澪「あ…秋山澪です…担当はベ…ベースです…///」5 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/17(木) 22:37:39.69 ID:qRn99AAO

代理

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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嫁宣言して嫁AAにお断りされなければ結婚　8月32日に突入するかものA雑スレ ＠ 2025/04/16(水) 19:21:22.64 ID:mdf008YO0
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阿笠「天丼を注文したのにカツ丼が来たぞい」 ＠ 2025/04/15(火) 03:32:51.17 ID:wEqqnIYDO
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私と遺伝子合体、する？ ＠ 2025/04/14(月) 19:53:30.65 ID:imUKeBVpO
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勇者「じゃあワイ君には今日でこのパーティから抜けて貰うね」ワイ「…！」 ＠ 2025/04/13(日) 19:30:28.62 ID:35i3pSvW0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1744540228/

埋められる前に今後の活動方針とご報告、そして第一子誕生について話します ＠ 2025/04/13(日) 18:28:22.73 ID:eQRjwmQ1O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1744536502/

勝負はいつもシンプルクール！ ＠ 2025/04/11(金) 19:32:15.83 ID:vlELzx/to
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1744367535/

トコロ天龍ちゃんのそこっ！おっ、オッパゲドン！ ＠ 2025/04/11(金) 10:13:14.98 ID:96qg3C5Zo
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1744333994/

これっぽっちの刃で痛い痛い指の先 ＠ 2025/04/10(木) 21:34:02.98 ID:IgfR3R6V0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1744288442/

2 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/17(木) 22:47:42.90 ID:vXIMh0Ao

代理乙
けどこっちってわかるのかな…？

3 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/17(木) 22:49:28.77 ID:qRn99AAO

一応落ちたらパー速でって言ってたから
分かると思うけれどどうだろう…

4 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/17(木) 23:28:07.80 ID:ugA/SwAO

書き込めるか？

5 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/17(木) 23:29:07.06 ID:ugA/SwAO

書き込めるか？

6 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/17(木) 23:30:12.33 ID:ugA/SwAO

うわぁ…二重カキコ恥ずかしい…///

すいません。書きます。

7 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/17(木) 23:48:28.56 ID:ugA/SwAO

学生C「やっぱり…無理なのですか…」ｼｮﾎﾞｰﾝ

澪「ステージに何回も立ちたくない…立ちたくない…」ｼｮﾎﾞｰﾝ

律(あ〜あ…)

唯「ありゃりゃ…二人とも落ち込んじゃった…」

律「おい澪…お前のせいで新入生が落ち込んじゃったじゃないか…」ﾋｿﾋｿ

澪「だ…だって…人前に何回も立つなんて嫌だもん…///」ﾋｿﾋｿ

律「そーゆー問題じゃねーだろ！新入生の確保が部の死活に関わってくるんだろがっ！」ﾋｿﾋｿ

澪「わ…分かってるよ…それぐらい…で…でも…///」ﾋｿﾋｿ

律「だぁっー！しっかりしろよ！澪！お前先輩になるんだろ？新入生の夢をお前の苦手で潰す気かよ！」

澪「………」

律「澪！」

澪「…分かった…私…頑張るよ…ムギ…私は恥ずかしくても、聞いてくれる人の前にステージに立つよ…」

紬「………」

紬「そう…分かったわ…澪ちゃんがそこまで言ってくれるなら承認に従うわ…」

紬(くっ…律っちゃんをあなどっていたわ…あぁ…私のユートピア計画が…)

8 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:08:35.59 ID:YGEg5EAO

おかえり！
支援

9 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:09:03.11 ID:HIriAsAO

和「これは…？」

先生「全クラスの一年生の写真付きの名簿だだ…難しいと思うがそれと見比べて不審者を見つけ出してくれ」

和「本格的ですね…」

先生「同年代の女子と言えど不審者だ。万全に期すことに越したことはない」

和「は…はぁ…」

和(難しいにも限度があるわよ…)

10 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:11:01.68 ID:HIriAsAO

学生C「ほ…本当ですか！！あ…ああ…」

律「あぁ…本当だ…心配させてごめんな…これからも一緒にドラムやろうぜっ！」

学生C「あ…ああ…あああ…あああ…///」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「わ〜い！やったね〜！Cちゃ〜ん！」

紬「ごめんなさいね。あんな意地悪なこと……あなたのやる気を見たかっただけなの…」

律(演技の割に目がマジだったぞ…)

澪(演技なのになぜ私も攻められたんだ…)

11 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 00:11:22.93 ID:gqlVKf6o

移動乙
もっと早くやっときゃ良かったな
期待支援

・過去ログ1,2,3,4 （dat + html）
ttp://eload.run.buttobi.net/cgi-bin/img/e_1622.zip

12 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:25:41.29 ID:HIriAsAO

和「はぁ〜…無理よ…偽物と一年生全員を見分けるなんて…不可能だわ…」

和「…よく考えたら昨日そんな事件があるのを分かっていたのに何で不審者を学校に入れるのよ…校門で検問した方が安全で楽じゃない…」

和「はぁ〜…音楽室・図書室・書道室と見て回るとするしかないわね…」

13 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:38:34.14 ID:HIriAsAO

梓「い…いない…」

梓「あの子と離れちゃった…教室に戻っても先生から怒られるだけでいなかったし…」

梓「ｸｽﾝ……」

憂『これからも仲良くしていこうね！梓ちゃん！』ﾆｺｯ

梓「うっ……」

憂『試験の時といいクラスまで！梓ちゃんと私は運命かもね！』ﾆｺｯ

梓「ｸﾞｽｯ……寂しいよぉ…ｸﾞｽｯ…」

14 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:48:21.62 ID:YGEg5EAO

支援

15 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:49:38.04 ID:YGEg5EAO

支援

16 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:50:19.86 ID:HIriAsAO

唯「そういえば梓ちゃん来ないねぇ〜」

学生C「梓…ちゃん…」

唯「Cちゃんも梓ちゃん知ってる？ギターの出来るかわいい子なんだぁ〜！」

学生C「い…いえ…知りません…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

紬「………」

紬(何か隠しているわ！この子…)

律「はぁ…また来ねぇのかよぉ…やる気あんのかよアイツ」

澪「変だな…今日は来ると言っていたのに…」

17 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 00:57:53.14 ID:HIriAsAO

ｶﾞﾗｯ

和「はぁ…疲れたわ…図書室でたった十人の一年生をチェックするだけでこんなに疲れるとは……時給でないかしら…？」

和「さて…次に書道室…って閉まっている…まっ、手間が省けたから良いわ。次は…音楽室ね」

和「唯達…ちゃんと勧誘出来ているのかしら？」

18 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 01:04:59.13 ID:HIriAsAO

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

梓「名前の読み方が分からないあの子に会いたいよぉ…寂しいよ…また…膝枕して膝をもふもふしたいよぉ…ｸﾞｽｯ…」




梓「ｸﾞｽﾝｯ…でも…このままじゃいけない…泣いていても仕方ないよね…」

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ

梓「あっ…秋山先輩……しまった！部活っ！」

19 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 01:14:19.12 ID:RsST8w6o

あずにゃんマジ駄目人間ｗｗｗｗ

20 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 01:27:47.59 ID:HIriAsAO

ｶﾞﾗｯ

和「勧誘…順調？」

唯「あっ！和ちゃ〜ん！」

律「何だよ…また冷やかしに来たのかよ…」

和「はぁ…生徒会って部活団体に歓迎されないのね…ﾌｩー…」

律「で、何の用だよ？何かあったから来たんだろ？」

和「ご名答ね…一年生の子、ちょっと良いかしら？生徒会用の全生徒名簿の確認したいの…良いかしら？」

学生C「………」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

和「？」

紬(やはり怪しいわこの子…)

和「？どうしたの？氏名とクラスを言って欲しいのだけど…」

律「どうしたんだよC？」

学生C「…うっ…うぐっ…ううっ…ぐぶっ…」

澪(え…？なにこれ？)

21 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 01:30:41.42 ID:YGEg5EAO

ゲロ支援

22 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 01:39:40.70 ID:HIriAsAO

和「律…Cっていうの？この子…」

律「え？あぁ…まぁ、そうだけど…」

学生C「ううぐっ…ううっ…あがっ…」

澪(ちょ…ちょっとヤバいんですけど…)ｵﾛｵﾛ

紬「大丈夫なの？Cちゃん…？」

和「C…C…C…見つからないわね…あなた何組みなの…？」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

学生C「よ…4…組…です…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

和「ないわよ…って…ま、まさか！」

学生C「………」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

律「？何だよ和？」

23 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 01:55:09.50 ID:HIriAsAO

和「昨日、本生徒の一年生が何者か襲われて生徒の制服が盗まれるという事件があったのよ。本生徒の格好をした不審者がいるという情報があってね…」

律「ま…まさか…Cがか…？」

学生C「うぐっ…あがっ…ぐがっ…どぅぶっ…」

澪「そ…それより…C！大丈夫か？顔が青いぞっ？」

学生C「だ…だめ…」

澪「へ…？」

24 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 02:09:46.05 ID:YGEg5EAO

部室がゲロまみれに…

25 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 02:14:14.01 ID:8S2YWoDO

みんな逃げてー

26 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 02:14:28.97 ID:HIriAsAO

学生C「おえええええええええええええええ………」ﾎﾞﾁｬｹﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｹﾞﾁｬ

澪「」

律「」

和「」

紬「オーシェンプローハ…」

唯「ありゃりゃ…澪ちゃんゲロまみれだねぇ」

27 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 02:22:28.73 ID:gqlVKf6o

俺「」

28 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 02:36:03.70 ID:HIriAsAO

澪「………」

律「み…澪？」

澪「……何だ…」

律「シャワー室に行くか…」

澪「……あぁ…」

29 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 02:38:36.72 ID:YGEg5EAO

シャワータイム支援

30 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 02:44:58.82 ID:HIriAsAO

学生C「うぐっ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

和「あなた…その事件の犯人だったのね…なんでこんなことを…」

学生C「…入りたかったから…ｸﾞｽｯ…」

紬「どこに…？」

学生C「桜ヶ丘に…ｸﾞｽｯ…落選して…悔しかったから…うぐっ…ぐほっ…おええええええ……！！！！！！！」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｹﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｹﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

和「」

紬「ウムリー…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

唯「ありゃりゃ…もっと出ちゃった…」

31 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 03:00:03.10 ID:HIriAsAO

シャワー室

ｼｬｰ

澪「げ…ゲロ……」ﾎﾞｰ

律「お〜い、澪〜制服持って来たぞ〜！」

澪「ゲロ…は…はは…」ﾎﾞｰ

律「………」

律「見事に汚れたよな…ははっ…」

澪「はは…見事なげろ…はは…ははっ…」ﾎﾞｰ

律「………」

澪「ゲロ…まみれ…ははは…」ﾎﾞｰ

律「お〜い、いい加減戻って来〜い！」

32 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 03:02:30.85 ID:gqlVKf6o

魅惑のシャワータイムのはずが…

33 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 03:12:20.17 ID:HIriAsAO

梓「はぁっ…はあっ…」ﾀｯﾀｯﾀｯ

梓(あの子のことばっかり考えていたせいで部活を忘れてた…先輩達になんて謝ったら…)

梓(悩んでも仕方ない…素直に謝ろう)

ｶﾞﾗｯ

梓「すいません！遅れてしまいました！」

学生C「おえええええええ……！！！！」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｹﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

梓「」

34 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 03:16:55.30 ID:HIriAsAO

すいません。明日病院のため、今日はここまでにします。

ゲロ担当、略してゲロ担の学生Cは本当は悪い子じゃないんです。知らないけど。

35 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 03:23:51.41 ID:gqlVKf6o

お疲れ様
身体大事にしてね
パーは落ちないから、ゆっくりやってくれ
ゲロ子も乙ｗｗ

36 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 03:31:50.12 ID:YGEg5EAO

体のどこにこんなにゲロを溜めているのか…
お疲れ様

37 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 03:34:38.15 ID:RsST8w6o

お疲れ
ゲロ子は強迫神経症だろｗｗｗｗｗｗ

38 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 07:39:42.05 ID:Vl6JvADO

Ｃ・ゲロ

39 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 11:47:40.31 ID:HIriAsAO

診察待ち長すぎ…

元気そうに見えるあじいさんおばあさん多すぎ…

40 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 12:01:59.75 ID:HIriAsAO

律「お〜い、み〜お〜！まだか〜？」

ｼｬｯ

澪「ゲロ…ゲロ…ふ…はは…」ﾎﾞｰ

律「………」

律(埒が明かん…)

律「え〜い！澪！私がお前の身体を洗ったる！いいなっ！」

澪「ゲロ…私の身体…はは…」ﾎﾞｰ

律「………」

律「え〜い！するぞこの野郎！」ｺﾞｼｺﾞｼ

41 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 12:13:18.64 ID:HIriAsAO

和「と…とりあえず…この子を先生達のところに連行するわ…」

和(ゲロ臭い…)

唯「あっ！梓ちゃ〜ん！やっと来てくれたぁ〜！」ｷﾞｭｯ

梓「ちょっ…！ちょっと！先輩！また…///」

唯「ふふふぅ〜かっわいい〜！」ｷﾞｭー

梓「も…もう…唯先輩ったら…///」

紬「あらあらまぁまぁ〜///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

和「その前にそこにあるゲロをどうにかしなさいよっ！！」

42 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 12:35:13.65 ID:HIriAsAO

唯「ちぇっ〜…ﾌﾞｰﾌﾞｰ」ﾌｷﾌｷ

紬「唯ちゃん仕方ないわよ♪」ﾌｷﾌｷ

唯「ムギちゃんはえらいなぁ〜もう私疲れたよぉ〜…」

梓「そっちですか…汚いとかじゃなく…」ﾌｷﾌｷ

紬(本当は嫌だけどね…唯ちゃんや梓ちゃんのゲロなら喜んで触るわよ♪)

梓(！…なぜかムギ先輩の視線を感じたのだが…)

43 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 12:52:25.96 ID:HIriAsAO

学生C「うぐっ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

和「ほら、行くわよ…」

梓「………」

和「それじゃあ、失礼したわね」

ﾊﾞﾀﾝｯ

梓「………」

唯「梓ちゃん？Cちゃんと知り合いなの？」

梓「…あっ、いえ…あの身体でよくこんだけ出たなぁ、と思っていただけでして…あの子のことは知りません…」

唯「ふ〜ん、そ〜なんだぁ〜」

44 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 13:13:14.02 ID:cT5VZj.o

Cが忘れられている…？or2

45 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 13:26:59.83 ID:HIriAsAO

ｼｬｰ

律「………」ｺﾞｼｺﾞｼ

澪「ゲロ…はは…」ﾎﾞｰ

律「ほい、終わったぞー」

澪「はは…ゲロで終わった…」ﾎﾞｰ

律「まだ戻んねぇのか…」

律「……！」

律「澪ちゃんの身体ナイスバディ！！」ｶﾞｼｯ

澪「ゲr…って、うわああああああ！！何してんだあああああ！！」

律「なぁーなぁーみ〜お〜！どうしたらこんな身体になるんだぁ〜？」ﾓﾐﾓﾐ

澪「……//////」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ｺﾞﾁﾝ

澪「ばか律っ！！もう知らないっ！！//////」ﾌﾟﾝｽｶ

律「なんでいつもこうなるの…」ｽﾞｷｽﾞｷ

46 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 13:38:40.61 ID:HIriAsAO

唯「なんとかキレイになったね〜！」

紬「休憩にしましょ♪とっておきの美味しい紅茶とお菓子があるのよ♪」

唯「わぁ〜い！食べたい食べたぁ〜い！」

紬「梓ちゃんの分もあるから安心してね♪」

梓「え…？私の分まであるんですか？」

紬「ええ♪梓ちゃんはもう私達と同じ部員ですもの♪」

梓「ぶ…部員…ﾜｧー…///」

47 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 13:51:30.02 ID:cT5VZj.o

年内になんとか梓萌えを体得できました

48 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 14:10:19.14 ID:HIriAsAO

梓(ぶ…部員かぁ…///)

梓(先輩達に認められる部員にならないと…///)

紬「はい、梓ちゃん。ショートケーキよ！召し上がれ♪」

梓「うわぁ〜…ほ…本当に良いんですか？こんな高そうなものを…？///」

紬「ふふふ♪梓ちゃんったら冗談を♪高そうなものじゃなくて高いものよ♪」

梓「」

49 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 14:18:27.10 ID:HIriAsAO

唯「おいしいぃ〜！」ﾊﾟｸﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「た…高い…ケーキ…ですか…」

紬「ええ♪今日は梓ちゃんの歓迎を込めて注文したのよ♪」

梓「わ…私のために…せこまで…」ｼﾞｰﾝ

紬「ふふふ♪同じ部員じゃない♪」

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

唯「あれぇ〜？梓ちゃん泣いているの？」

梓「ｸﾞｽｯ…嬉しいです…そこまで思ってくれる先輩達に絶対について行きます！！」ｸﾞｯ

紬「ふふふ♪期待しているわぁ」

紬(我がユートピア計画の実現のためにね…)

50 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 15:06:26.86 ID:cT5VZj.o

邪なムギ支援

51 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 16:12:16.44 ID:HIriAsAO

澪「ふんだっ！人の気もしらないでっ！///」

律「だから悪かったって！」

ｶﾞﾗｯ

唯「やっほぉ〜澪ちゃん律っちゃん！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

律「おいっ！私らを置いてティータイムかよっ！」

紬「ふふふ♪梓ちゃんあ〜ん♪」

梓「あ〜ん♪ﾓｸﾞﾓｸﾞ…あぁ…まろやかな甘さですぅ…///」

澪「なにがあった…」

52 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 16:42:19.47 ID:IqbRGYko

もらいゲロとかなくてよかった支援

53 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 17:03:54.45 ID:HIriAsAO

紬「はい、梓ちゃん。あ〜ん♪」

梓「あ〜ん…ん？」ｶﾂﾝ

紬「いっただきぃ〜♪」ﾊﾟｸｯ

梓「だ…騙すなんて…ひどいですよぉ〜…///」

紬「ふふふ♪梓ちゃんったら…かっわい〜♪」

梓「そ…そんな…からかわないでください…///」

紬「ふふふ♪ごめんなさいね。はい、あ〜ん♪」

梓「うぅ…あ〜ん…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…あぁ…良いですぅ…///」

紬「ふふふ♪」

澪「………」

律「完全に…手な付けられているな…ムギに…」

澪「あぁ…何か音楽をやっている部活じゃなくなっている気がする…」

54 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 17:14:48.27 ID:HIriAsAO

澪「なあ…唯…」ﾋｿﾋｿ

唯「ん〜？なぁに〜？澪ちゃん？」ﾋｿﾋｿ

澪「私達が離れている間にあの二人に何があった？」ﾋｿﾋｿ

唯「あ〜良いよねぇ〜！梓ちゃんのあのへにゃ〜としている顔を見ていると癒されるよねぇ〜！」

澪「そうじゃないそうじゃない…なんであんなに梓がムギに手な付けられているんだって聞いているんだっ！」

唯「う〜ん…おぉ！たぶん梓ちゃん、甘いものに弱いんだよ！そうに違いない。うん、そうに違いない！」

澪「もう…いい…聞く気なくした…」

55 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 17:22:22.15 ID:IqbRGYko

支援

56 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 17:57:52.03 ID:528o.VM0

保守



...しなくていいのか

57 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 18:39:01.22 ID:HIriAsAO

翌日

唯「軽音部で〜す！お願いしまぁ〜す！」

学生A「わぁ〜軽音部だって〜！」

学生D「バンドを組んでやるやつだよね！格好良さそう！」

唯「新歓コンサートもやるからぜひ聞いてね！」

学生A・D「ありがとうございま〜す！」

唯「えへへ…宣伝！宣伝っと！」

律「………」

紬「どうしたの律っちゃん？」

律「いや…唯があんなに頑張ってくれていると思うと…嬉しくなってな…」

紬「ふふふ♪梓ちゃんが入ってくれたからよ♪」

律「それに引き替え…澪は…」

澪「け…けいっ…けっ…軽おっ…軽音部…ですっ…///」ｶﾞﾁｶﾞﾁ

学生E「……え…？あの…？」

律「あれじゃあ…宣伝にもならないなぁ…」

紬(澪ちゃん…文化祭でステージの上に立てたのに…)

58 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 18:47:42.64 ID:528o.VM0

長作を頼むよ
パー速まできたんだし

59 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 19:07:41.46 ID:YGEg5EAO

支援

60 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 19:34:21.33 ID:HIriAsAO

律「あ〜あ…今日も不作かぁ…」

唯「明日があるよ！律っちゃん！まだ頑張ろうよ！」

律「唯……そうだな…あんがとよ！」

唯「えへへぇ〜」

澪「…なぁ…新歓コンサートの練習しないか？」

紬「そうね！軽音部らしい姿を見せられるのはその日だもの！」

律「そこでも新入生をゲットできるようにしないとなっ！」









唯「ダル〜い…力出ないよぉ〜…」

澪「やっぱりな…」

律「だろうなぁ…」

61 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 20:10:39.25 ID:dvm9Gz.o

支援
久しぶりの澪が可愛いSSだからかなり期待している

62 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 20:16:07.93 ID:YGEg5EAO

支援

63 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 20:18:50.80 ID:isKAqrwo

パー速もおさるさんってあるのか？

64 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 20:58:06.44 ID:gqlVKf6o

軽くググってみたところ、どうやら無い感じ
まぁそれとは関係なく書き込んでいこうぜ

65 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 21:06:55.57 ID:HIriAsAO

帰路

律「はぁ…明日で捕まえるしかないかぁ…」

澪「入学してすぐだ。まだ部活を意識する時期じゃないだろ…」

律「でもよ？Cみたいに軽音楽に憧れて入っていた奴がいるかもしれないんだぜ？」

紬「そうねぇ…たくさん(かわいい子が)入って欲しいわぁ…」

唯「頑張ろ！頑張ろ！梓ちゃんの仲間を増やそうよ！」

律「まぁ…諦めるにはまだ早いってことだな…」

66 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 21:07:21.95 ID:BOSUvYAO

利点
･サルが無い
･落ちるまで1カ月以上はかかる
欠点
･とにかく重い

67 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 21:22:47.05 ID:cT5VZj.o

律は俺の嫁…

支援

68 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 21:24:21.43 ID:HIriAsAO

秋山家

♪〜

澪「うん。今日もエリザベスとアンドレは好調だな」

澪「最近アントワネットばっかり相手しているからごめんな…///」ｻｽﾘｻﾘ

澪「素直なお前が一番好きだよ…///」ｻｽﾘｻﾘ

澪「ふふ…///」

69 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 21:26:47.15 ID:YGEg5EAO

コントラバス懐かしい支援

70 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/18(金) 21:56:24.56 ID:cT5VZj.o

書き込み少ないから読み手の存在が気になるだろうけどみんな読んでますよ支援

71 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 21:58:23.10 ID:HIriAsAO

平沢家

唯「う〜い〜！」

憂「どうしたの？お姉ちゃん？」

唯「今日新歓で宣伝したんだぁ〜！」

憂「そうなんだ！頑張ってね！いっぱい新入生が入ると良いね！」

唯「うん…宣伝では感触は良いんだけど…人がさっぱりなんだぁ〜憂のクラスでは軽音部の印象はどんな感じかなぁ？」

憂「う〜ん…分かんないけど…音楽に興味ある友達を連れてみるよ」ﾆｺｯ

唯「お願いしやすっ！」

72 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 22:17:46.68 ID:HIriAsAO

翌日

純「え…？軽音部…？」

憂「うん…純ちゃん音楽系の部活に入りたいって言っていたから…どうかな？」

純「へぇ〜面白そ〜！行ってみよう！」

憂「梓ちゃんは入部しているけど、一緒に行く？」

梓「えっ…？あ、うん…///」

梓(しまった…つい見とれてうっとりしていた…それにしてもこの子はかわいいなぁ…///)

憂「それじゃ放課後になったら行こうね！」ﾆｺｯ

梓「う…うん…///」

梓(君とならどこまでもついていくよ…///)

73 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 23:10:01.75 ID:HIriAsAO

音楽室

唯「いらっしゃ〜い！憂！純ちゃん！」

律「よし、ムギ！早速、おもてなしだっ！」

紬「はいは〜い♪」

純「わぁ〜！すごい！」

憂「………」

憂(よし…この調子なら純ちゃん、入ってくれるかも…)

梓(ああ…横顔も素敵だなぁ…でも…もっと顔を見ていたいなぁ…///)

澪「とりあえず…私達の演奏を見てもらうか…」

純「はい！お願いします！」ﾜｸﾜｸ

紬(まぁ…まぁまぁな顔ねぇ…我がユートピア計画の支障にはならない程度ね…)ﾌｯ…

律「………」

律(気のせいかムギが一瞬黒かったような…)

74 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/18(金) 23:34:39.07 ID:HIriAsAO

♪〜

律(おぉっ！順調！順調！)

純「わぁ〜…」ｷﾗｷﾗ

憂「………」

憂(よし！これで純ちゃんは入ったのも当然だよ！やったね！お姉ちゃん)ﾆｺﾆｺ

梓(あぁ…良い…その笑顔…もっと…もっと近づいてみよう…かなぁ…///)ﾓｿﾞﾓｿﾞ

憂「……！」

憂「梓…ちゃん…？」

梓「あっ…いや…その…えっと…あの…い…良い曲だね…///」

憂「…うん…そうだね…」ﾆｺｯ

梓(ふおおおおおおお…！！！！！この顔良い！！良いよ！！微笑と言えるこの感じ！！)

梓「………」

梓(微笑…？)

憂(梓ちゃん…私よりも純ちゃんを入れるように促してよ…)

75 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 00:18:51.58 ID:WHLNgIAO

♪ｼﾞｬｰﾝ…

唯「ふぅ……」

澪「ど…どうだった…かな…？」

純「かっこいいです！ぜひとも入ってみたいです！」

律「くぅっ〜やったぜぇー！！」

唯「純ちゃんなら大歓迎だよぉ〜！」

純「あっ…ですが…」

唯「へ…？」

純「まだいろいろな音楽系の部活を見て回りたいんです…せっかく、良い演奏を聞かせて頂いたのにすいません…」

澪「そうか…それは仕方ないな…」

律「むぅ〜…せっかくの入りたいと思わせられたのにぃ〜」

紬「仕方ないわよ。律っちゃん。でも、純ちゃん…私達はいつでも待っているから…」ﾆｺｯ

純「は…はいっ！///」

純(よく見たらこの人…キレイだなぁ…憧れる…///)






純「すいません。今日はありがとうございました！」ﾍﾟｺｯ

ﾊﾞﾀﾝｯ

律「うぅ〜惜しい〜惜しい〜」

澪「ダダこねたって仕方ないだろ…」

律「はぁ…早く新入生を入れないと梓一人だけになってしまう…一人じゃ寂しいじゃないか？」

梓(！…律先輩…私のことを思ってくれていたんだ…！)ｼﾞｰﾝ

76 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 00:44:54.48 ID:5iJrLUAO

支援

77 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 01:16:18.25 ID:WHLNgIAO

紬「はぁ…律っちゃん、そうよね…梓ちゃんだけになっちゃうわ…」

紬(我がユートピア計画で日本人が梓ちゃんだけなんて…！そんなの…いやっ！！)

紬(せめて…せめて…新入生を…！ダメだったら律っちゃん、澪ちゃん、唯ちゃんを…)

唯「どうする？もう勧誘に出ても新入生帰っちゃっている時間だよ〜」

律「はぁ…明日にかけるかぁ…」

澪「なら、練習を…」

律「あ…私パス…もう疲れたから…」

澪「おい…律…」

ﾊﾞﾀﾝｯ

紬「きょ…今日はこれでお開きってことね…」

唯「どうしたんだろ〜？律っちゃん」

78 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/19(土) 01:34:19.51 ID:075vug6o

びっくりするほどユートピア支援

79 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 02:00:47.52 ID:WHLNgIAO

律「はぁ〜…全然集まんね…」

律「このままじゃ、一年生は梓一人だけになってしまう…部としての幅が広がらないだけじゃなくて…私達が引退したあとはアイツ以外全員後輩になっちまう…」

律「寂しいというか…辛くなるんじゃないのか…自分と同じ立場でものを言い合える奴がいないって…」

律「…私には唯やムギがいるし…澪は幼い頃から一緒だ…同じ立場で言い合える仲がいないっていう体験は…私にはない…」

律「体験してないから…怖いのかなぁ…せっかく入ってくれたかわいい後輩にそんな思いをさせたくはないな…」

律「でも…どうしたら…」

律「…………」

律「だっー！もう、明日頑張るって言ったってこれ以上何を頑張れば良いんだよっー！」

律「ダメだ…もう帰ってご飯食ったら早く寝よ…」

80 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/19(土) 02:27:50.19 ID:PUI9I6DO

りっちゃん男前すぐる…(T^T)

81 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 02:56:21.28 ID:WHLNgIAO

唯「律っちゃんもう帰っちゃったの？」

紬「そうみたいね…」

澪「えらく落ち込んでいたな…よほど今日逃した魚はでかかったわけだな…」

紬「そうね…今日は律っちゃんのドラム、スゴく良かったし…」

梓「あの…先輩方…」

澪「どうした？梓」

梓「私に…出来ることはないですか…？まだ会って間もないのですが、いつも明るいはずの律先輩があんなに落ち込んでいるんです…見ていられません！」

唯「梓ちゃん…」

澪「………」

澪「新入部員だ…」

唯「そっかぁ…新入部員ができれば律っちゃんもきっと…」

紬(律っちゃん…そこまで新入部員にこだわっていたのね…好みじゃないから入部を阻止しようとしたから…申し訳ないことしちゃったわ…)

澪「みんな！明日は頑張って新入部員を確保することに専念しよう！とにかく新入生に入りたいと思わせるんだ！私達に精一杯のことをしよう！」

唯紬「お〜！」

梓「わ…私も出来るだけ誘ってみるですっ！」

82 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 03:14:02.60 ID:WHLNgIAO

唯「よろしくお願いしまぁ〜す！！」

学生E「すいません…もう決めてあるので…」

紬「全然チラシ貰ってくれなくなったわね…」

唯「う〜ん…メイド服姿にみんな飽きたのかなぁ〜？」

澪「そういう問題じゃないと思う…」


梓「あっ！先輩！おはようございます！」

唯「梓ちゃ〜ん！」ｷﾞｭｯ

梓「ちょっ…！ちょっと！こ…ここは外ですよっ！止めてくださいっ！///」

唯「ちぇ〜…梓ちゃんのけち…」ﾌﾞｰ

83 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 03:33:32.34 ID:WHLNgIAO

すいません。もう寝ます。
全然思うように書けないもんですなぁ…

84 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 03:37:28.27 ID:5iJrLUAO

お疲れ様
ここはdat落ちがないからゆっくり書いていけばいいよ

85 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/19(土) 03:38:05.26 ID:075vug6o

オヤスミ
あと、書き込み時間がおしい

86 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/19(土) 04:49:10.12 ID:ZF8AI2Io

>>83
今日も乙です
ここは邪険な書き込みする人が少ないのでマイペースでやってってください

原作はまだ読めてないけど、律はマジでこういうキャラが似合うと思う

87 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 11:00:30.79 ID:WHLNgIAO

梓「あれ…？律先輩は…？」ｷｮﾛｷｮﾛ

澪「そういえば…どこに行ったんだ…？教室にはいたはずなんだが…」






律「お願いしまーす！！」

学生F「あ…すいません…」ｽﾀｽﾀ

律「はぁ…別の場所でやっても変わりないかぁ…ならいっそのことコンサートに…でも、それでも来なかったら…」

律「……はぁ…なんか朝から元気出ねぇ…」

88 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 11:19:19.32 ID:FTfYcyI0

頼むから年内に終わらせるのはやめてくれ
最近の一つの楽しみでもあるから

89 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 13:35:15.70 ID:WHLNgIAO

梓「…結局…捕まりませんでしたね…」

唯「うん…」

澪「はぁ…何故なんだ…やはり人数の少ない部活だからか…？」

紬「どうしましょ…」

ｶﾞﾗｯ

律「お疲れっす…はぁ…」ﾄﾞｻｯ

澪「おい、律…今まで何していたんだよ…」

律「っるせぇ…私の勝手だろ…」

澪「なっ…！おいっ！」

紬「澪ちゃん！」

澪「………」

律「ちっ…はいはい私が悪うございました！」

澪「律……」

梓「律先輩……」

90 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 13:49:04.16 ID:5iJrLUAO

自由に書いていいよ
支援

91 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 14:19:25.94 ID:WHLNgIAO

澪「何だよ…律のやつ…」

紬「澪ちゃん…律っちゃんの機嫌が悪いだけよ…」

唯「律っちゃ〜ん！一緒に宣伝しに行こう〜よぉ〜！」

律「はぁ…ごめん…私いいや…」

紬「律っちゃん…まだ残っているお菓子いる…？」

律「それもいいや…ごめん…」ｺﾞﾛﾝ

唯「ありゃりゃ…律っちゃん、ソファの上に寝転んじゃったよ…」

澪「おい、律！どうしたんだよ！お前らしくもない！」

律「うるさいなぁ〜…疲れたから休憩しているだけだろ？休めばまた宣伝か練習するって…」

澪「そういう問題じゃないだろっ！部長が部員のテンション下げてどうすんだよっ！」

律「じゃあ、どうすれば良いんだよっ！！このままじゃ、後輩は梓だけだぞっ！！不安じゃねぇーのかよっ！！」

唯「ふ…二人とも落ち着きなよぉ…」ｵﾛｵﾛｱﾀﾌﾀ

92 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 14:39:59.77 ID:WHLNgIAO

律「何がいけないかもわからず、同じように宣伝しても…新入生捕まりゃぁしねぇじゃん！」

澪「それなら方法を変えるしかないだろっ！！がむしゃらにやってもだめなら別の方法を考えるしかないっ！」

律「何らか変えるといったって、どうすべきか全っ然分かんねーんだよっ！」

梓「お…落ち着いてください…先輩方…」ｵﾛｵﾛ

唯「………」

唯(慌てふためく梓ちゃんかわいいなぁ〜…そうだ！)

梓「律先輩…焦る気も分かりますけど落ち着いて下さい！」

唯「………」そ〜

ﾋﾟﾀｯ

梓「澪先輩も…ってうん…？何ですか…これ…？」

93 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 15:08:01.20 ID:WHLNgIAO

梓「こ…これ…耳？ネコミミ…？」

唯「あはは〜！やっぱり梓ちゃん似合うね〜！」

紬「本当似合うわぁ〜」

澪「ゆぅぅぅぅいぃぃぃぃ！！！！」

唯「うぅ…澪ちゃん怖いよっ…」

律「…何やってんだか…」

律(待てよ…耳…耳…そうか…！)

94 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 16:36:35.99 ID:WHLNgIAO

唯「うっ…うっ…澪ちゃん…ごめんなさい…(泣)」

澪「まったく…ムギもだぞ！」

紬「は〜い♪」

律「おい！澪！」

澪「ん？な…何だよ…？」

律「私達は音楽の部活だ！音楽を聞かせなきゃ意味がない！」

澪「だ…だから、何だよ…？」

律「学園祭でやった曲を流しながら宣伝すれば良いんだよ！そうすれば私達の部のアピールができる！」

澪「…なるほど…一理あるな…」

紬「そうね…学園祭でやったのを流せば聞耳を立てて人が集まるかも…」

唯「おぉ〜！律っちゃん、スッゴ〜い！」

95 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 16:37:39.05 ID:8EaAAfQo

しえんしえん〜

96 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 17:09:26.99 ID:WHLNgIAO

翌日

ｶﾞﾁｬｯ

澪「テープとラジカセ用意したぞ」

律「サンキュ！よし、これなら少しでもPRになるはず！頑張るぞ！」

唯紬「お〜！」

澪「お…お〜…///」

97 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 17:36:45.51 ID:WHLNgIAO

♪〜

唯「軽音部で〜す！」

学生F「あ…スゴい…かっこいいかも…！」

学生G「普通有名な曲を真似て弾くってイメージがあったけど、作ったりするんだ〜かっこいい〜！」

唯「私達去年こんな演奏をしたんだぁ〜興味があったら聞きに来てね〜！」

学生F・G「はぁ〜い！」


律「うん、好感触だったな…」

紬「この感じで宣伝していきましょ！」

唯「梓ちゃん以外にも後輩をもっと作りたい！」

澪「そうだな！この調子でやっていこう！」

98 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/19(土) 17:47:12.18 ID:ZF8AI2Io

原作では新入部員って新たに現れていないのかしら支援

99 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 18:13:12.03 ID:WHLNgIAO

唯「捕まえられなかったね…」

律「ああ…」

澪「ま…また明日からでもあるし…なぁ！律！」

律「あぁ…」

澪「はぁ…落ち込むなよ…」

律「すまん…みんな…すまん…梓…」

澪「誰も律が悪いとは思わないって…」

律「だ…だけどよ…私が…ｸﾞｽｯ…私が…」

澪「………」

澪「ふぅー…お前が一番頑張っているのみんな分かってるよ…」

紬「！……」ﾁｮﾝﾁｮﾝ

唯「？」

紬「……」ｸｲｸｲ

す〜ﾋﾟｼｬｯ

律「でもさ…ｸﾞｽｯ…結果がでねぇんじゃ……まったく意味ねぇじゃんかよ…ｸﾞｽｯ…」

澪「お前らしくないぞ…」ｽｯ

律「！…み…澪…」

澪「結果が全てじゃないだろ…」

律「…澪……///」

紬「……///」ﾜｸﾜｸﾜｸ

100 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 18:43:50.84 ID:WHLNgIAO

唯「ねぇ〜何で外に…むぐっ…」

紬「しぃ〜…」

唯「？」



澪「お前はさ…昔から私の言うことをいっつも聞かないよな…」

律「な…なんだよ…澪…急に…///」

澪「そのくせ自分で考えたことには必死だもんな…しかもそれは全て人のため…分かっているんだよ…」

律「澪…はは…そっかぁ…私はそんな人間かぁ…」

澪「そうだ…そうやって頑張ろうとしてくれる律を見ていて私は律と知り合えて良かったと思ってる…」

律「よ…よせよ…照れくさい…///」

澪「誇りに思うよ…それなりに私の意見にちゃんと応えてくれるんだ…」

律「み…澪…」

101 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 19:16:39.40 ID:WHLNgIAO

澪「まぁ…エリザベスとアントワネットと違ってお前は素直じゃないけどな〜…」

律「楽器と一緒にするなよ…」

澪「ばか言え…愛情を注いだらそれなりに返ってくる点で人間も楽器も関係ないさ…」

律「ははっ…愛情かぁ……えっ…愛情？」

澪「ち…違うっ！そ…そういう意味じゃなくて…その…///」ｺﾞﾓｺﾞﾓ

律「……///」

澪「……///」


紬「あらあらまあまあ…///」

唯(ムギちゃん何を楽しんでいるんだろう…)

律「ま…まぁ…澪…ありがとよ…何か元気出てきたよ…」

澪「そ…そうか…ならいいが…///」

律「どんな結果でも、受け入れるさ…！例え梓一人だけになっても…それなりの対応を考えていくさ…！」

澪「やっと律らしくなったな…それぐらいバカじゃないと律らしくないもんな…」ﾌｩー

律「バカとは何だぁーこのー！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

澪「あははっ…止めろって…」

律「許さん！このっ！このっ！」ｸﾞｲｸﾞｲ

102 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 19:29:59.30 ID:FTfYcyI0

かわゆいよ律澪

103 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 19:36:07.75 ID:5iJrLUAO

支援

104 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 19:44:54.89 ID:WHLNgIAO

紬「ふふ♪良かった♪」

唯「ねぇ〜、ムギちゃん！何が良かったのぉ〜？」

紬「ふふふ♪澪ちゃんと律っちゃんの秘密♪」

唯「え〜！教えてよぉ〜！ムギちゃんのいじわる〜…」ﾌﾞｰ

紬「ごめんなさいね♪あ…もう入りましょ」

唯「ほ〜い…」ﾌﾞｰ




ｶﾞﾁｬｯ

紬「もう大丈夫かしら？」

澪「ムギ…いつの間に外に…唯も…」

律「すまんな気遣わせて…落ち込んでいる場合じゃないよなっ！」

唯「律っちゃん隊長の復活だぁ〜！でもどうして急に元気に？」

紬「仕方ないはね…さっき澪ちゃんが律っちゃんに愛の囁きで元気を与えたからなの」

律「合っているようでちっがーう！」

105 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/19(土) 19:47:47.54 ID:ZF8AI2Io

紬はほんに出来た娘じゃ

106 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 21:15:08.00 ID:WHLNgIAO

純「え？明日講堂に？何かあるの？」

憂「う…うん…純ちゃんまだ部活決めてないよね…？明日音楽系部活がこぞって新歓コンサートをやるんだけど…」

純「う〜ん…ごめんけど、もうあらかたは決めてあるからいいや…」

憂「えっ？もしかして軽音部？」ﾊﾟｧー

純「ううん。ジャズ研！あそこにはかっこいい先輩がいて良かったんだぁ〜！」

憂「そ…そうだね…もう決まっているなら聞きに行く必要はないよね…」

憂(うぅ…お姉ちゃんごめんね…)

梓(困った顔もかわいいなぁ〜…///)ﾎﾟ〜

107 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 21:45:30.98 ID:WHLNgIAO

純「それじゃ、私部室の方に行くから」ｽﾀｽﾀ

憂「そ…それじゃ、またね！……はぁ…」

梓(あぁ…もの憂げな表情もいいよぉ〜…たまんないよぉ〜…///)

憂「どうする梓ちゃん？このままじゃ、軽音部…梓ちゃんしか入らなくなるかも…」

梓「えっ…？あっ…うん…そうだね…どうしよう…///」ｱｾｱｾ

梓(話し…全然聞いていなかった…危なっ…///)

憂「………」

憂(梓ちゃん、焦ってる…助けになりたい…でも、どうしたら…)←気づいていない

梓(あぁ…もの憂げな顔もやっぱりいいよぉ…///)

108 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 22:43:28.71 ID:WHLNgIAO

律「やっぱり明日に賭けることになるわけか…」

紬「まぁ…仕方ないよね…」

唯「うぅ…疲れた…」

律「よし、明日は本番だ！新入生を歓迎するのが第一で挑むように！」

「「はーい！」」

律(そうだ！私達と梓…それに私の作った軽音部のために…！)

109 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 23:04:01.75 ID:WHLNgIAO

秋山家

♪〜

澪「明日で新入生にアピールしないとなぁ…」

澪「あっ…エリザベス、アンドレ…ごめんな…明日たっぷり相手してやるからさ…」ｽｯ

澪「本当だよ…ふふっ…拗ねるなよ…///」ｻｽﾘｻﾘ

澪「お前は私にとって一番大切なんだ…ふふふ…かわいいやつ…///」ｻｽﾘｻﾘ




澪母「！！」再びｶﾞｰﾝ

ﾎﾟﾝｯ

澪母「！？」ｸﾙｯ

澪父「……」ﾌﾙﾌﾙ

澪母「(泣)」ｼｸｼｸ

澪父「(泣)」ｼｸｼｸ

110 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/19(土) 23:07:35.15 ID:ZF8AI2Io

思えば変態的要素のある澪って珍しいかもしれない

111 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/19(土) 23:50:41.87 ID:WHLNgIAO

平沢家

唯「う〜い〜！」

憂「なぁに？お姉ちゃん？」

唯「明日新歓コンサートやるんだぁ〜！もしよければ憂の友達を連れて来てくれる？」

憂「う…うん…頑張ってみるね…！」

唯「そういえば憂の友達の純ちゃんは入ってくれるって言ってた〜？」

憂「あっ…そのね…実はなんだけど…」

唯「あっ！もしかして入るって言ってくれたの？」ｷﾗｷﾗ

憂(うぅ…そんな瞳で見つめないで…)

唯「そうだよねぇ〜純ちゃんが入るなら憂も入ればいいのにぃ〜！」

憂「か…考えとくね…！」

憂(うぅ…言えなかった…)

112 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 00:52:23.45 ID:W8crkYAO

なんか話しがつまんないというか詰まってきた。
全然進展なくてすいません…
回収してないものを無理して挙げれば

・新入生入るかどうか←まぁ、原作に忠実にやるつもりなんで見えてますが…
・梓の憂への曲がった愛を伝えられるかどうか
・和先生による澪の花嫁修行
ですかねぇ…

楽器の振動で変態顔になる澪の癖の克服は発泡スチロールで許してください。


参考にしたいので他あれば挙げて頂くありがたいです。

113 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/20(日) 01:10:19.33 ID:hNw34Lko

読んでいる方としては十分面白いですよ
書き手さん的に行き詰まり感が払拭できそうにないのなら、区切りをつけて一度終わらせるのも手だとは思いますが

回収できてないものを強いて挙げるとしたら、紬のユートピア計画と、卒業後は実家に帰らないといけない件でしょうか

紬の帰国が早まるor卒業後の帰国の件が皆にばれる等で一騒動とかあってもいいかもですね

114 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 01:53:18.48 ID:W8crkYAO

>>113

ありがとうございます…

ムギちゃんは想像に任せようかと思っていたんですよね…

本当はあずにゃんの合格でエンドのつもりだったんですけどね…

ほのぼの系のSSを書ける人のスゴさに脱帽です…

115 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 02:17:17.33 ID:ciWYCUAO

お疲れ様

116 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 03:02:07.31 ID:W8crkYAO

翌日

♪ｼﾞｬｼﾞｬｼﾞｬ〜ﾝ…

唯「ふぅ……」

律「……こ…これは…」

澪「……もしや…いけるかもしれない…」

紬「……今までの中では最高の出来…」

律「よっしゃっ〜！！これで新入生を魅了する演奏ができるぜっ〜！！」

唯「わぁ〜い！！本番頑張るぅ〜！！」

紬「ふふ♪これで残るはラストチャンスでたる本番だけね…」

澪「あぁ…後は新入生に良い演奏を示すだけだな…」

梓「……///」ﾎﾞｰ

唯「梓ちゃ〜ん！友達呼んでくれた〜？」

梓「えっ？あっ…はい！クラスの人ばっかりですがなんとか…」

唯「ありがと〜！梓ちゃ〜ん！」ﾀﾞｷｯ

梓「ちょっ…！！ゆ、唯先輩…！！は…恥ずかしい…です…！！///」

唯「いい子！いい子！ふふふっ♪」ｽﾘｽﾘ

梓「も…もう…///」

梓(ふおおおお…！！！こ…これも良い…！！！///)

紬「あらあらまあまあ…演奏前に良いものが見れましたわぁ…♪///」

律(私達の良いとムギの良いは違うんだろうな…)

澪(というか、新入生がこれを見たらどう思うんだろ…)

117 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 03:05:03.40 ID:N4JnK2Ao

こんだけほのぼのを守ったまま書けるだけで
十分すげーよ支援

118 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 05:53:40.48 ID:W8crkYAO

本番前

唯「ﾜﾊｧ〜…人がいっぱいだぁ〜！」ﾋｿﾋｿ

律「くぅっ〜！これで新入生確保が出来るはずだぜぇ〜！」ﾋｿﾋｿ

和「あの…もう始めたいんだけど、準備良いかしら？」

律「よし、唯！MC頼んだぞ！」

唯「うん！頑張るよぉ！……でもその前に、W.C.を頑張らせて…あぁ、違うよ！自然が呼んでいるわけで大きくないから…///」

律「……早く行って来い…」

紬「ふふふ♪良い子を入れましょうね！律っちゃん♪」ｷﾗｷﾗ

律「あ…あぁ…」

律(ムギの言う良い子は世間一般に言う良い子じゃないだろ…)

澪(うぅ…緊張するなぁ…ここは深呼吸を…ってあれ…？人って寝ているときどうやって呼吸しているんだ…？)

澪「ああぁああぁ〜…き…気になってきたぁぁぁぁぁぁ〜…」

律「み〜お〜…しっかりしてくれぇ〜…(泣)」

和「よく一年間、部が持ったわね…」

律「私もそう思います…」

119 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 06:01:34.09 ID:axJ0Vmso

支援

120 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/20(日) 07:55:18.14 ID:hNw34Lko

>>114
ベーシスト「がむしゃらにがんばれ…若者よ…！」ﾆｯ

>>117
なんという同意
けいおんSSは百合系がどうしても多いので、ほのぼののんびり系SSでも、ここまでの長編良作はそう多くないと思うんだ

121 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 11:53:51.55 ID:W8crkYAO

『次は軽音部による新歓コンサートです』

観客「「わぁ……」」

律「…1・2・3！」

♪〜



ｶﾞﾁｬｯ

憂「ふぅ…何とか間に合った…」

憂「あっ！お姉ちゃん！ボーカルなんだ…！」

♪ｼﾞｬｼﾞｬｼﾞｬｰﾝ…

唯「新入生のみなさん合格おめでとうございまぁす！軽音部です！」

唯「私達はバンドを組んでお菓子食べながらお喋りしたり合宿して海で泳いだり、楽しいことをしています！あとおまけですが今の様な曲を練習したりします！」

澪「っておい！！おまけとメインが逆だろっ！！」

唯「えっ？そうだっけ？」

観客「「あはははは…」」

律(まぁ…なんだかんだで唯にMC任せたのは正解だな…)

唯「私は実は高校入るまでギターは一度もやったことありません。でも、こうして今のメンバーと共に楽しく過ごせられるからこそ頑張れたんだと思います！」

律(おっ…良いこと言うじゃん…！)

唯「だから未経験な人も大歓迎です！こちらベースをしている秋山澪ちゃんは私に音楽をいろいろ教えてくれました！」

澪「ちょっ…！ゆ…唯…！///」

唯「えへへ…澪ちゃんは教え方スゴく上手いんだよぉ！定期試験前に一夜漬けの仕方を教えてくれるんだぁ！」

澪「一夜漬け違うし、それにそれは言わなくていいっ！！///」

観客「「あははははは…」」

律(ま…まぁいっか…はは…部の宣伝になってんだか…)

122 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 12:03:46.95 ID:W8crkYAO

唯「それじゃ、次の曲は『私の恋はホッチキス』です！」

律「1・2・3…！」

♪〜

憂(お姉ちゃん！かっこいいよ！頑張って！)ﾆｺﾆｺ

梓(あっ…いたいた！)

123 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 12:11:25.24 ID:W8crkYAO

憂「あ！梓ちゃん！」ﾋｿﾋｿ

梓「こ…ここにいたんだね…///」

憂「これなら新入部員入ってくれるはずだよ！梓ちゃん安心してね！」ﾋｿﾋｿ

梓「う…うん…ありがとう…///」

梓(うひょおおおおおお！！！！こんなに顔が近づいているよおおおおおお！！！！///)

憂(お姉ちゃんと律さん達…それに梓ちゃんのために新入部員入って欲しいなぁ…)

梓(もっと…顔…近づけて欲しいなぁ…///)

124 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 12:19:37.56 ID:W8crkYAO

憂「お姉ちゃん…頑張って…」ﾊﾗﾊﾗ

梓「……///」

梓(そ…そうだ…！今がチャンスじゃないかっ！今この子に告白すれば…この雰囲気なら…いけるはず！)ｷｯ

梓(でも…どう告白したら…///)

梓(そうだ！今不安な状態にあるこの子の手を握ってあげれば…！)

125 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 12:59:59.15 ID:W8crkYAO

憂「お姉ちゃん…大丈夫かな…」ﾊﾗﾊﾗ

ｷﾞｭｯ

憂「ん？あ…梓ちゃん…！」

梓「大丈夫だよ！唯先輩は素晴らしい方だから！私も信じてる！」

憂「梓ちゃん…うん！」ｼﾞｰﾝ

梓「だから君も安心して…うわぁっ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…梓ちゃん…梓ちゃん…」

梓「………」ｷﾞｭｯ

憂「梓ちゃん…ｸﾞｽｯ…ありがとう…ｸﾞｽｯ…大好きだよ…///」

梓「…私もだよ…///」ｷﾞｭｯ






梓「えへ…えへへ…えへへへ…///」

憂(梓ちゃんは本当に変わった子だなぁ…かわいいのに…何か残念…)

126 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/20(日) 13:03:36.04 ID:hNw34Lko

煩悩漬けの梓も珍しいよね支援

127 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 14:33:38.41 ID:W8crkYAO

唯律「………」じ〜

澪「そこで待っていても仕方ないぞー…」

律「何で人が集まらないんだよ…」

唯「反応スゴく良かったのにぃ〜…」

澪「まぁ、気長に待つしかないだろ…」

紬「みなさぁん♪紅茶できたわよ♪」

律「はぁー…本当に後輩…梓だけになっちゃうんだろうか…」

澪「そん時はそん時だろ…」

紬「…でも…もっと入って欲しかったわぁ…」

紬(我がユートピア計画がぁ…)

澪「………」

澪(なぜだろう…ムギを見て安堵な気持ちになれるのは…)

128 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 15:02:23.29 ID:W8crkYAO

ｶﾞﾁｬｯ

唯「！！」ｶﾞﾀｯ

律「入部希望者か！？」ｶﾞﾀｯ

梓「あっ、先輩方お疲れさまです！」

律「何だ…梓か…」

梓「私の扱いひどっ！！」

澪「おいおい…梓も一応新入部員だぞ…」

唯「うわぁ〜ん！梓ちゃ〜ん！」ﾀﾞｷｯ

梓「うわっ…！またですか先輩…///」

唯「後輩が梓ちゃんしかできないよぉ〜！(泣)」ｷﾞｭｰ

梓「唯先輩…///」

紬「ごめんなさいね…梓ちゃん一人しか入部できなくて…」

梓「い…いえ…そんな気にしないでください…まだ時間は残っていますよ？もう少しねばってみましょう！」

129 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 15:26:20.95 ID:W8crkYAO

ｶｧー…ｶｧー…

唯「待ったよぉ〜梓ちゃ〜ん…」

梓「うぐっ…も…もう諦めるしかないです…」

紬「梓ちゃん…」ｽｯ

梓「ちょっ…！今度はムギ先輩…！？」

唯「あ〜…いいなぁ〜ムギちゃん…」

紬「ごめんなさいね…梓ちゃん…一人で寂しいと思うけど…安心して！私達がついてるわ！」

梓「む…ムギ先輩…///」







梓(のおおおおおおお！！！！柔らけえええええええ！！！！しかも、香り良いぃぃぃぃ！！！！たまらあああああああん！！！！///)へにゃ〜

130 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 15:32:10.23 ID:W8crkYAO

唯「わぁ〜…！梓ちゃんのへにゃ顔かわいい〜」

紬「ふふふ♪梓ちゃんには私達がいるから…///」ｷﾞｭｰ

梓「ひゃ…ひゃい…むひへんひゃい…//////」へにゃへにゃ

律「また始まったか…」

澪(どうなるんだろう…この部活…何か今年の方が不安だ…)

131 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/20(日) 17:05:36.20 ID:wFJRVO.o

律澪の友情以上百合未満な感じが凄くいい

132 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/20(日) 17:50:47.53 ID:ciWYCUAO

へにゃへにゃ支援

133 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 18:26:46.51 ID:W8crkYAO

帰路

律「はぁ…結局梓一人だけしか入部してくれなかったかぁ…」

澪「仕方ないだろ…もしかすると後から入部希望者が出るかもしれないだろ？」

律「そうするしかねぇかぁ……んで…あいつらをどする…？」

澪「ん…？」


紬「うふふ♪梓ちゃんったら…///♪」ｷﾞｭｰ

梓「ふわわわわぁぁ〜…///」ﾌﾆｬ〜ﾝ

唯「ﾌﾞ〜…ムギちゃんばっかりでずるい〜！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

紬「あらあら、ごめんなさいね。あら…もうここまで来たのね。今日バイトがあるから、ここまでね♪」ﾊﾟｯ

梓「へにゃぁ〜……あっ…！///」

唯「わぁ〜い！次わ〜たし〜！ムギちゃんまた明日〜！」ｷﾞｭｰ

梓「ほわわぁぁぁぁ〜……///」ﾎﾔ〜ﾝ

134 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 18:32:52.83 ID:W8crkYAO

澪「む…ムギ…お疲れ…」

律「ま…また明日な…」

紬「うふふ♪唯ちゃんあんまりやり過ぎたらダメよ♪それじゃあ、みんなまたね！」ﾀﾀﾀ

唯「へへ〜んだぁ！今度は私が梓ちゃんをかわいがる番だもんねぇ〜！」ｷﾞｭｰ

梓「はわわああぁぁ〜……///」ﾊﾆｬ〜ﾝ

律「………」

澪「………」

律「なぁ…こいつらどうしたらいい…？」

澪「私に聞くな…頭痛がしてきた…」

135 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 19:11:47.65 ID:W8crkYAO

