過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]
2010/03/20(土) 16:12:56.15 ID:2Z2/dwEo
警戒をまったく緩めない少女に肩を竦めるセーラー服。次いで、顔をいまだ倒れ伏したオッドアイの方に向け、
「蒼星石、大丈夫かしら?」
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2010/03/20(土) 16:15:09.10 ID:2Z2/dwEo
一足で跳び込み、拳を叩き込む。
電撃ならば光速で相手を射抜けるが、オッドアイが使ったような方法で回避される可能性がある。
以下略
12
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2010/03/20(土) 16:16:07.50 ID:2Z2/dwEo
「・・・・・・」
少女は構えをとかないまま、そこに視線を向ける。
以下略
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[sage]
2010/03/20(土) 16:17:02.45 ID:2Z2/dwEo
少女が激高した理由。
セーラー服の持つ人形は、まるで生き写しのように少女にそっくりだったのだ。
以下略
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2010/03/20(土) 16:17:55.14 ID:2Z2/dwEo
「簡単に言うと、似た物には本物と同じ力が宿るし、その逆もあるって理論なんだけど」
一息。
以下略
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2010/03/20(土) 16:18:52.03 ID:2Z2/dwEo
「ではここで問題です」
変わらぬ笑みを浮かべた彼女はいったん言葉を切り、
以下略
16
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[sage]
2010/03/20(土) 16:19:46.35 ID:2Z2/dwEo
そして先ほどの言葉。
『似た物には本物と同じ力が宿る』
以下略
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2010/03/20(土) 16:21:57.45 ID:2Z2/dwEo
○
それはいつも通りのある日のことであった。
上条当麻はベランダに布団を干そうとすると、ある一通の封筒が置かれている事に気付いた。
最初は風で吹き飛ばされてきたのだろうと思ったが、封筒には”上条当麻様”と書かれており、その他には住所も差出人の情報すらも書かれてなかった。
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2010/03/20(土) 16:23:28.39 ID:2Z2/dwEo
○
布団を干し終えた上条は、一度大きく伸びをして、秋の空を見上げた。
以下略
19
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage]
2010/03/20(土) 16:24:45.29 ID:2Z2/dwEo
自分の境遇を嘆き恨む者には、決して出来ない表情だった。
それに彼は気づいているのかいないのか。
以下略
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