過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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431
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:11:07.78 ID:Rs5RHhoo
○
「貴女が。超電磁砲」
以下略
432
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:12:37.78 ID:Rs5RHhoo
一方、
「な、なによアンタ」
と、美琴は上条を見る。
以下略
433
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:13:49.95 ID:Rs5RHhoo
「……。……。」
「え、そ、そうなの?」
「当たり前だろ? そんな姫神が俺なんかとデートするわけないって」
以下略
434
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:15:01.95 ID:Rs5RHhoo
「ふ、ふーん」
やけに上擦った声で頷きながら、美琴は解いていた腕を組み直した。
「アンタにもそういう殊勝なところ、あるのね」
以下略
435
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:16:31.45 ID:Rs5RHhoo
(えぇー、あれー、なんでまたビリビリしてるんですかこの人ー)
せっかく持ち直したはずの美琴の機嫌が再び悪くなりはじめた(何しろビリビリしてる)のを見て、上条の頬を汗が流れた。このままでは再び電撃と右手の応酬になるかもしれない。
上条がそんなことを考え、内心ヒヤヒヤとしていると、
以下略
436
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:18:25.17 ID:Rs5RHhoo
「……あ、あの、」
嘆息する上条に、後ろから、声。
「?」
以下略
437
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:19:37.66 ID:Rs5RHhoo
「……」
ヒクヒク、と上条の口元が引きつる。
まさか超電磁砲を撃たないだろうか、と本気で胃の痛い上条は、いざとなったらガラスドア突き破ってでも打ち消さないと、悲壮な決意を固めた。
以下略
438
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:21:02.61 ID:Rs5RHhoo
○
上条が外出してから約30分後。
以下略
439
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:22:00.38 ID:Rs5RHhoo
「……」
真紅は、紅茶に満たされたカップを手に取る翠星石を見ながら、すっ、と息を吸い込んだ。
菓子に夢中なインデックスは元より、感受性が強く、周囲に敏感な翠星石にも気がつかれないほどの、小さな、しかし確実に存在する己の緊張を隠すための一息。
以下略
440
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:23:49.09 ID:Rs5RHhoo
「……」
真紅はそんな翠の姉の横顔を眺め、はー、とため息をついた。
ゆっくりとカップを手に取り、僅かに残った紅茶を一口。しかしすぐにカップを置き、仕切りなおしとばかりに、改めて翠星石に顔を向けた。
以下略
441
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:25:26.89 ID:Rs5RHhoo
「……」
「……」
聞こえてくるのは、僅かに入り込む外からの音と、キッチンから微かに響いてくるインデックスの鼻歌だけ。
以下略
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