているのかいないのか、ラーサは彼女の前で踊りはじめる。
 揺れるベールに、ツインテール。最初は美しさと神秘的な雰囲気な踊りだったが、徐々に胸や尻を強調する淫靡な舞いに変化していく。

ラーサ「どう? 脚に、お尻。ふふ、このポーズだとあそこの形もはっきり見えるでしょ?」
 
 指で脚、尻を撫でミレイユへ突き出すように見せつけるラーサ。誘うような表情で腰を振り、回転。挑発的な笑みを見せ、次は前を向く。
 
ラーサ「胸、さっきから見てたよね? どう? お◯んちん、挟んで滅茶苦茶にして射精したら……気持ち、いい、と――」
 
 ぴたりとラーサの動きが、ある一点を見て止まる。彼女の視線の先、ミレイユの股間部分の布が大きく持ち上がっていた。
 
ミレイユ「ラーサちゃんがそんなことしたら、これは多分みんなこうなると思うの」
 
 キリッとした顔で堂々と言うミレイユ。ラーサが踊りはじめて、いや踊る前から臨戦態勢ではあったが、踊りを見て数秒でもう勃起してしまい今では限度近くまで大きくなってしまっている。
 が、申し訳なささも恥ずかしさも彼女には無い。ラーサのような胸の大きな美少女が、こんな衣装であんな踊りをすれば、世の男性がこうなるのは自然の摂理。当然のことであるからだ。
 
ラーサ「そこを我慢するから愛の証明になるんでしょ! 開き直るな!」
 
 ラーサの言うことも一理あるが、無理なものは無理なのだ。
221 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:14:31.71 ID:S0AxQ0P7O
 
ラーサ「っていうか、踊る前からソワソワしてなかった? もしかして……」
 
ミレイユ「し、仕方ないことなの……」
 
ラーサ「サイテー。呪いがなくても女の子好きなだけじゃないの?」
 
ミレイユ(ぐっ、否定できない……!)
 
 前屈みに自分に顔を近づけ、説教してくる彼女。大きな胸が重力に従って形を変えるのが見え、彼女の綺麗な翡翠色の瞳が自分を見つめる。
 
ラーサ「フィンの恋人がこんな人だったなんてなぁ。まったく、残念だよ」
 
ラーサ「ほら、フィンの時みたいにみたいにキスしてみる? ふふ、そこまでお猿さんじゃな――」
 
 ぺらぺらと捲し立てる彼女を見ていると、理不尽な誘惑をしてきたことへの怒りも少々沸いてきた。売り言葉に買い言葉。興奮していたせいもあって、ミレイユはキスしてみるかと言葉が聞こえた直後、彼女の頭の後ろへと手を回して引き寄せる。
 
ラーサ「んんっ!? ……ちょ、本気に――っ!?♡」
 
ミレイユ「ちゅ……ん……っ。ふっ……」
 
 顔のベールの上から唇を重ね、彼女の頭を撫でる。ある一点を触ったところで、ラーサが一度身体をびくっと震わせ抵抗がなくなった。好機と見て舌を入れ――
 
ミレイユ「いっ!?」
 
 ――ようとした瞬間、舌が軽く噛まれる。反射的に引こうとした身体を、その力を利用されてラーサにソファへ押し倒されてしまった。
 
222 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:15:40.37 ID:S0AxQ0P7O
 
ラーサ「やってくれたな……っ♡ うなじ、あたしの発情のスイッチになってるんだ……♡」
 
 はぁはぁ、とまだキスしかしていない状態で、荒い呼吸を繰り返す彼女。ガネーシャが迫ってきた表情によく似ている。色欲に頭を支配された雌の顔だ。
 がっしりミレイユの両手を押さえつけ、彼女は下半身のベール越しに服の膨らみへ割れ目を擦り付ける。ねっとりとした動きに、獲物を見るかのような目で舌なめずり。
 
ミレイユ「ラ、ラーサちゃん? キスしたことは謝るから、ちょっと冷静に……」
 
ラーサ「やだ♡ こうなると一日は抑えられないんだ。それに……せっかくこんな立派なのがあるんだ。フィンを満足させられるか確かめないと……♡」
 
ミレイユ(駄目だ完全に理性が飛んでる)
 
 さっきまで愛の証明云々言っていた人物が、友人の恋人のつまみ食い。正常な状態ではないのは明らかであった。
 

ミレイユ「ラーサちゃん、魔法使うね――んっ!?♡」
 
 魔法で無力化を試みようとした瞬間、弱い刺激を与えられていた男性器に強い快感が走る。見ればいつの間にか服を捲られペ◯スが露わに。手で直に握られていた。
 
ラーサ「うっわ……えっぐいお◯んちん……♡ こんなの娼館でも見たことない……♡」
 
 ミレイユの脚に跨り、ラーサがうっとりと呟く。彼女の腹に男性器の先端が当たり、先走りが糸を引く。抵抗すればできる筈なのに、ミレイユは目の前の光景に目を奪われてしまっていた。
 
ラーサ「特別に……あんたの上で踊ってあげる♡ お代はあたしを満足させること……ふふ♡」
 
 腰を上げ、下半身のスカート状のベールの中へ男性器を入れる。そのまま下着をずらし、彼女は躊躇なく腰を下ろした。
 
ラーサ「ぁ……カリも竿も全部デカ――っ!♡ ん、あぁっ!♡」
 
ミレイユ「ちょ、ちょっと待って――っ!♡」
 
 粘着質な音を立てて呑み込まれていく男性器を、彼女の服越しに見るという不思議な光景。ラーサの中はすんなりとミレイユのものを受け入れ、発情のせいか体質か体温が高い。とろとろの中にキツく締め付けられ、それまでの興奮と我慢の積み重ねのせいでミレイユは挿入の刺激だけで達してしまった。
223 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:16:22.03 ID:S0AxQ0P7O
 
ラーサ「んっ♡ まさか出した?♡ ダメダメ、注いでくれない、とっ♡」
 
ミレイユ「うぁっ!♡ そ、それ、らめ――はぅ!♡」
 
 1度目の射精でイッたことを察したラーサが、奥まで腰を下ろす。ずちゅと音を立てて最奥まで入りきり、ラーサが腰を捻らせ子宮へ先端を押し付ける。
 絶頂の最中の敏感なところを責められ、甘い声を上げるミレイユ。そんな彼女の表情を見下しながら、ラーサは搾り取る。
 
ラーサ「ん……♡ 射精も立派……♡ お漏らしじゃなければあたしもイッてたかも♡」
 
ミレイユ「ぅ……♡ はぁ、はぁ……♡」
 
 そのまま彼女にスイッチを握られたかのように腰を捻られる度に精を何度か放ち、脳が焼き切れるような強烈な快楽にミレイユは放心してしまう。
 
ラーサ「次はあたしがイクまで我慢ね……♡」
 
ミレイユ「はぇ……? んぅっ!♡ ちょ、休ませ――っ!♡」
 
 
 が、彼女は自分が満足するまで止まる気はないようだ。笑顔を浮かべ腰を上げ、下げる。休みもなく敏感なままの男性器をいじめ、初めから激しくラーサは踊る。衣装に包まれた大きな膨らみが彼女に合わせて揺れた。
 
ラーサ「あっ♡あっ♡ このお◯んちんすごいっ♡ こんな乱暴に動いてるっ♡だけ、なのに♡」
 
 快楽に酔いしれ、狂おしげに自身の頬に手を当て喘ぐラーサ。腰の動きは止めず、自分で滅茶苦茶に胸を揉みはじめた。服がずれ、突起が丸出しになっても気にせず自分を慰め、ミレイユの棒を道具のように扱い、ただひたすら快感を求める。
 
224 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:17:05.85 ID:S0AxQ0P7O
 
ミレイユ「はふっ♡あんっ!♡ 激し、すぎ――んあぁっ!♡」
 
 もうこうなるとミレイユはされるがまま。だらしない表情を浮かべ、休みなく襲いかかる快楽に頭の中が一杯。ラーサが上下する度、目の前がチカチカするほどの快感が走り反射的に声が漏れる。
 
ラーサ「はぁっ♡あっ、んっ♡ふぅっ――ぁ♡イクッ、デカいのきちゃう――っ!♡」
 
ミレイユ「んぅぅっ!♡ と、溶けちゃう♡ ラーサちゃ、っあ♡」
 
 前屈みにミレイユの横に手をつき、腰だけ激しく上下させるラーサ。愛液と精液が混ざり掻き出され、卑猥な音が部屋に鳴り響く。
 
ラーサ「おっ♡お◯んちんっも一緒にっ♡ はぁっ♡ん、イクイクッ!♡ んあああっ!♡」
 
ミレイユ「ひあぁっ!♡ ぁ……う、出るぅ……っ♡」
 
 ラーサの絶頂と共にミレイユも精を放つ。キツイほど締め付け、蠢く中へ射精するとラーサの体がびくびくと跳ね大きな反応を示す。
 
ラーサ「あ、あぁー……♡発情お◯んこにキク……♡ あ、んっ♡」
 
ミレイユ「うっ♡ぁん……っ♡」
 
 身体を倒し、ミレイユの胸に甘えるようにしながらラーサは射精を受ける。恍惚とした甘い声を漏らし、ゆるく腰を動かしながら脱力。そんな彼女を抱きしめ、意識が飛んでしまいそうな快楽と共に吐精する。
 
ミレイユ「はー……っ♡ し、死にそうだった……♡」
 
 休みなく2連続。強すぎる快感は拷問に近く。射精を終えたミレイユは息を吐く。
 でも、すごく気持ちよかった……なんて、思っていると。
225 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:17:51.29 ID:S0AxQ0P7O
 
ラーサ「んっしょ……♡ まだ大きい……♡」
 
ミレイユ「んぁっ!?♡ ラーサちゃん!?♡」
 
 下半身に再び刺激。柔らかな何かが押し付けられ、声を上げる。見ればいつの間にか移動したラーサがその大きな胸でミレイユのモノを挟んでいた。
 彼女の手に両脇を押さえられ、柔らかそうに形を変える膨らみ。その中心からまだ萎えていない男性器が顔を出す。愛液と精液に濡れ滑りは良く、中とは違ったすべすべした感触と破壊力抜群の光景にペ◯スがびくっと跳ねる。
 
