567:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/31(月) 20:01:46.88 ID:dUiGYi2AO
────。
結論から言うと江藤はまだ生きていた。厳密には生かされたというべきか。
全身を氷で穿たれてなお、彼女は死ぬ事を許されてはいなかった。
江藤「うぐっ──!」
568:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/31(月) 20:02:20.16 ID:dUiGYi2AO
澪「大丈夫だよ。死なない程度の血は残しておいてあげるから」
口元に塗れた血を拭い、手の甲を伝った血に舌を這わせる。
瞳はどす黒く濁り、かつての面影があるとすればその冷たさだけだった。
569:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/31(月) 20:03:31.89 ID:dUiGYi2AO
澪「それじゃ、零崎を始めるとしよう」
律「なぁにわけわかんねー戯言言ってんだ」
そんなノリ
570:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 20:59:22.41 ID:mXnDk00Xo
乙です!
いはやは、澪ちゃんエロカッコイイな。
この澪ちゃんから「ときめきシュガー」みたいなピュアピュアな歌詞が出てくる事は二度と無いんだろなぁ
571:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/01(火) 03:26:21.67 ID:vcHD50fAO
澪「新しく歌詞書いたんだけど見てくれるかな…?タイトルは恋の血清って言うんだけど…」
律「却下だ」
こんなノリ
572:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/01(火) 19:23:29.78 ID:XUViu1yYo
>>571
澪「ペンギンさんとダンス!ダンス!!ダンス!!!!」クワッ
573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:16:34.84 ID:50xr3sjAO
過去は変えられないが未来は変えられる。大切なのはこれから何をすべきかだ。
政治家も芸術家も学者も皆が口を揃えてそう言う。
だが過去を斬り捨ててまで守りたい未来は果たして存在するのだろうか。
紬は考える。もう過去の主従関係には戻れないのか、少しだけ、ほんの少しだけ過去に甘えられればどれ程気が楽になるだろうかと。
574:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:17:40.42 ID:50xr3sjAO
斎藤「何故私を憎まない? 友を傷付け、金に目が眩んで貴女を裏切った私にかける情がどこから沸いてくるのですか?」
奥歯を噛み締めて眉間に皺を寄せる。
懺悔にも似た斎藤の言葉とは裏腹に、彼の表情は怒りに満ちていた。
575:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:19:51.48 ID:50xr3sjAO
下らない、その一言で自分の想いを一蹴された事に紬は更に心を痛める。
紬「過去に縋る事は、いけない事ですか?」
無機質な床の冷たさに身を委ね、紬はつらつらとわき出る想いを吐き出してゆく。
576:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:20:22.07 ID:50xr3sjAO
紬「両親が忙しくて学校行事に来てくれなかった時、いつだって伊藤が代わりに来てくれました」
その場に不似合いな黒スーツを皺くちゃにして父兄に混じる男が頭を過ぎる。
紬「武術の稽古で怪我しちゃった時、江藤は泣いてる私を抱き締めてくれました」
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