過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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638:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:35:50.44 ID:W8rEPNSco

アイテムの主砲たる麦野の攻撃の貫通能力は折り紙つきだ。
常に位置情報を得られる滝壺との組み合わせは暗部でも最強クラスの攻撃力と言っていい。
その威力はまさに一撃必殺、死ぬとはいかなくても当たれば確実に後遺症の残る怪我は負うはずだ。

以下略



639:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:36:38.40 ID:W8rEPNSco

夏休みはまったくそんなことはなかったのに。
経験したことのない未知の現象に、滝壺は珍しく困惑の表情を浮かべる。
それは浜面も同様だ。

以下略



640:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:37:07.91 ID:W8rEPNSco

にらみ合いを続ける美琴と麦野。

「……私も久しぶり、って返せばいいのかしら、『第四位』?」

以下略



641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/05/15(日) 03:37:37.71 ID:W8rEPNSco

「は、はァッ!?」

つややかな唇が紡いだ言葉に、美琴はたじろいでしまう。

以下略



642:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:38:49.27 ID:W8rEPNSco

「こっ、公衆の面前でそんなことを平然と叫ぶなんて! この変態!」

「けっ、どーせテメェだって全部意味分かってんだろぉ? カマトトぶってんじゃねぇぞ売女ァ!」

以下略



643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:39:27.48 ID:W8rEPNSco

バヂィ!! と空気が爆ぜる音がした。
『粒機波形高速砲』が美琴に当たる瞬間、彼女は右手をかざし、紫電を纏っただけ。
それだけのことで、放たれた光線は美琴の手前で虚空へと掻き消える。
当然、美琴は無傷だ。
以下略



644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:41:16.37 ID:W8rEPNSco

(私の粒機波形高速砲を『かき消した』……? 夏休みはせいぜい弾くのがやっとだったってのに)

無論、麦野の出力が低下していることは自覚している。
だが、例えば最大出力10億ボルトの『超電磁砲』の出力が一割に減ったところで、レベル4相当の1億ボルトは扱えるように、
以下略



645:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:41:46.13 ID:W8rEPNSco

良く見れば、麦野が纏っているのはこの病院の入院着だ。
上からコートを羽織っているせいで今の今まで気づかなかった。

「だから言ってんだろうが。『なんでそんなことしなきゃいけない』ってよ」
以下略



646:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:44:21.76 ID:W8rEPNSco

その傷痕に戸惑い、怯えるような美琴の表情を満足げに見つめ、麦野は特殊メイクを元に戻す。

「ついでに言うと、左腕はこんな感じ」

以下略



647:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:45:05.13 ID:W8rEPNSco

「……ねぇ」

「なんだよ」

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