ラーサ「おいしそ……♡ んあぁ……♡ じゅるるっ♡ずぷっ……んっ♡」
 
 フェイスベールの内側。ごちそうを眼の前にしたような表情で嬉々として男性器を咥え、胸を動かす。くちくちと音を立てて乳房が竿を擦り、自分の胸に顔が埋まるほど深く咥えられ腰が浮くほどの快感が与えられる。
 
ミレイユ「は、ああぁっ♡ お、おっぱい柔らかぃ……っ♡」
 
ラーサ「んぶっ♡ふぅっ♡おっぱい好き?……なら、これで♡」
 
 口を離し、ラーサは左右の胸を交互に上下させ擦る。先端も竿も全体が柔らかい感触に包まれ、容赦のない動きにあっという間に限界が近づいてしまう。
 
ミレイユ「あっ♡もうっ、ダメ――っ!♡ 出るっ――!♡ はぅっ、あぁっ!♡」
 
ラーサ「ん……♡ すごい勢い……♡」
 
 胸の間で絶頂を迎え、精液がラーサの膨らみを、顔を白く染めていく。胸を締め付け搾り取り、白濁に塗れた彼女はソファ近くのテーブルへ腰掛けた。
 
ミレイユ「はぁ……っ♡ つ、疲れた……」
 
ラーサ「まだだよ。ほら、次はミレイユから……♡」
 
 肩で息をするミレイユをラーサが誘う。脚を大胆に開き、両手で中を開いて見せる。身体を精液で濡らし、秘所も白濁と愛液で溢れ、机へ滴る。何回も連続で射精し、限界が来ていると思っていたミレイユの身体は無意識の内に彼女に覆い被さってしまう。
 
226 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:18:35.54 ID:S0AxQ0P7O
 
ミレイユ「ラーサちゃん……っ♡」
 
ラーサ「あぁんっ♡ まだすごい元気……っ♡」
 
 そのままミレイユから挿入。媚びるような喘ぎ声を出し、誘惑が成功しご満悦そうなラーサが脚を腰に回す。
  
ラーサ「んっ♡ ぁ、はぁっ♡ 太くて、あっ♡でっかい、お゛っ♡ お◯んちん、ずんずん、くるっ♡」
 
ミレイユ「ん、はぁっ♡ これならちょっとは長く、持ちそう……っ♡ んんっ♡」
 
 その数秒後には主導権を握ったミレイユのピストンに焦点の合わない目で喘がされ、その後もミレイユからラーサから、お互いの欲望のまま求め合い―― 
  
 
 
ライラ「あらら……」
 
 ラーサの部屋のドアを閉め、ライラは後ろを振り向く。
 
フィン「……なんかすごい声が聞こえましたけど」
 
ライラ「そうねぇ……ヤッてたわ。思い切り」
 
 怪訝そうな顔をするフィンに、親指を立てて勢いよく宣言。誤魔化しようがないだろう。
 食事の準備ができたとライラはフィンと共にラーサとミレイユを呼びに来たのだが……予想外に二人が絡み合っていた。
 
ライラ「多分発情期に被ったか、そういう部位にミレイユちゃんが触っちゃったのね」
 
フィン「私達獣人の辛いところですね」
 
ライラ「フィンちゃん怒ってない? ミレイユさんとラーサちゃんが……」
 
フィン「大丈夫です。びっくりはしましたけど」
 
 申し訳なさそうにするライラへ、フィンは苦笑しながら答える。
227 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/04(金) 07:19:20.76 ID:S0AxQ0P7O
 
フィン「ミレイユさんとラーサちゃんが仲良くなるのは、嫌な気分じゃないというか。出会って数十分で何してんですかとは思いますが」
 
ライラ「ほんとよねぇ……」
 
フィン「あ……でもどうしよう。今日帰れなくなっちゃいますよね」
 
ライラ「お詫びに今日は泊まっていく? ご馳走も用意しちゃうわよ」
 
フィン「ごちそう……! 仲間には悪いですけど、発情期は仕方ないですしね。一日くらい……」
 
 獣人らしくおおらかに、なごやかに会話をしつつ二人は部屋から離れる。
 結果、街に帰るのは丸一日延びて次の日の朝。ミレイユとフィンは仲間たちにお説教されることになったのだった。
 
 
 
〈書き込んでたら遅くなりました
 フィン編その1終了 次は前に一回やった仲間の会話イベです〉
  
 ↓2、3 仲間二人の名前と、その二人が話す話題を。話題は記載無しでも可。無しな場合は私が話題を考えます
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/04(金) 07:30:29.75 ID:Y9qSaQll0
最高
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/04(金) 07:50:35.59 ID:rgv929PmO
ガネーシャ、メルヴィ
たまにでてくるダンジョンのエロトラップについて

230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/04(金) 08:34:11.81 ID:3SGbja3cO
帰りが遅くなった村でのことをフィンからきき、ヤりまくってた性欲の強さにドキドキしてしまうメルヴィとミレイユラーサの淫靡な事後を思い出してムラムラするフィン
231 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/05(土) 18:20:39.74 ID:HRYyzy76O

〈ガネーシャとメルヴィ
 話題 たまに出るダンジョンのエロトラ〉
 
 
 ミレイユとフィンが遠出した日の昼頃。ティアとメルヴィ、ガネーシャの三人はダンジョンの中を歩いていた。
 ダンジョン。この世界でその言葉は主に魔物の生息地のことを指す。平原や森も広義ではダンジョンと言えなくもないが、冒険者がイメージするのは廃坑や洞窟などの狭い場所。 
 彼女らが歩いているのも、街近くの遺跡。つまりは今日も今日とて世のため人のため雑用をこなしている勇者一行なのであった。
 
メルヴィ「さてと……これで中間辺りかな」
 
ガネーシャ「そうだね。順調順調。……メルヴィが罠にかかった以外は」
 
メルヴィ「う……ちょっとくらい大丈夫だから。ミレイユがいたらもっとかかってた筈だし」
 
ガネーシャ「それはそうだね」
 
 ミレイユが罠にかかりやすい、というのはティアも認識しているらしい。まったく反論の声が上がらなかった。
 先頭を行くメルヴィ。彼女の服、皮鎧の肩紐が片方外れ、中のシャツもその部分が溶けたようになくなっており、肩が露出してしまっている。胸も若干危うい。
 
メルヴィ「それにしても……なんでダンジョンにはたまにこういう罠があるのかな」
 
ガネーシャ「ふむ。さっき服を溶かされた罠みたいに、確かにダンジョンで見かけるね。エロトラ」
  
メルヴィ「……エロトラ?」
 
 不意に出てきた略称に首を傾げるメルヴィ。ガネーシャは得意げに語る。
 
ガネーシャ「エロトラップのことさ。簡単な催眠をかけたり、媚薬だったり、それはもうロマンと言っても過言ではないよ」
 
メルヴィ「過言でしょ、そんなの。こんな迷惑なのの何がいいのかな」
 
ガネーシャ「えぇー……ボクは好きだけど」 
 
ティア「……メルヴィ、セクシー……め、目の保養」グッ
 
メルヴィ「ティアちゃんも結構オープンだよね……」

 親指を立てる少女に苦笑を返す。ダンジョンの通路に魔物の気配はない。まだ会話をしていても大丈夫そうだ。
 
232 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/05(土) 18:22:28.18 ID:HRYyzy76O
 
メルヴィ「大体エロトラ……いかがわしいトラップは殺傷力がないけど、当たるとえらいことにならない?」
 
ガネーシャ「なるさ。トラップだからね」
 
ガネーシャ「一説ではパーティの崩壊を目論んだトラップでもあるらしい」
 
メルヴィ「他の一説は?」
 
ガネーシャ「エロいのが好きなアホが仕掛けた罠」
 
 どっちにしろロクなものじゃないのである。
 ほどよく緊張感を持って歩いていた一行。しかし話題がエロトラップに変わった今、少し気が緩んでいて――
 
『あっ』
 
 誰かが何かの罠を発動させた。
 
 
 ↓2 発動した罠の効果、発動させた被害者は?
   (罠からヒロインへの接触はいたずらレベルで、状態異常系も軽めのものでお願いします。ヒロイン同士なら濡れ場になってもオーケー。ふたなり化はNG)
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/05(土) 18:39:30.87 ID:YbxHWMmo0
ミレイユ 理性が多少緩んで誰かに甘えたくなり、メルヴィを押し倒していちゃいちゃしちゃう
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/05(土) 19:09:24.52 ID:Pm+o+s5yO
対象ティア
エッチな御奉仕しないととけない催眠

ガネーシャ、メルヴィのエッチな命令待ち(内容は>>1に任せます)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2025/07/05(土) 19:12:45.78 ID:gHmIxTHd0
くっ〜乗り遅れた
236 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/06(日) 10:27:32.99 ID:Bi1WtG95O
 
>>234 お任せ把握〉
 
 
 罠を踏んだのは意外にもティアだった。単なるミスか、それともメルヴィのお色気シーンに油断していたのか。彼女の足元の床が音を立てて沈むとピカッと一度強烈な閃光が走り、ティアは足を止める。
 
