947:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 06:29:31.64 ID:FuQNAG0mo
◆
白い雪原を静寂が包んでいた。
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2011/02/18(金) 06:30:16.24 ID:FuQNAG0mo
番外個体「感動の再開に水を差すようで申し訳ないんだけどさ」
番外個体「このクソったれの戦争はこのままハッピーエンドで終わりそうもないみたいよ?」
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2011/02/18(金) 06:30:56.94 ID:FuQNAG0mo
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ズゥゥゥゥン!!という莫大な衝撃がベツレヘムの星を大きく揺らした。
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2011/02/18(金) 06:31:42.19 ID:FuQNAG0mo
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崩れていくベツレヘムの星の中を上条当麻は歩いていた。
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2011/02/18(金) 06:32:27.60 ID:FuQNAG0mo
『とうま、どうして脱出しなかったの?』
上条「何も終わってないからだ」
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2011/02/18(金) 06:33:24.02 ID:FuQNAG0mo
上条「涙子ちゃん、霊装みつけてくれてサンキューな」
上条「脱出手立てがあるなら今すぐにでも脱出するんだ、ここは俺が何とかするからさっ!」
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2011/02/18(金) 06:35:50.36 ID:FuQNAG0mo
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これでいい。
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2011/02/18(金) 06:37:10.27 ID:FuQNAG0mo
ゴアッ!!と、佐天涙子から再び六対の翼が姿を現す。
それに呼応するかのように目の前の大天使も氷の翼を伸ばす。
──そして、所有する力の全てをぶつけ合った。
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2011/02/18(金) 06:38:31.65 ID:FuQNAG0mo
防がれた。
あの攻撃は今の佐天涙子にとって考えうる限りの最強の技だったが──。
──そんなこと想定の範囲内だった。
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2011/02/18(金) 06:39:43.14 ID:FuQNAG0mo
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右方のフィアンマは震える手で鉄の扉を内側から開けた。
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2011/02/18(金) 06:40:49.14 ID:FuQNAG0mo
出血を抑えるために傷口をふさいでた左手を自らの意思で離す。
同時にボン!!という爆音が炸裂し、噴出す血が透明で巨大な腕の輪郭を浮かび上がらせた。
『第三の腕』
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