秋山家

♪〜

澪「ふふふ…エリザベス…アンドレ…今日はとっても良い子だな…待っていたんだね…ごめんよ…///」ｻｽﾘｻﾘ

澪「今日はたくさん相手してやるぞぉ〜///」ｻｽﾘｻﾘ

澪「ふふ…ふふふ…ふふふふ…///」ﾀﾞｷｯ

ﾁｭｯ

澪「ふふ♪大好きだよ…エリザベス…アンドレ…///」ﾆｺﾆｺ

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ…

澪「ん〜…何だよ…せっか良いところだったのに…誰だろ…和？」

136 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 20:09:42.20 ID:ciWYCUAO

毎日ｻｽﾘｻﾘしてるのか…

137 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 20:20:01.56 ID:W8crkYAO

澪「もしもし？クラスメイトの和？どうしたの？」

和『どうしたの、ってあなたね…忘れたの？』

澪「？忘れたって何が？」

和『はぁ…この前、私に料理を教えてって言っていたでしょ？今日で私も澪も忙しくなくなるかも、と思って連絡したけど必要ないみたい…』

澪「ごめん！冗談だってば！」

和『本当かしら…？』

澪「ほ…本当だって…///」

和『ふぅー…まぁ、いいわ…』

和(本当に唯みたいに世話がかかる人達ね…軽音部って…)

和(まぁ…その分、悪い人じゃないから良いけどね…)

澪「それじゃあ…明日…でも良いかな？」

和『ええ、良いわよ。それじゃ、また明日』

澪「うん。ありがとう。和。それじゃ」ﾋﾟｯ

澪「………」

澪「やった…！これで料理のせいで律にバカにされなくてすむぞっ！」ｸﾞｯ

138 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 21:06:26.23 ID:W8crkYAO

翌日

澪「やぁ、おはよう！クラスメイトの和！」

和「おはよう…その前に言っておくけど、私の名前に一々クラスメイトをつけなくていいから」

澪「はは…今日はお願いするよ…」

和「分かったわ…でも意外よねぇ…澪が料理できないなんて…律よりも上手なイメージが私にはあったわ…」

澪「うぅ…そう言われると…なんか情けなくなってくる…///」

和「もうっ！分かったから、今日である程度身につくから安心しなさいって！」

澪「う…うん…///」

139 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/20(日) 22:30:42.36 ID:W8crkYAO

唯「ねぇ〜！律っちゃ〜ん！」

律「ん？どうした唯？」

唯「今日は練習あるんだっけ？」

律「いや、今日はないよ。昨日の疲れを今日もじっくり労えよ」

唯「おぉ〜！労う！あ、話しが変わるけど、梓ちゃんの歓迎会をいつかやろうよ！」

律「おっ！それいいじゃん！やろうぜ！」

紬「おはよう。律っちゃん、唯ちゃん♪」

律「おっ！ムギ！今週の日曜ぐらいに梓の歓迎会をやろうかと考えているんだけど、どうだ？」

紬「まぁ、面白そう！」

唯「あとは澪ちゃんと梓ちゃんに聞かないとね〜！」

140 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/20(日) 23:02:21.85 ID:6464UZQo

料理できない澪可愛いよ支援

141 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/20(日) 23:03:50.98 ID:hNw34Lko

>>140
腹筋スレには気をつけるんだ

142 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/21(月) 00:13:43.79 ID:RmgpEIEo

vipとはID違うだろ

143 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 02:35:06.05 ID:lQV6eYAO

変な時間に寝てまった…入院生活は時に自由すぎるもんだぜ

144 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 02:40:12.76 ID:lQV6eYAO

放課後

先生「はい、以上。さよなら〜」

澪(今日は部活休みだし、じっくり料理が学べられるなぁ…)

澪「ふふ…待っていろよ律…お前にギャフンと言わせてやるからなぁ！」

和「ぎゃふんっ」

澪「」

145 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 02:48:16.51 ID:lQV6eYAO

和「あら？風邪かしら？あ、澪今から直接私の家に行くけど、どう？」

澪「あ…ああ…そうするよ…」


唯律「………」じ〜

唯「怪しい…」

律「澪のやつ、和と一緒でどこに向かう気なんだ？」

紬「あらあら、澪×和とは予想外わね…///」

律「………」

146 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 02:56:40.60 ID:lQV6eYAO

帰路

和「…そしたら唯ってば相変わらずドジを踏んじゃってね…」

澪「昔から唯はそんな感じだったのか…」



唯律「………」じ〜

唯「澪ちゃんと和ちゃん…楽しそうに会話しているね…私も入りたいなぁ〜…」

律「ネタが唯みたいだぞ…」

紬「唯ちゃんをオカズに澪ちゃんと和ちゃんが二人仲睦まじく…///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

律「………」

律(どうしてこいつは一々こういう表現に言い換えるんだ…)

147 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/21(月) 03:00:26.12 ID:BxCm1HAo

りっちゃん混乱中だな

148 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 03:01:48.71 ID:lQV6eYAO

和「あ…ここよ…家族は今全員いないから気楽にしてもいいから」

澪「うん。おじゃましまーす」



唯「澪ちゃん、和ちゃんの家に入っちゃったよ…」

律「？何をするんだ…？」

紬「あらあらまあまあ…もう二人はそこまで…和ちゃんったらテクニシャンなのかねぇ〜///」

律「………」

律(うん、つっこんだら負けだと思う…)

149 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/21(月) 03:05:43.29 ID:j.HG/oDO

無茶すんなよー

150 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 03:21:33.80 ID:lQV6eYAO

和「さて…どこから入ればいいかしらね…？」

澪「ま…まずは…て…手を洗う！！///」

和(なるほど…これはカップ麺さえも作ったことない人による答えだわ…唯は最初にエプロンをする、と答えていたし…)

和「そうね…手を洗ったあとエプロンをしてね…」

澪「よし、分かった…///」

151 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 03:29:28.83 ID:lQV6eYAO

ｼﾞｬｰ

澪「………///」ｺﾞｼｺﾞｼ

和「しかし、どうして料理で相手に挑む気になったの？」

澪「そ…それは…悔しいからなんだ…///」

和(なるほど…彼氏の方が料理が出来るというわけね…彼に教えてもらえばいいのに…)←まだ誤解をしている

和「その相手から教えてもらえばいいのに…」

澪「や…やだだよ…そんなの恥ずかしい…それも悔しいから和に教えてもらうんだよ…///」

和(あら今の高ポイントね…)

152 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 03:44:42.76 ID:lQV6eYAO

和「それぐらい素直になれば相手も分かってくれるのに…むしろ、良い方向に向かいそうな…」

澪「？」

ｼﾞｬｰ…ｷｭｯｷｭｯ…

ｼｭｯ

澪「和ー準備終わったよー」

和「あら…なかなかエプロン姿も似合うじゃない…」

澪「そ…そういうのは…良いから…///」

和「それじゃ、簡単な料理から教えるわね。ワンパターンだけどカレーで良いかしら？」

澪「うんっ！教えてくれるなら何でもいいっ！相手にギャフンと言わせれば何だって！///」

和「どんな料理を作る気なの…」

153 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 04:06:03.33 ID:lQV6eYAO

和「カレーとなると…ご飯も必要になるわね…ご飯の作り方わかる？」

澪「いえ…まったくです…///」

和(だろうね…)

和「それじゃ、ご飯の炊き方から入るわね…米をとぐには網の目が細かいザルに必要な分だけ米を入れてそれごとボールに入れて水をこれぐらい入れる。そしてこのように米を研ぐのよ」ｼｬｯｼｬｯｼｬｯ

澪「なるほど…ふむふむ…」

和「やってごらんなさい」

澪「よーし！///」ｼｬｯｼｬｯｼｬｯ

154 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 04:35:48.10 ID:lQV6eYAO

和「水が白く濁ったらザルを持ち上げてボールにある水を捨てる。また水を入れてまた研ぐのよ」

澪「へぇー…でもいつまで繰り返すの？」

和「水が白く濁らなくなるまでよ」

澪「なるほど…米の研ぎ方は分かった！」ｼｬｯｼｬｯｼｬｯ

和「ふふ…その調子よ…」




澪「もう濁らなくなった…」

和「それじゃ、次は炊飯器にある釜に米を入れて釜のメーターに合わせて水を入れるのよ」

澪「出来た…と」

和「そしたら炊飯器によるけど、白米に合わせてセットする」

澪「こ…これで良いの？」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

和「ええ…合っているわ」

澪「これでご飯が炊けるんだ…楽しみだなぁ〜…///」ﾆｺﾆｺ

和「カレーに…入るわよ…」

155 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 05:25:55.14 ID:lQV6eYAO

一々作り方を言うのはメンドイのでダイジェストに

和「包丁の持ち方危なっかしいわね…ケガするわよ？」

澪「うぅ…だってぇ…///」ｳﾙｳﾙ

和「………///」

和(玉ねぎのせいで澪が小動物みたいに…いかん、私まで何を…///)

澪「和…？///」ｳﾙｳﾙ

和「と…とりあえず！このように切っておくのよっ！///」

156 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 05:41:14.35 ID:lQV6eYAO

和(はぁ…なんか唯以上に調子狂うわね…///)

澪「の…和…こんな感じで良い…？///」

和「あら…それなりにもう切れるのね…」

澪「この後はどうするの？」

和「あぁ…野菜とお肉を炒めるのよ」

澪「い…いためる…？///」





野菜「うぅ……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

和「ふふふ…痛めてあげる♪」ｸﾞｸﾞｯ

ﾋﾟｼｯ

野菜「あぁっ！痛められてますっ！和さまっ！///」

和「あら？まだまだわよ？」ﾋﾟｼｯ

野菜「あぁっ！良い感じに痛めて下さいっ！///」




澪「の…和って…スゴい…//////」

和「怒らないから私で何を想像したか教えてくれる？何かないことを考えていそうだから…」

157 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 07:06:15.16 ID:zSGYffso

入院してるのか
あんまり無理しないようにな

158 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/21(月) 09:08:49.58 ID:ikTKJ2Yo

入院してたとは…
パー速は落ちないから治してからでも良いよ
体に気をつけてね

159 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 10:49:24.17 ID:lQV6eYAO

ｼﾞｭー

澪「これが“いためる”かぁ…てっきり鞭で叩きつけるのかと思ったよ…はは…///」

和「………」

和「つっこむ気力もないわ…」

澪「それでこの後は？」

和「鍋に入れて水に浸し煮込むのよ。煮込めたらカレールウを入れて更に煮込むの。全体的にとけたらカレーの完成ね」

澪「それで完成なのか…！ははっ…私にも出来るんだな…料理って…」

和「まあね…料理は基本を覚えておけば応用しやすいからね…」

澪「ありがとう！和！これで(律から)恥ずかしい思いをしなくて済むよ！」

和「どういたしまして…弁当を作ってあげられるまでにはまだほど遠いけど、そこまでいければ、相手は落ちたのも当然よ…」

澪「なるほど…そこまでいけば無敵だな…頑張るよ！！」ｸﾞｯ

160 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 11:10:14.37 ID:lQV6eYAO

和「完成ね…初めてにしては上出来じゃない！これが澪の実力よ！」

澪「の…和の教え方が良かったからだよ…///」

和「はいはい…でも、そこは素直に人の言うことを受け入れること。どっかの誰かさんみたいに真に受けすぎるのも問題だけど…」




唯「へっくしっ！ムギちゃ〜ん！もう帰ろうよ〜！」

紬「あともうちょっとだけ！あとちょっとでいいから！///」ﾜｸﾜｸ

律「それにしても、澪のやつ…和とあんなに楽しそうにしやがって…」

律「ちぇっ…何だよ…澪のやつ…」

161 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 12:04:49.00 ID:lQV6eYAO

翌日・昼休み

澪「スゴい…これ和が作ったんだ…！」

和「大したもんじゃないわよ…ただ余りものを詰め合わせだけよ？」

澪「へぇースゴい！」

ｶﾞﾗｯ

律「澪いるかぁ〜！」

澪「え？どうしたんだよ律？」

律「ちょっと澪を借りるわー！わ…じゃなくて和！」

和「あんたわざとでしょ…別に良いわよ」

律「サンキュー！」

162 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/21(月) 12:16:27.10 ID:1H16//co

嫉妬するりっちゃんかわいい

163 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 12:20:52.58 ID:lQV6eYAO

澪「で…何だよ。呼び出しまでして…」

律「昨日和の家に行ったそうだな…」ﾆﾔｯ

澪「！？な…何でそれを…！」

律「何していたんだぁ〜？コソコソと二人で怪しいなぁ〜」ﾆﾔﾆﾔ

澪(ヤバい…バレたら、返って律にバカにされてしまう…何としても嘘を通さないと…！)

律(ムギじゃあるまいし、澪が和に気があるとは思っていないが…何か引っかかる…)

164 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 12:47:41.81 ID:lQV6eYAO

律「二人で何していたんだぁ〜？う〜ん？」ﾆﾔﾆﾔ

澪「わ…私の勝手だろ…それで部活に迷惑かけているわけじゃないし…」

律「それじゃ…二人でいやらしいことはしてないんだな…？」

ｺﾞﾁﾝ

澪「だ…誰がするかっ！！///」

律「いやぁ〜ちょっと気になっちゃってね〜！澪ちゃんは我が部の大事なマスコットだし…」

ｺﾞﾁﾝ

澪「ばか律っ！！知らないっ！！///」ｽﾀｽﾀ

律「いててて…はて…聞き方を間違ったような…」

165 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 13:30:36.98 ID:lQV6eYAO

和「あら？もう終わったの…？」

澪「あぁ…とんだ無駄な時間を過ごしたよ…まったく律のやつは…」

和「ふふ…澪と律って性格はまったく異なるのに本当に仲がいいわね…」

澪「た…ただの幼なじみじだって…！///」

和「はいはい…仲の良い幼なじみだこと…」

澪「じ…自分だって…///」

和「あら？そういってくれるなんて嬉しいわ…」

澪「うぐぅ……///」

澪(何か…和って一枚上手だよなぁ…)

166 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 16:20:21.99 ID:lQV6eYAO

憂「純ちゃん、昨日はジャズ研あったの？」

純「うん。昨日は入部日で歓迎会だったんだぁ〜楽しかったよ！」

憂「そうなんだぁ〜！」ﾆｺｯ

憂(うぅ…お姉ちゃん…純ちゃんはもう完全にジャズ研行きだよ…ごめんね…)

純「そういえば、梓ちゃんって軽音部だっけ？そっちでは歓迎会はあったの？」

梓「え…？いや…まだだけど…///」

純「そっちも入ろうかと迷っていたんだけど、人数少ないからね…私初心者だし、十分教えてもらえるか心配だったのよ…」

憂「お…お姉ちゃんは初心者だけど、あそこまで上手くなれるんだよっ！」

純「そうなんだ！お姉さんは本当に尊敬できる人だね！」

憂(うぅ…そういう意味で言ったわけじゃないのに…)

梓(この子本当にお姉さん思いなんだ…優しくてこんなに健気でかわいいなんて……///)

憂(結局…梓ちゃんだけかぁ…)ﾊｧー

梓(ため息とは…なんて色っぽい…///)

167 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/21(月) 17:27:29.36 ID:r5CzISoo

この梓はムギ並の煩悩娘

168 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/21(月) 23:48:42.86 ID:lQV6eYAO

憂「梓ちゃん、ごめんね…何も力になれなくて…」ｼｭﾝ

梓「あ…ううん…気にしないで…///」

梓(申し訳なさそうな顔も良い…！デジカメ持ってくるべきだったなぁ…///)

憂「梓ちゃん…強いんだね…私は応援しているよ！」ｷﾞｭｯ

梓「えっ？えっ…？///」

梓(いきなり手を握ってくれるなんて…！！願ってもないっ！！///)

憂「頑張ろうっ！！梓ちゃんっ！！」

梓「う…うんっ！頑張るよ！///」

梓(君といつまでも！！///)

169 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 00:33:00.75 ID:ZSj/GQAO

律「くそっ…聞き方がまずかったんだな。今更ながら…」

律「澪のやつなんだよ…ったく…あんな嫌味なやつのどこが良いんだよ…」

律「………」

律「だっー…いかん！また人を根拠なく悪く言っちゃ…」

律「………」

律「うぅ…みーぉー…」

170 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 01:01:15.08 ID:JrSCu3.o

梓が可愛すぎて支援

171 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 01:03:29.38 ID:ZSj/GQAO

放課後

ｶﾞﾗｯ

澪「おっす…ってまだ律達は来てないのか…」

澪「ふぅ……」

シーン…

澪「まだかなのか……」ｷｮﾛｷｮﾛ

シーン…

澪「………」

シーン…

澪「寂しい……」

172 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 01:34:43.95 ID:TPS5OkAO

今のところ、唯と澪以外全員ガチレズ



なんだ、原作通りか

173 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 01:38:43.53 ID:ZSj/GQAO

ｶﾞﾗｯ

梓「こんちはー！！」

梓「誰もいない…」

「スー…スー…」

梓「！…誰かいる…！」ﾄｺﾄｺ

澪「スー…スー…」

梓「澪先輩が…寝ている…」







梓(こ…これは…神さまが私に与えて下さったチャンスなのか…！？///)

梓「……///」ｷｮﾛｷｮﾛ

梓(こんな美人な先輩が今すやすやと眠っているんだ…！！何もしないなんて後生絶対後悔するっ…！！///)ｸﾞｯ

梓「よーし…///」ｿﾛﾘｿﾛﾘ

澪「スー…スー…」

174 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 01:47:56.14 ID:ZSj/GQAO

梓「………///」

梓(待てよ…何をしよう…？///)

梓(あぁ〜…一生に一度しかないチャンスなのに、いざとなったら何をしようか考えてしまう…！///)

梓(！そうだ…まずは匂いからだ…さぞかし良い匂いがするだろうなぁ…///)ﾎﾟﾜ〜ﾝ

梓「な…中野梓…行きます…！///」ｿﾛﾘｿﾛﾘ

澪「スー…スー…」

175 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 01:54:48.35 ID:ZSj/GQAO

梓「………///」そ〜

澪「スー…スー…」

梓「………///」そ〜

梓(あと…30cm…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪「スー…スー…」

梓「………///」ｽﾝｽﾝ









梓(ふおおおああああぁぁぁぁぁ！！！！！！さっ…さいっこ〜！！！！！！//////)ﾍﾆｬ〜ﾝ

176 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 02:02:23.83 ID:ZSj/GQAO

梓(うぅ…生きてて良かった…この学校に来れて良かった…ｸﾞｽｯ…///)ｸﾞｯ

澪「スー…スー…」

梓(あぁ…もう一回堪能したいなぁ…それに…///)

澪「スー…スー…」

梓(そのさらさらな長い髪を触ってみたいっ…！ｷｬﾊｯ！///)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓「なっ…中野梓…再び行きまーす！///」ﾋﾞｼｯ

梓「………///」そ〜

澪「スー…スー…」

177 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 02:16:39.38 ID:ZSj/GQAO

唯「あちゃ〜…叱られちゃったね〜！」

律「はぁ…まさか宿題を増やされるとは…」

唯「が…頑張ろうよっ！律っちゃん！」

律「お・ま・えもだぁ〜！」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

唯「ぎゃ〜！痛いよぉ！律ぢゃぁ〜！」

紬「あらあらまあまあ…///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

律「…って、あれ？ムギ…先に行ってたんじゃなかったのか？」

紬「ふふ♪日直よ♪」

律「ご苦労なこった…」

唯「今から一緒に行こ〜よぉ〜！」

紬「ええ♪」ﾆｺｯ

178 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 03:31:04.35 ID:p5tJncAO

何この寝起きドッキリみたいなノリｗｗ

179 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 04:52:24.16 ID:JrSCu3.o

寝起きドッキリなんて言うから、イジリー岡田で再生されてしまったではないか…

180 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 05:06:24.55 ID:ZSj/GQAO

梓「………///」そ〜

澪「スー…スー…」

梓「………///」ｽﾝｽﾝ

梓(はわわわわあああああ〜…これだよ！！これこそ美人の匂い！！///)ﾌﾜﾜ〜ﾝ

梓(二回チャレンジして良かった…本当に良かった…私には勇気があったんだね…！///)ｸﾞｯ

梓(おっといけない…！サラサラヘアーちゃんを触らなきゃ日本の夜明けはないよっ！///)ｷｯ

梓「ふふ…ふふふふ…///」そ〜

澪「スー…むにゃむにゃ…スー…スー…」

181 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 05:17:05.49 ID:ZSj/GQAO

律「しっかしよぉ〜あんなに宿題出されたら逆にやる気起こんねーっつーのっ！」

唯「またまた律っちゃんはいつもないくせに〜！」

律「あはは！言ったなー！このヤロー！」

唯「あははは…！」

紬「ふふふ♪」

紬(今日は素敵なことが起こりそうだわぁ〜！)

律「お！もう梓来ているな！感心感心！」

紬「！……」ﾁｮﾝﾁｮﾝ

律「ん？どうしたんだ？ムギ？」

紬「ふふ♪こっそり入って梓ちゃんを驚かせましょ♪」

唯「ﾜﾊ〜♪面白そ〜…うん！やろう！やろう！」

律「よし！この律っちゃん隊長に続けー！」

唯紬「いえっさ〜！」

182 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 05:17:38.21 ID:kEbbX6Mo

日本の夜明け支援

183 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 05:41:58.23 ID:Wi0pLjM0

★〜VIPで最強ギルドを目指そうぜ！〜★



VIPで最強ギルドを目指そうぜ！

http://www21.atwiki.jp/vipdetendo/pages/1.html

国は殷を選択してください
城の真ん中辺りにいる「はちゅねみく」に声をかけてくれ

オススメは術士で道仙


自分のキャラの名前に迷う時はどうぞ
キャラ名ジェネレータ
http://www.mitsukoshi.sakura.ne.jp/chuname/chuname.cgi

184 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 11:01:09.49 ID:ZSj/GQAO

梓(あと10cm……///)そ〜

澪「スー…スー…」


梓「………///」ｺﾞｸﾘｯ

ｻﾜﾘ

ｻﾗｻﾗｻﾗ

梓「………//////」

梓「ふふっ…ふふっ…ふふふふふ…///」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

梓(にょおわあああぁぁぁぁぁぁ！！！！何だよこの気持ち良さわあああああ！！！！)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓(すっげぇ…！やっぱり澪先輩の髪やっぱすげぇ…！私普通できないことをやっちゃったよぉぉぉぉ！！！///)ﾆｯｺﾘ

梓「この手洗えないよぉ…ふふふ…///」ﾆｺﾆｺ














律「何で洗えないんだ…？」

185 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 11:08:43.13 ID:ZSj/GQAO

梓「何って…決まっているんじゃないですかっ！！澪先輩のかm…」

律「澪の何が何だって…？」

梓「」ﾋﾟｼｯ

律「お〜い、どうしたぁ〜？梓ぁ〜？」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

梓「」

186 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 12:15:38.96 ID:ZSj/GQAO

唯「あはは〜！澪ちゃんってば、眠っちゃってる〜！」

澪「ん〜…あ…あれ…？私…」

律「いい気なもんだな…後輩が来ているのに昼寝なんて…」

澪「ち…違うっ！気づいたら寝てしまってて…///」

梓「……ﾊｯ…」

梓(もしかして…バレて…ないよね…？)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

紬「ふふふ♪もしかして梓ちゃん、澪ちゃんを襲おうとしてたんじゃないかしら？」ﾆｺｯ

梓「にゃああああああ！！！！！にゃに言ってるんですかっ！！！！！そ…そんなこと…先輩に対してするわけないじゃないですかっ！！！！！///」

紬「あらあらまあまあ♪」

紬(とんだダイヤモンドの原石だわ…この子…)ﾆﾔﾘ

187 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 12:55:57.58 ID:p5tJncAO

たくあん支援

188 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 14:17:09.82 ID:ZSj/GQAO

律「ははっ…落ち着けって！梓！でも、何していたんだよ？」

梓「え…そ、それはその…あの…///」

律「？」

唯「分かった！澪ちゃんの寝顔を覗いていたんでしょっ！澪ちゃんの寝顔なんてそうそう見れないもんね〜！」

澪「ゆ…ゆ、唯っ！！何言っているんだよっ！！///」

ｶﾞｼｯ

梓「え…？」


紬「どうだった〜？澪ちゃんのね・が・お♪」ｷﾗｷﾗ

梓「えー…と…」

梓(こ…ここは…この流れに任せた方が良いよね…？うん、そうだ！)

唯「どうだった？どうだった？梓ちゃん！」

澪「だからっ…止めてって…唯っ！！///」

梓「ご…ごちに…なりました…///」

澪「」

189 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 14:27:57.13 ID:ZSj/GQAO

律「………」

律「はい…？」

紬(ふふふ…ｷﾏｼﾀﾜｰ♪)

唯(ごちになるってどういう意味なんだろう？)

澪「な…なぁ…梓…」

梓「は…はい！///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪「そんなに私の寝顔が美味しかったんだ…はは…ははは…はは…」ﾎﾞｰ

梓「」

律「澪がまた壊れた…(泣)」

190 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 14:36:37.12 ID:B8hHOcQo

さすがムギ様

191 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 14:43:37.31 ID:XFbA96Io

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192 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 16:55:19.81 ID:ZSj/GQAO

ｶｧーｶｧー

澪「は…はは…」ﾎﾞｰ

唯「も〜！澪ちゃ〜ん！練習しようよ〜！」

律「最初で最期の光景だな…」

梓「も…もしかして…私のせいですか…？」ｵﾛｵﾛ

ﾎﾟﾝｯ

梓「え…？」

紬「ううん…梓ちゃんは悪くないわ…すべて澪ちゃんの可愛すぎる寝顔が悪かったのよ…」ｽｯ

梓「む…ムギ先輩…！///」ﾊﾟｧｰ

律「いや…原因それじゃないし…お前抱きあっている場合じゃないし…」

唯「いいなぁ〜…ムギちゃん…」

律「お前も羨むなっ！！」

193 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 17:11:35.27 ID:ZSj/GQAO

唯「ちぇ〜…分かったよぉ〜…」ﾌﾞｰ

律「お前なぁ…」

唯「要は澪ちゃんが普通になれればいいんだよね？」

律「それができれば苦労しないっつーのっ！」

唯「えへへ〜！私に任せなさい！」ﾄﾞﾝｯ

唯「けほっけほっ…強く叩きすぎた…」

律「………」

律(た…頼れねぇ…)

唯「澪ちゃ〜ん！」

澪「は…はは…」ﾎﾞｰ

唯「澪ちゃんあのねぇ〜…ごにょごにょ…」

澪「はは……は…い…い…い…いやぁぁぁぁ！！！！///」ｶﾞﾀｯ

律「って、おい！澪に何を言ったんだよ！」

唯「枕返しの話…」

律「逆効果だっー！！」

澪「ひいいいいぃぃぃぃ……！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

194 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 17:39:32.21 ID:u70YZsc0

ｷﾏｼﾀﾜｰ

195 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 18:00:15.98 ID:ZSj/GQAO

帰路

澪「結局、練習あまり出来なかったか…」

律「誰のせいだよ、誰の」

澪「うぅ…ご…ごめん…///」

梓「………」

梓(澪先輩って繊細なんだ…頼れるところはあるけど…)

紬「じゃあ、私こっちなので」

唯「ムギちゃんばいばぁい！」

澪「お疲れさま」

律「またな〜」

梓「あ…私今日こっちなんです」

唯「お使い？」

梓「いえ、お迎えです」

196 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 18:27:57.11 ID:ZSj/GQAO

唯「もしかして…梓ちゃんの彼氏…？」

梓「違いますっ！！お父さんですよっ！！今日はライブハウスで仕事をやっていて、もうすぐ終わるみたいなんで迎えに行くんですよ！」

紬「そうよね…梓ちゃんに虫は要らないわぁ」

澪「………」

澪(虫……？)

紬「それなら私も行こうかな〜良いかしら？」

梓「あ…はい、構いませんが…」

197 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 19:55:36.08 ID:ZSj/GQAO

紬「じゃあ、行きましょ、梓ちゃん」ﾆｺｯ

梓「は…はい…！///」

唯「いいなぁ〜…ムギちゃん…梓ちゃんと一緒に帰れるなんて…」

律「おい…梓はおもちゃじゃないぞ〜」

唯「ﾌﾞｰ！それぐらいわかっているもん！」








紬「今日も…楽しかったわね…」

梓「まぁ…そうですね。でも、そろそろ練習しないと部としての体をなさないと思いますが…」

紬「ふふ♪そうね…でも、今日という日も大切な一日なのよ？」ﾆｺｯ

梓「は…はぁ…」

梓(なんだろう…ムギ先輩…顔は笑っているのに…なぜかか寂しそう…)

198 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 22:12:22.42 ID:ZSj/GQAO

紬「………」ｽﾀｽﾀ

梓「………」ｽﾀｽﾀ

紬「………」ｽﾀｽﾀ

梓「………///」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

紬「？どうしたの？」

梓「む…ムギ先輩ってす…す、す、好きな人とか出来たことありますか…？///」

紬「あら…まさか梓ちゃんからそんな話しを持ちかけられるなんて意外ねぇ…誰かしら？澪ちゃん？唯ちゃん？」

梓「……すいません…恥ずかしくて名前は…言えません…ただ…毎日その子に会うと…その子をみとれてしまって…///」

紬「………」

紬(あらあら♪かわいいこと♪)

梓「おかしいですよね…こんなに夢中になっちゃうなんて…///」

紬「梓ちゃん…おかしいことなんてないわよ！」

梓「え…？」

紬「本当にその子が好きなら行動や態度でその子に見せつけてあげなさい！大丈夫よ、梓ちゃんならきっと実るわ！」ｸﾞｯ

梓「ムギ先輩……はい！ありがとうございます！明日からその子に私の思いを示してみせるです！」

紬「ふふ♪応援しているわよ♪」ﾆｺｯ

梓「あ…ライブハウスに着きました…」

199 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 23:00:33.52 ID:p5tJncAO

いいこと言ってるな

相手が相手だが

200 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 23:03:16.84 ID:ZSj/GQAO

梓「それではムギ先輩失れ…」

紬「梓ちゃんのお父様にご挨拶したいわぁ…この前電話までして頂いたことだし…」

梓「え…？あ、はい…」




♪ｼﾞｬｼﾞｬｼﾞｬｰﾝ…


観客A「また良い曲聞かせてくれよ旦那ー！」

ベーシスト「おうよ！今度は旦那が来る前に弾いたるぜ！」

観客A「そりゃないぜ！」

観客「「わははは…！」」

観客B「この幸せ者めー！天国に行けねーぞー！」

ベーシスト「だから今のうちに幸せになっておくんだよ！」

観客「「わははは…！」」

ベーシスト「お！梓じゃねぇーか！ほらこっちこっち！」

梓「え〜…」

紬「ふふ♪行ってあげたら？」

梓「…ムギ先輩が言うなら…///」

201 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 23:03:48.57 ID:.z9cESUo

このSSの憂が某SSの変態憂だったらもう大変な事に

202 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 23:22:06.55 ID:B8hHOcQo

「くぐつ」の憂はいい変態だった。

203 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 23:26:59.33 ID:.z9cESUo

>>202
まさにあの憂。さらっと煩悩放射してくるから困る

204 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 23:36:23.65 ID:ZSj/GQAO

ベーシスト「ほら、来いよ！俺の大事な客でもあるから挨拶ぐらいしな！」

梓「わ…分かったよ！今行くから！///」

紬「ふふふ♪」

マスター「あ…あの…あなたはもしや…紬お嬢様ですか！？」

紬「ええ♪」ﾆｺｯ

マスター「すいませんっ！今お飲み物をご用意致しますっ！」ﾀﾀｯ

紬「あら…そこまでしなくてもいいのに…」




観客A「へぇ〜このお嬢ちゃんが旦那の子どもか〜？」

梓「な…中野梓です…今高校1年生です…！///」

観客B「高校？そういや受かったんだって志望校に？」

梓「あ…はい！そうです！///」

観客「「おぉ〜！！」」ぱちぱちぱち

梓「あ…すいません…ありがとうございます…///」

観客A「お嬢ちゃんやるぅ！」

ベーシスト「はっはっはっー！なにせ俺の娘だからなー！」

梓「もう…お父さんったら…///」むー

205 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 23:45:14.33 ID:TPS5OkAO

>>203
http://www40.atwiki.jp/83452/m/pages/309.html?guid=on
http://www40.atwiki.jp/83452/m/pages/388.html?guid=on
http://www40.atwiki.jp/83452/m/pages/868.html?guid=on

206 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/22(火) 23:58:16.23 ID:G5FZiGEo

>>205
ゴチになります

207 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/22(火) 23:59:22.17 ID:SWcM9IDO

>>202
俺はキャラ崩壊も甚だしいと感じたな
あれほど脳内再生のできなかった憂は珍しい

208 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 00:07:50.58 ID:xRBxHQAO

紬「………」

紬(お父さん…かぁ…今お父様…何をされているのかしら…)

マスター「紬お嬢様！お待たせ致しました！」

紬「あら、ごめんなさい…そんなつもりじゃなかったのに…」

マスター「いえいえ！いつもお世話になっておりますから！どうぞどうぞ！」

紬「ん〜…分かりました…」ｽﾞｽﾞｯ





ベーシスト「じゃあ、ここで俺らはドロンするんで、あーばよ！」

観客A「お嬢ちゃんさよならー！」

観客B「学生生活頑張ってねー！」

梓「あ…はい！ありがとうございます！」

ベーシスト「俺には何もないのかよっ！！」

観客「「あははは…！」」

209 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 00:19:02.91 ID:rVY92pQo

>>207
vipの憂はヤンデレ多すぎて脳内再生したこと無い
もう別者として見てる
その中でもいい変態キャラだったとね

210 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 00:45:08.34 ID:xRBxHQAO

梓「すいません。ムギ先輩…お待たせしました…」

紬「気にしなくてもいいのよ」ﾆｺｯ

ベーシスト「あぁ〜腹減ったな…そこのお嬢さんも一緒にどうかい？ファミレスかどっかになるけど…」

紬「私…ですか…？」

ベーシスト「おうよ！」

梓「お父さん…そんないきなりな…」

紬「ご一緒させてくださ〜い♪」

梓「まじすか！」

211 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 00:59:33.24 ID:xRBxHQAO

ファミレス

ベーシスト「まぁ…こんなところですまないが好きなものを頼んでくれ、あぁ、お代は良いよ…」

紬「い…良いんですか…？」

ベーシスト「かまわんかまわん！今日の俺は上機嫌なんさ！」

紬「でも……」

梓「ムギ先輩！頼んじゃって下さいよ！今のお父さんなら高いもの頼んでも構いませんから！」

紬「そうなの…」

紬(ここ…お父様の会社のグループ企業なんだけど…)

梓「どれにしよっかな〜！」ｳｷｳｷ

ベーシスト「あ、梓お前にピッタリなもんがあんぞ」

梓「なになに？」

つ『発展途上？まだまだ育つぜ！お子様ランチセット』

梓「」ﾋﾟｷｯ

212 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 01:17:10.47 ID:gvvBEwAO

ﾋﾞｷｨｯ

213 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 01:26:13.61 ID:xRBxHQAO

梓「〜〜〜///」ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

ベーシスト「痛い！！痛いって！！冗談だって！！」

梓「もう！！お父さんなんて知らないっ！！///」ﾌﾟｸｰ

紬「………」

ベーシスト「悪かったって…どうだ？ドリンクバー頼んでいいんだぞ？」

紬(家族…かぁ…)

梓「そ…そんなんじゃ許さないからねっ！///」ﾌﾟｸｰ

紬(お父様……)

ベーシスト「な…なら！これならどうだ？このいちごパフェならどうだっ！」

紬(お母様……)

梓「そ…そんなんで…！///」







梓「いやぁ〜良かったですね〜！ムギ先輩もデザート頼めまして！」ﾆｺﾆｺ

紬「そ…そうね…」

ベーシスト「………」

ベーシスト(こんなはずじゃなかったのに…)

214 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 03:02:09.98 ID:xRBxHQAO

ベーシスト「？はて…あんた前に見かけたな……あぁ！梓の受験アドバイスしてくれた先輩かぁ！」

梓「気づくの遅っ！！」

紬「そういえばそうでしたね…」

ベーシスト「いやぁ〜いつお礼が言えるかわからなかったもんで…本当にありがとう！」ﾊﾟﾝｯ

梓「ﾌﾟｯ…くく…」

ベーシスト「？なに笑っているんだ、梓？」

紬「申し遅れました。私、梓ちゃんと同じ部活に所属しております琴吹紬と申します」ﾆｺｯ

ベーシスト「いやぁ〜琴吹さんすかぁ〜！ウチの娘をビシバシと……」

ベーシスト「………」

ベーシスト「……え？コトブキ…？」

紬「はい♪」

ベーシスト「はは…偶然ですね…さっきのライブハウスを持っている方と同じ名前だなぁ…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

紬「はい♪私のお父様の系列です♪」

ベーシスト「」

215 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 03:42:25.85 ID:xRBxHQAO

ベーシスト「と…とんだ失礼を！！」ﾍﾟｺｯﾍﾟｺｯ

紬「そ…そんなっ…私が経営しているわけじゃないですし…」ｱｾｱｾ

ベーシスト「本っ当にすいませんしたっ！！」ﾍﾟｺｯﾍﾟｺｯ

梓「ぷふっ…あははは…！」

ベーシスト「！！」ｷﾞﾛｯ

ベーシスト「梓っ！！またお前わざと黙っていたなっ！！」

梓「さっきのお返しだよ！べ〜！」

ベーシスト「っのやろっ…パフェ頼んでやったっていうのに…」ﾜﾅﾜﾅ

紬「………」

紬(私も…こんな家庭だったなら…)

紬(違う人生を送れたのかな…)

216 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 03:48:24.67 ID:xRBxHQAO

ここに来て落ちないと安堵してか驚くほど遅筆になってもうた…

そうか…明日イヴなんだな…

病院でクリスマスなんて…( ´；ω；｀)ううっ…

217 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 07:48:03.04 ID:ue7JjoQo

>>217
俺なんて職安でイブだぜ(・´ω`・)

218 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 10:27:35.08 ID:rYoAsoAO

クリスマスとイブにバイトいれてる俺に死角はなかった

219 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 11:42:40.62 ID:xRBxHQAO

平沢家

唯「なんかさぁ〜最近思うんだよねぇ〜！」

憂「何が？」


唯「梓ちゃんってさぁちっちゃくてかわいいじゃん！」

憂「う…うん…そうだね！」

唯「また梓ちゃんってさぁ〜動物に例えると猫って感じじゃん？」

憂「い…言われてみればそんな感じだね…！」

唯「あぁ…梓ちゃん…『にゃん』とか『にゃ〜』とか言ってくれないかなぁ〜…」

憂「た…頼んでみたら？やってくれるかもしれないよ？」

唯「でもさぁ〜ただ『にゃん』や『にゃ〜』を言うなんて痛い人みたいじゃん…？」

憂(あ…そこは考えるんだ…)

唯「ってことで…じゃじゃ〜ん！ネコ耳新型〜！([たぬき]の声真似)」

憂「……え…？」

唯「えへへ〜！わざわざ買って来たんだぁ〜！」

ﾁｮﾝ

唯「ど〜お？う〜い〜？にゃんにゃん♪」

憂「……///」

唯「あれ？う〜い〜！」

憂(すごく……かわいです……///)

220 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 11:55:12.09 ID:gvvBEwAO

色付けれるのか…

221 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 12:04:38.42 ID:ue7JjoQo

test
[たぬき]

222 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 12:14:25.24 ID:rVY92pQo

パー速機能いろいろ

【目欄（sageと併用可）】
!nasu_res → 本文が紫になる
!red_res → 本文が赤くなる
!蒼_res → 本文が蒼くなる
!桜_res → 本文がピンクになる
!美鳥_res → 本文が緑になる
!inaba_res → ○、●が赤くなる
!orz_res → 本文が見えなくなる
【本文】
ドラ　えもん→ [たぬき]
デ　ブ → [ピザ]

223 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!桜_res]：2009/12/23(水) 12:32:30.33 ID:ue7JjoQo

test test

224 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 13:07:58.48 ID:xRBxHQAO

うわっ…今気づいた…！
スゲーな…この機能

225 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 13:15:10.77 ID:rYoAsoAO

唯「…」ｺﾂﾝ… ｺﾂﾝ…

憂(すごく……河相です……///)

226 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage_saga]：2009/12/23(水) 13:16:07.11 ID:Eq2FFuco

ドラえもん

227 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 14:22:17.57 ID:xRBxHQAO

梓「ムギ先輩、美味しいですね！このパフェ♪」ﾆｺﾆｺ

紬「え…ええ…」

ベーシスト「はぁ…食った後にデザートとかよく入るなぁ…」

梓「別腹なのっ！」

ベーシスト「へいへい…」

梓「ちょっと行ってくる…///」

ベーシスト「おぅ、いっぱい出して来い！」
梓「〜〜！？///」











ベーシスト「いってぇ…」ﾋﾘﾋﾘ

梓「デリカシーがなさすぎっ！！///」ﾌﾟﾝｽｶ

紬「ふふ…仲良いんですね…」

ベーシスト「自慢じゃないけどね…」

紬「お母様は…？今日はご一緒じゃないのですか？」

ベーシスト「………」

228 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 14:30:59.71 ID:xRBxHQAO

紬「あ…すいません…家庭のことを聞いてしまって…」

ベーシスト「いや…良いさ…どうせいつかバレちまうもんだからよ…」

紬「え…？」

ベーシスト「梓の入試日一週間前からさ…無理していたんだろうな…倒れっちまってよ…今病院で休んでいるのさ…」

紬「そんな…」

ベーシスト「梓には入試で心配させたくないから赴任で遠くにいるってことにしているがな…」

紬「そんなことが…」

ベーシスト「はは…すまねぇ…暗い話しをしちまってよ…あぁ、このことは内緒にしてくれ」

紬「…分かりました…」

ベーシスト「あんたは梓を本当にかわいがってくれそうだからよ…頼むぜ」ﾆｯ

紬「………」

紬「はい♪」ﾆｺｯ

梓「ふ〜…お父さん、私のパフェに手つけてないでしょうね？」

ベーシスト「はぁ？誰が食うか！！そんなクソ甘いもん！！」

229 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 16:06:27.16 ID:ue7JjoQo

ベーシスト氏の漢っぷりは異常

230 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 16:36:58.44 ID:xRBxHQAO

紬「！……」

紬「すいません…私も…」ｶﾞﾀｯ

ベーシスト「ごゆっくりと…」

梓「ね！お父さん！ムギ先輩良い人だったでしょ！優しくてきれいな先輩で…」

ベーシスト「あぁ…そう…だな…」

ベーシスト「ムギ先輩と何話していたの？」

ベーシスト「世間話さ…」

梓「けち……」ﾌﾞｰ

ベーシスト「ガキにはまだ早い話しなんだよっ！」

梓「むっ…ガキって…」

紬「お待たせしました〜♪」

ベーシスト「さてと出るとしますか！二人とも先に出てろ！」






ベーシスト「は？お会計は済んでる？」

店員「はい…お連れの方が先ほど…」

ベーシスト「まさか…」


紬「梓ちゃんのお父様って良いお父様ね！」

梓「えー…過大評価しすぎですよー先輩！」

紬「あらあら、うふふ♪」

231 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 16:43:51.02 ID:nrNBn0w0

[たぬき]保守

232 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 16:47:29.16 ID:1T2lD8oo

[ピザ]保守必要無くない？

233 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 16:50:51.87 ID:xRBxHQAO

すいません…

「ムギ先輩と何話していたの？」

を話したのはあずにゃんです。

ベーシストをオカマにしてすいません。

お口直しに


唯「にゃんにゃん♪」

憂「あぁ…いいよ！お姉ちゃん！すっごくかわいいよっ！」

唯「憂〜私じゃなくて梓ちゃんにさせたいのにぃ〜…」




憂「えへへ…お姉ちゃ〜ん…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

唯「ありゃりゃ…憂が寝言を言っているよ…仕方ないなぁ〜」

ﾊﾟｻｯ

唯「これでよし…と！お休み…憂…」

ﾊﾞﾀﾝ

憂「う〜ん…お姉ちゃ〜ん…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

234 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 17:39:10.35 ID:nrNBn0w0

>>232
要するに[たぬき]のテスト支援

235 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 18:24:17.83 ID:tsdil0ko

【名前欄】
名前欄に「!janken」→ジャンケンをランダムに
名前欄に「!schindler」 → 今日のエレベーターのご様子：
名前欄に「!rozen」 → 薔薇乙女（蒼星石と雪華綺晶除く）＋ひろゆき
名前欄に「!ryokou」 → 〜でも池
名前欄に「!ba---ro---」 → 今日のﾊﾞｰｰﾛｰｰ：
名前欄に「!bluename」 → 名前欄が蒼くなる
名前欄に「#　hiroyuki」→ ひろゆき＠どうやら管理人 ★
名前欄に「#　root」→ root▲ ★
名前欄に「#　hiroyuki」→ FOX ★

【目欄】
目欄に「桜_res」:本文ピンク
目欄に「蒼_res」:本文青色
目欄に「inaba_res」:○●が赤
目欄に「nasu_res」:本文紫色
目欄に「red_res」:本文赤色
目欄に「美鳥_res」:本文緑色

【内容欄】
#　hiroyuki →⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ
#　root →⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ
#　fox →⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ
ドラ　えもん→青い狸
デ　ブ →[ピザ]
多　村 →[スペランカー]
死　ね →[ﾋﾟｰｰｰ]
殺　す →[ﾋﾟｰｰｰ]
あの事件→【禁則事項です】
姉　歯→ [ヅラ]
ひろゆきは　包茎 →[あぼーん]
馴れ合い　きめぇ →あぼーん
なす　板 → 強制で名前メ欄投稿日本文がなすーんになる
全角w → ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
みさ　くら→ [らめぇぇっ！]
あべ　ひろし → [アタタタタタタタタタタタタタタタタタ]
亀 田 → [切腹]
田　代 → [ネ申]
桧　山 → [連絡無し]
粉　雪 → こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
ドド ドド → ┣¨┣¨┣¨┣¨
&e 9829 → ?
&e 9829; → ?
魔　力 → 魔翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌力
翌　力 → 翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌翌力

236 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/23(水) 18:36:59.23 ID:Eq2FFuco

ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1254639508/
テストはこっちでやれ

237 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 18:46:28.73 ID:xRBxHQAO

♪〜

律「………」

澪「今のがシュペルガーによるディッタースドルフのコントラバス協奏曲二長調だ。コントラバスという重低音楽器の割に軽快な音が出てるだろ？」

律「う〜ん…そうなのか？」

澪「はぁ…私のコントラバスの音を聞いたら分かるだろ？あんな楽器が軽快な音を奏でるには技術的にも感性的にも難しいんだぞ？」

律「なぁ…コントラバスをやってなきゃわからなくないか…？その話し…私素人だしさ…」

澪「あ……ごめん…///」

律「あっ…でもさ…なんか…スゴいとは思うし…澪のコントラバス好きなのも分かるしよ…」

澪「つ…次の曲でも聞くか…？///」

律(やれやれ…)

238 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 19:54:15.75 ID:xRBxHQAO

翌日

梓(よ…よし…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓(今日こそ…あの子に…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓(が…がんばろっ！！///)ｸﾞｯ








憂「あ！梓ちゃんおはよう！」

梓「う…うん！おはよう！///」

唯「梓ちゃんおいーす！！」

梓「あ…唯先輩…おはようございます…」

梓(朝に告白は…できないよね…///)

唯「ふふふ〜！梓ちゃん今日プレゼントしたいものがあるんだぁ〜！」

梓「え？何ですか？」

唯「えへへ〜部活の時までのお楽しみだよ〜！」

梓「き…気になりますぅ…」ﾌﾟｸｰ

唯「ごめんね〜！内緒だよ〜！」

憂「ふふ…梓ちゃん我慢しよう」ﾆｺｯ

梓「うぅ…///」

梓(この笑顔を…いつまでも見つめていたいなぁ…///)

239 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/23(水) 22:59:19.63 ID:xRBxHQAO

澪「………」じ〜

和「どうしたの？澪？」

澪「あ、いや…和って料理が出来るってことは好きなのかなぁ、て思って…」

和「料理はそうね…特別に好きっていうわけじゃないけどね。まぁ…出来たら困らないっていう感じかしら？」

澪「そうなのか…」

和「どうしたのよ？また相手にからかわれたの？」

澪「そういうわけじゃないけど…自分が好きなことを相手がもし興味がない場合、無理して興味持ってもらう必要はないのかな…？」

和「場合によるわね…」

澪「せっかく、興味を持ってもらったのに、なんか私が悪いのか徐々に興味なさそうというか…楽しくなさそうで…」

和「最初相手は関心を持ってくれたのだけど、今は楽しくなさそうというわけね…難しいわね…」

澪「伝え方が…悪いのかな…？」

和「本人に聞いてみた方が早いんじゃない？」

澪「分かった。そうしてみる。ありがとう」

和「どういたしまして。ふふ…澪は学年生活を満喫しているのね。さっきの悩みは贅沢な悩みだわ…」

澪「そ…そうなの…？」

和「あら？自分でもわからないなんてますます贅沢ね。そういえば次、煮物とか教えたいけどいつがいい？」

澪「あ…明後日でもいいかな…？」

和「ええ…大丈夫よ」ﾆｺｯ

240 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 00:46:23.46 ID:OIoMXwAO

教室

梓「………」

梓(ふむふむなるほど…まず好きな相手には気持ちをぶつけるのではなく相手の気持ちを引き出す必要があるのか…)

憂「梓ちゃん、何を読んでいるの？」

梓「〜〜！！///」ﾊﾞｯ

憂「え？何で隠すの？怪しいなぁ〜」

梓「な…なんでもないよっ…！それより、でうしたの？今授業じゃ…？」

憂「え？もう終わって昼休みだよ？」

梓「」

241 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 00:51:50.41 ID:sexfYFw0

何を読んでるんだ支援

242 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/24(木) 00:57:43.93 ID:3Qx.F3Ao

[重要]　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　
クリスマス中止のお知らせ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　
2009年12月25日に開催予定のクリスマスは諸事情により中止となりました。
本決定により、クリスマスイブも中止になります。　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　
中止、ならびに本告知が遅れたことにつきまして、　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　
楽しみにしておられた方々、及び関係者各位には謹んでお詫び申し上げます。 　

243 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 01:03:32.50 ID:OIoMXwAO

梓(うぅ…まさかもう授業が終わっていたとは…)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓(で…でも…///)ﾁﾗｯ

純「そしたら先輩がね〜」

憂「あははっ…！面白い先輩だね！」ﾆｺｯ

梓「………///」


梓(この笑顔を…私にずっと向けて欲しいなぁ…///)

憂「梓ちゃんは最近部活どう？」

梓「えっ？あっ…うん…まだ実際に始まっている感じがしないなぁ…まだ一回も私のギター弾いていないし…///」

憂純「………」

憂(うっ…まさかそんな答えが来るとは…)

純(大丈夫なの…軽音部…)

梓「まぁ、先輩達と話しが出来るからいいかな…でも、そろそろ練習したいなぁ…///」

憂「そ…そうなんだ…はは…あはは…」

純「う…うん…のびのびしているよね…」

梓(あぁ…苦笑いもいいなぁ……///)

244 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 01:08:15.27 ID:sexfYFw0

IDがちょっとえっちになってました支援

245 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 01:16:36.09 ID:OIoMXwAO

放課後

梓(け…結局、告白できなかった……)ﾄﾞﾖｰﾝ

紬「みんなお茶が入ったわよ〜！」

唯「わ〜い！ティータイム！ティータイム！」

律「それにしてもなんで梓は落ち込んでいるんだ？」

梓「うぅ…聞かないで欲しいですぅ…ｸﾞｽｯ…」

唯「梓ちゃんよしよし…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「唯先輩……」

唯「大丈夫だよぉ〜！」ﾍﾟｶ〜

梓「！……///」ｷﾞｭｯ

唯「ﾜﾊ-…甘えん坊だねぇ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「……///」

律「……何だこれ…？」

紬「あらあら素敵じゃない」ﾆｺﾆｺ

246 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/24(木) 02:07:37.03 ID:oqVM2oIo

>>244
よもやクリスマスイブにお前のようなIDのヤツに
出会ってしまうとは…

247 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 02:09:36.52 ID:OIoMXwAO

律「そういえば澪まだ来ないなぁ…」

梓「唯先輩……///」ｷﾞｭｰ

唯「梓ちゃん……///」ｷﾞｭｰ

律「いつまでやってんだっ！！」

紬「ふふふ♪」

ｶﾞﾁｬｯ

律「おっ！澪かっ！」

澪「ごめん！遅くなった！」

唯「澪ちゃん！おいーす！」

紬「今澪ちゃんの分のお茶を用意するわね」

律「どうして今日は遅かったんだよ〜？」

澪「ちょっと和に用があってな…」

律「………」

律(また和か……)

248 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/24(木) 02:13:58.11 ID:L7KNsIAO

しっと団支援

249 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 03:10:11.90 ID:OIoMXwAO

律「………」

律(いかん…また私は…澪がちょっと和に用があっただけだっていうのに…)

律(あまり気にしちゃいけない…そうだ…気にするな…)



唯「そうだぁ〜！梓ちゃんにプレゼントがあるんだったぁ〜！」ﾆｺﾆｺ

梓「そういえば…何ですか？」

唯「ほい！」ｻｯ

梓「あ…ありがとうございます！！開けてみてもいいですか？」ﾜｸﾜｸ

唯「いいよ〜！開けてごらん！」

梓「ﾜﾊー…！」ﾜｸﾜｸ

ｶﾞｻｶﾞｻ

『ネコミミ新型』

梓「」

250 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 03:12:42.46 ID:OIoMXwAO

梓「え…？なんですか…これ…？」

唯「ふふふ〜！梓ちゃんなら似合うと思って持って来たんだぁ〜！さぁ、付けて付けて！」

梓「で…でも…ちょっと恥ずかしいですよ…///」

唯「だぁいじょおぶだぁいじょおぶ！梓ちゃんなら似合うよぉ〜！我が平沢姉妹のお墨付きだい！」

澪(憂ちゃんもか…さすが姉妹だな…)

律(もう梓の扱いは固定化している…)

251 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 03:32:20.76 ID:OIoMXwAO

梓「うぅ……///」

梓(うん…？待てよ…)

梓(よく考えたら唯先輩の言葉から、あの子も私がネコミミ姿似合うってことだよね…)

梓(！それって…私のネコミミ姿があの子が好きってことなんじゃ…！本に言ってあった相手の気持ちを引き出すってこのことなのかな…！)ﾊﾟｧｰ

梓(うん…！付けるしかない！)ｷｯ

唯「あれぇ〜…梓ちゃん付けてくれないのぉ〜…」ｼｭﾝ

梓「いえ！やってやるです！」

唯「さっすが梓ちゃ〜ん！」

紬「あらあらとんだ見物だわ〜」

澪(なんか梓が物凄い決心をしたように見える…)

律(ネコミミぐらいなのに凄い勢いだな…)

252 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 03:40:16.98 ID:OIoMXwAO

梓「……///」ｺﾞｸﾘ

唯「………」ｺﾞｸﾘ

ｽﾁｬ

梓(ど…どうだっ…！///)

唯「………」

紬「………」

澪(え？なにこの状況？)

梓「え…え…ダメですか…？」ｵﾛｵﾛ

唯「か…か…」

梓「え…？」

253 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 03:52:34.83 ID:OIoMXwAO

唯「完っ璧だよっ！！」ｶﾝﾄﾞｰ

紬「梓ちゃん！素敵だわぁ！」ｷﾗｷﾗ

梓「ほ…本当ですか！？嬉しいです！///」

唯「それならそれなら！『にゃん♪』とか『にゃ〜ん♪』とか言ってみてよ！」

梓「え…それはさすがに…///」

澪「おい！唯！あんまりだぞ！」

紬「そうよ！唯ちゃん！」

律「おっ…さすがにムギも抑えに…」

紬「これ以上、悩殺されたら困っちゃうじゃない！」

唯「え〜…かわいいじゃ〜ん！」ﾌﾞｰ

澪律「………」

254 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 04:02:48.67 ID:OIoMXwAO

唯「だって昨日の姉妹会議で梓ちゃんに『にゃん』か『にゃ〜お』とか言わせてみたいという結審が出たんだよぉ〜！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

澪「いや…それは関係ないだろ…」

紬「会議で決まったなら仕方ないわぁ…」

澪(なぜ受け入れる…！！)

唯「あはは…！ってことで梓ちゃんお願い！」ﾊﾟﾝｯ

梓「うぅ……///」

紬「私からも！唯ちゃんだって姉妹こぞってお願いしているの！」

梓(あ…あの子も！？それなら…)



梓「や…やってやるです！///」

澪(どうしてこうなった)

律(今後、梓の指導方針を考えないといけないな…)

255 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 04:14:20.35 ID:OIoMXwAO

梓「……//////」ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ

梓「……//////」ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ

唯「………」ﾜｸﾜｸﾜｸ

紬「………」ﾜｸﾜｸﾜｸ

梓「にゃ…にゃ〜ん♪//////」

唯「あ…あ…」

梓「え…？え？唯先輩？…うわぁっ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

唯「か〜わ〜い〜♪」ｷﾞｭｰ

梓「ちょっ…！ちょっと…！唯先輩！！///」

唯「今日から『あずにゃん』って呼ぶねぇ〜こっちの方がかわいいし〜♪」ｷﾞｭｰ

梓「あず…にゃん…？」

唯「新しいあだ名だよぉ〜♪」ｽﾘｽﾘ

梓「あうぅ…唯先輩…///」

唯「あ〜ずにゃん♪」ｽﾘｽﾘ






梓(はにゃあああああ！！！！！このｽﾘｽﾘ気持ちいいよおおおおお！！！！///)ﾍﾆｬ〜

紬「あらあらまた良い顔ね///」

律(私の部が……)

澪(もうどうにでもなれ…)

256 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 04:31:38.41 ID:OIoMXwAO

帰路

澪「また練習ができなかった…」

律「ま…まぁ、明日があるって！」

澪「良くないよ…和から聞いたけど、ここんとこ音楽室から楽器が聞こえてないということで私たちの部がちゃんと活動してないではないかと疑われているみたいなんだよ…」

律「そう…なのか…」

澪「本当に和が言ってくれなかったらこのまま私たち部室をとりあげられるところだったんだよ…」

律「………」

律(また…和か…)

唯「う〜ん〜…あずにゃ〜ん♪やっぱりあずにゃんは良い子だよぉ〜」

梓「唯先輩…外ですから…控えてくださいよ…恥ずかしいです…もうこれ外してもいいですよね？///」

唯「だ〜め！かわいいすぎるから罰で私達と別れるまで！」

梓「そ…そんなぁ〜…///」

紬「あらあら、ふふふ♪///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

257 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 05:10:21.80 ID:OIoMXwAO

♪〜

律「………」

澪「ど…どうだ？律？」

律「何がだ？」

澪「この曲をどう思う？」

律「う〜ん…最初の勢いがどばっーと来て急にテンションが下がったが段々あがって最後は盛り上がって終わる感じかな？」

澪「そ…そうか…あ、ほら、メロディとかでここは良いなって思ったところとかある？」

律「う〜ん…正直最後の盛り上がったところかな？」

澪「そ…そっかぁ…」

律「ん？それで終わりかよ？曲名は？作曲家は？」

澪「ポッパーのハンガリア狂詩曲…狂詩曲(外国語ではラプソディー)というのは形式を持たない音楽形式で表現を貴重とし、一定のメロディーが要となるんだ…」

律「へぇ〜…」

澪「中身としては叙事的・民族的なものが多いんだ…」

律「なぁ…澪…」

澪「なんだ律？」

律「何で前みたいな説明をしないんだ？」

澪「それは…律が分かんないっていうし…つまんなさそうだから…」

律「っあ〜…もう、良いよ」

澪「り…律…」

律「時間と手間取って悪かったなぁー！じゃあな！」

ﾊﾞﾀﾝ

澪「こんなことになるなんて…」

258 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 05:39:25.67 ID:OIoMXwAO

だめ…寝る…

外が美しいなぁ

こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい

259 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/24(木) 07:41:04.22 ID:QXvC5UAo

王道とはいえど、律と澪がすれ違っているのはちょっとハラハラするものがあるな

>>244
見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない

260 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 08:08:28.48 ID:sexfYFw0

>>246 >>259
すまない 謝っておく
今日イヴなんだよね......

261 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 13:17:00.17 ID:OIoMXwAO

平沢家

唯「う〜い〜！やったよぉ〜！」

憂「どうしたの？お姉ちゃん？」

唯「憂の言う通り梓ちゃんに頼んでみたらやってくれたよ〜！とってもかわいかったよぉ〜！」

憂「良かったね！お姉ちゃん！」

唯「かわい過ぎてあずにゃんって呼ぶことにするよぉ〜！」

憂「そ…そうなんだ…」

憂(梓ちゃんの言う通り…部としての練習…今日もできなかったみたいね…大丈夫かな…？)

唯「フフンフーン♪」

262 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 13:29:57.92 ID:OIoMXwAO

田井中家

律「ちぇっ…何だよ…澪のやつ、私には分からないだろうからって説明を省きやがって…」

律「………」

律「どうせ私は音楽の教養も才能もない人間ですよぉだ…」

澪『和のお陰で危うく部室が取り上げられるところだったんだよ…』

律「………」

澪『和とちょっとした用事があってね…』

律「………」

律「ちぇっ……勝手にしろっ……ｸﾞｽｯ…」

263 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 15:22:08.95 ID:OIoMXwAO

中野家

梓「……///」

梓(今思えば…何であの格好のまま外に出たんだろう…//////)

梓(うぅ…いくらあの子も気に入ってくれていると言ったって、あの子が見ているわけでもないし…///)

梓(私のばかぁ…ｸﾞｽｯ…//////)ｶｧ…

猫「ﾐｬｰﾐｬｰ」

梓「あ…また勝手に…」

猫「ﾐｬｰ」ﾋﾟｮﾝ

梓「あっ…こら…」

猫「ﾐｬｰﾐｬｰﾐｬｰ」

梓「慰めてくれるの…？」

猫「ﾐｬｰ！」

梓「ふふ…ありがとう…なんか元気が出てきたよ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

264 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 15:35:21.98 ID:OIoMXwAO

翌日

澪「………」

和「澪…何かあったの？落ち込んでいるみたいだけど…？」

澪「う…うん…実は…」







和「え？返って相手の機嫌を損ねてしまった？」

澪「うん…どうしてだろう…一方的に伝えてもダメだと思って相手ね意見を聞き出しいたのに…」

和「ごめんなさい…私が昨日余計なことを言ったあまり…」

澪「いや、和のせいじゃないよ…もとはと言えば私の問題だし…」

和「………」

和(何としても恋する澪の助けにならなければっ！！)ｶｯ←まだ誤解している

澪「あ…明日、和の家で良いんだよね？」

和「えぇ…」

和(こればかりは私だけの力じゃダメだわ…だとしたら…幼なじみの律に聞くしかないわね…)

265 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 15:40:14.07 ID:OIoMXwAO

ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ

律「終わった終わった！唯！購買に行こうぜ！」

唯「ガッテンです！」

和「取り込み中で申し訳ないけど、ちょっと良いかしら？律」

律「へ？私…？」

266 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 16:03:17.29 ID:OIoMXwAO

律「はぁ？澪が落ち込んでるぅ？」

和「そうなの。澪が最近、悩んでいるみたいで…」

律「それを何で私に…？」

和「あなたは澪の幼なじみでしょ？このままじゃ澪が可哀想よ。あなたの協力が必要なの」

律「そ…そりゃ…」

律(ん…？待てよ…何で和が澪のことをわざわざ私に持ちかけて来たんだ…？)

律(それ以前に澪は私じゃなくてまず和に悩みを持ちかけたんだよな…)

律(それって……)

和「幼なじみだし、フォローが得意な律に…」

律「知らねぇよ……」

和「え……？」

律「澪は和にだけ相談したんだ…私じゃ役不足なんじゃね？」

和「そんなはずないでしょ！澪は悩んで…」

律「澪は和に助けを求めてんだよっ！！私じゃ頼りになんねぇから頼れる和に相談したんだろっ！！」

和「それは私がたまたま同じクラスメイトだから聞けた話しでしょっ？」

律「るっせえっ！！人の悩み事をべらべら話すやつの言うことなんか信じられっかよ！！」

和「そ…それは…」

律「お前は世話好きじゃなくて単なるお節介なんだよっ！！」ﾋﾟｼｬｯ

和「………」

和「…お節介…かぁ…」

267 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 16:19:19.17 ID:OIoMXwAO

梓「………」

梓(ふむふむなるほど…相手に喜ばれることを積極的にすることが相手へのアピールにもなるねか…)

梓(これは実行するしかない…！)


憂「梓ちゃん一緒にご飯食べよー」

梓「あ…うん！///」

憂「純ちゃん猫飼ったんだぁー」

純「うん。とても人なつっこくてかわいいんだ〜」

憂「いいなぁ〜私もペットが欲しいなぁ〜」

梓(！こ…これだ…！)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

268 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 16:25:30.75 ID:OIoMXwAO

ｽﾁｬ

梓「にゃ〜ん♪」

憂「え…梓ちゃ…」

憂「！！」

憂「かわいい〜！」ﾀﾞｷｯ

梓「にゃ〜♪」ﾍﾟﾛｯﾍﾟﾛｯ

憂「あはっ！かわいいなぁ…そうだ！この子を飼おう！名前は…あずにゃんね！」

梓「にゃ〜ん♪」ﾍﾟﾛｯﾍﾟﾛｯ

憂「ふふっ♪いつまでもかわいがってあげるよ！」ｽﾘｽﾘ

梓「にゃ〜ん♪///」










梓「えへ…えへへ…えへへへ…///」

憂純「………」

純「ねぇ…梓ちゃん…どうしちゃったの…？」ﾋｿﾋｿ

憂「う〜ん…時たまこうなるんだぁ…」ﾋｿﾋｿ

269 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/24(木) 16:35:49.87 ID:U0s43zMo

このスレのあずにゃんはきっとこんな感じ
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima040959.jpg

270 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 19:38:44.19 ID:OIoMXwAO

授業

梓「………」ﾄﾞﾖｰﾝ

梓(アピールのチャンス見失った…まさか気がついたらもう授業だなんて…)

梓「はぁ……」

憂「………」ｶｷｶｷ

梓「……///」

梓(いいや…じっくり関係を築いていこう……///)

憂「！……」ﾆｺｯ

梓「！！……///」ﾄﾞｷﾝｯ

梓(い…今の…も…もしかして…！//////)ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ

271 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/24(木) 19:41:03.99 ID:OIoMXwAO

>>269

速攻で保存した。

272 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/24(木) 20:53:07.04 ID:IEEr6o2o

速攻とは3時間以上経過して有効だったのか

273 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/24(木) 21:17:23.39 ID:QXvC5UAo

>>272
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　i　　 ∧ : 　 ､　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　 ／）　　 '　 ' 　 !　 /　 ',: . 　 ヽ 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　／／／） .|　 ｉ　　|　/ へ. {＼　 iﾍ　,　　　|
　　　　　　　　　 ／,.=ﾞ''"／　 .!.　|　　|'/ ´￣｀ヽ　ヽ ｢∨　　 ｜　　
　　　／　　　　 i f　,.r='"-‐'つl ﾊ|　　i′ - ､　　　　ﾉ　',　/ 　|　　　細かいことは
　　/　　　　　 /　　　_,.-‐'~　 八 |　　|ィニヽ　　　 ,ﾆ 、∨　 '
　　　　／　 　,i　　　,二ﾆ⊃ / 　 |　　|´ ::::: 　　, 　⌒ヾ 八/ ,′　　　　いいのよ！
　　　/　 　　ﾉ　　　 ilﾞフ　　/　　人　 |　　　　__　　::::　/　　/
　　　　　　,ｲ｢ﾄ､　　,!,!| 　／ ,..:':::::::::}　|、 　 （　ﾉ　　　/　　/
　　　　　/　iﾄヾヽ_/ｨ"／ｒ.::::::::::::::::八　ヽ: ､　　 　 .イ/ 　 ∧　

274 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/25(金) 00:19:19.84 ID:XcCk/kAO

性の６時間折り返し地点通過しました

275 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 02:11:04.74 ID:jsgiUIAO

すいません…

見舞いに来た親がうるさくて…

276 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 02:27:19.79 ID:jsgiUIAO

放課後

律「おいーす！澪いるかー？」

シーン…

律「まだ来てないか…はぁ…」

唯「律っちゃんどうしたの？澪ちゃんがいなかったからため息つくなんて…」

律「な…なんでもねぇよ…！」ﾌﾟｲｯ

紬「時間がまだあるみたいだからお茶にしましょう♪」ﾆｺｯ

唯「わぁ〜い！ティータイム！ティータイム！」

律(澪のやつまだ来ないのかよ…)ｲﾗｲﾗ

277 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/25(金) 02:30:12.59 ID:oMSOJPYo

こんな時間に投下くるとはｗｗｗｗ
メリークリスマス！

278 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 02:47:43.21 ID:jsgiUIAO

IDが憂ちゃんだ！

憂「みなさん！初めまして！平沢憂です！」ﾆｺｯ

憂「今日はクリスマスですね！みなさんも素敵なクリスマスをお過ごしください！遅くなりましたがメリークリスマス！」ﾆｺｯ

梓「め…メリークリスマス…///」

憂「もう…梓ちゃん！それじゃあみなさんに聞こえないじゃない！」

梓「だ…だって…サンタ格好でネコミミだなんて…///」

憂「梓ちゃん！語尾！」

梓「えっ…？あっ…ご…ごめんなさい…にゃん…///」

憂「ふふふ♪かわいいね！」ﾆｺｯ

梓(君もサンタの格好似合っているよ…///)





梓「えへ…えへへ…えへへへ…///」

先生「おほん…おほん…」

憂「あ…梓ちゃん…起きなよ…」

梓「ん…？あれ…おはよう…」

先生「うん…おはよう…中野…睡眠学習がでくるとはな…」ﾜﾅﾜﾅ

梓「」

279 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 03:10:43.42 ID:jsgiUIAO

職員室

先生「今後気をつけるように！」

梓「す…すいません…！」ﾍﾟｺｯ

ｶﾞﾗｯ

梓「ふぅ…怒られちゃった…」

梓「まぁ…良い夢見れたし結果オーライ！」

憂「梓ちゃ〜ん！」ﾀﾀﾀ

梓「あっ…！///」

憂「大丈夫だった？居眠りぐらい誰だってあるのに…あの先生厳しいだけだから気にしないで！」

梓「うん…ありがとう…///」

梓(や…優しい…こんなに私のことを心配してくれていたなんて…///)

憂「それより大丈夫？部活もつ始まるんじゃ…？」

梓「………」

梓「……おぉっ！」

憂(梓ちゃん…完全に染まってる…)

280 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 04:15:29.13 ID:jsgiUIAO

紬「はい、唯ちゃん♪」

唯「わぁ〜い！ムギちゃんありがとう〜！」ｽﾞｽﾞｯ

唯「うまいっ！」

紬「ふふ♪」

ｶﾞﾁｬｯ

律「澪かっ！？」

梓「こんにちは！」

律「なんだ梓か…おっす…」

梓「私の扱いひどっ！」

唯「ふふふ〜あずにゃ〜ん！」ﾀﾀﾀ

梓「にゃっ！唯先輩止めてください！わっ…！」ｶﾞﾊﾞｯ

唯「あずにゃ〜ん♪」ｽﾘｽﾘ

梓「もっもう…！先輩…！///」

梓(ふにゃああああああ！！！！！また良いいいよおおおおおお！！！！！//////)

律「相変わらずだな…お前ら…ふぅー…」

唯「あれ？律っちゃん元気ないね？」

紬「きっともっと梓ちゃんに抱きついていないからよ。唯ちゃん」

唯「あ、そ〜なんだぁ〜」ｷﾞｭｰ

梓「〜〜〜！！！///」ﾍﾆｬﾍﾆｬ

紬「あらあら平和ねぇ…」ﾆｺﾆｺ

律「………」

281 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 04:20:38.47 ID:jsgiUIAO

わぁー…今日も進展遅かった…
まぁ、親と過ごすクリスマスも悪くはないですね。

すいません。今日はここまでです…

282 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/25(金) 09:06:35.69 ID:8i1HeKAo

おつおつ

283 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 12:25:11.08 ID:jsgiUIAO

ｶﾞﾁｬｯ

澪「いやぁ〜遅れてごめん！」

律「遅いよ。何で遅れたんだよ」

澪「あ…和とちょっとね…」

律「和と何をしていたんだよ？」

澪「ん？まぁ…大したことじゃないよ。和が困っていたからちょっと手伝っていただけだよ」

律「他の暇そうなやつに任せればいいじゃん」

澪「まぁ、そう言うなよ…和はなんだかんだで助けになっているし…」

律「そっかよ…そんなに和に頼りたいなら和のところに行けば？」

澪「えっ…？」

律「頼りになんない私なんかよりも和のところに行けばいいだろ？」

澪「お…おい…何を言ってるんだよ…？」

律「そりゃ私はクラシックとか音楽の教養は皆無さ！澪からいろいろと教えてもらってるのに物分かりの悪い私じゃ無駄骨だもんな！あぁ！いいさ！勝手にしろよ！」

澪「お…おい…」

唯「律っちゃん…落ち着きなよ…」ｱﾀﾌﾀ

284 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 12:46:10.36 ID:jsgiUIAO

律「私たちなんかよりも澪は和の方が良いから遅刻してきたんだろ？そんなに和が好きなら付き合っちゃえば？」

紬(澪×和もありわねぇ〜///)ﾎﾟﾜ〜ﾝ

澪「！そんなこと言ってないだろっ！！」

唯「み…澪ちゃんも落ち着いて…」ｱﾀﾌﾀ

梓「………」

梓(どうしたんだろ…いつも仲の良い雰囲気だったはずなのに…)

梓(待てよ？ここで先輩達から好評価を得られればきっとあの子も振り向いてくれるはず…！)

律「へっ！じゃあこの前、和と二人でコソコソと和の家に行っていたくせに！」

澪「！それは…和に料理を教えてもらっていたんだよっ！！唯に教えていたのを聞いて…それを…///」

律「怪しいなぁ〜」

澪「ほ…本当だっ！！///」

唯「ふ…二人とも落ち着いてよっ！」

梓(今だっ…！)

ｽﾁｬ

梓「せ…先輩方！お…落ち着いて…ください…にゃあ…！///」

澪律「………」

285 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 13:05:16.17 ID:jsgiUIAO

澪(え…？なにこれ？律と梓どうしちゃったんだ？)

律「……はぁ…練習でもすっかぁ…」

律(けっ…梓のせいで張り合う気もなくした…)

梓(や…やったぁ…！)

唯「う…うん！しよう！しよう！」

唯(なんで急にあずにゃんネコミミつけたんだろう？かわいいから良いけど…)

286 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 13:46:14.56 ID:jsgiUIAO

♪ｼﾞｬｼﾞｬｼﾞｬ〜ﾝ…

唯「ふぅ……」

梓「これが合奏なんですね！楽しいです！」

澪「あ…あぁ…そうだな…」ﾁﾗｯ

律「………」

澪「律…今のはいつも以上に音が弱く感じたんだが…」

律「そうなんだ…私素人だからわっかんな〜い！」

澪「！お…おい！今のはいつも一緒にやっていれば分かることだぞ！！」

律「………」

律「悪かったな物分かりが悪くてよ……」

澪「そ…そういう意味で言ったわけじゃないって！！今日はお前変だぞ？」

唯「うん…なんか律っちゃんらしくないよ…今日は本当に変だよ？」

律「っるせぇっ！！いつもいつもの様なテンションでいつもの様な音が出せるかってんだよっ！！」

澪「！！」ﾋﾞｸｯ

唯「律っちゃん…」

梓(よ…よし…！今度も…！///)

紬「………」ｻｯ

梓「！？」

紬(ダ〜メ…今はそういう場合じゃないの…)

287 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 14:03:09.59 ID:jsgiUIAO

律「……あぁ〜！！止めた！止めた！私気分悪いから帰る！」ｶﾞｻｺﾞｿ

澪「ちょっと律！！」

律「んだよっ！何かあんのかよ…」

澪「……つ…///」

律「はぁ？」

澪「……ばか律…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…///」

律「………」

律「ばかで結構…」

ﾊﾞﾀﾝ

澪「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…ｳｸﾞｯ…///」

唯「み…澪ちゃん…泣かないで…」ｱﾀﾌﾀ

梓「………」

紬(梓ちゃんには良くないものを見せちゃったわね…)

288 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/25(金) 14:07:11.07 ID:8i1HeKAo

支援

289 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/25(金) 14:13:57.06 ID:dFs6/9oo

ｿﾜｿﾜ　ﾑﾗﾑﾗ

290 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 14:29:19.90 ID:jsgiUIAO

数十分後

唯「もう…落ち着いた？澪ちゃん…」

澪「う…うん…///」

紬「本当に律っちゃんどうしたのかしら…？」

梓「………」

唯「本当に酷いよ！律っちゃん！澪ちゃんに急に当たるなんて！」ﾌﾟﾝｽｶ

梓「な…何か原因があるはずです…」

唯「ふぇ？」

梓「律先輩がそんな八当たりするような人間とは思えません…何か原因があるはずです！」

紬「でもねぇ…まったく検討がつかないんじゃ…」

澪「ありがとう…みんな…でも…」

梓「でも…？」

澪「これは私と律の問題なんだ…だから、みんなは気にしないでくれ…」



唯「気にするよ！！」

291 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 14:38:09.72 ID:jsgiUIAO

澪「唯……」

唯「だって、律っちゃんと澪ちゃんは私たちの仲間じゃない！！困っているのを助け合うのが仲間でしょ？」

梓「そ…そうです！実際に部活に支障を来たしたのですから、部員としても気にしないわけにはいきません！」

紬「そうね…やっぱり、澪ちゃんは律っちゃんと夫婦仲じゃなくちゃね」

澪「み…みんな…」

292 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 16:19:54.54 ID:jsgiUIAO

律「けっ…何だよ…澪のやつ…あれじゃ私が完全に悪いやつじゃないか…」

律「くそっ…」

―「律さん…？」

律「ん？」ｸﾙｯ

憂「あぁ、やっぱり律さんでしたか！お疲れさまです」ﾍﾟｺｯ

律「憂ちゃん…」

293 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 17:16:09.92 ID:jsgiUIAO

憂「確か今日部活があったはずじゃ…」

律「あ〜…それ？早退したよ…なんか気分が悪くてね〜」

憂「え！？大丈夫ですか？」

律「あぁ、大丈夫大丈夫！寝れば治るさ！」

憂「そう…ですか…」

律「あ、でも心配してくれてありがとな、憂ちゃん」

憂「いえ…」



律「はぁ……」

律(どうしたら良いんだろ…澪を泣かしてそのまま唯達を置いていってしまったからな…)

律(まぁ…あいつらなら明日謝っておけば許してくれるから大丈夫だろうけど…)

憂「………」

294 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/25(金) 17:32:27.93 ID:8i1HeKAo

しえんしえん

295 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 17:33:33.22 ID:jsgiUIAO

憂「あの…律さん」

律「ん？どうしたの？」

憂「本当は気分が悪いんじゃなくて機嫌が悪いんじゃないですか？」

律「へ…？」

憂「何だか…体調が悪いんじゃなくて…鬱屈したような感じがして…すいません…『機嫌が悪い』という言葉は適切じゃないと思いますけど…///」

律「ふぅ…憂ちゃんは優秀すぎるよ…」

296 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 17:44:19.27 ID:jsgiUIAO

公園

憂「ここなら…話せますね…あ、無理なさらなくても良いですよ」

律「うんや、私は大丈夫だよ…」

憂「ふふ♪やっぱり律さんはそうでなくちゃ」

律「憂ちゃん…」

律(本当に出来た妹だなぁ…)

297 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 19:31:05.26 ID:jsgiUIAO

憂「そうですか…澪さんと…」

律「そうなんだ…100%私が悪くないとは思わないけど…」

憂「それでも、律さんから謝ってみる方が良いと思いますよ」

憂「澪さんは謝らない、いえ、謝りたくても謝れない理由は律さんにしか分からないからだと思うんです」

律「私にしか…分からない…？でも、私だって分かんないよ…」

憂「いえ…本当はもう分かっているはずです…素直になれば分かるはずですよ」

律「素直…か……」

憂「まずは律さんから謝りましょう。自ら自分の非を言って謝ればもしかするとお互い誤解していたということだってあるんですよ？」ﾆｺｯ

律「………」

298 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 19:57:43.81 ID:jsgiUIAO

憂「律さんと澪さんは親友じゃないですか！たぶん澪さんは律さんが思っている以上に律さんのことを頼りにしているはずです！」

憂「絶対に仲直り出来ます！だから、自信持って下さい！律さん！」

律「自信を…持て…か…私が前に憂ちゃんに言ったことがそっくり返されたなぁ…はは…」

憂「そうです…今私が言ったことは律さんの受け売りですよ…」

律「え…？」

299 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 20:22:42.42 ID:jsgiUIAO

憂「私…受験の時に律さんからこの言葉で喝を入れてくれた時、本当に嬉しかったんです」

律「そんな…私のしたことは大したことじゃないよ…」

憂「それでも私は感謝しているんです！あの時私は律さんに本当に助けられました！」

憂「今度、私で律さんの助けになれるのなら、ぜひとも協力させてください」ﾆｺｯ

律「憂ちゃん……」

律(純粋な憂ちゃんには勝てないな…はは…)

律「…ふっ…ありがとう。憂ちゃん…なんかふっきれたよ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「り…律さん…？///」

律「あっ…ごめん！弟を頭でなでるクセが…」

憂「いえ…律さんは良いお姉さんなんですね！」

律「はは…なんか照れくさいや…あはは…///」

憂「ふふ♪」

300 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 20:57:22.15 ID:jsgiUIAO

すごいなぁ…律っちゃん…弟を頭でなでるんだって…見てみたい！











すいません。間違いです。弟の頭をなでるです。
頭でなでるなんてどういう状況だよwww

301 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/25(金) 21:02:57.09 ID:Wpjh3Yoo

おでこでなでるんだな

302 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 21:43:54.04 ID:jsgiUIAO

律「今日はありがとな…憂ちゃん…」

憂「いえ…私はただ応援しただけですよ」

律「はは…それだけでも嬉しいよ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「あ…///」

律「うわっ…またごめん…」

憂「ふふ♪私はこういうの嫌いじゃないですよ♪///」ﾆｺｯ

律「それじゃ、また…」

憂「律さん、さようなら！」

憂「………」

憂「えへへ…律さんにも頭なでられちゃった…///」

憂「律さんがんば…！」

303 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 21:56:43.36 ID:1tXWQAAO

憂のスペックの高さは異常

304 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/25(金) 22:01:07.91 ID:jsgiUIAO

秋山家

澪「………」

澪(律に酷いことをしたのかな…私…？)

澪(律にどうしても私の好きなものを理解して欲しかった…律だってせっかく興味を持ってくれたんだ…だから…)

澪「ｸﾞｽｯ…ｳｸﾞｯ…ﾋｯｸ…///」

澪「り…つぅ…ｸﾞｽｯ…///」

305 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 00:45:13.58 ID:W9XkcQAO

澪「……良くない…このままじゃ良くない…ｸﾞｽｯ…」

澪「でも…どうしたら…ん？」

澪「『アメージング・グレース』…ジョン・ニュートンの…」

………………………………

中学の時

律「なぁなぁ！澪！お前のコントラバスでさ、有名な曲を弾いてよ！」

澪「あのなぁ…私は見せ者じゃないんだぞ」

律「そんじゃ、さっき弾いていた曲で！なんか聞いたことがあんぞ♪」

澪「あぁ…アメージング・グレースだよ…クリスマスに歌われる讃美歌だ」

律「弾いて！弾いて！」

澪「…ったく……」

♪〜

律「おぉ……！」

澪(なぜだろう…他の人の前なら恥ずかしくて弾けないのに…律の前だと落ち着いて弾ける…)

♪〜…

澪「まぁ…まだ練習の余地があるけどな…///」

律「すっげぇよ！澪！お前本当にスゲーよ！」

澪「ば…バカ…そんなに褒めたって…///」

律「み〜お〜！何で他のやつに聞かせないんだよ〜！」ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

澪「痛っ…だ…だって…恥ずかしいんだもん……///」

律「え？何で恥ずかしいんだよ。かっこいいじゃん」

澪「え…？」

律「今の澪は私からしたら格好良いよ…なぁ、もっと他の曲も弾いてくれよ！」

澪「わ…分かったよ…もう…///」

306 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 00:55:23.18 ID:W9XkcQAO

澪「あの時…初めて人前で弾いて嬉しかったことはなかったな…」

澪「私がここまで弾けるようになったのも澪のお陰だよ……ありがとう…///」



律「…どういたしまして…澪さん…」

澪「って、うわぁ！！！何でお前がここに！！！///」

律「もしかして、私のこと、気にしていたのかなぁ〜澪ちゅぁ〜ん？」

澪「〜〜！！///」

律「ありゃ…図星か…」

澪「……//////」

307 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 00:59:01.35 ID:W9XkcQAO

うわ…またミスった…自画自賛するなんて澪はまったく…







本当は律のお陰です。
すいません。
間違いすぎですね…

308 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 01:13:05.51 ID:W9XkcQAO

澪「う…うるさいっ…！！入るならノックぐらいしろっ！！///」

律「だって…おじさんとおばさんに入っていいって…」

澪父「……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

澪母「……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

澪「………」

309 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 01:17:57.22 ID:0b3pQgIo

揃ってモジモジなんでやねん！

310 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 01:23:03.16 ID:h2R0aeco

>>307
　　　　　　　　　　 ／）　　.　. .-‐―‐-. .
　　　　　　　　　／／／）::´　 -‐…‐ 　 　 ｀丶
　　　　　　　 ／,.=ﾞ''"／/／´￣￣ ￣ ｀ ｉ　　　 :.
　／　　　　 i f　,.r='"-‐'つ.ｰｰヾ〃-一 i　 　 ハ　　細けぇことはいいんだよ！！
/　　　　　 /　　　_,.-‐'~V: ,　　　　　　　 i　　　　｝
　　／　 　,i　　　,二ﾆ⊃{　＼　　､／_　 {　　 　｀丶、
　/　 　　ﾉ　　　 ilﾞフ./ :{Y 心ヾ　'"んﾊ｀Ｙ 　　 :　 　＼
　　　　,ｲ｢ﾄ､　　,!,!|/: : ﾊ.　Vﾘ　 　弋ソ 人 　　ｌ: :　く⌒
　　　/　iﾄヾヽ_/ｨ"/　: ( 〉 '' 　 '　 　 ''' 　 ｒヽ　l: :/⌒
.　　/　　　　　/｛　. :/i 人　　　Ｆヽ　 　 .ｲ爪　「｀
.　　　　　　　 　　 ﾍ{ （　/`ト . ゝ ﾉ .. イ /ﾉハﾉ

>>308
澪両親に萌えてしまった

311 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 01:44:48.52 ID:fgs3.cEo

昔の自分のおかげなわけですね

312 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 02:24:43.77 ID:W9XkcQAO

澪「なにしに来たんだよ…私のことを置いていって…///」ﾑｽｯ

律「ごめんごめんって！真面目にやるよ…！私さ…実は寂しかったんだ…」

澪「……は？///」

律「澪がさ…遠くに行ってしまう気がしてさ…」

澪「………」

律「だからさ…その…あの…あれだ…少しでも澪に追いつきたくてさ…澪の好きなクラシックを学ぼうとしたんだ…///」

律「だけどよ…せっかく澪が教えてくれたのに…チンプンカンプンでよ…はは…///」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

澪「………」

律「最初は驚かしたくてムギに頼んだらさ…なんか告白と勘違いされてよ…ははは…あれはとんだ災難だったぜ…」

澪「ふ…ふふ……」

313 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 04:18:14.99 ID:W9XkcQAO

律「それとよ…クラスが別になってからさ……///」

澪「クラスが別になって……？」

律「寂しかった…///」

澪「何言っているんだよ…律のクラスには唯もムギもいるじゃないか…私には知っている人が…和だけだった…唯一話せる相手だったんだ…」

律「………」

澪「和がいるだけでもだいぶ助かっている…でもやっぱり寂しかった…」

律「あぁ〜…やっぱり、分かってくんねぇかぁ…私はいつも一緒にいたやつがいないから寂しいって言いたかったんだよ…」

澪「つ…つまり…？」

律「何だよ…言わせる気かよ…本当は分かっているくせに…」

澪「ふふっ…なら私が言うよ…り―」

律「澪と離ればなれになって寂しかった…！」

澪「あ……」

314 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 04:23:45.00 ID:W9XkcQAO

律「へへっ…私が言ったから次は澪の番だぜ…///」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

澪「………///」

澪(こいつ…良いとこ取っていきやがって…///)ﾌｯ




澪「私も律と離ればなれになるのが寂しい…怖い…！///」ﾆｺｯ

315 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 05:53:54.50 ID:W9XkcQAO

ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾝ

紬「あら？澪ちゃんから…」

from:澪っちゃん
件名:お騒がせしました(汗)
　仲直り出来たよ。ありがとう。そしてお騒がせしてごめんなさい。
　　　　　by澪＆律


紬「あらあら、ふふふ♪///」

翌日

澪「……///」

律「……///」

唯「あれぇ〜？二人とも顔が真っ赤だよぉ〜？」

紬「！………」

紬「唯ちゃん…」ﾎﾟﾝｯ

唯「ほえ？」

紬「二人は昨日で一線を超えた関係になったのよ！！」

唯「おぉ〜！何だかよくわからないがすっご〜い！」

律「だから誤解を与えるような言い方をするなっー！！///」

316 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 08:55:07.52 ID:hWgaKm.0

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

317 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 09:27:28.99 ID:h2R0aeco

あとは和と律の仲が修復できるか気になりますわー

318 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 09:43:31.99 ID:lgCYy6DO

こてっちゃん

319 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 13:33:50.84 ID:OIfCtOoo

澪っちゃんｗｗｗｗｗｗｗｗ

320 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 13:39:43.75 ID:T/QVcuko

ミおっちゃん

321 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 22:19:02.66 ID:hWgaKm.0

あれ？進まないな
今日は終わりか
とりあえず支援

322 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 22:34:33.48 ID:h2R0aeco

最近になってけいおんに興味を持ち、ついついコミック揃えてしまいましてね
三巻のムギの話にほのぼのしんみりとしてしまった件

323 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 22:47:57.69 ID:W9XkcQAO

紬「ふふふ♪昨日の仲直りの報告のお返しに紹介した映画を二人で見れたかしら？」

澪「//////」

律「お…思い出させるなっ…！！///」

唯「え？え？どんな映画？」ﾜｸﾜｸ

紬「『ショー・ミー・ラヴ』よ♪素敵なスウェーデンの映画なの♪」

唯「へぇ〜そうなんだぁ〜！憂に頼んで借りてもらお〜と！」

律「やめい！憂ちゃんがかわいそうだろっ！！///」

唯「ほえ？何で？」

澪「あ…後で…説明してあげるから…///」

唯「？？」

324 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 23:02:36.56 ID:W9XkcQAO

『ショー・ミー・ラヴ』はまさに澪律のためにある映画だと思います。
中学の時、姉の部屋にあったのを勝手に見て衝撃を受けたのは良い思い出です。

325 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 23:20:46.11 ID:W9XkcQAO

唯「あずにゃんまだかなぁ〜！」

紬「そういえばそうね…」

ｶﾞﾗｯ

梓「お…お早うございます…わんっ…！///」

律「………」

澪「………」

326 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 23:26:19.48 ID:W9XkcQAO

澪(梓…お前はどこへ行く…)

律(もうダメだこいつ…早く何とかしないと…)

梓「り…律先輩っ！！///」

律「は…はいっ！！」

梓「こ…この通りですからっ！み…澪先輩と仲直りして下さいっ！///」

律「………」

律「……は…？」

327 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 23:29:19.62 ID:W9XkcQAO

実は一時間前…


梓「う〜ん…」

梓(昨日律先輩が怒ってしまったのはネコミミではダメだったからであろうか…)

梓「う〜ん…おぉっ！」

梓(そうか！律先輩は犬派だ！！だからネコミミに不機嫌だったんだ！！)ｷﾗｷﾗ

梓(ふふ♪私ってば天才！)ﾆｺﾆｺ

梓「♪〜」

328 ：sage ：2009/12/26(土) 23:34:10.07 ID:6BXTnWEo

かわいい支援

329 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 23:38:28.12 ID:W9XkcQAO

唯「おぉ〜！今度はあずわんだねぇ〜！」

梓「律先輩…！私だって嫌なんです…だわんっ！！律先輩と澪先輩が仲良くしないとこの部活は良くないですっ…だわんっ！！///」

澪(良いこと言っているのに…)

律(なぜその格好…なぜその犬語…)

紬「あらあら梓ちゃん似合うわねぇ〜」

梓「そ…そうですか…？///」ﾃﾚｯ

唯「でもやっぱりネコミミの方が絶対似合うよぉ〜」

梓「！！」ｶﾞｰﾝ

律「………」

330 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/26(土) 23:45:10.46 ID:h2R0aeco

このSSの梓ほど健気な娘がいるであろうか。

331 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 23:49:25.62 ID:W9XkcQAO

律「ま…まぁ…ありがとよ…梓…」

梓「そ…それじゃあ仲直りですねっ…だわんっ！！///」

澪「じ…実はさぁ…梓…」

梓「はい、何ですか…だわん？///」

澪「私たち…昨晩でね…」

律「仲直り…したんだ…」

梓「………」

梓「わん…？///」

332 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 00:15:21.11 ID:glFoOsAO

梓「……ｸﾞｽﾝｯ…」ﾄﾞﾖｰﾝ

唯「ありゃりゃ…あずわん落ち込んじゃった…」

澪「あ…梓…でも良かったよ…その犬姿…かわいいよ…！」ｱｾｱｾ

梓「ｸﾞｽﾝｯ…ほ…本当ですか…？///」

唯「………」

唯(このあずにゃん…持って帰りたい…///)

紬「ふふふ♪梓ちゃんからこのためにイヌミミを頼まれたけど…用意した甲斐があったわね♪」

律「知っててやらせたのかよっ！！」

紬「でも、かわいいからいいじゃない♪」

澪(やっぱりムギって怖いなぁ…一番敵にしたくはないなぁ…)

333 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 01:51:10.86 ID:glFoOsAO

律「まぁ…でも…」

澪「そうだな…これでやっと練sy…」

唯「てぃ〜た〜いむができるねぇ〜！」

澪「いや、違…」

紬「あ、さっそく準備するわね♪」

澪「だから…」

澪「………」

律「はは…ここは根本的に変わらんよ…」

334 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 05:24:46.33 ID:glFoOsAO

唯「ほ〜いえばふぁ〜」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

律「食べながら喋るなよ…行儀悪い…」

唯「りっひゃんにいはへはふはい…(律っちゃんに言われたくない…)」

律「何だとこのっー！！」

澪(あれで分かるんだ…)

唯「ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ごくん…そういえばさぁ〜澪ちゃんのコントラバスは〜？」

澪「あぁ、今日はベースだけをやろうかと思って持って来てないんだ」

梓「え…？コントラバス…？」

紬「そういえば、梓ちゃん知らないよね…澪ちゃん、本当はベースよりコントラバスの方が上手いのよ♪」

澪「そ…そんな大げさな…///」

梓「あんなでっかい楽器を…」

律「せっかくだし、明日ぐらいに聞かせてやったら？クラシックとかでも良いし」

澪「ま…まぁ…そうだな…///」

梓「クラシック…？」

梓(ここ軽音部じゃないの…？)

335 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 05:43:14.55 ID:glFoOsAO

まったく、自分の遅筆さには萎えちまうぜ…来年まで持ち越すのか…

さて、未回収なのは…
・和律仲直り
・あずにゃんの告白

ぐらいですかね…？

これ終われば完結になるかと…

まだあればどうぞー

336 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 05:50:51.28 ID:/ntwj1oo

何だかんだで良い感じに進んできてるな
来年まで持って行きたくなかったのかもしれんが、まぁゆっくりやろうやｗｗ

337 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 05:58:36.12 ID:glFoOsAO

>>336
まぁ、ゆるりと…

というか、むしろ待たせてすいません…

日常系は何らかのヒントを散りばめなきゃイベントとしてつながらないから難しいです…

338 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 14:21:20.63 ID:glFoOsAO

帰路

澪「あ…和の家に行くんだった…」

律「え…何で？」

澪「いや…言ったろ…？和に料理を教えてもらっているって…///」

律「………」

律「なぁ…私も行っても良いかな…？」

澪「は…？お前は料理出来るから良いだろ？」

律「いや、違うんだ…」

律「けじめをつけるためにな…」

澪「？」

339 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 14:42:22.05 ID:8N.Hmfwo

頑張れ

340 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 14:46:39.70 ID:/ntwj1oo

>>337
読み手としては長く楽しめるほうがいいけどなｗｗ；
ゆるりと楽しませてもらってるよ、ありがとう

341 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 16:06:20.89 ID:glFoOsAO

真鍋家

和「………」

和(もうすぐ澪が来る頃ね…)

和(いつまでも気にしちゃいけないわね…)

和(ただ友達として支えてあげるだけで良いのよ…お節介が澪を悲しませるのよね…)

和「はぁ……世話のかかる誰かと違って首をつっこみ過ぎたのね…」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

和「澪？いらっしゃ…」

律「お…おっす…」

和「………」

342 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 16:25:13.37 ID:nP.e2l20

応援してるよ

早く終わらせる必要なんて全くないし貴方のペースで書いて下さいよ

....正直な所ずっと読み続けたいというのはあるんだけどね

343 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 17:45:55.24 ID:UeDHVmYo

>>336>>340>>342に同意

そしてムギは俺の嫁

344 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 17:50:38.44 ID:glFoOsAO

和「何…？昨日のこと…？」

律「あ…あぁ…」

和「まだ言い足りないことがあるなら早く言いなさい。もうすぐ澪が来るから」

律「あ…あのさ…昨日の私はどうかしちゃってたよ…」


律「ごめん…昨日は本当にごめんっ！！」

和「何について謝っているか分からないわ…」

律「へ……？」

345 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 18:11:13.74 ID:glFoOsAO

和「悪いのは私の方よ…澪に相手が出来て見ていても初々しいから、ついしゃしゃり出ちゃったから…」

律「そうだったのか…」

律「………」

律「………」

律「は…？相手…？」
和「え…？」

律「え…？」

346 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 18:27:48.55 ID:/ntwj1oo

俺「え…？」

347 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 18:30:20.86 ID:glFoOsAO

律「ちょ…ちょっと待てよっ！！」

和「全然キ〇タクに似てないわよ」

律「だからそうじゃなくてっ！！澪に相手なんて初耳だぞっ！！」

和「あら…てっきり律は知っていたのかと思っていたわ。しまった…つい澪のプライベートを喋っちゃったわね…」

律「いや、私が知らないフリをしておけばいいさ…ちょうど澪は私をここに置いて買い出しに行っているしよ…」

和「そうしてくれると助かるわ」

律「大丈夫だな…」

和「でも…それなら何で昨日律は私に怒ったの？」

律「………」

和「律…？」

律「あぁ〜もうっ！！だからなぁ〜！！」」

律(なんかこいつといると調子狂うなぁ…)

348 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 18:57:49.26 ID:glFoOsAO

律「…というわけなんだよ…すまん…」

和「そうだったの…何かかわいいわね、そういうの…」

律「だっー！！もう！！からかうなっー！！///」

和「でも…分からないことじゃないわ…」

律「え……」

和「私もさ…唯とずっと一緒にいたけど、最近はお互い会えないしね…」

和「本音を言うと、軽音部に唯を取られた気がしたこともあったの…」

律「………」

和「私とずっといて、私がずっと見てきたのだから…律の気持ちは分かるのよ…」ﾆｺｯ

律「わ……」

和「だから私は和だって」

349 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 19:00:27.36 ID:UeDHVmYo

吹いたｗｗ

350 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 21:07:33.65 ID:nP.e2l20

わはひどいなw

351 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 22:00:30.89 ID:glFoOsAO

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

律「お、澪じゃね？」

和「とりあえず、澪の相手については内緒よ」

律「わーってるって！」

澪「ごめーん。こんな感じで良いんだっけ？」

和「ええ、十分よ」

澪「…何だよ。律まだおったのか」

律「いーじゃん！澪ちゅあんのお料理シーンなんてそうそう見られないんだから！」

ｺﾞﾁﾝ

澪「先生みたいなことを言うなっ！！///」

和「…もう始めて良いかしら…？」

352 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 22:20:32.17 ID:glFoOsAO

澪(律のやつ…やっぱり、からかうじゃん…だから知られたくなかったのに…///)

和「材料から何の料理か分かるかしら？」

澪「煮物だったな…豚肉にじゃがいも…玉ねぎににんじんか…」

律「カレーか？」

和「この前教えたから違うわよ。まぁ、お陰で覚えやすいでしょ」

澪「違うのはみりんに醤油、砂糖があることだ…」

律「肉じゃがじゃね？」

和「正解よ、律。意外に料理分かるのね」

律「意外は余計だっ！！」

澪「律は意外と料理出来るんだよ」

和「へぇー意外ね…」

律「…お前らな……」

353 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/27(日) 22:34:56.36 ID:glFoOsAO

澪「ど…どうかな…？///」

和「……とりあえず、何かしら？これ…」

律「………」

律(じゃがいもの皮を削ってこうなるとは…本当に不器用だなこいつ…)

澪「なかなか上手く削れない…ｸﾞｽﾝｯ…///」

和「い…いつか出来るって…」

律「よ…世の中にはさ、便利な皮剥き器っていうのもあるがあるからよ…」

澪「う…うん…分かった…///」

和「ほっ……」

和(こんなかわいい姿を見られないなんて…相手はかわいそうね…)

律(しかし、澪の相手は誰なんだよ…澪のやつ、秘密にしやがって…)

354 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/27(日) 22:39:38.49 ID:UeDHVmYo

俺(すまん…俺にはムギが…///)

355 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [支援]：2009/12/27(日) 23:52:06.28 ID:XuKCc1wo

>>354
俺（ふん、そのムギちゃんは偽者だ･･････。俺の横で寝てるからな。）

356 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/28(月) 00:14:26.81 ID:uiwzJEDO

>>355
残像だ

357 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/28(月) 08:20:10.44 ID:4gAv66AO

平沢家

唯「う〜い〜！ごは〜ん！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

憂「もうすぐ出来るから待っててね！」

唯「この匂いは肉じゃがだぁ〜憂の肉じゃがは一番大好き〜」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

憂「ふふ♪」

憂(律さんみたいなお姉さんも良いけど、やっぱりお姉ちゃんが一番かな…)

唯「肉じゃが肉じゃが〜♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

358 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/28(月) 20:06:59.96 ID:G8adsoAO

全鯖規制の巻き添えくらった支援

359 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/28(月) 22:28:41.76 ID:4gAv66AO

琴吹家

紬「はぁ……」

紬(この前のせいかお父様とお母様のことが気になる…でも、帰国なんてしたら…)

斉藤「………」

斉藤(久々の出番と思えば紬お嬢様がお悩みになっている…)

斉藤(琴吹家の執事として最高のソリューションを提供せねば…)

斉藤「お嬢様…お茶をお持ち致しました…」

紬「あら、ありがとう…」

斉藤「何か思案中の様ですがいかがなさいましたか？」

紬「お父様とお母様は今元気にされているか気になっていたの…」

斉藤「………」

紬「あっ、でも、帰国したいということじゃないの…」

斉藤「…お嬢様…お忘れになったのですか？帰国するまで連絡をされないという旦那様とのお約束を…」

紬「そうね…ごめんなさい…」

斉藤「お察し致します…辛いと思われますが、お嬢様の願ったことなんですよ…」

紬「ふふ♪大丈夫よ。私には友達と斉藤がいるから♪」ﾆｺｯ

斉藤「お嬢様……」

360 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/28(月) 22:50:55.72 ID:tjmYQp60

斉藤って名前どこで出てくるんだっけ？

支援

361 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/28(月) 22:56:08.99 ID:vutU8nso

原作二巻目の、澪が紬と電話しているとこでは

支援

362 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/28(月) 22:59:41.99 ID:4gAv66AO

澪「……///」

ｸﾞﾂｸﾞﾂｸﾞﾂ

和「だいぶ煮えてきたわね…中火にして砂糖とみりんをそれぞれ大さじ二杯を入れるのよ」

澪「う…うん…///」

律「料理酒入れないのか？」

和「あっ、そうそう。忘れていたわお酒を大さじ二杯分入れて、落とし蓋をし、五分ほど煮込むのよ」

澪「お…落とし蓋…？///」

和「鍋に入ってしまうぐらいの小さい蓋よ材料の直接上に置く感じよ」

澪「あ…なるほど…///」

和(あぁ〜かわいらしいわねぇ〜直接相手から教えてもらえば良いのに…)

律「じゃがいもちっせぇ…」

澪「う…うるさいなっ…！仕方ないだろっ！///」

律「へいへい。まぁ、これの方が澪らしいけどな！」

澪「うぐっ…うるさいっ…！///」

和「はいはい…夫婦漫才は良いから…」

363 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/28(月) 23:29:27.77 ID:4gAv66AO

澪「醤油を加えて…と///」

和「これで後は具が煮詰まるまで待つだけよ」

澪「意外と簡単なんだな…肉じゃがって…///」

和「ふふ。実は料理ってそんなに難しいもんじゃないのよ」

澪「どうりで律にも出来るわけか…」

和「当たり前じゃない、じゃないと律が出来わけないんだから」

律「はっは〜！殴っちゃうぞ〜！お前ら〜！」




澪「か…完成した…！///」

和「澪、これで安心ね！これなら平気で料理と言えるわよ！」

澪「の…和のお陰だよ！本当にありがとう！」

和「ふふ。頑張ってね！」

澪「う…うん…///」

澪(本当は…)ﾁﾗｯ

律「？」

澪(バレているんだけどなぁ…まぁ、いっか…今さら和に言えないし…)

364 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/28(月) 23:36:53.71 ID:vutU8nso

イイ...

