少年「俺のクラスは亜人だらけ」
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6:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 12:33:36.85 ID:uvoRIYNt0
この日に限ってろう石は見つからなかった。

いつもならすぐに見つかるだろうに、不思議と影も見えない。

路地をさまよい続けた俺はいつの間にか特別保護地区を抜け出していた。
以下略 AAS



7:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 12:41:03.14 ID:uvoRIYNt0
ドッ

衝撃は思ったよりも軽かった。

俺の体は宙を飛び、夕焼けがひどく眩しい。
以下略 AAS



8:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 12:48:40.72 ID:uvoRIYNt0
少年「妨害したつもりはない。よけきれなかっただけだ」

ベーラ「ふむ。その軟弱そうな体ではたしかに道理。弱者の道理はその弱者故と言える」

バカにしているつもりはないのだろうが、口調、抑揚、肩の竦め方まで偉そうだ。
以下略 AAS



9:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 12:57:14.06 ID:uvoRIYNt0
少年「俺を買うのか?」

ベーラ「いいや、買いはしない。だが対価を求むのであれば差し出そうではないか」

そういってベーラ・ロードは俺を地面に放り投げてから両手を打ち鳴らした。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2018/03/09(金) 14:05:45.30 ID:8zqP9HGZO
こっちも期待


11:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 15:51:44.52 ID:GJ/1N4KX0
それからというもの俺は勉学のみならず運動、社交界でのマナーなど全てを叩きこまれた。

時には鞭で叩かれることもあった。まるで犬を躾けるかのように。

それでもあそこよりはマシだった。食事は出るし、何も気にせず勉強ができる。
以下略 AAS



12:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 15:59:27.74 ID:GJ/1N4KX0
どうやら学園に通わせられることによってロード家の名を背負わなければいけないらしく、形式上だけはロード家に加わることになったらしい。

奴隷としては破格の待遇ではあるがそれが結局何になるわけでもない。

ミレイア「弟は昔から姉の奴隷と言うわ。つまりあんたはミレイアちゃんの命令に絶対服従ってわけ。いいわね」ニヒヒ
以下略 AAS



13:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 16:06:29.24 ID:GJ/1N4KX0
学園に入るのはいきなりだが次の日だった。

使用人に起こされ、いつの間にか用意されていた服に袖を通す。

少年「………忘れ物はないかな?」
以下略 AAS



14:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 16:20:15.72 ID:GJ/1N4KX0
黒く長い魔導車に乗り込む。使用人であればミレイアと同じ席に座ることはできないがそこはまぁ一応義弟らしくミレイアの隣(と言っても長い椅子の端だが)に座る。

ミレイアの顔をちらりと見ると新学期が始まったらしくうきうきと表情が弾んでいる。

まぁなんともよく動く口と表情筋だこと。
以下略 AAS



15:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 16:56:43.38 ID:GJ/1N4KX0
入学式というものがあるらしい。道も知らない場所だが案内があったので迷うことはなかった。

案内に従って行くとこれまた巨大な建物。講堂と書かれてある。どれだけのお金があればこんな建物を建てることができるのだろうか。

見回していると生徒の数が増えてきた。どうやらもうそろそろ始まるらしい。
以下略 AAS



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