過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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2011/05/28(土) 02:16:28.17 ID:2nJkUX9vo
「これがあなたの"派閥"の出し物なの?」
「ええ。ただこれを見てはしゃいだ男の子が中で足を滑らせて転んでしまって……。
そんな事情があって、中には誰も入れないようにしていますの。
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2011/05/28(土) 02:17:24.38 ID:2nJkUX9vo
「水流操作系の能力と、熱量操作系の能力を組み合わせたらこのお城を作れるんですか?」
初春が興味しんしんと言った様子で食蜂に問う。
以下略
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2011/05/28(土) 02:19:53.42 ID:2nJkUX9vo
氷の城に興味しんしんの佐天や、城を冷やして維持している能力者に話を聞きに行った初春をよそに、美琴と白井は食蜂と話を続ける。
「そう言えば御坂さん。あなたのクラスは生徒一人一人が論文を書いていましたわね。
あなたの論文を読んで、わたくし色々と感銘を受けましたの」
以下略
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2011/05/28(土) 02:22:09.24 ID:2nJkUX9vo
氷の城を堪能し、食蜂と別れた四人は再び校舎の中へと戻っていた。
「ねえ、お腹すかない?」
以下略
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2011/05/28(土) 02:23:16.83 ID:2nJkUX9vo
メニューを見つつぶるぶると肩を震わせる佐天と初春。
純然たる庶民の子である二人には、昼飯一食程度にぽんと出せる額ではない。
「ゼロが一つ多くないですか……?」
以下略
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2011/05/28(土) 02:24:36.12 ID:2nJkUX9vo
「木山せんせい、どうしてここに? というか、その両手いっぱいの料理は……?」
「……友人たちと一緒に来たんだが、緊急の用とやらで帰ってしまってね。もう料理を注文した後で途方に暮れていたんだ。
まだ手もつけていないし、まだ何も頼んでいなければ、良かったらこれを食べてくれないか」
以下略
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2011/05/28(土) 02:26:16.31 ID:2nJkUX9vo
「ところで、木山せんせいは前よりずいぶんと雰囲気が変わりましたよね」
今日の木山は白衣姿ではなく、教師が着るようなグレーのスーツを着ている。
短くした髪といい、以前の疲れた研究者然とした格好の時とは全く異なって見える。
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2011/05/28(土) 02:28:31.83 ID:2nJkUX9vo
とたんにテーブルの雰囲気が暗くなる。
『幻想御手』。
その言葉に凍りついた少女が一人。
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2011/05/28(土) 02:29:47.16 ID:2nJkUX9vo
「……それでは、その問題がクリアできない限り、教材の開発は行えないのでは?」
白井が訊ねる。
当然の質問だ。
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2011/05/28(土) 02:30:36.64 ID:2nJkUX9vo
「残念ながら、まだデータ不足でね。
普遍性を求めるのならば様々な系統の『高位能力者の演算パターン』のデータが必要なのだが、順調に集まっているとは言えないんだ。
実を言うと、『学舎の園』を訪れているのはそのためなんだよ」
以下略
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