過去ログ - 番外個体「――ただいま、帰ったよ」
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938: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:00:57.95 ID:SMLw9DYPo

どうやら番外個体の弱点の露呈は、一方通行の嗜虐心に火を点けてしまったらしい。
そのことを悟った番外個体は焦ったように身を捩るも、


以下略



939:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2011/03/18(金) 14:02:08.33 ID:Xu/tn0Mg0
あまいー
あーまーいー
あああーーまあああーいーーーーー!


940: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:02:19.39 ID:SMLw9DYPo

それにすら、身体は反応する。

頭の中が、身体の芯が。熱く熱く、融解してしまいそうになる。
恥ずかしい筈なのに、止めて欲しかった筈なのに。
以下略



941: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:04:38.91 ID:SMLw9DYPo

彼女が吐露した心中に、一方通行は驚いていた。
まさかこうもストレートな言葉をぶつけられるとは思っていなかった。


以下略



942:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[sage]
2011/03/18(金) 14:06:06.53 ID:sgEuP9P9o
えんだあああああああああああぁぁぁぁ


943: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:06:29.79 ID:SMLw9DYPo

『……待ってた』


こうして抱き合い、見つめ合うことを。
以下略



944: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:07:32.51 ID:SMLw9DYPo

今まで大切に大切に、これだけは自分が奪ってはならないと一方通行が考えていたもの。
理性を失っていたセックスの際でさえ、及ばなかったもの。
……自分には資格すらないと一蹴していたものの、もしかすると何処かでは、心の片隅では望んでいたかもしれないもの。
まさかこうしてすることになるとは思いもしなかったもの。
以下略



945: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:08:33.60 ID:SMLw9DYPo


どきどき。
心臓がぎゅっと締め付けられて、呼吸するのが苦しくなる。
けれど不思議なことに、今感じるそれは嫌じゃない。
以下略



946: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:09:39.07 ID:SMLw9DYPo

「ナニ? オマエはこの俺を挑発して何がしてェわけ? ――って、あァ、そォいうことか」


眉根を寄せて番外個体の話を聞いていた一方通行だったが、その口角が釣り上がる。
以下略



947: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:10:48.48 ID:SMLw9DYPo

一方通行とは、普段はそれなりに優しい人だと番外個体は考えている。
本人にそう言ってやるのは最高の嫌がらせになるだろうし、彼女の自惚れかもしれないが、
思い返してみると常に一方通行は自分を優先して考えてくれていた。
しかし、彼はそればかりでないのも事実。
以下略



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