ティア「ぁ……」
 
メルヴィ「ふあっ……なに、今の光」
 
ガネーシャ「トラップかな。ティアが踏んだ様だ」
 
メルヴィ「ええっ!? ティア大丈夫!?」
 
ティア「……」コクン
 
 かわいい妹分の危機にあたふたと駆け寄る勇者。自分の周りをうろちょろする彼女に、ティアは一度頷いて返す。まばたき一つもせず、虚空を真っ直ぐ見つめて。
 
ガネーシャ「……。まずいね。何か催眠にかかっているようだ」
 
メルヴィ「催眠!? かわいいかわいいティアちゃんに!? なにしてんのトラップ!」
 
ガネーシャ「う、うん……かわいいティアちゃんに」
 
 メルヴィの剣幕に怯みつつガネーシャが頷く。どうも勇者は幼馴染であるティアに激甘らしい。
 
メルヴィ「ティア、大丈夫? 痛い所とかない?」
 
ティア「……問題ありません。私はただいまお二人の依頼待ちです」
 
メルヴィ「……。依頼?」
 
ティア「エッチなご奉仕の依頼です」
 
メルヴィ「あ゛あ゛あ゛っ! な、なんか頭が割れそうに痛い!!」
 
ガネーシャ「落ち着こう、メルヴィ」
 
 溺愛している少女が突然エッチだとか口走る衝撃に震えるメルヴィ。打ち上げられた魚みたいにのたうち回る彼女に、ガネーシャは冷静に声をかける。
 
237 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/06(日) 10:28:30.36 ID:Bi1WtG95O
 
ガネーシャ「つまりは、合法的にティアへドスケベな奉仕の依頼をできるというわけだね」
 
メルヴィ「ダメ! 絶対ダメダメ! キャワイイティアにそんなことさせられないよ!」
 
ガネーシャ「いやでも、初対面はミレイユに素股――」
 
メルヴィ「その二人はいいの! 今は愛の関係ないところでエッチなご奉仕とか言ってるのが嫌なの!」
 
ガネーシャ「めんどくさい勇者……」
 
メルヴィ「殴るよ?」
 
ガネーシャ「すみませんでした……」
 
 あまりの迫力に真顔でスンと謝るガネーシャであった。
 
メルヴィ「うーん……効果が切れるまで放置か進んじゃっていいんじゃないかな」
 
ティア「命令しない場合は私からの好感度が最低まで下がるよう設定されてます」
 
メルヴィ「が、ガネーシャ……」
 
ガネーシャ「いきなり泣きそうにならない。……仕方ないだろう。命令するしかない」
 
メルヴィ「で、でも……」
 
 ちらりとティアを見るメルヴィ。すると虚ろだったティアの目に光が戻る。
 
ティア「だ、大丈夫……メルヴィとガネーシャさんなら……わ、私……」
 
メルヴィ「ティアっ?」
 
ティア「……」
 
 抵抗できたのは一瞬。またすぐ無言に戻ってしまう。けれど彼女も催眠が解かれるのを待っているはず。それが分かっただけでも充分だった。
 
メルヴィ「……仕方ない、か。私が命令するよ? ガネーシャだと遠慮なさそうだし」
 
ガネーシャ「……メルヴィ、君の方がえげつなさそうだけど」
 
メルヴィ「そ、そんなことないから!」
 
 顔を赤くさせ慌てながらティアへと向き直る。考えに考えて、メルヴィは――
 
 
 ↓1 コンマで判定(ガネーシャさんは退避してくれます。が、ゾロ目だと)
 1〜3 キスと愛撫
 4〜6 口でご奉仕
 7〜8 最後まで
 9、0  ティアに攻められたい
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2025/07/06(日) 11:04:13.79 ID:Hwze46jSO
健康的えっちさ!
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/06(日) 11:12:10.89 ID:h+YM8G1q0
遠慮なくて草
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/06(日) 15:59:11.56 ID:CS6qd0VXO
サキュバスだから何もおかしくないんだけど、>>236の罠踏んだ理由とか受け攻めどっちでも行けちゃったりとかで性格とは裏腹にティアがしっかりとスケベなの本当に助かる
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/06(日) 16:18:41.87 ID:BR+ta2f4O
かわいいティアに攻められたい何て思っちゃう清楚ぶったドスケベどM勇者にはお仕置きが必要だよなぁ
242 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/07(月) 06:45:46.87 ID:qZoPzUL/O


〈9 ティアに攻められたい〉
 
 
メルヴィ「えっと……ティアちゃんに攻められたい……!」
 
ガネーシャ「……。えっ?」
 
 思わずガネーシャはぽかんとした。少し前の台詞を思い出せ、と。
 
ガネーシャ「め、メルヴィ? いきなり何を……」
 
メルヴィ「だって滅多にない機会だし……ティアちゃんから攻められたいの!」
  
ガネーシャ「えげつないというか……欲望に素直というか……」

メルヴィ「いいの! エッチなことしなきゃ解除されないんだから、こういうのはフィーリングで……」
 
 ティアを見る。自分より小さく幼げな少女。人形のように整った顔立ちに、銀色の髪。ぼんやりと虚空を見つめる目に、微かに開いた唇。
 
メルヴィ「そう、思ったまま……ぐへへ」
 
ガネーシャ(駄目だこの勇者……)
 
メルヴィ「というわけだから、ガネーシャは遠くに行ってて。ほらほら」
 
ガネーシャ「もう命令はしたし仕方ないか……分かったよ」
 
ガネーシャ(記憶は残るタイプもあるのだが……というか、さっき正気に戻った時は状況を把握してたような……ま、黙っておこう)
 
 背中を押され、ガネーシャは通路を戻っていく。彼女が本当に去っていったかメルヴィが確認していると、突然ティアがメルヴィの背中に抱きついてきた。
243 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/07(月) 06:46:40.32 ID:qZoPzUL/O
 
メルヴィ「あ、ティア? どうした――の゛っ!?」
 
 暢気に声をかけようとした途端強引に引っ張られ、壁に押し付けられる。するりとティアの小さな手がメルヴィの装備に伸び、鎧が落とされた。
 
ティア「……わ、私に攻められたいなんて……メルヴィのえっち」
 
 下から見上げ上目遣いにティアが囁く。催眠状態の暗い目で、いつもの口調で自身に迫る彼女。いけない性癖が開きそうであった。
 
ティア「……メルヴィ、どこ触られたいの……? ここ? こ、ここかな……?」
 
メルヴィ「んっ♡ ティア……っ、はぅ♡」
 
 メルヴィの胸に頭を預け、じーっと顔を見つめながらティアが身体をまさぐる。膨らみに腰、尻に太もも。スカートの中へ手を入れ、割れ目を下着の上から撫で、シャツの上から乳首の位置を指先で擦る。仲間の、幼馴染の少女に軽く愛撫され、メルヴィの身体はびくびくと震えてしまう。
 
ティア「ほら……言って。ど、どこがいいか……」
 
メルヴィ「はっ……♡ お、おっぱいと……お◯んこ……とか」
 
ティア「ふーん……やっぱり、えっち……♡」
 
 ニヤッとティアが加虐的な笑みを浮かべる。メルヴィのシャツ中へ手を。そのまま下着の隙間に手を入れて乱暴に乳房を鷲掴みにする。
 
メルヴィ「あっ♡ティア……っ♡」
 
ティア「……か、かわいい私に好きにされて感じてるんだ……♡ ここも、び、びしょびしょ……」
 
 背伸びをし、メルヴィに寄りかかりながらティアの舌がメルヴィの首を撫でた。割れ目に添えられた指は緩く動かされ、もどかしい刺激が与えられる。対して胸は強く揉まれ、指で突起がつままれ緩急など無しに強い刺激が与えられ続ける。
244 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/07(月) 06:47:21.58 ID:qZoPzUL/O
 
メルヴィ「んっ、ぅ♡ ぁ、ん……♡」
 
ティア「……下も、もっと欲しい? こ、腰動かして……やっぱりやらしいんだ……メルヴィ♡」
 
メルヴィ「ぅ、うん……っ♡ あっ!♡はぁんっ、指激し――っ!♡」
 
 身体をぴたりと重ねて、間近でメルヴィの感じる顔を見つめるティア。虚ろな目の少女がニヤニヤと、自分を弄んでいるのを楽しみながら秘所を激しく擦りはじめる。
 催眠のせいか、それとも本人の技術か、的確にメルヴィの感じる場所を緩急をつけて攻め――
 
メルヴィ「んっ♡はぁっ♡もう限界――っ♡」
 
ティア「もう?♡……い、いいよ。よわよわおま◯こイかせてあげる……♡ ほら、イけ♡」
 
 耳元で囁きながらきゅっと秘核をつまむ。メルヴィの脚がガクガクと震え、
 
メルヴィ「っ、あ!♡ ぁ、イク、イッ――んああぁっ!♡」
 
 絶頂を迎えたメルヴィは愛液を溢れさせ、ぎゅっとティアを強く抱き締めた。ぽたぽたと蜜が床に滴り、身体がびくっびくっと小刻みに痙攣するように震える。
 
ティア「メルヴィ、イキ顔……かわいい……♡」
 
 抱き締められたティアは愛撫していた手を離し、濡れていない方の手で頬を撫でる。そして愛おしそうに口づけした。
 
ティア「ん……♡ふわふわしてるね……もっと、幸せになって……ちゅ、ちゅる♡」
 
メルヴィ「ん……♡ふぁ……ぁ♡」
 
 絶頂の余韻が残るメルヴィに、甘やかすように舌を絡めて微笑む少女。とろんと蕩けた目でメルヴィもそれに応じる。くぐもった喘ぎ声と、唾液が立てるいやらしい音。数回口づけを交わし、その後も抱き合ってメルヴィは呼吸を整える。
 
245 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/07(月) 06:47:58.71 ID:qZoPzUL/O
 
