261:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:31:47.40 ID:scyQj+zN0
「雇い主の目的とかさぁ…理非善悪とか…どうでもいいのよねぇ…」
フレンダはそういうと本当に、本当にだるそうに「はぁ…」とため息をつく。
そして彼女は言い放つ。
262:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:37:47.67 ID:scyQj+zN0
突如として彼女の目の前に現れた真っ黒の日本刀。
砂鉄を集めて作ったものか、と勝手にフレンダは推理をめぐらす。
263:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:45:04.18 ID:scyQj+zN0
キィン!
ククリ刀と幻想虎鉄が重なりあい、綺麗な火花が散る。
その様子を見ながら美琴はほれぼれしているのだろうか、魅惑的な表情で幻想虎鉄を見つめながら言う。
264:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:47:10.71 ID:scyQj+zN0
「どーゆーこと?」
「あなたの血を吸うまで辞められないってわ・け☆」
265:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:50:53.11 ID:scyQj+zN0
「もうあきらめたら…?」
「…あきらめる?」
266:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:51:27.92 ID:scyQj+zN0
「こい、御坂美琴」
(コイツの妖刀の様な雰囲気…これがレベル5の実力って訳…?)
267:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:52:34.79 ID:scyQj+zN0
――麦野と滝壺が待機しているとある部屋
麦野と滝壺はフレンダと絹旗の張っている中間地点で待機していた。
268:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:55:43.31 ID:scyQj+zN0
「なんか最近よく…お弁当かわせてるって聞いたから…」
「あぁ…それだけだよ、滝壺は浜面の事好きなの?」
269:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 03:57:13.27 ID:scyQj+zN0
「滝壺は浜面と付き合いたいって思うの?」
「うん」
270:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 04:00:59.46 ID:scyQj+zN0
滝壺が浜面の事を好きだと臆面もなく告げた。
その事に対する彼女に与えた動揺は計り知れないものがある。
むしろ、滝壺が浜面に告白すれば、あの男の事だ、ころりと滝壺になびくかもしれない…。
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