過去ログ - 上条「なんだこのカード」その2
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831:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:17:17.25 ID:HWZ192fXP
麦野とは変にギクシャクして、彼らは病院に帰りついた

妹達の負担を取り除くという、当初の最大の目的だけは果たした一方通行が、打ち止め達が待機している部屋の前で立ち止まる

麦野「……言うの?」
以下略



832:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:18:46.60 ID:HWZ192fXP
「そうだ。作戦の第一段階開始時刻は、そっちの時間の23時にしている」

男は携帯電話を耳に当てて、部屋の椅子に腰かけていた

「ああ、頼んだよ。作戦開始前に連絡を取ることが出来て良かった。うん、ああ。それじゃ、幸運を」
以下略



833:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:19:46.37 ID:HWZ192fXP
「口ではいくらでも物が言えると、どの時代の人間も言うように、世界は嘘だらけだ。そんな世界で、騙したりそそのかしたりという行為は、私にとって息を吐くことと変わらないのかもしれない」

「だが、あの時、私は垣根帝督を引き入れることが出来なかった。それは、彼が既に人間ではなかったことに関与していたのだろうな」

ブツブツと自分の思考を言葉にしていく。彼の個室に他に人間など居ない。完全な独白
以下略



834:表現力不足を痛感する今日この頃[saga]
2011/01/28(金) 06:22:25.88 ID:HWZ192fXP
「あれ、どうしたんですか対馬さん? こんな時間に教皇代理の部屋から……」

安い宿泊施設の一区画を借りた天草式だ

深夜遅くではあるが、今し方入手した報告をしようと、建宮の部屋に向かうため廊下に出たところ、同じように対馬が建宮の部屋から出てきたところだった
以下略



835:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:24:12.99 ID:HWZ192fXP
当然、周りの環境に目ざとい天草式の人間であれば、特に女性であることから生ずる勘も働いて、そういう所に注目して理由を考える

五和「あれ? 建宮さん、もしかしてさっきまで寝てて、悪夢でも見てたんですか?」

可能性として、有り得そうな答えを述べた
以下略



836:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:25:04.09 ID:HWZ192fXP
建宮「情報が向こうからやってきた、だと? それは怪しい事この上ないのよな」

五和「私もそう思います。それに、この封筒なんですが」

封筒の口を閉じて、封を閉じた証として押されたであろうスタンプを見る
以下略



837:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:26:54.06 ID:HWZ192fXP
ローラ「ローマの無意味に老いたるものどもが、ね。次はペテロと申す者か」

彼女は数秒間、窓の外へ視線を変え、

ローラ「わかりけるわ。他に何か動きが有り次第、報告して。そして対米攻撃部隊の出撃は、数刻前に言い渡した通りで、変更無し」
以下略



838:このワシリーサは原作準拠なんだぜ。軽く佐天さんとデジャブだわ[saga]
2011/01/28(金) 06:28:58.33 ID:HWZ192fXP
「はぁい、ローマの皆さん、ごきげんよう。でもこのタイミングで、こういうことするのは、反則だと思うわよ?」

ロシア成教の頂点、総大主教と呼ばれる線の細い少年が幽閉されている、美しい青や水色で彩られたセルギイ大修道院は既にその形を失っていた。警護にあたっていたロシア成教の魔術師たちの死骸らしきものも転がっている

同時に、そこへ来ていた信者や観光客らの死体も転がっている
以下略



839:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:33:28.08 ID:HWZ192fXP
たった一人の登場で、その場に居た魔術師の群が壊滅を始めた

それは当然、ワシリーサの高性能さがもたらした結果だが、もう一つの要素として、ここがロシア成教の主要な寺院であることも影響している

つまり、唯でさえ不死身に近い恐ろしい魔術師という存在であるのにもかかわらず、より強化された彼女をローマの魔術師たちは相手に無ければならなかった
以下略



840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/28(金) 06:37:01.33 ID:HWZ192fXP
アレイスター『ここは、助かった、と素直に言っておこう。君の回復させた電力で、非常に助かっているのだ』

青髪「そういう取り決めやったからな。第一これ自体にも、アメリカの学園都市生徒に対する非人道的な搾取を止めさせる作用は有るんやし」

23学区のとある研究機関の制御室で、音声だけの会話がなされている
以下略



841:本日分(ry パート3が近づいてまいりましたシャレにならねねえうわわわあああ[saga]
2011/01/28(金) 06:46:28.79 ID:HWZ192fXP
結標「あなたって、深く考えないのね」

青髪「そりゃあ情報不足で分からんことを考えるのは時間と精神力の無駄やからね」

結標「なら、この状況はどうするの? 借りてる無人機ってVTOL機じゃないんでしょ? 離陸に滑走路が必要なら、邪魔になるわよ?」
以下略



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