ティア「……っ!?」
 
 少しして、ティアの目がハッと見開かれた。そして素早くメルヴィからティアが離れる。どうやら催眠が解けたらしい。
 
メルヴィ「あっと……ティア、元に戻った……?」
 
ティア「……???」
 
メルヴィ「えっとね、ティアがトラップを踏んじゃって……」
 
 混乱した様子の彼女に経緯を説明する。自分が何を望んだのかは一応伏せておいて。
 
メルヴィ「……というわけで、ごめんね。エッチなことしゃって」
 
ティア「……。罠にかかった、わ……私が悪いから」
 
ティア「それにメルヴィのこと攻めるの、き、嫌いじゃなかった……」
 
メルヴィ「……え゛」
 
 メルヴィは硬直した。解除された時の様子で、今までのことを忘れているのだと思っていたのだが……しっかり覚えているみたいだ。
 
メルヴィ「あの……ティア? どっからどこまで記憶があるの?」
 
ティア「……? 最初から? メ、メルヴィが私のこと見て……下心満載にぐへへ言って――」
 
メルヴィ「や、やめて! そうだったの!?」
 
ティア「……」
 
 コクン。けろっとした顔で首を縦に振る。
 
ティア「……メルヴィなら、私大丈夫だよ……? 大歓迎」
 
メルヴィ「いやいやいや、よくないでしょ。ティアはミレイユのお相手だし……。……ぇ、本当に?」
 
ティア「……すけべ」
 
メルヴィ「ごめんなさい……」
 
 思わず聞き返したメルヴィを、呆れた目で見るティア。謝ったメルヴィにティアは地面に落とした革鎧をパパッと着せてやる。それから合図としてティアが通路へ魔法を軽く放つと、少ししてガネーシャが戻ってきた。
 
ガネーシャ「お、うまくいったみたいだね」
 
メルヴィ「うん。ねぇ、ガネーシャ……エロトラップも良いものはあるんだね」
 
ガネーシャ(やっぱ駄目だ、この勇者……)
 
 しみじみ呟くメルヴィに、改めて思うガネーシャであった。
 
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2025/07/07(月) 10:53:46.74 ID:Xq+6j5t0O
ドスケベエロ勇者すぎる…
247 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/07(月) 19:08:17.40 ID:ct2VbUvvO


〈メルヴィとフィン
 話題 帰りが遅れた理由〉
 
 
 二人がお説教から解放されて少し後。
 
メルヴィ「フィン、フィン。こっち来て」
 
 自室のある階の廊下を歩いていると、メルヴィが彼女の部屋から顔を出す。周りを気にして、声も小さく何やら内緒話といった様子。フィンもまた周りをキョロキョロと見て、小走りで彼女へと近づく。
 
フィン「何か用ですか?」
 
メルヴィ「少し聞きたいことがあって……」
 
フィン「? はい、分かりました」
 
 どうしたのだろう。疑問に思うものの、仲間の質問にはできるだけ答えてあげたい。フィンは招かれるまま彼女の部屋へ。
 
メルヴィ「ささ、座って」
 
 いつもの会議に使っているテーブルの席、その一つに座る。向かい側の勇者はそわそわとした様子で口を開いた。
 
メルヴィ「ミレイユが友達の発情期に巻き込まれたって聞いたけど⋯⋯詳しく聞いても大丈夫かな」
 
フィン「えっ? うーん……大丈夫、ですね。多分」
 
 踊り子で娼館でも働いたり、客だったり、そういうことには大らかなラーサなら話しても気にしなさそうだ。ミレイユは微妙なところだが、相手がメルヴィなら大丈夫だろう。
 
フィン「やっぱり気になるんですね、ミレイユさんのこと」
 
メルヴィ「う、うん。そうだね……」
 
フィン「……」ニコニコ
 
 前は二人きりになった途端、キス寸前までミレイユが迫っていた。となればメルヴィもミレイユとそういう仲で……
 
フィン(あれっ? 私、ティアさんとメルヴィさんの浮気相手ってことになる……? というか、ミレイユさんすごく浮気してないっ?)
 
フィン(でもでも付き合ってるとも言ってないし……みんな性欲処理の相手ってこと……?)
 
 微笑ましくメルヴィを見ていたフィンだが、ふとミレイユが手を出しまくっているのではと疑惑が湧く。しかし考えてもよく分からず――
 
フィン(まぁ、問題があったらミレイユさんが言いますよね)
 
 暢気な結論に落ち着いた。
 
248 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/07(月) 19:08:53.85 ID:ct2VbUvvO
 
メルヴィ「それで、どんな感じだったの? 現場は見た?」
 
フィン「現場は最初の方の声しか。友達のお姉さんはチラッと見たらしいですけど」
 
メルヴィ「そ、そっか……じゃあ詳しくは分からないんだね」
 
 キラキラした目から残念そうな表情に。彼女の落胆した様子にフィンは慌てて補足する。
 
フィン「私が知っているのは、その日の朝から次の日までずっとやってたことと⋯⋯最後、部屋に入ったことですね」
 
メルヴィ「え、一日ずっとシてたの?」
 
フィン「はい。友達のソレはちょっと重めで、普通なら一人じゃ相手できないくらいなんですけど⋯⋯ミレイユさんは」
 
メルヴィ「一人でってこと⋯⋯」ゴクリ
 
メルヴィ「ミレイユ⋯⋯一日できるくらい性欲が⋯⋯。わ、私もそれくらいやられちゃったり⋯⋯」
 
 赤い顔でぶつぶつ呟く勇者。
 一方フィンも話しながら、とある光景を思い返していた。
 豪華なベッドが精液と愛液でまみれ、その上に横たわる親友の姿。快楽に染まった瞳で、脚をだらしなく開いて脱力し最後の射精を受け入れる彼女。
 自分は発情期には部屋にこもっていたが、ミレイユのいる今は⋯⋯。
 
フィン「⋯⋯っ」
 
フィン(――うぅ。ムラムラしちゃいました⋯⋯)
 
 首を振り、雑念を払う。妄想がはじまってしまう寸前であった。
 
 
 ちなみにその事後から数十分後のミレイユとラーサは、激闘を終えたライバルのようにお互いを認め合い、やたら爽やかに仲良くなっていたそうな。
 
249 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/08(火) 07:05:05.37 ID:2bVNIOVyO
 
〈忘れてました。次は自由時間タイムです〉
 
↓2 何をしよう?
  1 自室で読書
  2 食事に行こう
  3 お風呂へ
  4 散歩しよう
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/08(火) 07:14:41.83 ID:H7w1dtM5O
4散歩
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/08(火) 07:52:54.06 ID:jRQ9aDVQO
4
252 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/10(木) 06:43:03.63 ID:thaglAD0O

〈4 散歩   ガネーシャさんです〉
 
 
 早朝に出てフィンの故郷から、首都へと夕方頃に帰還。からの仲間達のお説教。いろいろとハードな出来事を乗り越え、今は自由時間。
 
ミレイユ「疲れた⋯⋯」
 
 しみじみとそんな言葉が出てしまう。それでも自由時間にあれこれしてしまうのは、もう体に染みついた習慣なのだろう。ギルドを出たミレイユはのそのそと街を散歩していた。
 
ガネーシャ「おっ、奇遇だねミレイユ」
 
 すると、見知った顔に遭遇する。冒険の備えだろう、道具屋から出てきた彼女のカバンはいつもより重そうだ。
 
ミレイユ「ガネーシャちゃん。お買い物?」
 
ガネーシャ「うん。傷薬に武器の手入れの道具に、ティアに頼まれた包帯を」
 
ミレイユ「そっか。働き者だよね、ガネーシャちゃん」
 
ガネーシャ「まぁ、今は暇だからね。それに喜ばれるのは嬉しいものだよ」
 
 フッと笑う彼女。こういう人助けをサラッとやってくれるところは素直に尊敬できる。 
 
ガネーシャ「⋯⋯で、だ。ちょうどよく出会えたことだし、村でのことを聞かせてもらいたいな」
 
 ――これでもう少しお淑やかだったら、言うことなしなのだが。ずずいと近づき、小声で言うガネーシャにミレイユは苦笑を浮かべる。
 
ミレイユ「ガネーシャちゃん、本当に興味ある?」
 
ガネーシャ「うん? あるけど、どうしてだい?」
 
ミレイユ「ガネーシャちゃん男の人の話が多いから」
 
ガネーシャ「それはボクが遊び人だからさ」
 
 自称しちゃうんだ、と思いつつ胸を張るガネーシャを見る。二人はそのままゆっくりギルド方面へと歩き始めた。
 
253 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/10(木) 06:44:34.33 ID:thaglAD0O
 
ガネーシャ「そしてエッチな話にも興味津々というわけだ。それが注目のミレイユが主役の話になると尚更」
 
ミレイユ「喜んでいいのか悪いのか⋯⋯」
 
ガネーシャ「いいのさ。で、どんな子なんだい? フィンの友達って」
 
ミレイユ「銀髪の綺麗な踊り子ちゃん⋯⋯っていうことしか分かってないなぁ、改めて考えると」
 
ガネーシャ「そんな初対面の子と一日遅れるくらい、ね⋯⋯羨ましいね、このこの」
 
 からかうような口調で言い、指先でちょんちょん肩をつついてくる。
 友人の恋人のフリをし、偶然その友人とそういう流れに。羨ましい⋯⋯話ではあるのだろう。並みの精力では死にかける点を除けば。
 
ガネーシャ「けど友達のためにわざわざ恋人を連れて故郷に、か」
 
ガネーシャ「よほど仲が良いのだろうね、その友人は」
 
ミレイユ「そう⋯⋯なのかな」
 
ミレイユ(ラーサちゃんからフィンちゃんへの気持ちは黙っておこう⋯⋯)
 
ガネーシャ「友人、か⋯⋯」
 
 ガネーシャが意味深に呟く。懐かしむような表情の彼女は、夕暮れに染まる空を見上げ小さく息を吐いた。可憐な容姿の彼女は、その儚い雰囲気のままミレイユへと顔を向ける。
  
ガネーシャ「銀髪の踊り子ちゃんはおっぱい大きい?」

 ミレイユは思わずずっこけそうになった。
 
 
 
 ↓2 何をしよう?
  1 自室で読書
  2 食事に行こう
  3 お風呂へ
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/10(木) 06:51:55.03 ID:SuYXEnt1O
1
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/10(木) 07:00:39.59 ID:6d0nlfzUO
1
256 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/13(日) 13:54:40.20 ID:hcNnWf7EO


〈1 自室で読書
  メルヴィイベントです〉
 
 
 ガネーシャと別れたミレイユは、部屋のベッドに座り本を読んでいた。ティアはなんらかの用事でそこにおらず、一人だけの静かな時間。攻撃に関する魔法は一通り身につけたと言っても過言ではないミレイユだが、この世界にはまだまだ学ぶべき魔法がある。故に時間のある時はこうして勉強することが多い。
 
