女「犠牲の都市で人が死ぬ」 男「……仕方のないこと、なんだと思う」
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9:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 20:02:52.13 ID:/6Xwlc9Z0
わかりました。そうします。感謝です


10:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 21:34:43.48 ID:pGPCXHXY0
期待


11:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:27:55.79 ID:nXsedq6j0
カクヨムで見たような……?


12:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:37:42.61 ID:/6Xwlc9Z0
暗い照明が地を照らす。
この地下都市では、夜を表現するために暗めの明かりが用いられる。朝はもっと明るい光だ。

大勢の人々がたむろしている。息苦しい、むせかえるほどの人ごみ。
流されていく。行き場のないまま。なにもみえないまま。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:39:01.43 ID:/6Xwlc9Z0
「……なにものなんですか」

怖かった。未知との接触。知らないものへの邂逅。

「君の大切な人が死ぬんだろう? この都市の犠牲になって」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:39:46.50 ID:/6Xwlc9Z0

「彼女が生きている間……まで」
「普通、こういう話には他人はでてこない」

男は驚いていた。そしてなにか見定めるようにこちらを見る。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:40:36.46 ID:/6Xwlc9Z0


 彼女を助ける。そしてそのあと、どうやって生活していくのか。

 この二つの問題を見つれられなければ、助けることなんて諦めるしかない。今までの僕は手段を考えることさえしなかった。今は考えてはいる。だがあまりにも難しい。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:41:39.91 ID:/6Xwlc9Z0
彼女の一つ年下の弟は、なぜだかレジスタンスの繋がりがあるようだ。現在、何一つ問題は解決していないが、解決方法を探す手段を探す、という頭の痛くなるような道だけは残されている。
 だが卓也はいなくなっていた。その親も行先は知らないらしい。
 ということは、卓也は組織に潜り込めた……あるいは殺された、ということだ。状況は動いている。

 レジスタンス……あまりにも危険な相手だ。馬鹿げた空想ともつかぬ妄想を謳い、殺人をするだけの組織。300年ほど前に大きな事件を起こし、最近だと40年ほど前に人を殺した。だが皮肉なことに、彼らの存在はこの都市の人々の結束を高めている。法に仇名す、唯一の脅威として。……実際、長い目で見れば、彼らは良い影響を与えている。だいぶ昔に、僕はそう結論付けていた。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:42:20.30 ID:/6Xwlc9Z0
 
 目隠しをとかれる。



18:名無しNIPPER[sage]
2017/08/13(日) 22:42:56.62 ID:/6Xwlc9Z0
「……」

 彼らを捜索して三日目。僕はようやく手掛かりを得た。革命論を唱える演説家あたりに目星をつけ、そこに出席する共通人物を探っていった。

「小僧、ここから先はもどれないぞ」
以下略 AAS



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