過去ログ - サーニャ「もっとみんなと仲良くなりたい…」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)
2012/11/18(日) 02:22:36.62 ID:kvwXeYNc0
※劇場版終了後の設定になるんで、一応ネタバレ注意






まだ薄暗い中、目が覚める。
時計を見ると、午前4時を過ぎた所だった。
普段なら、夜間哨戒の任務を終えて基地に戻ってくる頃。
夜型の生活サイクルにすっかり慣れてしまって、体内時計がズレてしまっているみたい。
坂本少佐なら、もう起き出して朝の訓練をしているのかもしれないけど。

ここはサン・トロン基地。
ミーナ中佐の宣言によって501統合戦闘航空団を再結成した私たちは、
ライン川にほど近いこの基地へ、しばらく身を寄せることになった。
"カールスラントでネウロイの動きあり" と聞いたバルクホルン大尉は、
すぐにでも祖国へ飛んで行きたがっていたけれど、
前回のネウロイの攻撃の被害は想像以上に大きく、
さらに通信妨害によって基地間の連携がガタガタになってしまい、
未だに連絡が取れない部隊も少なくないという混乱が続いている。
現在の私たちは、通信網が回復するまで身動きが取れない状態だった。

ベッドから降りてカーテンを開くと、朝日がうっすらと姿を現し始めた空の上に、
こちらへ向かって飛んでくる一つの人影が見えた。

「ハイデマリーさん…」

すっかり目が覚めてしまっていた私は、彼女を迎えに行くことにした。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)
2012/11/18(日) 02:40:32.71 ID:kvwXeYNc0
真っ暗なハンガーでハイデマリーさんを待っていると、
私に気づいた彼女は、微笑んでこちらに手を振った。

「おはようございます、ハイデマリーさん」

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)
2012/11/18(日) 03:09:23.67 ID:kvwXeYNc0
ウィッチでも、やっぱり夜間飛行は体が冷える。
食堂に寄ってから、暖かいお茶を淹れることにした。

「ありがとうございます。 サーニャさん」

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/11/18(日) 03:24:00.40 ID:7mIRLBqmo
ライバル登場の予知を引いたんだナ!


5:やべ、トリップ入れる場所間違えた ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 03:47:28.06 ID:kvwXeYNc0
「サーニャさん、部屋のベッドは体に合いませんか?」

しばらくして、
お茶をすっかり空にしたハイデマリーさんが、こちらを見て言った。

以下略



6: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 04:18:43.79 ID:kvwXeYNc0
部屋を出ようとドアの前に立ったハイデマリーさんが、
ふと立ち止まってこちらを振り向いた。

「…サーニャさん」

以下略



7: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 04:49:47.88 ID:kvwXeYNc0
AM6:30

朝食をとりに、食堂にやってきた。

「あっ、サーニャちゃん。 おはよー!」
以下略



8: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 05:34:54.04 ID:kvwXeYNc0
「あれ? サーニャ、エイラはどうしたんだ?」

左手前の椅子にルッキーニちゃんと座りながら、シャーリーさんが不思議そうな顔をする。

「サーニャちゃん一人って、珍しいですよね」
以下略



9: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 06:01:59.06 ID:kvwXeYNc0
食堂に戻ると、バルクホルン大尉の隣でハルトマンさんがテーブルに突っ伏して眠っていた。

「…ミーティングと言っても、こいつは戦闘のこと以外は耳の耳から左の耳に聞き流すからな。
 結局私が処理することになるんだ。 起きていても寝ていても変わらん」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/11/18(日) 06:34:56.08 ID:pE4c7yYd0
話の中でちょくちょく名前が挙がってるのでリーネちゃんから


11: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 20:23:40.69 ID:kvwXeYNc0
ごめん、中断宣言しといた方がよかったね。



そういえば、リーネさんとはあまり会話したことがなかった気がする。
以下略



12: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 20:54:07.59 ID:kvwXeYNc0
食事が済むと、エイラはそのままテーブルで眠ってしまったので、部屋まで送っていくことにした。
なんだか、いつもと立場が逆のような気がする。
昼間はエイラに迷惑をかけっぱなしだったかも…感謝しなきゃ。

午前の訓練まではまだ時間があるけど、どうしようかな…
以下略



13: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 21:30:02.39 ID:kvwXeYNc0
「なるほど。 ハイデマリーがねー」

結局、今朝からの流れを一通り説明してしまった。
なんだか、恥ずかしい相談をした気がするけど、
ハルトマンさんは笑わずに聞いてくれた。
以下略



14: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 21:37:17.05 ID:kvwXeYNc0
「こら、ハルトマン!」

そこに、肩をいからせながらバルクホルン大尉がやってきた。

「貴様、こんなところで油を売っていたのか!
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/11/18(日) 21:46:38.39 ID:ZXS7iT2Ao
坂本さんとペリーヌさん

2人がダメならペリーヌさんで


16: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/18(日) 23:49:20.14 ID:kvwXeYNc0
「坂本少佐、ペリーヌさん。 これから訓練ですか?」

「おお、サーニャか。 お前も訓練か?
 ペリーヌが久しぶりに射撃訓練を見て欲しいというのでな」

以下略



17: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/19(月) 00:15:33.06 ID:Mofu6qf50
訓練場には、既に何人か集まっていた。

芳佳ちゃんに、ライフルの使い方を教えるリーネさん。
バルクホルン大尉に、小言を言われながらMG42の調整をしているハルトマンさん。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/19(月) 00:33:37.59 ID:PMACSFnJ0
シャーリーの所へ


19: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/19(月) 01:02:12.92 ID:Mofu6qf50
シャーリーさんに声をかけてみることにした。

「シャーリーさん。 ルッキーニちゃんは一緒じゃないんですか?」

「ああ。 あいつ、訓練嫌いだからなぁ…多分どっかで寝てるんだろ。
以下略



20: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/19(月) 01:53:00.71 ID:Mofu6qf50
「お? MG42か。
 ま、さすがにここでフリーガー・ハマーをぶっ放すわけにはいかないもんな」

そう言いながら、シャーリーさんは愛用のBARを引っ張り出した。
射撃体勢を取ると、的に向かってリズミカルに弾を撃ち込んでいく。
以下略



21: ◆DGmY9eMi.E[sage]
2012/11/19(月) 02:09:27.63 ID:Mofu6qf50
基地に戻ると、簡単に昼食を済ませた。
人の出入りが激しくて、のんびり食べていると迷惑になりそうだったから。
食後、訓練までの時間は、みんなで集まってお茶を飲むことが多かったけど、
この状況じゃ、そういうわけにもいかないと思う。
みんなはどうしてるのかな?
以下略



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