365 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/28(月) 23:43:14.34 ID:4gAv66AO

翌日

梓「ふふ…今日こそ…今日こそ…あの子に…///」

梓「つ…付き合ってください…///」

梓「え…？梓ちゃん、そんな…！嬉しい！！」ｷﾗｷﾗ(←憂の真似)

梓「っくぅ〜〜！！///」ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

通行人「………」

通行人(あぁ…まだあんなに若いのに…かわいそうに…)

梓「♪〜」

366 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 00:19:25.74 ID:exl4qEAO

実は昨日

梓「うぅ…今日は恥ずかしかった…///」ｶｱｱ

梓「先輩達のためだと思ったのに…うぅ…///」

憂『純ちゃん猫飼ったんだー』

憂『いいなぁ〜私もペットが欲しいなぁ〜』

梓「！待てよ…ペット…イヌミミ…ネコミミ…」





憂「梓ちゃん、私にペットを…？」

梓「うん。そうなんだ…犬と猫どっちが良い？///」

憂「う〜ん…両方かわいいからなぁ〜…」

梓「な…ならっ！！」

梓「あずにゃんモード！！」

ｽﾁｬ

梓「にゃ〜ん♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

憂「きゃっ！かわいい猫ちゃんっ！」

梓「あずわんモード！！」

ｽﾁｬ

梓「わんっ！わんっ！はっはっ…」ｼｯﾎﾟﾌﾘﾌﾘ

憂「きゃっ！かわいいワンちゃんっ！」

梓「ふふ…すべての正体はこの私なのさっ！！」ﾋﾞｼｯ

憂「梓ちゃん！！素敵！！」ｷﾗｷﾗ





梓「こ…これは…いける…///」

367 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/29(火) 00:33:20.18 ID:TPTVnJwo

もうダメ猫の娘

368 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/29(火) 00:40:47.46 ID:sDnpRkwo

新ジャンル「妄想梓」

369 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 00:44:08.49 ID:exl4qEAO

梓「………」ﾄﾞﾖｰﾝ

梓(そんな…今日はあの子が休みだなんて…)

梓「はぁ……」

梓(大丈夫かな…メールでもしておこう…)

370 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 02:24:35.25 ID:exl4qEAO

梓(あ…でも……///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓(あの子に何てメールすればいいのだろう…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓(わあぁ…緊張する…ど…どうしよう…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓「……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓(よく考えたら電話したことがあるんだった…何でメールで恥ずかしがってんだ私…///)

梓(でも、油断は禁物！！この本では病気で休んでいる子に対するメールの送り方の例も載ってある…！)

梓(これさえあれば…ふふ…ふふふ…ふふふふ…///)






メール例
『風邪？大丈夫？風邪なら汗かいたほうがいいらしいよ！汗は新陳代謝が良い証拠！風邪のウイルスを倒してくれるんだって！いっぱい汗をかこうね！
(………中略………)
汗をかいたという証拠のためにﾊﾟﾝﾂをうpしてほしいなぁ。あ、いやらしい意味じゃないよ。風邪に対して良い汗というのは股から出るんだって！』


梓「」

371 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/29(火) 02:31:50.67 ID:65OO4Ogo

変態すぎるｗｗｗｗ

372 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 02:37:12.45 ID:exl4qEAO

梓「こ…こんなの犯罪じゃないかっー！！！！///」ﾊﾞﾝｯ

先生「………」ﾎﾟｶｰﾝ

生徒達「「………」」ﾎﾟｶｰﾝ

梓「あ……」

先生「中野…お前…俺が生徒に回答を求めることが犯罪なのか…？」

梓「あ…いやっ、その…あの…えっと…///」

梓「すいません…///」

純(梓ちゃんって本当に変わった子だなぁ…憂の言った通り、かわいいのに本当残念…)

373 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/29(火) 05:11:58.70 ID:2G3HpADO

もうなにがなんだかｗｗ

374 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 16:29:38.55 ID:exl4qEAO

梓「……ｸﾞｽﾝｯ…///」

梓(今日は本当についてない…あの子がいないんじゃ学校に行く意味がない…)

純「………」

純(やっぱり梓ちゃん、さっきので落ち込んでいるのかな…？)

梓「………」

梓(よし…早退してあの子の家に行こう…！)ｷｯ

純(あ、立ち直った…)

梓(あの子がいない学校なんてあんこがないたい焼きみたいなもんだもの！！)

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ

梓「ん？あ…あの子からメールだ！！///」

from平沢憂
突然でごめんね！梓ちゃん。
今日風邪で欠席していて…午後のノートをお願いしても良いかな？お願いします！！
午前は純ちゃんに頼んでおいたので大丈夫です。





梓「うぐっ…ｸﾞｽｯ…断るわけがないじゃない…ｸﾞｽｯ…」

純(今度は泣き始めた…！！やっぱり残念…)

375 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 16:42:19.31 ID:exl4qEAO

唯「へぇ〜昨日律ちゃんは澪ちゃんと和ちゃんとで料理を作ったんだぁ〜」

律「まぁ…昨日私はいただけどな…」

紬「あらあらまあまあ…三人で…///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

律「…言っとくがムギ、肉じゃがを作ったからな？思っているものと違うからな！」

紬「そうなの…残念…」ｶﾞｯｶﾘ

律(こいつ……)

唯「肉じゃがかぁ〜私好きぃ〜！じゃがいものホクホク感とあの味たまんないよねぇ〜！」

律「ははっ…そうだな」

律(しかし、和からの話から…澪の相手は誰なんだろ…？)

376 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 17:04:16.59 ID:exl4qEAO

和「ねぇ、澪…」ﾋｿﾋｿ

澪「ん？どうしたの和…？」

和「相手に弁当を作ってあげられたかしら？」ﾋｿﾋｿ

澪「へ…どういうこと…？」

和「え〜！まだ作ってないの？それじゃ、相手の気をつなぎとめておくことは出来ないじゃない！！もうっ！澪ったら、いざという時の行動力がないからダメなのよ！！もっと自信持ちなさいよ！！」

澪「は…はい…ご…ごめんなさい…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ←気圧された

377 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 17:16:32.75 ID:exl4qEAO

和「とにかく、明日でも良いから弁当を相手に作ってあげなさいよ！！」ｽﾀｽﾀ

澪「は…はい…」




澪「………」

澪(よく考えたらなんで律に弁当を作ってあぐなきゃいかんのだ…？)

澪(なんかおかしいよな…もしかして和のやつ…勘違いしているのか…？)

378 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 21:21:40.91 ID:CPulwsI0

支援

379 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/29(火) 23:43:51.93 ID:exl4qEAO

唯「そうそう、律っちゃん、今日はごめんけど、部活に行けないんだぁ…」

律「ん？どうしたんだよ？」

唯「憂が風邪で休んじゃって…」

紬「まぁ、それは大変」

律「分かった。しっかり看病してやれよ！」

唯「うん！頑張って憂を治すよ！」ﾌﾝｽｯ

律「………」

律(憂ちゃん…)

380 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 03:51:10.01 ID:Gc7q/wAO

午後の授業

先生「…であるからして…」

梓「………」ｶﾘｶﾘｶﾘ

純「………」

純(すごい…！授業を真剣に受けている…！実は真面目な子なんだ…！)

梓(ふふ…こんだけしっかりまとめておけば…///)






梓「はい、これ！」

憂「ありがとう！梓ちゃん！わぁっ、これ分かりやすい！」

梓「ふふ…君のためにまとめたのさ！」

憂「梓ちゃんって勉強も出来るのね！素敵！付き合って！」

梓「もちろん！いつでも勉強を教えてあげるよ！」






梓「えへ…えへへ…えへへへ…///」

純(やっぱり変わっている…)

381 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 04:22:59.08 ID:Gc7q/wAO

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ

澪(ん…？律から？何だ…今日は唯が部活に来れないのか…残念だな…)

澪(あんまり見ていなかった梓のギターも見てみるか…唯よりもやっているから必要なさそうだけど…)

和「………」

382 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 04:42:38.99 ID:Gc7q/wAO

進まねぇ…
マジでごめんなさい(´；ω；｀)

次はあずにゃんが頑張ります。
ムギちゃんの話しもちょっと触れてみようかと思います。

383 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 04:49:13.89 ID:Ktult..o

無理に進む必要は読者側としては無いぞ
長く楽しませてもらえてるからなｗｗ
パー速に来たんだから急ぐこたぁない
支援支援

384 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 10:12:12.55 ID:.tRyZpgo

上に同じく
気長にちょこちょこと楽しませていただければそれで無問題
変に急いで、話の雰囲気を損ねてしまう方が怖い

そういえば澪はオーケストラ楽団のベース奏者に力量買われているんだっけ

385 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 10:47:27.51 ID:NfOhLF60

コントラバスで感じちゃう澪は発泡スチロールで解決ということで？

386 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 11:18:14.08 ID:s2ADDEAO

コントラバスってなんかいいよね

387 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 16:42:11.44 ID:Gc7q/wAO

ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ

梓(よし、終わった！さっそくあの子の家に…！)

純「あ…あのさ…梓ちゃん…」

梓「ん？どうしたの？」

純「今日部活でどうしても遅くなるからこのノートをついでにあの風邪っ引きのところまで持っていってくれる？」

梓「うん。いいよ！」ﾆｺｯ

純「ごめんね、ありがとう！」ﾀﾀﾀ

梓「………」







梓(いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！)ｸﾞｯ

梓(あの子と二人きりになれる！！！！！！)

梓(おっと…思わず鼻血が出てきてしまった…ふふ…冷静になれ私…！///)

ﾎﾟﾝｯ

梓「にゃ？」

律「いたいた梓部活に行くぞー」

梓「わっ…私には用事がっ…」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

梓(あぁ…私のユートピアタイムがぁ…)ｼｸｼｸ

388 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 16:49:59.67 ID:Gc7q/wAO

音楽室

律「今日は唯がいないから合奏が無理なんで個人練になるなぁ…」

紬「まぁ、仕方ないわよ♪」

澪「梓、ギターの感じを…っておい！」

梓「うぅっ…お見舞いに行けない…お見舞いに行けない…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

澪「何があった…？」ﾋｿﾋｿ

律「さぁ、連れて来たらこうなってた…」ﾋｿﾋｿ

389 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 17:06:54.98 ID:Gc7q/wAO

ｺﾄｯ

紬「はい、梓ちゃん。紅茶よ♪」

梓「うぅ…このままじゃダメですぅ…ダメですぅ…」ｽﾞｽﾞｯ

律「………」

澪「梓…飲み終えたら練習始めるから…」

梓(どうしよう…このままじゃ…あの子と一緒にいられないじゃない…！)

梓「うぅ………」ｽﾞｽﾞ〜

ｶﾁｬ

律「お、飲み終えたな…じゃ、それなら…」

梓「こ…こんなんじゃダメですぅっー！！」ガー

澪律紬「………」

澪律紬「……え…？」

390 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 17:39:11.59 ID:Gc7q/wAO

梓「フッー！！フッー！！」

律「お…おい…梓…どうしたんだよ…？」

澪「あわあわわわ…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

紬(まるで怒った猫みたいね…ふふ♪それもまたかわいい♪///)

梓「フッー………はっ！」

梓(し、しまった…私…また我を忘れて…ど…どうしよう…)

律「な、なぁ…梓…唯なしじゃそんなに嫌か…？用事で仕方ないんだよ…」

梓(はっ…そうか！その手があった…！)

梓「みなさん、あんまりですっ！！唯先輩抜きで練習するなんてあんまりですっ！！」

律「いや、だから仕方のない用事だって…」

梓「唯先輩が休んででもやる練習に意義があるんですか？」

律「……聞けよ…」

391 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 17:55:57.13 ID:.tRyZpgo

律と澪が険悪になってて、一方梓が家庭の関係でこれまた大変になってるSS読んでるもので…
こっちのSSは平和で平和で安心するｗｗ

392 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 18:15:06.96 ID:Gc7q/wAO

ｷﾞｭｯ

梓「にゃっ…！この匂いは…」

紬「落ち着いて。梓ちゃん♪」ｷﾞｭｰ

梓「は…はい…ムギ先輩…///」ふにゃ〜

律「うん、今度から梓の止めはムギか唯に任せよう。うん」

澪「そういう問題なのか…？」






律「…ってなわけで唯は看病のために今日は部活に来れないんだよ…」

梓「は…はい…」ｽﾞｷｽﾞｷ←律に叩かれた

律「別に私達は唯がいなくても良いという考えではないことは分かってくれるよな」

梓「は…はい…」

澪「よっぽど唯のことが心配だったんだろう…律それくらいにしてやれよ」

律「うん…まぁ…そうだな…」

律(どっちかというより病気の憂ちゃんを心配しろよ…)

梓(あの子のことの方を気にしているんだけど…)

393 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 19:27:11.52 ID:Gc7q/wAO

平沢家

唯「う〜い〜？」ｶﾞﾁｬｯ

憂「はぁ…はぁ…お姉ちゃん…お帰り…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」

唯「ごめんね、憂。辛かったでしょ？今から薬と雑炊を用意してくるから。雑炊の作り方は和ちゃんから聞いているから安心して！」

憂「はぁ…はぁ…お姉ちゃん…ありがとう…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」

唯(憂かわいそう…)

ﾊﾞﾀﾝｯ

394 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 19:46:50.41 ID:VnPao/co

けいおん二期決定支援

395 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 20:08:48.70 ID:.tRyZpgo

>>394
最近ファンになったとしては嬉しい限りですわい支援

396 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 20:11:46.68 ID:.tRyZpgo

脱字支援ｏｒ２

397 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 21:05:13.50 ID:Gc7q/wAO

澪「落ち着いた…かな…？梓」

梓「はい……」

澪「とりあえず、練習をしてみるか…」

梓「………」

紬「ふふ♪頑張りましょ♪」

梓「い………です…」

律「ん…？どうしたー？」

梓「病人を放っておくなんて嫌ですぅっー！！」ﾋﾟｭｰ

澪「あ…おい！梓…！」

紬「行っちゃったわね…梓ちゃん…」

律「何だったんだあいつ…？」

398 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 21:07:02.33 ID:Gc7q/wAO

>>394

まじで？
ソラノオトじゃ…(・ω・｀;)

399 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 21:14:15.27 ID:VnPao/co

けいおん！二期決定
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1262168180/

400 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 21:25:21.80 ID:Gc7q/wAO

ｸﾞﾂｸﾞﾂｸﾞﾂ

唯「よし…出来た〜と…」ｶﾁﾝｯ

唯「早く憂のところに持っていかないと…」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

唯「あれ…？誰だろう？」

唯「はいはぁ〜い！」ｶﾞﾁｬｯ

梓「こ…こんばんは…」

唯「あずにゃん！！」

401 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/30(水) 22:04:16.27 ID:f00BnXYP

けいおん２期ってこのスレのことかと思った

402 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 22:49:08.76 ID:Gc7q/wAO

梓「あ…あの…」

梓(よく考えたら…あの子の名前を分からない…)

唯「もしかして、お見舞い？でも…今は…」

憂「ｹﾎｯ…ｺﾞﾎｯ…はぁ…はぁ…」

唯「今こんな状態なんだぁ…ごめんね。あずにゃん」

梓「い…いえ…辛そうですね…」

唯「うん…」







梓(でも…風邪で弱々しく見える姿も…艶やかで色っぽい…///)ﾊｱﾊｱ

403 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/30(水) 23:22:21.72 ID:Gc7q/wAO

唯「………」

唯(あずにゃん…息切れするまで急いでここに来たんだ…憂のことをそこまで思って…)

ｷﾞｭｯ

梓「はにゃ…？///」

唯「あずにゃん、ありがとう…そこまで思ってくれるなんて…私からも嬉しいよ…」

梓「唯先輩……///」

唯「はは…ちょっと感動しちゃった…」ｸﾞｽｯ

唯「今から雑炊とお薬を持っていかないといけないから！あずにゃんが来たことは伝えておくよ！」ﾀﾀﾀ

梓(本当はちょっと違うんだけど…あんな唯先輩初めて見た…)

404 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/31(木) 01:01:21.12 ID:SPOo2QAO

今年も今日で最後か、けいおん2期決定でめでたいな

405 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 03:10:18.19 ID:pAU9ewAO

唯「はい、あ〜ん、憂」

憂「ｹﾎｯｺﾞﾎｯ…あ〜ん…熱っ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」

唯「あぁっ〜！ごめんね！憂！熱かったよね？ごめんね！ふぅーふぅー」

憂「お姉ちゃん…ｺﾞﾎｯ…」

唯「これで良いはず…はい、あ〜ん」

憂「あ〜ん…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…うん！美味しいよ。お姉ちゃん！」

唯「えへへ…良かったぁ〜！実は今あずにゃんが来ているんだぁ〜！入って、あずにゃ〜ん！」

梓「………」

梓(何か…申し訳ない…この姉妹は純粋な気持ちで接しているのに…)

憂「？来ないみたいだよ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」

唯「あれぇ？どうしたの？あずにゃ〜ん！」

梓(私は…何て邪な気持ちで…ｸﾞｽｯ…)

ｶﾞﾁｬｯ

唯「もぅ〜あずにゃん！入って…あれ…どうしたの…？」

梓「ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

406 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 03:23:44.45 ID:pAU9ewAO

唯「あずにゃん…どうしたの…？何で泣いているの？」

梓「ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

唯「あずにゃん…どうしちゃったの…？ねぇ、何で泣いているの…？」

梓「ﾋｯｸ、ｸﾞｽｯ…すいません…会わせる顔がありません…」

唯「へ…？どういうこと…？」

梓「ｸﾞｽﾝｯ…これ…欠席していた授業のノートです…渡して下さい…」ﾀﾞｯ

唯「えっ？ちょっと、あずにゃん？」

梓「失礼しましたっ！！」ｺﾞｿｺﾞｿﾊﾞﾀﾝｯ

唯「…行っちゃった……どうしちゃったんだろ…あずにゃん…」

407 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 03:41:15.67 ID:pAU9ewAO

梓「はっ…はっ…はっ…」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞｯ

ﾍﾞﾁﾝｯ

梓「あたっ……ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸ…こんな私じゃ…あの子が好きになるわけないよね…ｸﾞｽｯ…」

ｸﾞｯ

ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ

梓「………」

梓「もう恋なんて…しない…」

梓「そもそも女同士なんて…おかしいよね…ｸﾞｽﾝｯ…」

梓「ごめんなさい…ムギ先輩…ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…」

408 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 03:59:26.81 ID:pAU9ewAO

翌日

憂「すっかり元気になりましたぁ〜！！」ﾆｺﾆｺ

純「本当早いね〜治るの！」

憂「えへへ…お姉ちゃんの看病のお陰かな…」

純「ホント仲良し姉妹だこと…」

梓「………」

憂「あっ！梓ちゃん！昨日はありがとね！これノート返すよ！」

梓「う…うん…どういたしまして…」

憂「………」

憂(どうしたんだろ…梓ちゃん…悲しそうな顔をして…)

梓「………」

409 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 04:13:19.50 ID:pAU9ewAO

律「そっかぁそっかぁ〜憂ちゃんもう治ったんだ！良かったな！」

唯「えっへん！私が憂の看病をしたんだよ〜！」

律「いやぁ〜憂ちゃんの自己回復力はすごいよなぁ〜！感心感心！」

唯「ぶぅ〜！律っちゃん、それどういう意味？私だって頑張ったんだよぉ〜！」ﾌﾟｸｰ

律「あははは…」

紬「もう…律っちゃん、唯ちゃんをからかわないの♪」

唯「ぶぅ〜…律っちゃんのイジワル…」ﾌﾟｸｰ

410 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 05:02:33.18 ID:pAU9ewAO

澪「………」

澪(一応…弁当は作ってはみたが…)

澪(いつ渡せば良いんだ…？)

澪(というか何で私が律に弁当を…！？///)ｶｱｱ

澪(違うっ！断じて違うっ！私にはそんな気はないっ！///)

和「あら？澪おはよう」

澪「ﾋﾞｸｯ…！あ…あぁ…おはよう…」

和「あら、それ弁当じゃない！」

澪「う…うん…朝作ってみたんだ…///」

和「やれば出来るじゃないっ！後は相手に渡すだけねっ！」

和「うん…？相手に渡す…？」

澪「ど…どうしたの…？和…」

和「澪っ！あなたねっ！学校来る前に相手に渡さなきゃ意味ないでしょっ！学校まで来てしまったらいつ相手に渡すのよっ！」ｶﾞｰ

澪「へ…？え…？ご…ごめんなさい…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

和「まさか…！渡し損ねたのね！もう！自信持ちなさいよ！どうするのよ、これ！」

澪「ど…どうするたって…」ｵﾛｵﾛ

和「ふぅー…仕方ないわね…もうそれは仕方ないから自分で食べるか律とかにあげたら？購買組の律なら喜ぶんじゃない？」

澪「あ…うん……」

澪(あれ…？やっぱり何かおかしい…)

和「とにかくっ！！」ｶﾞｼｯ

澪「ひいっ！！」

和「明日は休みだから仕方ないけど、次の月曜には必ず渡しなさいよ…」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

澪「は…はい…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

411 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 05:18:12.05 ID:pAU9ewAO

うわぁ…ムギちゃんの話し入れられなかった…
明日入れます…
すまんこ

書き込み大晦日ながら頑張ってみます。

本籍の携帯規制はまだ続くんだな…巻き添えはまじで勘弁して欲しい…
けいおんSSがマジで死にかけている…orz

412 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 08:36:01.07 ID:72t7jVco

年こしえん

413 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 12:04:38.39 ID:pAU9ewAO

休み時間

澪「………」

澪(お…落ち着くんだ…！私…！ただ弁当を渡すだけなんだ…！///)ｶｱｱ

澪(あぁもうっ！！何で顔が赤くなるんだよっ！！//////)

唯「あっ、澪ちゃん！おいっ〜す！」

澪「ゆ…唯…」

唯「？？」

414 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 12:41:15.99 ID:pAU9ewAO

澪「り……のか…？///」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

唯「……？ごめぇ〜ん…もう一回言ってくれる？」

澪「り…律は…いるの…か…？///」ｶｱｱ…

唯「………」

唯(なんか今の澪ちゃん…最高にかわいいなぁ…)


律「おっ、唯〜！理科室に行くぞぉ〜！」

唯「あっ！律っちゃ〜ん！澪ちゃん、ほらほら！」

澪「あ…いや…その…///」ｺﾞﾆｮ

律「？」

澪「つ…作りすぎたんだ…これ…やるよ…///」

律「え…？あ…うん…サンキュ…」

澪「か…勘違いするなよ…！わ…私はそ…そんな気はないからなっ！！///」ﾀﾞｯ

律「へ…？え…？」

律「何だっていうんだ…？んん？」ﾋﾞｸｯ

紬「律っちゃぁぁぁ〜ん♪」ﾆﾔﾆﾔ

律「な…何だよ…ムギ…」

唯「いつの間にそんな関係とは羨ましいですなぁ〜♪」ﾆﾔﾆﾔ

律「待てお前ら…違うって…」

415 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/31(木) 12:55:07.40 ID:dctOIQMo

siennn

416 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/31(木) 12:59:32.99 ID:gI4kf0sP

最高に萌える支援

417 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/31(木) 13:11:03.08 ID:nDCV3uEo

ノーマルな律が周囲に翻弄される構図はいつ見ても面白いわい

418 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 13:25:02.05 ID:pAU9ewAO

律「………」

紬「早く弁当見せてよ♪澪ちゃんからの愛妻弁当♪///」ﾜｸﾜｸ

律「いや、だから違うって…」

唯「もう〜照れなくていいのにぃ〜♪ぐふふ…///」

律「聞いちゃいねぇ…」ﾊﾟｶｯ

紬「まぁ♪肉じゃがに唐翌揚げ、ウインナーだなんて♪かわいい♪」

唯「わぁ〜羨ましいなぁ〜！律っちゃん愛されてるぅ〜！」

律「だっ…！ちっ…違うって…！///」

律(なんか…本当に恥ずかしくなってきた…///)ｶｱｱ

紬「ふふふ♪律っちゃんと澪ちゃん、やっぱりそうなるんだと思っていたわぁ〜///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

唯「ヒュー！ヒュー！あっついねぇ〜！」

律「……///」

律(み…澪のやつ…！まさか本気で…！さっき、ツンなんとからしき発言をしていたような…///)

律(…っておいっ！何考えてんだ私は…///)

紬「おめでとう♪律っちゃん♪オランダに行けば式も挙げられるわよ♪」

唯「そんじゃ、私祝辞の言葉考えるぅ〜！」

律「だ・か・らぁ〜違うって言ってんだろ〜！」ｸﾞｸﾞｯ

唯「ぎゃ〜！！律っちゃんギブ！！ギブ！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

紬「ふふふ♪律っちゃんったら照れちゃってかわいい…///」

419 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/31(木) 13:31:37.26 ID:nDCV3uEo

大晦日も紬は元気なようです

420 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/31(木) 13:47:17.67 ID:nDCV3uEo

　　　　　　　　　　　　　　　___
　　　　　　　　　　　　,x :7´: : : ｀¨:ヽ、　　 ,ｨ:'⌒7'¨ﾆ:ミヽ
　　　　　　　　　　 ／: :/:.!: :小: : : !: :＼ // ⌒ ｰ―-ﾐ!: : ＼
　 　 　 　 　　　　/:/ｦ ﾄ/ヽ| レヽ: ! : ! :rく.＼　　／　　! : : !ﾊ
　　　　　　　　　/:.//　　　　　　 ヾ: : !/　　} :::　fﾆフ　ｉ: : : !: |　;
　　　　　　　　 /Ｖ: !=≡　　 ≡= /|/: | 　,/　　　　　 /: !: :,': :!　;
　　　　　　　　/: : /　　/^!　　ｉ!!/: ::／　/:[ ミ ヽ　　厶ｲ: /!: :!　;
　　　　　　　　!: ::人　厶_.!　　 /: :/　　/: :| ＼_.]　 ノ: : :ﾑﾊ: ｉ　;
　　　　　　　　Ｖ⌒7´￣ `　ｰ┴/　　　!^ｉ^ヽｒ:z:≦二／　　!/
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　　　　∠／　,／:.:.《レ介.リ:.:.:.:.:.:| ＞ﾍ　　/|　　　　　　|　;
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421 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 17:46:01.39 ID:pAU9ewAO

純「そんでさぁ〜そのお笑い芸人がねぇ…」

憂「あはは…おもしろ〜い、それ！」

梓「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

純「……」ﾁﾗｯ

憂「……」ﾁﾗｯ

梓「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

純「ね…ねぇ…憂…」ﾋｿﾋｿ

憂「う…うん…」ﾋｿﾋｿ

純「どうしちゃったの？梓ちゃん…」ﾋｿﾋｿ

憂「ずっとあんな感じだし…」ﾋｿﾋｿ

梓「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

憂「なんか…放って置けないよ！」ｶﾞﾀｯ

純「憂……」

422 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 18:08:51.97 ID:pAU9ewAO

憂「梓ちゃん…」

梓「ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ん…？何…？」

憂「何か悲しそうな顔をしているけど…どうしたの？悩みがあるなら相談して…ね？」

梓「あ……」

梓(この子は私を普通の友達として見てくれているのに…私は…)

梓「何でも…ない……」

憂「本当に…？私たち梓ちゃんの力になれればと思ったんだけど…」ｼｭﾝ

梓「う……」

梓(そんな顔をしないで……)

憂「梓ちゃん…今が無理でも、私たちは梓ちゃんがいつか話してくれると信じているから…！」ｼﾞｯ

梓「！……」

梓(こんなに…友達思いで優しいのに…私はこの子を…いやらしい目で見ていた…この子は純粋な目で見ていたのに…)

憂「私たちがついているから！」ﾆｺｯ

梓「うっ…うっ…」

梓(最低だ……)

憂「だから梓ちゃん安心してね！」ﾆｺｯ

梓(私は…本当に最低だ…)

梓「……っといて…」

憂「うん？なぁに？梓ちゃん」ﾆｺﾆｺ

梓「放っといてよっ！！」ﾀﾞﾝｯ

憂「え……！？」

梓「そ…そういうところが大っ嫌いなんだよっ！！」ﾀﾞｯ

憂「ちょっと、梓ちゃん！」

純「憂！あんな変な子…本当に放っておきなさいよ…」

憂「そ…そんな…」

423 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/31(木) 18:14:40.77 ID:dctOIQMo

支援

424 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/31(木) 18:22:07.65 ID:pAU9ewAO

唯「はぁ〜おいしかったぁ〜」

紬「えぇ、そうね♪」

律「………」

律(結局、こいつらが大半を食っちまったじゃねぇか…)

唯「澪ちゃん才能があるんじゃない？」

紬「そうね…未来の奥さん…いえ、旦那さんのために…ふふふ…♪」ﾁﾗｯ

律「お前らなぁ〜…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

紬「あら？照れることはないのよ？律っちゃん…///」

律「もー！！なんでいっつもこーなるんだよっー！！」

425 ：以下、2010年まであと15609秒。。。 ：2009/12/31(木) 19:39:52.95 ID:pAU9ewAO

和「へぇ…結局、律に渡しちゃったのね…」

澪「仕方なかったんだよ…律しか渡せる相手いなかったんだから…うぅ…恥ずかしかった…///」

和「当たり前じゃない…校内でやっていれば勘違いされるわよ」

澪「うぅ…しまった……///」

和(まったくこの子は…)

澪(いっそ自分で食べれば良かった…///)

和「ところで澪…」ﾋｿﾋｿ

澪「な…何…？///」

和「相手とはどこまでいっているのよ？///」ﾋｿﾋｿ

澪「な…な…な、何言っているんだよっ！！和っ！！//////」ｶｱｱ

和「まさか、キスもまだなの…？」

澪「き…きき、き…きすぅ……！？//////」

和「ちょっと本気なの…？いくらなんでも遅すぎるわよ！！まったく二人してうぶなんだかヘタレなんだか…」

澪「ちょ…ちょっと待ってよ！！///」

和「だからキム〇クに似てないって…」

澪「ち…違うってばー！！///」

426 ：以下、2010年まであと15537秒。。。 [sage]：2009/12/31(木) 19:41:04.31 ID:9qp3Y7so

カウントダウン始まった

427 ：以下、2010年まであと13972秒。。。 [sage]：2009/12/31(木) 20:07:10.01 ID:nDCV3uEo

真鍋和の暴走

428 ：以下、2010年まであと13289秒。。。 [sage]：2009/12/31(木) 20:18:32.59 ID:SPOo2QAO

もうすぐ2009年も終りか

429 ：以下、2010年まであと13217秒。。。 [sage]：2009/12/31(木) 20:19:44.77 ID:nDCV3uEo

来年はムギに膝枕される年になりますように

430 ：以下、2010年まであと12073秒。。。 ：2009/12/31(木) 20:38:48.61 ID:pAU9ewAO

和「何が違うのよ…？恋人ならして当然じゃない…」

澪「だ…誰が恋人だっ！！///」

和「ちょ…ちょっと、それどういうこと…？」

澪「もうっ！！こっちが聞きたいよっ！！///」

和「だってあなた…料理の出来る恋人から直接教えてもらうのは恥ずかしいし、相手を驚かせたいがために料理を学びたいと言ったんじゃ…？」

澪「だからその前提の恋人が違うってばっ！！///」

和「え…？じゃ誰に対してなの…？」

澪「……律だよ…ｸﾞｽｯ…///」

和「え…えぇっー！！///」

431 ：以下、2010年まであと10600秒。。。 ：2009/12/31(木) 21:03:21.88 ID:pAU9ewAO

和「ま…まさか…あの律……？///」

澪「そうだよ……///」

和「………///」

澪「………///」

和「そ…そうね…恋愛は人それぞれだもの…///」

澪「わぁっー！！そうじゃなくってっー！！///」






和「ぷっ…何だ…そんなことだったのね…」

澪「や…やっと誤解が解けた…はぁ…」へたっ

和「ふふっ…これは傑作ね」

澪「もう…こっちはその勘違いで振り回されたんだから…」

和「ふふ…ごめんなさいね、澪」

澪「はぁ…ま、いっか…」

432 ：以下、2010年まであと6386秒。。。 ：2009/12/31(木) 22:13:35.79 ID:pAU9ewAO

トイレ

梓「ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

憂『梓ちゃんの力になれればと思ったんだけど…』

梓「ｸﾞｽｯ…ｳｸﾞｯ…ｳｸﾞｯ…」

憂『信じているから…！』

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…ごめん…ごめんかさい…」

憂『私たちがついているから！』ﾆｺｯ

梓「ｳｸﾞｯ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

憂『だから梓ちゃん安心してね！』ﾆｺｯ

梓「うわあぁぁぁぁぁぁん！！」ﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯ


梓「こんな私に…優しくしないで…ｸﾞｽｯ…」








授業

憂「………」

憂(梓ちゃん…授業始まったのに…戻って来ない…どうしちゃったんだろ…)

433 ：以下、2010年まであと156秒。。。 ：2009/12/31(木) 23:57:25.55 ID:pAU9ewAO

あちゃー…ムギちゃんの話題に触れずに来年になっちゃうよ…

ごめんね。ムギちゃんのファンのみなさん。

434 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/01(金) 00:09:37.46 ID:TxC5ZsAO

あけましておめでとう！
今年も支援

435 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/01(金) 00:10:49.07 ID:vAmw9sso

明けましておめでとう、気長に待つがな(・´ω`・)

436 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 00:31:10.93 ID:VMEKisAO

あけましておめでとうございます！
けいおん！の勢いが続きますように！

437 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/01(金) 00:47:03.00 ID:JXSaR5Io

あけおめ！

438 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 00:55:44.21 ID:Y/Mu.EAo

明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします

439 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 01:12:28.18 ID:u3JyFIwP

あけましておめでとう！

440 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 02:40:26.16 ID:VMEKisAO

ちょっとおまけ

律「もうすぐ2010年かぁ〜…」

澪「そうだなぁ…あっという間だなぁ…」

律「おっ！ガキ使があるじゃんこれを見て新年を迎えよ〜ぜ！」ﾋﾟｯ

澪「はぁ？何言っているんだよ、律。新年はN〇Kのクラシックハイライトに決まってんだろ？」ﾋﾟｯ

律「おいっ！大晦日ぐらいお笑い良いじゃん！」

澪「何言ってんだよ！ベートーベンの第5番ハ短調作品67とかハイドンのロンドンとかサン・サーンスの第3番ハ短調作品78とか年の締めにふさわしい曲をあのロシアナ・ショナルやリーブル、リヨンがやるんだぞ！これを聞かずしていつ聞くんだよっ！」

律「う〜…そんなの、その楽団の録音CDを買えば良いじゃん…」

澪「む…だいたい、律の見たがっているガキの使いはどうせDVD化されるだろ？TSU〇AYAで借りて見れば良いだろ？」

律「うっ…うぅ…反論出来ない…」

♪〜

澪「ﾜﾊｰ…ミハイル・プレトニョフの指揮だぁ…この濃厚さ、力強さがたまらない…///」ﾜｸﾜｸﾜｸ

律「こんな女子高生…いるかよフツー…」

そんなこんなで新年を迎えましたとさ☆

441 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 03:07:34.10 ID:VMEKisAO

梓「はぁ…はぁ…はぁ…うぅ…」

ｶﾞﾁｬｯ

梓「最低だね…私…」

梓「好きな子の名前を知らないし…いやらしい目で見ていたし…優しい言葉をかけてくれているのに傷つけたりしたし…ｸﾞｽﾝｯ…」



梓「私は最低だ……」


ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ


梓「…もう授業終わっちゃったんだ…はは…また職員室に行かないといけないね…」

梓「………」

梓「ふふ…ばっかみたい…」

442 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 03:21:32.96 ID:VMEKisAO

梓「………」

梓(教室に戻るとするか……)ﾀﾞｯ

ﾄﾞﾝｯ

梓「わぁっ！」

「きゃっ！」

梓「す…すいません…」

「ごめんなさい…梓ちゃん…」

梓「あ…ムギ先輩…」

紬「大丈夫かしら？梓ちゃん…」

梓「は…はい……」

紬「……何かあったのね…」

梓「は…はい……」

梓(ムギ先輩には…ウソは通じないもんね…)

443 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 05:28:19.72 ID:VMEKisAO

紬「ここで話すのもあれだから誰もいない場所でする？」

梓「……はい…」

紬「そう……」ｷﾞｭｯ

梓「む…ムギ先輩……///」

444 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 05:49:13.62 ID:VMEKisAO

紬「ここが良いわね」

ｶﾞﾗｯ

梓「せ…生徒会室…？」

紬「ここは生徒会の生徒しか使わないし、今授業中だから誰も来ないわよ」ﾆｺｯ

梓「ありがとう…ございます…ｸﾞｽｯ…」

紬「何があったか話して欲しい……と思ったけど、まずは梓ちゃんの気持ちが落ち着かないと始まらないわよね…」ｽｯ

梓「ちょっ…！ちょっと…ムギ先輩…！///」

紬「梓ちゃん…自ら話さないと何の解決にならないわよ…」

梓「そ…それは…」

紬「それじゃ、梓ちゃんが話す気になるまで私は梓ちゃんを離さな〜い♪」ｷﾞｭｰ

梓「そ…そんなぁ…///」

梓(正直ずっとこのままでいたい…でもそれは私のためにならない…///)

紬「どう？気持ちだけでも落ち着いた？」ﾆｺｯ

梓「あ……はい…///」

445 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 05:51:38.67 ID:VMEKisAO

正月早々相変わらず、SS書いている俺って一体…

スンマソ

446 ：正月早々に放屁する俺よりマシですがな [sage]：2010/01/01(金) 10:37:10.66 ID:vAmw9sso

困った時のムギタクアン

447 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/01(金) 12:37:14.53 ID:TxC5ZsAO

お疲れ様
ゆっくり書けばいいさ

448 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 18:55:59.73 ID:VMEKisAO

紬「そう…そんなことが…」

梓「ｸﾞｽｯ…私なんて…私なんて…」

紬「ダメよ…梓ちゃん…まだ、相手に思いを伝えてないんでしょ？」

梓「ダメですっ！！こんな私をあの子が好きになってくれるわけないじゃないですかっ！！あの子は純粋なのに…私は汚れているんです…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

紬「………」

紬「違うわ…梓ちゃんが…純粋なのよ…」

梓「ｸﾞｽｯ…えっ…？」

449 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 20:55:38.79 ID:VMEKisAO

紬「好きな人に対してその人を妄想のオカズにしても、それは梓ちゃんがその人に対して一途な証拠じゃない」

梓「で…でも、それが汚らわしいんですよ…」

紬「ううん…全然汚らわしくなんかないわ…人間はある人に対して本当に好きなったら、その人の匂いや姿や声、そして雰囲気さえも記憶に収めて自分の思い通りの世界を頭の中で作り上げるものよ」

梓「そ…それが妄想じゃないですか…」

紬「あら？何で妄想がいけないの？人間が好きな人について妄想するのはその人が好きな人とこうありたいという理想の関係を脳の中で描いているだけなのよ？」

紬「ましてや、恋における妄想なんて相手に対して純粋な気持ちをぶつけようとする素敵な葛藤じゃない！」

梓「………」

紬「好きな人がいるくせにその人を妄想のオカズにしないなんてそれこそ汚らわしいわ。偽りの恋よ。嘘こそ相手を傷つける汚らわしいものだわ！」ｷﾗｷﾗ

梓「………」

梓(正しいような気がするが…何だろう…この違和感…)

450 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 21:05:31.42 ID:VMEKisAO

紬「だからね…梓ちゃん…」ｷﾞｭｯ

梓「！は…はい…///」

紬「梓ちゃんの妄想は梓ちゃんの純粋な気持ちの表れなのよ…本当に好きでなければ梓ちゃんが思ういやらしい妄想なんて出来ないわ…それこそ梓ちゃんが純粋な証拠なの…」

梓「………」

紬「梓ちゃん！！自分に自信を持って！！このままその思いを諦めちゃっていいの？」

梓「………」

梓「……くない…」

紬「え……？」







梓「諦めたくないですっ！！」

451 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 21:22:55.15 ID:VMEKisAO

梓「好きですっ！！あの子のことが！！優しくて純粋で私のことも配慮してくれるあの子のことが！！」

梓「最初はかわいいと思っていたけど、知っていくうちにだんだんその子に惹かれたんですっ！！あの優しい笑顔っ！！私の名を呼ぶあの声っ！！あの優秀さの中に時折見せる初々しさまで全部好きなんですっ！！」

梓「あの子といつまでも一緒にいたいっ！！見続けたいっ！！そして…」






梓「私のことも好きになって欲しいっ！！……うぅっ…ｸﾞｽｯ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ﾀﾞｷｯ

梓「……ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

紬「梓ちゃん…やっと見失っていたものを見つけられたわね…」

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…むぎぜんばぁい…うわ〜ん！！」

紬「よしよし…梓ちゃん頑張ったわね…」ｷﾞｭｰ

梓「ﾋｯｸ…ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…」

452 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 22:07:20.75 ID:VMEKisAO

紬「梓ちゃん…やれるかしら…？」

梓「ｸﾞｽｯ…は…はい…！自分なら出来る気がしますっ！！」

紬「そうよ…限りある時間にやりたいことをしないと後悔するんだから…」

梓「ムギ先輩……」

紬「ほら涙を拭いて…頑張りましょ、梓ちゃん」ﾆｺｯ

梓「！……///」

梓(ムギ先輩の今の笑顔…まるで女神みたい…///)

ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ

紬「あら？授業終わっちゃったのね…ふふ♪職員室でまた会いましょう♪」

梓「あ…ムギ先輩っ！！」

紬「ん？なぁに？」ﾆｺｯ

梓「あ…あの…その…///」

梓「ムギ先輩が私の先輩で良かったです…！///」

紬「………」

紬「私も梓ちゃんが後輩で幸せよ♪」ﾆｺｯ

ﾀﾀﾀ

梓「………」

梓(よ…よし……！)ｸﾞｸﾞｯ

453 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/01(金) 23:30:55.18 ID:VMEKisAO

すいません。気分悪いので明日にさせていただきます。スマンコ

454 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/01(金) 23:36:48.22 ID:vAmw9sso

いつも乙です、無理なさらないように

455 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/02(土) 00:27:06.33 ID:M0hlkSE0

素晴らしい
一気に頑張ったね
ゆっくりお休みに．．．

456 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/02(土) 13:44:52.95 ID:/IB5skAO

放課後

律「………」ｲﾗｲﾗ

唯「ヒューヒュー！」

律「………」ｲﾗｲﾗ

紬「ヒューヒュー！」

律「だっー！！うるさいなぁー！！お前らは！！」

唯「照れちゃって律っちゃんは…///」

紬「ふふ…部内恋愛はｽﾃｷﾀﾞﾜｰ///」

律「………」

律(こいつらは…)ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ｶﾞﾗｯ

澪「おーすっ…」

唯「ふふ♪来たよ来たよ♪///」

紬「ﾓｳﾀﾏﾘﾏｾﾝﾜｰ///」

律「だからいい加減にしろっ！！お前らー！！///」

澪「何騒いでいるんだ…？」

唯「もう！とぼけちゃって！澪ちゃんは！」ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

澪「ゆ…唯…？」

紬「ズバリ！律っちゃんに惹かれたところは？」

澪「え…ええ…？」

457 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/02(土) 16:11:13.58 ID:/IB5skAO

憂「………」

憂(結局…梓ちゃん来なかったね…)

純「じゃあねー憂ー」

憂「あ…うん、じゃあね」

憂(梓ちゃん……)






下駄箱

憂(はぁ…帰るとするか…)

憂(ん…？もしかして梓ちゃん…？)

梓「………」

458 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/02(土) 16:51:56.06 ID:W5jEux2P

来たねぇ、来たねぇ！
支援！！

459 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/02(土) 22:47:49.88 ID:/IB5skAO

憂「あ…梓ちゃん…？」

梓「あ……」

憂「授業出れていなかったみたいだけど…何かあったの…？」

梓「うん……」

憂「なら……」

梓「でも…解決したよ…」

憂「え……？」

梓「………///」ｽｰﾊｰ

憂「………」

梓「………」ｷｯ

460 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/02(土) 22:58:48.61 ID:/IB5skAO

憂「ど…どうしたの…？」

梓「今から…君に言いたいことがある…それを言いに来た…」

憂「な…なあに…？」

梓「き…き……///」

憂「き……？」

梓「君のことが好きですっ！！///」

憂「………」

憂「え…？え…！？ええっ！？///」

461 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/02(土) 23:17:55.36 ID:W5jEux2P

きたあああああああああ！

462 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/02(土) 23:22:18.70 ID:/IB5skAO

憂「あ…そうかぁ…梓ちゃん…冗談だよね？そういう冗談はちょっと……」

梓「ほ…本気なんだよっ！！///」

憂「！！」ﾋﾞｸｯ

梓「す…すべてが好きなんだっ！！声もっ！！姿もっ！！匂いもっ！！すべて…そう…君のすべてが好きなんだっ！！私は君が好き…！！入試のあの日からずっと…///」

憂「ず…ずっと…？///」

梓「そ…そう…///」

憂「……//////」ｶｱｱ

梓「……///」ｸﾞｯ

梓(頼む…受け入れてほしいっ！！)

憂「……//////」

463 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/02(土) 23:47:08.63 ID:jRjY.QAO

おせちばっかで腹が満たされないぜしえん

464 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/03(日) 06:24:27.83 ID:7yf6b9oo

起きたら急展開になってるとか

何が困るって梓の、憂への呼び方が「君」という部分が困る
思春期の頃を思い出してしまって困る
もっとやってくれないと困る

465 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/03(日) 16:53:37.75 ID:4iZ77gAO

梓「……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「……//////」

梓(お…お願いっ…！！///)

憂「……//////」

憂「あ…梓ちゃん……私…こういうの…初めてで…なんて答えていいかわからないよ…//////」

梓「……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「で…でも…私は…梓ちゃんの気持ちを聞けて…良かった…本当に嬉しいよ…//////」

梓「そ…それなら…///」

憂「でも…でも…//////」

梓「……///」

憂「い…今すぐには…答えられないよ…」

梓「……///」

憂「……だから…返事を待って欲しい……//////」

梓「う…うん…分かった…待ってる…///」

憂「あは…ごめんね…本当にこういうの…初めてだから…待っててね……//////」ﾀﾀﾀ

梓「…いつまでも私は待つよ…」ｸﾞｯ

466 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/03(日) 17:30:30.08 ID:7yf6b9oo

このSSの梓はかっこいいから困る

467 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/03(日) 17:33:49.55 ID:I3VeNoDO

このSSはいったいどこに向かおうとしているのだろうか…

468 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/03(日) 19:48:56.06 ID:jhrQDvI0

語尾に////つけた時の破壊力が

469 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/03(日) 20:02:42.32 ID:4iZ77gAO

ﾀﾀﾀ…ﾋﾟﾀｯ…

憂「……///」

憂「ど…どうしよう…梓ちゃんから告白されるなんて…///」

憂「……//////」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「うぅ…まだﾄﾞｷﾄﾞｷが止まらないよ…///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「お姉ちゃんに…相談したほうがいいのかな……？///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

470 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/03(日) 20:19:38.35 ID:4iZ77gAO

澪「おい…お前ら何言って…」

唯「あははぁ〜澪ちゃんまだとぼける気だねぇ〜！そうはイカの塩辛っ！」ﾋﾞｼｯ

紬「酷いわぁ…私達友達じゃない…二人の関係がどこまで親密か教えてよ！澪ちゃん！///」

澪「へ…？…はあぁっ！？///」

唯「ちゅうしたの？」ﾜｸﾜｸ

澪「おいっ！！ストレートに言うなっ！！///」

紬「まさか、二人で身体の温め合いを一晩中したとか…///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

澪「って…お前は何を言ってんだっー！！///」

律「澪…二人とも誤解している！何とかして誤解を！」ｶﾞｼｯ

律「ん？何だ？」

紬「はいは〜い♪律っちゃんは黙っていよ〜ねぇ〜♪」ﾆｺﾆｺ

律「」

唯「さぁてさぁて…澪ちゃん！吐くところまで吐こうか！！」ﾆﾔﾆﾔ

澪「」

471 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/03(日) 20:22:02.42 ID:7yf6b9oo

新年も紬さんは元気なようです

472 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/03(日) 20:34:33.69 ID:4iZ77gAO

紬「ふふふ♪律っちゃんが話しちゃっても良いのよ♪///」

律「だから、違うって言ってんだろ！ムギっ！」

律(ムギのやつ…ムダに力強い…ほどけねぇ…)

唯「み〜おちゃん♪恥ずかしいかもしれないけど教えてよ〜！」

澪「だ…誰が律なんかと…！///」

唯「あれぇ〜？そう言っちゃうんだぁ〜！」

澪「は…？」

ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

澪「ぶふっ…あはははははは…や…止めろ…ゆ…唯…///」

唯「ダメだよぉ〜そうしなきゃ、言ってくれないじゃ〜ん」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

澪「あははははは…だ…だから…あははは…私は律とは…ふふふふ…そ…そういう関係じゃないって…あははははは…///」

唯「良かったぁ〜いつも憂に対してするいたずらがこういう時に使えるなんて」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

澪「あははははは…や…止め…ろ…///」

紬「唯ちゃんＧＪよ！」ｷﾗｷﾗ

律「………」

473 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/03(日) 20:53:16.24 ID:4iZ77gAO

唯「澪ちゃ〜ん、言ってよぉ〜♪」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

澪「あははははは…こ…これじゃ…ひひっ…言うものも…ふふっ…い…言えないだろ…！///」

唯「ぶ〜！澪ちゃんのケチぃ〜！」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ←二倍速

澪「あははははははははははははははは……！！///」

紬「い…いい…はあはあ…///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

律「………」

唯「もっと倍速しちゃえ〜♪」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ←三倍速

澪「あははははははは…」ｶﾞｸｯ

唯「あれ？澪ちゃん？澪ちゃーん」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

澪「………」









唯「………」ｽﾞｷｽﾞｷ

紬「………」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「はぁ…はぁ…はぁ…///」

律「な…なぁ…澪…落ち着いたか…？」

澪「な…何とか…はぁ…はぁ…」

唯「うぅ…澪ちゃん怖いよぉ…ｸﾞｽﾝｯ」

紬「ふふふ♪唯ちゃん、これは澪ちゃんの照れ隠しで本気じゃ…」

澪「まだ言うつもりか？」ｷﾞﾛｯ

紬「あらあら、ごめんなさい」ﾆｺﾆｺ

律「………」

474 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 12:53:48.78 ID:6vPDHoAO

三倍の速さ支援

475 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 13:18:09.20 ID:JqOfxoAO

澪「い…言っておくが…私と律は…そ…そういう関係じゃないからなっ…！！///」

律(その言い方…余計誤解を与えると思うぞ…)

紬「……それじゃあ、どうして澪ちゃんは律っちゃんに弁当をあげたのかしら？」ﾆﾔﾆﾔ

唯「つ…作り過ぎたんだよ…これ…やるよ…か…勘違いするなよ…わ…私はそ…そんな気はないからなっ！」←澪の真似

澪「」

476 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 13:23:06.51 ID:jqMK3lE0

�C

477 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 13:29:19.47 ID:Nf1pNSgP

2828�C

478 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 13:43:55.09 ID:JqOfxoAO

律「な…なぁ…澪…実際のところどうなんだよ…」

澪「はぁ！？お前まで何言っているんだよっ！！///」

律「いや…何か…そこまで行くと正直さ……///」

澪「………」

澪「………//////」ｶｱｱ

律(えぇっ！！澪のやつマジかよっ！！)

479 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 14:33:50.12 ID:JqOfxoAO

澪「………//////」

澪(ど…どうしよう…おかしなぐらいに誤解の連鎖が…こういうのってりえないだろっ…///)

律(否定しないところ見ると…本気かよ…！！///)

澪「……///」

律「……///」

唯「ありゃりゃ…本当だったんだね…ムギちゃん…」

紬「そうよ！！これこそ純粋な恋愛！！///」ﾀﾗｰ

唯(ムギちゃん…鼻血とめなくて良いのかなぁ…？)

480 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 14:58:09.78 ID:JqOfxoAO

律「な…なぁ…澪…///」

澪「……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪(ちょ…ちょっと…何で私…ﾄﾞｷﾄﾞｷしているのっ！！こ…こういう時は深呼吸だっ！！)

澪「ｽｰ……///」←目をつぶっている

紬「！！」

唯「どうしたの？ムギちゃん？」

紬「澪ちゃんが目を閉じて口をすぼめているわ…これからあることが行われることの前ぶれよ！！///」ﾀﾗｰ

唯「あ！分かったぁ！ちゅうだねっ！律っちゃん、ふぁいとっ！」

律「！　ま…マジかよ…！///」

481 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 14:58:42.69 ID:qdl0Twco

(*´Д｀*)

482 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 15:07:27.33 ID:JqOfxoAO

澪「ｽｰ……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪(ああっ、もうっ！何でまだﾄﾞｷﾄﾞｷするんだよっ///)

澪(あれ？それより深呼吸って口で息を吐くんだっけ？鼻で出すんだっけ？あれ…？ああああぁぁぁぁぁ…気になるぅぅぅぅぅ！！///)

律「なんか苦しそうだが…」

紬「何しているの律っちゃんっ！！」

律「えっ…？な…何がだ…？」

唯「澪ちゃん待っているんだよっ！！女の子を待たせる気なのっ！！」ﾌﾞｰ

律「いや…私も女の子だって…」

紬「律っちゃんの甲斐性なしっ！！」

律「お前は黙ってろっ！！」

483 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 15:30:20.45 ID:JqOfxoAO

澪(そ…そうか…鼻で吐くんだったな…体育でそういっていたはず…///)

律「澪……」

律「正直最初はムギの気持ちがよく分からなかったが、今になって分かったような気がするよ…」

唯「ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ」

律「だ…だから…お前の気持ち…応えてみるよ…///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

紬「ﾄﾞﾝﾄｺｲﾃﾞｽ」ﾜｸﾜｸ

484 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 15:37:28.87 ID:JqOfxoAO

澪「ふぅ…ﾄﾞｷﾄﾞｷが少し収まったな…深呼吸も…って、ん？」

律「ﾑﾁｭｰ///」

澪「」

485 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 15:39:15.75 ID:Nf1pNSgP

A HAPPY MIO KISS !!

486 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 15:41:25.46 ID:qdl0Twco

ｷﾏｼﾀﾜｰ

487 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 15:51:44.95 ID:JqOfxoAO

ｺﾞﾁﾝ

律「いっでえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！！！！」

澪「なっ…なっ…な、何するんだよっお前はっ！！//////」

律「それはこっちのセリフだっ！！///」

唯「ムギちゃ〜ん…ちゅうじゃなかったよぉ…」

紬「ふふふ♪澪ちゃんの照れ隠しチートを忘れていたわぁ♪」

唯「そっかぁ〜かわいいねぇ〜」

紬「かわいいねぇ〜」

澪律「………」

488 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 15:55:52.74 ID:qdl0Twco

それでこそ律っちゃんと澪ですがな

489 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/04(月) 16:13:48.43 ID:JqOfxoAO

唯「え？和ちゃんの勘違い？」

澪「あ…あぁ…和が私の勘違いでここまで至ったんだ…///」

紬「簡潔に言うとこうなるのね♪」

澪、料理学びたい(ｽﾀｰﾄ)
→和、澪の恋愛支援と誤解
→和、澪に弁当を作らせる
→澪、律に弁当を仕方なく渡す
→でも結局は澪の愛妻弁当だった(ｷｬﾊｳﾌﾌ)


澪「おい最後絶対わざとだろ…」

唯(『ｷｬﾊｳﾌﾌ』…？)

律「結局それって……私が一番の被害者じゃねぇかっ！！」ｶﾞｰﾝ

紬「でも李下に冠を正さず、瓜田に履を納れずとも言うし…」

律「それでも私は関係ねぇっ！！」

唯「あははぁ〜律っちゃんドンマイ！」

490 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 22:29:47.99 ID:ufSeqF.o

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527802.png
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527831.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527853.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527960.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527963.jpg
http://up3.viploader.net/ero2d/src/vlero2d019915.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527742.png
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527874.jpg
http://viploader.net/ero2d/src/vlero2d019916.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527886.png
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ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527890.jpg
http://up3.viploader.net/ero2d/src/vlero2d019917.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527893.jpg
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ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527902.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527906.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org527909.jpg

491 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 22:51:23.42 ID:9XbAJuQo

最初の五枚は良いが後のはなんだ

492 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 22:54:42.17 ID:C.nTL3Ao

なんでダルマなんだ

493 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 22:59:07.65 ID:Nf1pNSgP

>>490
四肢切断虹画像 注意

494 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/04(月) 23:33:45.55 ID:NZco9AAO

しえんだで

495 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 03:39:03.39 ID:/zj7W6AO

梓「………」

梓(あの子のことを信じているんだ…私はただ待てば良い…)

梓(よし…部室に入るか…！！)ｷｯ

ｶﾞﾗｯ

梓「こんにちは！遅くなってすいません！」

唯「あっ！！あずにゃ〜ん！！」ﾀﾀﾀ…ﾀﾞｷｯ

梓「せ…先輩！止めてくださいっ！///」

唯「あずにゃんに会いたくてたまらなかったんだもん…」ｷﾞｭｰｽﾘｽﾘ

梓「わ…分かりました…今日は特別ですよ…！」

唯「ﾜﾊｰ…やっぱり、あずにゃん大好きぃ！！」ｷﾞｭｰｽﾘｽﾘ

梓(もしあの子が私と付き合うことになれば、こんなことは出来なくなる…今日は最期の唯先輩からの抱擁かもしれない…)

唯「ふふっ♪あずにゃ〜ん♪」ﾆｺﾆｺｽﾘｽﾘ

梓「ふふ……」ﾆｺｯ

梓(最期の抱擁かぁ……)











梓(これは思いっきり堪能しないとっ……！！///)ﾊｱﾊｱ

496 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/05(火) 03:44:29.95 ID:BmgKD7ko

>>梓(これは思いっきり堪能しないとっ……！！///)ﾊｱﾊｱ

こやつめハハハ

497 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/05(火) 03:46:34.22 ID:TYRA0sAo

最期…

498 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/05(火) 09:41:50.97 ID:dQyU92AO

【最後】
物事のいちばんあと。いちばんおわり
【最期】
命が絶えるとき。死にぎわ。臨終

まぁ、こまけぇことは(ry

499 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 18:11:21.47 ID:/zj7W6AO

平沢家

ｸﾞﾂｸﾞﾂｸﾞﾂ…

憂「……///」ぼー

ﾄﾝ…ﾄﾝ…

憂「……///」ぼー

ｸﾞﾂｸﾞﾂ…ｼｬｰ！！

憂「！はっ…！あっ！あっ！と…止めないとっ！！熱っ…！///」

憂「……///」

憂(どうしよう…梓ちゃんの告白で頭がいっぱいだぁ…///)

憂(返事…どうしたら良いのかな…？///)

憂(こんな気持ち…初めて…だけど…どうしたら良いか分からないよ…///)

憂(お姉ちゃんなら分かるのかな…？///)

500 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 18:37:32.57 ID:/zj7W6AO

唯「う〜ん〜あずにゃ〜ん♪」ｽﾘｽﾘ

梓「ふ…ふふ…ふふふふ……//////」へにゃぁ〜

紬「あらあらまあまあ〜♪///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

律「…また梓が…手な付けられている…」

澪「もうこの流れも定着してしまうのか…」

501 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 18:55:14.05 ID:/zj7W6AO

帰路

澪「また…練習できずじまいかぁ…なのに、疲れた…」

律「はは…まぁ仕方ねぇよな……」

唯「あずにゃんかわいい♪」ｷﾞｭｰ

梓「ほへぇ〜〜///」へにゃぁ〜

梓(もっとっ！！もっとっ抱きしめてっ！！ぬほおおおぉぉぉぉ！！！！///)

紬「ﾊｱﾊｱ…ｲｲｿﾞﾓｯﾄﾔﾚ…///」ﾀﾗｰ

律「………」

律(ムギのキャラが崩壊してやがる…)

502 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/05(火) 19:03:35.89 ID:BmgKD7ko

この梓ってアクマイト光線で破裂するんじゃね？

503 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 20:48:17.67 ID:/zj7W6AO

ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

憂「……///」ぼー

ｼﾞｭｰｼﾞｭｰｺｹﾞｺｹﾞ…

憂「ん…？焦げ臭い…あっ！！」

ｺｹﾞｺｹﾞ…

憂「うぅっ…お肉焦がしちゃった…」

ｶﾞﾁｬｯ

唯「たっだいまぁ〜！！」

憂「あっ！お帰り、お姉ちゃん！」

唯「う〜い〜！ごはぁ〜ん！」

憂「そ…それが…///」

唯「えっ！！なにこの黒いの？」

憂「ご…ごめんね…ついぼおっとしてしまって…お肉焦がしちゃったの…///」

唯「ありゃりゃ…仕方ないよぉ。新しいの焼こうよ！」

憂「そ…それが…///」

唯「冷蔵庫空っぽっ！？」ｶﾞｰﾝ

憂「ごめんね…お姉ちゃん…///」

唯「………」

唯(憂らしくない…何かあったのかなぁ…？)

504 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 21:28:59.27 ID:/zj7W6AO

唯「憂…？何かあったの…？」

憂「あっ…そのっ…///」

憂「……///」

憂「い…急いで買い直してくるねっ！！」ﾀﾞﾀﾞｯ

唯「あっ…憂…！！」

ﾊﾞﾀﾝｯ

唯「行っちゃった…」

505 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 21:36:24.99 ID:/zj7W6AO

スーパー

憂「……///」

憂(私ってどうしていざという時に弱いんだろう…)

憂「はぁ……」

「よおっ！憂ちゃんじゃん！」

憂「あ…律さん…」

律「買い物？」

憂「ええ…焦がしてしまいまして…///」

律「はは…唯らしいな…」

憂「あ……焦がしたのはお姉ちゃんじゃないんです……///」

律「へ…？憂ちゃんが…？」

憂「……///」ｺｸｺｸ

律(！！　い…今のかわいい…！！///)

506 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 22:24:15.91 ID:/zj7W6AO

律「へぇ〜…憂ちゃんもそんなミスをするんだなぁ…」

憂「はい…恥ずかしながら…///」

律「はは…おっと、もうすぐ割引の時間が始まるぜっ！！」

憂「確か半額になるんですよね？」

律「そうそう！！惣菜に牛肉・鶏肉・豚肉が安くなんだぜ！！」

憂「私も行きます！！」

507 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 22:40:23.00 ID:/zj7W6AO

ワイワイ

店員「割引タイム入りまーす！！」

おばちゃんA「これとこれ！！お願いっ！！」

店員「はいよ！」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

おばちゃんB「こっちも半額シール貼って！！」

店員「まいど！！」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

憂「出遅れてしまいましたね…」

律「これで諦めちゃいけないぜ！憂ちゃん！」ﾀﾞﾀﾞｯ

憂「え…？」

律「おじさぁーん！！これとこれ！！あとこれも！！」

店員「お嬢ちゃん、はいよ！！」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

律「へっへぇ〜！」

憂「す…すごい…！」

律「簡単だって！憂ちゃんも行きなよ！早くしないとなくなっちまうよ！」

憂「は…はいっ！！」

508 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 22:59:52.58 ID:/zj7W6AO

憂「こ…これ…お願いします…！！」

ワイワイ

おばちゃんC「これとこれとこれとこれ！！」

店員「了解っす！！」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

憂「うぐっ……これ…きゃっ…」ﾊﾞﾀｯ

おばちゃんC「あら？ごめんなさい？」ﾌﾞﾌｫ

憂「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…く…臭い…」

おばちゃんC「失礼しちゃうわね…第2の松田〇子似の私の屁が臭いわけないじゃないっ！！」

憂(む…無理があるよぉ…)

