過去ログ - 侍「なぜ俺の家に童女が……」 幼女「ムニャ……」
1- 20
246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 20:48:36.69 ID:Nfx9PkMAO
もう最後なのか、なんとも名残惜しいな…

でも今晩は空いてるからちょうど立ち会えそうだ
首を長くして待つよ


247:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:19:33.65 ID:y3bh/LA9o

 夏の夜は、濃厚な草の匂いがします。
 虫の声がうるさいほどのそのただ中に、男が一人。

「……」
以下略



248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:20:18.05 ID:y3bh/LA9o

 がっ!

 刃と刃がかみ合う激しい音。
 続いて二手三手。
以下略



249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:21:02.15 ID:y3bh/LA9o

 しかしお侍、たったもう一歩でそれを無効化。ついで必殺の一閃。

「っ!?」

以下略



250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:21:58.70 ID:y3bh/LA9o

 物の叫び。
 それがお侍が聞いているものの正体で。
 ええ、鈴の音ではないのです。
 それは、この世にある全てのものが発する終の声。
以下略



251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:22:55.16 ID:y3bh/LA9o

「シッ――!」

 お侍の厳しい刺突。
 武士はそれをいなしますと、膝をお侍の腹に叩き込みました。
以下略



252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:23:36.14 ID:y3bh/LA9o

     ・
     ・
     ・

以下略



253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:24:25.70 ID:y3bh/LA9o

 がらりと、侍の家の戸が開きました。
 男は月明かりに照らされた部屋を覗き込みましたが、そこには死体が一つきりしかありませんでした。

「童女ならもう逃げた」
以下略



254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:25:07.79 ID:y3bh/LA9o

 村からのびる街道を。

「はぁ……はぁ……」

以下略



255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:25:35.20 ID:y3bh/LA9o


     ・
     ・
     ・
以下略



256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/21(月) 21:26:19.79 ID:y3bh/LA9o

 ……話はそれから十年後にとびます。
 川のせせらぎが聞こえる場所へ。

 ぱしゃぱしゃぱしゃ……
以下略



270Res/115.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice