419:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 15:57:24.95 ID:yzZtb6Ov0
ランバ・ラル「了解した。このまま木馬に向かわせてもらう」
通信を終えたランバ・ラル大尉の傍に妙齢の女性がやってくる。
420:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 16:11:59.93 ID:yzZtb6Ov0
天草シノは暗い道を走り続けていた。
シノ「いったい、ここは……」
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2011/01/27(木) 16:12:44.49 ID:yzZtb6Ov0
シノ「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
乱暴に起き上がり、今までの奈落がもう何度も見た悪夢だと知った。
422:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 16:18:53.89 ID:yzZtb6Ov0
スズ「あ、会長、だいじょうぶですか?」
ルームを出たところで萩村スズと鉢合わせた。彼女は青ざめたシノを気遣う声をかける。
423:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 16:19:20.01 ID:yzZtb6Ov0
ホワイトベース 食堂
ヒカル「それじゃあ、海晴姉はまだしばらく療養が必要なのか……?」
424:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 16:34:01.38 ID:yzZtb6Ov0
ホワイトベース 格納庫
シノン「シノさん、本当に大丈夫なんですか?」
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2011/01/27(木) 16:35:02.05 ID:yzZtb6Ov0
シノ「あああああああああああああああああああっ!!」
重慶基地から数百キロを経て尚、シノは幻覚に錯乱していた。
全く制御が利かない手足の操作に機体が忠実に従った結果、ドラグナーはきりもみ回転をしながら墜落し始める。
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2011/01/27(木) 16:35:59.10 ID:yzZtb6Ov0
人間の十倍の大きさのある機動兵器ならば、一歩で十メートル弱進むことができる。
慎重に足を前に出し続けて、二十五歩。そこでシノは止まってドラグナーを降りた。
シノ「あれがオアシスか……」
427:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 16:36:51.51 ID:yzZtb6Ov0
コップの一杯の水に貨幣を出して、ちまちまと呑んでいると、にわかに外が騒がしくなっていた。
ラル「こう熱いとさすがにかなわんな。おい、親父! 水をくれ! うまいやつをだ!」
428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 16:38:08.04 ID:yzZtb6Ov0
シノ「ご厚意は嬉しいのですけど……」
ハモン「あら、どうしてかしら?」
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