おばちゃんD「あんた大丈夫なの？」

憂「あ…はい…ありがとうございます……あぁっ！！」

おばちゃんD「ど…どうしたの？あんた」

憂「買いたかった鶏肉が……」

おばちゃんD「あら？私が最後だったからねぇ…ごめんなさいね」ｽﾀｺﾗｻｯｻ

憂「……うぅっ…買いそびれた…」

律「………」

律(押しの弱い憂ちゃんも憂ちゃんだが、屁こいて逃げたおばちゃんひでぇ…)

509 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 23:06:15.43 ID:/zj7W6AO

律「憂ちゃん…残念だったね…」

憂「はぁ…いつも私こんな感じなんです…」

律「もうちょっと押しが強くなきゃ無理だよ」

憂「はい……」

律「何が買いたかったの？」

憂「鶏肉です…鶏肉のソテーにするともりだったんです…」ｼｭﾝ

律「………」

510 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/05(火) 23:07:46.38 ID:BmgKD7ko

放屁されるとか野良にゃんを思い出すんだけどｗｗ

511 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/05(火) 23:15:21.36 ID:/zj7W6AO

律「ほい」

憂「え…？」

律「やるよ」

憂「い…良いんですか…？」

律「良いよ…今日は使わないし…今日使うんだろ？」

憂「はい…」

律「ならやるよ…まぁ、といってもまだレジ通してないから『やる』という言葉は間違いかもな」

憂「律さん…」

律「ほら…唯が待っているんだろ？」

憂「は…はいっ！ありがとうございます！」ﾍﾟｺｯ

律「はは…憂ちゃんに喜んでくれればそれで良いよ」

憂(本当に律さんは頼れるなぁ…カッコいい…)

512 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 00:09:38.77 ID:ipnOgoAO

憂「今日は本当にありがとうございました」ﾍﾟｺｯ

憂「また律さんに借りができましたね…」

律「良いって！良いって！鶏肉ぐらい！」

憂「……あの…帰りついでに相談があるんですが…///」

律「？」

513 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 00:38:32.09 ID:ipnOgoAO

律「ええっー！？放課後、同級生に初めて告白されたっー！？」

憂「あ…余り大きな声を出さないで下さい…///」

律「ご…ごめん…」

憂「それに…さっきの驚きようは私が告白されるなんて意外だったということですか…？ｸﾞｽﾝｯ」

律「あ…いや…そういう意味じゃなくて…『初めて』ということが意外だなぁ、と思って…」

憂「あっ…すいません…早とちりしてしまって…///」

律「大丈夫だって気にしてないからさ…」

憂「律さん…私…どうしたら良いのでしょう…？」

律「………」

律(うぐっ……そういう経験がまだない私に聞かれても……)

憂「…律さん…私はいったい…」

律「あ…そ…それは…」ｱｾｱｾ

514 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 01:28:23.29 ID:ipnOgoAO

律(何も…言わないわけにもいかないしな…)

律「憂ちゃん…その子のこと…好きなのか？」

憂「…分かりません…ただ…」

律「ただ…」

憂「告白されて…嬉しかった…でも…不安なんです…///」

律「な…何だよ…それ…？」

憂「…すいません…こんな気持ち…初めてですから…///」

律「………」

憂「告白されるのも初めてなんです…///」

律「………」

515 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/06(水) 01:40:37.35 ID:4nmrm6go

イイ青春ダナー

516 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 02:07:46.44 ID:ipnOgoAO

憂「…律さん…？」

律「あぁ…ごめん…私もさ…そういうの体験したことがないからさ…」

憂「………」

律「はは…恥ずかしながら…」

憂「ふふ…私と同じ立場で私と悩んでくれるなんて…律さん面倒見が良いですね」ﾆｺｯ

ﾄﾞｷｯ

律「あ…あぁ…うん…///」

律(何だろう…この気持ちは…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

517 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/06(水) 02:15:59.47 ID:xL/6U6DO

今日も癒されに来ました
支援

518 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/06(水) 02:21:28.27 ID:4nmrm6go

生まれて初めて二次元の世界に行ってみたくなった(青春的な意味で)

519 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 02:41:59.16 ID:ipnOgoAO

秋山家

♪〜

澪「うん…練習はこんな感じだろ…」

澪「………」

澪「それにしてもスレタイから私が主人公のはずだったのに梓がメインになっている…」

澪「………」

澪「まぁ…いっか…」

澪「おっと…エリザベス、アンドレ、私は忘れていないよ…」ｷﾞｭｯ

澪「ふふふふ…///」ｻｽﾘｻﾘ

澪「やっぱりお前らは私のかわいい子どもだ…///」ｻｽﾘｻﾘｻｽﾘｻﾘ

澪「ふふ…ふふふふふ…///」ｻｽﾘｻﾘｻｽﾘｻﾘ

520 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 14:59:39.18 ID:ipnOgoAO

憂「あ…すいません…時間をこんなにとってしまって…」

律「良いって良いって！そんじゃ、またあれば私にメールでも何でもしてくれ〜！あんまり深く考え過ぎるなよ〜！」

憂「はい。ありがとうございました」ﾍﾟｺｯ

律「………」

律「……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

律「な…何なんだ…この気持ち…///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

521 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 15:11:28.28 ID:ipnOgoAO

平沢家

唯「………」

唯「………」ぐうぅ…

唯「お腹空いたぁ〜…」

唯「出前にすれば良かった…」ぐうぅ…

ｶﾞﾁｬｯ

憂「ただいまぁ〜！」

唯「憂！！待ってたよぉ〜！！」ｷﾗｷﾗ

憂「ごめんね。お姉ちゃん。今から作るから」ｲｿｲｿ

唯「………」

ﾋｮｲ

憂「あ……」

唯「憂は良いよぉ〜材料から鶏肉のソテーだと分かっているから後は私がやるよぉ〜！」

憂「お姉ちゃん…そんな…私のせいでこうなったというのに…」

唯「憂は休むのっ！！」ﾌﾝｽｯ

憂「わ…分かった…」

唯「受験終わってから憂は作ってばっかじゃん…私もやらないと！」ﾆｺｯ

憂「お姉ちゃん……」

唯「さあさあ！休んだ休んだ！」

憂「ありがとう…お姉ちゃん…」

522 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 15:30:58.06 ID:ipnOgoAO

憂「…とはいったものの…」

憂「疲れているわけじゃないんだけどね…」

憂「でも、お姉ちゃんの配慮もムダにしたくないなぁ…」

憂「告白の返事…考えようかな…///」

憂「………///」

憂「ダメ……自分の気持ちさえ分からないのに…///」

憂「梓ちゃんは私の友達で嫌いじゃない…むしろ好きだけど…でも…梓ちゃんの言う『好き』とは違う……///」

憂「『好き』かぁ…はぁ…」

憂「何が困るかって、私も梓ちゃんも女の子じゃない……お…女の子同士って変じゃないかなぁ…///」

憂「でも…私…嫌な気分にならない…///」

憂「……//////」

憂「ど…どうしよう……//////」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

ドアの外

唯「………」

523 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 15:45:14.11 ID:ipnOgoAO

唯「………」

唯「………」

ｺﾝｺﾝ

唯「憂〜！できたよぉ〜！」

憂「あっ…うん！ありがとう！お姉ちゃん！///」





憂「わぁ…良い匂い…」

唯「えへへ…でも憂には及ばないけど…」

憂「そ…そんなことないよっ！！」

唯「そう…」

憂(あれ？)

唯「さあさあ！いただきまぁ〜す！」

憂「いただきます…」

唯「う〜ん〜この味噌汁良いよぉ〜！」ｽﾞｽﾞｯ

憂(何だろう…お姉ちゃんに違和感が…)

唯「おいしいねぇ〜！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

524 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 19:07:16.57 ID:XeouQmA0

ん？

525 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 20:34:06.85 ID:ipnOgoAO

憂「………」

唯「あ〜良いねぇ〜！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

憂「あ…あの…お姉ちゃん……？」

唯「ふぅ〜…おいしかったぁ〜…」ｶﾁｬｶﾁｬ

憂「お…お姉ちゃん…！！」

唯「何……？」

憂「そ…その…私…お姉ちゃんに相談しt…」

唯「ごめ〜ん！明日英語のテストがあってさぁ〜また落としたら澪ちゃんに怒られちゃうの〜！」

憂「そ…そうなんだ…」

唯「本当に困っているなら呼んでねぇ〜！」ﾀﾀﾀ

憂「う…うん…あ…お姉ちゃん！」

唯「………」

唯「何……？」

憂「今日の夕ご飯…ありがとう…」ﾆｺｯ

唯「どういたしましてぇ〜！」ﾆｺｯ

ﾀﾀﾀ

憂(お姉ちゃん…急にそっけなくなったような……でも、さっきは普通の感じが…)

526 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/06(水) 21:04:35.91 ID:ipnOgoAO

ｼﾞｬｰｶﾁｬｶﾁｬ

憂「お姉ちゃんに聞きそびれちゃった……」

憂「そういえば梓ちゃんへの返事…どうしよう……///」

憂「こ…こういうのって今日中に返さなきゃいけないのかなぁ……///」

ｼﾞｬｰｶﾁｬｶﾁｬ

憂「純ちゃんに聞いて…いや！ダメ！何か恥ずかしい……///」

憂「毎日必ず会う人じゃない方が良いよね……///」

憂「それと、同時に信頼できる人が……///」

憂「もう一回…律さんに聞いてみよううと……」

527 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/07(木) 01:27:36.45 ID:pZL82VIP

唯かわいいよ唯

528 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/07(木) 02:12:39.42 ID:aAPr.YAO

田井中家

律「ちぇっー…なんでぇ…割引タイムに鶏肉取り損ねただけなのになんで怒られるんだよ…」

律「文句あるならがめついおばちゃんに言えよなぁ…」

律(本当は憂ちゃんに渡したんだが…ま…いっか…)

律「さぁーてと…寝るとするかぁ…」

律「いけね…明日英語の豆テストがあるんだった…」

律「………」

律「こういう時の澪ちゃん☆だぁ〜！」

律「早速ピポパ！」

prrrrrrrrr…

ｶﾞﾁｬｯ

澪『どうしたんだ律？』

律「こちらスネーク…大佐…厄介なことが起きた…至急、次の言う情報を送って欲しい…！」

澪『………』

529 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/07(木) 02:21:39.52 ID:aAPr.YAO

律「ん…？反応がないだと…？大佐！大丈夫か！？大佐！！」

澪『切って良いか…？』

律「み〜お〜！お願いだからさぁ、そんな冷たいことを言わずに…」

澪『あぁ…明日の英語について以外なら教えてやっても良いがな…』

律「おいっ！！わざとだろっ、それっ！！」

澪『自分でしろよ…それじゃあ切るぞぉ？』

律「待てっ！！何が欲しい？金か？権力か？」

澪『……時間だ…切るぞ…』

律「わぁっー！！切らないでくれっー！！お願いしますっ！！澪様ぁー！！」

澪『……はぁ……分かったよ…』

律「サンキュ〜澪！」

澪『次からはちゃんと勉強しろよ？』

律「へへっ…当ったり前だろう〜！！」

澪『まったく調子いいんだから…』

530 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/07(木) 02:30:21.28 ID:pZL82VIP

こういう仲ってうらやましいな…

531 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/07(木) 02:37:14.95 ID:XkwPojMo

532 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/07(木) 03:31:46.46 ID:aAPr.YAO

ﾂｰﾂｰﾂｰ…

憂「律さん出ないなぁ……」

憂「律さんも忙しいのかな……」

憂「でも…どうしよう……？」

憂「………」

憂「お姉ちゃんに…聞いてみようかな…？」

533 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/07(木) 04:38:40.47 ID:xycyoFY0

寝たか？乙
やっぱり澪律の感じは良いなあ

534 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/07(木) 19:32:17.05 ID:i8Lz5sAO

今日は忙しいかな…

535 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/07(木) 23:10:26.57 ID:mlyvYUAO

しえんするで

536 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/07(木) 23:37:48.93 ID:D0M.Sz6o

悪い方向に行きそうな流れ……

537 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/08(金) 01:09:52.04 ID:D1gmepwo

憂に恋愛相談をされたい

538 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/08(金) 14:14:17.89 ID:rfTCEsAO

唯「うん！ありがとう！ムギちゃん！うん…またね〜！」ﾋﾟｯ

唯「ムギちゃんのお陰で明日はバッチリだぁ〜♪」

ｺﾝｺﾝ

唯「ん…？」

憂「お姉ちゃん、入っても良い？」

唯「………」

唯「いいよ」

ｶﾞﾁｬｯ

憂「えへへ…ごめんね。勉強中に…」

唯「良いって良いってぇ〜」

憂「ちょっと……相談したいことが……」

唯「………」

唯「知っているよ……」

憂「え……？」

539 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/08(金) 15:04:46.12 ID:rfTCEsAO

憂「ど…どういうこと…お姉ちゃん…？」

唯「憂はさぁ〜そんなんじゃ良くないよぉ〜」

憂「うん……」

唯「人のことになると憂はすごいよね……でも自分のことになると憂は戸惑っちゃうよね……」

憂「う…うん……」

唯「自分について正直になってみなよ〜」

憂「自分について…正直に…？」

唯「それが憂に足りないこと…かな…？」

憂「私……」

唯「あ…でも憂はそれ以外は自慢できる妹だからさ…」ｱﾀﾌﾀｱﾀﾌﾀ

憂「お姉ちゃん……」

唯「憂は控えめ過ぎるからもっとわがままを言って欲しいな、と思ってね…私たち姉妹じゃん…私…憂のわがまま一度も見たことない…！」

憂「………」

唯「せっかくだからさ…今悩んでいることで自分に正直になってみなよ」

憂「だけど私……」

唯「私が言っても憂が決めないといけないけとでしょ？だから私はあえて言わないよ」

憂「初めてのことだから…どうしても不安で…」

唯「相手だって初めて告白したんじゃない？」

憂「！　そ…そうかも…」

唯「なら憂は心配する必要はないよ…」ﾆｺｯ

540 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/08(金) 15:25:14.15 ID:rfTCEsAO

憂「で…でも……」

憂(女の子同士って良いのかな…？なんか聞きずらい……)

唯「大丈夫だよ…何があっても憂には私がいるんだから！」ﾆｺｯ

憂「お姉ちゃん……」
憂(律さんが頼れるなぁと思っていたけど…やっぱりお姉ちゃんが一番頼りになるね…)

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「ん…？」

唯「あはは〜憂はできる子なんだよ？だからもっと自信を持って！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「う…うん…ありがとう…お姉ちゃん…///」

憂(そうか…私はお姉ちゃんが『好き』なんだ…///)

唯「ふぁいとぉ〜憂ぃ〜！」

541 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/08(金) 15:29:42.27 ID:D1gmepwo

あずにゃん…(´・ω・`)

542 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/08(金) 15:57:25.32 ID:rfTCEsAO

中野家

梓「………」

梓「………」

梓「まだ来ない……」

梓「もしかして…遠回しに断っているんじゃ……」ｶﾞｰﾝ

梓「それにしても返事がないなんて…」

梓「………」

梓「うぅ……」

prrrrrrrr…

梓「あっ！あの子からかな？」ｶﾞﾊﾞｯ

紬『ムギでぇ〜す♪』

梓「何だ…ムギ先輩ですか…」

紬『梓ちゃん冷たぁ〜い(泣)』

543 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/08(金) 15:58:35.15 ID:vd98SQoo

2D OR NOT 2D支援

544 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/08(金) 17:10:22.54 ID:rfTCEsAO

梓「あの…用はなんですか？」

紬『もう！決まっているじゃない！告白…できたかしら？』

梓「えぇ…ムギ先輩のお陰で思いを伝えられましたよ…」

紬『その様子だと上手くいったわけなのね…おめでとう♪』

梓「あ…いえ…返事待ちなんです…」

紬『そうなの……』

紬(返事待ちにしても長すぎるわ…もしかして…梓ちゃんは…)

梓「待ちます…私はあの子に返事をいつまでも待つって伝えましたから…」

紬『そこまで梓ちゃんが言うなら…辛いかもしれないけど待ち続けるしかないわ…』

梓「はい…！」

紬『ふふ…安心して…梓ちゃんには私がついているから(いろんな意味を込めて)…』

梓「……ありがとうございます。ムギ先輩…」

梓(何か一瞬電話ごしから邪なオーラが来たような……)

545 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 04:39:32.64 ID:iNps9sAO

唯「頑張ってね…憂…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「お姉ちゃん……」

唯「あぁ〜やっぱり無理だったなぁ〜」

憂「え…何が…？」

唯「憂に自然と分からせようとわざとそっけなくしていたのに…えへへ…やっぱ無理りだったぁ〜」ﾃﾍｯ

憂「どうりでさっき……」

唯「憂ごめんね…」

憂「ううん…お姉ちゃんは私のためだと思ってくれたのだから…」

唯「あぁ〜ダメだよぉ〜憂〜！本音を言わないと〜！」

憂「ｸｽｯ…本当だってば…」

唯「…本当……？」じぃ〜

憂「……ちょっと寂しかった…かな……？///」

唯「それで良いんだよぉ〜」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「も…もう…お姉ちゃんったら…///」

唯「あははは…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「ふふふ…」

546 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 04:54:19.23 ID:iNps9sAO

梓「はい…分かりました…わざわざ連絡してくれてありがとうございます」

紬『ふふ♪明日良い報告を聞けたら良いわね♪それじゃまた♪』

ﾋﾟｯ

梓「ふぅ…ムギ先輩がそこまで応援していたなんて……」

梓「あの子から返事を早く聞きたい…！でも急かすのも図々しいし…」

梓「………」

梓「あぁ〜〜〜〜……じれったい〜〜〜〜！！！」ﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯ

ｶﾞﾁｬｯ

ベーシスト「どうしたんだぁ〜梓ぁ〜？」

梓「〜〜〜〜！！！！///」ﾋﾞｸｯ

547 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 05:15:31.74 ID:iNps9sAO

ﾊﾟｼﾝｯ


ベーシスト「い…痛ぇ……」ﾋﾘﾋﾘ

梓「んもうっ！！入って来るならノックしなさいっていつも言ってるでしょっ！！///」ﾌﾟﾝｽｶﾌﾟﾝｽｶ

ベーシスト「おおっ…忘れてた。すまんすまん」

梓「まったく……」ﾌﾟｸｰ

ベーシスト「ははは…まぁ、細けぇこたぁ気にすんなって！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

梓「痛っ…もうっ…///」

ベーシスト「んで…どうしたんだ？梓、じだんだを踏んでいたように見えていたが……」

梓「な…何でもないって……///」ﾌﾟｲｯ

ベーシスト「へぇー怪しいなぁ〜…」

梓「お父さんには関係ないって…！///」ﾌﾟｲｯ

ベーシスト「……そうかぁ〜そうだよなぁ〜梓はもうそんな年ごろだよなぁ〜！」

梓「……？」

548 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 05:25:19.89 ID:iNps9sAO

ベーシスト「そうかぁ〜こうしてお父さんは老いぼれになっていくのだなぁ〜！」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

梓「………」

ベーシスト「母さんがまだ帰ってこないしなぁ〜梓が相手してくれないと寂しいなぁ〜！」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

梓「………」

ベーシスト「そうかそうかぁ〜これからは父さん、枕を濡らす思いをしなきゃいけないよなぁ〜！」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

梓「………」

ベーシスト「幼い頃の梓は素直で『お父さん大好き』って言ってくれていたのに…あぁ…あの頃の梓はもういないのかぁ〜！」

梓「あぁもうっ！！分かったって！！話すってばっ///」

ベーシスト「さっすが梓ちゃ〜ん」

梓(何だろ…はめられた気がする…)

549 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 07:28:41.33 ID:iNps9sAO

ﾋﾟｯ

紬「ふふ♪梓ちゃん頑張っているのよね♪」

紬「こういうの久しぶりだわぁ〜」ﾆｺﾆｺ






ﾊﾟｻｯ

紬父「ほら、良い男だと思わんかね？」

紬「…嫌よ…！」

紬父「モスクワ大学を主席卒業をしてとても聡明だった人物だぞ？何が気に入らないのだ？」

紬「えぇ…確かに彼は顔も頭脳も良い人だったわ…チェルノコフ家の長男だから彼のお父様の石油会社を引き継ぐでしょうね…」

紬父「ふー…分かっているなら話しが早い…見合いをして…」

紬「嫌よっ！！政略結婚じゃないっ！！」

紬父「仕方ないだろ…ウチにはムギしか跡継ぎがいないのだからな…」

紬「………」

紬父「嫌なのは分かる…だが、未婚のままでもし私達がいなくなったらどうする？会社の従業員は？協力してくれる他の企業は？みんな迷惑がかかるのだ…」

紬「や…やってみないと分からないじゃない…！私にだって出来るかもしれないでしょ？」

紬父「そうじゃない…ムギ一人だけじゃ企業の経営は大変だということなんだ…」

紬「え……？」

紬父「私は母さんの支えがあってここまでこれたのだ…母さんの支えがなかったらここまでこれなかっただろう…」

紬母「あなた…///」

550 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 08:04:02.88 ID:iNps9sAO

紬「………」ﾌﾙﾌﾙ

紬(お父様のおっしゃることは分かるけど…)

紬(好きな人を選ぶ権利だって私にあるじゃない…！)

紬父「だからだな…ムギ…婚約者を…」

紬「わ…私…！！見合いなんてしないからっ！！」ﾀﾀﾀｯﾊﾞﾀﾝｯ

紬母「あなた……」

紬父「ムギもいつか分かってくれるはずさ…」






紬「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…勝手よ…みんな勝手過ぎる……」

「お嬢様…どうされましたか…？」

紬「ｸﾞｽｯ…ニーナ…ｸﾞｽﾝｯ…」

ニーナ「お嬢様…！いったい…」

紬「私…こんな決められた人生イヤよ…ｸﾞｽﾝｯ…」

ニーナ「お嬢様……」ｷﾞｭｯ

紬「ｸﾞｽｯ…ニーナ…」

ニーナ「お嬢様…どうかお悲しにならないで下さい…旦那様はお嬢様のために……」

紬「ｸﾞｽｯ…私……こんなところじゃなくて、普通の家庭に生まれたかった……」

ニーナ「お嬢様……」

551 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 08:44:11.79 ID:iNps9sAO

紬「普通の家庭で…あたたかくて…お父様もお母様も笑顔あふれて…私のやりたいことも夢も自由で……」

ニーナ「………」

紬「私は…この鳥かごにいる鳥と一緒なのよ……」

ニーナ「この鳥ですか……」

紬「そうよ…この子だって高く翔び立ったり、自由に歌ってみたりしたいはずよ……」

ニーナ「………」

紬「この子はこの地の空の色だけを、この地の虹の色だけしか知らないの…私も世界というものをこの目で確かめてみたいの…」

ニーナ「………」ｶﾁｬ

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ…

紬「ニーナ…これであの子も自由なのね…うらやましいわぁ…」

ニーナ「そうでしょうか…？」

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ

鳥「ﾋﾟｰﾋﾟｰ」

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ

ニーナ「ほらイヌワシに襲われました…」

紬「」

552 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 11:44:37.24 ID:KHMqgqso

シュールｗｗ

553 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 11:45:30.02 ID:KHMqgqso

シュールｗｗ

554 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/09(土) 11:46:19.75 ID:fpSb/1oo

ひでえｗｗｗｗｗｗｗｗ

555 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 11:46:23.12 ID:KHMqgqso

連投してしまったorz
スマソ

556 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 14:20:38.82 ID:iNps9sAO

紬「た…たまたまよ…時に自由には危険がつきものよ……」

紬「………」ｼｭﾝ

ニーナ「お嬢様…違います……」

紬「え……？」

ニーナ「自由には自由を放棄する自由も含まれているのですよ……」

紬「ｸｽｯ…エカテリーナみたいなことを言って……」

ニーナ「ち…違いますって……///」

紬「ふふ♪」

557 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 14:35:50.25 ID:iNps9sAO

紬「それじゃあ、自由を放棄するってどういう時なのかしら？」

ニーナ「そ…それは……」

紬「あら？エカテリーナを呼んでみようかしら？エカテリーナー！」

ニーナ「良いですっ！！そんなことまでしていただかなくても…！///」

エカテリーナ「どうされましたか？お嬢様」

ニーナ「……///」

紬「ニーナがね、自由につい…」

ニーナ「わあああ！！！何でもないですっ！！何でもないですっ！！///」ｱﾀﾌﾀｱﾀﾌﾀ

紬「ふふ…どうやら何でもないみたいね。ごめんなさいね。エカテリーナ」

エカテリーナ「は…はあ……」ｽﾀｽﾀ

ニーナ「ふう……///」

558 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 14:42:04.24 ID:iNps9sAO

紬「ニーナ…あなたで分かったわ…」

ニーナ「は…はい…？///」

紬「自由を放棄する時…それは没頭している時…例えばあなたみたいな状態じゃない？」

ニーナ「な…何をおっしゃるんですっ！？わ…私は自由を放棄など……///」

紬「“恋”…でしょ？恋は相手に束縛されるからね」ﾆｺｯ

ニーナ「……//////」ｶｱｱ

紬「ふふ♪ニーナったら正直なんだから…」

ニーナ「そ…そんなつもりじゃ…///」

ｷﾞｭｯ

紬「純粋で素敵な恋じゃない…頑張って……」ﾆｺｯ

ニーナ「あ…ありがとう…ございます…///」






紬「ふふ♪ニーナ…エカテリーナと順調かしら？」

紬「連絡をとることが出来ないのが残念だわぁ……」

559 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 20:53:44.92 ID:iNps9sAO

紬「普通、女性の使用人さんは男の使用人さんか他の男の方と恋するものだけど……」


紬「ニーナは同じハウスメイドのエカテリーナに恋するなんて……」







ニーナ「……///」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

紬「ほら、頑張らないとっ！」

ニーナ「そ…そんなこと…言われましたって…///」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

紬「………」

紬(完全にあがちゃってるわねぇ〜…どうしましょ……)

エカテリーナ「お嬢様…どうかされましたか？」

紬「そ〜れっ！！行きなさいっ！！」ﾄﾞﾝｯ

ニーナ「あ…あの…///」

エカテリーナ「おお、ニーナか…お嬢様を見かけなかったか？」

ニーナ「その…あの…///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

エカテリーナ「？」

ニーナ「すっ…好きなんですっ…！エカテリーナのことがっ…///」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エカテリーナ「え？え…？えぇっ！？」

560 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 21:41:58.90 ID:iNps9sAO

ニーナ「……//////」ｶｱｱ

ニーナ「う…うわああぁん！！///」ﾀﾞｯ

ｽﾞﾙｯ

ニーナ「あっ！？」

エカテリーナ「ニーナっ！！」ｷﾞｭｯ

ニーナ「あ……///」

エカテリーナ「だ…大丈夫か？ニーナ…」

ニーナ「え…ええ…エカテリーナ…///」

ｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗ…

紬「……///」

紬(す…素敵……これが…恋なのね…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

561 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/09(土) 22:57:32.20 ID:Xndc39.o

ニーナとかエカテリーナとか元ネタってあるの？

562 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/09(土) 23:17:56.03 ID:iNps9sAO

紬「ふふ♪あれがきっかけなのよね♪純粋な恋なら性も法律も超えるのっ！むしろ女の子同士の純愛こそが美しいっ！！」ﾌﾝｽｯ

紬「ぜひ梓ちゃんも頑張って欲しいわぁ…///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

ｺﾝｺﾝ

紬「入りなさい、斉藤」

ｶﾞﾁｬｯ

斉藤「失礼致します。お嬢様のご友人から手紙が届いております」

紬「………」

紬「やっぱり…みんなに会いたい……」

斉藤「お嬢様それは…」

紬「分かってるわっ！！」

斉藤「………」

紬「分かっているけど…分かっている…けど……」

斉藤「申し訳…ございません…」

紬「いいの…斉藤は何も悪くないわ…私が欲張りなだけなの…」

斉藤「お嬢様……」

紬「二兎追うものは一兎をも得ず…欲張りは自分のためにならないのよ……」ﾆｺｯ

斉藤(お嬢様のために私は何か出来ないものか……)

563 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/09(土) 23:28:36.95 ID:kyw/Q4co

斉藤と聞いてカブトムシを思い出す俺はマイノリティーだ、うん

564 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/09(土) 23:28:50.74 ID:iNps9sAO

>>561

ないよ即興で勝手に作った。学生Cと同じくサブキャラだし適当でいいと思って…

嫌だったらスマンコ…

565 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/10(日) 01:40:07.61 ID:ej3zGMAO

もはや学生Cが懐かしいｗｗｗｗｗｗ

566 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/10(日) 22:01:28.12 ID:H/pI1Qco

シャチョサン ニーナダヨ

567 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/10(日) 23:12:08.31 ID:8mHVpUAO

ベーシスト「なに…？告白した相手から返事が来るのを待っているだと…？」

梓「……///」ｺｸﾝ

ベーシスト「どこのどいつだ…？中学の時の奴か…？」

梓「ち…違う……///」

ベーシスト「！！　お…お前…まさか、高校で変な友達に連れられて……」

梓「違うってばっ！！///」ﾊﾞﾝｯ

ベーシスト「………」

ベーシスト「じゃあ聞く…梓は告白したのに待たされている…ここから何が分かる？」

梓「ま…まだ悩んでいるんだよ、きっと……」

ベーシスト「悩むこと自体おかしいと思わなかったか？」

梓「そ…そんな……」

568 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/10(日) 23:22:01.99 ID:8mHVpUAO

ベーシスト「好きかそうでないかは普通その場で判断がつくもんだろ……」

梓「わ…分かんないよ…必ずしもそうじゃないかもしれないじゃない……！」

ベーシスト「じゃあ、お前はそいつのことがどうして好きになった？」

梓「それは…優しいし…いつも私に相手してくれるし……///」

ベーシスト「ほら、その場で答えられるだろ？」

梓「あ……」

ベーシスト「諦めろ…お前にはまだ早いんだよ……」

梓「そ…そんな……ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ベーシスト「はぁ〜…忘れろ…そいつよりも良い奴(男)なんていつか巡り会うって……」

梓「ううっ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…うぅ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

569 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/10(日) 23:27:39.69 ID:dgBHwcko

ﾄｰﾁｬﾝ(>'A`)>

570 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/11(月) 00:25:22.94 ID:61g./gAO

梓「ｸﾞｽｯ…や…やだ…諦めたく…ない…ｸﾞｽｯ……」

ベーシスト「何故なんだ？」

梓「…もん……///」

ベーシスト「ん……？」

梓「だって…好きなんだもんっ……！ｸﾞｽﾝｯ……///」

ベーシスト「………」

ベーシスト「ふぅー…そっかぁ……」

梓「……//////」

ベーシスト「お前が惚れたんなら…仕方ないな……」

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

ベーシスト「すまんな。梓…いじわるなこと言って……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ベーシスト「親は青春に入らずはこのことだったのかな…梓…頑張って待ってみるか……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「ｸﾞｽｯ…う…うん……」

prrrrrrrr…

梓・ベーシスト「！？」

571 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/11(月) 00:27:36.57 ID:6QUV2Wco

ﾄｰﾁｬﾝ(*´Д｀*)

572 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/11(月) 00:34:53.65 ID:61g./gAO

ベーシスト「お…おい…相手からか……？」

梓「う…うん……！///」ｺｸｯ

ベーシスト「そっか…ふっ…グッドラック…！」ﾆｯ

梓「お…お父さん……！」

ﾊﾞﾀﾝｯ

梓「で…出ないと……///」ｱｾｱｾ

ﾋﾟｯ

梓「も……もしもし……///」

憂『あっ、梓ちゃん！遅くなってごめんねっ！』

573 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/11(月) 00:41:37.89 ID:6QUV2Wco

ﾊｰﾊｰﾌｰﾌｰｽﾞｯｷﾝｽﾞｯｷﾝ

574 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/11(月) 00:41:41.37 ID:fm.bRP.o

キター

575 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/11(月) 00:59:23.45 ID:c5pAnQko

憂選手がリングに上がりました

576 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/11(月) 11:03:12.15 ID:DJ2kMSM0

トーチャンかわいい

577 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/11(月) 23:33:24.90 ID:61g./gAO

翌日・早朝

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

梓「………」

梓「ふぅー……」

梓「………」

梓「早く起きちゃった……」

「ﾆｬｰ…ﾆｬｰ…」

梓「あ……」

ｶﾞﾗｯ

猫「ﾆｬｰ！ﾆｬｰ！」ﾋﾟｮﾝｯ

梓「きゃっ…もう…また勝手に入ってきて……」

猫「ﾆｬｰ！」ﾍﾟﾛｯ

梓「あはは…止めてってたら……」

猫「ﾆｬｰ…」

梓「大丈夫だよ…気にしてないから……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「………」

梓「この子に餌をやろうかな……」

578 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/11(月) 23:49:38.09 ID:hrTMOMAO

ハッピーニューイヤーはいつまで表示されるんだ？

579 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/11(月) 23:50:25.16 ID:61g./gAO

梓「…ん……？」

梓「私の目…こんなに赤くなっていたんだ……」

梓「………」

梓「はは…仕方ないよね……」

猫「ﾆｬｰﾆｬｰ」

梓「あ…餌…餌……」

580 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/11(月) 23:54:23.65 ID:61g./gAO

ｺﾄﾝｯ

梓「ほーらお食べ…」

猫「ﾆｬｰ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「ふふっ……」

梓「………」

581 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/11(月) 23:57:56.78 ID:WnrS55Ao

梓猫スレ見てたから一瞬ビビった

582 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/12(火) 00:08:01.71 ID:chv1LY6o

一瞬レスすっ飛ばしたのかと思った

583 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 00:24:41.67 ID:UgG5FgAO

琴吹家

紬「ふふ…ゲル状……///」

ｺﾝｺﾝ

斉藤「お嬢様、お目覚めの時間ですよ」

紬「んあ…？あ…もう、良いところだったのに……」

斉藤「誠に申し訳ございません。ですが、人の夢は儚いものです。儚いからこそ現が輝くのですよ、お嬢様」

斉藤(おお…私、今粋なことを言っている……)

紬「………」

紬「ふふ♪おはようございます。斉藤」ﾆｺｯ

紬(我がユートピア計画は夢じゃないわよ…実現すべき計画なんだから…)ﾆﾔﾘｯ

584 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 00:52:38.49 ID:UgG5FgAO

紬(！　そういえば……)

紬(梓ちゃん…相手から返事来たのかしら……)

紬(聞きたいけど…もしもあれだったら可哀想だし……)

ｺﾝｺﾝ

紬「何かしら？斉藤」

斉藤「ご友人の中野様が玄関でお待ちになっております」

紬「梓ちゃんが……？」

585 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 01:08:53.85 ID:UgG5FgAO

紬「………」ｽﾀｽﾀ

梓「あ…おはようございます！ムギ先輩！」ﾍﾟｺｯ

紬「梓ちゃん…どうして私の家まで……」

梓「えへへ…ムギ先輩にどうしても早く会いたかったもので…///」

紬「ふふ♪そうなの…」ﾆｺｯ

586 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 01:44:37.79 ID:UgG5FgAO

ﾊﾞﾀﾝｯ…ﾌﾞﾛﾛﾛ…

梓「すみません、私まで車に乗せてもらって……」

紬「ふふ♪気にしないで。わざわざ私の家まで迎えに来てくれたのだから」

梓「………」

紬「………」

梓「………」

紬「ねぇ…梓ちゃん…？」

梓「…はい、何ですか？ムギ先輩」

紬「気になっていたのだけど…差し支えなければ聞いても良いかしら……？」

梓「…良いですよ……」

紬「いつものかわいいツインテールをしてないけど……」

梓「………」

梓「これは…ちょっとしたイメチェンですよ……」ﾆｺｯ

紬「梓ちゃん……」

587 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/12(火) 01:47:52.44 ID:KXxjnAwo

(´;ω;`)

588 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 02:06:25.49 ID:UgG5FgAO

梓「えへへ…私のストレート、似合いますか？///」

紬「えぇ…似合うわ…若干澪ちゃんに似ているけど……」

梓「あ…そうでしたね。ストレートヘアーは澪先輩の特権ですよね……」

紬「………」

紬「ね…ねぇ…梓ちゃん……」

梓「この際、思いっきり短くするのもありですね…あ、そしたらショートヘアーの唯先輩とかぶっちゃいますか……」

紬「梓ちゃん……」

梓「ムギ先輩…私…どんな髪型が良いでしょうか…？」ﾆｺｯ

紬「………」

紬(こ…これは……)

589 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 12:46:06.17 ID:UgG5FgAO

澪「………」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

律「！　おっはよー！み〜お〜！」ﾀﾞｷｯ

澪「！？　こ…こらっ！！危ないだろうが…///」

律「今日はコントラバスで練習かぁ〜！」

澪「まぁな…梓にもコントラバスやクラシックの良さを知ってもらいたいしな…あ、もちろん、ベースも持って来てはいるよ」

律「へぇ〜…」

律「………」

律「あれ？私らって軽音部じゃなかったっけ…？」

澪「こ…細かいことは良いんだよっ！！///」

590 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/12(火) 13:04:06.49 ID:KXxjnAwo

>>澪「………」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

このコントラバスを運んでいる情景がいつもシュールでたまらない

591 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 13:07:33.63 ID:UgG5FgAO

律「…ってな感じでよ〜」

澪「はは…ムギらしいなぁ…」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

ﾌﾟｯﾌﾟｰ

律「ん？何だ？」

ベース奏者「ボンジュール、秋山君」ﾆｺｯ

澪「あ…あの時のコントラバスの方！」

592 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/12(火) 14:02:22.54 ID:UgG5FgAO

ベース奏者「私は勉強で少しフランスの方に行っていたのだ」

澪「そ…そうなんですか…」

ベース奏者「というわけで君も我が合奏団に入って…」

澪「何でそうなるんですか…といっても今はムリです」キッパリ

ベース奏者「ヘイ、ラーマ！！なんてこったい！！」

律「………」

律(この人…こんなキャラだったけ…)

ベース奏者「おほん…しかし私はいつまでも愚かではない。君を勧誘できないなら、君が入らざるを得ない状況を作ればよいのだ」ﾆﾔﾘｯ

澪「へ…？」

ベース奏者「私は別の楽団にも所属していてね…次の演奏会で君に手伝ってもらいたいのだ…なぁに、メインは管楽器だから心配はいらない」

澪「で…ですが……」ﾁﾗｯ

律「………」

澪(確かに願ってもないことだけど…律達に迷惑がかかってしまう…)

ベース奏者「ん…急ぐ必要はない。決まり次第こちらまで一報を頼む」ﾋﾟｯ

澪「は…はぁ……」

ベース奏者「良い返事を待っているよ」ﾆｺｯ

ﾌﾞﾛﾛﾛ…

澪「………」

律「どうすんだ…？澪…」

澪「どうしよう…？」

593 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/12(火) 14:05:43.72 ID:kyY0596o

つライフカード

594 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/13(水) 19:57:15.96 ID:IgdM.AAO

誰か澪がコントラバスを運んでいる風景書いて

595 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/13(水) 19:59:21.96 ID:av3S9Hko

ヘイ、ラーマ！！

596 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/13(水) 22:17:00.91 ID:IgdM.AAO

あずにゃんってツインテイルじゃなくなるとどうなるの？

597 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/13(水) 22:20:59.79 ID:/BuBCkMo

予測:スタンドの動作が不規則になる

598 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/13(水) 23:33:41.21 ID:IgdM.AAO

今日は忙しいのかな…
消失はしないでくれ…(´；ω；｀)

599 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/15(金) 00:06:35.88 ID:AT3ghtc0

そういえば退院したっけ？

600 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/15(金) 00:07:37.48 ID:AT3ghtc0

>>594
誰も描くなよ
イメージ崩れる

601 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/15(金) 00:32:12.63 ID:O4EAjgAO

ﾋｬｯﾊｰ！

602 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/15(金) 01:24:57.25 ID:hmtIzEDO

澪誕生日おめでとう

603 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/15(金) 19:07:22.41 ID:tlgomgAO

教室

梓「………」

学生B「梓ちゃんイメチェン？ストレートも似合うわよ！」

梓「そ…そっかなぁ…そこまで言われると恥ずかしいなぁ……///」

純「………」

604 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/15(金) 20:51:32.83 ID:O.vNLq6o

ｷﾀｰ

605 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! ：2010/01/15(金) 23:15:14.51 ID:tlgomgAO

純「あ…あのさ…梓ちゃ……」

ｽｸｯ

梓「あ、ごめんね。今から職員室に行かなきゃいけないから……」ﾀﾀﾀ

純「………」

純「もう……」

憂「どうしたの？純ちゃん」

純「な…何でもないっ…」

憂「？」

606 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/16(土) 01:31:51.80 ID:poprGgAO

シェア！

607 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/16(土) 22:28:47.92 ID:E4cYd5Yo

梓を見るとラーメン食いたくなるのは俺だけでしょうか

608 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/16(土) 23:22:22.08 ID:Wu1a.sAO

トイレ

梓

ﾊﾞｼｬｯﾊﾞｼｬｯ

ｼﾞｬｰｷｭｯ…

梓「………」

梓「未練がましいのは良くないよね……」

梓「はぁ……」

ｶﾞﾁｬｯ

律「しっかしよぅ…さっきのどうすんだ？澪」

梓(律先輩……！)

澪「う〜ん…もし引き受けてしまったら時間取られるだろうなぁ…本番前だとより忙しくなるだろうし……」

律「やる前提かよ……」

梓(み…澪先輩まで……！)

澪「いや…だって興味がないわけじゃないし……///」

律「………」

澪「あっ…いや…でも…部のことがあるから断るって……」

律「………」

609 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 00:29:45.23 ID:/NTM5sAO

梓「………」

梓(もう…行ったかな…？)

梓(というか、何で隠れる必要があるんだろ……)

ｶﾞﾁｬｯ

梓「はぁ…そろそろ戻るとするかぁ……」

律「………」

澪「………」

梓「」

610 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/17(日) 00:31:16.63 ID://4l6cUo

スネェークッ！！

611 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 00:55:54.98 ID:/NTM5sAO

律「み…澪が二人いるぅっ！？」

澪「わ…私が二人っ……って違うだろっ！！」

律「あ…梓なのか……？」

梓「は…はい……///」

澪「髪型を変えたのかぁーこれもこれで似合うよー梓」

梓「えへへ…でも澪先輩とかぶっちゃいますよね……///」

澪「へ…？別に良いだろ…」

梓「やっぱり自分らしい髪型が良いと思いまして……///」

律「それならカチューシャなんてどうだ？」

梓「でこは嫌です」

律「」ｶﾞｰﾝ

612 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/17(日) 01:34:24.67 ID:eg3cEQwo

りっちゃん(;´Д｀)

613 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/17(日) 01:41:43.92 ID:9AocsYAO

今日でパー速来てから１ヶ月か

614 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/17(日) 13:01:20.11 ID:WBkg6F.o

もうそんなになるのか…

615 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 13:08:29.21 ID:/NTM5sAO

梓「あ…いえ…私には自慢できるでこがないからやりたくないだけです……」

律「ほっ…そうか……」

梓「まぁでも、律先輩の真似をするのも、それはそれで嫌ですね」

律「………」

律「ひでぇ……(泣)」

616 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 13:14:12.53 ID:/NTM5sAO

梓「それよりも…今さっきの話しはいったい……」

澪「あ…いや…それは……」

澪(中途半端なことを言ったら余計な不安を与えてしまうからな……)

梓「時間がなくなるとか忙しくなるとか言ってましたよね？」

澪「ああ…ば…バイトの話だ……」

梓「バイト…ですか？」

澪(誤魔化せたかな？)

梓「澪先輩がですか？」

澪「あ…ああ……」

梓「………」

澪「そ…そうなんだ…はは……」

梓「………」

澪「はは…ははは……」

梓「お身体の無理ないよう気をつけてください」ﾆｺｯ

澪「あ…ありがとう……」

澪(うぅ…その笑顔は心が痛む……)

617 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 13:19:41.12 ID:/NTM5sAO

澪「あ、早めに戻らないといけないから先に戻るから」

ﾊﾞﾀﾝｯ

梓「澪先輩バイトしていたんですね…知りませんでした……」

律「………」

律「！　なぁ〜梓……」

梓「な…何ですか…？」

律「折り入ってたのみたいことがあるんだ」

梓「は……？」

618 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 13:48:04.30 ID:/NTM5sAO

憂「………」

純「梓ちゃん…遅いねぇ……」

憂「そ…そうだね……」

純「憂さ…昨日の梓ちゃんのことは忘れて普通に接しましょう…本人も反省しているだろうし……」

憂「私は…気にしていないよ…」

純「そう……」

ｶﾞﾗｯ

梓「あ……」

憂「あ……」

619 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 13:54:23.70 ID:/NTM5sAO

梓「………」

憂「あ…梓ちゃん……？」

梓「………」

憂「か…髪型…変えたんだぁ……」

梓「…うん…おはよう……」

憂「おはよう……」

梓「………」ｽﾀｽﾀ

憂「………」

憂(梓ちゃん……)

620 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/17(日) 15:13:29.53 ID:Vd3BJvA0

駅伝のついでに聖地の写真とってきたぜ
まあもともと地元だけど

621 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 18:54:27.32 ID:/NTM5sAO

昼休み

憂「………」

純「………」

梓「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

純(い…いずらい……)

憂(うぅ…梓ちゃん…昨日のことまだ引きずっているのかなぁ…？)






憂「梓ちゃん、遅れてごめんねっ！！」

梓『い…いや、大丈夫だよ……///』ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「ご…ごめんなさいっ…！」

梓『………』

憂「まだ…私達…知り合ってから一ヶ月も経っていないし…まだ私…梓ちゃんのこと分からないし……///」

梓『………』

憂「い…今はムリでも……」

梓『分かった…ありがとう……』

ﾌﾟｰﾌﾟｰ…

憂「梓ちゃん……」




憂(私…間違ってないよね……？)

622 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 19:39:41.34 ID:/NTM5sAO

梓「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

憂「あ…あのさぁ…梓ちゃん……」

梓「なに？」

憂「そ…その髪型…に…似合うよ…」

梓「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ｺﾞｸﾝ

梓「………」

憂「………」

梓「ありがとう……」ﾆｺｯ

憂(梓ちゃん……)

623 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/17(日) 19:46:40.71 ID:/NTM5sAO

放課後

憂「………」

憂(結局、ロクに梓ちゃんと話せなかった……)

純「憂、帰ろう」

憂「う…うん……」ﾁﾗｯ

梓「………」ｶﾞｻｺﾞｿ

梓「！　どうしたの？」

憂「う…ううん……」

梓「そう…二人ともさよなら」ﾀﾀﾀ

憂「………」

憂(お姉ちゃん…どうしたら……)

624 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 06:06:02.91 ID:ljnoR2AO

ｶﾞﾁｬｯ

梓「こんちはー」

律「お、梓おっーす！」

梓「他の先輩はまだですか……」

律「なぁ…まだ人がいないんだ…あの話しを……」

梓「け…今朝の話しですか…？無理ですよぉ……」



今朝の話し

梓「頼みたいことって何ですか？」

律「梓…その髪型をいじらないでくれっ！！」ﾊﾟﾝｯ

梓「髪型を決めたら速攻で変えます！」

律「そこを待ってくれって…！」

梓「何でですか…？律先輩は澪先輩みたいなロングヘアーフェチなんですか？」

律「ち…ち、違うわいっ！！///」

梓「じゃあ、何でなんですか？」

律「これは…部のためなんだ……！」

梓(！　こんな真剣な律先輩見たことない……！)

梓(ていうか、律先輩のキャラじゃない…)

律「何か言ったか…？」

梓「な…何でもないですっ！！」

625 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 06:22:23.70 ID:ljnoR2AO

律「澪はちょっと、あるコントラバス奏者から気に入られてしまっていてな……」

梓「そのストーカーから澪先輩のことを諦めてもらうよう私が澪先輩のフリをしろと？」

律「……なんか若干ニュアンスが違うような…まぁ、やることはそんな感じだ」

梓「嫌です……」

律「即答だな！！おいっ！！」

梓「私と澪先輩とでは身長差がありすぎますよ。出来るわけないじゃないですか」

律「分かった…作戦を考えておく…梓も出来れば考えてくれ…これは澪だけじゃない…部のためにもなるんだ……」

梓「ふー…仕方ないですね、分かりましたよ……」

律(可愛くねぇな、おい……)



んでもって今

梓「考えましたけど…全然思い浮かびませんよ？」

律「私もだ…身長とコントラバスについてはどうしても思い浮かばん……」

梓「無理ですよ。諦めて違う方法を考えるしかないですよ」

ｶﾞﾁｬｯ

梓律「！？」ﾋﾞｸｯ

唯「やっほぉ〜！」

紬「こんにちは〜」

626 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 06:37:52.54 ID:ljnoR2AO

唯「あれ……？」じぃ〜

梓「？」

唯「澪ちゃんがちっちゃくなっちゃったよぉ〜！！」

梓「あ…いや、これは違…」

ﾀﾞｷｯ

梓「ｸﾞﾊｯ…！」

唯「澪ちゃんかわいい〜〜！！」ｷﾞｭｰ

梓「だ…だから…違いますって！！///」

律「まーた始まった……」

紬「あらあらまあまあ♪」

唯「あずにゃんみたいになってかわいいなぁ〜♪」ｷﾞｭｰ

梓「あう〜……///」へにゃへにゃ

唯「澪ちゃんはこれくらいちっちゃい方が良いんだよぉ〜♪」ｷﾞｭｰ

澪「そんなにでかい私は嫌なのか？唯……」

唯「でっかいよりちっちゃい方に良いじゃなぁ〜い♪」ｷﾞｭｰ

梓「ふにゃぁ……///」

律「おい…唯……」ﾄﾝﾄﾝ

唯「ほえ……？」

律「あっちの澪を見てみろよ」

唯「あ……」

澪「どうせ私はでかい女ですよ…どうせ……」ｼｸｼｸ

唯「」

627 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 06:52:32.15 ID:ljnoR2AO

唯「み…澪ちゃんが二人いるよ…いくら澪ちゃんの人気が良いからってそんなサービスは……」ｱﾀﾌﾀｱﾀﾌﾀ

律「おい…二つの意味で違うって…」

澪「ｸﾞｽﾝｯ…りぃ〜つぅ〜」

律「はいはい…澪はでっかくてもかわいいって……」

澪「ｸﾞｽｯ…ほ…本当……？///」

律「……///」ﾎﾟｯ

律「あ…あぁ…本当だって……///」ｱｾｯ

律(なに澪でどぎまぎしてんだ…私…///)

紬(ふふ♪放課後早々良いものが見れましたわぁ〜♪)

梓「へにゃぁ〜///」

628 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/18(月) 06:57:01.69 ID:YY0oxd6o

琴吹紬の煩悩

629 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 07:06:12.44 ID:ljnoR2AO

唯「それじゃあ…私が抱きしめている子は……」

律「あぁ…そうだ…あず…」

唯「澪ちゃんの妹なんだねっ！！かわいい〜♪」ｷﾞｭｰ

梓「へにゃあ〜///」ﾎﾟﾜ〜ﾝ

律「……だから違うって…それは梓だって……」

唯「かわいいよぉ〜♪妹ちゃ〜ん♪」ｷﾞｭｰ

律「こら、聞け」

梓「へにゃあぁ〜…///」

梓(このまま澪先輩の妹で良いかも……///)

630 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 07:18:46.14 ID:ljnoR2AO

唯「うぅ…痛いよ…(泣)」ｽﾞｷｽﾞｷ

律「人の話しを聞かないお前が悪いだろ……」

唯「だってちっちゃくなった澪ちゃんに見えたんだもん……」ﾌﾞｰ

梓「私は…気にしていませんけど……」ﾁﾗｯ

澪「は…はは…デカ女は…かわいくない……」ぼー

律「………」

律「とりあえず謝っておけ唯」

唯「ご…ごめんなさい、澪ちゃん……」

澪「はは…ははは……」ぼー

律「………」

律(なんか正気にするのも面倒くさくなってきた……)

631 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/18(月) 08:13:10.17 ID:6YRijxYo

早起きだな支援

632 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 09:02:39.26 ID:afjfe/20

「話し」これ誤用正しくは「話」
「話す」など、動詞の時だけ送り仮名
細かいこと言ってすいません

633 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 09:32:20.53 ID:ljnoR2AO

>>632

ああ、やっぱりそうですか…PCだとそういう説明が出ますけど、携帯は出ませんからつい…
ご指摘、ありがとうございます。

さあて、これからの展開どうしよう……

634 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/18(月) 12:23:44.44 ID:S3SqNsAO

センター試験
英語 144
リスニング 34
国語 132 ←←
数�TＡ 81
数�UＢ 71
倫理 78
化学 50 ←←←
物理 47 ←←←

ｲﾛｲﾛ＼(＾ｏ＾)／ｵﾜﾀ

受験そっちのけで気長に待ってるので頑張って下さい

635 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 15:30:08.64 ID:ljnoR2AO

紬「はいどーぞ♪」ｺﾄｯ

梓「ありがとうございます…」ｽﾞｽﾞｯ

梓「にゃっ！！熱いっ！！」

紬「ごめんなさい。熱すぎたかしら？大丈夫？」

律「何やってんだか……」

澪「はは…あずにゃんだけに…猫舌……」ぼー

唯「………」

唯(澪ちゃん、今のはウマイ……！)

梓「うぅ〜…」ﾋﾘﾋﾘ

紬「大丈夫？梓ちゃん」

梓「らんろはらいひょうふへふ…(何とか大丈夫です…)」ﾋﾘﾋﾘ

唯「………」

唯(今のあずにゃん…いい…！)

636 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 15:36:22.05 ID:XzZiGPoo

いい…！

637 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/18(月) 16:01:18.89 ID:YY0oxd6o

ｲｲ

638 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 22:19:49.55 ID:ljnoR2AO

律「ぷっ…梓話せてないぞ〜！」

梓「い…いはなないへふかぁー！(し…仕方ないですかぁー！)」

律「あははは！！ほぉら！！」

梓「うぐぅ……///」ﾋﾘﾋﾘ

梓(昨日は好きな子から振られるし…今日なんて舌を火傷するし…こんなについてないなんて……)ｳﾙｳﾙ

律「あー面白ぇ…」

紬「ちょ…ちょっと律っちゃん……」

律「ん…何だよムギ？」

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

律「」

639 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 22:23:21.78 ID:ljnoR2AO

仕方ないですかぁー！→仕方ないじゃないですかぁー！
です。もうまた間違えちゃうなんて…(´ω｀;)

640 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 22:38:55.64 ID:ljnoR2AO

律「ちょっ…！お前なに泣いてっ…！？」

唯「ありゃりゃ…律っちゃんがあずにゃんを泣かしちゃったぁ……」

律「えっ！？わ…私のせいっ……？」

梓「ｸﾞｽｯ…ううっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律「こ…こんなことで泣く奴があるかよ…梓…私が悪かったって……」ｱｾｱｾ

紬「梓ちゃん…ケーキがあるけど……」

梓「うぐっ…ｸﾞｽｯ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「ケーキじゃつられないねぇ〜」

律「ご…ごめんっ…！私がからかい過ぎたよ……」ｱｾｱｾ

梓「うぐっ…うぐっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律「あぁ〜もうっ！！ごめんってっ！！」

ﾎﾟﾝｯ

律「ん…？」

澪「後輩を泣かせるとはらしくないなぁ〜律……」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

律「」

641 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/18(月) 22:41:36.91 ID:YY0oxd6o

脱字なんてよくあるがな(´・ω・`)

642 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 22:52:44.18 ID:ljnoR2AO

律「ｸﾞｽﾝｯ……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「梓大丈夫かぁ？律は意地悪な奴だけど、根は悪い奴じゃないんだ…悪いのは頭だけなんだよ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

律「おい……」ｽﾞｷｽﾞｷ

梓「ｸﾞｽｯ…ち…違いますぅ……」

澪「ん？何がだ…？」

梓「ｸﾞｽｯ…律先輩はどうでもいいんです…ただ、私がついてないことが…ｸﾞｽｯ…嫌になって……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪「梓……」

紬(梓ちゃん……)

ｷﾞｭｯ

梓「？」

「だいじょ〜ぶだよ」

643 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/18(月) 23:18:52.71 ID:ljnoR2AO

梓(この匂い…この声……)