ミレイユ(最近は実践ばかりだったし⋯⋯単純に落ち着くよねぇ、昔を思い出して)
 
 昔。故郷で人助けしつつ、魔法や料理の腕を磨いたあの日々。じっくり勉学に打ち込む時間はその時を思い出す。
 数十分、彼女は集中したまま本を読み――不意に部屋のドアがコンコンとノックされた。
 
ミレイユ「⋯⋯? はーい」
 
メルヴィ「こんばんは、ミレイユ」
 
 返事をすると、入ってきたのはメルヴィ。いつもの服装でいつも通りに笑って挨拶をしつつ、テーブルの席へ座る。
 
メルヴィ「ちょっとお話でもと思って来たんだけど――勉強中だった?」
 
 ミレイユの膝の上に乗せた本へ視線を向ける。ミレイユは本を閉じ、首を縦に振った。
 
ミレイユ「うん。けど、いつでもできるし。メルヴィちゃんと話したいな」
 
メルヴィ「そう? なら良かった」
 
メルヴィ「ね、フィンの両親何か言ってなかった?」
 
 ポニーテールの先を指で弄りつつ、若干気まずそうな様子でメルヴィが問う。曖昧な質問だが、なんとなく訊きたいことに察しがつく。
 
257 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/13(日) 14:07:34.86 ID:hcNnWf7EO
 
ミレイユ「それって勇者にってこと?」
 
メルヴィ「⋯⋯うん。いくら強くても、成人前の女の子を危険な旅に同行させちゃったし、悪く思ってないかなぁって」
 
ミレイユ「あぁ、なるほど。⋯⋯特になかったかな。フィンちゃんも私も歓迎してくれたし、勇者に敵意はないんじゃないかな」
 
メルヴィ「そっか⋯⋯ふぅ、安心」
 
 メルヴィはホッと息を吐いた。貴重な戦力であるフィンが旅をやめる、なんてことになれば痛手。リーダーとしては避けたい事態だろう。
 
ミレイユ「フィンちゃんってメルヴィちゃんがスカウトしたの?」
 
メルヴィ「うん。あの村で会って、あれこれトラブルを解決している内にね」
 
ミレイユ「へー⋯⋯」
 
 あんな平和そうなところでも何でも屋みたいなことをやっていたんだなぁ、と改めて勇者一行のフットワークに感心する魔法使いであった。
 

 ↓2 一つ選択
  1 せっかくだし抜いてもらう(コンマ50以上で成功)
  2 一緒に勉強しよう(コンマ20以下で⋯⋯)
  3 メルヴィ「猫耳持ってきたの」
 
 

〈休日なのにあまり書けなくて申し訳ないです
 また少し間が空くかもなので、サブキャラ募集しておきます。サブなので、自由時間に交流したり、本編等で出せそうな時に出る感じです。物語の潤滑油的な。エッチなこともします
 ルールは>>12と同じ。>>11のテンプレを活用していただければ。双子キャラは後々募集で作るかもですが、今回投稿してもオーケーです

 募集するのは
 ・ギルドの受付嬢(既に登場している受付嬢と別人で)
 ・武器屋さん
 ・雑貨屋さん(夜はオトナなお店の店主)
 ・パーティ行きつけのレストランの店員さん(店主でもウェイトレスでも)
 ・騎士団のガネーシャの部下

 1役につき一人採用で、被って投稿された場合は>>1が選びます。1役に二人まで投稿が来たら、そこでその役のキャラの募集はストップということで。
 とりあえず1時間後から投稿で。来なかった場合は更新しつつ気長に待ちます〉

258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 14:27:40.08 ID:Tx0MUP/p0
2
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 14:28:37.19 ID:wneK08FNO
来た!

2で1時間後了解
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 14:29:22.78 ID:wneK08FNO
20以下やったぜ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2025/07/13(日) 14:51:47.65 ID:VMtoHHFoO
・名前 ミナモ
・年齢 32
・種族 人間
・職業 雑貨屋
・容姿 東洋系美人 赤みがかった黒髪ロングウェーブヘア 以前現場仕事をしていたので肩が逞しい 高身長の巨乳 
・性格 ネアカな姉御肌 昼は固いが夜は誘えば乗りやすいバイセクシャル 
・初期好感度 80
・性癖 口でされるのもするのも大好き。自分のフェラやクンニで相手が悶えることに幸せを覚える。
・その他設定 口調は『〜だろ』、『〜じゃないのか?』と男勝りな感じ 一人称はあたし 独身
昼間は健全な雑貨屋の名物美人店主。色気の薄い皮の服を身に付け、セクハラまがいな発言には呆れながらツッコミを入れて嗜める。
しかし夜は併設されたオトナの店(エロアイテムショップなのか女の子斡旋所なのかその他なのかはお任せ)を運営し、谷間を強調し太ももの付け根まで丸見えのスリットが入ったドレスを着ている。フェイスベールで口元を隠しているので同一人物だと知らない人も多い。接客も昼とは違いボディタッチ多めで妖艶。
ミレイユとは顔見知りで、可愛いどころか舐めたい、まで考えているけどただの一店主である自分から誘いはしないしそんな匂わせもしない。(夜の店がバレているかはお任せ)勇者パーティとはすむ世界が違うと考えている。
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2025/07/13(日) 14:55:05.35 ID:VMtoHHFoO
あっキャラクターの投稿が一時間後からってことか ワシは文盲か!
失礼しました 別の案が来たらそちら優先してください
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 15:09:02.08 ID:Tx0MUP/p0
・名前 アリシア
・年齢 17
・種族 人間
・職業 ウェイトレス
・容姿 青髪のロングストレート(仕事中はポニテ)
平均より少しだけ低め、胸は結構大きい
可愛いデザインのエプロンドレス(仕事着)
・性格 明るく元気、いい意味でほどよく寛容
 口調は丁寧で、一人称は私
 後輩気質だけど、気配りできて包容力のある一面も
 根が真面目かつ打たれ強い
・初期好感度 80
・性癖 優しく包容力を出しながらミレイユを気持ちよくさせてくる
でも優しく気持ちよくされるのも好き
・その他設定 ミレイユのことを優しくて素敵なお姉さんだと思っている
料理の修行中でいつか自分の店を持ちたいと奮闘中
魔法の素質があり、回復や浄化魔法も使えるのでミレイユの呪いを解呪しようとエッチなことをする流れに……?(もちろん解呪はできず、回復していろいろと元気になっちゃう)
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2025/07/13(日) 15:10:27.18 ID:zmHoLFedO
とりあえず1時間経ったので投げてみる

・名前 ナナ
・年齢 15
・種族 犬の半獣人
・職業 行きつけのレストランの店員
・容姿 青のふわふわロングヘアーにもふもふの垂れ耳と尻尾。人畜無害そうな青の瞳の童顔。身長はティアよりちょっと高いぐらいだがおっぱいはそれなりに大きい(Eぐらい)ので脱ぐとよく驚かれる
・性格 穏やかでのほほんとした天然さん。一人称は『私』の敬語口調で語尾がよく間延びする
・初期好感度 75
・性癖 犬なので臭いに敏感。なので精液の臭いを嗅いでしまうと特効レベル。また尻尾は最大の性感帯
・その他設定
メルヴィ達一行が行きつけにしているレストランのウエイトレス。よく働く看板娘だがドジっ娘気質でたまに料理を零したりしてしまうこともあるがその可愛らしく献身的な様子も人気なんだとか。
ちなみに犬の半獣人には発情期があるのでその日は店を休んでいる。
彼女の発情はとんでもないらしく、普段の様子からは考えられないほど激しい自慰行為に1日中没頭してしまうので家に閉じこもりっきりになってしまうらしい。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 15:39:36.70 ID:IJOkBEIDO
・名前 ミーヤ
・年齢 21
・種族 牛の半獣人
・職業 武器屋さん
・容姿 金髪ショートに金目の褐色肌。側頭部から一対の大きな牛の角が生えている。背はそれなりだがとにかくおっぱいが大きい。いつも谷間が丸見えの作業着とゴーグルを着けている
・性格 活発な姉御肌で一人称は『アタシ』
・初期好感度 80
・性癖 普段の振る舞いとは裏腹に実はかなりMっ気が強い。おっぱいがとにかく弱くそこを責められたいという願望がある。また角が良い感じのとこにあるのでハンドルイラマさせることも可能。なお種族の特性で妊娠に関係なく母乳が出る
・その他設定 若くして武器屋を切り盛りしている女主人。若いながらもその加工の腕前はピカイチ。
夢は伝説の武器のような逸品を自分の手で作り上げることで武器には目が無い。そのためメルヴィに聖剣を見せてもらった時はテンションが最高潮にまで達した。
(なお聖剣の畏れ多さも理解して無理強いも全くしなかったのでメルヴィも信頼している)

