過去ログ - 魔王「何で勇者を捕まえられないんだ!」
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1
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:04:38.01 ID:AcJid+sT0
魔王「早くしろ!このウェデイングドレスは動きにくい!」
側近「気が早すぎます、魔王様!ウェディングドレスの試着など!」
魔王「くっ……既におじ様方や妹、友人、先生。既に結婚式の招待状は送っているのだぞ」
側近「どうしてそんなことを……」
魔王「お前が“クックック、見事魔王様のお望み叶えて見せます”と言ったではないか!
このままではおトイレに行けん!しゃがめない!」
側近「魔王様!お止めください!はしたない!」
魔王「お前の事……信じてたのに……!」
側近「くっ……申し訳、ございません。必ずや、勇者めを捕えてみせます」
魔王「うむ……。一刻も早くだ!まずい、このままではおしっ側近「やめて!」
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2
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:05:47.77 ID:AcJid+sT0
魔王「ふぅ……すっきりした。やっぱりきちっとした普段着だな。あんなぶわっとした衣装はダメだ」
側近(くっ、魔王様、どうして……わたしと共に高貴なれでぃの教育を受けて来たというのに!)
魔王(こどもの名前何がいいかなぁ……)
以下略
3
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:08:13.43 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――魔王の城 ある日
魔王「こちらの領地に押し入った人間?ゴーレムを呼び出して目を引かせろ。その間に猟狼を準備して後ろから放て。
統率の取れた狼たちのだ。決して逃すな」
以下略
4
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/11/29(日) 12:10:39.05 ID:nH+Z2/8CO
魔王=女
勇者=男
ワンパターン、たまには逆にしろ
5
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:11:39.64 ID:AcJid+sT0
側近「……魔王様、どうして勇者と結婚なさろうとしておられるのですか?」
魔王「魔王の隣には最強の者。人間の最強たる勇者に嫁ぐのは当たり前のことだろう」フンス
側近「そこ人間ってのがおかしーんだよ!」
以下略
6
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:13:39.06 ID:AcJid+sT0
側近「……」
魔王「そのとき言われたんだ。……。その、……頭、綺麗な角だねって」テレテレ
側近「は?」
以下略
7
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/11/29(日) 12:15:12.50 ID:f3WgsRiQO
>>4
じゃあお前が書けよバーカ
8
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:16:00.66 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――次の日
側近「あ゛ー二日酔いだわー。あんなの聞かされて素面のままで寝られるかっての。
以下略
9
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:19:03.19 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――呪術師の部屋
呪術師「儂のところへいたんじゃよ」
以下略
10
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:22:13.77 ID:AcJid+sT0
呪術師「やはり勇者の実力は相当なものじゃぞ。ちょうどお前の繰り出しておった刺客が倒された所だったんじゃ」
側近「あ!勇者の後ろに、わたしのとっておきの人型ゴーレムが砕けてる!頑張って作ったのに!」
以下略
11
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:24:46.57 ID:AcJid+sT0
側近「……しかし、こっちから連れ去らないと、って思ったんですけれど勇者の方から段々我々の所まで近づいてきてますね」
呪術師「おぬしのゴーレムが“勇者を出せ”と脅しまわっていたから、自分が目的だと踏んで、魔王の元まで単身向かって来ておるみたいじゃ」
以下略
12
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:28:23.94 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――数日後、呪術師の部屋
側近「行けぇ!アイアンゴーレム!鉄の拳をお見舞いしてやれぇ!」
以下略
13
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 12:38:04.37 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――数日後、呪術師の部屋
魔王「はぁ……ことらちゃん可愛いなぁ……。勇者の傍にぴったりついてる。忠トラだ。私もああいうの欲しいー」
以下略
14
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 13:27:35.56 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――ある日 魔王の城 廊下
側近「あ〜最近玉座にすら現れなくなってきたよあの暗愚娘。
以下略
15
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 13:31:58.96 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――魔王の城 呪術師の部屋
ガチャ
以下略
16
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 13:44:25.03 ID:AcJid+sT0
妹魔王「ホント、もう!あたくしがこうして遊びに来るころには、勇者様がいてとうの昔にヤッていると思っておりましたわ」
魔王「ば、ばか!そういうのはだな、手を繋いで、デートして、結婚式を挙げて、ゆっくりと愛を囁き合いながらで」
以下略
17
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 13:48:45.18 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――魔王の城 側近の部屋
側近「ちくしょうめ!今度は姉妹が揃って、一部屋で姦しくなりやがって!……小さい頃から仲良くて私だけ一人になること多かったんだよな
以下略
18
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 14:42:48.84 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――魔王の城 呪術師の部屋
妹魔王「勇者は我々の領域までだいぶ近づいてきましたわね。お姉様、告白の練習です」
以下略
19
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 14:48:26.67 ID:AcJid+sT0
側近「あ、人間の娘だ」
魔王「!?」
以下略
20
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 14:52:23.85 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
側近「外ぉぉぉぉ!ドラゴン発着場ぉぉぉ!!」ドドドド……!
以下略
21
:
◆pabVKfCDzNVk
[sage saga]
2015/11/29(日) 14:56:20.14 ID:AcJid+sT0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――空
―――――――誰かを好きになるという事はひとの営みとして素晴らしい事だ。相手が何であろうとも。
以下略
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