唯「あずにゃんだいじょ〜ぶだよぉ〜！」ﾆｺｯ

梓「唯先輩……///」

唯「たまたまついてない時もあるよ…でも、必ずいつか良いことがあるんだよ？」ｷﾞｭｰ

梓「でも……///」

唯「あずにゃんにはまだやれることがあるんだよ？一回ぐらいで諦めていいの？」

梓「そ…それは……」

唯「これからはあずにゃんにとっては幸せなことしかないんだよ？今苦しいなら後は楽しいことしかない…そう思うだけでも楽しくなれない？」

梓「！　ｸﾞｽｯ…は…はいっ…！」ﾊﾟｧｰ

唯「あずにゃんがんばぁ〜！」

梓「あ…ありがとうございます！唯先輩！」

唯「えへへぇ〜」

澪「一件落着だなぁ……」

紬「そうみたね……」

律「………」

律(何か納得いかないんすけど…梓が泣いたの結局私のせいじゃないし、濡衣なのに澪から怒られるし……)

644 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/19(火) 00:07:30.21 ID:FocsiIAO

唯「だいじょ〜Ｖ！だいじょ〜Ｖ！」
カナ「うんたん♪うんたん♪」

645 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/19(火) 01:10:05.65 ID:Q3BqxUAO

おぉ！カナではないか！

646 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/19(火) 17:21:24.88 ID:jXsbVkAO

梓「やっぱり前の髪型に戻そうかと思います」

唯「えぇ〜なんでぇ〜？」

律「そ…そうだよ…何でだよ…？」

律(じゃないと…あのコントラバスのおっさんが澪を取ってしまう……)

澪「唯も律もどうしたんだ？髪型ぐらい本人の勝手だろ？」

唯「かわいいじゃ〜ん！澪ちゃん風あずにゃん、略してみおにゃんというあだ名を考えていたのにぃ〜」

澪「ほとんど私のあだ名だろっ！！それはっ！！」

唯「あれ？本当だぁ〜」

647 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/20(水) 17:59:01.67 ID:O8SlPwAO

梓「私本気なんですっ！！からかわないでくださいっ！！」ｸﾜｯ

唯「あ…あずにゃん……」ｵﾛｵﾛ

梓「私…唯先輩のお陰で考えを変えました…髪型を変えてしまえば今までの自分とはおさらば出来ると……」

唯「………」

梓「ですが、それは現実から逃げているだけで、結局はこれまでの自分とは何ら変化も成長もないものなんです。無意味です……」

紬「梓ちゃん……」

梓「だから私…見た目じゃなく、中身を変えます……！」

ｼｭｯｷｭｯ

梓「お騒がせしてすいませんでした！」ﾍﾟｺｯ

唯「あずにゃん……」

紬「………」

648 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/20(水) 21:16:48.75 ID:8grygQAO

このSSはいつ見ても安定感がすごい

649 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/20(水) 21:51:37.15 ID:FXurFZs0

>>648
同感
ぶれ、というかハズレがないと言うか

650 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/20(水) 22:01:40.87 ID:xXiy99Mo

安定かつ重厚なほのぼの感

親友以上百合未満の律澪

梓の青春、紬の青春

やっぱり姉に目覚めた憂



しかし一番の特徴は…街中を台車かなにかでコントラバスを引きずる澪のシュールさ、これに尽きますわい

651 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 07:03:03.89 ID:btExSAAO

澪「梓の状況はよく分からないが……」

梓「………」

澪「梓がやりたいことに私達は反対はしないよ…後悔しないければそれで良い……」

梓「はい…！」

澪「よし！梓も元気になったところで、さっそく……」

唯「てぃ〜たぁ〜いむ！！」

紬「ふふ♪唯ちゃんったら♪」

澪「」

652 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 08:38:34.03 ID:btExSAAO

律「というかもうすでにティータイムは始めているだろ…」

唯「そうだった…えへへ♪」ｽﾞｽﾞｯ

梓「それでしたら練習をしましょう！」

唯「！？」ﾌﾞﾌｯー！

律「うわっ！汚ねぇっ！」

梓「まだ一回しか合わせ練習をしていませんよ！もっと練習しましょう！」

唯「あ…あずにゃん…もうちょい休んでからにしよう……？」

梓「何でですか？もう一時間以上休憩しましたよ？」

唯「うぅ……」

梓「さあさあ、唯先輩！」

唯「ちぇー…もっとムギちゃんのお菓子食べたかったのにぃ……」ｼﾌﾞｼﾌﾞ

澪「………」

澪(梓、グッジョブ！！)

653 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 09:03:28.66 ID:btExSAAO

♪ｼﾞｬｼﾞｬｼﾞｬ〜ｼﾞｬﾝ…

唯「ふぅ……」

澪「唯…またメロディのところ微妙に間違えていたよ」

唯「そっかぁ〜ごめんね。どうりで違和感があったわけだぁ〜…」

澪「それにしても、今日はドラムに安定感があるなぁ…変なものでも食ったか？律」

律「素直に褒めてくれたっていーじゃんかよぉー！」

紬「すごいわぁ、律っちゃん！」

律「ムギだけだぜ…いつも私を分かってくれるのは……」

紬「それなら…律っちゃん…また私と……///」

律「……ごめん、聞かなかったことにする……」

紬「あらあら、照れちゃって♪」

律「違うっつーのっ！！」

梓「……何ですか？これ…」

澪「毎回のことだ。気にするな…」

唯(ムギちゃん大胆だなぁ〜)

654 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 13:53:49.73 ID:btExSAAO

斉藤「お嬢様のあの表情を…見ていられない……」

ｶﾞﾁｬｯ

prrrrrr…

『はい、こちら琴吹でございます』

斉藤「こちらは紬お嬢様の付き添人をしております斉藤と申します。旦那様か奥様と連絡はできますでしょうか？」

『少々お待ちを……』

斉藤(お嬢様…この斉藤の行為をお許しください…！)

655 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/21(木) 18:36:38.84 ID:PkM48roP

おい斎藤

656 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 19:05:04.90 ID:btExSAAO

部活後

澪「新学期になって初めての集中した実りある練習だった……」

律「あぁ〜疲れたぁ……」

唯「私もだよぉ〜へとへとぉ〜！」

梓「たった一時間の練習なのに……」

律「これが若さというものかねぇ、唯さんや」

唯「そうだねぇ、律さんや」

梓「たった一年しか違わないのに……」

澪「………」

澪「怠けすぎたら早く年をとるらしいぞぉ〜律〜」

律「ゆ…唯！！明日から頑張らないとっ！！」ｱｾｱｾ

唯「そ…そうだねっ！！律っちゃん！！」ｱｾｱｾ

梓「？あれ？見たことある高級車ですね…確か…」

紬「………」

657 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 19:16:20.64 ID:btExSAAO

斉藤「お嬢様。急遽お迎えに参りまして申し訳ございません……」

律(やっぱりムギって……)

澪(お嬢様だったんだ……)

唯(ムギちゃんすごぉ〜い！)

紬「………」

658 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 19:24:44.37 ID:btExSAAO

紬「斉藤…私言わなかったかしら？私から呼ばない限り学校まで迎えに来てはいけないということを……」

斉藤「はい…そのようにお聞きしております……」

紬「ならなぜ今ここに？」

斉藤「………」

紬「答えなさい。斉藤」

斉藤「………」

唯「え？え？どうしたの？」

律「し！黙ってろ！」

唯「んぐぅー！」

斉藤「………」

紬「何とか言いなさいよっ！！」

澪「む…ムギ…そこまで怒らなくても……」

梓「そ…そうですよ……」

紬「………」

紬「斉藤は理由もなしに私との約束を反故するような人間じゃないわ…」

斉藤「………」

斉藤「お嬢様…旦那様と奥様にお会いしましょう……」

紬「………」

659 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 19:29:59.27 ID:btExSAAO

律「え？旦那様に奥様？どういうこと…？」

唯「んぐぅっー！(律っちゃんだって黙ってよぉー！)」

律「んぐぅー！」

澪「………」

660 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/21(木) 19:34:51.64 ID:xPBkbVYo

目を離してたらソワソワする展開に

661 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 20:10:47.23 ID:btExSAAO

ｺﾞﾁﾝｯ


律「うっうっ…何で私だけ……」ｽﾞｷｽﾞｷ

唯(律っちゃんのたんこぶでかい…！)


紬「斉藤…それはお父様からの言付けなのかしら？」

斉藤「いえ……」

紬「そうよね…お父様はそんな方じゃないわ……」

斉藤「私からの要望…いえ、お申し立てでございます……」

紬「………」

斉藤「お嬢様の寂しげな表情は私も心を痛めております…もう日本の生活はよろしいのではないでしょうか…？」

紬「勝手なこと言わないでよっ！！」

斉藤「し…しかし……」

澪「日本の生活はもういい？どういうことなんだ…？」

梓「もう澪先輩も黙ってくださいっ！！」

澪「ご…ごめん……」

662 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 20:31:05.94 ID:btExSAAO

斉藤「しかし…お嬢様…帰国したい気持ちはないわけではないでしょう？帰国してもまた旦那様に申し立てれば……」

紬「簡単に首を振ってくれなかった方がまた首を振るとでも？そんなわけないじゃない…！」

斉藤「………」

紬「残念だわ…あなたが一番の私の理解者だったと信じていたのに……」

斉藤「………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

紬「斉藤…いつからあなたはそんなことも分からない人間になってしまったの？」

斉藤「わ…分からないなはお嬢様の方でしょうっ！！」

紬「！？」ﾋﾞｸｯ

663 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 20:43:37.26 ID:btExSAAO

斉藤「私は…私はお嬢様が日本で快く楽しい暮らしをして頂きたかった……」

斉藤「ですが、それには限界があると…旦那様と奥様との連絡が出来ないなど制限付きの暮らしは自由ではありません……」

紬「………」

斉藤「帰国しても今度は条件なしで再び日本に来られるよう旦那様に申し上げてみるという考えはないのですか！！」

紬「お父様は…そんな方じゃないわ…私しか跡取りがいないからいなくならないように私から自由を奪っているのよ……」

斉藤「確かに旦那様は過保護です…ですが、それがお嬢様の自由を奪ってしまっております…だから私はお嬢様が旦那様にそうおっしゃって頂きたいのです……」

紬「………」

斉藤「お嬢様…『一度』帰国してみましょう…！」

紬「……斉藤…こっちに来なさい……」

斉藤「………」ｽﾀｽﾀ

ﾊﾞｼﾝｯ

唯澪律梓「！！！」

664 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/21(木) 20:48:35.47 ID:xPBkbVYo

エー(;´Д｀)

665 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 21:41:24.08 ID:btExSAAO

紬「………」

斉藤「………」ﾋﾘﾋﾘ

紬「勝手なことを…あなたの身だって危ないところだったのよ…！」

斉藤「はい……」

紬「本当に…分かってないのは…あなたの方なんだから……！」ﾂｰ

斉藤「お…お嬢様……」

紬「分かったわ…もうやるしかない……」ﾆｺｯ

斉藤「はい……お嬢様……」

666 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 22:18:55.06 ID:btExSAAO

律「あ…あの〜…お取り込み中、申し訳ないんですけど……」

紬「あら、律っちゃん…どうしたの…？」

律「どうしたの、じゃねぇよ！帰国ってどういうことだよ！どこなんだよ！学校は？軽音部は？二人で勝手に決めやがって…！」

梓「律先輩！落ち着いてください！！」

律「梓…お前ムギ達が言っていたことの意味分かっているのかよ！」

梓「分かりますけど…私達がどうにか出来る問題じゃないですし……」

律「……くっ……」ﾀﾞｯ

梓「あっ…律先輩！」

澪「梓！」

梓「でも……」

澪「放っておけ……」

667 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 22:58:28.12 ID:btExSAAO

紬「ごめんなさいね…せっかちな斉藤のことだから今から発たないといけないと思うの……」

澪「そうか…戻って来れる自信があるのか？」

紬「やってみないと分からない…が正直なところかな……」

澪「そんな……」

唯「ムギちゃんと離れるなんて嫌だよぉ〜！」ﾀﾞｷｯ

紬「ごめんなさいね…唯ちゃん…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

澪「唯…仕方のないことなんだ…ムギが戻るまで待とう……」

唯「嫌だよぉ〜嫌だよぉ〜！」ｷﾞｭｰ

紬「唯ちゃん……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

668 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/21(木) 23:04:30.26 ID:btExSAAO

梓「ムギ先輩……」

紬「梓ちゃん……」

梓「私は…ムギ先輩を信じてます…だから…だから頑張ってください…！」

紬「ええ♪ありがとう♪」

澪「律に…言っておくことはないか…？」

紬「うーん……」

澪「ムリに言う必要はないけど……」

紬「決まったら一番最初に連絡するって伝えてくれるかしら？律っちゃんは今いないのにあいさつが出来ないままだから……」

澪「分かった…そう言っておく……」

ﾊﾞﾀﾝｯ

梓「ムギ先輩…お身体気をつけてください…」

紬「ええ♪」

唯「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…ムギちゃぁん…戻って来るよね…？」

紬「私はそれを望んでいるわ……」ﾆｺｯ

澪「ムギ…私達は待っているからな……」

紬「………」

紬「澪ちゃん達はセリヌンティウス…だから、私を信じて……！」

澪「ムギ……！」

澪(この表情を律が見ていれば安心していただろうに……)

紬「それじゃあ……」

ﾌﾞﾛﾛﾛ…

唯「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

梓「行っちゃいましたね……」

澪「ああ……」

669 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/21(木) 23:46:33.93 ID:F.p/YgAO

斉藤そいつをよこせー

670 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/22(金) 13:00:44.54 ID:O2N5i2AO

紬かわいい

671 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/22(金) 18:56:24.45 ID:FcyfGD.P

おい斎藤…( ´;ω;｀)

672 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/22(金) 21:23:15.92 ID:Du7BGqY0

紬・・・
それにしても急展開

673 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/23(土) 00:21:14.92 ID:zXGpM6AO

グゲゲ

674 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/23(土) 11:14:58.39 ID:csMnYEAO

律「………」

ﾋｮｲｯ

ﾋﾞｭｯ

ﾎﾟﾁｬﾝ

律「……ムギのばかやろぅ……」

澪「……ふー…」

律「……勝手に決めやがって……ｸﾞｽﾝｯ…」

澪「律……」ﾎﾟﾝｯ

律「ｸﾞｽｯ…み…澪ぉ……」

澪「……隣…いいか…？」

675 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/23(土) 11:46:26.00 ID:csMnYEAO

律「………」

澪「ムギには頑張ってもらいたいんだ……」

律「………」

澪「家庭の事情なんだよ…分かってやってくれないか…？」

律「………」

澪「これをムギが乗り越えたら、ムギが本当の幸せをつかめるんじゃないかと思う……」

律「………」

澪「律もムギが幸せになって欲しいと思うよね？」

律「……うん……」

澪「大丈夫だよ。ムギは私たちの期待を裏切るような人間じゃない…」

律「！　……」

676 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/23(土) 12:26:19.18 ID:csMnYEAO

澪「だから…律…私たちはムギを待とう…！」

律「澪が言うなら…分かったよぅ……」

澪「ふふ…よくできたな、律……」

律「な…なんだよ…子ども扱いするなよ……」

澪「今の律は子どもじゃないか……」ﾆﾔﾆﾔ

律「ちぇー…否定できねぇ…」

澪「ふふふ……」

律「ははは……」




梓「………」

唯「あずにゃん、澪ちゃんと律っちゃん…どう…？」

梓「……心配いりませんよ」

唯「本当…？良かったぁ〜！」

梓「ちょっ…！唯先輩っ！危ないですってっ！」ぐらぐら

唯「わっととっ！」

ｶﾞｼｬｶﾞｼｬﾝ

梓「痛たた……もうっ！唯先輩！肩車するんでしたらしっかりやってくださいよっ！」

唯「うぅ…ごめんね…あずにゃん……」

律「何やってんだ、お前ら……」

唯梓「」

677 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/23(土) 13:37:34.75 ID:csMnYEAO

唯「り…律っちゃん…」

澪「なんだ…唯も梓も帰って良かったのに……」

唯「だってぇ…律っちゃんが心配だったんだもん……」

梓「わ…私もです……」

律「………」

澪「ほら、律しっかりしないと！」

律「あ…なんていうか…その……」

唯梓「………」

律「ありがとな…それと心配かけてごめん……///」

唯「律っちゃん……」

梓「律先輩……」

律「ムギだって頑張っているんだ…！ムギがいない間のすき間は私たちも頑張って補おう…！」

澪「そうだな…私たちにできる精一杯のことをしよう！」

唯「うんっ！！うんっ！！」

梓「さすが律先輩…なんか部長みたいですっ！！」

律「おいっ！！私はもとから部長だっつーのっ！！」

唯澪律梓「「あははははは………」」

律(ムギ…絶対に帰って来いよ……！)

678 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/23(土) 13:48:57.30 ID:csMnYEAO

行くなら900まで書きたいなぁ…

読んでいた人のうちのアドバイスを使わせて頂きました(・ω・｀)

未回収は
・憂のブレ
・澪は楽団に参加するかどうか(入団ではないよ)
・ムギちゃん日本に戻ってこれるかどうか


ぐらいっすかね？
これで900越えたら終わらせます。
暇な時だけ書いているため２月に入っても終わってなかったらごめんなさい(´・ω・｀)

679 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/23(土) 13:53:54.47 ID:Li2U7bQo

気長に書けばいいがな(´・ω・)
いつも楽しみにしてるだでよ〜

680 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/23(土) 14:09:26.57 ID:PbaOmb.o

俺もともとパー速民だから1年でも待てるぜ

681 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/23(土) 14:36:32.09 ID:RrYnGA2o

時間かけるのは構わないが
途中で投げ出したりするのはやめてくれよ

682 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/23(土) 15:16:08.86 ID:csMnYEAO

>>681

人が立ててくれたスレですから投げ出したりしませんよ…(´・ω・｀;)
ただ、時間がかかるだけと思ってくだせぇ…
来週と再来週は忙しくなるから余り書き込めないと思います…

683 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/01/24(日) 14:38:36.43 ID:L3jX8.AO

受験生なのか？

684 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/24(日) 16:48:47.28 ID:DmhqjiE0

受験生がまさかこんな．．．
．．．ことしないよね

685 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/27(水) 00:09:19.81 ID:MPASK6AO

平沢家

憂「………」

唯『自分の気持ちに正直になろうよ！』

憂「………」

憂「お姉ちゃん……私、正直に言えたよ……」


憂『梓ちゃん…私はまだ梓ちゃんのこと知らない……だけど』

梓『わかった…ありがとう…』ｶﾞﾁｬｯ

ﾂｰﾂｰﾂｰ…


憂「できたのに…できたのに全然嬉しくない……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

憂「うっ…うっ…お姉ちゃん…どうしたら…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ｶﾞﾁｬｯ

唯「ただいまぁ〜…」

686 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/27(水) 00:16:43.31 ID:MPASK6AO

憂「！　あ、お姉ちゃんおかえり…」

唯「………」

憂「も…もうすぐしたらご飯できるからね！」

唯「憂…何かあったの…？」

憂「………」

唯「憂……？」

憂「あ…お姉ちゃん手洗いとうがいを忘れないでね！」

唯「う…うん……」

687 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/28(木) 13:12:46.94 ID:UgeFQAAO

憂「はい、お姉ちゃん。ご飯だよ」

唯「わぁい！ありがとう！憂！」

憂「ふふっ…」

唯「………」ﾊﾟｸﾊﾟｸ…

憂「………」ﾓｸﾞ…ﾓｸﾞ…

唯「………」

憂「………」ﾓｸﾞ…ﾓｸﾞ…

唯「憂……？」

憂「………」ﾓｸﾞ…ﾓｸﾞ…

唯「憂ってばっ！！」

憂「！！」ﾋﾞｸｯ

唯「憂…どうしちゃったの……？」

憂「うっ…うっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「憂……」

688 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/01/28(木) 13:25:38.49 ID:UgeFQAAO

憂「うっ…ｸﾞｽｯ…うわぁーん！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「う…憂…急に泣きだしてどうしたの…？」

憂「ｸﾞｽｯ………ない…」

唯「え…？今何て…？」

憂「好きな人を本当の気持ちで傷つけたくないっ！！///」ﾀﾞﾀﾞｯ…ﾊﾞﾀﾝｯ…

唯「憂……」




憂の部屋

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

憂(自分の本当の気持ちを伝えたら…梓ちゃんみたいに傷つけちゃう…)

憂(今悩んでいることを伝えたら…今度はお姉ちゃんを傷つけちゃう…！)

憂「嫌だよ…ｸﾞｽｯ…大好きなお姉ちゃんを傷つけたくないよぉ……」

ｺﾝｺﾝ

唯「う〜い〜」

憂(！　お姉ちゃん……)

689 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/29(金) 05:47:07.57 ID:3cl0rQAO

唯「憂開けてよ〜！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ

憂「…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

唯「憂ってば〜！開けてよ〜！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

唯「憂の泣き虫っ！！何で私に何も言ってくれないのっ！！」

憂「！！」ﾋﾞｸｯ

唯「………」

憂「………」

唯「私…憂のそんなところ…嫌い……」

憂「…え……？」

唯「泣き虫な憂なんて…大っ嫌い！！」

憂「！！」

690 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/01/29(金) 10:53:09.16 ID:CouDo62o

えええ(;´Д｀)

691 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/29(金) 11:45:16.41 ID:3cl0rQAO

唯「………」ｽﾀｽﾀｽﾀ…

憂「お…お姉ちゃんっ！！」ｶﾞﾁｬｯ

憂「………」

憂「リビングに戻っちゃったのね……」

憂「うぅっ…ｸﾞｽｯ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ






唯「………」

唯「憂の…ばかぁ…ｸﾞｽﾝｯ…」

692 ：ちょっと失礼 ：2010/01/29(金) 18:36:01.98 ID:XxzsXE20

朗報、公式サイトより. . .

■スタッフ
原作 ：かきふらい（芳文社　「まんがタイムきらら」連載）
監督 ：山田尚子
シリーズ構成 ：吉田玲子
キャラクターデザイン ：堀口悠紀子
美術 ：田村せいき　
色彩設計 ：竹田明代　
撮影監督 ：山本倫
楽器設定 ：高橋博行
アニメーション制作 ：京都アニメーション

■キャスト
平沢 唯 ：豊崎愛生
秋山 澪 ：日笠陽子
田井中 律 ：佐藤聡美
琴吹 紬 ：寿 美菜子
中野 梓 ：竹達彩奈
山中さわ子 ：真田アサミ　
真鍋 和 ：藤東知夏　
平沢 憂 ：米澤 円
2010年4月放送開始予定の第２期もお楽しみに！

http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/news/news1001-03.html#news30

予想より早いね

693 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/01/29(金) 18:50:28.85 ID:zAXgLqAo

けいおん1期からまだ一年経ってないのか

694 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 10:06:19.47 ID:kGUPwQAO

秋山家



エリザベス「………」

はぁ…はぁ…

エリザベス「………」

はぁ…もっと…も…もっとぉ…

エリザベス「………」

だめ…あぁ…あああ…！

エリザベス「………」

ああっ…あっ…あっ…あああっ……！

エリザベス「………」

はぁ……はぁ……はぁ……

エリザベス「………」

エリザベスぅ…あっ…アンドレ…ううっ…大好きだよ……///

澪「はぁ……はぁ……///」ﾄﾛ〜ﾝ

澪「…ふぅ………///」

澪「ふふ♪愛しのエリザベスぅ…///」ｷﾞｭｯ

695 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 10:26:24.87 ID:kGUPwQAO

翌朝

憂「お姉ちゃん…ご飯…できたよ……」

唯「………」ﾑｽｯ

唯「頂きます……」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ

憂「お…お姉ちゃん……」

唯「ふんだっ……」ﾊﾞﾀﾝｯ

憂「………」

憂「ううっ…お姉ちゃん……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

696 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 11:12:11.16 ID:kGUPwQAO

澪「………」ｷｭﾘｷｭﾘ

澪(昨日は良かった……エリザベスがあまりにも愛おしすぎたから……///)ｷｭﾘｷｭﾘ

澪「ふふっ…///」ﾆﾔﾆﾔ

律「」

697 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/01/30(土) 11:22:23.32 ID:zUHvJnMo

>>694
おい！

698 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 13:35:42.10 ID:kGUPwQAO

律「なぁ…澪…」

澪「うわああぁぁ！！！律お前いつの間にっ！！！///」

律「…ほんの数分前だって……」

澪「……///」

律(さっきのにやけ顔については触れないことにしよう……)

律「それよりもさ…ムギがいなくなった分どうやって補うか考えようぜ？」

澪「う…うん……///」

699 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 19:47:10.18 ID:kGUPwQAO

律「いつ帰って来れるかわたらないが、ムギがいつ戻って来てもかまわない状況をつくらないとな…」

澪「そうだな……」

律「ムギから進展はあったか？」

澪「言ったろ…ムギはお前にまず連絡するって…その様子ならまだ到着していない様だな、何せモスクワに戻らないといけないからな…」

律「も…モスクワ！？」

澪「うん。時差が6時間もある所だ。今はまだ夜中だろう…」

律「ムギの実家…そんなに遠いのか……」

澪「まぁ、気長に待とう」

律「お…あそこにいるのは憂ちゃんじゃね？おーい憂ちゃーん！」

700 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 20:28:01.64 ID:kGUPwQAO

憂「あ…おはようございます…律さん…澪さん…」ｼｭﾝ

澪「おはよう」

律「どうしたの憂ちゃんそんなに落ち込んで……」

憂「うっ……ううっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律澪「！！」

澪「ど…どうしたんだよ…憂ちゃん…？」ｱﾀﾌﾀｱﾀﾌﾀ

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

律「………」

澪「ど…どうしよう…律お前も落ち着かせるの手伝えよ！」

律「唯と何かあったのか…？」

憂「は…はい…ｸﾞｽｯ……」

律「やっぱりな……」

澪「え？どういうこと？」

律「ごめんけど、澪。先に行ってくれないか？」

澪「え…？」

律「私が憂ちゃんを何とかするからさ…」

澪「………」

澪「ﾌｰ…わかったよ…憂ちゃんを元気にさせろよ？」

律「もちろんさ…！」ﾆｶｯ

澪「………」

澪「その様子なら安心だな…」ｷｭﾘｷｭﾘ

律「さて、憂ちゃん…いいかい？」

憂「ｸﾞｽｯ…は…はい……」

701 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 23:03:17.52 ID:kGUPwQAO

河川敷

律「ここなら大丈夫だろ……」

憂「律さん…学校は…」

律「学校なんて言っている場合じゃないだろ？今は」

憂「は…はい……」

律「さて、憂ちゃん。ここで思いっきり自分の気持ちを川に向かってぶつけてみるんだ！この石で！」

憂「え…？そ…それは……」

律「仕方ないなぁ〜見てろよぉ〜！」

ﾋｮｲｯ

702 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 23:15:01.43 ID:kGUPwQAO

澪(律のやつ憂ちゃんをちゃんと元気付けてるかな……？)ﾋｮｺｯ←やっぱり気になってた

律「澪の！！乳デカぁぁぁぁぁ！！」ﾌﾞﾝｯ

ﾎﾟﾁｬﾝ

澪「」

律「声に出しながらの方がよりスッキリするよ！」

憂「そ…そうなんですか……」

憂(あそこに澪さんがいるのに……)

律「まぁ、騙されたと思ってやってみなよ！思いっきりやれば気が晴れるぜ！」

ﾎﾟﾝｯ

澪「まずは私からいいか…？律…」

律「」

703 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/01/30(土) 23:34:25.69 ID:LXkZR46o

吹いたwww

704 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/30(土) 23:56:07.60 ID:kGUPwQAO

律「うぅっ……(泣)」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「まぁ…律の例はあれだがやり方は間違ってはいないよ…///」

憂「わ…わかりました……」

ﾋｮｲｯ

憂「え…えいっ！」

ﾎﾟﾁｬﾝ

705 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/31(日) 01:14:03.33 ID:uVAhxMAO

澪「えらく飛んだな…対岸まであと数メートルってとこだな…」

律「憂ちゃん石投げの才能があるんじゃね？」

憂「そ…それは……///」

律「よ〜し！私も負けてらんねぇ〜なっ！」

澪「おいっ！主旨が変わっているだろ！」ﾋﾞｼｯ

憂「ぷっ…クスクス…」

澪律「ん？」

憂「なんだかもう…落ち込んでいたのがバカバカしくなってきましたよ…」

律「……もう一回…投げてみようか…」

憂「はいっ！」

706 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/31(日) 01:16:06.23 ID:uVAhxMAO

ﾋｮｲｯ

憂「お姉ちゃんの！分からず屋っ！」ﾌﾞﾝｯ

ﾎﾟﾁｬﾝ

律「お〜！いいぞぉ〜！」

憂「えへへ…もう一回…良いですか？これ本当にスカッとしますね！」ﾆｺｯ

律「気が済むまで良いぜっ！」

憂「お姉ちゃんの！鈍感っ！」ﾌﾞﾝｯ

ﾎﾟﾁｬﾝ

憂「ふぅー…スッキリぃー…」

律「だいぶ元気を取り戻したな」

憂「えへへ…律さんと澪さんのお陰ですよ…」






唯「…へっくし！」ｽﾞｽﾞｯ

梓「唯先輩大丈夫ですか？」

唯「うん。大丈夫だよ！あずにゃん！朝からつきあわせてごめんねぇ！」

梓「まぁ…それは構いませんが……」

707 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/01/31(日) 11:48:37.78 ID:uVAhxMAO

唯「あずにゃん、ここはどういう風に弾いたら上手くいくの？」

梓「ええっ…！？後輩の私に尋ねるんですかっ！？」

唯「え…？ギター経験が長いあずにゃんに聞くのっておかしいの？」ｷｮﾄﾝ

梓「あ…いや…おかしくないです……」

梓(そういえば、この人はこういった方でしたね…)

唯「えへへぇ〜」ﾆｺｯ

梓「………」

梓「……///」ﾎﾟｯ

梓(！　私…唯先輩になにときめいているのっ…！///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯「？？」

梓「そ…そうですね…かなり指がとびますから人差し指を次に移る時に備えて伸ばしておく必要がありますね…///」

唯「へぇ〜なるほどぉ〜」ｶｯﾁｬｶﾞｯﾁｬ

唯「あいたっ！！」

梓「だ…大丈夫ですか！？」

唯「人差し指つっちゃったよぉ〜！」

梓「もぉ…しっかりしてくださいよ…！」

唯「ううっ…ごめんねぇ…あずにゃん…」

梓「………」

708 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/01(月) 00:12:03.52 ID:KKzEvYAO

ﾆﾋｨ

709 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/01(月) 02:22:02.57 ID:0QHw/UMo

落ちる

710 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/01(月) 02:22:41.78 ID:0QHw/UMo

わけねぇな
パー速だった…

711 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/01(月) 22:22:04.53 ID:HUGBQwAO

唯「うぅ…やっとおさまったよぉ〜…」

梓「………」

唯「あずにゃん、待たせちゃったね！今から…」

梓「今朝に何かあったのですか？」

唯「………」

梓「私で良ければ……」

唯「うぐっ…ｸﾞｽｯ…」

梓「唯先輩……」

唯「やっぱりあずにゃんはいい子だぁ〜！」ﾀﾞｷｯ

梓「ちょっ…！！ゆ…唯先輩っ！！///」











梓(い…いきなりなんて卑怯ですよ……///)ﾊｱﾊｱ

712 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/01(月) 23:01:01.73 ID:HUGBQwAO

梓「兄弟ケンカ…ですか…」

唯「正確に言うとちょっと違うけど、私が聞いても何も言ってくれないからつい……」

梓「怒ってしまったわけですか……」

唯「私…お姉ちゃん失格かなぁ……」

梓「そ…そんなことないですっ！！あの子は唯先輩のこといつも誇りに思っているんですよ？」

唯「知っているよ…だから私はお姉ちゃん失格なんだよ……」

梓「え……？」

713 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/01(月) 23:41:53.84 ID:HUGBQwAO

唯「普通、姉妹の姉って妹のお手本にならなきゃいけないじゃん…だけどあずにゃんも知っている通り私…こんなんだし……」

梓(あ、一応気にしていたんだ…)

唯「ｸﾞｽｯ…私がこんなんだから…こんなんだから…頼りにならないと思って…何も言ってくれないんだ…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

梓「唯先輩……」

714 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/01(月) 23:45:39.28 ID:HUGBQwAO

唯「頼りにしてくれなくてもいいよ…でも、たった一人の大切な私の妹なんだよ…？姉妹なんだよ…？苦しんでいるのを放っておけないよっ！」

梓「………」

唯「それなのに…ｸﾞｽｯ…一人で抱えこんじゃうんだもん…私…何もしてあげられない…お姉ちゃんなのに妹を助けてあげられないなんて……」

唯「お姉ちゃん失格だよ…ｸﾞｽｯ……」

梓「唯先輩……」

梓(ここまで唯先輩が妹想いだったなんて…私に何かしてあげられないのだろうか…？)

715 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/02(火) 01:57:23.01 ID:0c1aUMAO

律「そろそろふっきれたかい憂ちゃん？」

憂「あ…これで最後で良いですか？」

澪「ふふ…本当にいつもの明るい憂ちゃんになったなぁ……」

律「ん……？」

憂「………」

憂「………」ｷｯ

憂「お姉ちゃん…ごめんね…だけどそれは…私が……」

律澪「………」

憂「お姉ちゃんが『好き』だからぁー！！///」ﾌﾞﾝｯ

律澪「………」






ﾎﾟﾁｬﾝ…


憂「はぁ…はぁ…はぁ…///」

律「いやぁ…兄弟っていいもんだねぇ……ﾊﾝｶﾁﾊﾝｶﾁ」

澪「兄弟…かぁ…私にはいないから分かんないなぁ……」

憂「はぁ……はぁ……///」

澪「でも、羨ましい……」

716 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/02(火) 01:58:56.21 ID:0c1aUMAO

また携帯規制らしいですね…
最近の2chは大丈夫なんだか……

717 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/02(火) 05:55:58.26 ID:66Am4hAo

一部の悪質な利用者のみをうまく規制できる方法が確立されないかぎり、
規制祭りはこれからも起こるんでしょうなあor2


それはそうと姉妹で揉めるとか予想してなかった、どうなっていくのかwktk

718 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/03(水) 19:14:48.90 ID:tV1DHEAO

シェレメーチエヴォ国際空港

紬「ふふっ…律っちゃんったら…ゲル状……///」

斉藤「………」

斉藤「お嬢様…モスクワに着きましたよ…」

紬「あら？ごめんなさい。私いつの間に……」

斉藤「いえ…これからのことに備えてお休みになっていたと思えば……」

紬「斉藤……」

斉藤「は…はい……」

紬「ありがとう♪」ﾆｺｯ

719 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/03(水) 20:26:28.59 ID:mLYMsOE0

支援
忙しいみたいだね

720 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/03(水) 22:17:36.44 ID:vHleW2AO

ﾇﾋﾋ

721 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/04(木) 20:05:20.42 ID:dsu2t6AO

紬「一年しか経っていないのにモスクワはすっかり変わっちゃったわね……」

斉藤「その様ですね…経済発展のせいでしょう……」


空港外

執事A「紬お嬢様」ｻｯ

執事の群れ「「「お帰りなさいませ」」」ｻﾞｯ

斉藤「………」

紬「あらあらまあまあ…お迎えがあったなんて……」

722 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/05(金) 02:41:24.06 ID:jlAfJ2AO

琴吹家邸宅

執事B「お帰りなさいませ。紬お嬢様」ﾍﾟｺｯ

執事の群れ「「「お帰りなさいませ」」」

紬「ここは相変わらずね……」

斉藤「全くです……」

執事C「旦那様と奥様は奥の部屋でお待ちになっております。どうぞお入り下さい」

紬「わかったわ…ありがとう…」

斉藤「お嬢様……」

紬「気が早いわよ、斉藤。帰ってきてすぐにお父様と戦うわけないじゃない」ｸｽｯ

斉藤「そう…ですか……」

紬「斉藤……」

斉藤「は…はいっ…！」

紬「ゆっくりとくつろぎなさい。お疲れさま♪」ﾆｺｯ

斉藤「あ…ありがとうございます……」ﾍﾟｺｯ

紬「ふふ♪それじゃ♪」

ﾊﾞﾀﾝｯ

斉藤「………」

斉藤「旦那様は…戦略高い方なのですよ……」

723 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/06(土) 08:49:31.12 ID:yVPXd6AO

ｶﾞﾁｬｯ

紬「ただ今戻りました。紬です」

紬母「ムギ？本当にムギなの……？」

紬「ふふ♪お久しぶりです…お母様…」ﾆｺｯ

紬母「む…ムギ…むぎぃ…わはぁーん！！」ｷﾞｭｰ

紬「お母様……」

紬父「………」

紬「お父様……」

紬父「日本は…楽しめたか……？」

紬「………」

紬「はい♪」

724 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/06(土) 08:52:13.33 ID:yVPXd6AO

なんか書いていると「紬」という字がゲシュタルト崩壊してくる…

725 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/06(土) 09:08:17.80 ID:yVPXd6AO

紬父「………」

紬父「なら、いい……」ｽﾀｽﾀ

紬「……」

紬父「友達に会ってみたらどうなんだ？手紙を出したいと言ってウチまでに電話してきた子もいたんだからな…」

紬「あ…その前にお父様……」

紬父「すまん…今から仕事がある…帰ってからまた話そう……」ﾊﾞﾀﾝｯ

紬「あっ……」

紬(そうよね…まだ言うのは早いよね……)





廊下

紬父「………」ｽﾁｬｯ

紬父「ムギ…お前が成長するかどうかはこれからのことにかかっているんだ……」

紬父「………」ｽﾀｽﾀ

726 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/06(土) 13:30:08.61 ID:yVPXd6AO

梓「唯先輩…落ち着きました？」

唯「うん…あずにゃんありがとう！」

梓「もしかすると誤解の可能性があると考えられますし、私からもあの子から聞いてみます」

唯「あ…あ……」

梓「？？」

唯「あずにゃん本当にいい子なんだねっ！！私本当に嬉しいよっ！！」ﾀﾞｷｯ

梓「ぐはっ…！もう！！だから、いきなりは止めてくださいって！！///」

唯「いい子♪いい子♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「……///」

梓(まぁ…気持ち良いからいいか…唯先輩の匂いも好きだし……///)

727 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/06(土) 17:24:56.76 ID:oWDqmYQP

親は紬ってよばないのか
まあこまけえこたあ(ry

728 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/06(土) 18:23:06.32 ID:yVPXd6AO

>>727
あれ？両親とも「ムギ」で呼ぶ設定のつもりだっけどどこかで間違えたのかな？

ま…いっか！

729 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/06(土) 19:12:15.99 ID:yVPXd6AO

ｶﾞﾁｬｯ

唯梓「！？」ﾋﾞｸｯ

澪「ﾌｰ…意外と間に合いそうだな…って唯に梓こんな時間にこんなところで何してんだ…？」

唯「練習だよっ！あずにゃんと一緒っ！！」

澪「えっ……？今なんて……」

唯「練習だよぉ〜！あずにゃんも教えるのが上手いんだぁ〜！」

澪「唯……熱でもあるのか……？」

唯「ぶぅ〜！それどういう意味ぃ？」ﾌﾟﾝｽｶ

梓「いや、そのまんまの意味ですって……」

唯「あずにゃんまでっ！？」ガーン

730 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/08(月) 00:59:54.76 ID:s2nLvoAO

澪「まさか唯が朝に自主練をするなんて…正気の沙汰とは……」

唯「うぅ〜…あずにゃ〜ん……(泣)」

梓(澪先輩の唯先輩に対するイメージって一体……)

澪「ご、ごめん、唯…その、唯の意外な一面に驚いたから……///」

梓「いやいや、フォローになっていませんし……」

唯「なぁ〜んだぁ〜！そういうことだったんだぁ〜！」ﾊﾟｧー

梓「なぜそれで納得っ！？」

ｷﾝｶﾝｺｰﾝ

澪「やばっ！もうHRが始まっちゃう！唯も梓も急がないとっ！」

梓「あ、はいっ！」

唯「………」

梓「唯先輩急ぎましょうっ！…て、何しているんですか？」

唯「これ…怒っていたら…渡してくれるかな…？」

梓「………」

梓「分かりました」ﾆｺｯ

唯「ありがとぉ〜！あずにゃ〜ん！」ﾀﾞｷｯ

梓「！？だ…だから、いきなり抱きつくのは止めてくださいって…！///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓(い…一瞬、昇天しかけたことか…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯「だってぇ〜あずにゃんいい子なんだも〜ん！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

澪「…遅刻扱いになるぞ……」

731 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/08(月) 01:30:48.65 ID:s2nLvoAO

梓「はっ…はっ…！」

ｶﾞﾗｯ

先生「ん？中野〜20秒の遅刻だぞ〜？」ﾆﾔﾆﾔ

梓「………」ｽﾀｽﾀｽﾀ…ｽﾀﾝ…

純(せ…先生をシカトした…！？)

先生「中野…お前な…遅刻を……」

梓「アフリカでは子供達が飢餓で苦しんでいます」

先生「は…？」

梓「アフリカでは子供達が飢餓で苦しんでいます。今私達がこうしているなか餓死する子がいるんです」

先生「だから…？」

梓「私の遅刻よりも気にすべき問題が世の中に満ちあふれているんです。先生も木に捕われすぎて森を見失う議論は止めてください」

生徒「………」

生徒(すごい詭弁……)

先生「……もう良い…」

先生(ご両親に問題話をするしかないか…)

純「………」

純(あれ…？なんか梓ちゃん…カッコいい…///)

732 ：パー速のローカルルールが変わりました ：2010/02/08(月) 01:50:34.72 ID:s2nLvoAO

梓「………」

梓(とにかく…あの子に唯先輩に任されたものを渡さないと…職員室に呼ばれている場合じゃない！)←より悪くなったことに気づいていない

ｶﾞﾗｯ

憂「はぁ…はぁ…すいません…遅れました…」

先生「ん…平沢…次から気をつけなさい……」

憂(あれ…？怒られない…？)

梓(珍しく遅刻…！やっぱり唯先輩とけんかして調子がおかしくなったのか…)

先生(いつも真面目だったはずの中野が何が原因でおかしくなったのか…)

733 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/08(月) 04:00:53.43 ID:eILtow6o

あずにゃんﾜﾛﾀ

734 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/09(火) 22:21:53.52 ID:fl2.gcAO

確かに安定したSSだなー

735 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/10(水) 23:09:56.83 ID:QSAGpMAO

まさか受験が終わるまで続くとは

736 ：パー速のローカルルールが変わりました [sage]：2010/02/13(土) 01:09:40.51 ID:uv0lizUo

こねぇな

737 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/13(土) 23:23:49.63 ID:O4XYysAO

また携帯規制かよ

738 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/13(土) 23:58:04.42 ID:yzzBNUAO

ごめんなさい。今から書き始めます。
すいません！

739 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/14(日) 00:31:19.08 ID:4KTjEoAO

紬「………」

紬「やっぱり家に帰ると落ち着いてしまうわね……」

紬「唯ちゃん、律っちゃん、澪ちゃんに梓ちゃんが私のことを一秒でも早く帰って来るのを待ってるというのに……」

prrrrr…

紬「はい……」

―『アロー』

紬「ダー」

紬(この声って……)

―『ムギ…？ムギなの…？私リーダ！覚える？ギムナージヤで同じクラスの…』

紬「………」ﾌﾙﾌﾙﾌﾙ

リーダ「あれ…？ムギ…？」

紬「……忘れるわけ…ないじゃない…！」

740 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/14(日) 00:47:07.13 ID:4KTjEoAO

紬「手紙…ありがとう…返せなくてごめんなさい……」

リーダ『いいって！いいって！それよりもモスクワに戻っているんでしょ？』

紬「ええ……でも…」

リーダ『それじゃあ、今晩ムギのお帰りパーティーしましょ！みんなも来れるみたいだし！』

紬「あ…ちょっと待っ…」

リーダ『楽しみにしてなさいよ〜みんなムギに会いたがってんだから』

ｶﾞﾁｬｯ

ﾂｰﾂｰﾂｰ……

紬「………」

紬「す…少しだけ…良いよね…？律っちゃん…ごめんね……」

741 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/14(日) 18:21:08.68 ID:4KTjEoAO

「「ムギ！お帰りなさぁ〜い！！」」ｶﾁｬﾝ

紬「みんな…ありがとう……」

リーダ「ムギ！日本ってどんなとこだったの？ちょんまげしている人はまだいるの？」

紬「もう…私が生まれるとっくの昔になくなったわよ…」

リーダ「ええっ！？じゃあ、死ぬ前は俳句を詠むんだよね？」

紬「コサックダンスが上手いロシア人を探すくらい難しいわよ……」

リーダ「ええー…じゃあ、『萌え〜』とか感じる機会がいっぱいあるの？」

紬「……アターシャ、またリーダに変なことを教えたの？変なことを教えてリーダをからかわないの…！」

アターシャ「あちゃーばれちゃったかー」

リーダ「え？どういうこと？」

「「あはははは…！！」」

紬「ふふ♪」

742 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/14(日) 18:36:55.58 ID:4KTjEoAO

アターシャ「でも良かったよねぇ〜！」

リーダ「確かに！ムギが戻ってきてくれたからねっ！ユーリャがいたら飛び付くんじゃないっ！」

ﾊﾞﾀﾝｯ

ユーリャ「むぎゅー！むぎゅー！」ﾀﾞｷｯ

紬「あらあらユーリャったら…」

ユーリャ「寂しかったよお〜！ムギュに会いたかったんだからぁ〜！」ｷﾞｭｰ

紬「…ごめんなさい……」

ユーリャ「でもいいっ！ユーリャ許すっ！」

紬「いいの…？」

ユーリャ「ムギュが帰ってきたからユーリャ許すっ！えっへんっ！」

紬「ふふっ♪///」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ユーリャ「えへへぇ〜！」

743 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/14(日) 18:56:32.96 ID:4KTjEoAO

紬「みんなありがとう。こんな時間まで私のために歓迎してくれて…」

アターシャ「気にしな〜い！気にしな〜い！」

リーダ「ムギが戻ってきてみんな嬉しかったんだよ！」

ユーリャ「……///」ｷﾞｭｯ

紬「あらあら…ユーリャったら…」

リーダ「しかし、楽しみだねぇー」

アターシャ「うん。これからは楽しみだねぇー」

紬「？これから？」

リーダ「またまた…何言ってんのよーこれからムギはこっちに住むってことでしょ？」

紬「ま…まだ…決まってないわよ…」

アターシャ「あら？おかしいわね…こっちの学校に来るって今朝ギムナージヤの時の先生から聞いたんだけど…」

紬「………」

紬(もしかして……)

744 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/14(日) 18:58:15.04 ID:2ItO9ako

しえん

745 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/15(月) 01:22:44.45 ID:/rupnkAO

すごく伸びててワロタ

746 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/15(月) 09:17:43.35 ID:NJtnQcAO

ｶﾞﾗｯ

律「ちぃーす」

先生「ちぃーす」

律「………」ｽﾀｽﾀｽﾀ…ｽﾀﾝｯ

先生「………」ﾆｺﾆｺ

律「先生嬉しそうですね！」

先生「そりゃあ…」

ﾄﾞﾝｯ

先生「みんな〜！田井中が一人でこれぐらいの仕事をしてくれるみたいだぞ〜！」

律「やっぱりか…」ﾊｧー

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

唯「ご…ごめんなさいっ！」

律「！　先生っ！唯も遅刻を…」

先生「田井中にやってもらいたいなぁ〜常連者だしなぁ〜！」

唯「？？」

律(唯とワークシェアさえ許してくれない私って…)

747 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/15(月) 18:29:31.91 ID:NJtnQcAO

澪「はぁ……疲れた……」

和「今日は珍しくぎりぎりにだったわね。何かあったの？」

澪「いや、まぁ…ちょっと寄り道をね……」

和「朝から寄り道って……」

先生「秋山〜！何かお客さんが呼んでるぞ〜！」

澪「え？誰だろう…」

和「お客さん、ってとこから親じゃないみたいわね……」

先生「一限目は良いから行ってこい！」

澪(授業よりも優先しないといけないお客さんって一体……)





教頭「秋山君…粗相のないように気をつけてくれよ…？」

澪「そ…そんな偉い方が来られているんですかっ！？」

教頭「とにかく、相手はお偉いさんと関係があるみたいだ…機嫌をねるようなことをしたら何がわからない…細心の注意を払ってくれよ…」

澪「は…はい……」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

澪(な…何で私に……)ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

ｺﾝｺﾝ


澪「失礼します」

ｶﾞﾗｯ

ベース奏者「やあ」ｷﾗｰﾝ

澪「」

ﾋﾟｼｬｯ

ベース奏者「待ってっ！！閉めないでくれたまえっ！！」

748 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/15(月) 18:47:39.69 ID:NJtnQcAO

ベース奏者「秋山君…酷いじゃないか…私はどれだけ苦労してここに来たことか……」

澪(何かこの人、会う度にキャラ変わってきているような……)

ベース奏者「ところで、昨日の返事はどうかね？一緒にやらないかね？」

澪「あの…まだ部活のみんなと完全に話し合ったわけではないもので……」

ベース奏者「私はﾜｸﾜｸしているのだよ…」

澪「へ？」

ベース奏者「秋山君と共にコントラバスで低音を支えたいのだよ…知りたいのだ…君の音というものと…」

澪「………」

ベース奏者「君の音楽というものをね……」

澪「………」

澪「それでしたら……」

ベース奏者「ん…？」

澪「それでしたら…せめてやる曲だけでも教えてくれませんか？」

ベース奏者「ふむ…良いだろう…」ﾋﾟｯ

澪「こ…これですか…？」

ベース奏者「若い者に負けていられないからね…」ﾌﾌﾝ

749 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/15(月) 19:37:33.16 ID:NJtnQcAO

澪「ロッシーニの『泥棒かささぎ』より序曲、芥川也寸志の『交響管弦楽のための音楽』の第一楽章と第二楽章、サン=サーンスの『死の舞踏』…」

ベース奏者「………」ﾜｸﾜｸﾜｸ

澪「………」

澪「無理です」ｷｯﾊﾟﾘ

ベース奏者「そりゃあねぇよあんさんっ！！」

澪「私には無理ですよ…こんな大曲…私みたいな新人に……」

ベース奏者「私はね…君の音を聞きたいんだ…」

澪「………」

ベース奏者「弾ける弾けないが問題じゃないんだ…」

澪「………」

ベース奏者「音楽を共に創ってみる…そう思えばﾜｸﾜｸしてくるだろう？」

澪「……はい…///」

ベース奏者「安心したまえ、私も出来る限りフォローするからな！」

澪「き…き……」

ベース奏者「？」

澪「今日だけでも待って下さいっ！」

ベース奏者「良い返事を待っているよ…」ﾆｺｯ

750 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/15(月) 22:56:15.20 ID:bxmivc.0

支援
最近は日常から離れたストーリーだな
面白い

751 ：lain. ★ [sage]：2010/02/15(月) 23:03:11.41 ID:???

パー速のローカルルールが変更され、
ＳＳ、やる夫系スレはニュー速VIP避難所（クリエイター）【http://ex14.vip2ch.com/news4gep/】へ移行することになりました。
（次スレを立てられるようであれば）移動はこのスレが埋まってからで構いませんので、
上記の件を把握されましたらご返答お願いします。

752 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/16(火) 02:07:24.09 ID:HdfKR2AO

次で移動かー
支援

753 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/17(水) 17:38:41.47 ID:A0VJ.QAO

純「梓ちゃん今朝のは一体……」

梓「え…？何のこと？」

憂「純ちゃん、何かあったの？」

梓(あれ…？何か普通だ…？)

純「何かねー梓ちゃん、先生に対してカッコいいことを言ったんだー」

生徒「「………」」


生徒((え……？))

憂「へぇー！なんて言っていたの？」ﾜｸﾜｸ

梓「……///」

梓(そ…そんなに見つめても……///)

純「梓ちゃん、見せてやりなよっ！」

梓「……///」

754 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/17(水) 17:56:02.83 ID:A0VJ.QAO

梓「アフリカでは子共達が苦しんでいるっ！！私達が今こうしてしゃべっている間にも餓死する子達がいるんだっ！！」

梓「世の中はそうした問題を看過してはならないっ！！だから目の前の問題に捕われている場合じゃないんだっ！！」

憂「！！……」

憂「あ…梓ちゃん……私…間違っていたよ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

梓「唯先輩と…仲直りしよう…！ね？」

憂「うん……でも…」

梓「でも…？」

憂「私…梓ちゃんに惹かれちゃった…ﾃﾍﾍ…///」

梓「もう…唯先輩と仲直りが先じゃない…///」

憂「ごめんね…梓ちゃんとの仲も直したくて…///」ｽｯ

梓「し…仕方ないなぁ〜…///」

755 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/17(水) 18:15:13.35 ID:A0VJ.QAO

梓「えへ…えへへ…えへへへ……///」

憂純「………」

憂「ねぇ…本当にカッコ良かったの…？あんなにﾆﾔﾆﾔしていたらカッコ良くないよ…？」ﾋｿﾋｿ

純「う〜ん…よく考えたらそこまでカッコ良くないね……」

憂「あ、次は理科室で授業だから一緒に行こう」

純「そうだね」

憂「梓ちゃんも一緒に…」

梓「えへへ…えへ…えへ……///」

憂「………」

純「もう置いていこう……」

憂「そうだね……」

梓「えへへ……えへへ……///」

756 ：lain. ★ [sage]：2010/02/18(木) 19:01:02.51 ID:???

作者の方、>>751の件ご回答お願いします。

757 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/18(木) 19:28:46.71 ID:jw4ShwAO

>>756

すいません。返事遅れまして…
このスレで終わらせるつもりでいましたので返事忘れておりました。
>>751の件、了解致しました。

758 ：lain. ★ [sage]：2010/02/18(木) 19:41:29.42 ID:???

