過去ログ - 【Elona】 タイトルとか思いつかなかった 【妄想】
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/27(日) 20:43:25.58 ID:pV/Fl/s/0

Elonaというフリーゲーム見つけて、触ってみたらすごい面白い世界観だったのでなんか勢いで書いてみる

こんな要素があったらもっと満足なのになーという個人的な願望が混じるので原作に完全準拠とはならなさそう

(書き溜めは)ないです

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/27(日) 20:56:36.33 ID:pV/Fl/s/0
世界観かんたんせつめー

物語の舞台となる時代(シエラ・テール文明というそうです)の前にも、10個くらい文明あるそうですが割愛
神々が大戦争したり、神々が星をまるごと使って実験したら生態系が崩壊したりと色々ハードなことがあったとかなんとか

以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/27(日) 21:08:47.56 ID:pV/Fl/s/0
おはなしの舞台せつめー


メシェーラに適応してしまった人々の生活圏でのおはなし
イェルス、ジューア、ザナンという三つの国を巻き込む戦争が勃発中(という設定)
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2016/11/27(日) 23:57:35.38 ID:TLObkU020
Elonaは未だに色褪せないよなぁ
新作も無事出てくれるといいけど
SSにも期待


5:名無しNIPPER[sage]
2016/11/28(月) 03:06:08.19 ID:X/dStcl4o
支援


6:名無しNIPPER[sage]
2016/11/28(月) 19:56:44.75 ID:xOtTfuFAO
期待支援


7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/28(月) 22:00:22.95 ID:ju+0cq630
ジューア国 イェルス軍第3前哨基地から数キロの草原


「ハァ..ハァ..」ドサッ

以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/28(月) 22:20:21.11 ID:ju+0cq630
残忍な笑みを浮かべた兵士のかまえる槍の穂先は、まっすぐに戦士の心臓を狙っており、少しでも逃げるそぶりを見せればそれがすばやく胸に突き立てられることは疑いようもなかった

戦士に槍を持った兵士が睨みを効かせているうちに、かなり大柄な兵士が草むらをかき分けて姿を現す

A「おう、見つけたぞ、こいつだ」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/28(月) 22:38:55.16 ID:ju+0cq630
D「なにをやってるんだA、B、やめてやれ」

C「..たしかこいつ殺しちゃだめなんだろ?」

陰鬱そうな表情の小柄な兵士も、低い声でDに賛同を示す
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/28(月) 22:53:30.99 ID:ju+0cq630
むせかえりそうな濃い臭い

嗅ぎ慣れた臭い

危険の臭い
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/28(月) 23:11:03.12 ID:ju+0cq630
【豆知識 地殻変動】

Elonaのゲーム上の世界においては、「地殻変動」という現象が頻繁に発生します

この現象は大陸全土に渡って発生するのですが、地震のように人々が大きな被害を受けることはなく、ただ地形がわずかに変化するという程度のものです
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/28(月) 23:39:17.18 ID:ju+0cq630
D「お、お前、そんなになってもまだ生きているのか..化け物め..」

「ゃ..ゃめて..」

D「?..っ!くそっ!血が目に入ってしかたがない!..はぁ、まったく、こんな状況になるとさすがに僕も手近なものに当たり散らしたくなるよ!」
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/28(月) 23:56:20.10 ID:ju+0cq630
「ぁ..ぅ..」

D「まぁ生きていただけマシ..いや、下手に生きていても死までの時間が伸びる分あいつらのほうが幸運か」

ひきつった笑いを浮かべた兵士の松明の光の照らす先には、巨大な岩板の下から生える4本の棒が見える
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:18:55.52 ID:vOIXxhb00
兵士の頭がはじけ飛んだ

ここはネフィア、そこに危険な存在が多く潜んでいるのはネフィアに潜った経験のある者なら誰しも知っていることではある

意識を取り戻した瞬間から、ナニカがいるというのは2人とも分かっていた
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:29:10.53 ID:vOIXxhb00
ドゴン!

咄嗟に両腕で前足を受けた戦士は、両腕をずたずたに裂かれながら吹き飛び、壁にたたきつけられた

いつまで経っても夜目の効いてこないこの異様な暗さのせいで、戦士には今自分がどういった空間にいるのかほとんど把握できていなかった
以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:39:54.64 ID:vOIXxhb00
混濁する意識の中で戦士の目が捉えたのは、小柄な少女だった

白いワンピースがこの暗がりの中では異様に目立っている

少女「も、もう安心だから、任せなさい..」
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:42:13.04 ID:vOIXxhb00
少女「..ハァ..ハァ、っ、大丈、夫?」

「....」コクコク

傷ついた体をさらに爆風で飛ばされ、戦士はもはや声を出すことさえ億劫になっている
以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:44:54.07 ID:vOIXxhb00
ドチャッ..

少女「ぐっ..ぁっ..」

グチャグチャ
以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 00:47:06.57 ID:vOIXxhb00
ズル..ズル....

這い寄ってくる戦士に気づいた少女が、力なく声を発する

少女「ぁ..」
以下略



20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:08:01.59 ID:vOIXxhb00
「...ぁ」

少女「ん、あ、起きた?」

戦士は少女を抱きかかえた姿のまま地面に横たわっていた
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/29(火) 21:11:51.36 ID:vOIXxhb00
「っ...」

全身の傷から、じわじわと痛みが戦士の脳へとのぼりはじめる

少女「?..うわ、あなたの体すごいのね、さっきまで背骨が見えてたのにもう肉で覆われ始めてる」
以下略



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