502: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 04:59:43.25 ID:wnfje7u10
初春「――!!」
一瞬、最悪の事態を想像した。
思わず目をつぶってしまう。
503: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:00:09.43 ID:wnfje7u10
美琴「ホント、やってみなきゃ分からないものね」
初春「ということは……?」
504: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:00:37.35 ID:wnfje7u10
505: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:01:05.37 ID:wnfje7u10
美琴「初春さん、行くわよ。走るけど、いい?」
初春「私は大丈夫です」
506: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:01:34.25 ID:wnfje7u10
初春「……奥に行く廊下の裂け目はさっきのままでしたね」
美琴「てことは、やっぱり玄関の裂け目に変化があるかもってこと?」
507: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:02:03.54 ID:wnfje7u10
508: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:02:31.98 ID:wnfje7u10
美琴「ちっ、まだいたの……初春さん、ちょっと大回りするから気をつけて」
初春「え……ええっ?」
509: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:02:58.95 ID:wnfje7u10
美琴「やっぱり!!ここよ」
走りながら、先ほど目星をつけていた箇所を目の当たりにして、思わず叫ぶ。
裂け目がもっとも狭まっているその箇所は――さながら崩れていなかったかのように、床ができていた。
510: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:03:39.10 ID:wnfje7u10
美琴「階段があるけど……無理か」
右手に昇り階段が見えたものの、手前側が大きく抜け落ちていた。
走る速度を緩めることなく、先へと続く廊下を突き進む。
511: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:04:14.64 ID:wnfje7u10
そして、廊下の先まで行き着いた。
そこには――観音開きの扉が、閉まっているのが見える。
初春「鍵が掛かっていなかったらいいのですけど」
512: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:04:49.53 ID:wnfje7u10
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