牛の半獣人に関してはソシャゲの『グランブルーファンタジー』のドラフ族みたいなイメージ
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 16:03:10.92 ID:fc5IgLKDO
・名前 リン・トライデント
・年齢 15
・種族 人間
・職業 騎士団のガネーシャの部下
・容姿 赤髪のショートボブ美人系の童顔、Aカップで乳輪が大きい、お尻はムチムチ、マントを羽織中はチューブトップにレザーパンツ
・性格 口が悪く負けず嫌いでどんなに恥ずかしいことでも約束ごとは守り義理堅い
・初期好感度40
・性癖 ザーメン臭、フェラチオ好き
・その他設定(主人公への印象、関係や過去などキャラの色々な設定について)ガネーシャの王国を守る騎士の血筋だったため第一王女だと言うことを知っている、ガネーシャに馴れ馴れしいものには等しく当たりが強くなる。ガネーシャのエッチな悪癖を何とか止めさせようとしたが、結局治らず逆に諭されてしまい興味を持ち始めている
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 16:45:27.23 ID:dhcGJsQzO
・名前 イリアン
・年齢 27
・種族 人間
・職業 聖騎士団長
・容姿 程よい美巨乳にムキムキと言うよりバッキバキに絞り鍛え上げられた鋼の筋肉を持っていて8つに割れた腹筋が特徴
銀髪で特に手をつけてない天然ゆるふわパーマのミディアムヘア
凛としたクールで美しい顔立ち
体に無数の傷痕がある歴戦の勇士で甲冑は白を基調としたドレスではないしっかりした騎士甲冑
・性格 騎士団長らしく非常に厳格で落ち着き払った性格で威厳に満ちた話し方をしているが、ガネーシャに対しては自分が年上なのにお姉様呼びをして完全な従順メスになる
・初期好感度 90
・性癖 ガネーシャに組み敷かれて何度も失神を繰り返す程徹底的に犯し尽くして貰う事、大量ザーメンぶっかけ、大量ザーメンごっくん、大量食ザー
・その他設定 10代になる頃には騎士の訓練生になり、そこから着実に実績を重ねていった叩き上げの騎士団長
叩き上げらしく剣術、槍術といった騎士としての実力は一流
ガネーシャが新たな地位姫騎士として騎士団に入団した当初は女を完全に捨て去っており、髪もとても短かった
当時はガネーシャの事を王である親のコネで鳴物入りした者としてキツく当たっていたが、騎士としての本気度や何故王位を放棄したかわからない程のカリスマ性、人の上に立つ能力に心を打たれて彼女に忠誠を捧げる
ある日野外訓練中にガネーシャと一夜を過ごした時にガネーシャに犯され尽くして完全に女として目覚めたどころかレズの扉を開けてしまいバイになってしまいガネーシャにメロメロなメスになってしまう
更にはこれまでの性欲が爆発してザーメン好きな変態の一面まで覚醒してしまっている
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 16:53:02.74 ID:mIkly98oO
>>267
募集してるのは部下であって団長ではなくない?
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 16:55:20.88 ID:dhcGJsQzO
>>268自分の解釈としては立場的に王族の姫騎士は団長より上なのかなぁってイメージでした
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 16:56:10.89 ID:dhcGJsQzO
主さんが練り直しした方が良いのでしたら練り直します
271 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/13(日) 18:56:43.69 ID:V7rt6NbbO


 ・ギルドの受付嬢(既に登場している受付嬢と別人で)
 ・武器屋さん >>265
 ・雑貨屋さん >>261
 ・パーティ行きつけのレストランの店員さん >>264
 ・騎士団のガネーシャの部下 >>266
 
 で、いきます。ギルドの受付嬢枠が空いてるので、そこは引き続き募集で

 ちなみに、オトナなお店というのはガネーシャと行ったお店のことでした。言葉足らずで申し訳ないです。

272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 18:59:49.45 ID:Tx0MUP/p0
ギルドの受付嬢案に>>263を改変して投げてもいいでしょうか?
273 : ◆OGHPkXeEeU [saga sage]:2025/07/13(日) 19:16:26.88 ID:V7rt6NbbO
>>272 大丈夫ですー〉
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/13(日) 19:20:56.09 ID:Tx0MUP/p0
ありがとうございます!

・名前 アリシア
・年齢 16
・種族 人間
・職業 ギルド受付嬢(魔法使い)
・容姿 青髪のロングストレート(仕事中はポニテ)
平均より少しだけ低め、胸は結構大きい
ギルドの受付嬢の制服をきっちり着こなしている
・性格 明るく元気、いい意味でほどよく寛容
 口調は丁寧で、一人称は私
 後輩気質だけど、気配りできて包容力のある一面も
 根が真面目かつ打たれ強い
・初期好感度 90(純粋なミレイユファン)
・性癖 優しく包容力を出しながらミレイユを気持ちよくさせてくる
でも優しく気持ちよくされるのも好き
・その他設定 ミレイユのことを優しくて素敵な魔法使いだと純粋に慕うファンの一人
(現状では恋愛的な性質はなく純粋な憧れ)
自身も魔法使いの卵であり、ギルドで生活費を稼ぎつつ魔法技術と知識を学んでいる
結構いいところのお嬢様でもある
275 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/13(日) 20:02:04.40 ID:S4Ynjy30O
〈というわけで、受付嬢枠は>>274
 続きは書き溜めるまでお待ちを〉
276 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/15(火) 07:01:48.48 ID:1AdgveoWO
〈2 一緒に勉強しよう コンマ19(成功)〉
 
ミレイユ「⋯⋯さてと。そろそろ勉強を再開しようかな」
 
 それからしばらく会話をし、話も一段落。そろそろお開きにしようとミレイユが立ち上がる。
 
メルヴィ「えっ⋯⋯?」
 
 するとメルヴィが意外そうな顔。そわそわと何かを言いたげに、けれど何も言わず、ミレイユへ察してほしそうにする。
 ミレイユは手にした本を抱え、こてっと首を傾げる。
 
ミレイユ「⋯⋯? 一緒に勉強する?」
 
メルヴィ「キャワッ――じゃない。う、うん、しようかな」
 
 とのことなので、メルヴィの隣へ。テーブルの上に本を開く。
 
ミレイユ「メルヴィちゃんは光魔法使ってたし、基礎はできてそうだよね。中級くらいの魔法はどうかな」
 
メルヴィ「んー⋯⋯師匠に習ったけど、初歩的なものしかまだ身につけられてないかな」
 
 ページを捲りながら、何を勉強しようか目星をつける。目的の魔法の項目までのんびりと一枚一枚捲っていたが⋯⋯ふと、横の彼女に視線が向く。
 鎧に包まれた彼女の身体。露出こそ少ないが、裸を見た後だと装備の下のボディラインがよく分かる。ポニーテールの下からちらちら覗くうなじもセクシーで⋯⋯。
 
メルヴィ「⋯⋯。勉強の邪魔かな。よいしょ」
 
 じっと見つめる彼女の視線に気づいたのか。メルヴィが本から一度顔を上げ、ミレイユと一瞬目を合わせる。それからおもむろに彼女は鎧とマントを外した。
 シャツにスカート、普通の女の子の服装にニーソックス。鎧に隠されていた胸や腰のラインが露わになり、ミレイユはドキッとしてしまう。
277 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/15(火) 07:03:41.60 ID:1AdgveoWO
 
メルヴィ「ミレイユ? ほら、これ教えて」
 
 ふふんと勝ち誇ったようにメルヴィが笑うと、彼女はとあるページの光魔法を指差す。前屈みに、少しの動作で揺れる膨らみについつい目が行ってしまう。
 
ミレイユ(た、頼めばしてくれるって⋯⋯言ってたよね)
 
ミレイユ(こんな可愛い子が、メルヴィが⋯⋯)
 
ミレイユ(って、昨日から散々したのにまた私は)
 
 今は勉強中だ。真面目に。
 自分に言い聞かせ、邪な感情を追い払うように首をブンブンと振る。
 
ミレイユ「う、うん。この魔法は⋯⋯」
 
メルヴィ「うんうん」
 
 あまりメルヴィを視界に映さないように勉強を再開。長年真剣に学んできたお陰か、魔法の本を読んでいるとムラムラした気持ちは気にならなくなってきた。
 そうして、真面目にメルヴィへ教えつつ自分も復習していると――
 
メルヴィ「ミレイユ⋯⋯私に興味なくなっちゃった?」
 
 不満げな顔をしたメルヴィが、ミレイユの腕へ抱きついてきた。薄い布と下着越しに、この世のものとは思えない柔らかい感触が伝わってくる。
 
ミレイユ「っ⋯⋯えっと、そんなことないけど。むしろ我慢してた」
 
メルヴィ「えへへ、だよね。知ってた」
 
 にっこりと笑い彼女はこてんと頭をミレイユの肩に乗せる。彼女の様子を見ていれば、ミレイユの反応を知っていて敢えて挑発していたことは分かりきっている。
  
278 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/15(火) 07:04:27.38 ID:1AdgveoWO
  
メルヴィ「呪いのせいにして、お願いすればいいのに」
 
ミレイユ「⋯⋯完全に自分のせいだから恥ずかしくて」
 
 誘惑される前、隣に座った時から意識しっぱなし。そしてその欲情は呪いのアレソレではなく、純粋に自分の欲求。昔からの想い人であるが故に、そう確信を持てるミレイユであった。
 
メルヴィ「おっぱい見ちゃうのもミレイユ自身の気持ち?」
 
ミレイユ「⋯⋯うん」
 
メルヴィ「なるほどね。まぁ私も女の子のそこは見ちゃうことあるし、分からなくはないかな」
 
 クスッと笑い、メルヴィは手を伸ばす。ミレイユの下半身、服を持ち上げる膨らみの先端を握った。
 
ミレイユ「うっ♡ぁ⋯⋯」
 
メルヴィ「もうこんなに⋯⋯。ほら、呪い悪化しちゃうよ?」
 
ミレイユ「おっ、お願い⋯⋯エッチして⋯⋯っ」
 
 緩く先端を擦られ、言われるままにお願いしてしまうミレイユ。ようやくおねだりされ、メルヴィは嬉しそうに微笑んだ。自分の服を脱ぎ、下着を外す。柔らかそうに揺れる乳房に、僅かに勃った綺麗な乳頭。見惚れるほど魅力的な身体を露わに、彼女はミレイユの膝の上に向かい合わせに座る。
 
メルヴィ「ミレイユ⋯⋯♡」
 
 指でペ◯スを擦りつつ、メルヴィはミレイユへと唇を重ねる。啄むようなキスから、唇を舐め舌を入れていく。彼女からの口づけに応え、ミレイユは彼女の割れ目を指で愛撫する。
 
メルヴィ「んっ♡ふぅ⋯⋯♡ れろっ、じゅる⋯⋯♡」
 
ミレイユ「んんっ♡ はぁ⋯⋯っ♡んっ⋯⋯♡」
 
 互いに性器を刺激し、ぴくんと体を反応させて絡み合う。唾液と舌の鳴らす音に、下半身の卑猥な水音が混ざり合う頃、メルヴィが唇を離した。
  
279 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/15(火) 07:05:19.18 ID:1AdgveoWO
  
