過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
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620:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:09:35.75 ID:ozbtqDoAO
梓「今更待ってろなんて言わないで下さいね?」

 和の意図に気付いた梓は呆れたように言い放った。

梓「ここで退いたら私は一生自分を許せなくなると思います。だから……私にも唯先輩を救わせて下さい」
以下略



621:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:10:04.35 ID:ozbtqDoAO
梓「いきます……っ!」

 腰の部分に忍ばせた耐火パッドから球状の爆弾を取り出す。
そしてピンを引き抜き、扉に投げつけた。

以下略



622:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:10:31.21 ID:ozbtqDoAO
和「…………っ」

 考える事など一つも無い。
先ずは目の前の敵を力で叩き潰すだけだ。
 不安定に溢れ出る闘気を瞬時に凝縮、錬磨する。
以下略



623:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:11:00.47 ID:ozbtqDoAO
梓「唯先輩……っ!?」

 和の背後で怯えたような声が響いた。
短く舌打ちすると和は即座に追撃を打ち切り、梓のフォローに回ろうとする。
その一瞬、いちごは薄く微笑んだ。
以下略



624:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:11:29.27 ID:ozbtqDoAO
いちご「墜ちて」

 抵抗する時間など無い。
二人の身体は紡がれた言葉のまま床に叩き付けられる。
床の冷たさ、痛みを感じるよりも速く右に上に下に左に、見えない何かはその手の中で二人を弄んだ。
以下略



625:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:11:57.04 ID:ozbtqDoAO
「何へこたれてんだよ、なーかのっ」

 聞き馴染んだ声が頭上から聞こえて、梓は顔を上げた。

梓「律先輩……」
以下略



626:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:12:24.80 ID:ozbtqDoAO
いちご「…………」

 敵を目の前にして小競り合いを始めた純と律にいちごは苛立ちを覚えた。

いちご「……もう良い?」
以下略



627:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:13:01.61 ID:ozbtqDoAO
 どんな強固な鎧をも打ち抜く拳をいちごの顔面目掛けて振り抜く。

いちご「──っ!」

 呻き声すら漏れなかった。
以下略



628:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:13:31.44 ID:ozbtqDoAO
紬「え──」

 いちごの腕は紬の胴を切るように払われた。
大砲でも打ち込まれたかのような衝撃と共に紬は吹き飛ぶ。

以下略



629:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:14:07.42 ID:ozbtqDoAO
律「そうだな、デッドラとかバイオみたいなパニックホラーは好きだけどあんな世界には行きたくないな。あれはやっぱり画面の中だからこそ楽しめるもんだと思うよ」

純「ですよねー。私も零シリーズとかやりますけどあんなのが現実に居たら卒倒しちゃいますよ」

律「…………」
以下略



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