【艦これ】叢雲「甘えたな提督」
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11: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:54:40.79 ID:i93qXE2v0
「……帰投したわ。あら、大分すっきりした顔しているじゃない。……へえ? 曙が? ふぅーん」

「いいえ、私は別に何も言ってないわよ。今日の事はあの子が自分の意志でやったこと。え? 驚かないのか、ですって?」

「ぜーんぜん。そりゃあ見られた時は流石に驚いたけれど、私がむりやりアンタを襲っているように見える時点であの子も遅かれ早かれこうなってたわよ」
以下略 AAS



12: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:55:13.02 ID:i93qXE2v0





以下略 AAS



13: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:55:41.62 ID:i93qXE2v0
提督は優秀な男だった。
 長男坊であったし、父も祖父も軍人であったため教育はしっかりしたものであった。
 学校は首席で卒業し、空手や柔道、剣道などをはじめとした武道の成績も決して勉学に劣るものではなかった。

提督「…………」
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14: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:56:18.00 ID:i93qXE2v0
提督「ほぉ……、一度三つ編みにしてそれを巻くのか……」

満潮「慣れると結構簡単よ。見た目よりも手順は少ないしね」

 提督はまたほぉーと感心したように声を出す。その手には髪型を説明してくれるためにほどいてくれた満潮の髪がある。
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15: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:56:53.01 ID:i93qXE2v0
別に頭をなでられることが好きなわけじゃない。
 司令官以外の男に髪を触られると想像しただけで怖気がするし、最初のころは司令官にだって触られたくはなかった。
 いつからだろうか。司令官を他の奴とは違うと感じ出したのは。
 いつからだろうか。司令官が他の娘と話しているとイラっとするようになったのは。
 でも、これだけは覚えている。これだけは忘れられない。
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16: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:57:22.27 ID:i93qXE2v0
 




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17: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:57:52.76 ID:i93qXE2v0
今日の司令室はいつもより騒がしかった。
 響くのは怒声。
 提督が怒っているのではない。提督が怒られているのだ。

霞「だからここはこの編成で行く方がいいって言っているでしょうが!」
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18: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:58:26.04 ID:i93qXE2v0
霞「……ふぅ。じゃあこの育成計画書の通りに進めるわね」

提督「ああ、ありがとう霞。お疲れ様」

霞「はいはい」
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19: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 17:59:01.19 ID:i93qXE2v0
 霞の小さい手が髪を撫でる。目の前にあるのは白。霞の制服の生地の色で、部位はお腹。
 すーっと息を吸えば鼻から霞の香りが鼻腔を満たし、その先の脳髄をくすぐる。

霞「まったく……図体はデカい癖に甘えたなんだから……」
 
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20: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 18:00:02.12 ID:i93qXE2v0
 その日、全ての艦娘が講堂へ集まっていた。
 いずれの艦娘の眼には轟々と燃え盛る闘志があり、今にも海へ駆け出しそうな勢いだ。
 その張りつめた空気の中、一人の大男が壇上へ上った。

 後ろにつくのは秘書艦、叢雲。
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21: ◆7OUWtrrklk[saga]
2018/03/22(木) 18:00:32.53 ID:i93qXE2v0





以下略 AAS



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