602:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:03:59.66 ID:p/ocpvSSo
――砂皿達が宿泊しているホテルの隣の部屋のドア前
ぴんぽーん…。
603:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:04:25.27 ID:p/ocpvSSo
角の部屋を予約できなかったのが悔やまれる所だったが、角を取れば柵側中学の学生寮が見えにくいという欠点があった。
学生寮が見えて護衛の任務を全うしやすい所は?そう考えるとやはり両サイドが空き部屋のこの部屋しかなかった。
604:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:05:09.00 ID:p/ocpvSSo
“油断するなよ”
木原の言葉がケイトの頭の中に反芻してゆっくりと淡い水玉のようにはじけていく想像を浮かべる。
605:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:05:57.28 ID:p/ocpvSSo
――ケイトの監視していた部屋
「学園都市の治安維持部隊か…」
606:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:07:27.73 ID:p/ocpvSSo
――猟犬部隊のオフィス
「おせぇ…何で連絡が取れねぇんだ!!」
607:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:08:09.22 ID:p/ocpvSSo
受話器越しにベティの頼む、という声が聞こえてくる。
交代要員の男性に関し任務を引き継いだのだろう。
608:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:08:43.66 ID:p/ocpvSSo
数多の広いデスクのパソコンに入力されていく情報。
学園都市の統括理事会とほぼ同等の権限を持っている彼にとっては学園都市にいる或いは関わったことがある全ての人物のデータを照合できる立場にいる。
609:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:11:15.28 ID:p/ocpvSSo
(そうと決まれば話しがはえぇ…!)
数多はそう考えると砂皿緻密の周囲の関係を調べていく。
610:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:11:47.58 ID:p/ocpvSSo
(これは一応…作戦発動とみて良いのか?それとも…捜索だけという線も有り得る…もう少しだけ様子を見るか?)
数多が思考を巡らしている最中だった。
611:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 21:12:20.45 ID:p/ocpvSSo
一方通行。
最強の名を欲しいがままにしている男。
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