過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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157:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:19:26.12 ID:qjaYsugY0
「あぁ…定時ね、今日は仕事だからね、がんばるわー。じゃあね」


『ちょ、ちょっと、何時くらいに終わりそうなのか、教えてよ!?』
以下略



158:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:21:22.84 ID:qjaYsugY0
麦野はある懸念があった。
それは浜面が滝壺の事を好きなんではないか、という懸念だった。
そして逆に滝壺も浜面のに好意を寄せているのではないか、と。

以下略



159:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:23:20.99 ID:qjaYsugY0
――正午頃、麦野の暮らしている高級マンション

「じゃ、行くか」

以下略



160:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:23:49.25 ID:qjaYsugY0
エレベーターには幸い誰も乗ってこなかった。
地下駐車場に着くと浜面はシボレーのロゴのキーケースを503のジーンズのバックポケットから取り出す。


一瞬シボレーのライトが光る。ドアが開いた証拠だ。
以下略



161:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:24:16.44 ID:qjaYsugY0
――調布国際空港へ向かう道中にて


正午ちょい過ぎ。麦野の号令の元、浜面の運転する車に拾われ、アイテムの面々は全員集合した。
というのも昨日、電話の女が受注したと言う産業スパイの処分作戦の為だ。
以下略



162:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:24:56.18 ID:qjaYsugY0
しかし慢心は敗北を誘発する可能性が非常に高い。
念には念を、と言うことで麦野はフレンダと二人でペアを組むよう絹旗に指示する。


「援護かー…フレンダいい?」
以下略



163:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:26:48.59 ID:qjaYsugY0
(流石…当局関係者だけあって顔つきも鋭いわね…)


フレンダは飛行機のチケット保持者の列近くにある休憩所の影から冷静に男の体躯や隠し持っている武器の大まかな位置を分析しようとする。
以下略



164:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:27:16.96 ID:qjaYsugY0
が、時既に遅く、即効性の麻酔弾は筋肉質な体躯のダグラスにも効果を現し、突如、彼は千鳥足になる。


周囲の客はそれを見て不審に思っているが、フレンダが英語でダグラスに話しかけ、介抱をしているそぶりを装っているのであまり気にしていない。
因みにダグラスが麻酔弾を撃たれる直前に嗅いだにおいはフレンダがハンカチに染み付けていたイブサンローランの香水『ベビードール』だった。
以下略



165:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:28:05.95 ID:qjaYsugY0
しかし、ともあれ、産業スパイ、ダグラスの情報がロシア当局に持ち帰られる事はこれで阻止された。


「結局麻酔弾使って眠らせたから、後は学園都市の治安維持機関に引き渡せばいいって事じゃない?」
以下略



166:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:28:32.77 ID:qjaYsugY0
なんにせよ、学園都市の技術漏洩をアイテムは防いだ。
ダグラスがどうなるかは分からないが、取り敢えずはアイテムの勝利と言えよう。
浜面がドライバーを務めるシボレー・アストロはダグラスを乗せて調布空港から出て行く。
車は途中、下部組織と合流してダグラスを引き渡す。
以下略



167:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:29:51.60 ID:qjaYsugY0
――第七学区 セブンスミスト

「いやー、初春、結構似合ってると思うわよ?このカチューシャ」

以下略



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