とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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492: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:16:18.72 ID:ioodkC9U0
私がかつてどれだけ酷いことをしたのか、彼等には教えてない。
この体がとっくの昔に血で濡れている事を、彼等には伝えていない。
もしも本当ことを知られてしまったら。
私はその可能性を心の何処かで恐れていた。
493: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:17:45.73 ID:ioodkC9U0
「俺は絶対に――――諦めたりなんかしねぇぞッ! 土御門ッ!」
494: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:20:47.50 ID:ioodkC9U0
「うぉらァッ!!!」
「ふっ!」
495: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:22:06.82 ID:ioodkC9U0
「う、おおおぉぉぉぉおぉぉおお!!!」
「甘いッ!」
496: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:24:30.16 ID:ioodkC9U0
「カミやん、諦めろ。 今ので判っただろう? お前の攻撃は単調で隙がありすぎる」
「まだだ……これ位のことで、諦めて、たまるかよっ!」
497: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:25:45.39 ID:ioodkC9U0
『気合いで劣勢を覆す』なんて、フィクションの中では良くある話だけど、そんなものは所詮絵空事だ。
実際の世の中なんて、何でもかんでも気合い一つでどうにかなるようなものじゃない。
むしろ、気合いで解決できることなんて高が知れている。
そんなことは誰だって、頭が良ければ子供ですら知っていること。
498: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:26:32.16 ID:ioodkC9U0
499: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:28:44.49 ID:ioodkC9U0
だから、私が助けなきゃ。守らなきゃ。
守らなきゃいけないのに、私の体は動いてくれない。力が入らない。
私の体はその役目を忘れてしまったかのようにピクリともしない。
500: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:29:30.69 ID:ioodkC9U0
そんなのは嫌だ。
誰かに縛られたまま、ただ言われるがままにされる人生なんて嫌だ。
なのに、こんなにも私は必死になっているのに、この体は私の命令を拒絶する。
その事実が、私の心を焦燥に苛ませてくる。
501: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/22(月) 00:30:09.10 ID:ioodkC9U0
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