1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/02(水) 21:36:40.68 ID:OqZlQWiB0
旅に出て来い。
15歳の誕生日の夜、俺は親父にそういわれた。
「あ〜、やっぱ俺も出なきゃダメ?正直面倒なんだけど。」
「当たり前だ。スカーレットもマゼンダも15で旅に出ていまや立派なエリートだ。お前にもそうなってもらわねばな。」
俺の家はなんというか、代々優秀なトレーナーを輩出してきた、トレーナー一家で、俺の兄二人もトレーナーとして名を馳せている。
正直俺はトレーナーになることにあまり気が進まなかったのだが、今日の今日までトレーナーとしての知識しか学んでこなかったので
俺が自立した人間になるには立派なトレーナーになるしかない。
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/02(水) 21:52:34.83 ID:OqZlQWiB0
とは言ってもトレーナーの商売道具であるポケモンはどこで手に入れたらいいのやら。
俺の家のポケモンは皆親父とお袋の現役時代のメンバーで、俺にはまだ使いこなせない。
「そういうことならオーキド博士のところに行って来い。もう話はつけてある。」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/03(木) 00:43:37.94 ID:W0qq5sb80
5年もニートしてたのか
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/03(木) 16:05:17.44 ID:tlpbg0JDO
期待
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/03(木) 16:14:20.37 ID:lwcFps6K0
>>3ポケモンの勉強してたんだろ?
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/03(木) 16:42:04.32 ID:q5ohgbf0o
グリーンのお姉さんと勉強してたんだよ
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 16:43:34.51 ID:qIq5BAO80
一番道路に入ると、とても研究者には見えない格好の少年がフシギダネと食事をしていた。
この妙にかっこいいアイツが俺の幼馴染のグリーン。もう十年以上の付き合いになる。
「おーい、グリーン!」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 16:56:39.46 ID:qIq5BAO80
「よし!行けヒトカゲ!」
「カゲー!」
俺のヒトカゲは炎タイプ、あいつのフシギダネは草タイプ。相性では俺が有利だがなにせお互いにレベルが低い。単純なわざしか使えないから、
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 17:12:05.96 ID:qIq5BAO80
「やるねレッド。フシギダネもう一度たいあたりだ!」
フシギダネはさっきのことを反省してか、ヒトカゲの爪をガン見しながら走ってくる。そこで俺はそれを利用することにした。
フシギダネはもうかなり近くに来ている。そう、もう十分に引き付けた。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/03(木) 17:34:20.27 ID:yl4G1fmWo
かわせの指示を具体的に出してる所に好感が持てるな
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/03(木) 19:52:17.04 ID:qcL/8Vpbo
いいですね〜
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 21:16:56.64 ID:qIq5BAO80
俺は野生のポケモンを相手にヒトカゲを鍛えることにした。
ポッポもコラッタもガキの頃からさんざん見てきたので手に取るように動きが分かり、ヒトカゲに最高の指示が出せる。
はじめは無傷で勝つことはできなかったが、ヒトカゲが火の粉を覚えてからは多対一でも楽勝だった。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 21:28:44.32 ID:qIq5BAO80
眩しい…、もう朝か。
俺はベッドから起き上がり、シャワーを浴びてから着替えて朝飯を頼んだ。
「十分ほどお待ちくださーい。」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 21:36:51.45 ID:qIq5BAO80
俺はポケモンセンターを後にし、フレンドリィショップに行った。
「オーキド博士へのおとどけものはこちらです。」
俺は店員から手のひらサイズの包みをもらった。もっとデカイものを渡されるんじゃないかと思っていたので少し拍子抜けだ。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 21:47:10.12 ID:qIq5BAO80
「ほれレッド、ボールはやれんが。」
なんだこりゃ?DSか?
「それはポケモン図鑑。出会ったポケモンのデータを採ってくれる非常にハイテクな図鑑じゃ。」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/03(木) 22:40:28.11 ID:thYrS4/AO
期待
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/03(木) 23:20:50.17 ID:qIq5BAO80
朝になった。一晩グッスリ休んで俺もヒトカゲも元気満タンだ。
夜とは違いトレーナーたちがたくさんいて、バトルを申し込まれたが皆使ってくるのは虫ポケモンばかり。
おまけにヒトカゲはえんまくが使えるようになっていたのでほとんどのバトルに完勝できた。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/04(金) 07:16:44.67 ID:cc2mUdLX0
>すごい音がした…。
死んだ?
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/04(金) 16:00:25.29 ID:aIXrOmwI0
「しまった、気絶してるぞコイツ。」
ピカチュウはボールの中で気を失っていた。間違いなく俺のボールがトドメとなったのだろう。
俺は虫ポケモンを蹴散らしながら出口まで行き、道路を突っ切ってニビシティに向かった。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/04(金) 16:45:23.26 ID:aIXrOmwI0
俺はニビシティに戻り、ポケモンセンターで一晩過ごした。
「今からニビジム挑戦!!応援ヨロシク! でいいよな、送信!」
グリーンにメールを送ってから、俺はポケモンセンターを出た。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/04(金) 17:28:43.81 ID:3iKBvnSAO
ポケモンアニメの仕様をそのままレッドとグリーンに置き換えたって感じかな?
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