1:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/06(木) 23:40:08.72 ID:UBlOi46o
天井「・・・以上が絶対能力進化の内容だ 何か質問はあるか?」
天井亜雄はこれから行われる予定の実験についての説明を終え、未だ実験の内容を記した書類から目を離さない被験者である少年 ―― 一方通行に問いかける。
一方通行は学園都市最高の頭脳を持つレベル5の第一位の能力者である。
その彼にこの程度の内容が理解出来ない訳もなく、この問いかけはこれまでも実験の説明を終えるたびに行われてきた形式的なものだ。
今まで彼から質問が返ってきたことなど一度もなく、それ故、天井は今回も一方通行から質問が返ってくるなどとは思っておらず、既に頭の中では全く別のことを考え始めていた。
一方通行「イヤだ」
天井「…は?」
しばしの静寂の後、唐突に一方通行から放たれた一言によって、無関係な事に思考を巡らせていた天井は一気に現実に引き戻される。
2:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 23:40:44.31 ID:UBlOi46o
一方通行「だァかァらァ、イヤだっつってんの」
天井「い、嫌だって何がだ」
3:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 23:41:18.38 ID:UBlOi46o
一方通行「まァ落ち着けよ、ちゃンと説明してやっからそこ座れ」
天井「・・・」
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2011/01/06(木) 23:41:54.26 ID:UBlOi46o
一方通行「ようするに天井クンは俺に頭下げて『協力をお願いする』立場なンですよォ それなのにどうして上から目線で物を言ってるンですかねェ?」
一方通行「本来なら散々俺のご機嫌取った挙句に「協力してくださいお願いします」って床に額擦り付けるくらいのことやンなきゃいけないンじゃないですかァ?」
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2011/01/06(木) 23:42:50.16 ID:UBlOi46o
一方通行「俺さァ、他人にイヤガラセとかイタズラすンのが昔から大好きでよォ ここの研究員もほぼ全員何かしら俺からイヤガラセの洗礼を受けてるンだぜェ? 天井クンプライド高そうだったから、持ち上げて持ち上げてここ一番で叩き落してやろうと思ってなァ」ケラケラケラ
天井「ふっざけんなこのクソガキがああああああああ!!!」
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2011/01/06(木) 23:44:11.39 ID:UBlOi46o
どれほどの時間が経っただろう。やがて一方通行の爆笑の声も収まり
一方通行「天井クン」
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2011/01/06(木) 23:45:26.99 ID:UBlOi46o
「さっきの、ちょっとやりすぎじゃないかしら?」
一方通行「あァン?見てたのかよ芳川ァ」
8:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/06(木) 23:46:12.65 ID:UBlOi46o
一方通行「・・・え?」
芳川「・・・」
一方通行「・・・」
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2011/01/06(木) 23:46:44.74 ID:8L9bGvko
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