467:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/03/18(金) 12:56:23.81 ID:umTLuyjMo
wktk
468:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 22:30:12.46 ID:pN86/G7wo
書き溜めとか無理だった
途中まで頑張った
469:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 22:31:38.82 ID:pN86/G7wo
「……査楽」
黒夜の視線は既に浜面を向いていない。
「あの子は私がやる。アンタは滝壺ちゃんをよろしく」
470:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 22:43:03.58 ID:pN86/G7wo
しかし、もう一人。
「彼は――、」
腕の中の滝壺は荒い息と共に言うのを遮るように浜面は制す。
471:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 22:51:10.89 ID:pN86/G7wo
滝壺は続ける。
「はまづらがいればきっと大丈夫だから」
そこにどれだけの思いが込められていただろう。
472:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 23:00:34.73 ID:pN86/G7wo
まるでトラック同士が正面衝突したような轟音。
それを間近で食らった浜面の鼓膜は許容量異常の振動に軋み激痛の叫びを上げた。
黒夜の放った無色透明の一撃を真正面から受け止め絹旗は僅かに後ずさったが。
473:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 23:03:47.87 ID:pN86/G7wo
間近、絹旗の背を見ていた浜面は彼女の放つ気配に圧され慌てて滝壺を抱いて後ろに下がった。
臆した訳ではない。
いくら気配が急変したからといって彼女、絹旗最愛は浜面の知る幼い顔立ちと矮躯の少女だった。
474:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 23:06:39.43 ID:pN86/G7wo
果たしてその言葉にしないされない思いは絹旗に届いただろうか。
彼女は振り返らず、浜面に見えないようにどこか悲しげな笑みを浮かべる。
それは誰に向けられたものなのか。
475:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/18(金) 23:09:53.91 ID:pN86/G7wo
窒素の槍は、黒夜が制御しているとはいえその掌から生えているわけではない。
能力の出力点が掌を基点としているだけで、徹底的に制御された窒素の刃がそこから放射されているだけに過ぎない。
しかし僅かに――ほんの僅かに、黒夜は窒素の槍に引き摺られ、体勢を崩す。
476:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 02:53:59.02 ID:ygCt7VWpo
「ふっ――――!」
吐息と共に繰り出された拳は見た目こそ少女のものだが大型トレーラーを正面から殴り飛ばせるだけの威力を伴っていた。
対し、黒夜の『窒素爆槍』は攻撃性に特化している。
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