把握しました。ご協力ありがとうございます。

759 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/18(木) 19:51:52.75 ID:bEzfAOE0

支援


終わるのは寂しいかな

760 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/18(木) 20:26:28.54 ID:jw4ShwAO

ﾊﾞﾀﾝｯ

紬「お父様っ！！」

紬父「何だ騒々しい…琴吹家の者としての振る舞いを忘れるな…」

紬「そんなことより何で私がここの高校へ行くことになっているのよっ！！」

紬父「何だ…そんなことか……」

紬「！？」

紬父「答えは簡単だ…お前が私との約束を破ったからだ…約束を破れば主張する権利は失う…それが私がお前に教えてきたことであり、私の働く世界では当前のことだ」

紬「で…でもっ…！！」

紬父「そんなこともまだ分からないのか…ムギ…お前と約束した契約書の中身は覚えていないのか？」

紬「うっ……」

紬父「確か、『高校生の間は日本での就学を許可する、ただし、資金面、身分面など最低限のものしか支給しない―』」

紬「………」

紬父「『また、高校を卒業するまで帰国した際は日本での就学を諦めたものと見なす。通信での接触も同様である』とな…」ﾋﾟﾗｯ

紬「………」

紬父「現にムギは今ここに私の前にいる…それはこの契約書でいう帰国を指し、ムギが日本での就学を諦めたものと見なしても良いということを意味する……」

紬「うっ…うっ……」

紬父「納得いかないようだな…だが、実際ムギもここにサインしてあるんだ。まさか契約を踏み倒す気じゃないだろうなぁ？それはビジネス…いや、大人の世界で何を意味するか分かっているんだろうなぁ？」

紬「くっ…くっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

紬父「もう泣いて許される年齢ではない…分かったな？そういうことだ…」

紬「そんなっ…ううっ…くっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

761 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/18(木) 20:27:48.65 ID:6WCG2AAO

続けたかったら製作速報VIP？に移動すればいいってだけの話だしな

762 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/18(木) 20:43:47.40 ID:jw4ShwAO

紬父「やはり…ムギには日本に行かせるべきではなかったな…」

紬「！？そ…そんなことないわよっ！！」

紬父「何が良かった？私が今見ている限り、ムギは全く成長してないじゃないか。外国に行く意味は自分の成長のためにだったのだろう？成長もなければただのコストに代わりない」

紬「〜〜〜……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

紬父「どうした？何も言えないのか？」

紬「………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

紬父「自分の実力をやっと知ったか…明後日からここの高校に…」

紬「わ…私が……」

紬父「？」

紬「私がここに来たのは…帰国のためじゃないわ……」ｷｯ

763 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/18(木) 21:31:07.07 ID:jw4ShwAO

紬父「……ほう…じゃあ…これはじゃなくて何だっていうんだ？」

紬「………」

紬(ハッタリで何とかなる……とは思っていなかったけど…手厳しそうね……)

紬「…りょ…旅行よ…！」ﾆｯ

紬父「………」

紬父(なるほど…)ﾌｯ

紬「私は…いわゆる旅行中の身で…たまたま…そう！たまたま私の家に着いたわけよっ！！」

紬父「しかし、ロシアの地に踏み入れたんだ…その瞬間に帰国と見なすされるのが当然だろ？自分の国にわざわざ旅行しに行く人間なんて生まれてこのかた聞いたことないな」

紬「！……」

紬(うっ…やっぱり手強い…！)

紬父「どうした？旅行中の身で何だというんだ？」

紬(何か言わないと…でも……)

紬父「………」

紬(何も…良いアイディアが思い浮かばない…)

紬父(良い線いっていたが…もう…)




紬・紬父(ここまでか……)

764 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/19(金) 01:37:36.17 ID:hV/PAYAO

しえーん

765 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/21(日) 16:18:31.20 ID:w4vBxQAO

律「はぁ……」

唯「律っちゃんため息ばかりついてどうしたの？」

律「なぁ…唯……」

唯「うん？なぁに？」

律「唯と憂ちゃんって、けんかしたことあるのかなぁって……」

唯「………」

律「あ…ごめん。別に深い意味はないんだ…ただ仲が良すぎるからけんかしているところなんて想像もつかないからさ……」

唯「………」

律「………」

唯「……あるよ…」

律「えっ……？」

唯「だって姉妹なんだもん…好きだからけんかするんだよ？」ﾆｺｯ

律「そっかぁ……」

律(唯のやつ…本当にお姉ちゃんなんだな…)ﾌﾌｯ

唯(あずにゃん渡せているかなぁ〜？)

766 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/21(日) 22:45:15.75 ID:w4vBxQAO

梓「もうっ…！止めてったら…！はっ…！///」ｷｮﾛｷｮﾛ

シーン…

梓「あれ…？みんなどこ…？」

梓「ああっ！！唯先輩から頼まれていたやつ忘れてたっ！！」ｲｿｲｿ

ｶﾞﾗｯ

梓「急いで理科室に向かわないと…！」ﾀﾀﾀｯ…

梓(私のダッシュは等加速度的に早くなるのだぁー！！)

※注:この子は物理が大の苦手です。

ｶﾞﾗｯ

澪「失礼しま…わぁっ！！」

梓「えっ！ここで胸登場？…きゃあっ！！」

ぼいんっ

梓「ひぎゃぁうんっ…！///」ﾋﾞｯﾀｰﾝ

澪「あたた…大丈夫ですか…って梓っ！！」

梓「はれほれぇ〜ん…///」ｸﾞﾙｸﾞﾙ…

澪「だ…大丈夫かっ？梓っ！！」

梓「はれ…？ぼいんへんふぁい…？///」ﾀﾗｰ

澪「大変だ…鼻血まで出てる…！頭を打ったわけじゃないよな？」

梓(走っていたら…急にぼいんがぁ……///)にへやぁ〜

澪「………」

澪(なぜだろう…放って置いても大丈夫な気がするのは……)

梓「へにゃぁ〜…///」

767 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/21(日) 23:08:27.03 ID:w4vBxQAO

梓「す…すいません…私ったらつい…///」

澪「うん…まぁ、大丈夫そうだからそれでいいけど……」

梓「ふぅ…良かったです…」

澪「え？何が？」

梓「あ…？な、何でもないですぅっ！！///」

梓(ぼいんって澪先輩のだったとは…それにしてもあの感触が顔に……///)

梓「ふふ…ふふ…ふふふふ……///」ﾆﾔﾆﾔ

澪「………」

澪(なんか梓が……怖い……)



澪「ん？それにしても、梓のところは授業始まってないの？」

梓「ふふ……はっ！！そうでしたっ！！ありがとうございますっ！！胸先輩っ！！」ﾀﾞｯ

澪「気をつけろよぉ〜」

澪「………」

澪「………」

澪(“むね”先輩……？)

768 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/22(月) 07:28:15.89 ID:5S9vsako

梓がまたしても堕落しきっててワロタ

769 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/22(月) 19:45:02.54 ID:HltiQMA0

ここの人ならOP,ED曲名決定くらい知ってるよね

支援

770 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/26(金) 01:59:24.95 ID:Yx6f8.AO

斉藤「………」

斉藤「今ごろ、お嬢様は旦那様と口論になっておられるであろう…」

斉藤(旦那様…どうしてあなたはお嬢様のお気持ちを…ｳｸﾞｯ…)

斉藤「私は…結局、お嬢様に…ご迷惑をかけただけだった……」

斉藤「………」

斉藤「お嬢様………ありがとう…ございました……！」

斉藤「………」

斉藤「………」ｸﾙｯ

―「お辞めになればそれで良いとお考えなんですか？」

斉藤「……あなた方に何が分かる…」

エカテリーナ「確かに私共は斉藤殿ほどお嬢様との付き合いは少ない…しかし…」

ニーナ「つ…紬お嬢様は絶対そんなあなたを見捨てたりしませんっ！！」

斉藤「………」

771 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/26(金) 09:22:53.17 ID:Yx6f8.AO

ニーナ「お嬢様は…現にあなたの話を信じてここに戻って来られたのですよっ！！」

斉藤「………」

ニーナ「まだ負けてもないうちにあなたが諦めてどうするんですかっ！！」

エカテリーナ「私もニーナに同意です。お嬢様に本当に仕える方ならば、日本人がよく言うけじめとやらをつける前にやらねばならないことがあるのはお分かりでしょう？」

斉藤「………」

エカテリーナ「仕える・仕われる関係は心を重ねてなすべし。愛をもちて維持すべし……」

斉藤「そ…それは……」

エカテリーナ「琴吹グループに代々伝わる経営理念の一つです…これは労働者と雇用者との団結の強さだけを指す話ではないのです…我々使用人にも強い絆が主人とあるのです」

斉藤「………」

ニーナ「私も手伝います！お嬢様の未来のために！そして笑顔のために！」

斉藤「！……」

エカテリーナ「斉藤殿の本当の主人は旦那様ではなく、紬お嬢様なんです。旦那様が主人である私達は関節的にしか手伝えませんが協力させてください！」

斉藤「ｳｸﾞｯ…すまない…歳をとると私は気が弱くなるようだ…ｸﾞｽｯ…」

ニーナ「ふふ♪…頑張りましょう！斉藤殿！」

772 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/26(金) 19:43:16.17 ID:Yx6f8.AO

紬父「………」

紬「……ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

紬(律っちゃんに唯ちゃん…澪ちゃんに梓ちゃん…ごめんなさい…私に力がなかったあまり……)ｸﾞｽｯ


ｺﾝｺﾝ

紬父「入ってもよいぞ……」

ｶﾞﾁｬｯ

斉藤「失礼します……！」

紬父「どうした、斉藤？何かあったのか？」

斉藤「お嬢様……！」ｷｯ

紬「ｸﾞｽｯ…さ…斉藤……？」

773 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/26(金) 20:59:46.69 ID:Yx6f8.AO

斉藤「お嬢様…泣いている場合じゃありませんよ？」

紬「え……？ｸﾞｽｯ…」

斉藤「課題の一貫で明日はバルト三国に向かい、その後はポーランドに行かなくてはならないでしょう…明日は大忙しですよ。早くお休みください…」

紬「えっ…？え…？」

ニーナ「お嬢様ー！」ﾋｿﾋｿ

紬(え…？あっ！ニーナっ！)

ニーナ(今は斉藤殿に合わせてくだい…！)
紬「………」

紬「………」ｺｸﾝｯ

774 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/26(金) 21:11:11.95 ID:Yx6f8.AO

紬父「おい…斉藤…それはどういうことだ…？」

斉藤「おほん…失礼致しました…お嬢様が前に申し上げられた通りですよ…」

紬父「………」

斉藤「私はこれで失礼致します」ﾍﾟｺｯ

斉藤「お嬢様…」ﾋｿﾋｿ

紬「！」

斉藤「私共はここまでしか出来ません…後はお任せします…！」ﾋｿﾋｿ

紬(さ…斉藤……)

斉藤「お嬢様の夢と幸せを祈って……」ﾋｿﾋｿ

斉藤「………」ｽﾀｽﾀｽﾀ…ﾊﾞﾀﾝｯ…

紬父「さぁ…ムギ…説明してもらおうか…」

紬「………」

紬(今度こそ…つかんでみせるんだからっ！)







紬(私の未来と…幸せを……！)ｸﾞｯ

775 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/26(金) 21:15:56.16 ID:Ls9pboQo

やばい、熱い

776 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/26(金) 21:17:37.60 ID:93PKHdE0

支援します

777 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/27(土) 19:00:09.86 ID:WiP3zQAO

ｶﾞﾗｯ

梓「ふぅ…また叱られちゃった……」

梓「なんか最近叱られてばっかでお父さんにバレたらやばいなぁ…」

梓「自重しないと…自重を……」

憂「あ、梓ちゃーん！」

梓「あ……///」

憂「大丈夫？30分も遅刻してたけど……」

梓(そんなに私妄想に夢中だったのか……)

梓「うん…大丈夫…///」

憂「今さらなんだけど…梓ちゃん…///」

梓「！な、何…？///」

梓(こ…これはチャンスか……？///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「やっぱり梓ちゃんはツインテールのほうが似合うよ！いつもの梓ちゃんらしさが出ててかわいいっ！///」

梓「//////」

梓「//////」ﾌﾞﾎｧｯ

ﾊﾞﾀｯ

憂「えっ？きゃっー！！梓ちゃんしっかりしてぇっー！！」

778 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/27(土) 20:03:54.58 ID:WiP3zQAO

まーたVIPにカルーアスレが立っている…
ああいうキモイ自己主張の強いスレは止めてもらいたいね…
ssを書いている一人としてあれは萎える…
まぁ、私個人の考えですが…

779 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/27(土) 20:11:57.32 ID:vUK31/Eo

カルーアスレの意味を理解してない俺が言うのもなんだけど、
メタ発言が行き過ぎてて、しかも開き直っているSSってすぐ閉じてしまう

780 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/27(土) 21:13:06.05 ID:WiP3zQAO

保健室

梓「ん…んん…」

憂「あ…梓ちゃんっ！大丈夫？」

梓「！！///」

梓(こ…こんなに顔を近づけて…///)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「もう…びっくりしたんだから……」

梓「はは…面目ない……///」

憂「………」

梓「………///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「………」

梓「あ…あのさっ…！///」

憂「？なぁに？梓ちゃん」

梓「私の…どこが…ダメだったの……？///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「へ……？」

梓「この前…私をふったじゃん…私のどこがダメだった教えてよ……///」

梓「だ、ダメな点を…教えてくれたら…ぜ、絶対にっ！絶対の絶対に改善していくからっ…！///」

憂「梓ちゃん……」

梓「だって…このままじゃ私…君のことを…諦め切れないよっ…！///」

憂「………」

781 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/27(土) 21:22:06.73 ID:WiP3zQAO

>>779
ちょっと私が言いたかったこととは違いますけど、分かります。

782 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/27(土) 21:38:07.63 ID:WiP3zQAO

梓「昨日は…ごめん…大人気なかったよ……」

憂「それは髪型変えたことや、私から距離を置いたこと？」

梓「……うん………//////」ｶｱｧｧ

憂「………」

憂(今の梓ちゃん…かわいい……)

梓「ご…ごめん…本当にごめん……///」

憂「梓ちゃん…悪いのは私だよ…精一杯勇気を振り絞って告白した梓ちゃんの努力を一瞬でムダにしちゃったんだもん……」

梓「そ…そんなことないって…！///」

憂「でも…私は梓ちゃんのこういうところが嫌だからというわけでふったわけじゃないの…そこだけは勘違いしないでっ！」

梓「え…？」

783 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/27(土) 21:47:24.02 ID:WiP3zQAO

憂「前に言ったよね…？本当に梓ちゃんから告白された時、嬉しかったって……///」

梓「う…うん……」

憂「私…梓ちゃんに失礼のないように梓ちゃんの言う『好き』を考えてみたのっ！」

梓「………」

憂「私は…梓ちゃんと同じ『好き』という感情を抱ける相手が梓ちゃんで合っているか考えてみたのっ！でも…」

梓「でも…？」



憂「それは…梓ちゃんとは違う人に向いていたの……ただそれだけなの……」ｼｭﾝ

梓「………」

784 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/28(日) 16:37:54.55 ID:A.KMjAAO

梓「………」

憂「だから…ごめんなさいっ……！」ﾍﾟｺｯ

梓「………」ﾌﾙﾌﾙﾌﾙ

憂「梓…ちゃん……？」

梓「はっ…ははっ…あははははっ…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

憂「！！」

梓「どんだけ…ｸﾞｽｯ…私が頑張っても…私の思いが…ｸﾞｽｯ…通じるわけじゃ…ないんだね…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

憂「あ…梓ちゃん……」

梓「少しだけでも…チャンスがあれば…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…私の救いだったのにっ……！」

憂「………」

梓「ｸﾞｽｯ…本気だったのにっ…本気だったのにっ……！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

憂「あ…梓ちゃんっ！！」

梓「ｸﾞｽｯ…え…？」


ｷﾞｭｯ



梓「っ〜〜〜！！！///」

憂「………」

785 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/02/28(日) 17:00:25.40 ID:A.KMjAAO

梓「ちょっ…！い、いきなり何っ…！//////」

憂「梓ちゃん…私のこと…好きなんだよね…？」ｷﾞｭｰ

梓「う…うん……//////」

憂「本気で好きなんだよね…？///」ｷﾞｭｰ

梓「……うん……//////」

憂「本気の本気で好き？///」ｷﾞｭｰ

梓「ほ…本気の本気の本気なんだってばっ…！！//////」

憂「なら…恋人になれない代わりに梓ちゃんが満足いくまで私…梓ちゃんを抱きしめておくからっ！///」ｷﾞｭｰ

梓(こ…これは夢じゃないよね……？//////)

786 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/02/28(日) 17:05:02.68 ID:6uNIKdUo

このSSの梓と憂の切なさは他SSでもなかなかないな(´・ω・)

787 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/02(火) 04:12:04.66 ID:ZwL7mYAO

カルーアスレググったら出た

のくす牧場 : SS 書庫 - 律「ホットカルーアミルクだよっ」唯「それ私のセリフ！」
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1267251283-0.html

うーん…
でも作者さんにはあんまりこういうのは気にせずにやっていただければなと…

支援

788 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/03(水) 21:56:31.92 ID:WA4xB5k0

カルーアスレって前からあるけど何なの？
お酒の種類ってことしか知らないよ……

789 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/03(水) 22:44:55.14 ID:ArofSnMo

唯「カルーアミルクだよ」みたいなスレが発端
その１さんがキャラに自分語りをさせたとかなんとか
最後に自分が書いた作品を言ってけいおんSSは卒業します的な流れ？
だったかな。

それからキャラに自分語りをさせたり過去作暴露したりするのがカルアってるとか
今じゃただの馴れ合い雑談みたいな感じ

790 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/03(水) 23:11:52.66 ID:WA4xB5k0

だから自分語りのSSをそう呼ぶようになったんだな 納得した ありがとう

そういえばこのSS始まってから
3ヶ月なんだな
VIPに立てて落ちての繰り返ししてたのが懐かしい

1 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/12/03(木) 02:21:03.08 ID:vYlWoI1MO
澪「私の左手にある弓はアルコといって弦を擦るためのものです…///」

律「………」

澪「そして、指で弾く方法があり、これをピッチカートと言います…先ほどのアルコと違って持続音が出ませんが、音としての粒が出しやすくなります…///」

律「なぁ…澪…」

澪「な…何だよっ！律…まだ説明中だろっ！」

律「音量ではコントラバスはアンプを付けたエレキギターに勝てんぞ…」

澪「う…うるさいっ！！///」

支援

2期始まるまでこのSS読んでのんびりと過ごすつもり

長文失礼致しました

791 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 19:35:32.44 ID:W74lvIAO

やっとカルアスレ落ちたか…
あれが上がっていると書きたくなくなるんだよな…
あれに参加して偉そうな口ぶりするやつは本当にキモイ…

792 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 19:38:45.08 ID:MpXXvtMo

見なきゃいいねん

793 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 19:56:36.81 ID:W74lvIAO

放課後

律「………」ﾁﾗｯ

律「……はぁ……」

律(憂ちゃんはなんとかなったが…ムギの進捗が…)

律「……はぁ……」

唯「………」

唯(何か律っちゃんが乙女に見える……)

ｶﾞﾁｬｯ

澪「律ぅっー！ムギからはっ！？」ﾀﾞﾀﾞｯ

律「まだだよ……」

澪「そ…そっかぁ…」ｼｭﾝ

律「………」

澪「………」

唯「………」

794 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 20:27:34.83 ID:W74lvIAO

唯「お…落ち込んでいる場合じゃないよっ…！」

律澪「！……」

唯「私たち…言ったよね…？ムギちゃんはいつか必ず帰ってくるって…」

律「ああ……」

澪「うん……」

唯「だったら待っていようよ…いつまでも…！私たちはムギちゃんを信じるしかないのだから…！」

澪「唯……」

律「そうだな……」

唯「にへへ…」ﾆｺｯ

律「唯にしてはまともなことを言うじゃん…」

澪「そうだな…唯にしてはな…」

唯「律っちゃんと澪ちゃんの意地悪ぅ〜！(泣)」

795 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 20:45:04.72 ID:mYS6kQ.o

せっかく良作を手がけている書き手さんが人の悪口イクナイ！
気持ちわかるんですけどね(;´Д｀)

796 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 20:45:12.48 ID:W74lvIAO

唯「ぷぅ〜！」ﾌﾟﾝｽｶﾌﾟﾝｽｶ

律「ははは…唯拗ねんなって…」

唯「拗ねてなんかないもんっ！」ﾌﾟﾝｽｶﾌﾟﾝｽｶ

澪「まぁ…気を持ち直せたよ、唯…ありがとな…」

唯「えへへぇ〜」

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ…

唯律澪「！！」

唯「り…律っちゃん……？」

律「あ…ああ……」ｺﾞｸﾘｯ…

澪「む…ムギいけたのか…！？」

律「………」ﾋﾟｯ…

紬『もしもし？律っちゃん…？』

797 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 20:47:20.49 ID:W74lvIAO

>>795

ごめんなさい。カルアに対する不満は自重します(・ω・｀;)

798 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 21:01:09.18 ID:W74lvIAO

ｷﾞｭｰ

憂「……//////」

梓「……//////」

憂「あ…梓ちゃん…///」

梓「う…うん…？//////」

憂「私の抱きしめ方…大丈夫？もっとこうしたほうが良いとかない…？//////」

梓「……ううん…これで良いよ……//////」

憂「うそ…梓ちゃん…私の顔見たいんでしょ…？//////」

梓「……//////」

梓「やだ…見たくない…//////」

憂「え……？//////」

799 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 21:04:17.80 ID:mYS6kQ.o

>>797
出すぎた真似、すいませんor2
以前、あるSSコテが他の書き手はおろか読み手まで罵倒しまくり、
結果としてその某クロススレを衰退させたことがありまして…

書き手さんとて人間、大嫌いなものがあって当然で、大いに嫌っていただいて結構
なんですが、SSを書く立場の時は我慢していただけると一読者としてありがたいとです

800 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 21:08:27.19 ID:W74lvIAO

梓「だって…泣いているじゃない…//////」

憂「！私…いつの間に涙が……？//////」

梓「き…君の泣き顔なんか見たくない…私が見たいのは君の笑顔なんだよ…だから…//////」ｽｯ

憂「？//////」







梓「君の涙を…私で拭わせて……！//////」

憂「あ…梓ちゃん……//////」

801 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 21:10:51.78 ID:W74lvIAO

>>799

はい…本当に申し訳ございませんでした…
読者の気持ちを考えてなかった振る舞い本当にすみませんでした…m(_ _)m

802 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 21:26:05.40 ID:W74lvIAO

梓「……//////」ﾌｷ…ﾌｷ…

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…//////」ﾎﾟﾛ…ﾎﾟﾛ…

梓「もう…泣かないでよ…//////」

憂「だって…だってぇ…ｸﾞｽｯ…//////」ﾎﾟﾛ…ﾎﾟﾛ…

梓「…君がいつまでも泣いていたら…諦められないよ…？私をふって君が幸せになれなきゃ、私…怒るよ…？//////」ﾂｰ…

憂「！あ…梓ちゃん…ｸﾞｽｯ…ごめんね…ｸﾞｽｯ…ごめんね…ｸﾞｽｯ…//////」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

梓「……//////」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

ｷﾞｭｰ

803 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 22:03:14.00 ID:W74lvIAO

紬『もしもし？聞こえる？律っちゃん！』

律「あ…ああっ！聞こえるさっ！ムギっ！」

紬『よ…良かったぁ…ふぅ……』

律「そ…それよりもさっ…！ムギっ…！いつ日本に……！」

紬『………』

唯「………」ﾊﾗﾊﾗﾊﾗ

澪「………」ﾊﾗﾊﾗﾊﾗ

律「お…おい…！う…ウソだろっ…？」

紬『………』

804 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 22:21:13.69 ID:W74lvIAO

紬『ごめんなさい…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…』

律「なっ……！」

澪「そんなっ……」

唯「ムギちゃん……」





紬『遅くなってごめんなさい…！明後日に…戻ってくるからっ……！ｸﾞｽｯ…』

805 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 22:23:17.58 ID:2u0zp2Yo

むぎゅうううう

806 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 22:30:59.66 ID:W74lvIAO

律「へ……？今なんと……？」

紬『ふふ♪もう…律っちゃんったら……明後日、日本に戻れるのよっ！！』

律「………」

律「ほ…ホントか…！」

紬『だから言ってるじゃない♪』

律「ばがやろう…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

紬『本当に待たせてごめんなさいね…律っちゃん…』

律「…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

807 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 22:35:52.25 ID:W74lvIAO

澪「………」

唯「………」

澪「なぁ…唯…私の頬をつねってほしんだが…」

唯「へ…？澪ちゃん？」

澪「とにかく、私の頬をつねってほしい……」

唯「う…うん……」ｷﾞｭｯ

澪「いはい……ゆへははい……(痛い……夢じゃない……)」

唯「………」ｷﾞｭ-

唯(澪ちゃんの頬ってこんなに柔らかいんだ……)

808 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/05(金) 22:52:04.59 ID:W74lvIAO

律「分かった…ｸﾞｽｯ…明後日また会おうなっ…！ｸﾞｽｯ…」

紬『ええ♪』

律「約束だぞっ！絶対に明後日に部室に来るんだぞっ！」

紬『分かったわ…明後日は部室でまた会いましょ♪それじゃあ』

律「あぁ……」ﾋﾟｯ

澪「………」

唯「………」ｷﾞｭｰ

律「………」

唯律澪「「や…やったぁっー！！や…やっはぁっー！！」」

809 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/05(金) 23:06:11.49 ID:W74lvIAO

すいません…間違えました…

唯律澪「「や…やったぁっー！！(や…やっはぁっー！！)」

が正しいです。
唯ちゃんがまだ澪ちゃんのマシュマロほっぺをつねっていると考えてください…

810 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/06(土) 12:56:07.33 ID:ss6ZykAO

憂「ごめんね……梓ちゃん……ごめんね……ｽｰ…ｽｰ……」

梓「……//////」

梓「寝ちゃったか……//////」

憂「ｽｰ…ｽｰ…あず…さちゃ…ん……ｽｰ…ｽｰ…」

梓「………//////」

梓「これで良いんだ……これで……//////」

梓「………//////」

ｽﾀｽﾀｽﾀ…

ｶﾞﾗｯ…

梓「……ありがとう…私の初恋人……//////」

ﾋﾟｼｬｯ

811 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/06(土) 16:54:32.92 ID:nOJQo5Ao

でもこのSSは好き

812 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/06(土) 17:26:49.03 ID:ss6ZykAO

憂「ｽｰ…ｽｰ…むにゅむにゅ…ん…んん…ん…？」

憂「はっ…！あ、梓ちゃんっ…！」ｶﾞﾊﾞｯ

しーん…

憂「梓ちゃん……もう…行っちゃったんだね……///」ｼｭﾝ

憂「……//////」

憂「…梓ちゃん…あったかかったなぁ……//////」

憂「あれは…梓ちゃんの心のあったかさなのかなぁ……//////」

憂「………//////」

憂「ありがとう……梓ちゃん……//////」

憂「本当に愛してくれて…ありがとう……！//////」

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

813 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/06(土) 17:31:04.71 ID:ss6ZykAO

憂「………///」

憂「泣いてばかりいては駄目だね…！梓ちゃんに失礼のないように…幸せにならなきゃ…！///」

憂「がんばってみせるよ…！梓ちゃん…！///」ｺﾄｯ

憂「ん…？何だろう…これ？梓ちゃんの忘れ物かな…？」ｶｻｶﾞｻ

憂「！！これって……！」

814 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/06(土) 21:42:25.63 ID:ss6ZykAO

『憂へ
　　昨日はごめんね。憂の悲しい顔をこれ以上見たくなかったから。ついきつく言っちゃったの。
　　でもね。憂が悪いわけじゃないよ。憂が悩んでいるのに手助けできない私が悪いんだ。やっぱり、私はお姉ちゃん失格だね。
　　次から憂が頼れるお姉ちゃんになれるようがんばるからね！
　　本当は憂のこと大好きだからね。昨日は大嫌いなんて言ってごめんね。
　　　　　　　　唯より』



憂「………お姉ちゃん……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

憂「私が…相談しなかった私が悪いのに…お姉ちゃんを悲しませてしまったのは私なのに……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

憂「ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ……」

憂「お姉ちゃん……大好きだよ……ｸﾞｽﾝｯ…」

815 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/06(土) 22:01:38.48 ID:ss6ZykAO

梓「………」

梓(うん…私情は持ち込んじゃいけないよね…)

梓(でも…また…唯先輩に抱きついてもらおうかな……///)

梓(それぐらいしてもらっても罰は当たらないよね…？///)

梓(………///)

梓(うん…大丈夫だよ…！)

ｶﾞﾗｯ

梓「こんちわー！」

ｶﾞﾔｶﾞﾔﾜｲﾜｲ

梓「ん…？どうしたんだろ…？」

律「やったっ…！これで…！これでっ…！」ｸﾞｸﾞｯ

澪「本当にヒヤヒヤさせられたよ…」ﾎｯ

唯「私たちもしかするとついているのかもっ！」

梓「あの…何の話をしているんですか？」

律「ん…？時代と流行に乗り遅れているぞ〜！梓っ！」

梓「なっ…！遅れていませんって！」

唯「あ〜ずにゃ〜ん！」ﾀﾞﾀﾞｯ…ﾀﾞｷｯ

梓「ちょっ…！唯先輩っ…！」







梓(ほおおおおおおおっっっっっっ！！！！この感じやっぱりたまらあああああああん！！！！///)ﾊｱﾊｱ

816 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/06(土) 22:19:47.28 ID:ss6ZykAO

澪「ふふ…梓、朗報だ。ムギが明後日に復帰できるそうだ…！」

唯「そうなんだよっ！あずにゃんっ！」ｷﾞｭｰ

梓「へにゃぁ〜〜////」

律「………」

律(聞いちゃいねぇ……)

817 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/06(土) 22:21:53.54 ID:U3J9iao0

支援

818 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/06(土) 22:29:09.10 ID:YoMGXY.o

あずにゃんムッツリすぎワロタ

819 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/06(土) 23:07:14.62 ID:ss6ZykAO

むむ…何かペースというかレス配分ミスったなぁ…
なんか1000越えてしまいそう…
どうしよう…
そん時はそん時でいいか…

820 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/07(日) 01:34:13.03 ID:5BBigQs0

支援
1000行っていいと思うぞ

821 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/07(日) 12:04:14.39 ID:lYQHdIAO

いいと思うよ！
次スレ立てる場合は場所変わるんだっけ？

822 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/07(日) 20:53:42.37 ID:6AzIvcAO

>>821
>>751

823 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/09(火) 21:21:04.62 ID:WEb.foAO

律「…ってなわけでムギが戻って来るんだっ！分かったなっ！梓っ！」

梓「うぅ…痛いですぅ……」ｽﾞｷｽﾞｷ

律「分・か・っ・た・な・っ……？」ｽﾞｲｯ

梓「は…はい……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

梓(うぅ…せっかく癒されていたにぃ……)
澪「ま…まぁ…そこまでにしときなよ…」

律「ったく…梓には甘ぇーなぁ、澪は…」

唯「そんなことよりもさっ！ムギちゃんが戻って来るんだよっ！ムギちゃんとまた演奏ができるんだよっ！」ﾍﾟｶｰ

律「そうだよな…！」

澪「うん…誰一人欠けることない…いつもの演奏がこれからも出来るんだっ…！」

唯「あっ、澪ちゃんその言葉かっこいい！」

澪「そ…そっかぁ……？」

梓「………」

824 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/09(火) 21:39:39.21 ID:WEb.foAO

律「よしっ！ムギが戻って来る日にドッキリをしかけてやるか！」

唯「良いねっ！なんか楽しそうだねっ！」ﾜｸﾜｸﾜｸ

澪「や…止めた方が良いと思うんだが…」

澪(またムギを怒らせたら……)

紬『なぁに？澪ちゃん…』ﾆｺﾆｺﾆｺ

澪「ヒイイイイイッッッ！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

律「………」

律(何でお前が驚くんだよっ！)

梓「………」

825 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/09(火) 21:57:06.40 ID:WEb.foAO

梓「………」

梓(よく考えたら…再来年になると、このいつものメンバーがいなくなるんだよね…)

梓(来年後輩が入っても2年だけの付き合いになるんだ……)

梓(先輩達みたいな3年間一緒の仲間はここにはいないんだよね…)

梓「………」

梓(寂しい……)ｸﾞｽﾝｯ

826 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/10(水) 22:36:08.93 ID:mX.pPwAO

律「ﾌﾟｸｸｸ……」

唯「ﾌﾟｸｸｸ……」

澪「……あっ…」

唯「どうしたの澪ちゃん…？」

澪「みんなに…相談したいことがあるんだ…」

827 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/10(水) 22:40:43.11 ID:mX.pPwAO

携帯がぶっ壊れてしまい、今代替機種でやっています…
すごく…扱いにくいです…
アッー！！

828 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/10(水) 22:54:05.63 ID:6qnN3Aso

アッー！！

829 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/10(水) 22:55:06.56 ID:6qnN3Aso

というかいままでも携帯で書いてたんですね…
大ボリュームの作品を携帯でってのもすげえ(;´Д｀)

830 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/11(木) 15:41:48.47 ID:ztwWqvUo

アッー！！

831 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/11(木) 20:48:32.61 ID:hMS16ak0

アッー！！
携帯でSS書く時って
唯「」、律「」、澪「」、紬「」、梓「」、憂「」、さわ子「」
とかを辞書登録しておくとか聞いた

832 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/12(金) 00:37:46.46 ID:uiNeN2AO

>>829
予測変換って意外と便利なんだぜ

833 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/12(金) 18:06:47.73 ID:VkZnGEAO

飛行機内

紬「………」

斎藤「………」

紬「………」

斎藤「本当に……良かったのですか……？」

紬「………」

紬「……あら？欲張りは身の破滅って言うでしょ？」

斎藤「ですが……」

紬「ｸｽｯ……斎藤は本当に経営者には向かないわね……」

斎藤「………」

紬「オマケにせっかちで落ち込みやすい性格で身勝手なんだから……」

斎藤「………」

紬「こんなことを言うのもあれだけど…執事にも向いてないわね…」

斎藤「！！」

834 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/12(金) 18:27:52.63 ID:VkZnGEAO

斎藤「すっ…すいませんっ…！私のせいで…」

紬「言い訳なんて要らないわよ」

斎藤「………」

紬「今日までの騒動はの責任はそれ相応の処分を受けないとね……」

紬「このままじゃ……仕方ないわね……」

斎藤(く…クビ…ですか……)

紬「斎藤……あなたを琴吹家の執事として解雇します…！」

斎藤「そ…そんなっ…！！」

835 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/12(金) 18:56:14.43 ID:VkZnGEAO

斎藤「あんまりじゃないですかっ！私は…私は…！」

紬「………」

紬「仕方ないことなのよ？琴吹家が決めたことなの…」

斎藤「ｸﾞｽｯ…わ…私は…何十年もお嬢様に…仕えてきたに……」

紬「………」

紬「これにサインしてくれるかしら？」

斎藤「………」

836 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/12(金) 19:07:25.02 ID:DTecoMAO

f5連打する人が多い予感

837 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/12(金) 19:10:27.25 ID:VkZnGEAO

斎藤(もう…お嬢様は私を信頼をなさらない…お嬢様が…そうおっしゃるのなら……)

紬「早く契約書にサインしなさい。斎藤。琴吹家の斎藤なんて見たくないのだから」

斎藤「…はっ、はい…」

斎藤(そこまでおっしゃらなくても……ん？契約書……？)

斎藤「お嬢様…この紙で間違いないですよね…？」

紬「間違えてなんかないわよ」

斎藤「で…ですが…ここに『雇用契約書』って……」

紬「ﾌﾌｯ♪気づいたのね♪」

斎藤「こ…これは…いったい……？」

紬「サインしたら教えてあげる♪」ﾆｺｯ

斎藤「………」

838 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/12(金) 19:27:35.19 ID:VkZnGEAO

斎藤「………」ｶｷｶｷ

紬「………」

斎藤「…終わりました…」

紬「確かに正式にサインされました。これで契約は成立します……」

斎藤「お嬢様……これはいったい……？」

紬「………」

紬「ﾌﾌｯ……♪」








紬「あなたが私にとって被雇用者第一号よ……斎藤……」ﾆｺｯ

839 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/12(金) 21:42:39.36 ID:VkZnGEAO

斎藤「ま…まさか…お嬢様……」

紬「これで斎藤は『琴吹家』の執事ではなく、私『琴吹紬』の執事になれたのよ♪」ﾆｺｯ

斎藤「は…はは…本当に…」ｸﾞｽｯ

紬「………」

斎藤「ありがたき…お言葉……ありがとう…ございます……」ｸﾞｽｯ

紬「次からは…お父様を気にすることなく私のためにがんばってくださいね…」ﾆｺｯ

斎藤「は…はい…ｸﾞｽｯ…」

紬「それじゃ……始めましょうか、琴吹紬の斎藤♪」ｽｯ

斎藤「………ｸﾞｽｯ」

斎藤「はは…旦那様以来ですね…主人と握手するというのは……」

ｷﾞｭｯ……

紬「ﾌﾌｯ♪初めまして、『私』の執事の斎藤♪」ﾆｺｯ

斎藤「こちらこそ…よろしく…お願い致します…私の『ご主人様』…」ﾆｺｯ


紬「ﾌﾌｯ……♪」

斎藤(この方の幸せを…私は…死ぬまで守れるなんて…私は幸せ者だな……)

840 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/12(金) 21:44:35.94 ID:wi92jOEo

イイハナシダナー(´;ω;`)

841 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/12(金) 23:12:37.11 ID:3VycVy20

支援むぎゅうううううううう！！

842 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/13(土) 10:52:15.31 ID:BVfCakAO

唯律「え…演奏会に出場したいっ…！？」

澪「う…うん…この前のベース奏者からの誘いで…どうしても…出てみたいんだ……///」

律「………」

唯「この前聞きに行ったようなオーケストラに澪ちゃんが参加するってこと？」

澪「う…うん……///」

唯「か…かっこいいっー！！澪ちゃんスゴいっ！！」

澪「そ…そっかな……？///」ﾃﾚｯ

梓「………」

梓(私には…よく分からないのですが……)

843 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/13(土) 12:36:03.83 ID:BVfCakAO

律「本気…なのか……？」

澪「う…うん……///」

唯「澪ちゃんがんばってねっ！私絶対に聞きに行くよっ！」

律「唯…ちょっと黙ってくれないか…？」

唯「ほえ…？」

梓「………」

梓(あれ…？なんか…空気が…)

844 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/13(土) 16:28:18.41 ID:BVfCakAO

澪「じ…自分の可能性がどんなものか知りたいんだっ…！」

律「…でも…それはどういうことが起こるかわかるよな…？」

澪「も…もちろん、オーケストラに参加することはみんなに迷惑がかかることだって承知しているよっ！」

唯「………」

澪「でも…これを逃したら…チャンスがないと思うんだ…」


梓「………」

澪「取り返しがつかなくなることは…絶対にしたくないっ…だからっ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

律「………」

845 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/13(土) 16:49:01.94 ID:BVfCakAO

律「で…でもよ…私たちは…？残された私たちはどうしたら良いんだよ…？」

唯「律っちゃん……」

律「澪がいない中で私たちは何をしたら良いんだよっ…！」

梓「………」

澪「律……」

律「……ろ…」

澪「？……」

律「勝手にしろっ！エリザベスとアンドリューでトルストイやドストエフスキーでも弾いてろっ！」

ﾊﾞﾀﾝｯ

澪「律……」

梓(律先輩…ロシアの小説家が好きだったんですね…)

唯「み…澪ちゃん……」

澪「唯…どうした…？」

846 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/13(土) 17:14:53.76 ID:BVfCakAO

唯「これね…律っちゃんがやろうと言って生徒会に持ち掛けていたの…」ﾋﾟﾗｯ

『春の小文化祭』

澪「………」

唯「律っちゃん、あずにゃんが入ってからすっごくこれをやりたがっていたの…」

唯「あずにゃんしか後輩ができなかったから部員を随時募集するためにアピールする機会を増やさなきゃ、て…」

唯「最近授業の休み時間だけ律っちゃんがいないと思っていたらこんなことをしていたの…」

梓「律先輩……」

澪「………」

澪「私……」

唯「私は澪ちゃんの演奏会を聞きに行きたい…でも、これに出られないなら…して…ほしく……ないかも……」

唯「………」

847 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/13(土) 17:50:04.56 ID:BVfCakAO

澪「……そうか…分かった…」

梓「………」

澪「梓はどう…思う…？」

梓「そ…それは……」

澪「………」

梓「先輩方にとっては後輩を増やすためにですが、私にとっては仲間を増やすことになるんです…」

梓「このまま再来年になれば先輩方はいません…私の仲間もいません…私一人だけになるんです…」

澪「……そ…そっか…梓も反t…」

梓「で…ですがっ… ！澪先輩に…チャンスを奪いたくありませんっ…！」

澪「あ…梓…」

梓「だって…澪先輩にとって…やりたいことですよね…？」

澪「……うん…」

梓「限りがある時間のうちにやりたいことをやらないのはもったいないですっ！例え結果がダメでもやらないよりは充実感はありますっ！」

澪「あ…梓……」

848 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/14(日) 14:39:37.69 ID:JI0OmYAO

ベーシスト「ここで俺の登場か？」

849 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/19(金) 20:49:43.68 ID:aXNDzwU0

治った？

850 ：復帰おめでた ：2010/03/19(金) 21:14:26.44 ID:cdK7TQAO

梓「やりたいことをしたくてもやれない人だっているんですっ！一生に一度のチャンスならなおさらですっ！」

唯「で…でも…あずにゃん…２つ同時になんて澪ちゃんには大変だよ…もし、澪ちゃんが倒れたらあずにゃんの仲間どころか、演奏さえできないんだよ…？」

梓「…く……す…」

唯「？」

梓「新しい仲間なんてクソ食らえですっ！！」

唯澪「！？」ﾋﾞｸｯ

851 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/19(金) 21:18:48.27 ID:cdK7TQAO

梓「そんなもんっ…先輩方がいなくなったって余裕ですよっ！」

唯「で…でも…」

梓「私のっ…！仲間はっ…！」








梓「先輩たちしか…いないんですから……！ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」

唯「…あずにゃん……」

澪「………」

852 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/19(金) 21:46:41.61 ID:cdK7TQAO

和「り…律…本気なの……？」

律「………」

律「あぁ……」

和「あんなにやりたがっていたに……」

律「悪い…澪の夢を壊したくないんだ…」

和「律……」

853 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/19(金) 21:56:24.38 ID:cdK7TQAO

律「元はと言えば私が勝手にやったんだ…私が自分の部を潰したくないがためにやっただけのこと……」

和「………」

律「結局は私のワガママを引いただけさ…」

和「………」

律「………」

和「ふぅー…分かったわ…春の小文化祭の計画は無効に…」

ﾊﾞﾀﾝｯ

「待ったっ！！」

854 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/19(金) 22:08:15.34 ID:yr93OCQo

熱いぜ(´・ω・)

855 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/20(土) 10:32:40.23 ID:fBW063o0

支援

856 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 01:47:10.94 ID:Mvvl6wAO

澪「はぁ…はぁ…はぁ……///」

和「澪……」

律「………」

澪「はぁ…はぁ…はぁ……///」

澪「はぁ…はぁ…ゴホッ…ゴホッ……///」

律「おい……」

和(せっかくの雰囲気が……)

857 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 01:51:59.62 ID:Mvvl6wAO

澪「ゴホッ…ちょ…ちょっと…待って…ゴホッ…///」

律「良いから呼吸を落ち着かせろよ…待っているから…」

澪「う…うん…はぁ…はぁ……///」

和「………」

和(なんか残念すぎる……)

858 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 02:06:30.53 ID:Mvvl6wAO

澪「はぁ…ふぅ……ま…待って欲しいっ！！///」

和「………」

律「澪…それって…自分の夢を諦めることなんだぞ……」

律「お前は…それで…それで良いのかよっ！！」

和「………」

澪「律っ！それは違うっ！」

律「…？」

澪「わ…私は…私の夢を諦めたくもないっ！それにっ……」







澪「律の夢もっ…！私は…諦めたくないっ…！」

律「み…澪……！」

859 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/23(火) 02:43:18.66 ID:TWJwstMo

肝心なときにちょっと締まらないのが澪のいいところ

860 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 05:45:10.02 ID:DxjBmgDO

総括

861 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 09:40:47.83 ID:Mvvl6wAO

澪「私は…！律の夢である軽音部の発展と…！私の夢であるオーケストラの参加の両立は…不可能なんかじゃないっ！！」

律「！……」

澪「………」


澪「がむしゃらになってみたいんだよっ……！」

律「！……」

澪「私と…お前の夢は…絶対…相反するものじゃないってことをっ…証明してみせたいんだよっ…！！」

律「澪……」

862 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 09:49:17.37 ID:Mvvl6wAO

律「そ…それは…お前にどんだけ負担がかかるというのを分かっているのかっ！？」

澪「そ…それは……」

律「澪が…澪が倒れたら私達はどうすれば良いんだよっ！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪「………」

律「…ｸﾞｽｯ……」

澪「……だよ……」

律「え……？」







澪「その時は…いつものように私を励ましてくれればいいんだよ…///」

律「澪……」

863 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 09:59:15.17 ID:Mvvl6wAO

澪「私は…ここまで…頑張ってこれたのは…みんなの励ましがあったからなんだよ…」

律「………」

澪「その中でも……り…律…の励ましが…一番…大きかった……///」

律「………」

律「……///」

澪「だ…だから…わ…私は…自分のためだけじゃなく…律のためにも…夢を達成したいんだ……！///」

律「………///」

864 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 11:40:55.88 ID:Mvvl6wAO

唯「………」

梓「………」

唯「あずにゃん……」

梓「何ですか…？」

唯「あずにゃんって…本当に良い子なんだね……」

梓「………」

唯「私があずにゃんの立場だったら絶対澪ちゃんに出ないように説得しちゃうもん……」

梓「………」

唯「でも、それは澪ちゃんの夢を潰すことになっちゃうんだもんね…それは澪ちゃんを傷つけちゃうことになるんだよね……」

梓「………」

唯「それをあずにゃんは澪ちゃんの夢を潰さない、傷つけない方法で澪ちゃんを励ましたんだもん……」

梓「……そう…です……」

唯「あずにゃん…でも…痩せ我慢しているんじゃない…？」

梓「！！そっ…！そんなことないですっ…！」

唯「いいよ……無理しなくて……」ﾆｺｯ

梓「ゆ…唯…先…輩……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「ほ〜ら！あずにゃ〜ん！おいで！」

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「良い子なあずにゃんは一番幸せになる権利があるんだよ！さぁ、おいで！」

梓「ｸﾞｽｯ…ゆ…唯ぜんぶぁ〜い！！うわああああん！！！」ﾀﾞｷｯ

唯「あずにゃん…良い子…良い子……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

865 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/23(火) 14:06:01.26 ID:TWJwstMo

原作とは違う部分で、梓はがんばってたからなあ(´・ω・`)

866 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 14:09:22.37 ID:jWi1u5o0

支援

867 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/23(火) 14:10:03.62 ID:xeiUR6Uo

支援！

868 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/24(水) 20:40:44.65 ID:ZTHeUnQ0

支援

869 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/24(水) 20:41:30.70 ID:ZTHeUnQ0

支援

870 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/24(水) 22:30:36.40 ID:/ybevwAO

気がついたら三浦茜ちゃんフィーバー…
スゴすぎ…

871 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/26(金) 00:34:21.35 ID:k23hwsAO

飛行機内

紬「………」

斎藤「Zzzz……」

紬「ふふっ…主人より先に寝てしまうなんて……後で罰を与えないと…ｸｽｯ…」

斎藤「Zzzz……」

紬「でも……お疲れさま…そして……」

紬「ありがとう…斎藤…」ﾆｺｯ







紬父『さぁて……説明を……』

紬『私は…旅行でここに来たわけです……』

紬父『だから…？』

紬『ですから……』

紬父『………』ｺﾞｸｯ

紬『………』

紬『お父様の事実誤認により、私はこの契約書をもとにお父様を訴えますっ！』

紬父『………』

紬父『ほほう…』ﾆﾔﾘ

872 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/26(金) 02:40:36.01 ID:k23hwsAO

紬『私は確かに母国に足を踏み入れました…ですが、正当な理由があったからなのです…！』

紬父『何だ……？』

紬『日本での学習のため…！そのためにここに来たの…！いいえ…立ち寄ったにすぎないのっ…！』

紬父『それが…正当な理由に…なるのか…？』

紬『お父様…契約書の意味…お分かりかしら…？』

紬父『何…だと…？』

873 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/26(金) 03:07:15.57 ID:k23hwsAO

紬『契約書には「帰国した際には日本での就学を諦めたものと見なす」これはこうとも言えるの…』

紬父『………』

紬『「日本での就学であれば帰国と見なされない」と…』

紬父『………』

紬『これは…対偶という論理学で意味が同じ…あるいは同等の意味を指すものを言うの…』

紬『つまり…「帰国したならば日本での就学を諦めたと見なす」は「日本での就学を諦めないならば帰国したと見なされない」……』

紬父『………』

874 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/26(金) 12:26:31.44 ID:k23hwsAO

紬『私がロシアに足を踏み入れたのは日本での就学を向上させるため…』

紬父『………』

紬『ロシア・東欧について日本人は馴染みがないから…それなら直接空気で感じたこと…写真…映像で私の高校の学問のためにしたいのっ…！』

紬父『…そのために…わざわざロシアに足を踏み入れたのか…？』

紬『……ええ！』ｷｯ

875 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/26(金) 12:34:13.46 ID:k23hwsAO

紬『私は…日本での就学のためにロシアに来た…ということ…』

紬父『………』

紬『それをお父様は日本での就学を諦めたからロシアに私が訪れたと勘違いされた……これがお父様の事実誤認よっ！！』

紬父『………』

紬(どう…かしら……？)

紬父『なるほどな…それじゃ…私を訴えるというのは…？』

紬『………』

紬(事実誤認を認めたっ！！)

紬(こ…これなら…いけるかもしれない……！)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

876 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/26(金) 15:52:09.06 ID:yKMBa/w0

（`・へ・;）ゴクリ…

877 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/26(金) 17:59:35.78 ID:H8aKqw60

むぎゅうううううううう

878 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/27(土) 01:04:46.26 ID:2It2tUAO

紬『私は…日本での学問をより良いものにしようとしていたのにお父様は事実誤認で私の行動を妨害を行なったの…』

紬父『………』

紬『これを看過していては契約書を反故することにもなり、結果として契約上違反したのは……お父様になるのです……』

紬父『……ん…？』

紬『私の…権利を…この契約書で保証された…私の…日本での就学の権利を…お父様は…ｸﾞｽｯ…お父様は侵害したのっ！！』

紬父『………』

紬『ｸﾞｽｯ…私は…どれだけ…日本に行くことに憧れを抱いていたか知っているのっ…！！』

紬父『………』

紬『いろんな経験を過ごせたのにお父様やお母様に伝えられないことってどれだけ寂しかったか知っているのっ…！！』

紬父『………』

紬『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……』

879 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/27(土) 01:08:17.54 ID:2It2tUAO

紬『ｸﾞｽｯ…だ…だから…私は…その寂しい思いをさせた責任を取ってよっ…！』

紬父『………』

紬『そのために…私は…お父様を…訴えます……！』ｷｯ

紬父『………』

紬『………』

紬父『……ふっ…』

880 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/27(土) 01:16:04.75 ID:Ts8UTsAO

テス

881 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/27(土) 08:23:54.41 ID:2It2tUAO

紬父『ははっ…ははははっ…！！』

紬『！？』

紬父『契約違反はむしろ私の方か…これは面白いっ！！さすが私の娘だっ！！でかしたぞっ！！』

紬『お…お父様……！』

紬父『ムギ…お前の勝ちだ……！』ﾆﾔｯ

紬『お…お父…様……』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

882 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/27(土) 09:08:30.37 ID:2It2tUAO

紬『じゃ…それじゃ…私の日本に戻ることも……』

紬父『保証するさ……！』ﾆｺｯ

紬『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……』

紬父『おっと…ここでの入学もなしにするよ……まぁ、もとからするつもりではなかったがな…』

紬『え…？それは…どういうことなの…？』

紬父『ムギがやったのと同じブラフさ……』

紬『！き…気づいていたの…！？』

紬父『何年親子をやっていると思ってんだ？ウソの顔ぐらい…知っているさ…』

紬『………』

紬『ふふっ♪』

883 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/27(土) 10:13:42.64 ID:waUrD2w0

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

884 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/27(土) 14:34:34.42 ID:2It2tUAO

紬父『ムギ……日本に行って……成長したな……』

紬『………』

紬『ふふ♪当たり前じゃない…そのために日本に行ったのだから……』

紬父『良かった…これで…良かった……』ｼﾐｼﾞﾐ

紬『………』

紬(！…ふふ♪)

紬『お父様……』ﾆｺﾆｺ

紬父『ん…何だ……？』

紬『このままで済ませる気なのかしら…？』ﾆｺﾆｺ

紬父『え…？』

紬父(あれ…？何かムギのオーラが恐い…)

885 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/28(日) 00:06:00.54 ID:PrxcvkAO

紬『ふふ♪私…最初に言いましたよね？この契約書をもとにお父様を訴えますと…？』ﾆｺﾆｺ

紬父『！？ほ…本気だったというのかっ！？』

紬『だってさっきお父様は契約に違反したの認めたじゃない♪』ﾆｺﾆｺ

紬父『………』

紬父『本気で訴えるのか…？』

紬『そ〜ね〜…お父様次第かしら？』ﾆｺﾆｺ

紬父『………』

紬父(ムギ…お前は予想以上に成長したな…)ﾌｯ

紬父『良いだろ……お前の望みなら何でも聞いてやろう…！』

紬『………』

紬『………』ﾆｺｯ

紬『それなら…二つお願いします…』

886 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/28(日) 00:11:57.72 ID:ofVrs6Io

原作の書かれない部分でも、恐らくムギはこういった類の片鱗を持ち合わせていそうだから困る

887 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/28(日) 00:12:40.45 ID:PrxcvkAO

>>870

なにこれかわいい…

それとなにこれかわいそう…

(´;ω;｀)

888 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/28(日) 00:28:59.31 ID:9ujl0.Io

このSSに茜ちゃんを出す予定はありますか？

889 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/28(日) 01:02:40.78 ID:PJYEOvg0

ねーよｗｗｗｗ

890 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/28(日) 01:18:57.90 ID:PrxcvkAO

紬「……ｸｽｯ……」

紬(今思えば斎藤やニーナ、エカテリーナからの助けがなければ私は今こうして笑ってられなかったかもしれないのよね……)

紬「………」

斎藤「Zzz……」

紬(でも……)

紬(これが『協力』なのね…)

紬「ｸｽｯ…ちょうどあの時の様に四人の力が文字通りに合わさった『協力』だったのね……」

紬「そう言えば…去年に挑んだ学園祭も四人だったわね…あの時はみんな心一つだったから…」

紬「日本に行って良かった……」


紬「そして……日本に戻れて良かった……」ﾎﾛﾘ

891 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/28(日) 01:22:32.72 ID:PrxcvkAO

>>888

茜ちゃんの話入れていましたらパー速で3スレ目までいっちゃいますよ…(・ω・｀;)

ご勘弁下さい…

892 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/28(日) 01:28:23.22 ID:9ujl0.Io

オケの話があったからちょっと聞いただけなんだ
ごめん続けてください。

893 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/28(日) 02:32:37.79 ID:PrxcvkAO

>>892
ちょ…おま(ry

ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ…何でもないですよ。気にせずに！

894 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/28(日) 07:26:27.70 ID:PrxcvkAO

紬父『え…？それだけで良いのか…？』

紬『ええ♪』ﾆｺﾆｺ

紬父『一つは分かる…契約書の「高校を卒業するまでに帰国した際に日本での就学を諦めたものと見なす。通信での接触も同様である」という部分を削除すればムギは帰国も連絡も自由にできる…だが……』

紬父『斎藤を解雇するというのは…何故なんだ…？お前のために一番命を張った執事だろ……？』

紬『……だからなの……』

紬父『………』

紬『私は…本当に…斎藤に感謝しているの……』

紬父『………』

紬『だから…斎藤を自由にしてあげたいの……！』

紬父『………』

紬父『そっか…分かった…斎藤の解任宣告はムギに任せる…』

紬『ええ♪』





紬「ｸｽｯ…私が斎藤を今こうして自分の執事にしていることを知ったらさぞかしびっくりするんじゃないかしら……」

斎藤「Zzz……」

紬「権利はあるから価値があるんじゃなく、使うから価値があるのよ……」

紬「………」

紬「ふふ♪」

895 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/28(日) 11:59:11.84 ID:6wy6cb.0

うわああああああああああああん！！！！！！！
むぎゅうううううううううううう！！！！！！！

896 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/29(月) 18:42:57.20 ID:k/bMscAO

律「………」

澪「………」

律「本当に……良いんだな……？」

澪「う…うん……」

律「本当の本当に良いんだな……？」

澪「うん……」

律「………」

律「〜〜〜〜！！」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

律「あ〜っ！！もうっ！！澪っ！！それぐらい胸を張って言えよっ！！」

澪「！？」ﾋﾞｸｯ

897 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/29(月) 19:08:40.21 ID:k/bMscAO

律「お前なぁっ！！今からスッゴい大変なことをやろうとしているんだよっ！！しかもそれは自分で決めたことだろっ！！」

律「自分で決めたのにそんな態度じゃ…私だけじゃなく唯や梓だって不安になるだろっ！！」

澪「………」

律「がむしゃらにやってみたいのなら、自信持った顔してみろよっ！！バカ澪っ！！」

澪「なっ……」(バカ澪って……)

澪「………」

澪(でも…律の言う通りだ……でも……)

澪(いや、このままじゃだめだっ！！自分を変えないとっ！！)

澪(せっかく認めてくれた唯と梓にも申し訳ないっ！！)ｷｯ

澪「律…私…やってみせるよ…！」

律「………」

澪「絶対に…私…やってみせるから……」

律「ん…？」

澪「律も…がむしゃらにやれよ…！」

律「！………」

898 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/29(月) 19:49:21.95 ID:k/bMscAO

澪「あ、でも頭を使った上でがむしゃらになれよ…私が来れない日は…リズム隊は律だけになるんだ…」

律「………」

澪「その時は律のテンポで曲は決まる…！」

律「何で…今それを……？」

澪「メロディ部隊を惑わさないためだよ…いつも律のツッコミ気味のテンポは私が抑えていたんだからな？」

律「うぅ…文句言えねぇ…」

澪「だから、練習の時は必ずメトロノームを使うことっ！」

律「へ〜い…」ｼﾌﾞｼﾌﾞ…

澪「ふふ……」

澪(本当は…私が来れなくなった時に備えてなんだけどな…)

899 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/30(火) 08:10:47.51 ID:ldBzWsAO

澪「律………」

澪「私たち…なんだかんだでできそうな気がするんだ…」

律「………」

律「当ったりめぇ〜よ！」ﾆｶｯ

澪「ふふ……」

律「はは……」




和「で…結局はやることになったのね…」

律「お騒がせしました……」

澪「ごめん……」

和「まぁ、結果オーライだからいいんじゃない」

律「わ……」

和「だから私は和だってば…」

澪「ありがとう！わ！」

和(前言撤回しても良いかしら…？)

900 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/30(火) 09:09:12.65 ID:uLy9ah60

おまえらｗｗｗｗ
支援

901 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/30(火) 12:24:19.75 ID:ldBzWsAO

唯「あずにゃん良い子良い子〜♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸ…///」ｷﾞｭｰ

唯(あずにゃん…こんなに悲しんでいたんだね…なんとしても、あずにゃんとは楽しい部活生活にしよう！)ﾌﾝｽ

唯「ん…？そういえば、あずにゃん…」

梓「ｸﾞｽｯ…は…はぃ…？///」

唯(………)

唯(このあずにゃん…持って帰りたい……)

梓「唯先輩…？ｸﾞｽｯ…///」

唯「あ、ごめんね…あずにゃん…あれ…渡してくれた……？」

梓「え…？」

唯「『え？』って……あずにゃん……」ｼﾞｰ

梓「あ…いえ、その…何と言いますかその……///」ｱｾｱｾ

梓「すいません…渡していません……///」

唯「………」

902 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/30(火) 21:36:03.67 ID:ldBzWsAO

唯「あずにゃん…忙しかったの…？」

梓「い…いえ…単純に忘れていただけで…その……///」ｱﾀﾌﾀｱﾀﾌﾀ

唯「え〜…あずにゃ〜ん、それはないよぉ〜」

梓「す…すいません……///」

唯「まっ…いいや、どうせ直接会って言えばいいし…」

梓「唯先輩…本当にすみません……」

唯「いいよ、いいよ〜！あずにゃんって意外と抜けているんだねぇ〜！」

梓「うぐぅ……///」

唯「いつもとは違うあずにゃんが見れたし〜♪」ｷﾞｭｰ

梓「うぅ〜…///」

ｶﾞﾗｯ

唯梓「！？」

903 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/30(火) 21:59:53.97 ID:ldBzWsAO

澪「あ…唯に梓……」

律「待たせたな！」

梓「澪先輩、律先輩…結局は……」

律「………にっ」

梓「？」

律「小文化祭も澪のオケも同時にやるぜっ！」ﾌﾞｲｯ

唯「え？でも…？」

澪「唯…大丈夫だよ。私は覚悟しているから…！」

唯「………」

澪「私の夢と…梓の仲間を作るため、そしてみんなのためにに私は頑張る…！絶対に…！」

澪「だから…唯も安心して欲しい…！」

唯「………」

唯「…応援しているね！澪ちゃん！」ﾆｺｯ

澪「唯…！ありがとう…」

梓「………」

904 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/30(火) 22:09:12.50 ID:ldBzWsAO

澪「梓……」

梓「はい……」

澪「梓のお陰だよ…」

梓「え……？」

澪「梓が私を背中から押してくれたんだ…苦しいことかもしれないけど、梓のお陰で私の夢もこの部の将来についても諦めることなく決意できたんだ…」

梓「澪先輩…」

澪「ありがとう…梓……」ｷﾞｭｯ

梓「澪先輩…頑張ってくださいね…///」

澪「うん！」








梓(ぬほおおおおお！！！！！胸先輩あったけえええええ！！！！！///)ﾊｱﾊｱ

905 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/30(火) 22:10:44.36 ID:i1yPthgo

あずにゃんエロすぎワロタ

906 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/03/31(水) 10:35:18.68 ID:M09gjLg0

支援

907 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/03/31(水) 10:41:37.26 ID:h8WHUUAO

帰路

澪「………」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

律「へぇ〜梓がそんなことをねぇ〜」

唯「そうなんだぁ〜あずにゃん本当にかっこよかったんだぁ〜！」ｷﾞｭｰ

梓「………///」

律「ははっ…本心じゃなくても偉いぞ！梓！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「むうぅ…子ども扱いしないでくださいっ！///」

律「ははっ…！かわいい奴め…！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梓「ぶむぅ〜…///」

澪「………」

澪(ムギがこれを見たら浮かれ顔だろうなぁ……)

908 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/01(木) 00:22:30.75 ID:hqUfIwAO

ﾌﾟｯﾌﾟｰ

唯「あれ？あそこに手を振っている人がいるよ？」ｷﾞｭｰ

澪「あ…コントラバスの人…」ｷｭﾘｷｭﾘ…

ベース奏者「ボンジュールっ！秋山君っ！」

梓「………」

梓(誰…？)

澪「すいません。やっと決心できました！」

ベース奏者「ふふ…君の瞳を一目見れば分かったさ…共に音楽を支えようではないかっ！」

澪「はいっ！よろしくお願いしますっ！///」



唯「あはは〜澪ちゃん気合い入っているねぇ〜！」ｷﾞｭｰ

律「……そうだな…」

律(良かったな…澪……)

梓「あの…あの人誰ですか…？」

唯「澪ちゃんやりたいって言ってたオケの人だよぉ〜あずにゃんもいつかオケ聞きに行こうよっ！」ｷﾞｭｰ

梓「え…？軽音部なにクラシックを聞きに行くんですか？」

唯「かっこいいんだよぉ〜！ずばぁ〜んどばばぁ〜ん！とか、迫力あるんだぁ〜！」ｷﾞｭｰ

梓(結局、ここは何部なんだろう……)

909 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/01(木) 00:35:28.12 ID:hqUfIwAO

律「かぁ〜…梓、お前全然分かってねぇ〜な…」

梓「な…何ですかっ！」

律「軽音楽しか知らない奴はその軽音楽も知らないんだよ。それを澪が一番分かっているからコントラバスをやっているんだよ…」

梓「そ…そうだったんですか……」


澪「はいっ…明後日の午後に挨拶を…はいっ！///」

ベース奏者「ふふ…緊張はする必要はないさ…楽団と言えどアマチュア楽団なものだからな…」

澪「でも…アマチュアと言えどスゴい人はたくさんいますから…///」


梓「………」

梓(胸先輩…スゴいです…)

910 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/01(木) 01:21:03.18 ID:hqUfIwAO

唯「それじゃあ〜ね！律っちゃん澪ちゃん！」ｷﾞｭｰ

梓「お疲れさまです！」

律「じゃ〜なぁ〜！」

澪「また明日な」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

律「………」

澪「………」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

律澪「「あのさ……」」

律「はは……またかぶったな…」

澪「ふふ…そうだな…」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

律「頑張れよ…澪…」

澪「うん……」

律「言っておくが…がむしゃらに頑張れって言ってんじゃない…無理しないように頑張れって言ってんだ…」

澪「律……」

律「澪は私だけじゃなく唯や梓、ムギにとっても必要な存在なんだからさ…私の夢は後回しにしても…身体だけは気をつけろよな……///」ﾌﾟｲｯ

澪「…うん…ありがとう…律…///」ﾆｺｯ

911 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/01(木) 01:50:44.27 ID:hqUfIwAO

律「そっ…そんでよ…澪は何を言おうとしていたんだよ…？///」

澪「あ…今のことにちなんで…ありがとう…私の夢…やらせてくれて…///」

律「…私には澪の夢を奪う権利なんてねぇよ……///」

澪「ふふ…ありがとう…律…本当に律と知り合えて良かったと思っているよ…///」

律「な…なんだよ…いきなり…///」

澪「人のために頑張ってくれるんだもん…私はいつも自分のわがままを言ってばかりで……///」

律「なんだよ…そんなことかよ…///」

澪「だってぇ……///」

律「澪は自分の道を貫く方が良いんだよ…///」

澪「律……///」

律「澪は努力を惜しまない、うんや、惜しまずにはいられないんタイプなんだよ…人に影響を与えるほど…///」

律「私は澪の頑張りを見ていつもすごいなぁ、と思っていたんだ…私には真似できない…だから応援したくなるんだ…///」

澪「………///」

912 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/01(木) 02:03:04.49 ID:hqUfIwAO

律「それに…澪はわがままと言っていたけど…私にとってそれはわがままには思えないんだ…///」

澪「え……？///」

律「私が応援した分、澪は努力するじゃんか…私はそれが嬉しくてよ…///」

澪「ふふ…私が律を見てきたと思っていたけど、実は逆だったのか…ふふっ…ははっ…あははは……///」

律「そんなにおかしいことかぁ？澪…///」

澪「ふふ…だって…こんな逆転的な話…想像さえしていなかったもの…ふふふ…///」

律「ふふ…そうかもな…ははっ…///」

913 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 02:05:29.15 ID:Wwsf.OMo

きっとこのSSを読んでいる平行世界の紬はツヤツヤ

914 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/01(木) 02:14:13.75 ID:hqUfIwAO

澪「それじゃあ…また明日な律……///」

律「ああ…またな…///」

澪「………///」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

律「………」

律「み〜お〜！」

澪「……ん…？///」ｷｭﾘｷｭﾘ…

律「私ら二人って本当にいつまでも一緒だよなぁ〜っ！！///」

澪「は…恥ずかしいことを大声で聞くなよっ…！///」

律「性格がこんなに違うのになんでこんなに一緒にいるんだ〜！なんか私たちの間にあるんだろ〜なぁ〜…はははっ…！///」

澪「……///」

澪「分かっているクセに…バカ律……///」

律「え？何て言ったぁ〜？」

澪「何でもな〜い！じゃ〜な〜！///」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

澪(答えは『心友』だからだよ…律…///)

澪「ふふ…///」ｷｭﾘｷｭﾘｷｭﾘ

915 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 02:38:19.16 ID:k72Mkxw0

ジャイアン「心の友よ〜！」

916 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 17:03:44.01 ID:vPGlmn.o

机；ｶﾞﾀｶﾞﾀ

917 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 19:58:43.49 ID:8wjxO6AO

と、心太……

918 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 21:07:59.25 ID:ZNbpoFA0

つまんぬ

919 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 21:43:51.92 ID:hqUfIwAO

>>918
え？つまんない？ならやめます。
そうですね。四ヶ月もかけてもまだ終わってないですから…

920 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 22:33:44.73 ID:Wwsf.OMo

>>919
いや、918のは恐らく、我々ギャラリーのしょーもない書き込みに対しての事じゃないかと

けいおんSSの中でも名作の部類なんだし、なげちゃあもったいないですよ(´・ω・`)

921 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 22:34:41.70 ID:76noiRgo

ここまできてやめないで！
たぶん>>918は>>917宛てだから

922 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 22:36:13.97 ID:Wwsf.OMo

全くだ、ここで投げられたら、平行世界でパンツ脱いでいるであろうむぎゅうが風邪をひくというものだ

923 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 22:36:59.47 ID:76noiRgo

同じタイミングでワロタｗｗ

てか今日はまだエイプリルフール終わってな……

924 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 22:41:56.72 ID:Wwsf.OMo

>>923

　 ｀¨ −　､　　　　　＿_　　　　　 _,. -‐' ¨´
　　　　　　| ｀Tｰて＿,＿｀　`ー<^ヽ
　　　　　　|　 !　　　　　　｀ヽ　　 ヽ ヽ
　　　　　 r　/　　　　　　ヽ　 ヽ　　_Lj
　､　　　 /´ ＼　　　　 ＼　＼_j／ヽ
　　｀ ー　　　ヽｲ⌒r-､ヽ ヽ__j´　　　｀¨´
　　　　　　　　　 ￣ー┴'^´

925 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 22:47:35.25 ID:hqUfIwAO

すいません…
エイプリルフールなので冗談言いたかっただけです…
調子に乗りました…

というか私はもとから荒らしや批判は気にしない、むしろ支援の分類に入ると思っている人間なんで気にしません。

というか、このスレは人に立ててもらったものだから投げませんよ(´・ω・)b

お騒がせしましたm(_ _)m

926 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 22:52:46.35 ID:Wwsf.OMo

こっちだって騙された振りしてただけなんだからなっ

べっ別に、エイプリルフールの事を忘れてたわけじゃないんだからっ




来年こそはエイプリルフールをかませる恋人とかできていないものかしら(ヽ´ω`)

927 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/01(木) 23:30:01.86 ID:ZNbpoFA0

やばい
なんか悪いことした気分だよ……

928 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 23:40:20.66 ID:hqUfIwAO

>>927
気になさらず。
私が悪ふざけをしただけですから…(・ω・｀)すまんこ

929 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/01(木) 23:44:21.68 ID:ZNbpoFA0

気にしてないけどね
ちなみにエイプリルフールは本来午前にウソをついて午後に謝るってイベントなんですよー

支援

930 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/02(金) 08:49:17.53 ID:TAWZNsAO

唯「………」ｷﾞｭｰ

ﾃｸﾃｸ

梓「……///」

ﾃｸﾃｸ

唯「あ…あずにゃん……」ｷﾞｭｰ

梓「はい？どうしましたか？///」

唯「お腹空いたから肉まん買いにいかない？」ﾆｺｯ

梓「……///」

梓「はい……///」

931 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/02(金) 09:20:32.45 ID:TAWZNsAO

コンビニ

店員「しゃっせえ〜！」

唯「ﾜﾊｰ…どれもおいしそぉ〜…」ｷﾗｷﾗ

梓「私は豚まんに決めました…///」

唯「豚まん…それもいいなぁ〜…う〜ん…」

学生I「これください」

店員「しゃあすっ…120円になりやっすwww」

学生I「はい」


店員「ありゃっとぅごいやしたぁ〜！」

唯「よぉし！私もあれにしよう！」

唯「すいませーん！私もこれをお願いしまーす！」

店員「wwwさっきので売り切れになりやしたwww」

唯「そんなぁ〜…せっかく決めたにぃ〜…」へな…

学生I「美味しそ〜♪」

唯「………」ｼﾞｰ

学生I「…はっ……」

唯「あのぅ、それ売ってくれませんか…？」ｳﾙｳﾙ

学生I「え…？」

唯「お願いしやすぅ〜！！」

梓「何という執念……」

学生I「い…いですよ……」

唯「え！？本当？やったぁ〜！」

932 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/02(金) 12:53:09.79 ID:TAWZNsAO

唯「あんむ♪あんむ♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「……///」

唯「おいひぃ〜♪あったまるねぇ〜♪」

梓「……///」

唯「ん？あずにゃんどうしたの？」

梓「私より…あったかいですか…？///」

唯「ほえ…？」

梓「その…先輩が…私に抱きしめるよりも…あったかいのですか…？//////」

唯「あずにゃん…？」

梓「……//////」

唯「……！ふふっ！」

ｷﾞｭｯ

梓「！……//////」

唯「もぉ〜あずにゃんったら、食べ物に嫉妬するなんてかわいいんだからぁ〜！」

梓「そ…そんなつもりじゃ……//////」

唯「あずにゃんは良い子だからなんでも私たちにおねだりしていいんだよぉ〜」ｷﾞｭｰ

梓「……はい…//////」

唯「私だってあずにゃんのためにがんばりたいもん…」ｷﾞｭｰ

梓「唯先輩……//////」

唯「これから楽しくやろう！」ﾆｺｯ

梓「………//////」

梓「はいっ…！//////」

933 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/02(金) 12:57:53.87 ID:TAWZNsAO

>>929

へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜

初めて知りました…
(´・ω・｀)

934 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/02(金) 13:07:20.32 ID:TAWZNsAO

平沢家

ｶﾞﾁｬｯ

唯「だっだいまぁ〜！」

憂「お姉…ちゃん…？」

唯(あ…そういえば…憂とケンカしたまんまだったっけ…)

唯「憂……」

憂「………」

唯(憂も良い子なんだもん…話せばきっと分かってくれるはず…)

唯「憂…あのね…」

憂「ごめんねっ！お姉ちゃんっ！」

唯「……へ…？」

935 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/02(金) 21:48:46.68 ID:TAWZNsAO

憂「私…お姉ちゃんを傷つけたくなかったから…ｸﾞｽｯ…お姉ちゃんに何も言えなかったの…」

唯「憂…何について悩んでいたの…？」

憂「ｸﾞｽｯ…お姉ちゃんの…ｸﾞｽｯ…言う通りに…自分の気持ちを伝えたら…ｸﾞｽｯ…傷つけちゃったの……」

唯「………」

憂「これを…ｸﾞｽｯ…誰に相談すれば良いか…ｸﾞｽｯ…わからなくて……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「………」

ｷﾞｭｯ

憂「！……」

唯「憂…ごめんね…憂は憂のままで良いよ…私のせいで憂が悲しい思いをさせてしまっでごめんね…」

憂「ｸﾞｽｯ…ううん…私が悪いのっ…！私が…私が…しっかりしていれば…」

唯「ううん…憂はしっかりしているよ…だから憂は悪くない…だから泣かないで……」

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……」

唯「憂…泣き止んでよ…」

憂「ｸﾞｽｯ…ごめんね…お姉ちゃん…私…泣き虫で…」

唯「………」

唯「私のせいだ……」

憂「ｸﾞｽｯ…え？」

936 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/03(土) 04:19:20.03 ID:nYxXE2c0

この憂ちゃんは守ってあげたくなる・・・

937 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/06(火) 05:28:34.06 ID:5JcnC/E0

まだかなまだかな

938 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/06(火) 21:41:13.46 ID:SjmVckAO

唯「私のせいで憂をこんなに自分を責めてしまう子になったんだ……」

憂「お姉ちゃ…ん……？」

唯「憂にむちゃなことを言わなければ何ともなかったのに……」

唯「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…憂…ごめんね…ごめんね…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

憂「…お姉ちゃん……」

唯「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……憂……」

憂「なぁに…お姉ちゃん…？」

唯「ぶって……」

憂「へ……？」

唯「私の頬をぶってっ！！」

憂「！？」

939 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/06(火) 21:51:44.29 ID:SjmVckAO

唯「こんなダメな私をぶってよっ！！何一つ憂にお姉ちゃんらしいことできていないんだもんっ！！それで憂を傷つけたのならなおさらだよっ！！」

憂「お…お姉ちゃんっ！落ち着いてっ！」ｱﾀﾌﾀ

唯「やだっ！！やだっ！！もう私…自分が許せないんだよっ！！」

憂「………」

唯「自分ばっかりで…普通の人だけでなく守ってあげるべき憂やあずにゃんに頼りっきりなんだもんっ！！私なんてっ！！」

憂「………」

ﾊﾞﾁﾝｯ

940 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/06(火) 21:58:36.53 ID:SjmVckAO

唯「………」ﾋﾘﾋﾘ

憂「………」

唯「う…う〜い〜…」ﾋﾘﾋﾘ

憂「甘ったれないでよっ！！」

唯「憂……？」

憂「私が何でお姉ちゃんと一緒にいるのか分かってるのっ！！」

唯「………」ﾋﾘﾋﾘ

憂「何で私がお姉ちゃんに何一つ不満を言わず一緒にいるか分かっているのっ！！」

唯「分かん…ない……」ﾋﾘﾋﾘ

憂「………」

941 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/06(火) 22:12:54.55 ID:SjmVckAO

唯「分かんないよ…何で憂はこんなに私のためにしてくれるの…？」

憂「………」

唯「憂…どうして…？どうしてこんなにダメな私にそこまで優しくしてくれるの…？」

憂「……鈍感………///」

唯「へ……？」

憂「お姉ちゃんの鈍感っ！！分からず屋っ！！おたんこなすっ！！///」

唯「え…？えぇっ！？」

憂「なんでお姉ちゃんはそんなんなのっ！！」

唯「ご…ごめんなさいっ！」

唯(どうしたの急に？)

942 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/06(火) 22:39:53.76 ID:SjmVckAO

憂「だって…それは全てお姉ちゃんが好きだからなんだよっ！！///」

唯「………」

憂「私にとって世界でたったの一人の大事なお姉ちゃんなんだよっ！！///」

唯「………」

憂「確かにお姉ちゃんは世間一般の『お姉ちゃん』とは違うよっ！！律さんみたいに助けてくれる『お姉ちゃん』じゃないのが私のお姉ちゃんなのっ！！」

唯「うぅ…ごめんなさい……」

憂「でも『お姉ちゃん』らしくない『お姉ちゃん』だからこそ、私はお姉ちゃんのことが好きなのっ！！///」

唯「へ……？」

憂「私は…控え目な性格だから…もしお姉ちゃんが頼れる『お姉ちゃん』だったら、こんな風に一緒にいなかったと思うよ……」

唯「………」

憂「しかもお姉ちゃんは人を傷つけたり人を裏切るようなことは絶対にしない…本当に心から安心して信頼できるのが今の私の『お姉ちゃん』なのっ！！」

唯「う…憂……」

憂「お姉ちゃん…さっきぶったのは…私の大好きなお姉ちゃんが私の大好きなお姉ちゃんの全てを否定したからなんだよ……お姉ちゃんの言うことを聞いたからじゃないの……」

唯「…うん……ごめんね…憂……」

憂「私は…お姉ちゃんのことが好きなのっ！！今のお姉ちゃんがあるから今の私があるのっ！///」

943 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/06(火) 22:52:04.64 ID:SjmVckAO

唯「………」

憂「お願いだからお姉ちゃん…私の大好きなお姉ちゃんを嫌いにならないでよ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…///」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

唯「…憂…ごめんね…私…本当に間違っていたよ……」

憂「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…お姉ちゃん……」

唯「私…自分を嫌いにならないように憂に誓うよ…！！でも…」

憂「ｸﾞｽｯ…でも…？」

唯「憂も…自分を嫌いにならないでね…私…今の憂…大好きだから……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

憂「………」

憂「……///」

憂(今のお姉ちゃん…すっごくかわいい…！！///)

唯「憂……？」

憂「あ、うん。私も自分を嫌いにならないようにお姉ちゃんに誓うよっ！///」

唯「あはは〜！う〜い〜！大好きだよぉ〜！///」ｷﾞｭｯ

憂「えへへ…私もお姉ちゃんのことが大好きだよぉ〜！///」ｷﾞｭｯ

唯「あはは…///」ｷﾞｭｰ

憂「えへへ…///」ｷﾞｭｰ

944 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/06(火) 22:57:27.31 ID:SjmVckAO

みなさん、本当にすいません。
私がレス配分を全く考えてなかったというバカのあまり、このスレでは終わらないことになりました…

このスレをまんべんなく使った後、管理人の指示通り、製作スレの方に同じ名前のスレタイで立ち上げることにします。

本当にちんたらちんたら書いてすいません。
待っている人、本当にすいません。

945 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/06(火) 23:06:50.02 ID:mo5DMBM0

問題ない
無理に詰め込まれるより君のペースでしっかりやってくれた方がよっぽどいい

946 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/07(水) 00:32:40.45 ID:JUHYwWEo

私は一向に構わんッ

947 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/07(水) 03:49:04.77 ID:4zYkWsw0

なにこの姉妹かわいい・・・

948 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/07(水) 09:21:12.56 ID:9Zs1o.AO

使いきるより、>>980くらいまで使ってからリンク貼った方がいいと思う

949 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/08(木) 17:00:35.10 ID:D3Rfsic0

おれが立てたい

950 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/11(日) 00:33:28.44 ID:sro0zkAO

憂「ふぅ…お姉ちゃんと仲直りできて良かったぁ〜…」

憂「お姉ちゃん…本当にありがとう……///」

ｶﾞﾁｬｯ

唯「う〜い〜！」

憂「お姉ちゃん！どうしたの？」

唯「一緒に寝ても良い？」

憂「うん！」

唯「えへへぇ〜憂と一緒に寝るの久しぶりだねぇ〜！」

憂「本当久しぶりだね」

唯「よいしょっと…」ｺﾞﾛﾝ

951 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/11(日) 01:08:31.89 ID:sro0zkAO

唯「ねぇ、憂」

憂「なぁに？お姉ちゃん」

唯「覚えているかな？幼い時物心がついた時から私と憂は一緒に寝ていたってことを」

憂「うーん…そういえばそう…だったかな…？小学校に入るまでなら覚えていたのだけど…」

唯「えぇ〜…憂あんまり覚えてないのぉ〜？」

憂「え…？あ、うん…ごめんね…」

唯「うぅ〜…(泣)」

憂「……ごめんね…お姉ちゃん……」

唯「ぶぅ〜…」

唯(！……)

ｷﾞｭｯ

憂「！？」

952 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/11(日) 11:06:57.63 ID:sro0zkAO

唯「こうすれば思い出してくれるかなぁ〜？」ｷﾞｭｰ

憂「お…お姉ちゃん……///」

唯「えへへ…憂が寝ていて寒そうな感じがしたらいつもこうしていたんだぁ〜」

憂「そうだったんだ……///」

唯「ん〜…思い出してくるとまた憂とこうして一緒にいたくなるよぉ〜」

憂「わ…私も…お姉ちゃんとまた…こうして一緒に過ごしたい！///」

唯「憂……」

憂「お姉ちゃん……///」

唯「憂は一番大事な私の妹だよぉ〜！」ｷﾞｭｰ

憂「お姉ちゃんも世界でたった一人の大切なお姉ちゃんだよ！///」

唯「あはは〜！う〜い〜！」ｷﾞｭｰ

憂「お姉〜ちゃ〜ん！///」ｷﾞｭｰ

953 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/12(月) 23:39:44.50 ID:/GGb.UAO

ｻｽﾘｻﾘｻｽﾘｻﾘ

エリザベス「………」

はぁ…はぁ…うっ…はぁ…はぁ……

ｻｽﾘｻﾘｻｽﾘｻﾘ

エリザベス「………」

んっ…んんっ…んっ…んっ……

ｻｽﾘｻﾘｻｽﾘｻﾘ

エリザベス「………」

あっ…ああっ…あ…あっ…んっ…んんっ…ん…

ｻｽﾘｻﾘｻｽﾘｻﾘ

エリザベス「………」

澪「あっ…んっ…んんっ…んっ…ふぅ……//////」

エリザベス「………」

澪「……//////」

澪「エリザベス…アンドレ…一緒に頑張ろう……//////」

エリザベス「………」

澪「ふふ♪//////」ﾆｺｯ

954 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/15(木) 21:51:58.27 ID:3jz7yGI0

復帰？
支援

955 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/18(日) 14:45:23.05 ID:ZGA8ixM0

ほ

956 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/19(月) 19:39:43.32 ID:s6ijyYAO

紬『みんな…ごめんなさい…』

リーダ『………』

アターシャ『まぁ…仕方ないよね…』

紬『ユーリャは…？』

リーダ『部屋に閉じこ―」

アターシャ『家の用事だよ』

紬『…そう……』

アターシャ『ムギ、あまり気にしないこと。私らからユーリャに言っておくから…』

紬『うん……』

リーダ『大丈夫だって！』ﾆｶｯ

紬『ありがとう…みんな…』

957 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 03:47:26.51 ID:g9k7moAO

紬『それじゃ…みんなまた…』

リーダ『TELやメールするよ！』

アターシャ『今度は私らから行こうかな…日本って面白そうだし』

リーダ『この前私に教えていたこと嘘だったの！？』

アターシャ『当ったり前じゃない！』(ｷﾘｯ

リーダ『酷〜い！』

アターシャ『あはは！』

紬『ふふ…』ｸｽｸｽ

リーダ『ムギ……』

紬『本当にありがとう…着いたら連絡するから…』

アターシャ『じゃあね』

リーダ『またね〜！ムギ〜！』

紬『………』

ﾊﾞﾀﾝｯ

ﾌﾞﾛﾛﾛ……

958 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 03:55:39.88 ID:g9k7moAO

リーダ『行っちゃったね……』

アターシャ『うん……』

リーダ『ユーリャ…落ち込んでいたのかな…？』

アターシャ『そりゃあ…あの子が一番なついていたからね…』

リーダ『………』

959 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 03:58:29.33 ID:g9k7moAO

ﾌﾞﾌﾞ…

アターシャ『ん…？もしもし…えっ？ユーリャがいなくなったぁ？』

リーダ『まじですかよ…ムギに連絡を…』

アターシャ『リーダ！止めて！』

リーダ『え…？』

アターシャ『ムギはもう…日本に行かなきゃならないの…邪魔しちゃだめ』

リーダ『でも…ムギに知らせないと…仲間がいなくなったのだから…』

アターシャ『仲間だからこそ伝えない必要だってあるの』

リーダ『………』

960 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 10:24:26.05 ID:g9k7moAO

シェレメーチエヴォ国際空港

紬『………』

斎藤『お嬢様……』

紬『あら…ごめんなさいね…大丈夫よ…』ﾆｺｯ

斎藤『やはり…こちらのご友人方と…』

紬『大丈夫って言っているでしょっ！！』

斎藤『す…すいません……』

紬『あ…ごめんなさい…斎藤…』

ﾀﾀﾀﾀ

『むぎゅー！！むぎゅー！！』

紬『え…？』

961 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 10:47:16.56 ID:g9k7moAO

ｶﾞﾊﾞｯ

ｷﾞｭｯ

ユーリャ『むぎゅー！ユーリャ、むぎゅうと離れるの寂しい…寂しいよ……』

紬『ユーリャ……』

ユーリャ『またいなくなるの…嫌だ…嫌だよ…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

紬『ごめんなさい…ユーリャ…日本に私を待っている人達がいるの…私にとって大切な人なの…』

ユーリャ『ユーリャよりも大切…？ｸﾞｽｯ』

紬『もう、そんなこと言わないの。ただ、私が行かないとその人達のやりたいことができなくなっちゃうの』

ユーリャ『やりたい…こと…？』

紬『ええ…とっても楽しいかけがえのないこと…』

ユーリャ『ユーリャ分かんない…』

紬『ユーリャがもう少し大きくなったら分かることよ…でもこれはユーリャにとっても大事なことなの…』

ユーリャ『そうなの…？』

紬『ええ♪』ﾆｺｯ

962 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 11:03:59.01 ID:g9k7moAO

ユーリャ『………』

ユーリャ『分かった…ユーリャ待つ…』

紬『ありがとう…ユーリャ…』

ユーリャ『そーだ…むぎゅーに渡したいものがあるの…』ｶﾞｻｺﾞｿ

紬『？』

ユーリャ『はい！むぎゅーに！』

紬『これ…ユーリャのお母様の人形…そんな大切なもの…私にいいの…？』

ユーリャ『うん！むぎゅーも大切だから！大切なものを大切な人に預けたい！』

紬『……ふふ♪ありがとう。ユーリャ…』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ユーリャ『えへへ〜』

963 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 14:34:03.87 ID:g9k7moAO

紬『それじゃ…ユーリャ、またね…』

ユーリャ『むぎゅー！絶対戻って来てねー！ユーリャ待ってるからー！』

紬『うん…絶対に…戻って来る…から……』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ユーリャ『むぎゅー…がんばってねー！』

紬『ｸﾞｽｯ…ええっ！』



斎藤『もうよろしいのですか？』

紬『ええ♪これで心おきなく日本に戻ることができそうだわ…』

斎藤『良かったです…ん？マトリョーシカですか…ユーリャ様みたいに可愛らしいですね』

紬『ユーリャみたいに、かぁ…ふふ♪』

斎藤『では行きましょうか…お嬢様…』

紬『…はい♪お願いします、斎藤』

964 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 14:46:48.72 ID:g9k7moAO

中野家

梓「……///」

梓「今日は…良かった…フラグは見事粉砕したけど、なんか今日は良かった…///」

梓「あの子からは嫌われていなかっただけでも嬉しかった……///」

梓「それと唯先輩…胸先輩…あったかかったなぁ…///」

梓「あの感触…匂い…呼吸…考えただけでも興奮ものだよ…おっとティッシュ、ティッシュ…///」ﾄﾝﾄﾝ

ｶﾞﾁｬｯ

ベーシスト「梓ぁー飯だぞぉー…」

梓「」

965 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 14:53:22.90 ID:g9k7moAO

ベーシスト「お…おい…梓お前…鼻血か？鼻打ったのか？」

梓「ち、違うって！大丈夫だってっ！///」

ベーシスト「…なら良いが……」

梓「………」

ベーシスト「………」

966 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/20(火) 14:58:12.33 ID:t.CyhKMo

相変わらず変態すなぁ

967 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 15:03:41.20 ID:g9k7moAO

梓「あ…あのさぁ…お父さん…///」

ベーシスト「ん…何だ…？」

梓「人生って恋だけじゃないんだよね？///」

ベーシスト「………ﾌｯ」

ベーシスト「あったぼーよっ！」ﾆｯ

ベーシスト「恋は重ねるほど良いんだぜっ！」

梓「片思いでも…？///」

ベーシスト「ははっ！そりゃそーだろっ！じゃなきゃ、俺と母さんみたいな関係になれないんだぜ？」ﾌﾝｽ

梓「……///」

梓「それってつまり…お父さんは失恋経験が豊富ってことなんだ…」

ベーシスト「そうそう！失恋マスター…っておいっ！こう見えても俺はもてぇ、モテたんだぞっ！」

梓「あはは！噛んでいる時点で胡散臭ーい！」

ベーシスト「なんだとー！このー！」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

梓「あはは！きゃー！助けてー！」

ベーシスト「今日は手加減しないからなー！」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

梓「あはははは…！」

968 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/20(火) 18:15:10.91 ID:uwLElb20

お父さんいい人すぎｗｗｗｗｗｗ
支援

969 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/21(水) 14:59:41.63 ID:Nea4lUAO

ごめんなさい。
確認として未回収なのは…

・澪のオケ参加＆演奏会
・小文化祭

だけですよね？
とりこぼしあればご指摘お願いします。

これで終わりにします。
時間かけすぎて本当にすみません。

970 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/21(水) 15:39:37.72 ID:nBiHu6Io

強いて列挙すると…

・梓の母はその後、健康回復するのか、中野家はまた恙無くやっていけるのか

↑まあ、読み手さんに想像まかせていい部類でしょうか


・憂と唯のその後、律と澪のその後

↑これは読み手に想像させた方が話としてすっきりしているという？


・ムギは律に、梓は憂に失恋したが春はやってくるのか

↑恋愛だけが春じゃないし、読み手の想像で(ry



こうしてみると取りこぼし無しっぽいですかね？

971 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/21(水) 17:09:33.70 ID:Mh1b7aY0

澪がコントラバスで感じて(ry

972 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/21(水) 19:55:46.29 ID:Nea4lUAO

>>970>>971

どうもです！！

973 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/21(水) 20:46:20.77 ID:hTjlu/Ao

あれ？終わり？
乙でした！

974 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/21(水) 21:09:38.41 ID:nBiHu6Io

いや、未回収部分の確認作業中なのかと

975 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/24(土) 15:18:22.44 ID:VQ7nOYw0

次スレ立ててみたいっす

976 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/24(土) 16:06:33.37 ID:PbA4tyso

まだ立てなくてもいんじゃね？

977 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/24(土) 21:09:59.83 ID:fF6DZy2o

>>751
>>954

乱立したらまずいから作者さんにお任せでは

978 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/24(土) 21:11:06.46 ID:fF6DZy2o

>>751
>>944のミスor2

979 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 01:35:53.86 ID:NEXwzAI0

うめ

980 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 01:47:52.55 ID:NEXwzAI0

うめうめ

981 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 01:49:20.62 ID:NEXwzAI0

うめうめうめ♪

982 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 01:51:04.05 ID:NEXwzAI0

うっめー！！

983 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 02:01:55.68 ID:NEXwzAI0

　 ┏┓　 ┏━━┓┏━┓┏┓┏━━┓┏━━┓ 　 　 //.i:.:.:i:.:.:.:.:i,|:.i／iﾊ:.:./　ﾘ＼|､;ｲ:.:.:.:.i､:.:i....　　　 　 ┏┓┏┓┏┓
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984 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 02:05:02.88 ID:NEXwzAI0

　　　　　∧,,,∧
　　　　 ,(´･ω･`)　たぬきは恥ずかしいからこっちで
　　　　丶_●‐●　　ｼｮﾎﾞｰﾝ　　 　　　　
　　　　　 〉　 ,　ｌ〉 　　　　　　
　　　　　（~~▼~|） 　　
　　　　　 ＞ ） ﾉ 　
　　　　　(_／ヽ_)

985 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 02:07:47.29 ID:NEXwzAI0

　　　　 -､ﾆラ': : : : : : : :＞､ミ::､ー､_　　　　 　 ,-､
　　　　　 ／: : : : : : : : : : : :＼＼ﾍ￣ ｀　　.!⌒U 　ヒ ､
.　 　 　 /: : : : : ﾄ､: : : ＼: : : : ヽヾ､ゝ　 　./> ∇　r､ ＼ヽ
　　 　 / : : : l: : |　ヽ｀_､:ム- : : :Vﾊ｀　　／r ｧ　 /　}　 !　`.
.　　 　j: : : : :|:ｌ: レ　 ＼ヽ,≧､: : :}: :l　　(　 ´_人_ ) (__ノ　　}
　　 　 l: l : : :ﾚ�W　　　　 '�iﾊY:!:|'ヾ.　　｀7゛　　　　⊂ニヽ}
　　 　 |: {: : :':{.l,Y示 　 　 ゝ-'　ｌ小/　　 /／ヽ　　　　⊂'ノ
.　　 　ﾍ:ト､: :ﾍl代_冫 　 　 　 　 l´　 　 ´ 　 　｀ー--一゛
　　　　 ｀　~t-'ﾍ 　　 　｀, ､　　 /
　 　 　 　 　 ｀ーヽ 　 　 ゝ'　∠!
.　　　　　　　 , 　 -｀≧.ｪ一 ´　{､___　 ＿_
.　　　 　 　 /　　　 　 ヽヽ　 　 　 ヽ｀マ　 ヽ
　　　　　　 {　　　　　　 ﾊムー- ､　'ﾑ ヽ､:.. L_
　　　　　　 )　　,-､ 　 ', ハ ﾊ｀ ー-ﾍ ﾑ_.ヽ　　}
.　　　　 　 ヽ.　ﾍ_ .V　{　 .}―-----一´　 V　 ＼
.　　　　　　　i　 冫 ´ヽi　/ 　 　 　 　 　 　 ﾊ.　 　＼
　 　 　 　 　 |　(　 ／ ｀y' 　 　 　 　 　 　 　 ｌ　　 　 ヽ
.　　　　　　　{　}､　 　　´) 　 : : : : : . 　 /. : :ﾘ､　　　　!
　　　　　 　 ﾊ　}｀-､ 　 ｸ　　: : : : : : : :/: : : / ｀　　　,′
.　　　　 　 　 ヽ ヽ:::::｀´:}　　　 : : : : ::/: : : /　　 　／
　　　　　　　 　 ゝ ___,イ　　 　 　 　./: : : /　　 .／
　　　　　　　　　 ＿|::　　　　　　　 /::: : / 　 ／
　 　 　 　 　 ｘ ´: : :{::　　 　 　 　 /　　.,{＞ ´
　　　　　 ／　　　　　 !:　　　　　　　　Λ
　　　　 /　 　 　 　 　 |::　　 　 　 　 　 ﾘ
　　 　 ,′　　 　 　 　 {: :　　　　　　　 /
　　 　 !　　　　　　 :.　 {: : : .　　　 　 ,ｲ
.　　　 {　　 　 　 　.::.　 V: : : : : : : 　/ {

986 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:19:38.46 ID:Gun.jTs0

　　　　　　　　　　　　　＿__　　　 　 　 　 r 、
　　　　　　　　　,　　 ´　　　　　｀　　　　　|ノ
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　 ∠ )
　　　　　　 ′ 　／　　 ｲ　 l　　　l　　　ヽ
.　　　　　/　　 / ＼／　|ﾊi |　 　 l　　 ヽ トー─　、
　　　　 /　　 / ＼/ー‐イ | lヽ 　 |　　　| |　_
.　　　 /　　　ｌ　 l/　　　　 |ﾉ　 ヽ |　　　| |´　　　　 }
　　　　　　 r |　 | x≠ミ　　　　　}ﾊ　ｌ　/ |　　　 　 ′
　　　 ｉ　ｌ l ゝ|　 | ::::::::　　　　＝ミ |　l/　 |　　　　/ 　　　ごめんねう〜い〜！
　　　 |　ｌ ｌ　 |　 | u　　　　'　::::::: /j／　　| 　 　 /
　　　 |　| ｌ 　|　 |、　 ( ｀ヽ　　　/l l/　 l　|　　 /
　　　 ﾚ八l 　|　 |rト　　　　..　＜ |/ 　八_|　 ,
　　　　　　＼|＼|{ ＼_二ｱ　ヽ＼/_／　　 ／
　　 　 - '"´　| 　 V　／}{＼　}　|　　　 イ
　　 {　　　　　|＿__Ｙ　　|| 　V　_|　　　/
　　 |　　 、　　　　| ゝｰ介ｰく　|　 　ｌ/
　　 |　　　＼　 l　 ヽ　/　l 　 /　 　 |
　　 |　　　　 　 |　 　＼ 　ｌ　/　　　｜
　　 |　　　　　 ﾉ　　　　＼ /　　　　 |

987 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:20:43.67 ID:Gun.jTs0

　　　　　　　 　 　 ,　 '"￣｀´￣｀　 ,
　　　　　　　　 ／ ,　'　　 　 ヽ　＼　＼
　　　　　　　／／　／　 　　　 ', 　 '　　ヽ
　　　　　　 ' ∧　 /　　　　 　 　 ,　　 ヽ　',
　　　　　 //＼〉 ｲ　　　、　　　　'　　　ｌ　 ,
　　　　　 l∧ /　 |　　　 |＼　　　 l　　 |　｜
　　　　　 l＼〉 　 ヽ∧　/ ノ＼ 　 l　　 |　｜
　　　　　 |　 |YfてY　∨　／　＼/　　｜　|
　　　　　 |　 l l弋ﾇ　　　　￣｀　 |　　　ﾊヽ|
　　　　／|　 ⊂⊃ 　 　 　 　 ⊂⊃ 　 l　　|
　 　 く 　 ! / 八　　ヽ ＿jﾌ)　　/ 　　/ ∧|
　　　　＼j/＼ﾊ ＞　 ＿＿,　＜　 ／∨
　　　　　 ＼　　//⌒ｌ__ﾚ'´　　/／　　 ',
　　　　　　　＼У　/MTTl　 ∧　　　 　',
　　　　　　／::/　 〈/�EL!jイ:::::| 　 　 　 |
　　　　 ／:::::/　　 //仆-ｸi|::::::lヽ　　 　 ＼
　　　／:::::::::l　　 //　l !　　|::::::|　 　 　　／
　　:::::::::::::／l　　 l｣　 |_! 　 |::::::|　　　　ｲ
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988 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:27:16.29 ID:Gun.jTs0

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　　'::::: |::/｀|/　V八::ﾊ:::|::::: |
　 |:::::::j┬┬ 　 ┬┬!:::!::::::j
　　Ｖﾚ:| ､_ﾉ　　　､_ﾉ |:::ﾄ::::;′
　　　|::ﾘ ""　＿_　""j:::jﾉ::|
　　　|:个::., __`ｰ_'　イ:::;':::::|
　 　Ｖ|::::|イ＞く/^7:::ﾊ :: |
　　 /::|::::|く<_丈>/::/　｝:::|

989 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:29:49.55 ID:Gun.jTs0

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　 ┃┏┓┏┓┏╋━┛┗━┓ 　 |:::: |:::/::/:::/ :|: /　 }:::ヽ::::| ::|.　　　┏━┛┗━┓┏━┛┗━┓┏━┛┗━┓　 ┃┃┃┃ 　　
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　 ┃┗┛┃┃┃┃┗┛┃┃┃ 　 /::_〈 　 〈::{c＞　　 ＜っﾚｲ::｣　ﾊｽﾞｶｼｰ┛┃┃┃┃┗┛┃┃┃┃┗┛┃┃┃ 　┏┳┳┓　
　 ┗━━┛┗┛┗━━┛┗┛　/::/ ∧　　V　　　　　　　{　〉. ﾊｽﾞｶｼｰ━━┛┗┛┗━━┛┗┛┗━━┛┗┛　 ┗┻┻┛
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /::::{　　 〉 　 }　 r‐っ　　イ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::ﾊ　 /　　 { ＞rｰ＜|　　{

990 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:31:37.47 ID:Gun.jTs0

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　　　　　　　　　　 　 　 , ':::::::/ :::::::::::::: |::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,.′:::〃:::::∧::::::::| :::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::'，
.　　　　　　　　　　　　’/::::::l:|:::::!|　!:::::::�W:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　/!:::!:::::/ｲ::::l !　|i::::::|"¨ ::::::∧:::::::!::::::::::!:::::::::::::::::|
　　　　　　　　　 　 !.!:::!:::::!斗 ,'｜　!|:::::!　∨:/　 ＼:|::::::::::|:::::::::::|:::::|
　　　　　　　　　　｜|:::|:::::!|　!|　|　 �Y:::!　 `≠=ｚｭL|::::::::::|:::::::::::|:::::|
　　　　　　　　　　「∨V:::::ｌ　 l!　　　　　　 /彳化ヽﾘ|::::::::::ﾚ⌒�Y:::::|
　　　　　　　　ｎ　|　|　!:::::|　ｚ弍ミ　　　　　 ! ｆi.:し ｈ!:::::::::|ハヽ|::V::|
　　　　　　　　| ｌ .|　|　| :: ! 〈/ ｆ匕. _　＿ｎ　　ヾ-ｲ |_／!:ﾚ’ﾉ 八:�Y
　　　　　　　　| |_ｊ　ﾉ 〃^ヽｭ.` 弋ﾘ| i´-‐ `ー― ´ノ:::::::ｌ:|_ ／::::::::’l
　　　　　　　　!　　　　　 !ゝ'い＿ ノ.ﾉ　,　｀￣￣　　　　　　和とさわ子の時代は終わった
　 !:::::::! !::::::::::::::::: ',
　　　　　　　/　　　　　 /　ｲヽｒ―　　　　　 __ 　 　 !:::::::!::!::::::::::::::::::::i
.　　　　 　, ' 　　　／　　ｲ:::::::八　　　 　 <´ ﾌ　 　 |:::::::l:::!::::::::::::::::::::|
　 　 　 ／　　　　　　／/!::::::::::::＞　 　 　 　　　　 ｨ::::::::!::h:::::::::::::::::::|
　　 　 ｌ　　　 　 　／　,':::!::::::::::∧:::::::＞　、_ 　 ´　|::::: i|:::|.∨ !:::::::::::|
.　　　 !　　　―ｒ ´　 , ’:::!:::::::ム-＼::::::::::. ｲｌ　　／!::::: |'�Y. ト:!:::::::::::|
　　　 ｌ 　 　 　 |　　 レ'　!::: / /ン　 7￣ｌ　!| ／ 　|:::::::|　い /|:::::::::/!_
.　　　|　　　　　|　 ／　　|::/ /　 　 /　_斗「ﾊ　　　|:::::::|　/＼ !::::::/ ／￣入
.　　　!　　　　　|／　　　 ﾚ /　 　　レ´/ |_|　ぃ　　|:::::::ﾚ'､/　 !:: / /　 ／ 　 ＼

991 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:35:35.85 ID:Gun.jTs0

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!:::::::::l:::::::::::!::::ヽ |::::::::::＼,ｲ　,,,´ ヽ
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::::::/::::::::::::!:/ ＼.!:::::::::::::|　　 〈 　　｀¨メ 　　　
:::/::::::::::::: / ＼　|:::::::::::::ﾄ､ _ / ｀ Tｻ丿
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992 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:37:50.48 ID:Gun.jTs0

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993 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:41:43.88 ID:Gun.jTs0

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　　　　　　　　　　|:::::ｉ:::::厶八 :::::::|　_　　＼ ::::::::::::::::|ｉ::.　　　|
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　　　　　　　　　　 '::人:八 {{ ﾉﾊ　　　 ゞ-''　　 | :::: i:|　ﾉ::
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　　　　　　　　　　　　 　 V八 　　t　´)　　　　│::::从:::::::::::＼ 　 ＼
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 i::_/　　ヽﾊ-＜ 　_,//　　　　　　＼::::::::.　　 ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 |し　　　　 }:::::r斤/:｛　　　　　　　　ヽ:::::::::..　　 ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 |:八／￣￣∨j7/::::{　　　　　　　　　　:::::::::::...　　 ＼
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　　 　 　 　 ヽ ＼l　'、　　 !:::∨　　　 　 　 ∨　　　 　 　 　 　 　 |i:::::::::::::::::::::::::ヽ::.　　:i
　　　　　　　 　>⊂ヽヽ 　 |::::::〉　　　　　　 〈 　 　 　 　 　 　 /　 |i:::::::::::::::::::::::::::iﾊ:: 　 |
　　　　　　　 xﾍ_) 〉　 ｝_　|::::∧　　　　　　　',　　　　　　　　/　　|ｉ:::::::::::::::::＼ :::|　::.　 |
　　　　 　 　 ﾄ､) （ 　.::{/∨::/　|　　　　　　　 } 　　　　　 　 　 　 |ｉ:::::::::::::::::::::::∨　|::　 |
　　　　　　　 ヽ、　　:::/ / ::{　/|　　　　　　　,ﾊ　　　　　／　 　 .八 :::::::::::::::::::::::..　| 　/
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　　　　　　　　　｛..{ノ /:::::::::/ /::::＼　　　　　　　　／　　　 　 /:::::::::::::::丶:::::::::::::::::∨

994 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:45:26.37 ID:Gun.jTs0

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　　　／:::::::::/::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ、
　 r'´:/:::::::,ｲ:::::::::: |::jﾊ;:::::::::ヽ:::::::::::＼
　 |::/::::::::/│::::::::::|::|　|::::ヽ:: ',:::::|:::::::..',
　 !:ｌ:::::::/￣|:::::::::://￣|:::从:: |:::::|::::::::::rヘ
　ﾉ:|::::/　___ﾚﾍ:::::/　___V　 ';::|:::::|::::::::::|:::::.i
. !:::{从rテ示 　∨　rテ示7 V::::::|::::::::/::::: |
/:::::::::ﾘ　ヒｿ　　　　　ヒソ　/::::::/::::::/:::::::::|
|:::::::: ′　　　　　　　　　　/:::::::「｀)ｲ::::::::::::|　　　
|:::::::小、　　　　　　　　　/::::::::::r'´ |:::::::::::::|　　　
|∧:::| l::＞　.. _￣　　　.ｲ::::::::::/　　|:::::::::::::|　　　 埋めてやるです・・・
ｌ|　V　!:::::::::|rｭr勹 　 ﾌ::::／V 　 　|:::::::::::::|
　　　 |:::::／ん)´　　/:／ﾝ勹ぅ- ､│:::::::::::|
　　　 |::/　r')ﾍ　　 んr'´ノ´　　　ヽ ::::::::::::|
　　　 l;'　/　　｀⌒´　　( {､ 　　　　|:::::::::::::|
　 　 /　/￣￣￣￣￣ ヽ }! 　 　　|:::::::::::::|

995 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:48:08.48 ID:Gun.jTs0

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　,　ー‐ ￣￣　− ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　／　　　/　　　　　　　　　　　 　　＼
i＼　　　..､､,､,.､､,..,､, ,..,　　　　 　/　　 　／　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
i‐- ｀.',:'''´:ﾞ:.:ﾞ´::_ノ ) ,.:､ , .;´';　　/　 /　 /　|　　　　　 　 　　|　　　　　　　｀,　　　　　　　　実はこれ、エビフライなの
￣ ￣ ﾞ'‐..:;_ :/´,-‐/､.: .:,. :;､' 　 {　　|　/　　|　　　　　「_ヽ　 .|、,.､､.,､,､ 　 　|　　　／i
　　　　　　 / ⊥_〈　.}　　　　　|　　 |/　　　|/､　 　 |/､:.::ヽ　|:,　:,.: :::,.:::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ -‐i
　　　　　 ./　ー‐､ } .i　　 　 　|　　　|　　　 　ヽ 　./'､;: ...: ∨,:. :.',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　　　　 l　 ー‐ _〉 .ﾍ　　　　ヽ 　　.i　　　 _　 ヽ/　　＿　　ﾚヽ　　　 　 　ﾉ
　　　　　〈　　,-_〉　 　i　　　　　∨ ∧　,ｨ＝ﾐ　　　　ｨ＝=ﾐ 　 |　　 　 　　 |
　　　　　 ヽ　　´ヽ　 ﾉ　　　　 　ヽ　 ﾍ　　　　 ,　　　　　　 　 /ヽ　 　 　　ﾍ
　　　　　　ﾍ　 　　} /　　　　 　　 ∨　i　""　 　　　　""" 　 /　 　　 　　　|
　　　　　　〈ヽ＿ __ |ヽ､_　　　　　ハ　ﾍ　　　　ｒー‐　　　　/　 　　　 　　 .|
　　　　　　|::::::::::::::::::::￣ T　 　 　/ |　　ヽ　　　ヽ ノ　　　　|　 　ヽ 　 　　ハ
　　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::|　 　 /　.| 　 |　 ＞　　 　　　 イ i　　　∧　 　 　∧
　　　　　　{:::::::::::::::o:::::::::/　　 / 　 /　　| 　|　　｀　＜　 ／ﾍ　　　∧　　　　　＼
　　　　　　i:::::::::::::::o:::::::::}　　/ |　 /　　/　 .|　　/ ヽ ／　　∧　　　∧　　　 　 　＼
　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::i　／乂　| 　∠-‐ー:::´/ ／　　　／:ヽ　　 　|ー ､　　 　　 ヽ
　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::|　ﾚ´　〉　|　 |:::::::::::::::://〉/|ヽ ／:::::::::::ﾍ　　　|::::::::::::｀ヽ

996 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:50:20.70 ID:Gun.jTs0

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.　　　　　　　　 　 　 　 ， 　 　 　 い|　::{　　　　　　　　　　　　}　|ﾉ！　　　
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　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ　　　　 ,′:l: ｒ>､　　　 　 　 　 .ィ::;　！￣ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　 　 人　　 l　　:::ｌ |、 ゝ:::::_ｘ――- ′_　｝/　　　 ヽ
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997 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 06:52:27.76 ID:Gun.jTs0

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998 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2010/04/28(水) 07:03:55.20 ID:Gun.jTs0

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　　　　　　　　　　 ヽ　／　　　 　 　 　 　 　 　 /　 （|　｜ |　　　　　　 　 V:り从/ :| 　 　 　 　 　 　 ﾉ
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　　　　　　　　　　　　　 　 ゝ.＿_　,．-=彡イ　 　 . ′ ヽ　 ヽ＼　　　　　／　 |　/＼　　　　_,ﾉ
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　　　　　　　　　　　　　　 /　 　 / 　 / / 　 |　八　　 　 　 |　|　　　　　　　 　 　 　 }/ｰ}
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　　 　 ⌒＞ー―一 ´　　 　 /　　 　 i　　　 |　　 |　, 　 　 ,ハ|､　　　／　/ 　 　 /／´　 　 }
　　　 ／⌒＼　　 　 　 　 ／　　　　 :| 　 　 | 　 ｜　:,　 　 　 　 ￣￣￣￣￣￣　 　 　 ＿_＼
　　　　　　　　＞ー一　 ´　 　 　 　 /　　　/　　 :!　,ハ　　　　　　　　　　 　 _　.　-‐　´Ｙ⌒ヽ′
　　　　　　　　￣｀＞　　　　　 　 ／　　　/　　　 ／　　 ､＿__　 .　　-‐ 　 ´　　 }　　　　､＿,ﾉ
　　　　　 　 　 　 ⌒　ー―一　´　 　 ／　　 　 ′　　　　　　　　　　　　　 　 　 |
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　　　　　　　　　 　 　 　 ー=彡　／　　　/　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｉ　　｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /／　　　　/　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　 |
　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　　/　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　 |

むぎゅうううううううううううううううううううう

999 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/28(水) 12:54:15.45 ID:e5vL7.AO

埋めてんじゃねーよ
カス

1000 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2010/04/28(水) 13:05:24.73 ID:e5vL7.AO

埋められる前にもう立てる。
作者さん、ごめんなさい！


http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4gep/1272427377/l20

1001 ：1001 ：Over 1000 Thread

　,.――――-､
　ヽ /￣￣￣｀ヽ、 　　【呪いのパーマン Ver2.0】
　　| |　 （・）｡（･）; 　　　このスレッドは1000を超えました。|
　　| |＠＿,.--､_,> 　　　このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
　　ヽヽ＿＿＿ノ　　　　次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速＠VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 ：最近建ったスレッドのご案内★ ：Powered By VIP Service

澪「あ…秋山澪です…担当はべ…ベースです…///」6 ＠ 2010/04/28(水) 13:02:57.43 ID:e5vL7.AO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1272427377/

ユートピアvip避難所 ＠ 2010/04/28(水) 12:56:33.37 ID:3gMM1MAO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1272426993/

携帯厨新規でユートピアやろうぜｗｗｗｗｗ ＠ 2010/04/28(水) 12:49:57.35 ID:vv9rSEcP
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1272426597/

J（ 'ｰ`）し「愛の心にて、悪しき穀潰しを断つ」 ＠ 2010/04/28(水) 12:43:11.83
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/vip4classic/1272426191/

初春「風紀委員一七七支部のメンバーは最高です！」 ＠ 2010/04/28(水) 11:20:27.28 ID:p77diQAO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1272421227/


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