過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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2012/10/06(土) 09:44:21.25 ID:iFws1UjR0
「……!」
その言葉に、刀夜は息を呑んだようだ。
それを見逃さず、上条は自らの願いを声にする。
以下略
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2012/10/06(土) 09:46:33.17 ID:B61f9mxV0
そして、刀夜は。
「……はは」
乾いた笑みを浮かべた。
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2012/10/06(土) 09:48:29.81 ID:95WloiCF0
ドスッ! と何かが勢いよく刺さるような音がした。
それは、そう、弓で的を射たような鋭いモノで。
上条の前から、聞こえた。
以下略
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2012/10/06(土) 09:50:34.40 ID:z2sYNNe+0
「……大丈夫だ、内臓とか骨に異常は無ェ。ただ、傷口と出血が多すぎるだけだ」
能力で調べるだけ調べたのか、それだけ告げると、一方通行は片手を離さないようにしてから、上条に刀夜を預ける。
右手で刀夜の身体に触れないように、上条は注意深く彼を支える。
以下略
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2012/10/06(土) 09:56:38.88 ID:SrTCrj+y0
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2012/10/06(土) 09:57:58.57 ID:SrTCrj+y0
「――大天使そのものを呼ぶ魔術などをね」
男は、そこで初めて表情を変えた。
何物も包むような笑顔から、一抹の虚しさを感じさせるような、無表情に。
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2012/10/06(土) 09:59:10.78 ID:kwqOvPUb0
「私はすぐに彼と交渉しましたよ。彼の望みを叶える代わりに、術の再構築を手伝うようにね」
男の台詞に、土御門はさらに解答を得る。
それがさっきの魔術で覗いた最後の映像の正体、という訳か。
以下略
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2012/10/06(土) 10:02:04.98 ID:nIYSYFob0
「あの男、二重人格でしてね。彼の姿が変わっていないのは、もう一人の人格と入れ替わっただけの事なんですよ」
「……何だと」
思いもしなかった解答に、土御門は一瞬理解が追い付かなかった。
以下略
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2012/10/06(土) 10:04:35.78 ID:11kiOVRb0
「火野を犯人と勘違いした貴方達のおかげで、私は当たりを付ける時間が取れましたよ」
なるほど、と土御門は理解する。
こいつは遠くから、堕とされた天使が上条の近くにやってくるのを監視していたのだ。
以下略
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2012/10/06(土) 10:05:51.20 ID:C24O4KX+0
「馬鹿な事を」
ずっと黙っていた神裂が、男を否定するような言葉を吐き捨てた。
「天使を人間が操れるはずがありません。彼らはあくまでも神の下僕(道具)。人間など、簡単に捩伏せるでしょう」
以下略
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