メルヴィ「今回は私がしてあげるね⋯⋯♡」
 
ミレイユ「ぅ、うん⋯⋯っ」
 
 男性器に割れ目を当て、僅かに腰を動かしながらメルヴィが身体を前に倒す。期待しながらミレイユが見ていると、メルヴィは形の良い膨らみを彼女の顔へと押し当てた。
 
ミレイユ「ん⋯⋯っ♡」
 
メルヴィ「このまま⋯⋯ぁ、はぁっ!♡」
 
 豊かな乳房に顔を包まれ、彼女の香りを感じているとメルヴィが勃起しきった男性器を挿入。柔らかい中をこじ開け、彼女の体温に包まれる。挿れた刺激でもう達してしまいそうな快感が走り、反射的にメルヴィの身体を強く抱き締めてしまう。
 
メルヴィ「んぅ、あ⋯⋯♡ やっぱり、すご⋯⋯っ♡ミレイユのお◯んちん⋯⋯♡」
 
 挿れた側のメルヴィも軽く達してしまっているようで、ミレイユの頭を抱きうっとりとした声音で喘ぐ。びくびくと震える膣中は、その間も男性器を舐め回すように蠢き――
 
メルヴィ「ん♡⋯⋯動くね♡」
 
ミレイユ「っ!?♡ んぅっ!♡」
 
 軽い絶頂から回復した彼女が返事を待たず腰を動かしはじめる。上から下に、リズミカルに動きそれに合わせて顔に当てられた胸が擦り付けられる。
 
メルヴィ「んっ♡はぁっ♡ ぁ、気持ちいいっ♡ミレイユも、んっ♡ おっぱいで押さえられてっ♡犯されて、ぁはっ♡ 気持ち、いい?♡」
 
 下半身に走る快感に、顔を覆う柔らかな胸。息苦しさの中、頭の上から聞こえる快楽に酔いしれる嬌声と性器の絡む音が思考能力を奪う。
280 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/15(火) 07:06:27.73 ID:1AdgveoWO
 
ミレイユ「あっ!♡ん、ぅっ!♡ はぁっ♡ぁ――んんぅっ!♡」
 
 与えられる快感に喋ることもままならず、胸に顔を埋めたまま上を向きコクコクとただ頷く。蕩けた目に浮かぶ涙。余裕のある大人の女性の弱った姿に、メルヴィの動きが激しさを増す。
 
メルヴィ「ミレイユっ!♡ ふぁっ♡あっ♡んっ♡ 出してっ♡いっぱいイッていいよっ♡」
 
ミレイユ「ん、んんぅっ!?♡ ぁ、ふうぅっ――んあぁっ!♡」
 
メルヴィ「きたっ♡ 射精っ♡ぁ、熱っ♡私もイッ――あぁーっ♡」
 
 容赦ないピストンに余裕のないミレイユが耐えられるのは僅かな時間だけだった。きつくメルヴィを抱き締め絶頂に達した射精で、メルヴィも同時にイッてしまう。
 彼女の胸にぎゅっと自分から顔を押し付けて吐精する。搾り取ろうとする名器の中に溢れるほど注ぎ、ミレイユは脱力した。
 
メルヴィ「はぁ⋯⋯♡ ふぅ⋯⋯ミレイユ、満足した?♡」
 
ミレイユ「⋯⋯」
 
 無言でパシパシと彼女の拘束する手を叩く彼女。身体に力が入っていないミレイユに、慌ててメルヴィが体を離す。
 
ミレイユ「はっ、はぁっ⋯⋯気持ちよかったけど、苦しかった⋯⋯」
 
メルヴィ「あはは⋯⋯夢中になっちゃった」
 
 ミレイユの頭を撫で、苦笑する彼女。
 その後、後始末をして勉強再開――という気にはなれず、二人で喉の渇きを癒そうと外出するのであった。
 
 


〈せっかくなのでサブキャラと交流イベ
 ↓1のコンマの一桁で判定
  1、2 アリシア
  3、4 ミーヤ
  5、6 ミナモ
  7、8 ナナ
  9、0 リン〉
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/15(火) 07:12:30.45 ID:xGdEoS7oO
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/15(火) 23:46:35.73 ID:dz1v/D2F0
メルヴィちゃんかわいい
283 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/23(水) 12:53:56.15 ID:qPDdENu4O
 
〈5 ミナモ〉
 
 翌朝。会議を終えたミレイユは、ガネーシャに連れられて雑貨屋へ行くことになった。大通りの中にある勇者一行の行きつけの店で、生活必需品から冒険に使うようなキャンプ用品、魔法の道具も取り扱っている。とりあえずそこに行けば冒険の準備はできる、とギルド内での評判も高い。加えて、
 
ガネーシャ「ミナモさん、こんにちは」
 
ミナモ「あ、また来たの? ガネーシャ」
 
 店主が美人とくれば、もう人気はうなぎ登り。
 入口を開き中へ入る。奥、カウンターにいる人物はガネーシャの姿を見ると半分呆れが入った笑顔を浮かべた。
 艷やかなロングの黒髪、切れ長な目、しゃきっとしたデキる大人の女性といった印象の彼女。服装は地味なものだが、人柄、高い身長に美貌、大きな胸――人気が出るのも頷ける。
 
ガネーシャ「友人だからね。それに目の保養にもなるから」
 
ミナモ「あたしとしては嬉しいけど⋯⋯正直、落ち着かないねぇ。⋯⋯あ、今日はミレイユも来たんだね」
 
ミレイユ「どうも、おはようございます」
 
ミナモ「ガネーシャ以外なら大歓迎だよ。ゆっくりしていって」
 
ガネーシャ「はは、釣れないね。――ミレイユ、ボクは道具を適当に見てくるから、君も自由に」
 
ミレイユ「うん、分かった」
 
 と、頷いてみたもののここへはガネーシャに連れてこられたようなもの。何を見ようか迷っていると、ふとミナモと目が合う。
 
ミナモ「ねぇ、ガネーシャとは仲がいいの?」
 
ミレイユ「えっ? はい、それなりに⋯⋯かな?」
 
 体の関係はあるものの、普段は呪いの件がある前と何も変わらない。さっぱりとした友人のような付き合いである。
284 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/23(水) 12:54:51.19 ID:qPDdENu4O
 
ミナモ「それなり⋯⋯」
 
ミレイユ「⋯⋯?」
 
ミナモ「あぁ、いやなんでもないよ。あんまり気にしないでくれ」
 
 何か思うところがありそうな反応。きょとんとしていると、ミナモは笑顔を浮かべて手を振った。
 
ミナモ「ミレイユは新入りだったな。よければガネーシャと仲良くしてやってくれ。あれはいい子なんだが、性にだらしないし、色々心配でね。傍で見てくれる人がいると助かる」 
 
ミレイユ「あはは⋯⋯」
 
ガネーシャ「傍で見る役割は君でもいいんだよ、ミナモ」ヒョコ
 
ミナモ「はいはい。まったくもう、すぐちょっかいかけてくんだから」
 
 軽くあしらわれ、棚の陰から顔を出したガネーシャが引っ込む。ガネーシャが常連だとは知っていたが、二人はそれなりな知り合いらしい。やり取りからそれとく察すことができた。
 
ミレイユ(さてと⋯⋯魔法の道具でも見ようかな)
 
 会話は一区切り。ぺこりと会釈をしてミレイユは魔法の道具を見ることにする。
 のんびり店内を歩き、ふと彼女は気づく。
 
ミレイユ(そういえばガネーシャちゃんのことあんまり知らないな⋯⋯)
 
 彼女の過去、仲間に加わった経緯、その他色々。考えてみると、彼女のプライベートなことを一切聞いたことがない。
 彼女と話すことといえば、あの子が可愛いだとか、妄想の話だとか、男友達的なトークくらい。最近は呪い関連で親しい仲になったと思うが⋯⋯好意ともまた違うような気もする。
 
ミレイユ(⋯⋯知りたい)
 
 尋ねる機会があれば、訊いてみよう。ミレイユは一人頷いた。
285 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/23(水) 12:56:55.30 ID:qPDdENu4O


〈遅れてもうしわけないです
 
 次はメインストーリーへ
 
 ↓2 誰のメインストーリーを進める?
  1 ティア
  2 メルヴィ
  3 ガネーシャ〉
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/23(水) 12:59:01.16 ID:Kol45RcXO
3
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/23(水) 13:29:57.02 ID:edwP5+UZO
1
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/23(水) 14:19:20.77 ID:/suHwLYyO
まってましあ
289 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/28(月) 07:59:59.83 ID:aap9TGybO
〈1 ティア編2章へ〉
 
 
 底なしにおおらかで、暢気なほど優しい彼女。初めて出会ったのは7歳の頃。今よりずっと小さくて、けれど街の同年代の子より落ち着いていて。今思えば、領主の娘として教育を受けていたのだろう。
  
ミレイユ「⋯⋯なるほど、ここへ来る前のことは覚えてないんだね」
 
ティア「⋯⋯」
 
ミレイユ「じゃあ今日は一緒に屋敷を探検しよっか。ついてきて」
 
 屋敷に来て数カ月。自分は拾われたのだと説明を受け、メイドになるべく教育をされ主人であるミレイユに初めて会った日。挨拶から数分で私は手を引かれお屋敷の中をあちこち連れ回された。
 それからもずっと彼女は自分と同じことを私にもさせた。散歩だったり、魔法の勉強だったり、街の友達と遊んだり――とにかく、色々。
 メイドの教育と、ミレイユのお世話。他のメイドさんは自由が無くて大変だと笑っていたけど、何も無い私にはそれが有り難かった。
 
ミレイユ「ティアちゃんってあんまり話さないよね。身体も細いし⋯⋯ちゃんと食べてる?」モグモグ
 
ティア「⋯⋯」コクン
 
 彼女の部屋でいつものように同じ食卓を囲み、昼食を取る。何ヶ月か経っても彼女の私への態度は変わらない。自分と同じ、自分の双子の妹みたいに接し命令も最低限。多分私がああしたいと言っても、聞いてくれていただろう。勿論上司や彼女の親から怒られるだろうけど。
 
