過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
1- 20
839:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:41:00.00 ID:kmI1NNMAO
 木下 しずかは青白く輝く月を仰ぎ、憂いを含んだ溜め息を吐いた。
時計の三本の針が丁度真上で重なりあった頃、彼女は何故か桜高校舎の屋上に居る。

しずか「…………」

以下略



840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:41:43.42 ID:kmI1NNMAO
しずか「えっ!?」

 直後、驚きのあまり声を漏らす。
瞬きすらしていなかった今の一瞬で、しずかが標的としていた少女が目の前から消えていたのだ。

以下略



841:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:42:22.97 ID:kmI1NNMAO
 首筋に添えられた刃はただそこにあるだけでしずかの動きを制限する。
一発必中の辻斬りの刃。
彼女、木村 文恵の刃が生き血を啜るのは一度きりだ。

文恵「一度はあなたに負けた私だけど今回は私の勝ちね。そして次は無いよ、何故なら……」
以下略



842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:43:00.46 ID:kmI1NNMAO
 辺り一帯を細い筋のような炎が舐めた。
熱が空間を焼くその光景がしずかにはやけにスローで、滑稽に見えた。

しずか「……おちおち夢なんか見てたら詐欺師は名乗れないよ。悪夢『ユメ』を与える人間はどこまでも現実主義じゃないといけないんだから」

以下略



843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:43:38.81 ID:kmI1NNMAO
文恵「…………っ!」

 文恵は醜く歯ぎしりをした。
誰がどう見てもこの状況はチェックメイト。
どちらが勝つか賭けたとしても百人中百人が文恵が勝つ方に賭けるだろう。
以下略



844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:44:14.51 ID:kmI1NNMAO
しずか「ジャスト一分、悪夢『ユメ』は見れたかな?」

文恵「……っ!」

 文恵を引き止めていた何かが消え失せた。
以下略



845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:44:55.39 ID:kmI1NNMAO
文恵「……っ! 嵌めたわね!!」

 詐欺師に向かって嵌めたわね、とは酷く滑稽な捨て台詞だ。
しずかは内心ほくそ笑みつつ、この場に来たるべき切り札を迎えようと立ち上がった。

以下略



846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:47:08.32 ID:kmI1NNMAO
しずか「私達は奪還率ほぼ百パーセント」

姫子「無敵の奪還屋『ゲットバッカーズ』!」

そんなノリ
以下略



847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)
2011/03/16(水) 19:59:06.21 ID:P7DJa55w0
けいおん厨キモイッス


848:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 22:35:45.95 ID:JAxqfdZSO
>>847
何故わざわざけいおんスレを開いたのか


1002Res/468.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice