過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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805:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:27:52.91 ID:ptzVABBF0



だが、駆動鎧と違い使用者への安全装置の一切を省いた発条包帯は、本来の10倍以上の速度や力を引き出せる代わりとして相当の負荷がかかる。
大きな力を無理矢理に扱う事に生身の人間が耐えられないためだ。
以下略



806:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:28:35.93 ID:ptzVABBF0



00号の足が冷たい床を踏みしめた。
ダン!!という轟音が響いて、小さな体が高速で飛来する。
以下略



807:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:29:39.91 ID:ptzVABBF0



床に正面から激突させられた腹を抱えて倒れる滝壺の下腹部を00号が嬲る様に踏みつけた。
ズブズブと足が沈む度に滝壺から血が吐き出されるが、少年が気にする様子は微塵も感じられない。
以下略



808:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:30:21.80 ID:ptzVABBF0



滝壺の髪を掴んで彼女の体を強制的に起こした00号が、滝壺の喉に手をかける。
今はゆっくりとした動作だが、発条包帯を巻いた腕は本気を出せば一息で彼女の呼吸を奪うだろう。
以下略



809:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:31:02.85 ID:ptzVABBF0



わざとらしく結標が微笑み、00号を見据えた。
震える指で針を握りしめ演算に集中する為に呼吸を整える。
以下略



810:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:32:16.57 ID:ptzVABBF0



(………?)
以下略



811:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:33:00.72 ID:ptzVABBF0



「………どうして此処が?能力追跡のような探知能力者や、座標移動のような空間座標把握者がいなければ掴めない筈ですよ?」
以下略



812:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:33:39.45 ID:ptzVABBF0



否、躱したつもり、だった。
以下略



813:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:34:32.73 ID:ptzVABBF0



床がメキメキと呻きを上げて、逆再生された。
時間を巻き戻しているのではあるまいし、実際の原理はそうではない。しかし比喩としてそれ以上相応しいものは無かった。
以下略



814:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:35:15.70 ID:ptzVABBF0



無防備だった左脇腹に、浜面の左拳が突き刺さった。
正確には浜面の左拳の合った場所へ自ら飛び込んだと言っても良い。
以下略



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