290 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/28(月) 08:01:24.83 ID:aap9TGybO
 
ティア「⋯⋯ミ、ミレイユって⋯⋯」
 
ミレイユ「うん?」
 
ティア「メイドの私に⋯⋯優しいけど⋯⋯ど、どうして?」
 
ミレイユ「???」
 
 何故か質問の意図が伝わってなさそうな彼女へ、あれこれ説明する。メイドは仕える主人と対等などではないこと。普通はこんな風に食事を一緒に食べないこと。その他色々。
 
ミレイユ「⋯⋯本当に?」
 
 どうやら知らなかったらしい。なんでも知ってると思っていた彼女が、こんな常識で驚くなんて。
 
ミレイユ「ちょっと聞いてくるから待ってて」

ティア「え⋯⋯」
 
 そして自室にメイドを放置して出ていってしまう。少しして彼女は戻ってきた。
 
ミレイユ「⋯⋯全然知らなかった。うちのメイドさんってみんなフレンドリーだし、パパもママも友達感覚だったし」
 
ミレイユ「大変だったら言って。ティアちゃんが来てからずっと連れ回しちゃったから」
 
 そんなことを言いながら食事を再開。知った後もこの関係を続けるつもりらしい彼女に、私はきょとんとしてしまった。
291 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/28(月) 08:02:03.19 ID:aap9TGybO
 
ティア「え、えっと⋯⋯いいの? 変えなくて」
 
ミレイユ「困ってないなら。お付きのメイドさんが私にみたいになってくれるなら楽そうだし」
 
ティア「は、はぁ⋯⋯」
 
 学校の課題も手抜きできそう、なんて冗談を言う彼女に面を食らってしまう。
 それからもミレイユは私にあちこち同行させて、知識を技術を学ばせた。結果、私はメイドとしても、治癒魔法使いとしてもかなりな実力を身に着けた⋯⋯と思う。
 暗くて無口な私を引っ張ってくれる、可愛くて綺麗なご主人様。ミレイユのことを好きになっていたのはいつからだっただろうか。ただ何年か経った後、レイリンス家の呪いのことや私へのお願いを聞かされ、引き受けることに躊躇いはなかった。
 私の力が役に立つなら。愛する人に恩返しができて、仕事だけどその間でも愛されるのなら⋯⋯と。
 ミレイユが女の子大好きで、私だけじゃなくてメルヴィにも手を出してノリノリだったのは予想外だったけど。⋯⋯。予想外だったけど、恋人みたいに愛されて求められるのはすごく幸せで⋯⋯すっかり味をしめてしまった気がする。
 
ティア「⋯⋯む」
 
 昔の夢から覚め、目を開く。ミレイユの部屋のベッドの上、カーテンから漏れる光が部屋を微かに照らしている。手を伸ばし枕元の時計をチェック。教育の賜物か、いつもとあまり変わらない時刻で目が覚めた。
 今日やることを頭の中で思い浮かべながら、私は隣の主人を見つめる。
 思い出の中の姿よりずっと大人っぽくなった顔立ち。セクシーな厚めの唇からすやすやと寝息が漏れ、ボリュームのある胸が呼吸に合わせてゆっくり上下する。
 肩、胸元、露出の多い寝間着の薄手なネグリジェ姿で眠る彼女はとてもエッ――扇情的で、いつものドレスと同じく深いスリットから覗くむちっとした脚にいつも手が伸びてしまいそうになる。
 今日もミレイユは綺麗で、大人――
 
292 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/28(月) 08:02:30.02 ID:aap9TGybO
 
ティア「あ⋯⋯」
 
 じっくり彼女を観察していると、彼女の股間部分の膨らみに気づく。しっかりと勃起した男性器が彼女の服に膨らみを作っていた。
 脳裏にママさんの言葉が思い浮かぶ。朝勃ちといった現象で、奉仕されながら目を覚ますのは誰でも憧れを抱くシチュエーションなのだとか。
 
ティア「⋯⋯ごくっ」
 
 それに考えてみると数日はしてなかった。サキュバスは精気をエネルギーにする種族。本能か単なる私の欲望か、美味しそうなソレを目の前にすると空腹によく似た状態を強く意識してしまう。
 
ティア「た、食べちゃうね⋯⋯ミレイユ♡」
 
 眠る彼女に囁いて、私は――
 
 
 ↓1 コンマ末尾が奇数なら口で
          偶数なら挿入で
        ゾロ目か0でティアが暴走
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/28(月) 08:34:11.31 ID:fSb28O00O
294 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/31(木) 07:19:08.34 ID:VEiaLHpbO
 
〈末尾1 口で〉
 
 
ティア「⋯⋯♡」
 
 ミレイユの脚の間に寝転がる。服を少しずらすと、肉付きの良い太ももと逞しい男性器が露わになった。本で見た物より数倍はありそうなサイズ。女性らしいスタイルとは相反した、固くて立派な雄の象徴がよく知る彼女に生えている。その違和感はあるけど⋯⋯大好きなミレイユのものと思うだけで見惚れてしまう。
 昨晩お風呂に入ったからか、純粋に彼女の香りだけして⋯⋯私はほぼ無意識に舌を這わせていた。
 
ティア「ん⋯⋯♡ ちゅ、れろ⋯⋯♡」
 
 舌で竿を舐めあげ、手で擦る。びくびくと男性器が反応を示し、寝ている彼女が微かに声を漏らした。
 
ミレイユ「はぅっ⋯⋯♡ う、ん⋯⋯♡」
 
 無防備な寝顔に僅かに浮かぶ気持ちよさそうな様子。彼女の体が悦んでくれている。その様子に私は嬉しくなってしまう。
 
ティア(もっと⋯⋯もっと気持ちよくなって、ミレイユ♡)
 
ティア「んぁ⋯⋯♡ じゅぷ⋯⋯んん⋯⋯っ♡」
 
 口に入るか、疑問が頭に浮かぶけど溶けた理性と欲求の前では無意味。できるだけ大きく開いて先端を咥え込む。亀頭部分のみ口に入れられた。これ以上は喉に⋯⋯
 
ティア(⋯⋯そうしたらミレイユはもっと気持ちいいかな⋯⋯)
 
 パパさんの教育でも苦しさはその内慣れると言っていた。むしろ気持ちよくもなると。私は彼女の腰を掴んでグッと頭を下へ。
295 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/31(木) 07:19:50.61 ID:VEiaLHpbO
 
ティア「んぶ⋯⋯ぷあ♡ じゅるるっ、ぐぽ⋯⋯んん♡」
 
 彼女の大きなモノが私の喉を圧迫する。息苦しさと吐き気が襲うが、ミレイユで満たされ奉仕している幸福感とこんないやらしいことをしている自分への興奮で嫌な気分ではない。
 お◯んちんが喉を刺激してえづく感覚も、サキュバス故か快感の感覚に近い。唾液に、口に流れてくるミレイユの先走り。甘美な精気の味に私の奉仕の激しさが増す。
 
ミレイユ「んん♡ ぁ、ふあぁっ!?♡ え、ティア――な、なにし、んうっ!♡」
 
 強すぎる刺激にミレイユはすぐ目を覚ました。寝ぼけた彼女に快感が叩きつけられ、困惑しながら甘い声を上げる。わけも分からなそうな様子で自分の体を抱き締め、けれど腰を浮かせる彼女に私は興奮を覚えてしまう。
 
ティア「ぐぷっ、じゅぷ⋯⋯♡んん、んぁ⋯⋯♡」
 
ミレイユ「出る、出ちゃうっ!♡ ティア、ティア――ッ!♡」
 
 ミレイユの腰が浮き、私の喉を先っぽが通る。そこへ精液が放たれて、息ができないほどの量が注がれた。苦しいはずなのに私の体は悦びに震え、強い精気に軽く達してしまう。おいしい。今すぐにでも飲み干したいけど⋯⋯
 
ミレイユ「ぁ⋯⋯あーっ♡ ふぁっ⋯⋯と、溶けちゃう⋯⋯かと、思ったっ♡」

ティア「んぁ⋯⋯♡ いっぱい出た⋯⋯♡」
 
 射精が終わり、口からお◯んちんを抜き取る。習った作法に則って口を開き、そこへ溜まった精液を見せてからゆっくりと飲み込む。
 何日ぶりかの良質な精気。優秀な魔法使いであるミレイユの魔力を含み、精気――生命力も濃い。サキュバスの私には美味しいクリームみたいに感じる。
296 : ◆OGHPkXeEeU [saga]:2025/07/31(木) 07:20:53.48 ID:VEiaLHpbO
 
ティア「⋯⋯ご、ごちそうさま♡」
 
 しっかり飲み干し、口を開く。恥ずかしそうな顔をするミレイユが、私の頭を優しく撫でた。
 
ミレイユ「気持ちよかったよ。ありがとう、ティアちゃん」
 
ティア「ん⋯⋯私が我慢できなかった⋯⋯」
 
ミレイユ「⋯⋯あ。ティアちゃんってご飯だけじゃだめだった?」
  
ティア「⋯⋯しょ、食事だけでも大丈夫。でも、ミレイユとしたいから⋯⋯」
 
ミレイユ「う⋯⋯うん」
 
ティア「できれば毎日⋯⋯」
 
ミレイユ「それは無理かも」
 
 恥ずかしがって目を逸らしていた彼女が、さらっとツッコむ。さすがの瞬発力。 
 冗談もそこそこに、それから身だしなみを整え私達はメルヴィの部屋へと向かった。今日は何をするのだろうか。
 
 
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/07/31(木) 08:57:48.73 ID:RJ2jPEayO
おつおつ
幼少期でてぇてえの波動を感じさせといて現代ではこのドスケベぶりだよ!

ありがとう
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2025/08/24(日) 09:55:03.32 ID:zuBpzNrKo
あげ
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