過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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490:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/12/28(火) 00:15:25.83 ID:C6Wcq660
リアルタイム着たこれ


491:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:15:45.26 ID:YzNGWyE0

鉛のような沈黙が降りていた。

目の前に淹れた二つのカップから立ち上っていた湯気はとうに消えていた。
どちらとも珈琲にはまったく手を付けていなかった。
以下略



492:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:16:45.48 ID:YzNGWyE0

「てめェがレベル5にどンなイメージを抱いてるのかはわからねェ。だがな、超電磁砲みたいな奴ばかりだと思うな。
アイツは例外だ。俺みてェなクソったれな悪党だっている。むしろそンな奴ばかりだ…」

そう、御坂美琴は希有な存在。
以下略



493:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:17:50.27 ID:YzNGWyE0

十分が経過したのだろか。
一方通行は佐天からそらすように、自分の珈琲の表面を見つめる。

沈黙を破ったのは、佐天だった。
以下略



494:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:20:39.31 ID:YzNGWyE0


「は ―――― 」

何を言ってるのだこいつは?何を言っている?
以下略



495:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:25:28.16 ID:YzNGWyE0

「………」

「私、あの御坂さんのお姉さんに言われてからずっと考えてたんです。考えて考えて、そんでお風呂でのぼせちゃうくらい考えて。
それでもやっぱりわかんなかった。一方通行さんがどんな気持ちだったのかっていうことが」
以下略



496:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:26:26.32 ID:YzNGWyE0


真っ直ぐに一方通行の目を見つめながら、佐天はけたたましく打っている自分の鼓動を感じる。
自分の言ってる言葉、言ってる相手、言ってる自分という存在。
全てに大して、何を偉そうに、という冷めた言葉が絶えず生じる。
以下略



497:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:27:30.90 ID:YzNGWyE0


「………ウゼェンだよ」

唇を噛んだ一方通行が俯く。
以下略



498:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:28:15.49 ID:YzNGWyE0


「くかかかかか……ようやくらしい反応が出てきたじゃねェか?震えてるぜ?」

以下略



499:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:29:24.75 ID:YzNGWyE0



「んゥッ……ふうぅ……あン……ン……」
以下略



500:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/28(火) 00:36:58.15 ID:YzNGWyE0

「なンでだァ…どうして跳ね除けねェ?いい加減目ェ覚めたろ?それとも本当に犯られなきゃあわかンねェのか?
そうまでして痛い目に遭わないきゃ、クソッタレの外道だってわかンねェのか?」
「………わかりません。だってそれウソですもん」
「うそ…?」
以下略



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