過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:13:57.09 ID:hMoZjPKRo

「どうして、ですか」

「『情報』が足りないんです。
 例えば、傷痕が分かりやすいでしょうか。手足に負った傷は、深ければ痕として残ることがあります。
以下略



242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:14:29.39 ID:hMoZjPKRo

気付けば、美琴は妹たちに支えられて彼女らの自室へと戻る途中だった。
妹たちもまたショックを受けているのか、口数は少ない。

部屋の中では旅掛が仕事用のノートパソコンに向かい、作業をしていた。
以下略



243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:15:06.68 ID:hMoZjPKRo

「それは……記憶喪失ってことか?」

「うん。大怪我のせいだって」

以下略



244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:15:40.02 ID:hMoZjPKRo

「後悔を、飲み干す……?」

「そうだ。お前はそれを取り込んで、糧にしなきゃいけない。
 それはどんなに辛く、苦しいかはわからない。ひょっとしたら逃げ出したくなるかもしれない。
以下略



245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/10(日) 03:16:37.77 ID:CRRf4fL70
御坂ざまぁああっw


246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:16:54.77 ID:hMoZjPKRo

同時刻。
研究機関の最寄りの街にある安ホテルの一室に、インデックス、神裂、ステイルはいた。
その理由は彼らの上司であるイギリス清教最大主教ローラ=スチュアートに、上条の件について報告するためだ。
学園都市の機関内で堂々と通信用魔術を発動させるのはいささか問題がある。
以下略



247:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:18:01.57 ID:hMoZjPKRo

「しかし!」

語気を荒げる神裂に、初めてローラは顔を上げる。

以下略



248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:19:30.67 ID:hMoZjPKRo

「……ふざけるな! そんな勝手な言い分が、まかり通ると思っているのか!」

ついにステイルが憤怒の表情で怒鳴り散らす。
仮に目の前にローラ=スチュアートがいたならば、彼は迷わず紅炎を振るっていただろう。
以下略



249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage]
2011/04/10(日) 03:20:26.13 ID:UCJolAyto
支援


250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:20:46.07 ID:hMoZjPKRo

「ならば、必要悪の教会から彼とインデックスの護衛を出せば良いのではないですか!?」

『この状況下で人員に余裕はない、と言うたばかりでしょう。それならば禁書目録はイギリスに戻したほうが守るのはたやすい。
 そして上条当麻は学園都市の人間。まさか禁書目録と暮らさせるためにイギリスへ移住させる、なんて無茶は聞きたくないわ』
以下略



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